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2023年12月05日

【宝石の王】ルビーとはどんな石?魅力から意味まで徹底解説!

宝石について詳しくなくても、小さな子供でも知っているような有名で人気のある宝石はいくつかあると思います。ダイアモンドやサファイア、エメラルドと並んでルビーは世界四代宝石とも呼ばれており、特に人気で価値の高い宝石のひとつです。

ルビーは赤くてきれいな宝石ですが、それ以上にルビーについてどんな宝石かと聞かれると、わからない、詳しくは知らないと言う人も多いのではないでしょうか。宝石は私たちの生活にそれほど身近な存在というわけではありません。キラキラと輝くあこがれの存在。それが宝石です。

特に真っ赤なルビーは多くのジュエリーにも加工され、目にする機会も多いのではないでしょうか。もちろんただ身に着けているだけでも満足できる美しい宝石ですが、ルビーの持つ意味や価値を知ったうえで使うことができればもっと楽しく、わくわくした気持ちになれるかもしれません。

今回はルビーの持つ歴史からお手入れ方法までさまざまな角度から詳しく見ていきたいと思います。ルビーへの理解をより深めることができると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.ルビーについて知ろう!

ルビーって何?と聞かれたらあなたはどんなふうに答えますか?
「宝石」「赤い」「キラキラしている」「値段が高い」
ぱっと思いつくのはそれくらいでしょうか。どれも正解です。

この章では、もう少し詳しく深掘りしていきたいと思います。
まずはルビーの石としての性質や特徴、これまでの歴史や産地ごとの特徴などを見ていきましょう。

1-1.コランダムの一種

ルビーはコランダムという名前の鉱物の一種です。
コランダムには様々な色があり、その中でも赤いものがルビー、赤以外のものがサファイアと呼ばれています。

サファイアの中にはピンクサファイアやイエローサファイアなど、いろんな色を持つサファイアがあるのですが、レッドサファイアという石はありません。赤いサファイアというのはつまり赤いコランダム、すなわちルビーです。逆にブルールビーやピンクルビーというものも存在しません。

赤以外はサファイアと名付けられていますから、それらはすべてサファイアになります。ルビーとサファイアは色違いの石というわけです。

1-2.宝石の中でも高い硬度を誇る

ルビーはその硬さも特徴のひとつです。
宝石の硬さの基準のひとつとしてモース硬度という指標があります。

これは簡単に言うと、石と石をぶつけたときにどちらが傷つくかという基準のことです。モース硬度の値が高いほうが傷つきにくい石と言えます。例えば最も硬い石とされているダイヤモンドはモース硬度10です。対してルビーはモース硬度が9ですので、ダイヤモンドとルビーをこすり合わせると、ルビーに傷がつきます。

ただしルビーはダイヤモンドに次いでモース硬度が高く、ダイヤモンド以外の石であれば相手の石のほうが傷ついてしまいます。石同士をこすり合わせることは普段はなかなかないと思いますが、たとえば人間の爪のモース硬度は2.5ですから、ルビーを爪でひっかいても傷はつきません。

ナイフの刃ですら5.5ですから、ナイフでルビーを切ろうとしても不可能ということです。それほど硬い石ですから、ジュエリーとして使っていてそう簡単に傷つくことはありません。ただし気をつけておかないといけないのは、モース硬度はあくまでふたつの物質をこすり合わせたときにどちらが傷つくか、という基準であり、たとえばハンマーで叩き付ければダイヤモンドですらも簡単に割れてしまいます。

もちろん大切な石をそんなふうに扱うことはないでしょうが、どんな扱いをしても傷つかないというわけではないので、その点は注意する必要があります。

1-3.赤を意味するラテン語の『rubeus/ruber』が由来。

ルビーの語源はラテン語のrubeus(ルベウス)やruber(ルベール)という言葉と言われています。意味はどちらも「赤」。現代でもジュエリーショップなどで赤い宝石のついたジュエリーを見るとまず「ルビーかな?」と思う人も多いのではないでしょうか。そういった感覚は、今も昔も変わらないものなのでしょう。

