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ルイヴィトン//////の記事

【ルイヴィトン】ダミエの人気バッグランキング!廃盤アイテムや魅力もご紹介!

ルイヴィトンはその名を知らない人はいないほど、有名なファッションブランドです。ルイヴィトンの歴史は古く、創設者であるルイヴィトンは生誕200周年を2021年に迎えています。そんな歴史あるルイヴィトンですが、設立当初はファッションブランドではなく、かばん工房だったことをご存じでしょうか。200年ほどで、小さなかばん工房から世界を代表するファッションブランドとなったのです。 そして、ルイヴィトンを象徴するデザインのダミエ柄は、ジャポニズムの影響を受けて1888年に誕生していますが、どのような歴史をたどって発表されたのでしょうか。時代の変化に伴って、ダミエ柄のアイテムも多くなりました。そのため、どのようなダミエ柄のバッグがあるのか疑問に思っている方も少なくないのではないでしょうか。 この記事では、20代〜30代の女性におすすめするダミエ柄のバッグを人気ランキングで紹介すると共に、ダミエ柄のバッグにはどのような種類があるのか、どのようなシチュエーションに合わせるとよいのかなどを解説します。一口にダミエ柄と言っても、種類やバッグの形状・廃盤品や現行品などさまざまです。また、ルイヴィトンのダミエバッグは廃盤になっても根強い人気を誇り、価値があり続ける理由はなぜなのか、についても深掘りしています。 この記事を読むと、どのようなダミエ柄のバッグを選べばよいのか、どの年齢層が使用しているのか、廃盤品か現在も販売されている商品なのか、などがわかります。おすすめのダミエ柄のバッグランキングを参考に、あなた好みのダミエ柄のバッグをぜひ探してみてください。 1.ルイ・ヴィトンはなぜ人気? ルイ・ヴィトンの歴史は古く、ルイ・ヴィトンの前身である「旅行かばんアトリエ」が設立されたのは1854年のことです。フランスで誕生したブランドですが、長い年月をかけて日本に渡り、大人気ブランドに成長して人気を得た理由は何なのでしょうか。 ルイ・ヴィトンが、日本で人気のブランドに成長した理由はひとつではありません。こだわりや販売戦略、はたまたメディアまで巻き込んだブランディングに秀でているに他なりません。また、世界最大のファッション企業として、今も進歩を続けています。ルイ・ヴィトンはなぜ人気なのか、5つの理由にわけて解説します。 1-1.職人がひとつひとつハンドメイドで制作している ルイ・ヴィトンは、世界的に有名なファッションブランドとして知られています。フランスはもちろん、日本や中国・アメリカなど世界中に店舗を持っており、直営店は4,600店舗以上にものぼります。店舗数が増えれば増えるほど、製造する商品を増やさなければなりません。 商品を機械で製造すれば大量生産することも可能ですが、ルイ・ヴィトンは昔と変わらず、選ばれし職人がひとつひとつ手作りしているのです。そのため、ルイヴィトン商品の値段は高くなります。しかし、ルイヴィトンの商品は職人がひとつひとつハンドメイドしているという事実が顧客に安心感を与えており、人気の秘密と言えるでしょう。 また、職人が在籍する工房は世界中に設立するのではなく、フランスにある16の工房を中心に、アメリカやスペイン・ポルトガル・ルーマニアにある世界24の自社工房のみで製造することを決めています。ルイ・ヴィトンの元CEOであるマイケル・バーグは、単価の安いアジアに工房を作るのは反対しており、アジア人はアジアで製造加工された製品に興味を持たないという考えをもっています。この考えは見事にアジア人の海外志向にマッチしており、海外製というブランドを持つルイ・ヴィトンが指示され続けている要因となっているのです。 1-2.販売目標を達成したら再販しない ルイ・ヴィトンは商品ごとに販売目標数を定めており、販売目標を達成した商品は再販しないことを決めています。そのため、ルイ・ヴィトンの商品はその時に販売されたものを、その時に買わなければ手に入らないというわけです。今しかない、という特別感が消費者の購買意欲を高めるのです。 たとえば、売上が順調だからと言って、好調な売り上げの商品をどんどん販売すると、どうなるでしょうか。消費者はいつでも購入できると思い、購買意欲は下がってしまうでしょう。消費者の購買意欲を維持できる販売目標数を定め、目標数を達成したら再販をおこなわないことで希少性を高めており、ルイヴィトンが人気を得ている理由のひとつとなっています。 1-3.割引しないことでブランド価値を維持している ルイ・ヴィトンは、ブランド力を向上させるために、他社ブランドとは違う戦略を取っています。他社ブランドでは、製造工程で発生したB級品や大量生産して売れ残った商品などは価格を下げて、バーゲンやセールで再販売する企業もあります。バーゲンやセールをすることで、企業は最低限の原資を確保でき、購入者はB級品や季節外れの商品であっても、定価より安く購入できるため、お互いにメリットがあるように思うかもしれません。 しかし、顧客は企業がセールやバーゲンを開催することを知っており、季節外れのアイテムやB級品であっても良いと思っている顧客は、新商品を購入しなくなる可能性があります。新商品が発表されて、時間が経ってもいいから少しでも安いものを買いたい、という気持ちが働き、定価で購入する顧客は減っていく危険性もはらんでいるのです。 たとえば、ブランド製品を定価の値段で購入したにもかかわらず、1ヵ月後にアウトレットに流通されており、20%オフで売られていた、ということになりかねません。定価で購入したのに安値で売られていることを知り、悲しい気持ちになってしまった経験をした方もいるのではないでしょうか。 一方で、ルイ・ヴィトンは割引をよしとせず、品質の悪い商品はすべて廃棄します。選ばれた職人により、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドされた商品のみを市場に出回ることをよしとしています。ルイ・ヴィトンは品質を追及するという伝統が受け継がれており、完璧な商品しか流通させないことを徹底し、ブランド価値を維持しているため、人気が落ちることはないのです。 1-4.ブランドイメージを徹底管理 ルイ・ヴィトンが絶大な人気を誇る理由のひとつとして、ブランドイメージを徹底管理していることも挙げられます。ルイ・ヴィトンは、CMや広告を打って新作アイテムなどを宣伝することはありません。CMや広告の代わりに「パブリシティ」を使って、新作アイテムを紹介するのです。 パブリシティとは、企業がお金を払って広告としてメディアに取り上げてもらうのではなく、ニュースとしてメディアに取り上げてもらうことを指します。たとえば、ルイ・ヴィトンは頻繁にイベントやパーティが開催されており、芸能人や著名人を招待することでメディアが動き、報道されるのです。この戦略は、ルイ・ヴィトン自らが広告をだしてメディアに取り上げてもらっているのではなく、メディア自らが取材したいため、ルイ・ヴィトンを取り上げていることになります。 また、日本にルイ・ヴィトンの新店舗がオープンする際もパブリシティを利用しています。ルイ・ヴィトンは広告やCMを流すことなく、ファッション誌やニュースで特集が組まれて話題になりました。広告費を支払って宣伝してもらうのではなく、あくまでファッション誌や報道が興味を持っているから取り上げている、というスタンスをとっているのです。 パブリシティによって広まることで、顧客がルイ・ヴィトンに持つイメージも変わります。顧客はルイ・ヴィトンが新商品をアピールしているというイメージを持つのではなく、イベントやパーティに招待されている有名人や著名人が身に着けている新商品を知りたい、という感覚になるのです。ルイ・ヴィトンにはパブリシティ広告の文化が根付いており、ブランドイメージを徹底管理して人気を得ています。 1-5.世界最大のファッション企業だから ルイ・ヴィトンは単体の企業ではなく、合併企業であることをご存じでしょうか。1987年、ファッションブランドとして成長していたルイ・ヴィトンは、シャンパンメーカーとして知られているモエヘネシー(Moët Hennessy)と合併することを発表し、「LVMH」モエヘネシールイ・ヴィトン(Moët Hennessy- Louis Vuitton)となりました。世界を代表するシャンパンメーカーとファッションブランドの合併により、高級品業界最大の企業になったことも人気の理由です。 LVMHのCEOを務めるベルナールアルノー氏は、一代で巨大な企業を築き上げた人物で、最高の商品の追及を経営方針に掲げており、経営戦略の構築とマーケティング力に優れています。世界最大のファッション企業「LVMH」に所属し、中核を担うルイ・ヴィトンは、優れた手腕をもつCEOのベルナールアルノー氏と共に、さらなる成長が期待されています。 2.ルイ・ヴィトンのダミエ柄はどうやって誕生した? 出典:LOUIS VUITTON 一目見てルイ・ヴィトンのアイテムだと分かるデザインとして、ダミエ柄やモノグラムを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ルイ・ヴィトンの歴史は古く、創設者である「ルイ・ヴィトン」は1821年にフランスで誕生しています。そして、パリで木箱製造職人や荷造り職人として経験を積んだのち、世界初の旅行かばんアトリエをオープンしました。 ダミエ柄が誕生したのは1888年で、ルイ・ヴィトンの息子である、2代目ジョルジュ・ヴィトンにより発表されました。ここからは、トランク職人だったルイ・ヴィトンがどのように世界に名を轟かせるブランドに成長させたのか、ダミエ柄はどのようにして誕生したのかを歴史と共に紐解いていきましょう。 2-1.創設者のルイ・ヴィトンはトランク職人 ルイ・ヴィトンの創設者である「ルイ・ヴィトン」は1821年、フランスとスイスの国境付近にあるアンシェイ村に生まれました。継母との折り合いが悪く、14歳のときに家出してパリに向かうことを決めます。しかし、馬車に乗るお金も持ち合わせていなかったルイ・ヴィトンは、直線で400キロメートルの距離を1年以上かけて、パリに向かうこととなります。 パリに向かう途中、ルイ・ヴィトンは多彩な仕事を経験していくなかで、雑木林を伐採する仕事に関心を持ち、さまざまな木の特性を学びました。そして、1年以上かけてパリにたどり着いたルイ・ヴィトンは、荷造り用木箱製造職人のマレシャルのもとで働くことになるのです。 当時のフランス宮廷では「クリノリン」と呼ばれる、大きく広がったスカートが流行しており、形を崩さず収納して運ぶために大容量の荷造り用木箱が必要でした。ルイ・ヴィトンは雑木林の伐採の仕事で学んだことを活かし、木の特性を考えながら荷造り用木箱製造職人として日々働き腕を磨きます。 1854年、ルイ・ヴィトンは独立して、ついに世界初の旅行かばんアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立します。その後すぐに最新のトランクケース「グリ・トリアノン・キャンバス」を発表し、瞬く間に世界に名を轟かせるブランドへと成長するのです。 「グリ・トリアノン・キャンバス」と従来のトランクケースの違いは、生地と機能性にあります。生地は、従来の革から防水加工を施したグリ・トリアノンに変更し、防水性を高めました。さらに、上部が丸みを帯びてドーム型をしていた従来のトランクケースの上部を平らにして、積み上げられるように工夫したのです。平らにして積み上げられるようにした理由は、当時の移動手段は馬車が利用されていましたが、今後鉄道や船などの交通機関が発達すると見越したルイ・ヴィトンによる戦略です。 ルイ・ヴィトンの先見の明は見事に時代にマッチし、「グリ・トリアノン・キャンバス」は世界中からオーダーを受けるようになり、独立してから5年後には新たな工房を設立するまでに成長しました。さらに、1867年に開催されたパリ万国博覧会で、船旅に適した新作のトランクケース「ワードローブ・トランク」が銅メダルに輝き、世界中に知られるブランドとなるのです。 2-2.ジャポニズムの影響を受けてダミエ柄が誕生 世界中から注目されるブランドとなったルイ・ヴィトンですが、有名になればなるほどコピー商品が増加することに頭を抱えていました。コピー商品に対抗するために、ベージュと茶色の縞模様の「レイキャンバス」を1872年に発表するも、失敗に終わっています。右肩上がりの売り上げに比例して増加するコピー商品との戦いは決着がつかないまま、ルイ・ヴィトンは息子であるジョルジュ・ヴィトンを2代目に指名します。 時は流れ、1878年にパリ万国博覧会が開催され、日本の伝統的な衣装である袴を着た日本人も参加し、ジャポニズムが流行しました。パリ万国博覧会では、日本の伝統文化である盆栽や浮世絵のほかに、袴の人気デザインであった「市松模様」も広まりました。市松模様はもともと、江戸時代の人気歌舞伎役者・佐野川市松が身に着けていた袴の柄でした。 そしてついに、1888年ジョルジュ・ヴィトンにより「トアル・ダミエ」が発表されます。トアル・ダミエのデザインは、市松模様から着想を得たとジョルジュ・ヴィトンが発言しており、ジャポニズムが大きな影響を与えたことがわかります。日本とつながりのあるデザインのダミエ柄は、こうして誕生したのです。 2-3.モノグラム100周年記念で復刻 ダミエ柄を発表したルイ・ヴィトンですが、コピー商品との戦いはまだ続いていました。しかし1896年、LVの文字や花・星の模様を組み合わせた複雑なデザインである「モノグラム・ライン」を発表。複雑な組み合わせのモノグラムは職人によってひとつひとつ手作りされていたため、コピーすることは難しく、コピー商品を激減させることに成功したのです。 その後、モノグラム・ラインの登場によりダミエ・ラインは一時期廃盤となりましたが、モノグラム100周年記念として、復刻されることとなりました。復活してからはダミエ・ラインを増やし、モノグラムに負けない人気を誇っています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.ルイ・ヴィトンのダミエ柄の代表的な種類とは? ルイ・ヴィトンのダミエ柄の代表的な種類と言えば、ブランドを象徴するデザインとしても知られているエベヌでしょう。エベヌは、ジャポニズムの影響を受けた2代目のジョルジュ・ヴィトンが市松模様から着想を得た、ベージュとこげ茶色の四角形が交互に配置されたデザインです。モノグラムラインの登場により一時期廃盤になりましたが、1996年に復刻され人気が再燃しました。 その後、エベヌだけでなく、オフホワイトとライトブルーを組み合わせたアズールやエンボス加工を施したアンフィニ、エナメル加工を施したヴェルニなど、さまざまなラインが登場しました。アズールは白を基調とした爽やかな印象から女性に人気となっており、グレーとブラックを配色したシックな色合いのグラフィットは、ビジネスシーンに多く利用されることから男性からの人気を誇っています。ここでは5つのラインに絞って、発表年やカラーの紹介・どのようなシーンにおすすめするのか、などを解説していきます。 3-1.エベヌ エベヌは、2代目のジョルジュ・ヴィトンが市松模様から着想を得たデザインとなっており、ベージュとこげ茶色の四角形が交互に配列された模様を指します。エベヌは1888年に誕生して以来、ダミエ柄のなかで一番長い歴史があり、その後に誕生したモノグラムと並ぶ、ルイ・ヴィトンを代表するデザインです。そのため、エベヌは通称「ダミエ」とも呼ばれています。 エベヌの特徴のひとつとして、トアル地が使われていることが挙げられます。トアル地とは、エジプト綿にポリ塩化ビニルを塗布しコーティングした素材のことで、耐久性や防水性に優れており、本革より軽量という特性があります。そのため、バッグや財布・キーケースなどの商品に使用されており、長い間愛用できる理由となっているのです。 エベヌ(ダミエ柄)は1888年に誕生しましたが、一時廃盤になった歴史があります。しかし、1996年当時、アーティスティックディレクターに就任していたマーク・ジェイコブスにより復活を遂げており、人気が再燃しました。エベヌはベージュとこげ茶色のシックなカラーのため、旅行やショッピングなどの普段使いやビジネスシーンなど、幅広く利用できるラインとなっています。 3-2.アズール アズールは、2006年に発表されたオフホワイトとライトブルーを組み合わせたダミエ柄で、フランス語で「紺碧」を意味しています。その名の通り、海と空を連想させ、華やかで清楚な印象を与えます。また、ダミエ・エベヌに比べてよりカジュアルな印象を与えるため、20代〜30代の女性からの人気が高く、バッグの種類も豊富です。 アズールが活躍するシーンはさまざまで、小ぶりのバッグをちょっとしたお出かけの際に持ち歩いたり、ポシェットを肩から斜めがけしてデートしたりと、多様な使い方ができます。また、デニムとの相性も良いため、カジュアルな場面にぴったりのデザインと言えるでしょう。 3-3.グラフィット グラフィットは、2008年に発表されたグレーとブラックが配色されたダミエ柄で、シックな印象を与えるデザインです。モノトーンな色合いはフォーマルなため、ビジネスシーンと相性が良いでしょう。そのため、男性に人気が高く、二つ折り財布やビジネスバッグ・ショルダーバッグなどが展開されています。 また、モノトーンコーデが好きな方やシックでシンプルなデザインを好む男性へのプレゼントとしてもおすすめです。 3-4.アンフィニ 2011年に発表されたアンフィニは、エベヌやアズールのようにプリントされた柄ではなく、ブラックやブルーの生地にエンボス加工(型押し)したラインです。グラフィットのようなシックなデザインながら、手触りが他とは違い、光が当たる角度によっても雰囲気が変わります。また、エベヌはトアル地が使われていましたが、アンフィニはカーフレザーが用いられているため、使うほどに味が出てくるという特徴もあります。 メンズ向けラインとしてさまざまなアイテムが展開されており、高級志向の男性へプレゼントすると喜ばれるでしょう。もちろん、女性とも相性がよく、スタイリッシュでかっこいい印象を与えます。 3-5.ヴェルニ フランス語で「エナメル」を意味するヴェルニは、その名の通り、ダミエ・キャンバスにエナメル加工したラインを指します。エナメル加工されているため、耐水性と耐久性に優れているのが特徴です。また、光沢感があるため、シックなダミエ柄に高級感がプラスされた贅沢なデザインと言えるでしょう。ヴェルニを持つ世代は幅広く、年齢を選ばないラインとなっています。 4.【ルイヴィトン】ダミエの人気バッグランキング 古い歴史のあるダミエ柄は、一時は廃盤になりながらも復刻され、これまでにさまざまなデザインやアイテムが発表されてきました。ルイ・ヴィトンでは、アイテムごとに販売目標数を設定しており、目標数をクリアできたアイテムはいくら人気があったとしても、再販されることはありません。しかし、廃盤したアイテムを手に入れたいと思う人は多く、中古品が高値で売られている商品もあります。 そこで今回は、ダミエのバッグにフォーカスして、20代〜30代の女性におすすめの人気バッグをランキング形式で13選紹介します。廃盤品や現行品も含めて解説しますので、ぜひ参考にしてください。 1位:ダミエ エベヌ ネヴァーフルPM ダミエ エベヌ ネヴァーフルPMは、サイズが幅29×高さ21×マチ12cmのトートバッグで、大容量を収納できるため、遠出して荷物が多くなるときやパソコンを入れて持ち歩くビジネスシーンにおすすめです。ダミエ・キャンパスにヌメ革をあしらっているため、高級感があるのはもちろん、丈夫で耐久性に優れているのも特徴です。バッグの内側は赤い布地の側面にストライプが入っておりおしゃれで、外側のシックなダミエ柄とのギャップを楽しめます。 また、サイドレースが取り付けられており、容量によってバッグのスタイルを変えられます。バッグの容量が少ないときはサイドレースを締めてコンパクトにして使用し、容量が多いときはサイドレースを緩めて調整できるため便利です。また、取り外し可能なファスナー式ポーチがセットになっており、取り外してバッグと別に小物入れとして使用したりバッグインバッグとして使用したりと、使い方は無限大と言えるでしょう。 ゴールド金具でフック開閉式を採用しているエベヌ ネヴァーフルPMは、現在も販売されており、2023年12月現在の定価は25,800円となっています。 2位:ダミエアズール スピーディ25 ダミエアズール スピーディ25は、サイズが幅25×19×15cmのバッグで、オフホワイトとライトブルーを組み合わせた爽やかな印象を与えるアズールラインと、かわいらしい形が女性に人気のアイテムです。