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軽くて丈夫、どんな服装にも合わせやすいことから注目を集めているロンシャンは、人気ゆえに精巧な偽物が多く出回っているのも事実。「この値段は安すぎるかも…」「フリマアプリで見つけたけど本物?」と、購入をためらった経験はありませんか? 本記事では、ロンシャンの偽物を見分けるための「9つの具体的なチェックポイント」を解説します。ロゴの刻印やタグのフォントといった細部の特徴から、人気モデルごとの違い、さらに偽物を掴まされないための安全な購入ルートまでまとめました。偽物に惑わされることなく、本物を手に入れるための参考にしてみてください! 1.ロンシャンの偽物が出回っているのはなぜ? 街中で見かけない日はないほど、多くの人々に愛されているロンシャンのバッグ。しかし、人気が高まる裏側で、精巧な偽物が多く流通しているのも事実です。 ここでは、なぜこれほどまでに模倣品が後を絶たないのか、その理由を紹介したいと思います。 1-1.シンプルなデザインが模倣されやすい ロンシャンのアイテムが偽造業者の標的になる要因の一つは、他のブランドと比較するとシンプルなデザインであることが挙げられます。 本来、無駄を削ぎ落としたデザインは美しさの象徴ですが、悪意ある製造者にとっては「外見の再現が比較的容易である」と捉えられかねません。複雑な装飾や特殊な金具を多用するバッグと比較すると、ナイロンとレザーを組み合わせた構造は、高度な設備を持たない工場でも形を似せること自体は難しくないためです。 特に、遠目から見たシルエットや配色はコピーしやすいため、フリマアプリなどの写真だけでは真贋の判断がつきにくい状況が生まれています。しかし、本物を一度手に取れば、その品質には確かな違いが存在することに気づくでしょう。正規の独特の質感や、指で触れたときに感じる刻印の繊細さは、簡単には真似できるものではありません。一見単純に見える構造の中に、職人の技術やノウハウが込められているのです。 1-2.世界的な人気で常に需要が高い 世界中で世代を問わず愛されているブランドだからこそ、残念ながら偽造品も多く出回ってしまいます。 パリや日本をはじめ世界各地にファンを持つアイテムは、偽造業者にとっても「確実に需要がある商品」として狙われやすいです。一過性のブームではなく、長く安定した人気がある点も、継続的に模倣品が作られる理由となっています。 「少しでも安く手に入れたい」という心理につけ込んで、市場には偽物が紛れ込んでいます。「人気商品には偽物のリスクがある」ということを常に意識し、購入時は慎重に判断しましょう。 1-3.製造国の多様化で本物の仕様も変化する 「フランス製ではない=偽物」という誤った思い込みは、消費者の混乱を招き、正規品の仕様を正しく理解する妨げとなっています。 ロンシャンは現在、フランス国内の職人工房に加え、チュニジアとモーリシャスに自社工場を構え、さらに中国、ルーマニア、モロッコのパートナー工場とも提携して製造を行っています。つまり、タグに「MADE IN CHINA」などと表記されていても、それは正規品として正しい仕様であり、それだけで偽物と判断することはできないのです。 注意すべきは、偽造業者や悪質な販売者がこの「製造国の多様さ」を悪用し、不正確な情報を流すケースがある点です。例えると、「海外のアウトレット専用工場で作られたため仕様が異なる」といった、公式には存在しない虚偽の説明で、基準を満たさない粗悪品を正当化しようとする手口も存在するため警戒が必要です。 2.ロンシャンの偽物を見分ける9つのチェックポイント パリ発の洗練さと実用性で世界中から愛されるロンシャン。人気ゆえに偽物も多く、不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、ロンシャンの偽物を見分ける9つのチェックポイントを見ていきましょう。 2-1.①刻印の鮮明さやフォント 本物の証であるロゴ刻印には、ブランドの品質へのこだわりが表れます。まず確認すべきはロゴや「LONGCHAMP」の文字。正規品は革の質感に合わせて深く均一な力でプレスされており、文字の輪郭がくっきりと鮮明に仕上がっているのが特徴です。 偽物はプレスが甘く、全体的に浅い仕上がりになりがちです。文字の輪郭がぼやけていたり、深さが不均一で波打っていたりする場合は注意しましょう。 また、フォントのバランスにも注目しましょう。正規品は文字の間隔が等間隔に美しく配置されていますが、偽物は文字同士が不自然に詰まっていたり、逆に間隔が空きすぎていたりするケースが散見されます。 2-2.②ブランドマーク(騎手)刻印の位置 ロンシャンの象徴である「馬上の騎手」のマークは、ブランドのアイデンティティそのものです。レザーに型押しされたシンボルマークには、確かな刻印技術が反映されています。正規品における騎手の描写は輪郭が明瞭で、馬のシルエットや騎手の姿勢がはっきりと表現されています。 確認の際は、マークがフラップの中央にバランスよく配置されているかを確認しましょう。正規品は全体的なバランスが考慮され、違和感なく中央に配置されています。 対して偽物は、位置が左右にズレていたり、傾いていたりすることが多く、馬の脚や尻尾のラインが潰れてのっぺりとした印象を受けることがあります。 2-3.③ファスナーにあるメーカーの刻印 開閉時に手が触れるファスナープル(持ち手)と金具部分は、コスト削減の影響が出やすい箇所です。正規品に使用されているファスナーは、滑らかな滑り心地と重厚な輝きを放ちます。 特に注目すべきは、多くのアイテムに付いている象徴的なゴールドカラーの丸いプルタブ部分です。ここには騎手のマーク(シンボルマーク)が深く美しく刻まれており、精巧な作りが特徴です。 偽物は素材に安価な軽合金を使うことが多いため、持った瞬間に頼りない軽さを感じたり、カチャカチャと安っぽい金属音がすることがあります。 2-4.④スナップボタンの留まり具合 フラップを留めるスナップボタンは、バッグの顔とも言えるパーツです。ボタン自体の「留まり具合」も確認すべきポイントです。正規品はしっかりとしたクリック感があり、一度留まれば簡単には外れない適度な硬さを持っています。偽物の場合、ボタンの噛み合わせが悪く緩すぎたりすることがあります。 2-5.⑤ハンドル部分の革の質感とコバ処理 ハンドルやフラップに使用されているレザーは、ロンシャンを象徴する「ロシアンレザー」が採用されています。本物のハンドルを握ると、しっかりとした強度がありながらも、しっとりと手に馴染む感覚があるはずです。 また、特に注目してほしいのが、「コバ」と呼ばれる革の断面(切り口)の処理です。正規品のコバは、黒やダークブラウンの塗料でムラなく均一に塗られ、滑らかに仕上げられています。 対して偽物は、コバ塗りが雑で、塗料がボッテリと厚く盛り上がっていたり、革の表面にはみ出してガタガタと波打っていたりします。 2-6.⑥内側にある白タグの表記とフォント バッグの内部に縫い付けられた白いタグは、真贋を見分けるための重要なチェックポイントの一つです。タグには主に原産国や品番などが記載されており、製品の情報を確認する手がかりとなります。 正規品のタグは、通常インクが滲むことなく鮮明に明記されており、フォントの太さも一定しています。フランス語や英語の表記が混在していますが、文字が潰れずに読めるかどうかが品質の目安となります。 偽物によく見られる特徴として、文字間隔や文字列の不自然さが挙げられます。タグ自体の素材感も確認ポイントです。正規品は適度なハリのある素材が一般的ですが、偽物はペラペラの紙のような質感や、硬すぎる素材の場合があります。 2-7.⑦バッグ全体の縫製の丁寧さ ハイブランドの品質を支えているのは、熟練した職人の技術です。ステッチ(縫い目)の状態を確認することは、バッグの完成度や真贋を見極める一つの基準となります。 正規品は、基本的にステッチの幅が均一で、ラインが美しく整っています。使用される糸の色にも注目しましょう。多くの場合、レザーと同系色、あるいはデザインのアクセントとなる色が使われ、耐久性のある良質な糸が採用されています。 一方、偽物はカーブ部分でミシン目が乱れていたり、糸調子が悪く縫い目が浮いていたりするケースが散見されます。 2-8.⑧フラップ部分の形状と質感 フラップの形状と質感には、ロンシャンの厳格な品質基準が反映されています。形状は、歪みのない美しい左右対称のカットラインが基本ですが、真贋を見極める上でより重要なのは「革の表面(シボ)」の特徴です。 正規品のフラップに使用されている「ロシアンレザー」は、表面のシボ(凹凸)が規則正しい「ひし形」や「格子状」の模様を描いており、独特の艶と奥行きがあります。 この特有のニュアンスを偽物は再現しきれていないことが多く、シボが不規則な丸い粒状であったり、逆にのっぺりとしたビニールのような質感であったりします 2-9.⑨ナイロン生地のハリと光沢 最後に確認するのは、バッグの大部分を占めるボディの素材感です。代名詞「ル プリアージュ」の象徴であるナイロンキャンバス地は、軽量でありながら日常使いに適した優れた耐久性を備えています。 正規品の生地に触れると、適度な厚みとしっかりとした「ハリ」や「コシ」を感じるはずです。高密度に織られたナイロン素材特有の、滑らかで頼りがいのある質感が特徴です。 一方、偽物の多くは生地が薄く、触ると頼りない感触がすることがあります。また、ビニールのような不自然で強い光沢が見られる場合も少なくありません。実際に荷物を入れた際、正規品は美しいフォルムを保ちやすいですが、生地の強度が不足している偽物は、型崩れを起こしやすい傾向にあります。視覚的な光沢感と、触れた時の適度な反発力は、品質を見極める一つの目安となります。 ここでは、ロンシャンの偽物の見分け方についてご紹介させていただきました。次章では偽物の中でも特に流通が多い「ル プリアージュ」の見分け方を解説していきます。 3.【シリーズ別】ル プリアージュの偽物を見分けるポイント 「ル プリアージュ」はシリーズごとに素材や細部の意匠が異なり、真贋を見極める際もそれぞれに見るべきポイントが変わります。ここでは、シリーズ別の偽物の見分けポイントを紹介したいと思います。 3-1.「オリジナル」ロシアンレザーの質感と型押し 「オリジナル」モデルを見極める上で決定的なのは、フラップやハンドルに使用されている「ロシアンレザー」の独特な質感です。このレザーは、実際には耐久性の高いカウハイドであり、歴史的なロシアンレザーのグレインに着想を得た「ダイヤモンド・グレイン」と呼ばれる美しい菱形の型押しが施されています。 実際にダイヤモンドで刻んでいるわけではなく、プレス加工によって作られたその模様は、指先で触れると規則正しい凹凸がしっかりと感じられ、光の加減で幾何学的な陰影が浮かび上がるのが特徴です。 対して、偽物の多くは表面が平坦でビニールのような手触りであったり、不規則な丸い粒状の型押しでごまかされていたりします。 3-2.「エナジー」のロゴ入りロープと再生素材 スポーティーで現代的な「エナジー」ラインにおいて、最も分かりやすい特徴の一つはジッパープルの仕様です。リサイクルロープが採用されており、モデルによってはブランドロゴがあしらわれています。 ボディに使用されている「ECONYL(エコニール)」再生ナイロンの質感もポイントです。この素材はリサイクル資源でありながら、従来のナイロンと同等の品質と耐久性を持ち、特有の上品な光沢を放つのが特徴です。 表面は滑らかで密度が高く洗練された印象を与えますが、偽物は粗いキャンバス地のようなガサガサとした手触りの場合があります。 3-3.「グリーン」シグネチャーグリーンのコバ処理 サステナビリティを象徴する「グリーン」ラインで注目すべきは、レザーパーツの耳(タブ)部分の断面に施された「コバ処理」の色味です。 一見するとオリジナルのロシアンレザーと同じ茶色のカーフレザーに見えますが、側面(コバ)には鮮やかな「アシッドグリーン」の塗装が施されています。これは環境への配慮を表すブランドのシグネチャーであり、バッグを持つ人の動きに合わせてチラリと覗くネオンカラーが洗練されたアクセントになります。 多くの偽物はこの細工を省略し、単に茶色や黒で塗りつぶしているケースが大半です。 3-4.「エクストラ」カウハイドレザーとメタル装飾 オールレザーで仕立てられた「エクストラ」は、使用されている革の種類がオリジナルとは根本的に異なります。こちらには「カウハイドレザー(牛革)」が採用されており、きめ細やかで滑らかな質感が特徴です。 エクストラの革はバターのようにしっとりと手に吸い付くような柔らかさを持っています。指で押すとじんわりと馴染むような弾力があり、革本来の風合いを楽しめるのが魅力です。偽物は合成皮革特有の不自然な張りや、表面がツルツルとし過ぎている場合があります。 また、正規品の金具は重厚感があり、冷やりとした金属の温度を感じられますが、偽物はプラスチックにメッキ加工をしただけのような軽さを感じることがあります。 4.ロンシャンの「並行輸入品」と「偽物」の違いとは? ロンシャンのバッグを見ていてネット上で見かける安すぎる価格に不安を覚える人も多いはずです。本物をお得に手に入れるためには、正規のルートを通らない輸入品と、悪質な偽物の違いを正しく理解することが大切です。 4-1.並行輸入品は海外正規店等で買い付けた本物 並行輸入品とは、日本の正規代理店を通さず、海外の直営店や免税店、正規販売店で第三者が買い付け、日本国内に輸入した本物の製品を指します。フランス旅行のついでに現地のお店でバッグを購入し、日本に持ち帰る行為を業者が代行しているイメージを持つと分かりやすいでしょう。 正規代理店ルートとは異なりますが、商品は同じ工場で製造されており、品質そのものは百貨店に並ぶ商品と何ら変わりません。定価よりも安く販売される理由は、主に為替レートの変動や、日本と海外の定価設定の差を利用しているためです。また、大量に買い付けることで配送コスト等を抑えているショップも存在します。 4-2.偽物は商標権を侵害したコピー品 偽物とは、ブランドの商標権を侵害して作られた違法な「コピー品」を指します。これらは正規の製造ルートとは無関係の場所で作られており、見た目だけを似せた粗悪品です。デザインを真似ていても、品質は雲泥の差があり、製造や販売自体が犯罪行為にあたります。 安さにつられてコピー品を購入してしまうと、すぐに壊れて使えなくなるだけでなく、知らぬ間に犯罪組織の資金源確保に加担してしまう恐れさえあります。ショップのレビューや運営元の情報を念入りにチェックすることこそが、後悔しない買い物のための最大の防御策となるでしょう。 5.偽物を買わないために!ネット購入前に確認すべきこと ネットでの買い物は便利ですが、人気ブランドには偽物のリスクが潜んでいます。せっかくの出会いが悲しい結果にならないよう、購入前のチェックは欠かせません。本物だけが持つ品格を手にするために、見極めるべきポイントがあります。 5-1.フリマアプリは出品者情報と評価を確認する フリマアプリでロンシャンを探す際は、商品の状態よりも先に出品者の信頼性を調べましょう。顔の見えない相手から購入するリスクを避けるには、プロフィールと過去の取引履歴を入念に読み込む必要があります。評価の数だけでなく、コメントの内容に目を通すと、出品者の対応が見えてきます。 特に注意が必要なのは、「いただきものですが使いません」や、「並行輸入品のため国内正規品とは仕様が異なります」といった説明文です。本来、並行輸入品であっても正規品であれば基本的な仕様や品質は変わりません。 そのため、「仕様が違う」という言葉は、粗悪な偽物を販売する際の言い訳として使われるケースがあります。また、同じ商品を大量に出品している、あるいは評価がゼロに近いアカウントも警戒が必要です。安さに惹かれて飛びつくと、生地の質感や縫製が著しく劣る商品が届くリスクがあります。 5-2.公式サイトにない色やデザインは避ける 購入を検討しているバッグが、日本のロンシャン公式サイトに掲載されている現行モデルと完全に一致するかどうかを必ず照らし合わせましょう。公式に存在しない色や、奇抜な配色の限定品と称するアイテムは、偽物である可能性もあります。 偽造品業者は、実在しないカラーバリエーションを「レアモデル」と偽って販売することがあります。 公式サイトの画像と見比べる際は、単なる色の系統だけでなく、ハンドルのコバの色や、金具の輝き方まで細かく観察しましょう。公式サイトという確実な基準を持つことで、偽物を掴まされるリスクは大幅に減らせます。 6.結局どこで買うのが安心?ロンシャンの安全な購入ルート 出典:LONGCHAMP ずっと憧れていたロンシャンのバッグを手に入れるなら、心から安心できる場所を選びたいものです。自分へのご褒美や大切な贈り物で後悔しないために、安全なロンシャンの購入ルートについて紹介したいと思います。 6-1.100%確実なのは「公式オンライン」と「百貨店」 間違いなく本物を手に入れたいなら、公式オンラインストアか全国の百貨店にあるブティックを利用するのが正解です。正規販売店であれば、商品はすべてフランスをはじめとする世界各国の厳格な管理下の工場から届いた正規品であることが保証されます。 百貨店のブティックでは、実際に鏡の前で商品を合わせたり、スタッフからコーディネートのアドバイスを受けたりすることが可能です。明るい照明の下で色味を確認し、自分にぴったりの一点を見つける時間は、ショッピングの醍醐味そのものでしょう。 6-2.アウトレットでの購入も狙い目 予算を抑えつつ本物のロンシャンを手に入れたいなら、アウトレットモールへ足を運ぶのも賢い選択肢の一つです。 日本国内の主要なアウトレットモールにはロンシャンの店舗が出店しています。定価の30〜40%オフといった手頃な価格設定になっていることが多く、憧れのバッグや、色違いで揃えたいナイロンバッグをお得に購入できるチャンスがあります。 ただし、在庫状況は流動的で、訪れるタイミングによってラインナップは大きく異なります。欲しい色や形が必ずあるとは限りませんが、一期一会の出会いを楽しめるなら、非常に満足度の高い購入方法になります。 7.まとめ ロンシャンは世界的な人気を誇る一方、そのシンプルさと需要の高さから精巧な偽物が多く出回っています。特に「ル プリアージュ」は外見だけでは判断が難しく、ロゴ刻印の鮮明さ、金具や縫製、ロシアンレザーの質感など、細部の完成度こそが真贋を分けるポイントです。 また、製造国がフランス以外でも正規品である点を理解していないと、誤った情報に惑わされやすいのも現実です。並行輸入品は正規ルートで仕入れた本物であり、偽物とは明確に異なりますが、価格の安さだけを理由に選ぶと後悔する可能性があります。 これから購入を検討する方は、まず公式サイトで仕様を確認し、信頼できる販売ルートを選ぶことが、後悔しない買い物につながります。 関連記事はこちら https://estime.co.jp/column/longchamp-age-group/ https://estime.co.jp/column/longchamp-backpack-difficult-to-use/ https://estime.co.jp/column/horse-logo-brand/

透き通るような紫色の輝きが魅力のアメジスト。その美しさや神秘的な雰囲気に惹かれて、「ひとつ手に入れてみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。 ただ、インターネットやお店で探し始めると、「アメジストには偽物があるらしい」「安すぎるものは本物じゃないかも?」といった噂を目にすることもありますよね。せっかく購入するなら、偽物だったらどうしよう…という不安はできるだけ避けたいものです。 アメジストは比較的身近な宝石ですが、その人気から合成石や似た色の別の石が、本物として流通しているケースも少なからず存在します。そこで本記事では、アメジストの偽物の見分け方を中心に、本物の価格帯や安い理由についても分かりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、納得のいくアメジスト選びに役立ててくださいね。 1.アメジストには「偽物」がある 「アメジストに偽物がある」なんて聞くと、せっかくのワクワクした気持ちにブレーキがかかってしまいますよね。これから長く愛用できる石を探しているときだからこそ、「本当のところはどうなの?」と慎重になるのは、当然のことです。 アメジストは世界中で愛されているポピュラーな宝石ですが、その人気ゆえに、天然ではないものも少なからず流通しています。ですが、まずは落ち着いて「なぜそれらが存在するのか」という背景を知ることから始めてみましょう。理由がわかれば、過剰に怖がることなく、アメジスト選びを純粋に楽しめるようになりますよ。 1-1.なぜ偽物が存在するの? アメジストは、宝石の中では比較的採掘量が多く、手に入れやすい価格のものも多い石です。それにもかかわらず、なぜ手間をかけてまで偽物が作られるのでしょうか。 その理由のひとつは、アメジストの持つ紫色の美しさに対する需要が非常に高いことにあります。古くから高貴な色として愛されてきた深いパープルは、多くの人を魅了してきました。この美しさをより手頃に、より多く流通させて利益につなげるため、安価な素材で似た見た目を再現する技術が発達してきたのです。 天然のアメジストは、長い年月をかけて自然の中で育つため、色ムラや内包物が含まれるのが自然な姿です。産出量は多いものの品質には幅があり、必ずしも美しい石が安価に手に入るわけではありません。一方で、均一で完璧な美しさを求める声もあり、そうした需要に応える形で合成や模造が生まれた側面もあるのです。 1-2.偽物=悪いものとは限らない? 「偽物」という言葉には、どうしてもネガティブな印象がありますが、一概に悪いものだと決めつけてしまうのは少しもったいないかもしれません。もちろん、天然石だと思って購入したものがそうでなかった場合、残念な気持ちになるのは自然なことです。ただ、目的によっては、あえて天然ではないものを選ぶという考え方もあります。 たとえば、普段使いのアクセサリーとして気軽に紫色を楽しみたい場合、色味が安定していて丈夫な素材のほうが扱いやすいこともあります。科学技術によって作られた合成石も、結晶そのものの美しさは決して劣るものではありません。 宝石の楽しみ方は人それぞれで、大切なのは「天然かどうか」を正しく理解したうえで選んでいるかどうかです。販売側が正確な情報を伝え、購入側が納得して手に取ること。その関係があってこそ、後悔のない買い物につながります。だからこそ、本物のアメジストの特徴や見分け方を知っておくことが大切なのです。。 2.アメジストの偽物の正体 近年、宝石やジュエリーはショップでの対面販売だけでなく、インターネットやフリマアプリなどでも手軽に購入できるようになりました。その一方で、アメジストを見ていると「これって本物の石なのかな?」と、ふと立ち止まってしまう瞬間もあるのではないでしょうか。 実物を確認できないネット購入は便利な反面、どうしてもリスクがつきまといます。しかも、アメジストの偽物は1種類ではありません。どんなものが“アメジスト”として売られやすいのかを知っておくだけでも、偽物を避けられる確率はぐっと上がります。もちろん、これは対面のショップでも同じことです。 天然のアメジストではないけれど、見た目がよく似ているものには、いくつか代表的なパターンがあります。納得して石を選べるように、ここから3つの正体をひとつずつ丁寧にご紹介しますね。 2-1.合成アメジスト まず知っておきたいのが、合成アメジストの存在です。アメジストに限らず、合成宝石は「手頃に宝石を楽しみたい」という需要に応える形で広く流通しています。合成と聞くと人工的な作り物を想像しがちですが、その正体はかなり本格的です。研究施設などで、天然のアメジストと同じ成分を使い、地中で育つ過程を再現するように結晶化させたものを指します。 成分や硬度、光の屈折率もほぼ天然と同じで、例えるなら天然の魚と養殖の魚の関係に近いでしょう。合成であれば内包物の少ない、美しく濃い紫色を安定して作れるというメリットがあります。