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2023年10月27日

パライバトルマリンが持っている意味とは?魅力から石言葉まで徹底解説!

青や緑の美しい宝石が好きな人々に最近注目されている「パライバトルマリン」。宝石が好きな方なら、知っている方も多いのではないでしょうか?

この宝石は、その鮮やかな色合いと希少性から「幻の宝石」とも称されています。

さて、この記事では、パライバトルマリンの石言葉に焦点を置いて、魅力や身につけているときのスピリチュアル効果について詳しく解説していきます。見た目が似ている天然石や、和名の由来などにも触れていきますので、ぜひご覧ください。

1.パライバトルマリンは4つの石言葉を持っている

輝く青緑色のパライバトルマリンは、その希少性と美しさから「幻の宝石」とも称される宝石です。この魅力的な宝石には、4つの石言葉があります。

・ルーツ
・友愛
・真実
・勝利

上記の四つの言葉が持つ意味は深く、身につける人の心をサポートしてくれます。
さて、この章では、そんなパライバトルマリンの石言葉について紹介していきたいと思います。

1-1.ルーツ

パライバトルマリンの石言葉のひとつ目は「ルーツ」です。

「ルーツ」という言葉は「物事のおおもと」を意味しています。人生に重ね合わせると、私たちがこれまで経験してきた背景とも捉えられます。私たちがどんなことに信念を持ち、どんな背景や歴史を持って人生を送ってきたのかを思い起こさせてくれます。

パライバトルマリンを身につけることで、自分の家族の歴史や背景を感じながら自分のアイデンティティを強く意識することができます。自分自身のルーツを大切に、誇りを持って生きる力を与えてくれます。

自身のルーツを知ることは、自分の存在意義や価値を理解する第一歩とも言えます。

1-2.友愛

人と人との絆や深い友情、愛情を意味する「友愛」。
この言葉は、私たちが感じている人間関係の大切さを教えてくれます。

パライバトルマリンを身につけることで、日常の中での小さな喜びの瞬間や、家族や友人との貴重な時間をより深く感じることができます。また、パライバトルマリンは電気をひきつける性質を持っていることから、人々の心を引き寄せる力もあります。

清らかな心や純粋な感情を持ちながら、人生の中での出会いを大切にして心からの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

1-3.真実

パライバトルマリンの石言葉「真実」は、透明感あるブルーの色合いから純粋で偽りのない心を象徴しています。この石言葉は人々の間での信頼や誠実さを表すものとして、多くの宝石愛好家に評価されています。

真実を追求することは人生においては非常に重要な行動です。真実を見極め、自分自身を偽らずに生きる勇気を与えてくれます。また、他人との関係においても真実の言葉を交わすことで、より深い信頼関係を築くことができます。嘘偽りのない人間にさせてくれます。

真実を語る人間の価値は、色褪せることなく永遠に輝き続けるものです。

1-4.勝利

目標に向かって挑戦をし、成功を意味する「勝利」。

パライバトルマリンを身につけることで、どんな困難な状況でも諦めずに前進する力を与えてくれます。

自分の夢や目標に一歩一歩近づく勇気や力を着けたい方におすすめです。挑戦することの大切さと過程で得られる経験から学び、常に前向きな姿勢で人生を歩んでいけるようになります。難しい物事を乗り越えたときの喜びや達成感は、他のものとは比べ物にならないほどの勝利となるでしょう。

日々の生活の中での小さな勝利や、大きな目標への挑戦の際の勇気を与えてくれます。

2.スピリチュアルストーンとして知られるパライバトルマリンの効力

パライバトルマリンは鮮やかなネオンブルーの輝きだけでなく、持つ者にさまざまなスピリチュアルな効果をもたらすと言われています。この宝石は、古くから高いエネルギーを持つ石として知られ、多くの人々がその力を信じて身につけています。

