COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
COLUMN
コラムカテゴリー
の記事

近年、ハイブランドのアイテムを見ていると、昔に比べてずいぶん値段が上がったように感じる方も多いのではないでしょうか。実際に多くのハイブランドが、値上げを実施しています。一体なぜ、ハイブランドはここまで頻繁に値上げを繰り返すのでしょうか。 この記事では、ハイブランドが値上げを行う具体的な理由を、わかりやすく解説します。さらに、今後価格が下がる可能性や、「あほらしい」と言われる理由についても、多角的に掘り下げていきます。これを読めば、価格高騰の背景を理解し、あなたに最適な選択ができるようになるでしょう。 1.なぜ?ハイブランドが値上げを続ける理由 多くのハイブランドが頻繁に値上げを行う背景には、単なる利益追求だけでなく、いくつかの明確な理由が存在します。製品自体の価値を守り、ブランドイメージを維持するための戦略的な判断が強く影響しています。 1-1.原材料の値上がり ハイブランドの製品は、上質なレザー、貴金属、希少な生地といった厳選された原材料から作られています。これらの原材料は、世界情勢や需要の変化によって価格が変動しやすく、近年は特に高騰が続いています。高品質な製品を提供し続けるために、そのコストを価格に転嫁せざるを得ないのが現状です。 1-2.人件費や輸送費のコスト上昇 製品が完成するまでには、熟練した職人による高度な技術が必要不可欠です。職人の給与や、その技術を維持・向上させるための人件費は年々上昇しています。また、世界中から原材料を調達し、完成した製品を店舗まで届けるための輸送費も、燃料費の高騰や物流の混乱によってコストが増加しています。これらのコスト上昇も、値上げの大きな要因となっています。 1-3.円安の影響 ハイブランドの多くは、本社が海外にあり、製品の価格をユーロやドルといった外貨で設定しています。そのため、円の価値が下がって円安が進むと、日本国内で製品を販売する際に、以前と同じ利益を確保するためには販売価格を上げざるを得ません。近年、円安が急激に進んだことが、日本での頻繁な値上げに大きく影響しています。 1-4.コロナの影響の名残 コロナ禍では、世界的なロックダウンや国境閉鎖により、製品の生産や物流が大きく停滞しました。工場が稼働できなくなったり、輸送費が高騰したりしたことで、多くのハイブランドが経営面で打撃を受けました。その影響は現在も完全に回収しきれていない部分があり、失われた利益を取り戻すため、価格に転嫁しているという側面もあります。 1-5.ブランド価値の維持 ハイブランドにとって、価格は単なる数字ではありません。高い価格設定自体が、ブランドイメージと希少性を維持する重要な戦略です。 頻繁な値上げによって「このブランドは簡単に手に入らない」という特別感を演出し、高級ブランドとしての地位を確固たるものにしています。この戦略は、消費者の「値上がりする前に買っておこう」という購買意欲を刺激する効果もあります。 2.近年で値上げしたハイブランド一覧 前章で解説したように、ハイブランドが値上げを行うのには様々な理由があります。この傾向は一部のブランドに限ったものではなく、世界中の多くのトップブランドが同様の動きを見せています。ここでは、近年で頻繁に価格改定をおこなった代表的なハイブランドをご紹介します。 2-1.ルイヴィトン ルイヴィトンは、近年特に頻繁な値上げをおこなっているブランドの一つです。2021年から2023年にかけては毎年複数回の値上げを実施しており、2025年に入っても、2月と4月に平均3.5%の価格改定がおこなわれました。 この値上げの背景には、原材料費や輸送費の高騰に加え、急激な円安の影響が挙げられています。また、ブランド価値を向上させるための戦略として、値上げを繰り返すことで高級ブランドとしての地位を確固たるものにしています。 2-2.エルメス エルメスは、他のブランドに比べて値上げのタイミングが比較的安定しているとされていましたが、近年は値上げ幅が大きくなっています。2025年2月1日には、バーキンやケリーといったアイコンバッグを中心に、約8〜9%の大幅な価格改定がおこなわれました。 エルメスの値上げの理由は、原材料費の高騰や職人への投資といったコスト面だけでなく、好調な業績も挙げられています。これは、業績が良いからこそ、さらにブランドの品位と希少性を高めるために、強気の価格設定に踏み切っていると言えるでしょう。 2-3.シャネル シャネルは、近年特に頻繁に価格改定を実施しているブランドの一つです。そのたびに大きなニュースとなりますが、これは原材料費や輸送コストの高騰だけでなく、ブランドの希少性と権威を意図的に高めるという強い戦略があるためです。 例えば、アイコンバッグであるクラシック・フラップや2.55、ボーイ・シャネルなどは、近年毎年複数回の値上げが実施されています。これにより、価格が常に上昇し続けるという認識が生まれ、消費者の「値上がりする前に買っておきたい」という購買意欲を刺激しています。この戦略は、バッグを単なるファッションアイテムではなく、資産としての価値を持つ存在へと高めているのです。 2-4.グッチ グッチは、近年ブランドの再構築に成功し、高級志向へのシフトを強めています。この戦略を反映するかのように、価格改定を積極的におこなっており、2024年には、GGマーモントやホースビット1955といった人気モデルで30%を超える大幅な値上げが実施され、大きな話題となりました。 これは単なる原材料費や人件費の高騰だけでなく、ブランドイメージをさらに高め、競合のトップブランドに並ぶための戦略です。特に人気商品で価格を大幅に引き上げることで、グッチは単なるトレンドブランドではなく、永続的な価値を持つラグジュアリーブランドとしての地位を確立しようとしています。 2-5.プラダ プラダもまた、主要なバッグや小物類を中心に定期的な価格改定をおこなっています。2025年1月には、日本国内の主要なアイテムで値上げがおこなわれました。 プラダの値上げの理由は、原材料費や為替変動といった一般的な要因に加え、ブランドのサステナビリティ(持続可能性)への取り組みが大きく影響しています。例えば、海から回収されたプラスチックなどを再利用した「Re-Nylon(リナイロン)」のような環境に配慮した製品の開発・製造には、従来の素材にはないコストがかかります。消費者の間でも、エシカルな製品への関心が高まっているため、そうした取り組みへの対価が価格に反映されているという側面もあります。 2-6.ディオール ディオールは、ここ数年でブランドの価値を大きく高めており、それに伴い価格改定も積極的におこなっています。2025年に入ってからは、コスメやアクセサリーだけでなく、アイコンバッグである「レディ ディオール」や「ブックトート」なども値上げの対象となりました。 これは、単なるコスト増だけでなく、シャネルやエルメスといったトップブランドと肩を並べるための戦略的な判断だと考えられます。価格を定期的に引き上げることで、ブランドの権威と希少性をさらに高め、富裕層や若い世代からの需要を拡大しています。 2-7.カルティエ ジュエリーブランドであるカルティエも、近年は年に1~2回のペースで価格改定をおこなっています。2025年には5月にジュエリーを中心に値上げが実施されました。 価格上昇の主な理由は、金やプラチナ、ダイヤモンドといった貴金属の価格高騰にあります。特に近年の地金価格の上昇は顕著で、それが直接的に製品価格に反映されています。また、熟練した職人による高い技術や、貴重な素材を確保するためのコストも、値上げの大きな要因となっています。 ラブブレスレットやタンクウォッチといった定番アイテムが値上げの度に大きな話題になるのは、そうした背景があるからです。 2-8.ロレックス ロレックスは、近年最も価格が急騰しているブランドの一つです。2025年1月にも、デイトナなどの人気モデルで最大14%の大幅な価格改定をおこないました。その背景には、原材料である貴金属の価格高騰に加え、世界的な富裕層の増加による圧倒的な需要が挙げられます。 特にロレックスは、マーケティングを抑えて生産数を厳格に管理しているため、供給が需要に追いつかず、正規店では入手困難な状況が続いています。このことが、新品の定価を大きく上回る並行輸入市場での高騰を招き、結果としてブランド全体の価格を押し上げているのです。 2-9.ブルガリ ブルガリもジュエリーや時計を中心に定期的に価格改定をおこなっています。2025年6月には、ジュエリーとウォッチで平均3〜7%の値上げが実施されました。 カルティエと同様に、金やプラチナ、ダイヤモンドといった貴金属の価格高騰が直接的な要因です。また、円安の進行によって日本国内での価格が海外に比べて割安になることで、転売目的の買い占めが増加しました。これを是正し、グローバルでの価格整合性を保つために、戦略的な値上げがおこなわれています。 3.ハイブランドが価格改定した後に値段が下がる機会はある? 頻繁な値上げを繰り返すハイブランドですが、「このまま価格が上がり続けるばかりなの?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、購入のタイミングや方法を工夫すれば、定価よりも安く手に入れられるチャンスはゼロではありません。ここでは、値上がりした後でもお得に購入できる値段が下がる機会を、2つのケースに分けてご紹介します。 3-1.価格改定後に値段が下がる機会はいつ? 最も現実的に安く購入できるチャンスは、アウトレットや限定セールです。一部のハイブランドは、シーズン落ちしたアイテムや生産終了品をアウトレットストアで販売している場合があります。 また、ブランドによっては、特定の時期にファミリーセールやVIPセールを開催し、顧客に限定的な割引を提供している場合もあります。これらの機会を利用すれば、値上げ後の定価より大幅に安く購入できるでしょう。 3-2.中古市場という、もう一つの選択肢 ハイブランドの定価が値下げされることは極めて稀ですが、中古市場には、安く手に入れられるチャンスがあります。特に、価格改定後や新しいモデルが発売された後に、旧モデルが安くなる傾向があるため、それが値段が下がる一つの機会となるのです。 ブランドが旧モデルの在庫を整理したり、新品の買い替え需要によって旧モデルが中古市場に多く流通したりすることで、価格が下がるのです。このタイミングを狙えば、状態の良いアイテムを定価よりもお得に手に入れることが可能になります。 4.値上げを繰り返すハイブランドを購入するのは「あほらしい」? 頻繁な値上げが続くハイブランド。そのニュースを見るたびに、「いくらなんでも高すぎるのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここでは、そうしたハイブランド品を購入することに対する、肯定派(賛成)と否定派(反対)の意見をそれぞれ見ていきましょう。 4-1.「あほらしい」肯定派の意見 「なぜわざわざ高いブランド品を買うの?」と考える人々は、ハイブランドの購入を経済的・合理的な判断から外れていると感じています。この章では、そうした意見を持つ人々の考えを、具体的な理由とともに見ていきましょう。 4-1-1.見栄を張っている・成金に見えると感じる ハイブランドを購入することに対して、「見栄を張っている」「無理して買った成金に見える」といったネガティブな印象を持つ人もいます。特に、一目でブランドがわかるようなロゴが目立つアイテムは、自身の豊かさをアピールしているように感じるのです。 最近では、あからさまなブランドアピールを避ける「クワイエットラグジュアリー(控えめな贅沢)」という考え方も広がっています。こうした価値観を持つ人々にとって、高額なブランド品は、本当に価値を理解して選んだというよりも、単に流行に乗って買ったように見えたり、社会的な地位を偽っているように感じられたりすることがあるのです。 4-1-2.ハイブランド以外のものに価値を見出しているため ブランド品には興味がない、あるいは「あほらしい」と考える人の中には、お金の使い道について、ハイブランドとは異なる価値観を持っている人もいます。彼らにとって、高額なバッグやアクセサリーを購入するよりも、そのお金を旅行や趣味、スキルアップのための自己投資など、自身の経験や成長につながることに使った方が有意義だと感じています。 また、ブランド品は流行が過ぎれば価値が下がるという側面もありますが、旅行の思い出や新たなスキルは生涯にわたって残ります。そうした「モノ」ではなく「コト(経験)」に価値を見出しているため、ブランド品を高価で無駄な出費だと考えているのです。 4-1-3.原価率に対して製品が高すぎると感じる ハイブランドの製品は、その原価率(製造にかかる費用が販売価格に占める割合)が低いと言われています。もちろん、上質な素材や熟練した職人技が使われていることは事実ですが、製品の価格の大部分は、ブランドの歴史やマーケティング、一流の立地にある店舗の維持費、そして何よりも「ブランド料」に支払われています。 そのため、この意見を持つ人々は、製品自体の価値と価格が大きく乖離していると感じ、「コストに対して高すぎる買い物だ」と考えているのです。 4-1-4.似たような多くのアイテムが安く販売されているから この意見を持つ人は、ハイブランドのアイテムが持つ機能やデザインは、安価な代替品でも十分に満たせると考えています。たとえば、シンプルで質の良い本革バッグや財布は、ハイブランドでなくても手に入れることができ、その品質は決して劣るものではありません。 「わざわざ高額なブランド品にこだわる必要はない」という考え方です。性能や機能は同じか、時にはそれ以上であるにもかかわらず、ブランド名がないだけで価格が抑えられた製品は世の中にたくさん存在するため、ハイブランドの購入は合理的ではないと感じているのです。 4-2.「あほらしい」否定派の意見 一方、「ハイブランドを買うことは決してあほらしくない」と考える人々も多くいます。彼らは、単なる見栄や流行ではなく、その製品に価格以上の価値を見出しているのです。この章では、そうした意見を持つ人々の考え方を詳しく解説します。 4-2-1.ブランドの理念や価値を尊重できるから この意見を持つ人々は、ハイブランド製品の価値を、単なる素材やデザイン以上のものだと捉えています。彼らは、その製品に込められたブランドの歴史や哲学を尊重し、それを所有することに意味を見出しています。 たとえば、エルメスであれば最高の素材と職人技を追求する姿勢、シャネルであれば女性をコルセットから解放したという革命的な歴史など、それぞれのブランドが持つストーリーや背景を理解しているからこそ、その価格は決して高すぎるとは感じません。