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コラムカテゴリー
ルイヴィトンの記事
GUとのコラボをはじめ、「ルイヴィトン×シュプリーム」や「ディオール×ナイキ」など、ビッグコラボの仕掛け人として話題を集め続けているファッションデザイナー「キムジョーンズ」 誰もが知っているルイヴィトンやディオールといった有名ブランドのデザイナーとしても活躍し、ブランドの垣根を超えたコラボを次々と実現させてきました。 この記事ではキムジョーンズとはどのような人物なのか、これまでの経歴や様々なコラボと合わせてご紹介していきます。 1.キムジョーンズとは? 2024年6月現在、ディオールとフェンディのデザイナーを兼任しているキムジョーンズ。 日本ではファストファッションブランドとしてお馴染み「GU」とのコラボが特に話題となり、人気を集めたデザイナーです。そんなキムジョーンズについてこの章では詳しくご紹介していきます。 1-1.ファッションデザイナー:キムジョーンズの誕生 【プロフィール】 ・名前:Kim Jones/キムジョーンズ(キム・ニクラス・ジョーンズ) ・生年月日:1973/9/11 ・出身:イギリス・バース ・学歴:セントラル・セント・マーチンズ芸術大学/ロンドン ・職業:ファッションデザイナー(2024年6月現在ディオール、フェンディ) 1973年イギリス・バースにて生まれたキムジョーンズ。 生後まもなくして父親の仕事の都合でケニアやタンザニア、エクアドルなど様々な国を転々とする日々を送っていました。幼少期に世界各国の文化に触れることでデザイナーへと繫がる、クリエイティブなことに関心を持ち始めたといわれています。 キムジョーンズは思春期になると故郷イギリスに戻りデザイナーとして活動している姉と暮らしはじめ、ファッション雑誌から知識を得ながらクリエイティブな感性を磨きました。 また、当時から現代に繫がるストリートスタイルに対する関心が強く、特にスケーターファッションを好んでいたといわれています。 その後、芸術やグラフィックの基礎を学ぶためにロンドンの芸術大学である「キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ」へ入学。在学中に独創的なデザインが評価されたキムジョーンズは卒業後、ファッションデザインの名門校「セントラル・セント・マーチンズ芸術大学」に進学しました。 セントラル・セント・マーチンズ芸術大学ではメンズウェアの修士号取得。在学中から才能はズバ抜けており、卒業するときに発表したコレクションのほとんどを現在「マルタン・マルジェラ」にて活躍しているデザイナー「ジョン・ガリアーノ」が購入したといわれています。 1-2.ストリートファッション×ラグジュアリーのパイオニア 芸術大学にてファッションデザインを学んだキムジョーンズは卒業後、本格的にデザイナーとして活動をはじめ、現在ではストリートファッションとラグジュアリーを融合させたパイオニアといわれています。 キムジョーンズは現在に至るまで自身の名を冠して作りあげたブランドでもある「KIM JOENS」をはじめ、ルイヴィトンやディオールなど数々の有名ブランドのデザイナーを務めています。ブランドのコンセプトを崩すことなくこれまでにない消費者が求めているデザインを、次々と生み出していることで世界中から注目されているデザイナーです。 キムジョーンズが注目される理由として多くあげられるのが、ストリートファッションとラグジュアリーを融合させたコラボレーションといわれています。近年では「ディオール×ナイキ」や「ルイヴィトン×シュプリーム」などこれまでに類を見ない異色のコラボを展開しています。 この章ではファッションデザイナー「キムジョーンズ」の生い立ちから世界中で注目されている理由についてご紹介させていただきました。GUコラボは日本でも大きな話題を呼んだといわれていますが、次の章ではキムジョーンズがこれまでに作り上げた功績やコラボの数々を年表形式で解説していきます。 2.【年表で見る】キムジョーンズのファッションデザイナーとしての歩み 幼少期から各国の文化に触れ大学では独自の感性が評価されファッションデザイナーとして道を歩み始めたキムジョーンズ。 ここではキムジョーンズがデザイナーとして本格的に活動をはじめてから現在に至るまでの歩みを、コラボアイテムや代表的なデザインなども含めながら年表形式でご紹介していきます。 【2003年】自社ブランド「KIM JONES」の設立 在学中すでにファッションデザイナーから注目されていたキムジョーンズは卒業後、自身の名を冠したブランド「KIM JOENS/キムジョーンズ」を設立。2004SSシーズンにロンドンコレクションにて堂々のデビューを果たしました。 当時発表されたメンズとウィメンズのアイテムは明るく新鮮で魅力あふれる、キムジョーンズならではのストリートデザインが多くの注目を浴びました。 また、当時キムジョーンズはデザイナーの傍ら写真集やファッションを題材にした短編映画の製作などマルチに活動していたといわれています! 【2004年】スポーツブランド「アンブロ」とのコラボ キムジョーンズのコラボレーションの始まり「アンブロコラボ」 ブランドデビュー翌年の2004年、イギリス発のスポーツブランドとして知られる「umbro/アンブロ」との自身初となるコラボを展開。「UMBRO CONTRAST BY KIM JONES/アンブロ・コントラスト・バイ・キムジョーンズ)を発表しました。 キムジョーンズが好んだストリートファッションとスポーツブランドとのコラボは当時トレンドとなり、大きな話題を呼んだといわれています。 20年近く前に発売されたアイテムですが世界中のファッショニスタから支持され、現在でも需要の高いコラボアイテムです。 【2006年】デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞 デビュー後デザイナーとしての活躍が称えられたキムジョーンズは、2006年英国ファッション協議会の「Menswear Designer Of The Year/メンズウェア デザイナー オブ ザ イヤー」を受賞。 また、同時期にはイギリスのファッションブランド「Mulberry/マルベリー」や「Topman/トップマン」をはじめ、「ICEBERG/アイスバーグ」や「Hugo Boss/ヒューゴ・ボス」など数々の有名ブランドとのコラボを発表。デビュー間もなくしてデザイナーとしての活躍に加えて「キムジョーンズ=コラボ」というイメージが世界中に浸透していくこととなります! 【2008年】ダンヒルのクリエイティブディレクターに就任 2008年キムジョーンズはイギリスを代表するファッションブランドとして知られる「Dunhill/ダンヒル」のクリエイティブディレクターに就任。主にメンズウェアとレザー製のアクセサリーのデザインを担当することになります。 キムジョーンズは就任後自身のブランドを一時休止してダンヒルのデザイナーに専念。ダンヒル在籍中も担当したデザインが高く評価され、2009年には自身2度目となる「Menswear Designer Of The Year/メンズウェア デザイナー オブ ザ イヤー」を受賞しました。 その後、2010年に発表した2011SSコレクションにてクリエイティブディレクターを退任します。 【2011年】ルイヴィトンのデザイナーに就任。マサイチェックを発表 2011年、ダンヒルを退任したキムジョーンズは日本でも圧倒的支持を誇る「Louis Vuitton/ルイヴィトン」のアーティスティック・ディレクターに就任。 ルイヴィトン就任後最初に発表したコレクションにて登場したのが「マサイチェック」と呼ばれる印象的なダミエ柄のアイテムです。名前の通りマサイ族の衣装からインスピレーションを得てデザインされたといわれています。幼少期に父親の仕事の都合でタンザニアやケニアなどアフリカの地を渡ったキムジョーンならではのデザインといえますね! ちなみにマサイ族の衣装と比較するとこんな感じです↓ マサイチェックは日本ではサッカー元日本代表の中田英寿さんが雑誌にて着用していたことが話題となり、現在でも中古市場において高値で取引きされることのある人気アイテムです。 【2015年】2015-2016AW クリストファーネメスをオマージュ キムジョーンズが「永遠のヒーロー」と語るクリストファーネメスをオマージュしてデザインをしたルイヴィトン2015-2016AWコレクション。 発売当時、ポップアップストアがオープンした伊勢丹新宿店に訪れたキムジョーンズは「彼の作品を見てとても感銘を受けたし、以降も自分自身が成長していく中で常にネメスの作品がそばにあった」と語っていました。2010年に亡くなったネメスの生前のデザインへ尊敬の意を表したコレクションが話題となったようです。 コレクションにて発表されたアイテムにはネメスのデザインの中でも特徴的なロープ柄が施された、アパレルやバッグ、小物など幅広くラインナップされています。 【2016年】キムジョーンズと藤原ヒロシのダブルネームでコラボ 出典:HYPEBEAST 2016年、デザイナー藤原ヒロシが手掛ける裏原を代表するブランド「Fragment Design/フラグメントデザイン」とのコラボ。ルイヴィトン史上初の「キムジョーンズ×藤原ヒロシ」のダブルネームで発売され日本でも大きな話題となります。 日本では発売当日からコラボアイテムを求める長蛇の列ができ、約5000人以上が並ぶほどの人気を博したようです。 ルイヴィトンの人気ラインでもある「モノグラム・エクリプス」のリリースと同時に発売され、フラグメントデザインを象徴する稲妻のアイコンを用いた限定モデルで発売。アパレルをはじめ、バッグや靴、小物など幅広いラインナップで登場しました。 数量限定での販売となったので現在ではプレミアがつき価格が高騰しているモデルもあるようです。 【2017年】チャップマンブラザーズとコラボ 出典:Louis Vuitton 2017年、キムジョーンズは暴力的でグロテスクな表現を得意としているアーティスト「チャップマンブラザーズ」とのコラボを展開。日本では六本木ヒルズに巨大なキリンの銅像が登場したことで話題となりました。 チャップマンブラザーズとのコラボではルイヴィトンのモノグラム柄に、アニマルプリントが施されパンクロック風に仕上げられたバッグや財布などが登場。いい意味でルイヴィトンらしさを感じさせないデザインは「チャップマンブラザーズ×キムジョーンズ」が織りなすデザインならではといえます。 【2017年】ルイヴィトン×シュプリームコラボ 出典:hypebae 2017年、世界中で大きな話題となった「ルイヴィトン×シュプリーム」のコラボ。 過去にシュプリームはルイヴィトンのパロディ商品を販売したことで裁判にもなっていたのでコラボすることは考えられていませんでした。しかし、今回ご紹介しているキムジョーンズこそがこのビッグコラボの仕掛け人であり、ストリートブランドとラグジュアリーブランドの異色の組み合わせを実現させた発起人です。 日本では南青山にて期間限定で開かれたポップアップストアに約8000人が並び、現在ではプレミアがつき手が出せないほどの高値で取引され入手困難なアイテムとなっています。 【2018年】GU×キムジョーンズコラボ 2018年、キムジョーンズは自身のブランド「KIM JOENS」を休止してから10年経過したこの年にブランドの再始動と同時にルイヴィトンを退任。 その後、キムジョーンズは日本でファストファッションブランドとして人気の高い「GU/ジーユー」とのコラボを行いました。GUといえば日本各地に店舗を構えているので、皆さんも一度はいったことがあるのではないでしょうか? これまでキムジョーンズが手掛けたコラボアイテムは安くても数万円の物多くて手が出しづらい物ばかりでしたが、GUとのコラボはTシャツ1枚1500円程度で購入することができたため瞬く間に完売してしまったといわれています。 出典:HYPEBEAST キムジョーンズとGUのコラボは半年間で第1弾〜第3弾までの3回にわたり行われましたが、全て大好評に終わり現在でも復活を待ち望んでいる方が多いコラボといわれています。 【2018年】ヴァージル・アブローとともにナイキコラボ 出典:NIKE GUコラボが日本国内で大きな話題となった2018年、キムジョーンズはナイキとのコラボも展開。 有名ストリートブランド「オフホワイト」の創業者「ヴァージル・アブロー」とともに、独自の視点でフットボールへの思いを表現したスパイクやスニーカー、スポーツウェアなどのコレクションを発表しました。 キムジョーンズが手掛けたコラボウェアはナイキのロゴを「スマイリーフェイス」にアレンジした可愛らしいデザインとなっています。 【2019年】ディオールのデザイナーに就任 出典:AugustMan 2019年、キムジョーンズは新たにラグジュアリーブランド「DIOR/ディオール」のデザイナーに就任。 これまでディオールのメンズラインは「Dior homme/ディオールオム」と呼ばれていましたが、「DIOR/ディオール」へと改称することでメンズとウィメンズの境目を無くしブランドを統一させました。 ディオール就任後キムジョーンズはストリートファッションを取り入れた今までにないデザインを、数多く登場させ新しいディオールのスタイルを作り上げています。 【2020年】ディオール×ナイキコラボ 出典:DIOR 2020年、ディオールとナイキはパートナーシップを結びコラボスニーカーを発売。ディオールとエアジョーダンがコラボしたスニーカーは「AIR DIOR/エアディオール」(正式名:Air Jordan 1 High OG Dior)と呼ばれ、ディオールのロゴを施したデザインが特徴的なスニーカーです。 キムジョーンズが手掛けたディオール×ナイキのビッグコラボはTシャツや財布などの小物も同時に発売されましたが、特にスニーカーが話題を集めました。ハイカットとローカット合わせて13200足の限定販売でしたが、事前エントリーでは約500万人以上が申し込むほど人気を集めたといわれています。 【2020年】ディオール×ステューシーコラボ 出典:DIOR ナイキコラボと同時期にキムジョーンズが率いるディオールはストリートブランドでもあるステューシーとのコラボも展開しています。 ステューシーらしい「ショーンフォント」を彷彿とさせるロゴを、ディオールが繊細な刺繍や編み込みで作り上げたニットや、ディーオールの高級感にステューシーのカジュアルさを加えたバッグなど幅広いラインナップで登場。 ラグジュアリーブランド「ディオール」とストリートブランド「ステューシー」の垣根を超えたコラボはキムジョーンズが仕掛け人だからこそといえますね! 【2021年】フェンディとディオールのデザイナーを兼任 出典:NSS MAGAZINE 2021年、キムジョーンズはディオールと兼任する形でイタリア発の高級ラグジュアリーブランド「FENDI/フェンディ」のデザイナーに就任します。 ディオールでは主にメンズウェアのデザインを手掛けていますが、フェンディではウィメンズウェアを担当。フェンディでのデビュー作となった2021-2022AWコレクションでは、プレタポルテで活躍していたキムジョーンズがオートクチュールでの発表となったので世界的に注目を集めました。 自身のブランドに加えてディオールとフェンディでもデザインを手掛けてるのは驚きですね… 【2021年】キムジョーンズ×コンバースコラボ フェンデ ィにデザイナーとして就任した2021年、キムジョーンズは自身のブランド「KIM JOENS」と「コンバース」のコラボスニーカーを発表。 コンバースのスニーカーは皆さんも馴染みのあるスニーカーではないでしょうか? ※ちなみに筆者は幼少期にコンバースのスニーカーではなく筆箱を愛用していたのでなんだか懐かしいです…(汗) コラボスニーカーは「Chuck70/チャック70」というコンバースの中でも代表的なハイカットモデルをキムジョーンズ風にアレンジを加えて発表。波打つようなソールや半透明なアッパーなどが特徴的なスニーカーとなっています。日本では未発売のモデルですが海外ECショップなどネット上では購入が可能なので、気になる方はチェックしてみてください。 【2022年】ディオール×PlayStation®コラボ 2022年、キムジョーンズ率いるディオールがPlayStation4とPlayStation5専用のゲーム「グランツーリスモ7」と業界の垣根を超えたコラボを実現させます。 ゲーム内に登場するドライバーのレーシングギアをディオール仕様にアレンジしたものを発表。当時はゲーム内だけのコラボでしたが翌年の2023年、ゲームの世界大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2023」を記念して出場選手に向けて実際に「シューズ」「キャップ」「ドライビンググローブ」計3つのアクセサリーをデザインしました。 出場選手に贈られた物なので一般販売はありませんが、ゲームとディオールの異色のコラボはキムジョーンズだからこそできたのかもしれませんね。 【2023年】キムジョーンズ×ヘネシーコラボ 2023年、キムジョーンズはお酒を取り扱うコニャックブランドとして知られる「ヘネシー」とのコラボを発表。キムジョーンズの人生で初めてとなるボトルケースをデザインしました。 洋服を身にまとったようなデザインのボトルケースはファッションブランドで活躍しているキムジョーンズならではといえます。都内で行われたローンチパーティでは200本限定のボトルやヘネシー史上初となる、キムジョーンズとのコラボスニーカーもお披露目されたようです。 【2024年】ディオール×ストーンアイランドコラボ 出典:DIOR 2024年、ディオールはイタリアのファッションブランド「ストーンアイランド」とコラボ。 「色彩の錬金術」をテーマに色鮮やかなピンクのニットやストーンアイランドが過去に発売したフィールドジャケットをイエローカラーでアレンジしたものなどが発表されています。 出典:DIOR また、ディオールの人気アイテム「サドルバッグ」もコラボ限定仕様で登場。立体感のある「ディオールオブリーク」柄が刺繍され、コーナーにはストーンアイランドのアイコン「コンパスモチーフ」とディオールの「カナージュ」があしらわれたコラボならではの特別感のある作りとなっています! 【2024年】フェンディ×フラグメントデザイン×ポケモンコラボ 出典:POKEMON GO 「FENDI/フェンディ」×「Fragment Design/フラグメントデザイン」×「ポケモン」の3つがコラボ。 キムジョーンズは過去にフラグメントデザインとコラボしたことがあり、今回自身が推進している「フレンズ・オブ・フェンディ」にフラグメントデザインの創業者「藤原ヒロシ」を迎えたことで再びコラボが実現。 2024年の辰年にちなんでドラゴンタイプのポケモン「カイリュー」「ハクリュー」「ミニリュウ」を採用。ポケモンとフェンディのロゴが大きくプリントされたTシャツやパーカーをはじめ、バッグや財布、モンスターボールのネックレスなど幅広いラインナップで登場しました。発売後、即完売となってしまい現在中古市場では定価を大きく上回る金額で販売されています。 この章ではキムジョーンズのファッションデザイナーとしての歩みについてご紹介させていただきました。数々のビッグコラボを展開し世界中に衝撃を与え続けるキムジョーンズ。今後の続報にも期待していきましょう! 次の章ではキムジョーンズが手掛けた人気コラボアイテムをご紹介していきます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.キムジョーンズが手掛けたおすすめ人気コラボアイテム5選! 数々の人気コラボを生み出したデザイナー「キムジョーンズ」。現在では自身のブランドとディオール、フェンディで活躍し続けています。 この章では過去に発売されたキムジョーンズが仕掛け人となった人気コラボアイテム5選をご紹介!店頭では購入できなくても中古でなら購入できるチャンスはあるので是非ご覧ください! 3-1.ディオール×ナイキ:Jordan 1 High OG DIOR 近年キムジョーンズが手掛けたコラボの中でも圧倒的人気を誇る「ディオール×ナイキ」のコラボスニーカー。 2020年にエアジョーダンのハイカットとローカットの2種類が限定販売され世界中から注目されたコラボです。定価は264,000円 (税込)ですが現在中古市場でも需要が高く、状態の良いもので100万円を上回る金額で取引されています。スニーカーとしては目を疑う価格ですが即完売した人気コラボです。 ちなみに…過去に行われた「ナイキ×ルイヴィトン」の200足限定コラボスニーカーはオークションで4000万円で落札されたようです。恐るべしコラボ… 3-2.GU×キムジョーンズ:Tシャツ 第1弾から第3弾までの計3回にわたり行われたGUコラボですが、最も人気が高いアイテムには「Tシャツ」があげられます。現在店頭では入手不可ですが中古市場でも2000円前後で購入することが可能です。 同時発売されたウエストポーチやデニムなども3000円ほどで購入することができるので、お手頃価格でキムジョーンズのコラボアイテムを購入したい方には非常におすすめです! 3-3.ナイキ×キムジョーンズ:AIR MAX 95 x KIM JONES ナイキとのコラボはディオールの印象が強いですがキムジョーンズ自身のブランドとのコラボではナイキの中でも人気シューズの「AIR MAX 95」をアレンジ。ヒール部分には「KIM JONES」のロゴがあしらわれた限定モデルとなっています。 定価は26,400円(税込)とやや高めですが、中古市場では1万円代で購入できるので気になる方は是非チェックしてみてください! 3-4.ルイヴィトン×シュプリーム :ボックスロゴパーカー シュプリームの代表作であるボックスロゴとルイヴィトンのモノグラム柄がマッチしたボックスロゴパーカー。 奇抜で派手なパーカーですがそれも含めてコラボアイテムでしか味わえない魅力ではないでしょうか?中古市場では100万円前後と購入するにはかなりハードルの高いアイテムですが、街中で見かけたら「おっ!」となること間違いなしのパーカーですね!笑 3-5.フェンディ×フラグメントデザイン×ポケモン:カードケース 筆者が個人的に一番欲しいアイテムでもあるトリプルネームでコラボしたカードケース! Tシャツやバッグなどラインナップが豊富なコラボですが、控えめにコラボアイテムを使用したいならカードケースがおすすめです。店頭では現在することが購入できませんが、中古市場では20万円以内で購入することができます。 4.【まとめ】キムジョーンズの今後にも目が離せない! いかがでしたでしょうか? 学生時代からストリートファッションを好み、独自の感性でファッション業界に衝撃を与え続けているデザイナー「キムジョーンズ」についてご紹介させていただきました。 業界の垣根を超えたコラボや「ストリートファッション×ラグジュアリー」といったこれまでにないデザインを手掛けるキムジョーンズの今後にも目が離せません!
1854年に創業して以来、これまでに数々の名作バッグを生み出してきたルイ・ヴィトン。 その中でもオンザゴーは2019年に登場すると、瞬く間に話題となり人気となったアイテムです。歴史の古いヴィトンの中で、まだ比較的新しいアイテムですが、現在すでに定番バッグとなっていて海外セレブや国内の芸能人など、数多くの有名人たちが愛用しています。 そんなオンザゴーの魅力とはいったい何なのでしょう。オンザゴーの名前の意味は?オンザゴーのサイズやライン展開は? 今回の記事では、ヴィトンのオンザゴーについて徹底解説していきます。オンザゴーを持っている人の特徴やダサいと言われてしまう理由、愛用している有名人まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。 1 ヴィトンのオンザゴーとは?特徴や魅力 オンザゴーとは、2019年に登場したルイヴィトンのバッグです。 登場して瞬く間に話題となり、今ではすっかりブランドの定番アイテムとなっています。 まずは、ヴィトンのオンザゴーの特徴や魅力について解説するので見てみましょう。 1-1 オンザゴー名前の意味 「オンザゴー」を英語に表記すると「on the go」となります。 日本語では、on the go=「忙しく絶えず活動している」という意味です。 その名前のとおり、ビジネス、ショッピング、デートまであらゆるシーンで使え、毎日忙しくする人のために大活躍するバッグです。 1-2 発売当初のオンザゴー【旧型と新型の違い】 2019年に初めて登場したオンザゴー。 もともとは、サマーカプセルコレクションという夏の限定モデルとして発売され、当初はGM(グランド・モデル)サイズのみの販売でした。 限定品ということもあり、非常に手に入りにくく、ショップで購入することは難しい状態に。入手困難だったことから価値が上がり、プレミア価格で取引されていました。その後、限定コレクションから定番化となり、ひとまわり小さいサイズのMMも追加して再販されるようになります。 コレクションから定番モデルになるという例はよくあることではなく、それほど人気があったということが分かります。 また、オンザゴーは、発売から約1年後にモノグラムリバースのショルダーストラップから無地のブラックにマイナーチェンジがされています。変更された理由は、モノグラムのストラップは紐に亀裂が入りやすく、より耐久性を高くするためだったようです。 中古のオンザゴーを購入する際は、ストラップが「モノグラムリバース」か「無地ブラック」かで見分けることができます。ストラップの変更により、型番も変更されています。 アイテム名 変更前 変更後 オンザゴーGM 旧型:M44576 新型:M45320 オンザゴーMM 旧型:M45039 新型:M45321 1-3 オンザゴーのデザイン オンザゴーは、1968年に登場したルイヴィトンの名作バッグ「サック・プラ」から着想を得て生まれたバッグで、スクエア型のカッチリしたフォルムが特徴です。デザイン自体は、とてもシンプルなもの。一番の特徴は、大きいLVロゴのジャイアントモノグラムが目を惹くデザインで、ひと目でルイ・ヴィトンのものと分かります。 バッグ全体に大きくあしらわれたルイヴィトンの象徴的なモノグラムは、非常にインパクトがありクールな印象です。ハンドルとショルダーストラップが付いていて、2wayで使用が可能です。中身は広々とした収納スペースに、内側にはファスナーポケット、オープンポケットが用意されていて実用性にも優れています。 GMとMMは、ショルダーストラップの取り外しができませんが、使用しない時は中にしまっておけば邪魔にならず、ショルダーバッグとして使いたい時にすぐに使えてとても便利です。存在感のあるバッグなので、落ち着きのあるシンプルなコーディネートに合わせるのがおすすめです。 1-4 オンザゴーの魅力【人気の理由】 オンザゴーが発売からあっという間に人気となり、今もなお人気をキープし続ける理由には主に以下の2つの理由が挙げられます。 サイズ・ライン展開の幅広さ デザイン性・実用性ともに優れている オンザゴーは、初めはGMサイズのみだったものが、PM、MMと展開を増やし、現在では5つの豊富なサイズ展開となっています。サイズが増えたことで、より多くの人たちのニーズに応えられるようになりました。 また、デザインは当初「モノグラムリバース」のみでしたが、「アンプラント」「バイカラー」「ラフィア」など、さまざまなタイプが増えたことも人気の理由です。もともとサマーカプセルコレクションとして誕生したことから、他のモデルには見られない個性的で鮮やかな色の限定モデルも登場しています。 スクエア型のフォルムは、収納力が高くどんどん物を入れられることも魅力のひとつ。おしゃれなだけでなく実用性に優れていることが人気の理由となっているのです。 2 オンザゴーのサイズ展開 オンザゴーには現在、5つのサイズ展開があります。 ここから、それぞれの特徴や使い勝手などについて解説するので確認してみましょう。 2-1 GM【Grand Modele(グラン・モデル)】 サイズ:横41cm×縦34cm×マチ19cm 1番大きなサイズのGM。 存在感・インパクトも1番のモデルです。圧倒的な収納力で、旅行にも持っていける大きさ。荷物が多めの人でも安心して使えます。 ノートPCやA4の書類を入れても余裕があり、ビジネスシーンにも活躍するでしょう。 オンザゴーのGMは、働く男性からも人気が高いことが特徴です。内側には、オープンポケット2つ、ファスナーポケットが1つ付いて小物類を分けて収納できます。 バッグの口には、ファスナーなどがなく荷物の出し入れがしやすいのですが、その分ガバっと口が大きく開いてしまいます。その場合は、真ん中にフックがついているので留めておくことで広がらなくなります。バッグの中身が見えるのがどうしても気になる方は、バッグインバッグを利用したり、マフラーやスカーフで中身を見えないように蓋をするのがおすすめです。 また、ハンドルが2種類備わっているのも特徴で、短めのハンドルはハンドバッグとして、内側に付いている長めのハンドルは、ショルダーバッグとして使用ができます。 2-2 MM【Moyen Modele(モワヤン・モデル)】 サイズ:横35cm×縦27cm×マチ14cm MMは、GMよりひとまわり小さなサイズで、2020年の春夏コレクションで初登場しました。 前述したとおり、当初はGMサイズのみでした。 GMはとても大きくて使う人が限られていたのが、MMが発売されたことによって、さらに多くの人たちから注目されるようになったのです。 MMは、大きすぎず小さすぎず、普段使いしやすいサイズ感が人気です。 ノートパソコンや書類、500mlのペットボトルなども入れられ、通勤用としてもおすすめ。内側の仕様はGMと同じで、オープンポケット2つ、ファスナーポケットが1つ付いています。 長めのストラップが内側に付いている点もGMと同じで、2Wayで使用が可能です。 2-3 PM【Petit Modele(プチ・モデル)】 サイズ:横25cm×縦19cm×マチ11.5cm MMよりも横幅が10cmほど小さくなったコンパクトなサイズです。 長財布はギリギリ入りますが、他の荷物も入れたい場合、ミニ財布にするのがおすすめです。 GM、MMはショルダーストラップがもともと付いていますが、PMには取り外し可能なショルダーストラップが付属されています。ストラップは、長さ調節も可能です。ストラップをつける金具はサイドに付いています。 モノグラムリバースのショルダーストラップは、LOUIS VUITTONの文字が入った太めのストラップと小さいポーチが付属されていることも特徴です。ストラップの長さを一番長く調整すれば、斜めがけバッグとしても使えます。両手があくので、とても便利。デートやショッピングなど、普段使いにぴったりです。 カッチリしたフォルムですが、Tシャツにジーンズのようなカジュアルなスタイルにもおすすめです。内側にオープンポケットが2つ、ファスナーポケットが1つ付いてるのは同じで、小物などを分けて収納できます。 2-4 EW【East West(イースト・ウェスト)】 サイズ:横25cm×縦13cm×マチ10cm 2023年秋冬に、PMよりもさらにコンパクトなサイズEWが登場。EWサイズは、バッグのフォルムが横長で東西方面に広がっていることを意味し、縦より横に長いデザインをしています。オンザゴーEWは、横幅の長さはPMと変わらず、縦幅が6cmほど短くなった長方形のフォルムが特徴です。 また、オンザゴーで唯一のファスナー開閉になっていて、バッグの中身が見えず防犯面でも安心感があります。内側にはオープンポケットが1つ、さらにサイドにポケットが2つついているので、スマートフォンなどをサッと収納したい時に便利な仕様になっています。 2-5 BB【Baby Bandouliere(ベビー・バンドリエール)】 サイズ:横18cm×高さ15cm×マチ8.5cm オンザゴーの中で最も小さなモデルがBBになります。2024年3月に発売された新しいラインです。 見た目はスクエアのフォルムでPMよりもひとまわり小さな可愛らしいミニバッグです。 ミニバッグといっても、小さすぎるわけではなく、ミニ財布やスマートフォン、キーケース、リップなど、必要最低限の荷物を入れて出掛けるのにちょうどいい大きさ。パーティーシーンにも必ず活躍してくれるでしょう。サブバッグとして使うのもおすすめです。 取り外し・長さ調整が可能なストラップが付属されていてカジュアルなスタイルにも合わせられます。ストラップを取り付ける金具は、各ハンドル部分に斜めに付いています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3 オンザゴーのライン展開 発売当初のオンザゴーは「モノグラムリバース」のみでしたが、後からさまざまな素材が採用され、今では豊富なライン展開となっています。 限定コレクションの個性的なデザインが多いこともポイントです。展開されているラインごとにさまざまなサイズがあるので、きっと自分好みのオンザゴーが見つかるでしょう。 3-1 モノグラムリバース オンザゴーを代表するラインといえば、「モノグラムリバース」。 モノグラムリバースは、表面と裏面で色みが違うのが特徴で、モノグラムの地の色(モノグラムキャンバス)と、模様の色を反転させたカラーリング(モノグラムリバースキャンバス)の2つのデザインです。 また、側面には通常の大きさのモノグラムがデザインされていて、ひとつの面はモノグラムキャンバス、もうひとつはモノグラムリバースキャンバスが施されています。一見、派手っぽく感じられますが、モノグラム自体の色が落ち着いているので、派手になりすぎずとても使いやすいバッグです。 