現代社会においてストレスや悩みはつきもの。

パライバトルマリンは、そんな誰もが抱えているネガティブな感情を跳ね返すようなスピリチュアル効果を持っています。

この章では、パライバトルマリンが持つスピリチュアル効果について、解説させていただきます。

2-1.気持ちが切り替わる

私たちは日常生活の中で、様々なストレスやプレッシャーなどの悩みを抱えています。
仕事がうまく進められなかったり、対人関係に疲弊している方も多いと思います。

そのような状況下で、心の中に溜まったネガティブな感情や考えをクリアにして、新しい気持ちや考え方に切り替えることは非常に重要です。特にストレス社会と言われている現代日本にはパライバトルマリンはピッタリではないでしょうか。

パライバトルマリンは美しい色合いや輝きを通じて、持ち主の心を穏やかにすると同時に気持ちをリフレッシュさせる効果があると言われています。心の中の混乱や迷いを取り除き、新しい気持ちや考え方に切り替えるサポートを受けることが期待できます。

また、その希少性や美しさから、自信や勇気などの前向きな気持ちになる手助けをしてくれるとも言われています。

2-2.自己肯定感が上がる

自分自身の存在価値を疑ってしまうことは、多くの人が経験する感情です。
パライバトルマリンは自己肯定感を上げる手助けをしてくれます。

自己肯定感とは自分自身の価値や能力を認識して、肯定する感情のことを指します。私たちは日常生活の中で様々な出来事や人々と関わります。たくさんの物事と関わると自分の価値や能力を疑うことがあります。

しかし、パライバトルマリンを身につけることで美しい色合いや輝きが持ち主の心を癒し、自分自身をより肯定的に捉えることができると言われています。自己肯定感が高まることで日常の中での小さな成功や、大きな目標への挑戦をより前向きに楽しく取り組むことができるようになります。

また、他者との関係もより良好になり、人間関係のトラブルやストレスを減少させる効果も期待できます。この宝石を身につけることで自分の存在価値を再認識し、自信を持って行動することができるようになります。

2-3.常に一番の選択ができるようになる

「常に一番の選択ができるようになる」という効果は、私たちが求めている最大のものではないでしょうか。日常生活の中で、私たちは様々な選択を迫られることがあります。その選択の中で最も良い選択をすることは、成功への第一歩とも言えるでしょう。

パライバトルマリンは持ち主の直感力や判断力を高め、最適な選択を取れるようにサポートすると言われています。日常の中での選択が明確で迷いや不安を感じることなく自信を持って選択をすることができれば私たちは一人前の人間になったといえます。

持ち主に自信や勇気を与え、前向きな気持ちで日々の選択に取り組むことができるようになります。

2-4.心が浄化される

心の中に溜まったネガティブなエネルギーは、私たちの行動や考え方に影響を与えることがあります。マイナスな思考を持ってしまうと、マイナスなことがついてくることも増えます。パライバトルマリンはそんなネガティブなエネルギーを浄化し、クリアな心の状態を取り戻す効果があると言われています。

私たちの心は、日常生活の中での様々な出来事や人々との関わりやストレス、感情の浮き沈みによって曇りやすくなります。このような心の曇りや混乱は、私たちの精神的な健康や日常の生活の質に影響を及ぼすことがあります。

パライバトルマリンを日常のアクセサリーとして取り入れることで、日々の生活においても心の浄化をサポートする力を手に入れることができると言われています。

2-5.洞察力・想像力が高まる

新しいアイディアや解決策を思いつくことは、ビジネスや人間関係での成功に繋がります。正確な判断を下すためには、洞察力や新しいアイディアを生み出すための想像力が非常に重要です。パライバトルマリンは、持ち主の洞察力や想像力を高めると言われています。

この宝石を身につけることで、日常の中で得た情報の取捨選択や新しいアイディアの創出がスムーズになるといわれています。また持ち主に自信や勇気を与える効果もあるので、前向きな気持ちで判断を下したり、創造活動に取り組むことができるようになります。

