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高級時計の中でも世界三大時計と呼ばれるブランド「パテックフィリップ/PATEK PHILIPPE」。時計愛好家であれば誰もが知っている超有名なブランドだと思います。 数々の有名なモデルを持っている中でも「ノーチラス」は、特徴的なデザインと卓越した技術の高さから多くの時計愛好家やコレクターから高い人気を博しています。 しかし、一般人には手の届かない高価格で販売されていることから、雲上の存在となっています。「なぜノーチラスはこれほど高いのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。 さて、この記事では、そんなノーチラスが雲上時計の言われるほどに高い値段となった理由を徹底的に解説していきたいと思います。歴史や魅力などにも触れていきますのでぜひご覧ください。 1.ノーチラスが高いのはブランドの立ち位置や技術力などが関係 出典:PATEK PHILIPPE 高級時計ブランドのパテックフィリップを支えてきた「ノーチラス」は、1976年に誕生したラグジュアリースポーツウォッチです。このモデルは「高すぎて過ぎて買えない雲上時計」として認知されていると同時に、多くの時計愛好家から憧れの時計としての立ち位置を確立しています。 では、ノーチラスが高い理由は一体何なのか。 主な理由は、以下の3つです。 ①時計界の頂点に君臨しているブランドだから ②優れた技術を持つマニファクチュールメーカーだから ③世界情勢の変化による供給不足が起きているから 上記のように基本的にブランドの立ち位置や技術力の高さなどが関係しています。さて、この章では上記3つについて深く解説していきたいと思います。 1-1.時計界の頂点に君臨しているから 1839年に創業してから現在までの長い間、時計製造の世界でその名を不動のものとしてきたパテックフィリップは、時計界の頂点に君臨している超高級時計ブランドのひとつです。「Audemars Piguet/オーデマ・ピゲ」や「Vacheron Constantin/ヴァシュロン・コンスタンタン」と共に「世界三大時計ブランド」としての立ち位置を確立しています。 世界に名を馳せる圧倒的なブランド力こそがノーチラスが高い大きな理由です。 パテックフィリップのノーチラスは、卓越した技術力の高さと特徴的なデザインで時計愛好家やウォッチコレクターから高い評価を受けています。誕生以来、革新的なデザインと優れた機能性で時計業界に新たな風を吹き込むこととなり、パテックフィリップが時計製造においてどれだけ高い基準を持っているかを示す象徴にもなっています。 長年にわたり築き上げてきたブランドイメージは、高級時計の代名詞として「品質」「耐久性」「美しさ」の三拍子を兼ね備えた時計を提供するものとして知られています。その中でもノーチラスはブランドの価値観を体現するモデルであることから、高価格帯で販売されているのです。 パテックフィリップのノーチラスは単なる「高い腕時計」ではなく、時計製造への熱意とブランドの哲学が融合した「真の芸術作品」と言えます。 1-2.優れた技術を持つマニファクチュールメーカーだから パテックフィリップのノーチラスが高級時計の世界において際立った存在感を放つ理由のひとつとして「優れた技術力」を持っていることが挙げられます。 パテックフィリップは、全ての製品を自社で製造することができる「マニファクチュールメーカー」であることが技術力の高さを象徴しています。時計の設計から製造、組み立てに至るまでの全工程を自社で行います。この一貫した製造プロセスは品質の統一を実現しています。 さらに、パテックフィリップは複雑機構の時計製造においても名高いです。例えば「永久カレンダー」「ミニッツリピーター」「トゥールビヨン」など、高度な技術を要する機能を持つ時計を数多く製造しています。 このようなことから、パテックフィリップの腕時計は単に時間を示すアイテム以上の価値を持っています。精密に作られた機構と高い機能性はノーチラスの価格の高さを物語っているのです。パテックフィリップのマニファクチュールメーカーとしての地位と、複雑機構への取り組みはノーチラスの価値を高める重要な要素のひとつです。 1-3.世界情勢の変化による供給不足 定価でもノーチラスの価格が高騰している要因のひとつとして「世界情勢の変化による供給不足」が挙げられます。近年の高級時計市場は多くの外部要因によって影響を受けています。 戦争などによる世界的な経済の変動や不安定な情勢から、投資としての価値を持つ高級時計への関心が高まっています。世界の富裕層はノーチラスの価格上昇に一役買っています。また、現代の経済が活発になったことにより、富裕層が増加した関係で高級時計に対する需要は右肩上がり傾向にあります。 パテックフィリップのような世界に名を馳せる腕時計ブランドは多量生産をしていないため、急激な需要の増加に対応することが極めて難しいです。 特にノーチラスはパテックフィリップの中でも人気モデルとなっているので、市場での供給が不足している状況が続いています。このような供給不足の状況下から、プレミア価値がついているのも事実です。 2.ノーチラスは何がすごい?これほどまで高騰している時計の魅力 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップのノーチラスは世界の時計愛好家から絶大な人気を誇る腕時計のひとつです。また、八角形ベゼルで作られた独特なデザインと卓越した技術力を駆使して作られたモデルとして、他のブランドには追随を許さない特別な立ち位置を確立しています。 そんなノーチラスは、具体的になにが凄いのでしょうか? この章では、これほどまでに高騰した腕時計の魅力について、歴史を紐解きながら深く解説していきたいと思います。 2-1.1976年に時計界の巨匠「ジェラルド・ジェンタ」が生み出す パテックフィリップを代表するノーチラスは、1976年にスイスの時計デザイナーである「ジェラルド・ジェンタ」によって作られました。ジェンタは時計デザインの世界で伝説的な存在であり「時計界の巨匠」と称されるほどの実力者です。 ジェンタはオーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」や、オメガの「コンステレーション」などの時計界を代表するモデルをデザインしたことでも知られていますが、ノーチラスのデザインにおいても彼の革新的なビジョンが明確に表れています。 従来の高級時計の枠を超えたジェンタのデザインは、時計の機能性だけでなく美学にも深い洞察力を持っていました。ノーチラスの特徴的な八角形のベゼルデザインは、時計業界におけるデザインの概念を根本から変えることにより、新しい時計のスタイルの確立。単なる時間を示す道具として扱われていた腕時計は、ノーチラスの誕生によって個人のステータスを表現するアクセサリーへと変貌させました。 ジェンタが生み出した独特な外観の腕時計の数々は、時計愛好家たちの間で特別な立ち位置を獲得しています。ノーチラスはジェラルド・ジェンタが生み出した腕時計の中でも最高傑作と称されています。 ちなみに・・・その後、ジェンタはブルガリのブルガリブルガリやオクトなどのデザインに携わりました。自身の名を冠するブランドではディズニーとのコラボレーションモデルを展開するなど多くの功績を残しています。 2-2.名前の由来は潜水艦「ノーチラス号」から ノーチラスの名前の由来は、ジュール=ヴェルヌの小説「海底2万マイル」に登場する架空の潜水艦「ノーチラス号」から取られています。巨大な怪物が現れたことにより船の事故が続出していた1866年を舞台にした物語です。様々な死闘や危機をくぐり抜けて繰り広げられる海中での大冒険の様子が書かれています。 海底2万マイルといえば、東京ディズニーシーのアトラクションでも有名です。待ち時間が比較的少なく乗れることから知っている方も多いのではないでしょうか?潜水艦に乗船し海底の生物を観察できるアトラクションです。アトラクションに入る前から階段を下るシチュエーションがあるので、まるで本当に小説の中に入っているようなワクワクを感じることができます。 先述したジェラルド・ジェンタも海底2万マイルもディズニーに関連していることから、パテックフィリップのノーチラスもディズニーとは切り離せない関係と言えます。もし、ディズニーに行くときにノーチラスを着けていれば、結構ツウな感じがしてかっこいいです。 また、ノーチラスの八角形ベゼルは「船の舷窓」からインスピレーションを受けています。このユニークなデザインは他の高級時計とは一線を画すものとなっており、時計愛好家たちに独特な魅力を放っています。 2-3.時計業界を震撼させた特徴的なデザイン 1970年代、時計業界は「クオーツショック」と呼ばれる大きな変革期を迎えていました。 日本の時計ブランド「セイコー」が「クオーツ式時計」を発表したことにより、従来定番と言われていたスイス時計は、時刻の精度とコストパフォーマンスの悪さから売れ行きが悪くなってしまいました。多くの時計メーカーが市場から姿を消すことになります。 そんな中、パテックフィリップは1976年にノーチラスを発表。 時計市場に新たな風を吹き込むことに成功しました。 八角形のベゼルは船の舷窓を模したものであると先述させていただきましたが、「耳」と呼ばれる左右の突起部分も大きな特徴のひとつです。この耳が付けられた理由はただ目を引くデザインを採用したというだけでなく、時計の防水性を高める目的もあります。 また、一体型で作られたノーチラスのブレスレットは、手首にフィットするような快適さと形状の美しさを同時に感じられることから、日常使いからフォーマルな場まで幅広いシーンにマッチします。日常的に着用するアイテムであれば、出来るだけストレスは軽減したいものです。 時計界を震撼させたノーチラスのデザインは、現在においても時計愛好家から高い人気を博しています。 2-4.世界最高峰の品質と技術力が垣間見えるモデル パテックフィリップのノーチラスは高度な時計製造技術を駆使した「世界最高峰の品質と技術力が垣間見えるモデル」といえます。 自社で精密に製作されたムーヴメントはパテックフィリップの長年にわたる研究と開発の成果であり、時刻の精度とブランドの信頼性を極限まで高めています。 時計の品質を象徴する証として、COSC(スイスクロノメーター協会)が発行している「ジュネーブ・シール」というものがあります。精度や産地など数々の審査基準をクリアした時計にのみ着けることのできる名高いシールです。パテックフィリップに於いても、2008年まではジュネーブ・シールが貼り付けられたモデルが数々展開されていました。 2009年以降はジュネーブ・シールではなく、パテックフィリップ独自の「パテックフィリップシール」を全ての時計に採用しています。「えっ、世界的に認められたものじゃなくて自社基準なの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、このシールはCOSCよりも更に厳しい審査基準を通過した時計の証です。部品毎の仕上げ方〜組み立て後の検査まで厳密に行われます。 また、ジュネーブ・シールはムーヴメント単体での検査が行われますが、パテックフィリップシールは実際に着用してのテストが行われます。私たちエンドユーザーが使用する場面を想定して審査が行われているということです。 パテックフィリップは時計製造の全てを自社で完結するマニファクチュールメーカーですが、製造後の審査に於いても妥協を許さない世界最高峰の品質を持っています。 2-5.多くのウォッチコレクターから人気がある ここまで、パテックフィリップのノーチラスの特徴について長々と書かせていただきましたが、やはり最大の特徴は「人気があるモデル」というところにあります。1976年の発売以来、世界中のウォッチコレクターから絶大な人気を誇っています。 パテックフィリップの正規店ではノーチラスの販売数を意図的に制限しています。 俗に言う「購入制限」です。この施策は2020年頃から転売対策として実行されており、より多くの人の手元へノーチラスを届けるといった目的でした。しかし、これを行った関係で更に希少価値の高いコレクターズアイテムへと変わってしまいました。 なかなか買えないということで有名なノーチラスを所有すること自体がステータスとなり、長い間時計愛好家たちの間で高い評価を得ています。 ※買えなくなってしまった理由については3章で更に詳しく語ります。 ノーチラスは時計愛好家の人々にとって単なる時間を示すための道具ではなく、まるで芸術作品のようなコレクターズアイテムとなりました。美しいデザインや精密な機構、そして希少性の高さは多くの人々を魅了し続けています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.ノーチラスは定価で買えないとの噂が!その理由は3つ パテックフィリップのノーチラスは人気ですが、近年では「定価で買えない」という声も上がっています。市場での高騰した価格や購入の難易度という問題が発生しているためと考えられます。 さて、この章では、ノーチラスが定価で買えないと言われている理由について、深く解説していきたいと思います。 3-1.そもそも購入予約すら取れないから パテックフィリップが買えないといわれる理由のひとつに「そもそも購入予約すら困難である」という事実があります。パテックフィリップはノーチラスの販売・生産を意図的に制限していることから市場に出回る数は非常に少ないです。この希少性はノーチラスに対する需要を高めており、結果として購入予約を取ることが一層困難になっています。 また、パテックフィリップは購入者の選定も非常に厳格に行っています。 新規の顧客よりもブランドを長く愛してくれている顧客を優先する傾向があり、過去の購入履歴が大きく影響するといわれています。ノーチラスを手に入れるためには、パテックフィリップとの長期的な友好関係の構築が必要となる場合が多いです。 ノーチラスの希少性とブランドの厳格な顧客選定に対するポリシーは、購入を一層特別なものにしています。 3-2.転売対策として購入制限が掛けられたから 先述の通り、パテックフィリップでは転売対策として「購入制限」をかけています。 時計愛好家にとっては、かなり身近な言葉ではないでしょうか? 高級時計ブランドとして知られる「ROLEX/ロレックス」が対策を取っているのは有名な話です。先陣を切ったロレックスを追いかけるように数々の高級時計ブランドが転売対策を行っていますが、パテックフィリップもその中のひとつです。同一モデルの購入は1人1点までと定めています。 また、パテックフィリップが転売対策として「保証書を2年間預かる(2022年8月頃から)」というものを始めました。顧客が強く希望すれば渡してくれるとのウワサも飛び交っていたりしますが、実際のところは本当かわかりません。 時計の買取に於いて「付属品の有無」は、かなり重要なポイントとなります。その中でも品物の真偽を示唆する保証書の存在は査定金額を大幅に左右します。つまり、保証書をすぐに渡さないことによって定価を超える金額で売却できないようにするということになります。 上記のような購入制限はノーチラスの購入をさらに困難にしていますが、価値とブランドイメージを守るためには必要なものです。パテックフィリップが自社製品と顧客に対して持つ責任感の表れとも見て取れます。 3-3.生産量が少ないから ノーチラスが定価で購入できないと言われている理由のひとつとして「生産量が少ない」ことが挙げられます。パテックフィリップでは、簡単にいうと量より質を重視する方針を採っているのが事実です。全てのモデルを合わせても年間約6万本という非常に少ない本数で生産されています。 この生産本数には、時間をかけて丁寧に製造する必要があるというパテックフィリップのポリシーに基づいていると考えられます。 ノーチラスは高度な技術と熟練した職人による手作業の技術が必要です。細かい部品をひとつひとつ手作業で作られています。(2023年に東京で開かれたパテックの展示会で職人の作業風景を見る機会があったのですが、本当に細かいところまで手作業で行っていて感動しました。) このような手間のかかる作業工程は大量に生産するのが難しい要因に直結します。実際にあの作業風景を見たら「ひとつの時計を作るのに一体何日かかるんだ、、、」と感じてしまいました。 「高いから定価で買えない」はもちろんなのですが、パテックフィリップに於いては「レアなアイテムだから中々買えない」ところも大きいです。 4.パテックフィリップは資産価値が高い!人気のモデル7選 パテックフィリップは卓越した技術と独特のデザインで、高級時計の世界で非常に評価されています。 その中でも特に人気と言われるモデルは以下の通りです。 ・ノーチラス ・アクアノート ・グランドコンプリケーション ・コンプリケーション ・Twenty-4 ・ゴンドーロ さて、この章では、上記7つのモデルの特徴について紹介していきたいと思います。 4-1.ノーチラス 出典:PATEK PHILIPPE 1976年に誕生して以来、洗練されたデザインと卓越した技術力で多くの時計愛好家たちを魅了し続けている「ノーチラス」は、長い間ブランドを支えている定番モデルです。 この時計の特徴はなんといっても「八角形のベゼル」と「サイドの突起部分」です。当時の時計業界における革新的なデザインとして高い人気を誇っています。ベゼルの形は船の舷窓からインスピレーションを受けています。 1970年代に起きたクオーツショックに待ったをかけるように誕生したノーチラスは、現在でも多くの人々を魅了する雲上の時計として君臨しています。 4-2.アクアノート 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップを代表するモデルといえば「アクアノート」も外せません。1997年に初めて発表されたこちらはノーチラスと同じく「八角形のベゼル」が大きな特徴と言えます。 アクアノートの最大の魅力はカジュアルにガシガシ使える耐久性の高さです。ノーチラスのブレスレットはステンレススティールや貴金属を採用しているのに対し、アクアノートは「トロピカルバンド(コンポジット素材)」を使っています。 カジュアルに特化して作られたアクアノートも、ノーチラスと同じくらいの人気を誇っています。 4-3.カラトラバ 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップのドレスモデルといえば「カラトラバ」と言い切りたい方も多いのではないでしょうか。ノーチラスやアクアノートよりも長い歴史を持つシンプルでかっこいいモデルです。そのクラシカルな見た目に魅了されてしまいます。 カラトラバはとにかく文字盤の視認性の高さが魅力的で「腕時計のお手本」と言っても過言ではありません。1932年に初めて発表されてから現在に至るまで多くの時計愛好家から絶大な支持を受けています。 ドレスモデルというカテゴリではありますが、個人的にはカジュアルな服装に合わせればコーディネートのアクセントともなる万能アイテムとして活躍してくれると思っています。 4-4.グランドコンプリケーション 出典:PATEK PHILIPPE いくつかの複雑機構を2つ以上搭載したモデルのことを指す「グランドコンプリケーション」は、パテックフィリップが時計製作において真の頂点と称するほど技術力を駆使したモデルです。 ただでさえ製作するのが難しい複雑機構の時計を継続的に展開しているのは、ブランドが時計に対してどれだけ情熱を持って取り組んでいるのかが分かります。 多くの機構を搭載していることからカラトラバやノーチラスと比較すると視認性は劣ってしまいますが、それでもグランドコンプリケーションモデルのデザインの美しさには釘付けになってしまいます。 4-5.コンプリケーション 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップの「コンプリケーション」は「アニュアルカレンダー」「デュアルタイムゾーン」「ワールドタイム」などの複雑機構の内から、いずれかを機構を搭載したモデルです。先述したグランドコンプリケーションよりもシンプルなデザインで、高い機能性をもちながらも時刻が見やすいことが大きな特徴と言えるでしょう。 コンプリケーションモデルはパテックフィリップが生み出した動く芸術品とも言えます。例えば、2月以外の日付を自動で調整してくれる機構のアニュアルカレンダーは、1996年にブランドが特許を取得してから様々な時計メーカーに採用されています。 パテックフィリップのコンプリケーションは他のブランドに追随を許さない時計製造の技術を体現しており、持っているだけで時計愛好家に最高の名誉と喜びをもたらしてくれます。 4-6.Twenty-4 出典:PATEK PHILIPPE 1999年に女性のために作られた腕時計の「Twenty-4」は、エレガントな見た目と確かな実用性を兼ね備えたドレスモデルです。カジュアルなコーディネートから特別な日のドレスアップに至るまで、様々なシーンで活躍してくれるのが魅力的です。 Twenty-4は「クオーツ式」と「自動巻き」の2種類のモデルが展開されており、目的に沿って選ぶことができます。クオーツ式であれば時刻の精度が高いのはもちろん、開発のコストが大幅に削減されて製作されているため、比較的安価で購入することができます。初めてパテックフィリップを買う方にはオススメです。 一方、自動巻きのモデルは定価が跳ね上がるデメリットこそありますが、パテックフィリップの技術力の高さを最大限に楽しむことができます。着けているだけでゼンマイが巻き上がるので電池切れなどの心配もありません。 また、スクエア型のケースとラウンド型のケースの展開もありますので、皆さんの好みに合わせたデザインから選ぶこともできます。女性ならではの選び方も楽しめるTwenty-4は日常生活のあらゆるシーンを彩ってくれます。 4-7.ゴンドーロ 出典:PATEK PHILIPPE 1993年に初めて誕生した「ゴンドーロ」は、クラシカルなデザインから他のモデルとは違う独自の魅力を持っています。従来のパテックフィリップのケースデザインはラウンド型が主流だったのに対して、こちらのモデルはスクエア型やトノー型など様々な形で展開されています。 アールデコ(装飾美術)からインスピレーションを受けたゴンドーロは、文字盤のデザインも遊び心が前面に押し出されています。ダイヤモンドを配置したモデルやギヨシェ彫りを施した文字盤などは、パテックフィリップにとって驚異的な遺産となりました。 一味違うパテックフィリップを求めている方には特にオススメしたいモデルです。 5.一生モノなはずが後悔!?購入する場合のポイント5選 高級時計を購入することは、多くの人々にとって一生に一度の大きな買い物と言えます。せっかく高い金額を出して買うのであれば当たり前に持つ感情ですよね。 パテックフィリップのような世界的に有名なブランドの時計を購入する際には、価格だけでなくメンテナンスや使用するシーンなど、多くの点を考慮する必要があります。 さて、この章では、後悔の残る買い物をしないためのポイントを5つ紹介していきたいと思います。 5-1.使う頻度を考えよう ノーチラスに限った話ではないのですが、最も重要なポイントのひとつが「使う頻度」です。 高級時計は日常的に使用するための時計というよりかは、特別な場面で身に着けるための「ここぞとキメる時のアイテム」のイメージではないでしょうか?購入前には実際にどれだけの頻度で使用するかを真剣に考える必要があります。 例えば、ビジネスシーンやフォーマルシーンなどの限られた場面での使用を考えているのか、それともカジュアルにガシガシと使うデイリーユースを想定しているのかによって選ぶべきモデルや仕様が変わってきます。 また、高価な時計を日常的に使用する場合はメンテナンスや保管にも注意が必要です。高級時計は精密な機械なので適切なケアが必要です。日常的に使用するのであれば、それなりの愛着を持っていないと長く使えません。 使う頻度やメンテナンス面を考慮して購入を検討しましょう。 5-2.本当に好きなデザインなのか今一度確認しよう いくら高級時計と言えど「自分が好きなデザイン」から選ぶことは、非常に重要なところです。自分自身がビビっと来たものって基本的に愛着が湧きますよね。 ノーチラスは独特なデザインですが、多くの人々から高い人気を誇っているのは事実です。ジェラルド・ジェンタによってデザインされたこの時計は、ひと目でノーチラスと識別できるほど独特です。 まずは投資対象として腕時計を買うのではなく、本当に自分のスタイルや好みに合っているデザインかどうかを深く考えることが重要です。自分のライフスタイルやファッションセンスに合ったデザインを選ぶことで、長期にわたって時計を愛用し続けることができます。 5-3. 自分の予算と見合っているのか慎重になろう 自分の予算と価値を慎重に照らし合わせることは、何を買う上でも非常に重要です。 ノーチラスは高い価格帯と希少性から多くの時計愛好家にとって憧れの存在です。しかし、高価格なことから多くの人にとって大きな買い物となります。購入を検討する際には、価格が自分の経済状況や予算に見合っているかを慎重に考えましょう。 購入した時計が将来的にどのような価値を持つ可能性があるか考慮することも重要です。投資としての価値にとらわれることなく、自分の予算内で最適な選択をすることが肝心です。 また、予算や収入と見合っていない物を身に着けていると「ダサい」や「成金」などの、マイナスなイメージを持たれることも多いです。自分のスタイルや社会的ステータスをしっかり理解することも重要です。 5-4.オーバーホールなどのランニングコストも考えよう 高級時計は購入するときの価格だけでなく、維持にかかるランニングコストも考慮に入れる必要があります。パテックフィリップなどの高級時計を維持するためには定期的な修理である「オーバーホール」が、平均で5年に1回が推奨されています。 オーバーホールする際の費用や部品交換が必要になった場合の追加費用なども考慮に入れて購入しないと、後悔につながる可能性もあります。 パテックフィリップのブランド広告で「気持ちを刻み込んで、その時計は受け継がれる。父から子へ、世代から世代へ」というキャッチコピーがよく見られます。これは、ブランドが創業以来、永久修理に対応している象徴と言えます。昔に発売された時計でも、公式の修理を受けられることから第三世代まで受け継がれる「一生モノの腕時計」です。 ただし、部品の在庫などの関係で修理費用は50万円を超えることも。日常的な耐久性を求めるだけの時計であれば余裕で買える値段となっています。 5-5.他人からのステータスを気にしているならやめた方がいい 購入するときのポイントと言えるかどうかは微妙なところですが、他人からの評価やステータスを気にしているのであれば購入は控えた方がいいといえます。長期的に使うことも加味すると本当にオススメ出来ません。 他人からの評価に左右されてしまうと、もちろん愛着も湧きづらいですし、何より自分の意思がない人間として捉えられてしまう可能性が高いです。本当に欲しいという心を持って腕時計を選ぶようにしましょう。 また、自分のステータスを上げるために無理をすることは、金銭的な不安を生むことにも繋がると言えるでしょう。時計を選ぶ際には様々な要素を加味することが重要ですが、他人からのステータスを気にして購入するのは絶対にNGです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 6.ノーチラスを着用している芸能人5選! パテックフィリップのノーチラスは手に入れることすら難しいと言われていながらも、高級感と洗練されたデザインから多くのセレブや芸能人に愛用されています。ハリウッドのスターから日本国内の有名人まで、ノーチラスの魅力に取り憑かれています。 さて、この章では、ノーチラスを愛用する5人の有名人を紹介していきたいと思います。 6-1.俳優 レオナルド・ディカプリオさん ハリウッドを代表する俳優であるレオナルド・ディカプリオさんは、ノーチラスを着用している代表的な有名人の1人です。 彼が着用しているのは世界五大ジュエラーの「Tiffany&Co./ティファニー」とのダブルネームモデルである「Ref.5711/1A-018」です。ティファニーのアイコニックなブルーカラーとノーチラスの高級感がベストマッチしています。 このコラボモデルが発表された当初の一般市場価格は3.5億円とかなり高額でした。このノーチラスの発表とともに、5711シリーズの発売が終わった影響から通常の5711シリーズの相場も高騰しました。 6-2.俳優 ブラット・ピットさん レオナルド・ディカプリオさんと同じく、ハリウッドを代表する俳優のブラッド・ピットさんもノーチラスを愛用しています。彼は有名人の中でも高級時計を愛していると知られており、パテックフィリップのほかにも「ヴァシュロン・コンスタンタン」の「ヒストリーク222」を所有しています。 そんなブラッドピットさんが着用しているノーチラスは「Ref.5711/1A」です。シンプルなデザインでも圧倒的な高級感があります。 6-3.歌手 ジャスティン・ビーバーさん 世界的アーティストのジャスティン・ビーバーさんは、独学でドラムやトランペットなど数々の楽器を習得した努力家です。2010年に発表した代表曲である「Baby」は知っている方も多いのではないでしょうか。 彼が着用しているノーチラスは、時計全体にダイヤモンドが敷き詰められている「Ref.5719/10G」です。腕元に圧倒的な輝きをもたらしてくれます。 6-4.バナナマン 設楽統さん 日本を代表するお笑いコンビ・バナナマンの設楽統さんは、テレビ番組に出演してる際にノーチラスを着用している姿が見受けられました。設楽さんが着用しているのは、ブラットピットさんと同じ「Ref.5711/1A」です。 薄型でつくられた腕時計は主張が激しくなりすぎないのでスタイリッシュな印象を与えてくれます。 6-5.UVERworld TAKUYA∞さん 日本のロックバンド・UVERworldのボーカルTAKUYA∞さんは、現代の若者から人気を集める有名人の1人です。彼が着用しているのは「Ref.5980/1AR-001」です。クロノグラフが搭載されたこのモデルは、ノーチラス本来の良さはそのままにしながらも異なる魅力を持ったモデルです。 ロックファッション×ラグジュアリーの合わせ方も中々かっこいいです。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回はパテックフィリップのノーチラスがなぜ高いのかについて解説させていただきました。 長い歴史を誇るパテックフィリップを支えてきたノーチラスは、高い人気や大量生産ができないことなどが関係して現在では定価で買えないといわれるほどの価値を持っています。多くの人々からは雲上時計として認識されており、この憧れの眼差しもノーチラスの希少性を高めています。 この記事が、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/patek-philippe/ https://estime.co.jp/column/patekphilippe-highprice/ https://estime.co.jp/column/czapek/
