2024年6月22日
世界5大時計とは?一流の高級時計メーカーについて徹底解説。
時計
皆さんは『世界3大時計』『世界5大時計』をご存じでしょうか?
伝統や格式の高さを重んじる超高級時計ブランドとして知られる事から、時計業界でも最上位の立ち位置を築いているのが世界3大時計ブランド、5大時計ブランドと呼ばれています。
さて、この記事では、世界3大時計と5大時計に数えられるブランドについて深く解説していきたいと思います。それぞれの魅力や歴史、共通点にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.高級時計好きなら知っておきたい世界3大時計と5大時計。
高級時計ブランドの中でも格が違うブランドがあります。
【世界3大時計】
・パテックフィリップ
・オーデマ ピゲ
・ヴァシュロンコンスタンタン
【世界5大時計】
・ブレゲ
・A.ランゲ&ゾーネ
【世界7大時計】
・ブランパン
・ロジェ・デュブイ
この章では、世界3大時計と5大時計、7大時計ブランドの魅力や歴史、人気モデルについて解説していきたいと思います。
1-1.【世界3大時計】パテックフィリップ
世界高級時計ブランドランキングでも必ず上位に入り込んでくるパテックフィリップ。3大時計の中でも圧倒的な知名度を誇ります。
1839年にスイスにて、前身であるパテックチャペック社を2人のポーランド人”アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペック”の手によって創業。
その後の1851年には時計技師のジャン・アドリアン・フィリップが合流し、社名を「パテックフィリップ」に変更しました。1881年には「高精度緩急調整機構」という技術特許を取得。これがきっかけとなり、現在までの高い技術力に繋がることとなります。
また、アメリカのジュエリーブランドの「ティファニー」とパートナーシップを結んでおり、2021年にはパートナーシップ170周年を記念して”ノーチラス 5711/1A-018”を限定で販売。ダブルネームで作られたこのモデルの落札価格は約7億3500万円。当時の時計業界を震撼させる出来事となりました。
ノーチラス
・1976年に生まれたブランド初のスポーツウォッチ
・潜水艦ノーチラス号の舷窓がモチーフ
・シーンを選ばず使える八角形のベゼルが特徴的
・爆発的にヒットした超人気モデル
アクアノート
・1997年に発売したノーチラスに次ぐ超人気モデル
・ラバーストラップ採用でカジュアルな見た目
・ノーチラス同様、八角形のベゼルが特徴的。
1-2.【世界3大時計】オーデマ ピゲ
1875年にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによってスイスで創業された時計メーカーのオーデマピゲ。時計界隈ではパテックと同じくらいの知名度を誇ります。
極薄の懐中時計やムーブメントの開発をしたことによって現代の時計史にもその名を刻み、1972年にはケース径39mmのステンレス製スポーツウォッチである”ロイヤルオーク”を発表。現在では世界3大時計ブランドとしての立ち位置を確立しています。
廃業や吸収合併される時計ブランドも多かった中、顧客も従業員も大切にしているオーデマピゲ。現在でも変わらないブランドの思いから、今後も世界三大時計ブランドというポジションは揺るがないでしょう。
ロイヤルオーク
・オーデマピゲの柱となるモデル。
・時計デザイナー、ジェラルドジェンタ氏の最高傑作。
・シンプル且つスポーティーなデザイン。
・四角に彫られたタペストリー文字盤も特徴の一つ。
ロイヤルオーク オフショア
・ロイヤルオークよりスポーティーなモデル。
・ラバーストラップや存在感のあるベゼルを採用。
・現代の時計の中でも卓越した重厚感。
1-3.【世界3大時計】ヴァシュロン・コンスタンタン
1755年にジャン=マルク・ヴァシュロンがスイスで時計工房を開いたことによって始まった”ヴァシュロン・コンスタンタン”。孫のジャック・バルテルミー・ヴァシュロンが経営を引き継いだ際に、現在のブランド名でもある「ヴァシュロン&コンスタンタン」が誕生しました。
創業者一族の手によって20世紀に入っても歴史を歩んできたヴァシュロン。