2-6. 魔除け・邪気払い

パライバトルマリンは古くから強力な魔除け効果がある宝石として知られています。邪悪なエネルギーや災難から身を守る力を持っていると言われています。

日常生活の中でも、様々なネガティブな感情や邪気にさらされることがあります。ネガティブな感情は、私たちの健康や体に悪影響を及ぼすことがあります。持ち主を守り、邪気を払い、魔を除けると言われています。

自分を守り抜きたい方や厄年の際のお守りがほしい方には特におすすめです。

2.世界三大希少石と呼ばれるパライバトルマリンの歴史

宝石の世界には美しさや希少性から、特別な評価を受けている石が数多く存在します。

その中でも「世界三大希少石」と称されるパライバトルマリンは、世界で最上級に希少価値のある宝石がのひとつです。

さて、この章では、そんなパライバトルマリンがどのようにして世界三大希少石のひとつとしてその地位を築き上げたのか、その歴史と背景を深く探っていきたいと思います。

3-1.初めて採掘されたのは1987年。

パライバトルマリンは、1987年にブラジルのパライバ州にあるサンジョセ・ダ・バターリャで初めて発見されました。宝石の歴史において非常に重要な出来事として記録されています。

13人の鉱夫を引き連れて宝石採掘に勤しんでいた「エイトール・ディマス・バルボーサ/Heitor Dimas Barbosa」という人物に発見されたことがきっかけです。エイトールたちの目的は何か新しい宝石を見つけることで、直感に導かれるままにブラジルの山々を探索していました。

絶え間ない探索の末に、深い青の宝石を発見しました。現在でパライバトルマリンと言われればネオンブルーのような色味がイメージされますが、当時発見されたのは「本当に宝石なのか」と疑われるほど深い青のトルマリンでした。

この発見をキッカケに1988年〜1990年の間に発掘された深い青のトルマリンは「Heitorita/エイトリータ」と呼ばれています。それから数年後には「パライバトルマリン」と名付けられました。この名前は初めて発見された場所のブラジルのパライバ州にちなんで着けられています。

パライバトルマリンの発見は宝石愛好家やコレクターたちの間でも大きな話題となりました。その鮮烈な色彩と希少性はすぐに多くの人々の心を魅了しました。独特のネオンブルーの色合いは、他のどの宝石とも比べ物にならないほどの魅力を持っています。

3-2.2年後に宝石市場デビュー。一躍有名に。

パライバトルマリンは歴史的な発見からわずか2年後の1989年に、アメリカのジェムショーへ姿を現したことがキッカケで宝石市場デビューを果たします。この瞬間は宝石業界にとってまさに革命的な瞬間でした。パライバトルマリンの持つ独特のネオンブルーの色彩と希少性が、他のどの宝石とも比較できないほどの魅力を持っていたからです。

市場デビュー当初から非常に高い価格で取引されており、多くの宝石愛好家やコレクターたちの間で瞬く間に話題となりました。

このように発掘されてから市場デビューまでは、パライバトルマリンの歴史において非常に重要なターニングポイントとなりました。宝石業界に新しい風をもたらし、多くの人々の心を魅了することとなりました。

3-3.2000年代に入ると産出地が広がり、パライバ産は希少性が高まる

2000年代に入ってから、パライバトルマリンの産出地は初めて発見されたブラジルのパライバ州だけでなく、アフリカのモザンビークやナイジェリアなど他の地域にも広がりました。

これにより、宝石市場には「パライバトルマリン」と名付けられる宝石が増加しましたが、実際にはブラジル産のものとは異なる特性を持つものも多く見られました。

ブラジル産のパライバトルマリンは独特のネオンブルーの色合いと希少性の高さから、非常に高い価格で取引されています。他の地域のパライバトルマリンが市場に出回るようになり、ブラジル産のものとの価格差が生まれました。

このような状況から、ブラジル産のパライバトルマリンの希少性はさらに高まりました。ブラジルのパライバ州の鉱山では採掘権をめぐる争いが勃発した関係もあったことから、採掘量が減少。市場に出回る量も限られてきました。この希少性の高さからブラジル産のパライバトルマリンの価格をさらに高騰させる要因となりました。

