2025年11月27日
ピンクの宝石一覧|全15種類の石言葉・和名・意味・効果を紹介!
宝石

ピンクダイヤモンドやスピネルなどピンクの宝石15種類を一覧にしました。それぞれの石言葉や和名、身につける効果などを紹介。怖いと言われる石言葉もあるの?パワーストーンとしての意味は?などについて解説します。
かわいらしい色合いで主に女性に人気があるピンク色の宝石。有名なピンクダイヤモンドやスピネル、誕生石でもあるモルガナイトなど、ピンク色の宝石にはたくさんの種類があります。今回はそんな中から特にご紹介したい15種類の宝石を一覧にしました。
それぞれの宝石の石言葉や和名、パワーストーンとしての意味や効果も解説します。石言葉は怖いって本当?どれくらいの価値があるの?硬度や歴史を知りたい!という人も、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
1.ピンク色の宝石の魅力

かわいらしく女性らしい雰囲気を漂わせるピンク色の宝石。ピンク色の宝石は、今も昔も人気の高い宝石です。
なぜピンク色の宝石は人気があるのでしょうか。その共通した魅力はなんなのか、まずは見ていきたいと思います。
1-1.圧倒的な可愛らしい色合い
ピンク色の宝石の魅力は、なんと言っても圧倒的にかわいらしい色合いです。
もちろん人それぞれ好きな色は違いますし、好みに良し悪しはありません。ですが「かわいい色は何?」と聞かれたらピンク色と答える人は多いでしょう。色にはそれぞれイメージがあります。赤は情熱的、ブルーは冷静というような、なんとなくのイメージです。ピンク色はかわいらしいイメージがありますよね。
その時々の気分で身に付けたい色は変わるでしょうが、ちょっとかわいらしい雰囲気になりたいという時に、ピンク色の宝石はぴったりですよ。
さらに、ジュエリーは大きさもそれぞれ。たとえば洋服のコーディネートだと、広い面積がピンク色になってしまうので印象が強すぎると思ってあきらめる人もいるでしょう。ですがジュエリーならコーディネート全体から見ると大きさはごくわずかです。
ほんの少しだけ甘みを出したいという人も取り入れやすいのが、ピンク色のジュエリーの魅力のひとつです。
1-2.好みに合わせて微妙な色合いが楽しめる
ピンク色と一言で言ってもその色合いは実に幅広く、雰囲気も違います。同じピンクでも自分の好みやその日の気分にあわせてコーディネートを楽しむことができるのが、ピンク色の宝石のメリットのひとつです。
たとえば赤に近いビビッドなピンク。果物のサクランボのような色合いで「チェリーピンク」と呼ばれるような色です。チェリーピンクのような濃いピンク色は、小さな石でもインパクトが強く目をひきます。かと言って赤色ほど強くはなく、かわいらしいイメージも残していますよね。
反対に白っぽいパステルピンクは甘い、かわいらしいイメージです。優しい雰囲気になりたい人にぴったりでしょう。
他にもイエローっぽいピンクは元気なイメージ、ブラウンっぽいピンクは大人っぽい雰囲気など、色合いが違うだけでまったく違うコーディネートが楽しめますよ。
ピンク=かわいらしいというおおまかなイメージは変わらないまま、今日の気分に合わせてニュアンスを変えて使用できるのが、ピンク色の宝石です。
1-3.「恋愛」「魅力アップ」の効果あり
宝石・鉱石などの天然石は、その多くが長い時間をかけて自然の中で出来上がります。そのため、地球のエネルギーをたくさん受けていて身に付けるとなんらかの影響を受けると言われています。天然石がパワーストーンと呼ばれるのはそのためです。
石の種類によって持っているパワーは異なります。石の持つパワーは特性や歴史に由来することも多いですが、色の持つイメージに影響されることもあります。そしてピンク色の宝石の多くは、「恋愛」の効果や「持ち主の魅力をアップさせる」効果を持っていることが多いのです。
好きな人がいるけど想いを伝えられない人や良い出会いを求めている人、もっと魅力的な自分になって多くの人に好かれたい人には、ピンク色の宝石がおすすめですよ。
2.ピンク色の宝石一覧
ここからは具体的に、ピンク色の宝石を15種類ご紹介します。
ピンク色の宝石はたくさんありますが、その中でも特に人気のある宝石やおすすめの宝石、注目してほしい珍しい宝石をピックアップしてみました。
一言でピンクと言っても、濃いピンクもあれば淡いピンクもあり、きらきらと強く輝くものもあれば、不透明なものもあります。価格も数千円から数十万円・数百万円まで。ご自分の好みや予算などを考えながら、どの宝石が自分に一番ぴったりか探してみてくださいね。
2-1.ピンクダイヤモンド

