2025年9月12日
【シャネル】マトラッセとは?特徴・定価・サイズ・種類を徹底解説!
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マトラッセは、シャネルの創業者ココ・シャネルが「女性を束縛から解放したい」という思いを込めて生み出した、ブランドのアイコンとも言える名作です。その普遍的なデザインは、時代を超えて世界中の女性を魅了し続けています。
しかし、いざ購入を考えると、「値段が高すぎる?」「種類がたくさんあってどれを選べばいいの?」「後で後悔しないかな?」など、たくさんの疑問や不安が頭をよぎるかもしれません。
この記事では、そんな疑問を解消するために、マトラッセの魅力から、種類、サイズ、素材の違い、さらには後悔しないための選び方まで、徹底的に解説していきます。あなたにとって最適なマトラッセ選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
1.シャネルのマトラッセとは

シャネルの「マトラッセ」とは、厳密にはバッグの名称ではなく、キルティングを施した独特のデザイン技法そのものを指します。そのため、バッグだけでなく、財布や時計、ジュエリーなど、さまざまなアイテムにそのデザインが採用されています。
しかし、一般的に「シャネルのマトラッセ」として最も広く知られ、ブランドの象徴的なアイテムとなっているのは、「マトラッセ チェーンショルダーバッグ」です。特に「クラシック」と呼ばれるモデルは、ココ・シャネルが生み出した「2.55」バッグの後継として誕生し、マトラッセの代名詞となっています。
1-1.マトラッセの意味
「マトラッセ(Matelassé)」とは、フランス語で「ふっくらと詰め物をした」「キルティング」を意味します。日本では、このキルティングを施した、ふっくらとした独特の加工そのものを指す言葉として定着しています。
シャネルのマトラッセのバッグに見られる、生地にダイヤモンド型のステッチを施したデザインは、このキルティング技法によるものです。このふっくらとした立体感が、エレガントで上品な印象を生み出しています。このように、単なるバッグの名称ではなく、シャネルの象徴的なデザイン技法そのものを表す言葉なのです。
1-2.マトラッセ誕生までの歴史
マトラッセの歴史は、シャネルの創業者ココ・シャネルが、女性の自由を追求したことに始まります。それまでのハンドバッグは手に持つのが一般的で、女性の両手がふさがれてしまうことが不便だと考えていたココ・シャネルは、軍隊の兵士が使用していたショルダーバッグから着想を得て、女性のためのショルダーバッグを考案しました。
そして1955年2月、チェーンストラップと両手が自由に使える画期的なデザインのバッグを発表します。これが、発表された年月からその名がつけられた「2.55(にーてんごーごー)」です。この「2.55」は、マトラッセの原型となるバッグであり、その普遍的なデザインは現在も受け継がれています。
その後、1980年代に当時のデザイナー、カール・ラガーフェルドによって、「2.55」の象徴的なデザインはそのままに、留め具をシャネルのロゴである「ココマーク」にするなど現代的なアレンジが加えられ、現在「マトラッセ」として知られるバッグが誕生しました。
1-3.マトラッセのアイテムの種類
「マトラッセ」は、その普遍的なデザインから、バッグだけでなく様々なアイテムに展開されています。例えば、以下のようなアイテムがあります。
・チェーンショルダーバッグ
最も定番のアイテムです。特に「クラシック」と呼ばれるモデルは、シャネルのアイコンとして世界中で愛されています。
・ハンドバッグ
チェーンショルダーバッグ以外にも、トップハンドルが付いたハンドバッグやトートバッグにもマトラッセのデザインが採用されています。
・財布
二つ折りや三つ折り、長財布、コインケースなど、様々な種類の財布にマトラッセのキルティングが施されており、バッグとセットで持つ方も多くいます。
その他にも、時計やジュエリー、靴などにもマトラッセのデザインが取り入れられ、ブランドの象徴として多くのアイテムにその魅力が広がっています。
1-4.フラップバッグとダブルフラップバッグの違いは?