また古代インドでは、ルビーはratnaraj(ラトナラージ)と呼ばれていました。これは古代サンスクリット語で「宝石の王」という意味です。現代では宝石と言えばダイヤモンドを真っ先に挙げる人も多そうですが、古代では非常に硬いダイヤモンドを研磨する技術が発展していなかったこともあり、ルビーはダイヤモンドよりもずっと高価でした。その当時ルビーはダイヤモンドの8倍以上の価格だったとも言われています。まさに「宝石の王」という名前にふさわしい石と言えるでしょう。

1-4.古代戦士のお守りとして使われていたルビーの歴史。

ルビーの歴史は古く、2500年以上前と言われています。
古代ローマの博物学者、プリニウスはその著書の中でルビーについて触れています。この時代、ルビーはすべての赤い宝石の頂点に位置するものとされていました。またルビーには雌雄があり、オスのルビーのほうがより強い輝きを持つとされていたそうです。現代とはまったく違った考えですが、当時はそのように信じられていたのですね。

また、古代の人々は美しいルビーには特別なパワーがあると信じていました。
古代ビルマの戦士はルビーを皮膚に埋め込むと戦に負けないと信じていましたし、古代のヒンズー教では神にすばらしいルビーを捧げた者は皇帝として甦ることができると言われていました。さらに現代で言うとスリランカのあたりに住んでいた古代シンハラ族は、ルビーの中でも特にスタールビーと呼ばれる石は身に着けた人を魔法から守ってくれる特別な石と信じられていたそうです。

ですがかつては鑑定技術が発達していなかったこともあり、赤い宝石はすべてルビーとされていました。ルビーがきちんと鑑定できるようになったのはなんと18世紀のことです。宝石の歴史から見るとついほんの最近まで、ルビーは他の赤い石、ガーネットやスピネルと混同されてきました。たとえば大英帝国に伝わる王冠の中央に位置する大きな赤い石は長らく「黒大使のルビー」と呼ばれていましたが、後の鑑定で実は大きなスピネルだったということがわかっています。

2.ルビーの価値を決める3つの重要ポイント!

ルビーの価値はどのようにして決められているのでしょうか。どのようなルビーがランクが高いとされて高価な値段がつけられるのか、その基準はどのようなものになるかはやはり気になるところですよね。
たとえばダイヤモンドは4Cという評価基準があり、これは世界共通です。カラット(重さ。重いほうがランクが上)、カット(どれだけ美しくカットされているか)、カラー(色。無色に近いほうがランクが上)、クラリティ(透明度。内包物が少ないほうがランクが上)の4つの基準で、その基準によって厳密にランク分けされます。そのダイヤモンドがどの程度のランクの物かはその基準が書かれた鑑定書があれば宝石の知識など何もなくても一目瞭然です。

ですがルビーにはそういった基準がありません。ただルビーには鑑別書がついている場合があります。そのルビーがある程度高価な品物である場合や、もし将来売却などを考えている場合にはこの鑑別書の有無が売却額にかかわってくることもあるのでしっかり保管しておいてください。鑑別書にはその宝石がどんな状態なのか、どのような加工がされているかなど様々な情報が記入されています。鑑別書はルビーの一般的な市場価値を知る手がかりになります。ですがすべてのルビーに鑑別書がついてくるわけではありません。そういったとき、どのような基準でルビーの価値を判断すればいいのでしょうか。

ジュエリーとして加工されたものは地金の価格やどのブランドの商品かなども評価にかかわってきますが、今回はルビーの石のみの評価ということで、その価値基準を見ていきたいと思います。

2-1.色

ルビーはその色も価格に直結する条件のひとつです。
鮮やかで深い赤であればあるほど価格は高くなります。もっともランクの高いルビーはピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる美しい赤で、この色を持つ石はミャンマーのモゴットから採掘されることが多いとされています。

色が暗かったり、あるいは薄すぎる赤でも価値は下がります。
感覚的に「きれいな赤!」と感じる色ほど高価な石である確率が高いです。ただしどのような色をきれいと感じるかは人それぞれですので、ショップなどでたくさんのルビーを見て回って、「こういう色のルビーが高価なんだ」というのを知っておくと良いでしょう。

