2024年10月26日
【2024最新版】ルイヴィトンのバッグのおすすめ人気ランキングTOP10!
ブランドバッグの代表格、ルイヴィトン。
日本での知名度はもちろんのこと、世界的にもトップブランドの地位を確立しています。そんなルイヴィトンは近年、普段使いしやすいバッグでも注目される存在です。
ルイヴィトンはシーンを問わず、長く愛用できるバッグを探すときに、おすすめのブランドといえるでしょう。
今回はルイヴィトンで人気のバッグについて解説してまいります。人気のバッグモデルをピックアップして、その特徴や選び方などを解説しています。2024年の新作バッグも紹介しているので、購入を検討している方は参考になさってみてください。
目次
1.ルイヴィトンの本命バッグとしての魅力
さまざまなブランドバッグを持っていても、実際に使うのはルイヴィトンという方は多いようです。
ここでは、ルイヴィトンが本命バッグブランドとして選ばれる魅力について解説してまいります。
1-1.圧倒的なブランドバリュー
まずは、その知名度の高さで他のブランドを寄せつけない魅力があります。誰もが知っているというブランドバリューにおいて圧倒的な存在感を放っています。まったくブランドに興味がない人であっても、ルイヴィトンを知らない人はいない、といっても過言ではないでしょう。
特に日本では、最初に一世を風靡したハイブランドということもあって抜群の知名度を誇ります。そうした背景から、多くの日本人がルイヴィトンのバッグを購入してきました。高度経済成長期には日本市場が売上の上位を占め、限定モデルが販売されるほどだったことは特筆すべきでしょう。
1-2.伝統の「LV」モチーフ
ルイヴィトンの「LV」モチーフで、日本人にとって馴染み深いのがモノグラムです。モノグラムは日本の家紋から着想を得てデザインされたとされています。諸説あるものの、当時の欧州で大流行していたジャポニズムの影響は、ルイヴィトンにも大きなインパクトをもたらしました。現代に逆輸入という形でお目見えしたモノグラムに、私たちが既視感をおぼえるのは決して偶然ではありません。
昨今、そのモノグラムがさらなる進化を遂げています。モチーフのサイズを大きくしたり、キルティング生地にしたりして、革新的なイメージチェンジに成功しています。
1-3.普段使いもOK!機能美と耐久性
高級ブランドバッグには本革、とされる傾向は根強いと思います。しかし、実用品でもあるバッグに、それ以外の選択肢を与えたことはルイヴィトンの大きな功績といえるでしょう。
もともと高級ドレスを運ぶ衣装ケース作りからスタートしたルイヴィトンは、いかに水濡れから荷物を守るかに苦心してきました。そうした創意工夫が独自の素材、トアル生地の誕生を後押ししました。この素材はモノグラムやダミエに使われていて、本革より軽くて水に強い特性があり、耐久性に優れています。汚れが目立ちにくく、お手入れが簡単なので使いやすいのが特徴です。
1-4.豊富なデザインモデル
創業170年の歴史を誇るルイヴィトン。これまで数多くのバッグを世界中に送りだしてきました。モノグラムやダミエといった定番モデルから、大胆なデザイナー起用で大成功をおさめた斬新なモデルまで幅広いラインナップになっています。
また、既存モデルのリニューアルにも積極的な姿勢を見せていてファンを飽きさせません。カジュアルファッションに合わせやすいバッグも増やしているので、新たに若い年代のファンを獲得しています。
2.ルイヴィトンの4大バッグモデルの特徴を解説
ここからはルイヴィトンを象徴する、4つのバッグモデルについて解説してまいります。
2-1.モノグラム
モノグラムは独自素材を採用したルイヴィトンのアイコニックなバッグモデルです。ブランド名の頭文字「LV」をメインに、さまざまな幾何学モチーフを組み合わせたデザインは日本でも大流行しました。ルイヴィトンが独自開発したエジプト綿に塩化ビニール加工をほどこしたトアル生地によって、高い耐水性を実現しています。ベースにブラウン、モチーフにベージュの色合わせがコーディネートしやすいのも魅力の1つになっています。
モノグラムの発表が模造品との差別化をはかるための苦肉の策だったことは、意外と知られていない事実です。それだけルイヴィトンのバッグが当時も人気をあつめていたことの証といえるでしょう。モノグラムはルイヴィトンの歴史そのものといえるバッグモデルとして、今も進化をつづけています。
2-2.ダミエ
ルイヴィトン最古のモデル、ダミエ。素材にはモノグラムと同様にトアル生地が採用されています。定番のダミエはダークブラウンとブラウンの落ち着いた配色で、どちらかといえば大人世代に人気があります。バッグの表面をシックにしながら内張りに華やかなレッドを使っていて、裏勝りを好む人にはたまらない魅力といえるでしょう。
