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高級時計は、単なる道具ではありません。その一本が語るのは、ブランドの歴史であり、職人の技術であり、そして持ち主の価値観そのものです。とはいえ、名の知れたブランドが数多くある中で、「どの時計が本当に格が高いのか」を判断するのは、簡単ではありません。価格や人気だけでは見えてこない、ブランドの“本質”がそこにはあります。 そこで本記事では、5つの観点から、世界の高級時計ブランドを完全オリジナル版として総合的に格付けしました。2026年最新版のTOP30として、読み応えのある内容でお届けします。これから時計選びを始める方も、すでに一本お持ちの方も。このランキングを通して、時計ブランドの“格の違い”を感じていただければ幸いです。 1.高級時計の「格付け」を決める5つの要素 出典:ROLEX どのブランドが上で、どのブランドが下か――。 そんな単純な比較では語れないのが、高級時計の世界です。ブランドごとに個性があり、価値観も人それぞれ。だからこそ“格”という視点で見つめ直してみることも大切です。 ブランドが歩んできた歴史や技術的な裏付け、世間での認知度や資産としての安定性、そして身につけたときに感じるステータス性など、さまざまな観点から総合的に判断する必要があります。ここでは、ランキングを構成する基準として設定した5つの評価要素について、それぞれの意味と重要性を詳しく解説していきます。 ①:歴史 時計ブランドの格を語るうえで、“いつから存在しているか”は欠かせない視点です。創業から100年以上の歴史を持ち、王侯貴族や著名人に愛されてきたブランドには、時代を超えて受け継がれてきた物語と風格があります。 歴史が長いブランドほど、独自の哲学や技術を守り続けており、それ自体が信頼の証でもあります。時計づくりにおける真摯な姿勢と伝統が、ブランドの“格”を確かなものにしているのです。 ②:知名度 知名度は、ブランドの“社会的認知度”を測る指標です。街中や雑誌、映画などで自然と目にすることが多いブランドは、それだけ多くの人に支持され、浸透している証といえます。 ただ有名なだけでなく、“憧れ”として語られる存在であるかどうかも重要なポイント。高級時計の知名度は、時にブランドのステータスや信頼性にも直結するため、格付けにおいても無視できない要素です。 ③:技術力 どれだけ優れたムーブメントを自社で開発し、どれほど精緻な仕上げを施しているかも格付け要素のひとつ。技術力は、時計の内側に宿る“真価”を示すものです。トゥールビヨンや永久カレンダーなどの複雑機構を手がけるブランドはもちろん、シンプルながら精度にこだわるブランドも高く評価されます。 見た目の美しさと並び、内部の設計や製造にどれだけの手間と技術が注がれているかは、時計ブランドの本質的な“格”に直結します。 ④:資産価値 高級時計は単なる趣味の品ではなく、資産としての側面も持ちます。特に人気モデルは市場で価値が安定しており、時には購入価格以上で取引されることも。中古市場やオークションでの相場、ブランド全体のリセール力などを踏まえると、その時計が“持っていて安心できる価値”を備えているかが見えてきます。 価格変動の少ないブランドほど、信頼され、資産価値の高い存在として格付けにおいても優位となるのです。 ⑤:ステータス性 最後に重要なのが“ステータス性”。これは、身に着けた際に自然とにじみ出る“格の高さ”そのものです。社会的地位や感性をさりげなく示し、「この時計を選んでいる人ならきっと…」と周囲に印象を与える力を持つブランドは、単なる高級品以上の価値を持ちます。 控えめながら確かな存在感。誰もが振り返る派手さではなく、“わかる人にはわかる”という信頼と誇りが、真のステータス性を生み出しているのです。 それぞれのブランドがどのような強みを持ち、どの要素で高く評価されているのか。次章では、これら5つの指標をもとに、2026年最新版の高級時計ブランドの格付けランキングTOP30をご紹介していきます。 2.高級腕時計ハイブランドの格付けランキングTOP30【2026年最新版】 本ランキングでは、「歴史・知名度・技術力・資産価値・ステータス性」の5つの評価軸をもとに、ブランドを総合的に格付けしました。各ブランドの個性と背景にも触れながら、時計選びの参考としてもお楽しみいただける内容になっています。 それでは、2026年最新版の高級時計格付けランキングを見ていきましょう。 ※本ランキングは、歴史や技術力、ステータス性など5つの観点をもとにオリジナル版として独自に評価したものであり、一般的な市場ランキングとは異なる視点で構成しています。 1位:パテックフィリップ 出典:patek philippe 🏆格付け1位: 総合評価:5.0 / 5.0 本記事にてご紹介する高級時計の格付けランキング1位は言わずと知れた“時計界の頂点”。創業1839年、スイス・ジュネーブに本拠を構えるパテック フィリップ。歴史、技術、知名度、資産価値のどれをとっても世界最高峰の存在です。永久カレンダーやミニッツリピーターなど複雑機構の分野で圧倒的な地位を築き、愛好家からも絶大な信頼を得ています。中古市場でも資産価値は極めて高く、“一生モノ”として名実ともにトップに君臨するブランドです。 2位:オーデマピゲ 出典:Audemars Piguet 🏆格付け2位: 総合評価:5.0 / 5.0 格付け2位に選ばせていただいたの高級時計ブランドはスイスのジュラ山脈に拠点を置くオーデマピゲ。 1875年の創業以来、自社一貫製造を守り続けてきた名門です。特に1972年に発表された「ロイヤルオーク」は、ラグジュアリースポーツウォッチの原点として時計史に名を刻みました。大胆で力強いデザインと、比類なき技術力が融合したモデルは、富裕層を中心に高い支持を獲得。ステータス性、芸術性、独自性のすべてにおいて、他を圧倒する存在感を放っています。 3位:ヴァシュロン・コンスタンタン 出典:Vacheron Constantin 🏆 格付け3位:総合評価:4.9 / 5.0 格付けランキング第3位は、1755年創業という長い歴史を持ち、世界最古の時計ブランドとして知られるヴァシュロン・コンスタンタン。クラシカルで上品なデザインと、超複雑機構の製造において高い評価を得ており、世界中の時計愛好家から支持されています。とくに、芸術性と精度を兼ね備えた「パトリモニー」や「オーヴァーシーズ」などのコレクションは、一度は手にしてみたいと憧れる人も多いはず。希少性や格式を重視する層に根強い人気があり、資産性やブランド力においてもトップクラスです。 4位:ロレックス 出典:ROLEX 🏆 格付け4位:総合評価:4.9 / 5.0 世界中で圧倒的な知名度と信頼を誇るロレックス。今回は「資産価値」が圧倒的に高いという点から格付け4位に選ばせていただきました。1905年創業以来、耐久性と実用性を追求したモデルを展開し、「腕時計の完成形」とも評されるブランドです。デイトナやサブマリーナといった人気モデルは、正規販売店での入手すら困難なほどの需要を誇り、中古市場でも高額で取引されています。資産価値の高さはもちろん、装着したときの満足感や安心感も別格。ステータスシンボルとしても名高く、まさに“万能型”の高級時計ブランドといえるでしょう。 5位:ブレゲ 出典:BREGUET 🏆格付け5位: 総合評価:4.9 / 5.0 アブラアン=ルイ・ブレゲによって18世紀後半に設立され、時計史に数々の革新をもたらしたブレゲ。トゥールビヨン、ブレゲ針、ギョーシェ彫りなど、現代の機械式時計にも通じる技術の多くが彼の手によるものです。その革新性と伝統を融合させたデザインは、他のブランドにはない気品と個性を放っています。現在はスウォッチグループに属しつつも、独自の哲学を守り続けており、知識層や伝統を重んじるユーザーに強く支持されています。クラシカルな時計を探している方には見逃せないブランドです。 6位:ランゲ&ゾーネ 出典:A.Lange & Söhne 🏆格付け6位: 総合評価:4.9 / 5.0 ドイツ・グラスヒュッテ発の名門ブランドとして、ランゲ&ゾーネはスイスのトップブランドと肩を並べる存在です。戦後に一度途絶えた歴史を、1990年代に再興。