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2024年9月20日

アメジストなど神秘的な魅力を持つ紫色の宝石10選!

紫色は、古今東西さまざまな国や地域、時代で「高貴な色」「神秘的な色」とされてきました。なんとなくミステリアスで近寄りがたいような、不思議な雰囲気のある色ですよね。

紫色の宝石にも、そんな魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

他の色の宝石とは違う大人なイメージのある紫色の宝石は、身に付けるとなんとなく自分も大人で神秘的な人物になれるような気がします。

紫色の宝石というと、一番有名なのは2月の誕生石でもあるアメジストではないでしょうか。ジュエリーショップでもっとも見かけることの多い、紫色の宝石です。ですがアメジスト以外にも、紫色の宝石はたくさんの種類があります。青い宝石の代表とも言えるサファイアや、赤い宝石のイメージが強いガーネットにも、実は紫色のものがあるんですよ!

今回は紫色の宝石を10種類、ご紹介します。どれも素敵な宝石ばかりですが、それぞれに違った魅力がありますので、ぜひ自分にぴったりな物を探してみてくださいね。

目次

1.人気No.1の紫の宝石、アメジスト

紫の宝石といって、すぐに思いつくのはやっぱりアメジストですよね。

2月の誕生石としてもなじみ深く、ジュエリーとしても、パワーストーンとしても、目にしたことがある人は多いと思います。

まずは紫の宝石の代表ともいえるアメジストについて解説していきます。

1-1.アメジストはこんな宝石

アメジストは石英という水晶の一種です。水晶はもとは透明の石ですが、成長する過程で鉄が入り込むことで紫色になり、アメジストになります。

アメジストは玄武岩などの石の中に空洞ができ、その空洞に水晶の成分が染み込むことでできます。岩石の中にびっしりとアメジストの結晶がある置物を見たことはありませんか?アメジストドームと呼ばれるあの置物は、そのようにしてできあがったものです。このようなアメジストドームは、中の空洞の部分が悪い物をキャッチし浄化すると言われていて、人気があります。

アメジストはさまざまなカットが楽しめる宝石です。宝石にはそれぞれ、ふさわしいカット方法があります。カット方法によって、宝石はまったく違う表情を見せてくれるのです。たとえばダイヤモンドはより輝きが強く見えるように、「ラウンドブリリアントカット」というカットが施されます。また、エメラルドにはインクルージョンと呼ばれる内部の異物が多いという特徴があります。そのインクルージョンのために加工時に欠けやすく、見た目にも美しくするのが難しいのです。そのエメラルドが美しく見えるように「エメラルドカット」というカット方法が考えられました。

このように宝石を美しく見せるために、多くの人がさまざまな工夫をしてきたのです。ですがアメジストは、さまざまなカット方法で美しいジュエリーに加工することができます。

宝石の形も丸や楕円、しずく型や四角にもできますし、表面をなめらかなドーム型にしても、光を取り込むブリリアントカットにしても美しく輝きます。

いろんなバリエーションのジュエリーを楽しむことができるのも、アメジストの良いところです。

1-2.アメジストの名前の由来と石言葉

アメジストの名前の由来は、ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味の「amethustos(アメテュストゥス)」です。宝石の名前とお酒にどういう関わりがあるのかと、不思議に思いますよね。実はこの名前には、アメジストに関する神話が関係しています。

ギリシャ神話のワインと酩酊の神ディオニュソスは、ワインの神でありながらお酒に弱く、少し飲んだだけで酔っぱらってしまうという性質を持っていました。

ある日いつものようにワインを飲んで酔っ払っていたディオニュソスは、通りかかった人間が自分に敬意を表さなかったと怒ります。そして、次に通りかかった人間に復習をしようと決意するのです。そこにやってきたのが、アメジストという名前の娘でした。アメジストは女神アルテミスに捧げものをしに行くところで、本当にただ通りがかっただけの無関係な人間です。ですが無慈悲にもディオニュソスは2頭の猛獣を呼び寄せ、そのアメジストを襲わせました。

襲われたアメジストは、女神アルテミスに助けを求めます。それを見たアルテミスはアメジストを透明な水晶に変え、猛獣から守りました。やがて酔いのさめたディオニュソスは、無関係なアメジストを襲ってしまったことを深く後悔し、涙を流します。その涙がディオニュソスの持っていたグラスの中のワインと混ざり合い、水晶に姿を変えたアメジストにかかりました。ワインのかかった水晶は、美しい紫色に染まったそうです。それがアメジストと呼ばれる宝石になったと言われています。またアメジストの和名は「紫水晶(むらさきすいしょう)」です。

紫色の水晶がアメジストですから、その通りですね。アメジストの石言葉は「高貴」「敬虔」「心の安定」などです。紫色は高貴なイメージのある色ですよね。

またアメジストは宗教的にも重要な意味を持つ宝石でした。ルビーやサファイアのように価値がある宝石と考えられ、聖職者が身に付ける宝石でもありました。そのような歴史もあり、「高貴」「敬虔」という石言葉になったのかもしれませんね。