オフホワイトとライトグレーの市松模様で、軽やかな印象をあたえてくれるのがダミエ・アズールです。こちらは発表当初から若年層に圧倒的な人気を博しました。特に、ネヴァーフルはトートバッグの流行を牽引する代表的な存在にあげられます。どちらのダミエもバッグはもちろんのこと、お財布や小物といったアイテムも豊富にラインナップされています。ジェンダーレスに使えるのでプレゼントにも最適です。
2-3.エピ
エピはフランス語で麦の穂を意味していて、その流れるようなライン状の模様が特徴です。素材には本革のグレインレザーが使われているものの、模様によってキズが目立ちにくいため、実用面で優れています。エピレザーは色ノリが良く、卓越した加工技術による豊富なカラーバリエーションが最大の魅力となっています。本革特有のエイジングも美しく、耐久性も申し分ありません。
また、いかにもルイヴィトンといったブランドアピールが控えめなので、シーンを選ばずに使いやすいといえるでしょう。ややハリのあるテクスチャーがバッグを自立させ、型くずれしにくいモデルです。キーケースやウォレットといった小物アイテムもあり、性別を問わず、人気を博しています。さらに、ななめにラインが走る派生モデルのタイガはメンズラインとして人気となっています。
2-4.ヴェルニ
モノグラムをベースとしつつ、異色の存在感を放つヴェルニ。1997年、ルイヴィトンが総合ディレクターに起用したマーク・ジェイコブスのラグジュアリーなバッグは世界的ヒットとなりました。印象的な輝きは、カーフレザーにエナメル加工をほどこして実現したものです。それまでのシックなイメージから完全に自由になったモノグラムが鮮やかな変貌を遂げました。特に、ヴェルニレッドと称される赤色は業界全体に大きなインパクトを与えています。また、カーフレザーは仔牛を原皮としているため、その柔らかなテクスチャーも今までになかった魅力として好意的に受けとめられました。
最近は新作の発表がないものの、発表当初から今日まで多くのファンから愛される人気のバッグモデルです。
3.ルイヴィトンのバッグの素材について解説
ルイヴィトンバッグが人気を集める理由の一つとして、使われている素材があげられます。
ここでは、それぞれの素材について解説してまいります。
3-1 .ブランドを代表する素材 トアル生地
ルイヴィトンを象徴するトアル生地は、エジプト綿に塩化ビニールをコーティングした素材です。ブランドの創業当時、高級衣装の専用ケースを作っていたルイヴィトンは水濡れを防止するための試行錯誤を繰り返していました。また、すべてを木製にすると重量がかさみ運搬に支障がでるため、木枠をベースにしながら木綿の布を使ってみることにしたのです。なかでもエジプト綿は繊維が長く、塩化ビニール加工に向いている生地でした。
そして誕生したトアル生地のバッグは、軽くて水濡れに強く、100年以上たった今もなお多くの人々に選ばれています。世界中のセレブリティを顧客にもっているルイヴィトンですが、19世紀後半の創業時には欧州やロシアの王侯貴族御用達として成功をおさめていました。トアル生地は、そんなブランドの歴史を支えてきたと言っても過言ではないでしょう。
3-2.極まる上質感 レザー素材
モデル名 | レザータイプ | 素材の種類 | 特徴 |
エピ | グレイン | 牛(成牛) | 適度な厚みとハリ |
ヴェルニ | カーフ | 牛(生後1年未満) | 柔らかな手触り |
アンプラント | カーフ | 牛(生後1年未満) | エアリーな質感とロゴの刻印 |
カプシーヌ | トリヨン | 牛(生後2年未満) | 型崩れしにくい |
パイソン | 蛇(ニシキヘビ科) | 繊細なツヤとウロコ模様 | |
アリゲーター | ミシシッピワニ | 高級感のあるツヤとウロコ模様 | |
オーストリッチ | ダチョウ | コシのある質感と水玉模様 |
エピレザーをはじめ、ルイヴィトンでも本革を使ったバッグ作りが本格的に始まりました。きっかけとなったエピには最高級のトップグレインレザーが採用されています。一流のタンナーによる加工がほどこされ、染色や表面の型押しされたレザー素材はトップグレインレザーと称されます。
マーク・ジェイコブスが手がけたヴェルニには、カーフレザーにエナメル加工をほどこした素材が使われました。その艶やかな質感で、ルイヴィトンに若々しさとリュクスな印象をもたらしたのは大きな功績です。同じくカーフレザーに、モノグラムロゴを型押ししたのがアンプラント。キルティング生地のような、ふっくらとした手触りに魅了される人が続出しています。2010年に発表され、またたく間に人気素材の仲間入りを果たしました。アンプラントは仏語で「刻印」を意味しています。
カプシーヌではトリヨンレザー(牛革)が使われていて、エレガントな女性らしさが人気を集めています。さらにパイソンやアリゲーター、オーストリッチといったエキゾチックレザーを積極的に採用しているカプシーヌは、今最も注目をあつめるバッグモデルの一つです。
4.ルイヴィトンのバッグおすすめ人気ランキングTOP10!
