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2024年3月08日

ヴィトンのエピの耐久性は?特徴や素材について徹底解説

ヴィトンのエピは、定番のモノグラムに並んでとても人気の高いモデルラインです。モノグラムのようにブランドの強い主張のないシンプルなデザインが好まれ、発売当初から多くの人に愛されています。エピのような落ち着いたデザインは飽きずに何年も使い続けられることが魅力です。

しかし、気になるのはエピの耐久性ですよね。ヴィトンのエピシリーズはモノグラムに比べて劣化しやすく耐久性に弱いという意見を耳にすることがありますが、実際のところどうなのでしょう。

今回はヴィトンのエピシリーズの特徴や耐久性、人気のアイテムなどについて解説していきます。エピ以外におすすめのヴィトンのラインについても紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。

1.ヴィトンのエピとは?

ルイ・ヴィトンのエピは1985年に発表されたラインです。

1920年代にインドのバローダ藩王がオーダーしたティーケースに使用した型押しのパターンが元になっていると言われています。

「エピ」とはフランス語で「麦の穂」を意味する言葉で、エピの素材に施される線状の型押しが「風に揺れる麦の穂」のように見えることが名前の由来です。

「麦の穂」はヨーロッパでは豊かな恵みを象徴し、幸運のシンボルとされてきました。

エピラインは、発売から40年近く経った今も根強い人気を誇り、世界中から愛され続けています。

2.ヴィトンエピの特徴

ヴィトンエピには、モノグラムやダミエなどのラインとはまた違った特徴や魅力があります。

ヴィトンの中でもシンプルなラインであるエピが長年変わらず愛され続けるのは、エピの持つ特徴に理由が隠されています。第2章ではヴィトンエピならではの特徴について解説します。

2-1.見る角度による光沢感の違い

エピ特有の線状の型押しがあることで、光の当たり方や見る角度によって光沢感に違いが見られることが、まずひとつの特徴です。表面に型押しのない一般的なレザーは、光が当たっても反射するだけで光の変化は見られません。

それが、エピのような細かい線状の型押しが施されていると、光に当たった時に陰影ができて、光沢や質感など見た目の印象に変化が現れるのです。

また、陰影によって色彩に微妙な変化が生まれ、わずかなカラーの違いが生まれます。光や見る角度によって微妙な変化を楽しめることが、エピの魅力のひとつです。

2-2.デイリーに使える上品なデザイン

エピは光の反射による光沢の変化が楽しめますが、素材に使われるレザーはマットな質感で、決して派手派手しい光沢ではなく落ち着いた印象があります。

エピは特徴的な型押しのデザインではありますが、いかにもヴィトンという印象ではなく、ブランドロゴも控え目なので、さりげなくヴィトンを持ちたいという人に人気です。

普段使いにはもちろん、ビジネスやフォーマルな場面でも浮くことなく活躍してくれるでしょう。

エピの無駄のないシンプルで洗練されたデザインは、流行に左右されず長く使い続けられることから、年齢や性別に関係なく、現在まで多くの人から愛されています。

2-3.ヴィトンエピのカラーバリエーション

エピはカラーバリエーションが豊富なことも特徴です。発売当初は、ブラック、ブルー、グリーン、ベージュ、ブラウンの5色展開でした。

初代カラーは、トレドブルー、ボルネオグリーン、ケニアブラウンなど、地名を色でイメージしたネーミングが特徴です。2012年にシアン、シトロン、カカオなどの11種類が追加、2014年にはリラやローズクレール、ミモザなど、さらに8種類が追加されました。

それ以降も、その時々のトレンドカラーを追加するなど、現在は廃盤となって手に入りにくいレアなカラーもあります。

くすみ系カラー、鮮やかな原色カラー、バイカラーなど、さまざまな種類が揃っていて、自分のお気に入りのカラーのアイテムを選べばさらに愛着がわくでしょう。

3.ヴィトンエピの耐久性は高い!使用されているカーフ素材の強み

ヴィトンの中でもエピは耐久性が高いことで知られています。その理由は、エピに使われるカーフ素材とエピ特有の型押し加工にあります。

ここから、エピに使われる素材の強みに関して解説していきます。

3-1.数あるレザーの中でも水に強い

ヴィトンのモノグラムやダミエは塩化ビニールコーティング(PVC)素材のため、劣化するとヒビ割れたり、素材がポロポロと剥がれてしまいます。

一方、エピに使われている素材は、牛革の中でも希少性の高いカーフスキンを使用しています。カーフスキンは、生後6ヶ月以内の仔牛の革のことで、滑らかな手触りと上品な光沢が特徴です。