1-3.パワーストーンとしてのアメジストの効果

2月の誕生石であるアメジストは、2月生まれの人が身に付けるとお守りになると人気の宝石です。もちろん2月生まれの人だけでなく、アメジストはパワーストーンとして悪い物を避ける効果があります。

アメジストには、悪い物をはねのけるパワーがあるとされています。霊的な悪いパワーはもちろん、周囲の人からの悪意や嫉妬などのネガティブなパワーも、アメジストは拒絶します。そのような悩み事がある人に、アメジストはおすすめのパワーストーンです。

また赤と青の混ざった紫色という色を持つアメジストは、赤の情熱的なエネルギーと青の冷静さのちょうど中間のパワーを持つ、バランスの取れる石と言われています。

好きな人ができると、相手のことで頭がいっぱいになってしまって他のことを考えられなくなってしまうということはありませんか?また逆に、今ひとつ盛り上がれず、心から人を好きになれないということはありませんか?

アメジストはちょうどその中間の、バランスの良い恋愛をする手助けをしてくれます。

1-4.アメジストと相性の良いパワーストーン

恋愛面のパワーがほしい時、アメジストと相性が良いパワーストーンはカルセドニーです。

カルセドニーは半透明の石で、ホワイトやピンク、ブルーのパステルカラーのかわいらしい印象を持っています。カルセドニーは、人と人をつなぐパワーを持っています。人間関係に積極的になれない人を助けてくれる石です。

アメジストは恋愛のパワーを持っています。

片思いの人と近付きたい時にアメジストとカルセドニーを組み合わせて、そのパワーを受けると良いでしょう。

2.ミステリアスな2色の輝きを持つアメトリン

アメトリンという宝石を見たことがありますか?アメトリンは、ひとつの宝石の中に紫色と黄色の2色の輝きを持つ不思議な宝石です。

なぜひとつの宝石が2色にわかれているのか、アメトリンという名前はどういう意味があるのかを、解説していきます。

2-1.アメトリンはこんな宝石

シトリンという宝石を知っていますか?

シトリンは和名で「黄水晶(きすいしょう)」という、黄色い水晶です。アメジストは紫色になった水晶でしたよね。つまり、シトリンとアメジストはもとは同じ水晶で、色だけが違う宝石なのです。そしてひとつの水晶の一部がアメジスト、一部がシトリンになった石がアメトリンと呼ばれます。

アメジストが地中のマグマで高温で加熱されるとシトリンになります。ですが完全にシトリンになりきらず、一部が変化した状態で止まってしまったものがアメトリンなのです。実は、産出された時点で黄色いシトリンは多くはありません。流通しているほとんどのシトリンは、アメジストを加熱処理したものです。そしてアメトリンも、アメジストの一部を加工したものが多いと言われています。

アメトリンが初めて発見されたのは、1970年代のことでした。

発見された場所は、ブラジル・ボリビア・パラグアイの国境付近の自然保護区で採掘が禁じられていたので、アメトリンについては当時詳しく調べることができませんでした。2色のミステリアスな石はコレクターに人気になりましたが、あまりに美しく2色に分かれているため1980年代に「天然ではありえない」とされ、価値が暴落しました。たしかにはっきりと2色に分かれている石なんて不思議で、まるで意図的に作ったようですよね。

後にボリビアでアメトリンの鉱山が発見され、作り物ではないということがわかったそうです。

2-2.アメトリンの名前の由来と石言葉

アメトリンはアメジストとシトリンを合わせた名前です。和名も「紫黄水晶(しおうすいしょう)」とアメジストの「紫水晶」、シトリンの「黄水晶」を合わせた名前になっています。

石言葉は「光と影」「静と動」「調和」などです。2色がひとつの石の中に共存しているアメトリンならではの石言葉と言えますね。

2-3.パワーストーンとしてのアメトリンの効果

パワーストーンとしてのアメトリンは、アメジストのパワーとシトリンのパワーを併せ持っています。シトリンの主な効果は金運アップ、アメジストの主なパワーは人間関係、特に恋愛運アップです。そしてアメトリンはさらに、石言葉にもある「調和」、つまりバランス感覚を持ち主に与えます。ひとつの石で3種類のパワーを持ち主に与える石なのです。

パワーストーンを身に付ける時、自分が今欲しいのはどんなパワーなのかを考えると思います。ですが「恋愛だけ」「金運だけ」というよりも、「いろんな運気をアップさせたい」と思う時もありますよね。通常は複数のパワーストーンを組み合わせることでいろんな運気をアップさせるのですが、アメトリンならばひとつで「恋愛運」「金運」「バランス感覚」をアップさせることができるのです。

2-4.アメトリンと相性の良いパワーストーン

ひとつの石で3種類の効果を持つアメトリンですが、相性の良いパワーストーンを組み合わせることでさらに良い効果を得ることができます。

おすすめはアメトリンとアクアマリンとの組み合わせです。アクアマリンは3月の誕生石としても有名ですね。美しい薄水色で、ジュエリーとしてもパワーストーンとしても人気の高い宝石です。

アクアマリンは対人関係に効果を発揮するパワーストーンと言われています。気持ちを穏やかにし、自分にも周囲にも優しい気持ちで接することができるようになります。

アメトリンの持つやる気アップの効果やバランスを取ってくれる効果と組み合わせると、周囲に対して優しいけれども遠慮しすぎることなく、ちょうど良い関係を築くことができるでしょう。

3.海外で人気急上昇中のラベンダー翡翠

最近海外で人気が上昇している、ラベンダー翡翠という石をご存知ですか?