ブランドのアイコンである”マルタ十字”は1880年に初めて登場し、今でも”マルタ十字=ヴァシュロン”のイメージを確立。1996年にはリシュモングループ傘下に入りますが、創業からの約250年もの間、イメージを崩すことなく最高の品質で時計を作り続けています。
”伝統と歴史を重んじる”というブランドコンセプトに沿うように、クラシカルなデザインのモデルを多く製造。代表モデルである”オーヴァーシーズ”や”パトリモニー”などは現在でも多くの人々から愛され続けています。
パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンは世界3大時計ブランドとしての立ち位置を確立しているブランドです。
オーヴァーシーズ
・1996年登場モデルで、ブランド創立222周年を記念した「222」がベース。
・優れた防水性や耐磁性を備えたスポーツウォッチ。
・マルタ十字デザインのベゼルやブレスレットが特徴的。
パトリモニー
・2004年に登場したドレスウォッチ。
・無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴的。
・ケース全体にダイヤをあしらった高級感のあるモデルも存在。
1-4.【世界5大時計】ブレゲ
1775年、アブラアン・ルイ・ブレゲがフランスのパリで創業した世界5大時計メーカーの”ブレゲ”。創業者は数多くの複雑機構を開発したことで『時計の歴史を200年早めた天才時計師』として現代の時計史にその名を刻んでいることで有名です。
うるう年まで正確に日付表示をする”パーペチュアルカレンダー”や、重力や姿勢によって起きてしまう時間の誤差を抑える”トゥールビヨン”、音を鳴らして時刻を知らせてくれる”ミニッツリピーター”など”世界三大複雑機構”と呼ばれる機構を開発した功績があります。
1970年代に経営難に陥ってしまいましたが、ジュエリーブランドの「CHAUMET(ショーメ)」が買い取ったことで復活を果たしました。その後の1999年には世界最大の時計メーカー「スウォッチ グループ」に買収。2024年現在もブレゲはスウォッチグループの傘下ブランドとなります。
また、月のような形の穴が開いた針の”ブレゲ針”や独特の書体が特徴的な”ブレゲ数字”などの洗練されたデザインを発案。時計の機構からデザインまで全てこだわり強い時計ブランドです。
マリーン
・1990年に誕生したスポーティなモデル。
・ブレゲならではのデザインが詰まっているのが特徴。
・フランス海軍から着想を得て作られている。
クラシック
・創業者の理想の時計を表現したクラシカルなモデル
・見やすさ、 高精度、無駄のない洗練されたデザインを追求したモデル
・ブレゲファンから支持が厚い。
1-5.【世界5大時計】A.ランゲ&ゾーネ
1845年にアドルフ・ランゲの手によって創業された時計メーカー”A.ランゲ&ゾーネ”。
世界5大時計の中で唯一の”ドイツ時計”です。
元々銀の産地として栄えていたドイツのグラスヒュッテは貧困だったことから、新しい産業を確立するための支援を政府に繰り返し書簡を送って訴え続けました。政府へ思いが伝わり、15人の若者を時計師として育てることを条件に政府から融資を受けることができたことによってA.ランゲ&ゾーネの前身が生まれることとなります。
第二次世界大戦の最中、資産を国に没収されたことでランゲは消滅してしまいますが、1990年にはIWCやジャガールクルトのCEOとして実績のある”ギュンター・ブリュームライン氏”と協力し復活。その後は『ランゲ1』や『サクソニア』などの人気モデルを数多く打ち出し、現在の立ち位置を確立しています。
グラスヒュッテストライプやジャーマンシルバーなど、グラスヒュッテの伝統工芸を守った時計製造技法を活かして芸術的な美しさを実現しているブランドです。
ランゲ1
・1994年に誕生したブランドの復活を記念したモデル。
・A.ランゲ&ゾーネのアイコン的な時計
・オペラハウスの5分時計をモチーフにしたアウトサイズデイトが特徴的。
・ダイヤルはアシンメトリーとなっている
オデュッセウス
・2019年に発表された比較的新しいモデル。
・ケースはサテン仕上げで艶消し。