1930年に誕生したバッグ「エクスプレス」のアップデートバージョンとして誕生しました。ロール仕上げのレザーハンドルは丈夫なため長持ちし、ファスナーが開閉式のため中身を見られる心配はありません。 かわいいパドロックが付属されているのも嬉しいポイントでしょう。ファスナー式内ポケットも内蔵されているアズール スピーディ25は、現在も販売されており、2023年12月現在の定価は228,800円です。 3位:ダミエ エベヌ ミニポシェット アクセソワール 出典:Louis Vuitton ダミエ エベヌ ミニポシェット アクセソワールは、サイズが幅15.5×高さ10.5×マチ4cmのバッグでコンパクトサイズなため、化粧品や財布入れにしてちょっとしたお出かけに使用したり、旅行の際に航空券やパスポートのような貴重品をいれたりするのに便利なアイテムです。チェーンが付いているため、チェーンを持って持ち歩くことも可能となっています。また、現行品はチェーンの取り外し不可ですが、2022年頃に仕様変更される前は、チェーンの取り外しが可能でした。 しなやかなラウンド型のシェイプで、落ち着いたデザインのダミエ柄が際立つバッグとなっており、20代〜30代の女性におすすめのバッグです。2023年12月現在、現行品の定価は100,100円となっており、チェーンの取り外し可能な廃盤品も根強い人気を得ています。 4位:ダミエ エベヌ スピーディ30 出典:Louis Vuitton ダミエ エベヌ スピーディ30は、サイズが幅30×高さ21×マチ17cmのバッグで、ベージュとこげ茶色の落ち着いたカラーで高級感あふれるアイテムです。スピーディはフォルムが特徴的なラインとなっており、現行品はもちろん廃盤品も需要があり、特に女性に人気です。また、スピーディはボストンバックのキーボルを元に作られており、底が平らなのが特徴で荷物を探しやすいため、旅行バッグとしてもぴったりでしょう。 付属品としてパドロックが付いていますが、LVのロゴが刻印された南京錠はただの飾りではありません。開閉するレザーとサイドのレザーをパドロックで繋げば鍵がかかります。デザインとしてブランド価値があるのに加え、実用性を備えた付属品と言えるでしょう。2023年12月現在、現行品の定価は237,600円となっています。 5位:ダミエアズール ポシェット アクセソワール ダミエアズール ポシェット アクセソワールは、サイズが幅23.5×高さ13.5×マチ4cmのバッグで斜めがけもできるのが特徴のひとつとして挙げられます。ポシェット・アクセソワールは、1992年の発売開始当初はポーチとして使用されており、バッグ内の仕切りはなく付属品のストラップも付いていませんでした。2013年にマイナーチェンジが行われ、サイズを大きくしてジッピーウォレットが入るようになるバッグへと進化を遂げたのです。 マイナーチェンジの際にストラップを取り外せるよう、バッグの両端にゴールド金具が取り付けられており、付属品としてレザーストラップが付いています。ストラップは取り外し可能となっているため、別売りされているダミエ・モノグラム・ヌメ革などのショルダーストラップを購入して付け替えれば、斜め掛けバッグとして活躍します。ショルダーストラップは長さを調整できるため、自分の体型や身長にぴったりの斜め掛けバッグが手に入るでしょう。 ストラップを自由に選べて、斜めがけバッグやショルダーバッグなど多彩な楽しみ方ができるバッグのため、人気の高いアイテムです。2023年12月現在、現行品の定価は193,600円となっています。 6位:ダミエ エベヌ パピヨン30 ダミエ エベヌ パピヨン30は、サイズが幅30×高さ15×マチ15cmで、筒型のキュートなフォルムが特徴のハンドバッグとなっており、女性向けのアイテムです。パピヨンは2つの長いハンドルが羽ばたく蝶のように見えることから、フランス語で蝶という意味の「パピヨン」と名づけられました。マイナーチェンジを繰り返し、現在の形となっており、廃盤品にはポーチがついているため人気です。 7位:ダミエ エベヌ オデオンPM ダミエ エベヌ オデオンPMは、サイズが幅24×高さ22×8cmのバッグで、中央に配置されているレザーのタグに、LVの文字が刻印されているのが特徴のアイテムです。ストラップの取り外しが可能で、斜めがけバッグやショルダーバッグ、クラッチバッグとしての利用ができるため、自由度が高いのが人気の理由のひとつでしょう。バッグの外側と内側にポケットがそれぞれついているのも魅力的です。 トリミングには牛革が使われているため耐久性に優れており、バッグの角にも補強を加えているため、長く使えるアイテムとなっています。そのため、中古品でも高値で取引されており、2023年12月現在の現行品の定価は299,200円です。 8位:ダミエアズール スピーディ30 出典:Louis Vuitton ダミエアズール スピーディ30は、サイズが幅30×高さ21×マチ17cmのバッグで、オフホワイトとライトブルーを組み合わせた爽やかな色合いが、20代〜30代の女性におすすめです。スピーディは旅行バッグのキーボルを元に作られており、旅先でもコンパクトにできるよう折りたためるのが特徴のひとつです。高級感がありながら利用するシーンを限定しないことも人気の理由と言えるでしょう。2023年12月現在、現行品の定価は237,600円となっています。 9位:ダミエ エベヌ ネヴァーフルMM 出典:Louis Vuitton ダミエ エベヌ ネヴァーフルMMは、サイズが幅31×高さ28×マチ14cmのバッグで、使うシーンを選ばないため、女性だけではなく男性にもおすすめのアイテムです。ネヴァーフルラインはルイ・ヴィトンを代表するほどの人気で、中古品でも高値で取引されています。バッグの内側はストライプ入りのおしゃれなデザインとなっており、サイドに取り付けられている紐でシェイプを変更できるのも魅力的です。2023年12月現在、現行品の定価は260,700円となっています。 10位:ダミエ エベヌ ベレムPM 出典:Louis Vuitton ダミエ エベヌ ベレムPMは、小型で丸みを帯びた、かわいらしいフォルムが特徴のハンドバッグです。規則的なダミエ柄が、丸みを帯びたフォルムによって変化して見えるのが魅了のひとつと言えるでしょう。また、ファスナーで開閉できる口は大きく開くようになっているため、物を取り出しやすく、入っている物が見えやすいという優れた点もあります。現在は廃盤となっていますが、ファンは多く中古市場では高値で取引されています。 11位:ダミエ エベヌ ポシェット イパネマ ダミエ エベヌ ポシェット イパネマは、丸みを帯びた楕円形の小ぶりなポシェットです。100cm以上に伸ばせるストラップが付いているため、自分の体型や身長に合わせて斜めがけできるのも大きな特徴と言えるでしょう。また、ストラップは取り外し可能なため、ショルダーバッグとしても使用できます。現在は廃盤となっていますが、かわいらしい形や斜めがけできることなどの理由から根強い人気があります。 12位:ダミエ エベヌ オデオン トート PM ダミエ エベヌ オデオントートPMは、サイズが幅27×高さ22×マチ9cmのバッグで、中央に配置されているレザーのタグに、LVの文字が刻印されているのが象徴的なアイテムです。ダブルのハンドルがありハンドバッグとしても使えますが、ストラップが付いているため斜めがけでの利用も可能です。また、ストラップは取り外しが可能で、調整もできるため利便性が良く人気が高いのも頷けます。 中央に配置されたネームタグとダブルハンドル・長さの調節可能なストラップはすべて、ブラックのレザーで統一されており、エベヌの柄と相まって高級感漂うアイテムです。また、バッグの内部には仕切りがあり、スマートフォン用ポケットやフラットポケットが設置されているため、収納には困りません。2023年7月に発売開始されたばかりの新商品、エベヌ オデオン トート PMの定価は299,200円となっています。 13位:ダミエ エベヌ キーポル50 ルイヴィトンのダミエ エベヌ キーポル50は、サイズが幅50×高さ29×マチ22cmで、旅行バッグとして発表されたアイテムのため、大容量を収納できるのが特徴です。シンプルなデザインと機能性に優れており、旅行や出張の荷物の多いシーンで活躍するため、性別問わず人気です。 エベヌ キーポル50は廃盤となり、肩に掛けて快適に持ち運べるようにレザーストラップを付けたリニューアル商品、エベヌ キーポル バンドリエール55が発売されました。サイズは幅55×高さ31×マチ26cmで、キーポル50より一回り大きく設計され、2泊3日程度の旅行に最適なアイテムとなっています。 5.ルイ・ヴィトンのダミエバッグの廃盤はなぜ今も人気? 数多くあるルイ・ヴィトンの商品のなかには、廃盤になっても根強い人気を誇るアイテムがあります。廃盤商品が人気の理由は、希少性が高いこと、レトロ感を楽しめることにあるようです。ルイ・ヴィトンの廃盤商品は時が経ってもなぜ人気なのか、具体的に解説していきます。 5-1.希少性が高いから ルイ・ヴィトンは前述した通り、販売目標を達成した商品を再販しないことで、希少性を高めてきました。また、セールはしない・アウトレット販売もしないブランドのため、その時代に発売されたアイテムはその時代にしか購入できません。そういった理由から、昔の商品であっても希少性が高いため、廃盤商品は人気なのです。 また、ルイ・ヴィトンの廃盤商品の希少性の高さは、手に入りにくいという点からコレクションとして求めている人も存在します。たとえば、古い車やアンティーク家具は希少性が高いため、コレクターに人気です。同じように、ルイ・ヴィトンの廃盤商品を持つことはひとつのステータスとなっているのです。そのため、ルイ・ヴィトンの廃盤商品は時代が経過すると共に、さらに希少性が高まることでしょう。 5-2.レトロ感を楽しめる ルイ・ヴィトンのアイテムは、時代の流行を取り入れたデザインが特徴です。そのため、廃盤商品はレトロな雰囲気を楽しめます。ダミエ柄は1888年に発表されて一時廃盤になりましたが、1996年に復活して人気が再燃しており、レトロ感を楽しめることが一因となっているのでしょう。 また、現在ではレトロなアイテムはおしゃれのトレンドともなっているため、注目を集めています。レトロなルイ・ヴィトンの廃盤商品をおしゃれに取り入れることで、他の人と被らないファッションを楽しめるというわけです。 6.さまざまなシーンで活躍するダミエのバッグ ダミエ柄はジャポニズムの影響を受けて、日本の伝統的模様である市松模様から着想を得たデザインでした。モノグラムの登場により一時は廃盤となりましたが、復刻して人気が再燃し、さまざまなダミエ・ラインが発表されています。 また、ダミエのバッグにフォーカスして、20代〜30代の女性におすすめする人気アイテムを13選紹介しました。定番商品や廃盤商品から、ちょっとしたお出かけに使えるポシェットや旅行バッグまで、種類が豊富です。 紹介したアイテムのなかには、レトロ感を楽しめて希少性が高いため、根強い人気のある廃盤商品も含まれていました。ルイ・ヴィトンは、価値のある物しか販売しないという経営方針と、職人がひとつひとつハンドメイドした完璧な商品しか流通させないという伝統を受け継ぐことを忘れません。そのため、廃盤商品であっても現代人の心を惹きつけるのでしょう。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-damier-is-lame/ https://estime.co.jp/column/vuitton-damier/ 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2023年12月15日
【徹底解説】ルイヴィトンの歴史。トランク職人から世界を代表するブランドへ。

ルイヴィトンは、その名を知らない人はいないほど有名なブランドで、老若男女問わず人気を博しています。それもそのはず、ルイヴィトン全体の2022年の売上高は200億ユーロ(約2兆8000億円)を突破しました。ルイヴィトンは世界中に店舗を展開していますが、日本は全体のうち24%もの売り上げを占めています。このことからも、日本ではルイヴィトンが大人気のブランドであることがわかるでしょう。 そんな日本人に大人気のルイヴィトンですが、実は日本と密接な関係があることをご存じの方は、それほど多くはないのではないでしょうか。この記事では、ルイヴィトンの歴史について詳しく解説しています。ルイヴィトンは元々どのような商品を扱っていたのか、有名になったきっかけは何なのか、日本人がなぜかルイヴィトンに惹かれてしまうのか、このような謎がすべて解けます。 また、ラグジュアリーコレクションを多彩に展開しているルイヴィトンでは、王道のバッグをはじめ財布やキーケース・洋服も販売しています。2002年からは時計販売を本格的に開始しており、価格や人気・価値も気になるところです。今回は、ラグジュアリーコレクションのなかでも時計に特化してご紹介します。 1.ルイヴィトンの歴史 ~創業者の生い立ちからブランド設立~ ルイヴィトンの創業者・ルイヴィトン(Louis Vuitton Malletier)は、1821年フランスに生まれました。現在ではルイヴィトンの名を知らない者はいないに等しいですが、1821年から現在まで200年以上の歴史があります。ここまでルイヴィトンが有名になったのは、どのような歴史があったのでしょうか。ここではルイヴィトンの生い立ちからブランド設立までの奇跡をご紹介します。 1-1.14歳のときに家出してパリに向かう ルイヴィトンの創業者は、その名の通り「ルイヴィトン(Louis Vuitton Malletier)」です。ルイヴィトンは、1821年8月4日、フランスとスイスの国境付近にあるジュラ地方のアンシェイ村で生を受けました。12人兄弟の真ん中で育っていますが、ルイヴィトンが10歳のときに母親が5番目の子供を産んだ際に死去し、翌年に父親が再婚しています。 義母の素行は悪く、ルイヴィトンや他の兄弟に強く当たったりかまどにくべるために製材所からかんな屑を集めさせたり、牛の世話を押し付けるなど、辛い少年期を過ごしています。そして1835年、義母の扱いに限界を感じたルイヴィトンはわずか14歳で家出を決意し、パリに向かいます。ジュラ地方のアンシェイ村からパリまでの直線距離は400kmあり、鉄道が通っていない場所があったため、郵便馬車を使っても4日以上かかる計算となります。 しかし、14歳のルイヴィトンは馬車の1里分の料金である12スリーも持ち合わせていませんでした。そこで、ルイヴィトンはさまざまな仕事をしながらパリに向かうことを決意します。ルイヴィトンが経験した仕事は、食堂のボーイや馬屋番などがありましたが、一番興味を持ったのは木の仕事です。 ルイヴィトンが育ったジュラ地方のアンシェイ村には馴染みのない桜やぶな・ポプラ・栗といった多彩な木に触れながら、雑木林を間伐する仕事をして木について詳しくなっていったのです。さまざまな経験をしながら、1年以上もかけてパリに到着しています。仕事のあてがないルイヴィトンは運命の出会いを果たします。 1-2.トランク製造職人の見習いになる 1837年の秋、オペラ座近くのフォーブルサントノーレ通りで荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人のマレシャルと出会い、1日2食の食事の支給やかんなくずを枕にして仕事台で寝るなどの条件で見習いになりました。荷造り用木箱は、当時のファッションに関連して必要なものでした。当時のフランス宮廷では「クリノリン」と呼ばれる大きく広がったスカートが流行しており、形を崩さず収納して運ぶために大容量の荷造り用木箱が必要だったのです。 見習いとして働いていたルイヴィトンは、パリに来る途中に雑木林を間伐する仕事で木の性質や材質などを学んだことを活かして、レベルの高い荷造り用木箱をつくるようになります。ルイヴィトンはその後10年以上木と向き合い、木を削ぎかんなをかけて上質な荷造り用木箱の製造を続けました。ルイヴィトンは来る日も来る日も木と向き合い、気づけば30歳となり王室御用達の有名職人へと成長を遂げます。 1-3.王室御用達の有名職人に成長 30歳になったルイヴィトンの技術は高く、荷造り用木箱製造職人として有名になっていました。また、荷造り用木箱職人だけでなく荷造り職人としても活躍をはじめます。荷造り職人とは、仕立て屋から依頼を受けるとアトリエへ赴き、オートクチュールの衣装を箱詰めする仕事です。レベルの高い荷造り用木箱製造職人として認められたルイヴィトンに、多くの仕事が舞い込んだのです。 荷造り職人として仕えた有名な皇后としてユージェーニーがおり、ルイヴィトンと師匠のマレシャルはエリゼ宮に足を踏み入れています。世界に君臨するフランス・オートクチュールの豪華な衣裳の箱詰めをおこない、ユージェーニーにその仕事ぶりを買われ、以後はルイヴィトンひとりで荷造り職人を務めています。そんな折、師匠のマレシャルも年を重ねて引退が近づいたことやルイヴィトンが荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人として地位を築いていたことなどを踏まえ、1854年に結婚した妻エミリー・クレマンス・パリオーと相談して独立することを決めました。 2.ルイヴィトンの魅力と有名になった理由 出典:LOUIS VUITTON 皇后ユージェーニーの荷造り職人として認められ、荷造り用木箱製造職人としても名声を得ていたルイヴィトンは、師匠マレシャルの元を離れてアトリエをオープンさせます。皇后から気に入られていただけでも素晴らしい職人ですが、ルイヴィトンはこれだけでは終わりません。「グリ・トリアノン・トランク」を発表してから世界をまたにかける人物となり、ブランド「ルイヴィトン」の名を世界に知らしめていくのです。ルイヴィトンが有名になった理由や魅力に迫っていきます。 2-1.最新のトランクケースを販売 1854年、ルイヴィトンはパリのキャプシーヌ大通りに、世界初の旅行かばんアトリエ「ルイヴィトン」を設立しました。キャプシーヌ大通りは、パリを走る4つの大通りのひとつとして知られており、世界的に有名な画家クロード・モネが制作した油彩画の題名ともなっています。また、近くには平和通りやヴァンドーム広場の仕立て屋があります。 ヴァンドーム広場は、ルイ14世の時代に作られた八角形の広場で、ラグジュアリーを象徴する場所として知られており、高級ブランド店やジュエリーショップが立ち並びます。そのため、高級品に興味があり旅行好きのような金持ちの多くが訪れる場所であり、ルイヴィトンのような世界初の旅行かばんを販売するには最高の立地だったと言えるでしょう。 ルイヴィトンは、自分のアトリエを構えてすぐに画期的な新作のトランクケースを発表します。これまでのトランクケースは馬車に乗せて利用されており、雨が降った際に水が溜まりにくくするため、上部が丸みを帯びたドーム型をしていました。また、素材は革を使用していたため、トランクケースの中に入れる衣類を合わせると相当な重さになっていたと考えられます。 そこに目を付けたルイヴィトンは、まず素材を革から重量の軽いコットンキャンパスに変更します。さらに防水性を高めるため、防水加工を施した「グリ・トリアノン」という生地を開発しました。こうすることで、雨が降っても濡れにくい素材にもかかわらず、重量の軽いトランクケースの開発に成功したのです。 また、ルイヴィトンが開発した画期的なトランクケースは、軽さや防水性が優れているだけではありません。上部が丸みを帯びたドーム型のトランクケースの形にも目を付けて、上部を平らにした四角いトランクケースを作り上げました。上部を平らにした理由としては、今後機関車や船などの移動手段が増えると考えたためで、トランクケースを積み上げられるようになると便利だという考えのもと生み出されました。未来の発展を見据えたトランクケースは時代にマッチしたため、瞬く間に世間に広がり大人気商品となるのです。 2-2.アニエール=シュル=セーヌに新工場を設立 先見の明があったルイヴィトンが開発した画期的なトランクケース「グリ・トリアノン・キャンバス」は、国内にとどまらず海外でも知られることとなります。そのため、製造が追いつかず、パリから数分離れた場所にある新工場アニエール=シュル=セーヌを1859年に設立します。1854年にアトリエを出店してからわずか5年で新工房を設立しているため、どれほどの人気があったか想像に難くないでしょう。そんな中、1857年には息子のジョルジュヴィトン(Georges Vuitton) が誕生しています。 