ハイブランドを購入することは、単なる流行品を買うのではなく、そのブランドが長年かけて築き上げてきた揺るぎない価値観や職人たちの技術を、次世代に受け継いでいくことへの貢献だと考えているのです。 4-2-2.長く愛用できるように高品質な素材や技術が投入されているから この意見を持つ人々は、ハイブランド製品を「一生モノ」として考えています。製品には、厳選された上質な素材が使われていることはもちろん、熟練した職人による高い技術が投入されています。手縫いのステッチや細部までこだわった仕上げは、大量生産品にはない丈夫さと美しさがあり、何十年も使い続けることができます。 また、一度購入すれば修理やメンテナンスを繰り返しながら世代を超えて受け継ぐことも可能です。製品が持つ耐久性や時間の経過にも耐えうるデザインを考慮すれば、安価なものを何度も買い替えるよりも、結果的に合理的な選択だと考えているのです。 4-2-3.資産価値を期待できるため 一部のハイブランドは、「ファッションアイテムでありながら、投資対象でもある」と捉えられています。特にエルメスやシャネルなどのアイコンバッグは、定価が上がり続けることで、購入時よりも高く売却できる可能性があります。 実際に、中古市場での需要が高く、換金率が安定しているブランドであれば、万が一のときに売却して現金化できるという安心感があります。こうした資産価値を考慮すれば、単なる消費ではなく、将来的な価値を見据えた賢い買い物だと言えるでしょう。 4-2-4.精神的な満足感を得られるから ハイブランド品は、「がんばった自分へのご褒美」として捉える人もいます。日々の仕事や努力を乗り越え、ようやく手に入れたアイテムは、大きな達成感や喜びをもたらしてくれます。 また、その製品を身につけることで自信が湧き、モチベーションが高まったりするなど、お金には変えられない豊かな感情的な価値を体験できます。たとえ他者から見栄だと批判されたとしても、自分自身が心から満たされるのであれば、それは決して「あほらしい」買い物ではないのです。 5.【今後の動向】ハイブランドの値上げはいつまで続く?値下げの可能性は? これまでハイブランドが値上げを続ける理由を見てきました。では、今後もこの傾向は続くのでしょうか。そして、いつか価格が下がることはあるのでしょうか。 ここでは、今後の市場の動向やブランドの戦略から、値上げの継続と値下げの可能性について考察します。 5-1.ハイブランドが今後値下げする可能性はある? 結論から言うと、ハイブランドが今後、定価を大きく値下げする可能性は極めて低いと言えるでしょう。なぜなら、一度値下げしてしまうと、ブランドの価値が下がったと顧客に認識され、積み上げてきた「ブランドの権威」や「希少性」を大きく損なうリスクがあるからです。安易な値下げは、ハイブランドとしての地位を自ら手放すことにつながりかねません。 たとえ円高になった場合でも、価格が大幅に下がることは考えにくいです。多くのブランドは、世界の価格に差が出ないよう調整する「グローバル価格戦略」を採用しているため、円高になったとしても、値上げペースが緩やかになったり、次回の値上げまでの期間が長くなったりする程度にとどまるでしょう。 5-1-1.過去にハイブランドが値下げしたことはある? ハイブランドが定価を値下げすることは非常に珍しいですが、これは販売不振によるものではなく、あくまでグローバルでの価格整合性を保つための戦略です。たとえば、過去に急激な円高が進んだ際や、ごく最近では2023年2月にルイヴィトンが一部アイテムで数千円〜1万円程度の値下げをおこないました。 これらは一時的な価格調整であり、長期的な値下がり傾向を示すものではありません。これらの事例からも、ハイブランドが簡単に値下げをしないことがわかります。 5-2.値上げ後の価格が値下げ前の価格に戻る可能性は? 残念ながら、一度値上がりした価格が、元の価格に戻る可能性はほとんどゼロと考えて良いでしょう。ハイブランドが値上げをするのは、単にコストを転嫁するだけでなく、ブランドの価値と権威を恒久的に高めるためです。 もし一度引き上げた価格を元に戻してしまえば、「価格が変動するブランド」というイメージが定着し、これまでのブランド戦略が台無しになってしまいます。ブランドの信頼性や希少性を守るためにも、一度決定した価格が元に戻ることは考えにくいことと言えます。 5-3.ハイブランドの値上げは今後も続く? 現在の市場の動向を見る限り、今後もハイブランドの値上げは継続する可能性が高いでしょう。原材料費の高騰や円安といった経済的な要因が続いていることに加え、価格を上げることでブランドの希少性を高めるという戦略が、市場で成功しているからです。 5-3-1.(推測)今後も値上がりするブランドは? 値上げ後も顧客が離れないという揺るぎないブランド力を持つブランドは、今後も強気の価格設定を続けると推測されます。その代表格が、エルメスやルイヴィトンといったブランドです。これらのブランドは、供給数を厳格に管理していることもあり、需要が価格を上回り続けるため、今後も値上がりする可能性が非常に高いと言えます。 6.【まとめ】ハイブランドの値上げは継続傾向!自身に合った選択を これまで見てきたように、ハイブランドの価格は、今後も上がり続けると予想されます。その背景には、原材料費や人件費の高騰、円安といった経済的な要因に加え、ブランドの希少性を高めるための戦略といった、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。 したがって、単に「価格が高い」と敬遠するのではなく、その本質的な価値や値上げの理由を知ることが重要です。また、ただの衝動買いではなく、長く愛用できる高品質なアイテムを見極めること、アウトレットや中古市場といった賢い購入方法を検討することも、後悔をなくすための大切なアイデアです。 「あほらしい」という意見と「価値がある」という意見をご紹介しましたが、両方を踏まえた上で、あなたが心から「買ってよかった」と思える、後悔のない選択をされることを願っています。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-price-increase-2025/ https://estime.co.jp/column/how-long-will-rolex-prices-soar/ https://estime.co.jp/column/hermes-evelyn-listprice/

手が届きやすい価格が魅力のコーチのアウトレット。憧れのバッグや財布をお得に手に入れる絶好のチャンスですが、いざ使おうとすると「これってアウトレット品だって周りにバレるかな?」「バレるのは恥ずかしいかも…」と、ふと不安がよぎることはありませんか?せっかくのお買い物が、そんな心配事で心から楽しめないのは、とてももったいないですよね。 この記事では、コーチのアウトレット品がバレる可能性から、正規品との具体的な見分け方、アウトレット品が安い理由、そして気になる品質の実態まで解説したいと思います。さらに、安心して購入できる場所や、よくある質問にも詳しくお答えします。ぜひ参考にしてください。 1.コーチのアウトレット品はバレる?恥ずかしい? コーチのバッグや財布を手頃な価格で手に入れたいと考えたとき、多くの人がアウトレット品を検討するのではないでしょうか。しかし、「アウトレット品だと周りにバレるのでは?」といった不安がよぎることもあるでしょう。 ここでは、コーチのアウトレット品が周囲にどう見られるか、そしてバレることはあるのかについて紹介したいと思います。 1-1.詳しい人には「バレる」可能性アリ コーチの製品に詳しい人が見れば、アウトレット品だとバレる可能性はあります。ブティックで販売される正規品は、ブランドの最新デザインや最高品質の素材を反映したコレクションが中心です。 一方、アウトレットで販売されている商品の多くは、アウトレット市場向けに特別に企画・生産された製品が多いと言われています。そのため、デザインの傾向や使用されている素材に、ブティック品とは若干の違いが見られる場合があります。 ただし、ほとんどの人は製品ラインを詳細に把握していないため、日常生活で他人の持ち物を見てアウトレット品かどうかがバレることは稀でしょう。 1-2.【恥ずかしくない】アウトレットでもきちんと選べば上品に見える アウトレット品だからといって、一概に品質が劣るわけではありません。「恥ずかしい」や「安っぽい」という印象を避けるためには、選び方に少しだけ工夫を凝らすのがポイントです。 【色選びを工夫する】 ブラック、ネイビー、ベージュといったベーシックカラーは、どんな服装にも合わせやすく、落ち着いた大人の印象を与えます。逆に、ロゴが全面にプリントされたデザインを選ぶ際は、色の組み合わせがシックなものを選ぶと、カジュアルながらも洗練された雰囲気になります。 【素材感に注目する】 コーチの代名詞でもある上質なレザーを使用したアイテムは、アウトレット品であっても高級感を損ないません。特に、凹凸のあるペブルドレザーなどは傷が目立ちにくく、普段使いにも最適です。 【金具のデザインをチェックする】 バッグの印象を大きく左右するのが、ファスナーや留め具といった金具の部分です。ゴールドやシルバーの金具が、華美すぎず上品なデザインのものを選ぶと、全体の格がぐっと上がります。金具の色が剥げていたり、安っぽく見えたりしないか、購入前にしっかり確認しましょう。 2.コーチのアウトレット品と正規品の見分け方 アウトレット品と正規品には、いくつかの明確な違いが存在します。違いを知ることは、どちらを選ぶか判断する際の基準となり、自分の納得のいく買い物につながります。ここでは、購入前に知っておきたい具体的な見分け方を紹介したいと思います。 2-1.タグの文字(F,Cなど) コーチ製品の多くには「革タグ」が縫い付けられており、この革タグはアウトレット品と正規品を見分けるための一つの手がかりですが、近年そのルールが変更されたため注意が必要です。 かつて、アウトレット向け製品には革タグ下部の数字の前に「F」というアルファベットが付くのが一般的でした。この「F」は"Factory"(工場)を意味し、アウトレット商品を示す記号とされていました。 しかし、近年コーチは品番のシステムを変更し、正規品とアウトレット品どちらにも「C」から始まるようになりました。そのため、過去に購入したアイテムであれば見分けることができますが、現在では品番のアルファベットだけでアウトレット品か正規品かを断定することは困難のようです。 2-2.タグの「◎」マーク 先ほどご紹介した「F」の文字についてはアウトレット品として製造された物になりますが、もちろん過去に店頭に並んでいたものや、シーズンが過ぎたものがアウトレット店に並ぶこともあります。 そのような一般的に「型落ち」と呼ばれる商品にはタグに「◎」の印が付いているようなので、この印を確認することで正規品とアウトレット品を見分ける手がかりの1つになります。 2-3.素材の質感と縫製 毎日使うアイテムだからこそ、素材の質は重要なポイントです。アウトレットで販売される商品は、アウトレット向けに専用で企画・製造された商品です。このアウトレット専用品は、価格を抑えるために正規品とは異なる素材や仕様が採用されてる場合があります。しかし、これらもコーチとしての厳格な品質基準をクリアしており、日常の使用で耐久性が著しく劣るわけではありません。 アウトレット専売品のようなアイテムの場合、一部の素材などに僅かな違いがある可能性もありますが、ほとんど正規品と同程度のクオリティと言えるでしょう。 この章にてご紹介した通り、コーチのアイテムは、パっと見では正規品とアウトレット品を見分けることはほぼ不可能です!「バレたくない」とお考えの方も、安心して購入することができるといえるでしょう。 3.なぜこんなに安いの?コーチのアウトレット品が安い理由 正規のブティック店と比べると、手頃な価格で販売されているコーチのアウトレット品。その安さの裏には、「品質が悪いのでは?」という疑念が生まれがちですが、実際にはしっかりとした理由が存在します。ここでは、コーチのアウトレット品が安い背景にある3つの仕組みを紹介したいと思います。 3-1.アウトレット専用の製造ライン アウトレットで扱われる製品の多くは、アウトレットでの販売を目的として特別に企画・製造されたものです。これらはブティックで販売される製品とは製造ラインが異なり、より多くの人が手に取りやすい価格を実現するための工夫がされています。 具体的には、ブティックで人気のあったデザインをベースにしながら、コストを抑える工夫が加えられています。たとえば、使用する素材を微妙に変更したり、生産工程を効率化することで価格を抑えているのです。 3-2.ブティック店の在庫処分品 シーズンが過ぎた「シーズンオフ品」や、需要を上回って生産された「過剰在庫品」などが、アウトレットストアに流れてくることもあります。 これらの商品はもともと正規品として作られたものであるため、品質やデザイン性は高いものが多いです。正規店で買い逃してしまった過去の人気モデルが思わぬ価格で手に入るチャンスともいえるでしょう。また、アウトレット専用にデザインされた豊富なバリエーションの中から、宝探しのように自分だけのお気に入りを見つける楽しみもあります。 3-3.限定的な保証・アフターサービス アウトレット品はブティック品と比較して、保証や修理などのアフターサービスの範囲が限定的です。 たとえば、正規品に付帯する通常1年間の無料保証が、アウトレット品では30日間となります。梱包についても、ブティックの豪華なギフトボックスが標準で付くわけではなく簡易的な包装で渡されることが多いですが、有料のギフトサービスや別途オプションで対応できる場合もあります。 こうしたサービス面での簡素化や運営コストの抑制が、アウトレット品の手頃な価格につながっています。購入後のサポートよりも価格を重視して製品を手に入れたい人には、合理的な選択と言えるでしょう。 4.「安っぽい」は誤解!コーチのアウトレット品と正規品の品質 「アウトレット品」と聞くと、多くの人が「品質が落ちるのでは?」「安っぽいのでは?」といった印象を持ちやすいものです。しかし、コーチのアウトレット品については、そうした心配をする必要はほとんどありません。 ここでは、アウトレット品に対する誤解を解きながら、正規品との違いや関係性についてわかりやすく紹介したいと思います。 4-1.普段使いに十分なクオリティ コーチのアウトレット品は、毎日の通勤やお出かけといった日常的なシーンで使うには十分な品質を備えています。前述の通り、アウトレット専用品はコストを抑える工夫がされていますが、それはコーチというブランドが設ける厳しい品質基準をクリアしたうえでの話です。 