・中古だと定価を超えるモデルも多いほどの人気モデル。
1-6.【世界7大時計】ブランパン
1735年にスイスのヴィルレという村で創業した”ブランパン”。
現在残っている中でも”世界最古の時計ブランド”といわれています。
1970年代に一時はブランド存続の窮地に陥ってしまいましたが、1983年にジャン・クロード・ビバー氏とジャック・ピゲ氏が買収したことによって見事復活。1992年にはスウォッチグループ傘下にはいったことによって経営の基盤を固めました。
ブランパンは時計製造へのこだわりは非常に強く、機械式時計の品質や技術では世界を代表するブランドのひとつです。独自のデザインや品質にこだわっており、”機械式でラウンドフォルムしか採用しない”という強いポリシーを持っていることでも知られています。
フィフティ ファゾムス
・1953年発売の海の純粋な情熱をデザインや機能で表現しているモデル。
・モダンダイバーズウォッチの原型といえるシリーズ。
・最高峰の耐久性をアピール。
ヴィルレ
・1980年代初めに発売した最もクラシックなドレスウォッチ。
・ブランパンが創業した村の名前が由来。
・創業当時のベーシックなデザインを象徴している。
1-7.【世界7大時計】ロジェ・デュブイ
1995年創業の比較的新しい高級時計ブランドの”ロジェ・デュブイ”。
創業者であるロジェ・デュブイは、元々パテック フィリップの技術者を務めており、共同者のカルロス・ディアスは高級ファッションメーカーの経営者。時計×ファッションをかけ合わせた唯一無二なデザインのモデルを数多く展開しています。
スポーツウォッチの分野で類まれな成長を見せており、創業から10年程度で自社でムーブメントを開発するなど歴史が浅いのにもかかわらず”超実力派ブランド”として知られています。また、すべてのモデルでジュネーブシールを取得しているなどの実績もあり、時計製造に対しての熱意は7大時計ブランドの中でも非常に高いです。
・「プレイヤー(社交)」
・「ウォリアー(戦士)」
・「ベンチャラー(冒険者)」
・「ディーバ(歌姫)」
4つの世界観を掲げて時計製造をしているロジェデュブイは、現在リシュモングループ傘下に入り、資本が充実したことによってコストパフォーマンスや品質を向上させるのにも成功しています。
エクスカリバー
・「ウォリアー(戦士)」にあたるコレクション
・未来を創り出すというビジョンを体現しているモデル
・アーサー王の逸話に登場する剣と同じ名前
モネガスク
・「プレイヤー(社交)」にあたるコレクション
・モネガスク=モナコの人を意味する
・カジノのルーレットからインスピレーションを受けている
パルジョン
・「ベンチャラー(冒険者)」にあたるコレクション
・パルジョン=鼓動を意味する。
・スケルトン仕様なので立体感とメカニカルデザインが見て取れる。
ベルベット
・「ディーバ(歌姫)」にあたるコレクション
・歌姫のように美しいレディースライン。
・コレクションの全てにダイヤモンドがあしらわれている。
2.なにがすごい?世界5大時計ブランドの基準となる3つの共通点。
世界五大時計ブランドは世界的に有名な高級時計ブランドばかりですが、単純に名が知れているから認められているわけではなく、3つの共通点があります。
・ブランドネームが高い
・桁違いの技術力を持つマニュファクチュールメーカー
・長い歴史からくる信頼性
この章では、上記3つの共通点について解説していきたいと思います。世界五大時計ブランドとは、何がすごいのか…。その魅力に迫ります。
2-1.ブランドネームが高い。
世界5大時計、7大時計の共通点のひとつめは”ブランドネームが高い”ことが挙げられます。
ただ知名度が高いだけでなく、ユーザーからのイメージも良くないとブランドネームは高いとは言えません。世界に名を馳せるブランドは品質、技術力、デザイン性など、様々な面で高い評価を受ける必要があります。
時計製造に対する熱意やユーザーに対してのホスピタリティ精神など、独自のアイデンティティがあることによって世界を代表する時計ブランドとなるのです。
2-2.桁違いな技術力を持つマニュファクチュールメーカー。
マニュファクチュールメーカーとは、時計製造を自社で一貫して行うメーカーの事を指します。