「ダイヤモンドは永遠の輝き」。無色透明のイメージが強いですが、実はピンク・レッド・ブルー・イエローなど多彩なカラーが存在します。その中でもピンクダイヤモンドは、全体の約0.1%しか産出されない希少な宝石です。
特に高品質なピンクダイヤモンドの産地として知られたオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山したことで、供給量はさらに減少しました。95%がこの鉱山から採れていたと言われるため、希少性と価値は今後も上昇する可能性が高いでしょう。大きさや品質を求めるなら、数十万円では足りないケースもあります。
ダイヤモンドは「地球上で最も硬い物質」とされ、モース硬度は10。傷に強く、日常使いのジュエリーとしても安心です。
石言葉は「完全無欠の愛」。和名は「金剛石(こんごうせき)」。サンスクリット語で「最上」を意味し、仏教用語でもあります。最上級の輝きに愛情の象徴であるピンクが重なることで、この石言葉が生まれたと考えられています。
スピリチュアルな意味は、「恋愛運を高め、幸せな結婚へ導く」「自尊心を高める」。強い輝きが持ち主を魅力的に見せ、内面にも自信を与えてくれると言われています。
2-2.ピンクサファイア

サファイアは無色透明の鉱物「コランダム」がベースで、成分によって色が変化します。赤色になったものがルビー、それ以外はすべてサファイア。青のイメージが強いですが、実はピンク・イエロー・グリーン・パープルなど多彩です。
ピンクサファイアは、チタンとクロムが混ざることで発色します。クロムが多くなるほど赤味が強まり、クロムのみだとルビーに分類されます。つまりルビーとの違いはごくわずかな成分差なのです。
価格帯は比較的手が届きやすく、数万円台でも一定品質のジュエリーを見つけやすい宝石です。一方、同じピンク系でもパパラチアサファイアは希少性が高く、ブルーサファイアに次ぐ価値を持つとされます。蓮の花や夕焼けのような色合いが特徴で、主にスリランカ産。近年は他地域でも採れていますが、その希少性は変わりません。
サファイアのモース硬度は9で、天然石の中ではダイヤモンド(硬度10)に次ぐ硬さ。他の宝石を傷つけることもあるため、保管は分けて行うのがおすすめです。
ピンクサファイアの石言葉は「かわいらしさ」「はかなさ」。パパラチアサファイアは「慈愛」「誠実」。かわいらしさを引き出したい人にはピンクサファイア、優しさや思いやりを大切にしたい人にはパパラチアが合うでしょう。
2-3.ピンクガーネット