翡翠と言えば緑の宝石というイメージがありますが、翡翠の色は緑だけではありません。白や黒、そして紫色のものもあるのです。

3-1.ラベンダー翡翠はこんな宝石

ラベンダー翡翠は緑色の翡翠よりも産出量が少なく希少です。

日本や中国ではやはり緑色の翡翠が人気ですが、南米やアメリカではラベンダー翡翠がとても人気が高まっています。もともとの翡翠は白っぽい色の石です。そこにクロムが含有されることで、良く知られた緑色の翡翠になります。そしてクロムではなくチタンが含まれたものが、ラベンダーです。

ラベンダー翡翠は、紀元前3000年頃に南米で栄えたオルメカ文明で使用されていたことがわかっています。このころはラベンダーカラーの翡翠が好まれていたそうです。その後のマヤ文明・アステカ文明ではグリーンの翡翠が主に使われるようになりました。

3-2.ラベンダー翡翠の名前の由来と石言葉

翡翠は英語で「Jade(ジェイド)」です。

Jadeの由来はスペイン語で「腰の石」という意味の「piedra de ijade(ピエドラ・デ・イハデ)」から来ていると言われています。南米大陸にやって来たスペイン人が、現地の人々があたためた翡翠を腰に付けてカイロ替わりにしていたことから、この名前がついたそうですよ。

和名の「翡翠(ひすい)」は、鳥のカワセミが名前の由来です。カワセミは漢字では「翡翠」と書きます。宝石の翡翠の色がカワセミの美しいエメラルドグリーンの羽根に似た色をしていることから、その名がついたと言われています。

ラベンダー翡翠の石言葉は「長寿」「忍耐」「風の便り」などです。翡翠は幸運をもたらす石として使用されてきました。石言葉もそんなイメージから来ているのかもしれません。

3-3.パワーストーンとしてのラベンダー翡翠の効果

ラベンダー翡翠は、修復の効果を持つパワーストーンです。

どうしても忘れられない失敗にもう一度チャレンジするパワーを、ラベンダー翡翠は与えてくれます。ずっと引きずっている過去の人間関係の失敗を修復するきっかけになるかもしれません。連絡が途絶えていた人と久々に再会したり、うまくいかなかった仕事で挽回するチャンスを与えられるような機会が巡ってくるでしょう。

ネガティブに考えてしまっていた過去の失敗に、正面から向き合えるチャンスを与えてくれるパワーストーンです。

3-4.ラベンダー翡翠と相性の良いパワーストーン

ラベンダー翡翠と相性が良いのは、アンバーです。

琥珀とも呼ばれるアンバーは、厳密に言うと宝石ではありません。遥か昔の樹液の化石がアンバーですが、パワーストーンとして使用されることがよくあります。アンバーは持ち主のトラウマを解消してくれるパワーを持っています。修復効果のあるラベンダー翡翠とはとても相性が良いです。

過去の失敗で傷ついた気持ちを癒し、もう一度チャレンジするパワーをくれる組み合わせになるでしょう。

4.実は紫色の物もあるサファイア

ブルーの宝石の代表ともいえるサファイアですが、紫色のものも存在します。

一番有名で人気もあるブルーサファイアと比べると見る機会も少ないですが、とても美しい宝石です。

紫のサファイアにはブルーサファイアとは違う魅力がありますよ!

4-1.サファイアはこんな宝石

サファイアは、もとはコランダムという鉱物です。コランダムにさまざまな物質が混ざることによって、その石の色が決まります。

サファイアと同じコランダムの仲間に、赤色のルビーがあります。赤いコランダムがルビーで、それ以外のすべての色の石がサファイアと呼ばれるので、紫色のサファイアもあるのです。

紫のサファイアは、パープルサファイアやヴァイオレットサファイアと呼ばれます。一般に赤っぽい紫のものをパープルサファイア、青っぽい紫のものをヴァイオレットサファイアと呼ぶことが多いですが、世界的な基準というわけではありません。

紫色のサファイアには赤っぽい色、青っぽい色、薄い色、濃い色などさまざまな色合いのものがあります。

4-2.サファイアの名前の由来と石言葉

サファイアの名前の由来はラテン語の「sapphirus(サッピルス)」またはギリシャ語の「sappheiros(サピロス)」だと言われています。意味はどちらも「青」です。今も昔もサファイアと言えば青い宝石のイメージですね。和名も「青玉(せいぎょく)」です。