1859年に設立された工房アニエール=シュル=セーヌは、トランク製造用のポプラ材運搬のためのセーヌ川からアクセスがよく、1号店のあるキャプシーヌ大通りへもサンラザール駅を通じて立地の良い場所です。現在でもアニエール=シュル=セーヌは工房として稼働しており、高級バックと昔ながらのラゲージ特注品が作られています。そのため、40〜50年前の新聞紙を持ち込んでラゲージ特注品をオーダーする客もいるほどです。 アニエール=シュル=セーヌの工房には多くの職人が在籍しており、レザー職人や馬具職人はもちろん、木材大工などもいます。どの職人も手作業でルイヴィトン製品を作り上げていきます。また、ルイヴィトンから5代目となるパトリック・ルイ・ヴィトンのセカンドハウスでもあり、期間限定で訪れることのできる観光名所ともなっているのです。 1867年にパリ万国博覧会が開催された際には、船旅に適した「ワードローブ・トランク」を発表し、銅メダルが授与されたことでさらにルイヴィトンの名が世界に広まります。1869年にはエジプト総督のイスマーイール・パシャから旅行中に果物を保存できる特注のトランク製造を依頼されたり、1875年にはイタリア系フランス人の探検家であるピエール・ブラザからどこでも眠れるベッド・トランクの依頼に応えたりと、名声を広めました。また、ロシアのニコライ皇太子やスペイン国王のアルフォンソ12世・ラテン系の王侯貴族からも声をかけられています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.知られざるルイヴィトンと日本の密接な関係 ルイヴィトンが世界に名をはせる有名ブランドとなっていく一方で、その人気からコピー商品が横行するようになりました。これにはルイヴィトンや息子のジョルジュも頭を抱えており、さまざまなデザインを考案してコピー商品に対抗します。長い年月をかけて1896年、息子のジョルジュによってついに「モノグラム・ライン」を発表し、コピー商品との戦いに終止符を打つのです。 コピー商品激減のきっかけになったモノグラム・ラインは、実は日本と密接な関係があることはご存じでしょうか。当時の歴史背景を振り返りながら解説していきます。 3-1.コピー商品が横行 世界中の有名人から指名を受け、さまざまなトランクを発表してきたルイヴィトン。ルイヴィトン商品の売り上げは右肩上がりで、勢いはとどまることを知らず、1885年にはイギリスの首都ロンドンに初の海外ストアを開店させました。しかし、その名が知れ渡れば知れ渡るほどコピー商品が横行し続け、ルイヴィトンを悩ませることとなります。 コピー商品に対抗するために、1872年には新作「レイキャンバス」を発表し、生地にこだわりを持ちました。レイキャンバスの生地は、最初は赤色の縞模様をいれていましたが、その後ベージュと茶色の縞模様へと変化しています。カラーを変えてコピー商品が出回らないように工夫を凝らしましたが、これも失敗に終わっています。 コピー商品を失くす方法を見つけられないまま、月日が過ぎていく一方で、ルイヴィトンは変わらずトランクの製造を続けます。1880年には、息子のジョルジュがジョセフィーヌ・パトレイユと結婚し、ルイヴィトンの孫ガストンが誕生。私生活も充実していたルイヴィトンは、スクリーブ通りの店を息子に任せることを決めました。そして、ルイヴィトンの息子ジョルジュが中心となり、ルイヴィトンをさらに成長させていきます。 3-2.ジャポニズムに影響を受ける この頃のフランスは、最もジャポニズムの影響を受けた時代と言えるでしょう。遠く離れた地でどのようにしてジャポニズムに影響を受けたのか、歴史をひも解いてみましょう。日本では1854年の日米和親条約成立から、日本の磁器が大量に欧米に渡るようになりました。 磁器はもともと中国で開発されたものであり、ヨーロッパ各地の王族や貴族が購入していました。ところが、中国の明朝が滅んで磁器の輸出がストップしてしまい、代わりに磁器の輸出を日本がスタートさせたのが、ヨーロッパとの繋がりのはじまりです。ジャポニズムがヨーロッパに取り入れたのは意外にも磁器ではなく、磁器を包んでいた浮世絵の梱包資材でした。 磁器の梱包資材として利用されていた浮世絵には、かの有名な北斎漫画も含まれており、その高い芸術性に版画家のフェリックス・ブラックモンが感銘を受けたことが知られています。1862年にはドソワ夫妻が極東美術品店「支那の門」をオープンし、店にはジャポニズムを求めた画家や作家が集いました。また、世界的に有名な画家モネは印象派展で「ラ・ジャポネーズ」を出品しており、日本に影響を受けていることがわかります。 ジャポニズムの影響を受けた理由としてもうひとつ挙げられるのは、1867年に行われたパリ万国博覧会でしょう。万国博覧会には日本人も訪れ、袴を着てちょんまげ姿の堂々とした出で立ちは、西洋人に大きな影響と衝撃を与えました。日本のパビリオンでは日本庭園や盆栽が展示され、磁器の梱包材として話題になっていた浮世絵や琳派の作品が飾られ、多くの外国人の心を魅了したのです。 3-3.モノグラムの誕生 ルイヴィトンからスクリーブ通りの店を任された息子のジョルジュは、父にも負けない才能を持ち合わせており、コピー商品との戦いを続けたり、新作を発表したりと素晴らしい功績を残していくこととなります。1888年にはコピー商品に対抗するため、商標登録ルイ・ヴィトンの文字を入れた「トアル・ダミエ」というトランクを発表します。トアル・ダミエは1889年のパリ万国博覧会において、金賞を受賞しています。 ジョルジュはその後、1892年にハンドバッグの販売を開始し、ラグジュアリー商品の展開に目を向けます。また、父のルイヴィトンもルイヴィトンの全商品が掲載されたカタログを出版。その後ルイヴィトンは71歳で息を引き取り、カタログは彼の集大成となる作品となりました。 なおも、コピー商品に悩まされていたジョルジュはついに「モノグラム・ライン」を発表します。モノグラム・ラインは1896年にジョルジュにより考案され、ルイヴィトン生誕200周年を超えた現在でも愛されているデザインです。モノグラムのデザインはご存じの通り、ルイヴィトンのイニシャルをとったLとVや花柄・星柄などがあり複雑です。ルイヴィトン製品はすべて職人がひとつひとつ手書きで作り上げており、複雑なデザインを徹底して職人により作成されました。これにはコピー商品も対応できなくなり、コピー商品は激減していったのです。 コピー商品撲滅のため、さまざまなデザインを考案してきたジョルジュですが、デザインにはジャポニズムが大きく関わっているのをご存じでしょうか。1888年に発表した「トアル・ダミエ」のデザインは日本の市松模様に似ています。また「モノグラム・ライン」の中に描かれている花のマークを丸で囲んだデザインは、日本の家紋がルーツとなっているのです。日本人がルイヴィトンを好む理由は、ジャポニズムの影響を受けたデザインに親しみを感じるからかもしれません。 4.ラグジュアリー商品の本格展開 出典:LOUIS VUITTON 1900年代に入ると、2代目のジョルジュヴィトンは、ラグジュアリー商品の本格展開を目指すようになります。トランクだけではなく旅に持ち歩けるようなかばんを発表し、日本にルイヴィトンの出店を決めたのです。 さらに、1988年にはファッションデザイナー「マーク・ジェイコブス」をルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターとして迎え、財布やハンドバッグをはじめ、2002年にはルイヴィトン初の時計「ウォッチタンブール」を発表しました。ファンションにも力をいれるようになり、名立たる人物がルイヴィトンのアーティスティックディレクターを務め、ルイヴィトンのイメージのさらなる刷新を始めます。 4-1.ルイヴィトンが日本に出店 2代目となったジョルジュヴィトンは、1900年代に入るとラグジュアリー商品の本格展開をはじめます。まずアメリカに渡り、ニューヨークをはじめシカゴやフィラデルフィアのような主要都市で販路を拡大。1901年には、もともと旅客船の洗濯物を収納してドアノブに掛けて使い、乗員が持っていく仕組みで使用されていたランドリーバッグを改良して、トランクの中にいれることのできるバッグ「スティーマーバッグ」発表しました。 その後も、香水や衣類などを小分けにできる仕切りのついたトランクや海に落ちても沈まないトランク、水やほこりを防ぐ素材を使用したトランクなどを開発します。この中でも海に落ちても沈まないトランクは有名で、1912年に起きたタイタニック号沈没事故でルイヴィトンのトランクにつかまっていた者は助かったという逸話もあります。順調に世界的に販路を広げ有名ブランドとなったルイヴィトンは、本店が手狭になったため、パリのシャンゼリゼ通りに広さ500平方メートルもある新店舗を設立します。 月日は流れ、1954年に創業100周年を迎えたルイヴィトンは、パリのマルソー大通り78番地に新店舗をオープンさせます。この頃は3代目ガストンヴィトンに実権が引き継がれており、父であるジョルジュヴィトンに負けじと次々と新作を発表しています。1959年にはエジプト綿に塩化ビニルの樹脂加工を施したトアル地の「モノグラム・キャンバス」の販売を開始しました。 モノグラム・キャンバスに使用されたトアル地は、固くて丈夫なうえに弾力性があるという特徴があり、その後に発表される数々の商品に使用されています。コンパクトに収納して旅行かばんとして使える「キーポル」や女性に人気の「スピーディ」にもトアル地が採用されています。その後もトアル地を採用したモノグラム・キャンバスのバッグが次々と販売され、ルイヴィトンの孫であるガストンヴィトンもルイヴィトンの繁栄に貢献しました。 1978年にはついに、日本の東京と大阪にルイヴィトンが出店されます。ルイヴィトンが日本に出店を決めた理由は、パリのルイヴィトンで大量に商品を購入し、並行輸入品として日本で高額販売している事実が明るみになったためだと言われています。ルイヴィトンは高額転売に目をつむることはできなかったため、日本にも出店を決めたのです。 1987年になると、ルイヴィトンは大きな変革を迎えることとなります。シャンパンメーカーとして知られているモエヘネシー(Moët Hennessy)と合併することを発表し、「LVMH」モエヘネシールイヴィトン(Moët Hennessy- Louis Vuitton)が誕生します。世界を代表するシャンパンメーカーとファッションブランドの合併により、高級品業界最大の企業となりました。 「LVMH」はフランス・パリを拠点とする世界最大級の多業種複合企業体(コングロマリット)であり、買収を繰り返して企業を大きくし、2022年度の全体売上高は約792億ユーロ(約11兆1600億円)にも上ります。LVMHのCEOを務めるベルナール・アルノーは、​フォーブスが発表した2023年版世界長者番付によると、推定保有資産額2110億ドル(約28兆円)を所有しており、いかに大きな企業体であることがわかるでしょう。 LVMHグループが傘下に置くブランドは今や70以上を保有しており、ファッション業界ではFENDI(フェンディ)KENZO(ケンゾー)、時計やジュエリー業界ではBVLGARI(ブルガリ)・CHAUMET(ショーメ)などの名立たるブランドが所属しています。その中でもルイヴィトンは別格で、LVMHの2023年上半期の売上高の約45%を占めています。ルイヴィトンはLVMHの核となっており、傘下に入っている他のブランドの低迷を救う役割を担っているのです。 1998年になると、ラグジュアリー商品の展開が加速します。ファッション業界へ進出すると共に、アメリカニューヨーク生まれのファッションデザイナー「マーク・ジェイコブス」をルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターとして迎えています。マーク・ジェイコブスは斬新なマーケティングと革新的なデザインを武器に、これまでのルイヴィトンのイメージを刷新していきます。 マーク・ジェイコブスは、ルイヴィトンをファッション業界に広めるために「プレタポルテ」という高級な既製服を発表し、パリコレのメイン会場でファッションショーをおこないました。また、ルイヴィトンの象徴ともなっているモノグラムを前面に押し出した「モノグラム・ヴェルニライン」の販売も開始します。モノグラム・ヴェルニラインの「ヴェルニ」とはフランス語でエナメルを指し、光沢感のある外観が特徴です。モノグラムを型押ししたデザインと鮮やかなカラーの財布やハンドバックのシリーズが「モノグラム・ヴェルニライン」と呼ばれます。 続いてマーク・ジェイコブスは、1988年に生まれた市松模様の「ダミエ・ライン」を復活させたトラベルバックやシティバック・財布を発表します。モノグラム・ヴェルニラインのように鮮やかなアイテムではなく、シックなブラウンの色合いが特徴のため、ビジネスシーンや旅のお供としてヒットしました。キャンバスの表面は、職人一人ひとりが丁寧にコーティングを施しており、変わらずルイヴィトンの技術が引き継がれています。 さらに、1999年には限定品3種を発表して、今しか購入できない価値ある物だと主張します。限定3種は、エナメルのようなエピ地にブラックライトを当てるとモノグラム柄が浮き出る「サイバーエピライン」6穴バインダー手帳の「アジェンダPM」と「グッド・ラック・ブレス」となっています。続いて、女性らしさや可愛らしさを演出した「モノグラム・ミニライン」も発表されました。 4-2.2002年から本格的に時計の販売を開始 ラグジュアリー商品の展開に成功し、ルイヴィトンがファッションブランドとしても確立された2000年代に入ると、2001年にルイヴィトン初のジュエリー「チャーム・ブレスレット」2002年にはルイヴィトン初の時計「ウォッチタンブール」が発表されました。「タンブール」とはフランス語で「太鼓」を意味し、その名の通り厚みのあるラウンド型のケースが魅力的な時計です。ここからは、ルイヴィトンの時計にフォーカスして解説していきます。 ルイヴィトン初の時計「タンブールコレクション」は2002年に販売が開始され、当時はスイスのETA社が製造していたため、ETA社製のムーブメントを搭載しています。2014年にルイヴィトンの子会社ラ・ファブリク・デュ・タンが設立され、タンブールコレクションの製造を引き継いでいます。そのため、2014年以降に製造されたタンブールは、ラ・ファブリク・デュ・タン製のムーブメントが搭載されています。 ルイヴィトンのタンブールコレクションは、デザインやダイヤのカラット・箱によって種類は多くありますが、原型は大きく分けて6種類です。6種類のうち3種類の「タンブール・オトマティック」「タンブール・ホライゾン」「タンブール・スリム」がETA社製のムーブメント、残りの3種類の「タンブール・モノグラム・マザー・オブ・パール」「タンブール・モノグラム・エボリューション」「タンブール・カルペ・ディエム」はラ・ファブリク・デュ・タン製のムーブメントが搭載されています。 ルイヴィトンの時計を製造するためだけに設立されたラ・ファブリク・デュ・タンは、ジュネーブの郊外のメイランにあり、4,000平方メートルもの広さを誇ります。多くの時計職人が在籍し、一つひとつ丁寧に製造しているのです。現在のタンブールコレクションの価値は、ムーブメントの製造場所に左右されると言っていいでしょう。 そのため、スイスにあるETA社で製造したムーブメントを搭載しているタンブールより、ラ・ファブリク・デュ・タンで製造したムーブメントを搭載しているタンブールの方が価値が高いのです。大きな理由としては、ラ・ファブリク・デュ・タンの歴史が浅いため、ラ・ファブリク・デュ・タンで製造されたタンブールコレクションモデルの数が少ないことにあります。ルイヴィトン直営の製造会社で製造されたことやまだ製造数が少ないことが、希少性を高めているのです。 しかし、スイスにあるETA社で製造されたタンブールコレクションの価値が低いわけではありません。ルイヴィトンの時計は第二世代・第三世代と新しいモデルが販売されていますが、発売当時のタンブールはルイヴィトン好きや時計愛好家に需要があるためです。また、比較的リーズナブルな価格で購入できることもメリットと言えます。 4-3.現在も進化を続けるルイヴィトン ここからは再びルイヴィトンの歴史に戻り、2003年以降の出来事をご紹介します。2003年には日本人デザイナーの村上隆とのコラボが実現し、モノグラムにカラーを取り入れたラグジュアリー商品が発表されました。モノグラムにカラーを配したデザインは「モノグラム・マルチカラー」と呼ばれ、古風なイメージを刷新させました。 村上隆が生み出したコラボ商品は他にも、モノグラムの上からチェリーを描いた「モノグラム・チェリー」モノグラムの上から桜の花や花びらを描いた「モノグラム・チェリーブロッサム」モノグラムの上からパンダのイラストを描いた「モノグラム・パンダ」などの斬新なデザインの商品が販売されています。2004年にはジュエリーコレクション「アンプリーズ」も発表されました。 2013年、アーティスティックディレクターを長年勤めていたマーク・ジェイコブスが退任し、バレンシアガの立て直しに貢献したことで知られているニコラ・ジェスキエールが後任となります。ニコラ・ジェスキエールは当時流行していたゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクター「ライトニング」を広告モデルに起用したことで、日本だけではなく海外からも驚きの声が上がりました。 ヴィトンのメンズウェア部門においては、2011年からキム・ジョーンズがアーティスティックディレクターに就任しています。マサイ族の衣装から着想を得たデザインであるマサイチェックを、2016年には藤原ヒロシとダブルネームで「Fragment design」というコラボ商品を発表します。ルイヴィトン初のコラボ商品は話題を呼びました。 2017年になると、「Supreme」とのコラボも実現します。実は2000年にシュプリームがルイヴィトンのモノグラム柄をパロディしたニットキャップやステッカーを販売したことで、著作権侵害として裁判沙汰になっています。裁判の結果はルイヴィトンが勝訴となりましたが、世界中から注目を集めた事件だったため、コラボ発表は世間を騒がせました。キムジョーンズとシュプリームの創業者であるジェームス・ジェピアに交流があったことから、コラボが実現しています。 2018年にはキムジョーンズの退任が決まり、OFF-WHITEのデザイナーであるヴァージル・アブローが新たなアーティスティックディレクターとなりました。ヴァージル・アブローは、ブリーチ加工やタイダイ柄を使用したストリートテイストのファッションを取り入れたことで、一気に若年層にもルイヴィトンの認知が広がっていきました。しかし、2021年11月28日にヴァージル・アブローは癌でこの世を去り、ルイヴィトンのCEOであるマイケル・バークは彼の献身をたたえています。2023年に後任として、音楽プロデューサー兼歌手のファレルウィリアムスが、クリエイティブディレクターに就任しています。 5.ルイヴィトン生誕200周年!今もなお多くの人に愛されるブランド 14歳のときになけなしのお金を持って家出し、荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人となった青年が、世界的な有名ブランド「ルイヴィトン」を作り上げた歴史をご紹介しました。先見の明を持っていたルイヴィトンが世界に名を轟かせ、2代目のジョルジュヴィトンが父の意志を引き継ぎ、伝統を守りながらコピー商品との勝負に打ち勝ちました。さらに3代目のガストンヴィトンが、時代に合わせたコンセプトでルイヴィトンを売り出し希少性を高めています。 ルイヴィトンのコンセプトは「旅」であり、創業当初からコンセプトは変わっていません。創業当初は馬車や鉄道で移動する旅で必要なトランク製造からはじまり、旅行に行く際に持っていくかばん製造へと変化し、近年では旅先で訪問できるルイヴィトンとなったのです。これからも時代にマッチした運営を続けるであろうルイヴィトンの未来が楽しみです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-asset-value/ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-2024-collaboration/ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-parallel-import-product/

2023年11月30日
今こそヴィトンのヴィテージ品を!人気アイテムを一挙紹介!

