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2024年3月27日

マルジェラとは。タグの種類と名作と呼ばれる人気アイテムを徹底解説

現代を生きる若者で、知らない人はほとんどいないモード系ファッションブランドの『Maison Margiela/メゾンマルジェラ』。トレンドが目まぐるしく変わる世の中でも絶対的な人気を誇っています。

しかし、人気なのはなんとなくわかっているけど、マルジェラとはどんなブランドなのかを深く知っている人はあまりいないのではないでしょうか?

今回の記事では、現代のファッショントレンドの最先端を担うマルジェラとはどういうブランドなのかについて詳しく解説していきたいと思います。ファッションに興味がある人は超必見の記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

1.マルジェラとはアンチモードに始まりモードとなる

現代ファッションの中核を担うブランドのマルジェラ。

財布や小物類においては、プチプラブランドにデザインを模倣されるほどトレンドとなっているアイテムです。

そんなマルジェラはモードブランドとして知られておりますが、実はルーツとなったのは逆の思想を持った アンチモード というスタイル。ブランド設立当時に発表されたアイテムの中には、反骨精神が垣間見えるタイトなシルエットがありました。

さて、この章ではマルジェラとはどのようなブランドなのかを解説していきたいと思います。マルジェラが影響を受けたデザイナーについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

1-1.アンチモードを確立。みるみる成長するマルジェラ。

冒頭でも少しだけ触れたとおり、もともとのマルジェラはモードとは反対のジャンルであるアンチモードファッションのブランドとして生まれました。

私たちにとっては『マルジェラ=モードブランド』のイメージがあるので結構意外ですよね。

アンチモードとして始まったマルジェラは 攻め切った型破りなデザイン を次々と発表。みるみるうちにブランドバリューを高めていきます。衣服を一度解体して再構築した『脱構築』やミリタリーウェアや古着などをリメイクした『ポペリズム(貧困者)』は、現在でもマルジェラのアイテム制作に影響を与えています。

また、攻めまくったアイテムを多く発表していたことから90sロックファッションスタイルから派生した『グランジファッション』のジャンルも確立。ズタズタにダメージ加工が施されたネルシャツや、カットオフのショートデニムなどを合わせたスタイルです。

アンチモードスタイルとして生まれたマルジェラは、現在に至るまで様々なスタイルを生み出してモードファッションのトップブランドとしての立ち位置を手に入れたのです。

1-2.マルジェラが影響を受けた2名の日本人

イタリアで生まれたブランドのマルジェラですが、日本デザイナーからの影響も大きかったと言われています。

・川久保玲(コムデギャルソン)
・山本耀司(ヨウジヤマモト)

この2人がパリで起こした『黒の衝撃』が、マルジェラのモードスタイルを確立する大きなキッカケとなります。

黒の衝撃とは
・1981年に川久保玲、山本耀司らが起こしたファッションムーブメント。
・黒を全面に押し出したモードファッション。

 

当時のファッション業界では黒を使うことは「ダークすぎる」「反抗を意味する」としてタブー視されていましたが、そんな固定概念に対してアヴァンギャルド(前衛的、革新的)な精神を出したのが川久保氏と山本氏。

これまでの華やかなイメージだった正統派モードファッションを無視した黒を基調とした洋服や、ボロ切れのような穴の開いたアイテムを打ち出しました。

マルタンマルジェラは、この2人が起こした衝撃に感化されて新しいモードスタイルを作り上げていったのです。

2.マルジェラのデザイナーとその歴史

川久保玲氏や山本耀司氏が起こした『黒の衝撃』に感化されてアンチモードのジャンルを確立したマルジェラ。

創業から現在の位置にいたるまでには、多くのトップブランドの経験を経験していたのです。

この章では、現在の私たちの生活では当たり前になったブランドを作り上げたマルジェラの歴史について解説していきたいと思います。

2-1 創設者マルジェラの生い立ち

メゾンマルジェラの創設者である『マルタン・マルジェラ』は、1957年にベルギーで生まれました。

1977年にはファッションを学ぶためにアントワープ王立芸術学院へ入学。この時は”アントワープの6人”と呼ばれる有名デザイナーが在籍していた時期でもあるので黄金期だったとも言えます。

