2023年11月30日
【初心者必見】サファイアのジュエリーを買うときのポイントを徹底解説!
ジュエリー
皆さんは「青い宝石といえば何?」と聞かれて一番に何が思い浮かびますか?
現在発見されている青い宝石はたくさんありますが、『サファイア』と答える人が最も多いくらい有名で人気のある石です。
サファイアは美しいブルーカラーが特徴的で、身を飾るジュエリーにも加工されて古来から多くの人々に愛されてきました。見た目の美しさだけではなく、サファイアの持つ物語や不思議なパワーも持ち合わせていることから奥が深い宝石です。サファイアはとてもで、
そんなサファイアは色や輝き、大きさも様々なことから数多くのジュエリーブランドのアイテムに採用されることが多いです。
この記事では、サファイアを使ったジュエリーの魅力について深堀りしていきたいと思います。「どれも素敵で選べない!」という方のために、TPOや自分の気分に合わせたサファイアジュエリーの選び方や、ジュエリーブランドについてもいくつか紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
1.そもそもサファイアってどんな石?
出典:GIA
多くのジュエリーブランドで扱われるサファイアですが、『9月が誕生石の青い石』というざっくりとした内容しかわからない方も多いのではないでしょうか?サファイアは知れば知るほど奥が深くて面白い宝石となっております。
この章では、そもそもサファイアはどんな石なのかを解説していきたいと思います。宝石言葉なども紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
1-1.サファイアとルビーは同じ鉱物
まず、サファイアとはどのような石なのか。その成り立ちから見ていきたいと思います。
サファイアは『コランダム』という名前の鉱物の一種で様々な色があります。赤いコランダムはルビーと呼ばれ、それ以外の色のものはサファイアと呼ばれます。つまりルビーとサファイアは言わば兄弟や姉妹のようなものであるとも言えます。
サファイアの名前の由来は、ラテン語のsapphirus(サフィリス)から来ています。意味はずばり『青』で、和名は『蒼玉』。青い宝石=サファイアというのはその名前が付けられた時から変わらない印象のようですね。
ルビーと同じ鉱物の一種であるサファイアは、昔から青い宝石を象徴しています。
1-2.サファイアの始まりはギリシャ神話!
サファイアはギリシャ神話の中にも登場します。全知全能の神『ゼウス』と敵対していた神『プロメテウス』が、サファイアをはじめて身に着けたと言われています。プロメテウスは人間に火を与えた神として知られておりますが、その際に火を盗んだカウカス山でサファイアを採掘したという伝説があります。
また、サファイアの深い青色は空に例えられることもあります。
古代ペルシア人はサファイアを『地球を支える台座のかけら』だと信じていました。サファイアの反射で私たちが見ている空は青く見えるのだそうです。なんだかとてもロマンチックです。
ギリシャ神話に登場するほどの長い歴史を持つサファイアは、現代を生きる私たちにもロマンチックな印象を与えてくれます。
1-3.パワーストーンとして知られるサファイアが象徴する意味
サファイアにはパワーストーンとして知られている側面もあります。
サファイアから見られる深い青は古来から『知恵・純潔・誠実・平和』の象徴ともされてきました。持ち主の集中力を高めたり、平穏をもたらしたりするともいわれています。それだけ多くの人間は、サファイアの青に不思議なパワーを感じて魅了されてきたんですね。
4つのスピリチュアル的な意味を持つサファイアは、ジュエリーとして身に着けていればお守り替わりになるとも言えます。
1-4.サファイアの宝石言葉は『誠実・守護・博愛』
花に花言葉があるように、宝石や石にも『宝石言葉』というものがあります。
もちろん、サファイアも例外ではありません。
色によっても異なりますが、青いサファイアの石言葉は『誠実・守護・博愛』です。サファイアが人々にとってどれだけ大切に扱われてきたかよくわかりますよね。こんな良い言葉を持つ石が大事にされないはずはありません。
サファイアは誠実で一途な愛を象徴していることから、花嫁が幸せになれるおまじない『サムシング・フォー』としてアイテムが選ばれることが多いです。結婚指輪や婚約指輪にも最適な宝石です。
1-5.サファイアは幸運を呼ぶ9月の誕生石!
