2025年8月12日
サファイアは色でランクが決まる!色・種類ごとの価値・値段を紹介
宝石

サファイアのランクは色で決まる? ブルーサファイア、パパラチアサファイアなど色の種類やによって異なる価値や値段について詳しく見ていきます。同じ色でも薄い・黒っぽいといった色合いによる違いも深掘りします。
世界三大宝石であるサファイアは、美しいブルーが有名な宝石です。ですが実はサファイアにはブルーだけではなく、ピンク、オレンジ、グリーンなどさまざまな色があることはあまり知られてはいません。そして色の種類によって、石の価値やランクが変わってくるのです。また同じ色でも薄い色、黒っぽい色という色合いの違いでも評価が変わります。
この記事ではサファイアの色について、そして色ごとのランクについて詳しく見ていきます。さまざまな色から自分の好きな色を選べるのが、サファイアの魅力のひとつです。ぜひ最後まで読んで、自分の一番好きなサファイアを見つけてください。
1.サファイアの特徴

サファイアは多くの人が欲しがる美しい宝石です。知名度は高いですが、サファイアにはまだまだ知られていない魅力がたくさんあります。
サファイアの色について詳しく見ていく前に、まずは、サファイアの特徴をご紹介します。
サファイアはコランダムという鉱物の一種です。コランダムは元は無色透明な石で、さまざまな元素が加わることにより色が変わります。中でも赤いコランダムはルビーと呼ばれます。つまり、ルビーとサファイアは、元は同じ石なのです。赤と青、色が正反対なのでまさか同じ石だとは思っていないのではないでしょうか。実はルビーとサファイアは、色が違うだけの同じ石なのです。
また、サファイアはとても硬く傷つきにくいという特徴もあります。宝石の硬さは「モース硬度」という硬さの尺度であらわされます。地球上でもっとも傷つきにくい物質は、ダイヤモンドです。ダイヤモンドのモース硬度は10。そしてルビー・サファイアのモース硬度はダイヤモンドに次ぐ9です。とても丈夫で、他の宝石や硬い物とぶつかった時でもルビーやサファイアが傷つくことはほとんどありません。傷つきにくいということは、長期間の使用に耐えることができるということです。自分用にと買ったサファイアでも、大切に使えば自分の子供やそのまた子供に受け継いでいくこともできます。
将来、大切な人に譲ることを考えて購入するのもいいかもしれませんね。
1-1.世界三大宝石のひとつ
サファイアは数ある宝石の中でもとても有名で人気が高く、ルビー、エメラルドと並んで世界三大宝石とも呼ばれています。
美しい石がただの石ではなく宝石と呼ばれるには3つの条件があります。「美しさ」「希少性」そして「耐久性」です。ルビー、エメラルド、そしてサファイアはもちろん美しいですよね。そして産出量が少なく、とても希少です。そしてルビー、サファイアはモース硬度9、エメラルドはモース硬度7.5~8程度と、耐久性もあります。世界三大宝石は、宝石としての3つの条件をしっかり満たしています。それだけではなく、それぞれ古い歴史があり、多くの人に知られている、とても人気の宝石です。ルビー、エメラルド、そしてサファイアが世界三大宝石と呼ばれるのには、そのような理由があります。
有名で人気のある宝石なので、サファイアを目にする機会は多いでしょう。ショップなどにもよく並んでいるので、たくさんのデザイン・価格のサファイアの中から自分の気に入った物、条件の良い物を選べます。選択肢が多いのは嬉しいポイントですね。
1-2.カラーバリエーションがさまざま!