アントワープの6人に数えられるデザイナーは以下の通りです。

・ドリス ヴァン ノッテン
・ダーク ビッケンバーグ
・アン ドゥムルメステール
・ウォルター ヴァン ベイレンドンク
・ダーク ヴァン セーヌ
・マリナ イー

マルタン マルジェラを含むアントワープの6人は、川久保氏と山本氏が起こした 黒の衝撃 に影響を受けたデザイナーとしても知られています。

アントワープ王立芸術学院を卒業したマルタン氏は、1984年にジャン・ポール・ゴルチエのコレクションを見て感銘を受けたことにより、ゴルチエのアトリエで助手として働くことになります。ゴルチエに務めていたころはデザイナーとしてインタビューを受けていたり、撮影時に体を動かす存在でしたが、3年後には退職しました。

ゴルチエを退職してから1年後の1989年、自身のブランドである『メゾン・マルタン・マルジェラ』をビジネスパートナーのジェニー・メイレンスと共に、フランスのパリで立ち上げることに。パリコレで盛大なデビューを飾ったマルジェラのアンチモードデザインは『デストロイコレクション』と称され、話題となりました。

2-2.エルメスのディレクターとしてのマルジェラ

自身のブランド『メゾン・マルタン・マルジェラ』を立ち上げた後の1997年。

マルタン氏は、現代のアルチザンと呼ばれるファッションブランド『エルメス』のレディースラインのデザイナーに抜擢。当時マルタン氏が手がけたアイテムは『通称:マルジェラ期』と呼ばれ、現在でもかなりの人気を博しています。

当時マルタン氏が生み出していたエルメスのアイテムは、アンチモードではないシンプルで洗練されたデザイン。自身の思想をかなり抑えて、エルメスのブランドイメージに合わせたアイテム展開を幅広く行っていました。

エルメスのレディースデザイナーとして活躍したマルタン氏でしたが、2003年に退任。そこから自身のブランド1本に絞って2008年までデザイナー活動を続けます。

ちなみに…
当時のマルタンはかなり有名なデザイナーであったのにもかかわらず、表舞台には顔を滅多に出さない人としても知られており、匿名での活動を貫いていました。

 

その後、2009〜2014年まではデザインチーム制を採用してブランドを続けていたメゾンマルジェラ。この時期はメディアからの取り扱いが大幅に減っていたとの話もあったりしますが、日本での店舗展開を積極的に始めたのは2000年に入ってから。

2000年9月に恵比寿にオープンした『Maison Martin Margiela Tokyo』をはじめとして、2011年には広島と大分、2012年には名古屋にも展開しています。

ブランドとしての価値も著しく低下を見せていましたが、そんなマルジェラに救世主が現れて復活を果たします。

2-3. 2014年、ジョン・ガリアーノがデザイナーに。新しいマルジェラの誕生。

2014年にマルジェラのデザイナーとして『ジョン・ガリアーノ』が就任。
低迷期を迎えていたマルジェラですが、この1人のデザイナーによって復活を果たします。

ジバンシィやアレキサンダーマックイーン、クリスチャンディオールなどの有名ブランドでも経験もある天才デザイナーです。人種差別発言をしたことによってディオールから解雇されてしまいますが、過去の功績を称えられてマルジェラのデザイナーに抜擢。
15AWに発表されたデビューコレクションでは、異なる素材を組み合わせてシルエット全体に深みを与えるデザインのアイテムが多く展開されていました。

2015年1月には『Maison Margiela/メゾン マルジェラ』にブランド名を変更。ジョン氏がマルジェラに入ってからブランドは新しく生まれ変わり、売り上げも倍増したといわれているので”新生マルジェラ”の誕生と言っても過言ではないでしょう。

ジョン氏自身も「私もブランドで新たな一歩を生み出せることが楽しみだ」とコメントしていることから、マルジェラに掛ける熱い想いが伝わってきます。

また、マルジェラの名作である『5AC』や『グラムスラム』などもジョン氏が生み出したアイテム。現在のマルジェラにとって、彼は絶対になくてはならない存在と言えるのです。

 

3.マルジェラのタグの糸は切らないのが正解!?タグの秘密と意味

マルジェラといえば、タグのイメージが強いですよね。

実はマルジェラのブランドタグと品質タグには深い秘密と意味があるんです!