その後は精巧なムーブメントと丁寧な仕上げで世界中の時計愛好家を唸らせてきました。特にケースバックから見えるムーブメントの美しさは圧巻で、審美性を求めるユーザーから高く評価されています。実用性に加えて高い芸術性も兼ね備えており、真に“わかる人”に選ばれるブランドと言えるでしょう。 7位:リシャール・ミル 出典:Richard Mille 🏆 格付け7位:総合評価:4.8 / 5.0 2001年に誕生した比較的新しいブランドながら、ラグジュアリースポーツの王者として一気にその名を世界へ広げたリシャール・ミル。超軽量素材やF1技術を応用した革新性に加え、桁違いの価格帯で唯一無二の存在感を放っています。数千万クラスのモデルが多く、着用者には富と地位があることを如実に示す“動く資産”と呼ぶにふさわしいブランドです。 8位:オメガ 🏆 格付け8位:総合評価:4.7 / 5.0 NASA公式のムーンウォッチとして知られる「スピードマスター」や、ダイバーズの名機「シーマスター」など、オメガは長年にわたり高精度と耐久性を追求してきた実力派ブランドです。洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、比較的手が届きやすい価格帯ながら資産価値も高め。初めての高級時計としても、次の一本としてもおすすめできる存在です。 9位:カルティエ 出典:Cartier 🏆 格付け9位:総合評価:4.7 / 5.0 ジュエリーブランドの印象が強いカルティエですが、時計においても確かな技術と美意識で一目置かれる存在です。「タンク」や「サントス」などの代表モデルは、時代を超えて愛され続けています。装飾性と品格を兼ね備えたデザインは、ビジネスシーンからフォーマルまで対応可能。時計初心者から上級者まで、幅広い層に人気です。 10位:ジャガー・ルクルト 出典:Jaeger-LeCoultre 🏆 格付け10位:総合評価:4.7 / 5.0 「時計界の技術屋」として知られるジャガー・ルクルトは、自社一貫製造にこだわり、多くの名門ブランドにムーブメントを供給してきた実力派。レベルソやマスターシリーズなど、芸術性と実用性を両立したモデルが揃っています。技術力は最高峰でありながら、控えめなブランドイメージにより“通好み”として愛される存在です。 11位:ブランパン 出典:BLANCPAIN 🏆 格付け11位:総合評価:4.6 / 5.0 創業1735年と、現存する最古の時計ブランドとされるブランパン。ダイバーズの名機「フィフティ ファゾムス」は、軍用モデルとしても有名です。古典的な美しさと革新技術の融合で、時計通から高い支持を集めています。あまり派手な宣伝を行わないため、知る人ぞ知るブランドという位置づけですが、そのぶん深い満足感を味わえる一本です。 12位:ピアジェ 出典:PIAGET 🏆 格付け12位:総合評価:4.6 / 5.0 超薄型ムーブメントの名手として知られるピアジェ。ジュエリー分野でも高い評価を得ており、ラグジュアリーと技術力を高いレベルで両立したブランドです。ドレスウォッチとしての上品さと精密な機構を併せ持ち、特に女性からの人気も高いのが特徴。エレガンスを重視する大人にぴったりのブランドといえるでしょう。 13位:グランドセイコー 出典:Grand Seiko 🏆 格付け13位:総合評価:4.6 / 5.0 日本が誇る高級時計ブランド、グランドセイコー。1960年の誕生以来、「正確さ」「美しさ」「見やすさ」を追求し続け、スプリングドライブや高振動ムーブメントなどの技術革新で世界からも高く評価されており、国内ブランドの中では資産価値が高いです。近年では国際的な存在感も増しており、実用性と品質の高さは折り紙付き。海外ブランドに劣らぬクオリティで、日本人の美意識を体現した一本です。 14位:ウブロ 出典:HUBLOT 🏆 格付け14位:総合評価:4.5 / 5.0 斬新な素材使いやビッグバンなどの力強いデザインで、一大トレンドを築いたウブロ。比較的新しいブランドながらも、ファッション感度の高いセレブやアスリートの支持を集めてきました。伝統にとらわれない“フュージョン”の精神で、現代的な高級感を演出。スポーティーでラグジュアリーなデザインは、若い世代のステータスアイコンとしても注目を浴びています。 15位:ゼニス 出典:ZENITH 🏆 格付け15位:総合評価:4.5 / 5.0 エル・プリメロで名高いゼニスは、自社製クロノグラフムーブメントの先駆者として高い技術力を誇ります。1969年に世界初の自動巻きクロノグラフとして誕生したエル・プリメロは、現在でもその完成度の高さで愛されています。派手さは控えめながら、機械式時計の本質を極めた一本を求める人にとって、ゼニスは極めて堅実な選択肢といえるでしょう。 16位:IWC 出典:IWC Schaffhausen 🏆格付け16位: 総合評価:4.4/ 5.0 1868年創業のスイスブランドながら、創業者がアメリカ人という異色のルーツを持つIWC。パイロットウォッチやポルトギーゼといった象徴的なモデルが知られており、クラシカルかつ堅実なデザインが魅力です。高い技術力と品質管理、実直なブランド哲学が評価され、特に男性からの人気が根強い存在。派手さよりも機能美を重視する方に適したブランドです。 17位:ショパール 出典:Chopard 🏆 格付け17位:総合評価:4.3 / 5.0 ジュエリーブランドとしても有名なショパールは、時計分野でも独自の世界観を築いてきました。「ハッピーダイヤモンド」や「L.U.C」などのコレクションは、上品さと華やかさを兼ね備え、特に女性層から高い支持を集めています。時計製造にも力を入れており、近年では本格的な自社ムーブメント開発も推進。エレガントでありながら実力派な一面も見逃せません。 18位:パネライ 出典:PANERAI 🏆格付け18位: 総合評価:4.3 / 5.0 イタリア海軍のための軍用時計をルーツに持つパネライは、存在感のあるクッションケースとシンプルなダイヤルがトレードマーク。力強く、視認性に優れたデザインは一目でそれとわかる個性を持ち、ファッション性も抜群です。ムーブメントの開発にも力を入れており、近年では自社製キャリバーも多数ラインナップ。カジュアルにもビジネスにも映える万能な一本です。 19位:パルミジャーニ・フルリエ 出典:Parmigiani Fleurier 🏆 格付け19位:総合評価:4.2 / 5.0 スイスの独立系高級時計ブランド、パルミジャーニ・フルリエ。1996年創業と歴史は浅いものの、自社ムーブメントの開発力と高い仕上げ技術が際立ちます。ブランドの哲学は「伝統と革新の融合」。トノー型の「カルパ」やシンプルで美しい「トンダ」など、芸術性の高いコレクションも魅力。知名度はまだ控えめですが、通好みの一本として高評価です。 20位:ロジェ・デュブイ 出典:Roger Dubuis 🏆 格付け20位:総合評価:4.1 / 5.0 アヴァンギャルドなデザインと高度な機械技術で知られるロジェ・デュブイ。1995年に創業し、比較的新しいブランドながらも全モデルでジュネーブ・シールを取得するなど、品質へのこだわりは折り紙付き。スケルトン構造やトゥールビヨンを取り入れたダイナミックなデザインは、独創性に富み強いインパクトを放ちます。華やかでテクニカルな時計を求める方におすすめです。 21位:チューダー 出典:TUDOR 🏆格付け21位: 総合評価:4.1 / 5.0 ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したチューダーは、近年では独自路線を強化し、高いコストパフォーマンスと堅牢なつくりで人気を集めています。自社ムーブメントの開発も進み、技術面でも着実に成長。代表作「ブラックベイ」シリーズはデザイン・性能ともに優れており、初心者から時計愛好家まで幅広い層から支持を得ています。 22位:タグホイヤー 出典:TAG Heuer 🏆 格付け22位:総合評価:4.1 / 5.0 モータースポーツとの深い関わりから、多くのレーシングファンに愛されるタグホイヤー。特に「カレラ」や「モナコ」などのアイコニックなモデルは高い人気を誇ります。歴史も古く、精度や耐久性にも定評がありますが、比較的手の届きやすい価格帯のため、資産価値はやや控えめ。ただし実用性重視のユーザーには非常に満足度の高いブランドです。 