多くの男性の憧れアイテムである高級時計。ロレックスやオメガなどの時計を買うことを夢見る方も多いのではないでしょうか?昨今では「ロレックスマラソン」などといった言葉が生まれるほど、高級時計は購入のハードルが上がっているアイテムです。 そんな腕時計界隈の中でも「RICHARD MILLE/リシャールミル」は、買える人が限られている腕時計ブランドとして知られています。ロレックスと同様に正規店での購入のハードルは高いものの、そもそもの定価が高いというシンプルな理由で「買えない腕時計」となっています。 では、リシャールミルを買える人は一体どんな人なのでしょうか? この記事では、そんなリシャールミルを買える人とはどんな人なのか。そして、なぜここまで高い価格設定となっているのかを深く解説していきたいと思います。リシャールミルを腕に着けることができる「選ばれし者」について迫ります。ぜひご覧ください。 1.リシャールミルのターゲットは0.9%しか存在しない富裕層 出典:RICHARD MILLE そもそもリシャールミルがターゲットとしている顧客は「超富裕層」と言われています。 現在は中古市場への流通も広がっているので日本の起業家や一般の人でも所有している人が増えていますが、リシャールミルは世界に0.9%しかいないお金持ちをメインターゲットとしています。 この章では、リシャールミルを買うことのできる人について深く解説していきたいと思います。 1-1.エクストリームウォッチを求める人への腕時計。 リシャールミルは「腕時計のF1」をコンセプトに掲げているほど、現代の高級時計界における独特な存在です。 リシャールミルが作り出している腕時計はアスリートがアクティブに動くシーンを想像して作られているので、極限まで追求した耐久性を備えているのが特徴的です。 日常生活で使うには少々オーバースペックにすら感じるリシャールミルの腕時計は、巷では「エクストリームウォッチ」とも呼ばれています。まさに極限を愛する「本物志向」の方のためのアイテムです。 また、冒頭でもお話させていただいた通り、リシャールミルがメインターゲットとしているのは「0.9%程度しか居ない富裕層」です。彼らは単に経済的に余裕があるだけではなく、ライフスタイルの全てにおいて最上級を求める精神を持っています。彼らにとってのリシャールミルは、時を刻む道具を超えた「成功者の証」となるのです。 昨今では中古市場にもリシャールミルが出回ることも多くなり、日本人の保有者も増えてきました。リシャールミルの腕時計は、本物志向のエクストリームウォッチを求める方のためのアイテムであるといえます。 1-2.スポーツ選手などをアンバサダーに起用したブランド戦略 リシャールミルがメインターゲットに対して行っているアプローチの一環として「スポーツ選手などのアスリートをブランドアンバサダーに起用している」ことが挙げられます。テニスプレイヤーやプロゴルファー、F1レーサーなど世界のトップアスリートたちがリシャールミルとともに腕時計を共同開発しています。 ブランドアンバサダーとしての彼らは、ただの広告塔としてではなくリシャールミルの技術力と性能の高さを体現する生きた証人であると言えます。例えば、プロゴルファーである「バッバ・ワトソン」との共同開発モデルである「RM038」は、ゴルフのスイングにも耐えうる耐震性と圧倒的な軽量さが特徴的です。スポーツの過酷な条件下でさえも完璧なパフォーマンスを発揮する腕時計は、アンバサダーであるバッバ・ワトソン本人も着用していたほどの実用性があります。 リシャールミルはバッバ・ワトソンをはじめとして、ラファエル・ナダルやフェリペ・マッサといった名だたるアスリートをアンバサダーとして選んでいます。スポーツ選手の中でも特にアクティブに動く人を起用することによって、腕時計の耐久性と性能を直接見せつけることができます。実際の環境で使用してもらうことによって腕時計の信頼性を私たち消費者に納得させる戦略を取っているのです。 名だたるアスリートをアンバサダーに起用したブランド戦略は、リシャールミルの信頼性を高める大きな要因のひとつだといえます。 2.リシャールミルを買うにはどうしたらいい?購入ポイント3選! 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計は、富裕層をメインターゲットにした超高級アイテムとして知られておりますが、近年では中古市場での流通も多くなってきており、日本人で持っている人が増えているのも事実です。 時計愛好家であればリシャールミルの腕時計を手に入れたいという願望を持っている人も多くいると思いますが、実際に買うにはどうしたらいいのかわからないですよね。 そんな方のために、この章ではリシャールミルを購入するためのポイントを3つ紹介していきたいと思います。 2-1.新品での購入は視野に入れない方がいい リシャールミルは他のブランドに比べても極めて限定された生産数で展開されていることから、新品で手に入れようとするのは難易度がかなり高くなっています。多くの時計コレクターにとっては夢のまた夢の腕時計です。 仮に正規店に足を運んだとしても売約済みとなっていることが多く、「在庫がない」といった言葉が返ってくるのがオチと言われていることから、人気モデルを新品で購入するチャンスはほとんど回って来ないと思っておいて良いでしょう。 ブランドの方針として「多品種少量生産」をモットーにしていることから、新しいモデルですら「希少性」が生まれています。新品の市場で手に入れるのは一層困難になっています。新品の購入を最初から目指すよりも、中古品などの二次流通の別ルートでの購入を検討した方が賢いです。 リシャールミルを購入する際には新品は視野に入れないことをオススメします。 2-2.中古品での購入がオススメ! 皆さんが欲しいと感じているリシャールミルの腕時計を購入するためには、中古市場での購入が基本となります。二次流通の中古品と言われればダメージや汚れなどのコンディションが気になるところではありますが、その分安く買えるというメリットもあります。 また、中古市場には様々なモデルが流通しているので、もしかしたら欲しいモデルや希少なモデルに出会えるかもしれません。 リシャールミルのような高級ブランドを中古品で購入する際には、いくつかの方法があります。リシャールミルを購入する際に活用してほしい方法は以下の2つです。 ・信頼できる時計専門店 ・オークションサイト 主に上記2つの方法が考えられますが、重要なのは「信頼できる販売業者かどうか」をしっかりと見極めることです。リシャールミルの中古品を取り扱う店舗やサイトを訪れる際には、お店の評判や過去の取引履歴を念入りにチェックすることで安心して購入することができるでしょう。 さらに、中古品で流通しているリシャールミルが本物であることを証明するため、正確な品質や保証サービスを提供しているかどうかもポイントとなります。細心の注意を払いながら中古市場で探していれば、皆さんが求めているリシャールミルが見つかる日も近いです。 2-3.偽物には注意深くなろう 中古品でリシャールミルを購入する際には偽物に注意してください。 リシャールミルの時計は精巧な作りと独自の高い技術力が特徴的です。偽物と本物とを区別するには細部にわたるチェックが欠かせません。例えば、文字盤の仕上がりやケースの材質感、そして時計の重さまで本物のリシャールミルは細部にわたって完璧を追求しています。 前項で少しだけ説明させていただきましたが、信頼できる店舗で買うのはかなりの重要ポイントです。リシャールミルでは「正規認定中古品」というものが存在しています。正規店が本物と認定した中古品しか取り扱っていないので、確実に信頼できる数少ないお店です。 リシャールミルの腕時計を中古で検討している方は、上記のポイントに気を付けて探してください。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.億越えでも売れる!納得せざるを得ないリシャールミルの魅力 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計は、時間を確認する道具としてだけでなく「ステータスを上げるアイテム」となっています。展開しているモデルの中には億を超える価値が付いているものもあります。 ここまで高価格であるにもかかわらず、リシャールミルの時計を求めている方が後を絶たないのは、以下5つの魅力が大きく関係しています。 ・他のブランドに追随を許さないデザイン力 ・素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ ・時計製造への情熱が熱い ・生産本数の少なさから来る希少性 ・購入するだけで成功者の証になる この章では、億を超えるのも納得がいってしまうリシャールミルの魅力について紹介していきたいと思います。 3-1.他のブランドに追随を許さないデザイン力 リシャールミルの腕時計の最大の特徴として挙げられるのは「トノー型ケースで作られたスケルトンデザイン」です。この革新的なデザインは時計業界に革命をもたらしました。 伝統的なスイス時計製造の枠を超えたデザインのリシャールミルの腕時計は、近未来的な芸術作品とも言えます。この独特のデザインは単なる時間を確認するアイテムに留まらず、着用する人の個性とステータスを象徴するアイコンとなっています。 特にリシャールミルのコンセプト「腕時計のF1」を象徴しているようなモデル「RM50-03」は、耐久度を追求した素材の「グラフTPT®」の使用による軽量性と耐久性で多くの人々を魅了します。 リシャールミルがこだわるのは耐久度だけではありません。大胆なカラー配置やスポーティーなフォルムなど、1本1本の腕時計にはそれぞれ多くの魅力があります。他のブランドに追随を許さないデザイン力もリシャールミル最大の特徴と言えるでしょう。 億超えウォッチでも簡単に売れてしまうのは、他のブランドに追随を許さないデザイン力が大きな魅力となっています。 3-2.素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ リシャールミルの時計が億越えでも売れる理由のひとつとして「素材への深いこだわり」は外せないでしょう。 一般的な腕時計ブランドが貴金属やレザーを主とする中で、リシャールミルは飛行機の機体や建設用の材料などから着想を得たチタンやカーボン、さらにはグラフェンといった革新的な素材を使用し、独自の方法で時計製造に応用しています。 こだわり抜いて選ばれた素材は極めて高い強度を誇りながらも驚くほど軽量であり、それによって快適な装着感やスポーツやレースなどのアクティブな環境下にも耐えうる耐久性を発揮します。 このように、リシャールミルの時計は素材ひとつをとっても唯一無二のブランドと言えます。 3-3.時計製造への情熱が熱い 素材へのこだわりやデザイン力が長けていることは時計製造への情熱が熱いということの象徴と捉えられます。リシャールミルは高級時計ブランドにおいて比較的歴史の浅い新参者であるにもかかわらず、時計製造に対する姿勢は業界内でも飛び抜けています。熱狂的なファンを生み出す要因のひとつです。 リシャールミルの時計製造への情熱は、創業者である リシャール・ミル氏 が深く関係しています。自身が作りたいと思った時計のコンセプトを的確に掲げる天才であり、デザイナーでも職人でも無いマーケティングのプロフェッショナルです。営業職としてキャリアを積んでいく中で培ってきた知識や経験から、時計製造への情熱はみるみる内に深いものとなっていきました。 多くの高級時計ブランドがマニファクチュール(自社製造)で時計製造に取り組んでいますが、リシャールミルは製造のプロに外注をかけて製造しています。 外注をかけて製造するとなると人員コストが上がってしまうのは容易に想像できますが、リシャール氏は「私の作る時計にコストは関係ない」と、コスト度外視の気持ちを明言しています。この徹底した時計製造への情熱がリシャールミル独特の価値を生み出しているのです。 3-4.生産本数の少なさから来る希少性 リシャールミルの時計は「少ない生産数からくる希少性の高さ」も特徴的です。多くの時計ブランドは大量生産をすることによって、ブランドの知名度と売上を上げようとしていますが、リシャールミルではひとつのモデルで数十本しか生産しないというものがほとんどです。この希少性の高さが、時計愛好家やコレクターの間でリシャールミルの作品をさらに貴重なものへと価値を押し上げているのです。 また、リシャールミルの時計の手に入りづらさは中古市場にも影響しています。新品を手に入れるチャンスはほとんどないため、中古品でも価値が著しく下がることは少ないです。多くのモデルが定価を超えるプレミアム価値がついています。技術的な完成度はもちろん、所有することの特別さを感じさせることによって価値が決まります。 3-5.購入するだけで成功者の証になる リシャールミルの時計は購入するだけで成功者の証となります。世界中のセレブや成功した実業家の腕に着けられたリシャールミルは、社会での高みに到達した証として個人のステータスを伝えることができます。 日本の芸能人に於いても「郷ひろみさん」や「秋元康さん」など錚々たる人たちが着用していることで知られています。最近では、元ZOZOTOWN社長の「前澤友作さん」がリシャールミル×フェラーリの「RM UP-01」を2.6億円で購入したことがSNSで話題になったのが印象的です。リシャールが開発したモデルの中でも芸術的な1本として知られており、厚さ1.75㎜という驚異的な薄さが特徴的です。 リシャールミルはただの時計ブランドではなく、これまでの人生で成功を収めていることを体現するアイテムとして世界中の人々によって選ばれ続けています。億を超えた腕時計を購入することは、間違いなく成功者の証といっても良いでしょう。 4.リシャールミルのオススメモデル10選 リシャールミルは革新的なデザインと卓越した技術力を外注することによって、数々のモデルを展開しています。その中でも今回オススメしたいモデルは以下の通りです。 ・【RM055】バッバ・ワトソン ・【RM035】ラファエル・ナダル ・【RM011】フェリペマッサ ・【RM11-03】 ・【RM005】 ・【RM010】 ・【RM030】 ・【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ ・【RM47】サムライ トゥールビヨン ・【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー この章では、上記のモデルについて紹介していきたいと思います。 4-1.【RM055】バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE リシャールミルを代表するモデルと言えば「RM055」です。知っている方も多いのではないでしょうか?プロゴルファーであるバッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルです。 RM055の製造にはチタンなどの軽量かつ高強度の素材が用いられており、プロゴルファーの俊敏なスイングにも耐えうる設計が特徴的です。白とグレーで作られたRM055は、清潔感がありながらも男性的な力強さも感じ取れます。 4-2.【RM035】ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE プロテニスプレイヤー「ラファエル・ナダル」とのコラボレーションモデルである「RM035」は、テニスコートでのアクティブな動きを想定して設計されています。 重量はブレスレット含め「約40グラム」という驚愕の軽さで作られたRM035は、着けているのを忘れさせるほど手首に溶け込むようにフィットします。 4-3.【RM011】フェリペマッサ 出典:RICHARD MILLE 元F1ドライバーのフェリペ・マッサトのコラボレーションモデルである「RM011」は、レーシングカーからインスピレーションを受けて作られたクロノグラフのモデルです。スピードと耐久性を体現する時計として位置づけられています。 モータースポーツのダイナミックさを感じさせると同時に、リシャールミルコンセプトでもある「腕時計のF1」を表現しています。チタンやカーボンナノファイバーなどの最先端の素材を使いこなすリシャールミルの技術力が垣間見えるモデルです。 4-4.【RM11-03】 出典:RICHARD MILLE ブラック、イエローなど様々なカラーを合わせて作られた「RM11-03」は、スポーティーなデザインを追求しているのが魅力的なモデルです。オーバーサイズのデイト表示を採用していることから視認性が高いのも特徴的です。 ムーブメント「Cal.RMAC3」の製造には特に力を入れており、グレード5チタンを使用した可変慣性モーメントローターはサテンブラッシュ加工とPVD加工を施すことによって現代的な見た目を実現しています。 4-5.【RM005】 出典:RICHARD MILLE 2004年に誕生した「RM005」は、リシャールミルの中で初めて瞬間切り替え式デイト機能を搭載したモデルです。これまで数々のモデルを展開してきた実績を持つリシャールミルでも、RM005のムーブメントを組み立てる際にPVDコーティングを傷つけないように製作するという大きな壁がありました。 大きな壁を乗り越えて作られたRM005は、無骨さが前面に出た男らしいデザインが特徴的です。 4-6.【RM010】 出典:RICHARD MILLE RM005の後継機として生まれた「RM010」は、時代の変化に対応するように大き目なケースサイズで作られました。RM005が45.00mm×37.8mm×11.45mmなのに対し、RM010は48.00mm×39.30mm×13.84mmというひと回り程大きいサイズで製作されています。 RM010の地板とブリッジには、優れた耐久性が認められている合金素材で作られています。航空業界や自動車業界でも使用されているほどの信頼度を誇る素材です。 4-7.【RM030】 出典:RICHARD MILLE 「デクラッチャブルローター」という特許技術を採用している「RM030」は、ムーブメントの巻きすぎを保護するため、時刻の精度が極めて高いことが特徴的なモデルです。個人の動きに合わせて最適な巻き上げを行うことが出来るので、長い間安定性を保つことが可能です。 RM030には日本の国旗を彷彿とさせる「ジャパンレッド」と呼ばれるモデルが存在しており、ホワイトセラミックのケースと赤いリューズが特徴的です。 4-8.【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ 出典:RICHARD MILLE ブランドのコンセプトでもあるモータースポーツから強いインスパイアを受けた「RM65-01」は、時計の機構の中でも有名なクロノグラフの上位互換である「スプリットセコンドクロノグラフ」を搭載しているモデルです。 スプリットセコンドクロノグラフは同時に2つの時間が計測できる機能のことを指しており、レースのラップタイムを計る際には最適です。リシャールミルの技術力とモータースポーツに対する熱い想いが強く感じられます。 4-9.【RM47】サムライ トゥールビヨン 出典:RICHARD MILLE 日本の「武士道」「侍」からインスピレーションを受けた「RM47」は、文字盤に広島発祥の赤穂藩藩主「浅野家」の甲冑や家紋がデザインされているのが特徴的です。分針と秒針が刀をモチーフにして作られていることから、日本の文化へのリスペクトが感じられます。 複雑機構のトゥールビヨンを搭載しており、甲冑の素材もイエローゴールドで作られていることから「実用性」「耐久性」「デザイン性」の三拍子そろった完璧な1本と言えます。 4-10.【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー 出典:RICHARD MILLE フランクリン・ルフラーニが描いたスマイリーをそのままデザインした「RM88」は、ポジティブ、喜び、分かち合いを体現しているのが特徴的なモデルです。 ホワイトセラミックとレッドゴールドで作られたケースは、ポップカルチャーを前面に出すためのデザインであることがわかります。常に笑顔を手首に着けていれば、間違いなくポジティブな印象を与えることができます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.高級時計と言われればこれ!オススメブランド5選 リシャールミルなどの高級時計ブランドは国内外に数多くありますが、一般的には知らない人が多いのも事実ではないでしょうか。そのなかでも今回オススメしたいブランドは以下の通りです。 ・パテックフィリップ ・ヴァシュロンコンスタンタン ・オーデマピゲ ・ロレックス ・オメガ この章では、高級時計ブランドと言われたらこれ!と言われる上記5つのブランドについて説明していきたいと思います。 5-1.パテックフィリップ 1839年に創業したスイス・ジュネーブの高級時計ブランド「パテックフィリップ」は、名前をを聞くだけで心躍る時計愛好家が存在するほどの定番ブランドです。 世界的に見ても最高級の時計製造を行っていることで知られており、熟練の職人による手作業と厳格に定められた品質基準によって、高級時計の中でも特に権威ある位置を築いています。また、永久修理にも対応しているパテックフィリップの腕時計は世代を超えて受け継がれる家族の宝とも言える存在です。 パテックフィリップの中でも「コンプリケーション」と呼ばれる複雑機構を搭載しているモデルは、内部機構の精密さで非常に高い評価を受けていることから多くの時計コレクターたちを魅了しています。長い歴史を通じて培われた知識と技術の粋を集めたパテックフィリップの時計は、時計愛好家にとって「一生モノの腕時計」と言えます。 5-2.ヴァシュロン・コンスタンタン 1755年創業の「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、時計業界屈指の長い歴史を誇るブランドのひとつです。時計製造の伝統を今に伝えるヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計は、洗練されたデザインと機械式時計製造の最高峰とも評される技術が結集したモノとなっており、歴史や芸術に敏感な時計コレクターから熱い視線で注目されています。 ヴァシュロン・コンスタンタンの中でも代表モデルである「オーヴァーシーズ」は、シンプルながらも見る者を魅了するアートピースです。彼らの作る時計は長い時間をかけてじっくりと価値を噛みしめることができるので、移りゆく時間の中で光り輝く芸術作品とも言えます。 5-3.オーデマピゲ 1875年に創業したオーデマピゲは、世界に名を轟かせるスイスの高級時計ブランドのひとつです。創業者である「ジュール=ルイ・オーデマ」と「エドワール=オーギュスト・ピゲ 」の二人の情熱的な時計職人によって築かれたオーデマピゲは、独自性と技術の革新を追求し続けています。 オーデマピゲが世界に誇る代表モデル「ロイヤルオーク」は、高級時計の概念を覆す革命的なデザインで知られており、スポーツラグジュアリーウォッチの代名詞ともなっています。八角形のベゼルで作られたこの腕時計は瞬く間に時計愛好家の心を掴み、ブランドのアイコンとして確固たる地位を確立しました。 時計製造の伝統に敬意を払いながらも常に時代の最先端を行くオーデマピゲは、高級時計を語る上で欠かせない存在です。 5-4.ロレックス 高級時計の代名詞ブランドと言えば「ロレックス」です。今回紹介する高級時計ブランドの中でも圧倒的な知名度を誇ります。世界中の時計愛好家や成功者、一般層の方までも絶大な支持を得ています。 ロレックスの代表的なモデルは数々ありますが、その中でも特別な人気を誇る「デイトナ」は、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。ロレックスはこれまで積み上げてきた信頼性とブランド力で、個人のステータスをアピールできる格上げアイテムとなっています。 5-5.オメガ オリンピックの公式タイムキーパーとしても長年にわたり信頼を勝ち取っている「オメガ」は、歴史的瞬間に立ち会った実績もある時計ブランドのひとつです。実用的でありながらも、持っているだけで洗練された美学と冒険に対する姿勢を映し出してくれます。 オメガの中でも有名なモデル「スピードマスター」は、宇宙飛行士が月に最初に踏み出した時に着用されていたことで有名です。「精密性」「信頼性」「耐久性」で高級時計の世界においても一際輝く存在感を放っています。オメガの時計は冒険心を変わらず保つことを約束してくれます。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、リシャールミルを買える人はどんな人なのか解説させていただきました。 高級時計は単なる時間を刻む道具を超えて、ステータスや社会的地位を格上げしてくれるアイテムのひとつです。その中でもリシャールミルを手にすることは、多くの人にとって夢のまた夢かもしれません。 メインターゲットこそ世界の超富裕層ではありますが、近年では中古の流通も多くなっていることから一般層でも手に入るチャンスは回ってきています。自分の欲しいモデルが買える日も近いかもしれません。 この記事を通して、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/richard-mille/ https://estime.co.jp/column/richardmille-lame/ https://estime.co.jp/column/rechardmille-highprice/
近年、時計は単なる時刻を確認するものではなく、身に着ける人の個性や価値観を象徴してするためのステータスアイテムとしての立ち位置を確立しています。ロレックスやオメガなどの有名な高級時計が気になっている方も多いのではないでしょうか?そんな高級時計ブランドの中でも、今回紹介したいのは「PATEK PHILIPPE/パテックフィリップ」です。 パテックフィリップは世界三大時計ブランドと称されているほど、時計界の中では高い知名度を誇っています。一般的に名が知れているブランドとまではいきませんが、その値段の高さに驚愕する方も少なくありません。 この記事では、そんなパテックフィリップがなぜ高いのかをわかりやすく解説していきたいと思います。資産価値の高いモデルや購入方法も紹介しますので、ぜひご覧ください。 1.パテックフィリップが高い理由は大きく分けて4つ! パテックフィリップの腕時計が高い理由は大きく分けて4つあります。 ・世界三大時計と称されるほどのブランド力 ・時計界でも最高峰の技術を誇る ・ブランド力を形成した時計へのこだわり ・永久修理でアフターケアが充実している この章では、上記の4つの理由について深く解説していきたいと思います。 1-1.世界三大時計と称されるほどのブランド力 出典:PATEK PHILIPPE 時計業界の頂点に君臨するパテックフィリップ。その名前は「ヴァシュロン・コンスタンタン」「オーデマ・ピゲ」と並んで「世界三大時計ブランド」として知られており、まさに時計界の重鎮と言っても過言ではないでしょう。 近年では、時計はただ時刻を確認するだけでなく、持っているだけでステータスが上がるアイテムとして知られていますが、パテックフィリップの腕時計は高いブランド力も相まって世界中の人から憧れのブランドとして注目を集めています。 パテックフィリップの最大の魅力として「雲上と言われるほど最高品質の腕時計を製作している」ことが挙げられます。1845年の創業以来、パテックフィリップは常に時計製造においての技術を革新しており、精密な機構や独特のデザインで時計愛好家たちを魅了しています。プロの時計職人の手作業による細部へのこだわりや、18金やプラチナなどの貴金属を使った丈夫な素材から生まれるのは「一生モノの腕時計」として美しさを保ち続ける時計です。 上記のような魅力からパテックフィリップは時計界でも「雲上の存在」として立ち位置を確立しており、現在でも多くの人々から憧れられる高級時計ブランドとなっています。 1-2.時計界でも最高峰の技術力を誇る パテックフィリップの最大の特徴としてとらえられるのは「最高峰の技術力を持っている」ところではないでしょうか。創業以来、スキルの高さを誇る職人の手によって数々の腕時計が生まれています。 パテックフィリップの時計が高精度で信頼性が高いと評価されるのは、革新的な機械設計と厳しい品質管理が十分に行われていることが関係しています。 また、パテックフィリップは時計製造で発生する全ての工程を自社で完結する「マニファクチュールメーカー」のひとつとしても名を馳せています。マニファクチュールメーカー自体は数多くあるのですが、パテックフィリップは製造が難しいといわれている「コンプリケーション(複雑機構)」も自社で製造できるほどの高い技術力を持っています。 カレンダーの自動調節をしてくれる「永久カレンダー」や、決まった時刻を音で知らせてくれる「ミニッツリピーター」などを腕時計に組み込むためには、精密な機構と時計本体を支える小さな部品がうまくかみ合わないと実現できません。数多くのパーツが絶妙に組み合わさって、ようやくひとつの時計として機能します。 ちなみに、永久カレンダーはパテックフィリップが最も得意とする複雑機構と言われており、1889年には特許を取得しています。 このような高い技術を持っているパテックフィリップの時計は、他の多くのブランドと比較しても頭一つ抜けた存在であり、継続的に高い価値をもたらしています。時計製造の限界に挑戦し続けているパテックフィリップは、今後も時計愛好家たちからの熱い視線を集めていくでしょう。 1-3.ブランド力を形成した時計へのこだわり 超高級時計ブランドとしての地位を確立している現在でも、パテックフィリップが高価であり続ける理由のひとつに「素材への絶え間ないこだわり」が挙げられます。今の立ち位置や既に得た名声に甘んじることはなく、素材選びにおいても革新を続けています。その質の高さからも多くの人々から愛され、憧れ続ける理由と言っても良いでしょう。 ちなみに筆者も2023年に開かれた「ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」にいったのですが、そこで製造過程の様子を実際に目で見ることができました。本当に手作業で時計製造を行っているのも純粋にすごいと思いましたが、「時計1本作るのに一体どのくらいの時間がかかるんだ、、」と見ているだけで気が遠くなるくらい緻密な作業でした。 また、パテックフィリップの時計で使われる素材には18金やプラチナといった貴金属が基本となっていますが、代表的モデルである「カラトラバ Ref.5116R-001」には文字盤に「エナメル技法」を応用して作られているものもあります。ガラス質のエナメル粉末を800度の熱で何度も加工することによって、素材特有の高貴な輝きを生み出すことができます。 ただでさえ複雑である時計製作に更に長い時間と手間をかけてひとつひとつ丁寧に作り上げられたRef.5116R-001は、製造数が少ないことにも納得がいきます。 時計製造へのこだわりが多く集約されていることから、単なる時間を確認する道具を超えた芸術作品として世界中のコレクターや時計愛好家を魅了し続けています。品質に妥協することなく、時計製造にひたむきに向かう姿勢はパテックフィリップの価格が高いと言われる大きな要因のひとつです。 1-4.アフターケアも充実!父から子へ受け継がれる永久修理。 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップの時計が高いといわれる要因のひとつとして、どんなに前の年代のものでも「永久修理を受け付けている」ことが挙げられます。 「修理を受け付けているからってなんで高くなるの?」 と思う方もいるかもしれませんが、実際のところここまでホスピタリティ溢れるブランドは他に思い浮かびません。サービス料を先払いしている感覚です。 パテックフィリップの広告で「父から子へ受け継がれる」という言葉をよく目にします。この言葉だけで「永久修理サービス」を行っていることを前面に押し出しており、ブランドの信頼性を一層強固なものにしています。 永久修理サービスは、その名の通りどんなに古いモデルでもパテックフィリップの時計であれば修理を受け付けるというものです。パテックフィリップは、自分だけが時間を確認するのではなく、家族の歴史に時を刻みながらいつまでも価値あるものにして欲しいと願っていることを約束していると考えられます。 故障してしまった場合や定期的なメンテナンスが必要になったときは、専門の職人が丁寧に対応して時計を最高の状態に修復してくれます。 このようなアフターケアの対応が充実しているパテックフィリップは、所有者にとって長期に渡る安心感を与えています。時計を次の世代へと継承するという深い満足感も伴います。時計を定期的にメンテナンスをしておくことは売却する際にも重要な要素であり、状態が綺麗であれば買取額の値下がりを抑えることにも繋がります。 パテックフィリップの永久修理サービスは、父から子へ。子から孫へ受け継がれる時計であることの象徴と言えます。 2.パテックフィリップがここまで高くなるまでには長い歴史がある。 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップが高級時計ブランドとして世界中に知れ渡ることになったのは、偶然や単にブランディングが上手だったからではありません。精密さを極めつづけた長い歴史と伝統に裏打ちされた卓越した技術を持つ時計職人たちがいたからこそです。 では、パテックフィリップがここまで高くなるには、どのような出来事があったのでしょうか? さて、この章では、パテックフィリップが現在の位置を確立するまでの歴史について、詳しく解説していきたいと思います。 2-1.始まりはパテック・チャペック社の設立。 出典:PATEK PHILIPPE パテックフィリップの歴史は1839年にまで遡ります。 創業者である「アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック」と「フランソワ・チャペック」によって、王族や上流階級のための懐中時計を製作する「パテック・チャペック社」がスイスのジュネーブで設立されました。これが、パテックフィリップの前身にあたるブランドです。 ポーランド出身の彼らは、自分たちのビジョンを現実とするために手を組みました。当時から彼らの目指すところは最高品質の時計を製造することであり、そのポリシーはパテックフィリップが今日まで続けている価値観の礎となっているとも考えられます。 パテック氏は驚異的なビジネスセンスと革新的なアイデアを。チャペック氏は優れた技術を持つ時計職人でした。2人の卓越したスキルが相補的に結びつくことで品質と美学を追求した時計を作るという共通の目標を掲げていました。 パテック・チャペック社は卓越した技術力と革新性で当時の王族や上流社会の人間たちからすぐに注目を集めました。彼らが生み出した時計は精巧な作りと信頼性の高さが垣間見える素晴らしいものでした。 現在の時計業界でも雲上の存在として君臨するパテックフィリップの始まりは、2人のポーランド人によって作り上げられたのです。 2-2.当時の時計業界では考えられなかったリューズ式の懐中時計を発明。 出典:PATEK PHILIPPE 2人のポーランド人によって作り上げられたパテック・チャペック社ですが、創業から僅か5年後の1844年に大きな転機を迎えます。 フランスの天才時計師「アドリアン・フィリップ」と出会い、時計業界に大きな革命を起こします。フィリップ氏は当時では革命的な技術の「リューズ式懐中時計」の発明者であり、パリで開催された産業博覧会で銅賞を獲得するほどの実力者です。 現在の時計ではリューズでの巻き上げは定番となっていますが、鍵を使って巻き上げるのが主流だった当時では鍵を使わない巻き上げ式時計はかなり革命的だったのです。この新しい技術は時計の使い勝手を大きく向上させることになり、同時に時計の耐久性と信頼性も飛躍的に高めました。 そんなフィリップ氏の技術力に魅了されたパテック氏は、彼をパートナーに迎え入れることで自身の展開する腕時計にも取り入れることにしました。それから1年後の1845年にはリューズ巻上げ式時計を発明して特許を取得するなどの功績を残しますが、これまでブランドを支えてきたチャペック氏は方向性の違いを理由に退社してしまいます。 パテック氏とフィリップ氏との出会いによって生み出されたリューズ式の時計は、今後の時計製造の基盤となる革命的なものとなっています。 2-3.1851年にパテック・フィリップ社へと改名。 出典:PATEK PHILIPPE リューズ式の懐中時計がキッカケとなり、類いまれない技術力から高い評価を受けてきたパテック・チャペック社は、1851年に「パテック・フィリップ社」に会社名を変更します。 これまで創業者2人の名前を冠したパテック・チャペック社として名を馳せていましたが、パテック氏とフィリップ氏のパートナーシップに新たな始まりを告げる形で再スタートしました。 ブランド改名後のパテック・フィリップは、高い品質とブランドの独自性を大切にしながら時計製造における完璧を追求し続けました。彼らが共同で開発したリューズ式の懐中時計は、競合他社と一線を画する高級品として認知され、後に多くの王室の人間や貴族たちに選ばれる理由となります。 現在でも世界中の人々に憧れ続けられるパテックフィリップの名は、ブランドにとって新たな出発を掲げた決定的な意思の現れです。 2-4.ビクトリア女王に愛される程のブランドへ ブランド名を変更して再スタートを切ったパテック・フィリップは、ここから驚異的な成長を遂げます。同年の1851年にロンドンの万国博覧会で鍵を使わない懐中時計を発表し、イギリスのビクトリア女王をはじめとする王族の人間から賞賛を受けました。