この章では、マルジェラのアイコンとして知られているタグについて深く解説していきたいと思います。カレンダータグの番号の意味や品質タグの代理店表記についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

3-1.しつけ糸はマルジェラの証。

マルジェラといえば、4つのしつけ糸で付けられた真っ白なタグ。

ブランド表記のないタグであるにもかかわらず、不思議とマルジェラのアイデンティティとなっています。何も書かれずに生み出されたこのタグには、ブランド創業を共に支えたジェニー・メイレンスの「ブランドではなく、純粋に服へ目を向けてほしい」という想いが込められていました。

当初マルタン氏は、真っ白なタグのアイデアには賛成していませんでしたが「4つのしつけ糸が洋服の上からはっきりわかるように縫いつけること」を条件として、最終的にOKを出しました。

インターネットなどを見てみると、マルジェラのブランドタグは切るのが正解なのかどうかで意見が飛び交っていますが、創業者の二人の思いを汲み取るのであればブランドタグは外して置くのが正解なのではないかと考えています。

とはいえ、マルジェラのアイデンティティを外すのはもったいない!と感じてしまう気持ちもめちゃくちゃにわかるので、筆者はマルジェラのタグは外さない派にも強く賛成です。笑

4本のしつけ糸で付けられた真っ白なタグは、ブランド表記は無くともマルジェラのアイテムを証明するものとして知られています。

3-2.カレンダータグはラインを表す

真っ白なブランドタグと共に、マルジェラのアイデンティティとして知られているカレンダータグ。先述したタグと同じくブランド名の表記はないのですが、コチラのタグにはコレクションを意味する番号が1〜23までプリントされており、番号を〇で囲うことによってラインが分けられます。

それぞれの番号の意味は以下の通りです。

〇で囲われている番号 意味 展開アイテム
0 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服  ・アーティザナル(職人)コレクション
・リメイク品など
0,10 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服  ・アーティザナル(職人)コレクション
・リメイク品など
1 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白)  ・コレクションで発表される新しい服
3 フレグランスのコレクション  ・香水
4 女性のためのワードローブ  ・定番アイテム
・過去のリバイバル品など
6 レディースウェアライン  ・レディースライン
・後にMM6へ独立する
8 アイウェアのコレクション  ・眼鏡
・サングラス
10 男性のためのコレクション  ・コレクションで発表される新しい服
11 女性と男性のためのアクセサリーコレクション  ・バッグ、財布小物
・リングなどのアクセ
12 ファインジュエリーのコレクション  ・ダイヤモンドや色石が付いたアクセサリー
13 オブジェと出版物  ・ランプやマトリョーシカなどの雑貨小物
・ノートや本などもある
14 男性のためのワードローブ ・定番アイテム
・過去のリバイバル品など
22 女性と男性のためのシューズコレクション  ・タビシューズが有名
・スニーカーやパンプス
MM6 6番からの派生ライン ・6番よりもカジュアルでストリートなデザイン。
・2024年にはシュプリームとコラボを実現。
・ブランドの中核を担っている。

※意味を持たない番号もあります。

3-3.品質タグの代理店表記によって年代が分かれる

マルジェラはブランドタグだけでなく、内側に縫い付けられた品質タグにも意味があります。品質タグを見てみると、代理店表記の仕方やブランド名の表記の仕方などからアイテムが展開された年代をざっくりと判別できます。

ちなみに…代理店表記とは
海外ブランドのアイテムに付けられる日本の会社名。国内正規代理店を通して仕入れたものに関しては必ずあります。古着屋では代理店表記がないアイテムは取扱していない場合が多いです。

 

マルジェラの代理店表記については以下の通りです。

※AW=秋冬、SS=春夏

シーズン 代理店表記 タグの特徴
~96AW 無し ・通称青タグ
・最初期なので詳細な年代は特定不可
97SS

00SS
(株)オリゾンティ ・日本初の正規代理店
・MISS DEANNAの名前が記載されていることもある
00AW

01AW
KOKONOE CO. LTD ・代理店表記変更
・後述するここのえ株式会社と同じ
・初期のここのえは英語表記
02SS

04AW
ここのえ株式会社 ・代理店表記変更
・この時期からひらがな表記
・品質タグが2枚に分かれている
05SS

08AW
ここのえ株式会社 ・これまで2枚だったタグが1枚になる
・MAISON MARTIN MARGIELA 表記
09SS ここのえ株式会社 ・1枚タグ
・Maison Martin Margiela 表記
09AW