「フラップバッグ」とは、蓋(フラップ)が付いたバッグ全般を指す言葉です。シャネルの定番であるチェーンショルダーバッグは、このフラップバッグの一種です。このフラップバッグには、蓋が1枚の「シングルフラップ」と、外側の蓋に加えて内側にもう1枚蓋がある「ダブルフラップ」の2種類が存在します。
ダブルフラップのバッグは、二重の蓋構造になっているのが大きな特徴です。外側の蓋を開けると、内側にもう一つの蓋があることで、バッグの中身がこぼれにくく、外から見えにくいというメリットがあります。
多くの人が「シャネルのマトラッセ」として思い浮かべる、定番の「クラシック」は、このダブルフラップが特徴です。一方で、近年のモデルや一部のカジュアルなデザインでは、使いやすさを重視してシングルフラップが採用されることもあります。
整理すると、マトラッセのチェーンショルダーバッグは「フラップバッグ」の一種であり、その中でも最もポピュラーなモデルは、蓋が二重構造になっている「ダブルフラップ」タイプだと言えます。
2.シャネルのマトラッセの魅力

マトラッセが時代を超えて多くの女性に愛され続けるのには、いくつかの理由があります。普遍的なデザイン性から資産価値に至るまで、その魅力を詳しく見ていきましょう。
2-1.キルティング技法による上品で普遍的なデザイン
マトラッセの最大の魅力は、なんといってもその上品で普遍的なデザインにあります。ココ・シャネルが愛した乗馬の馬具からインスピレーションを得たと言われるひし形のキルティングは、バッグにふっくらとした立体感を与え、エレガントで洗練された印象を生み出します。
このデザインは、流行に左右されることなく、どんなファッションにも馴染むため、フォーマルな場からカジュアルな装いまで幅広く活躍します。時を超えても色褪せない、飽きのこないデザインこそが、マトラッセが世界中の人々を惹きつけてやまない理由の一つです。
2-2.実用性が高く型崩れしにくい
マトラッセの魅力は、美しい見た目だけでなく、その優れた実用性にもあります。ダイヤ型のキルティングは単なる装飾ではなく、レザーを補強し、バッグの型崩れを防ぐという機能的な役割も果たしています。特に、キャビアスキンなどの丈夫な素材が使用されているモデルは、傷や汚れがつきにくく、日々の使用にも耐えうる耐久性を備えているのです。
このため、マトラッセは毎日のように使うことができ、母親から娘へと世代を超えて受け継がれるアイテムとしても知られています。
2-3.ブランド力と資産価値
シャネルは世界的なラグジュアリーブランドとしての地位を確立しており、マトラッセはその象徴的なアイテムです。この揺るぎないブランド力と年々上昇する希少性が、マトラッセに高い資産価値をもたらしています。
近年、シャネルは原材料費の高騰やブランド戦略の一環として、頻繁に価格改定を実施しています。これにより新品の定価は上昇を続けており、それに伴って中古市場での需要も高まっています。
特に定番のブラックカラーのバッグは安定した人気と高い需要があり、状態が良ければ購入価格に近い、あるいはそれを上回る価格で取引されることも珍しくありません。こうした背景から、マトラッセは単なるファッションアイテムとしてだけでなく、価値が下がりにくい「資産」として所有する人も増えているのです。
3.マトラッセとクラシック・その他のマトラッセとの違いとは
シャネルの「マトラッセ」は、ダイヤモンド状のステッチを施したキルティング技法そのものを指す言葉です。そのため、このデザインが施されたバッグはすべて「マトラッセ」と呼ばれますが、その中には「クラシック」「2.55」「ヴィンテージ」といった、それぞれに独自の歴史と特徴を持つモデルが存在します。ここでは、それぞれの違いを解説します。
3-1.クラシックとマトラッセの違い
シャネルのバッグを語る上で欠かせない「クラシック」と「マトラッセ」は、一見同じように見えますが、両者は異なる点があります。まず、クラシックは、ココ・シャネルが1955年に発表した初代モデル「2.55」を再解釈して1983年に誕生しました。CCロゴのターンロックとレザーで編み込まれたチェーンストラップを採用しています。