たとえば、バッグの持ち手やストラップは、重い荷物を入れても耐えられるようにしっかりと作られています。ファスナーの開閉もスムーズで、頻繁な使用を想定した耐久性が確保されています。 素材も、本革や丈夫なキャンバスなどが使用されており、すぐに傷んだり形が崩れたりするようなことはありません。正規品と全く同じとは言えませんが、「安かろう悪かろう」という言葉は当てはまらない、信頼できる品質です。 4-2.アウトレット専用に設計された魅力的な仕様 コーチのアウトレット品は、人気のデザインやトレンドを取り入れつつ、素材や仕様を工夫して価格を抑えているのが特徴です。そのため、デザインが古臭いと感じることは少なく、日常のファッションに合わせやすいアイテムが多数揃っています。 幅広い層に人気のあるデザインを、手に届きやすい価格で提供しているのがアウトレット品の大きな強みといえるでしょう。 4-3.正規品はより高品質な素材・作り では、正規品の価値はどこにあるのでしょうか。それは、素材の選定から縫製、仕上げまで、より厳しい基準で作られている点にあります。 正規店で扱われるレザーは、アウトレット品と比べて上質なものが使われており、製品によっては細部のデザインや仕立てもより手の込んだ仕様になっています。こうした違いによって、正規品は高級感を強く感じられる仕上がりになっているのです。 一方で、アウトレット品も決して品質が劣るわけではなく、普段使いしやすい素材やデザインを採用することで、価格を抑えつつ日常的に楽しめるラインナップとなっています。 アウトレット品:手軽に使えてトレンドも楽しめる「デイリーユース向け」 正規品:上質な仕立てで長く愛用できる「特別感のある一品」 このように、それぞれの特徴や役割を理解し、自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが、コーチをより賢く楽しむポイントといえるでしょう。 5.安心して購入できる!コーチのアウトレット品の主な購入場所 コーチのアウトレット品を安心して手に入れるためには、正規の販売ルートで購入することが鉄則です。ここでは、日本国内でコーチのアウトレット品を公式に購入できる主な場所を紹介したいと思います。 5-1.全国のアウトレットモール 最も代表的な購入場所が、全国各地にあるアウトレットモール内の店舗です。 【メリット】 ・実物を手に取れる 最大の利点は、実際に商品を手に取り、色合い、サイズ感、素材の質感を自分の目で確かめられることです。鏡の前で合わせてみて、自分のスタイルに合うかじっくり吟味できます。 ・豊富な品揃え 広い店内には、バッグから財布、小物、アパレルまで、様々なカテゴリーのアイテムが並びます。思いがけない掘り出し物や、店員さんにおすすめを聞きながら買い物ができるのも実店舗ならではの楽しみです。 ・その場で持ち帰れる 購入した商品をすぐに持ち帰ることができるので、旅行先でのショッピングなどでも、買ったその日から使う喜びを味わえます。 【デメリット】 ・店舗まで行く手間と時間がかかる お住まいの場所によっては、アウトレットモールが遠い場合もあります。そのため、行くには交通費や移動時間もかかることを忘れずに計画を立てましょう。 ・混雑することがある 休日やセール期間中は店内が大変混雑し、ゆっくりと商品を見られないことがあります。 5-2.コーチ公式オンラインストア 店舗に行く時間がない方や、近くにアウトレットモールがない方におすすめなのが、コーチ公式のオンラインアウトレットストアです。 【メリット】 ・24時間いつでも買い物できる スマートフォンやパソコンがあれば、時間や場所を選ばずにいつでもショッピングを楽しめます。忙しい毎日の中でも、自分のペースでじっくり商品を選べるのは大きな魅力です。 ・オンライン限定品や先行セールがある オンラインストア限定のアイテムや、店舗に先駆けてセールが開催されることがあります。定期的にサイトをチェックすることで、お得な情報を逃さずキャッチできます。 ・自宅まで届けてくれる 購入した商品は自宅まで配送されるため、大きなバッグなどを買っても持ち帰りの手間がありません。 【デメリット】 ・実物を確認できない 画面で見る色や質感と、実際に届いた商品のイメージが異なる可能性があります。サイズ感も、詳細な寸法を確認して慎重に判断する必要があります。 ・人気商品はすぐに売り切れる セール時などの人気商品は、販売開始後すぐに完売してしまうことがあります。 どちらの購入方法にも一長一短があります。自分のライフスタイルや買い物の目的に合わせて、便利な方を選びましょう。大切なのは、フリマアプリや非公式のECサイトではなく、必ず「コーチ直営」のルートで購入することです。それが、品質も保証された本物のアウトレット品を、安心して手に入れるための唯一の方法です。 6.【FAQ】コーチのアウトレットに関するよくある質問 ここまで、コーチのアウトレット品について詳しく解説してきましたが、まだ細かい疑問が残っているかもしれません。ここでは、多くの方が抱きがちな質問をピックアップして紹介したいと思います。 6-1.コーチのアウトレットの70%オフは本当なの? はい、本当です。ただし、常時ではありません。アウトレットストアで「UP TO 70% OFF」といった表示を見かけることがあります。これは、一部の商品が最大で70%の割引率になることを意味しており、すべての商品が常に70%オフというわけではありません。 特に、年末年始のセールやゴールデンウィーク、ブラックフライデーといった大規模なセール期間中には、高い割引率のアイテムが登場しやすくなります。さらに、「2点以上の購入でさらに○○%オフ」といったキャンペーンが重なると、驚くほどの価格になることもあるでしょう。セールのタイミングを狙って訪れると、よりお得に買い物を楽しめる可能性が高まります。 6-2.コーチのアウトレット品は並行輸入品と同じ? いいえ、全く異なります。アウトレット品と並行輸入品は、しばしば混同されがちですが、その流通ルートや受けられるサービスが大きく異なります。 【アウトレット品】 コーチが「アウトレットストアで販売する」という目的で製造・管理し、コーチ直営のアウトレット店や公式オンラインストアで販売している製品です。コーチが直接品質を管理しており、国内のコーチの規定に沿ったアフターサービスを受けることができます。 【並行輸入品】 海外の正規店や卸業者などから、コーチとは関係のない第三者が買い付け、日本に輸入して販売している製品です。製品自体は本物ですが、日本のコーチによる無償保証の対象外となることが一般的です。ただし、有償での修理など、アフターサービスを受けられる場合もあります。 安心して購入し、万が一の場合にも備えたいと考えるなら、コーチが直接管理しているアウトレット品を選ぶ方がより確実な選択肢と言えるでしょう。 6-3.コーチのアウトレット品は壊れやすい? 正規品に比べて特別壊れやすいということはありません。「アウトレット品=壊れやすい」というイメージは誤解です。コーチのアウトレット品も、ブランドの品質基準を満たしたうえで市場に出ています。日常的な使用において、正規品より著しく耐久性が低いということは考えにくいです。 ただし、どのようなバッグでも、使い方によっては傷んだり壊れたりする可能性はあります。たとえば、過度に重いものを入れ続けたり、雨に濡れたまま放置したりすれば、劣化は早まります。 アウトレット品・正規品にかかわらず、製品を大切に扱い、適切にケアすることが、長く愛用するためのコツです。万が一、購入後すぐに不具合が見つかった場合は、購入した店舗やカスタマーサービスに相談してみましょう。 7.【まとめ】コーチのアウトレットを賢く選んで愛用しよう! コーチのアウトレット品を購入する際、「周囲にバレるのでは?」「安っぽいかも?」と不安を抱く方も多いですが、実はその心配はあまり必要ありません。確かに、ブランドに詳しい人であればデザインやタグなどからアウトレット品を見抜くこともありますが、一般の人が日常生活でそこまで気づくことは稀です。 重要なのは選び方です。ベーシックなカラーや上質なレザー、上品な金具を選ぶことで、アウトレット品でも洗練された印象を演出できます。 アウトレット品が正規品より安い理由は、専用の製造ラインやコストを抑えた素材・仕様の工夫、サービス面の簡素化が主因です。しかし、ブランドの品質基準を満たしているため、普段使いに適した耐久性や機能性を十分に備えています。 まずは気軽に公式オンラインストアをチェックしたり、週末にアウトレットモールへ足を運んだりして、その確かな品質を自分の目で確かめてみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/coach-age/ https://estime.co.jp/column/coach-is-lame/ https://estime.co.jp/column/what-oldcoach/

ルイヴィトンの中でもアイコニックなリュック「モンスリ」。高価な買い物だからこそ、デザイン性だけでなく使い勝手も重視したいし、買ってから後悔するのは絶対に避けたいですよね。 人気のモンスリですが、一部では「使いにくい」と言われることもあるようです。なぜモンスリは「使いにくい」と言われてしまうのでしょうか。そして、その評価はすべてのモンスリに当てはまるのでしょうか。 この記事では、「モンスリが使いにくいと言われる本当の理由」から、機能性が進化した「新型モデルの魅力」、そして自分のライフスタイルに合わせた「後悔しない選び方」まで紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください。 1.ルイヴィトンのリュック「モンスリ」は本当に使いにくい? 出典:Louis Vuitton ルイヴィトンのリュック「モンスリ」は、一部で使い勝手に関する声が聞かれることがありますが、その多くは過去に販売されていた旧型モデルに対する意見です。ここでは、モンスリの魅力について紹介したいと思います。 1-1.「使いにくい」と言われるのは旧型 「モンスリは使いにくい」という評価は、主に1994年に発表された初期のモデルに向けられたものです。この時代、リュックはまだカジュアルなアイテムという認識が強く、高級メゾンが手がけるリュックは非常に画期的な存在でした。旧型モンスリは、巾着のように紐で絞る開口部に、革製のフラップ(蓋)とベルトを組み合わせた、クラシカルで趣のあるデザインが特徴でした。 しかし、現代の視点から見ると、日常的な使い勝手の面でいくつかの課題を抱えていました。たとえば、スマートフォンで支払いをするために財布を取り出す際、まずベルトをバックルから外し、フラップを開け、さらに巾着の紐を緩める、という複数の手順を踏む必要があったのです。 急いでいる時や、片手に荷物を持っている状況では、この一連の動作がもどかしく感じられることも少なくなかったでしょう。この「一手間」が、いつしか「モンスリは開け閉めが面倒」というイメージとして定着していったのです。 1-2.新型モデルは機能性が大幅にアップデート モンスリは、時代のニーズに応える形で機能性とデザインが現代的にアップデートされています。かつてのモデルが持っていたエレガントな魅力を受け継ぎながらも、現代のライフスタイルに寄り添う実用性を備えてリニューアルされました。 詳しくは他の章で解説しますが、特に大きな変更点は開閉部分の仕様です。旧型モデルで採用されていた伝統的なベルトに代わり、新型ではマグネット式が採用されました。これに巾着式のドローストリング(引き紐)を組み合わせることで、メインコンパートメントへのアクセスがよりスムーズになっています。 アップデートされたことで、旧型のイメージを持つ方々にとって、新型のモンスリはデザイン性と実用性が見直され、使いやすさが向上したモデルとなっています。 1-3.正しく選べば長く愛用できる優秀なリュック 現在のモンスリは、過去のネガティブなイメージを払拭し、デザイン、機能性、ステータスのすべてを兼ね備えた、完成度の高いリュックへと進化しました。サイズ展開も、アクセサリー感覚で持てる愛らしい「MINI」から、通勤にも頼もしい「PM」、そしてノートPCも余裕で収まる「バックパック」まで、実に多彩。 正しくモデルを選びさえすれば、モンスリは人生のあらゆるステージに寄り添う、かけがえのないパートナーとなります。 2.旧型モンスリが「使いにくい」「古い」と言われる理由 旧型モンスリは、多くのヴィンテージファンに愛され続ける一方で、なぜ一部で「使いにくい」「デザインが古い」と評価されてしまったのでしょうか。ここでは、その具体的な理由を3つのポイントに絞って紹介したいと思います。 2-1.開閉が面倒な巾着とバックル 旧型モンスリの最大の特徴であり、同時に使いにくさの根源とされたのが、巾着式の開口部とそれを覆うベルトの組み合わせです。この仕様は、当時の旅行鞄などに用いられていた伝統的なデザインを踏襲したものであり、中身を安全に保護するという点では理にかなっていました。 しかし、リュックが日常使いのアイテムとして浸透し、人々の生活リズムがスピードアップするにつれて、その手間のかかる開閉方法が徐々に時代とそぐわなくなっていったのです。 2-2.時代を感じさせるクラシックな見た目 旧型モンスリは丸みを帯びたシルエット、そしてフラップやストラップにヌメ革を組み合わせたデザインが特徴的です。当時、高級ブランドがリュックを手がけるのはまだ珍しく、その斬新さから注目を集めました。 2000年代以降、ファッショントレンドがミニマル、ジェンダーレス、スポーティーといった方向へも多様化する中で、ヌメ革を多用した旧型モンスリのクラシックなスタイルが、一部で懐古的に感じられることがあるかもしれません。「時代を感じさせる」といった評価は、こうした現代のトレンドとの比較から生まれる見方の一つと言えるでしょう。 3.新型モンスリはどこが進化した?4つの改良ポイント 出典:Louis Vuitton 機能性とデザインの両立を求める現代女性のニーズに応え、モンスリは新たな進化を遂げました。ここでは、新型モンスリの主な改良ポイントを見ていきましょう。 3-1.開閉が楽なマグネット式フラップ 新型モンスリの最も大きな進化点は、フラップの開閉方式がマグネット式に変更されたことです。旧モデルで採用されていたベルトとバックルの組み合わせは、クラシカルな魅力がありましたが、開け閉めに両手を使う必要がありました。 新しいマグネット式フラップは、片手でスムーズに開けることができ、閉じる際も自然に定位置に収まるため、荷物の出し入れが驚くほど簡単になりました。 