11SS
ここのえ株式会社 ・1枚タグ
・カレンダー表記
・Maison Martin Margiela 表記
11AW

15AW
(株)スタッフインターナショナルジャパン ・代理店表記変更
・カレンダー表記
・Maison Martin Margiela 表記
16SS

17AW
(株)スタッフインターナショナルジャパン ・カレンダー表記
・Maison Margiela 表記
18SS 株式会社マルジェラジャパン ・代理店表記変更
・カレンダー表記
・Maison Margiela 表記

 

4.圧倒的名作。マルジェラが生み出したアイコンアイテム5選。

様々なラインを展開し、多くの若者を中心に人気を集めているマルジェラ。

個性的なアイテムを展開しているマルジェラですが、その中でも名作と呼ばれるアイテムがいくつかあります。

今回紹介したいアイテムは以下の通りです。

・八の字ライダース
・ドライバーズニット
・エルボーパッチニット
・タビシューズ
・ジャーマントレーナー

この章では、マルジェラが展開しているアイテムの中でも、圧倒的名作と呼ばれる上記5点について紹介していきたいと思います!持っていたら注目されること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください!

4-1.八の字ライダース

まずはフロントポケットのファスナーが八の字になっているライダースジャケット『通称:八の字ライダース』。マルジェラ好きのみならず、古着好きであれば喉から手が出るほど欲しい名作のひとつです。

八の字ライダースが初めて登場したのは1998年。創業者であるマルタンマルジェラが手がけた本人期のアイテムとして生まれました。リリースされてから現在に至るまで、形は大きく変わることなく多くの人々から愛され続けています。

ライダースジャケットにはダブルタイプとシングルタイプがありますが、八の字ライダースのデザインはシングルタイプのみ。ミニマルファッションにベストマッチするシンプルなデザインです。
※弊社でも、ここのえタグの八の字ライダースを買い取ったことがあるのですが、マルジェラのアイデンティティを感じられてシビれました…!

4-2.ドライバーズニット

八の字ライダースと並んで、定番アイテムとして知られる『ドライバーズニット』。
創業期からマルジェラを支える圧倒的名作です。

ドライバーズニットはもともとトラックの運転手が着ていたアイテムがルーツとなっており、正面のファスナーは上からでも下からでも開閉できるような仕様であることが特徴的です。上にダウンベストを羽織って、レイヤードコーデを組んでもカッコいいですね!

マルジェラが展開しているドライバーズニットは、素材にウールを使用していることから、保温性や着心地も抜群。肉厚に作られているので1枚着るだけでバシッとキマります!最近では、ファストファッションブランドでも同じような形のドライバーズニットが展開されているほど、人気の高いデザインのアイテムです。

4-3.エルボーパッチニット

シンプルでもド定番の『エルボーパッチニット』。
その名の通り、肘部分にあて布(パッチ)がつけられているニットトップスです。

カーディガンやプルオーバーのニットはもちろんですが、中でもおすすめしたいのはニットポロシャツ。マルジェラの隠れた名作として数年に一度、不定期で登場します。

昨今トレンドとなっているトラッドファッションやミニマルファッションには最適なアイテムです。エルボーパッチは艶のあるレザーから起毛素材のスエードまで幅広くありますので、個人のファッションスタイルに合わせて選ぶことができます。

また、カラーリングもグレーのボディにブラウンのエルボーパッチを合わせていて、コントラストをつけたものが多いので、シンプルになりすぎずに楽しむことができます。

4-4.タビシューズ

レディースマルジェラの超名作。『タビシューズ』。

その名の通り、足袋のようにつま先が2つに分かれているシューズです。公式サイトではスプリットトゥシューズとも記載されています。

タビシューズはマルジェラのデビューコレクションである89SSコレクションで初めて登場したアイテム。顔面を覆い隠し、赤いペイントが施されたタビを履いたモデルがランウェイに現れたときは、ファッション界に凄まじい印象を与えることになりました。

