2024年3月29日
ルイヴィトンのアンプラントとは?特徴や耐久性、人気アイテムも紹介
ブランド
世界三大ブランドのひとつとして知られているルイヴィトン。そんなルイヴィトンには多くのデザインがあり、それぞれに魅力がいっぱいです。その中でも「アンプラント」は、人気の高いデザインとして知られています。
今回は、ルイヴィトンのアンプラントについて深掘りしていきます。アンプラントは、2010年に発表され、モノグラムパターンが型押しされたデザインです。
アンプラントはどのような素材が使われているのか、耐久性はどのくらいなのか、人気のバッグや財布はどのようなものがあるのかなどを解説します。この記事を一読していただければ、アンプラントについての疑問が解決できるようになっています。
アンプラントの魅力や人気の秘密を知っていただければ幸いです。
目次
1.アンプラントのデザインとは?
アンプラントのデザインは、レザーにモノグラムパターンが型押しされています。このアンプラントのデザインは、いつ誕生したのでしょうか。またどんな種類があるのか紹介していきます。
1-1.アンプラントはモノグラム・アンプラントとも呼ばれている
アンプラントとは、フランス語で「刻印」を意味する言葉です。その言葉の通り、モノグラムパターンがレザーに型押し(刻印)されています。そのため、モノグラム・アンプラントとも呼ばれています。
1-2.アンプラントが誕生したのはいつ?
アンプラントが誕生したのは、2010年です。現在は廃盤となっている「モノグラム・グラセ」と「モノグラム・マット」の後継デザインとなっています。
モノグラム・グラセは、ガラス加工を施したレザーにモノグラムパターンを刻印したラインで、2000年にメンズ向けで登場しました。モノグラム・マットは、光沢を抑えたレザーにモノグラムパターンを刻印したラインで、2002年に登場しています。
そもそも、アンプラントに型押しされているモノグラムパターンが誕生したのはいつかご存じでしょうか。モノグラムは1896年、2代目のジョルジュ・ヴィトンによって発表されました。
デザインは、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のイニシャルのLとV、星や花柄を組み合わせたモノグラムです。モノグラムの中にある、花柄を丸で囲った柄は、日本の家紋がルーツになったと言われています。そんな歴史あるモノグラムパターンを型押ししたデザインが、アンプラントなのです。
1-3.バイカラーモノグラム・アンプラントとは?
アンプラントに派生して新しく誕生したデザインが、バイカラーモノグラム・アンプラントです。アンプラントのモノグラムパターンよりサイズが大きいのが特徴です。またバイカラー(2色使いのカラーリング)となっており、型押しされたモノグラムパターンに色付けされています。
バイカラーモノグラム・アンプラントが発表されたのは、2021年の春夏新作コレクションでした。登場して間もないですが、人気デザインとなっています。
2.アンプラントレザーとは?
アンプラントは、どのようなレザーが使われているのでしょうか。また、アンプラントレザーの耐久性はどれくらいなのか、お手入れ方法やデメリットについても紹介します。
2-1.アンプラントは最高級の牛革と言われるカーフレザー
ルイヴィトンのアンプラントレザーは、最高級の牛革と言われるカーフレザーが使われています。カーフレザーとは、生後6ヶ月以内の仔牛の革を指します。仔牛は希少性が高いことや、生後間もないためきめが細かく、やわらかいことが特徴です。また、カーフレザーは使うほどに革が馴染んでいく感じや、革特有のツヤ、シルキーな手触りも楽しめます。
ルイヴィトンのアンプラントレザーはカラーリングされた後、ミネラル鞣しを施しており、特有のシボも魅力です。シボとは、革の表面にある立体的なシワの模様を言います。ひとつとして同じものはない「シボ」は、自分だけのアンプラントレザーとして経年変化を味わえます。
アンプラントの素材であるカーフレザーはデリケートなため、正しいお手入れ方法を知っておく必要があります。カーフレザーは特に水に弱く、雨に当たるとシミになってしまいます。シミを防ぐには、雨の日は持ち歩かないようにするのが一番の対処法です。
もし、雨や水分がカーフレザーについてしまった場合は、乾いた布でトントンと軽くたたくように拭き取りましょう。またカーフレザーは熱にも弱いという特徴があるため、ドライヤーを使って水分を乾かすのはよくありません。天日干しではなく、日陰の風通しの良い場所で水分を飛ばしましょう。
また、定期的に防水スプレーを使うのも有効です。もしものために備えることができます。
レザーアイテム全般に言えることですが、化粧品やアルコール消毒、クリームなども要注意です。革の自然な美しさを損ない、シミができる可能性が高いためです。きれいな状態を保つには、普段から気にかけることが大切です。
2-2.アンプラントレザーの耐久性はどれくらい?