天然にこだわる場合は注意が必要ですが、完璧な美しさを気軽に楽しみたい人に選ばれている存在でもあるのです。 2-2.アメジストに似た他の石 アメジストに色がよく似た別の石が、アメジストとして売られているケースもあります。多くは、アメジストより産出量が多く、比較的安価な石です。たとえばパープルサファイアは、その代表的な例でしょう。サファイアといえばブルーの印象が強いですが、実はパープルを含めさまざまな色が存在します。知名度の低さから、品質の低いものがアメジストとして扱われることもあるようです。 また、水晶に熱や放射線を加えて色を濃くした加工石もあります。素材はクオーツなので、完全な別物とは言い切れませんが、自然な色合いではない点は理解しておきたいところです。どれも石自体が悪いわけではありませんが、アメジストだと思って選んだものが別の石だった場合、少し残念に感じてしまいますよね。こうしたケースも、アメジストの偽物として注意したいポイントです。 2-3.ダブレット・トリプレットなどの張り合わせ石 複数の素材を組み合わせた張り合わせ石という種類もあります。2種類の素材を張り合わせたものはダブレット、3種類の素材を張り合わせたものはトリプレットと呼ばれます。 組み合わせる素材は、薄いガラスやプラスチックなどのまったく宝石ではないものもあれば、宝石を薄くスライスしたものなど、さまざまです。張り合わせ石を使用してあえてファッショナブルなデザインにするようなジュエリーもありますが、中には安価なガラスやプラスチック、透明のクオーツなどをアメジストのように見せる悪質なものもあります。 透明な素材をパープルの接着剤で張り合わせてアメジストに見せることもあるそうです。 2-4.ガラス・プラスチックなど 最後にご紹介するのは、宝石ではない素材を使って作られた模造品です。 こちらは古くからある手法で、紫色のガラスやプラスチックを宝石の形にカットしたもの。安価なアクセサリーや、子供向けのおもちゃ、あるいはアンティーク風の雑貨などに使われることが多い素材ですね。あからさまに安価なものやおもちゃとわかるような加工のものもありますが、現代は加工技術の発達により本物のジュエリーにとてもよく似たアメジストの偽物もあります。遠目から見れば本物のアメジストだと思う人もいるでしょう。 これらはジュエリーとしての価値を求めるというよりは、ファッションの一部として色を気軽に楽しむためのアイテムとして親しまれています。数千円程度で購入できるので、普段使いにはぴったりです。 3.天然のアメジストの見分け方 アメジストとして売られているものの正体がわかってくると、次は「実際に目の前にある石が本物かどうかを知りたい」という気持ちになりますよね。一番確実なのは専門の鑑別機関に出すことですが、少しハードルが高いと感じるかもしれません。そこでこの章では、ご自身の手元で確認できるポイントをご紹介します。 これからご紹介する方法は、特別な道具がなくても試せる見分け方です。石の見た目の特徴から商品情報を読み解くコツまで、どなたでも無理なく取り入れられるものばかりですので、ひとつずつじっくりチェックしてください。「天然かな?偽物かな?」という不安を持ちながら購入するのは良くありません。ぜひ納得できるまでしっかり見るようにしましょう。 3-1.色ムラをチェックする 天然のアメジストを見極めるうえで、分かりやすいポイントのひとつが色の混ざり方、いわゆる色ムラです。アメジストは、無色透明の水晶が地中で長い年月をかけ、鉄イオンを含み自然の影響を受けることで紫色に発色したもの。その過程で、色の成分にどうしても偏りが生まれます。そのため、白い紙の上に置いてよく観察すると、紫色の濃い部分と薄い部分が混ざり合っている石が多く見られます。 一方で、合成石やガラスは色が均一すぎる傾向があります。どこから見ても同じ濃さの紫色をしている場合は、人の手が加わっている可能性を疑ってみてもよいでしょう。「色ムラがあると品質が悪いのでは?」と感じるかもしれませんが、実はその不規則さこそが天然ならではの表情です。価格が安いのに色ムラがほとんど見られない場合は、注意が必要だといえます。 3-2.石の「温度」や「重さ」を感じてみる 石を手に取ったときに肌に伝わる感覚も、アメジストが天然かどうかを判断する大切な基準です。アメジストは水晶の仲間ですので、熱を伝えにくいという性質があります。そのため、暑い日であっても、手に持った瞬間はひんやりとした冷たさを感じるのが特徴です。しばらく握っていると体温で温まってきますが、その「最初の一瞬の冷たさ」は天然石ならではの感触といえるでしょう。反対に持ったときにすぐにあたたかいと感じるのは天然のアメジストではない可能性が高いです。 また、アメジストを持ったときの重さもチェックするポイントです。プラスチック製の模造品であれば、見た目のボリュームに対して驚くほど軽く感じることがあります。ガラスの場合は重さが似ていますが、プラスチックは持った瞬間に「あれ、軽いな」という違和感を抱くことが多いはずです。 あまりにも小さなアメジストや、他の宝石が周囲にも配置されている場合は温度や湿度を感じることは難しいかもしれませんが、ある程度の大きさがあるアメジストなら判断の基準にしてください。 3-3.インクルージョン(内包物)や気泡の有無 石の内部をじっくり観察することも、天然アメジストを見分けるための有効なポイントです。宝石を眺めていると、黒い点のようなものや、透明な影が見えることがありますが、これらはインクルージョンと呼ばれる内包物です。 天然の石は成長の過程でさまざまな異物を取り込みながら育つため、インクルージョンが含まれるのはごく自然なこと。少ないほど良いとされることもありますが、自然の中で育った証であり、石の個性のひとつともいえます。 ガラスなどの模造品の場合、製造時に空気が入り込み、小さく丸い気泡が見られることがあります。アメジストは水晶の一種なので、天然石の中に真ん丸で整った気泡が入ることはほとんどありません。石の中に粒状の丸いものが見える場合は、ガラス製である可能性を考えてもよいでしょう。ただし、透明度の高いものも増えているため、これだけで判断せず、いくつかのチェックポイントのひとつとして光に透かして確認してみてくださいね。 3-4.商品名をチェックする 実物を確認できないネットショッピングなどでは、商品名や説明文に使われている言葉に注目してみましょう。ここには、見落としがちなヒントが隠されていることがあります。 たとえば、アメジストカラーやアメジスト仕上げといった表現が使われている場合、それは石そのものではなく、色だけを似せたものであることを示唆しています。また、シンセティックという言葉が添えられていれば、それは合成石であることを意味しています。ただのアメジストではなく「〇〇アメジスト」という名前がついている時も、天然のアメジストではない可能性があります。 きれいなジュエリーを見つけるとすぐに購入してしまいたくなると思いますが、注意書きをきちんと読むようにしましょう。対面販売であれば、店員に確認してから購入するかどうか検討してください。 3-5.アメジストの原石・クラスター・ドームの偽物の特徴 ジュエリーだけでなく、インテリアとして人気のアメジスト原石やアメジストクラスター、アメジストドームについても触れておきましょう。 アメジストはパワーストーンやジュエリーとしてカット・加工された姿で売られているだけではありません。母岩がついたままの原石や原石が群生している姿であるアメジストクラスター、丸い岩の内部の空洞にアメジストが発生した姿であるアメジストドームは、どれも鉱物ファンやパワーストーンの愛好家に人気があります。 これらのアメジストの置物でよくあるのが、色の薄い原石に紫色の染料を染み込ませた「染色品」です。よく観察すると、結晶の割れ目や隙間にだけ色が濃く溜まっていることがあります。自然な色であれば、結晶の根元から先端にかけてグラデーションになるはずですが、不自然に色が濃すぎるものは注意が必要です。 また、アメジストドームの場合は、土台となる岩の部分をコンクリートなどで補強したり、別の石を貼り合わせたりして形を整えているものもあります。 「大きなものだから安心」と思わず、結晶ひとつひとつの向きや、土台との継ぎ目に違和感がないかを確認してみましょう。自然が作り出した不揃いな造形美を愛でる気持ちで細部を眺めてみると、本物かどうかのヒントが自ずと見えてくるはずですよ。 4.知っておきたい!本物のアメジストの値段と価値 アメジストを迎え入れようと考えたとき、やはり気になるのがお値段ではないでしょうか。お店やネットショップを見ていると、驚くほど高価なものもあれば、ランチ1回分ほどで買えるものもあり、その差に戸惑ってしまうこともありますよね。 では、本物のアメジストの値段はどのように決まり、なぜここまで幅があるのでしょうか。この章では、アメジストの価値を左右するポイントや、比較的安価に流通している理由について分かりやすく解説していきます。適正価格を知っておくことは、偽物を避けるためだけでなく、納得したうえで後悔のない買い物をするためにも役立つはずです。ぜひ参考にしてみてください。 4-1.本物のアメジストの値段はいくらくらい? アメジストは比較的手に取りやすい宝石ですが、本物の値段は色の濃さや透明度、そして大きさによって大きく変わります。特に評価が高いのは、赤みを帯びた深いパープルで、インクルージョンや色ムラ、濁りが少なく、透き通るような輝きを持つ石です。こうした高品質なものになると、指輪やネックレスに使われる小さなルースでも数万円、条件によっては十万円を超えることもあります。 淡いラベンダーカラーのものや、日常使いの小さなピアスに使われる石であれば、数千円程度で本物を見つけることも可能です。一生ものとして価値を重視するなら、ある程度の予算を想定しておくと安心ですが、魅力は値段だけで決まるものではありません。品質や価格に幅があるからこそ、手頃でも心から気に入る一本が、あなたにとって何より価値ある存在になることもありますよ。 4-2.アメジストが安い理由とその背景 ルビーやサファイアと比べると、アメジストは控えめな価格で販売されていることが多い宝石です。これには、きちんとした理由があります。 大きな要因のひとつが、産出量が非常に安定している点です。ブラジルや南アフリカ、ナミビアなどでは、現在も質の良い結晶が継続的に採掘されており、市場に安定して供給されています。そのため、美しい天然アメジストを比較的手頃な価格で楽しむことができるのです。安いからといって、品質が劣っているわけではありません。 また、アメジストは大きな原石の状態で見つかることも多く、クラスターとして飾ったり、複数のルースを切り出したりできる点も価格を抑えられる理由のひとつです。そのため、天然石であっても安価に流通しているケースは珍しくありません。ただし、あまりにもきれいな石が不自然に安い価格で売られている場合は注意が必要です。「少し安すぎるかも?」と感じる感覚は、多くの宝石を見ることで自然と養われていきます。購入予定がなくても、ショップで実物に触れる経験を重ねておくと安心ですよ。 5.失敗しない!アメジストを安心して購入するためのポイント 自分へのご褒美や、お守り代わりのアクセサリーとしてアメジストを迎え入れようと決めたとき、最後に欲しくなるのは「これに決めて大丈夫」という確信ではないでしょうか。お店のショーケースで輝く石を前にしたときや、インターネットで素敵なジュエリーを見つけたとき、「もし偽物だったらどうしよう」と不安になり、あと一歩が踏み出せなくなることもありますよね。 そんな後悔を防ぐために大切なのは、少しだけ視点を整理しておくことです。この章では、安心してアメジストを選ぶための心構えと、押さえておきたいチェックポイントをまとめていきます。納得のいく一本に出会うために、覚えておきたい3つのコツをご紹介しますね。 5-1.極端に安すぎる・きれいすぎるものには注意が必要 これはアメジストに限った話ではありませんが、宝石選びにおいて「あまりにも条件が良すぎるもの」には、少しだけ慎重な目を向けてみてください。 たとえば、手のひらサイズの立派なアメジストドームや最高級と言われるような深い紫色の大きなペンダントが、1万円以下だったりする場合です。アメジストは比較的リーズナブルな石ですが、それでも採掘や加工、輸送には相応のコストがかかっています。安く売られている納得の理由がある場合を除き、相場よりもあまりにも安い時はその理由を聞いてみることをおすすめします。 また、見た目が完璧すぎるものにも、少し疑ってみるくらいでちょうどいいでしょう。宝石の値段はピンからキリまであります。天然のアメジストでも数千円で売られていることはありますが、それは粒が小さかったり色が薄い・ムラがあるなどの理由があってのことです。アメジストにつけられた値段とその美しさのバランスには、常に注意しておく必要があるでしょう。 5-2.信頼できるショップや販売元を選ぶ どこで購入するかは、石の信頼性を大きく左右します。実店舗では、色ムラや特徴について質問したときに、良い点だけでなく注意点まで丁寧に説明してくれるお店だと安心感があります。質問をしても曖昧な返答しか返ってこない場合は、慎重になってもよいでしょう。価格は高くなりますが、仕入れ基準を明確にしている老舗ブランドを選ぶのもひとつの方法です。 ネットショップでは、特定商取引法に基づく表記や購入者のレビューを確認してみてください。また、アメジストは紫外線に弱く、直射日光で色が薄くなることがあります。こうした扱い方まで説明しているショップは、石を大切にしている証です。購入後のことまで考えてくれるお店なら、安心して選べますよ。 5-3.購入するときは焦らない 最後にお伝えしたいのは、とてもシンプルですが大切なこと。アメジストを購入するときは、できるだけ焦らないことです。「現品限り」「次はいつ入るかわからない」と言われると、つい今決めなければと思ってしまいますよね。でも、焦った状態では本当に納得のいく判断はしにくいものです。勢いで選んだ結果、あとからあまり使わなくなってしまうこともあります。 少しでも迷いがあるなら、その場を離れて一度考えてみてください。この石を身につけて出かける自分や、部屋に置いたときの風景を自然に思い浮かべられるなら、前向きに検討してもよいサインです。不安が拭えないときは、無理に決める必要はありません。素敵なアメジストは他にもたくさんあります。 宝石選びは、心がときめく時間そのものも大切なもの。焦らず、楽しみながら、あなたにしっくりくるアメジストを見つけてくださいね。 6.まとめ 今回はアメジストの偽物の正体とその見分け方についてまとめました。 ジュエリーを購入するとき、最初は「騙されたらどうしよう」という不安のほうが大きいかもしれません。ですが、偽物と言われるものにもそれぞれ理由があり、天然の石には自然界で育ったからこそのさまざまな特徴があります。 アメジストは、地球が長い時間をかけて作り出した美しい贈り物です。完璧な紫色の合成石もあれば、傷や色ムラも個性的だと感じるような天然石もあります。ジュエリー選びには、絶対的な正解はありません。大切なのは、石を手にしたときにあなたの心が動くかどうかです。 身につけることで明るい気持ちになれたり、一歩踏み出せるようなジュエリーを見つけ出すことができたら、それはあなたにとって紛れもない本物のパートナーになります。今回お伝えした見分け方のポイントを、ぜひ心に留めておいてくださいね。 関連記事はこちら https://estime.co.jp/column/amethyst-stone-words/ https://estime.co.jp/column/purple-gem/ https://estime.co.jp/column/amethyst/
1875年にスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュの小さな工房からスタートしたオーデマ ピゲが、ついに150周年を迎えた。高級時計ブランドとして確固たる地位を築きながらも、決して伝統にあぐらをかくことなく、常に時計界に新たな革新をもたらしてきた。その節目となる「2025年」。オーデマ ピゲは改めてブランドの歴史を振り返りつつ、未来への一歩を踏み出している。 本記事では、オーデマ ピゲの150年の歴史を振り返りながら、時計界に与えた影響や革新の歩みを追っていく。そして、150周年を記念して発表された最新モデルや、これからのブランドの展望にも触れていく。単なる歴史の羅列ではなく、オーデマ ピゲがいかにして伝統と革新を融合させ、今なお第一線を走り続けているのか。その魅力を存分に感じてもらえるはずだ。 さて、150年前にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが築いたブランドは、どのようにして今日の名声を手に入れたのか。その軌跡を辿ってみよう。 1.【世界三大時計】オーデマピゲが150周年を迎える。 2025年、オーデマ ピゲは創業150周年という大きな節目を迎えた。パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並び、世界三大時計ブランドのひとつとして名を連ねるオーデマ ピゲは、1世紀半にわたり数々の革新を積み重ね、時計界に確固たる地位を築いてきた。 この節目を祝し、ブランドは特別展を開催し、歴史を振り返りながら未来を見据える姿勢を打ち出している。過去の名作から最新作までが並ぶ展示は、150年の歩みを体感できる場となり、多くの注目を集めている。 150周年は単なる記念ではなく、伝統を受け継ぎながら新しい挑戦へ踏み出す出発点でもある。次章では、そんなオーデマ ピゲの歩んできた150年の歴史を振り返っていこう。 2.【歴史】オーデマピゲ150周年|これまでの歩み 1875年:オーデマ ピゲの創業 19世紀後半、スイス時計産業は大きな転換期を迎えていた。産業革命による技術革新が進む一方で、時計職人たちは伝統的な手作業による精密な時計作りを守り続けていた。その中で、ひときわ異彩を放つ二人の若き時計師がいた。彼らこそが、後に世界的な名声を得るブランドを創り上げることになるジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲだ。 1875年:スイス・ル・ブラッシュに時計工房を設立 出典:AUDEMARS PIGUET 1875年、スイス・ジュウ渓谷のル・ブラッシュに、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが時計工房を設立した。二人はそれぞれ異なる得意分野を持ち、ジュール=ルイ・オーデマは複雑機構の開発に秀で知識も豊富な為、営業に従事。エドワール=オーギュスト・ピゲは開発をはじめ組み立てや精度調整などを担当していた。この役割分担が功を奏し、創業当初から極めて精巧なムーブメントを製作することで、ブランドの基盤を築いていった。 1881年:「Audemars Piguet & Cie」を設立 1881年、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲは、提携契約を結びさらなる発展を目指し、「Audemars Piguet & Cie(オーデマ ピゲ社)」に設立した。 これにより、オーデマ ピゲは単なる職人の工房から、より本格的な時計メーカーへと進化。従来は他の時計ブランド向けにムーブメントを供給することが中心だったが、1880年代に入ると、自社ブランドとしての時計製造を本格化させていく。 特に複雑機構の開発に注力し、世界的な時計ブランドとしての地位を確立していくこととなる。このころから、ブランドの方向性が明確になり、オーデマ ピゲはさらなる飛躍の準備を整えた。 1882年:複雑機構を備えた懐中時計の製造を開始 出典:AUDEMARS PIGUET 1882年には、ブランドのシグネチャーとも言える複雑機構を搭載した懐中時計の製造を本格化。この時代、多くの時計メーカーはシンプルな設計の量産型懐中時計を製造していたが、オーデマ ピゲはミニッツリピーターやクロノグラフといった高度な機構を積極的に取り入れ、熟練の職人による手作業で仕上げることにこだわった。この姿勢が、オーデマ ピゲを単なる時計ブランドではなく、「超高級時計の名門」へと押し上げる礎となったのだ。 また、1882年から1892年の間の約10年間で500個近くの懐中時計を制作したといわれており、そのほとんどに「複雑機構」を搭載していたことも驚きだ。 このように、創業からわずか数年で、オーデマ ピゲは卓越した技術力と芸術的な時計作りで注目を集める存在へと成長していった。 1892年:世界初のミニッツリピーター搭載腕時計を発表 出典:AUDEMARS PIGUET 19世紀末から20世紀にかけて、時計技術は大きな進化を遂げていた。そんな中、オーデマ ピゲは1892年に世界初ともいわれるミニッツリピーター搭載腕時計を発表。この機構は、それまで懐中時計にしか搭載されていなかったが、腕時計サイズに落とし込むことで、実用性と携帯性を飛躍的に向上させた。 また、同時期には世界的時計メーカー「オメガ」もミニッツリピーター搭載腕時計を発表している。 この技術革新により、オーデマ ピゲは単なる時計メーカーではなく、複雑機構の第一人者としての地位を確立。現在の高級腕時計に欠かせないコンプリケーションの価値を高める大きなきっかけとなった。 1921年:ジャンピングアワーを採用した先進的な時計の開発 1920年代に入ると、オーデマ ピゲはさらなる革新を追求し、1921年にジャンピングアワー機構を搭載した腕時計を発表した。 ジャンピングアワーとは、時針の代わりに数字のディスクを回転させる方式で、時間が瞬時に切り替わる仕組みになっている。これにより、視認性が向上し、シンプルでありながらも新しいデザインを実現した。この時計は、当時のクラシックなデザインとは一線を画し、オーデマ ピゲの革新性と独創性を象徴するモデルとなった。 1930年代:アールデコの影響を受けたデザインと技術革新 1930年代に入ると、時計業界ではアールデコ様式が流行。幾何学的なデザインやシャープなフォルムが特徴的なこのスタイルは、オーデマ ピゲの時計にも色濃く反映された。 また、この時期には超薄型ムーブメントの開発にも成功し、技術的な進化も遂げる。特に、薄型ケースとアールデコの美学を融合させたモデルは、エレガンスを重視する富裕層から高く評価され、オーデマ ピゲの名声をさらに高めることとなった。更に、1930年には初の腕時計専用のクロノグラフムーブメントの発表も行った。 このように、オーデマ ピゲは20世紀初頭の数々の革新を通じて、単なる時計メーカーから世界的な高級ブランドへと成長していった。 1972年:ジェラルド・ジェンタがデザインした「ロイヤル オーク」を発表 出典:AUDEMARS PIGUET 1972年、オーデマ ピゲはステンレススティール製のラグジュアリースポーツウォッチ「ロイヤル オーク」を発表した。デザインを手掛けたのは、時計デザインの巨匠ジェラルド・ジェンタ。彼はわずか1日でスケッチを完成させたとされ、八角形のベゼル、ビス留めされたベゼルデザイン、一体型のブレスレットという画期的なスタイルを生み出した。 このデザインは、それまでの高級時計の概念を覆すものだった。当時、高級時計といえば貴金属製の薄型ドレスウォッチが主流だったが、ロイヤル オークはステンレススティール製でありながら高級時計と呼べる仕上げを施していた。しかも、ケースサイズは当時としては巨大な39mm。発表当初は賛否が分かれたが、やがてその革新性が評価され、高級スポーツウォッチという新たなジャンルを確立することとなる。 1984年:ロイヤル オークにパーペチュアルカレンダー搭載モデルを追加 ロイヤル オークの成功を受け、オーデマ ピゲはさらなる進化を目指し、1984年にパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を搭載したモデルを発表。機械式時計の技術力を証明するこの機構は、閏年も自動で調整する高度なカレンダー機能を備えており、ロイヤル オークの複雑時計としての価値を一段と高めた。 このパーペチュアルカレンダーモデルは、スポーツウォッチでありながら高級ドレスウォッチの機能美を兼ね備えた画期的な一本として、多くの時計愛好家やコレクターの注目を集めた。 