エピに使われる素材はエピレザーとも呼ばれ、高品質なカーフスキンに特殊な染色と型押し加工を施すことで、耐久性が高くなり経年劣化しにくいことが特徴です。

丈夫で水にも比較的強いため、普段使いをしていてもダメージを受けにくく、水に濡れてしまっても、すぐに拭き取るなどすれば後に残ることは少ないでしょう。

3-2.多少の傷でも目立たず長く使える

エピは、全面に細かな型押しが施されているおかげで、多少のキズやシワができてしまっても目立ちません。

レザー製品は、普段使いをしているとどうしてもキズやシワはついてしまうもの。

その点エピはそこまで気を使わずに、長期間の使用でも美しい状態を保つことができて、長く愛用できることが大きな特徴となっています。

4.ヴィトンエピのお手入れ方法

日頃から大事に扱い、お手入れをすることでより長くレザーの本来の美しさをキープできます。

日常的なお手入れは、柔らかい布で優しく汚れを拭き取るようにしましょう。汚れがついてしまったら水で軽く湿らせた柔らかい布で拭きます。ゴシゴシと力を入れて汚れを落とそうとすると、エピ独特の風合いが落ちてしまうので気をつけてください。

1〜2ヶ月に1回程度、定期的に専用のクリームやコンディショナーを使うと、革が柔らかくなり、表面の光沢を維持できます。

また、エピは防水性に優れていて水には比較的強いですが、それでも雨に濡らしてしまうことは革にとって良くありません。濡れると革の質感や色合いに影響を与える可能性があります。

できれば雨の日の使用は避けるのがおすすめですが、もし雨天時に使用する場合は、高級レザー専用の防水スプレーを前もって使って予防策を取るようにしましょう。

使用後はしっかり乾かし、保管の際は、直射日光や高温、湿気を避けるようにすることも大切です。

5.ヴィトンエピの派生シリーズの紹介

ヴィトンのエピにはレザー以外の変わった素材やカラーの派生シリーズがいくつか出ているのでご紹介します。

5-1.サイバーエピ

2000年に発表されたミレニアム限定コレクション。見た目は通常のエピと変わりないですが、ブラックライトに当たるとモノグラムが浮かび上がるようになっています。

5-2.エピプラージュ

2001年春夏コレクションで発表されたシリーズです。「プラージュ」はフランス語で「浜辺」の意味。ビニール素材でつくられたリゾート感の溢れるラインです。夏っぽいオレンジやブルーなどの鮮やかなカラーが揃っています。

5-3.エピストレッチ

2002年に発表されたシリーズ。ストレッチ素材の内布にスクエア型のエピ・レザーが規則正しく並べられています。バッグに物を入れるとスクエアカットされた隙間から内布が見えるというおしゃれなデザインです。

5-4.エピデニム

デニムカラーのさわやかでカジュアルな印象のシリーズです。素材がデニムというわけではなく通常のエピレザーになります。

5-5.エピ ノワールエレクトリック

2010年に登場したコレクション。一見は通常のノワールカラー(黒色)のエピに見えますが、エナメル素材の光沢感と艶が特徴です。

6.ヴィトンエピのおすすめアイテム【バッグ編】

バッグにはエピの特徴である美しさ、耐久性、豊富なカラーが最大限に生かされていて、とても人気が高いアイテムです。

ちょっとしたお出掛けに便利なハンドバッグやショルダーバッグ、通勤やショッピングにも使える大容量のトートバッグなど、さまざまな種類のバッグがあるので、ここでは7つに厳選しておすすめのバッグをご紹介していきます。

6-1.アルマBB

アルマBBは、ヴィトンの定番アイテムアルマをそのままコンパクトにしたものです。

取り外し可能なショルダーストラップが付いていて、ハンドバッグとショルダーバッグの2Way仕様。その日の気分やコーディネートによって持ち方を変えられるのが魅力です。

丸みを帯びたフォルムはフェミニンで品があり、カジュアルにもフォーマルな場面にもマッチします。ファスナーが底の近くまで開くので、荷物を取り出す時に必要に応じて大きく開くことができます。底がしっかりしているので型崩れしにくく、長く愛用できることも人気の理由です。

