2025年10月23日
【2025年最新版】エルメス ボリードの定価|価格推移・使い勝手・人気色も紹介!
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ボリードは、1923年に世界で初めてファスナーを採用したバッグとして誕生した、エルメスの歴史を象徴するモデルです。その丸みを帯びた優美なフォルムと、着脱可能なショルダーストラップによる高い機能性から、「エレガントなデイリーバッグ」として高い人気を誇ります。
近年、エルメス製品の価格高騰が続いていますが、ボリードも例外ではありません。特にここ数年で大幅な値上げが実施され、「今いくらなのか」「どのくらい値上がりしたのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
また、現行のボリードには「ボリード」と「ボリード1923」という2つのラインが存在し、「マカロン付きの旧モデルは廃盤になったのに、なぜ現行の定価があるのか?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、ボリードの購入を検討されている方、またはその価値を知りたい方のために徹底解説します。
目次
1.エルメスのボリードとは?

ボリードは、1923年に当時のエルメスの3代目当主エミール・モーリス・エルメスが、自動車時代の到来を見据えてデザインしたバッグです。移動中にバッグの中身が飛び出さないよう、当時の鞄には珍しい「ファスナー」を世界で初めて採用したことで知られています。
当初は、レーシングカーで有名なブガッティ社にちなんで「ブガッティ」という名で呼ばれていましたが、後にフランス語で「流星」「競走車」を意味する「ボリード」という名が定着しました。
丸みを帯びた優雅なフォルムと、ショルダーストラップによる2way仕様は、発表から100年近く経った現在も受け継がれており、普遍的なエレガンスと実用性を兼ね備えたアイコンバッグとして愛されています。
2.【2025年最新】エルメスのボリードの定価
ここでは、現在(2025年2月改定後)確認されているエルメスのボリードの最新定価がわかっているモデルと素材を一覧表にまとめました。ボリードはモデルや素材によって価格が異なるため、購入を検討する際の参考にしてください。
| 商品名 | 素材 | 2025年最新定価 |
| ボリード27 | エプソン | 1,155,000円 |
| ボリード31 | トリヨンクレマンス | 1,562,000円 |
| ボリード1923 ミニ(18cm) |
エヴァーカラー | 992,200円 |
| ボリード1923 ミニ(18cm) |
シェーブル | 1,024,100円 |
| ボリード1923 25 |
エプソン | 1,199,000円 |
| ボリード1923 25 |
エヴァーカラー | 1,221,000円 |
| ボリード1923 30 |
エプソン | 1,419,000円 |
| ボリード1923 45 |
レーシング | 4,928,000円 |
一覧表のボリード1923の45サイズに記載されている「レーシング」とは、厳密には一つの素材名ではなく、そのモデルの特殊なデザイン仕様を指します。ボリードのルーツであるモータースポーツの世界観を反映し、複数のレザー素材(ヴォー・エヴァーグレイン、ヴォー・スイフトなど)を大胆に組み合わせた、マルチカラーの特別なデザインが施されたモデルです。単色のレザーモデルとは区別されており、この特殊なアートワークと複雑な工程から、価格が非常に高額に設定されています。
3.ボリードの定価推移
次に、現在の最新定価に至るまでのボリードの価格推移を、わかっている範囲で2023年から比較します。近年、エルメスは毎年継続的に価格改定を行っており、ボリードもその対象となっています。
| 商品名 | 素材 | 2023年2月 改定後の定価 |
2024年2月 改定後の定価 |
2025年2月 改定後の定価 |
| ボリード27 | エプソン | 905,300円 | 1,063,700円 | 1,155,000円 |
| ボリード31 | トリヨンクレマンス | 1,221,000円 | 1,430,000円 | 1,562,000円 |
| ボリード1923 ミニ |
エプソン | 不明 | 807,400円 | 不明 |
| ボリード1923 ミニ |
エヴァーカラー | 不明 | 905,300円 | 992,200円 |
| ボリード1923 ミニ |
シェーブル | 771,100円 | 不明 | 1,024,100円 |
| ボリード1923 25 |
エプソン | 941,600円 | 1,100,000円 | 1,199,000円 |
| ボリード1923 30 |
エプソン | 1,111,000円 | 1,298,000円 | 1,419,000円 |
| ボリード1923 45 |
レーシング | 不明 | 4,488,000円 | 4,928,000円 |
3-1.近年の定価の値上げ率はどれくらい?