サファイアはコランダムという鉱物の一種で、赤いコランダムがルビーと呼ばれることはご説明した通りです。「それなら、赤いコランダムがルビーで、青いコランダムがサファイアなんだ!」と思うかもしれませんね。それは一部正解で、一部は間違っています。
青いコランダムは間違いなくサファイアです。ですがサファイアの色は、青だけではありません。ピンクやオレンジ、グリーンなどさまざまなカラーバリエーションがあります。つまり正確に言うと、「赤いコランダムがルビ-で、赤以外のコランダムがサファイア」なのです。とはいえサファイアでもっとも知名度があるのはブルーサファイアだということは疑いようがないでしょう。そのためただ単にサファイアというと、ほとんどの場合はブルーサファイアのことを指しています。そしてブルー以外のサファイアのことを「ファンシーサファイア」、または「ファンシーカラーサファイア」と呼ぶこともあります。
サファイアの値段やランクは色によって異なりますが、さまざまなカラーバリエーションの中から、自分の好きな色を選ぶことも可能です。
2.サファイアの色の種類と価値

サファイアの色は、元々の鉱物であるコランダムにどの物質が入り込むか、どれくらい入るかで黄増します。周囲の環境によってコランダムに入り込む物質の種類や量は異なるので、さまざまなカラーのサファイアがあるのです。
サファイアは色によってその希少性や価値・ランクが変わります。ショップなどで一番見かけることが多いのは、ブルーサファイアです。ですがそれ以外にも価値の高いサファイアはありますし、価値が低くても気に入る色があるかもしれません。サファイアといえばブルーサファイアというイメージが強いですが、その先入観に捕らわれずいろんな色のサファイアを見ることで、自分の思ってもいなかったお気に入りの石が見つかるかもしれませんよ!
この項ではさまざまなカラーのサファイアと、その価値をご紹介します。自分が好きなのは何色のサファイアだろう?と考えながら読んでみてください。
2-1.ブルーサファイア
一番人気があり、かつ価値が高いのがブルーサファイアです。知名度も需要も高いので、ブルーサファイアはたくさんの商品がショップに並べられています。ジュエリーショップやストーンショップで見かけたことがあるという人も多いでしょう。ただ単に「サファイア」という時にはブルーサファイアを指すことがほとんどです。ブルーはサファイアの代表的な色合いと言えます。
コランダムにクロムと鉄が含まれるとブルーになりますが、一言でブルーサファイアといってもその色合いはさまざまです。水色に近いような淡い色もあれば、濃紺に見えるような濃い青のサファイアもあります。
価値が高いのは色が濃すぎず、淡すぎない、鮮やかなブルーのサファイアです。その中でも特に品質が良く特別視されているのが、コーンフラワーブルーサファイアとロイヤルブルーサファイアです。
2-1-1.コーンフラワーブルーサファイア
インドのカシミール地方で産出される最高品質のサファイアを、コーンフラワーブルーサファイアと呼びます。コーンフラワーとはヤグルマギクという花のことで、美しい青紫色をしています。ヤグルマギクのように美しいブルーのサファイアだけが、コーンフラワーブルーサファイアと呼ばれるのです。
ですが残念ながら、コーンフラワーブルーサファイアの産出される鉱山は現在はもう閉山しています。そのためコーンフラワーブルーサファイアの流通量は減る一方で、価値は上がり続けています。
2-1-2.ロイヤルブルーサファイア
ブルーサファイアの中でも、イギリス王室が認めたミャンマー産の品質の高いサファイアを、ロイヤルブルーサファイアと呼びます。ロイヤルブルーサファイアは、ベルベットのような深みのあるブルーが特徴です。現在のイギリス国王である当時のチャールズ皇太子がダイアナ元妃にロイヤルブルーサファイアのリングをプレゼントしたことでも、大きな話題となりました。大きなブルーサファイアのリングは多くの人の目を引き、「あんなサファイアがほしい」と憧れの的となりました。
ロイヤルブルーサファイアは、元々はミャンマーのモゴック地方で産出されたサファイアのみを指していました。ですが現在では美しい色合いのサファイアであれば、産地を問わずそう呼ばれています。
2-2.パパラチアサファイア
ブルーサファイアに次いで高く評価されるのが、オレンジとピンクを帯びた希少なパパラチアサファイアです。産出量が非常に少なく、アレキサンドライトやパライバトルマリンと並び世界三大希少石のひとつに数えられる高価な宝石です。 名称はシンハラ語で「蓮の色」を意味するpadmaraga(パドラマガ)に由来しますが、その色の定義は長く議論され、「蓮の花の色」「サーモンピンク」「夕暮れのピンクオレンジ」など国や鑑別機関によって異なり、基準を巡ってトラブルもありました。