サファイアは9月の誕生石としても広く知られています。
自分の生まれ月の誕生石を持っていると幸運が訪れたり願いがかなうとも言われていることから、誕生石を好んで身に着ける人も多いですよね。プレゼントとして誕生石のジュエリーを貰った経験がある人も多いのではないでしょうか。
数多くある宝石のなかでも『ダイヤモンド』や『エメラルド』など、誕生石としても有名な石が多いですよね。誕生石は国によっても違いますが、日本では1958年に全国宝石商組合が制定しました。それ以来半世紀以上もの間、9月の誕生石と言えばサファイアとして親しまれてきました。
自分の誕生石を身に着けることによって自己肯定感を上げてくれたり、守護石としても活躍します。
1-6.ダイアナ妃も着用!有名なサファイアのジュエリー
様々な意味と逸話を持っているサファイアは、現代でも多くのジュエリーブランドに加工され、古くからの歴史にも名を残しています。
世界で最も有名と言われているサファイアは、現イギリス国王であるチャールズ王が皇太子時代にダイアナ元妃に贈った18カラットの指輪です。GIA(米国宝石学会)が定めている宝石の評価基準では、1カラットの重さは0.2グラムとされているので、このサファイアは『約3.6グラム』の重さを持っているということになります。普段ジュエリーを身に着けない方はピンと来ないかもしれませんが、女性の指に18カラットのサファイアが乗っているというのはなかなかの存在感です。
また、博物館に飾られているほど歴史的に有名なサファイアもあります。
有名ジュエリーブランド『HARRY WINSTON/ハリーウィンストン』によってデザインされたネックレスは、36個のサファイアの周りに435個の小さなダイヤモンドが囲まれたデザインでとてもゴージャスです。ダイヤモンドは合計83.75カラット、サファイアはなんと合計195カラットも使用されています。現在ワシントンD.C.のスミソニアン博物館に展示されています。機会があったらぜひお目にかかりたいです。
2.サファイアジュエリーの定番アイテム!注意点まで。
出典:TOWN&COUNTRY
サファイアを身に着けようと思ったとき、どのようなアクセサリーがあるでしょうか?定番ジュエリーの種類や、扱う際の注意点として、それぞれのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
2-1.指輪
アクセサリーと言われて一番に思いつくのはリング、指輪ではないでしょうか。
指輪のいいところは、なんといっても 目に入る頻度が一番高い ということです。手は人間が自分の体の中で一番目にする部位とも言われています。お気に入りの指輪を付けていて、それが何気ない瞬間にふと目に入ったらそれだけで気分が高揚しますよね。
反対に、傷つきやすいところがデメリットとして挙げられます。
手や指は日常生活の中でも家事などでよく動かしますし、知らず知らずのうちに傷つけてしまうことがあるかもしれません。
しかし、サファイアはダイヤモンドに次ぐ硬さを持っている 傷つきにくい宝石 なので、そこまで神経質になる必要はありません。とはいえ、強い衝撃などでリングが歪み、土台から外れてしまうことなども考えられます。石を紛失してしまうともうどうしようもありませんので、その点はよく注意してください。
2-2.ネックレス
ジュエリーと言えばネックレスもかなり定番アイテムではないでしょうか。
ネックレスはなんといっても首周りがぱっと華やかになるのがいいところですね。
指輪より大きな石をつけてもそれほど大げさに見えにくいのもメリットのひとつとして挙げられますが、自分では鏡でも見ない限りあまり美しさを確認することができないということがデメリットです。その日の服装などによっては着用できない場合もあります。
また、繊細なチェーンは切れやすいものもありますので、特に髪の長い方は絡まないように注意が必要です。
2-3.ピアス・イヤリング
つぎはピアスやイヤリングなどのイヤーアクセサリーです。
イヤーアクセサリーの良いところは小さな石でも様になるというところではないでしょうか。
例えばサファイアを身に着けたいけれど予算がそんなにない、でも安くても見栄えの良いものがほしいという時、同じ大きさの石であっても指輪やネックレスよりもイヤーアクセサリーのほうがきれいに見えます。耳たぶは手指や首元と比べて狭いですから、かえって小さな石のほうが良く見えるということですね。
もちろんブランドによっては非常に高額なものもありますからこの限りではありません。デメリットは紛失しやすいということです。自分ではしっかりと止めたつもりでいたのに、いつの間にかピアスやイヤリングをなくしていたという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。耳の形などによってはとても紛失しやすいのがイヤーアクセサリーなので、注意が必要です。
サファイアを使ったアクセサリーにはそのほかにもブローチやペンダントトップ、ネクタイピンやカフスにサファイアをあしらったものもあり数え切れませんが、代表的で使いやすいものはこの3種類だと思います。このようにそれぞれ良いところ、悪いところがありますので、よく検討して自分に合う種類を選んでください。
3.サファイアのジュエリーを着けても平気?シーン別に解説!