ここからは、ルイヴィトンの人気バッグについて解説してまいります。
1位:スピーディ
ルイヴィトンといえば、往年の名品「スピーディ」を思いうかべる方は多いでしょう。仕切りのないシンプルなミニボストン型は見た目以上に荷物が入り、日本でも大人気のバッグとなりました。
一時期のブームが去り、最近また人気が再燃しているのは「Y2K」の影響とされています。Y2Kは「Year2000」の略称です。2000年代ごろのファッションが若年層を中心に再び流行しています。ファッションは20年周期といわれるように過去の流行が若い世代には新鮮に映るのでしょう。
ルイヴィトンは、いわゆるZ世代(現在の20代半ばまで)のファッションに刺さるプロモーションに成功しています。もちろんサイズのバリエーションを増やしたり、ストラップの仕様を変更したりして、今の流行を巧みに盛りこんでいる点はさすがです。モノグラムやダミエ、バンドリエールなどのライン展開も充実しています。
現在のサイズ展開を一覧表にしているので参考にしてみてください。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
ナノ・スピーディ | 16㎝ x 10㎝ x 7.5 cm | 携帯電話・家の鍵 |
スピーディ25 | 25cm×19cm×15cm | 長財布・メイクポーチ |
スピーディ30 | 30cm×21cm×17cm | お弁当・タブレット |
スピーディ35 | 35cm×23cm×18cm | ノートパソコン |
スピーディ40 | 40cm×25cm×19cm | 短期旅行 |
2位:オンザゴー
モノグラムから派生して、大きなロゴで再解釈された「オン・ザ・ゴー」2019年に発表された比較的新しいバッグモデルです。サックプラから着想を得て、紙袋のようなスクエア型のバッグとして誕生しました。仕切りなどはなく、荷物が多くなっても難なく収まる大容量になっています。ストラップ付で、手持ちと肩掛けの2Way仕様です。ビジネスや一泊程度の旅行にも重宝するので、発売から人気を博しています。
特徴的な大きなロゴはブランドアピールに最適といえるでしょう。そのため、国内外の芸能人にファンが多いモデルとされています。発売当初はGMのみでしたが、現在は5サイズで展開しています。最新の小さなサイズBBは、コーディネートを格上げするアクセサリーとして使ってみてはいかがでしょうか。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
オン・ザ・ゴーBB | 18cm×15cm×8.5cm | ミニ財布や家のキーなど |
オン・ザ・ゴーEW | 25cm×13cm×10cm | 三つ折り財布(近場の外出) |
オン・ザ・ゴーPM | 25cm×19cm×11.5cm | 二つ折り財布や携帯電話(通勤・散策) |
オン・ザ・ゴーMM | 35cm×27cm×14cm | PC・A4ファイル収納可 |
オン・ザ・ゴーGM | 41cm×34cm×19cm | 旅行バッグにもなる大容量 |
3位:ノエ
ノエはシャンパンボトルを運ぶために、特別に制作されたショルダーバッグです。1932年、当時の3代目社長だったガストン・ルイヴィトンによって考案され、何度かリニューアルしながら現在に至ります。ルイヴィトンの伝統的なバッグとして、長きにわたり愛されてきたバッグの一つといえるでしょう。巾着型で開口部が大きいので、荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。たっぷりと荷物が入るのも使い勝手がよく、選ばれるポイントになっています。
代表的なモノグラムとダミエ、最新作ではアンプラントが採用されていて充実したラインナップです。時代とともにサイズを増やしているのは、このバッグモデルの汎用性の高さゆえといえるでしょう。気になるサイズは一覧表をご覧ください。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
ナノ・ノエ | 13cm×16cm×10cm | 二つ財布と携帯電話など |
ノエBB | 22cm×24cm×15cm | 長財布と500㎖ペットボトル |