上記の推移を基に算出すると、ここ2年間(2023年2月〜2025年2月)で、ボリードの主要モデルは軒並み約27%〜28%という驚異的な値上げ率を記録しています。
例えば、ボリード27(エプソン)を見ると、以下の通りです。
・2023年2月:905,300円
・2025年2月:1,155,000円
・値上げ率:約27.6%
この急激な価格高騰の背景には、世界的なインフレ、原材料費や輸送費の高騰、そしてエルメスの稀少価値の向上などが挙げられます。
4.ボリードのサイズ展開
現在、市場には大きく分けて「旧ボリード(廃盤)」、「現行品のボリード」、「ボリード 1923」の3種類のモデルが存在します。
このうち「旧ボリード」(マカロン付き)はすでに生産が終了していますが、「ボリード」と「ボリード1923」は、どちらもマカロンのないシンプルなデザインに統一されています。ただし、両者はサイズ展開やディテールに違いがあり、それぞれ異なる魅力が満載です。
※マカロンとは…バッグのフロント部分に配置されている楕円形パッチです。
これらの違いについては「6 ボリードとボリード1923の違いは?」で、くわしく解説します。まずは、すべてのモデルのサイズを紹介します。
| モデル名 | サイズ | 寸法(横幅×高さ×マチcm) | 備考 |
| 旧ボリード (マカロン付き) |
15(タイニー) | 約15×10×5cm | 廃盤 |
| 21 | 約21×15×7.5cm | 廃盤 | |
| ボリード (マカロンなし) |
27 | 約27×20×10cm | 旧モデルからサイズを継承 |
| 31 | 約31×24×12cm | 旧モデルからサイズを継承 | |
| 35 | 約35×28×15cm | 旧モデルからサイズを継承 | |
| 45 | 約45×36×24cm | 旧モデルからサイズを継承 | |
| ボリード1923 | ミニ(18) | 約18×14.5×7.5cm | 現行品の復刻ライン |
| 25 | 約25×20×10cm | 現行品の復刻ライン | |
| 30 | 約30×23×13cm | 現行品の復刻ライン | |
| 45 | 約45×37×23cm | 現行品の復刻ライン |
5.主な人気サイズを紹介
ボリードは豊富なサイズ展開が魅力ですが、特に人気が高く、デイリーユースに適している主要な4つのサイズを紹介します。
5-1.ボリード27
サイズ:約 横幅27×高さ20×マチ10cm 定価:エプソン素材 ¥1,155,000
現行品のボリードの中で、最も人気が高いとされるサイズの一つです。日本人女性の体型に最もフィットしやすいサイズと言われており、小ぶりで可愛らしい印象を与えます。
長財布やスマートフォン、最低限のコスメポーチなど、日常の必需品がしっかり収まるため、身軽なお出かけに最適です。ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使いやすく、フォーマルな場にも対応できるサイズです。
5-2.ボリード31
サイズ:約 横幅31×高さ24×マチ12cm 定価:トリヨンクレマンス素材 ¥1,562,000
ボリードの定番中の定番とされるサイズで、実用性とエレガンスのバランスが秀逸です。27サイズよりも収納力が高く、B5サイズの手帳や小さめのタブレットなども収納可能です。
普段から荷物が多い方や、ビジネスシーンにも対応できる万能さが魅力です。トリヨンクレマンスなどの柔らかい素材が使われることが多く、使い込むほどに馴染みます。
5-3.ボリード1923ミニ(18)
サイズ:約 横幅18×高さ14.5×マチ7.5cm 定価:エヴァーカラー素材 ¥992,200
近年、特にトレンドとなっている、ボリード1923ラインで最も小さいサイズです。長財布は収まりませんが、ミニ財布、スマートフォン、リップなど、貴重品だけを持ち歩く際に便利です。斜め掛けにするとアクセサリーのような感覚で使え、シンプルなデザインがモダンな印象を与えます。
5-4.ボリード1923(25)
サイズ:約 横幅25×高さ20×マチ10cm 定価:エプソン素材 ¥1,199,000
ボリード1923ラインのスタンダードサイズで、長財布も収納可能なミニとデイリーの中間サイズです。ミニバッグのトレンドを意識したスマートなサイズ感ながら、実用性も兼ね備えています。マカロンがないシンプルなデザインと、短めのハンドルが特徴の1923ラインのため、モダンで洗練された雰囲気を楽しめます。
6.ボリードとボリード1923の違いは?