色々悩んでサファイアのアクセサリーを買ったは良いものの、ジュエリーを「どこに着けていこうか。」という悩みが出てくるかと思います。(私も購入したものをそのままジュエリーボックスの中に片付けてそのまま・・・みたいなものも多いです。涙)
この章では私のような人が減るように、ジュエリーを着用していくタイミングやシーンについて解説させていただきます。
せっかく購入した綺麗なサファイアジュエリー。大切に使っていただければと思います。
3-1.冠婚葬祭
素敵なジュエリーを持っていると、特別な場所に着けていきたくなりますよね。私たちが生活していく中で一番身近な特別な場所と言えば、結婚式やお葬式といった冠婚葬祭ではないでしょうか。ただし、冠婚葬祭には様々なルールやマナーがあります。
3-1-1.結婚式
結婚式はドレスアップをして行く場所ですし、サファイアのような大人びたジュエリーを付けていきたくなりますが、結婚式の主役はあくまで新郎新婦なので主役よりも目立ってしまう可能性がある派手なジュエリーは避けるべきです。
もしあなたの持っているサファイアのジュエリーがとてもゴージャスで人目を引きすぎるようなら、つけていかないほうが無難でしょう。そこまで大きくなくてその日の装いに合うものであれば、付けていってもOKです。結婚式のコーディネートはよく考えて判断する必要がありますね。
3-1-2.葬儀
お葬式では結婚指輪や婚約指輪以外のアクセサリーは避けるのがマナーです。例外的に悲しみの涙を表すパールだけはつけていっても構わないとされていますが、きらきらと輝くサファイアのジュエリーは葬儀の場にはふさわしくありませんので、絶対にやめましょう。
3-1-3.親戚や知り合いのお祝いの場
このようなお祝いの場所でも気を付けなければならないのは、主役よりも目立たないこと。
そこにさえ気を付けてさえいれば、サファイアのジュエリーをつけていってもかまわないと思います。おめでたい場所には華やかなジュエリーはぴったりです。
3-2.パーティ
友人知人にパーティに呼ばれた時などは、ジュエリーが活躍するチャンスです。素敵なジュエリーは会話の糸口になるかもしれません。きらりと光る美しいサファイアは楽しい気分をいっそう盛り上げてくれるでしょう。華やかな催しに呼ばれることがあれば、ぜひジュエリーを着用していってください。
3-3.普段使い
サファイアのジュエリーは特別な時でなければ付けてはいけないということはありません。
先にあげたように避けるべきところもありますが、基本的にはいつどこに付けていっても構いません。逆にどこにも行かず家の中にいるときでも、お気に入りのアクセサリーを身に着けているとそれだけで楽しい気分になれます。
もし禁止されていなければ、職場に付けていくのもいいでしょう。同僚との話題作りにもなります。ジュエリーは使わなければ意味がありません。いつか使おうと宝石箱の中でホコリをかぶっていては、せっかく買ったジュエリーもそれこそ宝の持ち腐れです。もったいないと思わずに普段からジュエリーを身につけましょう。
4.サファイアの選び方は大きく分けて3つ!