一方で、モザンビーク産のパライバトルマリンも良質な物があることから、多くの宝石愛好家やコレクターたちに評価されるようになりました。2000年代に入ってからのパライバトルマリンは、産出地の拡大から価格や品質の差が生まれました。

3-4.現在流通しているのはモザンビーク産がほとんど

パライバトルマリンは初めて発見されてから、宝石愛好家やコレクターたちの間で非常に人気のある宝石となりました。特にブラジルのパライバ州で採掘されたものは、希少性と美しさから現在でも非常に高い価格で取引されています。

しかし、現在の市場に流通しているパライバトルマリンのほとんどは、アフリカのモザンビーク産であると言われています。モザンビーク産のパライバトルマリンはブラジル産とは異なる特性を持っていますが、その美しさや魅力に関してはブラジル産に負けずとも劣らないものがあります。モザンビーク産のパライバトルマリンは色彩の鮮やかさや輝きが特徴的で、多くの宝石愛好家やコレクターたちに評価されています。

ブラジル産のパライバトルマリンの採掘量が年々減少している中で、モザンビークでは採掘が盛んに行われています。モザンビーク産のパライバトルマリンが多く流通していることから、ブラジル産のものはさらに希少価値が上がっていると言えます。

モザンビーク産のパライバトルマリンは、比較的購入しやすい価格なことから多くの人々に選ばれるようになりました。ブラジル産のものとは異なる魅力を持つモザンビーク産のパライバトルマリンは、今後も多くの人々に愛され続けることが予想されます。

3-5.「幻の宝石」として呼ばれるほどの希少性を誇る

パライバトルマリンは魅力的な色彩と希少性から「幻の宝石」として、世界中の宝石愛好家やコレクターから高く評価されています。この称号は単なる美しさだけでなく、生産量の少なさや特定の地域でしか採掘されない希少性に由来していると考えられます。

近年ではアフリカのモザンビークや、ナイジェリアでもパライバトルマリンの採掘がされていますが、その品質や色彩はブラジル産とは異なることが多いです。このため、真の「幻の宝石」と称されるブラジル産のパライバトルマリンは、その希少性をさらに強化しています。ジュエリーが好きな方であれば、一度は手に取りたいと願う宝石です。

パライバトルマリンは、多くの人々に夢と魅力を与え続けています。

4.「電気石」と呼ばれるパライバトルマリン

パライバトルマリンは「電気石」という少し疑問が生まれる様な呼び名が付けられています。これには、パライバトルマリンを加熱すると電気を帯びる特性が関係しています。

他の宝石には見られない特性であることから、この名の由来ともなっています。さて、この章では、パライバトルマリンが電気石と呼ばれている理由について、深く解説していきたいと思います。

4-1.和名の正式名称は「リチア電気石」

パライバトルマリンは和名では「リチア電気石」と呼ばれています。この名前の由来は、トルマリンが電気を帯びる性質を持っていることから来ています。

「リチア」というのは、トルマリンの主要な成分であるリチウムを指しています。リチウムは、トルマリンの色や性質に大きな影響を与える要素の一つであり、特にパライバトルマリンのような鮮やかな色の原因ともなっています。

また「電気石」はトルマリンが持つ特殊な性質を示しています。トルマリンは加熱や圧力を加えることによって電気を発生させる性質を持っています。この特性は古くから様々な文化や地域で注目されてきました。パライバトルマリンの和名「リチア電気石」は、成分や特性を表現するものとして非常にマッチした名称と言えます。

4-2.セイロン磁石とも呼ばれていた

パライバトルマリンは透き通った色合いや電気を帯びた特性から、様々な名称で呼ばれてきました。その中でも「セイロン磁石」という名前には、トルマリンの歴史や特性を物語る興味深い背景があります。

「セイロン磁石」という名前の由来は、パライバトルマリンと同じ鉱物グループであるトルマリンが関係しています。セイロン(現:スリランカ)という島でジルコンとトルマリンが混合した石の「トルマリ」に由来していると言われています。この地域は古くから宝石の産地として知られ、多くの美しい宝石が採掘されてきました。トルマリンもそのうちのひとつとして、この名前がつけられました。