ガーネットといえば濃い赤を思い浮かべる人が多いですが、実は色の種類が非常に多い宝石です。レッド系だけでなく、グリーン・イエロー・オレンジ・ピンクなど「ガーネットファミリー」と呼ばれるほど豊富なカラーがあります。
ピンク系の代表がロードライトガーネット。1880〜1890年代に発見され、ローズピンクの鮮やかな色合いが特徴です。発見当初はアメリカ産が中心でしたが枯渇し、現在はロシアやタンザニアなどから供給されています。ガーネットの和名は「柘榴石(ざくろいし)」、ロードライトガーネットは「薔薇柘榴石(ばらざくろいし)」。名前からも魅力が伝わります。
もうひとつのピンク系がマラヤガーネット。1960年代に見つかり、ローズピンクからオレンジ寄り、パープル寄り、ブラウン寄りなど幅広いトーンが魅力です。元は価値が低いとされた時期もあり、名称も正式な鉱物名ではなく商業名。鑑別書には「ガーネット」とだけ記載されることも多いため、名称にこだわるより見た目の好みで選ぶと良いでしょう。
石言葉はガーネット全体で「勝利」「情熱」。ロードライトは「勝利」「友愛」、マラヤガーネットは「心を奪う」。他のピンク宝石に比べると力強い印象の言葉が多く、弱気になったときや困難に立ち向かう場面で身につけると心を支えてくれるとされます。
2-4.モルガナイト

モルガナイトは2021年に新たに追加された日本の誕生石(4月)。ダイヤモンドの陰に隠れてまだ知名度は高くありませんが、淡いピンクの優しい色味で人気が高まりつつある宝石です。
モルガナイトはベリルの仲間で、同じグループにはエメラルド(濃いグリーン)やアクアマリン(淡い水色)があります。色や名前が異なるのに同じベリルというのは少し意外ですよね。ピンクが濃いとレッドベリルに分類されますが、多くのモルガナイトは淡いピンクなので見分けやすいです。
発見は1910年。マダガスカルで採れたピンク色のベリルが老舗ジュエラー「ティファニー」によって世に大きく広まり、宝石学者ジョージ・クンツ氏が命名。名前の由来はティファニーの顧客であり、宝石コレクターでもあったジョン・モルガン氏です。
石言葉は「愛情」「優美」「かわいらしさ」。柔らかく繊細な色合いにふさわしい意味ですね。持ち主を癒し、傷ついた心を回復させる力があるとされ、自信を失ったときにも寄り添ってくれると言われています。また、周囲の人にも穏やかな気持ちをもたらすとされ、やさしさを広げていく宝石とも言えます。
2-5.ピンクオパール

オパールは神秘的なきらめきが特徴ですが、すべてのオパールが光の揺らめき(遊色効果)を持つわけではありません。遊色効果があるものはプレシャスオパール、ないものはコモンオパールと分類されます。私たちが“オパールらしい輝き”と感じるのは前者ですが、後者もれっきとしたオパールです。
ピンクオパールは遊色効果のないコモンオパールの一種。白みがかったパステルピンクで、不透明ながら柔らかい印象を持つ宝石です。大粒で主役になることもあれば、脇石として使われることも多く、意外と身近な存在。コモンオパールは比較的産出量が多いため、価格が手頃なのも魅力です。
石言葉は「愛の出会い」。良縁や恋愛運を高め、前向きな気持ちへ導いてくれるとされます。女性をサポートする石とも言われ、失恋や心の傷を癒すお守りとして選ばれることも。やさしいピンクの色味と相まって、そっと心を支えてくれる宝石です。
2-6.ピンクスピネル

スピネルは赤色のイメージが強いですが、実はピンクを含む多彩なカラーを持つ宝石です。歴史的には長くルビーやサファイアと混同されてきたため、古い文献で「ルビー」とされている宝石が実はスピネルだった、ということも珍しくありません。有名な例がイギリス王室の「黒太子のルビー」。170カラットもの大きさで王冠にセットされていますが、実際はスピネルだと判明しています。
こうした誤認の歴史から「本物のルビーより価値が低い」と誤解されることもありますが、スピネルは鮮やかな発色と豊富な色合いが魅力の宝石です。特にピンクスピネルは赤に次いで人気が高く、淡い色が多いものの、濃いピンクは評価が高く高価で取引されることもあります。
石言葉は「ポジティブ」「情熱」。落ち込んだ心を前向きにし、再挑戦を後押ししてくれるとされます。恋愛面でも積極性を与えてくれると言われ、自信を持って気持ちを伝えたい人にぴったりのパワーストーンです。
2-7.ローズクォーツ