近年のファッション業界では「ヴィンテージアイテム」がトレンドとなっています。一部からは「古臭い」「時代遅れ」などのネガティブな意見が挙がってはいるものの、多くのラグジュアリーブランドが展開していた昔のアイテムが再評価されているのは事実です。 そんな中でも今回紹介したいのは、幅広い年齢層から絶大な人気を誇るラグジュアリーブランド「LOUIS VUITTON/ルイ ヴィトン」のヴィンテージアイテムです。 近年では「オールドヴィトン」などの愛称をつけられているほど、人気のアイテムなんです。 さて、この記事では、そんなヴィトンのヴィンテージ品の中でも人気アイテムをいくつか紹介させていただきます。オールドヴィトンの見分け方についても解説させていただきますので、ぜひご覧ください。 1.ヴィンテージのヴィトン=15年以上前に作られたアイテム 出典:LOUIS VUITTON 一般的にヴィトンのヴィンテージアイテムは「15年以上前に作られたアイテム」のことを指します。これらのアイテムは新品とは異なる独特の魅力を持っており、多くのファッションに敏感な方やブランドを愛している方から注目されています。 さて、この章では、ヴィトンのヴィンテージ品はどういったものなのかを解説していきたいと思います。 1-1.オールドヴィトンと呼ばれることもある 冒頭でも少しお話させていただいた通り、ヴィトンのヴィンテージアイテムは「オールドヴィトン」と呼ばれることがあります。オールドヴィトンのアイテムは、単なる流行に左右されることのない独自の価値観を持っています。 例えば、90年代に作られたモノグラムキャンバスやダミエキャンバスなどは、経年による状態変化が生まれることから、どこか懐かしいような雰囲気を醸し出します。これらのヴィンテージアイテムは新品で購入しても味わえない深みと風合いを持っており、時とともに育まれた独自の美しさが特徴的です。 ヴィトンのヴィンテージアイテムである「オールドヴィトン」は、時代を超えて現代でも愛され続けています。 1-2.新品より安くて手が届く ヴィンテージのアイテムを手に入れるためには「中古品」を購入することが主流となっています。中古品からオールドヴィトンを選ぶメリットとして挙げられるのは、やっぱり「価格の安さ」ではないでしょうか。新品よりも圧倒的に手の届く価格帯で取引されていることが多いです。この値段の安さこそが、オールドヴィトンファンにとっては大きな魅力となっています。 経済的な理由から新品のヴィトンの購入を躊躇している人でも、中古市場では低めの予算でも様々なアイテムを選ぶことが可能です。中には使用感が顕著にみられる、いわゆる「訳アリ品」が手頃な価格で販売されているものもあります。 また、経年によるレザーの味や微細な傷からくる「小慣れ感」は、個人のステータスを上げてくれるものとなっており、所有する人に対しての喜びをさらに深めてくれます。 新品価格でヴィトンを買おうとすると高価格帯のアイテムが多いので手が届きづらいですが、中古ショップに流通しているオールドヴィトンであれば買いやすい値段となっていることが多いです。 1-3.廃盤になってしまったレアアイテムもある 前項でお話させていただいた通り、オールドヴィトンを購入する場合には中古市場での購入が主な方法となっています。正規店や公式オンラインストアには製造が古いアイテムは存在しないと思いますが、中古市場であれば廃盤になってしまったレアなアイテムが出品されている可能性が大いにあります。 限られた期間のみ生産されたバッグや特別なコラボレーションアイテムなどは、持っているだけでなんだか誇らしい気持ちになります。当時にしかないデザインや独特の美しさなどが、現代においても色褪せることのない魅力を持続させています。オールドヴィトンのアイテムは、その人の個性と洗練されたセンスを表現することができます。 これらのレアなアイテムは、単にラグジュアリーブランドのアイテム以上の意味と価値を持ちます。過去の時代背景を彷彿とさせるヴィンテージのアイテムは、ブランドによっては投資対象としても扱われることがあります。 オールドヴィトンのアイテムは基本的に価値が高いことはありませんが、現行のアイテムを今から持っておくことで、将来的にレアアイテムとしての価値が上がる可能性も秘めています。 1-4.親子で一緒に楽しめる オールドヴィトンのアイテムは「親子でお揃い」で使うことができる点も大きな魅力のひとつです。お揃いで持つことによって、親子の特別な絆を表現する素敵なアイテムになります。 例えば、親が若い頃から愛用しているヴィトンのバッグと同じデザインのものを選ぶことで、世代を超えて一緒にファッションを楽しめるようになります。ヴィンテージのアイテムは新しい物とは違う価値を持っていることの証明といえるでしょう。親子でお揃いとして楽しむことができるシンボルであると言っても過言ではありません。 また、ヴィトンのアイテムは高い耐久性と時代に左右されない不変的なデザインを誇っているため、大事に使っていれば「末永く受け継がれる家宝」となることも。実際、筆者の親が使っていたヴィトンの財布はいまだに現役で使用できる状態です。ヴィトンのバッグや財布は、使い込むほどに良い感じの使用感と深い味わいを増すため、それぞれの家族の歴史や思い出を刻み込むことができます。 オールドヴィトンは親子で楽しめるように作られた、伝統を重んじるアイテムとなっています。皆さんの家族でヴィトンを使っている人がいるのであれば、モデル名や型番を聞いてみるのも良いかもしれません。 1-5.現代ファッションにも合う不変的なデザイン オールドヴィトンのアイテムが、今なお多くのファッション愛好者から求められる理由のひとつとして「不変的なデザイン」であるというところが一番大きいです。 モノグラムやダミエといったアイコニックなデザインは、どんな時代にもマッチする汎用性の高いラインとして現行品でも多く展開されています。ヴィトンのアイテムが好きな人やファッションに敏感な人であれば語らずともわかると思います。 現代のファッショントレンドにおいても、ヴィンテージアイテムは日常のコーディネートのアクセントとして活躍します。 例えば、現在のトレンドであるトラッドファッションやストリートファッションにオールドヴィトンのバッグを組み合わせることで、スタイリッシュかつ洗練された雰囲気を体現することができます。また、ヴィンテージアイテムは独自の年代感を活かして、レトロチックなコーディネートの一部としても優れた存在感を発揮します。 現代ファッションにも合う不変的なデザインは、時代を超えて愛されている証明になっています。 2.ヴィンテージブームに乗る古いヴィトンのショルダーバッグ10選! 近年のファッショントレンドであるヴィンテージアイテムが注目されてから、もう何年たったのでしょうか。もはや定番化していると言っても過言ではありませんが、オシャレアイテムとして高い人気を誇っていることは事実です。 そんなヴィンテージブームの中でも、オールドヴィトンのアイテムは独特のデザインと高い品質で、多くのファッションに敏感な人たちの心をつかんでいます。さて、この章では、オールドヴィトンの中でも特に人気のあるアイテムを10個紹介していきたいと思います。 2-1.スピーディ 小ぶりなボストンバッグのような見た目が特徴的な「スピーディ」は、1930年に発表されてから現行で展開されているほどの定番アイテムです。 横幅によってアイテム名が変わるのが特徴的で、オールドヴィトンでは「ミニスピーディ」「スピーディ25」「スピーディ30」「スピーディ35」「スピーディ40」といった5種類のラインナップがあります。このほかにも、モノグラムデニムで作られた「ネオスピーディ」があります。 現行品のスピーディはステッチの縫い方や内ポケットにファスナーが着いたりとマイナーチェンジが入っているため、オールドヴィトンのスピーディを見分けるのは簡単です。 2-2.キーポル スピーディと同様にサイズによってアイテム名が変わる「キーポル」は、長期間の旅行にも最適なボストンバッグです。1930年代に誕生して以来、大容量の収納力から旅行愛好家たちから絶大な人気を博しています。 モノグラムやダミエ、エピなど多彩な素材と色で展開されているため、皆さんの好みに合わせて選べるのが魅力的です。ヴィンテージのキーポルでは現行で展開されているものとはちがい、経年による独特の柔らかさと落ち着いた風合いが見て取れます。旅行に行くときもストレスなく荷物をしまうことができます。 2-3.アルマ 1934年に誕生したアルマは、シャネルの創業者である「ココ・シャネル」からオーダーを受けて作られたバッグです。丸みを帯びたドーム型の可愛らしい見た目が特徴的です。 マイナーチェンジを加えられて現行品の展開もあることから、長い歴史を誇っているのが魅力のひとつです。現行のアルマもサイズや素材によっていくつかの種類がありますが、オールドヴィトンでの展開は1種類です。内側には携帯ポケットだけが搭載されています。 2-4.ルコ オールドヴィトンの中でも収納力に優れているトートバッグ「ルコ」は、自立するくらいの丈夫さが特徴的です。特別目立った装飾やデザインが無いことから、ビジネスシーンでも活躍するのが魅力のひとつとなっています。 大き目なサイズではありますが、マチが薄いのでスッキリとした印象を与えてくれます。満員電車でもストレスなく持っていられます。 2-5.ダヌーブ コンパクトながらも最低限の収納力がある「ダヌーブ」は、現代のトレンドであるミニマルファッションにマッチしたショルダーバッグです。数年前にはストリートファッションブランドの「Supreme/シュプリーム」とコラボしたモデルが発表されていました。 モノグラムで作られたダヌーブは、オールドヴィトンの中でも定番アイテムとなっています。男女問わずに使えるユニセックスなデザインなので、初めてオールドヴィトンを買う方には特にオススメです。 2-6.アマゾン ダヌーブと同じくらいの収納力を持つ「アマゾン」も、オールドヴィトンのなかでは定番アイテムです。小ぶりながらも頑丈な作りと機能的なデザインが特徴的です。 アマゾンもサイズによって種類が分かれますが、最もメジャーなのは「M45236」ではないでしょうか。オールドヴィトン好きを語るのであれば、絶対に持っておきたいアイテムのひとつです。 2-7.ソミュール ソミュールはクラシックなデザインが特徴的なショルダーバッグです。オールドヴィトンでのサイズ展開は横幅30㎝、35㎝、43㎝の3種類です。一番小さいサイズでもかなりの収納力があります。 また、メインポケットが二つに分かれているので収納のしやすさも魅力的です。片方はメイク用品、もう片方はタブレットやモバイルバッテリーを入れたりして使い分けすると探す手間も省けます。 2-8.トロカデロ 王道のショルダーバッグの形状をしている「トロカデロ」は、間違いのない実用性の高さが魅力的です。時代に左右されないデザインが人気を集めている理由のひとつと言えます。 一見すると特別感のないデザインなので低価格と思われがちですが、現在の中古市場でも約4万円程度で取引されていることから、決して安く買えるバッグではないといえます。 2-9.ブロワ アルマよりも更に丸みを帯びたデザインの「ブロワ」が、女性が持っていると可愛らしさを前面に出すことのできるショルダーバッグです。カジュアルなデザインになるのでビジネスシーンには使えませんが、普段のお出かけに持っていくには最適です。 近年では「A.P.C./アーペーセー」の半月型のバッグがトレンドとなっていましたので、似たような形を持つオールドヴィトンのブロワもトレンドにマッチしているといえるでしょう。 2-10.サンクルー クラシカルなデザインを持つ「サンクルー」は、昔のレトロなデザインが特徴的なショルダーバッグです。フラップについているヌメ革と金具は、変色していても味のあるヴィンテージ品としての風格を持ちます。 個人的に普段持ち歩くには最適なサイズ感だと思いますので、見かけた時はぜひ試してみてください。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.オールドヴィトンを見分けるには製造年を確認しよう! 基本的にヴィトンのアイテムには製造年を表す英数字の刻印が存在します。 近年では「RFIDタグ」が採用された関係で例外のアイテムもありますが、オールドヴィトンのアイテムには必ず存在します。 刻印から製造年がひと目でわかるので、自分の誕生年に作られたものを選んだりすると愛着も湧きやすいのではないでしょうか? さて、この章では、オールドヴィトンのアイテムを見分けるために、製造年の確認方法を解説していきたいと思います。わかりやすく画像で説明しますので、ぜひご覧ください。 3-1.製造刻印は大きく分けて二つの場所にある。 ヴィトンのアイテムには製造年刻印が施されているのですが、その場所は大きく分けて2つ存在します。以下に、製造年刻印のある場所を書かせていただきます。オールドヴィトンを見分ける際に重要なポイントとなりますので、ぜひご覧ください。 内側に革タグがあるタイプ まずは「内側にある革タグがあるタイプ」のアイテムについてです。 こちらのタイプでは、革タグに製造年が刻印されています。 アイテムによって刻印の場所は変わるので一概にココ!とは言えませんが、基本的には前面に施されていることが多いです。 本体に刻印されているタイプ 本体に直接刻印されているタイプも多くあります。 内部の端の方に刻印されていたり摩擦で薄くなっていることが多いので、かなり注意して見ないと読み取れない場合もあります。 3-2.【1980~1984年】数字3桁のみ 3-3.【1985~1988年】数字3桁+アルファベット2文字 3-4.【1989年】アルファベット2文字+数字4桁 3-5.【1990~2006年】アルファベット2文字+数字4桁 3-6.【2007~2020年】アルファベット2文字+数字4桁 3-7.【2021年頃】RFIDタグを使用 2021年頃に作られたヴィトンのアイテムには、ICチップが埋め込まれたRFIDタグというものが採用されています。しかし、読み込んだとしても従来のアイテムのような英数字が出てくるわけではなく、私たちが確認できるのは「RFIDの有無」だけとなっています。 「製造年が分かったところで何なの?」みたいな声もありそうですが、買取店的な意見でいうと、製造年は結構注視するポイントだったりするんです。。。。 ※豆知識・・・RFIDとは ID情報を埋め込んだタグである「RFタグ」から、電波を使って情報を読み書きする自動認識技術。交通系ICカードや、タッチ式の入退室カードに用いられることが多い。 4.古いヴィトンを支えるライン一覧 1854年に創業してから現在にかけて高い人気を誇るヴィトンには、数多くのラインがあります。そんな中でも、古くからヴィトンを支えているラインは主に以下の3つです。 ・モノグラム ・ダミエ ・エピ さて、この章では、古いヴィトンのアイテムを支えてきたラインについて紹介したいと思います。 4-1.モノグラム 出典:LOUIS VUITTON ヴィトンというブランドを象徴する「モノグラム・キャンバス」は、1896年に創業者の息子である「ジョルジュ・ヴィトン」によって生み出されました。現在のルイヴィトンを大きく支える代表的なラインのモノグラムは、元々はコピー品対策として作られた素材だったんです。 モノグラムとは、ブランドの創業者であるルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」を重ねた文字と、花と星をモチーフにした組み合わせで世界中で高く認知されています。キャンバスに加工を施したPVC素材からくる耐久性と、ひと目でヴィトンのアイテムと分かる視認性の高いデザインによって、長年にわたって多くの人々に愛され続けています。 ヴィンテージのモノグラムアイテムは新品のものとは異なる独特の魅力を持っています。経年変化によって生まれる色の深みや使い込むことで現れる自然な使用感は、新品では味わえない豊かなストーリー性が見て取れます。現在に於いても、ブランドを支えているモノグラムラインは、シンプルながらも洗練されたデザインでどんなファッションにも簡単に溶け込みます。 4-2.ダミエ 出典:LOUIS VUITTON チェス盤のような格子柄が特徴的な「ダミエ・キャンバス」は、モノグラムと並んでブランドを象徴するデザインとなっています。定番カラーの「ダミエ・エベヌ」やホワイトカラーが特徴的な「ダミエ・アズール」など、数々のバリエーションを展開していることから男女問わず多くの人に支持されているラインのひとつです。シンプルながらも強い存在感を放ちます。 創業当時、旅行用トランクを製造していたヴィトンは新しい商品を発表する度にコピー品が出回ってしまいます。このことに頭を悩ませていたジョルジュは1888年にダミエを発表。日本の伝統的な模様である市松模様からインスピレーションを受けて作られたという話もあります。ダミエの発表から1年後の1889年には、パリで開催された世界博覧会で金賞を受賞するといった功績を残しました。 長い間ヴィトンの歴史を支えているダミエは、その特徴的な格子柄が汎用性の高い模様としてカジュアルからビジネスシーンまで幅広いスタイルにマッチします。 4-3.エピ 出典:LOUIS VUITTON ヴィトンのを支えてきたラインを語る上で、エピを外すことはできません。 ヴィトンが初めて市場に出したレザーラインの「エピ」は1985年に誕生。この名前はフランス語で「麦の穂」を意味する「epi」が由来となっています。レザーに細長い型のプレス加工を施すことによって、その名の通り麦の穂を彷彿とさせるような斬新なデザインです。 高品質なレザーを使用していることにより、耐久性と高級感を兼ね備えた魅力的な質感が特徴的です。カラーも豊富なラインとなっており、誕生年には5色も展開されていました。「ケニアブラウン」や「トレドブルー」、「ボルネオグリーン」など落ち着いたトーンから鮮やかな色まで様々なバリエーションがあります。 ヴィトンのエピはレザー素材ならではの経年変化も楽しめるので、使い込むほどに愛着もわきやすいです。シンプルで洗練されたデザインのエピは、現在のファッショントレンドにもマッチします。レザーのアイテムが欲しいなら、とりあえずエピを買っておけば間違いありません。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.オールドヴィトンを扱う上での注意点とお手入れ方法 第1章で説明させていただいた通り、ヴィンテージのアイテムとは15年以上前のアイテムのことを指します。ヴィトンのアイテムは高品質なので、大切に扱っていれば数十年の使用にも耐えうる堅牢さを持っています。 しかし、適切なケアを行わなかったり間違った保管方法をしてしまうと、劣化が早まり長く使うことが出来なくなってしまいます。 さて、この章では、そんなオールドヴィトンを扱う上での注意点を紹介させていただきます。 5-1.ヌメ革は革専用のデリケートクリームや防水スプレーを使う 現行品でも多くのモノグラムのアイテムに使用されるヌメ革は、新品の状態だとキレイな明るいベージュカラーです。日焼けや経年変化によって味のある飴色に変色する特性を持っています。 そんなヴィトンのヌメ革は適切な保管とケアを行わないといけません。 不均一に変色してしまったり、場合によってはひび割れなどの致命的なダメージが残ってしまうんです。 ヌメ革のケアには「革専用のデリケートクリーム」の使用を特におすすめします。このクリームは、ヌメ革を長く使うために必要な「油分」と「水分」をが含まれており、うるおいを与えることができます。 デリケートクリームを塗る前にはヌメ革がきれいで乾燥した状態であることを確認し、全体に薄く均等に塗ってください。これを塗ることによって、柔軟性を保ちながら乾燥や割れを防ぎます。また、潤いを与えた後は防水スプレーを利用することでシミも防いでくれます。ヌメ革本来の美しさを長期間保つことができます。 定期的なケアはヴィンテージアイテムの美しさを維持する上で不可欠なものです。正しいお手入れ方法を実践することで、年月を経たヴィンテージヴィトンアイテムが持つ独特の風合いと魅力を最大限に引き出しながら楽しむことができます。 デリケートクリームや防水スプレーを使うことは、ヴィンテージのヴィトンを持つ上では特に持っておきたい基礎知識です。 ヴィンテージアイテムのヌメ革をケアする際には、革専用のデリケートクリームを使用することが推奨されます。このクリームは革に栄養を与え、柔軟性を保つことで、革の乾燥や割れを防ぎます。また、防水スプレーを定期的に使用することで、水濡れや汚れによるシミを防ぐことができます。 5-2.PVC素材はブラッシング後に中性洗剤で表面を拭き取る モノグラムやダミエなどのキャンバス素材にPVC加工を施したアイテムにも注意が必要です。PVC素材で作られたアイテムは、耐久性とメンテナンスのしやすさで知られていますが、ベタつきなどに悩まされている方も少なくありません。 ベタつきなどの使用するのが困難なダメージがある場合は、柔らかいブラシでほこりを落とす程度でOKです。しかし、あまりにもベタつきがひどい場合は、中性洗剤を混ぜた水に浸した柔らかい布で拭き取ります。強くこすりすぎると表面を傷める原因になるため、優しく拭くことがポイントです。 また拭き上げた後は完璧に乾かすことも大切です。 高温や直射日光は避け、自然な風通しの良い場所で陰干しすることをオススメします。直射日光に当ててしまうと、ヌメ革が不均一に日焼けてしまう可能性があるためです。 古くからヴィトンを支えてきた代表的なPVC素材は、優しく拭き上げるのが大きなポイントとなっています。 5-3.エピレザーは防水スプレーをかけて専用クリームでケア 防水スプレーはエピのように加工を施したレザー素材にもオススメです。そもそもエピは耐久性に優れている堅牢な素材なので簡単に劣化するものではありませんが、適切なお手入れを怠ると洗練された美しさを損なってしまうことがあります。 レザー専用のクリームを使ってエピをお手入れする際には表面の凹凸に沿うように拭き上げてください。細かな溝の汚れやホコリまでキレイにすることができます。また、クリームを使って拭き上げることによって光沢感もさらに出るので、エピの良さを最大限に引き出してくれます。 エピレザーのアイテムを長く美しく維持するためにも、定期的なケアが必要です。 5-4.緑青(青サビ)が発生したら早めに取ろう 金属部分の湿気や汚れが原因で起こる酸化現象の「緑青(ろくしょう)」は、青サビのことを指します。ヴィトンのヴィンテージバッグにおいてはかなり定番のダメージです。スピーディやキーポルなどのビス部分によく見られます。 ※筆者もブランド中古品を販売していた経験があるのですが、このダメージは本当に多かったです、、、 一度発生した緑青は放置すればするほど取り除くのが困難になります。ヌメ革部分へすぐに色移りもしてしまうので、早めに対処してください。緑青を取り除く際は、基本的につまようじや綿棒などを使用して慎重に行いましょう。あまり力を入れてしまうと、金具に傷を着けてしまったりビスが緩くなる原因になります。 すでに緑青でヌメ革に色移りを起こしている場合は落とすことはできませんので、オールドヴィトンを買う前に、まずは金具を確認してみることをオススメします。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、オールドヴィトンの人気アイテムについて紹介させていただきました。 長い歴史と独特の魅力があるとして、現在でも多くの若者から絶大な支持を受けているルイヴィトン。その中でもオールドヴィトンのアイテムは、古き良き時代の背景やデザインの変化を感じることができるため、多くの人々にとって特別な価値を持つアイテムとなっています。 オールドヴィトンを選ぶ際には、アイテムの特性を理解して適切なケアを行うことで長く愛用することができます。また、親子間でお揃いのアイテムを持って出かければ家族のきずなも深まるでしょう。 この記事が、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/vintage-hermes/ https://estime.co.jp/column/what-vintage-chanel/ 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2023年11月20日
廃盤になった!?ルイヴィトンのヴェル二について徹底解説!