サファイアジュエリーの選び方には様々な基準があります。ただ漠然と「いいサファイアがほしい」と思っていても、数も種類も多すぎて選ぶのが難しいかもしれません。
サファイアを選ぶ際に基準にしてほしいのは、以下の通りです。
・産地
・大きさ
・色やデザイン
もちろん自分が一目で「これがほしい!」と思えるものに出会えばそれがいいと思いますが、ある程度は基準を決めておいたほうがいいかもしれません。
この章では、サファイアの選び方について解説していきたいと思います。
4-1.産地で選ぶ
宝石としてのサファイアにのみ注目した場合、一番の判断基準は『鮮やかさ』です。サファイアにはさまざまなものがあるので、鮮やかさの好みも人それぞれではありますが、一般的には鮮やかな色味のサファイアが価値が高いとされています。サファイアの色味はその宝石の産地によっても変わってきます。
もっとも価値が高いとされているのはインドのカシミール地方から産出されるサファイアで、その色味はコーンフラワーブルーと呼ばれます。鮮やかで内側から発光するような美しい青色が特徴なのですが、このレベルのサファイアは現在ほとんど採掘されません。店頭に並ぶことも稀でしょう。
スリランカやミャンマーで取れるサファイアもロイヤルブルーと呼ばれ、とても美しいそうですが、こちらも現在ではほとんど採掘されないそうです。
現在の主なサファイアの産地はスリランカやマダガスカル、タイやオーストラリアなどです。特にマダガスカル産のサファイアはかつてのカシミール産によく似た品質とも言われていて人気が高まっています。
逆にタイやオーストラリアのサファイアはブルーが濃すぎるのが特徴で深いネイビーのような色合いのものが多く、ランクとしては下位とされています。もちろん産地に関わらず気に入ったものが見つかればそれが一番ではありますが、ひとつの判断基準として産地を意識してもいいかもしれません。
4-2.大きさで選ぶ
すべての宝石に言えることですが、宝石は大きいほうが価値が高いとされます。
もちろん大きさ以外にも、内部にインクルージョンとよばれる内包物があるかないかやカットの仕方など様々な要因で石の価値は変わってはきますが、一般的に大きい宝石はそれだけ高値で取引されます。
もし価値が高いジュエリーを身に着けたいと思えば、大きさにはこだわる必要があります。ジュエリーの大きさはカラットと呼ばれる重さで表されるので、宝飾店で購入するときにはそこに注目しましょう。
また、複数の宝石が使われるジュエリーではすべてのカラット数を合わせた合計カラット数が表示されていることがほとんどです。小さな石がたくさんついたジュエリーと、大きな一粒の宝石が使われたジュエリーは同じカラット数が表示してあっても印象は大きく異なりますので、その点にも注意してください。
4-3.色やデザインで選ぶ
ここまでサファイアについてお話してきましたが、これはいわゆるブルーサファイアと呼ばれるもののお話でした。ですがサファイアには名前の由来にもなった青以外にも、様々な色があるのです。それらはまとめて「ファンシーサファイア」と呼ばれます。
ファンシーサファイアの色合いは実に多種多様です。ピンク、イエロー、オレンジ、グリーンなどもあります。
以下に、通常のサファイアよりも高品質と言われるものを書かせていただきます。
4-3-1.パパラチアサファイア
その中でも特に高品質とされるのが『パパラチアサファイア』です。
パパラチアサファイアはスリランカで主に産出される非常に美しいサファイアで、色はピンクとオレンジのちょうど中間くらいの色合いをしています。
パライバトルマリン、アレキサンドライトと並ぶ『世界三大希少石』とも言われ、その希少性、そして美しさから非常に人気の高い宝石です。色合いの判定でピンクが濃ければピンクサファイア、オレンジが濃ければオレンジサファイアとされますので、この非常に美しいパパラチアサファイアの色合いが実に希少なものだというのがわかりますね。
4-3-2.スターサファイア
もうひとつ、すこし変わったサファイアをご紹介したいと思います。
それはスターサファイアです。スターサファイアとは見た目には白い線が入ったように見えるサファイアのことで、直線が2本交差しているものを四条の星、3本のものを六条の星といいます。
それ以上のものもあるそうですが、一般的には四条か六条のものがほとんどです。サファイアの中の内包物が原因となってそのような美しい宝石が生まれるのですが、これは大変に希少性が高く、またその美しい見た目からも人気の宝石です。サファイアを選ぶとき、その石の希少性に注目してみるのもいいかもしれませんね。
5.サファイアのジュエリーが買える場所は様々!購入場所4選!
