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2024年1月30日

【年間生産本数世界一】ティソとは?歴史や魅力を徹底解説

高級時計ブランドのティソをご存知でしょうか。高級時計にそこまで詳しくない方でもティソの名前を聞いたことがあるかもしれません。ティソは年間で最も多く生産されたブランドとして知られており、つまり世界で最も多くの人々に届いているともいえます。この記事ではティソの歴史、魅力、代表シリーズ、ティソの時計を着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。

目次

1.【年間生産本数世界一】ティソの歴史

1-1.1853年スイスル・ロックルにてシャルル・ティソ父子により創業

1853年スイスヌーシャテル州ル・ロックルでシャルル・ティソ父子によってティソは創業されました。創業当時から高い技術力はもちろん、時代を先取りする先見性やマーケティング能力に秀でたブランドでした。

それを支えたのはチャールズ・エミル・ティソで、父チャールズ・フェリシアン・ティソよりも広く柔軟な視野をもつ彼は勉強と視察のため5年間アメリカで修行しています。この海外修行によってロシア、アメリカ、日本など海外のマーケットを獲得するに至ったと言われています。

1930年にエミルの息子ポールに経営がたくされるとオメガと共にスイスSSHI(時計産業株式会社)を設立し、組織と販売網の拡大を行いました。のちにクオーツショックで経営難に陥った際に傘下に入ることで難を逃れたのもこのときの繋がりがあったからかもしれません。

1-2.数々の歴史的モデルを発表

時代が少し前後しますが1916年にロマノフ王朝の依頼で製造、献上されたプリンス(通称バナナウォッチ)が生まれました。レクタングラーのアールヌーヴォー様式が特徴のモデルで、現行でもティソの代表モデルとして愛されています。天才フランクミュラーに影響を与えたとも言われており、時計界のデザイン全体へ貢献したと言えます。

エミルの息子ポールに経営権が移った1930年、ティソは世界初の磁気帯び対策が施された耐磁性腕時計を発表しました。当時は今のようにスマートフォンやPCがない中で、今後こうした機器を多くの人が使うようになる未来を予測していたとされています。

1953年にはティソ創業100周年記念として自動巻きモデルセンチュリーを発表。同年に発表したワールドタイマーは24都市の時刻を同時に知ることができる画期的なモデルとして爆発的にヒットしました。戦後海外との交流が盛んになり始めた頃の世の中の動きをしっかり掴んだ先見性で生まれたモデルです。

1965年にスポーツウォッチPRS516を発表。モータースポーツウォッチの元祖となる存在です。のちにPRX、PRCといった派生モデルも発表されており、PRから始まるシリーズの初代となるモデルでした。

1-3.1971年クオーツショックの影響によるスウォッチグループへ

1971年クオーツショックの影響により機械式時計に未曽有の逆風が起こったことで同族経営に終止符を打ちました。オメガ等も所属するスウォッチグループ傘下に入ることでブランドを継続することができました。経営陣は変わったもののティソ自体のコンセプトは変わりませんでした。同年には世界初のオールプラスチックの時計イデア2001を発表。斬新で革新的なアイデアはスウォッチグループによるオールプラスチックモデルスウォッチに引き継がれています。

1999年には世界初のタッチパネル式腕時計Tタッチを発表。スマートフォンが流通してきたのは2008年頃からなので、時代を先取りしたモデルでした。現行モデルとして改良され、コネクテッドウォッチTタッチコネクトとして生まれ変わっています。ティソは買収後も変わらずこうした革新的な時計を次々とつくり続けています。

2.【年間生産本数世界一】ティソの魅力

2-1.本場スイスで創業した170年を超える長い歴史

ティソの魅力の一つがブランドが積み上げてきた長い歴史です。創業から170年ともなると時計ブランドとしては老舗で、クオーツショックやスマートウォッチの泰隆など様々な波を超えてきています。ティソが創業したころには既にル・ロックルには時計ブランドがひしめき合っていたとのことですが、そのほとんどが現在は廃業となってしまっています。

ブランドによって理由は様々ですが、ティソが存続できたのは先を見据える先見性と時代に合わせる柔軟性が他のブランドよりも優れていたからと考えられています。1971年にオールプラスチックの時計や1999年にタッチパネル式腕時計が発表されていたことからもティソは常に今後どうなるかを見据え、チャレンジしてきています。その時すぐに大ヒットにはならずとも、後にTタッチコネクトとして生まれ変わるなど他ブランドよりもアドバンテージがあると考えると先行投資とも言えるのではないでしょうか。ティソは一歩先を見ているブランドといえます。