23位:ベル&ロス 出典:Bell & Ross 🏆格付け23位: 総合評価:4.0 / 5.0 航空機のコックピット計器をモチーフにしたデザインで知られるベル&ロス。1992年に設立された比較的新しいブランドながらも、ミリタリーやパイロットウォッチの分野で個性を発揮しています。スクエア型ケースが印象的で、ミリタリー×ラグジュアリーの融合がコンセプト。市場ではニッチな存在ですが、他人と被らない時計を探している方に好まれるブランドです。 24位:ジラール・ペルゴ 出典:Girard-Perregaux 🏆 格付け24位:総合評価:3.9/ 5.0 1791年創業という長い歴史を持つ老舗ブランド、ジラール・ペルゴ。トゥールビヨン・スリーゴールドブリッジなどで技術的な評価も高く、クラシックなデザインと伝統的な製法が特徴です。近年はやや知名度が落ち着いており、ブランドとしての存在感は控えめになりつつあるものの、時計通には根強いファンがいます。伝統を重んじる層に支持される玄人好みのブランドです。 25位:フランクミュラー 出典:Franck Muller 🏆 格付け25位:総合評価:3.8/ 5.0 個性的なトノー型ケースとアラビア数字で一躍有名になったフランク ミュラー。1992年に創業し、比較的若いブランドながらも天才時計師としての名声と独特の世界観でファンを獲得してきました。独創的なデザインと複雑機構を組み合わせたモデルが特徴で、ファッション性も抜群。ただし市場での評価はやや波があり、資産性よりデザイン重視の方に向いています。 26位:ブライトリング 出典:Breitling 🏆 格付け26位:総合評価:3.7 / 5.0 航空時計の代名詞として知られるブライトリングは、1884年創業の老舗ブランド。パイロットウォッチに特化した設計と、クロノグラフ機能の信頼性の高さでプロフェッショナルにも愛用されています。代表作「ナビタイマー」や「クロノマット」はデザイン・機能ともに高評価。一方で流通量が多いため、資産価値の面ではやや控えめとなっています。 27位:ロンジン 出典:LONGINES 🏆 格付け27位:総合評価:3.6/ 5.0 1832年創業という長い歴史を持つロンジンは、スイス時計業界でも指折りの老舗ブランド。エレガントなデザインと安定した品質で、幅広い層に親しまれています。価格帯が比較的手ごろなため、入門ブランドとしても人気。一方で、流通数の多さから資産性はあまり期待できない面も。歴史あるブランドに親しみやすく触れたい方にはおすすめです。 28位:コルム 出典:CORUM 🏆 格付け28位:総合評価:3.6 / 5.0 独創的なデザインとコンセプトで知られるコルムは、1955年創業の比較的新しいブランド。「コインウォッチ」や「アドミラルズカップ」など、ユニークなアイデアで個性を発揮しています。伝統的なスイス時計とは一線を画したスタイルは好みが分かれますが、その分熱狂的なファンも存在。投資目的よりも、自分らしさを表現したい方に向いています。 29位:ボーム&メルシエ 出典:BAUME & MERCIER 🏆 格付け29位:総合評価:3.5/ 5.0 1830年創業という長い歴史を持つボーム&メルシエは、クラシックで落ち着いたデザインが特徴のブランド。リシュモングループ傘下として安定した品質管理がされていますが、全体的に控えめな印象が強く、知名度やステータス性では他ブランドに劣る面も。資産価値も限定的で、あくまで「普段使いできる上品な時計」としての位置づけです。 30位:ハリー・ウィンストン 出典:HARRY WINSTON 🏆 格付け30位:総合評価:3.5/ 5.0 ジュエリーブランドとして圧倒的な知名度を誇るハリー・ウィンストンですが、時計分野ではやや後発組にあたります。ラグジュアリー感のある華やかなデザインと、宝石との融合が最大の魅力。技術面や資産性ではやや控えめな評価にとどまりますが、ジュエリーと合わせて楽しめるファッション性の高いタイムピースを求める方に支持されています。 以上、高級時計ブランドの格付けランキングTOP30をご紹介しました。時計選びの参考にしていただくと同時に、ブランドそれぞれの魅力を再発見するきっかけとなれば幸いです。 3.【FAQ】高級時計の格付けに関するよくある質問 高級時計ブランドの格付けについて、読者の方から特によく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。はじめて腕時計の高級ブランドに触れる方はもちろん、買い替えや資産価値を重視している方も参考にしてみてください。 3-1.買ってはいけない高級時計ブランドはありますか? 一般的に「買ってはいけない」とまで言われる高級時計ブランドは存在しません。しかし、購入目的によっては注意が必要です。たとえば資産価値やリセールを重視する方にとっては、流通量が少なく再販価格が不安定なブランドや、限定モデルばかりを展開するブランドは避けたほうがよい場合があります。 新品定価1000万円を超える時計であっても、売却時に半額以下になってしまうモデルも数多くあります。資産価値やリセールを重視したい方は、参考までに中古市場での需要や実際の二次流通での販売価格等も購入前にチェックしておきましょう。 3-2.高級時計の“格付け”はどうやって決まるのですか? 本記事の格付けは、「歴史」「知名度」「技術力」「資産価値」「ステータス性」の5つの指標をもとに、独自の視点で総合評価を行っています。一般的な価格の高さや人気だけでなく、製造背景や職人技、ブランドの一貫性なども加味しています。そのため、格付け順位が異なることがあります。 3-3.世界三大時計ブランドはどのブランドのことですか? 「世界三大時計ブランド」とは、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの3ブランドを指します。いずれもスイス発祥で、長い歴史と比類なき技術力を誇る老舗ブランドです。複雑機構を極めた芸術的な時計を数多く手がけており、時計愛好家の間では“雲上ブランド”とも称されています。 3-4.初めての高級時計でおすすめのブランドはありますか? はじめて高級時計を購入する方には、ロレックスやオメガといった信頼性の高いブランドがおすすめです。これらのブランドは品質・デザイン・リセール価値のバランスがよく、初心者にも安心して選ばれています。また、ビジネスシーンやプライベートでも活用しやすい定番モデルが豊富に揃っているのも魅力です。 3-5.若い世代に人気の高級時計ブランドはどこですか? 20代〜30代の若い世代には、オメガやタグホイヤー、ウブロといったスポーティかつ個性を演出できるブランドが人気です。見た目のインパクトやファッション性を重視する層に支持されており、SNSやストリートカルチャーとの親和性も高い点が特徴です。価格帯も比較的選びやすいモデルが多く、初めての一本としても選ばれています。 4.まとめ|格付けから見る、憧れの高級時計の世界 高級時計の格付けは、単なる“値段の序列”ではありません。歴史、技術、ステータス性など、ブランドごとに築き上げてきた背景や哲学が反映されたものです。今回ご紹介したTOP30は、そうした多面的な魅力をもとに総合評価した結果であり、それぞれのブランドが持つ個性と価値を再発見できる内容となりました。 “いつかは手に入れたい”と思わせる時計は、時間を刻む道具以上の存在です。人生の節目や想いとともに寄り添い、自分だけのストーリーを描いていく存在になり得ます。ぜひこの格付けを参考に、あなたにとっての一生ものの相棒にもなり得る「憧れの一本」と出会ってみてください。 この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。 高級時計を売るなら買取実績豊富な「ESTIME/エステメ」 高級時計の売却を検討されている方は、信頼と実績のある買取店を選ぶことが重要です。ブランド買取店「ESTIME/エステメ」では、パテック フィリップやロレックスをはじめ、オーデマピゲやリシャールミルなど、高級時計の買取実績が多数ございます。 経験豊富な鑑定士が多数在籍しており、最新の相場や市場動向をもとに正確な査定を行っております。査定にかかる費用や手数料は完全無料で、「宅配買取」「出張買取」24時間受付の「LINE査定」など、ご都合に合わせた査定方法をお選びいただけます。査定だけでも大歓迎ですので、「今の価値を知っておきたい」という方もぜひお気軽にご相談ください。 高級時計をはじめ、ご自宅に眠っているブランド時計やジュエリー、バッグ、貴金属、宝石、アパレルの売却をお考えの際は、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にぜひお問い合わせください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/worlds-five-major-watch/ https://estime.co.jp/column/jewelrybrand-evaluation/ https://estime.co.jp/column/high-price-watches/