また、パライバトルマリンは加熱をすることで静電気を帯びる性質があり、この性質を利用してホコリなどの小さな物体を引き寄せることができます。この特性から磁石のような力を持つとして「磁石」という名前がつけられました。

このように、「セイロン磁石」という名前は、トルマリンの起源や特性を表現するものとして、非常に意味深いものとなっています。この名前を知ることで、トルマリンの魅力や背景をより深く理解することができるでしょう。

4-3.加熱すると電気を帯びる性質を持っている

パライバトルマリンが持つ驚くべき特性の一つとして「加熱すると電気を帯びる」という性質があります。

パライバトルマリンが加熱を受けることで、ごくわずかな電気を帯びるというものです。この性質から「電気石」とも呼ばれる理由のひとつとなっています。トルマリンのイオン化する力を持つナトリウムやマグネシウム、アルミニウムを多く含む結晶構造と関連しています。トルマリンの結晶構造は、特定の条件下で電荷の不均衡を生じることができ、これがわずかな電気を生み出す原因となっています。

また、この性質を発見したのはアムステルダムの宝石商と言われており、たばこの灰を集めるために使用されていたなんて話もあります。

このように、パライバトルマリンの「加熱すると電気を帯びる」という性質を知ることで、トルマリンのユニークで不思議な世界にさらに引き込まれます。

5.美しさを保つためのポイント!注意点3選

パライバトルマリンは、宝石の硬さを示す「モース硬度」が7であることから、耐久性の高い宝石として知られています。しかし、宝石の美しさを長く保って愛用するには適切なケアやお手入れが欠かせません。

さて、この章では、パライバトルマリンの美しさを長く保つためのポイントや、日常での取り扱い時に気をつけるべき注意点を3つ紹介していきたいと思います。

大切な宝石をより長く、美しく輝かせ続けるための重要ポイントになりますので、ぜひご覧ください。

5-1.超音波洗浄機の使用は絶対にNG

パライバトルマリンをきれいに保つためのお手入れ方法の前に、絶対に知っておいてほしいことがひとつあります。それは「超音波洗浄機は絶対に使用しない」ということです。

超音波洗浄機は宝石やジュエリーを洗浄する時に、高速で振動する超音波を利用して汚れを落とすための装置です。多くの宝石には効果的とされており、短時間でしっかりと汚れを落とすことができます。しかし、パライバトルマリンに対しては絶対に使用しないでください。

パライバトルマリンは結晶構造や内部に含まれる微細な亀裂やインクルージョン(内包物)が多くなってしまう宝石です。宝石の硬度を現すモース硬度は高いのですが、超音波の振動によってダメージを受けやすいのです。

超音波洗浄機を使用するとこれらのダメージが広がってしまったり、振動によって石が割れる可能性も考えられます。パライバトルマリンをお手入れする際には、超音波洗浄機の使用は絶対にしないでください。

5-2.ぬるま湯で優しく洗おう

パライバトルマリンはデリケートな結晶構造や色の鮮やかさを保つために、ぬるま湯で優しく洗う方法が推奨されています。この方法は石にかかる負担を最小限に抑えて汚れを落とすことができます。

ぬるま湯での洗浄の手順については、以下の通りです。

①洗面器やボウルにぬるま湯(手で触れても熱くない程度)を用意します。
②宝石をぬるま湯に浸けます。
③柔らかい布を使用して優しく汚れを拭き取ります。
④洗浄が終わったら、清潔な水で石をすすぎます。
⑤水分を拭いて、自然に乾燥させます。

パライバトルマリンの美しさを長く保つためには定期的なケアが欠かせません。ぬるま湯で優しく洗浄することは、美しさを維持するためのシンプルで効果的な方法と言えるでしょう。