ルイヴィトンと言われればPVC素材のモノグラムやダミエ、レザー素材のアンプラントやエピ、タイガを想像する方も多いのではないでしょうか?数々の代表的なラインを生み出してきたヴィトンは、創業から現在まで多くの人々に愛されているラグジュアリーブランドです。 さて、今回紹介したいのは、ルイヴィトンの中でもカラーバリエーションが豊富な「ヴェルニ」です。代表アイコンのLVロゴを継承しつつも、エナメルレザーを使用したことによりブランドに新しい風を吹き込んだ革新的なブランドラインです。 近年では「ダサい」や「廃盤になった」などの噂も耳にすることがありますが、実際はどうなのでしょうか? この記事では、ヴェルニの魅力や現行カラー、おすすめアイテムまで徹底的に解説していきたいと思います。 1.現在でも多くの人から愛されるヴェルニ 出典:LOUIS VUITTON ルイヴィトンのヴェルニは誕生から現在にかけて多くのファッションに敏感な人々から絶大な支持を受けています。その理由はヴェルニの持つ独特の魅力と、時代を超えて変わらない品質の高さにあります。 この章では、ヴェルニの特徴や魅力について解説していきたいと思います。 1-1.「ヴェルニ=エナメル」を意味している 「ヴェルニ」とはフランス語で「エナメル」を意味します。 この名前の通り、ヴェルニシリーズはその光沢感あるエナメル素材が特徴的です。ブランドによっては「パテントレザー」と呼ぶこともあります。 ヴェルニには「モノグラム・ヴェルニ」と「ダミエ・ヴェルニ」の2種類がありますが、一般的なイメージが強いのは前者のモノグラム・ヴェルニです。ヴィトンの代表的アイコンのモノグラムを型押ししています。伝統を継承しつつも今までに無かった素材やカラーバリエーションを持つヴェルニは、現在でも多くの人々から愛されています。 また、ヴェルニのレザーは牛革の中でも上質とされる生後6か月以内の仔牛の革を使用しています。革の上に特殊なコーティングを施すことで独特の輝きを放つようになっているので、日常の中でさりげないアクセントとしてファッションを一段と引き立てます。 1-2.マーク・ジェイコブスのデビュー作として1998年に誕生 1998年に初めて世に姿を見せたヴェルニは、天才デザイナー「マーク・ジェイコブス」のデビュー作として発表されました。彼の斬新なアイデアと逸脱したセンスが、ヴェルニのデザインから見て取れます。マーク・ジェイコブスはヴィトンの伝統的なイメージを継承しつつも、新しい風を取り入れることでブランドの新たな時代を切り開きました。 従来のクラシックなデザインが多かったヴィトンのイメージを覆したヴェルニシリーズの成功は、マーク・ジェイコブスのルイヴィトンでの役割を確立することとなり、彼のデザイン哲学がブランドの新たな時代を築く礎となりました。 これまでのヴィトンを支えてきたアイコンのモノグラムや、クラシックなレザーラインのエピ、タイガなどを掛け合わせた斬新なラインとも言えます。 1-3.これまでのヴィトンのスタイルを覆すデザイン 先述の通り、ヴェルニは従来のヴィトンのイメージを一新する斬新なデザインとして登場しました。その鮮やかな色合いと独特の輝きは、ヴィトンの新たな一面を世に示すものとなりました。これまでは落ち着いたデザインを好む客層が主流ではありましたが、多彩なカラーバリエーションで新しい顧客層を獲得することに成功しました。 ヴェルニのバッグや財布は、シンプルながらも存在感が見て取れることから持つ人の個性を強調するアイテムとして多くのファンに支持されています。小物で少しだけアクセントを表現しても良し。大ぶりなバッグでポップさを前面に出しても良し。汎用性の高いヴェルニのアイテムは、多くの人々を魅了しています。 これまでのヴィトンのスタイルを覆すデザインは、間違いなくヴィトンの人気を支える代表ラインのひとつです。 1-4.新色がほぼ毎年展開されていた 1998年の誕生以来、ほぼ毎年新しいカラーバリエーションが発表されていました。このことから、ヴィトンがどれだけトレンドに敏感でユーザーのニーズに応えるブランドなのかはよくわかります。 アマラントやポムダムール、フューシャなどのヴェルニライン独自のカラー名も多くの人々の心をつかんでいます。これまで発表されたカラーバリエーションは、なんと推定50種類以上あるとも言われています。普通のバッグブランドではありえないくらいのカラーバリエーションですよね。 また、2012年には草間彌生とのコラボを実現。ドット柄が特徴的な「ヤヨイ・クサマ コレクション」や、ブランドの起源であるトランクに採用されたストライプ柄の「レイユール コレクション」を発表しました。様々なデザイナーや過去のアーカイブからインスピレーションを受けて作られているヴェルニは、幅広い年代から厚い支持を受けています。 1-5.濡れや傷への耐久性が高い ヴェルニは輝きが美しいだけでなく、耐久性にも優れています。上質なレザーにエナメル加工が施された表面は、水をはじきやすく汚れをすぐに拭き取りやすい性質を持っています。これにより、突然の雨や多少の水滴がかかっても簡単に拭き取ることができます。他のヴィトンのアイテムと比べたら、水分や汚れなどでアイテムが使えなくなるくらい劣化するという可能性は低いです。 また、ヴェルニは素材の特性上、摩擦による傷がつきにくい性質も持っています。日常の使用での小さな摩擦や衝撃にも強く、長期間の使用でもその美しさを維持することができます。もちろん、鋭利な物や強い衝撃などには注意が必要ですが、ちょっとしたお出かけのデイリーユースであればであれば安心して使用ができます。 このような耐久性の高さは、ヴェルニが高価であるにも関わらず、多くのファンから支持される理由のひとつとなっていると予想されます。長く愛用することにより、コストパフォーマンスの良さも実感できるでしょう。 2.日常使いに最適!ヴェルニのおすすめアイテム7選 ヴィトンのヴェルニシリーズは、エナメル素材独特の輝きと色彩豊かなデザインで多くのファッションに敏感な人々から愛されています。当時のデザインや機能性、そしてブランドの歴史を感じさせるものばかりです。 この章では、ヴィトンのヴェルニシリーズで人気を集めているアイテムを7点紹介していきたいと思います。 2-1.アルマ 出典:LOUIS VUITTON アルマはエレガントなフォルムと使い勝手の良さから、ヴェルニシリーズの中でも特に人気の高いアイテムです。ヴェルニの光沢が美しく映えるアルマは、パリのセーヌ川にかかっている橋が名前の由来となっています。 コロンと丸みを帯びたデザインが特徴的なアルマは、光沢のある素材に型押しされたモノグラムロゴがエレガントです。また、底鋲がついていることや形状が崩れにくいことから、安定感もばっちりです。普段のお出かけやちょっとしたイベントなどのデイリーユースにおすすめしたいバッグです。 2-2.ヒューストン ヴェルニのアイテムに於いて、次にオススメしたいアイテムは「ヒューストン」です。シンプルながらも存在感のあるデザインが魅力的で、ややコンパクトなサイズ感です。日常使いはもちろん、ちょっとした旅行などにもピッタリのトートバッグです。 持ち手部分が少し短いので肩掛けは少し難しいかもしれませんが、ヒューストンはシーンを選ばない四角いフォルムなので汎用性が高いです。開口部はファスナー式になっておりますので、書類などを入れて出歩く時にも飛んでいく心配がありません。パドロックをモチーフにしたファスナープルがアクセントとなりかわいい印象を与えることも出来ます。 2-3.ウィルシャー ヴェルニを象徴するモデルのひとつとして知られるウィルシャーは、エレガントなデザインと実用性を兼ね備えています。前面にロゴ刻印の入ったゴールドプレートが、更に存在感ト高級感を醸し出しています。内部にはポケットもあるので収納力も抜群です。 ウィルシャーはサイズが3種類あるので、用途やシーンに分けて選ぶことができます。 サイズ展開に関しては以下の通りです。 ・PMサイズ=最小サイズ。普段使いや荷物が少なめの方にオススメ。 ・MMサイズ=真ん中のサイズ。A4書類も入るのでビジネスシーンにも使用可能。 ・GMサイズ=最大サイズ。ノートパソコンなども入るほどの収納力。 また、現在は廃盤になってしまいましたが、ストライプ柄が特徴的な「モノグラムヴェルニ・レイユール」も展開されているので、他の人と差別化を図りたい人にはおすすめです。 2-4.ブレア ドクターズバッグのような見た目を持つブレアは、大き目の間口で中の荷物がとりやすいことが魅力的です。ショルダーバッグとしても、ハンドバッグとしても使用できる2WAYバッグなのも嬉しいポイント。PMサイズでも横28㎝、縦20㎝と大き目なサイズ感となっており、シンプルながらもヴェルニの光沢が際立つアイテムです。 荷物が多くなってしまいがちな方やその日の気分やコーディネートに合わせて使い方を変化させたい方におすすめしたいバッグとなっています。 2-5.ポルトフォイユ・サラ ポルトフォイユ・サラはヴィトンのウォレットシリーズの中でも特に人気の高い長財布です。ヴェルニのみならずモノグラムやダミエ、エピなどの主要ラインでも多く展開されています。カードや小銭、紙幣をしっかりと収納できる機能性はもちろんのこと、エナメル素材のエレガントな光沢感を小物でも感じられるデザインが魅力的です。 とりあえず、ヴィトンの長財布で迷ったらポルトフォイユ・サラを買っておけば間違いない!と断言できるほど代表的なアイテムです。主要なラインだと他人と被ってしまいがちなので、簡単に個性を出したい方には特におすすめです。 2-6.ジッピー・コインパース 先述したポルトフォイユ・サラ同様に幅広いラインでの展開をしているジッピー・コインパース。コンパクトながらも収納力のあるコインケースです。コンビニや夜のお散歩などのちょっとしたお出かけ時にはもってこいのアイテムです。 ラウンドファスナー型の開きやすい形を採用しているので、ひと目で中身を見ることが出来ます。カードスリットも4つあるので、キャッシュレス決済が流行している現代にもマッチしています。ミニマリストを目指している方には特におすすめしたいアイテムのひとつです。 2-7.ミュルティ・クレ4 ミュルティ・クレ4はカギを4本ぶら下げて収納できるキーケースです。意外と使っている方も多いのではないでしょうか。ヴェルニの美しい光沢と実用的なデザインが組み合わさったおすすめのキーケースです。 新品だと30,000円台から購入できるので、初めてヴィトンのアイテムを手にしたい方には買いやすいことでオススメです。 3.ヴェルニはダサい!?そういわれてしまう理由 ルイヴィトンのヴェルニシリーズは、その独特の輝きと色彩の美しさで多くのファンを持っています。しかし、一部の人々からは「ダサい」との声も聞かれることがあります。では、なぜそういわれてしまうのでしょうか。 さて、この章では、ヴェルニがダサいと感じられる理由をいくつか紹介して生きたと思います。 3-1.カジュアルファッションに合わない ヴェルニの特徴的な光沢感は、エレガントな見た目を持つヴェルニの特性を最大限に活かしたい人々からすると、カジュアルなスタイルには合わせにくいと感じられることがあります。カジュアルコーディネートに取り入れる際には、他のアイテムとのバランスを取るのが難しいと感じる人も少なくありません。 しかし、これはヴェルニの持つ独特の輝きをどう活かすかの問題となっているので、適切にコーディネートを組むことができれば、カジュアルとエレガントのコントラストを上手く使っていると捉えられます。 カジュアルファッションに合わないと思われがちなヴェルニのアイテムですが、使う人によってはオシャレなイメージも与えることができます。 3-2.そもそもエナメル素材が微妙 ヴェルニは高級なエナメルレザーを使用してますが、この素材自体が一部の人々には「古臭い」や「なんか微妙」と感じられることがあります。光沢が強すぎると安っぽく見えるという意見も少なくありません。 しかし、ヴェルニのエナメルは高品質であり、状態などに特別問題がなければ高級感を演出できます。実際、エナメル素材は雨や汚れに強いという実用性も兼ね備えており、長く愛用することができるのも魅力のひとつです。 エナメル素材は学生の部活のバッグや10代などの若者のイメージが根付いていることから、大人が持つのは微妙と捉えられてしまう可能性があります。 3-3.他のラインと比べて子供っぽい ヴェルニの鮮やかなカラーバリエーションは、一部の人々には子供っぽく感じられることがあります。長い歴史を持っているモノグラムやダミエ、エピといったクラシックなラインと比較するとポップでカジュアルな印象を受けることは否定できません。 しかし、その鮮やかな色合いはシンプルなコーディネートのアクセントになるのと同時に季節感を簡単に出せるアイテムとして非常に効果的です。 4.ヴェルニの中でもおすすめしたいカラー5選! ルイヴィトンのヴェルニシリーズは、その鮮やかな色彩が特徴的です。多くのカラーバリエーションが存在する中でも特におすすめしたいカラーを5つピックアップしました。 今回オススメしたいカラーは以下の通りです。 ・アマラント ・ポムダムール ・ローズバレリーヌ ・ブロンコライユ ・シトリン この章では、上記カラーについて紹介していきたいと思います。 4-1.アマラント 2007年に発表された「アマラント」は、深いワインレッドのような色合いが特徴的です。深い色味に微細な輝きが加わることで独特の深みと輝きが見て取れます。見る角度によっては紫や黒にも見えるので、1アイテムで3つの楽しみ方ができる面白いカラーとなっています。ポルトガル北部のアマランテ地方で作られたワインをイメージして作られました。 アマラントカラーはシックでありながらも華やかさを持ち合わせていることから、フォーマルな場面や夜のお出かけには特に使いやすい色として多くのファンに支持されています。また、この色は年齢を問わず多くの女性に似合う世代に左右されないカラーとしても知られています。 ヴェルニの特有の光沢感とアマラントの色の組み合わせは、持っているだけで上品な印象を与えることができます。特に財布やバッグはコーディネートのアクセントとしても活躍してくれることが期待できます。 4-2.ポムダムール アマラントと同じく2007年に発表されたポムダムールは、深みのある赤色が特徴的です。深い色合いは持ちつつも、明るく華やかにも見えるこのカラーリングは、オールシーズンで映えるカラーです。フランス語で「愛のリンゴ」という意味を持っています。 成熟した大人の女性の魅力を引き立てる色として、フォーマルシーンやデートなどの特別な日にぴったりです。この色にヴェルニ特有の光沢感が加わることでさらに深みを増し、高級感が際立ちます。 ポムダムールのアイテムは、シンプルなコーディネートのアクセントとして取り入れるだけで、一気に華やかで上品な雰囲気を演出することができます。例えば、財布やバッグは持つだけでそれとなく存在感を出してくれるので、周りの視線を引きつけること間違いなしです。 4-3.ローズバレリーヌ 2015年に発表されたローズバレリーヌは、優しいピンクベージュの色合いが特徴的です。どんなコーディネートにも合わせやすく、デイリーユースに最適なカラーです。シンプルながらも、ヴェルニの光沢感が上品さを引き立てます。その名の通り、バレリーナの優美さやフェミニンさを連想させる淡いピンク色となっています。 ローズバレリーヌのアイテムは、日常のコーディネートに取り入れるだけでフェミニンな雰囲気を格段に上げることができます。女性にとって強い味方と言えます。 4-4.ブロンコライユ 2011年に誕生したブロンコライユは、クリーミーな白色が特徴的です。グレーベージュをと言われたら納得しやすい色味かと思います。落ち着いた色合いながらも、ヴェルニ特有の輝きがエレガントさをプラスします。どんなコーディネートにも合わせやすい万能カラーとして、多くの愛用者から支持されています。フランス語でサンゴや貝殻を意味しています。 真っ白な色ではないブロンコライユは、大人な雰囲気を感じ取れると同時に持つだけで高級感を表現してくれます。他のアイテムと組み合わせても違和感が生まれづらいので、世代を超えて活用できる万能アイテムと捉えられます。 4-5.シトリン 2011年に誕生したシトリンは、淡い黄色が特徴的です。 「シトリン=レモン色、淡黄色」と、そのままの意味をカラー名に採用しています。シトリンカラーは古くから金運や商売繁盛のお守りとしても活用されていました。元気でポップな印象を与えるこの色は、夏のシーズンやリゾート地での使用にピッタリ。明るい日差しの下で、シトリンは一際輝きます。 一見、合わせづらそうな色にも思えますが、コーディネートに加えることによってはアクセントとして使うことができるカラーです。他のアイテムと組み合わせている時間も楽しむことができます。 5.ヴェルニは廃盤ではない!近年発表された人気カラー4選 ルイヴィトンのヴェルニは、その独特の光沢感と鮮やかな色彩で多くのファンを魅了してきました。一時期、ヴェルニが廃盤との噂が流れましたが、実際には現行カラーが継続して展開されています。 この章では、現行カラーを4つ紹介していきたいとおもいます。 5-1.Mochi Pink(モチピンク) 出典:LOUIS VUITTON 「Mochi Pink」は、ヴェルニシリーズの中でも特に女性らしいカラーとして注目されています。この名前の通り、もちのような柔らかさと甘さを持つピンク色が特徴です。この色は、肌なじみが良く、どんなスタイルにも合わせやすいのが魅力です。 ヴェルニの特有の輝きと「Mochi Pink」の優しい色合いが組み合わさることで、上品でありながらも華やかな印象を持つアイテムが完成します。コーディネートの中でもその美しさが際立つこと間違いなしです。 残念ながら販売はしていないようですが、海外のヴィトン公式サイトには「ジッピー・コインパース」と「ナノ・スピーディ」が掲載されていました。ナノ・スピーディには可愛らしいハート型のチャームがついていて、若い女性にはピッタリのアイテムです。一方、ジッピー・コインパースも裏地が総柄になってるなど通常のものとは違う部分があります。 似た色合いのローズバレリーヌよりも濃いピンクをしているので、もう少しピンクを強調したい人や、温かさを前面に出したい方にオススメのカラーです。 5-2.Lolipop Blue(ロリポップブルー) 出典:LOUIS VUITTON 「Lolipop Blue」は、ヴェルニシリーズの中で清涼感と爽やかさを感じさせるブルーカラーとして注目を集めています。爽やかなブルーは春夏シーズンのコーディネートにより一層涼しげな印象を与えてくれます。海や空を思わせるようなこのブルーカラーは、夏のリゾートスタイルにもぴったりです。 デニムやホワイトカラーのアイテムと相性がいいので、カジュアルスタイルを好んできている人には特におすすめです。