2025年4月に『WATCHES & WONDERS GENEVA 2025/ウォッチズアンドワンダーズ』が待望の開催。IWCシャフハウゼンをはじめ、全60ブランドが参加し注目を集めています。 根強い人気を誇るIWCの新作発表を切望していた方も多いのではないでしょうか?? さて、この記事では、今回のウォッチアンドワンダーズで発表されたIWCの新作を一挙紹介。わかりやすくまとめていますのでぜひ最後までご覧ください。 1.【2025年】IWCシャフハウゼン新作モデル一覧 【新作モデル①】インヂュニア オートマティック 35 出典:IWC 定価 ¥1,554,300~5,753,000 ケース径 35.1㎜ 本体素材 ステンレス/18Kレッドゴールド ブレスレット ステンレス/18Kレッドゴールド キャリバー 47110 パワーリザーブ 42時間 IWCの人気コレクション「インヂュニア」に、ケース径を35mmにサイズダウンした新作3モデルが登場。従来のシルバー、ブラック文字盤に加え、レッドゴールドケース×ゴールドダイアルのラグジュアリーなバリエーションも仲間入りしました。いずれも自社製キャリバー47110を搭載し、裏蓋はシースルーバック仕様。ムーブメントの美しさを楽しめるだけでなく、偽造対策としても一役買っています。中でもゴールドモデルは重厚感と華やかさを兼ね備えた1本。ステンレス仕様の価格は約155万円、ゴールド仕様は約575万円と、選択肢の幅が広がるラインナップです。今後の追加カラーにも注目が集まります。 【新作モデル②】インヂュニア オートマティック 40 出典:IWC 定価 ¥7,076,300 ケース径 40.0㎜ 本体素材 18Kレッドゴールド ブレスレット 18Kレッドゴールド キャリバー 32111 パワーリザーブ 120時間 IWCの技術美を堪能できる「インヂュニア」シリーズに、新作が続々登場。注目はレッドゴールド製ケースの「オートマティック 40」。ケース・ブレスレットともに華やかな18Kレッドゴールドを採用し、黒文字盤とのコントラストが際立つラグジュアリーな1本に仕上がっています。40mmのケースサイズはそのままに、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを巧みに組み合わせた外装が、上質さを際立たせます。 裏蓋はシースルー仕様で、最大120時間のロングパワーリザーブを誇る自動巻きCal.32111の動きを堪能可能。円形ジュネーブストライプや素材刻印のためのくぼみなど、細部にまでこだわりが詰まった仕上がりです。価格は7,076,300円(税込)。IWCならではの実用性と気品を兼ね備えた新定番です。 【新作モデル③】インヂュニア オートマティック 42 出典:IWC 定価 ¥2,961,200 ケース径 42.0㎜ 本体素材 セラミック ブレスレット セラミック キャリバー 82110 パワーリザーブ 60時間 WCの人気コレクションに、ブラックセラミック製の「インヂュニア オートマティック 42」が登場。2023年モデルがステンレス製だったのに対し、今回の新作はセラミックを採用。ケース径も42mmとややサイズアップしています。ダイアルは立体的な構造が美しく、ケースと統一感のあるオールブラック仕様が魅力。さらに裏蓋はトランスパレントに変更され、黒く着色されたサファイアクリスタル越しに、自社製キャリバー82110の動きを堪能できます。 約60時間のパワーリザーブを備え、ムーブメント内部の高負荷パーツにもセラミックを用いるなど、耐久性と実用性を両立。価格は2,961,200円(税込)で、見た目も中身も進化した新たなインヂュニアです。 【新作モデル④】インヂュニア パーペチュアルカレンダー 41 出典:IWC 定価 ¥5,625,400 ケース径 41.6㎜ 本体素材 ステンレス ブレスレット ステンレス キャリバー 82600 パワーリザーブ 60時間 【新作モデル⑤】映画「F1」コラボ インヂュニア オートマティック 40 出典:IWC 定価 ¥1,954,700 ケース径 40.0㎜ 本体素材 ステンレス ブレスレット ステンレス キャリバー 32111 パワーリザーブ 120時間 映画『トップガン マーヴェリック』の監督が手がけ、ブラッド・ピットが主演を務める話題作『F1』とのコラボから誕生した特別なインヂュニアが登場。作中で主人公が着用していたから着想を得た本作は、美しいグリーンダイアルにゴールドの針・インデックス・日付窓が映える上品な仕上がり。 40mmのステンレスケースには、耐磁性を高めるインナーケースを搭載しているため、裏蓋はソリッド仕様に。搭載するムーブメントは約120時間のパワーリザーブを誇る自社製Cal.32111。限定1000本、価格は1,954,700円(税込)。映画の世界観を纏った、希少性の高い1本に仕上がっています。 【新作モデル⑥】映画「F1」コラボ パイロットウォッチ クロノグラフ APXGP 出典:IWC 定価 ¥1,052,700 ケース径 41.0㎜ 本体素材 ステンレス ブレスレット ラバー キャリバー 69385 パワーリザーブ 46時間 映画『F1®』に登場する架空のチーム「APXGP」へのオマージュとして誕生した特別モデル「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 APXGP」。ブラックの文字盤にホワイトのアラビア数字とゴールドの分目盛りがプリントされ、針やインデックスもゴールドで統一。裏蓋にはゴールドプリントの「APXGP」ロゴがあしらわれ、ブラックのラバーストラップにはチームロゴの刻印入りです。 心臓部には、自社製キャリバー69385を搭載。縦型サブダイヤルやコラムホイール式クロノグラフなど、視認性と操作性を兼備した仕上がり。EasX-CHANGE®システムにより、ストラップの着脱も簡単に行える特別仕様となっています。 2.【2024年】IWCシャフハウゼン新作モデル一覧 2-1.【2024年新作】ポルトギーゼ・オートマティック 40 出典:IWC 定価 IW358402=¥2,750,000 IW358401=¥2,596,000 ケース径 40㎜ 本体素材 IW358402=ホワイトゴールド IW358401=レッドゴールド ブレスレット レザー キャリバー 82200 パワーリザーブ 60時間 ポルトギーゼ・オートマティック 40からは2色の新色展開。 ホライゾンブルーとオブシディシアンです。 既存モデルである40㎜ケースのモデルを踏襲しており、丸いフォントであしらわれたアラビア数字のインデックスと6時位置のスモールセコンドが特徴的です。 ケースデザインはこれまでのモデルよりも美しくなって再解釈されていることから、エレガントさが感じ取れます。 2-2.【2024年新作】ポルトギーゼ・オートマティック 42 出典:IWC 定価 ¥1,870,000~ ケース径 42㎜ 本体素材 IW501707:レッドゴールド IW501705:ステンレス IW501708:ホワイトゴールド IW501704:ステンレス IW501702:ステンレス IW501701:ステンレス ブレスレット レザー、SS キャリバー 52011 パワーリザーブ 168時間 ポルトギーゼ・オートマティック 42からは何と6種類の新色展開。 