6-2.ツイストPM

ツイストPMは2015年に発表されたシリーズのひとつで、エピレザーにインパクトのあるLVのツイストロックがあしらわれたチェーンショルダーバッグです。

ひねると「L」が「V」になってVが重なり合うと開くという遊び心に溢れた開閉式のロックになっています。ショルダーのチェーンがエレガントさを引き立て、カジュアルからパーティーシーンまで幅広く活躍します。

チェーンは肩に当たる部分がレザーベルトに切り替えられていて、肩への負担がかからないようになっているのも嬉しい配慮です。

横幅23cmの十分な収納スペースにオープンポケットが2つついて、財布や携帯、化粧ポーチなどの必需品はしっかり収めて出掛けられます。

6-3.サックプラPM

サックプラは、1968年に誕生した縦長のトートバッグです。無駄のないシンプルなデザインが、より一層エピの高級感を引き立たせていて、発売当初から男女問わず人気があります。

PMは現行のサックプラの中で一番大きいサイズで、A4サイズの書類やノートパソコンが収納でき、ビジネスシーンにも活躍します。2020年のリニューアルで取り外し可能なショルダーストラップが追加されて、より使いやすくなりました。

6-4.ネオノエBB

ネオノエは、以前に製造されていた「ノエ」をベースに一新した巾着型のショルダーバッグです。ノエにはなかった内部ファスナー付きの収納ポケットや、絞りひもにスライド式の留め具がつくなど、より使いやすくアップデートされています。

ネオノエBBは、コンパクトサイズでショルダーストラップを取り外してハンドバッグとして持つにもちょうどいいサイズ感です。

エピレザーの高級感が感じられるデザインで、カラーによっても印象が変わるので、選ぶ時は色の組み合わせにも注目するといいでしょう。

6-5.サン・ジャック

サンジャックは、肩掛けショルダーバッグにもトートバッグとしても使えるバッグで、荷物の多い時や小旅行などに最適です。あえて内側に仕切りをつくらず、荷物をたくさん入れられるように設計されています。

開口部分はファスナー式になっているため、中身を見られる心配もありません。デザインが特徴的な逆台形型のフォルムで、置いた時に安定感があり倒れずに自立してくれるのもポイントです。

6-6.マレル・トートBB

マレル・トートはエピコレクションのひとつで、シンプルで洗練されたデザインが人気です。

バッグの外ポケットには、バッグ本体とチェーンで繋がった取り外しが可能なキャンパス素材のポーチが付いています。

フロントポケットにあしらわれたLVのロゴはカットアウトされていて、ポーチのモノグラムパターンがさりげなく見えるのが遊び心に溢れていておしゃれです。

ストラップがついているので、ショルダーバッグやクロスボディバッグとしても楽しめます。バッグの中には真ん中に仕切りがあって荷物をきちんと整頓して入れられるのもポイント。

エレガントさと実用性を兼ね備えていて、コーディネートを華やかにしてくれるアイテムです。

6-7.ネヴァーフルMM

ネヴァーフルは、「どんなに荷物を入れても溢れない」というコンセプトを持つトートバッグです。

ネヴァーフルMMはその名のとおり収納力が抜群で、A4サイズの書類はもちろん、パソコンもすっぽり収まります。開口部が広く、荷物を出し入れしやすいことも嬉しいポイントです。

ネヴァーフルの持ち手は、一見細くて華奢に見えますが、厚めに切った1枚革を2本の縫込みで補強するという特殊な縫製でつくられていて、100キログラムのものを入れても壊れないと言われています。

耐久性に大変優れているため、普段使いしてもすぐにへたったりせず、長い間使えることも魅力のひとつです。

落ち着いた印象のあるエピのネヴァーフルなら、仕事でもプライベートでもシーンを選ばずに活躍してくれるでしょう。

7.ヴィトンエピのおすすめアイテム【財布編】

バッグに続いて人気のエピの財布は、高級感があり丈夫で長く使えるため、男女問わず人気があるアイテムです。

エピならではの豊富なカラー展開で、選ぶ色によっても雰囲気が変わるのも魅力のひとつ。
ここからエピラインの5つのおすすめの財布をご紹介します。

7-1.ポルトフォイユ・マルコNM

2つ折りのシンプルな財布で、エピのメンズ財布としての定番アイテム。
サイズは幅11cm×高さ9cm×マチ2.5cmで、ポケットにもすっきり収まる大きさです。

コンパクトでありながら、カードポケット4つ、札入れ2つ、コインも収納できて機能性に優れています。エピは耐久性が高いので、毎日使っていても長く使うことができるのが特徴。バッグの中に入れて持ち運んでも、場所を取らないので荷物を増やしたくない人にもおすすめです。

