2026年1月10日
ラピスラズリの石言葉は怖い?持つ人を選ぶ?相性の悪い石や恋愛の効果についても解説!
宝石

ラピスラズリは和名を「瑠璃(るり)」という宝石です。日本でも昔から装飾品やお守りとして使用されてきました。パワーストーンとしても強いパワーを持っていて、身につける人を成長させたり、恋愛運をアップさせる石とも言われています。
ところがその一方で、「石言葉が怖いらしい」「持つ人を選ぶ石だ」という噂もあり、気軽に身につけていいのかな?と悩んでいる人もいるようです。そこで今回は、ラピスラズリがどんな石なのか、その伝説や歴史から石言葉の意味、効果などを解説します。
結論から言うと、ラピスラズリは決して怖い石ではありません。ただし身につける時には少しだけ注意したほうがいい石でもあります。ラピスラズリについて、なんとなく怖いイメージを持っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
1.ラピスラズリとは

ラピスラズリは、濃いブルーが印象的な天然石です。宝石に詳しくない人でも、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。夜空のような深いブルーに、金色の粒が散りばめられた姿が特徴で、その色合いは他の宝石とは異なる成分に由来します。
ラピスラズリは一種類の鉱物ではなく、複数の鉱物が混ざり合ってできた石です。主に含まれるのはラズライト、カルサイト、パイライトなどで、このうちラズライトがラピスラズリの濃いブルーを生み出しています。ラズライトの量によってブルーの濃さが変わるのも特徴です。
カルサイトは白い筋や斑点として見え、パイライトは金色に輝く粒として現れます。これらが多すぎると評価が下がることもありますが、ラピスラズリらしい表情を感じさせる要素でもあります。複数の鉱物が偶然のバランスで共存することで、ラピスラズリならではの美しさが生まれています。
1-1.ラピスラズリの伝説と歴史
ラピスラズリの歴史は古く、メソポタミアでは紀元前4000年頃、古代エジプトでも紀元前3100年頃から使用されていたと言われています。濃いブルーには魔除けの力があると信じられ、王族や貴族、神職に就く人々が身につける特別な石でした。パイライトを含むラピスラズリは金色に輝くことから、金運にまつわる石として扱われることもあったようです。
古代エジプトでは、ツタンカーメン王の黄金のマスクの装飾にもラピスラズリが使われています。これは美しさだけでなく、神秘的な力を信じられていたためだとされています。
またラピスラズリは絵の具としても利用され、砕いて作られた「ウルトラマリン」は中世ヨーロッパからルネサンス期にかけて最も高価な青色顔料でした。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に描かれた鮮やかなブルーも、ラピスラズリ由来の色とされています。
1-2.ラピスラズリの和名
ラピスラズリの和名は「瑠璃(るり)」です。もしかしたら和名の方がなじみ深いという人もいるかもしれません。
瑠璃とは仏教の「七宝(しっぽう)」という7つの宝物のひとつです。ラピスラズリはもともと日本で産出される宝石ではありませんでした。つまり日本では、ラピスラズリそのものも、瑠璃という名前も中国から伝わったのです。
1-3.ラピスラズリの産地
ラピスラズリの産地として有名なのは、アフガニスタンです。アフガニスタンでは紀元前から現在まで、実に6000年にもわたって多くのラピスラズリが産出されています。
アフガニスタンは古くから続くというだけでなく、とても品質の高いラピスラズリの産地としても知られています。ツタンカーメンの黄金のマスクに使用された品質の高いラピスラズリもアフガニスタン産です。特にアフガニスタンのバダクシャン州ヒンドゥークシュ山脈のサリ・サング鉱山は、ラズライトの含有量が多く濃いブルーが美しい最高品質のラピスラズリが採れる鉱山として知られています。
また、チリもラピスラズリの有名な産地です。特にアフガニスタンとの国境にあるコキンボ地方には大きな鉱脈があり、ラピスラズリが多く産出されます。ところがチリ産のラピスラズリは色合いが淡く、アフガニスタン産のラピスラズリほどの品質ではありません。パイライトが多く含まれるのもチリ産のラピスラズリの特徴で、キラキラと輝くので人によってはかえってチリ産のラピスラズリが好きだという人もいます。どちらが好きかは自分の目で見て確かめてくださいね。
2.ラピスラズリの石言葉

ラピスラズリの石言葉は「幸運」「真実」「健康」などです。
これらの石言葉は、ラピスラズリが古来から身につける人に幸運を授けるお守りとして使用されていたことに由来します。
また、ラピスラズリは持ち主を守る他にさまざまなパワーを与えると信じられてきました。その結果直感力が上がり、持ち主の能力が研ぎ澄まされると言われています。そのため、今まで気づかなかった真実に気づいたり体力が増強されて健康につながることが、「真実」「健康」という石言葉の由来です。
2-1.ラピスラズリの石言葉は怖い?