世界的な基準は決まったものの、今後変更される可能性も残されています。 2000年頃からは、ピンクやイエローサファイアの表面をオレンジ色に変える「ベリリウム拡散加熱処理」が登場し、見た目がパパラチアに似た石が出回りました。これは着色加工であり、現在では正式にパパラチアサファイアとは呼べず、「パパラチアカラーサファイア」と分類されます。
購入時は、本物かカラー加工品かを必ず確認し、見た目に惑わされず正しい判断をすることが大切です。
2-3.ピンクサファイア
ピンクサファイアはクロムとチタンを含むサファイアで、ブルーサファイアに次いで知名度が高く、かわいらしい色合いで人気があります。決して安価ではありませんが、ブルーサファイアよりは手に取りやすい価格で販売されることが多いです。
色の幅は広く、透明に近い淡いピンクから赤みの強いピンクまでさまざま。成分の割合によってはルビーに近い色になることもあります。また、ピンクに近いパパラチアサファイアとの見分けは難しく、鑑別機関によって判断が異なる場合もあるほど繊細です。 将来の売却を前提に購入するなら、ピンクサファイアは避けた方が無難です。
ランクが高くても多くの買取店では値がつかないことが多く、買取を行わないケースもあります。一方で投資目的でなければ、自分が気に入る色を選ぶのが一番。ルビーやパパラチアに似た色を比較的安価で手に入れられることもあり、色を選ぶ楽しみが大きい石といえるでしょう。
2-4.紫系のサファイア
コランダムに鉄、チタン、クロムが含まれると紫系の色になります。
紫といっても赤っぽい紫もあれば青っぽい紫など、色合いはさまざまです。赤っぽい紫色のサファイアがパープルサファイア、青っぽい紫色のサファイアがバイオレットサファイアと呼ばれ区別されることもありますが、厳密に呼び分けされているわけではありません。また色合いの濃淡もさまざまで、濃くはっきりした紫色もあればピンクっぽいパステルカラーのものもあり、雰囲気もかなり異なります。
紫系のサファイアの特徴として、非加熱で美しい物が多いという点があります。それだけで珍しいので、非加熱のサファイアということに価値を見出す人もいるようです。
2-5.イエロー系のサファイア
コランダムにニッケルが含まれると、イエロー系のサファイアになります。
イエロー系のサファイアは色合いの幅が広いのが特徴です。同じイエローでもグリーンに近い物もあれば、オレンジに近いものもあり、色合いによって名前が変わります。
グリーンに近いレモンイエローの物はイエローサファイア、オレンジに近い色はオレンジサファイアと呼ばれますが、それだけではありません。オレンジサファイアの中でも特に色合いが濃く鮮やかな物は、サンセットサファイアと呼ばれます。夕焼けのようなオレンジ色は、とても美しいですよ。また、イエロー系のサファイアの中でも特にゴールドに近い色合いのものはゴールデンサファイアと呼ばれます。ゴールデンサファイアは、イエローとオレンジのちょうど中間くらいの色合いです。ゴールドの輝きを持つサファイアは、かつてはタイで多く産出されていましたが、現在では鉱山が閉山してしまったこともあり、希少価値が上がっています。
2-6.ホワイトサファイア
ホワイトサファイアは無色透明のサファイアで、カラーレスサファイアとも呼ばれます。ホワイトという名前ではありますが白色ではなく、透明なサファイアです。
サファイアの元となるコランダムは、他の物質を含むことでさまざまなカラーになるということはご紹介しましたよね。つまりホワイトサファイアとは他の物質を何も含まない、元々のコランダムの姿です。コランダムはほとんどの場合、長い時間自然の中で育つ間に何らかの物質を取り込みます。そのため何も含まないホワイトサファイアはとても希少で、産出されることはほとんどありません。そのためとても希少で、知名度も高くないサファイアなのです。
2-7.グリーンサファイア
グリーンサファイアはコバルトを含むサファイアです。色合いは明るいミントグリーンやくすんだ苔のような深いグリーンなどがあります。グリーンサファイアは数あるサファイアの中でも最も流通量が少ないサファイアです。ただイエローっぽいグリーンやブルーっぽいグリーンなどもグリーンサファイアに含まれるので、品質にこだわらなければ比較的入手しやすい色合いとも言われています。どの程度の品質を求めるかは人によって違うでしょうが、その微妙なニュアンスのカラーが人気のサファイアでもあります。
グリーンサファイアの中でもっともランクが高いのはネオングリーンのサファイアです。ただしネオングリーンのサファイアはもっとも希少で、一般に流通することはほとんどありません。
3.サファイアの色以外のランク基準

色はサファイアの価値を決める重要な要素ですが、それ以外にもサファイアのランクの基準はあります。