創業者のマルタン氏は、白いランウェイに赤い足跡を付けたらタビブーツの存在に気づいてくれると感じていたそうです。

誕生から現在に至るまでの約35年間、マルジェラのアイコンアイテムとしての立ち位置を確立してきたタビブーツ。今後もブランドを支えていくことに間違いないでしょう。

4-5.ジャーマントレーナー

ミリタリーシューズの代表格。『ジャーマントレーナー』。

ジャーマントレーナーとは、1970〜1980年代に西ドイツ軍が履いていたミリタリーシューズのこと。無駄なデザインを省いたシンプルなデザインが特徴的です。モードファッションのみならず、幅広いファッションに合わせることができるので、マルジェラのアイテムの中でもかなりおすすめのアイテムです。

現在では多くのブランドがジャーマントレーナーを製作していますが、マルジェラが初めて出したのは1998年のこと。八の字ライダースと同じく本人期に誕生した名作で、REPLICAシリーズのアイテムとして展開されています。

また、ルーツとなった西ドイツ軍のジャーマントレーナーと同じく、バルカナイズ製法で作り上げられていることから、美しいシルエットを保ちながらも高い耐久性を実現しています。

ちなみに…バルカナイズ製法とは
・硫黄を加えたゴムソールと靴の本体を接着し、熱と圧力を掛ける製法。
・手作業の工程が多いことから、熟練の職人技術が必須。
・国内でもごくわずかな工場でしか生産することができない。

 

5.【レディース】マルジェラの人気アイテム3選

ここからはマルジェラのレディース人気アイテムについて紹介していきたいと思います。

5-1.【バッグ】5AC

16SSコレクションで初めて登場してから、現在のマルジェラを代表するバッグの5AC。

ジョンガリアーノがデビューで手がけたアイテムとして大きな注目を集めました。

5ACはフランス語でバッグを意味する『SAC』という言葉が由来。『5』を『S』に変換して名づけられています。取り外し可能なライナーが特徴的なデザインとなっており、マルジェラだからこそ作り上げられたバッグです。

モードスタイルにしか合わせられないと思われがちですが、ガーリーなストリートファッションやシンプルなカジュアルファッションに合わせてもカッコ良く決まります。

5-2.【バッグ】グラムスラム

5ACに続いて、マルジェラのアイコンバッグとして人気を集めているグラムスラム。

インターネットでは”枕バッグ””雲バッグ”とも呼ばれており、触ったときのムニっとした感触が気持ちよくてクセになります。

18SSコレクションで初めて姿を見せたグラムスラムはサイズ展開やバリエーションも豊富となっており、オーソドックスなショルダーバッグをはじめ、バックパックやボディバッグなどの展開があります。性別に左右されずに使うこともできるので、ペアで使ってもオシャレです。

現代のトレンドを作り上げているマルジェラのアイコンバッグのグラムスラム。みなさんもぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

5-3.【アパレル】スラッシュディテールデニム

デニムパンツと言われたら、スラッシュディテールデニム。

太もものサイド部分に切り込みのダメージ加工が入ったデニムパンツです。最近では、K-POPアイドルのステージ衣装にも使われていることが多いので、気になっている方も多いかと思います。

ルーズシルエットでありながらも、ウエスト周りはタイトにつくられているので美脚効果のあるパンツとしても知られております。マルジェラの名作であるタビブーツと合わせたら、最高のモードファッションが完成します。

6.【メンズ】マルジェラの人気アイテム3選

前章に続いて、マルジェラのメンズ人気アイテムを3つ紹介していきたいと思います。

6-1.【財布】コンパクトウォレット

メンズのコンパクトウォレットといえばマルジェラ。と言っても過言ではないほどトレンドになっているアイテムです。

中でも一番おすすめなのは3つ折りのコンパクトウォレット。ポケットに入れても鞄に入れても邪魔になることはないのでノーストレス。マルジェラのアイコンである4本のしつけ糸が全面に出たデザインなのでマルジェラ感を存分に楽しむことができます。

女子ウケもかなりいいアイテムになるので、モテたい男性は必見のアイテムです!