旧型から受け継がれた巾着式の開口部は、引き続き採用されており、口を大きく広げることでバッグの中身を一目で確認できる視認性の高さも健在です。伝統的なデザインの良さを残しつつ、現代のニーズに応える機能性を加えた、まさに理想的なアップデートと言えます。 3-2.スリムなフロントポケット 新型モンスリは、バッグの顔とも言えるフロントポケットのデザインが、マチのないスリムな形状へと変更されました。旧型に見られた厚みのあるポケットは、収納力が高くカジュアルな雰囲気を演出していましたが、新型ではポケットをフラットにすることで、リュック全体のフォルムが非常にスタイリッシュで都会的なシルエットに仕上がっています。 収納面では、厚みのある小物を入れるのには向きませんが、スマートフォンやカードケース、鍵といった、すぐに取り出したい薄手のアイテムを収納するには十分なスペースが確保されています。必要なものだけを厳選して持ち歩く、ミニマルなライフスタイルにもフィットするでしょう。 3-3.細身のショルダーストラップ 背負い心地と見た目の印象を左右するショルダーストラップも、より現代的に進化しました。旧型のストラップは比較的幅が広く、カジュアルで実用的なデザインでした。新型では、ストラップが細身になり、よりエレガントで洗練された印象を与えます。この改良によって、フェミニンなスカートスタイルやきれいめなジャケットコーディネートにも自然に馴染むようになりました。 見た目だけでなく、機能面も向上しています。素材の耐久性が高められ、より長く安心して使えるようになりました。さらにストラップの取り外しが可能なモデルも登場し、バックパックとしてだけでなく、片方の肩にかけるショルダーバッグとしても使えるようになり、持ち方の選択肢が広がった点も魅力です。 3-4.持ち運びに便利なトップハンドル 新型モンスリには、バッグ上部に新たにトップハンドルが追加されました。旧型の一部のモデルには金属製のリングのハンドルしかありませんでしたが、新型ではしっかりとしたレザー製のハンドルが備わっています。 このハンドルの存在により、リュックの使い勝手は向上しました。機能的な役割を果たすだけでなく、デザイン上の美しいアクセントにもなっており、リュック全体の高級感を高めています。背負う、肩にかける、そして手に持つという多彩なスタイルを可能にした、まさに現代のライフスタイルに寄り添う改良点です。 4.モンスリのおすすめ人気モデル モンスリの魅力は、上品な佇まいとバックパックならではの実用性を両立している点にあります。ここでは、現在公式にラインナップされている中から、特におすすめのモデルを3つ厳選して紹介したいと思います。 4-1.モンスリ MINI 出典:Louis Vuitton まず注目したいのが、コンパクトなサイズ感が愛らしい「モンスリ MINI」です。このモデルは1994年に誕生したオリジナルのデザインを受け継ぎつつ、現代的な解釈で生まれ変わりました。ルイヴィトンを象徴するモノグラム・キャンバスと、使い込むほどに風合いが増すヌメ革の組み合わせが、時代を超えて愛される魅力を放ちます。 小ぶりな見た目ながらマチがしっかり確保されており、スマートフォンや財布など日常の必需品を十分に収納できる実用性を備えています。開口部は伝統的なドローストリングという巾着式の紐と、マグネット式のフラップで構成され、大切な荷物を安全に保護する設計です。都会的で洗練されたスタイルを好む方や、身軽にお出かけしたい日に最適なパートナーとなります。 4-2.モンスリ PM 出典:Louis Vuitton 日常使いに最適な収納力を備えたモデルが「モンスリ PM」です。MINIよりも一回り大きいサイズ感で、より多くの荷物を持ち歩きたい方に適したモデルになります。こちらも1994年のオリジナルモデルから着想を得ており、実用性と洗練されたデザインが見事に融合した仕上がりです。 素材には丈夫なモノグラム・キャンバスを使い、トリミングにはカウハイドレザーという革があしらわれ、上品な印象を与えます。PMサイズはタブレット端末や手帳なども余裕をもって収納できるため、通勤や通学といった日々の様々な場面で真価を発揮するでしょう。 ハンドルが付いているので、電車内などで手持ちしたい場面にもスマートに対応できます。活動的な毎日を送る方の頼れる相棒となるに違いありません。 4-3.モンスリ・バックパック 出典:Louis Vuitton 「モンスリ・バックパック」は、よりマスキュリンで力強い印象を持つモデルです。従来のモンスリが持つ優雅な雰囲気を残しつつも、大胆なデザインと実用性を追求した逸品と言えるでしょう。 特に目を引くのは、フロントに配置された大きなファスナー付きポケットです。デザインのアクセントであると同時に、頻繁に出し入れする小物を収納するのに大変便利です。メインの収納スペースは巾着のように紐で開閉するドローストリング式で大きく開き、荷物の出し入れがスムーズに行えます。 しっかりとした作りのショルダーストラップは長時間の使用でも疲れにくく、アクティブなシーンでも快適な背負い心地です。モダンで落ち着いた雰囲気は、ビジネスシーンから休日の装いまで、幅広く活躍するでしょう。 5.後悔しないモンスリの選び方 モンスリは、サイズや素材のバリエーションが豊富なため、どれが自分のライフスタイルに合うのか迷う方も少なくないでしょう。ここでは、自分の使い方に合わせた後悔しないモンスリの選び方を紹介したいと思います。 5-1.休日メインで使うなら「モンスリ MINI」 週末のお出かけや軽やかな装いに合わせるなら「モンスリ MINI」が最適解となるでしょう。コンパクトな見た目ながら、必需品を十分に収納できる設計です。小さめサイズが、コーディネート全体を洗練された印象に仕上げてくれます。 リュックとしての利用はもちろん、ストラップの長さを調節すればショルダーバッグのようにもアレンジできるのが魅力です。アクティブに動きたい日でも、両手が自由になる快適さを実感できるはずです。その日の気分や服装に合わせて持ち方を変え、おしゃれの幅を広げてみてはいかがでしょうか。小柄な方でもバランスが取りやすく、スタイルアップ効果も期待できます。 5-2.お仕事にも使うなら「モンスリ PM」 お仕事とプライベートの両方で活躍するバッグを探しているなら、「モンスリ PM」がおすすめです。A4サイズの書類は難しいものの、タブレットや手帳といったビジネスシーンの必需品をスマートに持ち運べる収納力があります。外側にはファスナー付きのポケットが配置されており、定期入れやスマートフォンの出し入れがスムーズに行える点も、忙しい毎日を送る方には嬉しい配慮です。 上質な素材と端正なフォルムは、スーツやジャケットスタイルにも違和感なく馴染み、品格を添えてくれます。仕事後のお食事や予定がある日でも、場にふさわしいエレガントさを保つことができるでしょう。 5-3.荷物が多い日に「モンスリ・バックパック」 旅行や習い事などで荷物が多くなる日には、モンスリシリーズの中でも大型の「モンスリ・バックパック」が適しています。着替えや化粧ポーチ、本なども収納可能な容量を備えています。 このモデルは、高い収納力とルイヴィトンならではのデザイン性を両立しているのが特徴です。外側には必需品をスムーズに出し入れできるファスナー付きポケットが備わっています。その洗練されたデザインは、カジュアルな旅行スタイルから普段の少しきれいめな装いまで、様々な場面に合わせやすいモデルです。 5-4.印象を左右する素材の選び方 バッグの印象は使われている素材によって大きく変わるため、素材選びは重要なポイントです。モンスリで主に採用されている素材は、大きく分けて2種類あります。一つは、ルイヴィトンを象徴する「モノグラム・キャンバス」です。時代を超えて愛される定番の柄は、カジュアルからドレッシーな装いまで、どんなスタイルにも合わせやすい万能さが魅力と言えるでしょう。 もう一つは、上質なカーフレザーにモノグラム柄を型押しした「モノグラム・アンプラント」です。こちらは一見してブランドを主張しすぎない、控えめで洗練された雰囲気を演出します。しなやかなレザーの手触りと、使うほどに体に馴染む感覚は格別です。 自分のファッションスタイルや、バッグに求める雰囲気に合わせて素材を選ぶことで、より愛着の湧く一点が見つかります。 6.【FAQ】ルイヴィトンのモンスリに関するよくある質問 ここまでモンスリの魅力や選び方について深く掘り下げてきましたが、購入を具体的に検討する段階になると、さらに細かい疑問が湧いてくるものです。ここでは、よくある質問とその回答を紹介したいと思います。 6-1.モンスリの定価はいくら? 2025年9月時点での国内販売モデルの定価は、以下のとおりです。 モンスリ MINI ¥500,500 モンスリ PM ¥537,900 モンスリ・バックパック ¥512,600 この価格を高いと感じる方は多いでしょう。しかし、その背景には、価格に見合うだけの価値があります。 ルイヴィトンの製品は、熟練した職人が、選び抜かれた最高品質の素材を用い、長い時間をかけて作り上げる芸術品に近い存在です。そのステッチの一針一針に、160年以上にわたって受け継がれてきた伝統と技術、そして誇りが込められています。 また、購入後のリペアサービスも充実しており、適切にメンテナンスすれば、一生涯、あるいは次の世代へと受け継ぐことさえ可能です。流行に左右されない普遍的なデザイン価値と、長く愛用できる耐久性を考えれば、単なる「消費」ではなく、未来の自分への「投資」と捉えることができるのです。 定価は変動するため、実際の購入時はルイヴィトン公式オンラインストアで必ず最新価格を確認しましょう。 6-2.モンスリの使い勝手は本当に悪いの? 新型モンスリはデザイン性を損なうことなく、使いやすさが大幅に向上しています。使いにくいというイメージは、主に過去のモデルに由来するものでした。以前のモデルは、開閉部分がベルトと巾着式の紐の二重構造になっており、荷物の出し入れに少し手間がかかったのです。 しかし、リニューアルされた新型モンスリでは、開閉部分にマグネット式のバックルが採用されました。これにより、片手でもスムーズに開け閉めができるようになり、日常のあらゆる場面でストレスなく荷物を取り出せます。 上質な素材を使用しているため、ナイロン製のリュックに比べれば多少の重量は感じられますが、しっかりとした作りがもたらす安心感と高級感は、それを補って余りある魅力と言えます。 6-3.モンスリの人気の理由は何? モンスリが高い人気を誇る理由は、ルイヴィトンというメゾンの普遍的な価値観を体現したデザインと、時代のニーズに合わせて進化を続ける柔軟性にあります。まず挙げられるのは、流行に左右されない完成されたデザインです。クラシカルなモノグラム・キャンバスと、使い込むほどに美しい飴色へと変化するヌメ革の組み合わせは、ルイヴィトンの伝統そのものです。 カジュアルな服装には上品さをプラスし、エレガントな装いにはほどよい抜け感を与えてくれます。幅広いスタイルに合うこの万能さこそ、多くの人に支持される理由です。 伝統を尊重しながらも、決して古びることなく進化を続ける姿勢こそが、モンスリを単なる過去の名作ではなく、「今、持ちたい」と思わせる特別なバッグにしている最大の理由でしょう。 7.【まとめ】進化したモンスリで、理想のスタイルを手に入れよう! ルイヴィトンのリュック「モンスリ」は、かつて「使いにくい」と言われた旧型のイメージを持つ方もいますが、新型モデルは機能性・デザイン性ともに大きく進化しています。最大の課題だった開閉方法はマグネット式に改良され、片手でもスムーズに扱えるようになりました。 さらにスリムなポケットや細身のストラップ、持ち運びに便利なトップハンドルなど、現代のライフスタイルに寄り添ったアップデートが施され、実用性とエレガンスを両立しています。 休日のお出かけから通勤、旅行まで、どのシーンにも対応できる万能さは、まさに長く愛用できる「投資価値のあるバッグ」と言えるでしょう。購入を検討している方は、ぜひ公式サイトや店舗で実際に試してみてくださいね。気になるモデルを背負ってみれば、モンスリが日常を格上げする頼れるリュックになると実感できるでしょう。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/%ef%bd%97hat-louisvuitton-palmsprings/ https://estime.co.jp/column/louisvuitton-everyday-bag/ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-not-leather/