紫のサファイアの石言葉は「初恋の思い出」「華麗なる変身」です。ブルーサファイアとは石言葉が違います。

宝石は同じ石でも色が変わると石言葉が変わることがよくあります。石言葉で身に付ける石を決めるのもいいかもしれませんね。

4-3.パワーストーンとしての紫のサファイアの効果

紫のサファイアのパワーストーンとしての効果は、持ち主に安定をもたらすことです。穏やかなパワーを持っているので、持ち主をリラックスさせます。心身ともに落ち着くので、周囲の人間に優しく接することができるようになり、人間関係もうまくいくようになるでしょう。

余裕がなくて人に優しくできないという悩みを持っている人には、紫のサファイアはおすすめのパワーストーンです。

4-4.紫のサファイアと相性の良いパワーストーン

気持ちを落ち着かせてくれる紫のサファイアと相性の良いパワーストーンは、エメラルドです。エメラルドは世界四大宝石のひとつでとても有名な宝石ですが、パワーストーンとしてはとても強いヒーリング効果があります。

エメラルドは無条件の愛のパワーを持ったパワーストーンです。持ち主に愛を与えることで癒し、周囲の人間にも愛のパワーで働きかけます。

紫のサファイアの効果と似たパワーなので、相乗効果で持ち主に良い変化をもたらすでしょう。

自分自身も癒し、人間関係も修復してくれる組み合わせのパワーストーンです。

5.夜空のような深い紫のタンザナイト

深い青紫色が印象的なタンザナイトは、発見されてまだ日の浅い新しい宝石です。もともとの名前は「ブルーゾイサイト」という名前でしたが、タンザナイトという名前が付けられて人気の宝石になりました。次はそんなタンザナイトについて、詳しく見ていきましょう。

5-1.タンザナイトはこんな宝石

タンザナイトは1967年に、タンザニアのメレラニ鉱山で見つかりました。発見された当初は青い宝石ということでサファイアかと思われていましたが、鑑別の結果青いゾイサイトだと判明しました。

あざやかな青紫以外にも、ゾイサイトにはグリーンやピンク、グレーなどさまざまな色があります。それらは当時あまり人気の宝石ではなく、サファイアではなくゾイサイトだと分かった時点で、価値の高い宝石ではないと判断されてしまいました。

それが一転したのは、発見された翌年の1968年のこと。ジュエリーブランドとして有名なティファニーが、大規模なブルーゾイサイトのプロモーションを行ったのです。ティファニーはブルーゾイサイトの産地にちなんで、その石に「タンザナイト」という名前を付けました。「タンザニアの夜空のような深い青紫色の宝石」が消費者の心に刺さったのです。

ティファニーによって大規模なキャンペーンが行われた結果、タンザナイトは一気に人気のカラーストーンになりました。当時はタンザナイトが豊富に産出されたのも、タンザナイトの人気に拍車をかけたようです。

しかしタンザナイトの産地はタンザニアのメレラニ鉱山のみ。産出量は年々減少しており、2030年代にはタンザナイトは枯渇してしまうと言われています。その希少性もあって、タンザナイトの価値は年々上昇しているのです。

ティファニーの巧みな戦略により人気となったタンザナイトですが、その人気はもちろん石自身の魅力あってのことです。

タンザナイトには一目見てわかる美しい青紫の輝きの他にも、とても興味深い魅力があります。それはタンザナイトの際立った「多色性」です。「多色性」とは光の種類に関係なく、見る角度によって色を変える性質のことを言います。

光の種類によって色が変わる宝石には、アレキサンドライトがありますね。アレキサンドライトは太陽光の下ではグリーン、白熱灯の下では赤っぽい紫と照らされる光の種類によって色を変えます。光の種類によって色が変わる性質は「変色性」と呼ばれます。

タンザナイトの「多色性」は、光の種類は関係ありません。

見る角度によって、タンザナイトは紫や灰色がかったブルー、黄緑色などさまざまな表情の色を見せてくれます。どのような色が見えるかは石ごとに異なりますし、加熱によって色の見え方もかわりますが、一つひとつが個性的なのも、タンザナイトの魅力ですね。

5-2.タンザナイトの名前の由来と石言葉

タンザナイトの名前は、ジュエリーブランドであるティファニーが命名しました。

意味は「タンザニアの夜」。原産地であるタンザニアの、夜空のような美しく深い青紫色がその名前の由来です。石言葉は「知性」「冷静」「神秘」などです。

タンザナイトを発見したのは、産地に昔から住むマサイ族だったそうです。タンザナイトを発見したのはキリマンジャロ山のふもとで、落雷によって青い色に変化したのがタンザナイトだとマサイ族では信じられています。

マサイではタンザナイトは「神の啓示を受ける石」と言われていて、新生児に贈る風習があるそうです。

そんな不思議な言い伝えのある石ですから、「神秘」という石言葉にも納得ですね。

5-3.パワーストーンとしてのタンザナイトの効果

タンザナイトは持ち主に決断力をもたらすパワーストーンです。決断を下さなければならない時に迷ってしまう人や重要な場面で気後れしてしまう人に、タンザナイトはパワーを貸してくれるでしょう。