1986年:自動巻きトゥールビヨンウォッチを発表 1986年、オーデマ ピゲは世界初の自動巻きトゥールビヨン搭載腕時計(Ref. 25643)を発表。このモデルは超薄型ケースで仕上げられ、当時としては驚異的な技術革新だった。 これまでのトゥールビヨン搭載時計は手巻きが主流だったが、オーデマ ピゲは「伝統と革新」の理念に基づき、トゥールビヨンに自動巻き機構を組み込むという新たな挑戦を行った。 現在ではトゥールビヨンは高級時計の象徴的なコンプリケーションの一つとなっているが、当時としては極めて希少な技術であり、このモデルが機械式時計の復興に貢献したといっても過言ではない。 こうして、ロイヤル オークはデザインと技術の両面で革命を起こし、時計業界の新たな基準を打ち立てる存在となった。そして、その後も進化を続け、1993年にはさらなる進化形「ロイヤル オーク オフショア」が登場することとなる。 1993年:ロイヤルオーク オフショアの初代モデルを発表 出典:AUDEMARS PIGUET 1993年、オーデマ ピゲはロイヤル オークのDNAを受け継ぎながらも、よりアグレッシブなデザインとタフな構造を持つ「ロイヤル オーク オフショア」を発表した。デザインを手掛けたのは、当時わずか22歳だったエマニュエル・ギュエ。彼は、伝統的な高級時計の概念を覆すべく、ケースサイズを一気に42mmへと拡大し、さらに厚みのある重厚なフォルムに仕上げた。 発売当初は、「あまりにも大きすぎる」と賛否が分かれ、「ビースト(野獣)」という異名まで付けられた。しかし、スポーツウォッチの進化を求めるユーザー層に強く支持され、徐々にその評価を高めていくこととなる。 1997年:ケースサイズを拡大し、より力強いデザインに進化 1990年代後半になると、大型時計ブームの波が押し寄せていた。この流れを先取りするかのように、オーデマ ピゲは1997年にケースサイズをさらに拡大し、より力強いデザインへと進化させた。 特にベゼルやプッシュボタン、ブレスレットのディテールがより頑丈な構造となり、スポーティな印象が強まった。この頃から、ロイヤル オーク オフショアは単なる派生モデルではなく、「プロフェッショナル仕様のスポーツウォッチ」としての地位を確立するようになっていった。 2019年:CODE 11.59を発表 出典:AUDEMARS PIGUET 2019年、オーデマ ピゲは「CODE 11.59 」を発表。これはロイヤルオークとは全く異なる新しいコンセプトのコレクションで、ブランドが持つ高度な技術力と独創的なデザインの融合を目指したものだった。 特徴的なのは、その複雑なケース構造。円形のベゼルに八角形のミドルケースを組み合わせることで、クラシカルでありながらモダンな印象を生み出している。また、サファイアクリスタルを大胆に湾曲させたことで、どの角度から見ても美しい視覚効果が生まれるよう設計されている。 しかし、この新コレクションは発表当初、ロイヤルオークのような即座の評価を得るには至らなかった。クラシックなドレスウォッチとしての魅力は備えていたものの、ロイヤルオークに比べるとインパクトに欠けると指摘する声もあった。だが、オーデマ ピゲはこのモデルに自信を持ち、改良を重ねながら展開を続けていくこととなる。 2021年:フライングトゥールビヨン搭載モデルを追加 CODE 11.59の魅力をより一層際立たせるため、オーデマ ピゲは2021年にフライングトゥールビヨン搭載モデルを発表した。 このフライングトゥールビヨンは、ケース内部でムーブメントが宙に浮いているように見える独特の構造を持ち、視覚的なインパクトと高度な時計技術を兼ね備えている。これにより、CODE 11.59はただの新しいコレクションではなく、オーデマ ピゲが培ってきた複雑機構の技術を活かした本格的なハイエンドウォッチであることを証明した。 このモデルの登場によって、「ロイヤルオークの影に隠れた存在」ではなく、CODE 11.59の独自性が徐々に認められるようになっていく。 2022年:CODE 11.59のデザインが一部刷新され、ラインナップが拡充 2022年には、CODE 11.59のデザインがアップデートされ、新しいカラーバリエーションや素材が追加された。特にダイヤルの仕上げには一層のこだわりが見られ、エナメルやスモーク加工のグラデーションダイヤルが採用されることで、よりモダンで洗練された印象を持つモデルが登場した。 また、新たなコンプリケーションモデルが追加されることで、コレクション全体の厚みが増し、CODE 11.59は着実にブランドの主要なラインアップの一つとしての地位を確立していく。 こうして、CODE 11.59はオーデマ ピゲの次世代を担うコレクションとして進化を続けている。伝統を重んじる一方で、革新を恐れないブランドの姿勢が、このシリーズの存在意義を明確にしているのだ。 そして2025年、150周年を迎えるオーデマピゲは、これまでの歴史と挑戦を体現する特別な新作や記念モデルが続々と発表されている。次章では、時計ファンから大きな注目を集めるこれらの最新コレクションについて詳しく見ていこう。 【2026年最新版】オーデマピゲ150周年記念モデル&新作一覧 150年という長い歴史の中で、オーデマ ピゲは数々の革新的な時計を生み出してきた。そして2025年~2026年、ブランドの節目を祝うべく、150周年記念モデルが発表された。これらのモデルは、オーデマ ピゲの伝統と革新を象徴する特別な一本として、時計愛好家やコレクターの注目を集め、伝統的な職人技と最新の技術が融合した、唯一無二の作品に仕上がっている。 ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ステンレススティール 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26674ST.OO.1320ST.01 ロイヤル オークは、誕生以来、オーデマ ピゲの象徴的なコレクションとして高い評価を得ている。2025年に発表されたパーペチュアルカレンダー搭載のモデルは、クラシックなステンレススティール製のケースに、特別仕様のブルーダイヤルが採用されている。 このモデルは、オーデマ ピゲの卓越したムーブメント技術を活かした一本で、閏年の調整不要のパーペチュアルカレンダー機構を備えている。 ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー 18Kサンドゴールド 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26674SG.OO.1320SG.01 ステンレススティールモデルと並び、発表されたのが18Kサンドゴールド製のロイヤル オーク パーペチュアルカレンダーだ。18Kサンドゴールドは、オーデマ ピゲが独自に採用する特別な合金で、通常のゴールドよりも落ち着いた光沢を持ち、上品な雰囲気を演出する。 ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー 150周年アニバーサリー 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26585XT.OO.1220XT.01 オーデマ ピゲの創業150周年を記念し、限定150本で製作された特別なモデル。41mmのチタンケースに、耐久性と耐食性に優れたチタンとバルクメタリックガラス(BMG)をケースとブレスレットに使用した特別な1本。ムーブメントにはオープンワーク仕様のキャリバー5135を搭載し、ブランドの伝統と革新を象徴する一本となっている。 CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26665SG.ZZ.D209CR.01 オーデマ ピゲの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」は、洗練されたデザインと高度な技術が融合した一本。ケースには18Kサンドゴールドを採用し、落ち着いた光沢が上品な雰囲気を演出している。さらに、ブリリアントカットダイヤモンドを合計235個あしらい、華やかさを加えているのも特徴だ。 CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26494BC.OO.D350KB.01 ロイヤル オークに加え、CODE 11.59からも新たなモデルが登場。 18Kホワイトゴールド製のケースに、スモークブルーのグラデーションダイヤルを採用し、視覚的な美しさと高級感を際立たせた一本。CODE 11.59の特徴である八角形のミドルケースと、曲面サファイアクリスタルによる独特の光の屈折が、これまでにない奥行きを生み出している。 CODE 11.59 150周年アニバーサリー ブラックセラミック 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26397QS.OO.D002KB.01 オーデマピゲ創業150周年を記念して特別にデザインされた「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ グランドソヌリ カリヨン スーパーソヌリ 150周年アニバーサリ」。 煌びやかな18Kサンドゴールドとブラックセラミックを組み合わせた特別仕様。スケルトン仕様により、複雑なメカニズムを搭載したキャリバー2956を眺めることができるのもポイントだ。ケースバッグには150周年を祝う特別なロゴが刻まれている。 CODE 11.59 150周年アニバーサリー 18Kピンクゴールド 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26397OR.OO.D417CR.01 鮮やかな文字盤と18Kピンクゴールドが際立つ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ グランドソヌリ カリヨン スーパーソヌリ 150周年アニバーサリー」は希少なハーレクインオパールダイヤルが用いられた150周年を祝うアニバーサリーモデルとして登場。 グリーンアリゲーターのストラップを採用しピンクゴールドとの相性は抜群。ケースバックには150周年の特別なロゴが施されている。 ロイヤルオーク オフショア フライング トゥールビヨン クロノグラフ Ref:26622CE.OO.D002CA.03 2025年の新作として発表された「ロイヤル オーク オフショア フライング トゥールビヨン クロノグラフ」は、オーデマ ピゲが誇るスポーツラインの存在感をさらに際立たせるモデルである。ブラックセラミックのケースにチタンとバーガンディのディテールを組み合わせ、力強さと現代的な美しさを兼ね備えた仕上がりとなっている。 ダイヤルには立体的な構造が広がり、精緻に仕上げられたブリッジやバーガンディのインナーベゼルが印象的だ。6時位置のフライング トゥールビヨンは、この時計が持つ高い技術力を象徴しており、フライバック クロノグラフとともにスポーツウォッチとしての個性を強調している。 ケースバックからは自動巻きキャリバー2967の動きを眺めることができ、ブラックPVD仕上げを施した22Kピンクゴールドのローターが存在感を放っている。インターチェンジャブル仕様のストラップはブラックとバーガンディの2種類が付属し、シーンに応じて表情を変えることができる。 ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 左:Ref.26420CE.OO.A063VE.01 右:Ref.26238CE.OO.1300CE.02 セラミックス製の外装をまとう「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」2種が登場している。ひとつは直径43mmケースにグリーンダイアルを組み合わせたモデルである。ブラックセラミックスのミドルケースに対し、ベゼルやプッシャー、リュウズにはグリーンセラミックスを採用。鮮やかなコントラストによって、スポーティでありながらも洗練された印象を与えている。ストラップはインターチェンジャブル仕様のダークグリーンレザー製で、付属のブラックラバーストラップに交換することで異なる表情を楽しむことができる。ムーブメントには自動巻きキャリバー4401を搭載し、横三つ目のクロノグラフレイアウトを採用している。 もうひとつは、オールブラックのカラーリングがクールな存在感を放つモデルである。ガルバニック加工によってブラックに仕上げられたダイアルには、最新のメガタペストリー模様が施され、モダンで立体的な表情を生み出している。ケースとブレスレットはいずれもブラックセラミックス製であり、堅牢さと軽やかさを兼ね備えている点も魅力である。ムーブメントは自動巻きキャリバー4404を搭載し、三つ目のクロノグラフレイアウトによって機能性と視認性を両立している。 同じセラミックスを用いながらも、グリーンとブラックで異なる個性を示すこれらの新作は、ロイヤルオーク オフショアならではのダイナミックなデザインを体現したモデルと言えるだろう。 ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン フライング トゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)150周年アニバーサリー 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26545XT.OO.1240XT.01 創業150周年を迎えたオーデマ ピゲが発表した「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン フライング トゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)」は、R&D部門が手掛ける革新的な「RDシリーズ」の最終作である。クロノグラフの歴史に新たな一歩を刻むとともに、複雑機構の未来を示す記念碑的なモデルとなっている。 搭載される新ムーブメント、キャリバー8100は、5年にわたる研究開発の末に誕生した特許取得済みの機構である。従来のクロノグラフでは押し込みが重く深いプッシュボタン操作を要したが、RD#5では人間工学的な発想を取り入れ、スマートフォンのボタンに近い軽快で繊細な操作感を実現している。また、ロイヤル オークとしては初めてフライバック クロノグラフとフライング トゥールビヨンを同時に搭載し、機構面でも革新を遂げている。 ケースとブレスレットには軽量なチタンと希少なバルクメタリックガラス(BMG)が組み合わされ、光の反射が美しい仕上げが施されている。直径39mm、厚さ8.1mmという“ジャンボ”の伝統的なサイズ感を保ちながら、二つの複雑機構を収めることに成功した点も特筆すべきである。ダイヤルには象徴的な“ナイトブルー、クラウド50”のプチタペストリーが採用され、12時位置には150周年を記念した「Audemars Piguet」の特別なシグネチャーが配されている。 このモデルは世界限定150本という希少性を誇り、ケースバックには「1 of 150 pieces」と「150」の刻印が施されている。ロイヤル オーク “ジャンボ”の伝統と、革新を恐れないオーデマ ピゲの姿勢が結実した一本であり、150周年を象徴するタイムピースといえるだろう。 150周年ヘリテージ 懐中時計 ウルトラコンプリケーション ユニバーサル カレンダー 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.75150PT.OO.01 オーデマ ピゲが1875年の創業から150年という節目に発表したのが、プラチナ製の超複雑懐中時計。長い歴史の中で蓄積された技術とクラフツマンシップの粋が、この唯一無二のタイムピースに結晶している。従来の腕時計とは異なる形式を取りながらも、そこに込められた意志はまさにオーデマ ピゲというブランドの本質そのものである。 このモデルは、数世紀にわたる天文観測と時計製作の伝統を背景に、新たに開発されたキャリバー1150を搭載している。1,099個もの部品で構成されるこのムーブメントは、ミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダー、スプリットセコンドクロノグラフ、フライングトゥールビヨンといった多彩な機構を内包し、複雑時計の可能性を極限まで押し広げる創造性を示している。 また本作は、ユニバーサルカレンダーをケースバック内部に収め、太陽暦や月相、太陰太陽暦を組み込んだ独自の発想を採用している。これは単なる時刻表示に留まらず、天体や時間の巡りそのものを感じさせる構造であり、時計製作の技術史における深い洞察を伝えている。 外装には手作業による彫金とグランフーエナメルが施され、限定のプラチナまたはホワイトゴールド製のチェーンと相まって、職人技の精緻さと品格を際立たせている。この懐中時計は、150年の歩みを振り返ると同時に、次なる未来への視座をも提示する作品として、オーデマ ピゲの新たな物語を刻む存在と言えるだろう。 CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー オープンワーク 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26443NB.OO.D002CR.01 CODE 11.59の中でも、本作はパーペチュアルカレンダーを備えたオープンワーク仕様のモデル。ケースサイズは41mmで、ラウンド型を基調としながら、ミドルケースやリューズにはブラックセラミックが採用されている。クラシックな複雑時計に見られる重厚な印象とは異なり、全体としては現代的で引き締まった佇まいが特徴だ。 文字盤は内部構造が視覚的に確認できる設計となっている。曜日、日付、月、閏年といった表示を備えながらも、情報量は整理されており、落ち着いたバランスが保たれている。複雑機構を前面に押し出すのではなく、構造そのものの美しさを感じさせる点が印象に残る。 ストラップにはブラックのアリゲーターレザーが組み合わされ、ケース全体のコントラストを引き締めている。バックルにはホワイトゴールドが採用され、細部に至るまで素材感の統一が図られている。 サイズや素材、構造といった各要素はいずれも過度に主張することなく、全体として調和の取れた一本。複雑時計でありながら、現在のCODE 11.59が目指す方向性を端的に示すモデルともいえるだろう。 ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.26685XT.OO.1320XT.01 こちらは、ロイヤル オークから登場したパーペチュアルカレンダーのオープンワークモデル。この時計はケース径41mmのチタン製ケースを採用し、ベゼルとケースバックには耐久性に優れたバルクメタリックガラス(BMG)が組み合わされている。軽量かつ堅牢な素材によって、着用時のフィット感と存在感の両立が図られている点が特徴である。 文字盤には透明感のあるサファイアダイヤルが用いられ、同素材のサブダイヤルやスモーク仕上げの外周と相まって、内部のメカニズムが視覚的に楽しめる設計となっている。蓄光加工を施した18Kピンクゴールドのロイヤル オーク針とアワーマーカーは、上品な色味と視認性の高さを両立しており、パーペチュアルカレンダーの複雑表示を高い可読性で受け止めている。 ブレスレットもチタン製で、随所にBMGリンクが配されており、ケースとの一体感が保たれている。内部には自動巻きのキャリバー7139を搭載し、永久カレンダー機構によって曜日・日付・月・閏年・週表示・ムーンフェイズなどの情報を表示する。複雑機構でありながら視覚的な美しさを重視した設計が施されており、機構の精緻さを肌で感じられる仕上がりとなっている。 ネオ フレーム ジャンピングアワー 出典:AUDEMARS PIGUET Ref.15245OR.OO.A206VE.01 ネオフレーム ジャンピングアワーは、オーデマ ピゲがかつて手がけてきた歴史的なコンプリケーションへのオマージュとして位置づけられている。ジャンピングアワーという表示方式は、一定の時間ごとに数字が切り替わる伝統的な機構であり、1650年ごろに登場した歴史を持つコンプリケーションのリバイバルといえるだろう。 ケースは18Kピンクゴールドとサファイアクリスタルを組み合わせた構成となっており、縦約34.6mm、横約34mm、厚さ約8.8mmというコンパクトなサイズ感にまとめられている。文字盤にはブラックPVD加工を施したサファイア素材が用いられ、ふたつの表示窓を通してジャンピングアワーと分表示が示される。針による表示を排した構成は、時間そのものを視覚的に切り取るような印象を与え、従来の腕時計とは異なる時刻の捉え方を提示している。 内部にはオーデマピゲ初の自動巻きジャンピングアワームーブメント、キャリバー7122を搭載し、約52時間のパワーリザーブを備えている。ストラップにはブラックのカーフレザーが組み合わされ、18Kピンクゴールド製のピンバックルが全体の質感をまとめている。素材や構造を通して、ネオフレームというオーデマピゲの“いま”を素直に伝える一本ともいえるだろう。 まとめ|150年の歴史を経て、オーデマ ピゲの未来へ オーデマ ピゲは、1875年の創業以来、一貫して独立経営を貫きながら、高級時計の頂点を目指し続けてきた。創業者ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが築いた精密な時計作りの哲学は、150年の時を経てもなお、ブランドのDNAとして受け継がれている。 オーデマ ピゲはこれまでに時計業界に数多くの革新をもたらしてきた。そして2025年、オーデマ ピゲは150周年を迎え、その節目を祝う特別な記念モデルを発表。ブランドの歴史と革新の融合を体現する作品として注目を集めている。 しかし、150周年は単なる過去の振り返りではなく、新たな未来への出発点でもある。新CEOのイラリア・レスタのもと、オーデマ ピゲは環境への配慮を強化しつつ、伝統的な時計製造技術を守りながら、デジタル技術や新素材の活用にも力を入れている。また、今後はロイヤル オークやCODE 11.59に続く新たなアイコンモデルの登場も期待されており、時計愛好家の関心は更に高まっている。 オーデマ ピゲの哲学は、決して「過去にすがる」ことではなく、「伝統を尊重しながらも常に前進する」ことにある。150年の歴史の中で培われた卓越した技術と革新の精神は、これからの時代にも変わることなく息づいていくだろう。次の100年、オーデマ ピゲがどのような未来を築いていくのか、その動向にこれからも目が離せない。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/audemars-piguet-buyers/ https://estime.co.jp/column/audemarspiguet-fake-point/ https://estime.co.jp/column/audemars-piguet-resale/