プチ・ノエ | 27cm×27cm×21cm | 長財布やタブレット、500㎖マイボトル |
ノエ | 27.5cm×36cm×20cm | シャンパンボトル4~5本 |
4位:サックプラ
サックプラの初期モデルは1960年代に発表されました。2020年に一度廃盤となったものの、リニューアルして復活したモデルです。縦長のかっちりとしたバッグは容量がたっぷりで、大きな荷物がすっきりとおさまります。ファスナーなどが無いため、開口部からはみ出していても問題なく持ち歩けるのが特徴になっています。男女問わず使える都会的なデザインで、ビジネスユースに使い勝手のいいバッグとして長く人気を集めてきました。
新型モデルには旧型に無かったストラップが追加され、より機能的になっているのが嬉しいポイントです。豊富なサイズ展開になって、ますます使い勝手が向上しています。モノグラムやダミエといった定番から、モノグラムジャガードなどの派生モデルまで多彩なラインナップになっています。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
プティット・サックプラ | 14cm×17cm×5cm | ミニ財布や携帯電話 |
サックプラMINI | 19cm×22cm×7cm | 長財布が収納可 |
サックプラBB | 21.5cm×22cm×9cm | 長財布とメイクポーチ |
サックプラ・クロス | 26cm×29cm×6cm | 手帳や長財布 |
サックプラPM | 30cm×32cm×10cm | A4サイズ文書がおさまる |
サックプラ24 | 44cm×33cm×18cm | A4ファイルがおさまる |
5位:クロワッサン
美味しそうなネーミングの「クロワッサン」
廃盤となったモデルの復刻は、ファンに嬉しいニュースとなりました。そっくりなバッグが大手衣料品メーカーから販売されているのをご存じの方は多いでしょう。SNSから注目され、そのリーズナブルな価格で世界的な大ヒットとなっています。
ルイヴィトンのクロワッサンは丸みのある形状がかわいらしく、ストラップの調整で肩掛けやボディバッグにできる2Way仕様です。また、ミニクロワッサン型のチャーム付きで、大人の遊び心と余裕が印象づけられるでしょう。旧型モデルより、やや小さくサイズリニューアルして曲線的に仕上げています。今のところモノグラムだけの展開ですが、注目度が高く人気となっています。
サイズは横幅25㎝×高さ15㎝×マチ幅5㎝、税込み定価が526,900円です。
6位:アルマ
ルイヴィトンの伝統的なバッグとして名高いアルマが、初めて世に出たのは90年前のことでした。1934年に初登場してから改良をかさね、都会的でエレガントな現在の形となったのが1992年です。ネーミングは、フランスのアルマ橋にちなんでいます。
曲線的な台形が美しく、しっかりとマチ幅のある底がバッグを安定的に自立させてくれます。開口部がファスナーで閉じられて、持った時におさまりがいい独特の形が人気を博しました。両開きのファスナーは底まで続いているため、大きく開いて荷物の出し入れがしやすい仕様になっています。
モノグラムやダミエ、エピ、ヴェルニなどで展開されています。最新作では個性的なメタリックシルバーのモノグラム・ミロワールが発表されていて、今後の展開にも目が離せないモデルです。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
アルマBB | 23.5cm×17.5cm×11.5cm | 長財布と携帯電話など |
アルマPM | 32cm×25cm×16cm | 長財布と500㎖ペットボトル |
アルマGM | 39cm×30cm×19cm | 長財布やノートPC、折り畳み日傘 |
7位:ネヴァーフル
2007年の登場から大人気となった定番トートバッグ、ネヴァーフル。最大の特徴は、その容量の大きさです。名前のNever fullは「決して一杯になることがない」の意味ですから、その自信のほどがうかがえます。シンプルなトート型で、あえて開口部にファスナーやスナップをつけず、取りだしやすさを追求しています。そのため、さまざまな大きさの荷物の収納ができます。内張りには往年のトランクケースを彷彿とさせるストライプ柄を採用。