ブランドの歴史においても輝かしい瞬間です。 この後パテックフィリップは、ビクトリア女王のために「七宝のペンダントウォッチ」を作りました。ダイヤモンドで薔薇を表現したデザインが高貴な印象を与えます。また、彼女の夫であるアルバート皇も「ハンターケースに入ったクオーターリピーター」の時計を購入したといわれており、王族の人間に愛される時計ブランドとして成長します。 当時の世界で最も権力のある人間に認められたことは他の多くの王室や貴族への信頼の証となり、世界中で熱狂的に受け入れられるようになります。パテック・フィリップは単なる時計ブランドを超えて、上流階級のものが持つステータスシンボルとしての地位を確立しました。 ビクトリア女王に愛されるほどのブランドとしての成長を遂げたパテック・フィリップですが、世界恐慌が原因で経営破綻の危機に見舞われることになります。 2-5.世界恐慌が原因でスターン一族へ経営権を渡す 出典:PATEK PHILIPPE 王族をはじめとする多くの人々から愛されつづけたパテック・フィリップは、経営危機を迎えます。1929年に起きた世界恐慌は多くの企業にとって破滅を告げる最悪の出来事となり、パテック・フィリップも世界恐慌の影響で業績不振となってしまいました。 経済的な苦境に陥ってしまったパテック・フィリップでしたが、「ジャン・スターン」と「シャルル・スターン」によって救済されることになります。彼らはもともと文字盤製造会社の一族であり、パテック・フィリップの主要取引先のひとつでした。 スターン一族に経営権を渡したパテック・フィリップは安定した成長を続けることができました。現在でもブランドを牽引している彼らは、パテックフィリップを単なる事業としてではなく、長期にわたる遺産になる時計を作るブランドとして考えており、伝統を大切にしながらも革新的な時計を創り出し続けることに注力し続けています。 一度は経営難に陥ってしまったパテック・フィリップでしたが、スターン一族の救済により高級時計ブランドとしての確固たる地位を今日まで築き上げています。スターン一族によるリーダーシップはブランドの価値を単なる時計以上のものに押し上げ、コレクターたちの間で究極の地位を獲得することとなりました。 2-6.パテックフィリップの代名詞「カラトラバ(Ref.96)」が誕生 スターン一族に経営権を渡した後のパテック・フィリップは、現在の時計愛好家やコレクターにとって特別なモデルを発表します。 1932年にパテックフィリップの伝説的なモデル「カラトラバ Ref.96(通称:クンロク)」が誕生しました。カラトラバの名前はスペインのカラトラバ騎士団に由来しており、そのシンボルとして知られる十字架のマークは、現在でもパテックフィリップのロゴマークに採用されています。 カラトラバ Ref.96は洗練された丸みを帯びたケースと清潔感のあるシンプルな文字盤、そして31㎜の小ぶりなケースサイズによって、その後の腕時計デザインにも大きな影響を与えました。パテックフィリップのエレガンスと機能性を象徴するコレクションです。 現在まで高い人気を誇るカラトラバ Ref.96は後に発表する数多くのモデルの基礎となり、ブランドコンセプトでもある「世界最高の時計をつくる」を物語る遺産のような存在であるといえます。カラトラバRef.96は、パテックフィリップが時計製造の芸術においていかに独自の地位を築いてきたかの証明であり、現在においても歴史的な価値に変動はありません。 スターン一族が誕生させた代表的なモデルであるカラトラバ Ref.96は、パテックフィリップの価値と信念を象徴する腕時計です。 2-7.「ノーチラス」「アクアノート」などの代表モデルを発表。現在に至る パテックフィリップの歴史は優雅なクラシックモデルのみならず、革新的なデザインで新たな伝説を紡いできました。その中でも特に有名なのは「ノーチラス」と「アクアノート」というモデルです。時計好きな人であれば誰もが知っていると思います。伝統あるブランドに新たな風を吹き込みました。 1976年に初めて登場したノーチラスは、ラグジュアリー×スポーツという当時のトレンドを象徴するタイムピースとして誕生しました。八角形ベゼルで作られた独特なケースと架空の潜水艦からインスピレーションを受けて作られたデザインは、パテックフィリップの中でも特に洗練されたカジュアルさを持ち合わせ、新しい顧客層を惹きつけることに成功しました。 一方で、1997年に発表されたアクアノートは、ノーチラスの遺伝子を継承しながらも現代的でスポーティーな見た目を更に前面に押し出したコレクションです。耐水性と耐久性を備えた「コンポジット素材」で作られた「トロピカルバンド」は、アクティブなライフスタイルを送る人々にぴったりの腕時計です。 上記2つのモデルは、パテックフィリップが時代の文化やライフスタイルに対応するブランドであることの証明となっています。時代と共に進化し続けることで雲上の存在としての地位を不動のものとし、現在に至るまで時計業界のトップに君臨しています。 高級時計の世界において、革新的かつ伝統的な価値観を融合させることのできるブランドはそう多くありません。この完璧なバランスこそが、パテックフィリップがなぜこれほどまでに高い評価を受けているのかを物語っています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.パテックフィリップを買うならこれ!資産価値の高いシリーズ5選 パテックフィリップは高級腕時計としてのステータスはもちろん、資産としての価値も兼ね備えたブランドです。展開しているコレクションは多岐にわたります。 時が流れても色褪せることのない価値を持つパテックフィリップのモデルを選ぶ際には、デザインだけでなく、将来的な価値の上昇も視野に入れておいた方がよいでしょう。 この章では、特に資産価値の高いとされるモデルを5つピックアップしましたので、紹介していきたいと思います。 3-1.ノーチラス パテックフィリップの中でも高い資産価値を誇っていることで知られる「ノーチラス」は、1976年に時計デザインの巨匠「ジェラルド・ジェンタ」の手によって生み出されました。ステンレススチールを使った最初の高級時計のひとつとしても知られており、斬新なデザインと精巧な仕上がりでたちまち時計業界に名を馳せています。 独特な八角形のベゼルは「船の舷窓」からインスピレーションを受けてデザインされており、深海を感じさせる見た目が魅力的です。 誕生から現在に至るまで高い人気を誇るノーチラスは、長期的に価値が維持されていることによってパテックフィリップを代表する資産価値の高い時計としても知られています。 3-2.アクアノート ノーチラスと肩を並べる代表的なスポーツウォッチの「アクアノート」は、現代のアクティブなライフスタイルに合わせたデザインのモデルです。1997年に初めて発表されてから、ファッション性と機能性を兼ね備えているとして、特に若い世代のコレクターから絶大な支持を受けています。 アクアノートは高い耐久性を持つトロピカルバンドを採用していることから、長時間使用していてもストレスを感じることはなく、水にも強いという特性を持っています。文字盤にはパテックフィリップ独特のエンボス加工が施されており、スポーツウォッチでありながらエレガントな印象を放ちます。 比較的新しいモデルであるにも関わらず、パテックフィリップの品質への信頼を物語っています。 3-3.カラトラバ パテックフィリップのドレスウォッチとして広く知られている「カラトラバ」は、ブランドのアイコンとも言えるモデルです。1932年に誕生して以来、シンプルでタイムレスなデザインが特徴的なことから、最高品質のクラフトマンシップと洗練された美学が完璧に融合していることの証明になります。 カラトラバはパテックフィリップの腕時計の中でも時を超えたデザインと卓越した品質の象徴として、長きにわたりコレクターたちの心を掴み続けています。 3-4.コンプリケーション コンプリケーションは、その名の通り複雑機構を搭載したモデルです。時計製造の高度な技術力を象徴するパテックフィリップの顔と言えます。日常的に使える実用的な機能から時計愛好家を魅了する芸術的な機能まで幅広く取り揃えています。 永久カレンダーやトゥールビヨン、ミニッツリピーターなどさまざまな複雑機能を搭載したモデルがありますが、これらの時計は技術的な精巧さだけでなく、芸術作品としての価値も兼ね備えています。 コンプリケーションモデルは時計職人の技術と創造性の結晶として高い資産価値を有しています。パテックフィリップのコンプリケーションモデルは、持つ喜びと所有する誇りを兼ね備えた時計として、世界中のコレクターから高い評価を受けています。 3-5.グランドコンプリケーション グランドコンプリケーションは複雑機構を2つ以上搭載しており、先述したコンプリケーションの上位互換のようなモデルです。パテックフィリップが世に送り出す時計の中でも特に複雑で精巧な時計として知られています。 時計コレクターからは時計界の芸術品として高く評価され、一般の時計愛好家からも憧れの存在となっています。グランドコンプリケーションのモデルは、パテックフィリップが時計製造において追求する最高の技術と美学を具現化した作品です。 定価も高いことから一生に一度の大きな投資となるかもしれませんが、グランドコンプリケーションモデルは所有するだけで満足感と優越感を与えてくれます。 4.億超え落札!パテックならではの高級腕時計5選 パテックフィリップが展開している腕時計では、時計愛好家やコレクターたちが息を呑むような価格で落札される物もあります。卓越したクラフトマンシップと革新性、そして限定された生産数によって「億超え」の金額で取引されることは珍しくありません。 この章では、そんなパテックフィリップの中でも、高額落札された超高級腕時計をいくつか紹介していきたいと思います。 4-1.【Ref.6300A-010】グランドマスター・チャイム パテックフィリップの中でも特に目を見張る存在が「グランドマスター・チャイム Ref.6300A-010」です。 2017年にスイスのジュネーブで開かれた「オンリーウォッチ2017」というオークションで「約37億円」で落札された世界で最も高価な腕時計です。パテックフィリップの象徴的なエレガンスを備えつつも大胆な印象を与えます。 Ref.6300A-010はパテックフィリップの持つ伝統と革新性、そして最高峰の時計製造技術を象徴するモデルです。グランドコンプリケーションモデルなので、20個の複雑機構を兼ね備えた実用性の高いモデルでもあります。 4-2.【Ref.5016A-010】グランド・コンプリケーション 先述した6300A-010と同じくオンリーウォッチ2017で落札されたモデルの「Ref.5016A-010」は、ハリウッドを代表する俳優の「ブラットピットさん」によって「約9億円」で落札されました。 時計史に残る名作と称される「Ref.5016A-010」は、パテックフィリップのグランド・コンプリケーションの中でも一際目を引く存在です。永久カレンダー、ミニッツリピーター、トゥールビヨンという三大複雑機能をひとつの時計に凝縮した逸品です。 3つの複雑機能を搭載しながらも非常に洗練されたデザインを持ち合わせており、パテックフィリップならではのエレガントさも感じます。 4-3.【Ref.1518】グランド・コンプリケーション 281本限定で作られた「Ref.1518」は、パテックフィリップのアンティークピースとして多くの人々を魅了し続けています。Ref.1518は永久カレンダー搭載のクロノグラフであり、時計愛好家からは究極のコレクターズアイテムと称されています。 クラシカルなデザインが特徴的なことから、アンティークウォッチ好きにはたまらない1本です。1941年に作られたモデルの落札価格は「約2億円」です。 4-4.【Ref.2523】シルクロード 2021年5月に「11億円」で落札された「Ref.2523」は、ワールドタイム機能を備えていることにより、世界の時刻を確認することができます。この機能は旅行をする方や国境を越えたビジネスを行う人々にとって非常に有効な機能と言えます。 「Ref.2523」のデザインは最高峰のクラフトマンシップが反映されており、ユーラシア大陸が描かれた七宝素材の文字盤はまさに移動の自由と探求心を象徴しています。 4-5.【Ref.1415】プラチナワールドタイム ワールドタイム機能を搭載したモデルの「Ref.1415 プラチナワールドタイム」は、1939年に発表された中で、唯一プラチナ素材を使ってつくられていることから傑作として知られています。通常のワールドタイムとは高級感が圧倒的に違います。 2002年に開かれたオークションで「約5億円」で落札されました。パテックフィリップの腕時計の中でも究極のタイムピースに値する代物です。 4-6.【5711/1A-018】ノーチラス × ティファニーコラボ パテックフィリップとティファニーのパートナーシップ締結170年を記念して、2021年に170本限定で作られた特別なモデル。 2021年12月11日にアメリカで開催されたフィリップスオークションにて650万3500ドルで落札されました。(当時の価格でおよそ7億3500万円) ノーチラス5711シリーズは2020年に廃盤がアナウンスされ、現在では中古市場でしか入手ができなくなっております。廃盤のアナウンスの影響と希少性から5万ドルのエスティメートを大きく超えた落札となりました。 当時は「ティファニーで3億円以上買い物している上顧客」しか購入できないとも噂されており、かなりの話題となりました。 2023年現在でも5711/1a-018は3.5億円前後で市場取引されており、海外セレブからかなり人気があるモデルとなっております。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.パテックフィリップは買えない?定価での購入方法! パテックフィリップの腕時計は、雲上の存在として数多くの時計愛好家に憧れられています。その理由のひとつとして挙げられるのは「定価で買えない」という事実があることです。 パテックフィリップを定価で購入するためには、いくつかのコツが必要になっています。この章では、パテックフィリップを購入するための具体的な方法をいくつか紹介していきたいと思います。 5-1.信頼を勝ち取って正規店で購入 「定価で購入する=正規店」というイメージを持つのが一般的かと思いますが、パテックフィリップの腕時計を正規店で手に入れるためには、単に「欲しい」という購入意欲があるというだけでは不十分です。 正規店で購入するためには私たち顧客とブランドの間に「信頼関係」を築くことから始まります。昨今の転売ヤー問題も相まって、高級時計ブランドは長期的な関係を重視する傾向にあるため、今日突然店舗に行って今日購入する。みたいなことは基本的にはありえません。 まずは近くの店舗に足を運び、対面でのコミュニケーションを厚く取ることが重要です。パテックフィリップに対する自分の情熱と腕時計に対する真剣な関心を伝えることで、スタッフ側も時計を託しても大丈夫といった信頼のおける顧客として見てくれる可能性が高まります。 正規店で欲しい場合には、スタッフとの信頼関係の構築から始めましょう。 5-2.並行輸入店で購入する パテックフィリップを購入する場合は「並行輸入店」も視野に入れましょう。国内正規代理店を通さずに輸入される商品を扱う店舗です。身近なところでいえば、ドン・キホーテや電気屋さんなどにオメガの時計が置いていたりしますよね。 しかし、並行輸入品を扱う店舗の中には、信頼できる業者もあれば偽物を販売している悪質な業者も存在します。購入を検討する際は、店舗の評判を徹底的に調査してください。既に購入したことがある人からの口コミを集めることも重要なポイントです。 パテックの購入を考えている際には、並行輸入品も視野に入れて考えるとよいでしょう。 5-3. 持っている人と仲良くなる パテックフィリップの時計を手に入れる方法のひとつとして、既に所有している人と「関係を深めること」が挙げられます。パテックフィリップの時計に関する深い知識や経験を持っている可能性が高いですし、運が良ければ定価より安く譲ってもらえるかもしれません。 また、パテックを買えるくらいの財力を持っている人と仲良くしているのは、時計に関する情報交換だけでなくあなたの人脈を広げることにも繋がります。時計を介した繋がりは多岐にわたる恩恵をもたらすと言えます。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、パテックフィリップはなぜ高いのかについて解説させていただきました。 パテックフィリップの腕時計が高い値段で取引されているのは、ブランド力や希少性、そして世界最高峰の技術力があることによって成り立っています。 この記事を通じて、パテックフィリップの価値についてを理解出来ていれば幸いです。 関連記事はコチラ 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高級腕時計ブランドの「Richard Mille/リシャールミル」は、時計を愛する世界中の人々から憧れの存在としての立ち位置を誇っています。こだわり抜いて作られたトノー型ケースとスケルトンデザインの腕時計は、他のブランドに追随を許さないものとなっています。 しかし、インターネットなどを見てみると「ダサい」「良さがわからない」などの声が、ちらほらと見受けられます。リシャールミルと言えば超高価格帯の腕時計ブランドとして知られていますが、このようなネガティブな言葉が上がっているのは、一体何故なのでしょうか? この記事では、そんなリシャールミルがダサいと言われてしまう理由について、深く探っていきたいと思います。 1.リシャールミルが嫌い!?ダサいといわれてしまう5つの理由 リシャールミルの腕時計はこだわり抜いたデザインからくる高価格なものとして注目を集めていますが、冒頭でもお話しした通り「ダサい」という厳しい声も上がっているのが現状です。このような声が上がってしまうのは、以下の5つの理由が主となっています。 ・一昔前のデザインに見えるから ・おもちゃっぽいから ・大きい腕時計だから ・ビジネスシーンに合わないから ・シンプルに高い。成金のイメージだから この章では、上記の内容について探っていきたいと思います。 1-1.一昔前のデザインに見えるから リシャールミルの腕時計は独特のデザインと革新的な技術で知られていますが、その特徴的なスタイルが一部の人からは「一昔前のデザインに見える」という声もあります。トノー型のケースで作られた腕時計は、その独特な形状が一部の若い世代やシンプルなデザインを好む層には受け入れられにくいのかもしれません。 トノー型のケースはリシャールミルの時計とひと目見てわかるデザインなことから、ブランドのアイデンティティを際立たせる要素となっています。しかしながら、このデザインは20世紀初頭に流行したスタイルを思わせ、現代のミニマルファッションスタイルやストリートスタイルを好む傾向とは全く逆です。モダンな美学に慣れ親しんだ今の時代の若者からは過去の時代の名残を感じさせるものとなっており、古臭いと捉えられてしまいます。 また、リシャールミルは技術的な面で歴史に残るほどの革新を数多く遂げていますが、デザインの面では伝統的な要素を押し出している部分があります。このため、最先端の腕時計を求める人々からはギャップを感じられることがあるのかもしれません。 リシャールミルのデザインが「ダサい」と言われてしまうのは、現代の若者の価値観や時代背景などによる流行の移り変わりが関係しているといえます。 1-2.おもちゃっぽいから リシャールミルの時計がダサいといわれる理由の一つとして「おもちゃっぽい」という声があります。このブランドが採用する目立つような色使いや大ぶりなデザインのラインナップなどは、遊び心あふれるスタイルが見て取れます。 時計愛好家の間では、時計はただ時間を確認するための道具ではなく個人のステータスを象徴するアクセサリー的な役割としても見なされています。そのため、基本的にはシンプルなデザインが好まれる傾向にあります。しかし、リシャールミルの腕時計は、現代の常識に反するようにユーモアと大胆さを注入しています。 一部の人々からはリシャールのデザインが斬新なものとして高い評価を受けてる一方で、派手なデザインを好まない時計愛好家や、シンプルなデザインに美学を感じている人々からはマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。子供用のおもちゃのようなカラーリングやデザインが、リシャールミルの時計を「ダサい」と思う理由となっているのです。 1-3.大きい腕時計だから リシャールミルの時計が一部の人々からダサいと評価されるのは、大きいサイズにあるともいえます。現代のトレンドである時計と比較したら大きなサイズのケースを採用していることが多く、一部の人々には不格好に映ってしまいます。 近年ではシンプルなデザインでシックな見た目の腕時計が好まれる傾向にあります。しかし、リシャールミルの時計は大きくて存在感のあるデザインが特徴的であり、洗練されたエレガンスよりも「目立ちたがり屋の印象」を与えることがあります。 日本人のように細目の手首の方が多い国の人が着けてしまうと、時計の大きさが際立ってしまい「やりすぎ」に見えることが否めません。実際にリシャールミルを着用している人は、外国人の方などの体の大きい男性がInstagramに写真を掲載していることが多く、日本人が着けているイメージはあまり強くはないのも事実です。 また、大きな時計を着けると日常生活で不便を感じさせることがあります。ビジネスシーンでのジャケットの袖口に引っかかってしまうのは、時計本来の実用性を疑問視する理由になってしまいます。 リシャールミルの時計が採用する大き目なサイズ感は、ブランドのアイデンティティを形作る一方で「ダサい」と感じる要因にもなっていることは明らかです。 1-4.ビジネスシーンに合わないから リシャールミルの腕時計がダサいと言われてしまうのは、「ビジネスシーンに合わないから」とも言われることが多いです。ビジネスシーンでは第一印象が大切なので、服装やアクセサリーは慎重に選ばなければなりません。清潔感を前面に出すことやイヤらしさを感じさせないことによって、プロ意識や信頼感を演出できるとされています。 リシャールミルの時計はユニークなデザインと鮮やかなカラーリング、モデルによっては小粒の石をケースに埋め込んだ派手な装飾なものもあることから、日本のビジネスシーンには適さないのではないかと捉えられることがあります。 さらに、時計に詳しい人であれば、ひと目で高額な腕時計であることもわかってしまうので、時には見栄を張っているように映ることがあります。謙虚さや内面的な価値を重視する日本のビジネスシーンでは好ましくないと言えます。 上記のように、ビジネスシーンに着用するには型破りな存在であることから、一部の人々からリシャールミルはダサいといわれてしまいます。 1-5.シンプルに高い。成金のイメージ リシャールミルの時計がダサいといわれてしまう最大の理由は、高い時計を着けていることから来る「成金イメージ」です。リシャールミルの価格は、私たち一般人が想像している値段をはるかに超えたレベルで設定されているモノがほとんどです。 こうした価格設定は社会的なステータスや富を誇示する道具として時計を用いる「成金」といったイメージを感じさせることから、一部の人々の間で否定的な見方を生む原因となっています。 時計が単なる時間を知るための道具ではなく、ステータスシンボルとしての役割を果たす現代において、リシャールミルのような高価な時計は「社会での成功を象徴するアイテム」と見なされがちです。しかしその一方で、先述した派手なデザインと相まって過度な富の誇示や、名利にばかりとらわれている俗物的な価値観の表れとして批判されることもあります。 我々日本人には馴染みのないスタイルなので、現在でも批判する人もいるみたいです。しかし、インスタグラムなどのSNSの発展からリシャールミルなどの高級時計で金持ちアピールをしている人も増え、だんだんと認められるようになりました。 リシャールミルの腕時計が生み出す驚異的な価格は、時計を選ぶ際に重視されるべき品質やデザイン、ブランドの歴史といった要素も霞ませがちです。高い価格だけが先行してしまうことから、価値に見合うだけの本質的な魅力が感じられないという意見は「ダサい」という評価を後押ししています。 挑戦的なデザインと革新性で一部のコレクターや時計愛好家から高く評価される一方で、その価格設定からくる成金イメージは世間に受け入れられるにはあまりにも難しいものとなっているのです。 2.世界中の人々を魅了しているリシャールミルの魅力 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの時計は一部で「ダサい」と囁かれていることは事実ですが、世界中の時計コレクターや時計愛好家から熱烈な支持を受けています。 この章では、世界中の多くの人々から支持を受けているリシャールミルの魅力を深掘りしていきたいと思います。今現在リシャールの価値がいまいちわからない方にもわかりやすく紹介していきますので、ぜひご覧ください。 2-1.ひと目でリシャールと分かる独創的なデザイン リシャールミルの腕時計が世界中の腕時計コレクターたちの注目を集めているのは、「ひと目でわかる独創的なデザイン」が一番大きいといっても過言ではないでしょう。これまで伝統を重んじてシックなデザインがメインだった時計業界に、リシャールミルの「トノー型ケース」の腕時計は新しい風を吹き込みました。 ただ目立つデザインであるだけでなく、搭載されている複雑機構やカラーリングの違いなど、それぞれが個性と物語を持つことによって単なる時間を確認するための道具以上の存在感を放っています。 斬新なカラーリングはもちろん、複雑に作られた文字盤のレイアウト、高級感と耐久性を兼ね備えた素材の採用は所有者の独自性を腕時計1本で表現してくれます。リシャールミルの時計は着けているだけで強烈な印象を与えるのと同時に、個人のスタイルや価値観を明確に伝える手段として活躍します。 ひと目でわかる独創的なデザインは、リシャールミルが世界の人々から高い評価を受ける理由のひとつです。 2-2.「腕時計のF1」がコンセプト。最先端の技術を駆使。 リシャールミルがコンセプトとして掲げているのは腕時計のF1です。このコンセプトに沿うような圧倒的な技術力と素材へのこだわりは、他のブランドに追随を許しません。 航空宇宙業界やF1レースカーにも使われる最先端の素材を時計製造に応用することで、極限の環境下でも高い耐久度を維持することに成功しています。 例えば、軽量でありながら強度が高いチタンをケースやムーブメントに使用することで、高い耐久性と確かな実用性のある腕時計を生み出しています。 洗練された技術から作られる時計は、時刻が高精度なのはもちろんのこと、衝撃に強くて長期にわたる使用にも耐える丈夫さをもたらしています。リシャールミルは時計の耐久性を高めるためにF1カーのパーツにも用いられる革新的な技術を採用しています。 これにより、時計は日常生活はもちろんのこと、テニスやゴルフなどの激しい動きが伴うスポーツシーンでも精度を落とすことなく機能します。 また、リシャールミルの時計は耐久性の高い素材を採用しているだけでなく、内部の機構に於いても革新的です。トゥールビヨンやスプリットセコンドなどの複雑機構を時計に搭載することによって、時刻の精度と美しいデザインを最大限に引き出しています。 トゥールビヨンは元々、拍手をしたら故障してしまうといわれるほど繊細な機構ではありましたが、リシャールミルが初めて製作した「RM001」は落としても壊れないほどの耐久性を持っています。リシャールミルが世界中の人から愛されるのは、ブランドコンセプトからもわかる技術力の高さと素材へのこだわりが深く関係しています。 2-3.トップアスリートなどを活用したブランド戦略 リシャールミルは高品質な時計を製造するだけでなく、ブランド戦略においても独自の道を歩んでいます。 特に注目すべきなのは、トップアスリートをブランドアンバサダーとして起用したプロモーションです。 テニスプレーヤー ラファエル・ナダル プロゴルファー バッバ・ワトソン F1レーサー フェリペ・マッサ といったスポーツの世界で活躍する一流アスリートたちがリシャールミルの時計を着用しています。 特に激しい動きをするアスリートをブランドアンバサダーとして起用するのは、単に商品を紹介する広告塔として知名度を上げる戦略ではありません。アスリートたちが実際のプレイ中にリシャールミルとのコラボレーションモデルを着用することによって、どれほど丈夫で信頼性が高いかを実証することができます。 例えば、ラファエル・ナダルとのコラボレーションモデル「RM27-04」は、走って、しゃがんで、腕を振り抜くといった激しい動作が発生するテニスのプレー中でも破損や故障をすることなく、高い耐久性を証明しています。 このように、アスリートたちの実際のパフォーマンスを通じてリシャールミルの時計の品質を証明することは他のラグジュアリーブランドには見られないユニークなアプローチだといえます。一流アスリートたちの腕に着けられたリシャールミルの腕時計は、それぞれのスポーツでの激しい動きにも耐えることができる技術の粋を集めた芸術作品なのです。 ブランドアンバサダーを起用した独自のブランド戦略は、リシャールミルのイメージをスポーツと直結させています。アクティブでダイナミックなライフスタイルを象徴するブランドとしての地位を確立し、ただの時計メーカーではなく挑戦と革新のシンボルへと格が上がっているのです。 2-4.少量生産スタイルで希少性を生む 一般的な時計ブランドは「少品種多量生産」を謳ってコストを削減し、幅広い顧客層にアプローチしている一方で、リシャールミルは敢えて「多品種少量生産」の戦略をとっています。数々のモデルを展開していながらも、限定生産などで腕時計を製作していることから、新品でも希少性が高いとの評価を受けています。 この戦略によりリシャールミルが生み出すモデルは限定品としての特別な価値を持ち、コレクターたちの間での競争を生み出しています。 創業者である「リシャール・ミル氏」が「コスト度外視」で腕時計の製作に取り掛かっていることを明言しているのは、自身が掲げた作りたい腕時計のコンセプトを曲げたくないことの表れです。このこだわりこそが少量生産を余儀なくしていますが、それによって生み出されるのは単なる時計ではなく芸術作品のような存在です。 多くのブランドがマニファクチュール(自社製造)をしている中で、リシャールミルから生み出される時計は、細部に至るまで完璧を求める製作のプロフェッショナルに外注をかけて作られています。このようにして、1つ1つの時計に独自性と特別感が与えられるのです。 リシャールミルを所有すること自体が社会的ステータスの象徴となります。世界に数えるほどしか存在しない時計を腕にすることは、ブランドの独自性と高級感をさらに際立たせる重要な要素のひとつであり、多くの時計愛好家たちを魅了し続けています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.着けてたらかっこいい!リシャールミルのオススメモデル5選! 一部の人からはダサいとは言われつつも、リシャールミルには数多くの魅力的な腕時計が存在しています。今回オススメしたいモデルは以下の通りです。 RM055 バッバ・ワトソン RM51-01 ミシェル・ヨー RM035 ラファエル・ナダル RM61-01 ヨハン・ブレイク RM11-03 マクラーレン この章では、上記の5モデルについて解説していきたいと思います。 3-1.RM055 バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE ゴルフ界のスーパースター、バッバ・ワトソンとのコラボレーションによって誕生した「RM055」は、スポーツと高級時計の完璧な融合を象徴しています。 このモデルの最大の特徴は、その耐衝撃性にあります。ゴルフというスポーツの性質上、強い衝撃が時計に加わる可能性があるため、リシャールミルはチタン製のケースを用いるなどして、この問題に対処しました。 加えて、スケルトンダイヤルが施されたこの時計は、そのメカニズムの美しさを際立たせながら、ゴルファーがスイングした際にも最適な重量バランスを提供します。 バッバ・ワトソンが実際に競技中にRM055を着用することで、この時計の耐久性と実用性が証明されており、スポーツマンだけでなく時計愛好家からも高い評価を受けています。 デザイン面では、白いケースに青いアクセントが施されたRM055は、スポーティーながらも洗翩した印象を与えるため、ファッションアイテムとしてもその地位を確立しています。 ゴルフコースからビジネスシーン、カジュアルな日常使いまで、幅広いシチュエーションにマッチするこのモデルは、リシャールミルが提案する新たなラグジュアリースポーツウォッチの形を示しているのです。 3-2.RM51-01 ミシェル・ヨー 出典:RICHARD MILLE マレーシア出身の国際的な女優であり、アクションスターとしても知られるミシェル・ヨーは、映画界での彼女の多才な才能とリシャールミルの時計製造における革新的精神が見事に融合したRM51-01を身に着けています。この特別なコラボレーションモデルは、彼女のキャリアへのオマージュであり、その独特な美学と精密な工学が融合しています。 時計のダイヤルには中国神話に登場する龍が精巧に描かれており、アジア文化への敬意とともに、リシャールミルが追求する芸術性の高さを物語っています。 RM51-01 ミシェル・ヨーはその哲学が凝縮された一例です。その圧倒的な存在感と時計としての完成度の高さは時計愛好家はもちろん、芸術作品としての価値を見いだすコレクターたちからも高く評価されているのです。 3-3.RM035 ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE テニス界のレジェンドであるラファエル・ナダルは、卓越したプレースタイルと強靭な精神力で知られています。彼の名を冠したリシャールミルのRM035は、ナダルの競技における特性を時計に反映させた、軽量かつ堅牢なマスターピースです。 このモデルは極限の状況でも高いパフォーマンスを維持できるよう設計されており、テニスコートで最高のパフォーマンスを求めるナダル自身の要求を満たしています。RM035は、重さがわずか30グラムにもかかわらず、衝撃に強い素材と精密な機構で作られていることが特徴です。 ナダルが実際の試合でこの時計を着用したことによって、耐久性と快適さを世に証明してきました。