淡いピンクが魅力のローズクォーツは、パワーストーンとして特に人気が高い宝石です。流通量が多く、ストーンショップでもよく見かけます。
ローズクォーツは石英(水晶)の仲間で、透明なものもあれば、内部に「クラック」と呼ばれる白い筋が入った半透明のものもあります。通常クラックは価値を下げる要因ですが、ローズクォーツの場合は色味を柔らかく際立たせる要素になることも。白とピンクが重なり、花びらのように見える個体もあり、模様がひとつとして同じものがないのも魅力です。
和名は「紅水晶(べにすいしょう)」または「薔薇水晶(ばらすいしょう)」。名前の通り、薔薇の花びらを閉じ込めたような印象が特徴です。価格も比較的手頃で、数千円台から購入できることが多い宝石です。
石言葉は「真実の愛」「愛の告白」。愛と美の女神アフロディーテを象徴する石とされ、身につける人を魅力的に見せ、恋愛面をサポートしてくれると言われています。ただし恋愛だけでなく、持ち主の心を穏やかにし、人に優しく向き合えるように導く力も。人に厳しすぎたり、自分を責めがちな人にもおすすめです。
2-8.ピンクコーラル

「海の宝石」と呼ばれるコーラル(珊瑚)は、海中のサンゴ虫がつくり出す有機起源の宝石です。白・赤・ピンクなどのカラーがあり、日本では古くから馴染みのある宝石でもあります。
日本では1958年に誕生石が制定されましたが、その際アメリカの基準を参考にしつつ、独自にコーラルと翡翠を追加しました。どちらも古来より親しまれてきた宝石であり、コーラルが日本文化と深く結びついている証とも言えます。
価値は色が濃いほど高く、もっとも高価なのは深い赤色の「血赤珊瑚」。ピンクコーラルはやさしい色味で血赤より価格が控えめなため、ジュエリーとしても人気があります。また、樹木のような形をそのまま飾るインテリアとしても見かけることが多く、縁起物として贈られることもあります。
石言葉は「長寿」「幸福」。すべてのコーラルが縁起物とされますが、ピンクコーラルは特に恋愛運や人間関係を良くする石とされています。また「産後(さんご)」の語呂合わせから女性の妊娠・出産をサポートするお守りとして贈られることもあり、子どもの魔除けとして持たせる例もあります。悪い気を寄せつけたくないときにも身につけやすい宝石です。
2-9.ロードクロサイト

ロードクロサイトは「インカローズ」という名前でも知られる、ブラウンやイエローを帯びたピンク色の宝石です。流通量は多くありませんが「アメリカ三大希少石」に数えられるほど希少で、コレクターからの人気が高い宝石です。
初めて発見されたのは13世紀頃のインカ帝国(現在のアルゼンチン・サンルイス州)。鉱山で見つかった石が「薔薇の花のようだった」というエピソードから、インカローズ=インカの薔薇という別名が生まれました。
特徴は石の内部にある縞模様。ピンクの中に白やブラウンのラインが入り、薔薇の花びらの層のように見えることから名付けにもしっくりきます。産地はアルゼンチン・ペルー・アメリカなどで、かつて日本でも採れました。特にアメリカ・コロラド州のスウィートホーム鉱山産は透明感が高く評価されましたが、現在は閉山しており希少性が増しています。
石言葉は「薔薇色の人生」「愛の炎」。花びらのような模様や燃えるようなピンク色を思わせる意味が込められています。パワーストーンとしては、人と人を結びつける力があるとされ、恋愛だけでなく、友人・家族・仕事など幅広い人間関係の絆を強める石と言われています。
2-10.ピンクトルマリン