アンプラントレザーとして使用されている、カーフレザーの耐久性について解説していきます。ルイヴィトンアイテムの中で、高価で人気の高い「エピ」と比較して、どちらの耐久性が高いのか、についても触れていきます。
2-2-1.エピと比べてどちらの耐久性が高い?
ルイヴィトンのエピは、グレインレザーという本革を採用しています。グレインレザーは厚みがあるため丈夫で、革をなめすときにブツブツした模様をいれるため型崩れしにくいという特徴があります。また一般的なレザーに比べて、衝撃に強いことも特性です。
そのため、エピの耐久性は高く、丁寧に扱えば40年もつと言われています。一方で、アンプラントに採用されているカーフレザーはやわらかいのが特徴のため、エピより耐久性は劣ります。寿命は、一般的なレザー商品と同じくらいと考えてよいでしょう。
2-2-2.エピと比べて傷が目立ちやすいのはどっち?
エピはフランス語で「麦の穂」を意味し、細かく型押しされた模様は麦の穂が風に揺れる状態がデザインされています。細かく型押しされているため、小さな傷は目立ちにくいと言われています。アンプラントはエピに比べて凹凸が少ない分、傷が目立ちやすいかもしれません。
傷の大きさや、縦や横に入る傷など、状態やアイテムのカラーなどによって目立ちにくさは異なりますが、エピの方が傷が目立ちにくいとされています。
2-3.アンプラントレザーは経年するとベタベタする?
ルイヴィトンのアンプラントレザーのデメリットとして、経年するとコバがベタベタしてくることが挙げられます。コバとはバニッシュとも呼ばれ、バッグや財布の革の裁断部分やへりのことを指します。バッグでは角の部分、財布では札入れのじゃばら部分にベタベタが現れることが多いです。
コバがベタベタになる原因は、経年劣化や湿気による加水分解があります。アンプラント素材にはベタベタになるのを防ぐために薬剤が塗られていますが、経年により薬剤がはがれてしまい、コバがベタベタしてくるのです。また、日本は湿度の高い国であり、制作地域であるヨーロッパなどと環境が異なります。そのため、高い湿度により加水分解が進み、ベタベタになってしまうのです。
対処法としては、長期間クローゼットのような風通しの悪い場所に保管しないことや、アイテムを箱に入れたまま長く収納しないこと、シリカゲルなどを使用して湿気対策することなどがあります。また、たまに愛用するより、よく使用する方がベタベタになりにくいと言われています。
一度ベタベタになってしまうと、汚れがついたりベトベトが他の場所についたりするため、メンテナンスに出す必要があります。ルイヴィトンはリペアサービスが用意されているため、店舗にアイテムを持っていき、相談することが可能です。
3.アンプラントのカラー展開は?
アンプラントレザーは隅々までカラーリングされ、ミネラルなめしされているのが特徴で、深みのある色合いが魅力です。アンプラントのカラー展開は多くあり、現行品のカラーや人気のカラーを紹介します。
3-1.ノワール
ノワールは、フランス語で「黒」を意味します。ノワールは普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍し、利用するシーンを限定しません。また、どんなファッションにも合わせやすいことから人気があります。
ノワールは型押しされたモノグラムパターンを上品に見せるのも特徴となっており、あまりブランド感を出したくない人からも支持を得ています。
3-2.トゥルトレール
トゥルトレールは、グレージュ系の色合いをしています。ベージュとグレーを合わせたようなカラーとなっており、落ち着いた印象を与えます。明るすぎず暗すぎないトゥルトレールは、飽きのこない色味が特徴です。
トゥルトレールはフランス語で「キジバト」を意味し、平和の象徴であるため、縁起の良いカラーです。
3-3.ブルー
爽やかなブルーは、刻印されたモノグラムパターンを引き立たせます。上品かつおしゃれな色合いは、アンプラントレザーにぴったりです。ゴールド金具との相性も良いブルーは、人気のカラーです。
3-4.クレーム
クレームは、ホワイトベージュのような落ち着いた優しい色合いが特徴です。どんな服装にも合わせやすく、オールシーズン活躍するカラーです。クレームは汚れが目立ちやすいと思われる方も多いですが、そんなデメリットを補う以上の魅力を持ち合わせています。
3-5.ジャイプル
ジャイプルは、紫を帯びたフューシャ・ピンクです。はっきりとした色合いで、鮮やかさが特徴のジャイプルは、ファッションのアクセントになります。2013年に発表されたカラーですが、現在でも人気があります。
4.アンプラントの人気の理由とは?