また、取り外し可能なポーチが付属していて、荷物の整理がしやすいのも特徴になっています。外側のサイドレースは間延びしがちなトートバッグのアクセントとなったり、フォルムを変えたりする変化が楽しめるでしょう。エレガント見えするトートバッグを探している方におすすめのバッグです。
モノグラムをはじめ、さまざまなモデルで展開しています。特に、明るい色調で人気となったダミエアズールはネヴァーフルを代表するモデルの一つです。とはいえ、大きなバッグは持った時のバランスが気になります。身長別に目安となるサイズを一覧にしてみたので選ぶときの参考にしてみてください。靴のヒールによって選択肢は広がります。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 大きさの目安 |
ネヴァーフルPM | 29㎝ x 21㎝ x 12 cm | 身長160㎝未満の方におすすめ |
ネヴァーフルMM | 31㎝ x 28㎝ x 14 cm | 身長160㎝以上の方におすすめ |
ネヴァーフルGM | 39 ㎝x 32 ㎝x 19 cm | 身長165㎝以上の方におすすめ |
8位:ロック・ミー
アイコニックなLVロゴを、大胆な留め金具とした「ロック・ミー」
比較的新しいモデルながら親しみを感じるのは、ブラックレザーにゴールドの大きな金具使いといった、90年代ファッションを思い出すからかもしれません。ロゴを半回転させて開閉する留め具のデザインは、機能性においても優れた逸品といえるでしょう。ロックミーはオックスフォードモデルをはじめ、ロックミー・エヴァーやロックミー・テンダーといったハンドバッグやショルダーバッグを中心にラインナップされています。
オックスフォードのサイズは横幅22 x 高さ16 xマチ幅 9.5 cmで、グレインレザーを採用しています。カラーはノワールやグレージュ、定番2色の展開です。
9位:マレル
マレルは一度廃盤となったものの、昨今のミニバッグブームからリデザインされて復活しました。当時はスリムタイプのポシェットやリュックとして販売されていたものです。現在、薄型で手持ちと肩掛けができる2Wayバッグとして人気を集めています。特徴的な外ポケットに、チェーン付きのファスナーポーチが収納できる仕様になっています。
新しいマレルにはエピレザーが採用されていて、鮮やかなカラーバリエーションが魅力的です。特にジョーヌドールのオレンジカラーは、明るさと若々しさが加味されています。また付属ポーチと内張りに、モノグラム・タイルのテキスタイルがプリントされ、アクセントとして効いています。サイズは横幅25㎝ x 高さ15 ㎝x マチ幅8 cm、カラーはジョーヌ・ドールを含む5色展開です。
10位:カプシーヌ
ルイヴィトンから2013年に発表されて以来、圧倒的な人気をほこる「カプシーヌ」
普遍的なフォルムは究極のエレガンスを表現しています。最高級のグレインレザーを惜しみなく使い、メタルロゴの配置やステッチにいたるまで、職人たちのクラフツマンシップが感じられる逸品に仕上がっています。ハンドルリングやモノグラムフラワーモチーフ付きのかぶせといったパーツごとのこだわりは圧巻です。ショルダーストラップ付きなので、肩掛けやボディバッグとしても使用可。
幅広い素材使いはレザーはもちろんのこと、ツイードなどで作られた限定モデルも発表しています。最新作ではラムレザーをキルティング加工した横長モデルがあります。
サイズ表記 | 横幅×高さ×マチ幅 | 容量の目安 |
カプシーヌMINI | 21cm×13.6cm×8cm | ミニ財布と携帯電話 |
カプシーヌBB | 27cm×17.3cm×9cm | 長財布とポーチ類 |
カプシーヌMM | 31.05cm×20cm×11cm | 長財布とタブレット端末 |
5.好みの持ち方は?普段使いバッグの選び方を解説
普段使いのバッグを選ぶとき、持ち方にこだわる方は多いでしょう。バッグの持ち方は使用頻度が上がるほど気になるポイントです。
ここでは、持ち方別の選び方について解説してまいります。
5-1.肩がけ/ショルダータイプ