両者は見た目にも違いが見られます。クラシックは、ココ・シャネルがデザインした形をそのまま残しているのが特徴で、箱形のシルエットとエレガントなスタイルを保っています。また、生産数が少ないことも人気の理由です。対してマトラッセのデザインは、様々なアイテムに使われており、幅広いシーンで活用できるモデルが発表されています。
素材についても、クラシックの最も代表的な素材はキャビアスキンとラムスキンです。ただし、これらのレザーに加えて、エキゾチックレザー(クロコダイル・オーストリッチ・リザードなど)、キャンバス、ツイードといった多彩な素材が展開されていることもクラシックの特徴です。
3-2.2.55とマトラッセの違い
先程の章で触れましたが、「2.55」は、ココ・シャネルが1955年に初めて発表したショルダーバッグです。一方、「クラシック」は「2.55」をベースに、後のデザイナーであるカール・ラガーフェルドが1983年に再解釈して生まれたバッグを指します。これらのバッグに共通して施されているキルティング技法が「マトラッセ」であり、このデザインが象徴的であることから、通称でショルダーバッグ全体を「マトラッセ」と呼ぶことがあります。
この2つを見分けるポイントは、主に以下の2点です。「2.55」の留め具は「マドモアゼルロック」と呼ばれるシンプルな長方形のターンロックが使われているのに対し、マトラッセにはシャネルのアイコンであるCCマークのロックが採用されています。また、「2.55」のチェーンはシンプルな金属のみですが、現行品のマトラッセはチェーンにレザーが編み込まれているのが特徴です。
3-3.ヴィンテージマトラッセとマトラッセの違い
ヴィンテージマトラッセは、主に1980年代から1990年代前半に製造されたマトラッセを指すことが一般的で、現在のマトラッセ(現行品)とはいくつかの細かな違いがあります。一番の特徴はふっくら感で、ヴィンテージは現行品に比べて、中綿が少なく平らな印象を受けます。現行品はよりふっくらとした厚みのある作りです。
また、ヴィンテージの金具は真鍮製(銅と亜鉛の合金)で、金色がやや黄色味が強い傾向があります。さらに、現行品はロゴのフォントが太く、「MADE IN FRANCE」の表記があるのが基本ですが、ヴィンテージマトラッセでは存在しなかったり、表記の仕方やフォントが異なるのが特徴です。
これらの違いは、時代ごとのデザインや製造技術の変化によるものです。ヴィンテージ品は、現行品にはない独特の雰囲気や希少性が魅力となっています。
4.マトラッセの定価

マトラッセの定価は、モデルやサイズ、素材によって大きく異なります。また、シャネルは年間に複数回の価格改定を定期的に行っており、価格は常に変動しています。2025年2月時点の主要なマトラッセの現行価格は以下の通りです。
| モデル名 | 参考定価 |
| マトラッセ17 | ¥805,200 |
| マトラッセ20 | ¥838,200 |
| マトラッセ23 | ¥1,676,400 |
| マトラッセ25 | ¥1,744,600 |
| マトラッセ30 | ¥1,879,900 |
| マトラッセ33(デカマトラッセ) | ¥1,981,100 |
5.マトラッセの値段は高すぎる?
マトラッセの価格は、近年驚くほどのペースで上昇しており、「高すぎる」と感じる方が多いのではないでしょうか。特に最近では、中古市場でも価格が高騰しているため、新品だけでなく全体的に価格が上がっている傾向にあります。
5-1.マトラッセの値段が高すぎる理由
マトラッセの価格が高騰している背景には、いくつかの複合的な理由があります。まず、一つ目に挙げられるのが原材料や輸送費の高騰です。マトラッセに使われる最高級のレザーは、需要の高まりや希少性からその価格が上昇しています。
また、為替相場(円安)の影響も大きく関係します。フランスを拠点とするシャネルは、日本円がユーロに対して安くなる円安の影響を直接受けるため、輸入コストが増加し、それが商品の定価に反映されているのです。
そして、これらの要因に加えて重要なのがブランド戦略です。シャネルは「希少性」や「ブランド価値」を高めるため、意図的に価格をコントロールしています。これにより、マトラッセは単なるファッションアイテムではなく、価値が下がりにくい「資産」としての側面を持つようになっているのです。
5-2.約10年前からどれくらい値上げされた?