2-2.大きさ

最もわかりやすい基準として、その大きさがあります。
大きいものは価格が高い、ということです。もし他の条件がまったく同じルビーがふたつあり、大きいものと小さいものがあった場合、当然ですが大きいものの方が価格は高くなります。

美しく大きい宝石はそれだけで価値があります。カラット、という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。カラット数は正確には宝石の重さをあらわしていますが、重いものは基本的には大きいのでカラット数が大きいものが大きな宝石、という認識でもほぼ間違いありません。

また多少条件が悪くても大きな石を好むという人もいますので、そういった需要があれば価格は上がっていきます。

2-3.内包物

宝石は天然の産物ですから、どうしても不純物が混ざります。
インクルージョンと呼ばれる内包物が少なければ少ないほど、透明で透き通った石ということになり、一般には高価であるとされます。

ただし石自体の大きさが大きくなればなるほどこのインクルージョンが入る確率は高くなります。ですから大きくてインクルージョンのない石となると、とても高価です。ですがたとえばジュエリーにする時は台座や留め具で隠れる位置にこのインクルージョンが来るように工夫したりすることで、より大きな石のジュエリーを作ったりすることもあります。

またすべてのインクルージョンが敬遠されるわけではなく、美しく見えるインクルージョンがかえって評価されることもあります。

3.産地によって変わるルビーの輝き

ルビーにはいくつかの産地があります。ルビーは産地ごとに特徴があるとされています。もちろん例外もありますが、色の特徴などはある程度似通っていますので、ひとつ参考にしてみてください。

2-1.ミャンマー産

ルビーの主な産地とされているのはミャンマーです。その中でもモゴックというところで採れるルビーはとても美しい透き通った赤でランクも高いとされます。同じくミャンマーのモンスーというところもルビーの産地として有名です。モゴック産ルビーに比べると小粒のものが多いと言われていますが、同じくミャンマー産のルビーということで高く評価されています。

2-2.タイ産

1980年代までタイも有名なルビーの産地でした。ビーフブラッド(牛の血)と呼ばれるすこし暗めの黒っぽい赤色が特徴で、あまり価値は高くないとされていましたが、近年の加熱技術の発達により需要が高まりました。ですが現在ではルビーの採掘量は減り、ほとんど採掘されなくなっています。

2-3.モザンビーク産

ルビーの新しい産地として注目を集めているのがモザンビークです。2008年ごろから採掘がはじまった産地で、ミャンマー産ルビーに比べて若干オレンジがかった色合いのルビーが多いとされています。

2-4.マダガスカル産

様々な宝石が採掘されるマダガスカルもルビーの産地のひとつです。色味は暗く落ち着いたものが多いですが、稀に良質なルビーが採掘されることもあります。

2-5.スリランカ産

スリランカ産のルビーはチェリーピンクと呼ばれる淡い色合いが特徴です。ピンクサファイアと混合されることも多く市場価値は高くはありませんが、かわいらしい色合いが特徴的な産地です。

4.加工されてもなお美しいルビーもオススメ!

宝石は採掘されたままの状態では原石といってごく普通の石に埋もれたような形をしています。一部のコレクターには原石の形でも人気ですが、より価値を引き出すために宝石は様々な加工をされます。宝石の種類によって施される加工は様々です。ルビーはどのような加工をされるのでしょうか。

この章では、加工されたルビーについて解説していきたいと思います。

4-1加熱処理

ルビーの加工方法としてポピュラーなのは加熱です。ルビーは加熱処理をすることで紫色の色みを取り除くことができます。これによってより鮮やかな赤い色のルビーになります。また加熱処理はインクルージョンにも影響を与え、不要なインクルージョンを消したり逆に美しく見えるインクルージョンを強調することもできます。

これによってより美しく、より高ランクのルビーにすることができます。加熱処理はルビーでは一般的に行われる処理のため、この処理によって価値が大きく下がることはありません。

4-2充填処理

充填処理の目的はいくつかあります。ルビーの充填処理は表面の傷やヒビを目立たなくするために行われることが多く、ルビーの場合は鉛ガラスで充填されます。これによって透明度が上がり美しい見た目になります。