カーフレザーにモノグラムパターンを刻印した上品なアンプラントは、多くの魅力を持つデザインです。アンプラントの人気の理由を3つに分けて紹介します。
4-1.エレガントな見た目
アンプラントは何と言っても、エレガントな見た目が人気です。レザーに型押しといったおしゃれなデザインは、普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれます。上品でエレガントな見た目は、落ち着いた大人の魅力を引き出してくれます。
4-2.ブランドの主張が控え目
アンプラントは、ブランドの主張が控え目なことも人気のポイントです。ダミエやモノグラムのデザインは、一目見るだけでルイヴィトンのアイテムだとわかります。一方で、アンプラントはモノグラムパターンが採用されていますが、印刷ではなく型押しされているため、遠目で見るとモノグラムなのか判断できません。
アンプラントは、ダミエやモノグラムのようにヴィトン感を前面に出さずに、モノグラムパターンを楽しめるのも魅力です。
4-3.レザーの経年変化を楽しめる
アンプラントは上質なカーフレザーが採用されており、レザーの経年変化を楽しめるのも人気の理由です。カーフレザーは質感がやわらかいのが特徴で、色を装飾する際にミネラルなめしが施されているため、独特の光沢も楽しめます。カーフレザーは経年とともに、革が馴染む感覚やツヤを楽しめます。
レザー商品特有の経年変化を楽しめるアンプラントは、使えば使うほどに味わいを感じられるのです。
5.アンプラントの人気財布8選
アンプラントの財布は、長財布から折りたたみ財布、小銭入れまで、さまざまなアイテムが展開されています。アンプラントの財布の中には、カーフレザーではなくグレインレザーが採用されているアイテムもあるため、選ぶ際のポイントになります。また、財布によってカラー展開も異なるため、要チェックです。
アンプラントの人気財布を8つ、紹介します。
5-1.ポルトフォイユ・クレア
ポルトフォイユ・クレアは、グレインレザーを採用したコンパクト財布です。マチ付きファスナー式コインケースは2つに分かれており、小銭が見えやすく取り出しやすいのが特徴です。外ポケットもついているため、収納力にも優れています。
グレインレザーが使われているため長く愛用でき、機能性が高いのが魅力です。
5-2.ジッピー・コインパース
ジッピー・コインパースは、小銭専用の財布となっており、ポケットにも入るコンパクトなアイテムです。ラウンドファスナーを採用しており、ファスナー金具にはレザーがあしらわれています。セカンド財布として使用したり、キャッシュレス決済をしたりする方に最適な財布です。
5-3.ポルトフォイユ・サラ
ポルトフォイユ・サラは、ルイヴィトンで人気の高い長財布です。三角のエンヴェロップ型のフラップで、スナップボタンにて開閉するのが特徴です。収納力が高いのも魅力で、16カ所のカード用ポケット、2カ所のマチ付きコンパートメントなどを有しています。
アンプラントのカラーは、ノワールとトゥルトレールが販売されています。
5-4.ジッピー・ウォレット
ジッピー・ウォレットは、ルイヴィトンの財布の中で一番の人気を誇ります。魅力は、型崩れしにくく取り出しやすいラウンドファスナーや十分な収納を備えていること、ファスナー金具にレザーがあしらわれていることなどが挙げられます。ライニングにグレインレザーが使用されているため、長く使えるのも魅力です。
ジッピー・ウォレットは人気が高いため、アンプラントのカラーもノワール・ブルー・トゥルトレール・クレームの4色と豊富に展開されています。
5-5.ポルトフォイユ・ゾエ
ポルトフォイユ・ゾエは、サイズが幅9.5×高さ7.5×マチ3cmとコンパクトな3つ折り財布です。三角のエンヴェロップ型のフラップが可愛らしいのが特徴です。アンプラントのカラーは、ノワールとトゥルトレールが販売されています。
5-6.ポルトフォイユ・エミリー
ポルトフォイユ・エミリーは、丸みを帯びた四角のエンヴェロップ型のフラップが特徴の長財布です。ポルトフォイユ・エミリーの最大の魅力は、内装のコントラストカラーです。シックなノワールの外装から一転して、内装はピンクカラーがあしらわれています。
コインパートメントの金具にもピンクカラーのレザーが付いており、財布を開けるたびに可愛らしさを感じられます。長財布のため収納力も抜群で、ライニングにグレインレザーを採用しているため長く愛用できるのも魅力です。
5-7.ポルトフォイユ・クレマンス
ポルトフォイユ・クレマンスのサイズは幅20×高さ9×マチ2cmとなっており、ジッピー・ウォレットよりスマートな印象を受ける長財布です。スマートながら十分な収納を備えており、8カ所のカード入れや、2カ所のレシートなどを収納できるコンパートメントなどを有しています。ラウンドファスナーで、ファスナー金具にはレザーがついています。