「ヴィトンのモノグラム、最近ちょっと古く見えるかもしれない…」そんな風に感じたことはありませんか?これまで多くの女性たちに愛されてきたヴィトンのモノグラムですが、ネットやSNSでは「もう時代遅れ?」といった声も少なくありません。では、本当にヴィトンのモノグラムは古臭く見えてしまうのでしょうか? この記事では、ヴィトンのモノグラムが「時代遅れ」「おばさんっぽい」と言われる理由と、いまなお“不朽のアイコン”である理由を徹底解説。モノグラムが持つ本当の魅力がしっかりわかり、自信を持って日常コーデにプラスできるようになります。ぜひ参考にしてください。 1.ヴィトンのモノグラムが「時代遅れ」「おばさんっぽい」と言われる理由 流行の最前線にいるはずのモノグラムが、なぜ「時代遅れ」「おばさんっぽい」などと言われてしまうのでしょうか。ここでは、そうしたイメージが生まれてしまった背景にある、3つの理由を紹介したいと思います。 1-1.一昔前のコーディネートの印象 モノグラムに対して少し古風な印象を抱く一因は、かつての流行スタイルにあるのかもしれません。2000年代初頭、空前のブランドブームが巻き起こり、多くの方がモノグラムのバッグを手にしました。 デニムのセットアップにモノグラムのバッグを合わせたり、少し甘めのコンサバティブな服装にロゴが目立つように持ったりするスタイルは、当時のファッションを象徴する光景だったのではないでしょうか。 街を歩けば同じバッグを持つ人に出会うほどの流行だったからこそ、「モノグラム=あの頃のファッション」というイメージが強く人々に焼き付いています。トレンドが一巡し、ファッションの主流がよりシンプルで抜け感のあるスタイルへと移り変わった今、当時の着こなしの記憶が「時代遅れ」という感覚に結びついてしまっているのです。 1-2.人気が高すぎて個性が出にくい ヴィトンの中でもモノグラムは、ブランドの顔とも言える圧倒的な知名度を誇ります。その人気と認知度の高さは、かつて多くの女性にとって憧れの的であり、所有すること自体が一種のステータスでした。しかし、時代が移り、自分らしさや個性を大切にする風潮が強まるにつれて、状況は少しずつ変化していきます。 「誰もが知っている」「みんなが持っている」という安心感が、裏を返せば「個性的ではない」「人とかぶりやすい」という印象につながってしまったのです。特に、自分だけのスタイルを確立したいと考える人々にとって、あまりにも有名すぎるモノグラムは、かえって選択肢から外れやすくなったのかもしれません。絶大な人気を誇るがゆえの、贅沢な悩みと言えるでしょう。 1-3.偽物の流通によるイメージ低下 ブランドの価値を揺るがす深刻な問題として、模倣品の存在が挙げられます。残念なことに、モノグラムも、その人気の高さから数多くの偽物が市場に出回ってきました。精巧に作られた品から、一目で偽物とわかる粗悪な品まで、その種類は様々です。こうした偽物が広く流通したことで、ブランド全体のイメージが損なわれてしまった側面は否定できません。 本物のモノグラムが持つ、職人技に裏打ちされた品質や風格を知らないまま、安価な偽物だけを見て「ヴィトンってこんなものか」と誤解してしまう人が増えたのです。正規品を愛用している方々にとっても、自分の大切なバッグが偽物と同じように見られてしまうのは、大変悲しいことでしょう。 本物が持つオーラや価値が、偽物の存在によってかすんで見えてしまったことが、ネガティブなイメージの一因となっています。 2.ヴィトンのモノグラムは今も愛される不朽の人気アイコン 出典:Louis Vuitton ネガティブなイメージの一方で、モノグラムが1世紀以上にわたって色褪せない魅力を放ち続けているのもまた事実です。ここでは、時代を超えて世界中の人々を魅了する、モノグラムが持つ本質的な価値を3つの視点から紹介したいと思います。 2-1.100年以上の伝統と唯一無二のデザイン性 モノグラム・キャンバスが誕生したのは1896年のこと。創業者の息子であるジョルジュ・ヴィトンが、日本の家紋から着想を得てデザインしたことは有名な話です。当時、ヨーロッパでジャポニスム(※19世紀後半に流行した日本趣味のこと)が大きな注目を集めていた時代背景も、この美しいデザインの誕生を後押ししました。 星や花のモチーフ、そして創業者ルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」を組み合わせたパターンは、単なる装飾ではありません。そこには、ブランドの歴史と誇り、そして模倣品対策という切実な想いが込められていたのです。 誕生から100年以上が経過した現在でも、デザインの根幹は少しも変わることなく受け継がれています。流行り廃りとは無縁の場所に存在する、芸術品のような風格。それこそが、モノグラムが時を超えて輝き続ける最大の理由なのです。 2-2.強い耐久性とリセールバリューの高さ モノグラム・キャンバスと呼ばれる素材は、実は革ではありません。エジプト綿の生地にPVC(ポリ塩化ビニル)という合成樹脂をコーティングした、ヴィトン独自の特殊素材なのです。 この素材は、一般的なレザーに比べて非常に軽量でありながら、水や傷に強く、耐久性に優れているという素晴らしい特徴を持っています。大切に扱えば、数十年単位で使い続けることが可能で、親から子へと受け継がれることも珍しくありません。 さらに、その普遍的な価値から中古市場でも非常に人気が高く、安定した価格で取引されています。これはリセールバリューが高いことを意味しており、単なる消耗品ではなく、資産としての側面も持ち合わせているのです。購入した時の満足感だけでなく、将来的な価値まで見据えることができるのは、大きな魅力と言えるでしょう。 2-3.持ち方次第で印象はアップデートできる もし、お手元のモノグラムが「何だか古く見える」と感じるなら、それはアイテムのせいではなく、合わせ方や持ち方に原因があるのかもしれません。ほんの少しの工夫で、見慣れたバッグの印象は劇的に変わります。 たとえば、バッグのハンドル部分に「バンドー」と呼ばれる細いスカーフを巻き付けるだけで、一気に華やかで現代的な雰囲気に生まれ変わります。季節や気分に合わせて色柄を変えれば、一つのバッグで何通りもの表情を楽しめるでしょう。 また、コーディネート全体でバランスを取ることも重要です。ロゴが印象的なモノグラムのバッグを持つ日は、洋服は無地のワントーンや、装飾の少ないシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。上質なニットや、きれいなシルエットのパンツに合わせるだけで、バッグが持つ本来の品格が引き立ち、洗練された大人のスタイルが完成します。 昔の流行にとらわれず、今の自分の感覚で自由に組み合わせることが、モノグラムを輝かせるポイントです。 3.ヴィトンのモノグラムの定番人気アイテム モノグラムの魅力を再確認したところで、長く愛用できるアイテムたちを見ていきましょう。ここでは、定番から注目のアイテムまで5つを厳選して紹介したいと思います。 3-1.スピーディ・バンドリエール 30 出典:Louis Vuitton 元々は1930年に旅行用のバッグとして誕生した歴史あるモデルで、女優オードリー・ヘプバーンが愛用したことでも知られています。そのスピーディに、取り外しと長さの調節が可能なショルダーストラップが付属したのが「スピーディ・バンドリエール」です。 幅30cmのサイズは、長財布やスマートフォン、化粧ポーチ、手帳といった日常の必需品が余裕をもって収まる絶妙な収納力が魅力。普段のお買い物から、少し荷物が増えるお出かけまで、あらゆる場面で活躍してくれます。ハンドバッグとしてエレガントに持つのも素敵ですし、ストラップを付けてショルダーバッグやクロスボディバッグにすれば、両手が自由になり、よりアクティブな印象になります。 3-2.ネオノエ 出典:Louis Vuitton 伝統的なデザインに現代的な機能性を融合させた「ネオノエ」は、今の時代の空気にぴったりのショルダーバッグです。このバッグのルーツは、1932年にシャンパンボトルを運ぶために作られた「ノエ」という巾着型のバッグにあります。 バッグの口が大きく開く巾着型は、中身の出し入れが非常にスムーズ。中央にはファスナー付きのコンパートメントがあり、貴重品を安全に収納できるのも嬉しい配慮です。見た目はコンパクトですが、マチがしっかりしているため収納力も十分。ストラップは長さの調節が可能で、肩掛けにも斜め掛けにも対応できます。 シンプルな装いに合わせるだけで、さりげなくお洒落な雰囲気を演出できる、大人の女性にふさわしいアイテムです。 3-3.ネヴァーフル MM 出典:Louis Vuitton 2007年に登場して以来、ヴィトンの定番トートバッグとして人気を博している「ネヴァーフル」。その名称は、一般的に「決して満杯にならない」と解釈されるほどの収納力に由来すると言われています。A4サイズの書類が収まるため、ビジネスシーンからマザーズバッグ、小旅行まで幅広い用途で活躍します。 デザインの特徴は、サイドに配されたレザーストラップです。これを絞ることで、バッグのフォルムをスマートな台形に変えることができ、荷物の量やその日のスタイルに合わせてシルエットの調整を楽しめます。 さらに、取り外し可能なファスナー付きポーチが付属しており、単体でクラッチバッグとして、あるいはバッグインバッグとしても使用でき、一つのバッグで多様な使い方ができる機能性も備えています。 3-4.ジッピー ウォレット 出典:Louis Vuitton ヴィトンの数あるお財布の中でも、長年にわたり人気を誇るのが、「ジッピー・ウォレット」。大きく開くコンパートメントは中身が一目瞭然で、お札やカード、レシートなどを整理して収納できます。豊富なカードスロットや複数のポケットを備え、抜群の収納力を誇りながらも、すっきりとしたフォルムを保つ洗練されたデザインは見事です。 耐久性に優れたモノグラム・キャンバスは、日々繰り返し使うお財布というアイテムに最適の素材。バッグから取り出すたびに、上質なものを所有する喜びを感じさせてくれるでしょう。デザイン性と実用性を完璧なバランスで両立させたジッピー・ウォレットは、一度使うと手放せなくなる、「一生もの」と呼ぶにふさわしい逸品です。 3-5.アルマ PM 出典:Louis Vuitton ヴィトンを代表するバッグのひとつとして長年愛され続けているのが「アルマ PM」です。丸みを帯びたコロンとしたフォルムに、さりげない気品が漂うデザインは、世代やシーンを問わず幅広く支持されています。 コンパクトな見た目ながら収納力は抜群で、スマートフォンや財布、ポーチなど日常使いに必要なアイテムがしっかり入ります。ダブルジップ仕様で開閉がスムーズなのも魅力のひとつ。マチが広めに設計されているため、中身を整理しやすく、見た目以上の実用性を発揮します。 上質なモノグラムはもちろんエピやヴェルニなど、多彩な素材とカラー展開も魅力で、自分のスタイルに合わせて選べる楽しさがあります。普段使いからフォーマルな場面まで幅広く対応できるアルマ PMは、ルイ・ヴィトンらしいエレガントさと機能性を兼ね備えた「永遠の定番バッグ」といえるでしょう。 4.【FAQ】ヴィトンのモノグラムに関するよくある質問 モノグラムの素晴らしさを再認識してもなお、いざ再び手に取るとなると、やはり周りの目が気になったり、いくつかの疑問や不安が心に浮かんだりするかもしれません。ここでは、多くの方が抱きがちな疑問に、一つひとつ丁寧にお答えしていきたいと思います。 4-1.ヴィトンのモノグラムはダサい? いいえ、決してダサくありません。持ち方や合わせ方次第で、最高におしゃれで洗練された印象になります。「ダサい」と感じられてしまうのは、アイテムそのものではなく、コーディネートに原因がある場合がほとんどです。 一昔前の流行スタイルをそのまま再現してしまうと、古臭い印象を与えてしまう可能性があります。大切なのは、今の自分のスタイルにどう取り入れるか、という視点です。 たとえば、洋服を極力シンプルなものに徹し、モノグラムのバッグをコーディネートの主役にするだけで、モダンに見えます。歴史と品格のあるアイテムだからこそ、気負わずにさらりと持つのが、現代的な楽しみ方のコツと言えるでしょう。 4-2.ヴィトンの財布を持つのは恥ずかしい? まったく恥ずかしいことではありません。むしろ、本物の価値がわかる大人の女性にこそふさわしい選択です。「ブランド品を持つのが恥ずかしい」と感じるのは、過度にロゴを主張したり、見せびらかすような印象を与えてしまったりする場合かもしれません。 しかし、ヴィトンのような歴史あるメゾンの製品を、その品質や背景を理解した上で大切に愛用する姿勢は、知的で素敵なことです。 特に、毎日使うお財布は、自分自身の価値観が表れるアイテムです。耐久性に優れ、機能的にデザインされたヴィトンのお財布を選ぶことは、物を長く大切に使うという、成熟した大人の姿勢を示すことにもつながります。 4-3.ヴィトンを持っている女性はどんな印象に見える? 「品格がある」「物を大切にする人」「経済的に安定している」といった、ポジティブな印象を与えることが多いでしょう。ヴィトンは、世界中の誰もが知るトップブランドです。その製品を身に着けているということは、それだけで一定の社会的信用や経済的な背景がある人物という印象を周囲に与えます。 もちろん、服装や立ち居振る舞いとのバランスも重要です。全身をブランド品で固めるのではなく、シンプルな装いの中に一つだけ上質なモノグラムを取り入れるような使い方をすれば、嫌味なく、その人の品格をぐっと高めてくれる効果が期待できます。TPOをわきまえ、自分に似合うスタイルを理解した上でヴィトンをまとえば、自分の魅力をさらに引き立てる、心強い味方となってくれるでしょう。 5.【まとめ】自信を持ってヴィトンのモノグラムを楽しもう! ヴィトンのモノグラムが「時代遅れ」「おばさんっぽい」と言われる背景には、かつての流行スタイルの印象や人気ゆえの個性の出しにくさ、そして偽物の流通によるイメージ低下がありました。 しかし、100年以上の歴史に裏打ちされたデザイン性、耐久性の高さ、資産価値を持つリセール力は今も揺るぎません。さらに、持ち方やコーディネートを工夫するだけで、古さを感じさせず洗練された印象へとアップデートできます。 もし「モノグラムを持ちたいけど迷う」と感じているなら、まずは自分のワードローブに合う使い方を試してみましょう。たとえばバンドーを巻いて雰囲気を変えたり、シンプルな服装に合わせたりすれば新鮮さを取り戻せます。ぜひ、店舗や中古市場で実際に手に取ってみて、その魅力を実感してみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-not-leather/ https://estime.co.jp/column/what-vuitton-monogram/ https://estime.co.jp/column/louis-vuitton-not-popular/