2-2.年間生産本数世界一を誇る人気と生産性の高さ

ティソは日本での知名度はそこまで高くありませんが、欧米では圧倒的人気を誇るブランドです。年間の生産本数は2021年で400万本を超えており、少し古いデータですが2007年のデータではティソは年間で200万本を生産し世界一だった頃、第二位のブランドは100万本に届いていないとの話も。それだけ圧倒的な生産本数をもつブランドです。

単純に生産している数量が多い、つまりそれだけ販売され多くのユーザーの元へ届いていることを表しています。スイス公共放送協会国際部によれば、ティソは10億5千万フランを年間で売り上げており、雲上ブランドの一つオーデマ・ピゲと同額の売上をつくっています。時計の単価は10倍くらいするというのに驚きですが、それだけティソの時計が世界中で売れていることを示しています。

2-3.多くのユーザーに好まれる幅広いシリーズの数々

ティソの魅力の一つにコストパフォーマンスの良さが挙げられますが、安いだけではユーザーは手に取りません。ティソはダイバーズウォッチやスポーツクロノグラフ、レクタングラーなど幅広いシリーズで展開することで、多くのユーザーの心を掴むことに成功しました。

幅広いシリーズでいながら奇抜なモデルがないのは、過去に発表されたモデルを復刻したり、インスパイアしたモデルをつくることが多いことが理由です。デザイン面での冒険はせず、歴史やグループから得るデータを元にユーザーの人気が高いものだけをつくることを徹底しています。

3.【年間生産本数世界一】ティソの代表シリーズ

3-1.PRX

後述のダイバーズウォッチシースターをルーツとし、1970年代に発表されたラグジュアリースポーツの雰囲気をまとったクオーツモデルを現代風にアレンジして復活させたシリーズです。ラグを廃しケースと一体化したブレスレットやオーバルなケース形状などレトロでありスポーティーな世界観のあるデザインは、当時流行した数々の名作を彷彿とさせます。ちなみにPRXの名前の由来はPRは「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)を意味し、Xは「10気圧(100m/330ft)防水」をローマ数字で表現したものです。

当時はクオーツモデルだけでしたが2021年復活の際に機械式モデルも発表しました。エンボス加工された格子状の文字盤は立体感を見せることで、美観だけではなく文字盤の視認性も向上させています。王道のラグスポモデルをなぞっているため特別なオリジナリティーを強く感じる部分は少ないですが、なんといっても10万円代で手に入るコストパフォーマンスの良さは他社を寄せ付けません。

3-2.シースター

ティソを代表するダイバーズウォッチシリーズのシースターは1950年代に発表されたモデルから名前を受け継いだシリーズで、堅牢性やデザインは現代的なエッセンスを加えています。中でもシースター2000プロフェッショナルは防水性600mとプロユースなスペックを備えており、コスパ重視なブランドイメージを覆すほど本格モデルです。

また、80時間パワーリザーブやセラミック製ベゼル、シリシウムひげぜんまいといった最新の技術が搭載されています。逆回転防止ベゼルや夜光処理された太く大きな針、インデックスなど視認性がしっかり確保されています。自動巻き3針とクオーツのクロノグラフで展開されており、機能と使い勝手のバランスが保たれています。

3-3.シデラル

シデラルは1971年に発表された「シデラルS」を再解釈したモデルです。1970年代に流行したオーバルなラグのない卵型ケースで、レトロでいてスポーティーな雰囲気もある独特なデザインです。シデラルのスポーティーな世界観に欠かせないラバーストラップはワンタッチで交換可能な方式をとっています。

初代シデラルはミドルケースをグラスファイバーで覆うことで高い防水性を確保していましたが、新シデラルにおいてもスチールと異素材の組み合わせとしてフォージドカーボンを採用しました。防水性は300mとスポーツとして使うには十分です。文字盤にはレガッタの目盛りが描かれており、逆回転防止ベゼルと組み合わせることでセーリングレースのスタートを確認可能です。

3-4.シュマン・デ・トゥレル

シュマン・デ・トゥレルはクラシックでエレガントなデザインをもつブランドが長年培ってきた技術やセンスを体現するシリーズです。スイス、ル・ロックルに位置する本社社屋前から伸びる小道に由来する名前が付けられており、ブランドの思い入れの強さを感じさせます。バーインデックスを中心とした立体感をメインに魅せる文字盤です。