先述の通り、現行のボリードには「ボリード (27,31など)」と「ボリード1923」の2つのラインが存在します。このセクションでは、多くの人が混乱しやすい、モデルの違いや「廃盤品」について解説します。
6-1.旧ボリードは2022年に廃盤
「ボリードは廃盤になった」という情報は事実ですが、これは「マカロン付きの旧デザイン」と「ボリード15と21サイズ」の生産が終了したことを指します。エルメスは2022年頃にモデルラインを変更し、旧デザインの生産を終えました。
しかし、その人気の高さから、一部のモデル(ボリード15,21)以外の27や31といったサイズ自体は廃盤になっていません。現行デザインとして、マカロンのないシンプルなモデルとして引き続き製造されています。
6-1-1.旧ボリード(マカロン付き)はどこで買える?
旧ボリード(マカロン付き)は、現在エルメスのブティックや公式オンラインショップでは購入できません。もしマカロン付きのモデルを入手したい場合は、中古品販売店を探す必要があります。状態の良いマカロン付きモデルは、稀少性が高いため、中古市場でも高い価値がついています。
6-2.ボリードとボリード1923の違い
現行の「ボリード」と「ボリード1923」は、どちらもマカロンのないシンプルな外観ですが、細部のディテールに違いがあります。
6-2-1.持ち手の長さ
ボリードのハンドルが比較的長くゆったりとしているのに対し、ボリード1923のハンドルは短く設計されており、腕を通した際にクラシックかつモダンな印象を与えます。
6-2-2.ステッチの有無
ボリードには、一部で旧ボリードの名残としてバッグの側面などに特徴的なステッチが見られる場合があります。一方、ボリード1923はステッチが部分的に無くなっており、よりシンプルな外観です。
6-2-3.ファスナーの深さ
ボリード1923は、ファスナーのエンドがバッグの下の方まで深く伸びており、間口が大きく開くよう設計されています。これにより、荷物の出し入れがしやすく、機能性が向上しています。一方で、ボリードはボリード1923よりファスナーのエンドが浅いのが特徴です。
6-2-4.マカロンの有無
現在ブティックで販売されているモデルは、「ボリード」であっても「ボリード 1923」であっても、マカロンは付いていません。マカロンは旧ボリードのデザインを象徴するものであり、そのデザインこそが「廃盤になった」部分です。
7.ボリードの使い勝手はどう?
ボリードがバーキンやケリーと並び、長年エルメスのアイコンバッグとして君臨し続けている最大の理由は、その機能性と使い勝手の良さにあります。特に日常使いからフォーマルまで対応できる万能さが、多くの愛用者を獲得しています。
7-1.2wayで使用できるため様々なシーンに対応可能
ボリードには、全てのサイズで着脱可能なショルダーストラップが付属しています。これにより、手持ちのハンドバッグと、肩掛けや斜め掛けのショルダーバッグの2wayで使用可能です。
フォーマルな場面ではハンドバッグとしてエレガントに、両手を空けたいショッピングや移動の際にはショルダーバッグとしてアクティブにと、シーンやファッションに合わせてスタイルを変えられる汎用性が大きなメリットです。
7-2.ファスナーによる開閉で防犯性が高く荷物が見つかりやすい
ボリードは、世界で初めてファスナーを採用したバッグという歴史を持つ通り、開閉の機能性が非常に優れています。ファスナー構造であるため、バッグを倒しても中身が飛び出す心配がなく、高い防犯性を誇ります。
また、ファスナーを大きく開くことでバッグの内部が一目で確認できるため、フラップ(蓋)を持つバッグと比較して、荷物の出し入れや整理が格段にスムーズに行えることも使い勝手の良さにつながっています。
7-3.広いマチによる見た目以上の収納力
丸みを帯びた半円形の愛らしいフォルムは、見た目の優雅さだけでなく、バッグの底面にかけてマチ幅を広く確保する役割を果たしています。これにより、同サイズの他のバッグと比較しても収納力が高く、日常の必需品はもちろん、31サイズ以上であればB5サイズ程のタブレットも余裕を持って収納できます。
この「見た目は上品、中身は大容量」というギャップも、ボリードがデイリーバッグとして選ばれる大きな理由です。
7-4.シンプルなデザインのため幅広いシーンに活用可能
ボリードのデザインは、バーキンやケリーのような強い主張がなく、極めてシンプルかつ上品です。過度な装飾がないため、持つ人のファッションやTPOを選びません。
エレガントなスーツスタイルやフォーマルなドレスにはもちろん、Tシャツにデニムといったカジュアルな装いに合わせても、ボリードの上質なレザーと美しいフォルムが全体を一気に格上げしてくれます。
7-5.ボリードとボリード1923の使い勝手に違いはある?