「トルマリンにない色はない」と言われるほど多彩なカラーバリエーションを持つトルマリン。ピンク系は淡い色味から深い赤寄りの色まで幅広く、濃いものは「ルベライト」と呼ばれることもありますが、基本的にはどちらもピンクトルマリンに分類されます。
トルマリンには1つの石に複数の色が入るものも多く、バイカラー(2色)やマルチカラー(3色以上)も存在します。なかでも中心がピンク・外側がグリーンの「ウォーターメロントルマリン」は見た目がスイカのようで人気の高い種類です。色の入り方そのものが魅力になる、トルマリンらしい特徴です。
和名は「電気石」。摩擦や圧力で静電気を帯びる性質からそう呼ばれ、かつてはホコリ取りに使われたこともあるほどです。この性質から、飲料水や入浴に用いる“健康グッズ”として活用されることもあります。ただし、電気的性質と健康効果の因果関係については明確に証明されているわけではありません。
ピンクトルマリンの石言葉は「健やかな愛」「思慮深さ」。引き寄せと癒しの力を持つとされ、恋愛面で「自分に必要な人を引き寄せる」「運命の出会いを呼ぶ」と信じられる強いパワーストーンです。良い恋がしたい、愛情を育てたい人にぴったりの宝石と言えるでしょう。
2-11.インペリアルトパーズ

トパーズといえばイエローやブルーがよく知られていますが、オレンジがかったピンク色のトパーズも存在し、これがインペリアルトパーズと呼ばれます。上品で深みのある色味が特徴です。
トパーズは大きく「Fタイプ(フッ素)」「OHタイプ(水酸基)」の2種類に分かれ、流通量が多いのはFタイプ。インペリアルトパーズは希少なOHタイプに属するため、他のカラーより価格が高めです。さらに色味が淡くなったものは「ピンクインペリアルトパーズ」と呼ばれ、非常に希少で市場にほとんど出回りません。
特徴のひとつが「多色性」。見る角度によって淡いイエロー、濃いゴールド、赤みを帯びた色などに変化します。強い多色性が見られる個体は最高品質と評価されることも。ずっと眺めていたくなる色の移ろいが魅力です。
インペリアルトパーズは11月の誕生石にも含まれます。ご縁を感じた石があれば、お守りとして身につけるのも良いでしょう。
石言葉はトパーズ全体で「成功」「希望」「友情」。インペリアルトパーズ固有の石言葉は「能力の向上」。知性や教養を高め、学びを深めるきっかけを与えてくれる石とされ、年齢を問わず成長を助けるパワーストーンとして人気があります。
2-12.ピンクジルコン

ジルコンはダイヤモンドのように強い輝きを放つ宝石で、多彩なカラーバリエーションがあります。価格は比較的手頃なため、ピンクダイヤモンドが高額で手が届きにくい場合の代替として選ばれることもあります。
ジルコンの特徴は「ファイア」と呼ばれる虹色の輝き。これは光が石の内部で分散することで起こる現象で、ダイヤモンドと同じ性質です。そのため透明な輝きではなく、多色に輝く美しさが際立ちます。
ジルコンは成分の違いで「ハイタイプ」「ミディアムタイプ」「ロータイプ」に分類され、硬度・屈折率(輝き)も異なります。ハイタイプは硬度7〜7.5と丈夫で輝きも強く、ピンクジルコンはこのハイタイプに該当します。淡い色味ながら華やかに光るため、身につけると存在感のある印象になります。
石言葉はジルコン全体で「安らかな時間」「穏やかな関係」。ピンクジルコン固有の石言葉は「苦しみからの救い」。癒しと優しさの力を持つとされ、持ち主の心をほぐし、前向きな未来へ導いてくれるパワーストーンです。
2-13.クンツァイト