ファッションが好きの皆様も、「トレンドは追いたいけれど、ロゴや派手なデザインには少し飽きてしまった…」そんな風に感じたことはありませんか?本当に長く愛せるアイテムを選びたい、でも周囲とかぶりすぎず、確かな上質さも兼ね備えたブランドが知りたい…。そんな多くのオシャレ好きな人たちの間で、今注目を集めているのが「The Row/ザロウ」です。 本記事では、ザロウの歴史や誕生秘話から、その人気の理由、実際におすすめできるアイテムまで、解説したいと思います。また、高く評価されている理由や、幅広い年代の女性から支持される秘密も紹介したいと思います。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 1.【THE ROW】ザロウとはどんなブランド? 出典:The Row ファッション業界で特別な地位を築いているブランドが「ザロウ」です。華美なロゴや過剰な装飾ではなく、控えめでありながら一目で本物とわかる上質さを持ち合わせています。ここでは、ザロウがどのようにして生まれ、どのように成長してきたのかをご紹介したいと思います。 1-1.2006年にNYで誕生したラグジュアリーブランド ザロウは、2006年にアメリカ・ニューヨークの地で産声を上げたファッションブランドです。その物語は、デザイナーのアシュリー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの姉妹が、「完璧なTシャツ」を探求したことから始まります。 たった一つの完璧なアイテムへの純粋で執拗なまでの探求心であり、ブランドの根底に今もなお脈々と流れる、妥協なき品質へのこだわりを力強く象徴するエピソードです。設立以来、ザロウはウェアラブルなTシャツから始まり、やがてバッグ、シューズ、アクセサリーに至るまで、一貫した静謐な美学に基づいたコレクションを展開。 世界中の洗練された人々にとって、なくてはならない特別な存在へと着実に成長を遂げました。 1-2.デザイナーは元人気子役のオルセン姉妹 ザロウの繊細かつ力強いクリエイションを率いているのは、アシュリー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの双子姉妹です。彼女たちは、生後9ヶ月でキャリアをスタートさせ、テレビドラマ「フルハウス」のミシェル・タナー役で世界的な大ブレイクを果たしました。 ティーンエイジャーになると、今度はファッションアイコンとして絶大な注目を集め、彼女たちの着こなしやライフスタイルそのものが、同世代の若者たちの憧れの的でした。しかし、彼女たちは華やかな世界の表舞台に立ち続けることを選ばず、喧騒から距離を置き、クリエイターとしてものづくりの世界に没入する道を選びます。 常に世間の視線を集めることの喧騒と虚飾を知るからこそ、ザロウではあえて匿名性の高い、持ち主の個性に静かに寄り添うデザインを追求しているのかもしれません。その創作姿勢は、デザイナー自身の成熟した揺るぎない価値観を、雄弁に物語っているのです。 1-3.由来はロンドンの高級紳士服街「サヴィル・ロウ」 ブランド名である「ザロウ」は、ロンドンに実在する高名な紳士服の通り「サヴィル・ロウ」に由来します。サヴィル・ロウは、顧客一人ひとりのために仕立てる完全オーダーメイドの紳士服、いわゆるビスポーク・テーラリングの聖地として世界的に知られています。 ザロウというブランド名には、このサヴィル・ロウの伝統に根差した、完璧なフィット感、卓越したマテリアル、そして世代を超えて受け継がれるほどのクラフツマンシップへの深い敬意が込められています。 マスキュリンなビスポークの世界で培われた本質的な品質と、着る人の身体と一体化するようなパーソナルなフィット感を、ウィメンズウェアの領域で実現したいという高潔な理念こそが、ザロウというブランドの骨格を成しているのです。 2.ザロウはなぜ人気?ブランドが持つ魅力 出典:The Row ザロウが放つ知的なオーラは、一過性の流行とは全く異なる、確固たる理由に基づいています。ここでは、女性たちがなぜザロウに強く惹きつけられるのか、その3つの魅力について解説したいと思います。 2-1.ロゴに頼らないタイムレスなデザイン ザロウの製品に触れて最初に感じるのは、主張の強いロゴが一切存在しないという特徴です。現代の多くのラグジュアリーブランドが、アイコニックなロゴやモノグラムをデザインの核に据え、一目でそれと分かる記号性を競い合う中で、ザロウは徹底してロゴを排し、プロダクトそのものの品質とフォルムの美しさだけで語りかけます。 この「静かなるラグジュアリー」とも呼ばれる姿勢こそ、ブランドの魅力であり、哲学の根幹と言えるでしょう。ロゴといった分かりやすい記号がないからこそ、視線は緻密に計算されたカッティングの妙や、ミニマルでありながら強く心に残るフォルム、そして素材本来の豊かな美しさへと自然に導かれていきます。 流行に左右されることのない普遍的で知的なデザインは、5年後、10年後、あるいはその先の未来においても決して古びることなく、持ち主のワードローブの中で存在感を放ち続けるでしょう。 2-2.こだわり抜いた最高級の素材と質感 ザロウの哲学を支える一つが、素材に対する徹底したこだわりです。創設者であるオルセン姉妹は、コレクションに使用する最高品質のマテリアルを厳選しています。 たとえば、ブランドを象徴するカシミヤ製品は、軽やかで滑らかな肌触りを実現。レザーアイテムには、イタリア製のきめ細かくしなやかな質感が特徴の上質なものなどが選ばれています。 ザロウの服に初めて袖を通した瞬間、あるいはバッグをそっと手に持った瞬間に感じられる、その格別な着心地や優れた質感。この感覚的な体験こそが、多くの人々を魅了する理由の一つと言えるでしょう。 2-3.美しさと実用性を両立したシルエット デザインは、現代を生きる女性の日常生活における優れた機能性・実用性を見事に両立させています。一見するとシンプルでリラックスしたシルエットのアイテムにも、着用者の身体のラインを最も美しく魅力的に見せるための、緻密に計算されたパターンメイキングの技術が込められています。 たとえば、オーバーサイズのコートは、肩のラインが絶妙なドロップショルダーに設計されており、大きな布に体を包んでも着られている印象を与えず、むしろ体を華奢に見せ、洗練された印象をもたらします。また、ワイドレッグのパンツは、ヒップから裾にかけての美しいドレープ感が特徴で、脚を長く見せる効果と共に、歩くたびに優雅な動きを生み出すと評価されています。 さらに、アイコンバッグである「マルゴー」や「N/S パーク トート」は、その美しい見た目に加え、持ち物の出し入れのしやすさや、日々の使用に耐える丈夫さなど、機能的な側面も高く評価されています。 3.ザロウのアイテムが「高い」と言われる理由 ザロウのアイテムを見たとき、多くの人が最初に抱く感情は「なぜこれほど高価なのか」という疑問かもしれません。ここでは、ザロウが高いと言われる理由について紹介したいと思います。 3-1.厳選された最高品質の素材を使用 ザロウの製品が高価である主な理由は、世界中から厳選された最高品質の素材を一切の妥協なく使用している点にあります。 ブランドが用いるカシミヤ、シルク、レザー、そして上質なウールなどは、世界でもトップクラスを使用。素材は生産量が限られ希少性が高いため、一般的な素材とは比較にならないほど調達コストが高くなります。 しかし、「素材の質こそが、最終的な製品の質感、着心地、そして耐久性を決定づける最も重要な要素である」という考えのもと、素材選びにおいて一切の妥協を許しません。そのこだわり抜いた素材によって生み出される品質は、店舗で製品に触れた瞬間に誰もが実感できるものとなっています。 3-2.熟練職人による丁寧な手仕事 ザロウのコレクションの多くは、イタリアを中心とした限られた工房で、熟練職人の手によって丁寧に仕上げられています。特にミニマルな美学を極めるブランドであるからこそ、一針一針のピッチの正確さやディテールの繊細な仕上げが、そのまま製品品質の差となって表れます。 製品の裁断や漉き、ステッチといった工程には高度な技術と多くの時間が注がれ、大量生産では再現できない精密さを誇ります。こうした職人の情熱と専門性こそが、ザロウの揺るぎない品質と、「魂のこもった」唯一無二の存在感を支えています。 3-3.「一生もの」として愛用できる投資価値 ザロウのアイテムは、初期投資としては高価に感じられるかもしれませんが、本質的な価値を長期的な視点で見れば、賢明な「投資」と捉えることができます。 流行に左右されない、普遍的でミニマルなデザインは、ブランドの大きな特徴です。ロゴや華美な装飾に頼らず、シルエットの美しさと素材の質で魅せるスタイルは、購入から何年経っても色褪せることがなく、長く愛用できる一着であり続けます。 特に上質なレザーを用いたバッグは、使い込むほどに美しい艶が生まれ、持ち主だけの特別な一点へとゆっくりと育っていきます。安価なものを短いサイクルで買い替えるのではなく、本当に良いものを一つ選び、大切に長く使うという行為は、サステナブルな価値観を体現するものでもあります。 また、その品質と人気の高さから、中古市場においても価値が下がりにくい傾向があります。特に「マルゴー」のような人気モデルは資産性が高いと評価されているのです。 このように、ザロウの製品を選ぶことは、未来の自分のスタイルを築き上げるための、確かな投資と言えるでしょう。 4.ザロウのおすすめ人気バッグ ザロウのバッグやシューズは、コーディネートの印象を決定づける重要な要素でありながら、同時に毎日の生活に密接に寄り添う実用的なパートナーでもあります。ここでは、特に人気が高く、長年にわたって愛し続けることができる代表的なバッグとシューズを紹介したいと思います。 4-1.Margaux(マルゴー) 出典:The Row ザロウを象徴するバッグとして不動の人気を誇るのが「マルゴー」です。トレンチコートから着想を得たといわれる端正なフォルムが魅力で、無駄をそぎ落としたデザインが大人の上品さを演出します。サイズ展開も豊富で、コンパクトな10から大容量の17まで幅広く選べる点もポイント。しっかりしたレザー素材でありながら柔らかな質感で、オンオフ問わずコーディネートを格上げしてくれます。 4-2.N/S Park Tote(N/Sパークトート) 出典:The Row 縦長のスマートなフォルムが特徴的なN/Sパークトートは、ザロウらしいミニマルな美しさと機能性を兼ね備えたモデルです。肩掛けしやすい長めのハンドルと軽やかな持ち心地が魅力で、見た目以上の収納力も人気の理由。レザーの質感が柔らかく、使い込むほどに手になじむため長く愛用できます。シンプルだからこそ、ビジネスやカジュアルなどさまざまなシーンに溶け込む万能トートです。 4-3.Ascot(アスコット) ブランドの知名度を一気に押し上げたともいわれる「アスコット」は、柔らかなファブリックで仕立てられた巾着型バッグ。ドレープが生み出す独特の陰影が美しく、カジュアルにもエレガントにも使える万能さが魅力です。軽量で持ち運びやすく、デイリーからお出かけまで幅広く対応できるのも嬉しいポイント。季節を問わず持てるデザインで、1つ持っておくとスタイリングの幅が広がります。 4-4.Banana(バナナ) ナイロンバッグ 出典:The Row カジュアル派から支持を集める「バナナ」は、ナイロン素材を使用した軽量のクロスボディバッグです。丸みを帯びたフォルムがモダンで、シンプルながらもさりげなく個性を主張できるのが魅力。斜め掛けや肩掛けができるので、デイリーから旅行、アクティブなシーンまで幅広く活躍します。耐久性がありながらソフトな質感で、気軽に持てる実用性の高さも人気の理由です。 4-5.Half Moon(ハーフムーン) 出典:The Row 名前の通り、半月型の曲線的なデザインが印象的な「ハーフムーン」。必要最低限の荷物がすっきり収まるサイズ感で、スマートに持てるコンパクトさが魅力です。ショルダーとしてはもちろん、短めのストラップを手に持ってクラッチ風に使うことも可能。シンプルな装いにさりげなくモード感をプラスしてくれるため、デイリーユースにも特別なお出かけにもぴったりな万能バッグです。 5.The Row/ザロウを愛用している芸能人 ザロウが提案する知的なスタイルは、世界中の著名人からも深く支持されています。ここでは、ザロウのアイテムを素敵に着こなす国内外のセレブリティを紹介したいと思います。 5-1.矢田亜希子 この投稿をInstagramで見る 矢田亜希子(Akiko Yada)(@akiko_yada)がシェアした投稿 日本の女優、矢田亜希子さんは、自身の公式Instagramやブログでたびたび高級ブランド「ザロウ」のアイテムを紹介しています。特に、アパレルやバッグを愛用している様子が投稿から確認できます。 矢田さんの上品なスタイリングは、ザ・ロウが持つミニマルで上質なブランドイメージと調和しており、その洗練された着こなしは多くのファンから注目を集めています。 5-2.内田理央 この投稿をInstagramで見る 内田理央だーりお(@rio_uchida)がシェアした投稿 女優やモデルとして活躍する内田理央さんも、ザロウの愛用者の一人です。特にバッグを気に入っており、ファッション誌のインタビューでは「1年のご褒美に少しずつコレクションしている」と語っています。彼女が愛用しているのは、ブランドのアイコンバッグ「マルゴー」や、ミニマルなレザーのショルダーバッグなどです。極限まで削ぎ落とされたデザインのバッグが、彼女のファッションに上品さを加えています。 5-3.BLACKPINK ロゼ 世界的な人気を誇るガールズグループ、BLACKPINKのメンバーであり、グローバルなファッションアイコンでもあるロゼさんも、ザロウをプライベートで愛用するセレブリティの一人です。特に、世界中を飛び回る際の空港ファッションなどで、オーバーサイズなジャケットやリラックスしたフィット感のパンツなどを着用している姿が度々キャッチされています。 ワールドワイドに活躍する彼女の、国境を感じさせないボーダーレスなスタイルと、ザロウのデザインが持つ普遍的な魅力が見事にマッチ。ロゼさんのスタイリングは、ザロウが国籍や文化、年齢という枠組みを超えて愛される、インターナショナルなブランドであることを証明しています。 6.【FAQ】ザロウに関するよくある質問 ここでは、ザロウに関して特によく寄せられる質問とその回答をまとめて紹介したいと思います。 6-1.ザロウのバッグはなぜ人気? ザロウのバッグが人気を誇る理由は、最高品質の素材選び、研ぎ澄まされたミニマルなデザイン、そして卓越した職人技が見事に融合している点にあります。ブランドロゴをあえて表に出さないデザインは、持つ人自身の個性やスタイルを引き立てるための洗練された配慮であり、品質そのものでブランドの価値を物語っています。 一過性のトレンドを追い求めるのではなく、本質的な美しさと共に人生を歩めるパートナーを探す人々の心に、ザロウのバッグは深く響くのでしょう。 6-2.ザロウの年齢層は何歳? ザロウは特定の年齢層に限定されることなく、幅広い世代のファッション感度の高い人々から支持されています。特に中心となるのは、上質なものを長く愛用したいと考える30代から50代の層です。仕事やプライベートで質の高いものを知る世代にとって、ザロウが持つ高級感と確かな品質は、自身の価値観を表現するのに最適な選択肢となります。 一方で、近年の「クワイエット・ラグジュアリー」という考え方の広まりは、20代の若い世代にも影響を与えました。将来を見据えた投資の意味合いで、初めての上質なバッグにザロウを選ぶ若者も増えています。 6-3.ザロウはどこの国のブランド? ザロウは、オルセン姉妹によってアメリカで設立されたファッションブランドです。幼い頃からファッションアイコンとして注目を集めてきた二人が、本当に着たいと思える「完璧なTシャツ」を追求したことがブランドの原点となりました。彼女たちの卓越した美意識が、現在ニューヨークを拠点とするブランドの隅々にまで息づいています。 デザインはニューヨークのモダンでリラックスした感性から生まれる一方、生産の多くはイタリアをはじめとするヨーロッパの最高峰の工房に託されています。アメリカの都会的なミニマリズムと、ヨーロッパの伝統的な職人技が見事に融合し、唯一無二の世界観を築いているのです。 7.【まとめ】ザロウは「一生もの」となる名品を生み出すブランド ザロウは「静かなラグジュアリー」を体現するブランドとして、ファッション業界で特別な存在感を放っています。その誕生は、オルセン姉妹が「理想のTシャツ」を追求したことから始まり、やがてバッグやシューズにまで展開。流行やロゴに頼らず、素材やシルエットそのものの美しさで勝負する姿勢が、多くの人々を惹きつけています。 最大の魅力は、厳選された最高級素材と熟練職人の手仕事、そして年月を経ても色褪せないタイムレスなデザインにあります。そのため価格は高めですが、「一生もの」として長く愛用でき、結果的に賢明な投資とも言えるでしょう。 購入を検討している方は、ぜひ実際に店舗や取扱店で素材やシルエットを確かめ、心から納得できる一点を探してみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/therow-margaux/ https://estime.co.jp/column/branded-bags-that-dont-depreciate/ https://estime.co.jp/column/high-brand-list/