裏面と表面で大きく印象が変わり、1つのバッグで2つのデザインを楽しめるのが魅力です。 3-2 モノグラム・アンプラント モノグラム・アンプラントは、柔らかいカーフレザーの表面に、モノグラムパターンの型押しがされたデザインです。カラーは、ブラックやクリーム、ベージュなど、どれもシックで上品、落ち着いた雰囲気があります。 特にブラックは、男性にも人気のカラーです。 3-3 バイカラー・アンプラント バイカラー・アンプラントは、レザーに型押ししたモノグラムパターンに違う配色を施したものです。 同じアンプラントでも色をつけることで全く違う印象になり、さらに華やかなデザインとなっています。アンプラントレザーに大きなモノグラムのエンボス加工が特徴的です。カラーは、ブラックベージュ、トゥルトレールベージュ、ネイビークレームがあります。 3-4 限定モデル オンザゴーには、今では入手困難となっている限定モデルや廃盤となったモデルがたくさんあるので、いくつかご紹介します。 沖縄限定モデル 沖縄限定モデルは、2019年夏リゾートコレクションで初登場しました。どれも色鮮やかでとても爽やかなデザイン。リゾートに持っていけば注目されること間違いありません。表面と裏面で薄いブルーと濃いブルーの対照的なカラーや、優しく清涼感あるピンクのグラデーションカラー「LVエスカル」などがあります。 モノグラム・ジャングル モノグラム・ジャングルは、2019年秋冬限定コレクションで登場。 オーバーサイズのモノグラムに、アニマルプリントを組み合わせた大胆なデザインです。 バッグのサイドとモノグラムに、ゼブラ柄とタイガー柄が施されています。ベースの色は、ホワイトとオレンジの組み合わせや、ブラックとブラウンのツートンカラーです。 サバンナから着想を得たワイルドなデザインは、インパクトが大きいのはもちろんですが、華やかで上品さも備えています。 ラフィア ラフィア素材は、夏に人気の定番アイテムです。 2021年春夏コレクションで登場したラフィア素材のデザインは、ジャイアントモノグラムの刺繍があしらわれ、アクセントとなるカラーはブルーとブラウン系のタン。カジュアルすぎず高級感があり、夏のバカンスにぴったりなモデルです。 4 オンザゴーを持っている人の特徴や年齢層 オンザゴーは、どのような人やどれくらいの年齢層に人気があるバッグなのでしょうか。 ここから、オンザゴーを持っている人の特徴や年齢層について解説します。 4-1 オンザゴーは男女問わず人気 ヴィトンのオンザゴーは、オーバーサイズのジャイアントモノグラムやカラーを反転させたモノグラムリバースを採用するなど、デザイン性に富んだバッグで男女問わず人気があります。 オンザゴーは、どのサイズも人気ですが、特にコンパクトサイズのPMやBBは女性から人気が高く、GMやMMは男女ともに人気のモデルです。特に1番大きなGMは、ある程度背が高くないとバランスが悪くなるため、男性におすすめです。 また、女性がこなれた感じでオンザゴーGMを持っていると、洗練されたかっこよさがあって憧れる女性も多いです。 4-2 オンザゴーを持っている人の特徴 オンザゴーを持っている人の特徴には、以下のようなことが挙げられます。 ブランド品が好き ヴィトンのバッグが好き 派手で目立つものが好き 流行・ファッションに敏感な人 オンザゴーはひと目でルイ・ヴィトンと分かるデザインで、持っているだけでブランド品を持っているというステータスを感じられます。ブランド品が好きなことは、決して悪いことではありません。ステータスの高いブランド品を持つことは、自分の気分やモチベーションを高め、自信にもつながることです。 オンザゴーは、ヴィトンのバッグの中でも、特にモノグラムが好きという人から支持されています。特にオーバーサイズのモノグラムパターンは、オンザゴーが登場するまでなかったデザインで、ヴィトンの新たな定番となっています。 2019年に登場し一気に話題となったことからも、流行やファッションに対する意識が高い人たちがオンザゴーを好んで選ぶ傾向があります。定番となった今でも新作や限定コレクションが定期的に登場していることから、まだまだオンザゴーの流行は続くと言えるでしょう。 4-2 オンザゴーを持っている人の年齢層 オンザゴーは、20代から40代までの幅広い年齢層から人気があります。 収納力が抜群のGMは、20〜30代の働く男性が持っていることが多いです。1泊程度の着替えも入れられるので、旅行や出張などにも活躍してくれるでしょう。GMは限定モデルなどで話題となることも多く、特に流行に敏感な若い世代からの人気が高い傾向があります。 また、使い勝手の良いMMは、20代後半〜40代の働く女性から多くの支持を得ています。小さめのPM、EW、BBは、デートやパーティーなどに使え、20〜30代の比較的若い世代の女性から重宝されています。 5 オンザゴーがダサいと言われる理由は? 人気のオンザゴーですが、一方では「ダサい」という声もあるようです。 オンザゴーがダサいと言われるのは、なぜなのでしょうか。ここで3つの理由を解説します。 5-1 ブランド主張が強すぎる オンザゴーは、ジャイアントモノグラムが大きな特徴であり、多くの人から支持されている理由のひとつです。 しかし、モノグラムが大きくて主張が強すぎると感じ、敬遠する人もいます。ひと目でブランドバッグを持っていると分かるデザインを好まず、それをダサいと言う人もいるかもしれません。 ヴィトンは、モノグラムキャンバスが主流ですが、中にはパッと見ただけではヴィトンと気付かないようなさりげないデザインのアイテムも存在します。ヴィトンのバッグと見てすぐに分かるデザインを好む人もいれば、パッと見ただけではヴィトンと分からないようなさりげないデザインを好む人もいます。 これは、デザイン性の問題ではなく、好みや価値観の問題なので仕方ないことで、どちらが正解ということもありません。 5-2 流行りすぎて人とかぶる オンザゴーは、2019年に夏の限定コレクションとして発売され、当初は手に入れるのが難しいレアアイテムでした。 それが定番化し再販されると同時に、サイズやライン展開も増え、より多くの人がオンザゴーを購入できるようになりました。あまりにも流行りすぎてしまったため、オンザゴーを持っていると人とかぶる確率も高くなったのです。 みんなが持っているものをお揃いで持つのは「ダサい」と考える人もいます。ただ、オンザゴーには限定コレクションや、豊富なカラー、またはライン展開があるので、みんなが持っていないような定番以外のものを選んで人と差をつける選び方もおすすめです。 5-3 偽物が出回ってる オンザゴーは人気のバッグであるがゆえ、偽物も多く出回っています。 偽物かどうかは、パッと見ただけでは分からなく、偽物と気付かずに購入してしまった人も多くいるので、中古品を購入する際は注意が必要です。自分が満足していれば良いのですが、やはり偽物を持っていたら「ダサい」と思われるのは仕方ないかもしれません。 偽物を見分けるポイントは、「ハンドルの部分、裏地、タグなどの細かい縫製がきれいに縫われているか」「バッグ自体の素材の質感の柔らかさ」など、細かい部分をよくチェックするようにしましょう。 インターネット上での取り引きも増えていますが、正規品を手にしたければ実際に実物を見て触って購入を決めるのがおすすめです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 6 オンザゴーを愛用している有名人 ヴィトンのオンザゴーは、海外セレブや国内の芸能人など、数多くの有名人が愛用しています。 おしゃれな有名人のコーディネートや持ち方を見て、ファッションの参考にするのもいいですね。 ここでは、オンザゴーを愛用している有名人5名をご紹介します。 6-1 氷川きよしさん 歌手の氷川きよしさんは、自身のインスタグラムでヴィトンのオンザゴーを持つ姿を公開しています。 ショップでひと目見て気に入って衝動買いしてしまったそうです。氷川さんが購入したものは、定番人気のGMサイズ、モノグラムリバースです。 購入後も、オンザゴーを持っている写真をアップしていて、プライベートや仕事バッグとして愛用しているようです。 6-2 仲里依紗さん 女優の仲里依紗さんのYouTubeチャンネル「爆買い報告動画」の最近買ったものとして、オンザゴーが登場しています。紹介されたものは、2020年春夏コレクションのLVエスカル オンザゴーGM。色は、赤とピンクが鮮やかなグラデーションカラーです。 アメリカの女性ラッパー、カーディ・Bが持っているのを見てずっと欲しかったのを我慢していたそう。一番大きなサイズのGMなので、台本や化粧ポーチ、美顔器など、たくさんのものを入れて仕事でも大活躍しています。 6-3 紗栄子さん タレントで実業家の紗栄子さんは、カラフルなドットカラーが可愛い2023年の草間彌生コラボのオンザゴーMMをYouTubeチャンネルで紹介。デザインの可愛さと実用性の高さを気に入っていて、仕事用バッグとしてかなり活用しているようです。 同じく草間彌生コラボのドット柄スカーフを、最後にかぶせて荷物が見えないような工夫をしています。 6-4 セレーナ・ゴメスさん 日本でも人気の高いアメリカの歌手で俳優のセレーナ・ゴメスさんは、ルイ・ヴィトンがお気に入りのブランドでよく愛用していることでも知られています。2016年にはルイ・ヴィトンの秋冬コレクション広告キャンペーンにもモデルとして起用されました。 オンザゴーGMも愛用しているバッグのひとつで、フロントがレッド、サイドがイエローのビビットなコントラストカラーのものを持っています。 6-5 オリヴィア・カルポさん アメリカの人気モデル・女優で元ミス・ユニバースとしても知られるオリヴィア・カルポさん。彼女もオンザゴーを愛用しているセレブのひとりです。 自身のインスタグラムで「次のフライトに乗る準備中」と投稿。写っている写真にはグリーンカラーのオンザゴーMMがオリヴィアさんと一緒に写っています。 7 まとめ いかがでしたでしょうか。 今回はルイ・ヴィトンのオンザゴーについて詳しく解説させていただきました。 2019年に初登場したオンザゴーは、ヴィトンの中ではまだ比較的新しいコレクションのひとつですが、瞬く間に多くの人たちの心を掴み、すでにブランドのアイコニックなバッグとなっています。 大きなモノグラムがとても印象的でカッコいいですよね。サイズやライン展開が豊富なので、オンザゴーを選ぶ際はぜひ今回の記事を参考にしてください。
世界三大ブランドのひとつとして知られているルイ・ヴィトン。1854年にフランスのパリで設立されて以来、およそ170年もの間、世界中の人々から愛され続けています。そんなルイ・ヴィトンのアイテムは、常に高い価値を持ち、中古市場でも高値で取引されているのをご存じでしょうか。 ルイ・ヴィトンは長い歴史の中で、数々のバッグを販売してきましたが、その中でも高く売れるバッグとそうでないバッグがあります。高く売れるバッグにはどのような特徴があるのでしょうか。 高く売れるバッグには、特徴やデザインの違い、歴史背景など、さまざまな要因があります。また、売る場所によって価格が異なったり、バッグの状態によって適正価格が決まったりなどの要素も含まれるのです。 そこで本記事では、2024年最新版のルイ・ヴィトンで高く売れるバッグを10個厳選してご紹介します。さらに、どこに売りに出せば高く売れるのか、少しでも高く売るコツについても解説しています。 今後、ルイ・ヴィトンのバッグの購入を考えている方や、ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売りたい方、高く売れるバッグを知りたい方などの疑問が解ける内容となっています。あなたがルイ・ヴィトンのバッグを購入や売却する際に、参考にしていただければ幸いです。 1 ルイ・ヴィトンは中古相場が高い!高く売れる理由とは? ルイ・ヴィトンの中古品は、他のブランドに比べて相場が高い傾向にあります。また、一部の人気バッグはプレミア価格で取引されています。なぜ、ルイ・ヴィトンの中古相場は他のブランドに比べて高い傾向にあるのでしょうか。 それには、ブランドの歴史や価値、品質の高さや希少性など、いくつかの理由が複合的に影響しています。ここでは、ルイ・ヴィトンの中古相場が高い傾向にある理由を詳しく解説していきます。 1-1 ブランドの歴史と価値 ルイ・ヴィトンは1854年、フランスのパリで、世界初の旅行かばん専門店として創立されました。ルイ・ヴィトンは創立当初から人気が高く、注目を浴びたブランドです。なぜ、ルイ・ヴィトンは創立当初から高い需要を誇っていたのかご存じでしょうか。 ルイ・ヴィトンの創設者であるルイ・ヴィトンが、1854年に旅行かばん専門店を創設する前は、トランクケース製造職人や荷造り職人として働いていました。当時のパリは馬車移動が主流であり、トランクに荷物を入れて運んでいました。そこで、活躍したのがトランクケース職人であり、ルイ・ヴィトンの職人技術は他と比べて抜きんでていたことから注目を浴びます。 その後、ルイ・ヴィトンは荷造り職人として、当時の皇后であったユージェーニーに認められ、フランス・オートクチュールの豪華な衣装を取り扱う職人として成長しています。また、1867年に開催されたパリ万国博覧会では、船旅に適したワードローブ・トランクを発表し、銅メダルを受賞しました。このことからフランスはもちろん、世界中でルイ・ヴィトンの名が知れ渡ることとなったのです。 時代の流れとともにトランクケースの需要が低くなってきたころ、ルイ・ヴィトンは世界初の旅行かばん専門店を設立します。ルイ・ヴィトンがこれまでの人生で培ってきた技術や名声によって、多くの人々から注目を浴び、商売をうまく軌道に乗せることに成功しています。 そして、ルイ・ヴィトンの息子であり2代目のジョルジュ・ヴィトンが、モノグラムやダミエ柄を発表します。また、主力商品を旅行かばんからバッグや小物のようなラグジュアリー商品にシフトし、個性的なデザインと共に成長し続け、世界三大ブランドの名声を手に入れます。さらに、ルイ・ヴィトンの勢いは衰えることなく、1997年にはアーティスティックディレクターとしてマーク・ジェイコブスを迎え入れ、ファッションの先駆者となるのです。 ルイ・ヴィトンが創設されてから現在までおよそ170年が経過していますが、ルイ・ヴィトンは今も変わらず高い人気を誇っています。その理由は、初代のルイ・ヴィトンの高い技術や2代目のデザイン力の高さ、時代の最先端をいくファッションスタイルの追及です。ルイ・ヴィトンはその時代にうまくフィットしたものを生み出し続けることで、どの時代にも多くの人々から愛されるブランドとなったのです。 1-2 セールや再販を行わない ルイ・ヴィトンの中古相場が比較的高くなる要因は、ルイ・ヴィトンがセールや再販を行わないことにもあります。ブランドによっては、シーズンが切り替わる時期になるとセールを開催する場合があります。また、売り上げを伸ばすために、人気が高いアイテムを再販するブランドも存在します。 しかし、ルイ・ヴィトンはこれまでの長い歴史の中で、1度もセールや再販を実施したことはありません。人気商品をリメイクして販売したことはありますが、一度販売したアイテムと同じ物を販売したことはないのです。 顧客は、ルイ・ヴィトンはセールや再販を行わないブランドであることを知っているため、その時に販売されているアイテムはその時にしか買えないことが分かっています。この販売戦略は、ルイ・ヴィトンの価値を守り、価値を高めていると言えます。セールを行わないことで、ルイ・ヴィトンの製品は常に定価で販売され、安売りによるブランドイメージの低下を防いでいます。また、再販を行わないことで、各シーズンの製品の希少性が保たれ、顧客が所有する喜びや満足感を高めているのです。 この販売戦略は、中古市場にも大きな影響を与えています。新品の供給量が限られていることから、中古品の需要が高まり、取引価格も高く維持される傾向になります。なぜなら、新商品が欲しかったけど、手に入らなかった人は中古市場で探すしか方法がないためです。 ルイ・ヴィトンがセールや再販を行わないことは、中古相場を下げず、高い中古価格を保つことに繋がっているのです。 1-3 希少性が高いため入手困難 ルイ・ヴィトンはセールや再販を行わないブランドであることを解説しましたが、発表するアイテムの数量を制限していることも特徴です。たとえば、長い歴史を持った定番アイテムの新商品であっても、あらかじめ販売する数量を決めて、需要と供給のバランスにおいて需要の方が上回るように設定しています。このような販売戦略を実施することで、すべてのアイテムの希少性を高めています。 よって、顧客は欲しいと思っている新商品がいつなくなるかわからないため、何時間も店舗に並んで手に入れようとします。また、長時間並んだとしても、販売開始から短時間で完売する場合もあります。入手困難であればあるほど、欲しいと思う人が増えて、相乗効果を生んでいると言っても過言ではありません。 この希少性と入手困難な状況が、中古市場にも反映されています。ルイ・ヴィトンの店舗に列をなすほどの人気商品は、手に入れられなかった人も多いと考えられます。 しかし、ルイ・ヴィトンはいくら人気が高い商品であっても再販は行わないため、どうしても欲しいと思う人は、中古市場で購入するしかないのです。入手困難で希少性が高い商品ほどプレミア価格がつきやすく、他の商品より高い価格で取引されます。 1-4 品質の高さと耐久性 ルイ・ヴィトンは、品質の高さと耐久性が優れているのも魅力です。品質の高い素材にこだわり、技術の高い職人が制作しています。 たとえば、ルイ・ヴィトンを代表するモノグラム柄は、トアル地と呼ばれる素材が使われており、丈夫で耐水性に優れています。また、エピ素材は傷が目立ちにくいといった特徴があり、大切に扱えば10年以上もつとされています。 高い品質と耐久性をもったルイ・ヴィトン商品は、中古市場においても大きな影響を与えています。ルイ・ヴィトン商品は年月が経っても劣化しにくいため、中古品であっても適切なケアを行えば、長く使うことが可能です。このようにして、ルイ・ヴィトン商品は中古市場において、高い相場を保っているのです。 1-5 世界中で人気が高い ルイ・ヴィトンは、世界中で絶大な人気を誇るブランドです。アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、国や地域を問わず、幅広い層の顧客から支持されています。特に、日本や中国では、ステータスシンボルとしての価値が高く、富裕層を中心に根強い人気を保っています。 また、ルイ・ヴィトンは各界の著名人を招いたパーティを開いたり、セレブリティやインフルエンサーとのコラボをしたりと宣伝活動も盛んです。常に話題を生み出し続けることで、多くの人々から注目を集め、ブランド力を高めています。 よって、ルイ・ヴィトンの需要は下がりにくく、中古相場の安定に繋がっているのです。世界中にファンがいるということは、日本の中古品であっても海外で販売することが可能です。ルイ・ヴィトンは販路が世界中にあるため、高い中古相場でも取引が可能となっています。 2 ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグの特徴とは? ルイ・ヴィトンのバッグは、中古市場で比較的高い相場を保っている理由を解説しましたが、その中でも特に高く売れるバッグの特徴はどのようなものなのでしょうか。ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売ろうと考えているのならば、その特徴を押さえておくと買取価格をアップすることができるかもしれません。 ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグの特徴は、長く愛されている定番デザインのものや、使用頻度が低い状態の良いものなどが挙げられます。ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグの特徴を4つにわけて解説していきます。 2-1 新作・新モデル発表から年数が浅いアイテム 新作・新モデル発表から年数が浅いバッグは、高く売れる傾向にあります。ルイ・ヴィトンは毎年、新作を発表しており世間は注目しています。時代の最先端をいくルイ・ヴィトンの新作のデザインに興味を持っている人は多くいるのです。 そんな新作アイテムを手に入れられなかった人は、中古市場で探すしかありません。新作アイテムは時代の最先端をいくデザインを楽しめるのはもちろんのこと、人と被りにくいというメリットもあります。 また、新作を手に入れたいと思う人の中には、ルイ・ヴィトンをステータスシンボルとして考えている人もおり、新作アイテムを持っていることがステータスとなるのです。よって、新作・新モデルが発表されると中古市場の需要も高まるため、高く売れるというわけです。 しかし、新作・新モデルはいつまでも高く売れるわけではありません。なぜなら、ルイ・ヴィトンは毎年新作を発表しており、新しいデザインには旬があるためです。よって、新作や新モデルは、早く売れば売るほど高い買取価格が期待できると言えます。 もし、新作や新モデルを売ると決めている場合、少しでも高く売りたいと思うのであれば、早めの行動がポイントとなります。 2-2 長く愛されている定番デザイン ルイ・ヴィトンにはおよそ170年の歴史があり、これまでに多くのバッグが販売されてきました。その中でも、何十年も変わらず愛され続けている定番のデザインをしたバッグがあります。定番デザインのバッグは、長く愛される普遍的な美しさと機能性を兼ね備えており、中古市場でも高い需要が見込まれます。 たとえば、1930年代に誕生したスピーディやアルマは、その代表格です。機能性が高く、普遍的なデザインは人々を魅了し続けています。これらの定番バッグは、ルイ・ヴィトンを象徴するデザインでもあるため、古い型でも比較的高い買取価格がつけられる可能性があります。 そのため、古い型だから売れないと諦めるのではなく、一度査定してもらう価値はあると言えます。 2-3 使用頻度が低い状態の良いバッグ 使用頻度が低く、状態の良いバッグは、中古市場において高く売れるバッグの特徴です。状態の良いバッグは、買取後に再販売する際に売れやすくなります。中古品として扱われますが、状態が良いバッグは長く使えるため人気が高くなるのです。 良い状態をキープしながらバッグを使うには、使用頻度を低くすることが重要です。普段使いで毎日持ち歩くのではなく、特別な機会にのみ使用したり、持ち歩く際は傷や汚れがつかないように注意したりすることで良い状態を保てます。また、保管方法にも気を配ることで良い状態を保つことができ、より高く売れるバッグとなるでしょう。 2-4 人気の古い型・プレミア価格のバッグ ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグは、人気の古い型やプレミア価格のものもあります。需要の高いの古い型には、廃盤になって月日が経っても根強い人気があり、高い買取価格が期待できるバッグがあります。また、ヴィンテージアイテムが好きな人は一定数おり、古い型でも高く売れるチャンスもあるのです。 たとえば、丸くコロンとしたフォルムが特徴の「ブロワ」は、現在でも中古市場において、状態が良いものであれば10万円前後で取引されています。ブロワはショルダーストラップが付属され、ポケットがついており機能性が高いため人気があります。また、コンパクトサイズのため、最近のミニバッグブームにのっているバッグです。 クロワッサンに似た形で、ハート型にも見える可愛いフォルムが特徴の「クロワッサン」も中古市場で人気です。2024年6月現在、ルイ・ヴィトンの公式オンラインショップでは新作のクロワッサンが販売されています。その影響もあって、古い型のクロワッサンの需要が高まっています。 ルイ・ヴィトンの公式オンラインショップにおいて、2024年6月現在、モノグラムのクロワッサンの価格は526,900円です。中古市場を見ると、状態により価格の幅はありますが、古い型のクロワッサンはおおよそ10万円から20万円で取引されています。 クロワッサンのフォルムが好きで欲しいと思っているけど、定価では手が出せないと感じる人は、中古市場の相場を確認する可能性が高いと言えます。古い型でも中古価格であれば手が出せると思えば、中古市場を利用するパターンも考えられるのです。 さらに、古い型でもプレミア価格がついているバッグもあります。2004年前後に発表された村上隆さんとのコラボアイテムが、その代表例です。村上龍さんとのコラボアイテムのデザインは、モノグラム・パンダやモノグラム・チェリー、モノグラム・チェリーブロッサムなどがあり、さまざまなバッグや財布に起用されました。 発表からおよそ20年経った現在でも根強い人気を誇っており、モノグラム・チェリーやモノグラム・パンダがデザインされたサックプラや、ポシェット・アクセソワールは特に高い値段で取引されています。このようなコラボアイテムは、古い型でも高く売れるため、現在でも中古市場で高く売れるバッグと言えます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3 高く売れるルイ・ヴィトンのデザインとは? 次に、高く売れるルイ・ヴィトンのデザインをご紹介します。高く売れるデザインは、一目見てルイ・ヴィトンの商品だとわかるモノグラムやダミエが主流です。それぞれの歴史と共に、高く売れるデザインを3つ解説します。 3-1 モノグラム モノグラムは、一目でルイ・ヴィトンのアイテムであることが分かり、ブランドを象徴するデザインです。1896年に誕生したデザインであり、ルイ・ヴィトンの伝統も感じられます。そのため、モノグラムは一番高く売れるデザインとなっています。 モノグラムのバッグは数多く発表されており、中古市場でも一番見受けられるデザインです。元の販売数が多いため、中古市場で流通する数も比例して多くなります。しかし、流通量が多いからと言って、モノグラムの価値が下がるわけではありません。むしろ、多くの人々に愛されているからこそ、常に一定の需要があり、高い買取価格を見込めるのです。 モノグラムは時代に左右されないデザインであることから、これからも高い需要が続くことが予想されます。高く売れるバッグを選ぶ際は、モノグラムを選択すると外すことはないでしょう。 3-2 ダミエ ダミエもルイ・ヴィトンを象徴するデザインであり、モノグラムに次いで人気が高いのが特徴です。実はダミエの誕生はモノグラムよりも早く、1888年に発表されました。ダミエは伝統あるデザインと言え、モノグラムよりもシックでエレガントな印象を与えます。 ダミエが高く売れる理由は、生産数や流通数にあります。ルイ・ヴィトンのバッグは、モノグラムだけを採用しているバッグや、ダミエ柄を展開していないアイテムがあります。生産数や流通数は、モノグラムよりダミエのほうが圧倒的に少ないのです。 生産数や流通数が少ないダミエは、中古市場に流れる数も少なくなるため、希少性が高まります。また、ダミエは、その落ち着いたデザインからビジネスシーンで愛用する方も多く、中古市場においても人気があります。そのため、バッグによっては、モノグラムよりダミエの方が高い買取価格を提示される場合もあるのです。 3-3 エピ エピは、1985年に発表されたデザインで、レザー素材です。モノグラムやダミエより歴史が浅いものの、高い人気を誇っているラインです。モノグラムやダミエは、トアル地と呼ばれる綿を加工した素材を使っているものが主流ですが、エピはグレインレザーという上質な革を採用しています。 グレインレザーは耐久性が高いことが特徴で、適切に使用すれば10年以上もつとされています。さらに、ルイ・ヴィトンのエピの模様は、麦の穂が揺れる状態をイメージして細かく型押しされているため、傷が目立ちにくいのも魅力です。よって、購入から経年しても中古市場で取り扱うことができ、人気を高めています。 また、一目見てルイ・ヴィトンのアイテムだと分かりづらい点も魅力と言えます。ブランド感を前面に出さないエピのデザインは、クラシカルなシーンやビジネスシーンに馴染みやすいため、登場以来高い需要を保っています。ヴィトン感をあまり出したくないと感じている方は、エピも高く売れるデザインのため、おすすめです。 4 【2024最新】ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグ10選!買取相場は? ここからは、ルイ・ヴィトンで高く売れるバッグを厳選して、10個ご紹介します。ルイ・ヴィトンのバッグの買取市場において、新品未使用品かつ高く売れるバッグの場合、換金率はおおよそ50%から70%で推移しています。これからご紹介する高く売れるバッグの中で一番換金率が高いものは、ネヴァーフルであり、時期によってはおおよそ70%の換金率を期待できます。 その他にご紹介するバッグの換金率は、おおよそ50%から60%となっており、新品未使用品の場合に適用される可能性が高いです。そして、使用頻度が多く傷がついていたり、使用感があったりすれば、それに応じて換金率は下がります。 また、換金率は、ルイ・ヴィトンの価格改定や新商品発表、為替の変動など、さまざまな要因によって変動します。その時点で適正な価格が提示されるため、買取相場は参考程度にしていただき、実際に査定されることをおすすめします。 2024年5月28日、ルイ・ヴィトンが価格改定を実施しました。これから紹介するバッグの中には、値上げされたアイテムも含まれています。中古市場でも買取価格の変動が見込まれるため、動向を把握しておくことも大切です。 4-1 ネヴァーフル ネヴァーフルは、2007年に発表されたトートバッグで、その使いやすさから発売以来、変わらぬ人気を誇っています。ネヴァーフルは4サイズ展開されており、ネヴァーフルMMは、A4サイズの書類も入る容量を備えています。また、ネヴァーフルBB以外はハンドルが長く作られているため、肩に掛けられて利便性が良く、身体の負担を軽減してくれるのも魅力です。 内装のデザインも特徴的で、レッドやピンクなどのストライプ柄が展開されています。バッグの側面上部に配置されている紐を引っ張れば、荷物の量によってバッグの大きさを調整できるのも魅力です。さらに、2014年頃にモデルチェンジされ、ポーチが付属されるようになりました。 普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍するネヴァーフルは、機能性が高く、使い勝手が良いため大変人気の高いバッグです。したがって、中古市場でも多くの需要があり、高く売れるバッグとなっています。 4-2 スピーディ スピーディは、「キーボル」という旅行かばんを基に、1930年代に誕生した歴史あるバッグです。発売当時は車が普及しはじめた時代で、車の助手席におけて手軽に持ち歩けるバッグとして重宝されました。 スピーディは発表当初からフォルムを変えることなく、現在まで高い需要を保っています。普段使いのバッグとして持ち歩くのに最適なバッグで、ヘビーローテーションして使っている方も多い人気のアイテムです。 また、丸みを帯びた可愛いシルエットや、見た目以上の収納力があることも魅力です。2011年頃からバンドリエールシリーズが発表され、斜めがけや肩掛けして使えるようになり、機能性を高めています。サイズやデザイン展開も豊富で、モノグラムやダミエはもちろん、デニムや羊毛が使われたスピーディも登場しています。 スピーディはどのサイズも高く売れるバッグと言えますが、人気の高いサイズは、コンパクトサイズです。スピーディで一番小さいサイズであるナノスピーディは、スマートフォンと小銭入れが入る程度の容量ですが、アクセサリー感覚で身に着けられることで非常に人気が高く、入手困難だと話題です。中古市場でも同じように入手困難であるため、特に高く売れるバッグとなっています。 4-3 アルマ アルマは、歴史あるバッグで、1934年に発表された「スクワイア」が原型となっています。バッグの上部が丸みを帯びており、その特徴的なフォルムが人気の理由のひとつです。丸みを帯びたデザインは、アルマ橋から着想を得ており、1992年に「アルマ」と名付けられました。 アルマは、ダブルジッパーで開閉するタイプのバッグです。下部から上部にかけて面積が狭くなっているフォルムのため、自立して型崩れしにくいのも魅力です。タイムレスでエレガントなデザインと、高い機能性が共存しています。 中古市場において、アルマの買取相場は安定しており、高い価値を維持しているため、高く売れます。また、アルマはエピラインの人気が高いのも特徴であり、モノグラムやダミエ以外の素材のバッグを探している方におすすめです。 4-4 カプシーヌ カプシーヌは、2013年に発表されており、ルイ・ヴィトンで販売されたバッグの中で比較的新しいアイテムと言えます。カプシーヌは、ワンハンドルで丸みを帯びた台形のフォルム、フラップで開閉するスタイル、中央に「LV」のシグネチャーがあしらわれているのが特徴で、エレガントで高級感があります。中央にあしらわれた「LV」の文字は、一目見るだけでルイ・ヴィトンのアイテムであることが分かり、ステータスシンボルとしてルイ・ヴィトンを持つ人が多い日本人や中国人に人気が高いのも特徴です。 人気のサイズは、カプシーヌMINIやカプシーヌBBで、若い年代層から多くの支持を得ています。直近のルイ・ヴィトンの価格改定では100万円を超える定価となっており、中古相場に与える影響も気になるところです。需要の高いカプシーヌは、発売当初から高く売れるバッグのひとつとして知られています。 4-5 オンザゴー オンザゴーは、2019年のサマーカプセルコレクションで登場した、まだ歴史の浅いバッグです。