決断力を与えるという効果から発展して、タンザナイトにはトラブルを解決するパワーがあると言われています。恋愛、仕事、人間関係など、あらゆる問題には決断が付き物です。自分にとって良い決断ができるように、タンザナイトを身に付けてみてはいかがでしょうか。

5-4.タンザナイトと相性の良いパワーストーン

タンザナイトと相性の良いパワーストーンは、ラブラドライトです。

ラブラドライトは角度によってオーロラのようにさまざまな色合いを見せる石で、その輝きには思わず見入ってしまうような不思議な魅力があります。ラブラドライトは、とても不思議でスピリチュアルなパワーを持った石と言われています。持っていると不思議な体験をしたりすることもあるのだとか…。

そんなラブラドライトは、持ち主の潜在能力を引き出すパワーストーンだと言われています。自分でも気付いていなかった本当の望みを気付かせ、眠っていた能力を開花させるサポートをしてくれる石です。

タンザナイトのトラブル解決のパワーと合わせれば、自然と良い方向に物事が向かうでしょう。

6.多色性が楽しめる紫の宝石、アイオライト

タンザナイトには「多色性」があると書きましたが、アイオライトもタンザナイトと同じくはっきりとした多色性がある石です。アイオライトは「多色性」ゆえに船乗りに重宝され、船旅のお守りとして重宝されていた石でもありました。

6-1.アイオライトはこんな宝石

アイオライトはどちらかというと青紫色をした石で、その色は「すみれ色」と呼ばれることが多い宝石です。けれどもアイオライトの色はすみれ色だけでなく、見る角度によって薄い水色から紫、黄色とはっきり色を変える「多色性」という特徴を持っています。

この特徴から、アイオライトは海をわたる船乗りにとって重要な石となりました。正確なコンパスなどない時代、船乗りにとって方角を知ることはとても重要で、難しいことでした。太陽が出ている日は、太陽の位置から方角を知ることができますが、そうでない日に道しるべのない海上で方角を知ることはとても困難です。そんな時に役に立つのが、アイオライトでした。

船乗りは海上で、薄くスライスしたアイオライトを使いました。アイオライトは太陽のある方向にかざすと、もっとも青色が強くなるのです。これは曇りの日でも使える方角を知る手がかりでした。

このことからアイオライトは、船乗りの必需品だったのです。また、アイオライトは融点が低く、高熱での加熱処理を行うことができません。そのため、未処理での石が流通していることが多く、比較的安価に手に入れることができる石でもあります。

もちろん未加工であるからといって、アイオライトが美しくないというわけではありません。アイオライトの特徴として、インクルージョンが少ないということも挙げられます。

インクルージョンは宝石に含まれる異物で、多くの場合は少なければ少ないほど良いとされます。美しい石の中に異物があると、どうしても気になってしまいますよね。アイオライトのインクルージョンが少ないというのは、それだけで価値があるということなのです。

その一方で、アイオライトには特別なインクルージョンが現れることもあります。インクルージョンが光の筋のようにみえる「キャッツアイ」やキラキラと光る粒が美しい「アベンチュレッセンス」などです。

これらのインクルージョンは滅多にあらわれませんが、かえってアイオライトの価値を上げるものとなります。

6-2.アイオライトの名前の由来と石言葉

アイオライトの語源は、ギリシャ語で菫色をあらわす「ion(イオン)」と石を意味する「lithos(リトス)」です。その他にもアイオライトには、多色性を持つことから二重や2色という意味の「ダイクロアイト」、川底から発見されることが多いことから「ウォーターサファイア」という別名もあります。

アイオライトの和名は「菫青石(きんせいせき)」です。すみれ色のアイオライトをそのままあらわしています。

石言葉は「道しるべ」「明確なビジョン」などです。方位磁石のない時代に船乗りたちを導いたアイオライトにぴったりの石言葉ですね。

6-3.パワーストーンとしてのアイオライトの効果

石言葉にもあるように、アイオライトは迷いのただなかにある人を導いてくれるパワーストーンです。人生に迷っているひとや、将来の目標が定まらない人は、アイオライトのパワーを借りてみてもいいかもしれません。

進学や就職、引っ越しなどで新しい場所に行く人や、新生活に不安を感じている人にもぴったりのパワーストーンです。

アイオライトが道しるべとして持ち主を導き、また迷いを打ち消してくれるでしょう。

6-4.アイオライトと相性の良いパワーストーン

ポジティブになりたい人には、アイオライトとラリマーの組み合わせをおすすめします。

ラリマーは、水色の石に広がる、波紋のような白い模様が美しいパワーストーンです。「世界三大ヒーリングストーン」と呼ばれるほど強い癒しのパワーを持っています。

物事に対してどうしてもネガティブな感情を持ってしまう人、過去の失敗やトラウマから抜け出せない人をポジティブにしてくれるラリマーは、持ち主を良い方向に導いてくれるアイオライトとの相性がぴったりです。