軽くて実用的、なのにどこか品がある「ロンシャン」のバッグ。街で見かけるたび、一つ持っていると便利そうだと感じますよね。しかし、いざ自分が持つことを考えると「今さら持つのはどうなんだろう…」「もしかして、自分の年齢には合わない?」といった理由から、なかなか購入に踏み出せない方も多いのではないでしょうか? そこで、本記事では、ロンシャンのリアルな愛用者層をご紹介!検索で度々見かける「ダサい」と言われる理由についても解説していきます。さらに、自信を持って品よく持てるロンシャンの選び方から、具体的な人気モデルまでまとめました。ぜひ最後までご覧ください! 1.ロンシャンのリアルな年齢層は? ロンシャンは、年齢を重ねても使い続けられる稀有なブランドです。上質なレザーの香りやナイロンの軽やかさが、日々の装いをクラスアップさせてくれるでしょう。 ここでは、ロンシャンのリアルな年齢層について紹介したいと思います。 1-1.20代〜50代以上まで幅広く愛されるブランド ロンシャンは、社会に出たばかりの20代から本物を知る50代以上のマダムまで、幅広い世代の日常に溶け込みます。特定の年齢層に縛られない理由は、創業以来のフランスの職人技が息づく「ル プリアージュ®」のデザイン哲学にあるともいえるでしょう。日本の折り紙に着想を得たこのシリーズは、シンプルでありながら、一度手に取ると手放せなくなる機能美を秘めています。 20代にとっては、必要な荷物をスムーズに収納できる頼もしい相棒です。キャンバスに絵の具を落としたような鮮やかなカラーバリエーションは、個性を表現する手段にもなります。就職祝いや自分へのご褒美に選ばれることも多く、初めて手にする「良いモノ」として最適です。 年齢を重ねた50代以上の女性が重視するのは、「軽さ」と「品格」の両立ではないでしょうか。重厚なレザーバッグは時に肩への負担になりますが、上質なナイロン素材であれば、空気のような軽やかさで体を解放してくれます。世代を超えてシェアできる点も、長く愛される理由の一つです。 1-2.30代〜40代が愛用者の中心 ブランドを支える最も厚い層は、仕事に家庭にと多忙を極める30代〜40代の女性たちです。キャリアを積み重ね、ライフステージが変化する時期において、ロンシャンのバッグは頼れるパートナーとなり得ます。 朝の通勤ラッシュや子供の送迎時、突然の雨に見舞われることもあるでしょう。そんな時でも、耐久性に優れたナイロン素材やコーティングキャンバス素材なら、水濡れや汚れをサッと拭き取るだけで清潔感を保てます。汚れを気にせずガシガシ使えるタフさは、忙しい日々のストレスを軽減してくれる大きなメリットです。 高価すぎるブランドバッグは周囲の目を気にしてしまうけれど、安っぽいものは持ちたくない。そんな大人の女性心理に寄り添い、絶妙なステータスと実用性を兼ね備えている点が、この年代から支持を集める所以です。 2.ロンシャンは「恥ずかしい」「ダサい」と言われる理由 街中で見かけない日はないほど愛されているロンシャンのバッグですが、一部で「ダサいのでは」という声が聞かれるのも事実です。なぜネガティブな意見が出るのか、その背景にある心理や理由を詳しく紹介したいと思います。 2-1.定番すぎて「みんな持っている」から ロンシャンが一部で「被る」と評価される背景には、1993年の発表以来、全世界で数えきれないほど売り上げているという実績があります。朝の通勤電車やオフィス街で実際に愛用者を見かける機会も多いでしょう。しかし、20代〜50代まで幅広い世代の働く女性から、軽量かつ丈夫な「仕事のパートナー」として信頼を得ていることの裏返しでもあります。 オフィスカジュアルの定番として浸透しているため、一見すると「制服」のように感じる場面もあるかもしれません。流行に敏感で希少性を求める層からは「人とは違うものを」という心理も働きますが、多くの人に選ばれ続ける事実は、一過性の流行を超えた「名品」である証明といえるでしょう。 2-2.ナイロンがカジュアルなイメージだから ナイロン素材が、一部でカジュアルすぎると捉えられることがあります。軽くて丈夫なナイロン素材は魅力ですが、その折り畳める機能性ゆえに「エコバッグ」等を連想する人もいます。 しかし、実際には一般的な化学繊維とは異なり、美しい光沢と張りのある上質なナイロン生地が使用されており、決して安っぽい「シャカシャカとした手触り」ではありません。一度手に取ると明らかですが、同じナイロン素材といえど、そのクオリティの高さはロンシャンならではと言えます。 3.品よく見える!大人女性のロンシャンの選び方 洗練されたフランスの美意識が息づくロンシャンは、世界中の女性を魅了し続けています。自分らしさを表現できる運命の一品に出会うための、選び方のヒントをまとめました。 3-1.素材は「レザー」or「ナイロン」 ロンシャンのバッグを選ぶ際、最初に注目したいのが素材の質感です。格式あるホテルでのランチや、大切な商談の日には「レザー」が最適でしょう。 反対に、アクティブに動きたい日や、荷物が多い日には「ナイロン」が頼れる存在になります。軽さと耐久性を兼ね備えていながらも、カジュアルになりすぎないのでおすすめです。 3-2.カラーは定番の「ニュアンスカラー」 長く愛用できるバッグを探しているなら、カラー選びは重要なポイントです。毎シーズンのトレンドカラーも素敵ですがおすすめしたいのは、ブラックやネイビーと並んで人気の高い「ニュアンスカラー」です。 ベージュやグレーといった中間色は、どんなコーディネートにも自然に溶け込みます。主張しすぎない控えめな色合いは、知的で上品な雰囲気を醸し出すでしょう。温かみのあるベージュは、肌なじみが良く、優しい印象を与えます。クールなグレーは、都会的でスタイリッシュな装いにぴったりです。 また、ベーシックな色は、スカーフやチャームでアレンジを楽しむ余白を残してくれます。鮮やかな色の小物を合わせれば、季節感をプラスすることも可能です。自分のワードローブを見渡し、手持ちの服と調和する色を選びましょう。 4.大人女性におすすめ!ロンシャンのおすすめ人気モデル3選 朝の忙しい時間、ふと手にしたバッグが素敵だと、その日一日が少し特別なものになります。フランスの職人技が光るロンシャンは、機能美とエレガンスを兼ね備え、働く女性の日常を支える頼もしい存在です。 数あるコレクションの中から、特に大人女性の毎日を輝かせる3つのモデルを厳選しました。 4-1.Le Smart トップハンドルバッグ 出典:LONGCHAMP 仕事でもプライベートでも、きちんとした印象を与えたいなら「Le Smart(ル スマート)」がおすすめです。このバッグの魅力は、時とともに美しい艶を増す「カーフスキン」の質感にあります。触れるたびに手に吸い付くような柔らかさは、まるで長年連れ添ったパートナーのような安心感を与えてくれます。 レザーバッグとしては軽量で、見た目も軽やか。内側にはファスナー付きポケットやフラットポケットに加え、2つのカードスロットも完備されており、細々としたアイテムも整理して収納可能です。 4-2.Épure ショルダーバッグ 出典:LONGCHAMP 「Épure(エピュール)」は、無駄を削ぎ落とした美しさを追求する女性にこそ手にしてほしい一品です。しっかりとしたマチがあるため見た目以上の収納力を誇り、荷物の量によってはビジネスシーンでの利用も問題ありません。 折り畳みもできるので旅行のサブバッグとしても最適です! 4-3.ル プリアージュ® オリジナル M ショルダーバッグ 出典:LONGCHAMP 世界中で愛され続ける「ル プリアージュ®」ですが、改めてその真価を見直すと、やはり唯一無二の存在であることに気づかされます。 最大の特徴は、驚くほどの「軽さ」です。日本の折り紙からインスパイアされたリサイクルポリアミドキャンバス素材は、Mサイズで220gと、荷物を入れても肩への負担が少なく、まるで空気のように軽やか。朝、玄関を出てから帰宅するまで、ストレスフリーな使い心地を約束します。 素材には環境に配慮したリサイクルキャンバスが採用されており、サステナブルな進化を遂げています。トレンドに左右されず、長く愛用できるスタンダードを探しているなら、このモデルこそが最適です。 5.ロンシャンを愛用している芸能人 華やかなスポットライトを浴びる女優や気品あるロイヤルファミリーも、プライベートでは機能美あふれるバッグを相棒に選んでいます。ここでは、ロンシャンを愛用している素敵な著名人を3名紹介したいと思います。 5-1.中村アンさん ヘルシーで都会的なライフスタイルが支持される中村アンさんが選ぶのは、機能性とスタイルを両立させた「ル プリアージュ® オリジナル」です。 中村さんのようにデニムやTシャツといったラフなスタイルに合わせれば、パリジェンヌのような抜け感を演出できます。 5-2.谷まりあさん この投稿をInstagramで見る Maria.Tani 谷まりあ(@mariaaaa728)がシェアした投稿 谷まりあさんは、ロンシャンのブランドイベントに度々登場し、メゾンと縁のある芸能人の一人です。 彼女のスタイリングは、エレガントな雰囲気の中にも親しみやすさを感じさせるバランス感覚が特徴です。美しいドレスにロンシャンのバッグを合わせる姿は、ファッションの楽しみ方を提案してくれます。 5-3.キャサリン妃 イギリス王室のキャサリン妃もまた、長年にわたりロンシャンを愛用する一人として知られています。公務以外のプライベートな時間や、子供たちとの外出時に好んで使用されています。 ロイヤルファミリーでありながら、手頃な価格のバッグを長く大切に使う姿勢は、世界中の女性から共感を得ています。エレガントなコートスタイルから、休日のパンツルックまで、あらゆる服装にマッチする汎用性の高さは秀逸。流行に左右されず、長く愛せる「名品」を探している人にとって、キャサリン妃の愛用品は間違いのない選択となるはずです。 6.【FAQ】購入前に知りたい!ロンシャンに関する疑問 購入を検討する際、仕事での使い勝手やアウトレット品の品質、長く愛用できるかなど、気になる点も多いのではないでしょうか。不安を解消し、納得のいく一点を選ぶための情報をまとめました。 6-1.仕事用の通勤バッグとして使える? ロンシャンのバッグは通勤用として使いやすく、軽さと収納力のバランスが良いことから通勤バッグの選択肢としてよく挙げられます。 毎日の通勤で重たい革のバッグを持ち歩くと、夕方には肩にずっしりと疲れを感じることがあります。その点、ナイロンモデルであれば、バッグ自体の重さが負担になりにくく、書類やノートパソコンなど重量のある荷物を入れる日でも移動のストレスを軽減しやすいでしょう。 6-2.アウトレットで買うのはアリ? アウトレットでの購入は、目的や妥協できるポイントがはっきりしていれば、十分に検討する価値があります。最大の魅力は、定価の30〜40%オフといった価格で、ロンシャンのアイテムを購入できる点です。 ただし、黒やネイビーといった定番カラーを割引価格で手に入れられる可能性は高くありません。しかし、個性的なカラーや過去の限定デザインなど、思いがけない一品に出会えるのはアウトレットならではの楽しみです。店内に足を踏み入れた瞬間、普段は選ばないような鮮やかな色が並ぶ光景に、宝探しのようなワクワク感を味わえるでしょう。 6-3.長く使える?流行遅れにならない? ロンシャンは流行に左右されず、長く愛用できる「タイムレスな名品」です。実際に街中では、購入から数年、あるいは十年以上経過したと思われるバッグを大切に使っている姿も多く見られます。一過性のブームで終わるアイテムではないため、「今さら買っても古いのではないか」という心配は無用です。 7.【まとめ】ロンシャンで毎日のおしゃれを格上げしよう! ロンシャンは、20代〜50代以上まで幅広い世代に支持される、年齢を選ばないタイムレスなブランドです。特に30代〜40代の働く女性にとっては、軽さ・上品さ・実用性のバランスが取れた“日常の相棒”として高い評価を得ています。 「定番すぎて被る」「ナイロンはカジュアル」という声もありますが、それは多くの人に選ばれ続けてきた名品である証拠。上質な素材使いや洗練されたデザインにより、決して安っぽく見えない点が大きな魅力です。 まずは自分のライフスタイルを整理し、通勤用か休日用かを明確にしたうえで、最適なモデルを選んでみてくださいね。長く使える良いバッグを持つことで、毎日の気分や所作まで自然と整っていくはずです。 関連記事はこちら https://estime.co.jp/column/longchamp-backpack-difficult-to-use/ https://estime.co.jp/column/horse-logo-brand/ https://estime.co.jp/column/furla-agegroup/

ダイヤモンドの「ハート&キューピッド」と聞いてもいまいちピンとこない方が多いのではないでしょうか? 今回は、知っているようで知らないハート&キューピッドについて徹底解説!本当の価値や、気になる価格、ダイヤモンドの評価基準「4C」との関係についてもご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください! 1.ハート&キューピッド(H&C)とは?【基礎知識】 ※画像はイメージ ジュエリーショップでダイヤモンドを眺めていると、ときどき耳にする「ハート&キューピッド」という言葉。響きからしてなんだかロマンチックで、特別な感じがしますよね。でも、実際にそれが何を指しているのか、詳しく知っている方は意外と少ないかもしれません。 「ダイヤモンドの中に模様があるってどういうこと?」 「普通のダイヤモンドとは、何が違うの?」 そんな、初めて聞いたときの素朴な疑問をひとつずつ紐解いていきましょう。この章ではまず、ハート&キューピッドの基本的な知識を3つのステップに分けてお伝えします。 これを読み終わるころには、ハート&キューピッドが単なる模様ではなく、ダイヤモンドが放つ「最高の輝きの招待状」のように感じられるはずですよ。 1-1.ハート&キューピッドの正体 「ハート&キューピッド(H&C)」とは、ダイヤモンドの特定のカットパターンを指す言葉です。といっても、ダイヤモンドそのものがハートの形に削られているわけではありません。 ハート&キューピッドとは、専用のスコープを使ってダイヤモンドを観察したときにだけ現れる、特別な「模様」のことを指します。ダイヤモンドを真上(クラウン側)から見ると8本の「矢」の形が、そして真裏(パビリオン側)から見ると8つの「ハート」の形がくっきりと浮かび上がるのです。 「なぜダイヤの中に模様が?」と不思議に思うかもしれませんが、これはダイヤモンドの反射が作り出す光の芸術のようなものです。ダイヤモンドを構成するひとつひとつの面が、計算し尽くされた角度で、かつ完璧なまでのバランス(対称性)で仕上げられているときにだけ、この模様は現れます。つまり、ハート&キューピッドとは、そのダイヤモンドが「極めて精密にカットされている」ということを、誰の目にも見える形で見せてくれる「証明」のようなものだと言えるでしょう。 1-2.ハート&キューピッドの歴史 ハート&キューピッドは、ダイヤモンドをより美しく輝かせたいという探求心から生まれました。開発したのは、ベルギーのダイヤモンド研磨師フィリッペンス・ベルト氏です。 ベルト氏は1990年にエクセレントカットを完成させ、多くの美しいダイヤモンドを生み出す中で、1993年、特に優れたカットの石にハート&キューピッドの模様が現れることが発見されました。当初この現象は「ハート&アロー」と呼ばれ、現在もアメリカ宝石学会(GIA)ではこの名称が使われています。しかし商標の関係により、日本では中央宝石研究所(CGL)が「ハート&キューピッド」として商標登録しました。 この発見をきっかけに、ダイヤモンドは重さや透明度だけでなく、カットの正確さにも注目が集まるようになります。比較的新しい文化ながら、その美しさとロマンチックなモチーフから、婚約指輪やご褒美ジュエリーの定番として定着しています。 1-3.ハート&キューピッドはなぜ見える? ハート&キューピッドはロマンチックなモチーフですが、「なぜハートや矢の形がはっきり見えるの?」と不思議に感じる方もいるかもしれません。これは偶然ではなく、緻密な計算に基づいたカットによるものです。ダイヤモンドは、取り込んだ光を内部で反射させ、再び外へ送り出すことで輝きます。その際、表面を構成するファセットと呼ばれる小さな面が鏡の役割を果たします。 ハート&キューピッドが見えるダイヤモンドは、このファセットの角度や配置がすべて均等で、高い対称性を保っています。上部から見る8本の矢は光が正確に反射することで現れ、裏側のハートも反射の経路が整っているからこそ綺麗に揃います。わずかなズレがあれば模様は崩れてしまうため、この模様が見えること自体が、極めて精度の高いカットの証なのです。 2.ハート&キューピッドの価値 ダイヤモンドにハートと矢の模様が浮かび上がる「ハート&キューピッド」。その美しさに心惹かれる一方で、「見た目が可愛いだけなら、そこまでこだわる必要はないかも……」と、価値の捉え方に迷ってしまうこともありますよね。ですが、この模様が現れるということは、そのダイヤモンドが目に見えない部分でも「特別な条件」をクリアしているということなんです。では、ハート&キューピッドを選ぶことで、私たちはどんな価値を手にすることができるのでしょうか。 この章では、価値の正体を3つのポイントから詳しく見ていきます。ひとつめは、何よりも大切な「輝き」への影響について。ふたつめは、限られたダイヤモンドにしか現れないという「希少性」のお話。そして最後は、将来的な「資産価値」という、ちょっと現実的で大切なお話です。 キラキラとした輝きの裏側にある、確かな価値の理由を知ることで、あなたにとって本当に価値のある選択ができるようにお手伝いしますね。 2-1.ハート&キューピッドは輝きの証拠 「ダイヤモンドは輝きが命」とよく言われますが、その輝きを生み出す正体こそが「カット」の精度です。ハート&キューピッドが確認できるダイヤモンドは、このカットが極めて精密に施されています。 ダイヤモンドの輝きは、中に入った光が内部で反射し、再び見る人の目に届くことで生まれます。このとき重要になってくるのがカット。もしカットの角度がほんの少しでもズレていると、光は十分に反射されず輝きが半減してしまうのです。ハート&キューピッドが出るということは、ダイヤモンドの表面に58個あるすべての面が理想的な角度で向き合っている証。光を漏らすことなく、100%に近い効率で跳ね返してくれるため、他のダイヤモンドに比べて輝きが非常に強く、遠くから見てもキラキラと存在感を放ちます。 「少し暗いレストラン」や「夕暮れ時の街角」など、光が少ない場所でこそ、その実力は発揮されます。わずかな光を効率よく拾って輝く姿は、身につけているあなたの日常をパッと明るく彩ってくれるはずですよ。 2-2.他パターンとの違いと希少性 実は、カットの評価が最高ランクの「Excellent(エクセレント)」であっても、すべてにハート&キューピッドが出るわけではありません。エクセレント評価は「形(プロポーション)」の良さを表すものですが、ハート&キューピッドはさらにその先の「左右の対称性(シンメトリー)」が極限まで高められていないと現れないからです。 最近では、この対称性に加えて、磨きの状態(ポリッシュ)も最高ランクにした「3EX(トリプルエクセレント)」という言葉もよく聞きます。ハート&キューピッドは、こうした厳しい基準をクリアした、選ばれしダイヤモンドにだけ許された特別な「称号」のようなもの。ハート&キューピッドが見られるダイヤモンドは、全体の1%未満と言われています。それほどに希少な存在なのです。 ショップに並べられているダイヤモンドはどれも美しく、肉眼で見てもそれほど違いはわからないかもしれません。ですが専用のスコープで見ると、模様が少し歪んでいたり、ぼんやりしていたりするものがあります。そんななかで、クッキリと美しいハートと矢を描き出すダイヤモンドがあればとてもラッキーですよ。その希少性を知ると、自分の手元で輝くダイヤモンドが、より愛おしく感じられるのではないでしょうか。 2-3.資産価値の高いハート&キューピッド ジュエリーを自分へのご褒美として選ぶとき、少し気になるのが将来的な価値ですよね。「いつか誰かに譲るかもしれないし、飽きて売りたくなるかもしれない。もしもの時に価値が残るものを選びたい」と考えるのは、当然の感情です。 一般的に、ハート&キューピッドが認められたダイヤモンドは、中古市場や買取の現場でも高く評価される傾向にあります。特に日本では「ハート&キューピッド=高品質なカットの代名詞」として広く認知されているため、鑑定書にその記載があるだけで、品質の裏付けとしてプラスの査定がつきやすいのです。買取店にもよりますが、ハート&キューピッドのダイヤモンドは、そうでないダイヤモンドよりも買取価格が20~30%はアップすることもあるようですよ。 もちろん、ダイヤモンドの価値は大きさ(カラット)や透明度(クラリティ)も関係しますが、同じグレードの石が並んだとき、ハート&キューピッドがあるほうが「より高く評価されやすい」というのは、購入する側にとって大きな安心材料になります。もちろん購入金額もその分高価にはなりますが、それだけの価値があると考えていいでしょう。「今、この瞬間の輝き」を楽しむ価値と、「未来まで続く価値」。その両方を兼ね備えているのが、ハート&キューピッドの大きな魅力といえるかもしれませんね。 3.ダイヤモンドのランク「4C」とハート&キューピッド ダイヤモンドの品質を語るうえで欠かせないのが「4C」という言葉です。お店でも「こちらは4Cのグレードが非常に高くて……」と説明を受けることが多いですよね。でも、いざ「じゃあハート&キューピッドとはどう違うの?」と聞かれると、答えに詰まってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。 このふたつは、どちらもダイヤモンドの美しさを測るための大切なものですが、実は見ているポイントが少しだけ違います。この章では、その関係性をスッキリ整理していきましょう。 まずひとつめは、基本となる「4C」のおさらいです。ふたつめは、4Cの評価の中にハート&キューピッドがどう組み込まれているのか。そして最後は、購入時にとても大切な「鑑定書」への記載について解説します。「結局、どの言葉を信じて選べばいいの?」というあなたの疑問を、ひとつずつ解決していきましょう。 3-1.ダイヤモンドのランクを決める4Cとは 4Cとは、ダイヤモンドのランクを評価する4つの基準の頭文字をとった言葉です。 Carat(カラット): 重さ(大きさ) Color(カラー): 色(無色に近いほど高評価) Clarity(クラリティ): 透明度(内包物の少なさ) Cut(カット): 輝きを決める形(プロポーション) この4つのバランスによって、ダイヤモンドの評価が決まります。たとえば、「大きさはそこそこでいいけれど、とにかく透明で綺麗なものがいい」「他の要素よりも、とにかく大きさを重視したい」といったように、自分の好みに合わせて選ぶための、いわば「共通の物差し」のようなものですね。 これまでは「4Cさえ良ければ最高のダイヤだ」と考えられがちでした。ですが最近では、ここにもうひとつのエッセンスとして「ハート&キューピッド」が加わって、より細かく美しさを選べるようになっています。 3-2.ハート&キューピッドは4Cに関係する? では、ハート&キューピッドは4Cの中のどこに関係しているのでしょうか。 答えは「カット」の項目です。4Cの中で唯一、人の手によって評価が決まるのがカットであり、その最高ランクが「Excellent(エクセレント)」とされています。ただし、エクセレントと評価されたダイヤモンドすべてにハート&キューピッドが現れるわけではありません。プロポーションが基準を満たしていても、左右のバランスがわずかにズレているだけで、ハートや矢の模様は見えなくなってしまいます。 また、模様の大きさや整い方も細かく確認され、インクルージョンが重なって形がはっきり見えない場合も、ハート&キューピッドとは認められません。つまりハート&キューピッドは、最高ランクのカットであることに加え、職人の精密な技術が行き届いていることを示す、プラスアルファの指標だと考えると分かりやすいかもしれませんね。 3-3.ハート&キューピッドは鑑定書に記載される? せっかくこだわって選ぶなら、その価値がきちんと証明されていると安心ですよね。ハート&キューピッドの有無は、多くの場合、ダイヤモンドの鑑定書(グレーディングレポート)で確認することができます。 中央宝石研究所(CGL)などの信頼できる機関が発行する鑑定書には、ハートと矢の模様を捉えた実際の写真が添えられたり、「ハート&キューピッド」という文字が備考欄などに明記されたりします。また、ハート&キューピッドという名前は世界共通ではありません。アメリカ宝石学会(GIA)では「ハート&アロー」と呼ばれていて、「H&A」と記載されます。