ではいざサファイアを買おうとしたとき、あなたはどこでサファイアを買いますか?最近は様々なところでジュエリーを購入することができます。どのようなところで購入するのがいいのでしょうか。
5-1.ジュエリーブランド
ジュエリーを買うときまず候補に挙がってくるのがジュエリーブランドです。百貨店などに行くと様々なジュエリーブランドがありますから、その中で予算やデザインなどを検討して気に入るものを見付けるというのが、一番オーソドックスなジュエリーの購入方法でしょう。ここではいくつかのブランドショップをご紹介します。
5-1-1.BVLGARI/ブルガリ
キングオブダイヤモンドがハリーウィンストンならカラージュエリーはブルガリにあたります。
最近ではブルガリが一般層でも購入できることから、ブルガリにカラージュエリーのイメージを持っている人は少ないかと思います。
元々ブルガリの創業者は才能にあふれたシルバー細工の職人でした。その後は古代ギリシャの建造物をモチーフとしたジュエリーを多数展開し、瞬く間に名声を獲得しました。
現在でもカラージュエリーを使ったネックレスやリングなどのハイジュエリーは今でもセレブの間で人気が高いです。セレブが愛用しているジュエリーの価格は300万円前後のものも多く、我々には手の届きにくい商品が多い印象があります。
もしブルガリでサファイアなどのカラージュエリーが欲しい場合には中古品やアンティーク品を安く購入するか、ディーヴァなどの現行品の中でも比較的やすい(それでも100万円涙)商品を狙うと良いかと思います。
5-1-2.Cartier/カルティエ
言わずもがな『世界五大ジュエラー』のひとつにも数えられているほどのフランスの高級ジュエリーブランドです。
カルティエが作るサファイアのジュエリーはネックレスやリングなどがあります。リングは結婚、婚約指輪に分類されているものもありますが、自分用として買っても問題はないでしょう。さすがのハイブランド、サファイアも一級品ですし、デザインも洗練されていて美しいです。
天然石ですから多少の品質の違いはあるでしょうが、信頼のおけるブランドですので実際に現物を見てみて、デザインなどが気に入ったら購入を決めてもいいでしょう。
ハイブランドなだけあって価格はお高めに設定されていますが、石によっては15万円以下のネックレスなどもあるようです。美しいブルーサファイアのリングなどになってくると100万円越えのものもありますのでそのあたりはご予算と相談してみてください。
5-1-3.Tiffany&Co./ティファニー
女性のあこがれであり幸せの象徴とも言われているティファニーにも、サファイアのアクセサリーはたくさんあります。ティファニーらしい優美なデザインのリングやネックレス、ブレスレットやペンダントトップなどもあるのが嬉しいですね。
シルバーにピンクサファイアをあしらったリングが5万円台から購入できます。その一方でゴージャスなブルーサファイアのネックレスやリングもあるので、まずはネットなどで検索してから店頭に見に行くのもいいかもしれません。
5-1-4.4℃/ヨンドシー
4℃は多くの百貨店などに店舗を構えています。花やハートモチーフなど様々なデザインで遊び心があり、楽しく選べるでしょう。地金はプラチナや18金もありますが10金やシルバーなどバリエーションも様々です。価格も数千円からありますので、どういったものがあるのか気軽に見に行ってみてもいいと思います。
5-1-5.TSUTSUMI/ツツミ
ショッピングモールなどに数多く出店しているツツミは、それほどジュエリーに興味がなくても見かけたことがあるという人も多いと思います。大抵は入店しやすい雰囲気になっていますし、数千円台からのお手頃な商品も多いので気負わずに見に行くことができるでしょう。