歴史は浅いですが、とても人気が高いため、高く売れるバッグのひとつとなっています。また、歴史が浅いことから中古市場に出回る新品未使用品は少ないため、状態が良いほど高い買取価格が期待できます。 オンザゴーは、多くの魅力がありますが、なんといっても一番の魅力はモノグラム柄を大きくデザインしたジャイアントモノグラムを使用し、カラーが単一でないおしゃれなデザインにあるのではないでしょうか。 オンザゴーは英語で「On the go」と表され、日本語で「絶えず活動している、忙しい」などの意味を持ちます。その意味の通り、普段使いはもちろんビジネスシーン、旅行などと活躍するシーンは幅広く、こちらも大きな魅力となっています。 また、素材も豊富に展開されており、モノグラム・アンプラントやデニムがあります。モノグラム好きにとって見逃せないアイテムとなっています。 4-6 サックプラ サックプラは、1968年に発表された歴史あるバッグです。2020年に一度廃盤になり、プティット・サックプラが新しく登場しました。このプティット・サックプラは登場するや否や爆発的な人気となり、限定モデルなどはプレミア価格で取引されています。 プティット・サックプラは長財布が入らないほどのコンパクトサイズです。斜めがけしてファッションアクセサリーとして使う方が増えており、最近のミニバッグブームに乗って大流行しています。それに伴って、サックプラの需要も上昇し、中古価格を底上げしています。 サックプラは縦長のフォルムで収納力が高いことや、開閉部分はファスナーなどがついていないため、荷物の出し入れがしやすいことなどが利点です。利便性と収納力を備えたサックプラは、高く売れるバッグのひとつとなっています。 4-7 キーポル・バンドリエール キーポル・バンドリエールは、1924年に発表されたキーボルに、バンドリエールが付属されたバッグです。旅行用かばんとして登場し、ルイ・ヴィトンの伝統を感じさせるキーポルを、バンドリエール(ショルダーストラップ)を使って斜めがけしたり、肩掛けしたりして持ち歩けます。キーポルにバンドリエールが取りつけられえたのは1930年であり、実におよそ100年の歴史があると言えます。 キーポルの特徴は、発売当初スーツケースに折りたたんで入れられるバッグとして重宝されたことです。また、収納力の高さや、ダブルファスナーで大きく開く開閉口が魅力です。ルイ・ヴィトンのブランドテーマである「旅」を感じさせるバッグは、定番アイテムとして人々から長く愛され続けています。デザインもモノグラムやダミエはもちろん、エピが展開されているのも特徴です。 およそ100年もの間、愛され続けている定番バッグのキーポル・バンドリエールは、中古市場において安定して高い買取価格が提示されるバッグです。 4-8 モンスリ モンスリは、ルイ・ヴィトンが販売している数少ないリュックサックです。1994年に発表されたアイテムですが、実は一度廃盤になった過去があります。その後、2017年にモデルチェンジして再登場しました。 モンスリが再登場した際は大きな話題となり、リバイバルヒットとなりました。モンスリの最大の特徴は、両手が空くため、使いやすい点と言えます。子連れの方やショッピング中などに最適で、荷物を持ちながら両手を使えることは大きな利点です。 さらに、デザインが豊富で定番のモノグラムやダミエはもちろんのこと、エピやモノグラム・アンプラントも展開されているのも人気の理由です。 モンスリが再登場したのは2017年であり、再登場からあまり時間が経っていないことから、新品未使用品や状態が良いものは中古市場に出回っている数が少ないため、比較的高く売れることが期待されます。また、リバイバルヒットを遂げたことで古い型のモンスリにも注目が集まっています。もし、古い型のモンスリを所有しているのならば、早く売るほど高く売れる可能性があると言えます。 4-9 ノエ ノエは、1932年に発表された伝統あるバッグです。発売当初は、シャンパンを運ぶためのバッグとして使用されていました。ノエの内装は、中央にポケットを有しているタイプもあり、シャンパンが割れないように工夫されていた仕様を感じられます。 ノエの魅力は、その特徴的なフォルムと、きんちゃく型でひもを絞って開閉するスタイルと言えます。最近では、ミニバッグブームの影響を受けてネオノエやプチ・ノエ、ナノ・ノエなどのコンパクトサイズのシリーズが需要をのばしています。また、普段使いしたり多くの荷物を収納できたりするサイズの人気も高く、デザイン展開も豊富です。 デザインは、定番のモノグラムやダミエのほかに、モノグラム・アンプラントやジャイアントモノグラム、バイカラーモノグラム・アンプラントレザーなど多彩です。ルイ・ヴィトンが多くの素材を展開していることは需要が高いことを示しており、そのまま中古市場に影響を与えるため、ノエは高く売れるバッグとなっています。 4-10 ミュルティ・ポシェット・アクセソワール ミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、2019年に発表された比較的新しいバッグです。ミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、3つのバッグを組み合わせた革新的なアイテムで、登場以来高い人気を誇っています。2つのポシェットと1つのコインバースの取り外しが可能となっており、何通りもの使い方ができます。 素材の展開も豊富で、モノグラムやモノグラム・アンプラント、バイカラーモノグラム・アンプラントレザーなどが展開されており、これからも素材の種類が増えていくことが予想されます。機能性や自由度の高いミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、高く売れる人気のバッグです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5 ルイ・ヴィトンの古い型の買取相場は? 高く売れるバッグには人気が高かったり伝統を感じられたりといった特徴があり、他にもさまざまな要因が組み合わさることで、高い買取価格を実現していました。ルイ・ヴィトンはこれまでに多くのバッグを発表しており、現在までに販売された古い型や廃盤品は数えきれません。そんな廃盤品を含めた一般的な古い型の買取相場はどれくらいなのでしょうか。 古い型の買取相場は、購入した年や使用した頻度、劣化状態によって異なります。また、古い型の中でも需要が見込めるものと見込めないものがあるのは事実で、多くの要因を組み合わせて査定額が決まります。 たとえば、一般的な古い型のバッグでそれほど傷みや汚れが目立たず、需要が期待でき、まだ長く使えそうなアイテムであれば換金率はおおよそ30%を期待できるかもしれません。一方で、きれいな状態を保っている場合でも需要が低く、年数が経っている場合の換金率は20%を切る場合もあります。 さらに、ファスナー近くの素材がほつれていたり、内装にカビが付着していたりする、いわゆるボロボロの状態でもルイ・ヴィトン製品であれば買取価格がつきます。買取価格は100円や500円といった低いものかもしれませんが、0円ということは滅多にありません。これは、ルイ・ヴィトンがそれほど需要の高いハイブランドであることを物語っています。 ルイ・ヴィトンのバッグは古い型であっても買取価格がつくため、高く売れるバッグではなくても一度査定に出してみることをおすすめします。 6 ルイ・ヴィトンで一番高いバッグは? ルイ・ヴィトンで一番高いバッグは、いくらくらいなのでしょうか。また、中古市場に出回っているのでしょうか。ルイ・ヴィトンで一番高いバッグは、クロコダイルの素材を使ったカプシーヌだと言われており、定価はおよそ300万円です。 クロコダイルはワニ革で、希少性の高い素材として知られています。ワシントン条約が制定されてワニの捕獲が規制されたことにより、さらに希少性が高まりました。現在、ルイ・ヴィトンで使用されているクロコダイルは、養殖されたワニの革が使われています。ワニは養殖できる数が限られているため、高い希少性に変わりありません。 カプシーヌはもともと値段が高いバッグであり、これに希少で高級なクロコダイルを合わせることで一番高いバッグとなっています。希少性が高いことから販売数が限られているため、中古市場で見られる機会が少ないのが特徴です。クロコダイルのカプシーヌは気軽に持ち歩けるものではないため、コレクションとして購入する人もいます。 7 高く売れる店舗はどこ?買取専門店をおすすめする理由 せっかくルイ・ヴィトンのバッグを売るのなら、少しでも高く売りたいと思うのではないでしょうか。ルイ・ヴィトンのバッグを売れる場所は、買取専門店のほかに、個人間で取引できるメルカリのようなフリマアプリや、近所の質屋やリサイクルショップなど多岐にわたります。しかし、それぞれのプラットフォームには、メリットとデメリットがあることを理解しておくことが重要です。 たとえば、メルカリは自宅で気軽に出品できるため便利というメリットがある一方で、個人間で取引するため、トラブルが起きれば自分で解決しなければならないというデメリットもあります。ブランドに関する知識が豊富でない人にとって、相手とのやり取りの中でスムーズに対応するのは難しいかもしれません。 また、近所の質屋やリサイクルショップでは、適正価格で買取されないリスクがあることを知っておきましょう。利用する店舗によっては、ルイ・ヴィトンに詳しいスタッフが在籍しているとは限らないため、中古市場の相場とは関係なく買取価格が設定されている可能性があります。 これらのデメリットやリスクを避け、ルイ・ヴィトンのバッグを確実に高く売るためには、買取専門店を利用することをおすすめします。買取専門店は買取に特化した店舗であり、中古市場の動向を把握しているため、適正な価格で取引してもらえます。 では、数ある買取専門店の中で、どのような特徴を持った店を選べばよいのでしょうか。買取専門店を利用するメリットも含めて、次の3つのポイントに分けて詳しく解説します。 7-1 中古市場にマッチした適正な価格設定 買取専門店は買取を主な業務としており、ブランド品の中古市場に精通しています。そのため、適正な価格設定で買取りしてもらうことができます。 たとえば、為替レートの変動、ルイ・ヴィトンの新商品発表、価格改定によって中古相場が変動すると、それに応じて適正価格も変わります。中古市場では、さまざまな影響を反映した、その時点でマッチする適正価格が設定されるのです。需要と供給のバランスを考慮して設定された価格は、中古市場の動向が反映された価格であるため、売り手にとって損を最小限に抑えられるというメリットがあります。 中古市場にマッチした適正な価格設定を行っている買取専門店の特徴は、ホームページ上に豊富な買取実績を掲載していることです。これまでの数多くの実績と比較対象があれば、売却する際の参考になるでしょう。さらに、あなたが売りたいと思っているルイ・ヴィトンのバッグの買取実績があれば、おおよその買取価格を事前に把握できます。査定してもらう際の不安の軽減となるはずです。 7-2 ブランド品に精通したスタッフが在籍 買取専門店のもう一つの大きな強みは、ブランド品に精通したスタッフが在籍していることです。買取専門店のスタッフは、ルイ・ヴィトンのバッグの特徴はもちろん、希少性や中古市場での相場についても熟知しています。たとえば、刻印の位置やシリアルナンバーによって製造年がわかるため、適正な買取価格を提示してもらえます。 また、万が一買取価格に納得がいかない場合でも、なぜその買取価格になったのかを詳しく説明してもらうことも可能です。専門的な知識に基づいた説明は、売り手にとって理解しやすく、納得できるものとなるでしょう。 7-3 独自の販路を活かした高価買取の実現 買取専門店の中には、国内だけでなく海外にも独自の販路を持っている店舗があります。こうした独自の販路を確保していることで、日本国内の他店よりも高価な買取が可能になるのです。 ルイ・ヴィトンは世界中の人々から愛されているブランドであり、海外での需要は日本に引けを取りません。特に近年は円安傾向が続いており、2024年のゴールデンウィークには、ルイ・ヴィトンの店舗に中国人客が列をなしたことが話題となりました。このような状況下では、日本で買取したルイ・ヴィトンの中古バッグでも、海外で販売すれば売れるわけです。 独自の販路を持っている買取専門店は、利益を確保しやすいため、他店に比べて高い買取価格を提示する傾向があると言えます。独自の販路を持っているため高価買取が可能とアピールしている店舗があれば、査定してもらう価値はあるでしょう。もしかしたら、他店より高い買取価格を提示され、考えていた以上の価格になるかもしれません。 ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売りたいなら、買取専門店を選ぶのがおすすめです。専門知識を持ったスタッフのもとで、中古市場に適した価格で買取してもらいましょう。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 8 少しでも高く売るコツは? ルイ・ヴィトンのバッグを売ると決めたなら、少しでも高く売るためのコツをおさえておきましょう。少しでも高く売るコツは、日常的に簡単なお手入れをすることや、付属品があれば揃えておくこと、価格改正のタイミングを計ることなどがあります。ここでは、ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売るコツを5つに分けてご紹介します。 8-1 日常的にお手入れして最適な場所で保管する ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売りたいなら、日常的にお手入れしたり、最適な場所で保管することが大切です。日常的なお手入れと言ってもそれほど大変なことではないため、癖をつけておくと楽になります。先述した高く売れる3つのデザインに絞って、日常的なお手入れ方法や最適な保管場所を解説します。 まず、トアル地というキャンバス地が採用されている、モノグラムやダミエについて紹介します。日常的なお手入れとして、もし汚れがついてしまった場合は、中性せっけんを軽く湿らせた柔らかい布で優しく拭き取りましょう。モノグラムやダミエのキャンバス地は加工が施されているため、中性のせっけん水であればシミになりません。一方で、アルコールや香水、レザーローションやクリーナーはキャンバス地を傷める原因となるため、仕様は控えましょう。 また、モノグラムラインによく使用されているヌメ革の扱いにも注意が必要です。ヌメ革は水に弱い特性があるため、極力水に濡れないようにしましょう。もし水に濡れてしまった場合は、毛羽立ちのない、吸水性の高い白色系の乾いた布で水分を拭き取るようにしてください。また、クリーナーやレザーローションを使用すると、ヌメ革が濃い色に変色してしまうため、使わないことをおすすめします。 最適な保管場所は、風通しの良い場所です。モノグラムやダミエの内装に使われている素材は湿気に弱く、カビが発生しやすいという特徴があります。少しでも良い状態を保つには、風通しがよい場所に保管しましょう。また、直射日光が当たる場所に保管すると、素材が色あせてしまうため、こちらも注意が必要です。 次に、エピの素材であるカーフレザーについて解説します。カーフレザーは、使うほどにしなやかさや、革のすじ・ツヤを感じられるのが特徴で、きめ細やかな手触りも魅力です。それらの特徴や魅力を損なわず、良い状態を保つために実践できることをご紹介します。 日常的なお手入れ方法としては、エピレザーのバッグを使用した後は、乾いた布で軽くふいて汚れを落とすことです。目立った汚れがない場合でも見えない汚れは付着しているため、乾いた布でバッグの表面を軽く拭くだけでもきれいな状態を保てます。 もし汚れを取り除きたい場合は、軽く水で湿らせた柔らかい布で拭きましょう。市販のクリームを使ったり、消毒剤などが付着したりすると、レザーを傷つける原因になるため使用を控えてください。 カーフレザーの最適な保管場所は、風通しの良い場所です。付属の保存袋に入れて保管すると、さらによい状態を保てるでしょう。また、熱に弱いため、直射日光の当たる場所に保管するのは避けてください。さらに、バッグに物を入れすぎると型崩れの原因になるため、注意が必要です。 それぞれの素材について、注意点をお伝えしました。最適な場所で保管し、適切な方法で日常的なお手入れをすれば、少しでも査定額が高くなる可能性があります。参考にしていただき、できる範囲でお手入れしてみてください。 8-2 できる限りきれいな状態にする 少しでも高く売るコツとして、売りたいバッグをできる限りきれいな状態にしておくことも大切です。もし、売りたいバッグに汚れがついていれば、前述した方法で汚れを取り除くことをおすすめします。また、ファスナーや金具の細かい部分は、歯ブラシや爪楊枝をつかって、ほこりなどの汚れを取り除きます。 さらに、バッグの内装にも注意を払い、ポケットの端にたまったほこりや汚れを取ることも重要です。あなたが気づく範囲で、できる限りきれいな状態にしておきましょう。取り除けた汚れやほこりなどにもよりますが、よりきれいな状態の方が買取価格が上がる可能性があります。 8-3 付属品があれば揃えておく 付属品を揃えておくことも、売りたいバッグを少しでも高く売るコツです。付属品はバッグによって数が異なるため、よく確認して準備した後、買取してもらうことが大切です。たとえば、ギャランティーカード(保証書)は、正規品であることの証明になるため重要と言えます。 その他の付属品では、保存袋や化粧箱が挙げられます。高く売れるバッグとしてご紹介した「キーボル・バンドリエール」では、付属品にバンドリエールが追加されます。また、「スピーディ」であれば、南京錠と鍵を揃えれば、買取価格は高くなる傾向があります。 付属品が手元にある場合は、バッグと付属品を一緒に提示しましょう。 8-4 早めに売る すでにルイ・ヴィトンのバッグを売ると決めているのならば、早めに売ることをおすすめします。なぜなら、バッグにはその時のトレンドが反映されているためです。ルイ・ヴィトンはファッションの最先端を行くブランドであり、毎年発表される新作はトレンドを取り入れています。 人々は常に新しいものに関心を持っており、時間が経てばトレンドは変化します。よって、早めに売ることで需要が高まっている時期を逃すことを避けられるのです。 しかし、一部のアイテムでは例外もあります。一般的に、中古市場では新しいアイテムであればあるほど高い買取価格が期待できますが、人気のあるコラボ商品や限定モデルは時が経っても高い需要が続いています。2004年前後に発表された、村上隆さんとのコラボ商品がその最たる例です。 コラボ商品や限定モデルではない一般的なバッグであれば、早めに売ることは、少しでも高く売るコツと言えます。 8-5 価格改正のタイミングを計る 売りたいバッグを少しでも高く売るコツとして、価格改定のタイミングを計ることも挙げられます。ルイ・ヴィトンは、2024年5月28日に価格改定を実施しており、多くのバッグが値上げされました。 値上げされる前は駆け込み需要が期待され、中古相場も需要が高まり、品薄状態になる傾向があります。そのため、価格改定前に買い取ってもらえば、高く売れる可能性が高まるというわけです。 しかし、ルイ・ヴィトンは価格改定する時期を公表していないため、いつ価格改定されるかわかりません。そのため、価格改正のタイミングを計って買取してもらうのは難しいと言えます。 ルイ・ヴィトンは、2022年・2023年は共に年4回の価格改定をおこなっており、今年に入ってからは2月に価格改定されました。このことから予想して、タイミングを計る方法もあります。こればかりは運の要素も含まれているため、強くおすすめするコツではありませんが、参考にしていただければ幸いです。 9 高く売れるバッグの選び方や売却のコツを知って賢く買い物しよう いかがでしたか。2024年最新版のルイ・ヴィトンで高く売れるバッグを10個厳選し、その買取相場と共にご紹介しました。ルイ・ヴィトンのバッグは、世界中の人々から長年愛され続けており、中古市場においても高い人気を誇っています。 特に、モノグラムやダミエなどの定番デザイン、エピレザーを使用したバッグは、品質の高さと耐久性から、高値で取引されることが多い傾向にあります。また、ネヴァーフルやスピーディなどの歴史ある定番バッグや、発表から年数が浅い新作バッグも高く売れる可能性が高いと言えます。 ルイ・ヴィトンのバッグを少しでも高く売るためには、査定前にバッグを丁寧に掃除し、できるだけきれいな状態にしておくことが重要です。また、保存袋や化粧箱などの付属品が手元にある場合は、一緒に提示することで買取価格のアップが期待できます。 買取店選びも、高く売るための重要なポイントです。ルイ・ヴィトンのブランド知識が豊富で、適切な査定を行えるスタッフが在籍し、中古市場の動向を踏まえた最適な価格設定を行っている買取専門店がおすすめです。 本記事が、あなたのルイ・ヴィトンのバッグが少しでも高く売れるヒントとなり、今後の売却や購入の際に参考となれば幸いです。
日本はもちろん、アジア圏やヨーロッパなど、世界中で高い人気を誇るルイ・ヴィトン。品質の高さに定評があり、常にトレンドの先頭を走り続けるデザインは、人々を魅了し続けています。 そんなルイ・ヴィトンですが、最近は「値上げしすぎ」という声があがっています。それもそのはず、ルイ・ヴィトンは2021年から2023年にかけて、毎年4回の値上げを実施しているのです。これからルイ・ヴィトンの商品を手に入れようと考えていた人も度重なる値上げを受けて、購入をためらってしまうのではないでしょうか。 そこで今回は、ルイ・ヴィトンのアイテムは近年でどれほど値上げされたのか、今後も値上げは続くのか、値下げする可能性はあるのかを深掘りしていきます。また、度重なる値上げの理由についても詳しく解説しています。ルイ・ヴィトンの値上げの歴史とともに説明していますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。 1 ルイ・ヴィトンの値上げの歴史 ハイブランドとして知られるルイ・ヴィトンは、その長い歴史のなかで幾度となく値上げをおこなってきました。しかし、近年では値上げの頻度が上がっており、「値上げしすぎ」という声があがるのも無理はないと言えます。 近年の価格改定は、2021年では1月・3月・5月・10月の4回、2022年でも2月・4月・6月・11月の4回実施されています。また、2020年から流行をはじめた新型コロナウィルスにより世界中が影響を受けている中でも、3回の値上げをおこないました。 たとえば、ルイ・ヴィトンの定番アイテムとして知られる「スピーディ・バンドリエール20」のアンプラントランインは、2022年5月には310,200円でしたが、2024年5月現在の価格は370,700円です。わずか2年足らずで6万円以上も値上がりしており、ここ数年で価格の上昇がいかに激しいかを物語っています。 これほどまでにルイ・ヴィトンが値上げを繰り返すのは、どのような理由があるのでしょうか。まずは、2023年に値上げされたアイテムを見ていきましょう。 2 2023年はいつ値上げされた? 2023年は、2021年・2022年と同様に4回の値上げがおこなわれました。値上げが実施されたのは、1回目は2月、2回目は6月、3回目は7月、4回目は9月です。2回目と3回目の値上げ実施のスパンは1ヶ月と非常に短かかったため、驚いた方も多かったのではないでしょうか。 ここからは、2023年に値上げされたアイテムはどのようなものがあるのか、具体的に紹介していきます。値上げ前の価格と値上げ後の価格、値上げ額についても表にまとめていますので、参考にしてください。 2-1 1回目:2023年2月 2023年に入って、はじめてルイ・ヴィトンが値上げしたのは2月3日です。前回の値上げが2022年11月で、わずか3ヶ月しか経っていなかったため話題となりました。値上げ額が大きかったアイテムを中心に表にまとめています。 商品名 値上げ前の価格 値上げ後の価格 値上げ額 カプシーヌMINI 759,000円 797,500円 38,500円 カプシーヌBB 836,000円 891,000円 55,000円 カプシーヌMM 924,000円 979,000円 55,000円 アルマBB 218,900円 228,800円 9,900円 スピーディ25 184,800円 195,800円 11,000円 ポシェット・ドゥーブルジップ 177,100円 18,100円 11,000円 シティ・スティーマーMM 513,700円 544,450円 30,750円 2023年1回目の値上げで多くのアイテムの価格が上昇するなか、特に大きな値上げ額を見せたのはカプシーヌです。このときのカプシーヌBBとMMの値上げ額は5万円を超えています。カプシーヌBBにおいての値上げ率は、7%にもなります。 また、ミニバッグのポシェットドゥーブルジップも6%以上値上がりしました。 2-2 2回目:2023年6月 2023年2回目の値上げは、6月1日に実施されました。最近の値上げはおよそ3ヶ月スパンで実施されていたため、値上げされることを予想していた方も多いかもしれません。値上げされた一部のアイテムを紹介します。 商品名 値上げ前の価格 値上げ後の価格 値上げ額 スピーディ25 195,800円 215,600円 19,800円 スピーディ30 204,600円 224,400円 19,800円 アルマBB 228,800円 248,600円 19,800円 オンザゴーGM 399,300円 423,500円 24,200円 オンザゴーMM 382,800円 407,000円 24,200円 モンテーニュBB 358,600円 381,700円 23,100円 ルイ・ヴィトンのアイコニックなアイテムとして知られる、スピーディ25と30はおよそ10%の値上げに踏み切っています。定番アイテムで人気が高いため、大きい値上げに驚いた方も多いことでしょう。また、オンザゴーGMとMMは、およそ8%の値上げとなっています。 2-3 3回目:2023年7月 2023年3回目の値上げは、7月19日におこなわれました。直近の値上げから1ヶ月という短いスパンだったため、驚かれた方も多いのではないでしょうか。値上げされた一部のアイテムを紹介します。 商品名 値上げ前の価格 値上げ後の価格 値上げ額 スピーディ25 215,600円 222,200円 6,600円 スピーディ30 224,400円 231,000円 6,600円 スピーディ35 232,100円 238,700円 6,600円 スピーディ・バンドリエール25 257,400円 265,100円 7,700円 スピーディ・バンドリエール30 265,100円 272,800円 7,700円 スピーディ・バンドリエール35 273,900円 281,600円 7,700円 オンザゴーPM 407,000円 419,100円 12,100円 オンザゴーGM 423,500円 436,700円 13,200円 オンザゴーBB 407,000円 419,100円 12,100円 アルマBB 248,600円 256,300円 7,700円 アルマPM 273,900円 281,600円 7,700円 プティ・パレPM 414,700円 426,800円 12,100円 モンスリNM BB 356,400円 367,400円 11,000円 モンスリNM PM 372,900円 383,900円 11,000円 ネヴァーフルPM 236,500円 243,100円 6,600円 モンテーニュBB 381,700円 392,700円 11,000円 モンテーニュMM 398,200円 410,300円 12,100円 プティット・サックプラ 248,600円 256,300円 7,700円 サックプラBB 323,400円 333,300円 9,900円 サックプラPM 372,900円 383,900円 11,000円 ネヴァーフルMM 245,300円 253,000円 7,700円 ネヴァーフルGM 253,000円 260,700円 7,700円 カプシーヌMINI 852,500円 880,000円 27,500円 カプシーヌBB 935,000円 962,500円 27,500円 カプシーヌMM 1,023,000円 1,056,000円 33,000円 ミュルティ・ポシェット・アクセソワール 356,400円 367,400円 11,000円 ヴァニティPM 414,700円 426,800円 12,100円 ルイ・ヴィトンの定番アイテムであるスピーディやアルマシリーズは、3%ほどの価格上昇がみられます。また、ミニバッグも例外ではなく、同様に値上げされています。 カプシーヌシリーズ(MINI・BB・MM)も値上げされました。カプシーヌBBは2023年2月から27,500円も価格が高騰しています。カプシーヌMMの価格は1,056,000円で100万円超えとなっており、カプシーヌMINIやBBも100万円を超える日が近いかもしれません。 2-4 4回目:2023年9月 2023年4回目の値上げは、9月19日に実施されました。こちらも前回から短いスパンで値上げされたため、話題となりました。2023年9月に値上げした一部のアイテムを紹介します。 商品名 値上げ前の価格 値上げ後の価格 値上げ額 ネヴァーフルPM 243,100円 250,800円 7,700円 ネヴァーフルMM 253,000円 260,700円 7,700円 ナノ・アルマ 265,100円 272,800円 7,700円 アルマ・ソフトBB 410,300円 422,400円 12,100円 アルマPM 281,600円 290,400円 8,800円 スピーディ30 231,000円 237,600円 6,600円 スピーディ35 238,700円 246,400円 7,700円 ナノ・スピーディ 256,300円 264,000円 7,700円 スピーディ・バンドリエール20 299,200円 308,000円 8,800円 スピーディ・バンドリエール30 272,800円 280,500円 7,700円 スピーディ・バンドリエール35 281,600円 290,400円 8,800円 モンテーニュBB 392,700円 404,800円 12,100円 モンテーニュMM 410,300円 422,400円 12,100円 プティ・パレPM 392,700円 404,800円 12,100円 グラン・パレMM 410,300円 422,400円 12,100円 オンザゴーPM 419,100円 431,200円 12,100円 オンザゴーGM 436,700円 449,900円 13,200円 ネオノエ 290,400円 299,200円 8,800円 プティット・サックプラ 256,300円 264,000円 7,700円 ミュルティ・ポシェット・アクセソワール 367,400円 378,400円 11,000円 カプシーヌMINI 880,000円 907,500円 27,500円 カプシーヌBB 962,500円 990,000円 27,500円 カプシーヌMM 1,056,000円 1,089,000円 33,000円 2023年9月にも、かなり多くのアイテムが値上げされたことが分かります。定番アイテムからミニバッグまで、価格が上昇しました。そのなかでも、カプシーヌシリーズはおよそ4%の値上がりとなっています。 2023年4回目の値上げでは、3回目に値上げされたアイテムが多く含まれています。これは、ルイ・ヴィトンが主力商品をまとめて値上げすることで、ブランド全体の価格帯を底上げしようとしていることが予想されます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3 2024年以降も値上げは続く? ルイ・ヴィトンが2023年に値上げした一部のアイテムを紹介しましたが、2024年以降も値上げは続くのでしょうか。実は、ルイ・ヴィトンは2024年2月にも値上げを実施しています。値上げしたアイテムの定価とともに、今後ルイ・ヴィトンは値上げを続けるのかについても考察していきます。 3-1 2024年2月にも値上げを実施 2024年2月に値上げされたアイテムは、ネオノエであることがわかっています。また、一部のラグジュアリーアイテムも値上げされました。 商品名 値上げ前の価格 値上げ後の価格 値上げ額 ネオノエ 299,200円 316,800 17,600 3-2 値上げは今後も続く? ルイ・ヴィトンは、2021年から2023年にかけて毎年4回の値上げをしています。このことから、2024年もあと3回値上げが発表される可能性は否定できません。なぜルイ・ヴィトンはこんなにも頻繁に値上げを繰り返すのでしょうか。 次の章では、ルイ・ヴィトンが値上げを続ける理由はなぜなのか、深掘りしていきます。 4 ルイ・ヴィトンが値上げを続ける理由6選 最近では、頻繁と言っていいほど値上げを続けているルイ・ヴィトン。ルイ・ヴィトンが値上げを続ける理由はなぜなのか、6つにわけて解説します。 4-1 ①円安の影響 ルイ・ヴィトンが値上げを続けるのは、円安の影響が大きいと言えます。円安がはじまったのは、ウクライナ戦争やアメリカの金利上昇など多くの要因がからまり、2022年頃から加速しました。円安は日本円の価値を下げて、外国通貨の価値を上げます。 たとえば、1ドルが100円のときに1万円で購入できたのは100ドルでしたが、1ドルが130円になると、1万円で購入できるのはおよそ77ドルになります。