呼び名は違いますが、同じハート&キューピッドのことを指しています。こうした記載があることで、客観的なランクとして価値が認められるようになります。 将来もし「大切にしてきたジュエリーを整理しようかな」と思ったときも、この記載があることで「これは特別なカットが施された価値のあるものだ」とひと目でわかってもらえるのです。「自分の目で見てきれいだと思うこと」が一番大切ですが、それをプロが証明してくれる鑑定書という安心材料があれば、より納得感を持って手元に置いておくことができますね。 4.失敗しない!H&Cダイヤを選ぶ時のチェックポイント ここまでの内容を読んで、「ハート&キューピッドのダイヤを実際に見てみたい!」とワクワクされている方も多いのではないでしょうか。自分へのご褒美や大切な記念日に選ぶなら、絶対に後悔はしたくないですよね。ですが、いざお店に行くと、たくさんのキラキラしたジュエリーを前にして「どれも綺麗に見えて選べない……」と迷ってしまうこともあるかもしれません。 この章では、あなたが自信を持って納得の一本に出会えるよう、選ぶ時の具体的なポイントを3つに分けてお伝えします。ひとつめは、店頭でぜひ体験してほしい自分の目での確認について。ふたつめは、安心感に繋がる鑑定書のチェック方法。そして最後は、意外と悩みがちな予算と輝きのバランスの取り方です。 これらを押さえておけば、お店での時間がもっと楽しく、特別なものになりますよ。 4-1.専用スコープで自分の目で見る ハート&キューピッドの最大の魅力は、なんといっても「自分の目で模様を確認できる」という体験そのものにあります。 お店で気になるダイヤモンドを見つけたら、ぜひ遠慮せずに「専用のスコープで見せていただけますか?」と声をかけてみてください。多くのショップでは、ハート&キューピッドのダイヤを検討されている方のために、簡易的なスコープを用意しています。 スコープを覗くと、視界にパッと浮かび上がる8つのハートや8本の矢。その規則正しく並んだ美しい模様を自分の目で見たときの感動は、一生の思い出になるはずです。写真で見るのと実物を見るのとでは、愛着の湧き方が全く違います。模様が欠けていないか、自分の感性にピタッとくる輝きか。そんな「感覚」を大切にしながら、ゆっくりと向き合ってみてくださいね。 4-2.鑑定書を確認する 「自分の目で見て綺麗だと思ったけれど、やっぱり品質も保証してほしい」と感じるのは、とても自然なことです。そんなあなたの安心を支えてくれるのが「鑑定書」です。 購入前に、そのダイヤモンドにどこの機関の鑑定書がついているかを確認しましょう。先ほども触れた中央宝石研究所(CGL)やアメリカの鑑別機関であるアメリカ宝石学会(GIA)などは、ハート&キューピッドの判定基準が非常に厳格であることで知られています。 鑑定書にハート&キューピッドやハート&アローなどの記載があるか、実際のハートと矢の縮小写真が載っているかどうかをチェックしてみてください。プロの第三者が「これは間違いなく高い対称性を持っています」と認めてくれている証拠があれば、安心して一生もののパートナーとして迎え入れることができます。また、将来的にメンテナンスやリセールを考える際にも、この鑑定書が確かな価値を証明してくれるお守りになってくれますよ。 4-3.価格と輝きのバランス 最後に、一番現実的な予算のお話です。ハート&キューピッドが認められたダイヤモンドは、そうでないものに比べて価格が高めに設定されていることが一般的です。 「せっかくならハート&キューピッドがいいけれど、予算も限られているし……」と悩んでしまうこともあるかもしれませんね。そんな時は、自分がジュエリーに何を求めているかを一度整理してみるのがおすすめです。 たとえば、「大きさよりも、とにかく一目でわかる輝きの強さを重視したい」という方であれば、少しカラット(重さ)を抑えてでも、ハート&キューピッド付きの最高カットを選ぶのが正解かもしれません。一方で、「日常使いでさりげなく楽しみたい」のであれば、ハート&キューピッドにこだわらずに、4Cの他の要素とのバランスを見ながら無理のない範囲で選ぶのもいいでしょう。 ジュエリー選びにこれが正解という唯一の答えはありません。大切なのは、あなたが価格と輝きの両方に納得し、「これを選んで良かった」と笑顔になれることです。予算の範囲内で、一番心ときめくバランスをショップの店員さんと相談しながら見つけていってくださいね。 5.まとめ 今回は、ダイヤモンドの中に浮かび上がる不思議で美しいハート&キューピッドについて、その価値や歴史、そして選び方のコツをお話ししてきました。 最初は「なんだか良さそうだけど、よくわからない」と感じていた疑問も、少しずつスッキリしてきたのではないでしょうか。ハート&キューピッドは、単なる可愛らしい模様ではありません。ハート&キューピッドは、職人の高度な技術によって最高の輝きが引き出されているという、揺るぎない証拠です。特別なダイヤモンドを選ぶとき、ハート&キューピッドという選択肢は、あなたに目に見える納得感と色褪せない安心感を運んできてくれるでしょう。 もしお店でスコープを覗く機会があれば、ぜひその小さな輝きの中に広がる、完璧な対称性の美しさを楽しんでみてください。数字上のランクや価格も大切ですが、最終的に一番大切なのは、その輝きを見て「これだ」と思えるあなたの直感です。知識を持って選んだジュエリーは、身につけるたびにあなたに自信を与えてくれる、かけがえのないパートナーになってくれるでしょう。ぜひ納得できるものを選んでくださいね。 関連記事はこちら https://estime.co.jp/column/diamond-dullness/ https://estime.co.jp/column/diamond-fluorescence/ https://estime.co.jp/column/diamond-cut/

シンプルなデザインが魅力のロンシャンのリュック。街中で使いこなしている人を見て、「私も欲しい!」と憧れている人も多いのではないでしょうか。しかし、いざ購入を考えると「使いやすさ」は知っておきたいところ。 そこで本記事では、ネット検索で度々あげられるでロンシャンのリュックが「使いにくい」と言われる理由を解説したうえで、それでも多くの人に愛され続ける魅力や、失敗しないための賢い選び方、おすすめモデルまで紹介したいと思います。ぜひ購入前の参考にしてください! 1.ロンシャンのリュックが”使いにくい”と言われる理由 世界中の女性を魅了するロンシャンのリュック。軽くておしゃれな相棒として検討中の人も多いはずですが、「使いにくい」という噂も耳にします。ここでは、なぜ「使いにくい」と言われるのか紹介していきます。 1-1.荷物の出し入れがしにくい 美しいデザインを優先した結果、メイン収納へのアクセスには少しの手間が必要です。ロンシャンの象徴とも言える「ル プリアージュ」は、日本の折り紙に着想を得たといわれており、コンパクトに折り畳めるデザインで、ファスナーの上にレザーのフラップ(蓋)が被さる構造になっています。 中身を取り出すには、スナップボタンを外してフラップを持ち上げ、さらにファスナーを開けるという動作が必要です。急いでいる時や、片手が塞がっている状況では、この構造にわずらわしさを感じてしまう場面があります。 たとえば、会計時に財布を取り出そうとした際、一般的なリュックであればワンアクションで済むところが、フラップとファスナーの開閉という倍の手間と時間を要してしまうのです。 1-2.外ポケットがなく小物の収納に困る ロンシャンのリュックはシルエットを保つために、多くのモデルで外側のポケットが排除されています。そのため、スマートフォンやパスケース、ハンカチといった、移動中にサッと取り出したいアイテムも、基本的にはメイン収納の中に収める必要があるのです。 駅の改札前や着信があった際に、いちいちリュックを肩から下ろし、フラップとファスナーを開けて中を探る動作は、想像以上に負担がかかります。特に雨の日などは、折りたたみ傘を収納する外ポケットがないため、吸水ケースに入れるなどして、他の荷物と一緒に中へ入れざるを得ない状況も発生するでしょう。 頻繁に使う小物はコートのポケットに入れるか、スマホショルダーを併用するなど、ユーザー側での工夫が求められます。 1-3.内側の仕切りが少なく中身がごちゃつく 内装は驚くほどシンプルで、小さなポケットがある程度の「大きな袋」のような状態です。PCスリーブやペンホルダー、ボトルホルダーといった仕切りは存在しません。そのため、ポーチや財布、手帳などをそのまま放り込むと、中で荷物が自由に動き回ってしまいます。 特に、黒やネイビーなどの暗い色のモデルを使っている場合、深い底にある小物は視認性も悪く、行方不明になりがちです。 整理整頓を快適に行うには、「バッグインバッグ」の導入が必須と言えるでしょう。仕切りのあるポーチを中に入れることで、定位置を作り出し、快適な使い心地が得られます。 1-4.荷物が少ないと型崩れして自立しない ロンシャンのリュックの特徴である「折りたためる」というメリットは、裏を返せば「生地が柔らかく芯がない」という特性でもあります。中身がたっぷり入っている時は、張りが出て美しいフォルムを維持できます。 しかし、財布とポーチだけといった荷物の少ない日には、生地がくたっと折れ曲がり、本来のシルエットが崩れやすくなることがあるのです。 床やカフェの椅子に置いた際にも、自立させるための底鋲や硬い芯材がないため、そのままでは自立しにくい構造です。ふんわりとした形状を保つためには、ある程度の荷物を入れるか、内側から形を整える工夫が必要です。 1-5.ショルダーストラップが細く肩に食い込む モデルによって異なりますが、華奢で女性らしい雰囲気を演出する細身のストラップは、重量のある荷物には不向きです。一部のモデルでは、クッション材(パッド)が入っていない素材で作られているため、肩への当たりがダイレクトになりがちです。 ノートパソコンや分厚い書類、満タンのマイボトルなどを入れて長時間背負うと、細い紐が肩に食い込み、痛みを感じることがあります。 薄手のブラウスやTシャツ一枚で過ごす夏場などは、ストラップの摩擦が肌に直接伝わりやすく、跡が残ってしまうことも珍しくありません。基本的にはアウトドア用の機能性リュックのような、重荷重を分散させる設計とは異なるため、重い荷物を運ぶ道具として過信するのは禁物です。 2.それでも人気!ロンシャンのリュックが愛される理由 ロンシャンのリュックは、誕生以来世界中の人々を魅了し続けている名品です。今なお人気は衰えることを知らず、日常使いから旅の相棒まで幅広く選ばれています。なぜロンシャンのリュックは、これほどまでに注目を集め、長きにわたり支持され続けるのでしょうか。 2-1.軽量で長時間でも疲れにくい バッグを選ぶ際、重さは快適さを左右する重要な要素です。どんなに素敵なデザインでも、ずっしりと重いバッグは次第にクローゼットの奥へと追いやられてしまいます。しかし、ロンシャンのリュックであれば、重さのストレスを感じることはありません。 一般的にレザー製のリュックは1kg近くあることも珍しくありませんが、人気のルプリアージュは500mlのペットボトル飲料よりも軽い、300~400g程度に抑えられているので、バッグ自体の重さによるストレスは、ほぼないと言えるでしょう。 2-2.旅行や出張に便利な折りたたみ機能 折りたためる点も大きな魅力の1つです。使わないときはコンパクトに畳めるため、収納場所に困ることがありません。このコンパクトさは、旅行や出張の際に大きなメリットをもたらします。行きはスーツケースの隙間に忍ばせておき、帰りに荷物が増えた際のサブバッグとして活用することも可能です。旅先で素敵なお土産に出会ったり、急な買い物をしたりしても、予備のバッグがあれば安心でしょう。 もちろん、普段の生活でもジム用バッグやエコバッグ代わりとして携帯できるため、あらゆるシーンで頼りになる存在です。機能美と実用性を兼ね備えたこの仕組みは、アクティブなライフスタイルを送る人々にとって手放せない機能といえます。 2-3.服装を選ばない万能デザイン カジュアルすぎるリュックは仕事で使いづらく、かといって堅苦しいレザーバッグは休日のリラックススタイルに馴染まないことがあります。ロンシャンのリュックは、こうした悩みを解決してくれる絶妙なバランスの良さを持っているのです。 ロンシャンのアイテムの多くにいえることですが、主張しすぎないミニマルなデザインは、トレンドに左右されることなく長く愛用できるでしょう。スニーカーに合わせて公園を散歩するときも、パンプスを履いて美術館へ出かけるときも、スタイルを格上げしてくれる頼もしい存在となります。 2-4.豊富なカラーバリエーション 自分らしい色を選べる楽しさも、ロンシャンの大きな魅力です。洋服では挑戦しにくい色でも、小物であれば取り入れやすく、ファッションの幅がぐっと広がります。季節に合わせて色を変えたり、推しのカラーを選んで気分を上げたりと、選び方は自由自在です。 美しい発色を見るたびに、心が弾むような高揚感を味わえるでしょう。 3.自分にぴったりのロンシャンのリュックの選び方 魅力あふれるロンシャンのリュックですが、種類が豊富でどれにするか迷ってしまうかもしれません。愛用するシーンや荷物の量を明確にすれば、運命の一品に出会えます。 ここでは、自分にぴったりのロンシャンのリュックの選び方を紹介したいと思います。 3-1.①用途と荷物の量に合わせたサイズで選ぶ まずは、何を入れたいかによってサイズを決めましょう。お出かけ用なら定番サイズ、仕事用なら高さのあるモデルがおすすめです。 定番の「ル プリアージュ® オリジナル M」のバックパックは、高さ37cm×横26cmほどの愛らしい大きさです。一見小さく見えますが、マチが11cmあり、500mlのペットボトルや長財布、ポーチがすっぽりと収まります。通勤や通学でA4書類やノートパソコンを持ち歩くなら、「ル プリアージュ XTRA」や「ル プリアージュ® エナジー」のバックパックなど、高さ37cm以上のモデルを選びましょう。大きさにもよりますが、ノートパソコンや厚みのあるファイルもスムーズに出し入れ可能です。 3-2.②通勤なら定番、個性を出すならシーズンカラーを選ぶ 色は使うシチュエーションを想像して選びましょう。長く愛用したいならベーシックカラー、気分を上げたいならシーズンカラーを選ぶのがおすすめです。 ビジネスシーンには、「ブラック」や「ネイビー」、そして「ペーパー」のような落ち着いた色味が合わせやすいです。休日のお出かけやファッションのアクセントにするなら、その年のシーズンカラーに挑戦してみましょう。個人的には「ピスタチオ」が被りにくくて可愛い色合いなのでおすすめです! 3-3.③ナイロンとレザーの特徴を理解して選ぶ 最後に、素材の違いに注目します。軽さと扱いやすさを重視するなら「ナイロン」、高級感としなやかさを求めるなら「レザー」を選びましょう。 ナイロン素材は特有のサラリとした手触りと、荷物を入れても負担にならない軽快さは、アクティブな女性の強い味方です。レザー素材は耐久性を持ちながらも重苦しくなく、上品な質感を長く楽しめます。カジュアルになりがちなリュックスタイルを、一気にクラスアップさせてくれるでしょう。 4.どれを選ぶ?ロンシャンのおすすめ人気リュック ロンシャンのリュックには、通勤に最適なサイズから、環境に配慮したサステナブルな素材、さらには高級感あふれるレザータイプまで、選択肢は実に多彩です。 ここでは、ロンシャンのおすすめ人気リュックをピックアップしました。 4-1.ル プリアージュ® オリジナル M バックパック 出典:Longchamp ノートパソコンを持ち歩く通勤シーンにも使いやすいのが、「ル プリアージュ® オリジナル M」サイズです。アイコンでもあるロシアンレザーを用いたハンドルはシンプルで上品な印象を与えます。 大きな特徴は、使わないときにコンパクトに折りたためることです。旅先で荷物が増えたときのサブバッグとしても活躍します。カジュアルなデニムスタイルからオフィスカジュアルまで合わせやすく、日常のコーディネートに取り入れやすいリュックです。 4-2.ル プリアージュ® グリーン M バックパック 出典:Longchamp 環境への配慮とスタイルを両立させたい方には「グリーン」ラインが適しています。再生ポリアミドキャンバス地を使用したこのモデルは、廃棄物をリサイクルして生まれたサステナブルな逸品です。 必要な荷物がしっかり入る実用的な大きさで、しなやかで丈夫な再生素材の手触りは、既存のナイロンと変わらない上質さを保っています。 4-3.ル プリアージュ® エナジー L バックパック 出典:Longchamp アクティブな日常を送る現代の女性には、収納力と機能美を極めた「エナジー」のLサイズがベストパートナーになります。 100%再生繊維を使用したボディは、マットで滑らかな光沢を放ち、スポーティーながらも都会的な洗練さを失いません。ブラックは、シルバーパーツとの組み合わせによってクールな印象を際立たせています。ショルダーストラップは長さ調節が容易なアジャスタブル仕様となっており、お好みの長さに合わせて体にフィットさせることが可能です。「動くこと」を前提にデザインされたこのリュックは、エネルギッシュな毎日を支える頼もしい存在となるでしょう。 4-4.ル プリアージュ XTRA M バックパック 出典:Longchamp リュックでありながらレザーバッグのような上質感を求めるなら、「ル プリアージュ XTRA」シリーズは有力な選択肢です。きめ細やかでしなやかなカウハイドレザーを使用しており、なめらかな質感を楽しめます。通勤・移動の相棒としても実用的です。「カジュアルすぎるのは苦手」とリュックを敬遠していた人にも、きれいめに持てるレザーバックパックとして検討しやすいモデルです。 5.【FAQ】ロンシャンのリュックに関するよくある質問 ロンシャンのリュックは軽さと機能性で選ばれる一方、「ダサいと思われないか」「芸能人は使っているのか」「どの色が失敗しないか」といった疑問も湧いてきます。 購入前に気になるポイントを整理しておくと、自分に合う一品を見つけやすくなるでしょう。 5-1.持っていると「ダサい」「痛い」は本当? ロンシャンのリュックが「ダサい」「痛い」というイメージを持つ人は実際にはごくわずかです。むしろ軽量さと機能性、シンプルで洗練されたデザインが幅広い年代から高く評価されています。 「ダサい」という声が一部にある理由は、流行のピーク時に多くの人が所有したことで「ありふれた」印象を持たれた時期があったためと考えられていますが、現在は実用性の高さから再評価され、世代を問わず愛用者が増えています。 30代以上の女性からは「シンプルで飽きがこない」「どんな服装にも合わせやすい」と好評で、年齢を問わず長く使えるアイテムとして支持されています。 5-2.芸能人も愛用している? ロンシャンのバッグは国内外の多くの有名人に選ばれています。日本では中村アンさんが愛用者として有名で、自身のSNSなどで紹介したこともあり注目を集めました。 海外セレブでは、英国のキャサリン妃が長年の愛用者として知られています。2005年頃から現在に至るまで、プライベートな外出や空港での移動時に、色違いの「ル プリアージュ」を持つ姿が度々報じられてきました。 その上品さと実用性を兼ね備えた姿は、王室メンバーであるアン王女や日本の雅子さまにも通じる「ロイヤル・フェイバリット」として支持されています。また、ハリウッド女優のアン・ハサウェイも同ブランドのバッグを使用するなど、多くのセレブリティに選ばれています。 5-3.人気色と定番カラーは何色? ロンシャンのリュックで最も定番とされるカラーは、「ブラック」です。どんなコーディネートにも合わせやすく、通勤からカジュアルな装いまで幅広く活躍するため、初めて購入する人にも安心して選べる色といえます。 「ブラック」と並んで人気が高いのは、「ネイビー」や「ベージュ系」のカラーです。「ネイビー」は落ち着いた印象を与えながらも重くなりすぎず、フォーマルな場面でも使いやすい点が魅力です。「ベージュ」は柔らかく女性らしい雰囲気を演出でき、春夏のファッションとの相性が良いとされています。 洗練された大人っぽさを求める人からは、「グレー」などのニュアンスカラーも支持されています。さらに2025年秋冬には、上品なくすみ感が魅力の「ピンクティー」が登場するなど、その絶妙な色使いからも目が離せません。 ロンシャンは豊富なカラー展開を続けており、定番色は再販や入荷の機会が比較的多いため入手しやすい傾向にあります。自分のライフスタイルやワードローブに合わせて、長く愛用できる一色を見つけられるでしょう。 6.【まとめ】特徴を理解すればロンシャンは最高の相棒になる ロンシャンのリュックは、軽さやデザイン性に優れている一方で、「荷物を取り出しにくい」「仕切りが少ない」といった使いにくさが指摘されがちです。フラップ付きの構造や外ポケットの少なさは、慌ただしいシーンでは不便さにつながることもあるでしょう。 それでも、軽量で折りたたみができ、カジュアルからきれいめまで幅広い服装に合わせやすい点は、他にはない魅力です。使う目的や荷物の量に合ったサイズを選び、通勤用か休日用かを意識してカラーを決め、ナイロンとレザーの特徴を理解して選べば、満足感はぐっと高まります。 まずは自分のライフスタイルや使用シーンを整理し、どのモデルが合うかを確認してみましょう。気になるリュックが見つかったら、店舗や公式サイトでチェックし、納得したうえで選ぶことが後悔を防ぐポイントです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/horse-logo-brand/ https://estime.co.jp/column/loro-piana/ https://estime.co.jp/column/high-brand-list/