ただ充填処理をしたルビーは耐久性が落ちます。
モース硬度9のルビーは本来であればとても耐久性の高い石ですが、鉛ガラスで加工されるとその分耐久性は下がりますし、酸にも弱くなります。見た目は美しいですが、充填処理をしたルビーはルビーとしての価値はほとんどありません。

4-3.カット

より美しく見せるために、宝石は様々な形に研磨・カットされます。宝石の特性や色によって、一番美しく見えるカットは違います。ルビーはどのような形にカットされるのでしょうか。その例をいくつか挙げていきたいとおもいます。

4-3-1.ステップカット

ルビーはもともとは六角柱の形をしています。この原石を様々な形に加工することでルビーをより美しく見せることができます。

ルビーのカットとして最もポピュラーなのはステップカットと呼ばれるカットで、真上から見ると長方形の四方の角を落としたような形です。カットとしては比較的単純な形ではありますが、多くの職人がさまざまなカットを試した結果、美しい赤色のルビーはこの形のカットが一番美しいと結論付けられたようです。

4-3-2.カボションカット

ルビーの中でも特殊な内包物のあるスタールビーには、ステップカットではなくカボションカットが施されます。

このカボションカットはスタールビーを美しく見せるカットとして知られています。下部は平らかもしくはゆるやかな丸みを帯びており、上部はドーム型にカットされています。独特な丸みを帯びたこのカットを施されたルビーは、さまざまなジュエリーに加工されて人気です。

5.パワーストーンや7月の誕生石としても人気のルビー。

5-1.ルビーは恋愛愛成就や目標達成の意味を持つ。

ルビーは7月の誕生石として有名ですが、そもそも誕生石とはどのようなものなのでしょうか。

誕生石は国によって違います。日本の誕生石は1958年に日本宝石卸商協同組合によって制定されました。1ヶ月ごとにひとつかふたつの宝石がその月の誕生石と決められ、以来ジュエリーショップなどでは月ごとにその宝石のジュエリーが特に売られたりなどして親しまれてきました。自分の誕

生石を身に着けるとお守りになるともいわれており、親から子に贈られたりすることも多いです。その際に定められた19種類の宝石は宝石の中でも特に有名で宝石になじみのない人々にも人気になりました。ルビーはその誕生石のひとつです。2021年に新たに10種類の宝石が誕生石として追加されましたが、それまで7月の誕生石と言えばルビーただひとつでした。

お若い方にはなじみがないかもしれませんが、1981年に発売された寺尾聰さんの『ルビーの指環』という歌に「誕生石ならルビーなの」という歌詞がありました。歌になるほど誕生石としてメジャーなものだったとも言えるでしょう。

花に花言葉があるように、宝石には石言葉というその石を象徴する言葉があります。ルビーを象徴する石言葉は「情熱」「愛」「威厳」などです。ルビーの真っ赤な色はまさに「情熱」そのものをあらわす色と言えます。また燃え上がる炎のような赤い色は燃え上がる「愛」をあわらすと言われても納得できます。

ルビーはかつてダイヤモンドよりも高価な石とされており、宝石の王とまで言われていたことからも「威厳」というイメージもぴったりです。他にも石言葉はさまざまありますが、誰もが求める普遍のテーマであるこれらの石言葉を持つルビーが人気が高い理由もわかります。

5-2.ルビーと相性のいい石

パワーストーンとしてのルビーを身に着けるときはどのような組み合わせにすると良いのか、いくつかの人気の組み合わせを見ていきたいと思います。

5-2-1.アメジスト

ルビーとアメジストは色合い的にも赤と紫で非常に相性が良い石です。
恋愛の運気が強く、恋愛成就のためのお守りにぴったりの組み合わせといえるでしょう。ただし金運は望めない組み合わせなので、なにか他の石も一緒に組み合わせるのが良いでしょう。

5-2-2.ラピスラズリ

ルビーとラピスラズリの組み合わせは赤と青が対照的で見た目にもとてもきれいです。
こちらも恋愛の運気が強い組み合わせになりますが、仕事運が弱いので、ガーネットなどで補うと良い組み合わせになると思います。

5-2-3.ガーネット

ルビーとガーネットは恋愛と目標達成の運気が強い組み合わせです。このふたつの運気はとても強いですが、金運と総合運が弱いのでさらに他の石と組み合わせるのが良いでしょう。