また、この時計のスケルトンデザインは、リシャールミルの機械的美学を強調しており、スポーツとエレガンスの完璧な融合を示しています。 テニスコートで培われたナダルの精神を形にしたRM035は、リシャールミルがスポーツウォッチに対する革新的なアプローチを持っていることの証でもあります。 この時計はただの時間計測器具ではなく、一流のアスリートの力強さと勝利への情熱を身につけることができる象徴的なアイテムとなっています。 3-4.RM61-01 ヨハン・ブレイク 出典:RICHARD MILLE スピードとパワーを兼ね備えた陸上競技のスター、ヨハン・ブレイク。その獰猛な走りから「ビースト」との異名を取る彼にインスパイアされたRM61-01は、まさに力強さとテクノロジーの結晶です。 このモデルはヨハン・ブレイクが着用することで有名になり、トラック上での彼の圧倒的な存在感と同様、時計業界においても強烈な印象を放ちます。 RM61-01は、極めて軽い素材であるTPTカーボンをケースに採用し、衝撃吸収性に優れる設計が施されています。ブレイクの強靭なリストに合わせた耐久性と軽量性を両立させたこの時計は、陸上競技のみならず、どんなハードなスポーツシーンにも適応します。 特筆すべきはそのデザインの特異性です。時計の内部構造が一目でわかるスケルトンデザインは、見る者にリシャールミルの先進的な機構と精密工学の精神を感じさせます。また、ヨハン・ブレイクの国旗を彷彿とさせるカラーリングは、彼の故郷であるジャマイカへのオマージュとも言えるでしょう。 RM61-01 ヨハン・ブレイクは、ただのステータスシンボルではなく持つ者の内なる強さと情熱を象徴するアイテムです。この時計を着けることで日常の中でさえ、力強さとスピードを感じ取ることができるのではないでしょうか。 3-5.RM11-03 マクラーレン 出典:RICHARD MILLE 自動車の名門マクラーレンとのコラボレーションはリシャールミルが時計製造に対する情熱と革新を追求する姿勢を如実に示しています。RM11-03 マクラーレンは、この両巨頭のコラボレーションにより生まれた、自動車レースの世界を体現する傑作時計です。 マクラーレンの最先端技術とリシャールミルの高級時計製造技術が融合しており、その結果、精度とパフォーマンスにおいて類を見ない逸品となりました。RM11-03は、チタンとカーボンTPT®素材を使用しており、これにより軽量かつ堅牢な構造を実現しています。 視認性の高い大きなデイト表示、フライバッククロノグラフ、アニュアルカレンダーといった機能は、ドライバーがレース中に求める情報を瞬時に捉えるために欠かせない要素です。また、その独特なデザインは、マクラーレンの象徴的なエアロダイナミクスとインテリアデザインにインスパイアされており、時計愛好家だけでなく、自動車愛好家の心も鷲掴みにします。 RM11-03 マクラーレンはレーストラックから日常へと流れるアドレナリンを感じさせる時計です。マクラーレンのレーシングカーと同じく、この時計を身に着けることで、毎秒を競う高揚感と共に、生活にダイナミズムをもたらすことでしょう。 4.リシャールミルはなぜここまで人気に?キッカケとなったモデル 出典:RICHARD MILLE リシャールミルは、2001年の創業以来、高級時計市場に革命をもたらし続けてきました。これほどまでに圧倒的な人気と地位を築くことができたのはなぜでしょうか? その答えは、『ブランドが市場に投入した画期的なモデル』にあります。 本章では、リシャールミルの歴史を形作るキッカケとなった、いくつかの代表的なモデルを通じて、その魅力と成功の秘密に迫ります。 4-1.デビュー作として発表された「RM001」 出典:RICHARD MILLE リシャールミルがここまでの人気となったのは「RM001」というモデルから始まりました。RM001はブランドが初めて発表したプロトタイプであり、高級時計に新たな基準を打ち立てた画期的な腕時計です。バーゼルワールド2000にて発表された当時、斬新なデザインと技術革新は業界に衝撃を与えました。 「RM001」は複雑機構のトゥールビヨンを搭載していながらも高い耐久性と機能性を実現した画期的な存在となりました。 従来のトゥールビヨンは非常に繊細でデリケートな機構となっていましたが、リシャール氏はRM001を発表するときに時計本体を落下させるパフォーマンスを取り、極めて耐久性の高いトゥールビヨンウォッチとして一線を画す存在となりました。 さらにRM001はブランドの象徴的なデザイン哲学を確立し、以降のリシャールミル作品における基礎となる特徴を多く備えています。スケルトンのケースバックからは超精密に仕上げられたムーブメントを眺めることができ、美しさだけでなく機械としての複雑さをも感じさせます。 リシャールミルがただの時計ブランドではなく、革新を追求し続けるクリエイティブな精神を持ったブランドであるということが証明されました。このモデルはリシャールミルのアイデンティティの核となると同時に、高級時計業界における革新の象徴として今も語り継がれています。 4-2.世界最軽量のトゥールビヨンを搭載した「RM006」 出典:RICHARD MILLE F1レーサーのフェリペ・マッサとのコラボレーションモデル「RM006」は、リシャールミルが2004年に発表した世界を驚かせたトゥールビヨン搭載のモデルです。 この時計の最大の特徴はなんといっても43グラムという超軽量で作られているところです。航空宇宙産業からインスピレーションを受けた革新的な素材である「カーボンナノファイバー」を時計のムーブメントのプレートに採用することで、重量を劇的に削減し驚異的な耐久性を実現することができました。 RM006のもうひとつの特徴は、極限の状況にも耐えるなどの実用性の高さです。リシャールミルはレーシングカーが過酷な条件下で最高のパフォーマンスを発揮するように設計されています。ただ軽量化された時計ではなく、過酷な環境下での使用を想定して作られた信頼性と耐久性に優れた傑作なのです。 4-3.ブランド初のレディースモデルとなる「RM007」 出典:RICHARD MILLE 2005年に発表された「RM007」は、リシャールミルが初めて生み出したレディースモデルです。 初めての女性モデルは特別な作品にしたいというブランドの想いのもと作られたRM007は、ひと目見ただけで高級感がわかるようなゴージャスなデザインが特徴的です。 ケースの内部にジェムストーンが埋め込まれ、女性の手首にしっくりくるように計算された着用感は女性の手元を華やかに彩ります。こうした派手な装飾を用いたデザインでも、リシャールミルが持つ技術力を損なうことはなく、ブランド創業者が掲げているコスト度外視のポリシーに基づいて作られているといえます。 内部ではリシャールミルの高い技術力を駆使した複雑なムーブメントが組み込まれているにも関わらず、見た目は極めてスリムで洗練されている点は女性モデルならではと言えるでしょう。このバランスの取れたデザインは、技術と美の完璧な組み合わせを求めるリシャールミルの哲学を体現しています。 4-4.ムーヴメントをスケルトンにした「RM012」 出典:RICHARD MILLE これまで紹介してきたリシャールミルの腕時計も革新的なデザインと技術で時計界に新たな風を吹き込んでいますが、「RM012」は特に象徴的な存在といえます。 RM012の大きな特徴は無駄なものを極限まで削ぎ落とすことによって完成した「パイプ構造」のムーブメントデザインです。 時計史を振り返ってみてもパイプ構造で作られたものは前例のない物なので、リシャールミルが作り上げたムーブメントと言えます。時計というよりは現代のアート作品を思わせるほど技術的な美しさを際立たせています。 建築物からインスピレーションを受けてパイプ構造で作られたRM012は、技術的に卓越しているのはもちろん、ブランドの理想を追求した強度とねじれ剛性を発揮しているのも特徴的です。伝統的な時計製造技術を尊重しつつも、常に理想の時計作りを追求している姿勢を示しています。RM012は単なる時間計測の道具を超えて、技術とデザインの究極の形を追求するリシャールミルの哲学を体現しているモデルと言えるでしょう。 4-5.ラファエル・ナダルとの共同開発モデル「RM027」 出典:RICHARD MILLE プロテニスプレイヤーとのコラボモデルであるラファエル・ナダルが「RM027」は、スポーツと高級時計製造の枠を超えたコラボレーションの結晶です。このモデルは競技中のナダルの腕に装着されることを前提にデザインされ、極限の状況下でのパフォーマンスと耐久性を兼ね備えています。 「RM027」の最大の特徴はその驚異的な軽さにあります。時計全体がわずか20グラム未満という重量は、腕につけていることをほとんど感じさせません。極薄のチタンとリシャールミルが特別に開発したリチウム合金を使用することで達成されています。軽量化により、ナダルがコート上で激しい動きをする際に、時計による妨げがほぼゼロになるという利点があります。 また、衝撃吸収機能もこの時計の優れた特性の一つです。テニスプレーヤーが試合で受ける激しい動きや衝撃に耐えうるように設計されており、精密機械であるムーヴメントを保護するために、独自のサスペンションシステムが採用されています。 この「RM027」は、ナダルとの共同開発によってスポーツ時計の可能性を広げた画期的なモデルです。ナダル自身も大会でこの時計を着用し信頼性と品質を証明しています。リシャールミルとナダルの共同作業は、ただのスポンサー契約を超えた深い技術的協力の関係を築き上げており、その結果として生まれた「RM027」は、時計愛好家はもちろんのこと、テニスファンにとっても特別な意味を持つ存在となっています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.世界のセレブからも愛されている!リシャールミルを着用している有名人5選 圧倒的な存在感と個性を放つリシャールミルは、エンターテイメントやスポーツの世界で活躍する著名人たちにも愛されています。彼らがリシャールミルを選ぶのは、単なる時間を告げる道具を超えた、ステータスやパーソナリティを象徴するアイテムとしての価値を認めているからでしょう。 この章では、リシャールミルを纏いそれぞれの分野で輝きを放つ5人の有名人を取り上げ、彼らの選んだモデルとその魅力に迫ります。 5-1.タレント 渡辺直美さん RM07-01 渡辺直美さんは国際的なファッションアイコンとして知られており、そのユニークなセンスは腕時計の選択にも反映されています。彼女が愛用するリシャールミル RM 07-01は、エレガンスと現代的なデザインが融合した時計です。このモデルは、女性らしい魅力と高い機能性を兼ね備え、渡辺さんの多忙なライフスタイルと公私にわたる多岐に渡る活動に対応します。 RM 07-01は特に精巧なクラフトマンシップと先進技術を体現しており、それは渡辺さんが国内外で展開する活動と同様に国際的な感覚を反映しています。時計のケースは、高品質な素材で作られ、独特なフォルムが特徴的。ダイヤモンドセッティングを施されたベゼルは、その華やかさを一層引き立てています。また、リシャールミル独自のスケルトンダイアルは、技術的な美しさを際立たせ、渡辺さんの個性的なファッションに華を添えるアクセサリーとしても完璧な役割を果たしています。 そういったデザイン性と機能性を兼ね備えたRM 07-01は、渡辺直美さんが世界中で注目を集める理由と相まって、彼女のパーソナリティと完璧に調和しています。渡辺さんのように個性を大切にし、自己表現の一環として時計を選ぶ人々にとって、RM 07-01は理想的な選択と言えるでしょう。 5-2. 実業家 前澤友作さん RM038 前澤友作さんは日本を代表する実業家の一人であり、彼のビジネスにおける斬新なアプローチは世界中から注目を集めています。その一方で、個性的かつ先進的な趣味の良いアイテムを選ぶ目利きとしても知られており、特にリシャールミルのRM 038モデルを愛用しています。 RM038は、高度な技術と革新的なデザインが融合した作品で、ゴルフのレジェンド、バッバ・ワトソンのために特別に作られた時計です。この時計の最大の特徴は、極めて高い衝撃耐性を持ちながら、ゴルフをプレイする際の動きを妨げないように非常に軽量に作られている点にあります。 前澤さんがこのモデルを選んだ理由は、その卓越した機能性と、アートピースのようなデザインに惹かれたからでしょう。RM038は、その魅力的なスケルトンダイアルと、時計製作の伝統的な技術の限界に挑戦するような革新的な素材使用で、リシャールミルの象徴的な存在です。 前澤さんがRM038を腕にしている姿は、彼のビジネスだけでなく私生活においても、常に先端を行くそのスタイルと完璧にマッチしています。彼の生き方そのものを象徴するようなこの時計は、前澤さんの個性と大胆なビジョンを反映していると言えるでしょう。 5-3.俳優 シルベスター・スタローンさん - RM52-01 ハリウッドを代表するアクションスター、シルベスター・スタローンさんは、その圧倒的な存在感と共に、リシャールミルのRM52-01を着用しています。この時計は、その独創的なデザインと耐久性で知られており、スタローンさんの強靭なイメージと見事にシンクロしています。 RM52-01は、リシャールミルの中でも特に芸術的なアプローチが特徴的なモデルです。ナノセラミック製のスケルトンケース、そしてその中で独立して動くカリバーは、まさに現代技術の粋を集めた芸術品と言えるでしょう。 この時計のダイアルには、トーテム的なスカルがデザインされており、スタローンさんの強烈なキャラクターを彷彿とさせます。 シルベスター・スタローンさんが選ぶアクセサリーは、彼の映画の中で見せる男性的魅力と力強さを外見にも表すためのものであり、RM52-01はその最良の選択です。 スタローンさんの腕にはまるこの時計は、彼のパーソナリティを際立たせると同時に、リシャールミルが追求する革新と限界に挑む精神を体現しています。 5-4.俳優 ジャッキー・チェンさん - RM057 ジャッキー・チェンさんは、アジアを代表する国際的なアクションスターとして知られており、その映画では華麗なアクションシーンとコミカルな演技で観客を魅了してきました。彼が選んだリシャールミルのモデル、RM057は、この多才な俳優のキャラクターを色濃く反映しています。 RM057は、ジャッキー・チェンさんとのコラボレーションから生まれた限定モデルで、ダイアル内のドラゴンの彫刻が特徴的です。このドラゴンは東洋の文化において力と幸運の象徴であり、ジャッキー・チェンさんの映画キャリアにおいても重要なモチーフとなっています。また、彼の映画に対する献身と芸術への貢献を称える意味合いも込められています。 この時計は技術的な傑作であり、トゥールビヨンを搭載し、極めて高い精度を誇ります。さらに、複雑な機構を持ちながらも、ジャッキー・チェンさんがスタントを行う際にも耐えうる耐久性を有しています。限定発売されたこのモデルは、世界中のコレクターからも高い評価を受けています。 ジャッキー・チェンさんが着用するRM057は、彼の大胆さと創造力、そして映画製作への情熱を反映していると言えるでしょう。リシャールミルのこのモデルは、ただの時計以上の意味を持ち、ジャッキー・チェンさんの象徴としても語り継がれていくことでしょう。 5-5.サッカー選手 カリム・ベンゼマさん - RM055 カリム・ベンゼマさんは世界のサッカー界で輝かしいキャリアを築いているトップアスリートです。彼が着用しているリシャールミルのRM055は、スポーツ選手のために特別に設計されたモデルであり、高いパフォーマンスと耐久性を兼ね備えています。 ベンゼマさんが選んだこの時計は、バッバ・ワトソンにインスパイアされたデザインで、ゴルフのプレー中にも耐えられるように設計されたことで知られています。サッカー選手としてのベンゼマさんの動きや衝撃にも対応できる堅牢さを意味します。RM055はチタニウム製のケースとサファイアクリスタルで構成されており、フィールド上での厳しい状況にも耐えられる耐衝撃性を有しています。 また、RM055はそのスケルトンデザインで、時計の内部構造を見せることができるのが特徴です。これは、サッカー場でのベンゼマさんの透明で隠された才能がないプレースタイルと相まって、彼の人格とプレーの質を象徴していると言えるでしょう。 このモデルを身につけることで、ベンゼマさんは彼の洗練された技術とリシャールミルの革新的な時計製造技術を同時に表現しています。リシャールミル RM 055は、カリム・ベンゼマさんがフィールド上で見せる卓越したスキルと同様に、時計製造の限界を押し広げる象徴的な存在となっています。 まとめ リシャールミルの時計に対する意見は多様で、時に賛否両論を呼びますが、それはまさにその革新的なデザインと独自のブランドポジショニングに起因しています。高価であるがゆえに、一部では敷居が高いと見なされがちですが、それは同時にリシャールミルの独特な価値を形作る要素でもあります。セレブリティやスポーツ選手が愛用することで知られ、時計の機能性を超えたステータスシンボルとしての側面も大いに注目されています。 この記事を通じて、リシャールミルの時計がいかに特別な存在感を放っているかが伝わったなら幸いです。確かに高価で、手が届くものではないかもしれませんが、その存在は時計愛好家のみならず、多くの人々にとって、目指すべきラグジュアリーの一つの形として認識されています。 時計を選ぶ際には、その技術やデザインだけでなく、そのブランドが表現する世界観にも注目することが重要です。リシャールミルは、そんな選択をする楽しさを提供してくれるブランドの一つです。今後も変わりゆくラグジュアリーの世界において、リシャールミルがどのような足跡を残していくのか、目が離せない存在です。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/richard-mille/ https://estime.co.jp/column/richardmille-person/ https://estime.co.jp/column/rechardmille-highprice/
高級時計と言われれば「ROLEX/ロレックス」や「PATEK PHILIPPE/パテックフィリップ」などの知名度が高いブランドをイメージする方も多いのではないでしょうか? 2000年以降話題となっているブランド、その名も「RICAHRD MILLE/リシャールミル」 高級時計と言えば長い歴史を持っているブランドも多い中、リシャールミルは2001年設立と時計業界の中では若いブランドです。 多くの時計はシンプルながらも高級感溢れるデザインの物を展開しているのにも関わらず、リシャールミルはトノー型ケースで作られたスポーツウォッチを主流としています。お世辞にも高そうとは言えない独特のデザインをしているのですが、一本で家が買えるほどの価値があるモデルも存在する超高級腕時計です。 パッと見ただけでは「なんでこんなに高いんだろう」と疑問を抱く人がほとんどだと思います。今回は高級時計ブランドの中でもひときわ異彩を放つリシャールミルについて、その高額な値段、なぜ高いのか詳しく解説していきたいと思います。 1.他のブランドとは一線を画すリシャールミルの競合優位性 出典:RICHARD MILLE リシャールミルは2001年に創業してから現在に至るまで、独自の時計製造技術を駆使して高級時計業界に変わった風を吹き込んでいます。しかし、リシャールミルの凄さはこれだけでは無く、他のブランドとは一線を画す競合優位性が魅力のひとつと言えます。 この章では、そんなリシャールミルは他のブランドより何が優れているのかを徹底的に解説していきたいと思います。 1-1.真似を許さない高い技術力を駆使してる リシャールミルが他のブランドとは一線を画しているブランドである証明として「どこにも真似を許さない高い技術を駆使している」ことが挙げられます。展開している腕時計には、複雑機構が搭載されていることが多いです。 単純に複雑機構を搭載している腕時計は、数多くのマニファクチュールメーカー(自社製造メーカー)で展開されていますが、リシャールミルは自社で全てを時計製造を完結するのではなく、製造においては敢えて手練れの職人に外注していることが大きな特徴です。 例えば、複雑機構の中でも有名な「トゥールビヨン」。 姿勢が動いた時に発生する精度のムラを補正するための機構です。本来であればトゥールビヨンは壊れやすい機構として知られていましたが、リシャールミルが開発したものはそんな弱点を最小限に抑えることに成功。「投げても壊れない」と言われるほどの耐久性の高さを実現しました。 この技術を活かすことによって、スポーツの試合などアクティブなシーンでも耐えることができます。リシャールミルが展開している時計は、機械式時計の弱点である精度のムラを極限まで精巧にするものであり、他のブランドが簡単に真似することはできません。 1-2.こだわりを持った高級素材の採用 多くの高級時計ブランドが展開している人気モデルでは「K18」や「ステンレススティール」などの金属素材を採用して作られることが多いですが、リシャールミルは「カーボン」や「チタン」といった先進的な素材を積極的に採用しています。 これらの素材は軽量でありながらも非常に強度が高いことが特徴的です。F1カーや航空機体に使われているほど耐久性に対しての信頼性を持っています。 また、サファイアクリスタル素材を時計のケースに採用したモデルもあります。非常に硬くて傷がつきにくいという特性ですが、フラットな形状でしか加工ができないことから時計の風防に使われることの多い素材です。 しかし、リシャールミルはサファイアクリスタル素材を使ったトノー型ケースの時計を生み出す技術を駆使してその常識すらも覆しました。 リシャールミルの時計は独特な素材を活用する技術によって、他のどのブランドとも異なる特別な立ち位置を確立しています。 1-3.ブランドアンバサダーで圧倒的な差別化を図っている リシャールミルが他の高級時計ブランドと圧倒的な差別化を図っているのは「ブランドアンバサダー」を採用したブランド戦略です。スポーツ界やF1界で名を馳せている著名人をアンバサダーとして迎えることで、ブランドのイメージを高めています。 アスリートや著名人が競技中にリシャールミルの時計を身につけることで広告効果だけでなく耐久性が高いことの象徴にもなります。 例えば、ラファエル・ナダルが試合中に着用していることで知られる「RM27-04」はブレスレットを含めても約30グラムという超軽量モデルです。素材にはグレード5チタンが採用されており、建設で使われる鋼材に匹敵するほどの耐久度も誇ります。 また、ブランドが直接関与しているわけではないですが、エンタメ業界の著名人もリシャールミルの顔として活躍しています。日本に於いては「郷ひろみさん」や「秋元康さん」など、国内では知らない人がいないレベルの人が着けることによって、間違いなくブランド名は広まっていきます。著名人が着けていることによって、なんとなく良い物でありそうなイメージも持てますよね。 上記のことにより、リシャールミルは高級時計市場において独自の地位を確立しながら特別な存在感を放っています。 1-4.ターゲット層は世界に0.9%しか居ない富裕層 リシャールミルが他のブランドと圧倒的に違うのは「ターゲットとしている客層の狭さ」と言えます。世界でもわずか0.9%しか居ない富裕層がメインターゲットです。 リシャールミルのような特別な素材や複雑機構を搭載した腕時計では、コストを考えずに製作しないと他ブランドと一線を画すものは作れません。創業者であるリシャールミルも「私の時計にコストは関係ない」と語るほど、リシャールミルの腕時計製作に情熱を注いでいることがわかります。 通常のマニファクチュールメーカーでは自社で全ての工程を担っていることから、生産数を増やすことが物理的に難しいので価格が上がります。しかし、リシャールミルは製造に関わる各工程をプロフェッショナルに外注していることから費用が更に跳ね上がります。 このような熱意と製作にかかるコストの高さから、リシャールミルの時計は必然的に超富裕層がターゲットになるのです。 ちなみに、昨今では中古市場での流通も増えてきていることから、日本人の保有者も増えています。 2.リシャールミルは高いのになぜ売れる? 出典:RICHARD MILLE リシャールミルが展開している腕時計は、他のブランドとは一線を画すいくつかの競合優位性から超高価格帯になっています。 明らかに手の届かない値段で展開されているにも関わらず、売れるブランドなのは一体なぜなのでしょうか? さて、この章では、そんなリシャールミルが売れ続ける理由について解説していきたいと思います。 2-1.成功者の証としてステータスになるから まずは一番大きいところです。 リシャールミルを着けていれば「成功者の証」になります。 高い値段の腕時計を買える=財力がある ということに間違いはありません。 リシャールミルの腕時計は経済的にも社会的にも成功の地位に達した「勝ち組」しか持てない超贅沢品です。また、シンプルなデザインがトレンドとなっている現代に於いて、リシャールミルのような独特のデザインを敢えて選ぶことも「他人と違う感性のオシャレさん」として個人のステータスを格上げしてくれます。 リシャールミルの何がすごいかを良く知れば、ステータスが上がるのも理解できますが、大前提として身に着けているだけで成功者の証になることが売れる理由のひとつです。 2-2.シンプルに実用性があるから リシャールミルの時計が広く支持されている理由のひとつとして「卓越した実用性」が挙げられます。高級時計ブランドの中でも群を抜いた高い機能性と日常使いをしてもストレスを感じない着用時の快適さが、多くの時計愛好家を虜にしています。 一般の人々からしたら少しオーバースペックに感じてしまいますが、日常生活からスポーツなどのアクティブシーンまで幅広く活躍します。特にスポーツ選手と協力開発したモデルでは、激しい動きにも耐えうる丈夫さを備えています。 また、独特の素材だからこそ実現した軽量さから「着け心地」にも定評があります。リシャールミルの高度な技術によって製造された軽量のケースは長時間の着用でも負担を感じさせません。筆者も何度かリシャールを着用する機会があったのですが、もはや着用する前から驚きを隠せないくらいの軽さでした。 2-3.生産本数が限られているから リシャールミルの腕時計は多くのモデルが「限定生産」となっています。これにより、市場に出回る時計の数が限られるので希少性が高まります。二次流通の中古市場に於いても流通量が少ないので希少価値が下がるということは基本的にありません。 定価が高いことや性能面で価値が下がりづらいとはいいつつも、そもそも大量生産を目的として作られていないので、販売された瞬間から希少価値が高いのです。 上記のことから、リシャールミルの腕時計は購入者のステータスを高めるレアアイテムとして売れているといえます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.時計界に突然姿を現したリシャールミルの歴史 出典:RICHARD MILLE 現代まで高い人気を誇っている高級腕時計ブランドの数々は、基本的に長い歴史を持っています。しかし、リシャールミルは2000年代初頭に時計界に突然姿を現した新参者なのです。 たった数十年でここまでの知名度を誇るリシャールミルには、一体どんな歴史があるのでしょうか? さて、この章では、リシャールミルの歴史について深く解説していきたいと思います。 3-1.始まりは2001年。創業者「リシャール・ミル」 リシャールミルの創業者である「リシャール・ミル」は、高級時計業界に革命をもたらした人物として広く知られています。 リシャール氏は時計製造メーカーの世界に入る前に様々な分野での経験を積んでいました。マーケティングや経営を学ぶために、フランスのブザンソン工科大学に入学してセールスのプロフェッショナルを目指していました。 その後に就職した小さな時計メーカーで才能を発揮。マーケティング部門の最高責任者を経験したことによって時計製造への情熱に火をつけます。 現在でも名を馳せる高級時計ブランドは基本的に優れた時計師が起源となっていることが多いですが、リシャール氏は時計デザイナーでもなければ時計職人でもありません。時計製造に関してコスト度外視で作っているブランドであるのにもかかわらず、その道のプロフェッショナルではない人が創業者なのってなんだか意外性を感じました。 しかし、リシャール氏は自分が作りたい理想の時計を「コンセプト化」出来る能力に長けています。飛び抜けてかっこいいデザインや緻密な時計製造などは出来ないが、「リシャールミルの時計ではこういうものを作りたい。」という思いを企画するプロフェッショナルなのです。 3-2.ロンジンの時計を分解して機械式時計の虜に。 マーケティングのプロフェッショナルであるリシャール氏が機械式時計に魅了されたのは10歳の頃でした。父親から譲り受けた「Longines/ロンジン」の腕時計がキッカケとなり、彼は複雑な機構と美しい動きの虜になりました。 ロンジンの時計に心を動かされた幼い頃のリシャール氏は、ムーブメントの仕組みがどうなっているのか詳しく知るためにバラバラに分解しました。元に戻すことは出来なかったので譲り受けてからわずか1日でこの時計は壊れてしまいましたが、普段何気なく着けている時計が時を刻むためには、精密な技術と美しく見せるための芸術が共存していることに気づきました。 父親にはこっぴどく叱られたらしいですが、当時のリシャール氏にとってこの発見は時計製造の世界にのめり込むキッカケとなりました。その後は自動車や航空機などの機会にも強い興味を示し、さらに好奇心旺盛な少年へと成長していきます。 この時計を分解したことで得た経験は、彼が後に展開するブランド革新的なアプローチの礎となったのです。 3-3.営業職に就くも、時計開発に目覚める 先述の通り、創業者のリシャール氏は時計デザイナーでも時計職人でもなく、マーケティングのプロフェッショナルです。そんな彼が時計の開発に目覚めたのは、大学卒業後に勤めていた小さな時計メーカー「フィノール」で得た経験です。 フィノールでのリシャール氏は南米とスペイン間での越境セールスで才能を発揮。その後会社が合併し、「フィノール」「イエマ」「ジャズ」の3ブランドを束ねるマーケティングディレクターとして就任しました。この経験は彼にとって非常に価値のあるものとなり、市場のニーズや顧客の要望、さらには競合他社の動向など時計業界のビジネスの現場での知識を深める機会となりました。 しかし、心の中では単に時計を売るだけの営業職に留まることには満足していませんでした。真の情熱は時計の開発と製造にあり、これまでの営業活動を通じて得た情報や顧客のフィードバックを元に、より良い時計を作り出すことへの欲求が彼を駆り立てていました。 当時は売り手でありながらも、開発チームに対して何かと口出しをする「煙たがられる存在」となってしまいますが、これがはじめて時計製造をするチャンスに。リシャール氏は時計開発のプロジェクトに自分のアイデアを出すことになります。 リシャール氏が担当したのは極地を探検するフランス軍用の冒険ウォッチで、「丈夫」「正確」「見やすい」の三拍子が揃った完璧なものが必要でした。そこでリシャール氏がコンセプトとして掲げたのは「チタン素材のケース」「マイナス40度の気温にも耐えうるクオーツ式」「北極南極の時刻が確認できる文字盤」の腕時計でした。 全ての要望を網羅して作られた腕時計は「どうせ上手くいかないだろう」と疑いの目で見られていました。しかし、ジャン・ルイ・エティエンヌ博士が行った南極の横断探検に使用され、リシャール氏の作り上げた初の腕時計は成功を収めました。 3-4.ルノー・エ・パピとの出会いが創業のキッカケ 全ての要望を叶えた冒険ウォッチを作り上げたリシャール氏の時計製造におけるキャリアは、高級時計製造の分野で高い評価を受けている会社の「ルノー・エ・パピ」との出会いによって大きな転機を迎えました。ルノー・エ・パピは複雑な機械式時計の製造において名高い企業で、世界で初めて自動巻きトゥールビヨンを作った功績があります。 リシャール氏がこの会社との関わりを持つことになったのは、フランスの老舗ジュエリーブランド「モーブッサン」にヘッドハンティングされたことがキッカケです。モーブッサンに約8年間務めている中で多くの経営者と出会いましたが、その中でもルノー・エ・パピのCEOである「ファブリス・デシャネル」と意気投合しました。 ファブリスは当時の時計業界に「伝統を守るのは18-19世紀の焼き増しである。機械式時計はもっと先進的であるべきだ」という不満を抱いていました。この考えにリシャール氏は心を動かされ、友人からの後押しもありルノー・エ・パピと共に新しい形の腕時計を開発に進みます。 この出会いはリシャール氏が高級時計製造の世界で成功を収めるための決定的なキッカケとなりました。 3-5.プロトタイプ「RM001」が完成。バーゼルワールドへ赴く ルノー・エ・パピと出会ってからリシャール氏は、すぐに自分の考えた腕時計のコンセプトを描きました。ブランド初のプロトタイプとして掲げられた「RM001」という腕時計は、ホワイトゴールドで作られたトノー型のケース、手巻きのトゥールビヨン、パワーリザーブとゼンマイのトルクがひと目で確認できるインジケーターが搭載された歴史に残る画期的なモデルです。 1998年から約3年ほどの製作期間を経て作られたRM001が発表されたのは、2001年に開催された「バーゼルワールド2001」です。これまでのトゥールビヨンは拍手などで壊れてしまう程に耐久性が低いことが弱点でしたが、リシャール氏はわざとRM001を落下させるというパフォーマンスを取ります。しかし、RM001は壊れることなく正常に動き続けました。従来のトゥールビヨンではありえないことが起こっているとして、多くの人々が高い技術を持っていると賞賛していました。 リシャール氏が作り上げたRM001は1900万円という超高価格で販売されましたが、初期ロットとして展開した17本は一瞬で完売。時計界に突然姿を現した衝撃的な腕時計でした。プロトタイプとして作られたRM001の発表はリシャールミルを語る上では非常に重要な出来事であり、創業者の革新的なアプローチが業界に与えた影響は計り知れないものとなっています。 3-6.これまでの経験を活かし数々のモデルを産出。現在の立ち位置へ。 バーゼルワールドでの成功を受けたリシャール氏は、その後も独自の企画力と類いまれない技術力を活かして数々の新しいモデルを時計市場に投入していきました。彼のブランドは先進的な技術、革新的で耐久性の高い素材、独特なケースデザインを融合させることで、現代の時計愛好家たちから高い評価を受けています。 