このように円の価値が下がれば、外貨通貨に換算した際の価格も下がってしまうため、値上げでその差を埋めようとしているわけです。日本での売上額を落とさないために、値上げが加速していると言えます。 4-1-1 日本のルイ・ヴィトンに中国人が行列して爆買い? 円安が与える影響は、日本だけではありません。円安になると、日本円の価値が下がるとともに外貨通貨の価値が上がります。外国人にとっては、日本で買い物をすると安く抑えられるというメリットがあるのです。 たとえば、ゴールデンウィーク中の日本のルイ・ヴィトンには多くの中国人が列をなした、というニュースが報道されました。中国も日本と同様に、五一労働節と呼ばれる連休があり、多くの観光客が日本を訪れました。円安が加速したため、ルイ・ヴィトンのアイテムは中国より日本の方が10〜50%も安く購入できるのです。 ルイ・ヴィトンで高い人気を誇っている「ナノ・スピーディ」を例に解説します。ナノ・スピーディは、中国の公式サイトでの定価は1万4300元=約31万5000円ですが、日本で免税を利用して購入すると1万1200元=約24万6000円になります。値下げ率にすると20%以上も安く購入できる計算となり、中国人が日本のルイ・ヴィトンに列をなすのも納得というわけです。 また、中国人から特に人気のあるアイテムはカプシーヌシリーズです。カプシーヌシリーズは2023年だけの値上げ幅を見るだけでも大きく上昇しており、富裕層向けのアイテムと言えます。そんなカプシーヌシリーズは中国人からの需要が高いことから、ルイ・ヴィトンが意図的に値上げしているとも考えられます。 4-2 ②輸送費の高騰 ルイ・ヴィトンの値上げは、輸送費の高騰も一因と考えられます。近年、世界的な原油価格の上昇や、2022年に勃発したウクライナとロシア戦争などが影響し、輸送費が高騰しています。 ルイ・ヴィトンのアイテムは主にフランスで生産され、世界中に輸送されます。輸送する際には、航空機や船舶が使用され燃料費がかかります。燃料費の高騰は輸送コストを上昇させるため、アイテムの値上げに繋がっているのです。 また、ウクライナとロシアの戦争による影響として、欧米諸国はロシアに経済制裁を課しました。その結果、ロシアからの原油や天然ガスの供給が不安定になり、世界中の輸送費が高騰したことも理由です。 4-3 ③原材料・人件費の上昇 原材料と人件費の上昇も、ルイ・ヴィトンが値上げを続ける理由のひとつでしょう。ルイ・ヴィトンのアイテムは、高品質なレザーや金属パーツなどが使用されています。そのため、原価が上がり、販売価格も値上げせざるを得ないのです。 一部の商品にはクロコダイルやオーストリッチを採用したものもあり、人気があります。原材料は貴重であればあるほど高価となり、需要に供給が追いついていなければさらに価格を引きあげます。 また、インフレーションの影響から人件費の上昇は避けられません。ルイ・ヴィトンのアイテムは、熟練した職人が制作しています。ヨーロッパの労働コストは日本と比べて倍近くとなっており、職人はさらに多くの人件費を必要とします。高い人件費を補うために、値上げを実施していると言えるでしょう。 4-4 ④物価高騰 世界的なインフレーションの影響で、物価高騰が続いています。物価高騰は、原価や輸送費にくわえて、店舗運営にも影響します。店舗運営においては、スタッフの人件費や電気代、清掃費など、さまざまな費用が必要です。 店舗を運営しないと商品を販売できないため、物価が高騰しても運営を続けなければなりません。物価高騰にはあらがえないため、上昇した物価に比例して値上げしていると考えられます。 4-5 ⑤コロナ禍の影響 2020年、世界中で猛威を振るったコロナウィルスにより、街中がロックダウンされ、ルイ・ヴィトンの工場や店舗も休業に追い込まれました。これによって商品の供給が止まり、需要と供給のバランスが崩れました。また、海外渡航も制限されたため、観光客による購入も激減したのです。 さらに、コロナウィルスの影響で仕事を失った人々や収入が下がった人々が増えて、高級品の購入を控える人もでてきました。実際に、ルイ・ヴィトンが所属するLVMHの2020年12月通期決算は、売上高が前期比16.8%減の446億5100万ユーロ(約5兆6260億円)、純利益も34.4%減の47億200万ユーロ(約5924億円)となっています。ハイブランドであるルイ・ヴィトンにとって、大きな逆風となった出来事と言えます。 しかし、LVMHの2021年12月通期決算は、売上高が前期比43.8%増の642億1500万ユーロ(約8兆2195億円)、純利益も155.9%増の120億3600万ユーロ(約1兆5406億円)と大幅に増益しています。また、コロナ禍前の2019年と比較しても売上高は19.6%増、純利益も67.8%増となっており、コロナウィルスの影響をうまく回避していることがわかります。これは、ルイ・ヴィトンがコロナショックを受けてすぐにオンライン販売にシフトしたことが功を奏しました。 さらに驚くことに、ルイ・ヴィトンは2020年に3回、2021年に4回も値上げを実施しています。コロナ禍でありながら値上げを行い、コロナ感染症が落ち着きを見せても値上げを継続。こういった拝見からも、顧客から「値上げしすぎ」という声が上がるのは納得できます。 4-6 ⑥ブランドイメージの維持 ルイ・ヴィトンは1854年にパリで創設されたブランドで、長い歴史を経て現在では世界三大ブランドのひとつとなりました。今後も世界三大ブランドのひとつとして君臨し続けるためには、他のブランドとは違うことをアピールしなければなりません。アピールのひとつに「値上げ」があり、ルイ・ヴィトンはハイブランドで、簡単には手が出せないことを示しているとも言えます。 たとえば、世界中でインフレーションが進行している今、もしルイ・ヴィトンが値上げをせず、10年前と同じ価格で商品を販売していたらどうでしょうか。ルイ・ヴィトンの商品は他のブランド商品と比べて割安感がでてしまい、安易に購入しやすいブランドになってしまうかもしれません。このような現象を避け、ハイブランドであることをアピールしつつ、時代の変化に合わせて値上げしているのです。 しかし、近年の値上がりは目を見張るものがあり、顧客を置いてけぼりにしてしまう危険性もはらんでいます。いくらハイブランドの地位を守るために値上げしても、顧客が価格に納得しなければ購入には繋がらないためです。ルイ・ヴィトンはブランドイメージの維持と顧客のニーズをバランスよく調整しながら値上げしていかなければ、顧客離れを招いてしまう可能性があるでしょう。 5 ルイ・ヴィトンは今後値下げする可能性はある? ルイ・ヴィトンが値上げを続ける理由はさまざまであり、そのペースは明確ではありませんが、今後も値上げが続く可能性は十分に考えられます。このような状況で、値下げされるアイテムはでてくるのでしょうか。 実は、ルイ・ヴィトンにはこれまでに値下げされたアイテムが存在します。大きく全体が値下がりしたことはありませんが、一部のアイテムで値下げがおこなわれました。過去に値下げされた一部のアイテムを紹介します。 【2023年2月に値下げされたアイテム一覧】 商品名 値下げ前の価格 値下げ後の価格 値下げ額 ネヴァーフルPM 243,100円 236,500円 -6,600円 ネヴァーフルMM 253,000円 245,300円 -7,700円 オンザゴーMM 386,100円 382,800円 -3,300円 オンザゴーGM 403,700円 399,300円 -4,400円 ここ最近でいえば、2023年2月にネヴァーフルシリーズ(PM・MM・GM)が3%ほど値下げされました。しかし、2023年7月に値上げされており、2023年の2月から7月の間だけ値下げして販売されていたことになります。このようにルイ・ヴィトンの値下げは一時的なものが多く、継続的に値下げが続く商品は存在しないとも言えます。 6 ルイ・ヴィトンの値上げに対する顧客の反応は? 近年のルイ・ヴィトンの値上げに対して、顧客の反応はどのようなものがあるのでしょうか。ルイ・ヴィトンの商品を購入しようと思っている顧客は、値上げに対してさまざまな感情を抱いています。値上げを続けるルイ・ヴィトンに顧客が抱く反応を具体的に見ていきましょう。 6-1 手が届かないブランドになってしまったと感じる 近年のルイ・ヴィトンの度重なる値上げをみて、手が届かないブランドになってしまったと感じる顧客もいます。たとえば、学生時代にルイ・ヴィトンに憧れを抱き、社会人になってお金をためて購入しようと考えていた人にとって、数年で数万円もの価格上昇は衝撃です。高額すぎて、いつになっても購入することができないと感じさせます。 かつては何とか手が届く価格帯だったにもかかわらず、今では遠い存在になってしまったと思う顧客も少なくないでしょう。 6-2 愛着はあるが次の購入をためらってしまう 長年、ルイ・ヴィトンのアイテムを使用してきた人々のなかには、愛着はあるものの次の購入をためらってしまう人もでてくることが考えられます。ルイ・ヴィトンの魅力は、トレンドの先頭をいくデザインや品質の高い素材、技術の高い職人技など多くあります。そのため、長年のルイ・ヴィトンファンであれば、新作が発表されれば購入意欲がわくことでしょう。 たとえば、以前購入したバッグのシリーズで新作が発表されたとします。購入意欲がわいたものの、以前購入した時より大幅に値上がりした価格に驚き、次の購入をためらってしまう可能性があります。ルイ・ヴィトンの商品に魅力は感じるものの、激しい値上がりに後ずさりしてしまう人もいるかもしれません。 6-3 値上がりは仕方のないことだと思う ルイ・ヴィトンの値上がりに対して、肯定的な意見を持つ人もいます。世界全体のインフレーションや世界情勢を考えると、度重なる値上がりは仕方のないことで、自然の流れだと納得する人もいます。ルイ・ヴィトンはハイブランドであるため、値上げはブランドイメージの維持に必要不可欠だと考えているのです。 値上がりは仕方のないことだと思っている人は、変わらずルイ・ヴィトンのアイテムを購入し続けるでしょう。 6-4 次に値上がりする前に購入しようとする ルイ・ヴィトンの値上げはいつ行われるか事前に公表されないため、次に値上がりする前に急いで購入しようとする人もいます。値上げが実施されると焦りを感じてしまい、少しでも安く購入したいと考えるのです。実際、値上げ情報が公開されると、その直前に店舗に駆け込む顧客が増えます。 この現象は中古市場にも連動しており、駆け込み需要が見られます。ルイ・ヴィトンが1年に4回のように細かく値上げを繰り返すのは、駆け込み需要も見込んでいるのかもしれません。 6-5 代替ブランドへ興味が移行する ルイ・ヴィトンの値上げによって、代替ブランドへ興味が移行する人もでてくると考えられます。世界三大ブランドとして有名なルイ・ヴィトンに惹かれるものの、手が届きそうにない価格帯であれば、代替ブランドへの検討を考えるのは自然な流れです。グッチやサンローランのように、ルイ・ヴィトンほど値上げが頻繁ではないブランドに代替えする人もいるでしょう。 また、ブランドにこだわらなければ、比較的安い価格帯で購入できるアイテムは多く存在します。ルイ・ヴィトンの値上げに辟易してしまった人は、他のブランドに流れていく可能性があると言えます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 7 ルイ・ヴィトンは値上げしすぎでイメージを壊しかねない? いかがでしたか。近年、ルイ・ヴィトンが値上げしたアイテムは多く、値上げ幅も大きいことを紹介しました。また、値上げを続ける理由を深掘りし、それに対する顧客の反応についても解説しました。 近年のルイ・ヴィトンの度重なる値上げは、何とか手が届く価格帯から誰もが手にすることができない価格帯に移行しているようにもみえます。これは、富裕層向けブランドにシフトしているようにも捉えられます。ルイ・ヴィトンを持っていることをステータスとして捉え、ライフスタイルを表現する手段になることを目指しているのかもしれません。 しかし、現代社会では収入の格差が拡大し、二極化が進んでいると言われています。もしルイ・ヴィトンが商品をステータスとして捉えてもらうために値上げをしているのならば、顧客離れを招く可能性があり、ブランドイメージを壊しかねません。ブランドイメージの維持と顧客の考えのバランスをとることは、これから難しい課題となるでしょう。
2024年も引き続き大注目の「ルイ・ヴィトン」。特にショルダーバッグは、スタイルの幅広さや機能性の良さから人気を集めています。 今回の記事では、2024年のトレンドを押さえたルイ・ヴィトンのショルダーバッグ人気ランキングTOP10を発表していきます! 「どのバッグを選んだらいいかわからない…」「人気のアイテムはどれ?」という方のために、デザインの特徴や使い勝手の良さ、コーディネートのヒントまでご紹介!お気に入りのバッグを見つけて、日々のスタイルをさらにアップデートしてみませんか? 1.ルイ・ヴィトンのショルダーバッグが選ばれる5つの理由 ショルダーバッグはファッションだけでなく、日々の生活でも欠かせないアイテムですよね。特にルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、デザイン性と実用性を兼ね備えており、幅広い世代から愛されています! でも、どうしてルイ・ヴィトンのショルダーバッグがこれほど人気を集めているのでしょうか?ここでは、その理由を5つに分けて解説していきます。これを読めば、ショルダーバッグがなぜ選ばれ続けているのか、その秘密がきっとわかるはず! 1-1. 人気の理由①:持ち歩きやすい ルイ・ヴィトンのショルダーバッグの魅力は、その持ち歩きやすさにあります。特に、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、デザインと実用性が両立されており、肩にかけたり、斜めがけできることで、両手が自由になり、買い物や旅行中または忙しい日の移動も快適にこなせます。 また、ルイ・ヴィトンのバッグは軽量設計で重さが気になりにくく、長時間持ち歩いても疲れにくいのが嬉しいポイント!ファッションアイテムとしてのデザインに加え、機能的な面も優れているため、どんなシーンでも活躍するアイテムです。日常使いはもちろん、旅行や出張にも持って行きやすいバッグとして幅広く選ばれています。 1-2. 人気の理由②:デザインやサイズが豊富 ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、デザインやサイズのバリエーションの豊富さが大きな魅力です。例えば、アルマBBのようなコンパクトなサイズのバッグは、ちょっとしたお出かけやフォーマルな場にも最適です。 一方で、オンザゴーやネオノエのような大容量タイプのバッグは、荷物が多い日や旅行でも使いやすいです。素材も多彩で、クラシックなモノグラム、エレガントなエピレザー、さらにはダミエなど、スタイルに合わせた幅広い選択肢が揃っています。 自分のライフスタイルやファッションにぴったりのデザインが見つかるのも、ルイ・ヴィトンのバッグならではの楽しみです。自分らしさを表現できるアイテムとしてシーンを選ばずに使用していくことができます! 1-3. 人気の理由③:幅広い年齢層に需要がある ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、幅広い年齢層から愛され続けています。20代の若い世代には、コンパクトでキュートなデザインのものが人気。一方で、30代、40代、そして50代以降の世代には、シンプルで高級感のあるデザインが好まれます。 特に、タイムレスなモノグラム柄やシンプルで使いやすいデザインは、年齢を問わず長く愛用できるのが魅力です。また、ルイ・ヴィトンは、流行に左右されないデザインを多く提供しているため、購入後もずっと使い続けられるのが嬉しいポイントです。どの世代にも馴染むデザイン性と、ファッションに合わせた使いやすさが、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグが人気を集める理由の一つです。 1-4. 人気の理由④:防犯性に優れている ショルダーバッグは、実は防犯性の高さでも選ばれています。肩にかけて体に密着させて持ち運べるため、手提げバッグやリュックに比べて、スリなどの被害に遭いにくいというメリットがあります。 特に、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグはジッパーやフラップ付きのデザインが多く、貴重品をしっかり守る構造となっています。街中や旅行中でも、安心して使えるのが嬉しいポイントです。 また、バッグを体に近づけて持つことができるため、バッグ自体が他人に触れられる心配も少なく、安心感を持って日常的に使うことができます。おしゃれを楽しみながらも、防犯対策をしっかりと行えるバッグとして、日々の生活の中で重宝されます。 1-5. 人気の理由⑤:安く購入できる中古アイテムもある ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、中古市場でも非常に人気が高いです。新品だと高額なアイテムも、状態の良い中古品なら比較的安く手に入ることがあります。 特に、廃盤モデルやヴィンテージアイテムは中古市場でしか手に入らないものも多く、リユースショップやオンラインでの購入も一つの選択肢として注目されています。ルイ・ヴィトンのバッグは耐久性も高いため、状態の良いものを選べば、中古でも長く愛用できるのが魅力です。 また、人気アイテムが中古市場に出回ることも少なくないため、お得な価格でお気に入りのバッグを見つけるチャンスも増えます。コストパフォーマンスが高いショッピングができるのも、中古品ならではのメリットです。 2.【2024最新】ルイ・ヴィトン ショルダーバッグの人気ランキング! 多くのファッション愛好者にとって、ルイ・ヴィトンのバッグはその洗練されたデザインと抜群の実用性から、絶対に見逃せないアイテムです。 特にショルダーバッグは、普段使いからフォーマルなシーンまで幅広く活躍するので、ひとつ持っているだけでコーディネートの幅が広がります。2024年の最新トレンドを押さえたルイ・ヴィトンの人気ショルダーバッグTOP10をランキング形式でご紹介!それぞれのアイテムの特徴や魅力も解説しているので、お気に入りのバッグを見つけてみてください! 1位:アルマBB 出典:Louis Vuitton 「アルマBB」は、ルイ・ヴィトンの定番でありながら、いつの時代も大人気のアイテムです。 コンパクトでありながら、洗練されたフォルムが特徴で、特にモノグラムキャンバスのデザインが人気!斜めがけできるため、フォーマルにもカジュアルにも使い回せます。スマホや財布など、日常の必需品をすっきり収納できるサイズ感で、どんなシーンでも活躍します。 小ぶりなサイズながらも存在感抜群のデザインが、シンプルなコーディネートでもアクセントになります。【画像】 2位:スピーディ バンドリエール 出典:Louis Vuitton ルイ・ヴィトンの「スピーディ」は、長年愛されてきた名作バッグ。その斜めがけ仕様である「スピーディ バンドリエール」は、さらに使いやすさがアップしています。 シンプルでありながらも収納力が高く、旅行や日常使いにもぴったりのサイズ感です。特徴的なモノグラム柄やダミエ柄はもちろん、軽量で機能性に優れていることも高く評価され、現在でもスタイルに合わせやすい万能アイテムとして人気を集めています。【画像】 3位:ネオノエ 出典:Louis Vuitton ルイ・ヴィトンのネオノエはバケットバッグのトレンドを引き継ぎつつ、モダンなデザインを取り入れた大容量バッグです。 肩掛けや斜めがけの2WAYで使えるため普段使いだけでなく、ちょっとした旅行にもぴったりです。さらに、内側が2つのコンパートメントに分かれているため、荷物を整理しやすいのも魅力の1つ。カジュアルでラフなスタイルに合うアイテムとして人気です。モノグラムやエピレザーなど、素材によっても印象が異なり、個性を引き立ててくれるバッグです。【画像】 4位:プティットサックプラ 出典:Louis Vuitton コンパクトで使い勝手の良い「プティットサックプラ」は、小さめのサイズながらしっかりとした収納力が魅力! ショルダーストラップが付属されているので肩掛けや斜めがけができ、アクティブに動きたい日にも最適なバッグです。モノグラムキャンバスとレザーの組み合わせが高級感を醸し出しつつも、カジュアルなシーンでも大活躍!シンプルなデザインなのでどんなコーデにも合わせやすく、日常使いにぴったりです。【画像】 5位:オデオンNM PM 出典:Louis Vuitton 「オデオンNM PM」は、シンプルでありながらエレガントなデザインが特徴。どんなシーンでも対応できる万能なショルダーバッグで、ビジネスシーンでも普段使いでも使いやすいアイテムです。特に軽量で、肩に負担をかけず、長時間使っても疲れにくいのが嬉しいポイント。モノグラムキャンバスやレザーの組み合わせは、シンプルながらも高級感があり、オンオフ問わず活躍します。【画像】 6位:ヴァニティNV PM 出典:Louis Vuitton 小ぶりながらも個性的なデザインで人気の「ヴァニティNV PM」。名前の通り、コスメティックケースを思わせるスクエアなフォルムが特徴で、見た目の可愛さはもちろん、収納力も優れています! ちょっとしたパーティーやデートシーンでも使えるおしゃれなアイテムです。モノグラム柄のバッグはカジュアルにもフォーマルにも使えるため、一つ持っているだけでコーディネートの幅が広がります。【画像】 7位:オンザゴー 出典:Louis Vuitton ルイヴィトンのオンザゴーは大容量で機能性の高いトートバッグです。 「オンザゴー/on the go」は「忙しく動き回っている」や「常に忙しい」という意味しており、ショルダーバッグとしても肩掛けとしても使えるため、あらゆるシーンにおいても大活躍してくれます! 普段使いはもちろん、旅行やビジネスシーンでも使える万能アイテムなので、バッグひとつでさまざまなスタイルに対応可能。特に、モノグラムやジャイアントモノグラムのデザインがトレンド感を演出し、2024年も注目アイテムの1つです。【画像】 8位:クロワッサン 出典:Louis Vuitton 「クロワッサン」は、その名の通り、クロワッサンの形を模したフォルムが特徴的なルイ・ヴィトンのバッグです。 ユニークなデザインでありながらも、カジュアルスタイルに合わせやすく、使い勝手が良いことから多くの方から高い評価を獲得しています。肩にかけやすい形状で、しっかりとフィットするため、移動中にも快適に使うことができ、カジュアルからシックな装いまで、どんなコーディネートにもマッチすることも魅力です。【画像】 9位:カプシーヌ 出典:Louis Vuitton ルイヴィトンのカプシーヌはエレガントさと高級感が漂うデザインで、ルイ・ヴィトンの中でも特にフォーマルなシーンにぴったりのバッグです! しっかりとした作りで収納力がありながら、シルエットも美しいため、パーティーやビジネスでも使いやすいアイテム。特に、カプシーヌでは上質なレザーが使用されており、シンプルでありながらも洗練された印象を与えてくれます。 カプシーヌはルイ・ヴィトンの中でも高額なバッグの1つなので手が届きづらいといわれていますが、1つもっているだけでコーディネートを格上げしてくれる魅力的なバッグです! 10位:バムバッグ 出典:Louis Vuitton ルイ・ヴィトンの「バムバッグ」は、近年再び注目を集めている斜めがけバッグで、アクティブなシーンにぴったり! 両手が自由になるため、旅行やフェス、アウトドアなど様々なシーンで大活躍してくれます。ルイ・ヴィトンのモノグラムやダミエ柄が、おしゃれ度をぐっと引き上げてくれるのも魅力のひとつ。スタイリッシュでありながら、実用性高く、ユニセックスで使用できるデザインなので、2024年以降も引き続きトレンドに入ることが予想されるバッグです!【画像】 3.知らなきゃ損!バッグ選びで失敗しない3つのポイント ルイ・ヴィトンのショルダーバッグを選ぶとき、デザインやトレンドだけでなく、自分のライフスタイルに合ったバッグを見つけることがとても大切です!「可愛いけど使いづらい…」と後悔しないために、ここでご紹介する3つのポイントを押さえておけば、バッグ選びで失敗することはありません! 「予算」「サイズ」「素材」選びのコツをしっかり解説していくので自分にぴったりのルイ・ヴィトンを見つけましょう。 3-1. 予算を確認しよう まず最初に考えるべきなのは、予算です。ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは高級ブランドならではの価格帯ですが、選ぶアイテムによって価格は大きく変わります。 たとえば、人気の「アルマBB」や「ネオノエ」は比較的手が届きやすいアイテムですが、「カプシーヌ」や「オンザゴー」のような大容量タイプや高級感のあるレザーを使用したバッグは、さらに高額になることも... 事前に自分が出せる予算をしっかりと確認しておけば、無理なく自分に合ったバッグを選ぶことができます。さらに、中古市場も視野に入れると、少しお得に購入できるチャンスも広がるので、選択肢を増やすためにもリサーチしてみましょう! 3-2. サイズを選ぶ 予算の次に考えるべきは、バッグのサイズです。デザインが気に入っても、普段使いするにはサイズが小さすぎる、または大きすぎると感じてしまうこともあります。 日常使いであればコンパクトな「プティットサックプラ」や「アルマBB」が便利ですが、荷物が多い日や旅行には「オンザゴー」や「ネオノエ」のような大容量のバッグが便利です。 自分のライフスタイルに合ったサイズを選ぶことで、後悔のない買い物ができます。普段持ち歩くアイテム(財布、スマホ、コスメなど)がしっかり入るかどうかを考えながら、サイズをチェックすることもバッグ選びの失敗しないポイントの1つです。 3-3. 素材で決める ルイ・ヴィトンのバッグは、素材の選択肢も多彩です。定番のモノグラムキャンバスは、軽量で耐久性が高く、日常使いにぴったりの素材です。 また、エピレザーやダミエキャンバスは、シンプルで上品な印象を与え、ビジネスシーンやフォーマルな場面でも活躍します。さらに、レザー素材のバッグは使えば使うほど味が出てくるので、長く愛用したい方におすすめです。 バッグのデザインや用途だけでなく、素材の質感やメンテナンスのしやすさも考慮して選ぶと、満足度が高まります。特に、耐久性やお手入れの手間を考えると、自分に合った素材選びが重要です! 4.ルイ・ヴィトン ショルダーバッグのおすすめコーディネート例 ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、どんなシーンにも合わせやすく、日常からビジネス、フォーマルまで幅広く活躍します。バッグ一つでコーディネートの印象がガラッと変わるので、シーンに合った使い方を知っておくと、もっともっとおしゃれを楽しむことができます。 ここでは、カジュアルなデイリースタイルからビジネスシーン、さらにはフォーマルな場面でのルイ・ヴィトンの使い方をご紹介!おしゃれに見せつつ、実用性も備えたバッグ選びの参考にしてみてください! 4-1. カジュアルなデイリースタイル ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、カジュアルな日常スタイルにもぴったりです。例えば、「ネオノエ」や「バムバッグ」は、カジュアルなデニムやスニーカースタイルにも相性抜群。 リラックス感のあるコーディネートでも、バッグ一つでラグジュアリーな印象に仕上がります。ショルダーバッグを斜め掛けすることで、動きやすさも確保でき、アクティブな日にも活躍します。 シンプルなTシャツにジャケットを合わせたスタイルに、ルイ・ヴィトンのモノグラムやダミエ柄がアクセントとなり、コーデ全体に高級感をプラスしてくれるのがポイントです。【画像】 4-2. ビジネスシーンでの上品コーデ ビジネスシーンでも、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは上品な印象を与えます。 たとえば、「オンザゴー」や「カプシーヌ」のようなトートバッグタイプは、収納力があり、仕事で使う書類やタブレットなどもしっかり収納できます。 また、シンプルなデザインのバッグを選ぶことで、品格と洗練されたスタイルを演出することができます。ビジネスシーンでは、レザー素材のバッグが特におすすめで、ジャケットやスーツとの相性も抜群です。シンプルなカラーやラインのバッグを持つことで、信頼感のあるプロフェッショナルな印象を与えられます。【画像】 4-3. フォーマルシーンでの使い方 パーティーや特別なディナーなどのフォーマルな場面でも、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは活躍します。 例えば、「アルマBB」や「ヴァニティNV PM」などのコンパクトで洗練されたデザインは、エレガントなドレススタイルにもぴったり。小さめのサイズのバッグは、ドレスやアクセサリーとのバランスを考えながら持つと、より洗練された印象を与えます。 また、シックなカラーのバッグを選ぶことで全体のコーディネートを引き締めつつ、上品なスタイルを完成させることができます。クロスボディにしてもエレガントに決まるので、フォーマルシーンでも大活躍です!【画像】 5.ルイヴィトンのショルダーバッグは中古市場も要チェック! ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、新品だけでなく中古市場も見逃せません!! 特に、廃盤となったモデルやヴィンテージアイテムは、中古市場でしか手に入らないため、人気が高いアイテムも多く見つかります。ここでは、中古市場で注目されているおすすめの廃盤モデルをいくつか紹介します。 1. アマゾン 「アマゾン」は、コンパクトなクロスボディバッグとして根強い人気があります。シンプルなデザインで、必要なものを最小限にまとめられるため、日常使いにぴったり。長年愛され続けてきたモデルで、カジュアルなスタイルにも合わせやすいのが魅力です。中古市場でも、状態の良いものが見つかればラッキーな一品です。 2. ブルームズベリPM 「ブルームズベリPM」は、軽量でシンプルなデザインが特徴のショルダーバッグです。普段使いしやすいサイズ感と、柔らかいシルエットがデイリーユースにぴったり。軽やかな雰囲気で、カジュアルスタイルや街歩きにも相性抜群。廃盤となった今でも、中古市場での人気は根強く、特にシンプルなデザインを好む方におすすめです。 3. ヴェローナPM 「ヴェローナPM」は、上品でクラシカルなデザインが魅力的なバッグです。ビジネスシーンにも対応できる洗練された雰囲気で、シンプルな中にも高級感が漂います。比較的小ぶりなサイズ感ながら、しっかりとした収納力も備えているため、通勤やちょっとした外出にも便利です。中古市場でも、この上品なデザインが多くのファンに支持されています。 中古市場では、これらの廃盤モデルが手に入るチャンスがあります。状態の良いものを見つけるためには、定期的にチェックすることが大切です。ヴィトンの中古市場は、新品とは違う楽しさがあるので、限定モデルやヴィンテージアイテムを探している方には特におすすめです! 6.ルイ・ヴィトンのショルダーバッグでおしゃれを楽しもう! ルイ・ヴィトンのショルダーバッグは、見た目の美しさと使い勝手の良さが両立しているのが魅力。どんなコーディネートでもバッグひとつで全体の印象がグッと引き締まります。2024年の最新トレンドを取り入れたバッグを選べば、カジュアルなデイリースタイルはもちろん、特別な日のフォーマルスタイルでもしっかりとおしゃれに決まります。 ルイ・ヴィトンは流行に左右されにくいデザインなので、季節や年齢を問わず、長く愛用できるのも嬉しいポイントです。新品を購入するのが難しくても、中古市場で掘り出し物を見つける楽しさもありますよ。ヴィンテージや限定モデルに巡り合えたときの喜びはひとしおです。 お気に入りのルイ・ヴィトンのバッグを見つけて、日々のファッションをもっと楽しんでみませんか? この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。