また、この色を取り入れるだけでコーディネート全体が明るくなるのも美味しいポイントです。 グレーやベージュなどのシックなカラーに合わせても、爽やかなアクセントとなると思いますので、普段の服装に少し飽きてきた方にもオススメです。 5-3.Banana Fizz(バナナフィズ) 出典:LOUIS VUITTON 「Banana Fizz」はその名の通り明るくて元気なイエローカラー。夏の日差しやトロピカルなフルーツを連想させるような色合いが、元気でポジティブな印象を与えてくれます。ただのバナナカラーではなく、バナナジュースのような色合いが見て取れます。 カジュアルスタイルにはもちろんですが、ブラックやダークブラウンなどの暗めのアイテムに合わせるとコントラストが効いた美しいコーディネートを演出することができます。BananaFizzのアイテムは、ひとつでコーディネートの主役になること間違いありません。 5-4.Gummy Apple(グミアップル) 出典:LOUIS VUITTON 「Gummy Apple」は、鮮やかなアップルグリーンを彷彿とさせる色合いが特徴的です。元気でポップな印象を与えてくれるグミアップルは、初夏を感じさせるようなフレッシュさが感じられます。春夏などの明るい季節はもちろん、落ち着いた色合いのコーディネートにもピッタリのカラーです。 汎用性が高いながらも、あまり手を出すのに遠慮してしまいがちなカラーです。しかし、敢えてこの色のアイテムを持つことで、コーディネートに新鮮な風を取り入れられるとも捉えられます。他のカラーアイテムとの組み合わせも楽しむことができます。 6.ヴェルニは日常的なお手入れが必須な素材 ルイヴィトンのヴェルニシリーズは、その独特の輝きと鮮やかな色彩で多くのファッション愛好者から愛されています。しかし、この美しさを長く維持するためには、適切なケアが必要です。ヴェルニの特性を理解し、日常的なお手入れを行うことで、アイテムの寿命を延ばすことができます。 6-1.使用前後には必ず乾拭きしよう ヴェルニは独特の光沢感が魅力のひとつです。しかし、日常的に使用していると指紋や微細な汚れが付着することは免れません。これらの汚れは、放置すると素材にダメージを与える原因となることがあります。 使用前後に柔らかい布で優しく乾拭きすることで、指紋や汚れを落とすことでヴェルニの美しい光沢を長く保つことができます。外出から帰った際や他の物との摩擦が予想される場面では、乾拭きの習慣を持つことが重要なポイントとなっています。 乾拭きを行う際に目の粗い布や紙類など硬いものを使用すると、アイテムの表面に傷がつく可能性があるため、必ず柔らかい布を使用しましょう。定期的なお手入れにより、ヴェルニのアイテムを長く美しく使用することができます。 6-2.ベタついたらエナメル専用のクリーナーを使おう 素材の特性上、ベタつきが生じやすい素材となっています。ヴェルニを持っている方であれば、この悩みを持っている人は多いと思います。ヴェルニのエナメル素材は、美しい光沢と滑らかな触感が特徴的ですが、経年や使用状況によっては表面がベタベタとした感触になること多いです。 これは、エナメル素材特有の油分が表面に浮き出てきたり、外部からの汚れや油分が付着した結果となります。このようなベタつきを放置しておくと、汚れが固定化してしまうことから素材の劣化を早める原因となります。また、ヴェルニの特徴でもある美しい輝きも損なわれてしまいます。 ベタつきを感じた際には、エナメル専用のクリーナーを使用して適切にケアを行うことをオススメします。エナメル専用のクリーナーは効果的に汚れを落とすことができる製品です。クリーナーを柔らかい布に取り、優しく円を描くようにして汚れを拭き取るだけ。ただし、強く擦りすぎたり、適切ではない量のクリーナーを使用したりすると素材にダメージを与える可能性があるため、注意が必要です。 定期的なケアにより、ヴェルニの美しさを長く維持することができます。 6-3.高温多湿な場所での保管は避けよう ヴェルニは美しい光沢感と耐久性を持つ一方で、環境条件によっては劣化のリスクが高まってしまいます。高温や多湿の環境はヴェルニにとっては天敵と言えます。 高温になるとエナメルの表面が柔らかくなり、他の物との接触や摩擦によって傷がつきやすくなります。また、多湿な環境では油分が浮き出てきやすくなるので、ヴェルニの表面がベタつく原因にもなります。最悪の場合にはカビの発生も考えられます。 ヴェルニを保管する際に気を付けたいポイントは以下の通りです。 ・直射日光や暖房器具から遠ざけて保管する。 ・換気の良い場所での保管を心がける。 ・使用しない期間が長くなる場合は、不織布や布袋に入れて保管する。 ・他のアイテムと一緒に収納する際は、色移りを防ぐために接触を避ける。 これらのポイントを守ることで、ヴェルニの美しさと機能性を長期間にわたって保つことができます。ヴェルニのアイテムを保管する場所には気をつけましょう。 6-4.色移りを防ぐために不織布に入れて保管 ヴェルニのアイテムは誤った保管をしてしまうと、色移りを起こす可能性も大いにあります。色移りの主な原因は摩擦や湿度、汗などが考えられます。 色移りを防ぐための対策としては不織布の使用をおすすめします。不織布はヴェルニのアイテムと他のアイテムとの間に物理的な接触をさせないことにより、色移りを防ぐことができます。さらに不織布は通気性もよく湿気を溜め込まないため、湿度を適切に保つ役割も果たします。ヴェルニのアイテムを長く美しく使用するためには、不織布を活用して適切な保管と取り扱いを心がけることが大切です。 6-5.長時間、日光に当てないようにしよう 直射日光や長時間の紫外線の影響を受けると、色褪せや変色の原因となることがあります。正直、中古市場に流通している商品も変色しているものがかなり多いです。特に薄いベージュカラーや淡い色のヴェルニのアイテムは日光の影響を受けやすく、元の色合いを失うリスクが高いです。 日光や紫外線はヴェルニのエナメル素材にダメージを与えることになり、表面の光沢が失われたりします。また、素材が硬化してしまうことも考えられます。過度な日光の影響で素材の柔軟性が失われ、使用時に亀裂や日々割れが生じる可能性も大いにあります。 使用しないときには、直射日光の当たらない場所に保管するのを心がけてください。窓際や車内など、日光が強く当たる場所は避けるようにしましょう。外出時や旅行時にヴェルニのアイテムを使用する場合、長時間の日光には出来るだけ晒さないように注意が必要です。特に夏の強い日差しの下での使用は控えてください。 まとめ いかがだったでしょうか? 今回はヴィトンのヴェルニについて深く解説させていただきました。 ルイヴィトンのヴェルニシリーズは、鮮やかな色彩と独特の輝きで多くのファッションに敏感な方の心をつかんでいます。近年では、一部から「ダサい」との声も聞かれることがありますが、ファッションは人それぞれの感性によって成り立っています。 マーク・ジェイコブスのデビュー作として誕生したヴェルニは、ルイヴィトンの歴史に新しい風をもたらし、今でも多くの人々から愛されています。現行のカラーや人気のアイテム、おすすめのカラーなど、ヴェルニの魅力は尽きることがありません。 皆さんがヴィトンのヴェルニを買うときの参考になれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-mahina/ 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2023年10月27日
ヴィトンのスピーディはダサい?誕生秘話から魅力まで徹底解説

ルイ・ヴィトンのスピーディは、誕生から今まで多くの人々に愛されてきたバッグです。シンプルでありながらも高級感があり、機能性も高いので日常使いから旅行まで幅広いシーンで活躍します。しかし、時代とともにファッションのトレンドは変わり最近では「スピーディってダサくない?」との声も上がっています。 さて、この記事ではヴィトンのスピーディが持つ魅力を語りながら、最大限に活かす方法について徹底的に解説していきたいと思います。 1.スピーディ誕生までのストーリー 現在に於いても高い認知度を誇るヴィトンのスピーディ。このバッグが誕生するまでのストーリーを知らない方も多いのではないでしょうか? この章では、そんなスピーディがどのように生まれたのかを解説していきたいと思います。 1-1.旅行用ボストンバッグ「キーポル」が原型となる 現在でも世界中から愛されているラグジュアリーブランドのルイ・ヴィトンは、1854年にフランスのパリでトランクケース専門店として創業されました。 誕生当時は旅行用のトランクケースを製作する工房としてスタートしましたが、特許を取得した防水性の高いキャンバス生地や、コピー品対策としてモノグラム・キャンバスを発表したりと数々の革新的な技術を駆使したデザインを生み出していました。 特にモノグラム・キャンバスはブランドの象徴として多くの製品に使用され、世界中の多くの人々に認知されるようになりました。 そんなヴィトンのスピーディが誕生したきっかけは1920年代のこと。折りたたんで収納できる旅行用ボストンバッグ「キーポル」が原型となっています。 キーポルは元々「Tientout(ティアント)」という名前で発表されました。フランス語で「すべてを収納する」という意味を持っています。そこから名称が変更され「KEEP ALL」という似た意味を持つ英語をもじったアイテム名の「Keepall(キーポル)」となりました。 1-2.スピーディは「エクスプレス」という名前で誕生 大きな旅行用ボストンバッグ・キーポルから着想を得て作られたヴィトンの「スピーディ」の始まりは1930年。当時は「Express(エクスプレス)」という名前で誕生しました。 その名の通り、自動車の交通手段が一般的になった当時の急速な交通の発展とともに、旅をする人々のニーズに応える形で生まれたバッグです。開口部が大きく作られていることから荷物の出し入れがしやすい点や、頑丈な作りが旅行中の様々なシチュエーションに対応できるため多くの旅行者から愛されました。 特にモノグラムキャンバスを使用したデザインのスピーディは、大女優の「オードリー・ヘップバーン」がいつも手に持っていました。ちなみに、小さめサイズのスピーディ25は「もっと小さなバッグを作ってほしい」という彼女の依頼から生まれたスペシャルオーダー品です。スピーディ25を持っている人は世界的な大女優と同じバッグを持っているということになるので、ちょっとだけ優越感に浸れますよね! この後のブランドの成長とともに、スピーディも様々なデザインや素材で展開されるようになります。バリエーションの豊富さも魅力のひとつとなっています。 2.スピーディがダサいといわれてしまう理由 1930年の誕生から90年以上もの間、ヴィトンの定番アイテムのスピーディがダサいといわれてしまう理由は主に4つあります。 ・そもそもヴィトンを持っている人が多いから ・変わらないデザインのイメージだから ・古いアイテムのイメージだから ・ファッションスタイルに合っていないから この章では、それぞれの理由について深く探っていきたいと思います。 2-1.そもそもヴィトンを持っている人が多いから ルイヴィトンはブランド創業から現在までの約170年という長い間、多くの人々に愛され続けているラグジュアリーブランドです。世界的に有名なブランドの反面「ブランド品と言えばルイヴィトン」というイメージから多くの人々がルイヴィトンを持っていることは事実です。 古くからラグジュアリーブランドとしての立ち位置を確立していることから老若男女問わず多くの人がヴィトンのアイテムを持っています。 「みんな持っている=ダサい」みたいな印象がついてしまうケースがあります。 ファッションのトレンドは常に変わりますが、近年のファッションの考え方としては個性的なものや唯一無二なスタイルがオシャレと言われています。このことも加味すると、人と同じものを持っている人は評価されづらい世の中なのかもしれません。 2-2.変わらないデザインのイメージだから スピーディはマイナーチェンジはしつつも、昔から大きくは変わらない不変的なデザインのアイテムとなっています。前述の通り、近年は個性的なデザインのアイテムが評価されがちです。 シンプルかつ変わらないデザインのスピーディは、流行りを意識した派手なデザインや奇抜なイメージがないため話題性を持たせることが難しいアイテムとなっています。この変わらないデザインは、ある意味飽和状態になっていると考えられます。 2-3.古いアイテムのイメージだから スピーディが初登場したのは1930年で、古くからヴィトンの定番アイテムとして認知度を高めています。人によっては「母親からもらった」や「親戚のひとが使っていた」など親世代が使っているバッグというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 新しさや独自性を求める若い世代からは「古臭い」との評価を受けることがあります。 2-4.ファッションスタイルに合っていないから ヴィトンのスピーディがダサいと言われる理由として、一番説得力があるのはこれではないでしょうか。そもそも旅行用のバッグとして作られたスピーディは、シンプルでありつつもボストンバッグの形状をしているので服装を選びます。 SNSを見ていても、スピーディを使ったコーディネートにマイナス評価の声が見られます。 日本人のダサいコーデでよく見るが、くたびれたヴィトンのスピーディーとかを合わせるやつ。普通体型じゃダサくてハマらない。セレブのマネは止めるべき、本当にダサい。自分のスタイルを確立してる欧州の女性やハーフモデルとかだとブランドロゴが無いブランド品をさり気なく身につける。 pic.twitter.com/fpJfY4kb7v — Kai.Asaba (@basa9888) October 1, 2022 正直なところファッションセンスは人それぞれですが、この方がポストしている内容にもあるように、状態の悪いアイテムを取り入れるのはマイナスイメージにつながってします可能性が高いです。 また、ハイブランド品で全身を固めている場合も「金持ちアピール」や「主張が強すぎる」などの声も上がりやすいので、適度に個性を出すコーディネートをすることがオススメです。 3.令和に来てスピーディが再ブーム!?スピーディの時代が来た理由5選 様々な要因から「ダサい」「時代遅れ」「古臭い」というイメージを持たれてしまうことが多いヴィトンのスピーディですが、近年では「再ブームの兆しがある」とも言われています。個性的なデザインがないにもかかわらず、何故再ブームと話題になっているのでしょうか? この章では、スピーディの時代がまた来ていると言われる理由を探るために、いくつかの特徴を解説していきたいと思います。 3-1.【特徴①】長い歴史からくる信頼感 スピーディの特徴として一番大きいのは「歴史が長く信頼度が高い」というところです。昔から変わらないデザインももちろんそうなのですが、あの世界的に有名なルイヴィトンが、90年以上も自信を持って販売し続けているロングセラー商品という事実が刻み込まれています。 信頼の高いブランドが販売しているアイテムは、信頼度の高いアイテムであることに間違いありません。ルイヴィトンの公式HPでも「ルイヴィトンの定番アイテム」としてスピーディが掲載されているので、ブランドを支えてくれているアイテムなことが見て取れます。 3-2.【特徴②】トレンドに左右されず使いやすい そんなスピーディがロングセラー商品となっている理由はシンプルなデザインであることです。1930年に誕生してから、変わらぬデザインで多くの人々に愛されてきました。そのシンプルかつ洗練されたデザインは、さまざまなファッションやシーンに合わせやすいのが魅力的です。 この理由から、流行り廃りに強いアイテムであることが特徴的です。トレンドに左右されないので、いつの時代でも使いやすい汎用性が高いアイテムということになります。 無駄な装飾の無いデザインのスピーディはマイナーチェンジこそ重ねていますが、基本的に飽きが来ないシンプルなバッグなので長く愛用できます。スピーディは現代のファッションにもマッチさせることができる最高のアイテムとなっています。 3-3.【特徴③】高い収納力 元々旅行用ボストンバッグの「キーポル」から派生したスピーディは、収納力が高いです。近年ではミニマリズムがトレンドとなっており手荷物の少ない方も増えてきてはいますが、やはり女性の荷物は多くなってしまうもの。開口部も広く、バッグの中身もひと目で確認できる見やすさもスピーディの特徴のひとつです。見た目以上に収納力の高いスピーディは、荷物が多くなってしまう方にピッタリのアイテムとなっています。 また、モノグラムキャンバスのスピーディであれば、素材の柔らかさから本体を折りたためるものとなっているので、自宅に保管しても場所を取らずにしまえるところが魅力的です。 スピーディは容量が大きいことから、日常の必需品もしっかりと収納できる信頼のパートナーとなってくれます。 3-4.【特徴④】バリエーションが豊富 スピーディはサイズ展開とデザインのバリエーションが豊富です。 ※詳しいサイズ展開は5章で紹介させていただきます このバリエーションの豊富さは、シンプルなデザインが特徴的なスピーディだからこそ実現できます。小さいサイズの「ナノ・スピーディ」から大きいサイズの「スピーディ40」まで幅広い選択肢を持つスピーディは、用途に分けて使い分けられることが魅力的です。 また、古くから人気アイテムとして作られていることから、エピやダミエなどの定番ラインの展開も多いです。エピで作られたスピーディは上質なレザーを使用していることから、モノグラム素材と比べてかなり耐久性が高いです。様々な素材から作られるスピーディは、選び方によって1人1人の個性を表現してくれます。 スピーディのシンプルかつ洗練されたデザインは、さまざまなコーディネートに合わせやすく、大人な印象を与えてくれるアイテムとなっています。 3-5.【特徴⑤】芸能人が愛用している スピーディがもっとも人気を集めたのは1990〜2000年頃ですが、近年では多くのセレブや芸能人がスピーディを愛用している姿がメディアやSNSで取り上げられています。特に、海外のセレブやモデルがカジュアルな日常のスタイルにスピーディを取り入れている姿は、多くのファッション愛好者に影響を与えています。 出典:purseblog 火付け役となったオードリー・ヘップバーンをはじめ、「サラ・ジェシカ・パーカー」や「ミランダ・カー」などの世界のトップセレブもスピーディを日常のアイテムとして取り入れています。有名人の影響力は計り知れません。 スピーディの再ブームはこれからも続くと予測されます。