リシャール氏は自身の時計製造におけるポリシーを新しいモデルにも一貫して反映させています。ただ高級であるだけでなく、独創的なデザインと機能性を兼ね備えています。例えば、プロトタイプの後継機である「RM002」は、地金とチタン素材をトゥールビヨンに搭載することによって更に改良されたモデルとなりました。 これまでの経験や成功、そして知識を活かし、現在も他のブランドに追随を許さない腕時計を世に送り出し続けています。 数々のモデルを産出しているリシャールミルは、高級時計業界の中でもトップクラスの位置を確立することに成功し、世界中の時計愛好家から憧れられる存在となっています。 4.リシャールミルのオススメモデル!15選+1 リシャールミルは革新的なデザインと卓越した技術で、世界中の時計愛好家たちを魅了し続けています。そんなリシャールミルが展開している腕時計は、スポーツ界のトップアスリートとのコラボレーションモデルや、日本の文化を尊重しているモデルなど様々。 さて、この章では、リシャールミルの中でも特にオススメしたいモデルを紹介していきたいと思います。 4-1.【RM055】バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計といえばまずはこれ。 プロゴルファーのバッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルの「RM055」です。 プレイ中の衝撃や振動に耐えうる設計が特徴的で、ムーブメントには丈夫なチタンを採用しています。真っ白なカラーリングが清潔感を体現してくれます。ちなみに、4〜5年前は1000万円程度だったのですが、現在は4,500万円ほどの価格がついています。 4-2.【RM35-02】ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE テニスプレイヤーのラファエル・ナダルとのコラボレーションによるモデル「RM35-02」は、耐衝撃性と軽量設計が特徴的です。 鮮やかなカラーと波打つように描かれたダマスカス模様のケースは、世界中のリシャールファンの目を引きます。 4-3.【RM35-03】 出典:RICHARD MILLE 革新的な技術を集約したモデルの「RM35-03」は、スポーティーながらも洗練されたデザインが特徴的です。特に注目すべきは特許取得済の「バタフライローター」を採用しているところです。個人に合わせてローターの感度を変えることができるため、ライフスタイルや普段の使用シーンに合わせてムーブメントの巻き上げを調節することができます。 また、2時位置に配置されたボタンを押すと「巻き上げ」「ニュートラル」「時刻合わせ」の3つのモード変換が行える「ファンクションセレクター機能」も兼ね備えています。文字盤でモード確認ができるので便利です。 4-4.【RM011FM】フェリペ・マッサ 出典:RICHARD MILLE F1ドライバーのフェリペ・マッサとのコラボレーションモデル「RM011FM」は、クロノグラフを搭載していることによってメカメカしい見た目であることが特徴的なデザインです。 チタンやゴールドのみならず、セラミックス、カーボンTPT®、シリコンナイトライド、レッドクオーツTPT®を本体に採用したモデルがあり、好きな素材から選ぶことができます。また、F1カーのスリックタイヤからインスピレーションを受けたリューズは、スピード感あふれるレースの世界を彷彿とさせます。 4-5.【RM11-03】 出典:RICHARD MILLE 2007年の誕生からリシャールミルを大きく支えてきたRM011を進化させた「RM11-03」は、一本で様々なカラーリングが楽しめるのが魅力的なモデルです。文字盤に施されたオーバーサイズのデイトはひと目で日付がわかる視認性の良さもあります。 また、大き目に作られたリューズは巻き上げの動作をストレスフリーで行えることから、実用性の高さも特徴的です。RM11-03では自動巻きキャリバーRMAC1を立体的に仕上げることで、リシャール特有の複雑な機構を前面に出すことがポリシーとされています。 4-6.【RM005】 出典:RICHARD MILLE 2004年に誕生した「RM005」は、瞬間切り替え式のデイト機能を初めて搭載した自動巻きモデルです。無骨でシンプルなカラーリングとデザインからは、男心をくすぐります。 リシャールの腕時計では定番となっている可変慣性モーメントローターを初めて搭載したことから、現在展開されている時計の基となっているモデルとも言えます。 4-7.【RM010】 出典:RICHARD MILLE 先述したRM005はリシャールの基となっているモデルと書かせていただきましたが、2006年に入ると時計業界のトレンドは大きいケースサイズの物へと変化していきました。そこで誕生したのが「RM010」です。 RM005が45㎜×37.8㎜×11.45㎜だったのに対し、RM010は48㎜×39.30㎜×13.84㎜と一回り大きいサイズで作られています。時代の変化にも迅速に対応出来るブランドであることを証明したモデルです。 4-8.【RM030】 出典:RICHARD MILLE リシャール独自のデクラッチャブルローターシステムを搭載している「RM030」は、自動巻き時計の新たな可能性を提示しているモデルのひとつです。自動巻きによるゼンマイの巻き上げを自動的に調整してくれるのが魅力的です。 従来のモデルではスライディングフランジを使ってゼンマイの巻き過ぎを防いでいましたが、それでは計時性能にダメージが残ってしまうとして、デクラッチャブルローターが開発されました。 4-9.【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの時計の中で最も複雑なスプリットセコンドクロノグラフを搭載した「RM65-01」は、開発に5年もの歳月をかけたブランドの努力の結晶です。スポーティーかつダイナミックなデザインが魅力的です。 スプリットセコンドクロノグラフは2つの時間を同時に図れる精密な時間計測が可能な機能です。レーシングシーンでラップタイムを計測する時に使うことができます。 4-10.【RM67-02】 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの中でも最軽量と言われている「RM67-02」は、僅か32グラムという驚異の軽さを誇っています。ピーマン1個と大体同じくらいの重さです。2種類のTPT®素材とグレード5チタンを採用したケースだけでなく、ストラップにも伸縮性のあるエラスティックバンドを使っていることで実現できた重量です。 薄くて、軽くて、目立つの三拍子がそろったRM67-02は、アスリートにオススメしたい1本。実際にリシャールミルのパートナー達も実環境での着用テストを行って能力をたしかめていました。 4-11.【RM53-02】トゥールビヨン サファイア 透明なサファイアクリスタルケースが特徴のトゥールビヨンモデルの「RM53-02」は、複雑に作られたムーブメントがまるで宙に浮いている様なデザインが特徴的です。10本限定で生産されていたことから、時計コレクターにも人気のモデルとなっています。 また、透明×水色で合わせられたカラーリングも特徴的で、日々のコーディネートのアクセントとしても活躍します。 4-12.【RM07-02】サファイアクリスタル 女性向けに作られた「RM07-02」は、RM53-02同様にサファイアクリスタルを使用したエレガントなモデル。透明感のあるデザインが特徴的で、ゴージャスさを求める女性には特におすすめです。 様々なカラーバリエーションがある中でも、特に存在感を放つのはピンクサファイアモデルではないでしょうか。クリアピンクケースの中に施されたジェムストーンが高級感とエレガントさを醸し出します。「見たことの無い時計」という言葉が一番合うモデルです。 4-13.【RM52-05】ファレル・ウィリアムス 出典:RICHARD MILLE アメリカ出身アーティストのファレル・ウィリアムスとのコラボレーションモデルである「RM52-05」は、文字盤には宇宙服からインスピレーションを受けたデザインが施されており、ユニークなデザインが特徴的です。 宇宙をテーマにした時計といえばオメガのスピードマスターが有名かと思いますが、リシャールのRM52-05もアートピースとして価値が高い1本です。 4-14.【RM47】サムライ トゥールビヨン 日本の武士道をテーマにしたモデルである「RM47」は、着想から完成まで約4年を費やした芸術作品と言えます。精巧に作られた機構はもちろん、繊細に彫刻された甲冑デザインが特徴的で、日本文化への敬意を前面に出しています。 長針短針共に刀のような色合いで作られており、その美しさに魅了されてしまいます。日本をモチーフに作られていますが、海外からの需要が高いモデルとなっています。 4-15.【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー 誰もが知っているスマイリーを採用した「RM88」は、高い技術力と遊び心あふれるユニークなデザインが融合したモデルです。文字盤には虹や雲などのこれまでにない可愛らしいデザインが施されており、他のブランドの時計と比べてみてもかなり独特なデザインと言えるでしょう。 可愛らしい見た目を持ちながらも、可変慣性フリースプラングテンプやファンクションインジケーターなどのリシャールミルではお馴染みとなった高性能な機構を採用しています。 4-16.番外編【RMUP-01】フェラーリ 150本限定生産で作られた「RMUP-01」は、フェラーリとのコラボレーションによる特別なモデルです。元ZOZOTOWN社長の前澤友作さんが購入したことで話題になったのが記憶に新しいです。 1.75mmという極薄のデザインと革新的な技術が特徴的で、6000時間以上も開発とテストに費やしたといわれています。時計界のF1をコンセプトに腕時計を作っているリシャールミルの渾身の1本と言えるでしょう。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.トノー型ケースの時計を展開しているブランド5選 リシャールミルの腕時計には様々な魅力がありますが、最大の魅力はなんといっても「トノー型ケース」であることではないでしょうか。 リシャールミルのほかにもトノー型ケースの腕時計を展開しているブランドは多く、それぞれには独特の魅力があります。今回はその中でもオススメしたいブランドを5つピックアップしました。 ・フランクミュラー ・クストス ・ウブロ ・ブレゲ ・ヴァシュロン・コンスタンタン さて、この章では、上記のブランドについて紹介していきたいと思います。 5-1.フランクミュラー フランクミュラーは、その独特なデザインと高い技術力で知られるスイスの高級時計ブランドです。このブランドが展開しているトノー型ケースのモデルは「ヴァンガード」です。 「新たな時」をコンセプトとして生まれたヴァンガードは、1920〜1930年代の「アールデコ様式」からインスピレーションを受けて作られました。伝統的な時計製造技術と革新的なデザインが融合した芸術作品として位置づけています。 ヴァンガードコレクションはスポーティーながらもクラシカルなデザインが特徴的で、若々しくダイナミックなスタイルを好む愛好家に特に人気です。 5-2.クストス クストスはリシャールミルと同じく、ユニークなトノー型ケースの腕時計が主なラインナップとなっているブランドです。「性能」「効率性」「気品」「希少性」の4つのポリシーを基に作られたクストスの時計は時計製造に対する情熱が見て取れるものとなっており、時計愛好家やコレクターたちから高い評価を受けています。 数あるコレクションの中でも「チャレンジクロノ」コレクションはスポーツカーとラグジュアリーを掛け合わせたモデルとなっており、腕時計のF1と称されるリシャールミルとは特に近しい物を感じます。 5-3.ウブロ 革新的なデザインと素材の使用で知られるウブロは、スイスの高級時計ブランドです。アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)というブランドコンセプトの基、伝統的な時計製造技術と現代的な素材やデザインを融合させています。 ウブロの代表的な腕時計のビッグ・バンをトノー型に仕上げたコレクションの「スピリット オブ ビッグ・バン」は、多重構造で作られたケースが特徴的です。ゴールドやチタン、セラミックなどの素材を巧みに使用してそれぞれの時計に独特の個性と魅力を与えています。 5-4.ブレゲ ブレゲの「ヘリテージ」コレクションは、ブレゲの伝統を現代的な解釈で表現したシリーズです。創業者であるアブラアン=ルイ・ブレゲの革新的な精神を受け継ぎつつ、エレガントで洗練されたデザインを追求しています。 伝統的なギョーシェ彫りの文字盤やブルーカラーのブレゲ針など、独自のデザインが各所に見られます。また、高精度の機械式ムーブメントを搭載していることから技術的な面でもブレゲの卓越性を示しています。 スポーツタイプのイメージが強いトノー型ケースの腕時計ですが、ブレゲのヘリテージからは全く感じられないクラシカルなデザインです。 5-5.ヴァシュロン・コンスタンタン 1755年の創業から長い歴史を誇る時計メーカーの一つとして知られるヴァシュロン・コンスタンタンは、世界三大時計ブランドと称されるほど高い人気を誇っています。中でも「マルタ」コレクションはアイコニックなシリーズのひとつで、クラシカルな美しさと現代的な洗練さを兼ね備えています。 ブランドのロゴであるマルタ十字をコレクション名に冠していることから、ヴァシュロンにとっては欠かせないウォッチコレクションだといえるでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、リシャールミルがなぜ高いのかについて書かせていただきました。 リシャールの腕時計が高いのは、素材へのこだわりやブランドアンバサダーを活用したブランド戦略、そしてターゲットを富裕層に向けていることから、他ブランドとの競合優位が生まれていることが関係しています。 この記事が皆さんにとっての知識となれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/richard-mille/ 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バウハウスを知らない方でもバルセロナチェアやブラウンを見たことのない人は少ないでしょう。それくらいバウハウスは世の中に出回っていますが、そんなバウハウスの流れを汲んだ時計があることをご存知でしょうか。ドイツ時計のノモスもその一つですが、東のノモス・西のユンハンスと言われており、ユンハンスは特にバウハウスの影響を色濃く受けています。この記事ではユンハンスの歴史、魅力、代表シリーズ、ユンハンスの時計を着けている芸能人、おすすめモデルについてまとめます。 1.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンスの歴史 出典:JUNGHANS 1-1.1861年ユンハンス兄弟によりドイツシュランベルクで創業 出典:JUNGHANS 1861年にエアハルト・ユンハンスとクサヴァー・ユンハンスの兄弟によってドイツ、シュヴァルツヴァルトの中心にあるシュランベルクで壁掛け時計メーカーとして創業しました。当初は鳩時計の部品製造など、表舞台に出るメーカーではありませんでしたが、創業から5年後の1866年に初の自社製時計を開発しました。1875年エアハルト・ユンハンスの死後、息子のアルトゥール・ユンハンスが社長に就任しました。 1-2.20世紀初頭には年間300万個を生産する世界最大の時計メーカーへ 出典:JUNGHANS クサヴァー・ユンハンスがアメリカに住んでいたこともあり、ユンハンスが時計作りの参考にしていたのはスイスではなくアメリカです。大量生産によりスイスに次ぐ世界2位の規模となるアメリカ式のマーケティングや手法をユンハンスに取り入れようとしたのです。その一つが星型のロゴで、アメリカのマーケティング理論に基づいたロゴデザインを1890年に発表。現在も使われている星型ロゴのルーツとなります。実際、日本にユンハンスが輸入されてきたときにも「Jマーク」、「星型ロゴ」がピックアップされて宣伝されていたようです。 1903年には一躍ドイツ時計界のトップに上り詰め、従業員は3000人、年間300万個の時計を生産する世界最大の時計メーカーとなりました。1927年に初めて腕時計を製造。1930年には自社製ムーブメントを開発し精度を追求。1956年には磨き上げたマーケティングによってロレックス、オメガに並ぶ知名度を獲得していきました。 第二次世界大戦の頃には通常通りの営業ができず規模を縮小せざるを得ませんでした。同時に軍用にパイロットウォッチの製造を行い、グローブのまま操作できるベゼルなど、ユンハンス製は重宝されたといわれています。同じドイツ時計ではランゲ&ゾーネなどグラスヒュッテ初のブランドは空襲にあった影響で街のブランドを一纏めにして存続できましたが、メーカーごとの技術や文化は一度途切れてしまっています。ユンハンスは幸いにもブランドの休眠には繋がらず、終戦後すぐに再開できています。 1-3.一世を風靡したマックスビルデザインの腕時計を発表し、大ヒット 出典:JUNGHANS 1950年代に今もユンハンスを代表するマックスビル氏にデザインを依頼、バウハウスの思想を取り入れました。のちにマックスビルシリーズだけではなくユンハンス全体に影響しています。戦争と時計関税の撤廃が与えたダメージは大きく、1956年にカール・ディールに売却されてしまいます。同じ西ドイツのブランドとして活動していたラコやハンハルトなども売却や製造の中止などに追い込まれました。ユンハンスは売却後、自社製ムーブメントを止め、ETA製ムーブメントに切り替えました。 1970年代に入りクオーツ時計の流通が始まり機械式時計の需要が大きく減りましたが、ドイツ発のクオーツ時計への挑戦を続けるなど、時代に乗りながら活動を続けました。買収はされたものの休眠はありませんでした。その後2000年にエガナ・ゴールに買収され、再び機械式時計に注力することとなりますが、2008年にエガナ・ゴールの倒産により、ハンス・ヨヘム・シュタイム博士とハンネス・シュタイムによって買収。現在はユンハンスは独立していますが、彼らとのパートナーシップは継続しています。 2.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンスの魅力 出典:JUNGHANS 2-1.バウハウスの流れを汲んだシンプルデザイン ユンハンスについて語るにはバウハウスを避けて通れません。バウハウスとは1919年から1933年、第一次世界大戦後にドイツワイマールに建てられたデザイン学校のことです。イギリスの産業革命により粗悪品が大量生産される状況に異を唱え、かつての手仕事へ戻ろうとするアーツアンドクラフツ運動が起こりました。ドイツもこれに影響を受け、建築家や工芸家が主となり芸術と産業の融合に向けての規格化を進め、連盟が誕生する中で生まれたのがバウハウスです。 バウハウスでは「形態は機能に従う」といった思想を基に様々なデザインを開発しました。華美な装飾などを伴うデザイン先行ではなく、機能が先にあり、デザインは機能が決まれば自ずと決まるといった考え方で、ルイヴィトンやノモスが愛用するフォント「futura」や、テレビやインターネットで誰もが一度は見たことのあるバルセロナチェアなど、バウハウスの影響を受けた作品は身近にあふれています。 ユンハンスではこうした思想に共感し、シンプルな時計作りを徹底しています。機能をいたずらに増やさずに、カラーバリエーションなども広げすぎず、シンプルなデザインを貫いています。マックスビル、マイスターだけではなく新作となるフォームもバウハウスの思想を取り込んだデザインで、ユンハンスの共通テーマとして永く考えられています。 2-2.リーズナブルな価格帯が中心でユーザー幅が広い ユンハンスの時計はリーズナブルなのも魅力の一つです。マックスビルとマイスターを中心に展開していますが、いずれも美しい工業用デザインの哲学や、かつて軍から重宝されたパイロットウォッチ、往年のヴィンテージカーからインスピレーションを得て開発されたモデルなど、デザインを中心に開発されています。 そのため、ムーブメントにはこだわらず購入品を使用します。自社製ムーブメントを開発しない分、複雑系モデルの開発やシースルーバックによるムーブメントの鑑賞などは難しくなりがちですが、リーズナブルに展開できますし、デザインを中心にしているため問題になりません。スチールバックでそれぞれの刻印やマックスビルなら彼のサインを描くなど、コンセプトに合ったカバーリングがされています。 デザインの幅が広くユーザーの層も厚いです。シンプルなデザインからパイロットウォッチ、ヴィンテージカーのようなモデルなど、様々なユーザーに見てもらえるように工夫されています。ムーブメントにこだわらないため価格帯がリーズナブルなのも、ユーザー幅を広げる要因の一つです。多くのユーザーに知られるのもメリットになるでしょう。 2-3.グラスヒュッテとは違うもう一つのドイツ時計の顔 ドイツ時計というとランゲ&ゾーネやグラスヒュッテオリジナルなど、グラスヒュッテ様式でつくられた時計をイメージされる方が多いかと思います。実際、ドイツブランドの多くはグラスヒュッテ出身で、3/4プレートなどの特徴的なつくりで無骨でいて美しい時計を生み出しています。 しかしドイツ時計にはもう一つの顔があり、グラスヒュッテを東ドイツとするなら西ドイツとの時計もあります。ユンハンス、ジンなどが西ドイツ時計に当てはまります。グラスヒュッテ様式のような共通したつくりはないのですが、傾向として実用さに焦点をあてた時計つくりが多いのが特徴です。 ユンハンスは世界で初めて電波式腕時計をつくったメーカーで、今最も実用的な種類の時計です。ジンはパイロットウォッチの規格をつくるなど、パイロットウォッチとしての強度を完成させています。 3.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンスの代表シリーズ 3-1.マックスビル 出典:JUNGHANS 1961年にバウハウス最後の巨匠と言われたマックスビルがユンハンスのためにデザインした腕時計をベースに完成させたマックスビルシリーズ。元々1956年にキッチンクロックとしてデザインされた時計を腕時計用にコンバートしたものです。バウハウスの理念に基づいた無駄のない美しさを追い求めたデザインで、60年以上経つ現在でも多くの人に愛されています。 特徴的なフォントのオールアラビアインデックスやベゼルの厚みを少なくし文字盤を大きく見せる手法などシンプルながら独特なデザインで、一目でマックスビルモデルだとわかります。バーインデックスやクロノグラフなどへも展開されており、オリジナルモデルの世界観を壊さないように後から追加されたものです。 3-2.マックスビルメガ 出典:JUNGHANS ユンハンスの代表作マックスビルに世界で初めて電波式腕時計を開発した技術力をミックスしたのがマックスビルメガです。バウハウスの思想を取り入れた無駄のないデザインが特徴のマックスビルの世界観はそのままに使い勝手の良い電波クオーツ式モデルとなっています。ドーム型のサファイアクリスタル風防にボンベ型文字盤と先端が曲げられた針が特徴のレトロなデザインは流行に左右されない普遍的なデザインとして永く愛されています。 専用のアプリと連動した時刻設定、永久カレンダーや夏時間と冬時間の自動切換え、タイムゾーンの切り替えが可能です。0.5秒ずつ針が進む表示の正確さや専用アプリを用意する点など、機能重視のドイツ時計らしさも感じられます。モデルによってはチタンケースを採用することでさらに軽量化に成功しており、実用性に特化したモデルに進化しつつあります。 3-3.マイスター 出典:JUNGHANS マイスターはブランドのもう一つのアイコンで、幅広いデザインで展開されています。マックスビルから派生したシリーズで、レトロなマックスビルに対しマイスターはモダンに仕上げてあります。ベースにあるのは1950~1960年代の機械式時計で、マックスビルとは違うクラシックな雰囲気が感じられます。 1950年代当時のシンプルな仕上がりのマイスタークラシック、デザインはそのままに電波時計のムーブメントを搭載したマイスターメガ、かつてドイツ軍に納入されたノウハウを詰め込んだマイスターパイロット、高級車メルセデス・マイバッハのダッシュボードにインスピレーションを得て開発されたマイスタードライバーが展開されています。それぞれ分けて解説しますので、この項ではマイスタークラシックについてまとめます。 マイスタークラシックはマックスビルから派生したため、比較的シンプルなモデルが多いのが特徴です。ベゼルを極力なくし、ドーム状の風防と文字盤、装飾はほぼないといった点はマックスビルと共通しています。針やケース形状はモダンに仕上げたことで、シンプル・クラシックなデザインとなっています。機能はあまり増やさずに3針、クロノグラフを中心に、ムーンフェイズやカレンダーモデルが数年に一度展開され、コンパクトにまとまっています。 3-4.マイスターメガ 出典:JUNGHANS 2018年に発表されたマイスターメガは、マイスタークラシックのデザインをベースに電波時計としてリリースされました。元々世界初の電波式腕時計を開発した実績もあり、クオーツ時計・電波時計の正確さ・手軽さをマイスターのシンプル・クラシックなデザインに落とし込んだ時計です。機械式時計と同じデザインで電波時計が楽しめるため、操作・管理が煩雑に感じるユーザーにも機械式時計の緻密なデザインの魅力が伝わるようになっています。 マイスターメガに搭載されているムーブメントは様々な機能が搭載されており、時刻の正確さでは群を抜いています。秒針が0.5秒ごとにステップ運針する細かさや、秒針57~58秒から分針が徐々に動くのが通常のクオーツ時計ですが、マイスターメガは秒針が60秒を指す瞬間に分針がすっと動く徹底ぶり。一日に1440回時刻の同期を自動で行う機能や、電波状況が悪い場合でも専用アプリで手動ですぐに同期できるなど、クロノグラフやアラームなどの多機能ではなく時刻の正確さに焦点を当てて開発されています。 3-5.マイスターパイロット 出典:JUNGHANS マイスターパイロットは1930年代に航空機や飛行船向けの機内時計を生産、1950年代にはドイツ連邦国防軍向けに伝統的なパイロットウォッチを生産した実績を基につくられています。 大ぶりなケースサイズ、オールアラビアインデックスと針には夜間でも視認性を高めるための夜光処理を施すなど、伝統的なパイロットウォッチにならうデザインとなっています。12角形のベゼルが特徴的で、当時のモデルに忠実に再現されています。デザインは当時に忠実に、ムーブメントや風防などの使い勝手や堅牢性は最新の技術が搭載され、使い勝手が向上しています。 3-6.マイスタードライバー 出典:JUNGHANS マックスビルに並ぶもう一つの代表格となるマイスターをベースに新たな世界観を発表したのがマイスタードライバーです。同じドイツ製の高級車メルセデス・マイバッハのダッシュボードにインスピレーションを得て開発されており、重厚なクラシックな面持ちと漂う高級感が特徴です。 大型でレトロなフォントのアラビアインデックス、ツートーンカラーの文字盤、文字盤外周のレイルウェイなど、ヴィンテージライクなデザインとなっています。特に1930年代に登場した名車「マイバッハ ツェッペリン」の特徴が色濃く反映されているため、往年のヴィンテージカーのような雰囲気が感じられます。インダイヤル部は丸く凹んだ形状になっているため立体感もあり、細かなディティールへのこだわりが見えます。 3-7.フォーム 出典:JUNGHANS シンプルでスタイリッシュなデザインの時計を多く展開するユンハンスの次の手がフォームです。2017年に発表されたフォームはこれまでのマックスビル、マイスターのどちらとも違う世界観を見せてくれています。 特徴的なのはドーム型ではなくフラットに仕上がっている点で、文字盤・風防どちらもフラットとなっています。モデルによっては凹んでいるものも。バウハウスの思想を取り入れた装飾を廃したデザインは健在で、ミニッツレールは目盛りではなく四角の窪みで表現しています。アラビアインデックスが5刻みにオレンジ色で描かれたモデルとバーのタイプとが展開されています。 仕様ごとに細かく名称が分かれており、自動巻き3針のフォームA、クオーツのクロノグラフ搭載のフォームC、クオーツ・電波時計のフォームメガ、女性用のレディとなっています。現時点では発表からの期間も短いためこれから展開が広がっていくシリーズと見られており、マックスビル、マイスターに続くユンハンスを象徴するべく注力されていくのではないでしょうか。 4.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンスの時計を着けている有名人5選 4-1.タレント 星野源 マックスビル Ref.027/4002.00 タレント 星野源さんが着けているのはマックスビル Ref.027/4002.00です。星野さんはオンオフ両方問わず時計を着ける機会が多いようですが、比較的シンプルな時計を好んで着けているようです。カシオやスカーゲンなどのカジュアルウォッチから、ロレックスオイスターパーペチュアルなど幅広くシンプルな時計を着けています。 Ref.027/4002.00はシンプルなマックスビルの中でも特にシンプルに仕上がっているモデルです。バーインデックスの3針+日付表示の無駄を排除した時計です。ベゼルの肉が薄いため、38mmケースサイズながらインパクトを感じさせます。ミネラルガラス風防はドーム状に加工されており、マックスビルモデルの基になった1962年のレトロな世界観が表現されています。 4-2.俳優 堺雅人 マックスビル クロノスコープ Ref.027/4600.00 俳優 堺雅人さんが着けているのはマックスビル クロノスコープ Ref.027/4600.00です。堺さんはドラマ作品内で時計を多く着けていますが、その多くがシンプルなもの。セイコープレサージュやロレックスデイトジャストなど、シンプルなデザインが多いです。 Ref.027/4600.00はマックスビルの時計をベースにクロノグラフを追加したモデルです。シンプルさを追求するために秒針は排除し、インダイヤルはクロノグラフの積算計だけとなっています。ドーム状の風防や薄いベゼルでのボンベ型の文字盤とそれを追う針など、マックスビルの世界観はそのままにクロノグラフを搭載しています。 4-3.俳優 松坂桃李 マックスビル Ref.027/4701.00 俳優 松坂桃李さんが着けているのはマックスビル Ref.027/4701.00です。松坂さんは幅広く時計を愛用しており、カシオGショックやヴィンテージチュードル(現チューダー)、ロードウォルサムなど雲上時計ではなく、実用性やヴィンテージな雰囲気などを好んで着けているようです。 Ref.027/4701.00は黒文字盤バーインデックスのシンプルな3針モデルです。装飾を極力排除した結果、3針、日付表示、ミニッツレールしか残っていません。かろうじて12、3、6、9時位置にドットインデックスが置いてあります。機能美を体現するシンプルなデザインに仕上がっています。 4-4.芸人 加藤浩次 マックスビル クロノスコープ Ref.027/4600.00 芸人 加藤浩次さんが着けているのはマックスビル クロノスコープRef.027/4600.00です。加藤さんはセイコーフリークで知られており、アストロンやキネティック、ブライツなどセイコーだけで8本所有しているとの話も。 Ref.027/4600.00はマックスビルのデザインをベースにクロノグラフを追加したモデルです。インダイヤルは縦2つで秒針をなくすことでシンプルに仕上げました。バーインデックスタイプのため、さらにシンプル。ケースサイズは40mmですが、ベゼルが薄くドーム型文字盤になっているため、着けたときの文字盤のインパクトは大きめ。針も文字盤を追うようにカーブしており、ただのシンプルな時計とは違うこだわりをいくつも見つけられます。 4-5.女優 木村文乃 マックスビル Ref.047/4251.00 女優 木村文さんが着けているのはマックスビル Ref.047/4251.00です。木村さんは高級時計にこだわらず様々なモデルを着けており、シンプルなものが好みのようです。 Ref.047/4251.00はマックスビルのクォーツモデルで、機械式モデルと全く同じデザインでサイズダウンさせています。バーインデックスのため特にシンプルに仕上がっており、視認性・実用性は抜群。ペアウォッチに選ばれることも多く、使い勝手のいい一本です。 5.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンスのおすすめモデル5選 5-1.マックス・ビル オートマティック Ref.027/3400.02 マックス・ビル オートマティック Ref.027/3400.02はアラビアインデックスの黒文字盤、3針モデルです。オリジナルのマックスビルモデルに最も忠実なデザインで、特徴的なフォントも再現されています。 ベゼルが薄く、文字盤はドーム型のためケースサイズ38mmながらインパクトが感じられるサイズ感です。針は文字盤を追うように先端が曲げられており、視認性も確保されています。ミネラルガラス風防を採用しているためレンズのように丸まっており、オリジナルのモデルが発表された頃のレトロな世界観が表現されています。裏蓋にはマックスビルのサインが描かれています。 5-2.マイスター クロノスコープ Ref.027/4222.03 マックスビルの意匠を継ぎつつモダンに仕上げたマイスターにクロノグラフを搭載したモデルです。ドーム型文字盤に対しインダイヤルが垂直に彫られており、文字盤そのものから立体感を感じさせます。針の先端は文字盤を追うように先端が曲げられており、視認性も確保されています。 文字盤は深いグリーン、インダイヤルの針はオレンジにすることでメリハリが効いたデザインに仕上がっています。良くも悪くもユンハンスの時計は無駄を排除しシンプルにするためカラーバリエーションやコントラストの効いたデザインは多くありませんが、当モデルはオーストリッチ製のストラップを採用するなどチャレンジャブルなデザインです。 5-3.マイスター パイロット リミテッド Ref.027/3593.00 マイスター パイロット リミテッド Ref.027/3593.00はユンハンスにとってのアイコンシリーズとなるマイスターをパイロットウォッチとして仕上げたモデルです。1950年代にユンハンスがドイツへ納入していたパイロットウォッチをベースに復刻しました。オールアラビアインデックスや夜間でも視認性を確保する夜光処理など基本的なパイロットウォッチの要素が詰まっています。 厚手のグローブのまま操作可能な12角形のベゼルが特徴で、当時のデザインが忠実に再現されています。2015年に本社での発表イベントでのみ受注を受け付けた150本限定の希少なモデルです。裏蓋に刻まれた本社社屋と、文字盤6時位置の「PILOT EVENT 2015」の文字が通常モデルと異なる点です。 5-4.マイスター ドライバー クロノスコープ Ref.027/3684.00 Ref.027/3684.00はユンハンスを代表し様々な世界観へ派生するマイスターをベースに開発されたマイスタードライバーの一本です。ドイツの高級車ブランド「メルセデス・マイバッハ」のダッシュボードにインスピレーションを得て開発されており、ヴィンテージライクなデザインが特徴です。 レトロなフォントのオールアラビアインデックス、ツートーンカラーの文字盤、レイルウェイなど、クラシックなデザインが多く散りばめられています。ベゼルの肉薄さやボンベ型文字盤と針の先端カーブなど、マイスターの特徴も残されており、重厚な高級感と往年のヴィンテージカーのような世界観が楽しめます。グレー・ベージュの文字盤はオンオフ問わず使いやすいため実用性も高く、永く使える一本です。 5-5.マックス・ビル メガソーラー Ref.59/4325.02(2023年新作) Ref.59/4325.02は2023年新作のマックスビル メガソーラーモデルです。ユンハンスを代表するシリーズのマックスビルの太陽光発電による駆動と電波受信による正確さが特徴です。通常のマックスビルシリーズとデザインがほぼ変わりませんが、通常はミネラルガラス風防によるドーム型ですが、メガはサファイアクリスタルをドーム型に加工しています。 専用アプリ連動でスマートフォンとの同期が可能。永久カレンダーや夏時間と冬時間の自動切り替え、タイムゾーンの調整も可能で、最大3年間ものパワーリザーブとなっています。オールアラビアインデックスが赤字なのでややカジュアル向きですが、ストラップを調整すればオンオフ問わず使用できます。 6.【ドイツ、電波時計、バウハウス】ユンハンス ユンハンスの歴史、魅力、代表シリーズ、ユンハンスの時計を着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。ユンハンスの時計はどれもバウハウスの流れを汲んだシンプルなものばかりで、流行に左右されない永く使える時計ばかりです。マックスビルに限らず、マイスター、フォームと展開されていますが、どれもオンオフ共通で永く使えるため最初に一本に選ぶ方も多いブランドです。もし街中でユンハンスの時計を見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/germany-watches/ https://estime.co.jp/column/what-wempe/ https://estime.co.jp/column/glashuette-original/