ルイヴィトンのバッグの中で、最も数多く作られているのがショルダータイプです。肩に荷物の重みがかかりすぎるかと思われますが、昨今のミニバッグブームを受けて人気が再燃しています。どちらかといえばコーディネートのアクセントとして使われていることが多く、サイズの小さいものが主流です。キャッシュレス派で持ち物が少ない方におすすめといえるでしょう。
今回ご紹介した人気バッグからはマレルやロックミー、ノエなどがあげられます。もちろん、ハンドバッグにショルダーストラップのあるスピーディやアルマもいいでしょう。肩掛けとは別に、もう一つバッグを持った2個持ちスタイルもおすすめです。
5-2.斜めがけ/クロスボディタイプ
旅行や通勤などで両手を空けておきたい時には、ななめ掛けバッグが重宝します。とはいえ、市販のものは「カジュアルすぎて、ちょっと…」という方は多いと思います。こうしたクロスボディタイプで、大人がもっていて違和感がないものにニーズが高まっています。
そのニーズに、おすすめなのがルイヴィトンのクロワッサンです。半月型のカーブが体の曲線に寄り添ってくれるので、ななめ掛けしていても負担がかかりません。手持ちや肩掛け、そしてななめ掛けと3Wayで使えるので汎用性が高いといえるでしょう。似た形状で、最新作のループホーボーも容量があっておすすめです。
5-3.手持ち/トートタイプ
ある程度の荷物が入る、手持ちのバッグをお好みの方は多いのではないでしょうか。そうしたニーズには定番トートバッグのネヴァーフルがおすすめです。手持ちと肩掛けで、持ち替えができるのは体の負担が軽減できて助かります。
同様の持ち方でオン・ザ・ゴーとサックプラ、そしてスピーディも引けをとらない存在です。どのバッグも豊富なサイズ展開になっているので、ご自身に最適なものを選んでみてください。
6.2024年新作レディースバッグ5選!
今期もルイヴィトンから最新レディースバッグの発表がありました。
ここからは、注目されている新作バッグについて解説してまいります。
6-1.スピーディ・バンドリエール
定番バッグのスピーディに、ショルダーストラップ(バンドリエール)が発表されました。今期のルイヴィトンから、定番バッグモデルのバンドリエールラインの発表が相次いでいます。最長で58㎝のストラップは調節できて、ななめ掛けや肩掛けにして持ち替えることが可能です。
ストラップのブランドロゴが幾何学デザインになっていて、上品にカジュアルテイストが加味されています。やや幅広で体へのあたりが優しい設計になっているため、アクティブなシーンにもよさそうです。
6-2.ネヴァーフル・インサイドアウト
2024年に新作として登場したネヴァーフルは、なんとリバーシブル仕様となり両面が使える仕様で発表されました。もともと内張りのストライプ柄の評判は高かったものの、ルイヴィトンの大胆な発想力にあらためて驚いた方は多いでしょう。目にも鮮やかな赤色のルージュサリ、青み系ピンクのローズポンディシェイリといったカラフルなバッグとして使えるのはファンならずとも嬉しい限りです。また、モノグラムキャンバスとグレインレザーのリバーシブルモデルでは素材の対比が楽しめる仕様になっています。都会的でシックなバッグを探している方におすすめのバッグといえるでしょう。
6-3.ループ・ホーボー
半月型バッグの流行は一過性ではなく、もはや定番になりつつあります。街歩きからアクティブシーンまで、幅広い行動に持ち歩けるバッグとして発表されたのがループホーボーです。素材にモノグラムナイロンを採用して、軽さと耐久性を追求しています。
似た形状のハンモックやクロワッサンなどもあるので、好みのイメージに合わせて選んでみてください。サイズは横幅38 ㎝x 高さ26㎝ x マチ幅9 cmで、容量の大きさが特徴的なバッグです。オリジナルのナイロン素材には、シルクスクリーンプリントを採用してマットな質感に仕上げています。
6-4.ウォレットオンチェーン・アイビー
過去のバッグモデルをリモデルして、また新鮮に見えるウォレットオンチェーン・アイビー。歴史あるルイヴィトンならではといえるでしょう。長財布のような横長でコンパクトなルックスにチェーンストラップが効いています。お財布として使うのはもちろん、旅先で少ない荷物で街歩きしたいときに最適です。
新作ではモノグラムとアンプラントで展開しています。サイズは横幅23.5 ㎝x 高さ12㎝ x マチ幅4.3 cmで、チェーンストラップの他に、レザーストラップも付属しています。