それぞれのブランドによってどこに注力を注いでいるのかは大きく異なりますが、世界3大時計や5大時計は”マニュファクチュールメーカー”であるという共通点があります。
これによって、世界5大時計に数えられるブランドは高度な技術力があると言えます。高品質な時計の生産をしようとする熱意が、時計産業の発展や世界5大時計という立ち位置を確立するのに大きく影響しているのです。
また、高級時計は定価が高いので高い品質も求められます。
ユーザーからの期待に応えるために技術の革新を継続的に行い、高品質な腕時計を作り上げることに注力。どのブランドも時計の精度や耐久性の向上に取り組んでいます。
マニュファクチュールメーカーであることは、ブランドがどれほど時計製造に力を注いでいるかの指標になっています。
2-3.長い歴史から来る高い信頼性。
世界5大時計ブランドの共通点として”長い歴史があること”が挙げられます。
長い間売れているブランドとれきしが浅めのブランドでは、信頼性が全然違いますよね。
長い歴史がある事によって、多くの人々から支持されている証明にもなります。高品質であることや伝統を重んじて時計製造に臨んでいることがユーザーに伝わり、特別な価値観を持つというイメージもあります。
また、マニュファクチュールで時計製造を行っている世界5大時計ブランドは、歴史があるだけでなく技術の革新も怠りません。時が経つにつれて技術と価値も比例して上がるため、歴史を重ねることによって高級時計の評価に大きく関わっていると言えます。
以上が、世界5大時計ブランドの共通点となります。
それぞれのブランドによって何がすごいのかは異なりますが、良いブランドには必ずそれを証明する理由があるのです。
3.世界10大時計ブランド?!7大ブランド以外の高級時計ブランド3選
それぞれの国や客層などにもよって人気度合いや客層なども変わることから、実は世界時計10大ブランドというものは存在していないようです。
・ロレックス
・オメガ
・カルティエ
この章では、もし、世界10大ブランドがあったらこのブランドが選ばれるだろう!という予測をたてながら、世界7大時計以外の高級ブランドについて解説していきたいと思います。
3-1.ロレックス
世界の時計メーカーランキングで不動の人気1位を誇るブランド、ロレックス。
正直なところ「世界5大時計ブランドじゃないんだ」と思った方も多いと思います。ロレックスは完全防水の『オイスターケース』や0時ピッタリに日付が変わる『デイトジャスト機能』を開発した実績を持っていることから、10大ブランドには確実に入るでしょう。
多くの人々から人気を集めているブランドのロレックス。もしかしたら7大ブランドに入る可能性もあるかもしれません。
3-2.カルティエ
世界で初めての男性用腕時計”サントス”を誕生させたブランドのカルティエも世界10大ブランドが合ったら確実に入るブランドです。
世界初の功績を持っていることから「世界7大ブランドに入るのかな?」と思われがちですが、カルティエは”世界五大ジュエラー”に選ばれているジュエリーブランド。ジャンルが少し異なるイメージなので、入っていないのではないかと考えます。
世界5大ジュエラーは、カルティエ、ティファニー、ブルガリ、ハリー・ウィンストン、ヴァン クリーフ&アーペルが選ばれています。時計製造でも高い評価を受けていますが、時計よりもジュエラーとしての実力が評価されているといえるでしょう。
3-3.オメガ
オリンピックの公式タイムキーパーとして知られる腕時計ブランドのオメガ。
世界的に見てもシェア率や高い人気を誇っていることから、10大時計ブランドと言っても過言ではないでしょう。
ロレックスと肩を並べるほど知名度が高く、007シリーズでジェームズ・ボンドが身に着けている『シーマスター』や、NASAと月に行った実績のあるムーンウォッチ『スピードマスター』は、誰もが一度は聞いたことがあるモデルかと思います。
また、オメガは”マスタークロノメーター”という厳格な審査を通過したモデルを多く展開しており、精度の高い実用的な腕時計を作り上げていることで信頼性も抜群。初めての高級時計を買うならおすすめのブランドです。
4.世界レベルの技術力を持つ!日本の3大時計ブランド!