指輪やネックレスなどのジュエリーに加工されたサファイアなら、石以外の価値、たとえばどのブランドの商品か、地金はプラチナかゴールドか、サファイアの脇に配置された石の種類やランクなども重要な価値の基準になりますが、ここでは石自体のランクについて見ていきましょう。
サファイアの石のランクを決めるのは、色以外にカラット数、加熱か非加熱か、石の産地などです。それぞれのランクが購入価格や買取価格にも直結しますので、かなり重要なポイントと言えるでしょう。それぞれの基準について詳しく解説していきますので、参考にしてください。
3-1.カラット数(重さ)
サファイアのランクの基準のひとつに、カラット数(重さ)があります。
カラットとは宝石の重さをあらわす専用の単位の名前です。0.2グラムが1カラットで、カラット数が大きければ大きいほど、宝石の価値は高くなります。
「それなら、できるだけ大きいサファイアを選ぼう!」と思ってサファイアを選ぶと失敗してしまうことがあります。なぜなら、見た目の大きさとカラット数はイコールではないからです。
「重ければ、見た目も当然大きくなるのでは?」と思うかもしれませんね。ですが、それは誤解です。正面から見た直径が大きくても厚みがなければ重さは軽くなりますし、その逆に直径が小さくても厚みがあれば重くなります。カラット数と見た目の大きさは異なるのです。宝石はどのようにカットするかで見た目が変わるので、同じ1カラットでも小さく見える物もあれば大きく見える物もあります。もちろんできるだけ大きく見えるようにカットされることが多いですが、石に色ムラがあったり、インクルージョンと呼ばれる内部の異物があったりすると、石全体の美しさを考えてカットします。その結果、同じカラット数でも小さく見えてしまうのです。
少しでも価値の高いサファイアが欲しいなら、見た目の大きさだけではなくカラット数にも注目して選んでください。
3-2.加熱・非加熱
宝石は見た目を整えたり、価値を上げるためにさまざまな加工を施されます。加工の種類は石の特徴や個性によって異なりますが、サファイアに施される加工としてよくあるのが加熱処理です。
加熱処理はサファイアのブルーをより鮮やかにするために施されます。鮮やかなブルーのほうが石のランクが高いので、加熱されるサファイアが多いのです。
また、加熱処理はサファイア内部のインクルージョンにも影響を与えます。小さなインクルージョンを消したり、逆に美しいインクルージョンをはっきりと見えるようにすることでサファイアの価値を上げるのです。スターサファイアという、石の中に2本あるいはそれ以上の白い光の筋のような線が見える物があります。白い線はサファイア内部のインクルージョンです。加熱処理することでインクルージョンがはっきりして美しいスターサファイアになり、価値が上がることがあります。
加工の種類によっては宝石の価値が下がることがありますが、加熱はサファイアに施される一般的な処理なので、加熱されたからといって価値が下がることはありません。
まれに非加熱のサファイアが売られていることがありますが、これは採掘された時点で加熱の必要がないほど美しいと評価されたサファイアということです。それほど美しいサファイアはとても希少ですよ。
3-3.産地
サファイアの産地はインド、ミャンマー、タイ、スリランカ、カンボジア、オーストラリアなど、世界各地です。産地によって産出されるサファイアには特徴があり、ランクも異なります。
最高品質のサファイアの産地として知られているのはインドのカシミール地方です。カシミール地方では、ブルーサファイアの中でも最高品質とされるコーンフラワーブルーサファイアが産出されます。カシミール地方のサファイアは、インド寄りのカシミール地方で採れた物とパキスタン寄りのカシミール地方で採れた物が区別され、インド寄りのカシミール地方で産出されたサファイアは特にカシミールサファイアと呼ばれ、高品質なサファイアの証明になります。
また、スリランカも高品質なサファイアの産地です。美しいロイヤルブルーサファイアやスターサファイアの産地として知られています。
産地も価格やランクに関係しますので、注目してみてください。
4.【FAQ】サファイアに関するよくある質問
最後にサファイアについてのよくある質問をご紹介します。
ここまでサファイアの色と、色以外のランクの基準について解説してきましたが、サファイアについて以前よりも詳しくなると、さらなる疑問が湧いてきますよね。その疑問を放置したままサファイアを購入すると、後悔したりモヤモヤをひきずってしまったりするかもしれません。サファイアの疑問を解消してスッキリしてから、サファイアを購入してください。
4-1.サファイアでも黒っぽい物や色が薄い物があるのはなぜ?