世界三大ブランドのひとつとして知られているルイ・ヴィトン。ルイ・ヴィトンは1854年、世界初の旅行鞄専門店としてパリのキャプシーヌ通りに店を構えました。創業当初はトランクケースを中心に販売していましたが、時代の変化に伴ってバッグや財布などのラグジュアリー商品の販売へと移行します。 ルイ・ヴィトンを代表するデザインと言えば、ダミエやモノグラムを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ダミエ柄は1888年に、モノグラム柄は1896年にそれぞれ発表されました。その後、1998年にはルイ・ヴィトン初となるアーティスティックディレクターのマーク・ジェイコブスが就任し、斬新なデザインが生み出され、現在も次々に新作が発表されています。 毎年新商品が発表されるため、ルイ・ヴィトンの廃盤品は増えていきます。ルイ・ヴィトンは廃盤アイテムをアップデートして販売することはありますが、廃盤アイテムを再販することはありません。そのため、廃盤はその時にしか出会えない貴重な商品なのです。 そんな廃盤アイテムは、その時代特有の雰囲気を感じさせるため、持ち歩くのをためらう人もいます。ルイ・ヴィトンの廃盤品を使うのは恥ずかしいことなのでしょうか。そのように感じる背景について掘り下げていきます。 さらに、なぜ一部のルイ・ヴィトンの廃盤バッグやショルダーバッグが今でも高い人気を誇っているのかについても、魅力や購入方法と一緒に深掘りしていきます。一部の人々は廃盤アイテムを持つことに躊躇することがありますが、廃盤品のメリットを知れば、真の魅力を発見できるかもしれません。 1.ルイ・ヴィトンのアイテムが廃盤になる理由とは? ルイ・ヴィトンは毎年、流行を取り入れた新作アイテムを発表しています。同時に廃盤品も増えていき、ルイ・ヴィトンでは再販されないため、廃盤を購入するには中古販売店やオンラインショップを利用するしかありません。 人気のある廃盤品を継続して販売することは、理論的にルイ・ヴィトンの売り上げを向上させる可能性があります。しかし、実際にはこれまでに再販された例はありません。なぜルイ・ヴィトンは、廃盤品を復活させないのでしょうか。理由を解明していきます。 1-1.アイテムごとに販売数量を決めている ルイ・ヴィトンは、販売するアイテムごとに販売目標を掲げており、販売数量が目標に達したら、たとえ製作途中のアイテムがあったとしても破棄してしまいます。販売目標を決めて数量を限定するマーケティング戦略を練ったのはベルナール・アルノー氏であり、ルイ・ヴィトンが属している世界最大のファッションコングロマリットのLVMHのCEOを務めている人物です。ベルナール・アルノー氏はマーケティング力に優れた人物として知られており、一代で巨大なコングロマリットを築き上げました。 ルイ・ヴィトンの販売戦略も例外ではなく、ベルナール・アルノー氏のマーケティング戦略を実施。新作アイテムの数量を決めて販売することで、今しか手に入らないアイテムであることを顧客にアピールし、価値を高めて売り上げを伸ばすのです。 また、ルイ・ヴィトンは1854年に創立した老舗ブランドですが、現在まで一度もセール品やアウトレット品を出していません。顧客はセール品やアウトレット品がいずれ販売されるとわかっていれば、新作が発表された際に購入する顧客が減る可能性があるからです。このように多角的に練られたマーケティング戦略のため、ルイ・ヴィトンの廃盤品は再販されることはなく、ブランド価値を高めることに成功しています。 ルイ・ヴィトンは、今後も廃盤品の再販を行う可能性は低いと考えられます。再販してしまえば、顧客は新作を購入せず、気に入っている廃盤品の販売を待ってしまうからです。廃盤品を再販しないことは、ルイ・ヴィトンと顧客の信頼関係を築くことにも繋がっているのです。 1-2.流行の変化に対応するため ルイ・ヴィトンのアイテムが廃盤になるもうひとつの理由は、常に流行の変化に合わせて新商品のデザインを決定しているからです。ルイ・ヴィトンは1854年に創業して以来、モノグラムやダミエのデザインを発表し、アーティスティックディレクターを迎え入れることで革新的なデザインのアイテムを登場させるなど、トレンドを先読みしてトップブランドとして君臨し続けてきました。今後も流行の先端をいくハイブランドとして走り続けるために、トレンドの変化には敏感でなければなりません。 ルイ・ヴィトンは、モノグラムやダミエ柄の伝統を守りながら進化していくブランドです。その絶え間ない進化が、廃盤品にも高い需要を生み出しています。しかし、昔流行したアイテムをいつまでも制作していては、ブランドを時代遅れにしてしまいます。 ルイ・ヴィトンが時代の最先端をいくハイブランドであり続けるためには、流行の変化に対応した新しいアイテムを発表し続けることが不可欠です。 2.ルイ・ヴィトンの廃盤を持ち歩くのは恥ずかしい?理由4選 ルイ・ヴィトンの廃盤を持ち歩くことに抵抗がある人は、多かれ少なかれいるようです。廃盤品を恥ずかしいと思う理由はなぜなのでしょうか。理由を4つにわけて解説していきます。 2-1.廃盤は昔のデザインだから目立つ? ファッションアイテムには流行があり、流行りのものを身に着けることは一種のステータスで、ファッションを楽しむことにも繋がります。街中では似たようなファッションアイテムを持つ人が見られ、流行りのアイテムを身に着けていないと時代に乗り遅れた気分になる人もいるかもしれません。そのため、昔流行ったデザインである廃盤品を持ち歩くことは恥ずかしいと感じる人もいるのです。 流行のファッションスタイルに敏感な人にとって、廃盤品を持ち歩くことは人の目が気になってしまうのです。しかし、流行のファッションに詳しいからこそ、廃盤品をうまく取り入れられる可能性があります。流行のファッションと廃盤品をうまく組み合わせて、自分なりのスタイルを確立できるかもしれません。 2-2.廃盤は流行のデザインではないからダサい? 廃盤品はその時代に販売され、当時流行したデザインが取り入れられています。そのため、現代の流行のデザインとは異なります。多くの人々が流行のデザインのアイテムを持ち歩く中、昔流行ったデザインのアイテムを持つことは、時代を感じさせるためダサいのではないかと恥ずかしく感じる人もいるのです。 しかし、ファッションの流行は周期的に繰り返されると言われています。自分では廃盤品は古臭いかもと気になっているかもしれませんが、人は廃盤品を持つあなたを見てユニークだと感じているかもしれません。 新しいファッションは、時代遅れからインスピレーションを得ることもあります。廃盤品と現代のファッションを組み合わせることで、新たなファッションスタイルが生まれていくのです。 2-3.ルイ・ヴィトンのモノグラムはおばさんのイメージがある? ルイ・ヴィトンのモノグラムはおばさんのイメージがあり、廃盤品は恥ずかしいと感じる人もいるようです。モノグラムが発表されたのは1896年であり、日本にルイ・ヴィトンが出店されたのは1978年のため、長い歴史があります。また、自分の祖母や母がルイ・ヴィトンのモノグラムを持っていたり、大人になってお金に余裕ができたら買える高価なアイテムだと思っていたりすることなどが、おばさんのイメージに繋がっているのかもしれません。 しかし、モノグラムは誕生してから120年以上経った今でも多くのアイテムに採用されており、変わらず愛され続けています。アーティスティックディレクターがモノグラムを再解釈して制作したデザインや、コラボアイテムは大ヒットしています。ルイ・ヴィトンは伝統のモノグラムを守りながら、時代に合わせた最新のデザインを発表し続け、持続的に価値を高めているのです。 2-4.ボロボロの廃盤はダサい? 廃盤を使うことに抵抗はないけれど、ボロボロの廃盤を持つことはダサくて恥ずかしいと思う人もいます。廃盤になったアイテムを長い間ボロボロになるまで使っている人を見て、大切ならばリペアして使用したらいいのにという意見を持つ人もいます。ルイ・ヴィトンのアイテムではあるけれど、大事に使っていない感じが目に見えてわかることが、ダサいと感じさせてしまうようです。 しかし、近年ではヴィンテージアイテムの人気も高まっており、わざとボロボロの状態を好む人もいます。古くなった経緯には、その人の思い出がたくさんつまっているからかもしれないのです。自分以外の価値観を持っている人もいることがわかると、ボロボロの廃盤も素敵だと感じるかもしれません。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.ルイ・ヴィトンの廃盤が人気の理由5選 先程、ルイ・ヴィトンの廃盤は恥ずかしいと感じる理由を解説しましたが、需要の高い廃盤品は数多くあります。ルイ・ヴィトンの廃盤品は、なぜ人気なのでしょうか。理由を5つにわけて廃盤品の魅力に迫ります。 3-1.レトロブームの到来 近年では、レトロブームが到来しています。インフルエンサーが廃盤品を身に着けて、雑誌やYouTubeに登場したのがきっかけかもしれません。また、レトロな物を収集する趣味を持つ人も多く、廃盤品は価値を高めています。 若い世代にとってルイ・ヴィトンの商品は高価であるため、中古市場で廃盤品を購入し、ファッションにうまく取り入れておしゃれを楽しむ人もいます。さまざまな状況から廃盤の需要が高まり、人気となっているのです。 3-2.人と被りにくい 廃盤品は人と被りにくいというメリットもあります。流行のファッションスタイルを求める人々が多い中で、廃盤品を持つ人は少ないでしょう。ルイ・ヴィトンの定番アイテムは人と被りやすい点があり、人と差をつけるためにチャームやスカーフでアレンジしている人を見かけます。 しかし、廃盤品はアイテム自体の流通が少ないため、現在の流行アイテムより人と被りにくいと言えます。個性的なファッションスタイルを追及したい人や人と被るのが嫌な人は、廃盤品を取り入れることも選択のひとつです。 3-3.コラボアイテムは特に人気 ルイ・ヴィトンは多くのデザイナーや著名人とコラボしており、コラボアイテムを発表しています。コラボアイテムはルイ・ヴィトンのデザインに加えて、コラボレーションするデザイナーや著名人の特徴が前面に出ます。デザイナーのファンはもちろん、普段と違った革新的なデザインを楽しめるコラボアイテムは特に人気です。 コラボアイテムの廃盤品は、発表から年数が経ち、中古品であっても定価より高い価格で取引されている商品もあるのです。コラボアイテムは頻繁に発表されるわけではなく、コラボするデザイナーや著名人は同じ人物ではないため、希少性が高まります。 3-4.流行に左右されない自分らしさを表現できる 時代によって変化していくファッションのトレンドは、インターカラー(国際流行色委員会)が決めていることをご存じでしょうか。フランスやイタリア、アメリカや日本などが国際流行色委員会の加盟国となっており、次に流行するトレンドカラーを決定しています。その後、決定したトレンドカラーに合わせたデザインや素材が選ばれていくのです。 したがって、流行に左右されることなく、自分らしさを表現することも大切です。自分が直感で良いと思った物を身に着け、自分の感性に正直になってファッションを楽しみましょう。廃盤品は昔トレンドだったデザインですが、現代の流行に左右されない自分だけのファッションスタイルを作れる魅力があります。 3-5.リペアして代々受け継げる ルイ・ヴィトンはリペアサービスを用意しており、店舗にリペアしたい商品を持ち込めばリペア可能かどうか判断してくれます。廃盤品の持ち込みも可能なため、大切に使いながらリペアサービスを利用すれば、親から子へ、そして孫まで代々受け継げるのです。代々受け継がれたアイテムは、さまざまな人の思いや歴史が刻まれています。 世界にひとつしかない貴重なアイテムは、廃盤品ならではと言えます。 4.ルイ・ヴィトンの人気の廃盤バッグ・ショルダーバッグ一覧 ルイ・ヴィトンは再販、セール品やアウトレット品を出さないブランドのため、廃盤品が欲しければ中古販売店やインターネットショップで購入するしかありません。人気の廃盤品は中古販売する人がいなければ手に入れることはできず、お気に入りの廃盤品に巡り合うことは難しい場合もあります。 ここからは、ルイ・ヴィトンで人気の廃盤バッグとショルダーバッグを紹介します。人気の理由や使い勝手について解説していますので、ぜひ参考にしてください。 4-1.ポシェット クロワッサン ポシェットクロワッサンは、その名の通りクロワッサンを思わせる独特のフォルムが特徴です。小ぶりなサイズをしており、必要最低限の荷物を入れて持ち歩けます。最近はミニバッグブームが到来しているため、ポシェットクロワッサンの人気をさらに高めています。 取り外しもできて、調節可能なストラップがついているのも魅力で、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても活躍します。クラシックなデザインのポシェットクロワッサンは、時代を超えても高い需要があります。 4-2.ネヴァーフル ネヴァーフルは「Never Full」から意味が来ており、多くの荷物を入れられることを表しています。荷物を出し入れしやすいように作られた広い開口部や、荷物の量によって調節できるサイドの紐、肩掛けできる長いハンドルなど魅力いっぱいです。ネヴァーフルは高い人気を誇っているため、モノグラムラインだけでなく、ダミエラインやアンプラントラインが現行品で販売されています。 廃盤品と現行品の大きな違いは、廃盤品には付属品のポーチがついていないことです。また、内装にも若干違いがあります。現行品はストライプ柄のみですが、廃盤品はストライプ柄の上部にモノグラムの花柄があしらわれています。 さらに、内装に書かれた「LOUIS VUITTON」の文字が、現行品はゴシック体で、廃盤品は筆記体です。ネヴァーフルはルイ・ヴィトンの定番アイテムとなっており、コレクションで度々登場しています。2021年の秋冬コレクションでは、モノグラムアンプラントにアニマルプリントを施した「ワイルド・アット・ハート」や、モノグラムにカメオがプリントされた「フォルナセッティコラボ」アイテムが発表されています。 4-3.ポシェット ツイン ポシェットツインは、ポシェットとして使えるコンパクトサイズのバッグです。調節可能なストラップで、ショルダーバッグとして愛用できます。封筒のような長方形のフォルムが特徴です。 サイズ展開は2種類あり、ポシェットツインPMのサイズは約W19×H9×D3.5cm、ポシェットツインGMのサイズは約W24.5×H11×D3.5cmとなっています。どちらも小さいバッグのため、ミニバッグブームにより人気を集めています。 4-4.アマゾン アマゾンは、1974年に誕生したバッグで歴史が古く、2014年頃に廃盤となっています。二段階に分かれている収納が特徴のアマゾンは、長い間愛されたバッグであり、廃盤になった今でも人気があります。小ぶりでありながら収納力を備えた、需要の高いショルダーバッグです。 4-5.テュレン テュレンの特徴は何と言っても、フロントにプリーツが入った独特なデザインと丸みを帯びた可愛いフォルムでしょう。トートバッグとなっており、2本の丈夫なハンドルでしっかり支えてくれます。付属品のショルダーストラップをつければ、ショルダーバッグとしてもつかえます。 普段使いはもちろん、特別な日の装いにも合わせられるバッグです。 4-6.ソミュール ソミュールの名前の由来は、乗馬学校があるフランスの都市「ソミュール」からきています。1986年に発表された歴史あるバッグで、内部が2つに分かれて構成されているのが最大の特徴です。エンベロップ型で、コロンとした丸みを帯びたフォルムが可愛らしい印象を与えます。 廃盤品は3つのサイズが展開されており、モノグラムラインの他にもモノグラム・ミニラインも登場しました。また、オーダーメイドでダミエエベヌを選択でき、モノグラムベルフォレフローレや、モノグラムイディールといったデザインが発表されました。 現行品は「ソミュールBB」というコンパクトサイズのソミュールが販売されており、モノグラムラインとエピラインがあります。取り外し可能なショルダーストラップで、ショルダーバッグとしてもハンドバッグとしても使用できるのが魅力です。 4-7.ブロワ ブロワは、ミニバッグブームの流行に乗った人気の高い廃盤品です。丸みを帯びたコンパクトなフォルムと、ヌメ革のデザインがフェミニンな印象を与えます。ショルダーバッグとして使えて、日本人のような小柄な女性の体型にぴったりのサイズです。 外側と内側にポケットを装備しているため機能性に優れており、ファスナー開閉式のため防犯性も高く安心です。また、モノグラムラインよりダミエラインの方が中古販売価格が高い傾向にあるのも特徴です。 4-8.エリプス エリプスは、廃盤品でも人気の高いバッグです。1990年後半に販売開始されたバッグで、楕円形で型崩れしにくく、自立することが魅力です。需要が高かったことから廃盤は2種類のサイズが展開されており、派生バッグとして、長いショルダーストラップを取りつけた「エリプス・ショッピング」や、リュックサックタイプの「エリプス・サックアド」なども発表されました。 現行品でもエリプスは販売されていますが、サイズがW28×H21×D8cmと小ぶりで、モノグラムラインのみとなっています。廃盤品と現行品の大きな違いは、現行品の外側にポケットが配置されたことです。また、現行品はストラップが付属されていますが、廃盤品のストラップは別売りされていました。 廃盤品では、エリプスの大きいサイズや派生バッグを購入できるチャンスがあるため、ニーズの高いバッグと言えます。 4-9.ルコ ルコは横長タイプで、サイズがW40.5×H30.5×D10.5cmと大きめのトートバッグです。横長で大きく感じますが、マチが10.5cmのため身体に馴染んでくれます。また、持ち手が長く作られているため、肩にかけて使用できるのも魅力です。 シンプルなデザインと、荷物を出し入れしやすい開口部や高い収納力も人気の理由です。普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれるため、廃盤となっても根強い支持を得ています。 4-10.シテMM シテMMは、ヌメ革を使った2つの持ち手が長めになっているため、ハンドバッグとしても肩掛けバッグとしても使用できる機能性に優れた廃盤バッグです。サイズは約W27.5×H18×D12cmとなっており、マチが広いため十分な収納力を備えています。ダブルファスナーのため防犯性にも優れており、シンプルなデザインが人気を集めています。 4-11.エキサントリシテ エキサントリシテは、バッグの前面に大きなポケットと小さなポケット、バッグの側面にも小さなポケットがあり、合計3つの外ポケットが装備されているのが特徴です。縦長で丸みを帯びたフォルムに2つのハンドルが取りつけられており、ファスナー開閉となっています。ルイ・ヴィトン商品の中でもユニークなデザインのひとつであり、廃盤になっても人気を維持しているバッグです。 4-12.ブローニュ30 ブローニュは現行品でも販売されており、モノグラムパターンの生地で、左右下部にデザインのポイントとしてレザーがあしらわれています。レザーのカラーは2色から選択でき、ノワールとノーマル(ヌメ革)があります。 最大の特徴は、付属品にストラップとチェーンがついており、すべて取り外し可能なことです。ストラップとチェーンをどちらもつけずにクラッチバッグとして使用したり、チェーンをつけてハンドバッグにしたり、ストラップをつけてショートショルダーバッグとして活躍したりと、さまざまな使い方を選べる魅力的なバッグです。 廃盤品と現行品の違いは、廃盤品にはチェーンが付属されておらず、ストラップは取り外すことはできません。しかし、ユニークなフォルムが人気の理由となっています。現行品は廃盤品より一回りコンパクトなサイズとなっており、名前も「ブローニュNM」にアップデートされています。 4-13.スハリ エマーブル M92847 スハリ エマーブルは、バッグ下部の左右にそれぞれ合計4カ所と、中央の開閉部分に金具が使われている上品な印象を与えるバッグです。スハリとは山羊のレザーのことで、滑らかでやわらかい質感を持ち、耐久性に優れているという特徴があります。スハリシリーズは2003年に発表されており、現在でも廃盤品は人気です。 スハリ エマーブルは、ハンドバッグやセミショルダーバッグとして愛用できます。エレガントなバッグのため、入学式や卒業式などの特別な日にぴったりの廃盤バッグです。 4-14.モノグラムマルチ スピーディ M57466 ルイ・ヴィトン好きには知らない人はいないと言っても過言ではない「スピーディ」を、当時のアーティスティックディレクターであるニコラ・ジェスキエールによって再解釈されたのが、モノグラムマルチ スピーディです。白地に黒のダブルハンドル、ハートマークの入ったカラフルなモノグラムパターンが印象的です。また、側面にはカードゲームからインスピレーションを得たデザインが描かれています。 革新的で女性心をくすぐるデザインのモノグラムマルチ スピーディは、廃盤になっても高い需要があります。 4-15.モンスリ PM アンプラント M45205 モンスリ PM アンプラントは、ルイ・ヴィトンのバッグでは珍しいリュックサックです。モノグラムパターンが刻印されたアンプラントレザーは、シックなノワールを採用しており、上品さを兼ね備えています。サイズは約W23×H26×D14.5cmとなっており、日本人の小柄な体系にフィットする大きさです。 エレガントなバッグパックは、廃盤になっても人気は衰えることを知りません。 4-16.モモノグラム チェリー サックプラ モノグラム チェリー サックプラは、デザイナーの村上隆さんとルイ・ヴィトンのコラボアイテムです。モノグラム チェリーは村上隆さん独特のデザインとなっており、チェリーには可愛らしい顔が描かれています。モノグラム チェリーの柄がバッグ全体にちりばめられているのが特徴です。 内装はレッドで統一され、底部にもモノグラム チェリーが描かれています。サックプラは現行品でも販売されていますが、コラボアイテムは数量限定で販売されたため、廃盤品でも希少性が高いものとなっています。 4-17.モノグラム パンダ ポシェット アクセソワール モノグラム パンダ ポシェット アクセソワールも、ルイ・ヴィトンと村上隆さんとのコラボアイテムです。ポシェットアクセソワールは現在も販売されており、人気の高いバッグです。モノグラム パンダはかわいらしい丸っこいボディをしており、近代的なデザインとマッチしています。 2003年に発表された廃盤品ですが、まだまだ人気は高く、中古市場にて高値で取引されています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.ルイ・ヴィトンの廃盤アイテムはどこで購入できる? ルイ・ヴィトンで人気の廃盤バッグを紹介してきましたが、廃盤品に魅力を感じた人も多いのではないでしょうか。廃盤アイテムはどこで購入できるのか、注意点を交えて解説します。 5-1.インターネットショップ インターネットの普及により、パソコンやスマートフォンから誰でも簡単に買い物できるようになりました。ルイ・ヴィトンの廃盤品もインターネットショップで販売されており、気になる廃盤品が見つかれば手軽に手に入れられます。 注意点としては、インターネットショップの場合、個人間の取引であり、古物商許可証を取得していない可能性があります。ですから、販売されている廃盤品が正規品であるとは限らず、偽物だと気づかない場合があるのです。 また、中古市場で取引されている廃盤品の相場を知っておくことも大切です。欲しいと思っている廃盤品の相場の下調べをせず、安いからと言って購入してしまうことは危険です。すべてが怪しいというわけではありませんが、インターネットショップで廃盤品を購入する際は多少の知識を持っておくとより安心です。 5-2.中古品販売店 ルイ・ヴィトンの廃盤品は、廃盤品を取り扱っている中古品販売店でも購入できます。中古品販売店で廃盤品を購入するメリットは、実際に実物を見られることです。実物を手に取って傷みやキズがどのくらいで、どこにあるのか細かく確認して、納得した上で購入できるからです。 中古品販売店まで足を運ぶのが億劫に感じる人は、オンラインショップで廃盤品をアップしている中古品販売店のサイトを閲覧することをおすすめします。まずは、ルイ・ヴィトンの廃盤品を取り扱っている中古品販売店をインターネットで検索して、欲しい廃盤品の目星をつけてショップを訪れるとよいでしょう。 また、インターネット販売店と同様に、廃盤品の相場を知っておくことも重要です。中古品販売店は古物商許可証を取得しているため、偽物を購入することは滅多にありません。安心して購入できるのは中古品販売店であり、現物を確認できるため、堅実に買い物できます。 6.ルイ・ヴィトンの廃盤は自分基準で愛用しよう ルイ・ヴィトンの廃盤は恥ずかしいと感じる理由をもとに、廃盤品が人気の理由や、需要の高い廃盤バッグを17個紹介しました。ルイ・ヴィトンの廃盤は恥ずかしいと思う理由は、現在流行しているファッションスタイルではないため目立ってしまったり、ダサいと思われたりしないか心配になる、などがありました。 一方で、廃盤品のメリットは多くあり、人と被りにくいことや流行に左右されず自分を表現できるなど、魅力は十分です。自分が持ち歩くアイテムは、自分の感性を大切にして、流行にとらわれず自由に選択することが大切です。自分基準で選んだアイテムは、周りに流されることなく自分の意思を尊重できているため、愛用すると気分も上がることでしょう。 廃盤品には現行品にない魅力がいっぱいです。廃盤品を購入する際は、偽物をつかまされないように慎重になることが大切です。また、信頼のおける中古販売店を探して、あなたにぴったりの廃盤品を探してみてください。
1854年フランス・パリにて創業したルイヴィトン。 近年、ルイヴィトンのコラボアイテムは話題性はもちろんのこと、デザイン性の高さや業界の垣根を超えた有名ブランド同士のコラボなどを実現させ世界的に注目されています。 この記事ではシュプリームやナイキなどのコラボが大きな反響を呼んだ、ルイヴィトンの歴代コラボや人気のアイテム、今後の予想など詳しくご紹介していきます。 1.ルイヴィトンのコラボアイテムの魅力 日本のみならず世界中から多くの支持を獲得しているルイヴィトン。ハイブランドと聞くとまず最初に思い浮かべる方も多いと思います。 ルイヴィトンは世界的に有名なブランドですが、「シュプリーム」「草間彌生」「ファイナルファンタジーXIII」などジャンルを超えたコラボを実現させていることも魅力の1つです。 この章ではルイヴィトンコラボの特徴や魅力についてご紹介していきます。 1-1.村上隆や草間彌生などの日本人デザイナーとのコラボ フランス発祥のルイヴィトンですが、意外にも日本人とコラボしていることが多いです。 有名なコラボといえば、日本人現代アーティストのトップと言われる「村上隆」や芸術家として活躍する「草間彌生」とのコラボアイテムではないでしょうか。 モノグラム柄を基調としたデザインにコラボならではの奇抜さや、迷彩や水玉模様など限定のデザインが加わることで多くの方に注目され話題となっています。 1-2.ルイヴィトン×シュプリームなど有名ブランドとの究極コラボ 近年、話題となったルイヴィトン×シュプリームをはじめ、ナイキやコム・デ・ギャルソンなどの有名ブランドと異色のコラボを展開し注目を集めています。 2つの有名ブランドがコラボすることで希少価値が高く、生産量も少ないことから店頭で購入することが困難なアイテムがほとんどと言われています。 購入できる可能性が極めて低く希少価値が高い点から、世界的有名ブランドであるルイヴィトンの凄まじい魅力が感じられます。 2.【年表形式】ルイヴィトンの歴代人気コラボ一覧! 最近コラボアイテムを知ったという方も多いと思いますが、ルイヴィトンの初コラボは約30年前に始まりました。 この章では歴代の人気コラボを詳しくご紹介していきたいと思います。 誰もが1度は聞いたことのある有名ブランドや日本人デザイナーなどが登場しますので、是非最後までご覧ください! 2-1.【1996年】セブンデザイナーズ 1996年ルイヴィトンのデザインとして最も有名な「モノグラム」の誕生100周年を記念してブランドとして初のコラボコレクションを発表。 セブンデザイナーズは以下の有名デザイナーが集まった総称です。 ・アイザック・ミズラヒ ・アズディン・アライア ・ヴィヴィアン・ウエストウッド ・シビラ ・ヘルムート・ラング ・マノロ・ブラニック ・ロメオ・ジリ 世界的に有名なデザイナー7名とコラボすることで今までにない斬新なデザインが当時話題を集めました。ファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドは現在でも名前を耳にすることが多いのではないでしょうか? コラボアイテムは、傘が装着されたリュックやビニール製の透明なトートバッグなどコラボならではの特徴的なアイテムが数量限定で登場。現在では入手困難なレアアイテムとなっています。 2-2.【2001年】スティーブン・スプラウス アメリカ出身のファッションデザイナー兼アーティストとして活躍したスティーブン・スプラウス。50歳という若さで亡くなってしまいましたが、ルイヴィトンの2001SSのコレクションにて実現したコラボは大きな反響を呼びました。 ルイヴィトンの定番として知られるモノグラム柄に、落書きのようなPOPな文字が大胆な配色で描かれ、今までにないデザインが注目を集めました。「モノグラム・グラフィティ」と名づけられ、現在でも根強い人気を得ています。 2-3.【2003/2004/2008】村上隆 日本を代表する現代アーティストとして活躍する村上隆。 当時ルイヴィトンのディレクターを務めていたマーク・ジェイコブス氏が村上隆のファンでありオファーをかけた事がコラボのきっかけとなったようです。 コラボアイテムでは日本の「漫画」や「KAWAII」という文化を用いたデザインが反響を呼びました。 今では定番でもある「モノグラム・マルチカラー」の源とも言われている「アイ・ラブ・モノグラム」や「モノグラム・パンダ」「モノグラム・チェリーブロッサム」などブランドの中でも特徴的でカラフルなデザインが多いです。 2008年のコラボでは「モノグラモフラージュ」という迷彩柄とモノグラムをかけ合わせたデザインが多くの反響を呼びました。 2-4.【2008年】リチャード・プリンス 広告写真などの既存の写真を独自の世界観で再構成する手法で知られるリチャード・プリンス。 ルイヴィトンとのコラボアイテムはモノグラムのデザインをルイヴィトンとは思えないほど大きく変えた斬新さが話題となり、コラボならではの革新的なデザインが特徴的です。 「モノグラム・ジョークス」と呼ばれ大きな話題を集めました。 2-5.【2009年】カニエ・ウェスト ラッパー兼ファッションデザイナーとして活躍するカニエ・ウェスト。 2015年アディダスとタッグを組み、現在入手困難で大人気シューズである「イージー・ブースト」を発表しています。 ルイヴィトンとのコラボでは「ジャスパー」「ドンズ」「ミスター・ハドソン」の3つのスタイルのスニーカーを発売。 2009〜2010AWメンズコレクションではショーに自身が登場することで話題を集めました。 2-6.【2012年】草間彌生 日本人芸術家草間彌生とのコラボは、村上隆と同じようにルイヴィトンのディレクターを務めるマーク・ジェイコブスのオファーにより実現しました。 代名詞でもある水玉模様をあしらった「ヤヨイ・クサマ・コレクション」は「ウェーブ」「タウン」「パンプキンドット」の3つのラインが展開されました。 モノグラム柄×水玉模様の組み合わせはかわいらしさと上品さを兼ね備えることで、国内では入手困難になるほどの人気を集めました。 2-7.【2013年】ソフィア・コッポラ アメリカにて映画監督をはじめ、女優や脚本家、ファッションデザイナーなど多岐にわたり活躍するソフィア・コッポラ。 コラボアイテムではルイヴィトンの人気バッグとして知られる「キーポル」や「スピーディ」からインスピレーションを受けデザインされた「SC バッグ」が登場。一目見ただけではルイヴィトンとは思えないほどシンプルなデザインで使い勝手が良いことから多くの支持を集めました。 2-8.【2014年】クリスチャンルブタン 1992年フランス・パリにて創業し、レディースシューズブランドとして高い人気を誇るクリスチャンルブタン。 ルイヴィトンとのコラボでは「アイコノクラスト」と呼ばれるバッグが登場。モノグラム柄にルブタンのイメージカラーの赤とスタッズをあしらった特徴的でルブタンらしさのあるデザインです。 有名ブランドであるルブタンとルイヴィトンのコラボは話題性を生み、注目を集めました。 2-9.【2014年】シンディ・シャーマン アメリカにて写真家や映画監督として活躍するシンディーシャーマン。 自身を被写体としたセルフポートレート作品で知られ、元祖自撮り女王とも呼ばれています。 ルイヴィトンとのコラボアイテムはトランクやハンドバッグに写真を貼り付けたような写真家らしさ溢れる個性的なアイテムが登場しました。 2-10.【2014年】カール・ラガーフェルド ドイツ出身のファッションデザイナー、写真家として活躍するカール・ラガーフェルド。シャネルの「マトラッセ」やフェンディの「バゲット」といった人気アイテムを手掛けたことで知られています。 ルイヴィトンの創業160周年記念プロジェクトの一環として、コラボが実現。 コラボアイテムはボクシングをテーマとしており、モノグラム柄のサンドバッグやボクシンググローブなどを発表し話題を集めました。 2-11.【2014年】コム・デ・ギャルソン/川久保玲 1969年、日本で誕生し現在でも多くのファンを持つファッションブランドのコム・デ・ギャルソン。日本のファッション好きなら誰もが知っているブランドではないでしょうか。 黒を基調としたアイテムが多く、立体感のあるデザインなど独特な世界観を持つブランドです。 コラボアイテムではバッグに大きな穴のあいた奇抜なデザインがギャルソンファンを中心に人気を集め、入手困難なモデルとなりました。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 2-12.【2016年】フラグメント・デザイン/藤原ヒロシ 原宿のカリスマとも称されストリートファッション界をリードしている藤原ヒロシが手掛けるフラグメント・デザイン。ルイヴィトンのみならずナイキやリーバイスなど様々なブランドとコラボを展開し注目を集めています。 現在ルイヴィトンで人気のラインとされる「モノグラム・エクリプス」のリリースと同時にフラグメント・デザインのロゴマークである稲妻のアイコンを用いた限定モデルを発売。プレミアがつき価格が高騰したことで話題となりました。 2-13.