5-2-4.アクアマリン

ルビーとアクアマリンの組み合わせは恋愛の運気が最も強く、縁結びや恋愛成就のお守りに最適な組み合わせです。主に恋愛の運気を上げたいときはこの組み合わせにするとよいでしょう。恋愛に加えて金運などを高めたいときは水晶など総合運を上げてくれる石を組み合わせましょう。

5-3.ルビーはプレゼントに最適

大切な人にジュエリーをプレゼントしたいと思ったとき、ルビーはとても良い石です。
もしプレゼントをする相手が7月生まれならこれ以上ないほど最適です。誕生石は身に着けるとその人を守ってくれると言われていますので、そのような願いを込めてプレゼントすれば、きっと相手にもその気持ちが伝わるでしょう。

プレゼントする相手がもうすぐ成人する年ごろなら、ルビーの持つ石言葉のひとつ、「自由」の意味を込めてプレゼントするのもいいでしょう。
また結婚40周年は「ルビー婚式」と呼ばれていて、結婚40周年のお祝いにルビーを贈る習慣もあります。

もしそのいずれでもないとしてもルビーはそれ自体が特別な宝石です。まずルビーの美しさは誰もが一目見てわかります。そしてルビーに込められた石言葉「愛」や「情熱」は大切な人にプレゼントするのにぴったりです。「愛」にはさまざまな意味があります。プレゼントをするときに「愛を込めて」と言われて嬉しくない人はいないでしょう。

もしルビーをプレゼントしたいと思ったら、様々なジュエリーショップを見に行ってみましょう。有名なハイブランドからお手軽なセレクトショップ、あるいはネットショップまで、ルビーを扱っている店は数多くあります。宝石の中でもルビーは特に人気なので、価格やデザイン、ジュエリーの種類など様々な商品が置いてあると思います。予算やプレゼントする相手に合うものを選んでください。きっと素敵なプレゼントが見つかるはずです。

6.ルビーはジュエリーやプレゼントとしても人気!

ジュエリーは親から子へ受け継がれることも少なくありません。
ルビーはダイヤモンドに次いで硬い石で、その分長い間受け継ぐことができる宝石です。その品質や大きさにもよりますが、資産としての価値が認められるものもありますから財産として子どもに渡す親もいるほどです。

ですがもし市場価値はそう高くないものであっても、きちんとしたお手入れがされていればジュエリーとしての美しさは不変のものです。そしてなにより大切な人が大事にしていたジュエリーを受け継ぐ、あるいは自分が大事にしていたジュエリーを譲るというのはとても特別なことです。そこには金銭に変えられない価値があり、思い出があります。相手を想う気持ちは何よりうれしいものです。ルビーの贈り物はきっとかけがえのないものになるでしょう。

この章では、ルビーをプレゼントとして贈る際にお勧めしたいアイテムについて紹介していきたいと思います。

6-1.リング

もっともポピュラーなジュエリーはリングではないでしょうか。ルビーのリングは婚約指輪としても人気です。石自体は硬い石であることから指輪として使ってもそこまで傷を気にしなくて良いのも人気の理由のひとつです。身に着けている本人もよく目にするリングはとても人気のジュエリーです。

6-2.ネックレス

首元を華やかに飾るネックレスも人気のジュエリーのひとつです。
ネックレスは普段使いしやすいジュエリーでもあります。大きすぎないルビーのネックレスはなんでもない日の日常使いにぴったりですし、豪華なルビーのジュエリーであれば華やかな場にもよく合います。

6-3.イヤーアクセサリー

顔のすぐ近くできらりと輝くのがイヤージュエリーです。身に着ける人に合わせてイヤリングやピアス、イヤーカフなど様々な種類があります。小さなルビーが耳たぶで光っているのも素敵ですし、揺れるタイプのイヤーアクセサリーなども華やかです。身に着けていく場所やその日の気分に合わせて様々な形が選べるのも楽しいですね。

6-4.ブローチ

ブローチは様々なデザインを楽しむ事ができるジュエリーです。花や動物など、自分好みのデザインのジュエリーを身に着けることができます。様々な服装に合わせることができるのも特徴で、その日の装いをジュエリーひとつでがらりと変えられるのが楽しいジュエリーです。