サファイアはコランダムという元は透明な鉱物です。透明なコランダムにさまざまな物質が加わることで、どのような色のサファイアになるか決まります。ところが実際は同じ色のサファイアでも、黒っぽい物や色が薄い物など、色合いはひとつずつ異なりますよね。なぜ同じ色のサファイアに、そのような違いがあるのでしょうか。
サファイアの色を決めるのは、コランダムに含まれるさまざまな物質の種類と量です。何の物質が加わるかで色が決まり、その量で色の濃さが決まります。つまりコランダムに加わる物質の量が少ないほど色は薄く、多いほど色は濃くなるのです。ですが、色が薄すぎても濃すぎてもランクの高いサファイアにはなりません。ちょうど良い色の濃さの物が、品質が良くランクの高いサファイアと評価されます。
サファイアは自然の中でできる石なので、その色の種類や濃さを人間が決めることはできません。それだけ天然で美しいサファイアは希少ということがわかりますね。
4-2.サファイアの値段が変わる?価格推移が知りたい!
サファイアの価格は供給量や為替、世界情勢などさまざまな要因で変動します。市場に出回る量が減れば価格は上がり、新しい鉱山の発見などで供給が増えれば下がります。
輸入品であるため円安になれば日本での購入価格は上昇し、円高なら下がります。また、世界情勢の影響で流通が滞れば国内の流通量が減り、価格上昇につながります。 近年は円安や国際情勢の影響でサファイアを含む宝石全体が値上がり傾向にありますが、良質な鉱山の発見などで下落する可能性もゼロではなく、今後の価格推移は予測が難しいのが現状です。
安くなるのを待つ間に欲しい石が売れてしまったり、さらに高騰する可能性もあるため、「欲しいと思ったときが買い時」と考えるのもひとつの方法でしょう。
4-3.サファイアにも偽物はある?本物との値段の違いは?
サファイアは希少性が高く高価なため、見た目だけを似せた安価な偽物も出回っています。人工サファイアやブルーのキュービックジルコニア、価値の低いブルー系天然石やガラスなどが代表的です。
本物でも品質が低ければ1万円以下で買える場合があり、逆に偽物でも数万円で販売されていることがあります。見た目や価格だけで真偽を見分けるのは難しく、店頭で確実に判別するのはほぼ不可能です。
偽物を避けるためには、信頼できるブランドやジュエリーショップで購入することが最も確実です。高価な買い物だからこそ、焦らず慎重に購入先を選ぶことが大切です。
5.まとめ
今回はサファイアの色ごとのランクや価値、また色以外のランキの基準について解説しました。
サファイアには赤以外のさまざまなカラーバリエーションがあります。その中で最もランクが高いのはブルーサファイアです。ブルーサファイアの中でもコーンフラワーブルーサファイア、ロイヤルブルーサファイアなど特に品質の良いサファイアがあり、そういった物はとても高価です。ブルーサファイアに次いでランクが高いのは、世界三大希少石とも呼ばれるパパラチアサファイアです。パパラチアサファイアはピンクとオレンジの中間の色合いが美しいサファイアで、産出量が限られています。その他にもピンクやイエロー系、グリーンなどさまざまなカラーがサファイアにはあります。
また、色以外にもカラット数や加工、産地などでサファイアのランクは変化します。ランクの高いサファイアが欲しいならそれらの条件を総合的に判断して購入するようにしましょう。
もし投資的な購入を考えているなら、サファイアはあまりおすすめの宝石ではありません。資産的な価値がある宝石は、なんといってもダイヤモンドです。サファイアは資産的な価値よりも自分の好み、身につける楽しみを一番に考えて購入することをおすすめします。
とはいえ世界三大宝石とも呼ばれる知名度のある宝石なので、いざとなったら売却することも可能です。ただし、売却する時はしっかり宝石の価値を判断してくれる買取業者に依頼しなければ、せっかくのランクの高いサファイアでもほとんど値段がつけられない場合がありますので、注意してください。
どちらにしろ、サファイアを購入する時は、どのように使用したいのかをある程度考えておいたほうがいいでしょう。
せっかく高いお金を出して美しいサファイアを購入するのですから、後悔しないお買い物をしてくださいね!
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