【2016年】ファイナルファンタジーXIII 2016SSコレクションにて発表された大人気ゲーム「ファイナルファンタジーXIII」との前代未聞のコラボ。ゲーム内のメインキャラクターである「ライトニング」がキャンペーンモデルとして起用されました。 コラボアイテムは登場していませんが、現実世界とバーチャル世界の融合を実現させたルイヴィトンは時代を先駆けるブランドといえるでしょう。。 2-14.【2017年】シュプリーム 1994年アメリカで創業したストリートファッションブランド「シュプリーム」 ナイキやノースフェイスなどともコラボしていますが、熱狂的なファンが多いことからどれも即完売してしまうほど人気なブランドです。 ルイヴィトンとのコラボではストリートブランドとハイブランドの異色の組み合わせが実現し大きな注目を浴びました。 発売当時、南青山にて期間限定でオープンしたお店には初日に約8000人が並び、現在ではプレミアがつき手が出せないほどの高値で取引され入手困難なアイテムとなっています。 2-15.【2017年】チャップマンブラザーズ イギリス・ロンドン出身の兄ディノスと弟ジェイクによる2人組ビジュアルアーティストとして活動している「チャップマンブラザーズ」 ある種グロテスクともいえる世界観を持ったデザインが特徴です。 コラボアイテムではキリンやライオン、ゾウなどを大胆に描いたインパクトの強いTシャツなどのアパレルやバッグを展開。動物を多用したデザインはルイヴィトンでは珍しいコレクションとなっています。 2-16.【2017年】ジェフ・クーンズ アメリカにて活動し、美術家として知られ動物をモチーフにしたステンレス製の彫刻を数多く手掛ける「ジェフ・クーンズ」 ルイヴィトンコラボでは新たなバッグとアクセサリーのラインとして「MASTERS」をデザイン。ネヴァーフルやキーポルといった人気のバッグに名画として有名なレオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」やゴッホの「糸杉のある麦畑」が大胆にデザインされ注目を集めました。 2-17.【2018年】山本寛斎 日本のファッションデザイナーとして活躍した「山本寛斎」 2020年に亡くなってしまいましたが、ジャパニーズカルチャーを用いたデザインが国内のみならず海外でも人気を集めています。 2018年、ルイヴィトンでは日本の伝統をモチーフとしたコレクションが発表され山本寛斎とのコラボが実現。歌舞伎やダルマ、七福神が描かれた斬新なデザインが特徴でバッグや財布、キーケースなど豊富なラインナップで登場しました。 2-18.【2020年】NBA アメリカのプロバスケットリーグであるNBA(National Basketball Association)とのコラボ。 バスケとモノグラム柄を絶妙にマッチさせたデザインで、上品でありながらもスポーティーさ溢れるボストンバッグやハンドバッグ、ルイヴィトンの文字が入ったバスケットボールまで登場。ワンポイントで施されたNBAロゴも存在感があり、バスケファンのみならず数多くの支持を得ました。 2-19.【2021年】NIGO 裏原宿系ファッションを牽引し、現在もファッションデザイナーとして活躍するNIGO(二ゴー) HUMAN MADE(ヒューマンメイド)やA BATHING APE(アベイシングエイプ)などの有名ファッションブランドの創業者でもあります。 2020年のコラボではオリジナルデザインであるダッグがシンボルとして用いられました。モノグラムとダミエを組み合わせたデザインのNIGOコラボのバッグは特徴的で、個人的にも好みです。 2-20.【2022年】ナイキ スポーツブランドとして世界的知名度を誇り、日本でも馴染みの深い「ナイキ」 2022年人気モデルであるエアフォース1とルイヴィトンがコラボスニーカー全9種を公式オンラインストア限定で発売。全てのモデルが即完売し、現在の中古市場では定価の倍以上の金額で取引されています。 また、一般販売される約5か月前、ダミエとモノグラムを組み合わせた200足限定のエアフォース1はアメリカのオークションにて一足約4000万円で落札されたようです。 有名ブランドのコラボだとしても異次元の価格ですね... 2-21.【2023年】草間彌生 約10年ぶりに2回目のコラボを果たした「草間彌生」 2023年、コラボの一環としてルイヴィトン×草間彌生が東京の街をジャック。渋谷スクランブル交差点をはじめ、東京タワーや東京駅、芝公園など様々なところでインスタレーションが出現。SNSなどで写真をアップすることで多くの人の目に留まり、大注目されるコラボレーションとなりました。 コラボアイテムはカラフルな水玉模様や花のデザインの物が多くバッグや財布のみならず、ダウンジャケットやスニーカーなど幅広いラインナップで展開されています。 2-22.【2024年】タイラー・ザ・クリエイター 出典:ルイヴィトン アメリカにてラッパーやデザイナーとして多岐にわたり活躍する「タイラー・ザ・クリエイター」第62回グラミー賞では最優秀ラップアルバム賞を授与されるほど有名なアーティストです。 2024メンズスプリングコレクションにてコラボを発表。カラフルな刺繍が施されたデニムジャケットや手書き風のモノグラム柄のデザインなど、特徴的で遊び心溢れるアイテムが展開されています。 ここまで、歴代人気コラボをご紹介しましたが意外にも日本人がたくさん登場して驚いた方もいるのではないでしょうか? シュプリームやナイキなど数多くの異色コラボを実現させ注目を集めるルイヴィトン。今後のコラボにも期待していきたいとおもいます。 次の章では人気コラボアイテムについてご紹介していきます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.今では入手困難!?ルイヴィトンの人気コラボアイテム5選! コラボアイテムはデザインが特徴的で、店頭では即完売してしまうほど人気を得ている商品が多々あります。 この章では数多くの人気を集めているルイヴィトンのコラボアイテムをご紹介していきます。 3-1.ルイヴィトン×シュプリーム ボックスロゴTシャツ シュプリームのロゴといえば赤色のボックスロゴがまず思い浮かびます。アメリカのコラージュ作家バーバラ・クルーガーの作品が元ネタと噂されています。 元ネタと言われているデザイン↓ 定番アイテムですが根強い人気を誇り、ルイヴィトンとのコラボはモノグラムとシュプリームの文字が見事にマッチし、多くのファンから支持されました。 3-2.ルイヴィトン×ナイキ エアフォース1 Low 2022年にルイヴィトン公式サイト限定で全9種発売されたナイキとのコラボスニーカー。 ナイキサイズの3.5〜18(日本サイズ22.5〜36㎝)までありサイズ展開も豊富です。 エアフォースにルイヴィトンのモノグラムをあしらったコラボならではのデザインが特徴的。定価は341,000円、スニーカーとしては目を疑う価格ですが、即完売した人気コラボアイテムの1つです。 3-3.ルイヴィトン×村上隆 モノグラモフラージュ キーポルバンドリエール55 M95774 2008年、日本を代表する現代アーティスト村上隆とデザイナーマーク・ジェイコブスがタッグを組み、ルイヴィトンとコラボすることで誕生しました。迷彩のような柄は「モノグラモフラージュ」と名づけられ、コラボアイテムに用いられています。 キーポルバンドリエール55は小さいスーツケースよりも収納力が優れており2泊程度の旅行には丁度いいサイズで人気です。定価は241,500円ですが、現在の中古市場では200万円を超えるほどの高値で取引されています。コラボアイテムとしてのプレミア感が伝わってきますね... 3-4.ルイヴィトン×草間彌生 ポルトフォイユ・ブラザ M81932 ルイヴィトンと2度にわたるコラボを実現した芸術家の草間彌生とのコラボアイテムです。 モノグラム・エクリプスのクールなデザインに三色の水玉模様がアクセントとなり、シンプルながらも遊び心あるデザインが人気を集めています。 現在店頭やオンラインショップで購入することはできませんが、中古市場では新品の状態でも20万円以内で購入可能です。コラボアイテムの中では比較的購入しやすいアイテムです。 3-5.ルイヴィトン×川久保玲 バッグウィズホールズ MM M58661 日本三大メゾンの1つともいわれるコム・デ・ギャルソンとのコラボにより誕生したアイテムです。 ブラックのレザーにモノグラム柄をエンボス加工で施し、大きな穴のあいたデザインが特徴的なバッグです。内側には取り外し可能な布のポーチが付属されているので、穴から物が落ちる心配はなさそうですね… ルイヴィトンでは珍しい真っ黒で奇抜なバッグはコラボならではのデザインなので、人気を得たのではないでしょうか。 この章ではルイヴィトンの人気コラボアイテムについてご紹介させて頂きました。コラボアイテムは中古市場では定価以上で取引されていることが多いですが、気になる方は是非チェックしてみてください。 4.【2024年最新】今後のルイヴィトンのコラボ予定や噂 数々のコラボを展開してきたルイヴィトンですが、コラボアイテムなどの限定品は転売ヤ―が増えたことやシュプリームなどの有名ブランドとのコラボにより需要が増え、年々入手困難になっているといわれています。 この章では今後のコラボ予定や噂などについてご紹介していきます。 4-1.大人気アニメとのコラボ商品? 出典:ルイヴィトン ルイヴィトンのコラボ商品を見ていると大人気アニメ「鬼滅の刃」とコラボしたかのようなデザインのアイテムがあり、ネット上で話題となっていました。 確かにどこかで見たことがあるような色使いですが、残念ながらコラボアイテムではないようです。 このデザインは2024年2月に発表され、人気ラインのダミエをフレッシュかつカラフルに再解釈したデザインであると発表されています。 しかし、ダミエを発表したジョルジュ・ヴィトンは日本の市松模様から着想を得たと発言しているので、日本の大人気アニメが少なからずデザインの参考にされたのではないでしょうか。 4-2.シュプリームやナイキとの大人気コラボ復活の可能性?! 多くの支持を集め、中古市場では定価を遥かに上回る金額で取引されているシュプリームやナイキとのコラボアイテム。現状第2弾の発表はされていませんが、草間彌生とのコラボが10年越しに実現したので可能性は大いにあると考えられます。 時期は予想できませんが、反響の大きかったシュプリームやナイキとのコラボは再登場する可能性が高いのではないでしょうか。続報を楽しみに待ちましょう。 5.まとめ この記事ではルイヴィトンの歴代コラボについてご紹介させていただきました。 あらゆる業界の垣根を超えたコラボレーションを実現させ、ブランド業界を牽引し続けるルイヴィトン。年々入手困難になっているといわれておりますが、それだけ注目されるコラボを実現させている証拠ではないでしょうか。 近年では毎年のようにルイヴィトンはコラボアイテムを発表しているので今後の新作発表にも目が離せません!
ルイ・ヴィトン、モエ・ヘネシー、ディオールなど数多くのブランドを傘下に収める『LVMH』をご存じでしょうか? 高級ブランドやファッションが好きな人であれば、一度は聞いたことがある方もいると思います。 ファッション業界を中心にジュエリーや酒類など様々な事業を手掛けるブランドを傘下に置き、現在では就活生などに向けた若手ファッションデザイナーの育成や支援を行っているようです。 今回はそんな世界的に有名なLVMHの傘下ブランドや年収について深堀りしていきます。 これから就職を控えている方、ブランド業界に詳しくなりたい方は必見です。 1.LVMHとは LVMHとは数多くの事業を買収し、ファッション業界の世界3大コングロマリットとして知名度を誇るブランド業界を代表するグループ会社です。 LVMHとは一体何なのか・・・同じようなコングロマリットの『ケリング』や『リシュモン』との違いについて合わせて解説していきます。ぜひ最後まで目を通してみてください。 1-1.ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併した『LVMH』 正式名称:LVMH Moët Hennessy ‐ Louis Vuitton SE 略して『LVMH』 LVMHとは、フランスのパリを拠点としており、ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーの2社が合併して生まれた世界最大級の多業種複合企業体(コングロマリット)です。 コングロマリットとは様々な業種や産業など複数の企業が統合し1つの巨大な企業グループを作ることを言います。コングロマリットの最大のメリットは様々な事業を展開することにより、リスクを分散することができる点です。 LVMHは全世界で16万人以上を雇用しており、2023年12月通期決算では売上高が861億ユーロ(約13兆7900億円)と過去最高と発表。 高級ブランドのアイテムは、昨今のインフレから価格が下がることはなく上がり続けている状態により需要が高まっています。日本や欧米、その他アジアの各地域で大きく売上高が伸びているのです。 LVMHのCEOである『ベルナール・アルノー』は、2024年についても高級ブランド品の需要の高さに確信を持っていると決算説明会で語るほどです。今後も期待できること間違いなし。 高級品はなぜ価値が下がらず上がるのか。 それは職人が最高級の品質を膨大な手間と時間を使い、徹底に仕上げているから価値が下がることなく上がっています。 世界中のインフレ、経済成長によりブランド品を所持する人が増え、需要がかなり高まったことによりブランド品の価値や相場が高い水準で維持されております。 1-2.ケリング、リシュモンに並ぶ『世界3大コングロマリット』 LVMHとは、ケリング(KERING)やリシュモン(Richemont)と肩を並べる“世界3大コングロマリット”と言われています。ここではケリングとリシュモンについて解説していきます。 グループ名 売り上げ 従業員数 LVMH 約13兆円 約163,000人 ケリング 約3兆円 約38,000人 リシュモン 約2兆円 約34,000人 ケリング LVMH同様フランスのパリを拠点としており、全世界で3万5000人以上を雇用している世界最大級のコングロマリット。グッチやサンローラン、バレンシアガなど誰もが知る有名ブランドを傘下に収めており、LVMHの次に大きな企業グループです。 グッチ(GUCCI)を主力としているケリングの売上高は、2023年12月決算では195億6600万ユーロ(約3兆1305億円)です。 売上高の半分程度を占めるグッチは、5.9%減の98億7300万ユーロ(約1兆5796億円)となっています。北アメリカ市場の低迷や全体的なラグジュアリー需要の低下により苦戦が続いたそうです。 ケリングは2007年にドイツのスポーツアパレル企業『プーマ』を傘下に収めましたが、2018年に手放しました。グッチやバレンシアガといったラグジュアリーブランドに注力するために、保有してるプーマの株式を大量売却したのです。 この大量売却によりケリングが持ち続けているプーマの株式は16%となりました。残りの株式は、ケリングの会長兼最高経営責任者(CEO)であるフランソワ・アンリ・ピノーの持株会社であるアルテミス(ARTEMIS)が29%、浮動株式が55%になります。 ちなみに、フランソワ・アンリ・ピノーはプーマの取締役会メンバーから外れたことによって、「ケリングがプーマを売却するのでは?」という噂が世間では当時浮上していたそうです。 …噂通りケリングはプーマを売却。プーマの現状については、売上は右肩上がりで収入も安定しているようです。 詳しくはコチラ リシュモン スイス・ジュネーヴを拠点としており、リシュモンは全世界で3万人以上を雇用している世界最大級のコングロマリット。カルティエやパネライなど幅広い有名ブランドを傘下に収めており、LVMH、ケリングに続く大きな企業グループです。 ジュエリー部門のカルティエやウォッチ部門パネライを主力としているリシュモンの売上高は、2023年3月決算では199億5300ユーロ(約2兆9929億円)です。 地域別の売上高では以下のデータがあります。 ・アジア太平洋地域:79億3700万ユーロ(約1兆1905億円) ・南北アメリカ44億6700ユーロ(約6700億円) ・ヨーロッパ:43億7100万ユーロ(約6556億円) ・日本:16億1600万ユーロ(約2424億円) ・中東及びアフリカ:15億6200万ユーロ(約2343億円) このデータをアジアと他の地域と比べて見るとアジアの売り上げは2倍以上高いことがわかります。これはアジアでの高級時計の人気が高いことが理由の一つだと考えられます。 ちなみに・・・ 世間ではLVMHはリシュモンやカルティエの買収を考えているのではないかという件が浮上しているようです。リシュモンは「いずれも売るつもりはない」と突っぱねる発言をし、「ベルナール・アルノー氏(LVMH CEO)からはそういった誘いを直接受けてはない」と話しています。 この章ではLVMHについて軽く解説させていただきました。次の章からはブランド毎の特徴や年収など、掘り下げて解説させていただきます。 2.【事業別】LVMHの傘下ブランド一覧 ラグジュアリー業界の最大手であるLVMH。 ファッション&レザーグッズ ウォッチ&ジュエリー パフューム & コスメティクス ワイン&スピリッツ セレクティブ・リテーリング その他 上記のように様々な事業を手掛けるLVMH。 この章ではLVMHの傘下ブランドについて事業別に表でまとめてご紹介していきたいと思います。恐らく、知っているブランドがあると思うので是非ご覧ください。 2-1.ファッション&レザーグッズ LVMHの中心となっているのが『ファッション&レザーグッズ 長い歴史のあるブランドから新進気鋭のブランドまであり、幅広い層から人気。 まさにLVMHを支える 「鉄壁」と言わんばかりのブランドたちが揃っています。 LOUIS VUITTON (ルイ・ヴィトン) CHRISTIAN DIOR (クリスチャン・ディオール) LOEWE (ロエベ) BERLUTI (ベルルッティ) FENDI (フェンディ) RIMOWA (リモワ) PATOU (パトゥ) CELINE (セリーヌ) LORO PIANA (ロロ・ピアーナ) KENZO (ケンゾー) MARC JACOBS (マークジェイコブス) GIVENCHY (ジバンシィ) MOYNAT (モワナ) EMILIO PUCCI (エミリオプッチ) 2-2.ウォッチ&ジュエリー LVMHグループの中でも、最も新しい事業『ウォッチ&ジュエリー』 昔はカルティエやパネライを傘下に置くリシュモンと比較すると、少し劣っていたウォッチ&ジュエリー部門。今では、ティファニーやウブロなど名高いブランドが加わったことにより、圧倒的な存在感を放っているブランドばかりです。 TIFFANY&CO. (ティファニーアンドコー) TAG HEUER (タグ・ホイヤー) BULGARI (ブルガリ) CHAUMET (ショーメ) HUBLOT (ウブロ) FRED (フレッド) ZENITH (ゼニス) REPOSSI (レポシ) 2-3.パフューム & コスメティクス LVMHのフレグランス、スキンケア、メイクアップ市場を支える『パフューム & コスメティクス』 伝統あるブランドから今後伸びしろがあるブランドまで揃っています。 化粧水や香水は「美」を追求するのに必須アイテム。現代では、性別問わず化粧やスキンケアに重きを置いている時代。これからの成長に期待ができます。 GUERLAIN (ゲラン) PARFUMS CHRISTIAN DIOR (パルファン・クリスチャン・ディオール) ACQUA DI PARMA (アクア ディ パルマ) OFFICINE UNIVERSELLE BULY (オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー) LOEWE PERFUMES (ロエベ パルファム) GIVENCHY PARFUMS (ジバンシイ パルファム) MAKE UP FOR EVER (メイクアップフォーエバー) KENZO PARFUMS (ケンゾー パルファム) FRESH (フレッシュ) BENEFIT COSMETICS (ベネフィット コスメティックス) OLEHENRIKSEN (オーレ・ヘンリクセン) STELLA BY STELLA MCCARTNEY (ステラ・マッカートニー) KVD BEAUTY (KVD ビューティ) CHA LING (チャリン) FENTY BEAUTY BY RIHANNA (フェンティ ビューティ バイ リアーナ) MAISON FRANCIS KURKDJIAN (メゾン フランシス クルジャン) 2-4.ワイン&スピリッツ 世界的に知れ渡る『ワイン&スピリッツ部門』 有名ブランドが揃っており、LVMHの売上の約20%を担うほど充実しています。 世界189カ国の調査によると、アルコール消費量は増加傾向というデータがあり、ワイン&スピリッツ部門はこれからさらに伸びるであろう事業です。 MOËT & CHANDON (モエ・エ・シャンドン) HENNESSY (ヘネシー) DOM PÉRIGNON (ドン ペリニヨン) DOMAINE DES LAMBRAYS (ドメーヌ・デ・ランブレイ) RUINART (ルイナール ) CHÂTEAU D’YQUEM (シャトー・ディケム) CHÂTEAU GALOUPET (シャトー ガルペ) ARDBEG (アードベッグ) VEUVE CLICQUOT (ヴーヴ・クリコ) KRUG (クリュッグ) GLENMORANGIE (グレンモーレンジィ) CHÂTEAU CHEVAL BLANC ( シャトー・シュヴァル・ブラン ) JOSEPH PHELPS (ジョセフ・フェルプス) MERCIER (メルシエ) CHANDON (シャンドン) CLOUDY BAY (クラウディー ベイ) COLGIN CELLARS (コルギン・セラーズ) NEWTON VINEYARD (ニュートン・ヴィンヤード) TERRAZAS DE LOS ANDES (テラザス・デ・ロス・アンデス) BODEGA NUMANTHIA (ボデガ・ヌマンシア) BELVEDERE (ベルベデーレ) AO YUN (アオ ユン) VOLCAN DE MI TIERRA (ボルカン・デ・ミ・ティエラ ) CHEVAL DES ANDES (シュヴァル デ アンデス) EMINENTE (エミネンテ ) WOODINVILLE (ウッディンビル) 2-5.セレクティブ・リテーリング ひとりひとりに合わせたショッピングを提供する『セレクティブ・リテーリング』 この事業では「ショッピングを特別な体験にすること」を目標としています。言葉の通りセレクティブ(選りすぐりの)リテーリング(小売業)を指します。 ※リテーリングという言葉は日本ではファーストリテイリング株式会社(ユニクロ)が有名です。 ルイヴィトンではフランス最高職人章を持つ職人のパンを販売したり、品揃え豊富な旅行代理店があるなど、ブランド事業以外の小売を事業としております。心が躍るようなひとときを堪能できるのが魅力です。 DFS (ディーエフエス) SEPHORA (セフォラ) 24S (24エス) LE BON MARCHÉ RIVE GAUCHE (ル ボン マルシェ ゴーシュ) LA GRANDE EPICERIE DE PARIS (ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ) 2-6.その他 LVMHのその他の活動では、文化や芸術、それぞれの生き方に情熱を注いでいる多様な人々を結びつけています。ミシュランの星を取得したレストランがある有名ホテル(ベルモンド)や、オランダの伝統を守る高級ヨット製造業者(ロイヤル・ヴァン・レント)など様々なブランドを展開しているのです。 ROYAL VAN LENT (ロイヤル・ヴァン・レント) JARDIN D’ACCLIMATATION (ジャルダン・ダクリマタシオン) COVA (コヴァ) LE PARISIEN (ル・パリジャン) LES ECHOS (レゼコー) CONNAISSANCE DES ARTS (コネサンス・デ・ザール) INVESTIR (アンヴェスティール) RADIO CLASSIQUE (ラジオ・クラシック) BELMOND (ベルモンド) CHEVAL BLANC (シュヴァル・ブラン) いかがだったでしょうか? モノグラムやダミエが特徴であるルイ・ヴィトンや女性に屈指の人気を誇るディオール、深い味わいを出し、「宝石」のようなチョコレートを販売しているブルガリなどなど。 これらの有名ブランドを傘下に置くLVMHは、ラグジュアリー業界のトップに君臨し、世界を代表する世界3大コングロマリットと言われているのも納得でしょう。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.数多くの有名ブランドを傘下に収めるLVMHの歴史 世界的に有名なブランドが集まり、13兆円もの売り上げを作るLVMH。このような巨大な企業になったのにはどのような歴史があったのか。。。 そこには合併からの失敗、そこからの復活があり今に至ってます。そんな失敗と復活について、この章では詳しく説明させていただきます。 3-1.ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併し『LVMH』が生まれる 1987年、ブランド業界の頂点「ルイ・ヴィトン」とスピリッツ業界の大手「モエ・ヘネシー」が合併して『LVMH』が誕生。この合併はルイ・ヴィトンにとって転機を迎える重要な変革となりました。設立当初それぞれの経営陣が対立し、好調な滑り出しにはなりませんでした。 ファッションブランドの「ルイ・ヴィトン」とシャンパンメーカーである「モエ・ヘネシー」は、異業種ということもあり、意見が合わず対立することも必然なことなのかもしれません。 そんな中、2023年長者番付1位の実業家ベルナール・アルノー氏がLVMHの経営状況を変えます。1984年にディオールを買収していたベルナール・アルノー氏、当初は業務提携という形でLVMHの経営に参画。その後グループトップに就任することにより、経営が軌道に乗り始めました。 元々不動産業を営んでいたベルナール・アルノー氏はブランドに全く興味がなかったようです。たまたまアメリカで乗車したタクシーの運転手の「フランスのことは全然知らないが、ディオールは知っている」という一言により、ブランドへの凄さを痛感したと共に、ビジネスの可能性を感じ、ディオールを当時保有していたマルセル・ブサック・グループごと買収し、LVMHも業務提携で経営に参画したのでした。 3-2.ベルナール・アルノーが高級ブランドの買収を本格的に始動 ベルナール・アルノーがディオールを買収したことにより、1990年代から高級ブランドの買収を本格的に始動。 ここでは、LVMHが何年にどんなブランドを買収したのか解説していきます。 年代 買収したブランド 特徴 1993年 KENZO(ケンゾー) ・大きな虎のロゴ ・鮮やかな色の組み合わせ 1993年 BERLUTI(ベルルッティ) ・渋い男から愛されている ・カリグラフィ 1994年 GUERLAIN(ゲラン) ・フレグランス界の大御所 ・ビーボトル 1996年 LOEWE(ロエベ) ・質の高い革 ・ロエベナッパ 2000年 EMILIO PUCCI(エミリオプッチ) ・エレガンスなデザイン ・プッチ柄 2001年 FENDI(フェンディ) ・個性的なデザインが多い ・ズッカ柄 2011年 BULGARI(ブルガリ) ・色石といえばブルガリ ・セルペンティ 2016年 RIMOWA(リモワ) ・高級スーツケースの王様 ・優れた機能性や耐久性 2021年 TIFFANY&CO.(ティファニー) ・セレブにも愛されている ・ティファニーブルー 1993年、大きな虎がアイコンのKENZO(ケンゾー)を買収。また、同年に高級革製品を使用し、渋い男性から長く愛され続けているBERLUTI(ベルルッティ)も傘下に置きました。 その後も1994年、多くの女性が憧れるフランスのコスメブランドGUERLAIN(ゲラン)や1996年、最高品質の皮を使用しているLOEWE(ロエベ)など様々な有名なブランドを買収し勢力を拡大。 1999年、LVMHはファッションブランドだけにとどまらず、ウォッチ&ジュエリー部門を新たに作ります。カルティエやパネライを傘下に置くリシュモングループと比較すると、ウォッチ&ジュエリー部門が少し劣っていましたが、2021年TIFFANY&CO.(ティファニー)が加わり、ウォッチ&ジュエリー部門もその勢いに追いつくかのように拡大していきました。 ちなみにLVMHがティファニーを買収する目的は、「ブランドポートフォリオの拡大」を狙ったものによるでしょう。ブランドポートフォリオの拡大とは、企業やグループが所有するブランドの集合のことを言います。ケリングやリシュモンなど競争が激しいラグジュアリー業界の中で、売上を伸ばすために世界で一定数のファンが定着しているブランドを傘下に置くべく、ティファニーの買収に至りました。 こうして数多くのブランドを傘下に収めたフランスの実業家ベルナール・アルノーは、「フランス・ファッション界の帝王」、「ファッションの法王」などの異名を持つようになりました。現在も、世界屈指のラグジュアリーブランドであるLVMHの会長兼CEOとして務めているのです。 4.【LVMHで働きたい方必見】5つの有名ブランドイメージや特徴、年収を解説 これまでLVMHの売上やどのような傘下ブランドがあるのか触れてきましたが、ブランドの特徴や年収について気になる方も少なくないのではでしょうか。 ・ファッション&レザーグッズ|ルイヴィトン ・ウォッチ&ジュエリー|ティファニー ・パフューム & コスメティクス|パルファン・クリスチャン・ディオール ・ワイン&スピリッツ|モエ・エ・シャンドン ・セレクティブ・リテーリング|ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ この章では上記5つのブランドのブランドイメージや特徴、年収について解説していきます。ブランド知識を増やしたい、LVMHで働きたいと思っている方は必見です。 4-1.ファッション&レザーグッズ|ルイヴィトン ブランドの頂点に君臨し続けるルイ・ヴィトン。ブランドに興味ない人でも知っている、世界中で人気のブランドです。 ルイ・ヴィトンと聞くと思い浮かぶのはモノグラムやダミエではないでしょうか?ダミエは江戸時代の日本で生まれた市松模様をモチーフとし、コピー対策として作成されました。 ※ちなみに、人気アニメ「鬼滅の刃」の鬼殺隊の羽織も市松模様です。 さて、ルイヴィトンの特徴やイメージ、年収についてですが、調べてみると以下のような情報が出てきます。 ブランド 特徴 年収(新卒) ルイヴィトン ・世界トップのブランド ・常に高い売り上げ ・約420〜620万円 日本での新卒社員の平均年収が250万円となるので、他の企業と比べるとかなり高い給料水準だと言えます。また、店舗で働くイメージの強いルイヴィトンですが、マーケターなどの職もあるようで給与は920万円というデータもあり高給に期待ができそうです。 ルイヴィトン以外の一般的で有名なブランドの年収例は以下の通りとなります。 ブランド 特徴 年収(新卒) ベルルッティ ・世界トップの高級革ブランド ・男の憧れとして愛されている ・約350~480万円 フェンディ ・エレガント ・遊び心があって個性的 ・約330~500万円 セリーヌ ・上品でシンプル ・女性に人気 ・約300~480万円 このようにルイヴィトン以外のブランドでもかなり高水準となります。新卒でLVMHで働くことが出来れば自分自身のスキルアップはもちろん、キャリアチェンジなどにも期待ができそうです。 4-2.ウォッチ&ジュエリー|ティファニー カルティエ、ブルガリ、ハリーウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペルと肩を並べ、世界5大ジュエラーと呼ばれるティファニー。世界中の女優やアーティストなどからも愛されている、世界を代表するジュエリーブランドです。 ティファニーと聞いて思い浮かべるのはティファニーブルー(■#0ABAB5)。柔らかい色合いのターコイズブルーで美しい色を主張しており、「幸せを呼ぶ鳥」と言われる「コマドリ」の卵が由来とされています。ティファニーのシンボルカラーとして有名で、ティファニー以外でも使われるカラーとなっています。 幸せを呼ぶ鳥・・・なんと素敵な言葉なのでしょうか。 ティファニーの特徴・年収 ブランド 特徴 年収(新卒) ティファニー ・アメリカを代表するジュエリー ・イエローダイヤを一般化した実績 ・世界5大ブランド ・約300~450万円 販売スタッフを目指す方がいるかと思いますが、ティファニーでは営業企画といった部署もあるようです。年収800万円というデータもあり、高収入が期待できます。 ティファニー以外の一般的な有名なブランドの年収例は以下の通りとなります。 ブランド 特徴 年収(新卒) タグホイヤー ・バランスに優れた高級時計 ・クロノグラフが得意 ・約320~420万円 ブルガリ ・色石といえばブルガリ ・ブルガリの象徴「蛇」 ・約300~450万円 ウブロ ・スイスの高級時計メーカー ・独創性の高いデザイン ・約320~420万円 4-3.パフューム & コスメティクス|パルファン・クリスチャン・ディオール ファッションはもちろんのこと、香水、化粧水でも存在感を出しているディオール。 