5-3.長時間の外出には適さない

パライバトルマリンは長時間外出する際には注意が必要です。

紫外線に特に敏感な宝石で長時間の日光にさらされると色が褪せる恐れがあるからです。また、外出中は宝石が衝撃を受けるリスクも高まるので、傷がついてしまうことも考えられます。

短時間の使用には特別問題ないものの、長時間の外出時にはパライバトルマリンを身につけるのは避けましょう。身に着けるシーンをしっかり理解するのも、宝石を長く使うためのポイントのひとつです。

6.【番外編】パライバトルマリンと見た目が似ている石

パライバトルマリンの魅惑的な色合いは多くの人々を魅了してきましたが、似た色や輝きを持つ宝石もいくつか存在します。

この章では、パライバトルマリンに似た見た目を持つ宝石たちをピックアップし、それぞれの特性や背景を探る深堀りをしていきたいと思います。パライバトルマリンとは一味違った魅力を持つ石について、新たな発見をしましょう。

6-1.アパタイト

ギリシャ語で「ごまかす」や「トリック」という意味を持つアパタイトは、パライバトルマリンと非常に似た色を持つ天然石として知られています。鮮やかなネオンブルーの色合いを持つことが魅力的で、色の深さや輝きなどもパライバトルマリンと非常に似ています。

しかし、アパタイトはパライバトルマリンよりも硬度が低く、傷がつきやすい特性を持っているので、ジュエリーとしての取り扱いにはかなり注意が必要です。産出地が多いことから比較的安価で手に入れることができます。

6-2.アクアマリン

その名の通り、透明感のある水色から深い青色までの美しいグラデーションを持っていることが特徴的な「アクアマリン」は、海のような深さと広がりを感じさせて多くの人々に愛されています。ラテン語の「水」を意味する「アクア」と、「海」を意味する「マリン」から来ており、海のような美しい色合いを持っています。

古くからヨーロッパの船乗りや漁師の間で「海の守護石」として知られており、安全に航海や豊漁を祈願するための「海の力を宿したお守り」として使用されてきました。この伝統的な背景から、アクアマリンは「平和」や「安全」を象徴する石としても知られています。

ちなみに、アクアマリンはベリル鉱物の一種であり、エメラルドと同じ鉱物グループに属しています。

6-3.ブルートパーズ

透明感のある青色を持つ「ブルートパーズ」は、空のような広がりと深さを感じられる宝石として多くの人々に愛されています。明るいブルーの色合いが特徴的で、手ごろな価格で手に入れられることから多くのジュエリーに使用されています。ブルートパーズは、太陽の光の下で特に美しく輝きます。

ブルートパーズはトパーズ鉱物の一種であることから、名前の由来はサンスクリット語の「火」を意味する「タパス」から来ています。空や海の青いイメージとは反対の意味を持っているのはなんだか不思議な感じですよね。

身に着けていると精神を落ち着かせる効果もあるといわれていることから、ヒーリングストーンとして扱われることもあります。

6-4.ブルージルコン

ブルージルコンは、深みのある青色が特徴的で、古くから魔除けの石として知られています。高い屈折率を持っているため、まるでダイヤモンドのような輝きを放つこともあります。ジルコンは地球上で最も古い鉱物の一つとしても知られており、その歴史は40億年以上前にさかのぼると言われています。様々な美しい色があるジルコンの中で、圧倒的に高い人気を誇っているのはブルージルコンです。

ジルコニアと名前が似ていることから人工石と勘違いされてしまうことも多くあるので、ちょっとかわいそうな立ち位置の天然石です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、パライバトルマリンの石言葉について書かせていただきました。

パライバトルマリンは希少性と鮮烈なブルーで多くの宝石愛好家の心を魅了しています。

この記事を通じて、パライバトルマリンの魅力をより深く理解し、その美しさを長く保つための知識を得ることができたことを願っています。

パライバトルマリンを身につけることは、自分自身を特別な存在と感じる瞬間をもたらしてくれるでしょう。この宝石との出会いを大切にし、その輝きを永遠に楽しんでください。

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