自分を好きになって、新しいことにチャレンジしたいという気持ちを後押ししてくれる組み合わせなので、ぜひそのパワーを借りてみてください。

7.日本人が発見した新しい宝石!スギライト

スギライトはまだ歴史の浅い石なので、詳しく知らないという人も多いでしょう。日本人が発見し、日本人の名前がついたパワーストーン「スギライト」について、詳しく見ていきましょう。

7-1.スギライトはこんな宝石

スギライトが最初に発見されたのは、1944年のことです。スギライトの多くはピンク色や紫色ですが、日本で最初に発見されたのは緑色の石でした。

1944年に発見されたにもかかわらず、当時はスギライトについて詳しく成分などを調べることができませんでした。その石が新種の鉱物だと認定されたのは1977年になってからのことです。その新鉱物は、発見に尽力した杉健一教授の名前から「杉石」「スギライト」と名付けられました。

日本でスギライトが発見されたのは愛媛県の岩城島という離島でしたが、ここで採れるスギライトはごくわずかでした。現在では、岩城島ではスギライトはほとんど採掘されていません。

現在のスギライトの主な産地は南アフリカです。1980年にカラハリ砂漠にあるヴィーゼル鉱山で大規模な鉱脈が見つかって以来、流通しているものはほとんどが南アフリカ産のものになりました。

南アフリカで採掘されるスギライトは、濃いピンクのものから濃い紫色のものまであります。自分の好みの紫色を選ぶことができるというのも、スギライトの人気の理由です。

7-2.スギライトの名前の由来と石言葉

スギライトは日本人が名前の由来になった、ただひとつの鉱物です。

スギライトが新鉱物として認められたのは1977年のことですが、鉱物の発見に尽力した杉健一教授はこの時すでに亡くなっていました。ですが教授の弟子が、教授の名前にちなんで新鉱物を「杉石」「スギライト」と名付けたのです。

スギライトの石言葉は「浄化」「癒し」です。今では世界三大ヒーリングストーンと呼ばれているスギライトには、強い癒しの効果があると言われています。

7-3.パワーストーンとしてのスギライトの効果

スギライトはラリマー、チャロアイトと並ぶ世界三大ヒーリングストーンと言われています。近寄ってくる悪い物を払いのけ、ネガティブな気持ちを追い払ってくれるパワーストーンです。

スギライトは薄ピンク色から濃い紫色、さらには緑色などの石もありますが、もっとも効果が強いとされるのは濃い紫色の石です。ですが持ち主を選ぶ石とも言われているので、スギライトを選ぶときは自分の気持ちに正直に、「欲しい」と思った石を選ぶようにしましょう。心のままに選んだ石が、あなたにふさわしい石なのです。

7-4.スギライトと相性の良いパワーストーン

スギライトは持ち主を選ぶ石だと言われています。なんとなくスギライトが目に付くなと感じたり、欲しいと感じた時は、スギライトに選ばれた時。あなたがスギライトの力を必要としている時なのだそうです。

そんな時は、相性の良い石は何かとか、どのように身に付ければいいのかなどということをあまり考えすぎないというのもひとつの方法です。

自分のフィーリングを信じて一緒につける石を選んでもいいですし、あるいはスギライトだけを身に付けるのもいいかもしれませんね。

8.ブドウのような色もあるロードライトガーネット

濃い赤色の宝石というイメージのあるガーネットですが、実はガーネットには赤以外にも黄色やオレンジ、緑、そして紫色などさまざまな色のガーネットがあります。その中でも今回は、グレープガーネットとも呼ばれるロードライトガーネットについて詳しく見ていきましょう。

8-1.ロードライトガーネットはこんな宝石

ガーネットには多くの仲間がいて、それらはまとめて「ガーネットファミリー」や「ガーネット一族」と呼ばれています。具体的にはガーネットは16種類あり、その中でいわゆる宝石と呼ばれるのは6種類です。その6種類を大きく分けると赤系の色のパイラルスパイトグループ、緑系の色のウグランダイトグループの2つのグループになります。

紫色のロードライトガーネットは、赤系のパイラルスパイトグループのひとつです。特にロードライトガーネットは濃いピンクや紫色で、バラの花の色とも、ブドウの色とも呼ばれます。

ロードライトガーネットには光を強く反射する性質があり、見た目にも美しく人気があります。特に美しい紫色のものは「ロイヤルパープル」と呼ばれているそうです。

ロードライトガーネットが最初に発見されたのはアメリカのノースカロライナ州で、1880年から1890年代のことだと言われています。ですがその鉱山は20年ほどで枯渇してしまい、ロードライトガーネットは一時的に希少な宝石になりました。しかしその60年後、ロシアのウラル山脈やタンザニアのウンバ渓谷で、ロードライトガーネットの大きな鉱脈が発見されました。その他にもスリランカ、ブラジル、インドなど多くの産地が発見され、ロードライトガーネットは比較的安価に手に入れることができる宝石になったのです。