そのコスメティックラインを担うのが、パルファン・クリスチャン・ディオールです。女性の「美」を追求し、ニーズを細かく分析することで、肌や匂いに気を使っている男女に根強く愛されています。 また、現代では男性でも化粧をする時代。「メンズメイク」は近年、非常に注目されており、女性が化粧するように男性が化粧するのも日常化されている時代になっています。俳優、モデル、接客業者の間で増えてきているようなので、清潔感を出したい人や見た目を重視する人はパルファン・クリスチャン・ディオールの化粧水、香水、メイク用品などは必見です。 パルファン・クリスチャン・ディオールの特徴・年収 ブランド 特徴 年収(新卒) パルファン・クリスチャン・ディオール ・「美」を追求しているブランド ・女性に人気 ・約300~450万円 化粧品販売職の印象がありますが、管理営業職・マネージャーの道に進めば年収約730万円というデータもあり、高収入が期待できそうです。 パルファン・クリスチャン・ディオール以外の一般的で有名なブランドの年収例は以下の通りとなります。 ブランド 特徴 年収(新卒) ゲラン ・フランスの高級化粧品 ・花づなの模様が特徴的 ・約250~500万円 アクア ディ パルマ ・イタリアのライフスタイルブランド ・エレガントなフレグランス ・約300~420万円 メイクアップフォーエバー ・プロフェッショナルのためのブランド ・メイクアップフォーエバー アカデミーを持つ ・約260~420万円 4-4.ワイン&スピリッツ|モエ・エ・シャンドン シャンパンで世界的知名度を誇っているモエ・エ・シャンドン。「通称:モエシャン」 世界で1番飲まれているシャンパンと言われています。 モエシャンといえば、良質なブドウから多彩なベースワインが作られており、フルーティーでやや甘口の果実味を感じられるのが特徴です。 「シャルドネ」、「ピノ・ノワール」、「ピノ・ムニエ」の3種類のブドウが使用されており、それぞれが特別な味わいを引き出しています。 スッキリなのにダイナミックなシャンパンは、料理にも非常に合うことからパーティーや夜の街などでも大活躍。モエシャンのシャンパンは一度飲んだら虜になり、死ぬまで飲んでいたいと言っている人たちもいるようです。 モエ・エ・シャンドンの特徴・年収 ブランド 特徴 年収(新卒) モエ・エ・シャンドン ・世界で愛されているシャンパン ・良質なブドウを使用 ・約400~600万円 モエ・エ・シャンドンの販売・サービス、営業系やマーケティング部などがあります。営業職系の人で年収1300万円というデータもあり、ファッションブランドと比べると、かなり高収入な印象です。 モエ・エ・シャンドンは、LVMHグループの洋酒部門を担うモエ・ヘネシーと世界有数のプレミアムアルコール飲料企業であるディアジオの合弁会社「MHD | モエ ヘネシー ディアジオ」のブランドの一つ。 MHD | モエ ヘネシー ディアジオのブランドは、シャンパン、ワイン、スピリッツの3種類に分類されており、ヘネシーやドン ペリニヨンなどのブランドも含まれています。モエ・エ・シャンドン同様、年収は約400〜600万円となるのでLVMHのワイン&スピリッツ事業のブランドで働くことができれば、かなり高収入を狙えそうです。 4-5.セレクティブ・リテーリング|ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ ラ・グランド・エピスリー・ド・パリは、「食の殿堂」としてヨーロッパで最も充実したお店。 パリの中心部にあり、エレガントな賑わいに囲まれているラ・グランド・エピスリー・ド・パリは、高品質なオリジナル商品や選りすぐりの商品を毎日提供しており、お店の中を歩くだけで心がワクワクするようなひとときを体験できます。 圧倒的な品揃えが魅力で、パン、スイーツ、惣菜などを店内で調理してくれてココでしかできない美食体験や他では手に入らないものが多く、大人から子供まで幅広いお客様から愛されているお店です。 ラ・グランド・エピスリー・ド・パリの特徴・年収 ブランド 特徴 年収(新卒) ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ ・ヨーロッパで最も充実した店 ・他と違う美食体験を楽しめる ー ※フランス・パリを中心に活躍しているブランドの為、年収は不明。 就職を機に海外進出を考えている人にはLVMHのセレクティブ・リテーリングがお勧めです。 ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ以外の一般的で有名なブランドは以下の通りとなります。 ブランド 特徴 年収(新卒) ル ボン マルシェ ゴーシュ ・パリを代表する世界初の百貨店 ・芸術に触れられる ー 24エス ・フランスのオンラインショップ ・唯一無二のセレクションを提供 ー セフォラ ・パリ発のコスメセレクトショップ ・いつでも美容体験ができる ー ※フランス・パリを中心に活躍しているブランドの為、年収は不明。 5.未来の才能を選出する『LVMHプライズ』とは?応募方法と2024年ファイナリスト 常に才能あふれる未来の若手ファッションデザイナーを育成・支援を行うLVMHプライズ。 この章では、LVMHプライズについて深堀りしていきます。LVMHで働いてみたい方、自分の可能性を発揮してみたい方は必見です。ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。 5-1.賞金が出るコンテストで賞を貰えばLVMHから直接指導も。 LVMHプライズとは、才能あふれる若手ファッションデザイナーの育成・支援を目的としていて毎年開催されています。ファッション業界の可能性を広げて、活力と創造性を国際レベルで育成することに意欲を持ち、才能ある若者に支援を行っているのです。 LVMHプライズ専門家委員会による投票とオフィシャルサイトでの一般投票によりファイナリストを決定します。LVMH傘下ブランドのアーティスティック・ディレクターが審査を行って選出しているので、特に優れた才能を持っている若手ファッションデザイナーが表彰されるのです。 【各賞の賞金】 ・LVMH賞:30万ユーロ ・カール・ラガーフェルド賞:15万ユーロ 今は亡き「モード界の皇帝」カール・ラガーフェルド。 カール・ラガーフェルドとは、シャネルやフェンディ、クロエなどのデザイナーを務めたファッション界の偉大なデザイナーでした。長年ファッション界を牽引していたことから「生きるレジェンド」とも言われていました。 また、各賞共にLVMHのファッションデザイナーから直接指導を受ける権利を得ることができるようです。ファッションデザイナーを目指す学生にとっては、どちらも手に入れたい名誉ある賞と言えますね。 5-2.日本から「KHOKI」が準決勝の切符を掴む 第11回LVMHプライズは、過去最多の2500名以上の応募がありました。準決勝に進むことができるのは、なんと20名とかなり倍率が高くなっております。 初めて選出されたメキシコ、トーゴ、モルドバを含む18か国の人たちがいる中で、日本からKHOKIのデザイナーKoki Abe氏が準決勝の切符を掴んでいます。 【セミファイナリスト一覧】 ブランド デザイナー 国 KHOKI Koki Abe 日本 AUBERO Julian Louie アメリカ WHO DECIDES WAR Everard Best & Tela D’Amore Best アメリカ ELENA VELEZ Elena Velez アメリカ NICCOLÒ PASQUALETTI Niccolò Pasqualetti イタリア JIYONGKIM Jiyong Kim 韓国 CHIAHUNG SU Chia Hung Su 台湾 PONDER.ER Derek Cheng & Alex Po 中国 AGBOBLY Jacques Agbobly トーゴ FIDAN NOVRUZOVA Fidan Novruzova モルドバ KAROLINE VITTO Karoline Vitto ブラジル DURAN LANTINK Duran Lantink オランダ YA YI Yayi Chen Zhou スペイン MARIE ADAM-LEENAERDT Marie Adam-Leenaerdt ベルギー CAMPILLO Patricio Campillo メキシコ STANDING GROUND Michael Stewart アイルランド HODAKOVA Ellen Hodakova Larsson スウェーデン VAUTRAIT Yonathan Carmel イスラエル PAOLO CARZANA Paolo Carzana イギリス PAULINE DUJANCOURT Pauline Dujancourt フランス 以上20ブランドが準決勝者となりました。 ここから決勝に進めるのは8ブランドだけ。果たしてどのブランドが優勝するのか・・・ 注目が高まる一方です。 5-3.LVMHプライズ応募条件 才能ある若者を選出するLVMHプライズの応募方法は以下の通りです。 【応募条件】 ・18歳~40歳までの世界中のファッションデザイナー ・ウィメンズウエア、メンズウエア、ジェンダーレスのプレタポルテコレクションを2つ以上制作していること ※以上2つが応募条件になります。 【応募方法】 LVMHプライズの公式サイトで応募が可能となっております。 ファッションデザイナーになりたい方は参加してみてはいかがでしょうか?このコンテストは夢を掴む大きなチャンスだと思います。日本人初のルイヴィトンのデザイナーになるのはあなたかもしれないです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 6.若い才能の原石を磨く『INSIDE LVMH』 LVMHグループの未来のために提供している「INSIDE LVMH」 INSIDE LVMHとは、ファッション業界はどのような課題に取り組んでいるのか、専門知識などを学べるLVMHのプログラム(プラットフォーム)です。わかりやすく一言で説明すると、LVMHがオンラインで開く学校のようなものと言えます。 この章では、INSIDE LVMHについて解説していきます。自分のキャリアアップにつなげたい方やLVMHのことをもっと深く知りたい方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。 6-1.世界中の若者が8週間で学べる質の高い海外のプログラム 1991年、LVMHは業界で初めてラグジュアリー専門の講座を開きました。現在ではINSIDE LVMHとして、才能ある世界中の若者や学生に向けて質の高い海外のプログラムを提供。 記事や動画、ポッドキャスト、セミナーなどのコンテンツを8週間かけて学び、グループの価値や専門知識を習得することができます。また、学習後はクイズが用意されているので、きちんとLVMHについて学べているのか実感できるのも魅力の一つです。 6-2.履歴書でアピールできる「終了証」 世界規模のプログラムで学んだ才能ある若者や学生は、履歴書に記載することができる終了証を取得することができます。LVMHとラグジュアリー業界について知識を深めながら、さらに就活でのアドバンテージを手に入れることは。まさに一石二鳥ですね。 毎年5月~7月と10月〜12月の2回の期間で修了書の取得が可能。2021年以降、すでに78,000人の若者や学生がINSIDE LVMHの修了証を取得し就活に役立てています。 筆者は終了証や資格などアピールできるところが少なく、就活に手こずっていたことをふと思い出します。こうならない為にも、INSIDE LVMHに少しでも興味がある方は終了証を取得することをおすすめします。 6-3.採用に繋げることができるイベント INSIDE LVMHでは、オンラインや対面形式のイベントを開催しています。学生が採用担当者やマネージャーと関係を作れる貴重なイベントです。 イベントではLVMHの人事、各メゾンのマネージャーなどを招いてセミナーを行ったり、提携スクールとのグループセッションを実施するなど、LVMHで働く際に必要な知識や行動を身につけることができます。 提携スクールはファッション学校のみではなく、パリ政治学院、エコール・ポリテクニーク、ボッコーニ大学など、政治・数学・商業・芸術に長けた学校での構成となります。日本で言う東京大学、慶應大学などの高学歴の人とのセッション。イベントを通じてLVMHの課題、成功の秘訣など参加者に気づきを与えてくれるのです。 INSIDE LVMHはファッション業界で働くにあたり、必ず成長できる場だと言えます まとめ いかがだったでしょうか?約13兆円という売り上げの企業規模に驚いた方も多いかと思います。 LVMHとは、ディオールやセリーヌ、ティファニーなど数多くの名高い高級ブランドを傘下に置く世界最大級の多業種複合企業体(コングロマリット)です。1987年にルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併したことで誕生し、フランス・パリを拠点としています。 LVMHでは、才能ある若者に対して積極的に育成や支援を行っているので、これから就職活動を控えている方は一度目を通すことをおすすめします。すでにファッション業界に興味がある人はもちろん、学校で経営学やマーケティングなどを学んでいる学生も就職活動に役立つこと間違いなしです。 この記事がみなさんにとって、参考になっていたら幸いです。
世界三大ブランドのひとつとして知られているルイヴィトン。そんなルイヴィトンには多くのデザインがあり、それぞれに魅力がいっぱいです。その中でも「アンプラント」は、人気の高いデザインとして知られています。 今回は、ルイヴィトンのアンプラントについて深掘りしていきます。アンプラントは、2010年に発表され、モノグラムパターンが型押しされたデザインです。 アンプラントはどのような素材が使われているのか、耐久性はどのくらいなのか、人気のバッグや財布はどのようなものがあるのかなどを解説します。この記事を一読していただければ、アンプラントについての疑問が解決できるようになっています。 アンプラントの魅力や人気の秘密を知っていただければ幸いです。 1.アンプラントのデザインとは? アンプラントのデザインは、レザーにモノグラムパターンが型押しされています。このアンプラントのデザインは、いつ誕生したのでしょうか。またどんな種類があるのか紹介していきます。 1-1.アンプラントはモノグラム・アンプラントとも呼ばれている アンプラントとは、フランス語で「刻印」を意味する言葉です。その言葉の通り、モノグラムパターンがレザーに型押し(刻印)されています。そのため、モノグラム・アンプラントとも呼ばれています。 1-2.アンプラントが誕生したのはいつ? アンプラントが誕生したのは、2010年です。現在は廃盤となっている「モノグラム・グラセ」と「モノグラム・マット」の後継デザインとなっています。 モノグラム・グラセは、ガラス加工を施したレザーにモノグラムパターンを刻印したラインで、2000年にメンズ向けで登場しました。モノグラム・マットは、光沢を抑えたレザーにモノグラムパターンを刻印したラインで、2002年に登場しています。 そもそも、アンプラントに型押しされているモノグラムパターンが誕生したのはいつかご存じでしょうか。モノグラムは1896年、2代目のジョルジュ・ヴィトンによって発表されました。 デザインは、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のイニシャルのLとV、星や花柄を組み合わせたモノグラムです。モノグラムの中にある、花柄を丸で囲った柄は、日本の家紋がルーツになったと言われています。そんな歴史あるモノグラムパターンを型押ししたデザインが、アンプラントなのです。 1-3.バイカラーモノグラム・アンプラントとは? アンプラントに派生して新しく誕生したデザインが、バイカラーモノグラム・アンプラントです。アンプラントのモノグラムパターンよりサイズが大きいのが特徴です。またバイカラー(2色使いのカラーリング)となっており、型押しされたモノグラムパターンに色付けされています。 バイカラーモノグラム・アンプラントが発表されたのは、2021年の春夏新作コレクションでした。登場して間もないですが、人気デザインとなっています。 2.アンプラントレザーとは? アンプラントは、どのようなレザーが使われているのでしょうか。また、アンプラントレザーの耐久性はどれくらいなのか、お手入れ方法やデメリットについても紹介します。 2-1.アンプラントは最高級の牛革と言われるカーフレザー ルイヴィトンのアンプラントレザーは、最高級の牛革と言われるカーフレザーが使われています。カーフレザーとは、生後6ヶ月以内の仔牛の革を指します。仔牛は希少性が高いことや、生後間もないためきめが細かく、やわらかいことが特徴です。また、カーフレザーは使うほどに革が馴染んでいく感じや、革特有のツヤ、シルキーな手触りも楽しめます。 ルイヴィトンのアンプラントレザーはカラーリングされた後、ミネラル鞣しを施しており、特有のシボも魅力です。シボとは、革の表面にある立体的なシワの模様を言います。ひとつとして同じものはない「シボ」は、自分だけのアンプラントレザーとして経年変化を味わえます。 アンプラントの素材であるカーフレザーはデリケートなため、正しいお手入れ方法を知っておく必要があります。カーフレザーは特に水に弱く、雨に当たるとシミになってしまいます。シミを防ぐには、雨の日は持ち歩かないようにするのが一番の対処法です。 もし、雨や水分がカーフレザーについてしまった場合は、乾いた布でトントンと軽くたたくように拭き取りましょう。またカーフレザーは熱にも弱いという特徴があるため、ドライヤーを使って水分を乾かすのはよくありません。天日干しではなく、日陰の風通しの良い場所で水分を飛ばしましょう。 また、定期的に防水スプレーを使うのも有効です。もしものために備えることができます。 レザーアイテム全般に言えることですが、化粧品やアルコール消毒、クリームなども要注意です。革の自然な美しさを損ない、シミができる可能性が高いためです。きれいな状態を保つには、普段から気にかけることが大切です。 2-2.アンプラントレザーの耐久性はどれくらい? アンプラントレザーとして使用されている、カーフレザーの耐久性について解説していきます。ルイヴィトンアイテムの中で、高価で人気の高い「エピ」と比較して、どちらの耐久性が高いのか、についても触れていきます。 2-2-1.エピと比べてどちらの耐久性が高い? ルイヴィトンのエピは、グレインレザーという本革を採用しています。グレインレザーは厚みがあるため丈夫で、革をなめすときにブツブツした模様をいれるため型崩れしにくいという特徴があります。また一般的なレザーに比べて、衝撃に強いことも特性です。 そのため、エピの耐久性は高く、丁寧に扱えば40年もつと言われています。一方で、アンプラントに採用されているカーフレザーはやわらかいのが特徴のため、エピより耐久性は劣ります。寿命は、一般的なレザー商品と同じくらいと考えてよいでしょう。 2-2-2.エピと比べて傷が目立ちやすいのはどっち? エピはフランス語で「麦の穂」を意味し、細かく型押しされた模様は麦の穂が風に揺れる状態がデザインされています。細かく型押しされているため、小さな傷は目立ちにくいと言われています。アンプラントはエピに比べて凹凸が少ない分、傷が目立ちやすいかもしれません。 傷の大きさや、縦や横に入る傷など、状態やアイテムのカラーなどによって目立ちにくさは異なりますが、エピの方が傷が目立ちにくいとされています。 2-3.アンプラントレザーは経年するとベタベタする? ルイヴィトンのアンプラントレザーのデメリットとして、経年するとコバがベタベタしてくることが挙げられます。コバとはバニッシュとも呼ばれ、バッグや財布の革の裁断部分やへりのことを指します。バッグでは角の部分、財布では札入れのじゃばら部分にベタベタが現れることが多いです。 コバがベタベタになる原因は、経年劣化や湿気による加水分解があります。アンプラント素材にはベタベタになるのを防ぐために薬剤が塗られていますが、経年により薬剤がはがれてしまい、コバがベタベタしてくるのです。また、日本は湿度の高い国であり、制作地域であるヨーロッパなどと環境が異なります。そのため、高い湿度により加水分解が進み、ベタベタになってしまうのです。 対処法としては、長期間クローゼットのような風通しの悪い場所に保管しないことや、アイテムを箱に入れたまま長く収納しないこと、シリカゲルなどを使用して湿気対策することなどがあります。また、たまに愛用するより、よく使用する方がベタベタになりにくいと言われています。 一度ベタベタになってしまうと、汚れがついたりベトベトが他の場所についたりするため、メンテナンスに出す必要があります。ルイヴィトンはリペアサービスが用意されているため、店舗にアイテムを持っていき、相談することが可能です。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.アンプラントのカラー展開は? アンプラントレザーは隅々までカラーリングされ、ミネラルなめしされているのが特徴で、深みのある色合いが魅力です。アンプラントのカラー展開は多くあり、現行品のカラーや人気のカラーを紹介します。 3-1.ノワール ノワールは、フランス語で「黒」を意味します。ノワールは普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍し、利用するシーンを限定しません。また、どんなファッションにも合わせやすいことから人気があります。 ノワールは型押しされたモノグラムパターンを上品に見せるのも特徴となっており、あまりブランド感を出したくない人からも支持を得ています。 3-2.トゥルトレール トゥルトレールは、グレージュ系の色合いをしています。ベージュとグレーを合わせたようなカラーとなっており、落ち着いた印象を与えます。明るすぎず暗すぎないトゥルトレールは、飽きのこない色味が特徴です。 トゥルトレールはフランス語で「キジバト」を意味し、平和の象徴であるため、縁起の良いカラーです。 3-3.ブルー 爽やかなブルーは、刻印されたモノグラムパターンを引き立たせます。上品かつおしゃれな色合いは、アンプラントレザーにぴったりです。ゴールド金具との相性も良いブルーは、人気のカラーです。 3-4.クレーム クレームは、ホワイトベージュのような落ち着いた優しい色合いが特徴です。どんな服装にも合わせやすく、オールシーズン活躍するカラーです。クレームは汚れが目立ちやすいと思われる方も多いですが、そんなデメリットを補う以上の魅力を持ち合わせています。 3-5.ジャイプル ジャイプルは、紫を帯びたフューシャ・ピンクです。はっきりとした色合いで、鮮やかさが特徴のジャイプルは、ファッションのアクセントになります。2013年に発表されたカラーですが、現在でも人気があります。 4.アンプラントの人気の理由とは? カーフレザーにモノグラムパターンを刻印した上品なアンプラントは、多くの魅力を持つデザインです。アンプラントの人気の理由を3つに分けて紹介します。 4-1.エレガントな見た目 アンプラントは何と言っても、エレガントな見た目が人気です。レザーに型押しといったおしゃれなデザインは、普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれます。上品でエレガントな見た目は、落ち着いた大人の魅力を引き出してくれます。 4-2.ブランドの主張が控え目 アンプラントは、ブランドの主張が控え目なことも人気のポイントです。ダミエやモノグラムのデザインは、一目見るだけでルイヴィトンのアイテムだとわかります。一方で、アンプラントはモノグラムパターンが採用されていますが、印刷ではなく型押しされているため、遠目で見るとモノグラムなのか判断できません。 アンプラントは、ダミエやモノグラムのようにヴィトン感を前面に出さずに、モノグラムパターンを楽しめるのも魅力です。 4-3.レザーの経年変化を楽しめる アンプラントは上質なカーフレザーが採用されており、レザーの経年変化を楽しめるのも人気の理由です。カーフレザーは質感がやわらかいのが特徴で、色を装飾する際にミネラルなめしが施されているため、独特の光沢も楽しめます。カーフレザーは経年とともに、革が馴染む感覚やツヤを楽しめます。 レザー商品特有の経年変化を楽しめるアンプラントは、使えば使うほどに味わいを感じられるのです。 5.アンプラントの人気財布8選 アンプラントの財布は、長財布から折りたたみ財布、小銭入れまで、さまざまなアイテムが展開されています。アンプラントの財布の中には、カーフレザーではなくグレインレザーが採用されているアイテムもあるため、選ぶ際のポイントになります。また、財布によってカラー展開も異なるため、要チェックです。 アンプラントの人気財布を8つ、紹介します。 5-1.ポルトフォイユ・クレア ポルトフォイユ・クレアは、グレインレザーを採用したコンパクト財布です。マチ付きファスナー式コインケースは2つに分かれており、小銭が見えやすく取り出しやすいのが特徴です。外ポケットもついているため、収納力にも優れています。 グレインレザーが使われているため長く愛用でき、機能性が高いのが魅力です。 5-2.ジッピー・コインパース ジッピー・コインパースは、小銭専用の財布となっており、ポケットにも入るコンパクトなアイテムです。ラウンドファスナーを採用しており、ファスナー金具にはレザーがあしらわれています。セカンド財布として使用したり、キャッシュレス決済をしたりする方に最適な財布です。 5-3.ポルトフォイユ・サラ ポルトフォイユ・サラは、ルイヴィトンで人気の高い長財布です。三角のエンヴェロップ型のフラップで、スナップボタンにて開閉するのが特徴です。収納力が高いのも魅力で、16カ所のカード用ポケット、2カ所のマチ付きコンパートメントなどを有しています。 アンプラントのカラーは、ノワールとトゥルトレールが販売されています。 5-4.ジッピー・ウォレット ジッピー・ウォレットは、ルイヴィトンの財布の中で一番の人気を誇ります。魅力は、型崩れしにくく取り出しやすいラウンドファスナーや十分な収納を備えていること、ファスナー金具にレザーがあしらわれていることなどが挙げられます。ライニングにグレインレザーが使用されているため、長く使えるのも魅力です。 ジッピー・ウォレットは人気が高いため、アンプラントのカラーもノワール・ブルー・トゥルトレール・クレームの4色と豊富に展開されています。 5-5.ポルトフォイユ・ゾエ ポルトフォイユ・ゾエは、サイズが幅9.5×高さ7.5×マチ3cmとコンパクトな3つ折り財布です。三角のエンヴェロップ型のフラップが可愛らしいのが特徴です。アンプラントのカラーは、ノワールとトゥルトレールが販売されています。 5-6.ポルトフォイユ・エミリー ポルトフォイユ・エミリーは、丸みを帯びた四角のエンヴェロップ型のフラップが特徴の長財布です。ポルトフォイユ・エミリーの最大の魅力は、内装のコントラストカラーです。シックなノワールの外装から一転して、内装はピンクカラーがあしらわれています。 コインパートメントの金具にもピンクカラーのレザーが付いており、財布を開けるたびに可愛らしさを感じられます。長財布のため収納力も抜群で、ライニングにグレインレザーを採用しているため長く愛用できるのも魅力です。 5-7.ポルトフォイユ・クレマンス ポルトフォイユ・クレマンスのサイズは幅20×高さ9×マチ2cmとなっており、ジッピー・ウォレットよりスマートな印象を受ける長財布です。スマートながら十分な収納を備えており、8カ所のカード入れや、2カ所のレシートなどを収納できるコンパートメントなどを有しています。ラウンドファスナーで、ファスナー金具にはレザーがついています。 5-8.ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌはサイズが幅12×高さ9.5×マチ1.5cmで、コンパクトサイズながらも機能性に優れているのが特徴です。3つ折り財布ですが、紙幣用ポケットが用意されているため、お札を折らずに収納できます。またファスナー式コインポケットや、6カ所のカード入れがあるのも魅力です。 アンプラントのカラーは、ノワール・ブルー・クレームの3色が展開されています。 6.アンプラントの人気バッグ9選 アンプラントレザーを使用したバッグは、エレガントで高級感があるため人気です。アンプラントレザーのバッグは、収納力やフォルム、内装などが異なった、さまざまなアイテムがあります。アンプラントの人気バッグを9つ、紹介します。 6-1.スピーディ・バンドリエール スピーディは、ルイヴィトンのテーマである「旅」を継承するバッグで、始まりは1930年となっており長い歴史があります。そんなスピーディは、コンパクトな見た目以上の収納力が魅力です。内装はフラットポケットのみとシンプルで、荷物を探しやすい仕様となっています。 付属されるバンドリエールは、ゴールドチェーンを取り入れたレザーのショルダーストラップとなっており、斜めがけや肩掛けバッグとして利用できます。ダブルハンドルでハンドバッグとしても使用でき、刻印入りのパドロックがワンポイントの魅力あふれるバッグです。アンプラントのカラー展開は、ブルー・ノワール・クレームとなっています。 6-2.ミュルティ・ポシェット・アクセソワール 2つのポーチを1つに繋ぎ合わせた、ミュルティ・ポシェット・アクセソワールはさまざまな使い方ができるバッグです。サイズの違う2つのポーチを分けて、1つのポシェットとして利用できます。またチェーンとストラップが付属されており、ハンドバッグにしたり斜めがけしたりと、その日の気分によって選べます。 チェーンやストラップは取り外し可能なため、ポシェットをポーチとして使用することも可能です。1つのバッグで、何通りもの楽しみ方ができるミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、人気が高いのも頷けます。アンプラントのカラーは、ノワールとクレームがあります。 6-3.ネオアルマ BB アルマは、ルイヴィトンのバッグの中で人気の高いアイテムです。アルマは1992年に誕生したバッグで、パリのセーヌ川にかかっているアルマ橋から着想を得たフォルムをしています。需要の高いアルマは多くのサイズが展開されており、ネオアルマ BBはコンパクトです。 ネオアルマ BBのサイズは幅25×高さ18×マチ12cmとなっており、最近のミニバッグブームに乗って、人気は高まるばかりです。ネオアルマ BBのアンプラントの魅力は、高級感のあるバッグのフォルムとエレガントなデザインがマッチしている点です。取り外し可能なストラップをつけて、ファッションのワンポイントにしておしゃれも楽しめます。 6-4.ネヴァーフル ネヴァーフルはルイヴィトンのバッグの中で、定番アイテムのひとつです。仕切りのない内装は荷物が見やすく、バッグの入口が広いため荷物を出し入れしやすいのが特徴です。バッグの広い入口はフックが取り付けられており、中身が丸見えになるのを防いでくれます。 付属品にクラッチバッグとしても活躍するポーチがあることも人気の理由で、バッグと同じアンプラントカラーをしています。また左右に2つずつ設置されたサイドレースは、荷物の量によって絞ったり緩めたりすることができます。バッグの表情の変化を楽しめるのも魅力です。 ダブルのロングハンドルは肩にかけられるため、腕の負担を軽減してくれます。 6-5.オンザゴー PM オンザゴーは、1968年に発表された「サック・プラ」から着想を得た、歴史あるバッグです。オンザゴーは「活動的」や「いつでも活躍する」などの意味を持ち、その名の通り普段使いからビジネスシーンまで幅広く愛用できます。モノグラムパターンを大きくして、アンプラントしているデザインが特徴です。 ダブルハンドルで荷物をしっかり支え、コーナーにリヘッド加工が施されており、丈夫なのも魅力です。長さの調整ができるストラップで、斜めがけして使うこともできます。ジャイアントモノグラムがデザインされたオンザゴーは、使うシーンを選ばないバッグとして人気を集めています。 オンザゴー PMのサイズは、幅25×高さ19×マチ11.5cmとなっています。 6-6.オンザゴー EW オンザゴー EWは、オンザゴー PMを再解釈したバッグです。サイズは幅25×高さ13×マチ10cmとなっており、横長のフォルムでコンパクトサイズなのが特徴です。また、さまざまな使い方ができるのも魅力で、ダブルハンドルでハンドバッグとして使用したり、チェーンやレザーストラップを取りつけて肩掛けバッグとして使用したりできます。 6-7.ネオノエ ネオノエはきんちゃく型のバッグで、レザーを引いたり緩めたりして開閉するのが特徴です。内装は中央にファスナー付きポケットが配置されているため、仕切りになり荷物をわけて入れられます。大切な物はファスナー付きのポケットに入れられるのも安心です。 可愛らしいフォルムとアンプラントのエレガントさが共存した魅力あふれるネオノエは、大変人気です。付属されているストラップは、取り外し可能で調節もできます。 6-8.ディアヌ ディアヌは、さまざまな使い方ができるのが魅力のマグネット開閉式バッグです。付属のレザーストラップを取り付けると、ハンドバッグや肩掛けバッグとして利用できます。またLOUIS VUITTONの文字と花柄、星柄が描かれたジャカードストラップを取りつければ、斜めがけバッグとして活躍します。 カラー展開は、ブルー・ノワール・クレームがあり、ライニングのカラーがそれぞれ異なるのも魅力です。 6-9.トリアノン MM トリアノンは、LVの文字が書かれたタグやダブルファスナー、2つの外ポケットを有しているのが特徴のバッグです。ダブルハンドルでかっちりしたフォルムは、エレガントな印象を与えます。またモノグラム・ジャイアントパターンが刻印された、アンプラントレザーを採用しています。 トリアノン MMのサイズは幅36×高さ22×マチ9cmとなっており、ビジネスシーンでも活躍できる収納力を持ち合わせているのも魅力です。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 7.アンプラントとモノグラムはどっちがいい? ルイヴィトンのモノグラムのデザインが好きな人にとって、アンプラントとモノグラムはどちらを選べばいいか迷う人も少なくないでしょう。アンプラントのノワールや、ブラウンのモノグラムはどちらも落ち着いた色合いをしており、似ている点があります。そこで、アンプラントとモノグラムのそれぞれのメリットとデメリットを解説していきますので、比較してみてください。 7-1.アンプラントのメリット アンプラントのメリットは多くありますが、モノグラムと比較すると、アンプラントの方が活躍するシーンが幅広いことが利点でしょう。アンプラントはレザーに型押しされたデザインのため、モノグラムのように一目見ただけでルイヴィトンの商品だと分かる人が少なく、ブランド感が抑えられています。そのため、アンプラントのノワールのようなシックな色合いであれば、ビジネスシーンで愛用しても違和感を感じません。 普段使いからビジネスシーンまで幅広く使用できるのが、アンプラントのメリットと言えます。 7-2.アンプラントのデメリット アンプラントのデメリットとして、モノグラムより価格が高いことが挙げられます。たとえば、スピーディ・バンドリエール25で価格比較すると、アンプラントは387,200円、モノグラムは272,800円です。素材や工程が違うため、価格差があることが分かります。 7-3.モノグラムのメリット モノグラムのメリットは、アンプラントより丈夫で、定期的なメンテナンスを必要としないことでしょう。モノグラムの素材はレザーではなく、トアル地という生地が採用されています。トアル地は、エジプト綿をPVC加工した素材であるため、レザーより傷がつきにくく丈夫です。また定期的なメンテナンスは、ほとんど必要としません。 モノグラムは素材が革でないことが、最大のメリットと言えます。 7-4.モノグラムのデメリット モノグラムのデメリットは、アンプラントレザーのように経年変化を楽しめない点が挙げられます。モノグラムの素材はレザーではないため、経年による素材の味の変化はありません。レザーアイテム特有の経年変化に魅力を感じる方は、モノグラムよりアンプラントの方が向いていると言えます。 8.アンプラントは上品なデザインで使いやすい アンプラントは何と言っても、エレガントなデザインが魅力です。ルイヴィトンのデザインを象徴するモノグラムパターンを型押ししたデザインは、2010年に発表されました。印刷されていないデザインで、ブランド感を前面に出さないアンプラントは瞬く間に人気を不動のものにしています。 アンプラントレザーは希少性の高いカーフレザーを採用しており、経年するごとに革がなじむ感覚やツヤを楽しめます。また、柔らかい素材は手触りが良いのも特徴です。 アンプラントは需要が高いため、多彩なバッグや財布が展開されています。あなたが使いたいシーンや好みに合ったアンプラントのアイテムが見つかれば幸いです。