2023年にマイナーチェンジでは納まりきらない改良が行われました。デザインのベースはそのままに針はフラットなバーハンドから立体的なアルファ針へ、インデックス周りのギョーシェ、クルドパリは型で仕上げているものの、よりエッジが立ったものとなっています。グラデーションのかかった文字盤など、10万円代前半(2023年時点)とは思えないコストパフォーマンスの良さで注目を集めています。

3-5.ジェントルマン

機械式時計の産業が熟した時期、1960年代に発表された実在するモデルにインスパイアされつくられたのがジェントルマンシリーズです。デザインこそ当時を思わせるシンプルなものですが、搭載されているのは最新の技術です。長く積み上げてきた歴史から生まれるクラシックな世界観と最新のモダンな雰囲気が上手く融合しています。

デザインには反映されにくいポイントですが、ムーブメントの心臓部ともいえる脱進機にはシリコン製のひげぜんまいを搭載しています。磁気帯びしにくいことで注目されている最新の技術です。見えない箇所であろうとも最新の技術を用いる真面目さが、長い歴史をもつスイスの伝統的なブランドであり、ジェントルマンといえるかもしれません。

3-6.ル・ロックル

1853年に発表されたル・ロックルはスイス時計の工房で溢れる時計産業の街であり、ティソが誕生した場所です。大型の教会の時計や家庭用の時計から始まり懐中時計、腕時計へと変化していきましたが、ティソのアイデンティティとなる哲学やデザインは古くから伝わるスイス時計です。創業から150周年を記念して教会の時計からインスピレーションを得てデザインされ、ル・ロックルシリーズが生まれました。

ル・ロックルシリーズはスイスの伝統的なデザインを踏襲しており、文字盤へのギョーシェやリーフ針、ローマンインデックスを基本としたデザインで構成されています。機能を増やすことはあまりせずにシンプル・クラシックなデザインに仕上げています。既に廃盤となってしまっているようですが、クロノグラフ搭載モデルやレギュレーターなどの派生モデルも発表されています。ヴィンテージとして見つけることができるモデルです。

3-7.PRS

PRSは前述のPRXとは違った雰囲気をもつシリーズですが、シリーズ名の由来は一部共通しています。PRは「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)と同じで、Sは「Sports」となります。名前の通りスポーティーでレーシーなデザインに仕上げたシリーズで、3針とクロノグラフを主とし、カーボン文字盤やセラミック製ベゼルなど高級車を彷彿とさせるデザインが特徴です。

シリーズは細分化されており、いずれも元となるオリジナルモデルがありますがPRS200はクラシックでパイロットウォッチのような雰囲気ももっており、PRS330はラグが短くケースに同化したようなレトロな雰囲気、PRS516は現代的なエッセンスををもつモデルとなっています。名称の由来は公開されていないようですが、使用したムーブメントのナンバリングと順番から名付けられたとの噂もあります。

3-8.PRC

PRCはPRXと同様のルーツをもつシリーズで、名前の由来はPRX・PRSと共通する「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)に加え、Classic(クラシック)となります。スポーティーな雰囲気とクラシックな世界観を融合させたデザインで、スポーツモデルのもつモダンさ・堅牢性と伝統的な昔ながらのデザインを上手くマッチさせています。

3針とクロノグラフを主とした機能に絞り込んでおり、世界観のブレが起こりにくいようになっています。クロノグラフのインダイヤルは基本的に横3つ目ですが、通常とは逆の三角形で配置されており、一目でティソのモデルだとわかるのが特徴です。白・黒・ネイビーを基本とし、赤・黄はワンポイントにのみ使われるなど、厳格なデザインコードを感じさせる共通した世界観のあるシリーズです。

3-9.ヘリテージ

ヘリテージシリーズは名前の通り、ティソのかつての銘品の復刻モデルとなっています。「ヘリテージ 1936」などオリジナルモデルが生まれた年がそのままモデル名となっています。現行品としても数多くのモデルが展開されており、ラウンドモデル・トノー・レクタングラーなど、幅広いデザインの時計が1シリーズに並んでいます。

特に有名なのはカーブが付いたレクタングラーモデルのヘリテージバナナです。ロマノフ王朝からの依頼が起源となるアールヌーヴォー様式のデザインで、手首に沿うカーブはやわらかな曲線美を描いています。日本だけのスペシャルカラーが展開されるなど、日本での人気の高さが伺えます。