大まかなデザインは既存のモデルから変更は加えられてはいないですが、サイドの見た目をスリムにするといった見直しを行っています。 また、こちらのモデルで特徴的なのは何と言ってもパワーリザーブ。 約7日間の長時間駆動のパワーリザーブを搭載していることによって、機械式時計の巻き忘れなどの煩わしさはこれで解決でしょう。 2-3.【2024年新作】ポルトギーゼ・クロノグラフ 出典:IWC 定価 ¥1,177,000~ ケース径 41㎜ 本体素材 IW371625:レッドゴールド IW371624:ステンレス IW371626:ホワイトゴールド ブレスレット レザー キャリバー 69355 パワーリザーブ 46時間 ポルトギーゼ・クロノグラフからは3種類の新色。 全体的なデザインは前述の2モデルと同じですが、インダイアルと文字盤には小さな段差があることで時刻の視認性は抜群。カラーではなく、遠近感でコントラストを表現していることでデザイン性に熱量を感じます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 2-4.【2024年新作】ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ&ナイト 出典:IWC 定価 ¥11,550,000 ケース径 42.4㎜ 本体素材 Armor Gold® ブレスレット レザー キャリバー 81925 パワーリザーブ 84時間 2024年完全新作のポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ&ナイト。 ポルトギーゼ特有のエレガントさト複雑機構を兼ね備えたモデルです。 文字盤の6時位置にはフライング・ミニッツ・トゥールビヨン。9時位置にはデイ&でいないと表示が搭載されています。 今回の新作の中でも定価は1千万を超えていることから、超高級路線モデルとなっています。 2-5.【2024年新作】ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44 出典:IWC 定価 ¥6,600,000~ ケース径 44.4㎜ 本体素材 IW503704:ホワイトゴールド IW503701:Armor Gold® IW503703:ホワイトゴールド ブレスレット レザー キャリバー 52616 パワーリザーブ 168時間 ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー からは、新サイズの44.4㎜のケースが登場。 他の新作と同じくケースデザインに見直しが入り、細い見た目となっております。 文字盤には北半球と南半球から見たムーンフェイズを示しているダブルムーン™ を搭載。パーペチュアルカレンダーと共に日付、曜日、月、西暦や月の満ち欠けまでも確認できる高性能な腕時計です。 2-6.【2024年新作】ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー 出典:IWC 定価 - ケース径 44.4㎜ 本体素材 プラチナ ブレスレット レザー キャリバー 52616 パワーリザーブ 168時間 ブランド初となるセキュラーパーペチュアルカレンダーを搭載したモデルのポルトギーゼ・エターナル・カレンダーが誕生。2400年までのうるう年の日付にも正確に対応できる超精密カレンダー機能です。 一見するとこれまでのポルトギーゼと同様にシンプルに見えますが、今までにはなかった複雑なデザインであることも事実。はやく実物を見てみたいと思ってしまいます…。 2-7.【2024年新作】ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン ウッドランド 出典:IWC 定価 ¥7,700,000 ケース径 46.5㎜ 本体素材 セラミック ブレスレット セラミック キャリバー 52616 パワーリザーブ 168時間 複雑機構のパーペチュアルカレンダーを搭載したモデルのビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン ウッドランドからも新色が登場。 ダークグリーンカラーで作られたことによってさらにミリタリー感が増しています。また、セラミックで作られていることによって耐久度も向上。パイロットウォッチの真骨頂であるといえます。 3.まとめ いかがだったでしょうか? 今回は、IWCの2025年新作を紹介させていただきました。 皆さんにとって参考となっていれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/new%e2%80%90alange-soehne/ https://estime.co.jp/column/new-vacheron-constantin-watch/ https://estime.co.jp/column/watches-and-wonders-geneva-2024/
アメリカ式とスイス式を融合して腕時計を作っているブランドのIWC(International Watch Company)は、1868年にアメリカ人によりスイスのシャフハウゼンで創業しました。 時計の聖地・スイスで生まれた時計ブランドでありながらもドイツ時計のDNAを持っているという変わった歴史を持っています。IWCは技術のある時計師や敏腕経営者により、様々な変革を迎えてきました。 この記事では、そんなIWCとはいったいどんなブランドなのか。これまでの歴史と魅力、代表的なシリーズ、IWCの時計を着けている有名人や人気モデルについて解説していきたいと思います。 1.IWCとは? IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、1868年にスイスのシャフハウゼンで創業された高級時計ブランドです。創業者のアメリカ人時計師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは、スイスの伝統的な時計技術とアメリカの先進的な生産システムを融合させることを目指し、IWCを設立しました。その独自のアプローチにより、高い精度と洗練されたデザインを兼ね備えた時計を生み出しています。 IWCの魅力は、機能性と美しさを両立したデザインだけではありません。同社はパイロットウォッチやダイバーズウォッチなど、特定の用途に特化したシリーズを多く展開しており、時計愛好家から幅広い支持を受けています。特に「ポルトギーゼ」や「パイロットウォッチ」などのコレクションは、ブランドを代表するアイコン的な存在です。 また、IWCは環境保護やサステナビリティにも力を入れています。リサイクル素材の利用やエコフレンドリーな生産工程を取り入れるなど、現代のラグジュアリーブランドとして新たな価値観を提案しています。時計界の伝統と革新を融合させたIWCは、機能性を追求するプロフェッショナルや洗練されたスタイルを求める人々にとって、欠かせないブランドといえるでしょう。 次の章ではIWCの知られざる歴史について詳しくご紹介していきます。 2.IWCの歴史 出典:IWC スイスのブランドであるにもかかわらず、IWCの正式名称が「International Watch Company」と英語なのはアメリカ人が創業者だったことが理由です。なぜ彼がスイスに渡り時計ブランドを興したのか、なぜシャフハウゼンだったのかなど歴史を知ると今のIWCを深く知ることができます。 この章では、IWCとはどんな歴史を歩んできたのかを深く解説していきたいと思います。 2-1.1868年アメリカの時計技師がスイスシャフハウゼンで創業 1868年にアメリカの時計技師だったフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは仲間と共にスイスで創業し、アメリカ式の時計製造のノウハウにスイス式のノウハウを取り込むことでさらに良い時計を造り販売することを夢見ていました。スイスに渡る前年までアメリカの時計ブランド「ウォルサム」の創業者アーロン・ルフキン・デニソンのパートナーの会社で時計作りを学び、1868年にスイスに渡ったのでした。 