コーチは1941年にニューヨークで誕生して以来、職人技が光る上質な革製品で世界中の人々から愛され続けているブランドです。その最大の魅力は「アクセシブル・ラグジュアリー(手の届きやすい高級品)」というコンセプトにあり、幅広い世代に親しまれています。しかし、その圧倒的な人気の高さゆえに、残念ながら精巧な偽物も多く流通してしまっているのが現状です。 特に実物を確認できないフリマアプリやネット通販では、「もし偽物だったらどうしよう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。大切な買い物で後悔しないためには、本物だけが持つ細かな特徴を知っておくことが大切です。 この記事では、バッグや財布の縫製、ロゴの刻印など、プロも注目する偽物の見分け方を解説していきます。本物のコーチ製品を手に入れるための指標にしていただければ幸いです。 1.コーチは偽物と本物を見分けにくいブランド コーチの真贋判定は、プロの査定士でも見極めに細心の注意を払うほど、少し複雑なルールがあります。まずは、なぜコーチの偽物が見分けにくいと言われているのか、その背景を解説します。 1-1.見分けにくい理由①:生産国によって違いがある コーチはアメリカのニューヨークで生まれたブランドですが、現在はアメリカだけでなく中国やベトナム、フィリピン、ドミニカ共和国など、世界中のさまざまな国に正規の生産拠点を構えています。そのため「Made in China」という表記を見て「偽物かも」と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、実は現在流通している正規品の多くが中国製です。 ただし、イタリアには生産拠点がないため、「COACH-ITALY」というタグが付いている場合は、偽物の可能性が極めて高いので注意してください。このように生産国が多岐にわたることで、作られた時期や場所によって細かい仕様が異なる場合があり、生産国名だけで本物かどうか判断するのを難しくしています。 1-2.見分けにくい理由②:アウトレット専用商品の製造 コーチには、正規店や百貨店などで扱われる「ブティック品(正規店品)」とは別に、最初からアウトレット店での販売を目的として作られた「アウトレット専用商品」があります。アウトレット品は、より多くの人が手に取りやすい価格にするために、使われている素材やロゴの作りがブティック品とは異なり、少し簡略化されていることがあります。 これを偽物と勘違いしてしまう方も多いのですが、これらも立派なブランド正規品です。例えば、内側のレザータグにアウトレット品であることを示す「◎」の刻印があったり、型番の先頭に「F」の文字が付いていたりするのは、本物のアウトレット商品によく見られる特徴です。このように、同じブランドの中でも複数のラインがあり、それぞれに異なるルールがあることが、見極めを難しくさせています。 1-3.見分けにくい理由③:精巧に作られている 最近の偽物、いわゆる「コピー品」の製造技術は驚くほど進化しています。一見しただけでは本物と見分けがつかないような「スーパーコピー」と呼ばれる製品も増えており、細部までかなり巧妙に作られています。ロゴのデザイン一つとっても、それが生産時期によるわずかなデザイン変更なのか、それとも偽物特有の歪みなのかを判断するには、しっかりとした知識が必要になるのです。 そのため、何か一つのポイントだけで「これは偽物かもしれない」と決めてしまうのではなく、縫製や金具の状態、素材の質感など、いろいろなポイントを組み合わせて総合的に見ていくことが、買い物で失敗しないためのコツと言えます。 2.コーチの偽物の見分け方 ここからは、コーチ製品の偽物の見分け方を具体的に解説します。外観、内装、付属品にわけて紹介していますので、気になる部分をよく観察してみてください。 2-1.外観で見分ける コーチのバッグを外観から鑑定する際、まず注目すべきは製品全体の質感を決定づける細部の仕上がりです。特に、熟練の職人技が反映される縫製や、ブランドの象徴であるロゴのデザインには、本物と偽物を分ける違いが見られます。 2-1-1.縫製(ステッチ) コーチの縫製品質は非常に高く、本物の製品では1インチ(約2.54cm)あたり8~12目という緻密な間隔で規則正しく縫われているのが一つの基準となっています。糸は横糸1本と縦糸6本で縫合されているのも特徴です。 一目でステッチの間隔を判断するのは難しいですが、偽物は糸のほつれや二重縫いが見られる場合があります。均等に縫われているか、縫製にミスがないか、よく確認してみましょう。 2-1-2.ロゴ・シグネチャーパターン ブランドの顔である「C」の文字が全体に縫製された柄を、シグネチャー柄と言います。シグネチャー柄は、「C」の文字が鏡合わせのように左右対称に並んでおり、2つのCが向き合う隙間はちょうど糸1本分で幅が均一です。 偽物では、向き合った2つの「C」の隙間が広すぎたり狭すぎたりしていて、統一性が見られません。また、少しでも「C」の配置がずれていると、全体を見たときに違和感を感じるはずです。 2-1-3.馬車のロゴ コーチの馬車のロゴは、馬車と「COACH」の文字、小さく書かれた「NEW YORK」の文字がセットになっています。最近では、偽物は本物と区別がつかないほど技術が高く製造されており、一目でその違いを判断できるものは少なくなっています。そのため、ルーペなどでしっかり観察する必要があり、そのほかの部分で総合的に判断することをおすすめします。 2-1-4.ハンドルの形状・コバ塗り 持ち手の部分でも偽物と本物に違いが現れます。本物のハンドルは厚みが均一でしっかりとしており、コバ塗りの仕上げも丁寧です。偽物ではコバ塗りがあまいため、時間が経つにつれてコバの毛羽立ちが気になることも少なくありません。 包装の仕方にも決まりがあり、本物はハンドルが紙や薄葉紙で丁寧に包まれていることが多いのに対し、偽物は青い透明なビニールなどで簡易的に包まれているケースが目立ちます。 2-2.内装・細部で見分ける バッグの表面だけでなく、内側の作りや小さなパーツにもコーチならではのこだわりが詰まっています。外観だけで判断が難しいときこそ、内装や細かな部品をじっくり観察することで、本物だけが持つ質の高さを感じることができます。 2-2-1.タグ・シリアルナンバー シリアルナンバーは、バッグの内側にあるタグに刻印されています。シリアルナンバーには、製造された時期や型番が記されており、文字の間隔やフォントが一定で、はっきりと鮮明です。また、アウトレット専用品の場合は、型番の先頭に「F」や「FS」が付いているのも特徴です。 偽物ではこの番号の刻印が浅くて読みにくかったり、インクで印字されていたりすることがあります。小さくて見逃しがちな場所ですが、偽物を見抜くポイントになるかもしれません。 2-2-2.金具・ジッパーの刻印と滑らかさ コーチ製品のジッパーには「YKK」や「IDEAL」といったブランド名が鮮明に刻印されており、開け閉めも非常にスムーズです。一部で無刻印のものも確認されているため、重厚感や刻印で判断する必要があります。また、「COACH」の刻印の文字の太さやバランスが整っているかも確認しましょう。 2-2-3.レザープレート レザープレートはグリードバッチとも呼ばれ、商品番号が刻印されており、バッグの内側に縫製されています。アウトレット品には商品番号の前に「F」が刻印されています。偽物のレザープレートは、刻印が甘かったり縫い目が雑だったりする傾向があります。 商品によっては、レザープレートがない場合もあります。この場合、偽物だと決めつけるのは早計です。本物でもバッグの大きさによってレザープレートがないことがあるため、総合的に判断することが重要です。 2-2-4.素材・質感・匂い 最後に、五感を使って素材そのものを確かめてみましょう。本物のコーチは厳選された上質なレザーを使用しているため、手触りがなめらかで、しなやかな弾力があります。また、鼻を近づけてみると、本革特有の心地よい香りがするのも特徴です。 それに対して偽物は、安っぽい合成皮革が使われていることが大半で、質感が硬くてゴワゴワしていたり、薬品のようなツンとした独特の匂いがしたりすることがあります。 2-3.付属品・その他で見分ける バッグそのものだけでなく、一緒に付いてくる付属品や販売価格などにも、偽物を見極めるためのヒントが隠されています。より安心してコーチのアイテムを迎え入れるために、細かなところまでチェックすることをおすすめします。 2-3-1.付属品 付属品には保存袋やチャーム、ショルダーストラップなどがあります。保存袋に注目すると、本物はポリエステルが使われており、手触りがよいのが特徴です。また、ロゴが鮮明に印刷されており、中にタグも確認できます。 一方で偽物は肌触りが悪く、商品に対して袋の大きさが小さいといった特性が見られます。ショルダーストラップでは、バッグとの接合部分の金具が滑らかに動くか、安っぽくないかなども偽物と本物を区別する判断材料となります。 2-3-2.値札 製品に付いている値札は白地の二つ折りが基本で、中央に「COACH」または「COACH Factory」、右下に小さく「COACH®」のロゴが印字されています。開くと黒字で、スタイルナンバー・色・バーコード・商品名・値段などが印刷されています。商品の内容と一致しているか確認しましょう。 また、アウトレット品には黒点が打たれているのが特徴です。アメリカの直営店では手書きの値札が使われることもありましたが、2015年以降は値札がコンパクトになっています。 2-3-3.レシート フリマアプリなどで「ギフトレシート付き」という商品の出品を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。レシートがついてるから本物だと断定するのは危険です。最近では、本物そっくりの偽レシートを製造しているケースもあるためです。 レシートの印字の鮮明さ、記載されているショップ名や日付を確認するのはもちろんのこと、他の部分も総合的に見て判断することが重要です。 2-3-4.販売価格 フリマアプリやネットショップなどで、「直輸入品のため安価」「並行輸入品のため特別価格」のような売り文句で、定価の半額以下で販売されているコーチの製品を見たことがある方も多いのではないでしょうか。このような言葉を信じて、購入してしまうのは危険です。ネットショッピングでは実物を見られず、画像しか判断材料がないため、偽物かどうか見極めるのが難しいのです。 販売者は、利益を得られない商品を販売することはありません。安価で販売できる理由を考えてみると、偽物である可能性が極めて高いことがわかるはずです。手元に届いたときに後悔しないためには、実物を見て納得したうえで購入することをおすすめします。 3.【財布】コーチの偽物の見分け方 バッグと同じように、毎日手にする機会が多い財布も、本物ならではの使い心地の良さが詰まった大切なアイテムです。上記で解説した偽物の見分け方に加えて、財布特有の細かな部分に注目することで、真贋をより詳しく見極めることができます。 3-1.カードスロット・内装 毎日カードを出し入れするカードスロットや、財布を開いたときの内装の作りに注目してみましょう。本物はカードの出し入れがとてもスムーズで、内張りの生地もしっかりとしています。 一方で偽物の場合は、カードの出し入れがしにくかったり、カードの幅より大きく作られていたりと、不具合を感じます。ポケットの端の縫い目やステッチの幅の均一さを確認することも大切です。 3-2.ギャランティカード コーチの製品には、保証書(ギャランティカード)は存在しません。エルメスやルイ・ヴィトンなどの他のブランドではギャランティカードが存在するため、偽物かもしれないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、コーチの日本の正規店などの商品には「COACH」と書かれたカードがついています。多くのブランドと異なるポイントです。 3-3.ビニールカバー アメリカ限定のオンラインストアやアウトレット品では、財布の梱包が保存袋ではなくビニールカバーの場合があります。本物のビニールカバーにはコーチのロゴがあるのが特徴です。購入する前に確認できるのであれば、梱包の仕様も問い合わせすると安心です。 4.コーチの偽物を見分けて本物を購入する方法 コーチの偽物は年々精巧になっており、写真や数か所のチェックポイントだけで100%見抜くのは非常に困難です。長く愛用できる本物を手に入れるためには、「どこで買うか」という選択が重要になります。ここでは、安心して本物を購入するための3つのルートについて解説します。 4-1.直営店・公式ウェブサイト・正規アウトレットストアで購入する 最も確実で、一切の不安がない方法は、ブランドから直接購入することです。百貨店などに入る直営店や公式オンラインストアでの購入は、偽物が混入する可能性がゼロであるだけでなく、購入後のアフターケアが受けられる点も大きなメリットです。 また、予算を抑えたい場合にはブランドが自ら運営する正規アウトレットストアを活用するのが賢明な判断です。これらはコーチが自社で製造・販売している正規品のため、安価であっても100%本物であることが保証されています。全国の店舗や公式アウトレットサイトであれば、安心して買い物を楽しむことができます。 4-2.真贋鑑定済みの中古品を購入する どうしても欲しい廃盤モデルがある場合や、さらに価格を抑えたい場合には、中古市場を利用するのも一つの手です。ただしその際は、独自の厳しい真贋基準を持ち、プロの鑑定士が在籍している大手リユースショップを選ぶことが条件となります。 信頼できるショップであれば、販売前に厳重なチェックが行われているため、個人間取引に比べて偽物を手にするリスクを大幅に下げることが可能です。また、万が一購入後に偽物だと判明した場合の返金保証制度を設けている店舗も多いため、中古品であっても納得感のある買い物が期待できます。 4-3.並行輸入品・フリマサイトのようなネットショップはリスクを伴う インターネット通販やフリマアプリは非常に便利な反面、コーチの偽物が最も紛れ込みやすい場所でもあります。特にフリマアプリでは、公式サイトの画像を無断転載して本物に見せかけたり、「プレゼントで頂いたので本物か不明です」と説明して責任を逃れようとしたりする出品者が少なくありません。 また、並行輸入品として格安で販売されているケースでも、悪質な業者が一部に偽物を混ぜているリスクが拭えません。「定価より極端に安いもの」には必ず理由があると考え、少しでも不安を感じる取引であれば、購入を見送る勇気を持つことが大切です。 5.偽物かどうか見分けてもらう方法 自分なりにチェックしてみても、「やっぱり不安が残る」というケースは少なくありません。特に最近のコピー品は非常に巧妙なため、最終的にはプロの目を通して判断してもらうのが最も安心です。ここでは、手元にあるアイテムが本物かどうかを確認するための具体的な3つの方法をご紹介します。 5-1.ブランドに詳しい鑑定士に鑑定してもらう ブランド鑑定の専門知識を持つプロに依頼する方法です。最近では、実店舗へ足を運ぶだけでなく、スマートフォンで撮影した写真を送るだけで真贋を判定してくれるオンライン鑑定サービスも増えています。 プロの鑑定士は、レザーの質感や染料の匂い、さらには刻印のフォントのわずかな太さの違いまでを徹底的にチェックします。自分一人でインターネットの情報と照らし合わせて悩むよりも、数多くの製品を見てきた専門家の意見を仰ぐことで、より確実な答えを得ることができるでしょう。 5-2.買取店で査定してもらう 最も手軽で実用的なのが、ブランド品を扱うリユースショップや買取専門店で「査定」をしてもらうことです。多くの買取店では無料で査定を行っており、提示された金額がつけば、その店舗の基準で本物であると判断されたことになります。 一方で、もし「当社規定によりお取り扱いできません」と言われた場合は、その店舗がそのアイテムを本物と断定できなかったことを意味します。複数の店舗で同じような回答をされた場合は、偽物である可能性が高いと判断してよいでしょう。 6.コーチの偽物の見分け方は複雑!正規ルートでの購入がおすすめ コーチの偽物を見分けるためのポイントを解説してきましたが、生産国の多様化やアウトレットラインの存在により、その判別基準はプロでも迷うほど複雑になっています。特にネットオークションやフリマアプリでの個人間取引は、安さが魅力ですが、それ以上に偽物を手にしてしまうリスクが常に隣り合わせであることを忘れてはいけません。 初めてのブランド品や、長く大切に使いたいアイテムであれば、やはり直営店や公式アウトレットなどの正規ルートで購入するのが一番の近道です。正規品を手にすることで得られる安心感と、万全のアフターサービスこそが、ブランド品を持つ本当の喜びと言えるのではないでしょうか。本記事が、あなたが自信を持って一生モノのコーチを手に入れるための助けになれば幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/coach-outlet/ https://estime.co.jp/column/coach-age/ https://estime.co.jp/column/coach-is-lame/

プリンセスカットという名前を聞いたことはありますか?「まったく聞いたことがない」という人もいれば、「名前はよく聞くけれど、どのようなものかはっきり説明はできない」という人もいるでしょう。 プリンセスカットは、シャープな形と華やかな輝きを両立した宝石のカット方法です。四角くカットされた宝石を見たことはあっても、なぜ四角くカットされているのか?他のカット方法とはどう違うのかを理解している人は多くないでしょう。その魅力は「四角い」「おしゃれ」という一言では語りきれません。 今回は、プリンセスカットとはどんなカットなのかを解説します。他のカットとの違いや特徴、選ぶ際に知っておきたいポイントまでをわかりやすく解説します。プリンセスカットのメリットもデメリットも知って、後悔しない宝石選びに役立ててください。 1.プリンセスカットとは プリンセスカットは、ダイヤモンドのカット方法のひとつです。四角形のシルエットと強い輝きをあわせ持つのが特徴で、丸いラウンドブリリアントカットに次いで人気があります。近年はSNSやジュエリーショップでも見かける機会が増えてきましたカットです。四角い形のダイヤモンドというと「スクエアカット」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、プリンセスカットはスクエアカットをより輝かせるために工夫されたカット方法です。 プリンセスカットは、上から見るとほぼ正方形、横から見るとピラミッドをひっくり返したような形をしています。厳密にいうと正方形ではないこともありますが、縦横の割合が1:1.25以上はプリンセスカットとは呼ばれないので、一見しただけでは正方形に見えることがほとんどです。 宝石においてもっとも重視されるといっても過言ではないのが、輝きです。もちろん好みは人それぞれではありますが、一般的にどれほどの輝きを見せるかは宝石選びにおいて大きなウェイトを占めていることが多いでしょう。プリンセスカットは、宝石、特にダイヤモンドが最も輝くと言われているブリリアントカットのように細かくカットされています。光を取り込みやすく、四角い形でありながら強い輝きを楽しめるのがプリンセスカットの魅力です。直線的なラインが多いため、すっきりとした印象があり、モダンで洗練された雰囲気を好む人に選ばれやすいカットでもあります。 また、プリンセスカットはダイヤモンドの原石を無駄なく使えるという特徴もあります。原石の形を活かしやすいため、同じカラット数でも比較的手に取りやすい価格帯になることが多いのがプリンセスカットです。輝きとデザイン性、価格のバランスが良く、普段使いのジュエリーから婚約指輪まで幅広い用途で選ばれています。 そんなプリンセスカットの特徴や輝きの理由、歴史や由来についても詳しく見ていきましょう。 2.プリンセスカットの特徴 プリンセスカットは、四角いシルエットと強い輝きを両立させたカットです。 プリンセスカットはファセットカットと呼ばれるカット方法のひとつ。ファセットとはカットされた宝石の面ひとつひとつのこと。このファセットが光をたくさん取り込み、より強く輝かせるのがファセットカットです。 ファセットカットにはたくさんの種類があります。もっとも有名で流通量も多いのがラウンドブリリアントカットです。ラウンドブリリアントカットはダイヤモンドをもっとも輝かせるカット方法と言われています。「もっとも輝くなら、すべての宝石をラウンドブリリアントカットにすればいいのでは?」と思うかもしれませんね。ところが、現実はそうではありません。実際、プリンセスカットはかなり人気が高く、現在選ばれている婚約指輪の30%がプリンセスカットと言われています。 上からみたら丸い形で、もっとも強く輝くといわれるラウンドブリリアントカットとは雰囲気が大きく異なるプリンセスカットが、なぜ選ばれているのか気になりますよね。この章では、プリンセスカットが選ばれる特徴について詳しく見ていきましょう。 2-1.四角いのに輝きが強い プリンセスカットの大きな特徴は、その輝きの強さです。 宝石のカットには大きく分けてふたつの要素があります。それは宝石全体の形と、宝石表面のカット方法です。 先ほど上げたラウンドブリリアントカットとは、宝石全体の形がラウンド(上から見た形が丸い)と、表面がブリリアントカット(三角形とひし形を組み合わせたファセット)のこと。この宝石全体の形とカット方法のふたつの組み合わせが、宝石の輝きを決めるのです。 一般的に、スクエアカットやエメラルドカットなどの四角いカットは、透明感を楽しむためのカット方法とされています。ダイヤモンドのような無色透明の宝石ではなく、エメラルドなど石本来の美しい色合いを楽しむためのカット方法なので、輝きは控えめなことが多いです。 「それなら、プリンセスカットはあまりキラキラしないってこと?」と思うかもしれませんが、そうではありません。実はプリンセスカットは、形は四角いのに輝きの強いカット方法なのです。その秘密は、宝石表面のカット方法にあります。プリンセスカットの表面はブリリアントカットです。細かいカット面が多く配置されているため、光を取り込みやすく、キラキラとした輝きを楽しめます。 プリンセスカットは上から見ると正方形、横から見るとピラミッドのような形をしていて、光が内部で反射しやすい構造になっているのもポイントです。 「四角い形が好きだけど、輝きも欲しい」という人に選ばれやすいのは、このためでしょう。 2-2.シャープで洗練された印象 ジュエリーを選ぶうえで輝きのほかにもうひとつ重要な要素が、全体のデザインです。プリンセスカットは全体の形が四角形でファセットも直線なので、全体的にすっきりとした印象があります。 丸みのあるラウンドカットとは違い、クールでモダンな、少し大人っぽい雰囲気を感じさせるカットです。 プリンセスカットの宝石はネックレスや指輪など、さまざまなジュエリーに使用されます。指輪にセットすると指をまっすぐ、長く見せてくれるような効果があり、スタイリッシュなデザインが好きな人にぴったり。 ネックレスにすれば小粒でも少し変わったデザインという印象になるので、特別な存在感を放ちます。特に、普段からシンプルなアクセサリーを選ぶ人や、仕事でも使いやすいジュエリーを探している人にとって、「かっこいい」「仕事ができそう」という雰囲気のプリンセスカットは相性が良いでしょう。 3.プリンセスカットの歴史と由来 プリンセスカットは、現在ではラウンドブリリアントに次いで人気の高いカットですが、その歴史は意外と新しく、1970年代頃に確立された比較的新しいカット方法です。 人々が宝石、特にダイヤモンドをより輝かせようとさまざまな工夫をしてきた中で生まれたカット方法が、プリンセスカットです。プリンセスカットの歴史は、ダイヤモンドの歴史とは切っても切れません。プリンセスカットは、そもそもどのように生み出されたのでしょうか。 3-1.プリンセスカットの歴史 ダイヤモンドが人々に使用された記録でもっとも古いのは、紀元前7世紀頃のことです。当時はインドでダイヤモンドが産出されていました。この頃のダイヤモンドは原石をそのまま土台にセットする形で使用されました。ダイヤモンドはとても固く、どのような道具や方法を使ってもカットしたり、磨いたりすることができなかったからです。それでもどうにかダイヤモンドを輝かせようと、当時の人々は産出した時に出るダイヤモンドの粉末で表面を磨いたりしていたようですが、この方法はとてつもない時間と手間がかかります。そのためダイヤモンドを使用できる人はごく限られた王族や権力者のみでした。 ダイヤモンドを満足にカット・研磨できない状況は、なんと14世紀まで続きます。それが変わったのはダイヤモンドのへき開が発見されたためでした。ダイヤモンドには、ある特定の方向から衝撃を加えると割れてしまう性質があります。その性質をへき開というのです。14世紀にはこのへき開を利用し、ダイヤモンドを割ることで加工ができるようになりました。また、ダイヤモンド同士をこすり合わせて表面を磨くという方法も用いられるようになったのもこの頃です。 その後、15世紀半ばにはダイヤモンドをカットするための切断機が開発され、ダイヤモンド加工はぐっと前に進みました。16世紀にはドーム状のダイヤモンドの表面を三角形のファセットに加工した、バラのつぼみのようなかわいらしいデザインのローズカットが開発されました。このローズカットが、ブリリアントカットの前身とも言われています。 17世紀後半には最初のブリリアントカットであると言われるマゼランカットが生まれました。その後さまざまな工夫が施され、プリンセスカットは生まれたのは1970年のことです。ダイヤモンドの歴史から考えるとあまりにも最近のことで驚くかもしれませんね。ダイヤモンドのカットといえば、古くから伝わる伝統的な技術が多い中で、プリンセスカットは「現代的な感性から生まれたカット」と言えるでしょう。 プリンセスカットが誕生する以前、四角いダイヤモンドといえばスクエアカットやエメラルドカットが主流でした。これらは色合いや透明度を楽しむためのカットで、輝きは控えめです。落ち着いた雰囲気が魅力ではあるものの、「もっと輝きが欲しい」「丸い形以外でもキラキラしたダイヤモンドを楽しみたい」という声が少しずつ増えていきました。 そんな中で登場したのが、プリンセスカットです。スクエアカットの直線的な美しさと、ブリリアントカットの強い輝きを組み合わせるために開発され、当時としては革新的なカット方法でした。