3-10.Tタッチコネクト

1999年に世界初のタッチパネル式ウォッチとして誕生したTタッチコレクションを最新の技術によりパワーアップさせたのがTタッチコネクトです。スマートフォンと連携した数々の機能とソーラー充電による使い勝手の良さが特徴です。スウォッチ グループがCSEMと共同開発したシステムSw-ALPS(スワルプス)を使ったアプリで管理を行います。

搭載している機能はカレンダー、タイマー、ストップウォッチ、アラーム、コンパス、高度計、天気予報、アクティビティトラッカー、さらに通知機能を備えていますが、シンプルな操作感です。ケースの材質はサテン仕上げのチタニウム製かブラックPVD/ピンクゴールドPVDから6種類、ラバーストラップかチタンブレスレットから選択できるため、ユーザーによってタフに毎日使う時計とするのか、場面によって使い分けするのかを選べます。

4.【年間生産本数世界一】ティソの時計を着けている有名人5選

4-1.俳優 青木崇高 TクラシックRef.T063.617.11.067.00

俳優 青木崇高さんが着けているのはTクラシックRef.T063.617.11.067.00です。青木さんはカシオGショックやタグホイヤーカレラなど、スポーティーなモデルを多く着けています。

Ref.T063.617.11.067.00は伝統的なスイス時計のデザインのTクラシックの一本です。インダイヤルが逆位置となる横3つ目のクロノグラフです。ドーフィン針やアプライドの楔形インデックスなど、立体感が強調されたデザインが多く採用されています。5連ブレスレットとの組み合わせでモダンさも感じられる仕上がりです。

4-2.俳優 三浦翔平 PRC200 Ref.T055.417.11.037.00

俳優 三浦翔平さんが着けているのはPRC200 Ref.T055.417.11.037.00です。三浦さんは時計愛好家で知られており、ゼニスエルプリメロやウブロビッグバンなど、ビッグブランドのスポーツクラシックなモデルを多く着けています。他にもベル&ロスやオメガなど、数多くの時計を着けている場面が見られています。

Ref.T055.417.11.037.00はスポーティーな中にクラシックな雰囲気をもつPRCシリーズの一本です。横3つ目のクロノグラフですがインダイヤルの配置は通常とは逆となっています。シンプルなデザインですがアプライドインデックスやねじこみリューズにより200m防水を確保するなど、こだわりの強いポイントも。コストパフォーマンスだけではない品質の高さを見せてくれます。

4-3.俳優 山田裕貴 ヘリテージバナナ Ref.T117.509.16.032.00

俳優 山田裕貴さんが着けているのはヘリテージバナナ Ref.T117.509.16.032.00です。山田さんは時計を着けてTVに出演されることが多いようですが、カジュアルウォッチが中心です。高級ブランドではティソだけでした。

Ref.T117.509.16.032.00はアールヌーヴォー様式が特徴のバナナウォッチです。3針だけのシンプルな機能で、手首に沿うカーブにするため風防はサファイアクリスタルではなくミネラルガラスが採用されています。クオーツモデルなので初心者が気軽に使えるのも人気の理由の一つです。

4-4.俳優 柳楽優弥 シースター1000 Ref.T120.407.37.051.00

俳優 柳楽優弥さんが着けているのはシースター1000 Ref.T120.407.37.051.00です。柳楽さんは時計愛好家で、オメガスピードマスターやフランクミュラートノウカーベックスなど幅広いデザインの時計を着けています。カシオGショックなどカジュアルなモデルなど着けるモデルのテイストを絞ってはいないようです。

Ref.T120.407.37.051.00はダイバーズウォッチシリーズ、シースターの一本です。ステンレスケースにブラックPVD加工を施すことによりブラックカラーと耐傷性UPを実現しました。逆回転防止ベゼルや夜光処理された太い針・大きなドットインデックスなど、ダイバーズウォッチらしい機能も揃っています。防水性は300mを備えており、プロユースといえるレベルです。

4-5.アイドル 中島 裕翔 トラディショナル・クロノグラフ Ref.T063.617.16.037.00

アイドル 中島 裕翔さんが着けているのはトラディショナル・クロノグラフ Ref.T063.617.16.037.00です。中島さんはあまり時計を着けてテレビ出演されないのか、情報があまり出てきませんでした。TVドラマ「スーツ2」ではストーリー内で登場する時計が独立時計師浅岡肇氏のクロノトウキョウを着けており、時計愛好家の注目を浴びたようです。

Ref.T063.617.16.037.00はクロノグラフ搭載のクオーツモデルです。横3つ目ですが上列に2つ並べる変則的なインダイヤルの配置です。剣針や楔形のインデックスを採用しており、クラシックな趣のあるデザインに仕上がっています。