ここまでは、世界で人気の腕時計ブランドを中心に紹介させていただきましたが、日本の腕時計ブランドも忘れてはいけません。
・セイコー
・シチズン
・カシオ
ここでは、世界にも負けない技術力を持っている日本の3大時計ブランドについて解説していきたいと思います。
4-1.セイコー
1881年に服部金太郎氏の手によって”服部時計店”が創業したのがルーツとなるブランドの”セイコー”。メジャーリーガーの大谷選手や有名アニメとのコラボモデルを展開しているので、知っている方がほとんどではないでしょうか。
創業してから約10年後の1892年に時計製造工場「精工舎」を設立したことによって、セイコーの時計の歴史は始まります。1913年には懐中時計が主流だった時代に、初の日本製腕時計”ローレル”の製造を開始。その後も自動巻き時計やダイバーズウォッチなど様々なラインナップを展開し、世界に誇る腕時計ブランドになっていきます。
また、1969年に展開したクオーツ時計の『アストロン』が世界的に大ヒットしたことによって”クオーツショック”という社会現象を起こします。この時代には機械式時計を主軸としていたブランドが、廃業や経営難に追い込まれたほど大きな出来事となっています。
そんなセイコーの中には、高級路線に特化したもう一つのブランドがあります。
4-1-1.グランドセイコー
グランドセイコーとは、2017年にセイコーから独立した高級腕時計ブランドです。
名前を読むだけでセイコーの上位互換ブランドだということがわかります。
ハイクラスなポジションを明確にしたグランドセイコー。日本だけでなく世界的に見ても高い技術力を誇る超一流ブランドとしての立ち位置を確立しています。
また、独自で開発した機構である”スプリングドライブ”はクオーツと機械式時計の仕組みを掛け合わせた画期的な機構。実用性と機能性も超一流なグランドセイコーの時計は今後もブランドのイメージ揺らぐことはないでしょう。
4-2.シチズン
1918年山﨑亀吉氏が立ち上げたシチズンの前身である「尚工舎時計研究所」が設立。1924年には「国産時計をつくりたい」という思いの元、CITIZENと名付けられた懐中時計が製作されました。
そこから約6年後の1930年にはシチズン時計株式会社を設立したことでシチズンブランドがスタート。1931年にはシチズン初の男性用手巻腕時計『シチズン(F)』が誕生iso1957年まで製造されるロングセラーモデルとなりました。現在では10代の若い世代からシニア世代まで幅広く愛されている腕時計ブランドです。
また、シチズンが独自開発した『エコドライブ』は、室内のわずかな光でも時計を動かし続ける画期的な技術。暗闇でも6ヶ月以上動き続けることができるほど素晴らしい機能となっています。
4-3.カシオ
1946年に電算機器メーカーとして創業した”カシオ”。
投げても壊れないタフな時計『G-SHOCK』で有名ですが、設立当初は計算機などの電子機器の製造を行なっていました。その後さまざまな分野で事業を展開したことによって、現在までの立ち位置を確立しています。
1974年、シチズンによって起きたクォーツショック真っ只中のころ、カシオも初めてのクオーツ式腕時計である『カシオトロン QW02』を打ち出しました。日付修正の手間がない”オートカレンダー機能”を搭載したモデルです。
日本が世界に誇る3大時計ブランドは技術力と想像力、そして時計製造に対する熱意が強く感じられます。今後も私たち日本人の誇りであり続けるでしょう。
5.まとめ:世界5大時計は格の違うブランド
いかがだったでしょうか?
今回は、世界5大時計について深く解説させていただきました。
世界5大時計ブランドは『高い技術力で美しい時計を生み出している』ことから、多くの時計ファンの信頼を勝ち取っています。いつの日か手に入れたい憧れのブランドです。
皆さんにとっての参考となっていれば幸いです。