約10年前、マトラッセ(23cmや25cm)は定価が40万円〜50万円程度で購入できました。しかし、現在の同じモデルの価格は150万円〜170万円台にまで高騰しています。これは、わずか10年間で3倍〜4倍にまで価格が上昇したことになります。この値上げ幅は、他の高級ブランドと比較しても非常に大きいと言えるでしょう。
6.マトラッセのサイズ展開・サイズ比較
シャネルのマトラッセ チェーンショルダーバッグは、幅広いサイズ展開があるのが特徴です。そのサイズは、バッグの横幅(約〇〇cm)で表されることが多く、用途や好みに合わせて最適なものを選ぶことができます。ここでは、それぞれのサイズの特徴や収納力を見ていきましょう。
6-1.マトラッセ17
サイズ:横幅17×高さ13×マチ6cm
マトラッセのショルダーバッグの中で、最もコンパクトなサイズです。横幅が約17cmと非常に小ぶりで、可愛らしい印象を与えます。このサイズ感はファッションのアクセントとして最適で、アクセサリー感覚で持てることが魅力です。
収納力は必要最低限で、長財布は入らないため、コインケースやカードケースが必須となります。そのため、日常使いというよりは、パーティーや食事会など、荷物が少ないシーンで活躍するでしょう。
6-2.マトラッセ20
サイズ:横幅20×高さ16×マチ6.5cm
一般的に「ミニマトラッセ」と呼ばれ、17cmサイズより少し大きいモデルです。横幅が約20cmと可愛らしいサイズ感のため、ミニバッグブームにのって人気が高まっています。スマートフォンや鍵などの必要最低限の荷物が収納可能です。カジュアルからエレガントまで、様々なスタイルに合わせやすいサイズとなっています。
6-3.マトラッセ23
サイズ:横幅23×高さ15×マチ6.5cm
特に日本の女性から絶大な人気を誇るモデルの一つです。横幅が約23cmと、長財布や大きめのスマートフォンも無理なく収納できる実用性の高さが魅力です。マトラッセのエレガントな雰囲気を保ちながらも、普段使いしやすいバランスの取れたサイズ感となっています。マトラッセを日常的に使いたい方や、初めて購入する方におすすめのサイズです。
6-4.マトラッセ25
サイズ:横幅25×高さ16×マチ6.5cm
世界的に最も定番のサイズです。横幅が約25cmあり、マトラッセの持つ普遍的な美しさが最も際立つとされています。この王道サイズは、長財布や化粧ポーチ、手帳など、普段持ち歩く荷物がしっかりと収まる優れた収納力が魅力です。
流行に左右されない一生もののバッグを探している方や、マトラッセのクラシックな美しさを最大限に楽しみたい方におすすめです。定番サイズであるため、資産価値が高く、リセールしやすいという特性も持っています。
6-5.マトラッセ30
サイズ:横幅30×高さ19.5×マチ9cm
横幅が約30cmとマトラッセ25に比べて一回り大きく、力強い存在感があります。収納力は非常に高く、A5サイズの手帳やペットボトルなども収納できるため、荷物が多い日に重宝します。バッグをコーディネートの主役にしたい方や、周りと差をつけたい方におすすめのサイズです。シンプルな服装でも、このバッグを合わせるだけで一気に華やかな印象に変わります。
6-6.マトラッセ34
サイズ:横幅34×高さ22×マチ10cm
通称「デカマトラッセ」と呼ばれ、マトラッセのショルダーバッグの中で最も大きなサイズです。横幅が約34cmと圧倒的な存在感を放ちます。1泊程度の旅行にも使えるほどの容量があり、荷物が非常に多い方におすすめです。
日本ではあまり見かけないサイズのため、人とかぶりにくいという希少性も魅力となっています。チェーンを短くしてハンドバッグとして持つと、より大胆で迫力のあるスタイルが楽しめますが、中身を入れるとかなりの重さになることや、合わせる洋服によってはバランスが難しくなる点には注意が必要です。
7.マトラッセ23とマトラッセ25はどっちがおすすめ?