特に新たなデザインやコラボレーションを発表することで、スピーディの魅力はさらに広がると考えられます。 4.種類が豊富なスピーディ スピーディはサイズ展開が豊富で、アイテム名に数字が入っています。この数字はバッグの幅を示しており、欲しい大きさをすぐに選べるようになっています。 この章では、スピーディのサイズを一覧形式で紹介していきたいと思います。 4-1.ナノスピーディ(W16㎝×H10㎝×D7.5㎝) 出典:LOUIS VUITTON 小さいサイズでとても可愛らしいデザインだと個人的には思います。 昨今、小さいバッグが流行っていることからルイヴィトンのスピーディーでもナノサイズが登場しました。スピーディのサイズにおいて最小モデルの「ナノ・スピーディ」はスマートフォンやキーケース・コンパクトウォレットなどの必要最低限の物を持ち歩くシーンに最適です。 近年トレンドのミニマルファッションのスタイルにもピッタリなモデルです。ショルダーストラップが標準で付属していますので、肩掛けのバッグとしても使える2WAY仕様です。 4-2.スピーディ20(W20㎝×H13.5㎝×D12㎝) 出典:LOUIS VUITTON スピーディをミニチュア化して作られた「スピーディ20」は、現代のファッションスタイルや収納力において最も使いやすいモデルと考えられます。側面の上部までファスナーが施されていることから、開閉のしやすさが特徴的です。 限定コレクションなどで発表されることの多い「スピーディ20」は、2WAY仕様のバンドリエールのみの展開となっています。布で作られた太めのショルダーストラップには、ブランド名が大きくデザインされており、存在感が抜群。コーディネートのアクセントになってくれるスピーディとなっています。 4-3.スピーディ25(W25㎝×H19㎝×D15㎝) 出典:LOUIS VUITTON スピーディの中でもちょうどいいサイズ感の「スピーディ25」は、コンパクトながらもスマートフォンや長財布、メイク用品を入れても、まだまだ余裕のある収納力の高さが特徴的です。小ぶりな見た目なので、アンプラントなどの落ち着いた素材を選べば、フォーマルなシーンでも活躍できます。 日常的なお出かけのデイリーユースに適したモデルです。 4-4.スピーディ30(W30㎝×H21㎝×D17㎝) 出典:LOUIS VUITTON 一番ベーシックなサイズ感の「スピーディ30」は、初めて購入する方におすすめできます。B5サイズの書類がすっぽりと入るような容量を持つこのモデルは、荷物が多くなってしまいがちな方の生活を助けてくれます。 通勤バッグとしても使い勝手がいいことから、都会で働く人々をスタイリッシュに彩ってくれます。 4-5.スピーディ35(W35㎝×H23㎝×D18㎝) 出典:LOUIS VUITTON A4の書類やタブレットなどのビジネス用品の収納出来る「スピーディ35」は、出張用のバッグとして活躍できることが特徴的です。 少し大き目なサイズ感となるので普段使いには適していないものの、1泊程度の小旅行で持ち歩くには申し分のない大きさと言えます。荷物が多くなりやすい方には特におすすめです。 4-6.スピーディ40(W40㎝×H25㎝×D19㎝) 出典:LOUIS VUITTON スピーディの中でも最も大きいモデルの「スピーディ40」は、ハンドバッグというよりはボストンバッグとして使うのがオススメです。原型となったキーポルに最も近いサイズです。 現在では自分でカラーの設定やイニシャルプリントを施せる「マイLVヘリテージ」のみで購入することができます。2泊程度の出張や旅行用バッグとしても申し分のないモデルです。 4-7.ネオスピーディ(W32㎝×H17㎝×D16㎝)   この投稿をInstagramで見る   arisa(@3arisa.h24)がシェアした投稿 モノグラム・デニムで製作されたスピーディは、通常のモデルのような数字は振られず「ネオ・スピーディ」というアイテム名です。少し横長で外側にポケットがあることが可愛らしく特徴的です。 デニム素材なので、使用していると色がだんだんと落ちていきます。経年変化を楽しみたい方にはおすすめできるモデルです。 5.スピーディを愛用している芸能人5選 5-1.女優 仲里依紗さん   この投稿をInstagramで見る   仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 女優の仲里依紗さんはモノグラム地に様々なヴィトンのアイコンがつけられた「モノグラム・パッチーズ」のスピーディを愛用しています。ストリートスタイルにベストマッチするラインを活用しています。 仲里依紗さん自身もアパレルブランド「RE.(アールイードット)」を2021年に立ち上げており、Tシャツからアクセサリーなど幅広いアイテムを展開しています。初めて発表したリンガーシャツは即完売するほどの人気を集めていました。ブランド名の由来は「何度も繰り返し、諦めずに立ち向かう」です。 5-2.タレント 紗栄子さん   この投稿をInstagramで見る   SAEKO♡(@saekoofficial)がシェアした投稿 タレントの紗栄子さんが愛用しているのは、ベーシックなモノグラム・キャンバスのスピーディです。カフェなどのオシャレな場所でも、ひときわ目立っていてかっこいいです。 様々なドラマなどに出演している紗栄子さんは、2021年に芸能生活20周年を迎えました。自身のYoutubeチャンネル「Sae Channel / 紗栄子Official」でも20年を振り返る動画がアップされていました。普段は美容系やファッション系などの動画が多くアップされているので、ファッションには敏感なタイプであることが見て取れます。 5-3.モデル わたなべ麻衣さん   この投稿をInstagramで見る   わたなべ麻衣(@mmaaiipp)がシェアした投稿 モデルのわたなべ麻衣さんが愛用しているのは、2WAY仕様ではないモノグラム・キャンバスのスピーディです。ラフでシンプルなファッションにアクセントとして取り入れられたモノグラムのスピーディは、存在感が抜群です。 わたなべ麻衣さんのInstagramには、夫であるJOYさんと仲睦まじくゲームを楽しんでいる投稿がアップされています。元々は雑誌「ar」の読者モデルとして活動をしていたわたなべ麻衣さんは「インスタの女神」と呼ばれているほどの人気があります。 5-4.ダンサー・歌手 三浦大知さん   この投稿をInstagramで見る   Daichi Miura(@daichi_1127)がシェアした投稿 ダンサーで歌手の三浦大知さんは、自身のイニシャルをプリントした2WAYのスピーディを愛用しています。女性のイメージが強いヴィトンのスピーディですが、三浦大知さんの投稿にもある通り、バンドリエールであればメンズでもイケるアイテムとなっています。 全身黒のコーディネートに革靴を履いたフォーマルなスタイルでも、かっこいい印象を着けられるヴィトンのスピーディはどんな服装にも合う万能なアイテムです。 5-5.女優 高畑充希さん   この投稿をInstagramで見る   高畑充希(@mitsuki_takahata)がシェアした投稿 女優の高畑充希さんが愛用しているのは、存在感抜群の「モノグラム・ジャイアント」が使われたスピーディです。ベージュのセットアップに合わせるように、スピーディを持っているので統一感が生まれています。芸能界の中でもオシャレな方として知られているので、コーディネートの参考にさせてもらうのもいいのではないでしょうか。 高畑充希さんは、2017年にパリにオープンした「メゾン ルイ・ヴィトン ヴァンドーム」に訪れたことがあるほどのヴィトンのファンです。Instagramにも他のヴィトンのアイテムを着用している姿が見受けられます。 6.今更スピーディを買うのはあり? 結論から言うと「スピーディを今更買うのはアリ」です! スピーディはシンプルなデザインが魅力ですが、それをベースにハンドルにスカーフを巻いたりアクセサリーやチャームを着けるなどのアレンジを加えることで、より一層自分らしいスタイリングを楽しむことができます。 また、最近では1990〜2000年代に流行ったミニスカートスタイルなどの「Y2Kファッション」も若者のトレンドとなっています。韓国のアイドルがMVの衣装として取り入れたことでZ世代にも広まっていきました。ヴィトンのスピーディにおいても、この時代にはやったアイテムのひとつなので、逆に新鮮味があると捉えられます。 まとめ:スピーディはダサくない! いかがだったでしょうか。 今回は、ヴィトンのスピーディは本当にダサいのかについて解説させていただきました。 親世代が持っていることが多いヴィトンのスピーディは、少なからず古いアイテムだという印象を持たれています。しかし、その長い歴史からくる信頼感や扱いやすい不変的なデザインが特徴的です。 近年では、再ブームの兆しが見えてきたスピーディの魅力や公式HPでも販売されていることを理解すれば「ダサくないアイテム」になると言えます。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-price-increase-2025/ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-asset-value/ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-monogram-outdated/

2023年9月6日
ヴィトンのモノグラムは定番ラインなのにダサい?理由を徹底解説

ルイヴィトンと言われたら、LとVが重なったモノグラムパターンのアイテムを想像する方も多いのではないでしょうか。 しかし近年では、「ダサい」「時代遅れ」と言われることも多いです。ヴィトンを象徴する定番ラインにも関わらず、なぜこのような声が上がっているのでしょうか? さて、この記事ではそんなヴィトンのモノグラムがなぜダサいといわれてしまうのかを徹底的に解説していきたいと思います。ほかの人気ラインも紹介しますので、ぜひご覧下さい。 1.モノグラム=2つの文字を組み合わせたもの そもそもモノグラムとは、2つ以上の文字や図形を組み合わせて一つのデザインとしたもののことを指します。古くから王族や貴族が自らのアイデンティティを示すためや所有物を識別するために使用していました。日本語では「組み合わせ文字」とも呼ばれています。 工芸家や芸術家が不正防止策として自身の名前の最初の二文字を作品に署名していたといわれています。現代においても、ブランドや企業が自らのことを表現するためのロゴとして、または個人のイニシャルを装飾的にデザインしたものとして広く認知されています。 ヴィトンでは、ブランド名である「LOUIS VUITTON」の頭文字を取った「L」と「V」の2文字が重なった文字と、花と星をモチーフとしたデザインが規則的に織り込まれたモノグラムが定番ラインとして多くの人に認知されています。 2. ヴィトンのモノグラムがダサいといわれてしまう理由 モノグラムラインはヴィトンの定番ラインであるにもかかわらず、一部の人々からは「ダサい」との声も上がっています。このイメージがついてしまったのには様々な理由があります。 ・おばさんイメージが強いから ・みんなが持ってるから ・ブランドの主張が激しすぎるから ・偽物が出回りすぎているから この章では、ヴィトンのモノグラムがダサいといわれる理由について解説していきたいと思います。 2-1. おばさんイメージが強いから ヴィトンのモノグラムは日本に1978年に上陸して以来、1990年代まで非常に人気を博していました。その過去のブームや流行に影響され「古いルイヴィトンのアイテム」というイメージがついてしまったようです。流行した年代的にも、現代の若者の親世代がヴィトンのモノグラムアイテムを持っていることが多いのも事実です。 長い歴史や過去の実績は間違いなくありつつも お母さんが持っているもの=おばさんイメージのアイテム というイメージが拭い切れないヴィトンのモノグラムはダサいというイメージが付いてしまっていると考えられます。 2-2. みんなが持ってるから ブランドを長い間支えているヴィトンのモノグラムは、定番のデザインから人気が高いことによって弊害を受けているとも考えられます。 ルイヴィトンと言えばモノグラム。 このイメージから「とりあえずモノグラムを買っておけば間違いないでしょ」という考えの「ミーハー感」が出てしまいます。これにより、現代の人々からは個性がないことを全面に出していると捉えられてしまうようです。 ヴィトンのモノグラムのデザインは、その高い認知度から街を歩いている人々や多くのメディアで見かけることが多いです。日常的に見かけることが多い分、ファッションに特に敏感な一部の人からは「個性がない」や「みんな持ってて被るからダサい」などのマイナス評価を受けていることもヴィトンのモノグラムがダサいと言われる要因のひとつでもあります。 2-3.ブランドの主張が激しすぎるから   この投稿をInstagramで見る   広瀬すず(@suzu.hirose.official)がシェアした投稿 現代のファッション界隈においてはシンプルで落ち着いたアイテムが好まれています。派手なデザインのものが人気になりづらい傾向であることは、正直なところ間違いありません。InstagramやWEARなどのファッションに特化したSNSを見ていても、シンプルなデザインのアイテムを着用している投稿が多く見受けられます。 上記のことから、ブランドのアイコンを全面に出しているデザインのヴィトンのモノグラムは、派手すぎる印象を受けています。「金持ちアピール」や「見せつけている」などのいやらしい感情をもった人間のイメージがついてしまうため、モノグラムはダサいと言われてしまいます。 2-4.偽物が出回りすぎているから ファッション業界ではもちろんのことですが、一般の人々でもヴィトンのモノグラムの偽物が多く出回っているというイメージがなんとなく強い人も多いのではないでしょうか? 実際のところ、ヴィトンのモノグラムのアイテムのコピー品や偽物が多く出回っています。高い人気を誇るブランドの定番ラインであることから、偽物の需要が上がってしまうのです。特に人気の高いバッグや財布などのアイテムでは、素人目には判別が付かないほど精巧に作られた「スーパーコピー品」も見受けられることが多いです。 「それもどうせ偽物でしょ?」といった先入観からくる不安な気持ちもヴィトンのモノグラムがダサいと言われてしまうのかもしれません。 3. ヴィトンのモノグラムが誕生するまでの歴史 ルイヴィトンを象徴する代表的なラインである「モノグラム」 ひと目見ただけでルイヴィトンの製品だとわかるモノグラムの誕生にはブランドが歩んできた歴史が大きく関係しています。 さて、この章ではそんなモノグラムが誕生したキッカケはなんなのかを歴史を深掘りしながら解説していきたいと思います。 3-1.1854年にトランクケース専門店として誕生したルイヴィトン 出典:LOUIS VUITTON ヴィトンの創業者である「ルイ・ヴィトン」は、中東フランスにあるジュラ地方で生まれました。両親を早くに亡くしてしまったルイは、14歳の時に徒歩でパリへ渡ることを決意しました。道中は食いつなぐために雑務仕事をしていて、2年ほどかけてようやくパリに到着しました。 1837年にパリに到着したルイが出会ったのは、トランクケースメーカー兼梱包業者の「ムッシュ・マレシャル」。当時の交通手段は馬車や船が一般的で、乗客の荷物はかなり雑に扱われていました。そのため旅行者は職人に梱包を依頼して保護してもらっていました。このことを受けて、ルイもトランクケース職人を目指すためにマレシャルの下で見習いとして働くことにしました。 マレシャルの下で見習いを始めたルイはすぐに実力を発揮し、重宝される職人になりました。当時のフランス皇后から個人的にトランクの製造を受注されるほどの功績を残していきました。このことがきっかけとなり、他の貴族や王室の顧客がみるみる内に増えていきました。 そしてルイは1854年に、自身の名前を冠した世界初の旅行用トランクケース専門店をフランス・パリにオープンしました。 これが、現在でも世界中に名を馳せている「LOUIS VUITTON」の記念すべき1号店です。 当時の店の看板にはこう書かれていました。 「Securely packs the most fragile objects. Specializing in packing fashions」 (訳:最も壊れやすい物を安全に梱包します。ファッション梱包の専門店。) 開業してすぐの1859年には、今までの交通手段である馬車ではなく鉄道や船舶による旅行が一般的になりつつありました。時代の変化とともにトランクケースも進化させていかなければならないと考えたルイは、従来の丸みを帯びた形状とは異なった平ら形のトランクを製作。収納力や積み重ねて運搬することが簡単に出来ることからとても人気を集めました。 また、旅行者の利便性も考えてトランクケースの素材も進化を遂げます。 防水性のあるグレー色のキャンバス素材「グリ・トリアノン・キャンバス」を使用したトランクケースでは、これまでの豚革で製作された物よりも軽量化を実現することができました。沈没してしまったタイタニック号に積まれていたグリ・トリアノン・キャンバスのトランクケースは、数十年ぶりに引き上げられた時に「一切、濡れていなかった」と言われる程の防水性能だったそうです。 3-2.コピー対策として打ち出された「ダミエ」 出典:LOUIS VUITTON 旅行者目線でトランクケースを進化させてきたヴィトンは、ある問題に頭を悩ませることになります。 それは「コピー品の増加」です。 トランクケースに布地を張るというルイの技術は革新的である反面、簡単にコピー品を作ることが出来るという弱点がありました。当時のルイが製作していたトランクケースは多くの人々を魅了していたため、コピー品が市場に出回ることが多かったです。 これを受けてルイが対策として考案したのは、縦縞模様の「レイエ・キャンバス」でしたが、すぐにコピー品が出回ってしまいます。新作を次々に出してもコピー品の流通が止まらなかったことを見かねたルイの息子であり2代目社長の「ジョルジュ・ヴィトン」は日本から着想を得た市松模様の「ダミエライン」を1888年に発表。「登録商標ルイ・ヴィトン」の文字を製品に入れるなどしてコピー品対策を取りました。もちろん、トランクケースの素材としても活用されました。1889年にパリで開かれた万国博覧会では金賞を受賞した功績も残しました。 3-3.ルイヴィトンの顔「モノグラムの誕生」 出典:LOUIS VUITTON 商標登録をしていたのにも関わらず、規則的に並べられた市松模様のダミエも真似をするのが容易だったため、またもやコピー品が多く出回ってしまいます。