8-2.ロードライトガーネットの名前の由来と石言葉

ロードライトガーネットの語源は、ギリシア語でバラの花を意味する「Rhodo(ロード)」とも、シャクナゲの花を意味する「Rhododendron(ロードデンドロン)」とも言われています。どちらも、その色に由来しているようです。

和名は「薔薇柘榴石(ばらざくろいし)」なので、バラの花が由来になっています。

ロードライドガーネットの石言葉は「不変の愛」です。

バラの花は愛のイメージもありますし、宝石のバラと考えると不変の愛というのも納得ですね。

8-3.パワーストーンとしてのロードライトガーネットの効果

ロードライトガーネットは、持ち主の精神力を高めてくれるパワーストーンです。特に紫色が濃いものはスピリチュアルな効果が強く、赤っぽいものは持ち主のやる気をアップさせる効果が強いと言われています。

ガーネットは持ち主の努力に応えて、結果を出してくれる石です。がんばりたいという気持ちはあるのに、今ひとつやる気が出ない人や結果がついてこない人に、ガーネットは力を貸してくれるでしょう。

また石言葉に「不変の愛」とあるように、恋愛の石でもありますので、恋愛方面でがんばりたい時にもぴったりです。

8-4.ロードライトガーネットと相性の良いパワーストーン

ロードライトガーネットと相性が良いパワーストーンは、ラピスラズリです。

ラピスラズリは「試練の石」と呼ばれていて、持ち主に試練を与えることで成長を促す効果があります。

そこでぴったりなのが、ロードライトガーネットです。ロードライトガーネットは努力に応えてくれる石なので、ラピスラズリが持ち主に与えた試練を乗り越えようと頑張る時にサポートしてくれます。

成長したいという人は、ロードライトガーネットとラピスラズリを身に付けましょう!

9.トルマリンの仲間であるシベライト

トルマリンには多くの色のものがあり、「トルマリンにない色はない」と言われています。その中のひとつである紫色のトルマリンはシベライトと呼ばれており、流通量が少ない希少な宝石です。

9-1.シベライトはこんな宝石

トルマリンは赤、青、黄色、ピンク、紫などさまざまな色があり、色ごとに名前がついているものもあります。

赤やピンクのトルマリンはルベライト、濃い青のトルマリンはインディゴライト、そして紫色のトルマリンはシベライトと呼ばれています。

トルマリンは、石自体が電気を発している唯一の鉱物です。一時期の健康ブームでは、トルマリンが血流を良くする効果があり、肩こりに効くと言われていました。健康目的でトルマリンのネックレスを身に付けたり、浴槽にいれたトルマリン風呂というのが流行したこともあります。

科学的にその効果があるかどうかは証明されてはいませんが、少なくともトルマリンが電気を発している石というのは本当のことです。

シベライトももちろんトルマリンの一種ですから、電気を発しています。ですがシベライトは見た目が美しいので、健康目的というよりもジュエリーやパワーストーンとして利用されることの方が多いです。

他の色のトルマリンと比べると、流通量は多くありませんので探そうと思うと少し苦労するかもしれません。

9-2.シベライトの名前の由来と石言葉

シベライトの名前の由来はロシアのシベリアです。

紫色のトルマリンが発見されたのはロシアのシベリアだったことから、その名前がつけられました。

石言葉は「想像力」「直感」「心身の癒し」などです。

健康に良いとされているトルマリンの仲間ですから、「心身の癒し」という石言葉になっているのかもしれませんね。

9-3.パワーストーンとしてのシベライトの効果

シベライトには「想像力」「直感」という石言葉のように、持ち主に新たなアイデアを授けるパワーストーンと言われています。芸術方面で才能を発揮したい人にぴったりのパワーストーンです。

また物事の本質を見抜くパワーもあるので、自分にとって「良い物」「悪い物」を見分けるのにも役立つでしょう。

9-4.シベライトと相性の良いパワーストーン

シベライトと相性の良いパワーストーンはスピネルです。

スピネルもいろんな色がある石ですが、その中でも特にシベライトと一緒に持つのにおすすめなのは赤い色のレッドスピネル。

レッドスピネルは持ち主に積極性を与えて行動を促し、カリスマ性を高めると言われています。

芸術方面で才能を伸ばしたいと思った時には、おそらくさまざまな壁が立ちはだかるでしょう。ついネガティブに考えてしまって、なかなか行動に移せなかったりもするかもしれません。

そんな時にレッドスピネルとシベライトの組み合わせなら、持ち主の背中を押してカリスマ的な才能を発揮する手助けをしてくれるでしょう。

10.価値の高い紫色のダイヤモンド

ダイヤモンドを知らないという人はいないでしょう。世の中で最も有名な宝石といっても過言ではないかもしれません。今回はそんなダイヤモンドの中でも特に珍しい、紫色のダイヤモンドについて詳しく解説していきます。