5-8.ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ
ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌはサイズが幅12×高さ9.5×マチ1.5cmで、コンパクトサイズながらも機能性に優れているのが特徴です。3つ折り財布ですが、紙幣用ポケットが用意されているため、お札を折らずに収納できます。またファスナー式コインポケットや、6カ所のカード入れがあるのも魅力です。
アンプラントのカラーは、ノワール・ブルー・クレームの3色が展開されています。
6.アンプラントの人気バッグ9選
アンプラントレザーを使用したバッグは、エレガントで高級感があるため人気です。アンプラントレザーのバッグは、収納力やフォルム、内装などが異なった、さまざまなアイテムがあります。アンプラントの人気バッグを9つ、紹介します。
6-1.スピーディ・バンドリエール
スピーディは、ルイヴィトンのテーマである「旅」を継承するバッグで、始まりは1930年となっており長い歴史があります。そんなスピーディは、コンパクトな見た目以上の収納力が魅力です。内装はフラットポケットのみとシンプルで、荷物を探しやすい仕様となっています。
付属されるバンドリエールは、ゴールドチェーンを取り入れたレザーのショルダーストラップとなっており、斜めがけや肩掛けバッグとして利用できます。ダブルハンドルでハンドバッグとしても使用でき、刻印入りのパドロックがワンポイントの魅力あふれるバッグです。アンプラントのカラー展開は、ブルー・ノワール・クレームとなっています。
6-2.ミュルティ・ポシェット・アクセソワール
2つのポーチを1つに繋ぎ合わせた、ミュルティ・ポシェット・アクセソワールはさまざまな使い方ができるバッグです。サイズの違う2つのポーチを分けて、1つのポシェットとして利用できます。またチェーンとストラップが付属されており、ハンドバッグにしたり斜めがけしたりと、その日の気分によって選べます。
チェーンやストラップは取り外し可能なため、ポシェットをポーチとして使用することも可能です。1つのバッグで、何通りもの楽しみ方ができるミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、人気が高いのも頷けます。アンプラントのカラーは、ノワールとクレームがあります。
6-3.ネオアルマ BB
アルマは、ルイヴィトンのバッグの中で人気の高いアイテムです。アルマは1992年に誕生したバッグで、パリのセーヌ川にかかっているアルマ橋から着想を得たフォルムをしています。需要の高いアルマは多くのサイズが展開されており、ネオアルマ BBはコンパクトです。
ネオアルマ BBのサイズは幅25×高さ18×マチ12cmとなっており、最近のミニバッグブームに乗って、人気は高まるばかりです。ネオアルマ BBのアンプラントの魅力は、高級感のあるバッグのフォルムとエレガントなデザインがマッチしている点です。取り外し可能なストラップをつけて、ファッションのワンポイントにしておしゃれも楽しめます。
6-4.ネヴァーフル
ネヴァーフルはルイヴィトンのバッグの中で、定番アイテムのひとつです。仕切りのない内装は荷物が見やすく、バッグの入口が広いため荷物を出し入れしやすいのが特徴です。バッグの広い入口はフックが取り付けられており、中身が丸見えになるのを防いでくれます。
付属品にクラッチバッグとしても活躍するポーチがあることも人気の理由で、バッグと同じアンプラントカラーをしています。また左右に2つずつ設置されたサイドレースは、荷物の量によって絞ったり緩めたりすることができます。バッグの表情の変化を楽しめるのも魅力です。
ダブルのロングハンドルは肩にかけられるため、腕の負担を軽減してくれます。
6-5.オンザゴー PM
オンザゴーは、1968年に発表された「サック・プラ」から着想を得た、歴史あるバッグです。オンザゴーは「活動的」や「いつでも活躍する」などの意味を持ち、その名の通り普段使いからビジネスシーンまで幅広く愛用できます。モノグラムパターンを大きくして、アンプラントしているデザインが特徴です。
ダブルハンドルで荷物をしっかり支え、コーナーにリヘッド加工が施されており、丈夫なのも魅力です。長さの調整ができるストラップで、斜めがけして使うこともできます。ジャイアントモノグラムがデザインされたオンザゴーは、使うシーンを選ばないバッグとして人気を集めています。
オンザゴー PMのサイズは、幅25×高さ19×マチ11.5cmとなっています。
6-6.オンザゴー EW