アーロン・ルフキン・デニソンは互換性のある部品を使うことで機械による時計の大量生産に成功しており、アメリカではノウハウが確立したアメリカ東部から西部へ向けて次々と進出していました。ジョーンズはまだ低賃金だったスイスに目をつけ利用しようと渡ってきたのでした。 なぜ時計の聖地といわれるジュネーブではなくシャフハウゼンだったかというと、当時ライン川を利用した水力発電所の開発が進んでおり、工作機械を使う都合上有利と考えたためでした。また、鉄道が通っていたこともあり物資の供給や販売ルートとしても活動しやすかったことも理由です。 ジョーンズはハインリッヒ・モーザーと出会ったことで更にスイスで活動しやすくなりました。モーザーもまた時計師で、(現 Hモーザーの創業者)水力発電を推し進める人物でした。ジョーンズはモーザーの工場を借り受けたことでシャフハウゼンで創業することができたのです。 2-2.高い技術力を持った時計師による新たな時計開発 しかしIWCの創業初期は決して順調とは言えませんでした。スイスの職人との言語の壁や新しい機械への順応に時間がかかったことが理由でジョーンズは7年ほどで経営権を売却したのでした。その後数人の手に渡り、1890年頃にやっと新しいデジタル表示モデルの開発などで経営が落ち着いたと言われています。 1915年頃に懐中時計ではなく腕時計に本格的に参入し、1930年代になり軍用のパイロットウォッチを手掛けており、現在においてもIWCを代表するシリーズの一つとして展開されています。1939年には大型ムーブメントを搭載したポルトギーゼを発表し、同様にIWCを代表するシリーズとなっています。 ほどなくしてアルバート・ペラトンがIWCに入社。IWCの設計に大きな影響を与えた技術者で、現在でも多くのブランドが利用している自動巻き機構ペラトン自動巻きを開発しました。 ペラトンの弟子と言われているクルト・クラウスが1957年にIWCに入社し、ペラトンの思想や技術を受け継ぎました。その間に耐磁性が特徴のインヂュニアや防水性の高いアクアタイマーといった現在でも人気となっているシリーズが発表されています。 1969年にはクオーツショックを受け、クオーツ式ムーブメントベータ21を開発、翌年にはベータ21を搭載したダ・ヴィンチを発表しています。1976年にインヂュニアをジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けることで一新し、スポーツラグジュアリーウォッチとして再スタートしています。 2-3.ギュンター・ブルムラインによる経営の立て直し 1981年、ギュンター・ブルムラインのコンサルタントになったことで、経営の立て直しが行われました。彼が行ったのはアイコンモデルとなる時計を作り出すことと強いコストカット要求でした。 特に自社製ムーブメントにこだわってきたIWCにETA製の汎用ムーブメントを強硬に推し進めたことは社内から猛反発を受けたと言われています。しかしこれによって低い価格で製造できるようになり、複雑系についても同様でした。中でも1985年に発表されたダヴィンチの永久カレンダーモデルは驚くべき価格が話題となり、IWCの方向転換を決定づけるものでもありました。 1984年にはジャガールクルトの戦略担当責任者も兼ねるようになりました。また、東西ドイツの統合によってA.ランゲ&ゾーネを復活させたのも彼でした。2000年にはA.ランゲ&ゾーネ、IWC、ジャガールクルトをグループとして率いていたところをリシュモンに評価され、買収されました。買収先でも時計担当の責任者になる予定でしたが急逝しましたが、リシュモングループを代表するブランドの一つとして今も世界で高い評価を受けています。 3.IWCが持つ3つの魅力 出典:IWC IWCはスイスシャフハウゼンで生まれ、創業者によるアメリカ式のノウハウ、生産国のスイスの伝統、地域柄のドイツのDNAと様々な影響を受け、魅力的な時計が出来上がっています。ここではIWCの魅力についてまとめます。 3-1.シャフハウゼン式のドイツ寄りの質実剛健な時計作り IWCが生まれたのはスイスシャフハウゼンの土地ですが、スイスといってもドイツとの国境近くでした。時計の聖地と言われるジュネーブではなくシャフハウゼンを選んだ理由は当時シャフハウゼンに通じる鉄道が開通していたことと、水力発電が進んでおり工作機械が使えるため工場の生産効率のためだったと言われています。 シャフハウゼンはドイツ語圏だったこともあり、ドイツの質実剛健で時計を道具として捉えている価値観に近かったようです。IWCの時計をよく見てみると、様々な装飾を施し貴族が嗜んでいた伝統的なスイス時計というよりも、質実剛健で無駄を削ぎ落とした時計としての機能や強度を優先するドイツ時計に近いです。 現在ではシャフハウゼンのドイツらしいシンプルさと、スイス時計の装飾を愉しむカラーバリエーションの豊富さや多機能モデルが上手く融合した時計作りとなっており、幅広い時計好きに愛される時計ブランドとなっています。 3-2.歴史的で機能的な幅広いバリエーション展開 IWCのシリーズ展開は歴史を楽しみつつ機能でしっかり分けられています。 例えば飛行機の計器をモチーフにしたパイロットウォッチは、かつてIWCが戦時中に軍用時計として時計を製造していた歴史とそのときに積み上げた視認性や機能性のノウハウを現代の時計に発揮しています。 耐磁性に特化したインヂュニアは元々シンプルな外観でしたが、世界的な時計デザイナージェラルド・ジェンタによるデザインでスポーツラグジュアリーウォッチとしてブランドのアイコニックな存在となりました。2017年には初代に近いシンプルなデザインでリスタートするなど、各シリーズの歴史を知っているとより愉しめる展開となっています。 3-3.高い技術による複雑系の開発 IWCは世界的に見ても自社製ムーブメントへのこだわりが強いブランドの一つです。ギュンター・ブルムラインに経営不振から来るコストカットのためにETA製の汎用ムーブメントを強く推されても抵抗を続けました。現在でも例えば2019年にはポルトギーゼは自社製ムーブメント化されており、複雑なクロノグラフムーブメントを造り上げています。 自社製ムーブメントへのこだわりが強いことで複雑系への取り組みもあり、様々な新しい機構を開発しています。例えばポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア Ref.IW504101は指定した場所から実際に見える夜空を再現します。500を超える星と星座が描かれるメカニズムには夏時間と冬時間の区別から日の出と日の入りの時刻、恒星時、閏年表示を組み合わせた永久カレンダーにもなっています。200種以上のカスタマイズを必要とし、年間数本のみの生産となるほどです。 逆に汎用ムーブメントにモジュールを追加する形で複雑系を造ったこともあります。1985年に発表されたダ・ヴィンチはETA製ムーブメントを使用しながら永久カレンダーを搭載しています。複雑で高額にするだけではなく、技術の高さのみで勝負することもできるIWCの一面を見たモデルです。 4.IWCの腕時計の人気モデル IWCの時計は歴史的で機能的に幅広くバリエーションが展開されており、多くの時計愛好家に愛されています。 最近では「IWCは人気ない」や「つけてる人はダサい」などの声も上がったりしていますが、そんなことはありません。 IWCの時計には男心をくすぐる魅力や特徴がたくさんあります。 ここの章では、IWCとはいったいどんなモデルを展開しているのか。人気モデルの特徴についてまとめます。 4-1.ポルトギーゼ 出典:IWC ポルトギーゼはIWCの中でも最も古いシリーズで、ポルトギーゼとはポルトガルを意味しています。1939年IWC社を訪れたポルトガル人時計商人に「航海で使われるマリンクロノメーターに匹敵する精度の腕時計をつくりたい」とのオーダーに応えたことがポルトギーゼの始まりです。 IWCはこの課題を大きく精度が高い懐中時計のムーブメントを使うことで解決しました。そのため当時としては大型な42mmケースサイズの時計となり、現在でも大型のムーブメントを使用したシリーズとして展開されています。 文字盤はマリンクロノメーターを彷彿とさせるシンプルでクラシックにまとまっており、スリムなリーフ針や主張しすぎないアラビアインデックスを採用しています。