6-5.モンスリ
ルイヴィトンのリュックはモンスリが使いやすいと人気を集めています。実は一度廃盤となったモデルですが、2017年に復活を果たしています。モノグラムで作られたラインでは、ハンドルや底面に採用されたヌメ革がデザインのポイントになっていて洗練された印象の仕上がりです。
スポーティーになりがちなリュックですが、モンスリはエレガントに見せてくれるのが最大の魅力です。新型モデルではPM、NMBB、NMPMの3サイズで展開しています。
7.【素材別】ルイヴィトンのバッグのお手入れ方法について
ルイヴィトンのバッグは長く使えるので、定期的なお手入れをおこなって美しい状態を保っていきましょう。
ここでは、素材別のお手入れ方法について解説してまいります。
7-1.トアル生地
モノグラムなどのトアル生地は水濡れに強い素材ですが、水分を放置して収納しているとカビがつくことがあります。そのため、軽くほこりをはらって、全体を乾いた布で拭いておくのがおすすめです。そのあと室内に置いて湿気を飛ばしておくといいでしょう。
ファスナーを全開にして、内側の湿気を飛ばしておくとキレイな状態を保つことができます。アルコールシートの使用は生地を痛めることがあるので、控えたほうが無難とされています。
7-2.レザー素材
エピなどのレザー素材には、初めから撥水スプレーをしておくことがおすすめです。撥水スプレーに防汚効果のあるものを選んでおくと、かなりお手入れの頻度を抑えられます。汚れが目立つ場合には専用のレザークリームを使って落としておくのが肝心です。時間が経つほど落としにくくなるので、なるべく早めに対処するのがいいでしょう。
カプシーヌなどに採用されているエキゾチックレザーには専用のクリームが市販されています。繊細な質感を保つために購入を検討してみてください。
7-3.安心の正規メンテナンス
通常のお手入れで対応できないときは、ルイヴィトンでおこなっている専門メンテナンスサービスの利用をおすすめします。汚れ落としはもちろん、さまざまなリペアなどにも対応していて安心感があります。正規店以外で一度でもメンテナンスをしてしまうと、次回のメンテナンスが受けられなかったり、ブランドバッグとして中古買取できなくなったりするので注意が必要です。
8.【おまけ】ルイヴィトンのリセールバリューの現状は?
リセールバリューとは一度購入したモノの再販価格を指しています。ブランドバッグには充実した中古市場が存在していて、ルイヴィトンも人気ブランドの一つです。
ここでは、ルイヴィトンバッグの中古市場の現状について解説してまいります。
8-1.値崩れしにくい不変の人気
ルイヴィトンのバッグは常に人気を集めていて、その価値は不変の存在感を放っています。ルイヴィトンを中心にした買取専門店も多く、状態の良し悪しに関わらず、とりあえず買い取ってもらいやすいブランドといえます。それだけ需要が高いのがルイヴィトンバッグの特徴です。
さらに、日本人が使った状態の良いものを求めて、国内外の需要が高まっていることも特筆すべきでしょう。特にインバウンド需要が高まるなかで、業界ではこうした流れが続くと予測されています。
8-2.リバイバルが後押し!活況の中古市場
こうしたなか、若年層のY2Kファッションの流行という追い風をうけて、ルイヴィトンバッグのリバイバルブームとなっています。これに後押しされるように、中古市場が活況となりつつあります。
もし今、使っていないルイヴィトンバッグをお持ちの方は、買取店での無料査定をしてみてはいかがでしょうか。LINE査定などを利用すれば来店は不要です。
9.長く使える最愛バッグの宝庫「ルイヴィトン」
今回はルイヴィトンで人気のバッグについて解説してきました。
ルイヴィトンの人気バッグとなったモデルのすべてに、一流のクラフトマンシップが受け継がれていて、ほかにも数えきれないほどの素晴らしいバッグがあります。現在は衣料品や香水、ジュエリーといったバッグ以外の分野でもめざましい躍進をつづけていますが、バッグ制作にそそぐ情熱にかわりはありません。
美しく機能的で丈夫なバッグを探すなら、ルイヴィトンほど最適なブランドはないでしょう。
この記事を参考に、素敵なバッグとの出会いを探求してみてはいかがでしょうか。