7-2.ポルトフォイユ・ブラザ

エピのポルトフォイユ・ブラザは高級感のある長財布で、プライベートやビジネスにも活躍します。サイズは幅10cm×高さ19cm×マチ2cmと、長財布でもそれほど大きさを感じません。

クレジットカード用のポケットが16、紙幣やチケットなどを収納できるフラットコンパートメントが3つ、さらにファスナー付き小銭入れもついているので、たっぷり収納ができます。

エレガントさと機能性を兼ね備えている人気のモデルです。

7-3.ポルトフォイユ・サラ

ポルトフォイユ・サラはホック開閉式の長財布です。

旧型はまっすぐなフラップ(ふた)だったのが三角形型に変わって、よりスタイリッシュで女性らしいスタイルになりました。

フロントのホックを開けた時に収納部分が大きく開くので、中身が見やすく実用性に優れています。小銭入れも大きく開いて使いやすい仕様です。

定番のノワールだけでなく、鮮やかなレッドのコクリコや、目を引くイエローのミモザ、エレガントなアンディゴブルーなどのカラーも人気です。

7-4.ジッピー・ウォレット

エピの独特な光沢感が引き立つ長財布で、男女問わず人気があります。

幅19.5×高さ10.5cm×マチ2.5cmと、長財布の中でも大容量です。

12のカードポケットと2つの札入れ、マチ付きコンパートメントが3つもついて収納力は抜群。カード類や紙幣、レシートなど、財布にたくさん収納しておきたい人におすすめです。

大きく開くラウンドファスナータイプなので出し入れがしやすく、使いやすさにも大変優れています。

7-5.ジッピー・コインパース

幅11cm×高さ8.5cm×マチ2cmのコンパクトなサイズのコインケースです。

外側まで大きくファスナーが開くので、小銭の出し入れがしやすく支払い時もスムーズでストレスがありません。

内側にカード用ポケットが4つと内フラットポケットが2つついていて、小銭だけでなくクレジットカードや免許証、折り畳めば紙幣も収納ができます。

キャッシュレス派や大きい財布を持ちたくない方におすすめです。

8.エピ以外のおすすめライン

ヴィトンにはエピの他にも、さまざまなラインが展開されています。ヴィトンといえば有名なあのパターンも、どのような意味があるのか詳しく知る人は少ないかもしれませんね。

ここからはヴィトンを代表するモデルラインについて6つご紹介します。

8-1.モノグラム・キャンバス

世界一有名なパターンと言っても過言ではないヴィトンのモノグラム。

創業者ルイ・ヴィトンの息子で、2代目となるジョルジュ・ヴィトンが考案し、1986年に商標登録されました。

「モノグラム(Monogram)」は英語で「組み合わせた文字」という意味で、花と星のモチーフと、創業者ルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」を重ねたロゴが規則的に並んでいます。

ダークブラウンの地色に淡いベージュで模様が施されたデザインは、落ち着いた品と華やかさがあり、男女問わず幅広い年齢層から人気です。

一目見れば誰もが「ルイ・ヴィトン」と分かるモノグラムキャンバスは、120年以上経った今も変わらずブランドの象徴としてあり続けています。

モノグラムに使われている素材は、一見レザーのように見えますが、トアル地という綿素材にポリ塩化ビニル(PCV)という合成樹脂をコーティング加工したものになります。トアル地は、傷や汚れが付きづらく耐久性が非常に高いことがメリットとなっています。

一方で、経年劣化による加水分解が起こり、生地がベタついたり剥がれてしまうというデメリットもあります。対策として、直射日光を避けて風通しの良い場所に保管するようにしましょう。

8-2.ダミエ・キャンバス

ダミエは1888年に誕生した柄で、実はモノグラムよりも古い歴史を持っています。

「ダミエ」はフランス語で「市松模様」という意味で、ベージュと茶褐色の正方形が交互に並んだデザインが特徴です。シンプルで落ち着きのあるデザインが人気で、発売当初から人気でヴィトンの定番ラインとなりました。