ラピスラズリについて調べていて、ラピスラズリの石言葉が怖いという噂を知った人もいるでしょう。なぜそんな噂があるのか、怖いと言われるからにはなにか理由があるに違いないと思って、ラピスラズリを持つのが少し怖くなったという人がいても不思議ではありません。
ですが結論から言うと、ラピスラズリの石言葉は怖くありません。さきほどご紹介したように、ラピスラズリの石言葉は「幸運」「真実」「健康」。どれも持ち主にメリットがある、良い言葉ばかりですね。
なぜラピスラズリの石言葉が怖いと言われるようになったのか、はっきりした理由はわかりません。「ラピスラズリは古来から使用されていたこと」「キラキラしたジュエリーではないこと」「濃いブルーが神秘的に見えること」などがなんとなく怖いイメージにつながっているのではないかと推測できます。ですが実際には、ラピスラズリには良い石言葉ばかりです。なんとなくのイメージで、怖いと思って避けるのはもったいないですよ。ぜひラピスラズリを身につけて、怖いというイメージを払拭してくださいね。
3.ラピスラズリを身につける効果

ラピスラズリは、古くからお守りや護符として身につけられてきた天然石です。そのため「身につけるとどんな効果があるの?」と気になる人も多いでしょう。ただし、宝石や天然石の効果は薬のように誰にでも同じ結果が出るものではありません。ラピスラズリも例外ではなく、身につけたからといって必ず何かが起こるわけではないのです。
それでもラピスラズリが長い歴史の中で大切にされてきたのは、人々がこの石に特別な意味を見いだしてきたから。古代では災いから身を守る存在と考えられ、「世界最古のパワーストーン」と呼ばれることもあります。
現代では、精神面に穏やかに働きかけ、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる石だと言われています。持ち主を甘やかすのではなく、試練を通して気づきを与える存在とされているのも特徴です。石に込められてきた意味を知ることで、自分にとってラピスラズリがどんな存在になりそうか、考えるヒントにしてみてくださいね。
3-1.厄除け・魔除けのお守り
ラピスラズリのもっともよく知られた効果は「厄除けや魔除けのお守り」です。
古くから厄除けや魔除けのお守りとして身につけられてきたラピスラズリは、現代でも「なんとなく嫌なことが続いている」「人間関係がつらい」という人を助けてくれるパワーストーンです。
といってもラピスラズリは、持ち主を優しく包み込んで悪いものから守ってくれるというタイプのパワーストーンではありません。ラピスラズリは持ち主の判断力をアップさせる効果があります。そのため「身近な危険や違和感に気づきやすくなる」「危険なものから離れる判断ができるようになる」と言われているのです。
学校や職場、家庭でストレスがあり、気持ちが落ちこんでいる時にはラピスラズリを身につけてみてください。自分を守ることにつながるかもしれません。
3-2.持ち主を成長させる
ラピスラズリは、「持ち主を成長させる石」と言われます。
「今の自分を変えたい」「より良い自分になりたい」というのは、誰もが持つ望みですよね。ですが実際に成長するのは、簡単なことではありません。何かにチャレンジしたいと思っても失敗したらどうしようと考えてしまいますし、一歩踏み出す勇気が出せないという人も多いでしょう。そんな時に背中を押してくれるのが、ラピスラズリです。
ラピスラズリは、問題をなかったことにする石ではなく、向き合う必要のある課題を浮かび上がらせる石だと言われています。ラピスラズリを身につけると、自分の成長に必要なものをしっかりと自覚することができるでしょう。課題を突き付けられると、くじけそうになるかもしれません。気持ちが揺れたり、迷いが増えたように感じることもあるでしょう。