エルメス(HERMÈS)といえばレザーアイテムのイメージが強く、アクセサリーなどはノーマークだった人が多いかもしれません。実はリングでも数多くの名品を世に送り出しているエルメス。 人気のリングには名品ブレスレット「シェーヌダンクル」の流れを汲むものや、エルメスらしいモチーフデザインなどが盛りだくさんです。今回はエルメスで人気のリングについて解説してまいります。 「エルメスでメンズ用のリングが欲しい!」 「エルメスで人気のペアリングを見ておきたい!」 上記のような要望にスポットをあてて解説していくので参考になさってみてください。 1.エルメスはリングも大人気!その魅力とは? 出典:Hermès 卓越した技術と素材の良さで世界中のファンを魅了するエルメス。メゾンの始まりが馬具工房だったこともあり、レザーアイテムに絶大な人気があるのは周知の事実です。しかし近年、エルメスはアクセサリー分野でも一大ムーブメントを巻き起こしています。 1-1.名品シェーヌダンクルの功績 エルメスの大人気ブレスレットといえば「シェーヌダンクル」を思い浮かべる方は多いと思います。3代目社長が考案、1938年にメンズブレスレットとして発表。リニューアルを繰り返しながら現在まで、長く愛されているエルメスのアイコン的な存在です。さらには2020年の再ブームがきっかけとなって、若い世代からも認知されるようになりました。 日本でも芸能人やアーティストのSNS発信を中心に、幅広い年代の男女に人気を博しています。シェーヌダンクルはライン展開が豊富なので、リングをはじめ、ペンダントやピアスなどとトータルコーディネートできるのも魅力の一つです。この船のアンカーチェーンモチーフは直線と曲線のバランスが絶妙で、エルメスの名品としてさまざまなアイテムに採用されています。そのすべてが絶大な支持を集めているのは、この名品ブレスレットの功績といえるでしょう。 1-2.男女とも使いやすいデザイン 全体的にエルメスのリングは男女を問わないデザインのものが多く、日常使いしやすいのが特徴になっています。デザインのボリューム感やサイズなども豊富にラインナップされているため、ペアリングとしても選びやすいのではないでしょうか。 特に、シルバーカラーのアクセサリーならではの洗練された雰囲気が、今のカジュアルファッションに合わせやすいと思います。素材には、おもにパラジウム(シルバー)やステンレスが使われていて、お手入れ次第で長く使えるのも嬉しいポイントです。レザーと組み合わせたオランプなどは、まさにエルメスらしさを堪能できる逸品リング。唯一無二の世界観を楽しんでみてください。 1-3.手仕事ならではのソフトな着用感 エルメスのリングのほとんどが、今でも職人たちの手仕事から生み出されています。そのため、よく見比べると、一つ一つの仕上がりに微細な違いが見てとれます。こうした手仕事のメリットとして、一般的に肌当たりの柔らかさが挙げられます。これまで指輪に違和感を持っていた方でも、ソフトな着用感のエルメスリングに驚かれるかもしれません。その半面、丁寧な仕事ゆえに時間がかかるので、世界的に品薄となっているのが悩ましいところです。 1-4.リセールに強いブランドバリュー 国内の二次流通市場において、新品のエルメスアイテムのほとんどが定価よりも高く取引されている現状があります。これはエルメス独自の販売方法が要因とされていて、これからも状況が大きく変わることはないでしょう。そのため、エルメスアイテムはリセールしやすいことも大きな魅力となっています。 もちろん、アイテムの状態や付属品の有無によって価格は変動するものの、人気モデルの新品であれば定価以上の買取価格となることも少なくありません。これはエルメスに、比類なきブランドバリューが存在しているといっても過言ではないでしょう。 2.【名品】エルメスのおすすめの人気リング ここでは名品シェーヌダンクルの流れを汲むモデルから、5つのおすすめのリングについて解説してまいります。 2-1.シェーヌダンクル・アンシェネPM 出典:Hermès アイコニックなオーバル型チェーンが連なるシェーヌダンクル・アンシェネは、空間のバランスが見事な逸品。ボリューム感と抜け感を両立させた完璧なデザインで圧倒的な人気を誇ります。人差し指にインデックスリングとして使うのはもちろんのこと、あらゆるリングとの重ね付けに対応できるのが魅力です。エルメスのシルバーカラーブレスレットとの相性が良く、統一感のあるコーディネートに仕上がります。 メンズではシルバー素材のもの、レディースではシルバー同様にピンクゴールドも人気となっています。年代を問わず、嫌味のないアクセサリーとして重宝するので、一つ持っていると家族でシェアできます。ファーストエルメスとしてもおすすめしたいリングの一つです。 2-2.シェーヌダンクル・アンシェネGM 出典:Hermès 先述したアンシェネPMより、3連のアンカーチェーンでボリュームたっぷりのアンシェネGM。存在感のあるボリュームリングをお探しの方におすすめの逸品です。幅広ではあるものの、チェーンの空間がほどよく肌を見せるので重たい印象にはなりません。また、素材の厚みを抑えているため、違和感のない着け心地になっています。 エルメスのレザー系ブレスレットのコリエドシアンと合わせると、クラス感がありながらもエッジの効いたコーディネートにまとまるでしょう。中指につけるとバランスが良さそうですが、ご自身の指のサイズや雰囲気とのバランスを見ながら選んでみてください。チェーンの一コマに大きさの変化を持たせていて、全体的にリズム感のある仕上がりになっています。 2-3.エヴァー・シェーヌダンクル チェーンの一コマを引き伸ばしたような形状が特徴のエヴァー・シェーヌダンクル。エルメスの頭文字「H」を彷彿とさせるデザインは、空間を生かした直線ラインが印象的です。滑らかな曲線を描きながらセンターを帯状のラインで連結させた正面と、ダブルラインをまっすぐ区切った裏面の2Wayで使えます。シンプルなのに計算された空間使いが視線を集める逸品です。 インデックスリングとして使えば、多面的でモダンなデザインが際立つと思います。こうした空間の多いリングの魅力として、指にむくみがあるときでも締め付けが少ないのが嬉しいポイントです。着け心地は使う頻度に影響する大切な要素なので、特に指がむくみやすい人におすすめします。 2-4.シェーヌダンクル・パンク 出典:Hermès アシンメトリーで立体的なフォルムが特徴のシェーヌダンクル・パンク。70年代パンクテイストのシンボル、安全ピンをアンカーチェーンに再解釈したデザインが新鮮な驚きをもたらしてくれます。最近の発売ながら、ひねりのあるルックスがエルメスファンの心を瞬く間にとらえました。斜めに走るラインと直線的な部分とが連結されていて、スタイリッシュに手元を印象づけるリングです。 パンクといえば反骨精神ですが、エルメスらしいエレガンスが加味されることで大人から支持される品格を醸しだしています。インデックスリングとして使うと、インパクトのあるコーディネートになると思います。サイズアップしてサムリング(親指)にもおすすめです。 2-5.シェーヌダンクル・ツイスト 互い違いに交差するようなデザインが魅力的なシェーヌダンクル・ツイスト。まるで指の両側からハグするような空間使いが特徴で、柔らかい曲線でアンカーチェーンのひねりを表現しています。しっかりと幅がありながらも、可愛らしいルックスが他のリングとの重ね付けに最適です。アンシェネPMとの相性が抜群によく、リングをコレクションしている方にもおすすめします。 3.【メンズ】エルメスのおすすめ人気リング ここでは数あるエルメスのリングから、特にお洒落メンズにおすすめのものをピックアップして解説してまいります。 3-1.クロワゼット 出典:Hermès T字バーのトグルクラスプが印象的なクロワゼット。シェーヌダンクルの留め金具をセンターにしたデザインが、視線をとらえてインパクトを与えます。ボリュームもあるため、これ一つだけでコーディネートの方向性が決まると思います。ブレスレットのシェーヌダンクルとリンクコーデするのも有りですが、すっきりと単品使いしても良さそうです。 年齢を重ねてから使えるシルバーアクセサリーは少ないものの、このタイプは指の節が目立つ年齢になっても使い続けることができるでしょう。長く使うことを前提に選ぶなら、おすすめしたいリングの一つです。メンズはもちろん、女性からも人気のデザインなので、パートナーとシェアしてはいかがでしょうか。 3-2.オスモズ 出典:Hermès 2000年代、エルメスのマルジェラ期の人気リングといえばオスモズでしょう。たっぷりとシルバー素材を使った丸みのあるリング本体が特徴になっていて、アンカーチェーンの一コマを引き伸ばしたシンプルデザインです。現在、この時期のエルメスアイテムが非常に人気となっています。カジュアルファッションに合わせやすく、手元に力強さやクラス感を添えたいときにぴったりのリングといえます。 エルメス上級者に愛されていて、着けていると何かと注目を集めるのは間違いありません。着用感が心地よく、長く着けていても気にならないと思います。革ひもを通してペンダントトップとして使っても◎飽きの来ないデザインはデイリーユースにおすすめです。 3-3.エクリプス 出典:Hermès シンプルな幅広デザインのリング、エクリプス。エルメスロゴの「H」を点描で表現した安定感のあるデザインが特徴です。厚みと幅がしっかりとあるため、指のサイズが大きめの方に好まれる人気のリングになっています。繊細な点描はリングの内側にもほどこされていて、エルメスを所有する満足感があると思います。 さり気なく薬指に着けるのはもちろん、サムリング(親指)としてパンチの効いたカジュアルコーデを完成させるのもいいですね!単品使い、重ね付けの両方におすすめのリングといえるでしょう。エルメスの人気バッグ「エブリン」とあわせると上級者のリンクコーデになります。ペンダントトップにしたり、スカーフリングとして使ったりするのもおすすめの使い方です。 3-4.ヴェルティージュ 出典:Hermès 先述したオスモズと同様に、マルジェラ全盛期の1998年に発表されたヴェルティージュ。躍動的なダブルラインが手元をスタイリッシュに見せてくれるので発売当初から大人気となりました。さらに派生モデルではハート型のデザインが人気を集めるなど、彼の才能がいかんなく発揮されたリングの一つです。見る角度によって表情が変わり、着ける人を飽きさせないデザインの良さは秀逸。 指に密着する部分が少ないので、長い時間着けていても負担が少ないリングだと思います。中指に着けたときのバランスが良いですが、インデックスリング(人差し指)として側面からの曲線的なフォルムも見どころです。他のリングとの重ね付けもしやすいのでおすすめです。 3-5.オランプ 出典:Hermès エルメスらしいレザーを使ったリングとして人気のオランプ。ヴォーマダム(型押し加工をほどこした雄仔牛レザー)をリングに組み合わせて、豊富なカラーバリエーションが特徴になっています。PM、GMと二つのサイズがあって、幅が広いGMサイズがメンズにおすすめです。カラー次第で雰囲気が変わるため、選ぶのが楽しいリングだと思います。 さらに同じラインでイヤーカフやブレスレットも展開しています。すでにお持ちのエルメスアイテムはもちろん、アクセサリーを揃えて楽しんではいかがでしょうか。品格と嫌味のないクラス感をプラスしたいときにおすすめの逸品です。オランプはイエローゴールドカラーのリングが充実したラインナップになっています。 4.【ペアリング】エルメスのおすすめ人気リング エルメスのリングは、ペアリングとしても人気を集めています。ここでは人気のペアリングから、おすすめの5モデルを解説してまいります。 4-1.シェーヌダンクル 出典:Hermès 船のアンカーチェーンをモチーフとしたシェーヌダンクルは、ペアリングとして選ばれることも多いエルメスリングの代表的な存在です。チェーンモチーフは人と人との絆やパートナーシップを意味するので、こうした人気は必然といえるかもしれません。また、デザインや素材のバリエーションが豊富なことで、あらゆる年代の男女が選びやすいのが魅力といえるでしょう。 さらにブレスレットとのお揃いや、ペンダントやピアスなどのラインナップが潤沢なことも、人気を後押ししている要因となっています。迷ったらイチオシのリングであることは間違いありません。とはいえ、常に品薄状況が続いているので出会えたら即買いする決断力が試されるでしょう。 4-2.クロワゼット&エシャペ T字型のモチーフ使いでお揃いにするなら、おすすめなのがクロワゼットとエシャペです。クロワゼットの迫力あるデザインはメンズ用に、エシャペの華奢さと繊細なジュエリー使いがレディースに人気の組み合わせとなっています。モチーフを揃えるペアリングは、人とは被りにくい選択肢といえるでしょう。 最近、女性のアクセサリーにはゴールド系が主流となっているので、エシャペのピンクゴールドリングをプレゼントにしても喜ばれると思います。記念日やシーズンイベントにいかがでしょうか。この二つのモデルは素材とジュエリー使いのバリエーションが豊富なので、お互いに好みのリングに出会えるでしょう。 4-3.オランプ オランプは幅のサイズやカラーを変えてペアリングにできるリングです。PMサイズはレディース用に、幅広のGMサイズはメンズ用にするとバランスよく見えるでしょう。レザー素材がメタルの輝きを抑えてくれるので、コーディネートがカジュアルすぎない印象にまとまります。レザーのカラーバリエーションが豊富なのはもちろん、メタル部分をシルバー、ゴールド、ピンクゴールドの3色から選べます。 派生ラインとしてブレスレットやイヤーカフなどがあるので、指輪が苦手な方はそちらでお揃いにするのもいいですね。