「時計」というのはただ時間を知るための道具ではなく、その人のステータスやセンス、ライフスタイルを表現するアイテムとしての側面も持っています。特に高級ブランドの時計は、その所有者の価値観や魅力を引き立てる存在となることが多いです。 今回の記事で紹介したいのは、シャネルの「J12」という腕時計です。洗練されたデザインと確かな品質で、多くの人々から愛され続けています。そんなJ12は、他のブランドとは一味違う「資産価値」を持っています。 さて、この記事ではJ12の魅力を深堀りしながら、その背後に隠されたストーリーや愛用する著名人たちを紹介しながら、中古市場ではどの位の評価を受けているアイテムなのか解説していきたいと思います。 オススメしたいモデルもいくつか紹介していきますので、ぜひご覧ください。 1. 時計界に衝撃を与えたJ12。現在に至るまでの歴史と功績。 出典:CHANEL 時計というアイテムは、単なる時間を知らせる道具以上の価値を持っています。それは、ファッションのアクセントであり、身につける人のステータスや価値観を表現するアイテムとしての役割も果たしています。 2000年にシャネルが発表した「J12」は、当時の時計界において新しい風を吹き込むことになりました。従来の高級時計のイメージを覆すセラミック素材の採用や、シャネルならではの洗練されたデザインは多くの人々を魅了しました。 さて、この章では、そんなJ12がどのようにして時計界に革命をもたらしたのか、その背景と共に詳しく探っていきます。 1-1. 「プルミエール」から始まったシャネルの時計事業 出典:CHANEL シャネルが時計の世界に足を踏み入れたのは、1987年に発表された「プルミエール」からです。プルミエールは、創業者の「ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)」が亡くなった後に就任した天才デザイナー「カール・ラガーフェルド」によってプルミエールは生まれました。シャネルのアイコニックな香水「N°5」のボトルキャップとパリのヴァンドーム広場をモチーフにしたデザインが特徴的です。 時計としての機能性はもちろん、ブランドのジュエリーとしての美しさも兼ね備えています。プルミエールはフランス語で「最初」「一番」を意味しており、女性用につくられた一番最初の腕時計です。この「プルミエール」は、シャネルが時計業界に真剣に取り組むきっかけとなり、その後のJ12への道を切り開いたのです。 1-2. 時計業界の常識を覆した「J12」 出典:CHANEL 初の女性用腕時計としてプルミエールを発表したシャネルは、2000年を迎えると時計界に衝撃を起こします。 セラミック素材で作られた黒いラグジュアリーウォッチ「J12」を発表しました。 これまでのシャネルは女性用の腕時計しか展開されていませんでしたが、初めて発表された男性用の腕時計です。 これまでの高級時計は金属や革を主体としていましたが、J12は高品質なセラミック素材を使用しています。これにより傷に対する耐久性の向上を実現しました。長時間の使用でも肌に優しい特性を持っています。また、セラミックの独特の光沢感は他のどの時計とも違う独自の存在感を放っていました。 前代未聞の素材で作られた真っ黒な腕時計のJ12は、当時の時計界に大きなブームを巻き起こしました。3年後の2003年にはフェミニンな雰囲気が特徴的なホワイトカラーのJ12を発表。2011年にはチタンセラミックで作られたシックなグレーカラーも発表し、時計界に何度も衝撃を与えてました。 1-3. 数々のモデルを産出。一気に人気モデルへ。 出典:CHANEL 2000年に初登場して以来、様々なカラーバリエーションを展開して時計業界へ何度も衝撃を与えたJ12は、その後もさらに魅力を高めるために多くのモデルを展開していきます。 例えば、インデックスにダイヤモンドをセッティングした高級感のあるモデルや、文字盤にキャラクターがあしらわれた可愛らしい「マドモアゼル」などのモデルを発表したことにより、多くの時計愛好家やセレブリティから注目を集めました。 また、シャネルはJ12の誕生をキッカケに、時計も主力アイテムとして力を注いでいきます。2015年に、世界三大複雑機構と呼ばれる「トゥールビヨン」を取り入れた「J12 トゥールビヨン」を発表しました。 【豆知識】トゥールビヨンとは・トゥールビヨン=渦巻き を意味している ・ブレゲ氏が開発した時計の世界三大複雑機構のひとつ ・機械式時計の時刻精度が安定するように作られた機構 上記のように、数々のモデルを産出して進化しつづけてきたJ12は、一気にシャネルを代表するアイテムへと地位を確立したと言えます。そんなJ12ですが、2019年に再び大きな話題を呼びます。 1-4. 大幅リニューアル。キャッチコピーは「何も変えずにすべてを変える」 J12は誕生から20周年を目前に迎えた2019年に大幅なリニューアルを実施しました。 そのコンセプトは「何も変えずにすべてを変える」というもの。 外見上の変更は最小限に留められましたが、内部では新しいムーブメントが採用されました。より精度の高い時刻表示が可能となりました。ブラック×ホワイトのバイカラーモデル「J12 パラドックス」の発表や、リューズのサイズやケース幅を縮めるなどのデザインの微調整が行われていることから、J12の新たな魅力が加わりました。 見た目においてはほとんど何も変えずに、約70パーセントの大規模な変更を加えたJ12は、今後も目が離せない時計となっています。 2. 【資産価値】シャネルのJ12が評価されている4つの理由。 時計においての中古市場は、新品の市場とは異なる独特の動きを持っています。シャネルのJ12も、ロレックスやオメガなどの高級時計ブランドに比べたらリセール率こそ高くはありませんが、その高いデザイン性と機能性などから中古市場で非常に注目される存在となっています。 さて、この章では、そんなJ12が中古業界で注目されている理由や背景、そして中古市場での評価について詳しく解説していきたいと思います。 2-1. 資産価値はそこまで高くないが人気が高い時計 シャネルのJ12は、新品購入時の価格と比較すると、必ずしも高いリセール率を持っているわけではありません。しかし、そのデザインの美しさやブランドの信頼性、そして耐久性の高いセラミック素材を使用していることから多くの人々に支持されています。 先述の通り、J12が採用しているセラミック素材は、長い時間着用したとしても傷がつきにくく、色褪せなどの状態変化に強いという特性を持っていることから多くのファッション愛好者や時計コレクターから評価されています。 売却するときの金額が定価を超えることはまずないことから、J12は資産価値が高い時計とは言えませんが、洗練されたアイコニックなデザインやブランド自体の信頼が厚いことから人気が高く、中古市場でも評価されている時計と言えます。 2-2. 芸能人が付けているモデルは値段が上がる傾向 J12が中古業界でも人気を博している要因の一つとして、多くの芸能人や有名人がJ12を愛用していることが関係しているといえます。 これは時計業界だけに言えることではありませんが、ある特定のモデルがテレビや雑誌で取り上げられると、そのモデルに対する需要が一気に高まります。これにより、中古市場での価格も上昇することがしばしば見られます。 日本に於いても、シャネルのJ12を愛用している芸能人やYoutuberが数多くいます。このような現象はブランド本来の力だけでなく、J12が持つ普遍的なデザインや高い機能性が、幅広い年齢層や職業の人々に支持されていることを示しています。 ※J12を愛用している芸能人については6章で紹介するのでぜひご覧ください。 2-3. コピー品が多い=人気の時計である J12の高い人気を示すものとして、市場に多くのコピー品が出回っていることが挙げられます。一時期大流行した人気の時計ということもあり、現在でも多数のコピー品が存在しています。 「コピー品が多い=J12のデザインや機能が多くの人々に評価されている証拠」 といっても過言ではないでしょう。 インターネットを見てみると、そもそも最初からコピー品として販売しているサイトも多数あります。価格は5万円前後と定価と比べたらかなり安価で販売されているケースが多いです。 ※私が実際に見たコピー品のサイトでは「J12」と検索したら約500件ほどの検索結果が出てきました 中古市場での購入を考えている場合には、正規品であることをしっかりと確認する必要があります。近年では「スーパーコピー品」や「N級品」などかなり精巧に作られたコピー品も市場に出回っているので、深く注意が必要です。 2-4. 限定モデルや生産終了モデルは価値が高くなる!? 時計やファッション業界の中古市場においては、限定モデルや生産終了となったモデルの価値が上がることが一般的です。J12も例外ではなく、定価を超える買取金額とまではいきませんが、非常に高い価格で取引されるモデルがいくつか存在しています。 例えば、2022年に世界55本限定で作られた「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」「マドモアゼル J12 ラ パウザ」「マドモアゼル J12・XS」などの数量に限りがあるモデルは、希少性が生まれて価値が高いと評価される可能性があります。 上記のことから、希少性や特定のデザイン、複雑な機能を取り入れたモデルが多くの人々に評価されて価値が上がる可能性は大いにあります。 3. ダサいとの声も?!J12が持つ5つの魅力。 シャネルのJ12は、その独特なデザインやブランドの背景から、一部から「ダサい」との声も聞かれることがあります。しかし、J12には多くの魅力が詰まっています。 この章では、J12の真の魅力や、なぜ多くの人々に支持されているのかを詳しく探っていきます。 3-1. 最大の特徴はセラミック素材を使用しているところ シャネルのJ12の最も大きな特徴として、セラミック素材が採用されていることが挙げられます。セラミック素材を使用することで耐久性や美しさ、そして軽量化を実現しました。これらのメリットから、日常使いができる高級時計の素材として非常に適しているといえます。 キズがつきにくく、色褪せにくい特性も持っていることから長い間美しい状態を保つことができます。さらに、セラミックはアレルギー反応を起こしにくい素材であるため、貴金属を使用することが多いほかのブランドの腕時計よりも、肌に優しく安心して使えるという点も大きな魅力です。 ※ただし、アレルギー反応が全く起きないというわけではありませんので、注意が必要です。 3-2. 19~42㎜まで展開している幅広いケースサイズ J12は19㎜から42㎜までの非常に幅広いケースサイズのモデルを展開しています。これにより、個人の腕の太さやデザインの好みに合わせて、自分に合ったモデルを選ぶことができます。 男性ならケースサイズ38㎜以上の大ぶりなモデルを選んで存在感を。一方、女性ならそれ以下の小ぶりなモデルを着用すれば可愛らしさを表現できるため、それぞれの性別に合わせた選び方ができます。この幅広いサイズ展開は、ブランドの顧客層を広げる要因ともなっていると考えられ、誕生から20年以上たった現在でも多くの人々に支持されています。 3-3. 男女ともに使える中性的なデザイン J12のデザインはシャネルらしいエレガントさを持ちつつも、スポーティな見た目から運動時に着用してても違和感がない要素も併せ持っています。シーンを選ばず、男女ともに使えるシンプルで中性的なデザインが大きな魅力となっています。カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍します。 また、モノトーンカラーでの展開が主流となっているJ12は、シャネルのアイコニックな要素を取り入れたデザインとして他のブランドの高級時計とは違う独自のデザイン性があります。 3-4. ブランド知名度の高さでステータスが上がる シャネルというブランドは、その現在でも多くの人から愛されている圧倒的な高い知名度と、ガブリエル・シャネルが創業した帽子屋の長い歴史がある信頼感から、多くの人々に愛されています。そんな高い知名度と長い歴史を持つシャネルのアイテムを身につけることで、そのステータスやシャネルというブランドの背景を感じることができます。 J12はそんなシャネルの歴史の中でも、時計事業に対して本格的に力を注ぐキッカケとなった機械式の腕時計なので、背景を知っていると身に着けているだけでなんだか誇らしい気持ちにさせてくれます。圧倒的な知名度と長い歴史を持つシャネルというブランドのアイテムには、そもそも言葉だけでは表せない魅力があります。 3-5. カジュアルな見た目でも確かな実用性がある J12は、そのカジュアルな見た目とは裏腹に非常に高い実用性を持っています。耐水性や傷に対する耐久性、正確な時刻表示から日常生活での使用にも十分に耐えうる性能を持っているのはもちろんのことですが、それだけではありません。 2019年に「何も変えずにすべてを変える」というコンセプトのもと、外観こそ大きく変えずに70パーセント以上の変更を加えたJ12。現行のモデルでは「ケニッシ社」製のオリジナルムーブメントを採用しています。 ※ケニッシ社とは…有名時計ブランド「TUDOR(チューダー/チュードル)」のムーブメントを共同開発しているスイスのメーカー。 このムーブメントを採用することで大きく変わったのは、パワーリザーブ(機械式時計の駆動時間)です。これまでのJ12のパワーリザーブは約42時間だったのに対し、現行モデルは完全にゼンマイを巻き切った状態だとなんと70時間。単純に計算して約3日ほど駆動する計算になります。 カジュアルな見た目ながらも、耐久度やムーブメントの機能性を加味すると日常生活で使用するには少々オーバースペックにすら感じます。ロレックスやオメガなどの高級時計と比べると中古市場での資産価値で勝つことは出来ませんが、普段使用をするには間違いなく贅沢な腕時計です。シャネルの時計事業に対する熱意が感じられます。 4. 【男女別】種類が豊富なJ12のおすすめモデル6選! シャネルのJ12は多様なモデル展開と高いデザイン性から、多くの人々に支持されています。実際にはさらに多くのバリエーションが存在します。自分の好みや用途に合わせて、最適なモデルを選ぶことができるのが、J12の魅力のひとつとも言えます。 その中でも特に人気のあるモデルをピックアップしましたので、紹介させていただきます。 4-1. 【メンズ】J12 オートマティック 38㎜ 白セラミック Ref.H5705 出典:CHANEL 数あるJ12の中でメンズにオススメしたいモデルはこちら。白セラミック素材を採用しているダイヤインデックスのモデルです。今回紹介する「Ref.H5705」は、長年J12を支えてきた人気モデルRef.H1629の後継モデルです。 「えっ、メンズなのにダイヤモンド?」と思った方も多いと思いますが、前身モデルのRef.H1629は元SMAPの中居正広さんが愛用しているほどメンズでもかっこよくキマる腕時計です。清潔感を生み出してくれる白セラミック素材とダイヤモンドの輝きはベストマッチします。 J12の象徴である白セラミックを使用したこのモデルは、インデックスにダイヤモンドをあしらうことによって、シンプルながらも間違いのない高級感があります。イベントなどの特別なシーンやカジュアルシーンまで幅広く活躍してくれます。コーディネートに高級感と清潔感の両方を求めているメンズの方にオススメしたい一本です。 4-2. 【メンズ】J12 オートマティック 38㎜ 黒セラミック Ref.H5697 出典:CHANEL 2019年に革新的な変化を遂げたJ12の中でも、都会的でクールな印象を持つ黒セラミックを使用したモデルです。こちらのRef.5697は男性らしい力強さとシャネルのエレガンスが融合したデザインは多くの男性から支持を受けています。 外観こそ大きく手を加えないと書かせていただきましたが、Ref.5697は裏蓋がスケルトン仕様(通称:裏スケ、シースルーバック)になりました。リニューアルを加えた直後の2019年に発売されたので、パワーリザーブは70時間でかなり実用的なモデルとなります。 シャネルの創業者であるガブリエル・シャネルの有名な発言として「黒にはすべてがある」という言葉があります。黒いアイテムを持つことによって、シャネルのブランドの真髄に触れているような感情にもなります。 シンプルながらも黒セラミックを使用していることにより、男らしい無骨さ表現してくれるも見た目だと思います。それに合わせて機能性も抜群なので個人的にはかなりオススメしたい一本です。現行でシャネルの公式ホームページにも掲載されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。 4-3. 【メンズ】J12 ファントム 38㎜ 黒セラミック Ref.H6185 出典:CHANEL 2019年に発売されたRef.6185は、ここまで紹介してきたモデルとは違い「ファントム」の名が付けられています。この名がつけられたモデルの特徴として一番わかりやすいのは、ズバリ見た目です。文字のフォントなどに変わりはありませんが、ファントムはベゼルやインデックスの文字の色が本体の色と同一になったモデルとなります。 過去にもファントムは発売されていましたが、白セラミックのみ展開されていました。そんなファントムに新たな風を吹き込んだのは、黒セラミックのRef.6185です。世界1200本限定のモデルです。ブランドとしての原点であるブラックカラーをふんだんに使ったRef.6185は、シャネルにしか表現できない特別な一本です。 4-4. 【レディース】J12 クォーツ 33㎜ 白セラミック Ref.H0968 33㎜のケースサイズが特徴の女性向けモデルです。細やかなディテールとシャネルらしいエレガンスが詰まったデザインは、多くの女性から愛されています。 このRef.0968の大きな特徴としては、先述したモデルのような機械式の腕時計ではなくクォーツの腕時計なところです。クォーツ時計としての大きなメリットは、機械式時計よりも圧倒的に時刻の精度がいいところが挙げられます。機械式時計は、1日毎に時刻のずれが生じる「日差」というものが存在します。例えば、日差が-5秒の機械式時計は月2.5分程の遅れが生じてしまいます。 しかし、クォーツの時刻のズレは機械式時計と違い「月差」で表されます。一般的なクォーツの月差は±15秒前後と言われておりますので、その精度は圧倒的にクォーツの方が高いことがわかります。時刻の精度が高いJ12を求める方には絶対購入してほしい一本です。 4-5. 【レディース】J12 オートマティック 33㎜ 白セラミック Ref.H5704 2020年に発売されたRef.5704は、一番最初にオススメしたRef.5705とよく似たモデルです。白セラミックを採用し、インデックスにダイヤモンドをあしらっているところまでは一緒なのですが、Ref.5704は文字盤にマザーオブパールを使用しています。 マザーオブパールは「真珠を作り出す貝」のことを指しています。多くのジュエリーブランドでも採用されている素材なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。例えば、世界5大ジュエラーとして有名な「BVLGARI/ブルガリ」や「Van Cleef & Arpels/ヴァンクリーフアーペル」でも代表的なコレクションで使用されている人気素材です。 文字盤にマザーオブパールを使用していることにより、これまでのJ12よりも更に高級感が見て取れるRef.5704は、他の人と少し差別化を図りたい方にオススメしたい一本です。 4-6. 【レディース】J12 オートマティック 33㎜ 黒セラミック Ref.H5701 出典:CHANEL シンプルながらも上品なデザインが特徴のRef.5701は、ケースは黒セラミックでインデックスにはダイヤモンドがあしらわれています。日付を知らせてくれる「デイト表示」もないことから、かなりミニマルでシンプルな見た目のJ12です。 黒セラミック×ダイヤモンドから見て取れる圧倒的な高級感は、女性のコーディネートを一気に格上げしてくれます。ブラックカラーなのでフォーマルなシーンにはもちろん、ワンピースなどのきれいめなファッションにもよく合います。かっこいい女性を表現したい女性にピッタリの一本です。 5. J12は何を基準に選べばいい?選び方を紹介! シャネルのJ12は独自のデザインと高い機能性から、多くのモデルがリリースされています。しかし、その幅広い展開故に、どのモデルを選ぶべきか迷う方も多いと思います。 この章では、J12は何を基準に選べばいいのか。そのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。 5-1. 色で選ぶ 先述の通りJ12は、白セラミックや黒セラミックなどさまざまな色のモデルが存在します。白は清潔感があり、どんな服装にも合わせやすい万能なカラー。一方、黒はクールで都会的な印象を与えます。 また、黒と白のバイカラーモデルや、フルチタン素材で作られたグレーカラーのモデルなどの色も展開されているので、皆さんの個性や好みに合わせて選ぶことができます。他の高級時計に比べて、見た目の違いはあまりわかる時計ではありませんが、いくつかのカラー展開があるJ12。色で選んで個性を表現することをオススメします。 5-2. サイズで選ぶ J12は19㎜から42㎜までの幅広いケースサイズの展開があります。手首のサイズだけでなく、好みの大きさや存在感も考慮することが大切です。例えば、存在感を出したい場合は33㎜以上の大きめのサイズを、シンプルに装着したい場合は小さめのサイズを選ぶと良いでしょう。 腕時計もコーディネートの一部と捉えられるので、自分のファッションスタイルや、手首の太さに合ったサイズから選びましょう。 5-3. デザインで選ぶ J12は、クラシックなデザインからモダンなデザインまで幅広く展開されています。文字盤のデザインや、インデックスにダイヤモンドがあしらわれているデザインなど、細部にわたるデザインの違いがあります。 例えば、高級感を表現したい場合には白セラミック×ダイヤモンドのモデルを。ブラックカラーでかっこよさを表現したい場合には、シンプルで洗練されたモデルの「ファントム」を。それぞれのシーンや好みに合わせて選べます。使うシーンを予想してデザインから選ぶことも大きなポイントとなります。 6. シャネルのJ12を着用している芸能人5選 シャネルのJ12は、その洗練されたデザインと高いブランド価値から、多くの芸能人にも愛用されています。ここでは、J12を愛用する芸能人5人をピックアップし、その魅力に迫ります。 6-1. DAPUMP ISSAさん DAPUMPのボーカルであるISSAさんは、のグループのリーダーとして知られるだけでなく、その独特なファッションセンスで多くのファンを魅了しています。「if」や「USA」などの楽曲は、ファンだけでなく多くの人々に知られています。 ISSAさんが愛用しているのは、ベゼル部分に大胆にダイヤモンドがあしらわれたJ12。黒セラミックのモデルです。ISSAさんの明るくエネルギッシュで個性的なキャラクターととてもマッチする一本です。TV番組やYoutubeなどさまざまなシーンでの着用が確認されています。 6-2. とんねるず 木梨憲武さん とんねるずの木梨憲武さんはバラエティ番組を中心に活躍する一方で、ファッションスタイルもオシャレだとして多くの人々に知られています。木梨さん自身も「木梨サイクル」というブランドを持っており、多くのアパレルアイテムを展開しています。 そんな木梨憲武さんが着用しているのは、男性では珍しい白セラミックのJ12。文字盤にはダイヤモンドとマザーオブパールが採用されています。カジュアルなスタイルに合わせることで、その存在感を引き立てています。男性が付けても違和感のないことがわかります。 6-3. Youtuber ヒカルさん 現在のYoutube界で絶大な知名度を誇るヒカルさんも、シャネルのJ12を着用していました。黒セラミックで作られたクロノグラフのモデルです。こちらのJ12はヒカルさんのYoutube チャンネル「ヒカル(Hikaru)」の「気になる値段は?ヒカルの時計(シャネルJ12)っていくらするの?」で登場していました。 クロノグラフは一言でいうと「ストップウォッチ機能が付いた時計」で「クロノス(時間)+グラフ(記す)」を合わせた造語を意味しております。個人的にはクロノグラフの時計は機械っぽい見た目をしていて好きなので、皆さんにもオススメしたい一本です。 6-4. モデル/女優 大政絢さん モデルで女優の大政絢さんは、端正な顔立ちと洗練された美しいスタイルで多くのファッション誌でモデルとして活躍しています。大政絢さんが着用しているのは、黒セラミックのモデルで、上品でエレガントなスタイルにとてもマッチしています。彼女の清楚なイメージをさらに引き立てます。 また、大政絢さんは、2019年に開催されたJ12のスペシャルビューイベント「DECISIVE SECONDS(決定的瞬間)」に出席した過去もあります。J12だけでなく、多くのシャネルのアイテムを身に纏っている姿が見受けられました。この様子は、大政絢さんのInstagramで見ることができるので、コーディネートの参考にするのもアリです。 6-5. モデル 小嶋陽菜さん 元AKB48の小嶋陽菜さんは、アイドルとしてのキュートなイメージと大人の女性としての魅力を放つモデルとして現在でも活躍しています。小嶋陽菜さんが着用しているのは白セラミックで作られたJ12ファントム。白セラミックモデルは、彼女のフレッシュでナチュラルなスタイルにマッチしています。 テレビ番組で私物として紹介された過去もあり、その際に元メンバーである峯岸みなみさんの手に渡ってしまいましたが「売って!」と、買い戻しの発言をしていました。小嶋陽菜さんにとって、買い戻しをするくらいお気に入りの腕時計であるといえます。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、シャネルのJ12の資産価値にフォーカスを置いた記事を書かせていただきました。 シャネルのJ12は、ただの時計以上の価値を持つアイテムとして多くの愛用者の心に位置づけられています。その美しいデザインとシャネルのブランド力から、他のブランドとは違う「資産価値」をもたらす可能性を秘めています。 J12はファッションと資産の両方の価値を追求する方々にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。シャネルのJ12を手にすることで、時の流れとともに増す資産価値を実感しながら、毎日をより豊かに過ごすことができるでしょう。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/chanel-j12-lame/ https://estime.co.jp/column/chanel-is-lame/ https://estime.co.jp/column/new-chanel-watch/