ですがそれは、成長の途中で起こる自然な変化です。自分を変えたい、次の段階へ進みたいと感じている人にとって、ラピスラズリは背中を押してくれる存在になりますよ。
ただし気をつけてほしいのは、ラピスラズリは決して優しくサポートしてくれる石ではないということです。ラピスラズリは持ち主の課題をはっきりさせる効果があります。その課題は、人によっては直視したくないものである可能性もあるのです。自分の弱点を見つめる準備が整っていない人には、ラピスラズリは厳しすぎる石になる可能性があります。
自分の状態を見極めて、ラピスラズリを身につけるかどうか判断してくださいね。
3-3.恋愛運アップ
ラピスラズリは恋愛運アップの石としても知られていますが、単に「恋愛がうまくいく」「好きな人と付き合えるようになる」といった分かりやすい効果をもたらす石ではありません。
ラピスラズリには「真実」という石言葉があり、持ち主の判断力を高めるパワーストーンだとされています。恋愛面でもその力は同じで、自分自身の恋愛傾向や課題に気づかせてくれる存在です。恋愛がうまくいかない理由は人それぞれですが、同じ失敗を繰り返してしまう人も少なくありません。ラピスラズリは、理想にこだわりすぎていたことや、無理をして相手に合わせすぎていたことなど、見過ごしてきた原因を浮き彫りにすると言われています。
縁を増やすというより、必要のない縁を整理する石とも考えられており、その先で誠実で対等な関係を築ける相手と出会いやすくなるとされています。
4.「ラピスラズリは怖い」ってどういう意味?
ラピスラズリについて調べていると、「石言葉が怖い」「持つ人を選ぶ」「頭痛や体のだるさが出る」など、不安になる言葉を目にすることがあります。
結論から言うと、「ラピスラズリは怖い」というのは誤解です。
歴史や性質のイメージから、少し強い石だと受け取られてきた面があるのでしょう。それでも「噂があるのは理由があるのでは?」と不安になる気持ちも自然なものです。この章では、なぜそんな印象が広まったのかを整理しながら、ラピスラズリの本来の意味と、どんな人に向いている石なのかを詳しく見ていきます。
4-1.「ラピスラズリは怖い」イメージはどこから?
ラピスラズリが「怖い石」と思われる理由のひとつに、古代の埋葬や儀式で使われていた歴史があります。たとえば古代エジプトでは、ラピスラズリは王族や貴族などの墓に副葬品として納められていました。少年王ツタンカーメンの黄金のマスクが有名ですね。またラピスラズリは神々への祈りや再生を願う儀式にも用いられており、死や霊的な世界と結びついたイメージがあります。
しかし、これはラピスラズリが不吉な石だったからではありません。むしろ逆で、死後の世界でも魂を守り、正しい道へ導くための神聖な石として扱われていたのです。墓に埋葬されていたのは、恐れられていたからではなく、それだけ価値が高く、信頼されていた証と言えるでしょう。
こういった歴史から「儀式」「埋葬」といった言葉だけが強調され、現代では不安や恐怖のイメージが独り歩きしてしまったのかもしれません。
本来のラピスラズリは、死を象徴する石ではなく、守護や再生、真実への導きを意味する石だったということを知れば、「怖い」という印象は自然と薄れていくでしょう。
4-2.ラピスラズリの石言葉は怖いという誤解
ラピスラズリの石言葉には、「幸運」「真実」「健康」など前向きな意味が多く含まれています。それでも「石言葉が怖い」と言われるのは、ラピスラズリが持つイメージと言葉の受け取り方が結びつき、少し極端に伝わってしまったためだと考えられます。
たとえば「真実」という石言葉は、「持ち主に真実を見せる石」とも表現されますが、真実は必ずしも心地よいものばかりではありません。見たくない現実に気づかされることで、厳しい石だと感じる人もいるでしょう。