10-1.ダイヤモンドはこんな宝石

ダイヤモンドと言えば、その輝きですよね。ダイヤモンドの輝きには、ダイヤモンドの持つふたつの性質が大きく関係しています。その性質とは、「屈折」と「分散」です。

宝石は内部に取り込んだ光を曲げることで輝きます。この時すべての光が曲がるわけではなく、曲がる光の量は石それぞれです。その曲げる光の量は「屈折率」であらわされます。屈折率が高い石ほど、より多くの光を曲げられるということです。ダイヤモンドはこの屈折率が非常に高い石なのです。

また屈折した光は、角度によってそれぞれの色を発します。光がさまざまな角度で曲がるとそれだけ多くの色の光になるのです。これを「分散率」といいます。分散率が高い石は、内部で曲がった光が多くの色に見えるのです。この現象を「ファイア」と言います。もし手元にダイヤモンドがあれば、光をあててよく見てみてください。ダイヤモンドの中に七色の光が見えると思います。その七色の光がファイアです。

高い屈折率と分散率を持っているので、ダイヤモンドは強い輝きを放つのです。ダイヤモンドと言えば一番有名なのはカラーレスの、透明なダイヤモンドですよね。ですがその他にも「ファンシーダイヤモンド」と呼ばれる様々な色がダイヤモンドにはあります。

ブラックダイヤモンドは元は工業用に用いられていたのですが、近年ではジュエリーとしても加工されるようになりました。工業用として用いられていたという経緯から、ブラックダイヤモンドはカラーダイヤモンドとしては安価で手に入ります。

イエローやブラウンのダイヤモンドは比較的流通量が多く、価格もカラーレスのダイヤモンドより少し高いくらいです。それよりも高価なのはオレンジやピンクのダイヤモンドです。ピンクのダイヤモンドはかわいらしいイメージで、ショップで見かけることも比較的多いのではないでしょうか。

ファンシーダイヤモンドの中でもっとも価値が高いと言われているのはレッドダイヤモンドです。レッドダイヤモンドは世界に30個ほどしかない、幻のダイヤモンドと言われています。価格にして数億円はくだらないと言われていますので、何かの機会で見ることができればそれだけでもラッキーですね。

紫色のダイヤモンドは、レッドダイヤモンドほどではありませんが、とても希少です。赤みの強い紫のパープルダイヤモンドと、青みの強い紫のバイオレットダイヤモンドがあります。

10-2.ダイヤモンドの名前の由来と石言葉

ダイヤモンドの語源はギリシア語の「adams(アダマス)」だと言われています。意味は「不屈」「不滅」です。ダイヤモンドが非常に硬い鉱物であることから、この名前がついたようですね。

和名は「金剛石(こんごうせき)」です。金剛というのはサンスクリット語で「最上の」「もっとも優れた」という意味の「vajra(ヴァジュラ)」を訳した言葉です。

ダイヤモンドの石言葉は色によって異なりますが、紫のダイヤモンドの石言葉は「華やかさ」「愛情」などです。カラーレスのダイヤモンドも強い輝きの美しさがありますが、紫色のダイヤモンドはさらに神秘的な華やかさがあるので、ぴったりな石言葉ですね。

10-3.パワーストーンとしての紫のダイヤモンドの効果

紫のダイヤモンドは、愛情や魅力アップのパワーストーンです。恋愛面をサポートしてくれる石なので、好きな人がいる時や誰かに気持ちを伝えたい時にぴったりでしょう。

ただしダイヤモンドはとてもパワーの強い石なので、ネガティブな気分の時や疲れていて休みたい時には不向きです。気力に満ちていて、前向きに進んでいきたい、自分をいっぱいアピールしたい!という時だけ身に付けるようにしてください。

10-4.紫のダイヤモンドと相性の良いパワーストーン

紫のダイヤモンドと一緒に持つのにおすすめのパワーストーンは、ペリドットです。

ペリドットは明るい黄緑色の石で、屈折率が高くわずかな光でもキラキラと輝きます。「太陽のかけら」とも呼ばれる明るいポジティブなパワーを持ったパワーストーンなので、ダイヤモンドに向き合うためのパワーをくれるでしょう。

ペリドットは人間関係を良好に保つ効果もあるパワーストーンです。

紫のダイヤモンドとペリドットを組み合わせは、前向きな恋愛をしたい人にパワーを与えてくれます。

11.(まとめ)紫の宝石を身に付けて魅力をアップさせよう!

今回は紫色の宝石10種類と、それぞれの宝石の魅力をお伝えしてきました。

紫といっても、赤っぽい紫や青っぽい紫、パステルカラーの優しい色合いのものから濃く鮮やかな色までさまざまです。お好みの紫色の宝石はありましたか?

紫色の宝石には、なんとなくミステリアスな雰囲気がありますよね。そんな宝石を身に付けると、自分も魅力的な人間になれるような気がします。スピリチュアル的にも、紫色の宝石には魅力をアップさせる宝石や才能を引き出す宝石など、さまざまな効果があるパワーストーンばかりです。

さまざまな紫色の宝石の中から、自分でこれが一番だと思える石を探してみてください。

紫色の宝石が、きっとあなたの魅力をアップさせてくれるでしょう!

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