マトラッセの中でも、特に購入を迷う人が多いのが「マトラッセ23」と「マトラッセ25」です。どちらもマトラッセの定番サイズですが、それぞれ異なる魅力と特徴を持っています。ここでは、両者の特性やおすすめポイントを紹介します。
7-1.【マトラッセ23】上品でスマートなサイズ感
マトラッセ23は、横幅が約23cmと長財布がぴったり収まるサイズ感です。その上品でスマートな見た目は、マトラッセのエレガントで洗練された印象を最も強く感じさせます。
特に小柄な方や細身の方にとって、全体のバランスが取りやすく、すっきりとした見た目を好む方に最適でしょう。荷物が少ない方や、バッグをさりげないアクセントとして持ちたい方にもぴったりで、フォーマルな場やきれいめなスタイルにすっきりと馴染み、控えめな印象を与えてくれます。
7-2.【マトラッセ25】使い勝手抜群!憧れの王道サイズ
マトラッセ25は、横幅が約25cmと23cmよりも一回り大きく、マトラッセの象徴的なシルエットが最も美しく見えると言われる王道サイズです。華やかで存在感があるため、バッグがコーディネートの主役になります。
長財布はもちろん、スマートフォンや化粧ポーチ、手帳など日常の必需品をすべて収納できる実用性の高さも魅力です。荷物が多めの方や、普遍的なデザインを選びたい方におすすめです。また、定番サイズであることから、資産価値が高く、リセールしやすいという特性も持ち合わせています。
8.シャネルのマトラッセの素材
シャネルのマトラッセに使われる素材は、そのバッグの印象や耐久性を大きく左右する重要な要素です。定番のレザー素材だけでも、それぞれ異なる質感や特性を持ち、選ぶ楽しさがあります。ここでは、マトラッセを代表する3つの素材について解説します。
8-1.キャビアスキン
キャビアスキンは、牛革に特殊な型押しを施すことで、まるでキャビアのような粒状の凹凸を表面に作り出した素材です。マトラッセの素材の中でも、最も人気が高く、実用性に優れているのが特徴です。
独特の硬さとハリがあるため、傷や擦れに強く、耐久性にも優れています。そのため、日常的に気兼ねなく使いたい方や、初めてシャネルのバッグを購入する方におすすめの素材です。また、傷がつきにくいので、購入時の美しい状態を長く保つことができるのも大きな魅力です。
8-2.カーフスキン
カーフスキンは、生後6ヶ月以内の仔牛の革を指す素材です。仔牛の革は、大人の牛革に比べてきめが細かく、柔らかくしなやかな質感が特徴です。控えめな光沢と上品な高級感があり、触り心地も滑らかです。
キャビアスキンよりも繊細ですが、ラムスキンよりは丈夫であるため、両者の良いところを併せ持っています。美しい質感を楽しみつつも、ある程度の耐久性を求める方におすすめの素材です。
8-3.ラムスキン
ラムスキンは、生後1年未満の子羊の革を指す素材です。シャネルの素材の中でも、最も柔らかく滑らかな質感を持ち、肌に吸い付くようなしっとりとした手触りが特徴です。控えめな光沢が放つ繊細で上品な美しさは、ラムスキンならではの魅力と言えるでしょう。
その美しい見た目から、パーティーシーンやフォーマルな場に最適な素材ですが、非常にデリケートなため、傷や擦れには注意が必要です。取り扱いには細心の注意を払う必要がありますが、その分、持つ人の優雅さを引き立ててくれる素材です。
9.マトラッセを購入して後悔?その理由と対策とは

憧れのマトラッセを手に入れたものの、「思っていたのと違った…」と後悔してしまうケースがあります。ここでは、購入後に後悔しないために、その主な理由と、それぞれに対する対策を解説します。
9-1.ダブルフラップがわずらわしく感じて後悔?
多くのマトラッセに見られるダブルフラップ(二重の蓋)は、見た目の美しさやセキュリティの高さが魅力ですが、開け閉めに手間がかかるため、わずらわしく感じる方もいます。特に急いでいる時や会計の際などは、不便に感じて後悔につながるかもしれません。
このような後悔を防ぐためには、購入前に実際に手にとり、何度も開け閉めを試してみることが重要です。また、日常的に使うのであれば、開閉がスムーズなシングルフラップのモデルや、フラップのないトートバッグなども検討してみると良いでしょう。
9-2.一目でシャネルとわかるから後悔?
マトラッセは、その象徴的なデザインから一目でシャネルと分かります。憧れだったはずが、いざ持ってみると「周りの目が気になる」「自分のスタイルに合っていないのでは?」といった、「身の丈に合っていない」感じがしてしまい、後悔につながる方もいます。
こうした不安を解消するには、まず何よりも自分に自信を持つことが大切です。どんなに高価なバッグでも、持つ人が自信を持って身につけることで、そのバッグは持ち主の個性となり、より魅力的に見えます。また、TPOに合わせたファッションスタイルを心がけることでも、バッグが浮いてしまう心配を減らせるでしょう。
9-3.思っていたより収納力が低くて後悔?
「マトラッセ23」や「マトラッセ25」は、見た目以上に収納力が低いと感じる方がいるかもしれません。特に、内側のフラップや仕切りが収納スペースを圧迫し、荷物が思ったほど入らないと感じると、後悔につながる可能性があります。また、バッグが型崩れしないように荷物を厳選する必要があり、それがストレスになることも考えられます。
このような後悔を避けるためには、購入前に普段持ち歩く荷物(長財布、ポーチ、スマートフォンなど)を実際に持参し、バッグに収まるか試してみるのが最も確実な方法です。また、収納力を重視する場合は、同じデザインでも横幅が広い「マトラッセ30」や、より容量のあるトートバッグタイプなども検討してみると良いでしょう。
9-4.デリケートな素材を気にするあまり使用頻度が減って後悔?