サファイアのジュエリーも1万円以下のお手軽なピアスからありますが、20万円以上の鑑定書のついたしっかりしたリングなどもあり、幅広く選ぶことができます。
5-1-6.BIZOUX/ビズー
BIZOUXは実店舗は11店舗と多くはないですが、インターネットの広告などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。取り扱っているカラーストーンは種類豊富で、サファイアのジュエリーも数多くあります。
サファイアと他のカラーストーンを組み合わせたようなデザインのジュエリーはBIZOUXならではの個性的なものなので、機会があれば一度店舗に足を運んでみてください。
5-1-7.agete/アガット
路面店や百貨店など多くの店舗があるageteは現代的で洗練されたデザインが特徴的なブランドです。1万円台で買えるサファイアのリングなどもあり、そこまで堅苦しい雰囲気はありませんが、美しいきちんとした宝石を取り扱っています。
アウトレットの店舗も複数ありますので、百貨店などとは違った雰囲気でお買い物を楽しめると思います。
5-2.セレクトショップ
最近はショッピングモールなどで様々なジュエリーを集めたセレクトショップを見ることもあります。セレクトショップでジュエリーを購入する人も多いのではないでしょうか。セレクトショップにはお手頃な価格のものも多いですし、ふらりと立ち寄ることが出来るのもいいところです。
またセレクトショップには有名ブランドではない小さなジュエリーブランドの商品が置いてあったりすることもあります。そういったブランドはとても個性的なデザインのジュエリーや一点物も多いので、他の人が持っていないようなオンリーワンのジュエリーが見つけられるかも知れません。
ただし石のランクやジュエリーの品質は有名ブランドほど保証されているというわけではないので、自分の目でしっかり確かめて納得してから購入してください。
5-3.ミネラルショー
年に数回、各地で開催されるミネラルショーという催しをご存知ですか?
ミネラルショーは鉱物や宝石の展示即売会ですが、基本的には誰でも入場して購入することが可能です。
ミネラルショーならではの楽しみは、ルース(裸石)というジュエリーになる前の状態の宝石を選べることです。宝石だけをじっくりと見ることができるので、きれいな石にこだわりたい!という方にはおすすめです。選んだ石を有料でアクセサリーに加工してくれる業者もありますので、自分好みのアクセサリーを手に入れることができるでしょう。
また、バイヤーから直接購入できる店もあるので、加工済みのアクセサリーもジュエリーショップより格安で購入できることもあります。特に最終日などは大幅に値引きをしてくれるところもあるのでかなりお買い得です。
日本全国で開催されていますので、お近くのミネラルショーを調べて行ってみてください。
ただしこちらも有名ブランドのようにしっかりとした保証があるわけではありません。鑑定書などがついてくることも稀なので、石自体がきちんと高品質なものかどうかはその場で見分けられないことがほとんどです。
自分でしっかり下調べをして信頼できるところから購入してください。
5-4.オンラインサイト
現代では、便利なことにほとんどの商品がインターネットで購入できます。
サファイアなどのジュエリーはもちろん様々なブランドやメーカーのものが売られています。信頼できるブランドのジュエリーであれば、ネットショップも悪くないと思います。
ですが、ネットショップは玉石混交であり、中にはあまりよくない品物を売る店もあるでしょうから見極めが必要になってきます。たとえ悪質な業者でなくとも、モニターでは石の輝きや色などをよく確認することができませんので、届いてみたらイメージと違ったということもあるかもしれません。そのあたりも十分注意して商品を選びましょう。
6.【番外編】サファイア以外にオススメしたい青い石!