フランクミュラーといえば、トノー型の時計で格式の高いブランドであることは知れ渡っています。そして天才時計師フランクミュラーのことを指していると知ると、世界初の機構の数々を生み出す技術力に驚かされることと思います。フランクミュラー擁するウォッチランドは今や4大時計グループと言われるほど大きくなっており、フランクミュラーの人気の高さを裏付けるものでもあります。 この記事ではフランクミュラーの歴史、魅力、代表シリーズ、フランクミュラーの時計を着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。 1.フランクミュラーとは 出典:FRANCK MULLER フランクミュラーは、1992年にスイスで設立された比較的新しい高級時計ブランドです。創業者のフランク・ミュラーは天才時計師として知られ、複雑なムーブメントと斬新なデザインで時計業界に革命をもたらしました。そのため、「コンプリケーションの巨匠」とも称されています。 ブランドの最大の特徴は、伝統的な時計作りと革新的なデザインの融合です。独自のアール・デコ調の美しいケースフォルムや、大胆で遊び心のある文字盤デザインは、フランクミュラーならではの魅力です。特に「カサブランカ」や「トノウ カーベックス」などのコレクションは、時計愛好家だけでなく、ファッションに敏感な人々にも支持されています。 また、フランクミュラーは技術面でも高い評価を受けています。特に、複雑機構のムーブメントである「トゥールビヨン」や「パーペチュアルカレンダー」を搭載したモデルは、ブランドの象徴ともいえる存在です。 そのユニークなスタイルと確かな技術力で、フランクミュラーはラグジュアリーウォッチの象徴として、世界中のセレブリティや時計愛好家から愛され続けています。 2.フランクミュラーの歴史 出典:FRANCK MULLER 2-1.1958年スイスヌーシャテルでフランクミュラー誕生 天才時計師フランクミュラーは1958年に時計産業で有名なスイスヌーシャテルに生まれました。スイス人の父とイタリア人の母の間に生まれ、母から精密な機械仕掛けの楽しさを学び、10代半ばでジュネーブ時計学校へ入学し時計師の道を進みました。1979年に学校を首席で卒業。卒業制作ではロレックスのムーブメントを改良し永久カレンダーをつくりあげた逸話が残っています。 ブランドを創業する前に数人の時計師と開いた時計工房でオリジナル時計の製作や修理を手掛けていました。この時にいくつもの機構を開発します。1986年に世界初のフリー・オシレーション(自由振動)トゥールビヨン、ジャンピングアワー機能付きレギュレーター文字盤、翌年にはフリー・オシレーションとミニッツリピーターの機能を持つ、「フリー・オシレーショントゥールビヨン・ミニッツリピーター」を開発しました。その後も1989年に「リバース・トゥールビヨン・ミニッツリピーター・永久カレンダー」、1990年に「スピリットセコンド・クロノグラフ・トゥールビヨン」、「ミニッツリピーター・ワールドタイム」を次々と発表しました。 2-2.1992年現ウォッチランドCEOヴァルタン・シルマケスと創業 1992年にスイスジュネーブで当時宝飾技師だったヴァルタン・シルマケス(現ウォッチランドグループCEO)と共にブランドとしてフランクミュラーを創業しました。ブランド創業時に現在でもアイコンモデルとして知られるトノウカーベックスを発表しました。 その後もトゥールビヨン、スプリットセコンドクロノグラフ、ミニッツリピーター、永久カレンダーなどの複雑系の代表格を搭載したモデルを次々と開発しました。フランクミュラーは新機構の開発で知られており、これまで30種類以上の世界初となる機構を考案したと言われています。 ケース左側面のプッシュボタンを押すとトゥールビヨンのキャリッジがせり上がる機構を備えるなどトゥールビヨンを進化させたレボリューション、時針が不規則にジャンプするクレイジーアワーズ、様々な複雑機構を一つの時計に複数搭載するなど、それまでの時計業界の常識を覆す機構・モデルを次々と発表しています。 2-3.共同創業者ヴァルタン・シルマケスについて 共同創業者のヴァルタン・シルマケスについても解説します。1956年にアルメニア系の宝石職人のもとに生まれたヴァルタン・シルマケスは17歳のときにスイスジュネーブに移り住み、ジュエリーセッティング技術を学びました。1979年にジュネーブでジュエリーセッティング工房(ケース製造部門を兼ねています)を開きました。ダニエルロートなどのケース製作を手掛けた際にフランクミュラーと知り合ったようです。 ムーブメント製作に長けたフランクミュラーとジュエリーセッティング、ケース製造に長けたヴァルタン・シルマケスにより、1991年に共同で時計会社テクノウォッチを設立し、のちにフランクミュラー創業となりました。 1992年には日本でも店舗展開が開始。現在では日本国内で35店舗ほどを構えるほど、私たちにとっても身近なブランドとなっています。 3.30年足らずで世界的に有名になったフランクミュラーの魅力 出典:FRANCK MULLER 3-1.天才時計師フランクミュラーが考案した世界初の機能の数々が楽しめる 天才時計師フランクミュラーが考案した世界初の機構は30を超えていると言われており、技術・創造性の高い数々の作品を見ることができます。フリー・オシレーション(自由振動)トゥールビヨン、ケース左側面のプッシュボタンを押すとトゥールビヨンのキャリッジがせり上がる機構を備えるなどトゥールビヨンを進化させたレボリューション、時針が不規則にジャンプするクレイジーアワーズなど機能・デザインに幅広く開発されました。 複雑系といえばミニッツリピーターやフライングトゥールビヨンが各ブランドの代表格ですが、フランクミュラーでは他ブランドでは見ることのできない機構・デザインを楽しめるのが魅力です。前述のレボリューションやエテルニタス、あるいはトノウカーベックスやヴァンガードで展開されることが多いですが生産本数が限られているため、希少価値も高くなっています。 3-2.独創的で一目でフランクミュラーだとわかるデザイン フランクミュラーの時計はどれも独創的で一目でわかるデザインとなっています。トノウ型の時計は他にもありますが、トノウカーベックスのもつ手首に馴染むカーブと妖艶な文字盤デザインやヴァンガードの内臓型のトノウケースで力強くスポーティーな印象の時計は他のブランドには出せない世界観となっています。 元を辿れば天才時計師フランクミュラーの世界観だから他のブランドとは違う、ウォッチランドグループを引く立場のため他ブランドの影響を受けない、世界初の機構が多いためその分まだ見ぬデザインになることが多い、など多くの理由が考えられます。フランクミュラーの時計は独創的で他ブランドとは違うことがよくわかります。 3-3.創業して日が浅いにも関わらず、世界的に高い知名度 フランクミュラーは創業して30年ほどですが、世界的に知られているブランドです。時計を深く知らなくてもフランクミュラーの名前は知っている方も多いほど。特徴的な形状や芸能人が多く着けている、広告を多くかけているなど様々な理由がありますが、最大の理由は話題性と考えられます。 フランクミュラーの創造する新機構は時計愛好家だけではなく、誰もが見ても驚くようなものが多いのが特徴です。例えば時針がジャンプする軌道で動くクレイジーアワーズやトゥールビヨンのキャリッジが動くレボリューションなど、誰が見ても大きなインパクトを残します。マニアックな知識があって初めて凄さがわかる機構やデザインとは違い、多くの人にフランクミュラーはすごいと思わせ、知られたのにはこうした理由が考えられます。時計愛好家ではない方がフライングトゥールビヨンの凄さを知るのには段階が必要なのです。 4.フランクミュラーの代表シリーズ 4-1.トノウカーベックス 出典:FRANCK MULLER トノウカーベックスはフランクミュラーのアイデンティティともいえるシリーズで、創業者フランクミュラー自らが手がけています。元々はオーダーメイドとして製作したモデルですが、独創性と美しさが高く評価されブランドの誕生とともに発表されました。 トノウ(樽)カーベックス(湾曲)の名前の通り、トノウ型で手首に馴染むカーブが効いたケースが特徴です。もう一つのフランクミュラーのアイデンティティとなるビザン数字のインデックスが採用されています。文字盤のギョーシェ、スペード針といったデザインも独特な世界観を演出しています。エレガントなドレスウォッチとしても、カジュアルウォッチとしても見栄えする普遍性の高いデザインに仕上がっています。 変化球が馴染むのも斬新すぎないデザインのもつ懐の大きさです。クロコダイル柄の文字盤を採用したモデルや時針が不規則に動くクレイジーアワーズ、インデックスを裏側から浮きたたせたレリーフインデックスなど、チャレンジャブルなデザインや機能も展開されています。 4-2.カサブランカ 出典:FRANCK MULLER カサブランカはフランス領モロッコの都市名で、1920~1940年頃に貴族たちの避暑地として愛されていました。砂漠に隣接するため、いわゆる高級志向の品物だけではなく砂漠の砂や汗でも使うことのできる冒険的でチャレンジャブルなアイテムも選ばれていました。フランクミュラーはブランド初のステンレスケース、夜光処理を施し夜間でも高い視認性をもつインデックスと針といった旅のお供ともいえるコンセプトでカサブランカを開発しました。 トノウカーベックスと同じ曲線を描くトノーケースに暗所で視認性が高いビザン数字のインデックスと針を採用することでフランクミュラーのもつ世界観はそのままに、高い実用性をもつ時計として仕上がりました。文字盤にUV処理をあえてしないことで、経年によるエイジングが楽しめるようになっており、ヴィンテージウォッチのような様相に。カサブランカのもつ雰囲気にマッチするのもポイントです。 レディース人気も厚いカサブランカは価格帯も比較的安いモデルとなっておりますので、ペアウォッチとして使うのもおすすめです。 4-3.ロングアイランド 出典:FRANCK MULLER 20世紀始めのアールデコスタイルを基礎としてデザインし、2000年に発表されました。手首に沿って少し曲線をかけたレクタングラーケース、ビザン数字のインデックス、スペード針、文字盤中央のミニッツトラックとフランクミュラーを象徴するデザインが多数盛り込まれています。大胆さとエレガントさが両立したデザインで、ダイヤモンドを文字盤、ベゼルに配したモデルも多く展開されています。 シリーズ名のロングアイランドとはニューヨークに繋がる小島のことで、1920年代からバカンスの地として賑わっており、多くの宝飾品がロングアイランドへ持ち込まれました。ヨーロッパの貴族たちによる大規模な開発もあり、今でもリゾート地として多くの人が訪れています。長細い島の形とリゾート地を楽しむ高所得者層向けのエレガントウォッチをテーマにしてデザインされました。 フランクミュラーのアイデンティティともいえるシリーズで、基本の機能だけに絞ったモデルからレディースモデル、クロノグラフ、クレイジーアワーズ、トゥールビヨンなど多くの機能を備えるベースとしても展開されています。 4-4.コンキスタドール 出典:FRANCK MULLER コンキスタドールとはスペイン語で征服者を意味しており、その名にふさわしい大ぶりなケース、ビザン数字に限らず多様なインデックスの使い分けによる力強くスポーティーなデザインに仕上がっています。トノウカーベックスのDNAを残しつつも、立体的な段付きのステップベゼルや文字盤のギョーシェなど前衛的なデザインにチャレンジしたシリーズです。 クラシックなデザインをベースにしたモデルだけではなく、チタンなどの異素材を使いさらにスポーティーに仕上げたコンキスタドールグランプリ、世界観はそのままにスクエアケースにしたコンキスタドールコルテス、レディースモデルなど、派生したモデルも展開されています。 4-5.マスタースクエア 出典:FRANCK MULLER マスタースクエアはロングアイランドから派生したシリーズで、四辺が同じ長さのスクエアケースが特徴です。ロングアイランド譲りの大ぶりなローマンインデックス、文字盤中央のレイルウェイのミニッツサークルなどエレガントな世界観をそのまま楽しめます。 レディース向けにプティ、S、M、L、メンズ向けにキングとサイズバリエーションが豊富で、ユーザーの幅を広げています。機能は3針、もしくは日付表示といたってシンプル。スクエアケースながら、正統派なドレスウォッチのデザインとなっています。 4-6.ヴァンガード 出典:FRANCK MULLER 2014年に登場したヴァンガードはトノウカーベックスとはまた違った世界を見せるトノーケースシリーズです。1920~1930年代のアールデコをベースにしながらも、ラグを無くしストラップ接続部を内蔵するデザインにしたことでより丸みを感じるシルエットとなりました。ヴァンガード専用にインデックスを新たに開発し、より立体的で力強い印象です。フランクミュラーのもつエレガントさのDNAを維持しつつ、モダンなデザインに仕上げたシリーズとなっています。 機能面も充実しており、クロノグラフ、スケルトンに加え、トゥールビヨン、トゥールビヨンを浮かせオフセットさせた軌道を動くグラビティと複雑系も搭載されています。トノウカーベックスとは違ったフランクミュラーの軸となるシリーズとなっています。 また、ヨットでの航海をイメージしたヴァンガードマリナーもシリーズに追加されました。マリン、海洋スポーツのもつラグジュアリーな世界観と融合することで、ヴァンガードのもつレトロモダンな雰囲気と上手くマッチしています。文字盤に航海用方位計を描き、ユニークで優雅なデザインを演出しています。 4-7.グランドカーベックス 出典:FRANCK MULLER 2023年からの新作として発表されたグランドカーベックスはブランド設立からの30年となるトノウカーベックスをルーツとしながらも違った世界を見せてくれるシリーズです。トノウカーベックスは湾曲したケースが特徴でしたが、グランドカーベックスは一次元追加し、三次元的な湾曲、ねじれを表現しています。 グランドカーベックスはケース・ベゼル周りの仕組みを大きく変更しています。ベゼルをケースから独立させ、風防とケースの内側に入れることでケース・ベゼルのバイカラーでの展開・風防を最大まで大きくすることによる文字盤の見える幅が大きくなるなどのメリットがあります。文字盤には中心から放射状にさらに捻じれを表現したことで、常に回転しているような躍動感を与えています。アプライドインデックスには文字盤の位置・角度に合わせて捻じれを手作業で変えることで、三次元的な立体感を生み出しています。 発表されたのは3種類のカラーバリエーションで、捻じれるギョーシェをメインとしたデザインとなっています。今後三次元的な表現をするにあたってどんなデザインが展開されていくか楽しみなシリーズです。 4-8.ラウンド 出典:FRANCK MULLER ラウンドはフランクミュラーによるラウンドモデルを集めたシリーズです。フランクミュラーといえばトノーケースの印象の通り、ラウンドモデルは一握りでトノーやスクエアケースが多く展開されています。しかしラウンドにしかない独特の世界観を楽しめるのがフランクミュラーのラウンドシリーズです。 スプリットセコンドクロノグラフや永久カレンダーなどの複雑機構を中心に展開されており、伝統的なスイス時計のデザインにまとまっています。フランクミュラー創業直前の複雑機構を開発していたときのような世界観となっており、トノウカーベックス発表以降の斬新なデザインというよりも複雑・伝統のクラシックデザインとなっています。 5.フランクミュラーの時計を愛用している芸能人&有名人5選! 5-1.お笑い芸人:名倉潤 お笑い芸人の名倉潤さんが着けているのはRef.5850 CASAです。名倉さんはフランクミュラーに絞っているようで、カサブランカとトノウカーベックスの2種類を所有しているようです。どちらも湾曲したトノウケースモデルで、フランクミュラーの世界観を気に入ったのかもしれません。 Ref.5850 CASAはシンプルで端正なカサブランカの一本。ビザン数字のインデックス、アルファ針はどちらも夜光処理が施されており、夜間でも視認性高く使うことができます。フランクミュラーとしては初となるステンレスモデルでの展開で、広くユーザーへ届けることができたシリーズとなっています。 5-2.俳優:片岡愛之助 俳優の片岡愛之助さんが着けているのはコンキスタドール コルテスのRef.10000HSCです。片岡さんは時計愛好家で、ブローバアキュトロンやフランクミュラーのロングアイランドなど多くの高級時計を所有しています。クセのある時計を選んでいるようです。 コンキスタドール コルテス Ref.10000HSCは、スペインの歴史に残る征服者エルナン・コルテスからインスピレーションを得て製作されたスクエアケースが特徴です。文字盤いっぱいのビザン数字のインデックスやリーフ針が印象的です。段付きで立体的なステップベゼルやねじ止めのラグなど、力強いデザインとなっています。 5-3.サッカー選手:クリスティアーノ・ロナウド プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドさんが着けているのはラウンドトゥールビヨンインビジブルセットバゲット ダイヤ Ref.7008 T INV C INV Rです。クリスティアーノ・ロナウドさんは時計愛好家として知られており、ジラール・ペルゴやブルガリなどのモデルにダイヤをプラスしてオーダーするモデルを多く所有しています。 Ref.7008 T INV C INV Rはクリスティアーノ・ロナウドさんの所有する時計の中で最も高額と言われており、その金額は2億円を超えるとか。トゥールビヨンを搭載するラウンドモデルで、文字盤・ベゼル・ラグを埋めつくすほどのダイヤモンドがセットされています。ダイヤモンドはセットする際に爪が見えないインビジブルセッティングという特殊な技法を使うことでより大きく・多くのダイヤモンドを使うことができた贅沢な一本です。 5-4.プロデューサー:つんく♂ プロデューサーのつんく♂さんが着けているのはトノウカーベックスクロノグラフ Ref.7850CCATです。つんく♂さんは高級時計を複数持っている時計愛好家でブルガリやダミアーニなど、ラグジュアリーブランドの時計を多く所有しているようです。 Ref.7850CCATはトノウカーベックスのクラシックデザインに仕上げたクロノグラフモデルです。控えめなビザン数字インデックス、横3針のインダイヤル、レトロな印象の四角いプッシュボタンなど、ラウンドモデルに多く見られる伝統的なスイス時計のデザインとなっています。コンパクトなリーフ針、文字盤のギョーシェなど、現行のトノウカーベックスよりもクラシックさが強調されたデザインです。 5-5.ヴァイオリニスト:高嶋ちさ子 ヴァイオリニスト兼タレントとして活躍している高嶋ちさ子さんが着けているのはロングアイランド Ref.902QZD OGです。高嶋さんは高級時計を複数持っており、ハリーウィンストンなどの高額品を旦那様からプレゼントされています。 Ref.902QZD OGは白文字盤のロングアイランドで、ベゼルとラグいっぱいにダイアモンドがセットされたモデルです。ビザン数字のインデックスのもつエレガントな雰囲気とマッチしており、リゾート地をイメージしてつくられたロングアイランドの世界観を感じさせます。 6.フランクミュラーのおすすめモデル5選 6-1.コンキスタドール グランプリ クロノグラフ Ref.9900CC DT GPG コンキスタドール グランプリ クロノグラフ Ref.9900CC DT GPGはトノウカーベックスのDNAを受け継ぎつつスポーティーに仕上げたコンキスタドールをF1からインスピレーションを得てデザインされたグランプリにクロノグラフを搭載したモデルです。当モデルは中でも最大サイズの9900シリーズで、縦63 × 横48 mmと大きなインパクトを残すものとなっています。 ベゼルのインデックス、文字盤にも立体的なアラビアインデックス、黒・白・赤のレーシーなカラーリングなど、力強さを感じる要素が豊富です。文字盤は2階層作りとなりヌーベルバーグ・ギョーシェが施されており、パワフルなインデックス、妖艶なギョーシェ、太くずっしりとした針の組み合わせにも負けない魅力をもっています。9時位置のねじ込み式プッシュボタンで日付調整を行うなど、これまでにない機構も搭載されています。 6-2.ロングアイランドレリーフダイアモンド Ref.902QZ REL CD1R ロングアイランドレリーフダイアモンド Ref.902QZ REL CD1Rはアメリカのリゾート地にインスピレーションを得て開発されたロングアイランドの一本です。長方形のレクタングラーケース、手首に沿ってしなやかなカーブをもつ裏蓋、フランクミュラーのアイデンティティともいえるビザン数字のインデックスなど、シリーズを代表するデザインの一つです。 大きく違うのは、インデックスが描かれているのではなく文字盤を裏から型押しするよう浮かび上がらせたレリーフタイプを採用していることです。インデックスが立体的になることで視認性を確保しつつ高級感を演出しています。文字盤中央のミニッツトラックに沿って、見えなくなるほどダイアモンドを敷き詰めています。レトロモダンな雰囲気のロングアイランドの中に、エレガントなレリーフインデックスとダイアモンドとメリハリの効いたデザインに仕上がっています。 6-3.トノウカーベックスリメンバー Ref.7880BSCATREM トノウカーベックスリメンバー Ref.7880BSCATREMはフランクミュラーのアイデンティティとなる2019年発表のトノウカーベックスシリーズの一本です。曲線を描くトノウ型ケースは手首へ馴染むだけではなく優雅な世界観を演出しています。20もの層が重なったラッカー仕上げの文字盤は、ホログラムによるインデックスが散りばめられており、独特の質感が楽しめます。 針が反時計方向に進む構造になっており、他にはない斬新な機構が搭載されています。一見混乱してしまうようですが、時間に縛られて生きる現代社会への一石のような他にはない機構です。 6-4.ヴァンガードクロノグラフ Ref.V45CCDTACBRNR ヴァンガードクロノグラフ Ref.V45CCDTACBRNRは内蔵されたラグと専用の立体的なインデックスが特徴のヴァンガードシリーズの一本です。ツーカウンターのクロノグラフモデルで、アールデコのレトロな雰囲気にモダンなニュアンスが上手く融合しています。プッシュボタンが四角なのも、レトロな雰囲気によくマッチしています。 文字盤自体はシンプルな黒ですが、大きなインデックスやインダイヤル、見返し部分まで使った目盛りとタキメーター表示で退屈しないデザインに仕上がっています。針は太目のバーハンドで、夜光処理が施されています。太く短いため細かな時刻の視認性は高くありませんが、ヴァンガードのもつ世界観に合わせたデザインです。 7.まとめ 今回はフランクミュラーの歴史、魅力、代表シリーズ、フランクミュラーの時計を着けている有名人、についてまとめました。斬新なデザイン、世界初の複雑機構の数々などフランクミュラーの奥深い魅力について触れていただけたかと思います。現在ではファッションやフードなどにも領域を広げているフランクミュラーですが、時計の新作の発表も欠かさず行われており、今後の展開が楽しみなブランドです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/luxury-watch-evaluation/ https://estime.co.jp/column/richard-mille/ https://estime.co.jp/column/rolex/
時計といえばスイスが最も有名ですが、最近ではドイツ時計も注目を集めています。ドイツ時計の中で最も有名なブランドはランゲ&ゾーネですが、一時国営企業として合併して運営を共にしたブランドがグラスヒュッテ・オリジナルです。正確にはグラスヒュッテ時計製造会社といいます。 この記事ではドイツを代表するブランドの一つ、グラスヒュッテ・オリジナルの歴史、魅力、代表シリーズ、着けている芸能人、おすすめモデルについてまとめます。 1.グラスヒュッテオリジナルとは? 出典:GLASHUTTE ORIGINAL グラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)は、ドイツの小さな町グラスヒュッテを拠点とする、世界的に知られる高級時計ブランドです。その歴史は1845年にさかのぼり、ドイツ時計産業の中心地であるグラスヒュッテに根付いた伝統的な時計製造技術を継承しています。 ブランドの特徴は、ドイツらしい精密さと革新性を兼ね備えた時計作りにあります。グラスヒュッテ・オリジナルは、自社内でムーブメントのほぼ全ての部品を製造する「マニュファクチュール」として知られており、その技術力と職人の手作業による美しい仕上げは、世界中の時計愛好家から高い評価を得ています。 特に、「セネタ」や「パノマティック」シリーズなど、エレガンスと機能性を両立したデザインは、ブランドの象徴として人気を集めています。また、ドイツならではの工業デザインや芸術的な要素を取り入れた時計は、スイス時計とは異なる独自の魅力を放っています。 次章では、グラスヒュッテ・オリジナルがどのようにしてドイツ時計産業を牽引し、現在の地位を築いてきたのか、その歴史を詳しくひも解いていきます。 2.グラスヒュッテオリジナルの歴史。 出典:GLASHUTTE ORIGINAL 2-1.1845年アドルフ・ランゲの尽力によりグラスヒュッテにルーツとなる時計工房設立 1845年にランゲ&ゾーネ創業者のアドルフ・ランゲがグラスヒュッテの街に工房をつくったことがグラスヒュッテオリジナルの祖となっています。今ではグラスヒュッテといえばドイツ時計を代表する街として知られていますが、ランゲ&ゾーネ・グラスヒュッテオリジナル・ノモス・チュチマ・ミューレグラスヒュッテなどのブランドは元はこの工房から始まっています。 元々グラスヒュッテの街は銀の採掘場になっていましたが、次第に資源が枯渇してきたことで街は疲弊していきました。こんなときに現れたのが時計師アドルフ・ランゲ。彼はグラスヒュッテに移住後、町おこしとして時計製造の技術を伝えていきました。そうして工房を建てるに至りました。 アドルフ・ランゲは職人による組み立て・メンテナンスが必須のスイス時計とは違う設計を模索していました。スイス時計は各部品ごとに取り付けられるムーブメントの地板が別のねじで留められており、それぞれを仕上げ加工するため美観に優れていました。一つ一つを配置することはそう難しくないのですが、それぞれがしっかり噛みあうように組み立てることは熟練の職人技が求められました。 これでは組み立て技術の普及やメンテナンスにおいて不調の原因特定が難しいとし、アドルフが考え付いたのがグラスヒュッテ様式です。グラスヒュッテ様式では一枚の地板を大きく、全体の3/4を覆うほどのプレートで覆うことで、全てのねじが一度に噛みあうように配置することは難しくなりますが、歯車のズレを抑えることができました。必ずしも熟練の職人を使わずにメンテナンス性に優れる3/4プレートを基礎に、多くの優れた時計の製造に成功し、グラスヒュッテの街の時計産業は成功を収めました。 グラスヒュッテの時計が優れていたのはこれだけではありません。スイスから遠く離れていたため、それぞれの部品の調達に困難していました。そのためグラスヒュッテ内で統一の規格をつくり、それぞれの工房ごとに分担して部品をつくることとしました。いわばグラスヒュッテの街内でのマニュファクチュールを実現したことで、グラスヒュッテ製の時計はスイス時計に匹敵すると高い評価を得ていました。 2-2.1951年東ドイツ体制下グラスヒュッテに残った時計会社を統合 1990年になり、ベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが統合された際に民営化しました。正式名称はグラスヒュッテ時計製造会社(通称GmbH)といいます。このときいくつかのブランドは復興、再スタートしています。(ランゲ&ゾーネ、ノモス(諸説あります)など。) 残ったGmbHは1994年にグラスヒュッテオリジナルとしてブランドを立ち上げ、これまでつくりあげてきた技術や実績が評価されわずか6年、2000年にスウォッチグループによって買収されました。こうして同じルーツを辿りながらも別ブランドとして、それぞれのブランドがグラスヒュッテのDNAを残しつつ独自の解釈により、世界中にドイツ時計の素晴らしさを広めています。 その後2002年にグラスヒュッテオリジナルの敷地内にドイツ時計学校を再建したり、2008年にグラスヒュッテ市の協賛を得てドイツ時計ミュージアムを開設するなど、地域への貢献を続けています。 ちなみにグラスヒュッテオリジナルの時計をオーバーホールを行う際には正規の店舗に依頼することをオススメします。海外製の時計を修理する際、並行輸入品などではオーバーホールを断られてしまうのではないかと心配な方も多いと思います。グラスヒュッテはスウォッチグループに属していることもあり、並行差別はせずに修理対応を行っています。 2-3.1990年東西ドイツ統合により民営化し、グラスヒュッテ時計製造会社として再スタート 1990年になり、ベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが統合された際に民営化しました。正式名称はグラスヒュッテ時計製造会社(通称GmbH)といいます。このときいくつかのブランドは復興、再スタートしています。(ランゲ&ゾーネ、ノモス(諸説あります)など。) 残ったGmbHは1994年にグラスヒュッテオリジナルとしてブランドを立ち上げ、これまでつくりあげてきた技術や実績が評価されわずか6年、2000年にスウォッチグループによって買収されました。こうして同じルーツを辿りながらも別ブランドとして、それぞれのブランドがグラスヒュッテのDNAを残しつつ独自の解釈により、世界中にドイツ時計の素晴らしさを広めています。 その後2002年にグラスヒュッテオリジナルの敷地内にドイツ時計学校を再建したり、2008年にグラスヒュッテ市の協賛を得てドイツ時計ミュージアムを開設するなど、地域への貢献を続けています。 3.世界から評価されるグラスヒュッテオリジナルの魅力。 出典:GLASHUTTE ORIGINAL 3-1.3/4プレートやゴールドシャトンなどグラスヒュッテ時計の歴史そのもの グラスヒュッテオリジナルはグラスヒュッテ時計の歴史そのもので、街の復興から現在に至るまで常にその中心にありました。そのためグラスヒュッテオリジナルのどの時計にもグラスヒュッテ様式が反映されています。 例えば、ムーブメントの地板のほとんどを覆う3/4プレートはグラスヒュッテの復興の際に組み立てのメンテナンス性を向上させるためにアドルフ・ランゲが考案したものです。ゴールドシャトンはそれぞれの歯車・ねじを中心軸からブレさせないための軸受けとして使われていたルビーやダイヤモンドなどは固いため加工性が悪かったことを踏まえ、加工しやすいゴールド製の受け皿でまとめる役割がありました。 グラスヒュッテオリジナルの正確な創業は1994年のブランド立ち上げとなりますが、実際にはランゲ&ゾーネ他多くのグラスヒュッテ発のブランドと共に歩んできた歴史と技術が受け継がれています。そのためグラスヒュッテオリジナルの時計はグラスヒュッテが歩んできた歴史・時計そのものと言えるのです。 3-2.元国営企業だったこともあり、価格帯やデザインが豊富 グラスヒュッテオリジナルは戦後東ドイツ体制のもと、グラスヒュッテの時計関連企業を全てまとめ、国営企業として運営されました。その結果それぞれのブランドとしての運営はストップしてしまい、1990年に民営化するまでは国主導のもとで運営されました。 しかしそれも悪いことばかりではありませんでした。国営企業だったことで同時期にスイスの時計企業に大打撃を与えたクオーツショックを乗り越えることができました。また、高級時計だけではなく公共の時計や一般市民向けの時計なども製造しており、現在のグラスヒュッテオリジナルにも影響を与えています。リーズナブルなモデルからハイエンドなモデル、ヴィンテージな雰囲気をもつモデルから最新のデザインまで、幅広く展開されています。 3-3.ムーブメントから一貫生産するマニュファクチュール グラスヒュッテ・オリジナルはアドルフ・ランゲによってグラスヒュッテに持ち込まれた時計製造技術から始まっており、時計ブランドや部品メーカーが周りに多くあるスイス時計とは環境が異なります。グラスヒュッテは組み立てや部品調達を一から始めた経緯があるため、全てをグラスヒュッテ内で調達できなければ、そもそも時計をつくりあげることが出来ませんでした。 戦争の影響により時計会社が統合されたことでそれらの技術が統合されてしまいました。ランゲ&ゾーネやヴェンペのように独立したブランドもありますが、グラスヒュッテ時計製造会社が再スタートするときにはそれらの技術を持った状態でした。既に一貫生産のマニュファクチュールの環境が出来上がっていました。 例えば3/4プレートやスワンネック緩急針などグラスヒュッテ様式はもちろん、国営企業時代には高級時計だけではなく市民が日常で使う時計までつくっていました。 4.グラスヒュッテ・オリジナルの代表シリーズ 4-1.セネタ 出典:GLASHUTTE ORIGINAL セネタの初出は1997年ですが、祖となるGUB時代のモデルを含めるともっと遡ることとなります。グラスヒュッテオリジナルとして再スタートしセネタを発表したことで、ドイツ時計のDNAを後世に残しつつ最新の技術やエレガントさを取り入れたシリーズとして確立しました。 かつて海上で正確に時刻を知ることは命を守ることだった時代にドイツでは多くのマリンクロノメーターを製造しており、セネタはそれらのデザインを多く取り入れています。大型の懐中時計を腕時計化したような機能的・無骨・クラシック、それらの要素を歴史とともに表現することができました。 繊細なシルバーグレインの文字盤と細身のスペード針を基本のデザインとしつつ、クロノグラフやレギュレーターなどの実用的機能を備えたバリエーションはもちろん、トゥールビヨンやスケルトンなどの機構を楽しむモデルも展開されています。 4-2.パノ 出典:GLASHUTTE ORIGINAL パノは2002年に登場したシリーズで、時分針やインダイヤル各種機能の表示がアシンメトリーに配置されたデザインが特徴です。同じドイツのランゲ&ゾーネのランゲ1を想起させますが、パノは機能やデザインが幅広く展開されており、ステンレスケースやパワーリザーブとビッグデイト表示に絞ったモデルなど、よりカジュアルに楽しめるようになっています。 例えば、パノインバースは「インバース=反対の、逆」を意味しているように、ムーブメントを裏返しにして設計されている珍しいモデルです。そのため普段は裏面から見ているムーブメントを文字盤にして楽しむことができます。ほかにもパノリザーブやパノマティックルナなどの派生モデルがあり、デザインの好みやグラスヒュッテ時計の基本から最新のモデルまで幅広く展開されているシリーズです。 4-3.SeaQ 出典:GLASHUTTE ORIGINAL 初代は1969年にグラスヒュッテ・オリジナル初のダイバーズウォッチとして発表されたSpezimatic RP TS 200。50年後の2019年に初代に立ち返るように発表されたSeaQは最新の技術を搭載しながらも発表当時のレトロな雰囲気が漂っています。アラビアインデックス、針、インデックスは初代を思わせるラジウムが灼けたようなオレンジの色合いに仕上げてあります。 その後4時位置に大型の日付表示窓を備えケースサイズをアップ、防水性も200mから300mへ強化したパノラマデイトを追加。SeaQでは200m防水にちなんで20本の波を刻印したスチールバックでしたが、パノラマデイトではシースルーバック仕様にしたことで、より幅広い楽しみ方ができるようになりました。2022年にはフライバッククロノグラフを搭載しつつ300m防水を備えた新モデルを発表。ツーカウンターのクロノグラフで、レトロな世界観をもつSeaQのDNAをしっかり感じる新作です。 4-4.カレ グラスヒュッテ・オリジナル唯一の角型シリーズです。大まかに2種類のケースデザインで展開されており、どちらかというとトノー型に近くラグ幅が広めなタイプと長方形ベースの八角形ベゼルと上下に縦断する長いラグ、せりだしたケースサイドをもつタイプに分かれます。どちらかというと後者のほうが数多くのモデルが展開されており、シンプルな3針からムーンフェイズ、クロノグラフなど多機能です。 デザインはラウンドと同じくグラスヒュッテ様式のミニマルで無骨な部類です。視認性がとにかく高く複数の機能を搭載しても見やすいため、時計を道具として捉えているドイツらしいデザインです。手巻きムーブメント搭載モデルの一部には専用に開発された長方形ムーブメントを搭載しており、3/4プレートやスワンネック緩急針などグラスヒュッテ様式をラウンド同様に楽しめます。 4-5.シックスティーズ・セブンティーズ シックスティーズはその名の通り1960年代を、セブンティーズは1970年代の機械式時計が最も成熟していたとされる時代の時計をモチーフにしたシリーズです。シックスティーズはラウンド型で文字盤の端が沈み込んだボンベ型文字盤と細身のペンシル針、丸みを帯びた柔らかいフォントのアラビアインデックスなど、シンプルでエレガントな当時のデザインが忠実に再現されています。 セブンティーズはクッションケースにペンシル針の組み合わせで、ケースとラグが一体化したデザインとなっています。3針、クロノグラフで展開されており、文字盤カラーバリエーションも豊富です。2022年にも新作が発表されており、現在でも人気の高いシリーズとなっています。 4-6.パボニーナ 出典:GLASHUTTE ORIGINAL ラテン語で孔雀という意味のパボニーナは、孔雀のような優雅な美しさをもつレディースウォッチシリーズです。往年のクッションケースのようなオーバルなケースとワイヤーラグの組み合わせがレトロな趣です。文字盤はマザーオブパールやギョーシェなど様々な種類があり、控えめなリーフ針でバランスがとられています。 女性用のためトレンドに合わせて微調整され新モデルが開発されています。専用ブレスレットやラグやインデックスへのダイヤモンドセット、ストラップのカラーリングなど、幅広いデザインで展開されています。レディースウォッチとしてはありそうでなかった世界観で、斬新にはならずに、でも人と少し違う時計が好みの方におすすめのシリーズです。 4-7.レディセレナーデ 出典:GLASHUTTE ORIGINAL レディセレナーデはグラスヒュッテ・オリジナルによるオーソドックスなレディースウォッチシリーズです。