マトラッセの素材の中でも、特にラムスキンは非常にデリケートです。その柔らかく滑らかな質感は魅力的ですが、傷がつきやすく、少しの擦れでも跡になってしまうため、神経質になるあまり普段使いできず、使用頻度が減って後悔してしまう方もいます。
このような後悔を防ぐには、キャビアスキンを選ぶのが最も堅実な対策です。キャビアスキンは丈夫で傷や汚れに比較的強いため、日常的に気兼ねなく使うことができます。また、素材の特性を理解した上で、思い切って毎日使うことで、バッグを「物」ではなく「相棒」として愛着を持つことができるでしょう。
9-5.同じモデルを持っている人を見て後悔?
シャネルの定番であるマトラッセは、多くの人に愛されているがゆえに、街中で同じモデルを持っている人を見かける機会も少なくありません。特に人気の高いブラックや定番サイズ(25cmなど)を選んだ場合、「せっかく買ったのに人とかぶってしまう」と感じて後悔につながる可能性があります。
こうした後悔を避けるためには、定番から少し外れた選択肢を検討してみるのがおすすめです。定番カラー以外の限定色や、ツイードなどの異素材モデルを選ぶことで、人とは違う個性を演出できます。また、製造年が古いヴィンテージマトラッセを探してみるのも一つの方法です。ヴィンテージは一つひとつに個体差があり、現行品にはないデザインや風合いが楽しめるため、自分だけの特別なバッグを見つけられるかもしれません。
10.マトラッセは恥ずかしい?理由と解消方法
シャネルのマトラッセは、世界中の女性が憧れるアイコンバッグです。しかし、人前で持つことに気後れし、「恥ずかしい」と感じてしまう人もいます。ここでは、そのように感じてしまう理由と、その感情を解消するための方法について解説します。
10-1.マトラッセが恥ずかしいと感じる理由
マトラッセが恥ずかしいと感じる理由は人それぞれですが、ここでは2つの理由を取り上げます。一つ目は、マトラッセが若い世代のイメージが強いため、40代以上の方が持つと「若作りしている」と思われてしまうのではないか、という心配です。
二つ目は、マトラッセは非常に人気が高いため、残念ながら偽物が多く出回っていることです。このことから「自分が持っているマトラッセは偽物だと思われているかもしれない」という不安を抱き、人前で堂々と持つことができず、恥ずかしいと感じる人もいるのです。
10-2.「マトラッセは恥ずかしい」を解消する方法は?
こうした「恥ずかしい」という感情を乗り越え、自信を持ってマトラッセを持つためには、いくつかの解消方法があります。まず何よりも大切なのは、自分に自信を持つことです。マトラッセは時代を超えて愛される普遍的なデザインなので、年齢を問わず持つことができます。40代以上の方が持つことで、そのバッグはより洗練されたエレガンスを引き出してくれるでしょう。
そして、「偽物だと思われたらどうしよう」という不安については、まず信頼できる場所で購入することが何よりの解決策です。シャネルの直営店や正規の流通ルート、鑑定済みのヴィンテージショップなどを利用すれば、本物であるという安心感を持って愛用できます。本物であるという確信が、堂々と振る舞う自信につながるでしょう。
11.マトラッセはシャネルの伝統がつまった特別なデザイン
マトラッセは、単なるファッションアイテムを超え、シャネルの創業者ココ・シャネルの哲学が詰まった不朽の名作です。「女性を両手から解放したい」という思いから生まれたこのバッグは、普遍的なキルティングデザインと実用性を両立させ、その伝統は「クラシック」バッグとして今もなお受け継がれています。
キャビアスキンやラムスキンといった素材の持つ魅力、そして多様なサイズ展開は、単なる見た目の美しさだけでなく、耐久性や収納力といった機能面でも多くの女性の心を掴んできました。後悔の声がある一方で、マトラッセは時代や流行に左右されない普遍的な価値を持ち、資産としても注目されています。高価なバッグを長く愛用し、自分の人生に寄り添う特別なアイテムとして育てることは、何物にも代えがたい喜びを与えてくれるでしょう。
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