インダイヤルについても12時間積算計を持たないので、大きめのダイヤルを2つとすることでマリンクロノメーターの重厚なバランスを感じさせるデザインとなっています。 4-2.パイロットウォッチ 出典:IWC IWCは元々軍に向けて製造していた経験もあって精度や耐久性、質実剛健で合理的なデザインのノウハウを持っています。現代ではそうした特徴を活かしたパイロットウォッチとして、主に5つのシリーズに分けて展開されています。 クラシック クラシックは1930〜1940年代にかけて展開された初期モデルのDNAを感じさせるデザインで、パイロットウォッチの伝統を体現しています。12時位置の三角形のインデックスやダイヤカットの時分針など昔ながらのパイロットウォッチのデザインを採用しているため、当時のデザインに最も近いシリーズといえます。 第二次世界大戦中にはイギリス向けとドイツ向けに異なる仕様のパイロットウォッチを製造しており、現代でも違うシリーズとして展開しています。1936年に登場したイギリス向けのマークシリーズと1940年に登場したドイツ向けのビッグ・パイロット・ウォッチがそれぞれのDNAを継承したシリーズです。 スピットファイア 2003年に発表されたスピットファイアは第二次世界大戦中に実際に使用された戦闘機の名前が付けられているシリーズです。民生モデルながら空軍仕様の耐久性や耐磁性、減圧などに耐えうるタフさを備えています。 自社製ムーブメントを採用し、複雑機構を搭載することもあります。イギリス向けに展開されたマークシリーズをベースとしながら、スピットファイアのコックピットに見られるブラウンやオリーブグリーンのダイヤルカラーとなっています。 トップガン 2012年に発表したトップガンはアメリカ海軍の戦闘機戦術教育プログラムの愛称に由来しています。長期間のミッションにも耐えられるように耐食性や堅牢性に優れたセラミックとチタンの利点を兼ね備えた独自の素材セラタニウムを開発しました。 肌への刺激も少なくチタンのような軽さもあるセラタニウムはマットブラックの落ち着いたカラーリングも特徴的です。 サン・テグ・ジュペリ 作家でもあり飛行士でもあったサン・テグ・ジュペリに捧げる特別モデルで、タバコブラウンの文字盤にホワイトの針が特徴的で、夜間飛行でも視認性が確保されています。ブラウンのカーフストラップは彼の飛行服にインスパイアされたもので、サン・テグ・ジュペリへの敬意を感じさせます。 デザインだけでなく機能面も充実しており、視認性の高さやクロノグラフ機能の搭載、軟鉄製インナーケースによる耐磁性の強化、防水性も日常生活防水以上に確保されています。 プティ・フランス 作家でもあり飛行士でもあったサン・テグ・ジュペリによる星の王子さまをモチーフにしたシリーズです。2013年からサン・テグ・ジュペリの子孫の全面的な協力を経て発表されており、ミッドナイトブルーの文字盤は星の王子さまのような夜空を想起させます。 軟鉄製のインナーケースを採用しているので高い耐磁性が確保されています。裏蓋にはマントをまとい剣を携えた王子さまが刻印されています。 4-3.ポートフィノ 出典:IWC ポートフィノは1950年代〜1960年代の時計にインスピレーションを得たシンプルでエレガントなドレスウォッチシリーズです。四半世紀にわたってデザインを変えながら、IWCのドレスウォッチラインとしてポルトギーゼにつぐアイコニックな存在となっています。ポートフィノの由来はイタリアの高級リゾートポルトフィーノで、裏蓋にはポルトフィーノの優雅な風景が刻印されています。 3針、クロノグラフ、ムーンフェイズなどベーシックな展開となっており、鋭いリーフ針とシンプルなバーインデックスがデザインのベースとなっています。エレガントさもありつつ、ドイツのバウハウスのような無駄を省いたデザインが特徴的です。 4-4.ダ・ヴィンチ 出典:IWC ダ・ヴィンチはこれまで幾度のモデルチェンジを行ってきたシリーズです。 1969年にクオーツモデルとして始まり、1985年の永久カレンダーモデル、模索していた2000年〜2007年、2007年の角トノー、そして現行モデルとなっています。 1985年に発表された永久カレンダーはシンプルなラウンドケースに永久カレンダーとクロノグラフを備え破格の価格設定だったことが話題になりました。2000年以降はスポーツラグジュアリーウォッチの波に乗りデザインの調整を図りましたが振るわず。2007年に角型トノー(六角形)ケースでスポーツラグジュアリーウォッチとして生まれ変わりました。 現行では原点回帰し再びラウンドケースに。1985年に評判のよかった永久カレンダーに近いシンプルでクラシックなデザインで再スタートを図っています。 4-5.インヂュニア 出典:IWC インヂュニアは日本語でエンジニアのことで、高い耐磁性をもつシリーズです。元々パイロットウォッチマークシリーズに搭載されたコックピットの耐磁用に開発された軟鉄製インナーケースの機構を民生機に落とし込んだシリーズがインヂュニアです。 機械式時計の最盛期ともいえる1955年に初代が発表され、第二次世界大戦後の電子工学などが発展した時期のため重宝されました。1976年に発表されたインヂュニアSLはジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けることでスポーツラグジュアリーウォッチとして生まれ変わりました。ベゼルにねじ込み用のビスが5つ見えるデザインは当時のジェラルド・ジェンタらしいデザインです。 現行ではジェンタデザインから離れ、初期モデルに近いシンプルなデザインとなっています。 4-6.アクアタイマー 出典:IWC 1967年、アクアタイマーは本格派ダイバーズウォッチシリーズとして発表されました。傾斜のついた文字盤外周の回転式のインナーベゼルが立体的で特徴あるデザインです。夜行処理されたインデックスと針や防水性など本格派な機能が揃っています。目盛りのついたインナーベゼルは片側にしか動かないようになっており、計測ミスを防止する仕組みとなっています。 初代から200m気圧を備えているアクアタイマーは、1998年にはアウター式回転ベゼルを備えた頑強なダイバーズウォッチの様相のGSTアクアタイマーを発表しました。IWCがリシュモングループに加入してからは配色や回転ベゼルの仕様などに調整が加わり、2014年発表後変わっていません。 4-7.GST GSTシリーズは1997年に発表された近未来的なデザインのスポーツラグジュアリーシリーズです。GSTはそれぞれ「Gold」(ゴールド)、「Stainless」(ステンレス)、「Titan」(チタン)の頭文字をとっており、それらをケース素材として展開するシリーズとなっています。 GSTシリーズはクロノグラフ、アクアタイマー、アラーム、ラトラパンテ(スプリットセコンドクロノグラフ)、パーペチュアルクロノ、水深計を組み込んだディープワンと多機能に展開されていました。現在は廃盤となっており、いずれもユーズドで評価の高いシリーズです。特にディープワンは発表間もなくコスト過多が理由で生産されなくなったことで流通量が少ないため、愛好家の間でもレアな一品です。 ちなみにGSTシリーズが生まれた背景としては1995年にポルシェデザインとの提携が解消されてしまったことがきっかけです。ヨットクラブやアクアタイマーなどの多くのスポーツラグジュアリーウォッチのデザインを担当していたこともあり、IWCなりのスポーツラグジュアリーデザインを生み出す必要があったためGSTシリーズは模索していたことがわかります。 5.IWCを着用している芸能人5選 IWCの時計は質実剛健で機能的な点が世界中で愛されています。 ここでは、IWCとはいったいどんな人が着用しているのか。着用芸能人・有名人の情報をまとめます。 5-1.国分太一|Ref.IW371319 国分太一さんが着けているのはドッペルクロノ Ref.IW371319です。国分さんは時計愛好家で知られており、IWCのドッペルクロノだけではなくポルトギーゼ、スント、ロレックスなど複数の時計を所有しています。 Ref.IW371319はかつて軍用時計の製造を担ってきたIWCによるパイロットウォッチをベースにドッペルクロノグラフを搭載したモデルです。ドッペルとは二重の意味で、二重にクロノグラフ機能を行うスプリットセコンドクロノグラフをいいます。