6-5.ネクタイピン、カフス

男性が身に付けるジュエリーとして主流なのがネクタイピンやカフスです。赤いきれいなルビーのネクタイピンやカフスがきらりと一粒光っていたらとても素敵ですよね。ワンランク上のおしゃれを楽しむことができるジュエリーです。

7.ルビーを綺麗に保つために押さえておきたいこと

もしジュエリーを持っているなら、しまいこまずにできるだけ使用することをお勧めします。高価なジュエリーや大切なジュエリーであればあるほど身に着けることを躊躇ってしまうかもしれませんが、宝石箱の中で眺められるだけでは素敵なジュエリーがあまりにももったいないです。

この章では、ルビーをきれいに保つためのポイントをまとめていきたいと思います。
プレゼントする際の豆知識としても役立ちますので、ぜひご覧ください。

7-1.使用方法

よく一度付けたアクセサリーをつけっぱなしにするという人がいますが、それはあまりお勧めしません。身に着ける以上汗や皮脂の付着はどうしても避けられません。

ルビー自体は強い宝石ではありますが土台となる地金の部分がくすんだり傷ついたりすることも考えられ、それはジュエリーの痛みの原因になります。加えて、リングであればハンドソープやハンドクリームが、ネックレスであれば日焼け止めなど様々な汚れのもととなる物質が付着します。もしジュエリーを付けたまま入浴すればシャンプーや入浴剤なども付着します。そのような汚れを避ける意味でも、帰宅したらジュエリーを外し、そのときに柔らかいクロスで磨くなど簡単でいいのでお手入れをしましょう。

これだけでもジュエリーはきれいに保たれますし、歪みなどに早く気付くことができれば、石の紛失など取り返しがつかないことが起こる前に気付いてメンテナンスに出すこともできます。ジュエリーはできるだけ使って、使った後は簡単にお手入れするようにしましょう。

7-2.保存方法

もしジュエリーを複数持っていたり、普段はなかなか使えないという状況もあると思います。そのような時、ルビーの保管方法として気を付ける点はいくつかあります。

もっとも気を付けるべきところは他のジュエリーとぶつからないようにするということです。ルビーはとても硬い宝石ですが、もしダイヤモンドと擦りあった時はルビーは傷ついてしまいます。そしてその他のほとんどの宝石と擦りあったときは、他の宝石が傷ついてしまいます。どちらにしろ悲しい結果になってしまいますので、複数の宝石を保管するときは必ず擦れないように気を付けましょう。

またルビーは直射日光を浴び続けると退色する可能性もあります。長期間身に着けない時は直射日光の当たらない場所に保管するようにしてください。

(まとめ)ルビーの楽しみ方

いかがだったでしょうか。

今回はルビーについて様々な方面から見ていきました。
ルビーについて理解を深めることができたでしょうか。

ルビーは本当に美しい宝石のひとつです。身に着けても、眺めるだけでもその美しさを堪能することができますし、知識などなくても楽しめる宝石です。ですが少しでもルビーについて知ることで、ルビーの持つ意味、身に着ける意味も高まるのではないでしょうか。こんなに素敵な石を身に着けるのだから頑張ろうと思えたり、ルビーが自分を守ってくれるお守りと思えば何かに挑戦できたりすることもあると思います。

あるいはそのルビーがプレゼントされたものであれば贈り主の想いなどが伝わってくることもあります。そして自分が贈る側になったとき、特別な気持ちを込めてプレゼントすることもできるでしょう。

もし失敗して落ち込んでいるときは、身に着けたジュエリーを見てください。その変わらない美しさに勇気づけられたり、元気になることができたりするかもしれません。
ルビーの楽しみ方は人それぞれです。

大切にしまっておいて、たまに眺めて楽しむ。
毎日身に着けて楽しむ。
親しい人にプレゼントするのを楽しむ。
そのどれもが素敵で、正解も不正解もありません。

あなたが一番楽しめる方法を、ぜひ探してみてください。ルビーはきっと日々の生活に彩りを添えてくれることでしょう。

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