斬新で新鮮なプリンセスカットは、婚約指輪として選ばれることも増えています。 3-2.プリンセスカットの名前の由来 プリンセスカットという名前を聞くと、「王女のために作られたカットなの?」「なんだか特別なイメージ」と思う人もいるかもしれません。実際には、特定の王族・プリンセスに由来するわけではありません。プリンセスカットは「プリンセスのような気品のある女性にふさわしいカット」だと言われています。 ただそのような由来を知らなくても、ジュエリーショップでプリンセスカットを初めて見た人が 「名前がかわいい」「なんだか特別感がある」と感じることが、プリンセスカットが人気を後押ししている面もあるでしょう。 4.プリンセスカットのメリット プリンセスカットは、四角いシルエットと強い輝きを両立させた、少し珍しいタイプのダイヤモンドです。丸い形のラウンドブリリアントカットとは違った雰囲気があり、すっきりとした印象が魅力的ですよね。 この章ではプリンセスカットのメリットを、具体的に見ていきます。もっとも輝くと言われているラウンドブリリアントカットではなく、プリンセスカットを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。 4-1.メリット①:コスパのいいカット方法 プリンセスカットの大きな魅力のひとつが、コスパの良さです。 プリンセスカットは原石の厚みを最大限に活かすことができるカット方法と言われており、その分価格を抑えることができます。丸型や楕円型、しずくのようなシェイプ型など、宝石はさまざまな形に加工されます。ですが自然の中から産出される原石は八面体の形をしていることが多く、丸いラウンドカットに仕上げる場合はどうしても削り落とす部分が多くなります。削る量が多いほど、当然ながら価格にも影響します。同じカラット数(重さ)でもラウンドカットより価格が抑えられるのです。 「輝きの強い宝石が欲しいけれど、予算も気になる」 という人にとってバランスの良い選択肢と言えるでしょう。 もちろんジュエリーを購入する時の価格は、地金の種類や石自体の品質などさまざまな要素か関わってきますが、実際にジュエリーショップでも同じ1カラットでもプリンセスカットのほうが手に取りやすい価格帯になることが多いのも事実です。原石を有効に使えるという点は、プリンセスカットの大きなメリットと言えるでしょう。 4-2.メリット②:輝きが強く見える プリンセスカットは、四角形のカットでありながらブリリアントカットに近い輝きを持つという、少し珍しい特徴があります。 一般的に、スクエアカットやエメラルドカットなど、四角いカット方法は石本来の色合いや透明感を楽しむカット方法で、輝きは控えめです。 ですがプリンセスカットは、より強い輝きを引き出すブリリアントカットの一種。表面はファセットという三角形とひし形のカット方法で、底面にも細かいカット面が放射状に配置されているため、光を取り込みやすく、キラキラとした輝きを楽しめます。ショップで同じく四角形のスクエアカットやエメラルドカットの宝石と見比べると、「四角いのにこんなに光るんだ」と驚く人も多いようですよ。 少し変わったデザインを楽しみたいけれど、輝きの強さも妥協したくない人にとって、プリンセスカットはとても魅力的な選択肢になるでしょう。 5.プリンセスカットのデメリット・注意点 プリンセスカットにはさまざまなメリットがあります。ここまで読んで、「ぜひプリンセスカットの宝石を選びたい!」「次に買うのは絶対にプリンセスカットにしよう!」と思った人もいるでしょう。ですが物事には良い面もあれば悪い面もあるもの。プリンセスカットも、もちろん例外ではありません。メリットだけを見て購入を決めてしまうと、後悔する可能性もあります。そのため、購入前にはしっかりとデメリットも確認しておきましょう。 この章ではプリンセスカットのデメリットと注意点をご紹介します。確かにデメリットはありますが、少しだけ気を付けることでそのデメリットを補うこともできますよ。 5-1.デメリット①:角が欠けやすい プリンセスカットは四角い形をしているため、4つの角が尖っています。その形が個性的で魅力のひとつでもありますが、実は四角い形はデメリットにもつながっています。そのデメリットが、角が欠けやすいということです。プリンセスカットの角の部分は衝撃に弱く、他のカットより欠けやすいと言われています。 「でも、ダイヤモンドは硬度が高いんでしょう?」「ダイヤモンドは固い宝石なのに、欠けるってどういうこと?」と思うかもしれませんね。ここで問題になってくるのが、ダイヤモンドのへき開です。へき開とは、特定の方向から衝撃を与えると簡単に割れてしまう性質のことです。つまり、ダイヤモンドは固いとはいっても、強い衝撃が加わりそれがへき開の方向であった場合は割れてしまうことがあるのです。 もちろん、適切なセッティング(爪の形や数)でしっかり保護されていれば、日常生活で極端に心配する必要はありません。ただ、リングとして日常的に使う場合は何かの拍子でぶつかってしまうこともあるでしょう。プリンセスカットのジュエリーを選ぶ時は、角を守るようにデザインされた枠を選ぶと安心です。 たとえば、角を4点でしっかり留めるプリンセスカット専用の爪が使用されているジュエリーや、角を覆うように留めるベゼルセッティングのジュエリーなどがあります。 普段から手をよく使う仕事をしている人や、リングをつけたまま作業することが多い人は、購入時にショップで相談してみると良いでしょう。 5-2.デメリット②:重さの割に小さく見えやすい 宝石を購入する時には、多くの場合カラット数が表示されています。「〇〇カラットの宝石!」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。ですが実際に、「カラット数とは何か?」と聞かれると詳しくはわからない…という人がほとんどではないでしょうか。なんとなく「カラット数が大きいほうが、大きな宝石っぽい」と思っているくらいでしょう。 ですが正確には、「カラット数=大きさ」ではありません。カラット数とは重さのこと。1カラットは0.2グラムです。0.2グラムと聞くと「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、実際にはキラキラと輝く宝石は数字以上の存在感があります。 そのため、宝石をいくつか購入したことがある人は無意識に「〇カラットということは、これくらいの大きさかな」とイメージしてしまいます。ところが深さのあるプリンセスカットは、同じカラット数でもラウンドカットと比べると上から見える面積が少し小さく感じることがあるのです。「1ctならもっと大きく見えると思っていた」という声が出るのはこのためです。 ただし、これはプリンセスカットに限ったことではありません。カットの形状によって見え方が変わるのはよくあること。気になるジュエリーがある時は、実物をよく見比べたり、ショップでサイズ感を確認してみることをおすすめします。購入する前に実物を確認することで、「思っていたのと違った」というガッカリ感は防げるでしょう。 6.【FAQ】プリンセスカットに関する疑問 宝石のカット方法として、プリンセスカットはまだ有名とまでは言えません。段々よく見るようにはなってきましたが、やはりブリリアントカットがもっとも有名で、流通数も多いです。そのためプリンセスカットの宝石が欲しいと思っても、「まだよくわからない」「もっときちんとプリンセスカットについて知ってから購入したい」という人も多いでしょう。 プリンセスカットは、輝きの強さや個性的なデザインが特徴のカット方法です。そこで最後に、プリンセスカットについてのよくある質問にお答えします。初めてプリンセスカットを検討する人が抱きやすい疑問をまとめましたので、参考にしてくださいね。 6-1.プリンセスカットはどんな人に向いている? プリンセスカットに向いているのは、ずばり「かわいいジュエリーよりもきれい系のものがほしい」「ジュエリーで個性を出したい」という人です。 スクエアシェイプのすっきりとした印象は、「かわいい」「やわらかい」という印象にはなりづらいです。反対にクールな雰囲気を演出できますよ。その一方でラウンドブリリアントカットに近い強い輝きを両立しているため、華やかさでは劣りません。 また、直線的なラインが多いことから、モダンで洗練されたデザインが好きな人にも相性が良いです。普段からシンプルなアクセサリーを選ぶ人や、仕事でも使いやすいジュエリーを探している人にとって、プリンセスカットは自然と馴染みやすい形と言えるでしょう。 6-2.スクエアカットとプリンセスカットの違いは? スクエアカットとプリンセスカットは、どちらも四角い形をしているため混同されやすいですが、カットの目的と輝き方が大きく異なります。 エメラルドカットなどに代表されるスクエアカットは、透明度や内部の色・美しさをじっくり鑑賞するためのカットで、輝きは控えめです。カット面が大きく、光がスッと通り抜けるような落ち着いた印象があります。 一方でプリンセスカットは、四角い形でありながら輝きを強く見せるために工夫されたカットです。形は四角いですが表面はブリリアントカットで底面にも細かいカット面が放射状に配置されているため、光を取り込みやすく、キラキラとした輝きを楽しめます。上から見たら同じ四角形ではありますが、スクエアカットは「透明感・落ち着いた輝き」、プリンセスカットは「強い輝き・華やかさ」という特徴の違いがあります。 「落ち着いた雰囲気や透明感を楽しみたい」という人にはスクエアカットが合うでしょう。どちらがより価値がある、正しい選択というわけではないので、あくまでも自分の好みや予算で選んでくださいね。 6-3.プリンセスカットの婚約指輪はあり? プリンセスカットは、婚約指輪としても選ばれている人気のカットです。実際に婚約指輪のダイヤモンドの30%程度がプリンセスカットであるとも言われていて、ラウンドブリリアントカットに次ぐ人気があります。 ただし、婚約指輪として日常的に身につける場合は、角の保護がしっかりしたセッティングを選ぶことが大切です。4点留めで角を守るデザインや、ベゼル風に角を覆うデザインなど、安心して使える枠が多くあります。 ショップで相談しながら選べば、日常使いでも問題なく楽しめるカットです。 7.まとめ プリンセスカットは、四角いシルエットと強い輝きをあわせ持つ、少し珍しいタイプのダイヤモンドです。ラウンドブリリアントカットとは違った雰囲気があり、すっきりとした印象やモダンな雰囲気を好む人に選ばれやすいカットでもあります。1970年代に確立された比較的新しいカットで、原石を無駄なく使えることから、同じカラット数でも比較的手に取りやすい価格帯になることが多い点も魅力のひとつです。 一方で、四角い形ゆえに角が欠けやすいというデメリットもあります。ただ、適切なセッティングを選べば日常使いでも安心して楽しめますし、ショップで相談しながら選ぶことで不安はかなり軽減されます。また、深さが出やすいカットのため、重さの割に少し小さく見えることがありますが、これはカットの特性として理解しておくと選びやすくなるでしょう。 プリンセスカットは「四角い形が好き」「輝きも欲しい」「自分らしいデザインを選びたい」という人にとって、とても魅力的な選択肢です。特徴や注意点を知ったうえで選べば、長く愛せる一石に出会えるはずですよ。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/diamond-dullness/ https://estime.co.jp/column/diamond-cut/ https://estime.co.jp/column/diamond-breakage/

上質なレザーと洗練されたデザインで、世界中の女性から支持を集めるスペイン発のラグジュアリーブランド「ロエベ(LOEWE)」。パズルバッグをはじめとするタイムレスなアイテムは憧れの存在ですが、正規店ではバッグが20~30万円近くすることも多く、「欲しいけど高くて手が出ない」と感じている人も少なくありません。 そんな中、気になるのがロエベのアウトレット。「アウトレットなら安く買える」と聞くものの、実際どれくらい安いのか、正規店と何が違うのか、品質や見た目でアウトレット品だとバレてしまわないのか、不安や疑問を抱く人も多いでしょう。 本記事では、ロエベのアウトレットは通常価格と比べてどれくらい安いのか、価格帯や割引率を交えて解説、また、正規店との違いやアウトレットで購入できるアイテムの特徴、注意すべき偽サイトの見分け方まで詳しく紹介します。ロエベを少しでもお得に、そして安心して手に入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 1.ロエベにアウトレット店はどこにある? 日本国内にはロエベのアウトレット店舗がいくつかあります。まずは、アウトレットの基本情報を押さえておきましょう。 1-1.日本国内のロエベ直営アウトレット店舗 現在、日本国内にはロエベが直営するアウトレット店舗が3か所あります。 モール名 住所 電話番号 三井アウトレットパーク木更津 千葉県木更津金田東3-1-1 0438-41-0188 御殿場プレミアム・アウトレット 静岡県御殿場市深沢1312 0550-70-0161 神田三田 プレミアム・アウトレット 兵庫県神戸市北区上津台7-3 078-983-3980 【三井アウトレットパーク・木更津】 首都圏からのアクセスが良く、週末のお出かけ先としても人気の大型アウトレットモール。ロエベのアウトレット店舗では、タイミング次第でバッグや財布などの定番アイテムに出会えることもあり、比較的立ち寄りやすい点が魅力です。 【御殿場プレミアム・アウトレット】 日本最大級のアウトレットモール。リニューアルにより売り場面積が拡大し、ロエベを含むラグジュアリーブランドの品揃えが充実しています。富士山を望む開放的なロケーションで、ショッピングと景色の両方を楽しめるのも魅力です。 【神戸三田プレミアム・アウトレット】 関西最大級のアウトレットモールのひとつで、ロサンゼルス市内の高級住宅地をイメージしたリゾート感あふれる街並みが魅力。落ち着いた雰囲気の中で買い物が楽しめます。ロエベをはじめとするハイブランドの店舗が揃っています。 いずれも大手アウトレットモール内にあり、正規ブランドとして運営されているため、アウトレット品であっても品質や偽造品の面で不安を感じる必要はありません。 取り扱いアイテムはレディース・メンズともに幅広く、バッグや財布、小物類まで揃うのが特徴です。通常店と比べると、在庫は限られるものの、その分お得な価格でロエベを購入できるチャンスがあります。近くに店舗がある場合は、一度足を運んでみてください。 1-2.アウトレット店舗の魅力 ロエベのアウトレット店舗の最大の魅力は、正規品でありながら定価よりも大幅に安く購入できる点です。アウトレットで販売されている商品は、前シーズンのモデルやカラー違い、製造数が多かったアイテムなどが中心で、品質や素材に違いはありません。そのため、「ロエベが好き」「本物を安心して持ちたい」という人にとって、価格と品質のバランスが非常に良い購入先といえます。 また、アウトレットならではの楽しさとして、掘り出し物に出会える可能性があることも挙げられます。通常店ではすでに販売終了しているモデルや、人気バッグの珍しいカラーが並ぶこともあり、タイミング次第では思わぬアイテムに巡り合えることもあります。在庫が固定されていないため、来店するたびにラインナップが変わる点も、アウトレットならではの魅力です。 さらに、アウトレット店舗は気軽に立ち寄りやすい雰囲気であることも特徴です。百貨店の通常店に比べると敷居が低く、初めてロエベを購入する人でも入りやすい空気感があります。「正規店は敷居が高くて緊張する」という人にとって、アウトレットはブランドデビューの場としても適しています。価格面だけでなく、心理的なハードルが低い点も、ロエベのアウトレットが支持される理由のひとつです。 1-3.ロエベアウトレットと通常店舗との違いは? ロエベのアウトレットと通常店の大きな違いは、価格・商品構成・在庫の安定性です。 通常店舗では、最新コレクションや定番モデルが定価で販売されるのに対し、アウトレットでは販売終了した前シーズン商品を中心に、割引価格で提供されています。そのため、常に同じ商品が揃っているわけではなく、在庫状況は時期によって異なります。 一方、価格面ではアウトレットのほうが圧倒的に低価格で手に入るので、同じロエベのアイテムでも購入時のハードルは大きく下がります。最新モデルにこだわらない人にとっては、アウトレットは非常に賢い選択肢といえるでしょう。 2.ロエベのアウトレットはどれくらい安い? アウトレットで買うとどれくらい安いのでしょうか。ロエベのアウトレットでは、アイテムや時期によって定価から大きく値下げされることもあります。ここでは割引率や価格の目安をチェックしていきましょう。 2-1.アウトレットの割引率の目安 ロエベのアウトレットでは、一般的に定価から30〜50%OFFで販売されているケースが多く、アイテムや時期によっては60%前後まで値下げされることもあります。ハイブランドのアウトレットとしては比較的高い割引率ともいえるでしょう。 ただし、すべての商品が大幅値下げされているわけではなく、人気モデルや状態の良い商品は割引率が抑えめになる傾向があります。一方で、カラー違いやシーズンオフのアイテムは割引率が高くなりやすく、お買い得品となることが多いです。アウトレット価格は一律ではないため、実際に店頭で確認することが重要です。 2-2.定価とアウトレット価格の比較イメージ 定価とアウトレット価格を比較すると、その差は想像以上に大きく感じられることがあります。たとえば、正規店では20万円以上するバッグが、アウトレットでは10万円台で販売されているケースもあります。財布やカードケースなどの革小物であれば、定価7〜10万円前後の商品が、アウトレットでは半額程度で見つかることも珍しくありません。 もちろん、すべてのアイテムがこの価格帯になるわけではありませんが、「ロエベは高くて無理」と諦めていた人にとっても、アウトレット価格は現実的な選択肢になります。アウトレットは価格面でのハードルを大きく下げてくれる存在といえるでしょう。 【価格・割引率の目安例】 アイテム 定価 アウトレット価格 パズルバッグ(ミニ) 397,100円 277,970円(30%OFF) パズルバッグ(スモール) 541,200円 378,840円(30%OFF) ハンモック(コンパクト) 404,800円 303,600円(25%OFF) カードケース 64,900円 38,940円(40%OFF) サイドゴアブーツ 187,000円 65,450円(65%OFF) スニーカー 123,200円 61,600円(50%OFF) ※上記の価格・割引率は実際価格ではなく割引イメージです。 アウトレットでは、モデルやサイズ、カラー、シーズンによって価格が異なり、割引率にも幅があります。特にバッグは25〜30%前後が目安となることが多く、小物やシューズはタイミング次第で40%以上の割引になるケースもあります。時期や在庫状況によって条件が異なることを頭に入れておきましょう。 2-3.アウトレットはなぜ安いの? ロエベのアウトレット商品が安い理由は、品質が劣るからではありません。アウトレットで扱われているのは、主に前シーズンの商品や、カラー・デザイン違い、製造数が多かったアイテムなどです。正規店では販売期間が終了した商品でも、品質や素材は正規品と変わらないため、安心して使用できます。 また、アウトレットでは在庫を効率よく循環させる目的もあり、価格を下げて販売することで新たな顧客との接点を作っています。そのため、「最新モデルにこだわらない」「デザインが気に入れば十分」という人にとっては、アウトレットは非常に合理的な購入方法です。ただし、キズや汚れがついた“訳あり商品”もあるので、購入前に「なぜ安くなっているのか」を確認しておくことが大切です。価格が安いことには理由があるという点を理解しておくと、より納得して選ぶことができるでしょう。 3.アウトレットで買えるアイテムの例 ロエベのアウトレットでは、バッグや財布をはじめとするさまざまなアイテムが販売されています。ただし、常に同じ商品が並んでいるわけではありません。品揃えはタイミングによります。 3-1.バッグ ロエベのアウトレットで特に注目度が高いのがバッグです。常に在庫があるわけではありませんが、タイミング次第では人気モデルが並ぶこともあります。 代表的なのが、ロエベのアイコンバッグとして知られる「パズル」。立体的なフォルムが特徴で、発売から年数が経った現在も根強い人気を誇ります。アウトレットでは、過去シーズンのカラーやサイズ違いが中心となり、定価より大幅に安く手に入る可能性があります。 また、デザイン性と機能性を兼ね備えた「ハンモック」も、アウトレットで見かけることのあるモデルです。独特のシルエットでコーディネートの主役になりやすく、オン・オフ問わず使える点が魅力です。 さらに、ロエベの定番バッグ「アマソナ」が並ぶこともあり、シンプルで長く使えるデザインを求める人には特におすすめです。最新モデルにこだわらなければ、アウトレットはバッグ購入の有力な選択肢といえるでしょう。 3-2.財布 ロエベのアウトレットでは、バッグに比べて財布や革小物のほうが比較的見つけやすい傾向があります。二つ折り財布や長財布、カードケースなど、初めてロエベを購入する人にも選びやすいカテゴリーです。デザインはシンプルなものが多く、ロゴも控えめなため、流行に左右されにくい点が魅力といえます。 アウトレットに並ぶ財布は、前シーズンのカラーや仕様違いが中心で、品質や使い心地は正規店の商品と変わりません。そのため、「毎日使うものだからこそ良いものを持ちたいけれど、価格は抑えたい」という人に向いています。バッグよりも価格帯が低いため、アウトレットの割引率を実感しやすく、手が届きやすいことも嬉しいポイントです。 3-3.小物・アパレル・アクセサリー バッグや財布以外にも、ロエベのアウトレットではさまざまなアイテムが販売されています。ベルトやキーケース、チャームなどの小物類は、比較的手に取りやすい価格で見つかることがあり、さりげなくロエベを取り入れたい人におすすめです。また、スカーフやウェアなどのアパレルアイテムが並ぶこともあり、コーディネートのアクセントとして活躍します。 これらのアイテムは、在庫状況や時期によって大きく変わるため、必ず出会えるとは限りません。しかし、その分「今しか買えない」という特別感があり、アウトレットならではの楽しみ方ともいえます。バッグや財布ほど注目されにくいカテゴリーだからこそ、思わぬ掘り出し物に出会える可能性もあり、時間に余裕があればぜひチェックしておきたいポイントです。 4.ロエベのアウトレットはバレる? 「アウトレットで買ったことが周囲にバレたら恥ずかしい」と感じる人もいるかもしれません。しかし、ロエベのアウトレット品は見た目で分からないことがほとんどです。 4-1.アウトレット品とバレるのは恥ずかしい? ロエベのアウトレットで購入を検討する際、「アウトレット品だと周囲にバレたら恥ずかしいのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。特にハイブランドの場合、「安く買ったと思われたくない」と考える人もいるでしょう。しかし実際には、ロエベのアウトレット品であるかどうかを見た目だけで判断することはほとんど不可能です。 アウトレットで販売されているロエベの商品も、正規店と同じ基準で作られた本物の正規品です。ロゴや刻印、素材の質感などに違いはなく、アウトレット専用のマークが付くこともありません。そのため、普段使いの中でアウトレットであることを指摘される心配はほぼないといえるでしょう。また、「アウトレットだから恥ずかしい」ということは一切ないので、心配しすぎず「賢い買い物ができた」とポジティブな気持ちでいることが大切です。 4-2.アウトレット品とバレるケース アウトレット品だとバレるとすれば、たとえばロエベに詳しい人が特定のシーズン限定カラーや過去モデルに気づいた場合、「アウトレットで購入したのかな」と推測される可能性はあります。