軟鉄製のインナーケースを使うことで耐磁性に優れており、実用性も高い時計です。 5-2.木村拓哉|Ref.IW391007 木村拓哉さんが着けているのはポートフィノクロノグラフ Ref.IW391007です。木村さんは時計愛好家でロレックスやオメガ、Gショックなど複数の時計を着けています。 Ref.IW391007はイタリアリグーリア海に面するリゾート地がモチーフとなったポートフィノのクロノグラフ搭載モデルです。クラシックカーの運転席に見られるようなハンマー型のプッシュボタンや細身のリーフ針などクラシックな雰囲気が感じられるデザインにまとまっています。 5-3.松嶋菜々子|Ref.IW371445 女優の松嶋菜々子さんが着けているのはポルトギーゼクロノグラフ Ref.IW371445です。松嶋さんはメンズウォッチを着けているのを多く見られており、ジャガールクルトやブライトリング、Gショックなど幅広いブランドのメンズウォッチを着けています。 Ref.IW371445は懐中時計をルーツとする大型ムーブメントを搭載したポルトギーゼクロノグラフです。ミニッツレールには精密な目盛りを配しつつも段差をつけてシンプルに仕上げたインダイヤルなど、細かく華美な部分とシンプルな部分のメリハリが効いたデザインとなっています。 5-4.オーランド・ブルーム|Ref.IW500916 オーランド・ブルームさんが着けているのはビッグパイロットウォッチ プティ・プランス Ref.IW500916です。オーランド・ブルームさんは時計愛好家で、ロレックスやパネライ、イギリス発のブレモンなどを着けています。 Ref.IW500916は自身もパイロットだったサン・テグ・ジュペリの代表作「星の王子さま」をモチーフとしており、ミッドナイトブルーの文字盤とベージュステッチのストラップが印象的なデザインとなっています。裏蓋には王子さまのエングレービングが施されています。パワーリザーブが7日間や軟鉄製のインナーケース使用による耐磁性のアップなど実用性も高いモデルです。 5-5.ジョゼップ・グアルディオラ|Ref.IW500401 サッカー監督のジョゼップ・グアルディオラさんが着けているのはビッグパイロットウォッチ Ref.IW500401です。グアルディオラさんはスポーツウォッチを中心に着けており、他にリシャール・ミルやシミエールの時計を着けているのが知られています。 Ref.IW500401は12時位置の三角形のインデックスやダイヤカットの時分針など、1940年代の初期のパイロットウォッチに忠実なデザインです。7日間のパワーリザーブを備えており、3時位置のインダイヤルで残量表示となっています。6時位置の日付表示や大きめのリューズなど実用的で使いやすいモデルです。 6.IWCの腕時計でオススメしたいモデル5選 では具体的にIWCのおすすめモデルを5本紹介していきたいと思います。 6-1.パイロットウォッチ クロノグラフ41 Ref.IW388102 出典:IWC パイロットウォッチクロノグラフ41 IW388102は12時位置の三角形のインデックスやダイヤカットの時分針など、伝統的なパイロットウォッチのデザインを受け継いでいるクロノグラフ搭載モデルです。これまでプティフランス(星の王子さま)でのみ展開されていた夜空のようなブルーの文字盤を採用しています。 ムーブメントは自社製Cal.69385を搭載。高級クロノグラフの代名詞ともいえるコラムホイールを採用しているのでボタン操作が軽快です。防水性は10気圧となっており、よりカジュアルに使いやすくなりました。EasX-CHANGEシステムを採用しており、ストラップ交換が簡単なので、日毎に替えて愉しめます。 6-2.ポルトギーゼクロノ Ref.IW371604 出典:IWC ポルトギーゼクロノ Ref.IW371604は懐中時計のムーブメントをベースにした歴史のあるシリーズで、大型ムーブメントを搭載しています。IW371604は自社製ムーブメントCal.69355 コラムホイール式を搭載しており、自社製ムーブメントにこだわりのあるIWCらしいモデルとなりました。 12時間積算計を排除した縦2つ目のデザインはベースとなったマリンクロノメーターを彷彿とさせます。インダイヤルは段差がついておりインデックスは5目盛り刻みですが、反対に外周のインデックスは細かく目盛りが付いており、メリハリの効いたデザインです。アラビアインデックスと丸いミニッツマーカーは植字で立体感があり、高級モデルらしい装いです。 6-3.アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー” Ref.IW376805 出典:IWC アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー” Ref.IW376805はIWCのダイバーズウォッチシリーズアクアタイマーをベースにした特別モデルです。海洋学者のジャック・イブ・クストーが1971年に行なった、ガラパゴス諸島への壮大な航海を記念するモデルで、裏蓋には彼の肖像画が刻印されています。 文字盤は海を思わせる深いブルーで、インデックスと針は夜行処理されているので視認性がしっかり確保されています。秒針とクロノ針だけはオレンジ色のため更に見やすくなっています。逆回転防止機能付きのインナーベゼルで潜っている時間を計測できる点や9時位置のヘリウムガスを逃がすバルブなど本格派の機能を備えたダイバーズモデルです。 6-4.ダヴィンチ パーペチュアルカレンダー クロノグラフ Ref.IW392103 出典:IWC ダヴィンチ パーペチュアルカレンダー クロノグラフ Ref.IW392103は1985年に発表されたダ・ヴィンチ パーペチュアルカレンダークロノグラフ Ref.3750-30を現代的なアレンジを加えて復刻したモデルです。デザインはRef.3570−30をベースにしており、12時位置のインダイヤルのムーンフェイズや9時位置の曜日表示、丸みを帯びたステップドベゼルなどRef.3570−30を彷彿とさせます。 Ref.IW392103は改良を加え、ムーンフェイズの精度は577.5年に一日分のズレを生じる程度です。クロノグラフ積算計は12時位置のインダイアルにまとめられています。さらにフライバック機能を備えており1回の操作でリセットと再スタートが可能です。 6-5.パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム® Ref.IW388106 出典:IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム® Ref.IW388106は アメリカ海軍の戦闘機戦術教育プログラムの愛称に由来したトップガンシリーズの2022年最新作です。IWCの受け継がれてきた伝統的なパイロットウォッチらしい機能美が特徴です。 ケースは2017年にIWCが開発したセラタニウムを使用しており、チタンとセラミックの長所を兼ね備えた素材です。焼成の過程で変化するメタリックなブラックを活かし、裏蓋もブラックな仕上げとなっており、時計全体をブラックにまとめています。インデックスと針にも夜行処理しつつブラックに仕上げてあるので、落ち着いた雰囲気の一本です。 7.まとめ 今回は、IWCとはいったいどんな時計ブランドなのかについてまとめました。 IWCとはアメリカのノウハウをスイスに持ち込みドイツのDNAも持ち合わせる、まさにハイブリッドなブランドといえます。近年では自社製ムーブメントでの展開も増え、以前の機械式時計最盛期のIWCに回帰するような動きも多く見られるので、こだわりの強いIWCの今後の新作に注目です。 店頭でIWCの時計を見た際にはぜひ一度手にとってみてください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/luxury-watch-evaluation/ https://estime.co.jp/column/new-iwc-watch/ https://estime.co.jp/column/sinn/
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