モデル間で基本的な使い勝手は変わりませんが、復刻ラインであるボリード1923は、さらに利便性が向上しています。特にファスナーの深さと内ポケットの数に違いがあります。
ボリード1923はファスナーがより深く設計されているため、間口が大きく開き、より楽に荷物を出し入れできます。また、内ポケットが2つに増えているモデル(ミニを除く)が多く、小物類を整理しやすい点も使い勝手の良さに貢献しています。
8.ボリードの人気色は?
エルメスのボリードは、様々なレザーとカラーで展開されていますが、その優雅なフォルムを引き立てるベーシックなカラーと、ボリードだからこそ映えるニュアンスカラーが特に人気を集めます。
・エトゥープ
ボリードのカラーで人気が高く、高い稀少性を持ちます。エトゥープは、グレーとベージュを絶妙に混ぜ合わせたようなニュアンスカラーが特徴で、どんな色の服装にも馴染む抜群の汎用性を持ちながら、洗練された雰囲気を演出します。フォーマルからカジュアルまでシーンを選ばずに活躍するため、非常に需要が高いカラーです。
・ブラック
時代やトレンドに左右されない永遠の定番色です。エルメスのレザーの質の高さを最大限に引き出し、ボリードの丸みを帯びたフォルムにシャープな印象を加えます。ビジネスシーンやフォーマルな場で最も信頼感があり、一つ持っておくと間違いないカラーでしょう。
・ゴールド
ブラウン系のカラーの中では、特に人気です。ゴールドは、明るすぎず落ち着きのある上品なキャメル系のブラウンで、コーディネートに優しく馴染みます。特にトリヨンクレマンスなどの素材で選ばれることが多く、使い込むほどにレザーの味わいが深まる点も魅力です。
その他にも、近年はクレ(アイボリーに近いホワイト)、ヴェール・シプレス(深いグリーン)、ブルー・ニュイ(夜空のようなネイビー)といった、落ち着きがありながらも個性を感じさせるニュアンスカラーも人気を集めています。どの色を選んでも、ボリードの上品なデザインによって、大人の洗練されたスタイルが完成します。
9.ボリードはどこで買える?入手困難と言われる理由や購入場所

ボリードは、特に人気の高いサイズ(27や1923 ミニなど)は、現行品であっても簡単には手に入りません。ここでは、ボリードが入手困難と言われる理由と具体的な購入場所について解説します。
9-1.ボリードが入手困難と言われる理由
ボリードが入手困難である原因は、エルメスのすべての製品に共通する「極めて限定的な生産体制」にあります。エルメスのバッグは、一つの製品を一人の熟練職人が最初から最後まで手作業で作り上げるため、高品質を維持するための製造量が必然的に限られます。
さらに、使用される上質なレザーの供給も稀少です。この生産体制に対して、ボリードは世界的に需要が非常に高く、ブティックに入荷してもすぐに完売してしまう状況が続いています。
これに加え、廃盤モデルの入手が困難なことも、現行品を含めたボリード全体の稀少性を高める原因となっています。かつて「マカロン付きの旧ボリード」が生産終了となった際、「ボリード自体が手に入らなくなる」という認識が市場に広まりました。その結果、旧モデルは中古市場で需要が高まり、ボリード全体としての入手難易度が一段と高まったのです。
これらの理由から、ボリードの人気モデルは実店舗でフリー在庫として店頭に並ぶことは稀であり、「入手困難」と言われています。
9-2.ボリードが買える場所
ボリードは入手困難なバッグですが、エルメスの顔とも言えるバーキンやケリーほど手に入れることは難しくありません。エルメスの実店舗で在庫があるのは稀ですが、出会える可能性はあります。ここからは、ボリードが買える場所を紹介します。
9-2-1.エルメスの実店舗
現行品である「ボリード」や「ボリード1923」を購入できる正規のルートです。しかし、前述の通り在庫が非常に少ないため、フリーで購入するには「エルパト(エルメス・パトロール)」と呼ばれる頻繁な来店が必要です。日頃から店舗のスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことで、優先的に案内してもらえる可能性が高まります。