それゆえにコピー品が出回り、対策として2代目のジョルジュ・ヴィトンが商標登録したと言われています。ダミエもモノグラムと同じトアル地が素材として使われています。

ダミエには他に、紺碧のブルー×アイボリーのさわやかで若々しさのあるダミエ・アズールと、ブラック×グレーのモノトーンでシックな印象のダミエ・グラフィットがあります。

8-3.タイガ

タイガは、ルイ・ヴィトン初となるメンズラインとして1993年に登場しました。
「タイガ」とは、ロシア語で「針葉樹の森林地帯」を意味する言葉です。

上質な牛革に細かく繊細な型押しが施されたクールで高級感のあるデザインで、大人の男性に人気のあるラインとなっています。

タイガもエピと同じく細かな型押しがされているため、キズが目立ちにくく耐久性に優れていることがメリットです。

モノグラムやダミエのように一目見てヴィトンと分かる柄がないため、エピと同様にさりげなく良いものを持ちたい人に好まれ、ビジネスシーンにもマッチします。

タイガには、もともとは名前の由来となっているロシアの針葉樹をイメージした「エピセア」という深緑色のカラーしかありませんでしたが、タイガの人気に伴いノワール(黒)やダークブラウンなどのさまざまな色が発売されるようになりました。

光沢があるエピとは反対に、タイガはマットな質感が特徴となっています。

8-4.ヴェルニ

ヴェルニは、デザイナー、マーク・ジェイコブスがルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任した1998年にデビュー作として発表されました。

フランス語で「ヴェルニ」は「エナメル」という意味がある通り、上質なカーフレザーにエナメル加工を施し、モノグラムモチーフが型押しされています。

エナメル特有の艶と輝き、そして美しい色彩が華やかさと高級感を漂わせ、女性を中心に人気となり、ヴィトンを代表するラインのひとつとなりました

ベーシックなベージュやブラックからビビットな赤やピンクなど、カラーバリエーションが豊富なことも特徴で、発売から現在まで廃盤カラーも含めて50種類以上になります。

エナメル加工を施していることにより、耐久性が非常に高く傷が付きにくいことがメリットとなっています。

一方で、色褪せが起こることがあるので、直射日光が当たる場所には置かないようにしましょう。特に淡色系の薄いカラーは光に弱く色褪せやすいので特に気を付ける必要があります。

8-5.マヒナ

マヒナは、2007年に登場したラインで、ルイ・ヴィトンで初めてソフトレザーが使われたことでも話題となりました。

「マヒナ」は、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉「月の女神」という意味があります。

マヒナのモノグラムには、パーフォレーション(パンチング)と呼ばれる穴を開ける加工が施されていて、優しい雰囲気が特徴です。滑らかな手触りと柔らかな質感は、特に女性からの人気が高いです。

革が薄めなので、重さをあまり感じないのもメリットとなります。柔らかい素材なためシワや傷が付きやすい傾向があるので注意しましょう。

8-6.アンブラント

アンプラントは2010年に登場しました。過去のラインナップにあった光沢のある「モノグラム・グラセ」と光沢のない「モノグラム・マット」の後継アイテムとなります。

「アンプラント」とはフランス語で「刻印」を意味する言葉です。

ヴィトンのモノグラムパターンを型押しした凹凸のあるデザインで、シックで落ち着いた仕上がりになっています。シンプルかつ高級感があり、女性だけでなく男性にも人気のラインです。

素材は上質なカーフレザーを使用していて、キメの細かい柔らかな手触りが特徴です。使い込むほど手に馴染み艶が出てくるので、質感や風合いの変化を楽しめます。

また、マヒナと同じく柔らかい素材なため、キズが付きやすい傾向があるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ヴィトンエピの特徴や使われる素材、耐久性、おすすめのアイテムなどについて解説させていただきました。

エピは、高品質なレザー素材にエピの名の由来である麦の穂の柄が型押しされていることにより、耐久性に優れ丈夫で長く愛用ができるラインです。

定期的なお手入れと保管や扱いに気を付けることで、より長く美しいエピレザーを保つことができます。

トレンドに関係なく使えるシンプルで上品なデザインも、多くの人から長年に渡って支持されている理由で、今後も変わることなくヴィトンの代表ラインのひとつとしてあり続けるでしょう。

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