しかし本来の意味は、曖昧な状態をはっきりさせ、より良い方向へ進むための気づきを与えるというものです。実際に「自分の本音がわかった」「迷いに区切りをつけられた」と感じる人もいます。ラピスラズリの石言葉は、不吉なのではなく、前向きな変化を促す力が強く伝わった結果なのです。
4-2.ラピスラズリは持つ人を選ぶ石
ラピスラズリは「持つ人を選ぶ石」と言われます。「特別な人しか持てないなら、私には無理かも…」と不安になることもあるでしょう。ですがこれは悪い意味ではなく、身につける前に“いまの自分の状態”を確かめよう、というサインに近いものです。
ラピスラズリは強いパワーで持ち主をサポートしてくれる一方で、その力を受け止める気力や体力も必要だと言われています。成長を促す石だからこそ、試練のように感じる出来事が起きることもあり、疲れている時は負担になりやすいかもしれません。反対に、前向きな気持ちで変わりたいと思っている時なら、チャレンジする力を後押ししてくれるでしょう。
また「真実」を見せる石ともされ、心の準備ができていないとつらく感じる一方、自分を見つめ直したい人には心強い存在になります。「持つ人を選ぶ」とは、向き合う姿勢によって印象が変わる石、と言い換えられるでしょう。
4-3.ラピスラズリは好転反応が強い
「ラピスラズリが怖い」と言われる理由のひとつに、好転反応が強いと言われていることがあげられます。好転反応とはパワーストーンを身につけた時に起こる反応のひとつです。パワーストーンの良い効果が出る前や途中で一時的に持ち主の心身に良くない効果がでることがあります。その良くない効果のことを好転反応というのです。
ラピスラズリの好転反応としてよく知られているのは、頭痛や身体のだるさです。身につけ始めた直後に「頭が重く感じる」「いつもより疲れやすい気がする」といった体調の変化を感じる人がいます。こうした体験談を聞くと、「自分もそうなってしまうのでは?」「体調が悪くなったら身につける意味がない」と感じるでしょう。ラピスラズリのことを怖い石だ、不安だと思う人もいても不思議ではありません。
もしラピスラズリを身につけて頭痛やだるさを感じたら、まずは自分の身体を優先させてください。その不調がパワーストーンの好転反応とは限りませんから、必要であれば薬を飲んだり医療機関を受診することも必要です。まずは体調の回復に努めてください。体調が回復してまたラピスラズリを身につける気になったら、まずは短時間から試してみてください。
大切なのは、違和感を無視しないことです。ラピスラズリは持ち主を追い込む石ではなく、必要な変化に気づかせる石です。不調をきっかけに生活や心身の状態を見直せたなら、それもひとつの前向きな作用と言えるでしょう。
5.まとめ
ラピスラズリは、深い青色と長い歴史をもつ、特別な意味を重ねられてきた石です。宝石としての美しさだけでなく、絵の具として絵画に使われたり、お守りや儀式に用いられたりと、人の暮らしや信仰の中で重要な役割を果たしてきました。ラピスラズリが単なる装飾品ではなく、人の心や価値観と深く結びついた存在であることがわかりますね。
一方で、「怖い」「持つ人を選ぶ」といったイメージが広まっているのも事実です。しかしそれらは、ラピスラズリが死や儀式と関わってきた歴史や、変化を促す性質が強調されすぎた結果、生まれてしまった誤解だと言えるでしょう。ラピスラズリは不安を煽る石ではなく、真実に目を向け、自分にとって必要なものを見極める手助けをしてくれる石です。
ラピスラズリの意味や背景を理解したうえで向き合えば、「怖い石」ではなく、「持ち主を成長させる石」と思えるでしょう。大切なのは、ラピスラズリに期待しすぎたり必要以上に怖がることではなく、自分自身の状態や気持ちと照らし合わせながら付き合っていくことなのかもしれませんね。
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