5.【年間生産本数世界一】ティソのおすすめモデル5選

5-1.ヘリテージ 150 クロノグラフ Ref.T66.1.722.31

Ref.T66.1.722.31は創業150周年記念として製作されたヘリテージモデルです。1946年に発表されたクロノグラフモデルが基になっており、復刻版として製作されました。

横3つ目のクロノグラフで、ドーム型の風防や、ボンベ型の文字盤など当時を思わせるデザインに仕上がっています。ムーブメントはCOSCクロノメーター認定されており、精度が安定しています。独特な形状のラグや創業年とシリアルナンバーが刻印された裏蓋など、特別感も演出されており、普遍的なデザインの中に唯一の楽しみをもつモデルです。

5-2.シースター 2000 プロフェッショナル Ref.T120.607.17.441.01

Ref.T120.607.17.441.01はティソを代表するダイバーズウォッチシリーズ、シースターの一本です。シースター2000プロフェッショナルはプロユース向けの本格ダイバーズウォッチで、ダイバーズウォッチの規格である国際規格ISO6425に準拠し防水性600mに対応しています。600mは本格的なダイビングにも使用できるレベルで、10万円代で購入できるモデルとしてはとびぬけたスペックをもっています。

文字盤には波を模した模様が描かれており、縁どられた太目の針や大きなドットインデックスは夜光処理することで視認性を高めています。80時間パワーリザーブや磁気帯びしにくいシリシウム製ひげぜんまいなど、ティソが標準としているスペックも備えています。逆回転防止ベゼルなど本格ダイバーズウォッチに必要な機能もしっかり押さえてあります。

5-3.ジェントルマン オートマティック パワーマティック80 シリシウム Ref.T127.407.16.041.01

Ref.T127.407.16.041.01は端正なデザインが特徴のジェントルマンシリーズの一本です。ケースサイズ40mm、控えめな輝きを見せるネイビー文字盤など年代やシーンを選ばずに着けられる安定感が持ち味です。

ムーブメントはスウォッチグループへの所属を活かしETA2824-2をベースにパワーリザーブを80時間へチューンアップしています。脱進機にはシリシウム製ひげぜんまいを使用することで磁気帯しにくく安定した精度を出す最新の技術も搭載されています。

5-4.PRS516 バルジュー クロノグラフ Ref.T91.1.487.81

Ref.T91.1.487.81はスポーティーでモダンなクロノグラフモデルを展開するPRSシリーズの一本です。PRは「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)」を意味しており、Sは「Sports」を表しています。縦3つ目クロノグラフ文字盤はカーボン製で、白のミニッツマーカーの間0.5の位置に赤のミニッツマーカーが打たれており、クロノグラフ動作時に細かな時間経過を見ることができます。

太字のタキメーター、太く短い針、大きく縁どられ一周分と半周分のインデックスだけが大きく描かれたインダイヤルなど、デザイン全体は大味です。曜日・日付表示も備えているため文字盤上は複雑になっていますが、一つ一つ大ぶりなデザインやカーボン文字盤に夜光処理された針やインデックス等を使い、視認性はしっかり確保されています。

5-5.PRX パワーマティック 80 Ref.T137.407.11.351.00(2023年新作)

Ref.T137.407.11.351.00はPRXの2023年発表の新色です。1970年代のラグジュアリースポーツウォッチを思わせる直線的でラグと一体化したケース形状と、レトロでスポーティーな雰囲気を纏う姿は当時を忠実に再現しています。現代の技術で再現することにより、高い堅牢性や仕上げの美しさを両立させています。

新色はかつてのロレックスデイトナを思わせるアイスブルー文字盤です。通常ラグジュアリースポーツウォッチとして発表されるこうしたデザインは往々にして、ブラック・ネイビーの2パターンで、貴金属類でのゴールドが追加されるのが定番でした。カジュアルのようでありビジネスでも使える落ち着いた柔らかなブルートーンで、リーズナブルな価格で発表されています。

6.【年間生産本数世界一】ティソ

ティソの歴史、魅力、代表シリーズ、ティソの時計を着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。年間生産世界一で知られるティソは世界で最も多くのユーザーが手に取っていると言い換えてもいいでしょう。幅広いデザインやコストパフォーマンスなど、先見性と有利なポジション取りに優れたブランドで、今後が楽しみなブランドの一つです。もし街中でティソの時計を見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。

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