オンザゴー EWは、オンザゴー PMを再解釈したバッグです。サイズは幅25×高さ13×マチ10cmとなっており、横長のフォルムでコンパクトサイズなのが特徴です。また、さまざまな使い方ができるのも魅力で、ダブルハンドルでハンドバッグとして使用したり、チェーンやレザーストラップを取りつけて肩掛けバッグとして使用したりできます。
6-7.ネオノエ
ネオノエはきんちゃく型のバッグで、レザーを引いたり緩めたりして開閉するのが特徴です。内装は中央にファスナー付きポケットが配置されているため、仕切りになり荷物をわけて入れられます。大切な物はファスナー付きのポケットに入れられるのも安心です。
可愛らしいフォルムとアンプラントのエレガントさが共存した魅力あふれるネオノエは、大変人気です。付属されているストラップは、取り外し可能で調節もできます。
6-8.ディアヌ
ディアヌは、さまざまな使い方ができるのが魅力のマグネット開閉式バッグです。付属のレザーストラップを取り付けると、ハンドバッグや肩掛けバッグとして利用できます。またLOUIS VUITTONの文字と花柄、星柄が描かれたジャカードストラップを取りつければ、斜めがけバッグとして活躍します。
カラー展開は、ブルー・ノワール・クレームがあり、ライニングのカラーがそれぞれ異なるのも魅力です。
6-9.トリアノン MM
トリアノンは、LVの文字が書かれたタグやダブルファスナー、2つの外ポケットを有しているのが特徴のバッグです。ダブルハンドルでかっちりしたフォルムは、エレガントな印象を与えます。またモノグラム・ジャイアントパターンが刻印された、アンプラントレザーを採用しています。
トリアノン MMのサイズは幅36×高さ22×マチ9cmとなっており、ビジネスシーンでも活躍できる収納力を持ち合わせているのも魅力です。
7.アンプラントとモノグラムはどっちがいい?
ルイヴィトンのモノグラムのデザインが好きな人にとって、アンプラントとモノグラムはどちらを選べばいいか迷う人も少なくないでしょう。アンプラントのノワールや、ブラウンのモノグラムはどちらも落ち着いた色合いをしており、似ている点があります。そこで、アンプラントとモノグラムのそれぞれのメリットとデメリットを解説していきますので、比較してみてください。
7-1.アンプラントのメリット
アンプラントのメリットは多くありますが、モノグラムと比較すると、アンプラントの方が活躍するシーンが幅広いことが利点でしょう。アンプラントはレザーに型押しされたデザインのため、モノグラムのように一目見ただけでルイヴィトンの商品だと分かる人が少なく、ブランド感が抑えられています。そのため、アンプラントのノワールのようなシックな色合いであれば、ビジネスシーンで愛用しても違和感を感じません。
普段使いからビジネスシーンまで幅広く使用できるのが、アンプラントのメリットと言えます。
7-2.アンプラントのデメリット
アンプラントのデメリットとして、モノグラムより価格が高いことが挙げられます。たとえば、スピーディ・バンドリエール25で価格比較すると、アンプラントは387,200円、モノグラムは272,800円です。素材や工程が違うため、価格差があることが分かります。
7-3.モノグラムのメリット
モノグラムのメリットは、アンプラントより丈夫で、定期的なメンテナンスを必要としないことでしょう。モノグラムの素材はレザーではなく、トアル地という生地が採用されています。トアル地は、エジプト綿をPVC加工した素材であるため、レザーより傷がつきにくく丈夫です。また定期的なメンテナンスは、ほとんど必要としません。
モノグラムは素材が革でないことが、最大のメリットと言えます。
7-4.モノグラムのデメリット
モノグラムのデメリットは、アンプラントレザーのように経年変化を楽しめない点が挙げられます。モノグラムの素材はレザーではないため、経年による素材の味の変化はありません。レザーアイテム特有の経年変化に魅力を感じる方は、モノグラムよりアンプラントの方が向いていると言えます。
8.アンプラントは上品なデザインで使いやすい
アンプラントは何と言っても、エレガントなデザインが魅力です。ルイヴィトンのデザインを象徴するモノグラムパターンを型押ししたデザインは、2010年に発表されました。印刷されていないデザインで、ブランド感を前面に出さないアンプラントは瞬く間に人気を不動のものにしています。
アンプラントレザーは希少性の高いカーフレザーを採用しており、経年するごとに革がなじむ感覚やツヤを楽しめます。また、柔らかい素材は手触りが良いのも特徴です。
アンプラントは需要が高いため、多彩なバッグや財布が展開されています。あなたが使いたいシーンや好みに合ったアンプラントのアイテムが見つかれば幸いです。