6-2.【アクセサリー】ナンバリングリング

マルジェラのメンズアクセサリーといえばナンバリングリング。
アイコンデザインであるカレンダーがデザインされたリングです。

番号は11番となっているので、男女兼用で使えるアイテムとなっておりますが、特に男性から人気のリングとなっています。中古品ショップや古着屋でもメンズのエリアに置かれていることが多いです。

モードファッションのアクセサリーを選ぶとき、デザインが派手なものが多くて気が引けてしまうことが多いと思いますが、ナンバリングリングはシンプルなデザインなのでどんな服装にも合わせることができます。

モードファッション初心者にはかなりおすすめしたいアクセサリーです。

6-3.【香水】REPLICA レイジーサンデーモーニング

インターネットを見ていると、おすすめアイテムに出てくるのはバッグやアパレルばかりではないでしょうか?

そんな中で、筆者があえておすすめしたいのは香水。レイジーサンデーモーニングはメンズフレグランスでは超人気の香りです。女子ウケもかなりいいみたいですよ!

REPLICAシリーズの香水の中でも最高傑作と言われるレイジーサンデーモーニングは、ムスクをメインとしたスッキリとした清潔感のある香り。男女問わずに香水の好印象を与えてくれるのでどんなシーンでも使うことができます。

筆者もムスクの香りが好きなので、今度買ってみようと思ってます。(笑)

7.マルジェラを着用している芸能人

人気アイテムや名作を多く展開しているマルジェラ。一般層の人だけでなく、多くの芸能人にも愛されているブランドです。

この章では、マルジェラを着用している芸能人5選を紹介していきたいと思います!

7-1.タレント 田中みな実さん

タレントの田中みな実さんが愛用しているマルジェラのアイテムは『タビブーツ』。なんと5足も持っている程のタビ愛用者です。

田中みな実さんの服装はシンプルでカジュアルな印象ですが、タビブーツを履くことによって一気にモードファッションを作り上げています。田中さん自身も「タビをコーディネートに取り入れたらコンサバファッションがモード寄りになる」と話していました。

7-2.NiziU マヤさん

日本でも大人気のK-POPアイドルグループ・NiziUのマヤさんも、マルジェラを着用している姿が見受けられました。

2021年にリリースされた大ヒット曲『Take a picture』で着用していたのはマルジェラのボディースーツ。シアー素材で作られたライトブルーのかわいらしいアイテムです。

セクシーさはありつつもモードの世界観を崩しすぎない着こなしを魅せています。

7-3.タレント 高橋愛さん

元モーニング娘。の高橋愛さんは、マルジェラのロゴTシャツを着用。実際に着ている姿をInstagramに投稿していました。

投稿されている写真をよく見てみるとロゴが逆さまにプリントされており、定番なアイテムでもモード感を忘れないマルジェラの思想が感じられます。

また、スマホケースもマルジェラを使っていることから、高橋さんはかなりのマルジェラファンだといえます。

7-4.俳優 菅田将暉さん

年齢層や性別を問わず、多くの人々から愛されている俳優の菅田将暉さんもマルジェラを愛用しています。

菅田将暉さんが着用しているのは19AWオーバーサイズニット。ネップニットで作られていることによって、単色ではなく若干の抜け感が生まれます。

Sサイズでも一般的なアパレル製品と比べたら大きめのサイズになりますので、オーバーシルエットが好きな方にはかなりおすすめです。

7-5.俳優 成田凌さん

俳優の成田凌さんはマルジェラのアノラックパーカーを着用しています。

スウェーデン軍のM-39からインスピレーションを受けて作られたこのアウターは、ベージュカラーで柔らかい印象を与えてくれます。

また、成田さんは2022年に先述したREPLICAシリーズのアンバサダーに選ばれました。日本人としては初めての事で、成田さん自身も光栄に思っているとコメント。実際に使っている香りはレイジーサンデーモーニングだそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、モードの前衛ブランドであるマルジェラとはどんなブランドなのかについて解説させていただきました。

マルジェラとは、元々はモードスタイルに反発するアンチモードの精神を持ったブランドとして設立されました。そこから八の字ライダースやドライバーズニットなどの名作アイテムを多く生み出して、現在はモードファッションのトップブランドとして君臨しています。

この記事が、皆さんにとっての参考となっていれば幸いです。

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