世界三大ブランドとして知られているルイヴィトン。ルイヴィトンの歴史は長く、1854年、フランスのパリにて旅行かばん専門店として創立しました。その後、ルイヴィトンの息子である2代目のジョルジュ・ヴィトンが、1896年に「モノグラム」を発表します。 モノグラムはオリジナリティ溢れるデザインだったため、世界的に大人気となりました。そして1978年、ルイヴィトンが日本に初上陸します。モノグラムは日本でも大ヒットを記録し、40年以上経った現在でも人気は衰えることを知りません。 モノグラムと言えば、ベージュと茶褐色のカラーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、モノグラムのロゴは多数発表されています。この記事は、モノグラムにはどのようなデザインがあるのか、モノグラムにはどのような歴史や特徴があるのか知りたい方の疑問が解ける内容となっています。モノグラムの人気バッグや新作バッグについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。 またルイヴィトン以外で、モノグラムデザインを採用しているブランドについても説明しています。 1.ルイヴィトンのモノグラムとは? そもそもモノグラムとは、2つ以上の文字や記号を組み合わせて、1つの柄にしたデザインを指します。もっとも古くモノグラムが使用されたのは、紀元前350年頃に発見された硬貨だと言われています。当時の硬貨には、AとXの文字が組み合わされていました。 モノグラムは日本語で「組み合わせ文字」とも言われており、ルイヴィトンのモノグラムは星や花、ルイヴィトン(Louis Vuitton)のイニシャルである「L」と「V」の文字が組み合わされています。ここからはルイヴィトンの歴史と共に、モノグラムはどのようにして誕生したのかや、特徴的な素材についても解説していきます。 1-1.モノグラムの歴史①ルイヴィトンは模造品に悩まされていた ルイヴィトンは1854年に旅行かばん専門店として設立されましたが、もともとトランクケースを制作していました。荷造り用製造職人としてトランクケースを制作していたルイ・ヴィトンは、その技術の高さから世界中に名を知らしめていました。その証拠に、1867年に開催されたパリ万国博覧会で船旅に適した「ワードローブ・トランク」を発表し、銅メダルを獲得しています。 またオーダーメイド品として、エジプト総督のイスマーイール・パシャやイタリア系フランス人の探検家であったピエール・ブラザ、ロシアのニコライ皇太子など、多くの名高い人物から注文を受けています。ルイヴィトンがどれほど海外からの人気を得ていたか分かるでしょう。そんなルイヴィトンの名が世界に広まることは、いい事ばかりではありませんでした。 ルイヴィトンのアイテムは人気が高かったことから、模造品が激増したのです。模造品に対抗するために、ルイヴィトンは1872年、「レイキャンバス」を発表しています。レイキャンバスのデザインは当初、赤色の縞模様を用いていましたが、後にベージュと茶褐色の縞模様に変更しており、試行錯誤していたことが分かります。 1-2.モノグラムの歴史②デザインは日本の家紋にインスパイアされた? ルイ・ヴィトンの亡き後は、息子であり2代目のジョルジュ・ヴィトンに実権が渡りました。ジョルジュ・ヴィトンも模造品に対抗するために1888年、ダミエ柄を発表します。しかし、ダミエ柄も模造品が横行し、模造品の撲滅は失敗に終わります。 そんな折、当時のフランスでは「ジャポニズム」の流行が定着していました。ジャポニズムが流行った要因は、1854年に成立した日米和親条約によって日本の磁器が欧米に渡るようになったことや、1867年に開催されたパリ万国博覧会があります。1888年に発表されたダミエ柄も、日本の歌舞伎役者が着用していた衣類に描かれた「市松模様」に着想を得たと言われています。 1896年、ついに「モノグラム」が発表されます。実はモノグラムもジャポニズムの影響を受けており、モノグラムのデザインの一部は日本の家紋からインスパイアされたと言われています。ルイヴィトンのモノグラムの中にある、花を丸で囲ったデザインは、日本の島津家や薩摩藩の家紋がルーツとなっているのです。 モノグラムのアイテムは当初、職人が一つひとつ手書きで描いており、模造することが難しくなったため、模造品は激減しました。モノグラムの発表により、模造品との戦いは一旦ルイヴィトンが勝利したと言えます。 1-3.モノグラムの歴史③特徴的な素材とは? ルイヴィトンのモノグラムの生地は、革ではないのはご存じでしょうか。モノグラムは「トアル地」という生地が採用されています。トアル地とは、高級で繊維が細く長いことで知られているエジプト綿に塩化ビニルをコーティングした素材です。 トアル地は繊維が細かいエジプト綿が使用されていることから耐久性があり、防水性にも優れているのが特徴です。モノグラムキャンバスは現在でもトアル地が採用されており、モノグラムの発表から120年以上経っても変わっていません。丈夫で長持ちするトアル地は、ルイヴィトンの代名詞となっています。 1-4.モノグラムの歴史④多くのモノグラム柄が誕生 ルイヴィトンは時代の流れと共に販売するアイテムを変化させていき、トランクケースからラグジュアリー商品へと展開し始めます。そして、モノグラムのスピーディやバケツ型バッグなどが登場しました。さらに1997年になると、ルイヴィトンで初となるクリエイティブディレクターのマーク・ジェイコブスを迎え入れます。 マーク・ジェイコブスは、トアル地を採用しない「モノグラム・ヴェルニ」を発表しました。これをきっかけに、生地がトアルしないモノグラムのロゴが次々と誕生していくのです。 2.モノグラムのロゴの種類とは? 1896年に初登場したモノグラムは、現在までにさまざまなロゴが発表されています。期間限定のコラボデザインから現在も販売されている定番デザインまで、発表されたロゴをご紹介します。 2-1.モノグラム・ヴェルニ 1997年、ルイヴィトン初のクリエイティブディレクターとして任命されたマーク・ジェイコブスが、自身のデビューコレクションに合わせて発表したのが「モノグラム・ヴェルニ」です。これまでのブラウンと茶褐色を合わせたモノグラムのイメージを刷新するカラフルなカラーが特徴です。また素材はトアル地ではなく、カーフスキンを採用しています。 素材はカーフスキンにエナメル加工を施し、モノグラムパターンを型押ししたロゴであり、多くの注目を集めました。鮮やかなカラーとゴージャスなエナメルが魅力のモノグラム・ヴェルニは、現在でも人気の高いロゴです。 2-2.モノグラム・アンプラント アンプラントとは、フランス語で「刻印」を意味します。モノグラム・アンプラントはその名の通り、カーフレザーにモノグラムパターンを刻印したロゴです。ヴィトン感をあまり感じさせないことや刻印の高級感などが魅力となっており、現行品も多く販売されています。 2010年に発表されて以来、根強い人気を誇っています。 2-3.ジャイアントモノグラム ジャイアントモノグラムは、2019年のルイヴィトンサマーカプセルコレクションで発表されたロゴです。モノグラムのサイズを大きくしたデザインで、インパクトを与えます。カラーはこれまでのブラウンと茶褐色の組み合わせに加え、2色のカラーを反転させた「モノグラム・リバース」が登場しており、さまざまなバッグや財布に採用されています。 2-4.モノグラム・クッサン クッサンとはフランス語で「クッション」を意味し、レザーにモノグラムパターンをエンボス加工したロゴです。ふんわりとした質感と柔らかいイメージが特徴です。2023年には「クッサンMM」と「クッサンPM」の新色が発表されています。 2-5.モノグラム・マルチカラー モノグラム・マルチカラーは、マーク・ジェイコブスと村上隆によってコラボされたロゴです。村上隆は、日本の現代美術家やポップアーティスト、映画監督として活躍している人物です。マーク・ジェイコブスが村上隆のファンであったことからコラボが実現しました。 マルチカラーは「多様」や「多彩」という意味を持ち、33色ものカラーでモノグラムをあらわしています。2003年に発表されたモノグラム・マルチカラーは、これまでの落ち着いたモノグラムを払拭し、新たなロゴカラーとして注目を浴びました。 2-6.モノグラム・ミニ モノグラム・ミニはその名の通り、モノグラムパターンを小さくデザインしたロゴです。コットン生地に、ミニサイズのモノグラムパターンを織り込んでいるのが特徴です。2000年の春夏コレクションで登場し、2006年に廃盤となっています。 2-7.モノグラム・ペルフォ ペルフォはフランス語で「穴を開ける」を意味し、モノグラム・ペルフォはモノグラムの生地にパンチングしたデザインです。パンチングされた穴からヴェールやフューシャなどの鮮やかなカラーが覗くのが特徴で、2006年に発表されたロゴとなっています。個性的なデザインが注目を浴びました。 2-8.モノグラム・エクリプス モノグラム・エクリプスは、2016年に当時のクリエイティブディレクターであるキム・ジョーンズにより発表されたメンズ向けのロゴです。ベースはブラックでモノグラムはグレーを採用し、シックな色合いが特徴です。男性から絶大な人気を得ているデザインとなっています。 2-9.モノグラム・チェリーブロッサム モノグラム・チェリーブロッサムは、2005年に登場したロゴです。ルイヴィトンと村上隆のコラボデザインとして制作されました。桜の花の中央には、村上隆のデザインらしい可愛いスマイルマークが描かれています。 同時期に発表されたモノグラム・パンダとモノグラム・チェリーも人気が高く、プレミアム価格がついているバッグもあります。 2-10.モノグラモ・フラージュ モノグラモ・フラージュは2008年の秋冬コレクションで登場した、村上隆とマーク・ジェイコブスのコラボロゴです。モノグラムと迷彩柄が共存する斬新なデザインとなっています。ロゴの名前が「モノグラモ」となっているのも特徴です。 2-11.モノグラム・グラフィティ モノグラム・グラフィティは、モノグラムの上から大胆に落書きしたような文字を印刷したロゴを指します。独創的なデザインは、多くの人を虜にしました。モノグラム・グラフィティは、アメリカのアーティストであるスティーブン・スプラウスとのコラボ商品であり、友人宅で落書きされたトランクを見て着想を得たと言われています。 2004年にスティーブン・スプラウスが急逝しており、追悼の意を込めて2009年に復活したロゴです。 2-12.モノグラム・ローズ モノグラム・ローズは、モノグラム・グラフィティでコラボしたスティーヴン・スプラウスに追悼の意を込めて、2009年に発表されたロゴです。モノグラムの上に大胆にデザインされたローズは、スティーヴン・スプラウスが生前に愛した花でした。クリエイティブディレクターのマーク・ジェイコブスとスティーヴン・スプラウスの絆がわかるデザインとなっています。 2-13.モノグラム・ウォーターカラー モノグラム・ウォーターカラーは、水彩絵の具のにじみやかすれを表現したロゴです。リチャード・プリンスとのコラボデザインで、2008年に登場しました。17色も使われた色合いが絶妙で、モノグラムを引き立てています。 スピーディやパピヨンにデザインされ、根強い人気があり、プレミアム価格をつけているバッグもあります。 2-14.スイート・モノグラム スイート・モノグラムは、2014年のバレンタイン限定品として登場したロゴです。モノグラムパターンの中のモノグラム・フラワーを中心にデザインされているのが特徴です。カラーもピンク系が多く、ウィメンズ向けのデザインとなっています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.ルイヴィトンのモノグラムのバッグにはどんな種類がある? ルイヴィトンのモノグラムをあしらったバッグは、多くの種類が存在します。今回は、モノグラムの定番バッグや人気バッグを12個ご紹介します。さまざまなフォルムがあるため、使い勝手や容量を確認し、あなた好みのバッグを探してみてください。 3-1.ネヴァーフル ネヴァーフルはルイヴィトンの定番アイテムのひとつで、使い勝手のよいトートバッグです。サイズ展開はPM、MM、GMがあり、ミニサイズのBBも発表されました。ネヴァーフルPM、MM、GMは荷物の容量によって、サイドレースでバッグの大きさを調節できるのが魅力です。 カラフルなテキスタイルのライニングや、取り外し可能なポーチが付属されているのも特徴です。普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれます。 3-2.スピーディ スピーディはルイヴィトンの定番アイテムであり、歴史あるバッグです。ルイヴィトンのテーマである「旅」を基に、1924年に制作された「キーボル」をタウンユース用にリメイクしたバッグが「スピーディ」です。スピーディは、自動車で出かける際に助手席に置けるバッグとして登場しました。 見た目以上の容量があることや、内装に仕切りがなく使い勝手がよいことなどが魅力となっています。旅をテーマに制作されたスピーディは、スーツケースなどに折りたたんで入れられることも特徴です。 3-3.オデオン オデオンはヌメ革のネームタグと縦長のフォルム、ダブルファスナーなどの特徴があるバッグです。ストラップも調整可能となっており、ショルダーバッグとしても斜めがけバッグとしても使用でき、おしゃれを楽しめます。角にレザー補強されたデザインもオデオンの魅力です。 3-4.パピヨン トランク パピヨン トランクは、クリエイティブディレクターのニコラ・ジェスキエールが「パピヨン」をアップデートしたバッグです。円柱のかわいらしいフォルムはそのままに、Sロック金具とトリミングで高級感あふれるアイテムとなっています。付属品には、ストラップとチェーンがついています。 3-5.オンザゴー オンザゴーは「いつも活動している」という意味を持ち、その名の通り、普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれるバッグです。開口部にファスナーがついていないため荷物を出し入れしやすく、Dリングがついているため防犯対策になるのが魅力と言えます。ショルダーストラップを使用したり、ハンドバッグとして使用したりできる高い機能性が持ち味です。 デザインはモノグラム柄が幅広く展開されており、ジャイアントモノグラム、モノグラム・デニム、モノグラム・アンプラントなどが発表されています。さらに、ジャイアントモノグラムで2024年の新色が登場しています。 3-6.ポシェット・アクセソワール ポシェット・アクセソワールは、サイズが幅23.5×高さ13.5×マチ4cmのコンパクトなポシェットで、日常の必需品を持ち運ぶのにぴったりの大きさをしています。ファスナー開閉式となっているため、荷物が外に出る心配がありません。内装にもファスナー式のフラットポケットが付いており、貴重品を入れられるため安心です。 付属品には、取り外し可能なゴールドチェーンとヌメ革のストラップがあります。ポシェット・アクセソワールはコラボアイテムとしても注目を集めており、村上隆とのコラボであるモノグラム・パンダや、モノグラム・チェリーなどが登場しています。 3-7.アルマ アルマはルイヴィトンの定番アイテムであり、歴史あるバッグです。アルマの原型は1900年代に誕生した「スティーマバッグ」と言われており、さらに1934年に発表された「スクワイア」がアップデートされて、1992年に「アルマ」という名前が付けられました。名前の由来は、パリのセーヌ川にかかっているアルマ橋となっています。 アルマは定番バッグであるため、モノグラムはもちろんアンプラントやダミエ、マルタージュなどを展開しています。台形のフォルムで自立するアルマは、高級感のある人気の高いバッグです。 3-8.ノエ ノエは、もともとシャンパンを入れるかばんとして登場しました。ドローストリングで開閉し、ヌメ革をあしらった底部やショルダーストラップがおしゃれなバッグです。サイズも豊富で、ナノ・ノエ、プチ・ノエ、ネオノエBBなどが展開されています。 3-9.クロワッサン クロワッサンは、特徴的なフォルムをしたミニチュアサイズのポーチです。ファスナー開閉式で、内装にはフラットポケットがついています。またクロワッサンの形をしたミニチュアサイズのポーチが付属しており、取り外し可能なことも魅力です。 ストラップは調節可能であり、ショルダーバッグからクロスボディバッグまで、さまざまな使い方を楽しめるアイテムとなっています。柄はこれまでモノグラムのみでしたが、新作でモノグラム・デニムが登場しています。 3-10.サックプラ サックプラは、縦長のフォルムが特徴のバッグです。3サイズ展開されており、小さい順に「プティット・サックプラ」(サイズ幅14×高さ17×マチ5cm)、「サックプラ BB」(幅21.5×高さ22×マチ9cm)、「サックプラ PM」(サイズ幅30×高さ32×マチ10cm)があります。ヴィンテージ感や2本のトップハンドル、取り外しや調整可能なストラップが魅力のバッグです。 3-11.パームスプリングス バックパック ルイヴィトンでは珍しいバックパックは人気アイテムで、パームスプリングスの柄はモノグラムのみとなっています。パームスプリングスは現行品で2サイズ展開されており、「パームスプリングス バックパック MM」と「パームスプリングス バックパック MINI」があります。それぞれファスナー式外ポケットと内フラットポケットがついており、ショルダーストラップは長さの調節が可能です。 パームスプリングス バックパック MINIは、ストラップの位置を付け替えて、ショルダーバッグやクロスボディバッグとして利用できます。 3-12.エリプス エリプスはフランス語で「楕円」を意味し、その特徴的なフォルムが人気のバッグです。モノグラム以外のデザインはありません。モノグラムにヌメ革でデザインされたラインが際立つアイテムです。 ヌメ革のダブルハンドルで持ったり、取り外し可能なストラップをつけて肩掛けや斜めかけしたりと、魅力いっぱいで根強い人気があります。 4.モノグラムのロゴを採用した2024年の新しいバッグは? 2024年もルイヴィトンで、新しいバッグが発表されました。2024年の新色は、パステルカラーと「砂」から着想を得た色となっています。オンザゴーやアルマBBのような定番バッグに新色を合わせた新作バッグは要チェックです。 2024年の新作バッグとして登場した、モノグラムのアイテムをご紹介します。 4-1.ナノ・ノエ 新作のナノ・ノエはサイズが幅13×高さ16×マチ10cmで、「ノエ」のミニチュアサイズとして登場しています。ドローストリング開閉式で、きんちゃく型をしているのが特徴です。しなやかなモノグラム・アンプラントレザーに、バイカラーの新色が際立つアイテムです。 バッグの左右には金具が取り付けられており、ハンドバッグとしてもゴールドチェーンをつけて肩掛けバッグとしても利用できます。 4-2.ネオノエ BB ネオノエ BBは、モノグラムパターンをエンボス加工したモノグラム・アンプラントレザーに、パステルカラーのラテ ホワイトを合わせた新作バッグです。内装は中央に同じパステルカラーのライニングを配置し、スナップボタンで開閉できます。中央に仕切りができるため、収納しやすいのもメリットと言えます。 ストラップとハンドルは取り外し可能となっており、その時に合った使い方ができるのも魅力です。 4-3.ドーフィーヌ EW ドーフィーヌ EWは、中央にある長方形のLVイニシャルスクラブは変えず、サイズが幅21×長さ12×マチ5cmで長方形のフォルムを新たにした新作です。定番のモノグラムキャンバスを反転させた、2色のカラーの色合いが人気のアイテムです。付属品として、ゴールドのチェーンとレザーのショルダーストラップがついてるため、さまざまな使い方を楽しめます。 4-4.オンザゴー MM 2024年のクルーズ・ファッションショーにて登場した、オンザゴー MMの新色のバッグです。新しい色合いは「砂」から着想を得ており、モダンな印象を与えます。ブラックレザーのハンドルと、ヌメ革のショルダーストラップの組み合わせが新色を引き立てます。 サイズは幅35×高さ27×マチ14cmとなっており、十分な収納力を備えているのも魅力で、普段使いや1泊2日ほどの旅にも活躍するバッグです。 4-5.サイドトランク MM サイドトランク MMも、2024年のクルーズ・ファッションショーで発表された新作バッグです。ゴールドカラーがあしらわれたコーナー部分とロックスタイルの留め具が、豪華なトランクをイメージさせます。サイズは幅21×高さ14×マチ6cmで、コンパクトな大きさです。 金具に取り付けられたブラックレザー、ブラックレザーを用いたハンドルとショルダーストラップが新色を引き立てます。 4-6.アルマ BB アルマ BBも新色が登場しています。「砂」からインスパイアされたパステルカラーに、ヌメ革を採用したダブルハンドル、底部とチャームにはブラックレザーがあしらわれています。ブラックレザーと新色がマッチングした新作は、人気が出ること間違いなしのバッグです。 ブラックレザーのストラップは取り外し可能なため、おしゃれを楽しめます。アルマBBの新色は日本限定となっています。 5.ルイヴィトンのモノグラムはダサいって本当? ルイヴィトンのモノグラムはダサいという意見があることをご存じでしょうか。理由はなにも、モノグラムのデザイン自体がダサいというわけではなく、ルイヴィトンの歴史や人気が原因となっているようです。ルイヴィトンのモノグラムがダサいと言われる理由を3つに分けて、解説していきます。 5-1.理由①古いデザインのイメージがある ルイヴィトンのモノグラムが発表されたのは1896年のことであり、120年以上の歴史があります。また、ルイヴィトンが日本に初出店されたのは1978年であり、45年ほどの時間が経過しています。そのため、モノグラムを見る年代によっては、古いデザインのイメージを持つ人も多かれ少なかれいるようです。 古いデザインのイメージを持たれることは、長い歴史のなかで人気を維持してきた証でもあります。ダサいと思ってしまうのは、モノグラムの人気が落ちないことに原因があるのかもしれません。 5-2.理由②ヴィトン感が強い ルイヴィトンのモノグラムは、一目見ればすぐにルイヴィトンの商品であることがわかります。そのため、一部の人からはハイブランドをアピールしていると思われたり、お金を持っているアピールをしていると捉えられたりすることもあるようです。これはルイヴィトンが有名なブランドがあるが故に起こってしまう現象と言えるでしょう。 また、ルイヴィトンは知らない人はいないと言っても過言ではないブランドであり、モノグラムは多くの人に人気でよく見かけるため、ダサいと感じる人もいるのです。 5-3.理由③模造品が多く出回っている ルイヴィトンは世界的に人気の高いブランドであり、近年では韓国や中国からの模造品が日本に多く流れるようになってきました。また、インターネットではルイヴィトンの工場から直送されるため、商品を安く買えると謳って模造品を販売している店も増えています。ルイヴィトンは直営店のみの販売を徹底しており、工場直送販売はしていません。 ルイヴィトンの名前は知っていても、オリジナル商品と模造品の区別がつかない人が増えており、模造品を持ち歩いている人を見てダサいと感じてしまうのです。しかし、最近では正規品と区別がつかないほど精巧に作られている模造品も出回っており、本物か偽物かの判断がつきにくいアイテムも増加しています。模造品は人気ブランドについて回る問題であり、ルイヴィトンは常に偽物販売業者と戦っていかなくてはなりません。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 6.モノグラムとダミエはどっちが先に登場した? ルイヴィトンを代表するデザインと言えば、モノグラムとダミエでしょう。そんなモノグラムとダミエはどっちが先に発表されたのでしょうか。 実はダミエの方が先に発表されており、1888年、ルイヴィトンの2代目であるジョルジュ・ヴィトンが考案しました。一方で、モノグラムは1896年に発表されており、ダミエの登場から8年も後のことになります。モノグラムもルイ・ヴィトンの息子であるジョルジュ・ヴィトンにより発表されました。 余談ですが、モノグラムが登場して人気が高まり、ダミエは一時期廃盤していた時代があります。しかし、モノグラム100周年を記念して1996年に復刻されました。2006年にはダミエ・アズール、2008年にはダミエ・グラフィットが発表され、人気が再燃しています。 6-1.モノグラムとダミエはどっちが人気? ルイヴィトンのモノグラムもダミエも大変人気なデザインですが、モノグラムの方が人気が高いと言えます。理由は、ルイヴィトンだとすぐに分かるデザインであること、どのようなファッションにも馴染みやすい柄であることが挙げられます。また、最近ではダミエのような落ち着いたデザインではなく、個性的な柄のファッションが流行していることからモノグラムを選ぶ人が多いことも要因です。 しかし、ダミエは落ち着いた柄が特徴であり、ビジネスシーンに適していたり派手な柄が好みではない人に根強いファンがいたりと、人気がないわけではありません。特にダミエ・アズールは、女性から需要の高いデザインカラーとなっています。 7.他ブランドにもモノグラムはある? ルイヴィトンのモノグラムについて解説してきましたが、他ブランドにもモノグラムが採用されているアイテムは多数存在します。モノグラムを使ったアイテムを販売しているブランドを6つご紹介します。 7-1.FENDI FENDIは1925年、ローマに創設され、毛皮工房からはじまったブランドです。モノグラムに使われている「F」はFENDIの「F」ではなく、「Fun Fur=ファーを楽しんで」という意味の「ダブルF」となっています。ダブルFのデザインは「ズッカ柄」と呼ばれており、昔はコートの裏地などに使用されていました。 FENDIはルイヴィトンと同じLVMHグループに所属しており、ルイヴィトンでクリエイティブディレクターを務めていたキム・ジョーンズは現在、FENDIのアーティスティックディレクターとなり、FENDIを盛り上げています。 7-2.SAINT LAURENT SAINT LAURENTのモノグラムは、創業者のイブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の頭文字である「Y」「S」「L」を合わせたデザインです。SAINT LAURENTのモノグラムはバッグなどのアイコンに使用されてきましたが、近年ではキャンバス地にモノグラムをあしらったアイテムが登場しています。 7-3.GUCCI 品質保証として創業者のグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)の頭文字である「G」「G」をアイテムに刻印していたのが、GUCCIのモノグラムデザインの始まりです。その後、ひし形模様が連続して交差する「ディアマンテパターン」のモノグラムが誕生しました。 モノグラムラインは多数展開されており、キャンバス素材の「GGキャンバス」や、GGキャンバスにポリウレタン加工を施した「GGスプリーム」、カーフレザーにエンボス加工した「GGシグネチャー」などがあります。またキャンバス地だけでなく、アイコンにもGUCCIのモノグラムが採用されています。 7-4.Christian Dior Christian Diorは、「Dior」の4文字を使用したモノグラムアイテムを展開しています。2001年に発表された「トロッター」ラインが人気を集め、2017年にリバイバルされた「オブリーク」によりさらに盛り上がりを見せています。キャンバス素材にモノグラムが刺繍された、ブックトートやチェーンバッグなどが人気です。 7-5.LOEWE LOEWEは、頭文字である「L」の文字をアナグラムで表現したデザインが象徴的なブランドです。アナグラムとは、つづり字の位置を変えて、別のデザインを作ることを指します。LOEWEは筆記体の「L」を4つかけ合わせたアナグラムを1970年に完成させました。 アナグラムはもともとレザーの刻印として使用されていましたが、現在ではジャガード生地にアナグラムがデザインされたバッグやキャップなどが展開されています。1996年、LOEWEはルイヴィトンも所属するLVMHグループの傘下に入り、2014年にはLVMHグループのブランドとともに、表参道店に出店しています。 7-6.MCM MCMのロゴは、「MCM」の文字とローレルリーフ(月桂樹の葉)を組み合わせています。MCMは「Modern Creation Munchen」の頭文字をとっており、「勝利・名誉・勇気」を意味しています。MCMを象徴するモノグラムは「コニャック・ヴィセトス」と呼ばれ、ダイヤモンドのモチーフとMCMのロゴが合わさったデザインです。 高級レザーやコーテッドキャンバス(コットンキャンバスにゴムのような素材でコーティングした素材)に、モノグラムがデザインされたアイテムを多数発表しています。 まとめ ルイヴィトンの歴史を交えながら、モノグラムが誕生した経緯や、モノグラムデザインの一部は日本の家紋が関係していることを解説しました。またルイヴィトンのモノグラムは、1896年に誕生してから120年以上経った現在まで、多くの種類のモノグラムロゴを発表しています。1997年にマーク・ジェイコブスが「モノグラム・ヴェルニ」を発表したことを皮切りに、多くのデザインが誕生しており、どれも魅力的です。 ルイヴィトンのモノグラムの人気バッグや新作バッグも18種類ご紹介しました。モノグラムはルイヴィトンを代表するデザインのため、多種多様なバッグがあり、どれも心惹かれます。あなた好みのモノグラムデザインのバッグが見つかれば幸いです。 またルイヴィトン以外で、モノグラムを採用している他ブランドも解説しましたが、いかがでしたか。ぜひ参考にして、さまざまなモノグラムを探してみてください。
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