ラウンドケースに12、3、9の植字のローマンインデックスのクラシックなテイスト。基本的にはバーインデックスを採用しながらダイヤモンドやサファイアをインデックスに使うことも。ベゼルいっぱいにダイヤモンドセットされた華やかなモデルも展開されています。 3針での展開がほとんどですが、中にはクロノグラフ搭載モデルも。クオーツ、自動巻きの両方が展開されているため、時計に慣れた方もそうでない方にも使いやすくなっています。マザーオブパール文字盤やリューズカボションなど、レディースウォッチの教科書的なデザインは網羅されているため、末永く使えるパートナーです。 5.グラスヒュッテ・オリジナルの時計を着けている有名人5選 5-1.俳優:中村 蒼 俳優 中村 蒼さんが着けているのはセネタ エクセレンス パノラマデイト Ref.1-36-03-05-02-31です。中村さんはパイロットウォッチのようなスポーツ&レトロな世界観が好みで、ベル&ロスやブライトリングの時計を着けていることで知られています。 Ref.1-36-03-05-02-31はミニマルでオーソドックスなセネタの一本。ホワイトラッカー文字盤のつるんとした質感は、現在では希少なデザインの一つです。楔形インデックスと4時位置に日付表示があります。ホワイトラッカー処理が煩雑になるため、ホワイトラッカーと植字インデックス、日付は通常同居することはありません。一見シンプルな普通の時計ですが、実は高い技術力が投影されている一本です。 5-2.アイドル:永瀬 廉 アイドル 永瀬 廉(King & Prince)さんが着けているのはセネタ エクセレンス パノラマデイト Ref.1-36-03-04-02-30です。永瀬さんはロレックスデイトナやカルティエロトンドトドゥカルティエなど、メジャーブランドのクラシックウォッチが好みのようです。 セネタ エクセレンス パノラマデイト Ref.1-36-03-04-02-30はエレガントさに重きをおいたシンプルな3針モデルです。ガルバニックブルーのサンレイ文字盤で、繊細で深みのある色合いが特徴です。ホワイトゴールド製の楔形インデックスと鋭い剣針がシャープな雰囲気を演出しています。4時位置の日付表示窓はジャンピングデイト機構により日付が変わる瞬間にジャンプするように切り替わります。 5-3.声優、俳優:津田 健次郎 声優、俳優 津田 健次郎さんが着けているのはセネタ・オブザーバー Ref.100-14-07-02-70です。津田さんは自身のSNSでパネライの時計について語るなど、時計好きであることが知られています。高級品に限らず着けているようで、幅広いブランドのモデルを着けています。 Ref.100-14-07-02-70はグラスヒュッテオリジナルの中で正統派ドレスウォッチシリーズとなるセネタの一本です。最も特徴的なのは海上で時刻を知るためのマリンクロノメーターやデッキウォッチをモチーフにしたデザインになっていることです。 ツーカウンターのインダイヤルは3時位置がパワーリザーブで9時位置が秒針となっているのは、それらのデザインが基になっています。大型の44mmケースなのは懐中時計のDNAも残っているためで、一見シンプルな機能をもった時計ですが、語る歴史が多いモデルです。 5-4.タレント:草彅 剛 タレント 草彅 剛さんが着けているのはセネタ シックスティーズ Ref.1-39-52-01-02-04です。草彅さんは時計愛好家として知られており数多くの時計を所有しています。ロレックスエクスプローラーからベル&ロスのヴィンテージラウンドモデルやブレゲクラシックなど、クラシックなデザインが好みのようです。 セネタ シックスティーズ Ref.1-39-52-01-02-04は機械式時計の全盛期である1960年代のデザインとなっています。当時のドーム状のプラスチック風防をサファイアクリスタルで再現したり、バーインデックスを植字にするなど、こだわりと実現させる高い技術を感じさせます。 ケースサイズは39mmと現在としては小振りに仕上げてあります。シースルーバックは当時の時計にはない要素なので、モダンなエッセンスと上手く融合しています。 5-5.俳優、お笑い芸人:ジョエル・マクヘイル 俳優、お笑い芸人のジョエル・マクヘイルさんが着けているのはセブンティーズ パノラマデイトRef.39-47-13-12-04です。ジョエルさんは海外のコメディアン兼俳優で、幅広い分野で活躍されています。時計愛好家として知られており、ブライトリングやパネライを着けています。 Ref.39-47-13-12-04はヴィンテージな世界観をもつセブンティーズパノラマデイトの一本です。ラグと一体化したケースにシンプルで控えめな剣針と楔形インデックス、ブルーのグラデーションが特徴です。6時位置にはパノラマデイトが配置されており、同心円状にセットされた2枚のディスクで日付表示を行います。さらに12時の日付の切り替わりタイミングに一瞬で切り替わります。 6.グラスヒュッテ・オリジナルのおすすめモデル5選 6-1.パノマティック カレンダー Ref.1-92-09-02-05-62 出典:GLASHUTTE ORIGINAL パノマティック カレンダー Ref.1-92-09-02-05-62はオフセンターされたダイヤルの配置が特徴的なパノシリーズの一本です。文字盤の左半分を使い時分針とスモールセコンド、2時位置にムーンフェイズ、4時位置にビッグデイト表示とレトログラード式の月表示となっています。アニュアルカレンダーのため、年一度だけの調整で済む機能的なカレンダーです。 マットな美しさのシルバーオパリン文字盤で、通常ある位置にインデックスがありません。正確にはそれぞれの小さなダイヤルには用意されているのですが、文字盤全体を覆うミニッツレール、レイルウェイの類が存在しないため、複数の機能を備えているのに非常にシンプルで端正な雰囲気をもっています。シースルーバックとなっている裏面からグラスヒュッテ様式の3/4プレートやスワンネック緩急針を観るのも楽しみの一つです。 6-2.パノマティック インバース Ref.1-91-02-02-02-61 出典:GLASHUTTE ORIGINAL パノマティック インバース Ref.1-91-02-02-02-61は反対の、逆を意味するインバースの通り、ムーブメントを反転させて設計された文字盤が特徴です。通常のパノと同様、時分針と秒針がオフセンターに同心円状に配置されています。普段裏面で見る3/4プレートの大型ブリッジを文字盤側に使用したことで、文字盤のほとんどを一枚の板が覆っています。グラスヒュッテストライプももちろん施されています。 ムーブメントを反転するもう一つのメリットはてんぷの動きを目の前で見れることです。スケルトン文字盤であってもムーブメントの裏側のため距離がありますが、パノマティックインバースでは反転しているため目の前で大きな動きを観察できます。グラスヒュッテ様式のスワンネック緩急針や美しいエングレービング、ブルースチールのねじやてんわのチラネジなど、普段よりもムーブメントの動きに釘付けになってしまいます。 6-3.スペシャリスト SeaQ Ref.1-39-11-06-80-33 出典:GLASHUTTE ORIGINAL スペシャリスト SeaQ Ref.1-39-11-06-80-33は1969年発表のSpezimatic RP TS 200を元に開発されたスペシャリスト SeaQの一本です。初代に倣ったデザインのためレトロな雰囲気が漂っており、アラビアインデックス、針・バーインデックスは初代を思わせるラジウムのようなオレンジ色の夜光処理が施されています。見通しの悪い水中でも時刻読み取りがしっかりできるように配慮されているのも機能性を重視するドイツ時計らしい要素です。 Ref.1-39-11-06-80-33は2019年に発表されたスペシャリスト SeaQとして最初の一本です。3時位置に日付表示窓をもつ3針で、ケースサイズ39.5mmと取り回しもよく使いやすいミニマルな機能性です。スチールバックで200m防水をあらわす20本の波と海を象徴する三叉槍がエングレービングされています。 6-4.セネタ クロノメーター レギュレーター Ref.1-58-04-04-04-50 セネタ クロノメーター レギュレーター Ref.1-58-04-04-04-50は正統派ドレスウォッチシリーズとして展開されるセネタの一本です。時分針、秒針を別軸でそれぞれ動かすことで時刻を読み取りやすくするレギュレーター仕様となっています。元々教会の時計など公共の場で使われていたデザインで、シルバーオパリン文字盤のクラシックな雰囲気とマッチします。 12時位置のインダイヤルで時針、分針は通常通り、6時位置で秒針、9時位置でパワーリザーブとなっています。レイルウェイとの組み合わせやパワーリザーブの表記の仕方はマリンクロノメーターにも共通しており、ドイツでかつて製造されていた歴史も一緒に楽しむことができます。裏面はシースルーバックになっており手巻きムーブメントなので、巻き上げによる歯車の動きやグラスヒュッテ様式の3/4プレート、スワンネック緩急針、ゴールドシャトンなどレトロなつくりも観ることができます。 6-5.セブンティーズ パノラマデイト クロノグラフ ミントグリーン Ref.1-37-02-15-02-70 出典:GLASHUTTE ORIGINAL セブンティーズ パノラマデイト クロノグラフ ミントグリーン Ref.1-37-02-15-02-70は2023年新作カラーとして発表されたセブンティーズの一本です。100本限定カラーとして様々な記念モデルを開発していますが、今回は中国でメジャーなSNS「wechat」ブティックの立ち上げ記念モデルと言われています。 柔らかなミントグリーン文字盤が特徴です。フライバッククロノグラフ、パノラマデイト、月表示、パワーリザーブ(9時位置インダイヤルの小さなバー)の複数の機能を備えています。1970年代のレトロな世界観とミントグリーンの色合いがマッチしており、エレガントさと可愛らしさが同居しています。 7.まとめ グラスヒュッテオリジナルの歴史、魅力、代表シリーズ、着けている芸能人、人気モデルについてまとめました。グラスヒュッテの街とともに歩んできた歴史そのものがグラスヒュッテオリジナルだとすると、これ以上にグラスヒュッテらしい時計はないのではないでしょうか。 スイス時計とはまた違った魅力をもつドイツ時計はこれからも世界に広まっていくと観られます。もし街中でグラスヒュッテオリジナルの時計を見かけたら、ぜひ一度手にとって見てください。 関連記事はコチラ 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最近の高級時計界隈をのぞいている人なら一度は目にしたことがあるフレデリックコンスタントは1988年創業の新進気鋭なスイス時計ブランドです。ブランドが大きく成長したキッカケとして知られるてんぷの動きを文字盤側から鑑賞できるハートビートの開発やマニュファクチュールムーブメントの量産、シチズン時計からの買収など、大きなニュースとなりました。 今回はフレデリックコンスタントの歴史、魅力、代表シリーズ、着けている芸能人、おすすめモデルについてご紹介します。 1.フレデリック・コンスタントとは 出典:FREDERIQUE CONSTANT フレデリック・コンスタント(Frédérique Constant)は、1988年にスイス・ジュネーブで創業された比較的新しい高級時計ブランドです。その名前は、創業者であるアレック・ヴァンデルとその妻ペータ・ヴァンデルの祖父母の名前を組み合わせたものから名付けられました。伝統的な時計製造技術を受け継ぎつつ、「ラグジュアリーな時計をより多くの人に」という理念のもと、手の届きやすい価格帯で高品質な時計を提供しています。 ブランドの特徴は、クラシックで洗練されたデザインと、自社で開発されたムーブメントによる高い技術力にあります。特に2004年に発表された初の自社製ムーブメントを搭載した時計は、フレデリック・コンスタントのブランド力を大きく高めました。その後も、ワールドタイムや永久カレンダーなどの複雑機構を備えたモデルを手頃な価格で提供することで、多くの時計愛好家から支持を集めています。 また、フレデリック・コンスタントは「Accessible Luxury(手の届くラグジュアリー)」という独自のコンセプトを掲げており、高品質と手頃な価格を両立させた時計作りを実現しています。この哲学は、ブランドの成長を支える重要な柱となっています。 次章では、フレデリック・コンスタントがどのようにして時計業界に名を刻む存在となったのか、その歴史を詳しく掘り下げていきます。 2フレデリック・コンスタントの歴史 出典:FREDERIQUE CONSTANT 2-1.1904年に創業者の曽祖父コンスタント・スタースが時計工房を設立 1904年に創業者ピーター・スタースの曾祖父コンスタント・スタースが時計工房を設立しました。フレデリック・コンスタントの前身にあたるブランドとなります。コンスタント・スタースと妻のフレデリック・シュレイナーによって興された工房で、ブランド名の由来となっています。またブランドのロゴはスタース家の家紋を元につくられています。 1988年にピーター・スタース、妻のアレッタ・バックスによってフレデリック・コンスタントを創業しました。1994年に文字盤に小窓をつくることでてんぷの動きを文字盤側から鑑賞できるハートビートを発表しました。しかし商標登録を怠ったことで他社に模倣されてしまったと言われています。(実際には名称を変えたり工法を変えたりして近いことになっていたと思われます)日本での取り扱いは1999年から始まっています。 2001年にマニュファクチュールムーブメントの開発を宣言しました。ETA問題が発生してから動き出すブランドも多かった中、先見性をもって独自性のあるムーブメントの開発にと取り組んだブランドです。開発には今もフレデリック・コンスタントの開発を担っているピム・コスラグが携わっています。当時20歳だった彼によってマニュファクチュールムーブメントの開発が始まりました。 2-2.2006年スイスプラレワットに自社工場を設立 2002年に休眠状態だったスイス時計ブランドのアルピナを買収し傘下に置きました。以降、アルピナの時計はフレデリック・コンスタントと同じ工場で製造されています。2004年にマニュファクチュールムーブメントを搭載したハートビートマニュファクチュール(現行のクラシックマニュファクチュールシリーズに相当)を発表。この年のバーゼルワールドで500本を販売し、全てピム氏が組み立てたとのインタビューが残っています。 同年、イギリスのスポーツカーブランドのオースティン・ヒーリーのスポンサーとなっています。ヒーリーとのコラボレーションモデルも定期的に発表されており、フレデリック・コンスタントのもつクラシックな世界観とスポーティーな雰囲気がマッチしたモデルとなっています。 2006年にスイスのプラレワットに自社工場を設立しました。ブランドロゴの下に「GENEVE」と入れているからにはジュネーブで製造したいとのこだわりとのこと。また、ジュネーブにはパテック・フィリップを代表とする多くのビッグブランドがひしめき合っており、まずは立地から肩を並べていきたいと考えてのことと言われています。ちなみに同地域内には高級時計ブランドのパテック・フィリップ、ロレックス、ヴァシュロン・コンスタンタン、ピアジェなどが歩いていける距離に建っています。 2-3.2015年スイスで初めてアナログ表示のスイス製スマートウォッチを発表 2007年にシリシウム製のがんぎ車を使用してメンテナンス性を向上させたムーブメントを開発しました。翌年2008年にはシリシウム製がんぎ車を使用した完全自社製ムーブメントを搭載したマニュファクチュールトゥールビヨンを188本限定で発表しました。 2015年スイスで初めてアナログ表示のスイス製スマートウォッチのオロロジカル・スマートウォッチを発表しました。機械式時計さながらの仕上げの美しさをもったスマートウォッチで、「スマートウォッチ=質感は二の次のデジタル時計」といった概念を崩した先進的なモデルです。2016年にシチズン時計により買収され、傘下となっています。 シチズン時計買収後は乱立していたシリーズをある程度まとめ、マニュファクチュール・ハイライフ・クラシックの3つに大きく分けています。デザインについてもかなりの変化球となる文字盤カラーやコラボレーションモデルも展開されていましたが、現在では比較的落ち着いたデザインや人気のカラーリングにまとまっています。 2018年には複雑機構の永久カレンダーとトゥールビヨンを搭載したコンプリケーションモデルの『FC975』を発表したことによって、時計業界でさらに高い評価を得ることに成功。ラグジュアリースポーツラインのハイライフを発表し、これまで届かなかった層にも届くようになっており、今後も大きく発展していくと見られます。 3.フレデリック・コンスタントの魅力 出典:FREDERIQUE CONSTANT 3-1.手の届くラグジュアリーのモットー通りの価格の安さ フレデリック・コンスタントはモットーにかかげている「手の届くラグジュアリー」を実践するようにリーズナブルな価格帯でユーザーを拡大することに成功しました。ただし全体tがリーズナブルなわけではなく、こだわりを持ってつくりこまれたマニュファクチュールシリーズと基本のムーブメントを搭載したリーズナブルなシリーズに大きく分かれています。 例えば基本のムーブメントを搭載したクラシックラインと、同じ世界観でマニュファクチュールムーブメントを搭載したクラシックマニュファクチュールラインとなっています。同様にハイライン、スリムラインについても基本のラインとマニュファクチュールラインに分かれており、世界観は同じままリーズナブルなモデルとハイエンドなモデルから選ぶことができます。 基本のラインからも選べるモデルは数多くあり、フレデリック・コンスタントの時計を複数所有する方が多いのもこうしたラインナップによるものです。また、マニュファクチュールシリーズといえど複雑機構を搭載せずに基本のモデルを選ぶことで、ビッグブランドの基本ラインくらいの価格帯でこだわりの一本を手に入れることも可能です。 マニュファクチュールムーブメントだからかけ離れた高額、とならないように開発している経緯もあり、フレデリック・コンスタント全体が高級時計界隈では比較的手に入れやすい価格帯となっています。 3-2.伝統的なスイス時計からブレない世界観 フレデリック・コンスタントは伝統的なスイス時計から世界観がブレないのも魅力的なポイントです。元々独立系として創業者により運営されてきており、スイス時計をつくるならジュネーブとプラレワットに工場を建設するほど、スイス時計・伝統に重きをおいています。 新たなシリーズや機能への取組みも積極的に行いますが、いずれも伝統的なスイス時計の世界観は崩さないもので、むしろハンターケースを携えたオフィサーモデルやボンベ型文字盤など、レトロな機能を現代の技術とセンスでリバイバルしています。シリコン製のオシレーターやスマートウォッチなど、新たな取組みと最新の技術を上手く融合させるのが上手なブランドといえます。 特徴的なデザインや安い価格で買えることから、ネットでは「ダサい」「恥ずかしい」などの声も上がったりしていますが、スイス時計の世界観を忠実に守っているブランドなのでそんなことはありません。 シチズン時計による買収後もそれらの動きには変わりはなく、伝統的なスイス時計を貫いています。グループによる買収が行われる場合、方向性が変わってしまうケースもあるのですが、フレデリック・コンスタントについては今の時点ではこれまで通り伝統的なスイス時計とこれまでにない技術革新が楽しめそうです。 3-3.自社ムーブメントを大量に開発する積極性と技術 フレデリックコンスタントは自社製ムーブメントの開発を積極的に行っています。ラインナップは基本シリーズのクラシック、スリムライン、ハイライフですが、それらの世界観をベースにしながらマニュファクチュールムーブメントを搭載したバージョンアップ版も展開されています。各モデルごとにムーブメントは逐一開発され、少しずつ機能や脱進機の改良を行っています。 ここまで多くのマニュファクチュールムーブメントの開発を担っているのがピム・コスラグです。現在30半ばですが、フレデリック・コンスタントの自社製ムーブメントの開発とディレクション、同社が擁する複雑系に特化したアトリエ・ド・モナコというブランドを束ねています。時計学校で組み立て・技術を学んでいた際に、創業者のピーター・スタースが「ハートビートの小窓を6時位置に設けるまだ誰もやっていない開発を手伝ってくれる人はいませんか」との投げかけに未知ながら乗ったとの逸話があります。元々卒業後にはパテック・フィリップからのお誘いもあったようですが、自分で開発を進めたいとの意向からフレデリック・コンスタントを選んだそうです。 マニュファクチュールムーブメントを開発するにあたり、点ではなく線で開発したと言われています。基礎となるマニュファクチュールムーブメントは追加モジュールを付与することで様々な展開が可能になること・種類を広げることが容易になることを予め想定して開発されています。そのため多くのマニュファクチュールムーブメントが展開されていますが、ベース+αでできている分、他社よりもコストをかけずに開発できています。 4.フレデリック・コンスタントの代表シリーズ9選 4-1.クラシックマニュファクチュール 出典:FREDERIQUE CONSTANT クラシックマニュファクチュールはフレデリック・コンスタントのアイコニックなシリーズです。スイスの伝統的なデザイン、代名詞ともいえるハートビート、マニュファクチュールムーブメントといった要素が全て詰まっています。 3針+日付表示のシンプルなクラシックマニュファクチュール、ワールドタイマー、ハートビートといったように機能を広げすぎず、ブレない世界観を表現しています。2段のステップベゼルやたまねぎリューズ、基本的にシースルーバックになっておりマニュファクチュールムーブメントの鑑賞も楽しめます。針はブレゲ針とスペード針、アルファ針をモデルによって使い分けています。 ハートビートクラシックマニュファクチュールはクラシックシリーズよりも開口部が大きくとられています。また、てんぷを文字盤側から固定することで風防に非常に近い位置でてんぷの動きを、広がった開口部でインパクト大きく鑑賞することができます。 4-2.スリムラインマニュファクチュール 出典:FREDERIQUE CONSTANT スリムラインマニュファクチュールは装飾を減らすことでミニマルなデザインに仕上げたスリムラインシリーズにマニュファクチュールムーブメントを搭載したシリーズです。分の目盛りは極力なくし、長いリーフ針で時刻読み取りをするシンプルながら品質の高さを感じるつくりが魅力です。文字盤によっては端が落ちるボンベ型になっており、針も追いかけるように先端が曲げられているモデルも。 日付表示とムーンフェイズをツーカウンター文字盤で表現したモデルや、レトログラード式でパワーリザーブ表示を行ったモデルなど、新しい試みが搭載されるのもスリムラインシリーズの特徴です。 中でも話題となった毎時288,000振動を誇る通常の機械式時計の10倍もの振動数で駆動するシリコン製のオシレーターを搭載したモノリシックシリーズもスリムラインシリーズから発表されました。ハートビートのような開口部からはシリコン製オシレーターの細かな振動が鑑賞できます。世界的にも最先端の技術力を堪能できるのもフレデリック・コンスタントならではといえるでしょう。 4-3.ハイライフマニュファクチュール 出典:FREDERIQUE CONSTANT 2020年にシリーズ入りしたハイライフのマニュファクチュールラインです。1970年代に流行したラグジュアリースポーツウォッチを彷彿とさせるレトロモダンな雰囲気をこだわり抜いたマニュファクチュールムーブメントで楽しめます。 2023年時点ではワールドタイマー、パーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンパーペチュアルカレンダーのみのラインナップです。複雑系の突然のラインナップですが、クラシックシリーズで使用したムーブメントのノウハウを流用していると思われるため、次に出てくるのはハートビートやフライバッククロノグラフかもしれません。年齢層や性別にとらわれることなく、レディースモデルも展開されているのでペアウォッチとしてもおすすめです。 他ブランドでもラグジュアリースポーツラインは世界的に高い人気のデザインで、フレデリック・コンスタントにおいても同様になると考えられます。今後の展開が楽しみなシリーズです。 4-4.クラシックカレ 出典:FREDERIQUE CONSTANT クラシックカレはフレデリック・コンスタントが大きく成長したキッカケとなったシリーズです。とりわけ日本での人気が高かったと言われています。スクエアケースに正統派のローマンインデックス、6時位置の日付表示ですが、やはり12時位置のてんぷが見える小窓、ハートビートの存在が大きいです。ただクラシックなデザインの時計なら他ブランドでも多く見かけますが、てんぷの動きを鑑賞できる楽しみと王道デザインの組み合わせ、かつスクエアケースでの展開はフレデリック・コンスタントくらいでしょう。 2010年から限定カラーも販売されており、高い人気となっています。ブラウン、ダークグリーン、ネイビー、マザーオブパール、バーガンディー、ゴールドとなっており、いずれも世界限定本数で展開されすぐに完売してしまう人気ぶり。最近では落ち着いたカラーリングでの日本限定カラーが展開されており、日常使いしやすくまとまっています。 主に38.7x30.7mmの細長いタイプと33.3×30.4mmの少し太目のタイプで展開されています。文字盤カラーも少しずつ違うので、手首への馴染みやスタイルで、好みのデザインを探すのがおすすめです。 4-5.クラシックインデックス 出典:FREDERIQUE CONSTANT クラシックインデックスはシチズンによる買収の前か後かで大きくデザインが変わったシリーズです。以前は元々ピックアップされるシリーズではなく、クラシックなデザインがメインとなるフレデリック・コンスタントの中では、バーインデックスやドーフィン針を使い比較的コンサバなデザインで目立つほうではありませんでした。 買収後は幅広のラグやアルファ針、ハートビートやスケルトン文字盤を採用することで、クラシックなラウンドタイプと区別されています。コンサバ、モダンなデザインを求める場合はクラシックインデックスから選ぶのがおすすめです。 4-6.クラシック 出典:FREDERIQUE CONSTANT クラシックカレに見られる正統派のローマンインデックス、6時位置の日付表示、12時位置のハートビートをラウンド型にしたシリーズです。限定の文字盤カラーもカレに少し遅れて展開され、美しい放射状のグラデーションカラーが際立っています。 ラウンドタイプなのでユーザーを選ばないケースデザインで、革ベルト・ブレスレットの両方で使えるため永く使えます。モデルによってリーフ針やブレゲ針、アルファ針など細かな仕様が年代によって変わっています。シチズンによる買収後はシックなデザインにまとまっているので、好みによって中古市場を覗いてみるのもおすすめです。 4-7.スリムライン 出典:FREDERIQUE CONSTANT スリムラインシリーズはスイス伝統のデザインのクラシックに対し、ミニマルなデザインに仕上げたシリーズです。立体的な装飾を排除したフラットな文字盤で、分の目盛りも排除したデザインが多くなっています。 文字盤の端が沈み込んだボンベ型文字盤に長めのリーフ針の組み合わせで、針は先端が曲げられているため時刻の読み取りは容易です。むしろシンプルなデザインに仕上げてある分、複雑な機能もなく時刻を知る機能として優秀な時計です。ハートビートを搭載したモデルも展開されており、ミニマルなデザインとのバランスが取れています。 残念ながら現行では展開されておらず、DNAを受け継いだスリムラインマニュファクチュールが展開されています。シンプルな機能から選べば十分リーズナブルな価格から選べるため、マニュファクチュールとはいえ敷居が低くなっています。 4-8.オロロジカルスマートウォッチ オロロジカル=時計学を意味しており、伝統的なスイス時計の考え方と最新技術のスマートウォッチを融合させた意欲作です。スマートウォッチというとデジタル表示で、タッチパネル式でメール通知や睡眠管理などのアプリと連動しますが、フレデリック・コンスタントのスマートウォッチは一見すると通常のアナログ時計です。しかし内部には最新のセンサーを搭載したムーブメントが搭載されており、活動や睡眠パターンなどを記録することができるようになっています。睡眠時は文字通り肌身離さず寝るときも傍に置いてあげる必要があります。 デザインについては機械式時計の技術がそのまま使用されており、ミニマルな初代では長めのリーフ針、2代目はアルファ針とフレデリック・コンスタントがクラシックシリーズやインデックスシリーズで使っているデザインを流用しています。つまり、高級時計と同じデザインをスマートウォッチで楽しめるということで、他のブランドではない試みということで業界で注目を浴びていました。「時計学≠伝統的なスイス時計の観点」によるスマートウォッチ、ということです。 大きく分けて2種類発表されており、初代の2015年では簡単なコーチングと睡眠管理でしたが、2018年には大きく進化。文字盤のインデックス・目盛りの先端に4種類のマークが記されており、着信のたびに秒針と分針が指し示します。電話が来れば震えとともに電話マークへ針が動く、といった寸法です。初代はミニマルなデザインに白文字盤と黒文字盤の2種類でしたが、2代目ではアナログインデックスと楔形インデックス、レイルウェイの組み合わせでクラシックに仕上がっています。 5.フレデリック・コンスタントの時計を着けている有名人5選 5-1.俳優:水谷豊 俳優の水谷豊さんが着けているのはクラシックカレ Ref.FC-303MS4C26です。水谷さんは時計愛好家として知られており、主にスクエアケース、トノーケースの時計を着けています。いずれもジラール・ペルゴのヴィンテージ1945やハミルトンなど、クラシックなデザインです。 フレデリック・コンスタントで選んだRef.FC-303MS4C26もやはりスクエアケースのカレです。12時位置のハートビートはないもののローマンインデックスや6時位置の日付表示、文字盤中央のギョーシェなど、世界観はそのままでさらに落ち着いた雰囲気をもつ時計です。スクエアケースの正統派デザインは意外に少ないので、フレデリック・コンスタントが選ばれたと思われます。 5-2.俳優:片岡愛之助 俳優の片岡愛之助さんが着けているのはフライバッククロノグラフマニュファクチュール Ref.FC-760V4H4です。片岡さんは時計愛好家で、ブローバアキュトロンやフランクミュラーなど、一風変わった時計を着けています。フランクミュラーが好みのようで、数本持っているようです。 Ref.FC-760V4H4は6年かけて開発した自社製のフライバッククロノグラフ機能を搭載したムーブメントを使用しています。楔形インデックスとバランスの取れた横三針文字盤、レイルウェイとさりげないタキメーターなど、主張の強いパーツがなくともシンプルなクラシックさを感じさせる大人なデザインです。プッシュボタンが四角なのもレトロな雰囲気にマッチしています。元々ヒーリー等のコラボレーションモデルでクロノグラフモデルは定期的に開発されていたため、自社製ムーブメントとしては初めてですが、クロノグラフモデルとしての実績は長いです。 5-3.タレント:城島茂 タレントの城島茂さんが着けているのはクラシックインデックス Ref.FC-310MS5B6です。城嶋さんは時計を着ける機会が多くないのかフレデリック・コンスタント以外の時計を着けている情報が見当たりませんでした。 Ref.FC-310MS5B6はシチズン買収前のクラシックでオーソドックスなラウンドケースモデルです。12時位置にてんぷの動きが見えるハートビート、ローマンインデックスとバーインデックスの組み合わせ、控えめなリーフ針とクラシックなデザインにまとまっています。 5-4.俳優:辰巳琢朗 俳優の辰巳琢朗さんが着けているのはハイライフオートマチックCOSC Ref.FC-303S4NH6です。辰巳さんは普段時計を着けないのか、フレデリック・コンスタント以外の情報が見当たりませんでした。 Ref.FC-303S4NH6はハイライフシリーズの最もシンプルな3針モデルです。クロノメーター認定を取得しており、精度の高さが保証されています。レトロモダンなケースデザインに夜光処理された針とインデックスとラグジュアリースポーツウォッチの代表的なデザインとなっています。文字盤には地球モチーフの球が描かれています。 5-5.俳優:小野武彦 俳優の小野武彦さんが着けているのはクラシックハートビート Ref.FC-315M4P6です。小野さんは時計を着ける機会が多くないのか、フレデリック・コンスタント以外の時計を着けている情報が見当たりませんでした。 Ref.FC-315M4P6はオーソドックスなラウンドモデルで、フレデリック・コンスタントを象徴するクラシックなローマンインデックスとステップベゼル、12時位置のハートビートなどが一通りそろっています。6時位置に日付表示もあり、ケースサイズ40mmとデイリーユースに適した取り回しの良さが特徴で、時計にあまり慣れていない方でも気張らずに着けられる手軽さが魅力です。 6.【まとめ】手の届くラグジュアリー「フレデリック・コンスタント」 フレデリック・コンスタントの歴史、魅力、代表シリーズ、着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。創業からわずか35年で世界に知られ渡り、技術力の高さと先見性は、シチズン時計に買収されたことで注目度の高さを裏付けるものとなったと思います。これまでになかったフライバッククロノグラフムーブメントやハイライフシリーズなど、今後が楽しみなブランドとなっています。もし街中でフレデリック・コンスタントの時計を見かけたらぜひ一度手にとってみてください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/what-balllwatch/ https://estime.co.jp/column/what-ulysse-nardin/ https://estime.co.jp/column/girard-perregaux/
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