ただし、それはロエベをよほど知っている人に限られるケースであり、日常生活で気にする必要はほとんどありません。 また、商品にキズや汚れなどが目立つような場合、アウトレット品や中古品と思われることもあるかもしれません。しかし、ロエベのアウトレット商品自体が品質が劣るというわけではなく、きちんとケアをして大事に使えば正規店購入品と同じように長く愛用できます。アウトレットであることを必要以上に意識するよりも、自分が気に入ったデザインかどうかを重視することが、満足度の高い買い物につながるでしょう。 5.ロエベのアウトレットセールはいつ? アウトレットは通常価格より安いだけでなく、タイミングによってはさらにお得に購入できることがあります。セール時期の傾向や、狙い目のタイミングを知っておくことで、より満足度の高い買い物ができます。 5-1.アウトレットがさらに安くなるタイミング ロエベのアウトレットが特に狙い目となるのは、季節の変わり目や大型連休に合わせたタイミングです。多くのアウトレットモールでは、夏・冬のクリアランスセール、ゴールデンウィーク、年末年始などに全体セールが行われ、ロエベも割引率が上乗せされるケースがあります。通常30〜40%オフの商品が、タイミングによっては更に下がることもあり、お買い得です。 また、決算期や在庫整理の時期には、型落ちモデルやカラーバリエーションがさらに値下げされることもあります。ただし、セール時は在庫の動きが非常に早く、人気バッグは初日で完売することも少なくありません。気になる店舗がある場合は、事前にアウトレット全体のセール日程をチェックし、早めに足を運ぶのがおすすめです。 5-2.アウトレットで購入する際の注意点 アウトレットでロエベを購入する際は、価格だけでなく商品の状態や仕様をしっかり確認することが重要です。アウトレット品には、シーズン落ちの商品や生産終了モデルのほか、わずかな傷や展示品といったアイテムが含まれる場合があります。大きな不良はありませんが、レザーのシワや金具の細かな擦れなどは、購入前に必ずチェックしておきましょう。 また、アウトレット商品は基本的に返品・交換が不可、もしくは条件が厳しいことが多いため、購入前のチェックを怠らないようにしましょう。付属品の有無や保証内容も店舗によって異なるため、気になる点はスタッフに確認してから購入すると安心です。安いからといって衝動的にならず、商品をしっかり確認した上で購入することが、アウトレットで満足度の高いロエベを手に入れるコツとなるでしょう。 6.【偽サイト注意】ロエベのアウトレットオンラインはある? 自宅からアウトレット価格で買えたら便利ですが、ネット上には注意すべき点もあります。ロエベのアウトレットを名乗るオンラインサイトの実態と、トラブルを避けるためのポイントを確認しておきましょう。 6-1.ロエベ公式のアウトレットオンラインショップはある? 結論から言うと、ロエベが公式に運営するアウトレットのオンラインショップは存在しません。ロエベの公式オンラインストアでは、新作や定番アイテムを中心に取り扱っており、アウトレット専用のページや常設の割引販売は行われていないです。 そのため、「ロエベ公式アウトレット通販」「ロエベアウトレットオンライン」といった名称のサイトを見かけても、それが公式である可能性は極めて低いと考えたほうがよいでしょう。アウトレット品を購入したい場合は、実店舗のアウトレットに足を運ぶか、信頼できる販売ルートを利用する必要があります。 6-2.ロエベのアウトレットオンライン偽りサイトに注意 インターネット上には、「ロエベ アウトレット」「最大80%オフ」などと大きく謳う通販サイトも存在しますが、その多くは公式とは無関係なサイトです。中には、偽物を販売していたり、商品が届かない、個人情報を不正に取得されるといった被害にあってしまうケースもあります。 特に、会社情報や運営元の記載が曖昧で、支払い方法が「代金引き換えのみ」などといったケースは要注意です。また、価格が極端に安い場合も、偽物の可能性が高いことを意識しておきましょう。 6-3.安全にロエベをアウトレット購入するためには ロエベをオンラインで安全に購入したい場合は、公式オンラインストア、百貨店の公式サイト、正規取扱実績のある並行輸入店など、信頼性の高いショップを選ぶことが大切です。運営会社の情報が明確で、返品・返金対応がきちんと明記されているかも必ず確認しましょう。 「アウトレット価格」にこだわりすぎるよりも、本物を安心して購入できるかどうかを優先することが、結果的に後悔しない買い物につながります。安さだけで判断せず、冷静に販売元を見極めることが重要です。 7.アウトレット以外でロエベを安く買う方法 アウトレット以外にも、ロエベを少しでも安く手に入れる方法はいくつかあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った購入方法を比較しながら選ぶことが大切です。 7-1.海外購入・免税店 海外旅行の際や空港の免税店でロエベを購入すると、日本国内の定価より安くなるケースがあります。国や為替状況にもよりますが、消費税が免除される分、5〜10%程度安くなることもあり、人気の購入方法のひとつです。 ただし、為替レートや現地価格によっては、日本とほとんど差がない、もしくは高くなる場合もあります。また、帰国後の修理対応や保証については、日本の正規店と条件が異なることもあるため、事前に確認しておくと安心です。旅行の予定がある人や、現地で実物を見て購入したい人に向いています。 7-2.並行輸入店 並行輸入店とは、正規代理店を通さずに海外から商品を仕入れて販売するショップのことです。定価より10〜20%前後安く購入できる場合もあり、アウトレットに次ぐ選択肢として人気があります。 ただし、すべての店舗の信頼性が高いわけではありません。保証内容やアフターサービスが正規店と異なることも多いため、実績のある店舗かどうか、返品対応が明確かを確認することが重要です。「新品が欲しいけど、少しでも安く買いたい」という人に向いています。 7-3.中古・リユース店 中古・リユース店を利用すれば、状態の良いロエベのバッグや財布を定価の半額以下で購入できることがあります。特に定番モデルや人気カラーは流通量が多く、選択肢が豊富なことも魅力です。 近年は、鑑定体制が整った中古ショップも増えていて、本物かどうかチェック済みの商品を安心して購入できる環境が整っています。ただし、使用感や付属品の有無には個体差があるため、状態をよく確認することが大切です。「新品」にこだわりがなければ、予算を抑えたい人にとって最適な購入方法と言えるでしょう。 8.まとめ ロエベのアウトレットは、正規品を定価より安く購入できる点が最大の魅力です。在庫状況は時期によって異なり、必ず目当てのアイテムが見つかるわけではありませんが、掘り出し物に出会えることもあります。日本国内には直営アウトレット店舗があり、前シーズンのアイテムや一部のモデルが30〜50%オフで販売されることも。人気バッグや財布に出会える可能性もあり、「憧れのロエベを少しでもお得に手に入れたい」という人にとって、アウトレットは魅力的な選択肢となるでしょう。 一方で、公式のアウトレットオンラインは存在せず、安すぎる通販サイトには注意が必要です。価格だけに惹かれず、購入先の信頼性を見極めることが、後悔しないための大切なポイントと言えるでしょう。 アウトレット以外にも、海外購入や免税店、並行輸入店、中古・リユース店など、ロエベを安く買う方法は複数あります。それぞれにメリットと注意点があるため、予算・安心感・新品かどうかなど、優先順位を明確にすることが重要です。 無理のない価格で、納得のいく一品を選ぶことが、長く愛用できるロエベとの出会いにつながります。自分のライフスタイルに合った購入方法を選び、ロエベの魅力を存分に楽しんでみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/loewe-price-increase/ https://estime.co.jp/column/loewe-image/ https://estime.co.jp/column/loewe-agegroup/

憧れのバーバリーを手に入れたいと思い、フリマアプリや古着屋を覗いてみたものの、「バーバリー」と「バーバリーロンドン」の表記が混在していて戸惑った経験はありませんか?デザインは似ているのにタグの色が違ったり、価格に差があったりして、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。 実は、バーバリーには本家英国製と、かつて日本独自に展開されていたライセンス品が存在し、その構造は複雑です。 そこで本記事では、「バーバリー」と「バーバリーロンドン」の違いから、日本独自のラインが生まれた背景、そしてタグの色や表記での見分け方まで解説します。さらに、偽物を見抜くチェックポイントも網羅しています。ぜひ参考にしてください。 1.バーバリーとバーバリーロンドンの違いとは? バーバリーとバーバリーロンドンは英国発祥の歴史ある本家と、かつて日本で親しまれたラインには違いがあり、その背景を知れば手元のアイテムへの愛着がいっそう深まるはずです。 ここでは、バーバリーとバーバリーロンドンの違いについて紹介したいと思います。 1-1.本家「バーバリー」は英国ブランド 1856年にトーマス・バーバリーが創業した英国を代表するラグジュアリーブランドです。ブランドの代名詞であるトレンチコートは、1895年のボーア戦争時に生まれた、ボタンを使用せず、ベルトで固定するデザインの「タイロッケンコート」を前身とし、第一次世界大戦中に英国陸軍省の依頼を受けて塹壕(トレンチ)戦用に改良された経緯を持ちます。 独自の織物「ギャバジン」が生み出す撥水性と通気性は、雨の多いロンドンの気候に対応する機能美として世界中で愛されてきました。現在、公式に展開されているアイテムは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるダニエル・リーが手がけた最新デザインが反映されています。 手に取った瞬間、高密度に織り上げられた生地のハリや、重厚感のあるボタンの質感から、創業以来受け継がれる英国のクラフツマンシップを肌で感じられるでしょう。 1-2.「バーバリーロンドン」は2種類 「バーバリーロンドン」は2種類の異なる意味合いで使われてきました。一つは英国本社が展開するライン、もう一つは日本の企業が企画したライセンス品です。 1-2-1.①英国バーバリー社のコレクションライン かつて英国バーバリー本社が展開していたラインの一つで、主にビジネスシーンやウィークデーの装いを意識した「ワークウェア」や「フォーマル」としての位置づけを持つコレクションです。 2016年にブランド全体の再編が行われ「プローサム」「ブリット」と共に、現在は単一の「バーバリー」へと統合されました。 サイズ感は欧米基準のため、日本の同サイズと比較して袖丈が長かったり、肩幅が広めに作られていたりするのが特徴です。生地や仕立ては英国の伝統的なテーラリング技術に基づいており、構築的なシルエットやハリのある上質な素材感が魅力です。 現在は独立したラインとしては存在しませんが、統合後の現行品にもそのクラシックな精神は継承されており、トレンチコートをはじめとするヘリテージアイテムは依然としてブランドの中核を担っています。 1-2-2.②日本製のライセンス品(廃止) 日本の三陽商会が企画・製造を行っていたライセンスラインで、かつて日本の百貨店で最も多く見かけられました。 日本人の体型に合わせたパターンを採用しており、袖を通した時に肩周りが窮屈にならず、着丈も身長にしっくりと馴染むのが魅力でした。縫製技術には定評があり、日本の気候や好みに合わせた素材感も特徴の一つです。価格帯はインポート品に比べて手が届きやすい設定でしたが、決して安価な作りではなく、長年の着用に耐えうる品質を備えていました。 2015年にライセンス契約が終了したため、現在は新品での入手が不可能となっており、ユーズド市場でのみ出会える希少な存在となっています。 2.なぜ日本独自の「バーバリーロンドン」が存在した?歴史的背景 出典:BURBERRY 日本独自のラインが生まれた背景には、海外製品のサイズ感や価格の壁を越え、多くの人に英国のスタイルを届けたいという企業の情熱がありました。ここでは、日本市場におけるバーバリーの歩みと、その転換点について紹介したいと思います。 2-1.「三陽商会」との契約 1965年、三陽商会が英国バーバリー社のコートの輸入販売を開始し、これが日本におけるバーバリーの歴史の幕開けとなりました。しかし、輸入品は本国仕様のためサイズ感が日本人の体型に合わず、また価格も高額であったことから、より市場に適した形が模索されました。 そこで1970年、同社はバーバリー社とライセンス契約を締結し、日本人の体型や好みに合わせた商品の企画・生産を開始します。これにより、高品質なトレンチコートやスーツが、日本のビジネスパーソンにとって「憧れでありながらも手の届く存在」として広く普及しました。 特に、三陽商会が展開したライセンスブランド群は明確な棲み分けがなされました。1996年には若い女性向けの「バーバリー・ブルーレーベル」、1998年には若い男性向けの「バーバリー・ブラックレーベル」が誕生し、ブームを巻き起こします。「バーバリーロンドン」はこれら若者向けラインとは異なり、英国本家の正統なスタイルを意識した大人向けのラインとして展開され、長きにわたり日本のファッションシーンを支える基盤となりました。 2-2.2015年にライセンス契約が終了 2015年、およそ45年間にわたる三陽商会とのライセンス契約は終了を迎えました。理由は、英国バーバリー本社がグローバル戦略を見直し、世界中でブランドイメージを統一するためです。 地域ごとに異なるデザインや価格帯の商品が存在することは、ラグジュアリーブランドとしての希少性や一貫性を保つうえで課題となっていました。すべての商品を英国主導のコントロール下に置くことで、より高価格帯の最高級ブランドとしての地位を盤石にする狙いがあったのではないでしょうか。 契約終了に伴い、三陽商会のライセンス店舗から、英国本社直轄の直営店および厳選された店舗へと刷新され、展開されるアイテムもすべてグローバル統一のインポート品(直輸入品)となりました。 一方で、日本で長年愛されてきた「ブルーレーベル」や「ブラックレーベル」は、2015年以降、バーバリーの名を冠さない独立したブランドとして再出発。現在でも「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」としてそのDNAは受け継がれており、日本人の体型に合うサイズ感や親しみやすいテイストを求めるファンに、現在も支持され続けています。 3.もう迷わない!タグの色と表記で見分ける方法 出典:BURBERRY 市場には複数のラインが存在し、どれを選べばよいか悩むことも少なくありません。タグの色やロゴの違いを知るだけで、自分に合う一着が見つかります。ここでは、タグの色と表記で見分ける方法を紹介したいと思います。 3-1.紺色タグは「日本製」 紺色のタグが付いているアイテムは、かつて日本の三陽商会がライセンス契約を結んでいた時代に、日本国内で企画・製造された製品です。 欧米製のコートを着た時に感じがちな、肩周りの余りや袖丈の長さによる違和感が少なく、日本人の体型に自然に馴染む適度なフィット感があります。 自分に合うコートを探す際は、首元のタグが「紺色」であるかを確認すると良いでしょう。サイズ表記の「38」や「40」は、それぞれ日本の9号(M)や11号(L)相当のサイズ感で作られているため、サイズ選びの失敗が少ないのも魅力です。 3-2.ベージュタグは「英国製」 ベージュやキャメル色のタグは、本国イギリスが企画・展開する「グローバルライン(インポート品)」です。これらは三陽商会が独自に企画した日本ライセンス製品とは異なり、欧米人の体型を基準とした、全体的にゆとりのあるシルエットやサイズ感が特徴です。 特に肩幅やアームホールが広めに設計されているため、ジャケットの上から羽織っても窮屈さを感じにくく、ビジネスシーンでの着用や、ざっくりとしたオーバーサイズの着こなしを好む人に適しています。 3-3.「Burberrys(sあり)」は1999年以前のヴィンテージ ロゴの末尾に「s」がついた「Burberrys」表記は、1999年以前に製造されたヴィンテージアイテムです。2000年にブランドロゴが現在の「BURBERRY」へ統一される前の希少なモデルであり、現行品にはない独特の風合いを楽しめます。 時を経ることでコットン生地が馴染んで柔らかく変化し、ヴィンテージ特有の味わい深い質感へと育っている個体も少なくありません。 レトロなファッションが注目される今、周囲と差をつけた自分らしいスタイルをつくるうえで欠かせない存在です。単に昔の服を着るのではなく、時代を超えて愛されてきた魅力や価値を身にまとう楽しさを味わえます。 4.後悔しない!バーバリーの偽物の見分け方 憧れのバーバリーを手に入れる喜びは、本物であってこそ感じられる特別な体験です。流通するアイテムの中には残念ながら模造品も混在しており、誤って手にしてしまう悲劇は避けなければなりません。 ここでは、偽物の見分け方を見ていきましょう。 4-1.ポイント①:ロゴ・刺繍の粗さ 本物のロゴ・刺繍は、高密度に糸が打ち込まれており、指で触れるとしっかりとした厚みと立体感を感じ取れます。 対して偽物は、コスト削減のために糸の密度が低く、全体的に平坦な仕上がりになっているケースが大半です。特に「馬上の騎士(Equestrian Knight)」が持つ槍や盾の輪郭がぼやけていないか、細部まで鮮明に表現されているかを確認しましょう。 また、偽物は文字の太さが不均一だったり、刺繍の糸始末が雑で隣の文字と糸がつながっていたりすることが多く、全体的なバランスに違和感が生じます。ブランドを象徴する騎士と馬の描写においても、本物は馬の脚や騎士の装備が潰れることなく識別可能です。 4-2.ポイント②:タグ縫製の雑さ 首元や内側に縫い付けられたブランドタグは、真贋を見極めるための重要なポイントです。本物の縫製は非常に丁寧で、ステッチ(縫い目)が真っ直ぐ均一に走っているのが特徴です。もし縫い目が波打っていたり、糸がほつれて飛び出していたりする場合は、偽物の疑いを持つべきでしょう。 タグそのものの素材感や仕上がりにも注目したいポイントです。本物は肌触りの良い高品質な素材を採用しており、織り目もきれいに整っています。 本来見えにくい部分の仕上がりにこそ、ラグジュアリーブランドのこだわりが表れます。タグの取り付け部分を見て、縫い付けが雑で浮いていないか、生地に対して不自然に歪んでいないかを確認するだけでも、多くの粗悪品を回避できます。 4-3.ポイント③:金具・刻印の不鮮明さ バッグの金具やトレンチコートのボタンに施された刻印は、製造品質の差が顕著に表れる重要な要素です。本物の刻印は、彫りが深く均一で、文字のエッジ(角)が鋭く立っているため、光を当てると文字の陰影がくっきりと浮かび上がります。対照的に、偽物の刻印はプレスが浅く、文字の輪郭がぼやけていたり、太さが不均一で溶けたように見えたりするのが特徴です。 実際に指でなぞった際、本物は滑らかでありながら文字の凹凸を明確に感じられますが、偽物は加工が粗くザラつきがあったり、逆に浅すぎてのっぺりとした感触だったりすることもあります。 ファスナーや金具の動作確認も有効な判断材料です。本物のファスナーは、噛み合わせが緻密で、抵抗なくスムーズに開閉できるのが基本です。偽物に見られるような「カチャカチャ」とした軽い操作音や、途中で引っかかるような違和感がある場合は注意が必要です。 5.現在のバーバリーに存在するブランドラインと代表的アイテム 英国の伝統と革新を体現し、世界中の人々を魅了し続けるバーバリー。かつては複数のラインに分かれていましたが、現在は統合され、より力強く洗練されたブランドへと進化を遂げました。 長く愛用できる名品を知ることで、あなたのワードローブに新たな彩りが加わるでしょう。 5-1.複数のブランドラインは現在「バーバリー」に統合 以前のバーバリーには、ランウェイ・コレクションラインの「プローサム」、トレンチコートなどの定番アイテムやビジネスウェアを中心としたクラシックな「ロンドン」、そして週末向けのカジュアルな「ブリット」といった複数のレーベルが存在していました。 しかし、2016年にすべて「バーバリー」に統一されています。この変更は、特定のカテゴリーに縛られず、自由にファッションを楽しみたいという現代のニーズに応えるためのものでした。 統合によってブランドのアイデンティティはより明確になり、選び手にとってもシンプルでわかりやすくなりました。トレンチコートの伝統的な製法はそのままに、デザインのバリエーションは広がりを見せています。 伝統を重んじつつも、常に新しい風を取り入れる姿勢こそが、今のバーバリーが持つ最大の強みと言えるでしょう。 5-2.メンズ:ロング ケンジントン ヘリテージ トレンチコート 出典:BURBERRY バーバリーの代名詞ともいえるトレンチコートの中でも、端正で現代的な印象をつくりやすい定番モデルが「ケンジントン」です。ロング丈モデルは、着丈116cmと十分に長さがあり、着用すると膝まわりまで届くロングシルエットになります。 魅力の核にあるのは、創業者トーマス・バーバリーが1879年に考案し、1888年に特許を取得したとされる「コットンギャバジン」です。高密度に織られたギャバジンは、雨を弾きやすい撥水性と、蒸れを逃しやすい通気性を両立する素材として知られています。 裏地や襟裏にのぞくアイコニックなバーバリーチェックが、脱いだときまで印象を整えてくれる一着です。 5-3.ウィメンズ:ミディアム フレヤトート 出典:BURBERRY 日常使いに最適な機能美と、洗練されたデザインが融合した「ミディアム フレヤトート」。しっかりとしたマチがあり、書類やタブレットを収納できる実用性の高さは、働く女性にとって頼もしいポイントです。 前面に配されたマグネット開閉式のフラップポケットは、スマートフォンやパスケースなど、すぐに取り出したい小物を入れるのに重宝します。レザーのトップハンドルは、荷物をたくさん入れても持ちやすく設計されています。シンプルで使い勝手のいいデザインはオンオフ問わず、毎日のコーディネートを格上げしてくれるでしょう。 5-4.小物類:チェック カシミアスカーフ 出典:BURBERRY 首元を優しく包み込む「チェック カシミアスカーフ」は、バーバリーのクラフツマンシップが凝縮された逸品です。 素材には極上のカシミアを100%使用しており、その肌触りは驚くほど柔らかく滑らかです。冷たい風が吹く冬の朝、このスカーフを巻いた瞬間に感じるじんわりとした温もりは、一度体験すると手放せなくなるでしょう。 ユニセックスで使えるため、パートナーとシェアしたり、大切な人への贈り物としても最適です。適切な手入れをすれば何年にもわたって愛用でき、使うほどに愛着が湧く特別な一枚となるはずです。 6.【まとめ】バーバリーで大人のスタイルを格上げしよう! バーバリーとバーバリーロンドンの違いを理解するポイントは、「本国のグローバルブランド」か「日本で展開されたライセンス品」かという点にあります。現行のバーバリーは英国本社が一元管理し、世界共通のラグジュアリーとして展開されています。 かつて存在した日本製バーバリーロンドンは、日本人の体型や気候に合わせた設計で、多くの人にとって実用性と憧れを両立した存在でした。 本記事にてご紹介させていただいた、違いや見分け方で自分に合ったアイテム探しに役立てていただければ幸いです。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/burberry-outlet/ https://estime.co.jp/column/burberry-age-group/ https://estime.co.jp/column/burberry-scarf-outdated/
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