ここまではサファイアについて詳しく見てきましたが、サファイア以外にも美しい青い宝石は様々ありますので、いくつかご紹介していきたいと思います。
カラーストーンを数多く取り扱っているショップでは色んな種類の宝石、ジュエリーが置いてあると思いますので、サファイアに限らず色々なものを見てみてください。
6-1.アクアマリン
アクアマリンは3月の誕生石として有名な、淡い水色のきれいな宝石です。その名の通り海のような透き通る色合いが特徴でジュエリーとしての人気も高いです。海にまつわる宝石ともいわれ、気持ちを落ち着かせてくれるパワーストーンとしても知られています。
6-2.アイオライト
菫のようなネイビーに近い濃い青色が特徴的な石です。アイオライトは光の透け方によって色の見え方が違います。それぞれ見える意図は異なりますが、深い青、鮮やかな青、グレーに近い青や黄褐色や黄緑色など様々な色が見えるそうです。
内部に含まれる鉄の影響でそのような不思議な色が生み出されるとのこと。自分だけのアイオライトが見つけられたら素敵ですね。
6-3.ターコイズ
トルコ石とも呼ばれる鮮やかな水色の石で、12月の誕生石でもあります。お守りとして加工されるものも多く、持ち主を守ってくれるパワーがあるとも言われています。友情の石とも知られていて、友人から贈られたターコイズは特にそのパワーを発揮するそうです。
6-4.ラピスラズリ
瑠璃とも呼ばれ、日本でも古来から産出されていた珍しい宝石のひとつです。瑠璃色と言えば深い青色がイメージされると思います。他にはない風合いが特徴的な石です。魔除けの効果があるパワーストーンとして古来から取引されていた古くから人気の石です。
6-5.タンザナイト
紫と青の中間の、深い青色が特徴的な石です。名前の由来は「タンザニアの夜」、その名の通り夜空をイメージさせるような美しい色合いの石です。12月の誕生石としてもひろく知られ、人気の高い石です。
タンザニアのキリマンジャロでしか採掘されない希少性の高い石で、1967年に発見されたばかりで、宝石としては比較的新しい種類と言えるでしょう。
6-6.ブルージルコン
ジルコンは様々な色のものがあり、無色のジルコンはダイアモンドにも似た輝きがありますが、ブルージルコンもダイアモンドのような輝きと透き通った青色が美しい石です。ブルージルコンは物事がうまくいくパワーストーンで、新しく何かを始めるときに最適な石とされています。
6-7.パライバトルマリン
1987年に発見されたばかりの非常に新しい宝石で、世界三大希少石のひとつです。青緑色の輝きがとても美しく、近年非常に人気が高まっています。産地や産出量も非常に限られているので高価で取引されています。さまざまな色があるトルマリンの中でも特に価値が高く人気の石です。
6-8.アウイナイト
ネオンカラーの鮮やかな青色が非常に美しい石です。ドイツのアイフェルでしか採掘されない希少性の高い石で、コレクターにも人気の石です。
その希少性から色や大きさによってはサファイアよりも高額になることもあるそうですが、市場に出回ることは少ないので、これと思える品物に出会うことは非常に稀で幸運なことかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、サファイアのジュエリーについて解説させていただきました。
サファイアやジュエリーにはランクがあります。一般に宝石の価値は美しさと希少性によります。色鮮やかで美しく、内部に余計なインクルージョンなどがなく透き通って輝くもの。採れる量が少ないもの。これらは高値で取引されます。
ジュエリーとして加工されれば地金は何か、主となる宝石の周りに配置される他の宝石の数や大きさ、またそのジュエリーを販売するブランドなど様々な要素が合わさって価格が決定され、市場に並べられます。高価なジュエリーを身につけることはステータスになります。
では高価なジュエリーが、本当に良いジュエリーなのでしょうか。
もちろん価格はひとつの確かな指標であることは間違いありません。有名ブランドで高価なジュエリーを買うことは品質の保証された確かな品物を手に入れるということです。それはひとつの、間違いない手段ではあります。
ですが良いジュエリーを手に入れる方法はひとつではありません。
たとえ小さくても、安価でも、自分で見て心から気に入った品物があればそれこそが良いジュエリーと言えるのではないでしょうか。
ジュエリーはきちんとお手入れをすれば末永く使うことができます。一生物と言っても過言ではありませんし、一生どころか次の世代に受け継ぐこともできます。大切な人から譲り受けたジュエリーは自分で購入したものとはまた違った価値のあるものになるでしょう。
良いジュエリーとの出会いはもしかしたらあなたの人生を変えてくれるかも知れません。
皆さんが、生涯を共に出来るような素敵なジュエリーと出会えることを願っています。