ただし、在庫の有無はタイミングや運に左右されるため、エルパトの回数と比例して購入の可能性が高まるわけではありません。たまたま立ち寄った店舗に在庫があったというケースも見られます。
9-2-2.中古品販売店
廃盤となったマカロン付きの旧ボリードや、ブティックでは出会えない稀少カラー・素材の現行品を探すための現実的な選択肢です。中古市場には、主に「ブランド品専門店」と「その他のリユース店」が存在し、それぞれ安心感が異なります。
ブランド品専門店は、ボリードのようなハイブランド品を専門とする熟練の鑑定士が在籍しているため、真贋鑑定の信頼性が極めて高く、安心して購入できます。在庫が豊富で、価格は定価を上回るプレミア価格が設定されていることがありますが、現物を比較検討でき、気に入ったモデルを確実に入手できるメリットがあります。
一方、ブランド品を専門としないリユースショップや小規模な古物商では、鑑定体制が不十分な場合があり、意図せず偽物を取り扱っているリスクがブランド品専門店よりも高まります。ボリードは高額商品であるため、必ずブランド品の取り扱い実績が豊富で、信頼できる店舗や企業を選択することが求められます。
また、どちらの店舗を利用する場合も、中古品は製造年や使用頻度によって状態にばらつきがあります。自分が許容できる価格帯と商品の状態をしっかりと確認し、後悔のない買い物につなげることが重要です。
9-2-3.フリマサイト
フリマサイトは、個人間の取引であるため、中古品販売店を利用するよりも価格が抑えられる可能性があります。また、出品者との交渉次第で価格が下がる余地がある点も魅力です。
しかし、フリマサイトは偽物(コピー品)が流通しているリスクが最も高い場所です。真贋鑑定の保証がしっかり整っていないため、購入者自身が商品の状態を見極める知識が不可欠となります。さらに、画像の認識の相違から、出品者とのトラブルに発展するリスクも避けられません。これらのリスクを考えると、フリマサイトの利用は避けるのが賢明と言えます。
10.ボリードは人気がないって本当?
「ボリードは人気がない」という声を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これは市場におけるボリードの価値を正しく反映していない大きな誤解と言えます。ボリードが相対的に「不人気」と見なされがちだった背景には、バーキンやケリーが持つ圧倒的な知名度や、投資対象としてのイメージが先行していたことが挙げられます。
しかし、実際の市場での評価と需要は全く異なり、ボリードは「真に使いやすい、実用的なラグジュアリーバッグ」として高い評価を得ており、近年、その人気と需要は急速に高まっています。
この人気の高まりは、開閉が容易なファスナー式であること、そしてショルダーストラップ付きであるという機能性の高さが、現代の活動的なライフスタイルに完全に合致しています。次に、マカロンがなくなったボリード1923ラインの登場により、モダンで洗練されたシンプルなデザインが若い世代からも支持を集めることとなりました。
そして最も重要なのが、特に人気の高いサイズがブティックで簡単には手に入らず、中古市場での価格も高騰しているという事実です。これは、もし人気が低ければ起こりえない現象であり、ボリードが「実用性と上品さ」を重視する層から絶大な支持を得ている証拠と言えます。
結論として、ボリードは、派手な知名度ではなく、普遍的なエレガンスと高い機能性という実力で、エルメスバッグの中で非常に重要な地位を確立しています。
11.【まとめ】使い勝手抜群のボリードの定価は上昇傾向
エルメスのボリードは、使い勝手の良さと「世界初のファスナー付きバッグ」という歴史が裏打ちされたバッグであり、今後も世界的に高い需要が見込まれます。普遍的な価値とブランドの地位に連動するように、ボリードの定価は上昇傾向を辿っていくでしょう。
特にここ数年の値上げのペースは目覚ましく、この急激な定価上昇は、ボリードが単なるファッションアイテムという枠を超え、資産としての側面も持ち始めていることをあらわしています。ボリードの購入を検討されている場合、今後値下がりする可能性はないに等しいため、自分の予算やタイミングを見極めることが大切です。
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