止まらないコピー品の増加を受けたジョルジュは、ブランドのアイデンティティを強化するための独自のデザインを考案することを決意しました。 その結果、1896年に現在でも多くの人々に知られる「ヴィトンのモノグラム」が誕生しました。 このデザインは、ブランドの創始者であるルイ・ヴィトンのイニシャル「LV」と、日本の家紋からインスピレーションを受けた「花」と「星」を組み合わせたものとなっています。単なるコピー品対策以上の意味を持ちながら、ブランドの歴史やアイデンティティを象徴するものとして、ヴィトンのトレードマークとして多くの人々に愛されることとなりました。 発売当時のモノグラムの作り方は現在のような形ではなく、職人の手によってひとつひとつ手書きで描くなどしてコピー品対策を強めていました。モノグラムが作られるまでの過程は、様々な歴史とコピー品対策が大きく関わっていたのです。職人たちの努力とコピー品を許さない執着心が花開き、ルイヴィトンのコピー品は激減していきました。 4.モノグラムのおすすめラインとコラボライン コピー品を減少させることに成功したルイ・ヴィトンは、モノグラムをさまざまな製品に取り入れるようになりました。 有名デザイナーとのコラボレーションによってモノグラムから派生した新たなブランドラインを発表していきます。例えば、アーティストの村上隆氏とのコラボレーションでは、カラフルなモノグラムデザインが誕生し、ブランドの新しい可能性を示すものとして大きな話題となりました。 この章では、モノグラムから派生したラインとコラボレーションアイテムについていくつか紹介していきたいと思います。 4-1.モノグラム・キャンバス 1896年、ジョルジュ・ヴィトンがデザインしたこのブランドラインは、ルイ・ヴィトンの歴史を称えるとともに、当時増えてきたコピー品からオリジナルアイテムを識別するために発表されました。 日本からインスピレーションを受けた星と花のデザインと、LVのイニシャルが重なったデザインが特徴的です。 4-2.モノグラム・ミニ 2000年の春夏コレクションで初めて登場したモノグラム・ミニは、その名の通り通常のモノグラムよりも模様が小さくデザインされていることが特徴的です。 発表当時のカラー展開は「ブルー」の1色のみの限定生産でしたが、かなりの人気を見せた関係で1年後には「チェリー(スリーズ)」「カーキ」の2色が追加で発表されました。 4-3.モノグラム・ヴェルニ 1998年に当時のヴィトンのデザイナー「マーク・ジェイコブス」のデビュー作品として発表されたブランドラインです。エナメル加工を施したカーフレザーにモノグラムのデザインを型押ししているのが特徴的です。ヴェルニはフランス語で「エナメル」を意味しています 女性らしさを表現するためにポップなカラーバリエーションが豊富であることから、幅広いファッションを楽しみたい方にオススメなブランドラインです。 4-4.モノグラム・エクリプス 2016年に男性へ向けて発表されたモノグラム・エクリプスは、伝統的なモノグラムを現代のシックなファッションに合うように黒とグレーで構成されたモノクロカラーが特徴的です。エクリプスはギリシャ語で「力を失う」というマイナスな言葉を意味していますが、暗めの印象を持つこのデザインにはピッタリです。 有名デザイナー「キム・ジョーンズ」によって作られたモノグラム・エクリプスは、男性をメインターゲットにしていますが、カジュアルシーンやビジネスシーンでも使いやすいカラーリングなことから現在では女性人気も集めています。ヴィトンには欠かせないシックな立ち位置のラインとなっています。 4-5.モノグラム・マルチカラー 2003年に発表されたモノグラム・マルチカラーは、当時のルイヴィトンのデザイナーだった「マーク・ジェイコブス」と有名アーティストの「村上隆」によってデザインされたコラボレーションラインです。 それまでシックな印象が強かったヴィトンのイメージを覆すブランドラインと言われていて、マルチカラーの名前通りにモノグラムの部分が33色で構成されたカラフルなデザインが特徴的です。人気が高く定番ラインでしたが、2015年に廃盤となってしまいました。 4-6.【コラボ】スティーブン・スプラウス グラフィックアーティストの「スティーブン・スプラウス」とヴィトンのコラボレーションラインは2001年に発表された「モノグラム・グラフィティ」です。ベーシックなモノグラムに直接落書きを書いたようなプリントを施しているのが特徴的です。 当時ヴィトンのデザイナーだったマーク・ジェイコブスが、友人で女優のシャルロット・ゲンズブールが所有していたモノグラムのトランクケースから着想を得たのがキッカケだといわれています。 4-7.【コラボ】村上隆 前述したモノグラムマルチカラーだけではなく、ヴィトンと村上隆のコラボレーションラインは多くあります。 モノグラム・パンダ 2003年に発表されたモノグラム・パンダは、発売と同時に品切れのアイテムが続出したほど人気のラインです。愛くるしい見た目のパンダ「プティ・パンダ」がプリントされたデザインが特徴です。プティ・パンダは過去にぬいぐるみが作られていて、市場では300万円弱の値段でソールドアウトしているものもあります。 モノグラム・チェリー 2004年に発表されたモノグラム・チェリーはその名の通りモノグラムにさくらんぼがプリントされた可愛らしいデザインです。さくらんぼの中には2種類に分かれた笑顔が書かれていて柔らかい印象を与えることが出来ます。バッグや小物だけでなく、傘などアイテムにも使われているラインです。 モノグラモフラージュ 2008年に発表されたモノグラモフラージュは迷彩の下地にモノグラムを施したデザインが特徴的です。本来であれば迷彩は「カモフラージュ」という言葉が適切ですが、敢えて「モフラージュ」と語呂が良くなるような名前にしているところもユーモアが効いています。 4-8.【コラボ】草間彌生 出典:LOUIS VUITTON ヴィトンのコラボレーションを語る上で、草間彌生は欠かせない存在となっています。芸術家の彼女の作品である「Infinity Net(無限の網)」「Dots Infinity(無限の水玉)」から着想を得たルイヴィトンのコラボレーションラインは、現在でも高い人気を博しています。モノグラムにカラフルな水玉模様をプリントした特徴的なデザインからは、ラグジュアリー感が溢れ出ています。 4-9.【コラボ】Supreme 現代のストリートファッションの最先端を担うブランド「Supreme」とのコラボは2017年に初めて実現されました。Supremeのアパレルとモノグラムをかけ合わせたアイテムがメインとして発表されていましたが、ヴィトンの原点であるトランクケースも展開されました。 真っ赤なトランクケースに白文字のモノグラムがあしらわれたトランクケース「マル クーリエ90」はYoutuberのヒカキンさんが購入動画を上げたことにより大きな話題を呼びました。 4-10.【コラボ】NIKE 出典:X(旧Twitter) 有名スニーカーブランドの「NIKE」とのコラボレーションアイテムはもちろんスニーカー。NIKEの定番アイテムである「AIR FORCE 1/エアフォースワン」とコラボレーションを実現したヴィトンは、モノグラムのみならず様々なラインを施したラグジュアリースニーカーを誕生させました。 全47モデルが発表されたこちらのコラボレーションですが、ダミエとモノグラムのコンビデザインのエアフォースワンは、1足で約4000万円の最高落札額を叩きだしました。この売上金額は、当コラボレーションの筆頭に立っていたデザイナー「ヴァージル・アブロー」の意向のもと、奨学金基金に寄付されました。 5. ヴィトンのモノグラムのおすすめアイテム 5-1.ネヴァーフル 出典:LOUIS VUITTON ネヴァーフルは2007年の発売以来、15年以上高い人気を誇るヴィトンの定番トートバッグです。「Never Full(溢れない)」が語源となっているヴィトンのネヴァーフルは、収納力に優れているところが魅力的です。 また「PM」「MM」「GM」の3種類のサイズ展開が用意されていて様々な用途で活躍できます。普段から荷物が多くなりがちな女性にとって、非常に使いやすい便利なアイテムとなっています。 5-2.アルマ 出典:LOUIS VUITTON 1934年に発表されたアルマは長い歴史を持ちながらも、現代のファッションにもマッチする時代に左右されずに使うことができる汎用性の高いバッグとなっています。バッグの上部は、パリの「アルマ橋」から着想を得てなだらかな曲線を描いて作られているので、コロンとした可愛らしい見た目が特徴的です。 現在では「PM」と「BB」の2サイズ展開で小さめのバッグとなっています。ハンドル部分の金具にショルダーストラップを付ければ、ショルダーバッグとしても使えて便利です。 5-3.プティット・サックプラ 出典:LOUIS VUITTON プティット・サックプラは、元々ヴィトンを象徴するバッグの「サック・プラ」をミニチュア化して現代風にアレンジした小ぶりな2WAY仕様のバッグです。サック・プラを小さくしたので収納力は劣るものの、スマートフォンやコンパクトウォレットであればすっぽりと入るサイズ感です。日常使いやちょっとしたお出かけにはちょうどいいサイズのバッグです。 私服やフォーマルな服装でも気軽に使える汎用性の高さが魅力的です。シンプルな長方形フォルムがスマートでかっこいいので、大人っぽい女性を目指している方には特におすすめです。 5-4.ミュルティ・ポシェット・アクセソワール 出典:LOUIS VUITTON ヴィトンのアクセサリーポーチの「ポシェット・アクセソワール」「ミニ・ポシェット・アクセソワール」と、コインケースの「ポルトモネ・ロン」をつなげて作られたショルダーバッグです。 それぞれが取り外し可能となっているので、ショルダーバッグとしても小物入れとしても楽しめます。収納力はあまり高くはありませんが、近年のミニマリズムなファッションスタイルにはぴったりです。 5-5.ループ 出典:LOUIS VUITTON 2022年に発表された「ループ」は、ヴィトンのウィメンズ クリエイティブ ディレクターを務める「ニコラ・ジェスキエール」がデザインしたショルダーバッグです。半月型が特徴的なバッグ「クロワッサン」から着想を得たループも同じ形となっています。 レザーのショルダーストラップの他にも、チェーンショルダーストラップとLVサークル金具が付属しているので、ちょうどいいゴージャス感を表現してくれます。 5-6.オンザゴー 出典:LOUIS VUITTON 2019年に初めて発表されてから一瞬でヴィトンの定番バッグの位置まで上り詰めた「オンザゴー」は一般顧客から芸能人まで幅広く愛用されています。 前面には「モノグラム・ジャイアント」というモノグラムを大きくデザインされた素材、裏面にはモノグラムのカラーリングを反転させた「モノグラム・リバース」を採用していることが特徴的です。また、オンザゴーには「EW」というサイズが展開されていて、縦長ではなく横長のポシェットのような見た目の物もあります。 5-7.パームスプリングス 出典:LOUIS VUITTON パームスプリングスはヴィトンの定番バックパックとして有名なアイテムとなっています。現代を生きる旅人をターゲットとしたパームスプリングスは、大き目なサイズから日常使いにぴったりな小さいサイズまで幅広いサイズ展開となっています。 肩ひもにふっくらと詰め込まれた綿はユーザーが疲れてしまわないような仕様になっていて、ヴィトンのホスピタリティを感じます。ファスナーに覆いがあるタイプの旧型は廃盤になってしまいましたが、新型は現行でHPに掲載されています。 5-8.エリプス 出典:LOUIS VUITTON 90年代後半に初めて登場した「エリプス」を、若干の仕様変更をして発売されたハンドバッグです。 旧型との大きな違いは以下の二点です。 「外側にファスナーポケットが付いていること 「ショルダーストラップが付属品になったこと」 使い込んでもクタクタな形状にならないように全体的に頑丈に作られています。また、ショルダーストラップが付属したことによって2WAYで使用することが可能となったエリプスは、旧型を使用していた方にとってはかなり嬉しい変更ではないでしょうか。 5-9.ノエ 出典:LOUIS VUITTON 1932年に誕生した「ノエ」は、シャンパンボトル5本を運べるくらい頑丈でスタイリッシュなバッグを製作してほしいという依頼から作られた巾着型のショルダーバッグです。高い収納力とアイコニックな見た目をそのまま再現した現代のノエは、間口を閉じた時のプリーツが可愛らしくて魅力的です。 どこかヴィンテージ感を漂わせながらも、現代まで進化を続けているノエからは今後も目が離せません。 5-10.ロッキー 出典:LOUIS VUITTON モノグラムとレザーのい素材を掛け合わせたコンビデザインが特徴的な「ロッキー」は、存在感抜群のパドロック(錠前)がフラップに着けられています。洗練されたデザインの中にレザーを組み込むことで、カジュアルシーンからビジネスシーンまで幅広く使えます。 大き目にデザインされたパドロックはコーディネートのアクセントになるので、近年のトレンドにとてもマッチします。 6. モノグラム・キャンバス以外の定番ライン 現代のファッショントレンドではシンプルで落ち着いたデザインが求められています。ヴィトンのモノグラム以外のアイテムは、そのニーズに応える形でシンプルながらも高級感があるとして多くの消費者から支持を受けています。 ヴィトンはブランドの歴史と伝統を大切にしながらも、新しいデザインや素材、技術を取り入れることで、常に時代の先を行くアイテムを提供しています。 さて、この章ではヴィトンのモノグラム以外の定番ラインについて解説していきたいと思います。 6-1.エピ 1985年に誕生したエピは、ヴィトンの中でも特に上品で洗練されたラインとして知られています。独特の波を打つような凹凸があるデザインは、光の当たり方によって異なる表情を見せるのが特徴的です。また、色のバリエーションが豊富なのでビジネスシーンでも使用しやすいラインとなっています。 6-2.ダミエ 1888年に誕生したダミエは、コピー品防止策としてモノグラムよりも先に発表された歴史があります。日本から着想を得ている市松模様は、現在でも男女問わず人気のデザインとなっています。 特にダークブラウンとモカベージュの「ダミエ・エベヌ」とオフホワイトとグレーの「ダミエ・アズール」の2つのカラーバリエーションが人気を集めています。モノグラムとおなじPVC加工を施したキャンバス素材なので、耐久性や耐水性に優れており、日常使いに適しています。 6-3.モノグラム・ヴェルニ 1998年にデザイナーのマーク・ジェイコブスによって誕生したモノグラム・ヴェル二は、光沢感のあるエナメル加工を施したモノグラム柄のデザインです。様々なカラーバリエーションがあるため、華やかなシーンやパーティーにもマッチする可愛らしいイメージがあります。 キャンバス素材のモノグラムよりも色焼けや汚れなどが付きやすい素材なので、お手入れや保管方法に気を遣えば長く使えます。 6-4.ダミエ・ヴェルニ 2000年に誕生したダミエ・ヴェルニは、モノグラム・ヴェル二と同じように光沢感のあるエナメル加工を施したダミエ柄のデザインです。ディスコ全盛の80年代から着想を得たバッグに使われる素材で「キャバレー」や「クラブ」など夜の世界を彷彿とさせる名前のバッグが展開されています。 こちらも、色焼けなどに気を付けて使用することをオススメします。 6-5.タイガ 1993年に初めてのメンズラインとして登場したタイガは上質な牛革に細かい型押しがされたラインです。その落ち着いた雰囲気からビジネスシーンでの使用を意識したデザインで、旅行用のバッグやビジネスバッグなどに使用されることが多いです。 シンプルなレザーなので、さりげなくラグジュアリーブランドを持ちたいという方には特にオススメできます。 7.【番外編】ヴィトン以外のモノグラムが有名なブランド3選 7-1.GUCCI/グッチ 出典:GUCCI 1960年代に誕生したGGロゴは、グッチの創業者であるグッチオ・グッチのイニシャルを取ってブランドのアイコンとして確立されました。グッチのGGロゴが織り込まれたキャンバス素材のモノグラム「GGキャンバス」は、シンプルで落ち着いた印象を持っています。 近年では、グッチのヴィンテージ品を再構築したリバイバル品がストリートファッションとの相性が良いとして若い世代からも評価されています。 7-2.FENDI/フェンディ 出典:FENDI 1965年にカール・ラガーフェルドがフェンディに参加した際にデザインされたダブルFのロゴのモノグラム「ズッカ」と文字が少し小さい「ズッキーノ」は、「Fun Furs(楽しいファー)」という意味を持ちます。レトロな雰囲気が感じられるフェンディのアイテムに上品さをプラスしてくれます。 バッグや財布のみならず、アパレルなどの様々なアイテムに使用されているフェンディの顔ともいえるズッカは、現在でも高い人気を誇っています。 7-3.COACH/コーチ 出典:COACH 2001年に誕生したCのロゴが繰り返しデザインされたモノグラムの「シグネチャー」は、アメリカのカジュアルファッションを代表するデザインとなっています。手頃な価格帯でありながらも高級感が見て取れるそのデザインは、瞬く間に日本で人気となりました。 安価で比較的手の届きやすいブランドになっていますので、幅広い年齢層から厚い支持を受けている人気のブランドです。 結論:モノグラムはダサくない! いかがだったでしょうか? 今回はヴィトンのモノグラムがダサいと言われてしまう理由について解説させていただきました。 ヴィトンのモノグラムは歴史とデザイン、そしてブランドの背景を考慮すると多くの人々にとって特別な存在です。ファッションは自分自身を表現する手段の一つであり、他の人の目や流行りに振り回されることなく、自分のスタイルに自身を持つことが最も重要であると言えます。 ヴィトンのモノグラムを「ダサい」と感じるかは人それぞれなので、自分の好きなものを信じてファッションを楽しみましょう。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/what-vuitton-monogram/ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-not-leather/ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-asset-value/

2023年9月5日

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