クンツァイトは淡い紫みのピンクが美しい、透明度の高い宝石です。元々は「スポジュミン」という鉱物の一種ですが、かつてスポジュミンは白や灰色ばかりで宝石として評価されておらず、長い間注目されていませんでした。状況が変わったのは19世紀後半。ブラジルでイエローのスポジュミン(トリフェーン)、続いてグリーンのスポジュミン(ヒデナイト)が発見され、宝石として認められるようになります。そして1902年、アメリカのカリフォルニア州でピンクのスポジュミンが新たに発見されました。当初はその色から「カリフォルニア・アイリス」と呼ばれていたそうです。
この石を発見したのがティファニー社の宝石学者ジョージ・クンツ氏で、後に新種として正式に認定された際、彼の名にちなんで「クンツァイト」と名付けられました。
石言葉は「無償の愛」「献身」。持ち主を癒し、優しい気持ちや思いやりを引き出すパワーストーンとされています。ストレスを和らげ、人間関係や恋愛を穏やかに前に進めるサポート役にも。人に優しく接したい時、心を柔らかく保ちたい時に寄り添ってくれる宝石です。
2-14.ヴェイリネナイト

ヴェイリネナイトはオレンジ寄りのピンクが特徴で、パパラチアサファイアに似ていると言われることもある希少石です。大きな結晶がほとんど採れず、品質によってはダイヤモンド以上の価格で取引されることもあります。透明度が高いためインクルージョン(内包物)が目立ちやすいですが、光を反射して美しく見えるものもあり、石ごとの個性が強い宝石です。
最初の発見は1939年。フィンランドの鉱物学者ヘイッキ・ヴェイリネン氏がヴィタニエミで採取し、後にイギリス・リーズ大学の研究者によって新鉱物と正式に認定されました。名前は発見者にちなんで名付けられたものです。ジュエリー品質の発見例が極めて少ないため、一般市場に出回ることはほとんどなく、一部のコレクターのみが知るレアストーンとなっています。
ヴェイリネナイトは流通がごくわずかなため、まだ確立された石言葉やスピリチュアルな意味はありません。今後産地が増え需要が広がれば、新たな象徴や意味が生まれるかもしれません。
2-15.ペツォッタイト

ペツォッタイトは2002年に発見された、歴史の浅い新しい宝石です。ラズベリーのような明るいピンクが特徴で、可愛らしい輝きを放ちます。発見当初はベリルの仲間と考えられ「ラズベリル」と呼ばれていましたが、2003年に別の鉱物であることが判明し、分析に貢献した鉱物学者フェデリコ・ペツォッタ氏にちなんで命名されました。
最初の発見地はマダガスカルのサカヴァラナ鉱山。40キロの原石から宝石質に加工できたのはわずか約10%とされ、その後同鉱山では新たな産出が確認されていません。現在はアフガニスタンやミャンマーでも採れますが量は非常に少なく、さらに宝石として使える品質はごく一部のため、市場で見かける機会自体が希少です。見つけられたらかなり幸運と言えるでしょう。
石言葉は「純粋」「信念」。自分の意志を貫きたいとき、迷わず進みたいときに力を貸してくれるとされるパワーストーンです。強い決意を支えてくれる相棒のような存在ですね。
3.まとめ
今回は15種類のピンク色の宝石をご紹介しました。ピンクダイヤモンドなどの有名な宝石から、とても流通量が少ない希少な宝石までさまざまな種類がありましたね。ピンク色の宝石として有名なローズクォーツや、ピンク色があることをあまり知られていないサファイアなど、たくさんのピンク色の宝石をご紹介できました。
ピンクは見るだけで明るくなって癒される色です。季節でいうと春を思わせる、なんとなく嬉しくなるような色合いですよね。多くは癒しや恋愛成就のパワーを持っていて、持つ人の背中を押してくれると言われています。一言でピンクといっても淡いピンク色や濃いピンク色、オレンジがかったピンク色、紫っぽいピンク色などさまざまです。
たくさんの宝石を見て、ぜひ自分が一番好きなピンク色の宝石を見つけてくださいね。
関連記事はコチラ