コレクションとしても◎エルメスらしいレザーを楽しめるリングとして、候補にしてみてください。 4-4.オスモズ 出典:Hermès ガツンとしたボリュームでメンズから圧倒的な人気を誇るオスモズですが、意外にレディースの熱い支持を得ているのをご存知でしょうか?これはオスモズのシンプルなデザインと、抜け感のあるデザインが性別を超えて使いやすいからだと思います。そのため、すでにペアリングとして愛用している方が多く、おすすめペアリングの一つにしました。 インパクトを与える単品使いをしたり、重ね付けしたりして長く楽しめます。シンプルなので定番の薬指だけでなく、ピンキー以外のどの指にも合わせやすいのが特徴です。それほどブランドアピールにこだわらない方や、人と被らないものを探している方におすすめします。 4-5.コリエドシアン 犬の首輪をモチーフとしたエルメス伝統のデザイン、コリエドシアン。すでにブレスレットで広く知られたデザインながら、一目でエルメスと分かるリングとして定番的な人気を誇ります。両側にピラミッド型のスタッズを配してセンターに丸カンを挟んだ造形が、100年前に誕生したデザインとは思えないほど現代的な印象を与えます。 ほどよいボリュームのリングなので、幅広いシーンに使いやすいリングだと思います。単品使いならビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。ペアリングとして薬指にバランスよく収まるので、今回イチオシの逸品です。 5.エルメスのリング選びのポイント こんなに種類があると、リング選びに迷ってしまう方も多いと思います。ここからはリングを選ぶときの3つのポイントについて解説していきます。 5-1.つける指の意味 メンズリングの場合、自らに意識づけをおこなうことを目的に指輪をつけている方が多いようです。左右によっても少し意味が変わりますが、ご自身の着けやすいほうを優先に選択してください。 親指は権力や富の象徴を意味しています。収入を上げたいとき、または組織のトップに立ちたいといった願望をお持ちの方におすすめです。着けていると個性的に演出できるので、コーディネートにパンチが欲しいときにも◎ 親指 富の象徴、自己主張など 人差し指 自信やリーダーシップ、自己表現など 中指 バランスや調和、協調性など 薬指 愛や絆、婚姻関係の有無 小指 チャンスや幸運の引き寄せなど 5-2.サイズ表記の違い エルメスのリングサイズ表記は、日本の号数サイズ表記とは異なっています。公式サイトのサイズガイドを目安にして、購入前にご自身のサイズを把握しておくといいでしょう。下記に主なサイズの一覧をまとめているので参考にしてください。とはいえ、手作業により若干の差異がでるため、実際に実物を確認してからの購入がおすすめです。デザインやサイズによっては、指に違和感が生じることがあります。 エルメスサイズ 日本サイズ(号数) リング直径(㎝) 47 7 1.5 48 8 1.53 49 9 1.56 50 10 1.59 51 11 1.62 52 12 1.66 53 13 1.69 54 14 1.72 55 15 1.75 56 16 1.78 57 17 1.81 58 18 1.85 5-3.モチーフでリンクコーデ エルメスの場合、モチーフを揃えてリンクコーデを楽しめるのが醍醐味の一つです。先に述べたシェーヌダンクルをはじめ、コリエドシアンやエクリプスなどは、その代表的なモチーフといえます。こうしたモチーフアイテムは、エルメスのバッグや靴などにも採用されているので、リングと揃えて持つことができます。また、同じモチーフをパートナーや家族でシェアするのもいいでしょう。リングから始めると、トータルでエルメスのアクセサリーを楽しめるきっかけになると思います。これからエルメスを極めたいと考えている方は、リンクコーデしやすい定番モチーフから選ぶのがおすすめです。 6.「エルメス」人気リングの定価はどうなる? 値上がりが続くエルメスですが、リングの定価がいつ上がるのかと心配されている方は少なくないと思います。ここでは今後の動向について解説してまいります。 6-1.定価は上昇傾向で品薄 直近の値上げから半年が過ぎた現在、今のところ、新たな値上げ情報は発表されていません。しかし、今年2月の値上がり率はシェーヌダンクル・アンシェネPMで17.9%、さらにアンシェネGMでは約20%を超えていました。 エルメスからの公式発表では原材料や職人の工賃、輸送費などの複合的な要素の影響を受けて、適正な価格改定をおこなった結果とのことでした。この状況は全世界的に継続するため、年内に再び値上げがあるかもしれません。また、エルメスの一部のリングは人気が再燃したため、供給が間に合わない状況になっています。そのため、品薄で価格の上昇がつづく現状が今後も変わらないと推察されています。 6-2.視野を広げて賢く購入 一方、国内の二次流通先(中古ブランド売買専門店など)は活況です。これはエルメス正規店の特殊な販売方法が関係しています。ブランドの価値を守るために、ある程度の購入実績を積まなければ希望するアイテムが購入できないシステムになっているのです。優れたブランディングではあるものの、消費者からすると敷居の高さは否めません。 そうした課金制度のような縛りなく購入できるのが、先述したさまざまな二次流通先となっています。中古ブランド専門店以外にも、並行輸入品を扱うネットサイトやフリマサイトなども視野に入れてみると購入のチャンスが広がると思います。または海外渡航の際、主要都市のエルメス正規店で購入できたというSNS情報もあります。旅行や出張を予定されている方は、各国の正規店を確認してみてください。 7.メンズもペアも!人気のリングを探すならエルメス一択! 今回はエルメスから、人気のリングについて解説してきました。エルメスには魅力的なリングが数多くあり、圧巻のラインナップとなっています。 メンズには洗練されたルックスで人気のシェーヌダンクル・アンシェネをはじめ、エルメスの黎明期を支えたマルジェラ氏の名品リング、オスモズやヴェルティージュが特別な存在感を放ちます。 ペアリングではクロワゼットやエシャペ、オランプなどが候補におすすめです。 じつは国内のエルメス正規店に、ふらっと立ち寄って購入できたという幸運もあるようです。お時間があるときにエルパト(エルメスパトロールの略称)してみてください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/hermes-osmose-cant-buy-it/ https://estime.co.jp/column/hermes-asset-value/ https://estime.co.jp/column/hermes-patrol/

いつか手に入れたいシャネルのバッグ。その中でも、永遠のアイコンとして輝く「マトラッセ」と、モダンでクールな魅力を持つ「ボーイシャネル」は、甲乙つけがたい特別な存在です。どちらも本当に素敵で、いざ選ぶとなると目移りしてしまいますよね。 しかし、高価な買い物だからこそ「自分に似合うのはどっち?」「印象や使い勝手はどう違うの?」と、なかなか決めきれずに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ボーイシャネルとマトラッセについて、デザイン、価格、歴史、与える印象など、あらゆる角度から徹底的に比較・解説したいと思います。後悔しない一生モノ選びのために、ぜひ参考にしてください。 1.ボーイシャネルとマトラッセ、あなたに合うのはどっち? シャネルを代表する二つのバッグは、いずれも存在感がありながら全く異なる魅力を放っています。クラシックな気品で寄り添うマトラッセと、都会的でモードな香りを纏うボーイシャネル。ここでは、自分の理想の姿やライフスタイルから、どちらのバッグがより心に響くのかを紹介したいと思います。 1-1.一生モノの品格なら「マトラッセ」 流行に左右されず、どんな時代や年齢になっても寄り添ってくれる普遍的な美しさを求めるなら、マトラッセがおすすめです。たとえば、子どものお宮参りや七五三、将来の入学式や卒業式といったフォーマルな場面でも、あなたに絶対的な安心感を与えてくれるでしょう。 柔らかな曲線を描くフォルムと、優雅に輝くチェーンは、女性らしさを最大限に引き出し、立ち居振る舞いまで美しく見せてくれるはずです。 もちろん、休日のデニムスタイルに合わせれば、気品あふれる大人のカジュアルスタイルが完成します。夫婦での記念日ディナーから、気のおけない友人とのランチまで、マトラッセが一つあるだけで、ファッション全体の格が上がり、どんな場面でも臆することのない自信が手に入るでしょう。 1-2.現代的な個性なら「ボーイシャネル」 クラシックなだけでは物足りない、自分のスタイルを確立し、凛とした強さも表現したいと考える方には、ボーイシャネルがしっくりくるはずです。直線的でエッジの効いたデザインと、ヴィンテージ感のある太めのチェーンは、甘さ控えめのマニッシュな魅力を放ちます。 たとえば、休日にアートギャラリーを巡ったり、話題のカフェで過ごしたりする時間にもぴったりです。ライダースジャケットやオーバーサイズのシャツに合わせることで、クールでこなれた雰囲気が生まれます。 媚びない美しさを好み、ファッションを通じて自分らしさを表現することを楽しむ女性にとって、ボーイシャネルはまさに最高の相棒となるでしょう。 2.【徹底比較】ボーイシャネルとマトラッセの違い 二つのバッグのどちらが自分に合うかを見極めるためには、それぞれの特徴を客観的に比較することが大切です。ここでは、デザインや印象、おおよその価格帯、さらには資産価値といった観点まで掘り下げて、二つのモデルの違いを紹介したいと思います。 2-1.【デザイン】フレームの有無が大きな違い デザインの最も大きな違いは、バッグの縁を囲むフレームの有無です。マトラッセにはフレームがなく、ふっくらとしたキルティングそのものの柔らかさが活かされた、優美なシルエットが特徴です。角が丸みを帯びているため、全体として非常に女性らしい、優しい雰囲気を醸し出します。 留め具であるクラスプは、カール・ラガーフェルドによってデザインされたCCマークの「ターンロック式」。チェーンストラップは、華奢な金属チェーンにレザーを丁寧に編み込み、繊細でジュエリーのような輝きを放ちます。 一方、ボーイシャネルは、バッグの周囲が直線的なレザーフレームで縁取られており、カチッとした構築的なフォルムが印象的です。額縁のようにデザイン全体を引き締める効果があり、シャープで力強いイメージを与えます。 クラスプは、ふたつのCが重なり合うロゴが刻印された、独創的な長方形のプレート。チェーンは、ヴィンテージアクセサリーのような太く重厚感のあるデザインで、マニッシュな雰囲気を強調します。これらのディテールの一つ一つが、それぞれのバッグの個性を形作っているのです。 2-2.【印象】エレガント vs マニッシュ デザインの違いは、バッグが与える印象の違いに直結します。マトラッセが持つのは、誰からも愛される王道のエレガンスです。ツイードのセットアップや柔らかな素材のワンピースに合わせれば、完璧なレディスタイルが完成します。足元はヒールパンプスでまとめれば、隙のないフォーマルな装いになります。 対してボーイシャネルが醸し出すのは、自立した女性のかっこよさを感じさせるマニッシュな空気感です。あえてオーバーサイズのシャツにワイドパンツを合わせることで、クールで洗練された雰囲気が生まれます。 足元にスニーカーやチャンキーブーツを選ぶと、よりモードで現代的なスタイルを楽しめるでしょう。甘めのコーディネートに投入すれば、絶妙なバランスの甘辛ミックススタイルが完成します。 2-3.【年齢層】どちらも年代問わず愛用可能 マトラッセもボーイシャネルも、特定の年齢層に限定されるバッグではありません。どちらも20代から持ち始める人もいれば、60代、70代になっても素敵に使いこなしているマダムも大勢います。そのうえで、年代ごとの魅力を考えてみましょう。 【20代】 マトラッセを持つと、若々しさに品格が加わり、少し背伸びした大人の魅力が生まれます。ボーイシャネルなら、ファッション感度の高さをアピールでき、トレンドスタイルを格上げしてくれます。 【30代】 キャリアとライフステージの変化を迎える30代。マトラッセは、大人の女性としての深みを引き出し、自信を与えてくれます。ボーイシャネルは、確立しつつある自分のスタイルに、さらなる個性を加えてくれる存在になります。 【40代以降】 人生の経験を重ねた40代以降の女性が持つマトラッセは、まさに本物のエレガンスを体現します。ボーイシャネルは、年齢を重ねても失わない遊び心や、モダンな感性を象徴し、若々しいエネルギーを感じさせてくれるでしょう。 2-4.【価格】ボーイシャネルがややお手頃 シャネルのバッグは、職人による手仕事の結晶であり、その価値は年々上昇する傾向にあります。2025年8月現在の公式サイトの価格を参考にすると、同じようなサイズのハンドバッグで比較した場合、ボーイシャネルの方がマトラッセよりも、わずかに手に入れやすい価格設定になっています。 ここで注目したいのが「資産価値」です。特にマトラッセの定番モデルは、需要が非常に高く、中古市場でも価格が下がりにくいことで知られています。これは、将来的に手放す可能性を考えた場合、大きなメリットと言えるでしょう。 ボーイシャネルも高い人気を誇り、安定した価値を維持していますが、マトラッセの普遍的な人気には一歩譲るのが現状です。とはいえ、どちらも決して価値が大きく下がることは考えにくく、長期的に見れば賢い投資と捉えることもできます。 3.シャネルの絶対的アイコン「マトラッセ」の魅力 シャネルと聞いて多くの人が思い浮かべる、あのふっくらとした格子状のステッチ。ここでは、誕生から一世紀近く経った今も色褪せることのない、マトラッセの魅力をさらに見ていきましょう。 3-1.時代を超える普遍的なデザイン マトラッセが長く愛される理由は、その完成された普遍的なデザインにあります。創業者のガブリエル・シャネルは、女性をコルセットの束縛から解放し、機能性とエレガンスを両立させるという哲学を持っていました。その思想のもと、両手が自由になるようにと、1955年2月にショルダーストラップを備えた革新的なバッグ「2.55」を発表しました。 キルティングステッチやチェーンストラップといった「2.55」の象徴的な要素は、後世のデザインに受け継がれていきます。1983年、アーティスティックディレクターに就任したカール・ラガーフェルドがこの「2.55」を再解釈し、シャネルのシンボルであるCCマークのターンロックをクラスプにあしらった「11.12」を生み出しました。 これらのデザイン要素が完璧なバランスで融合し、流行に左右されない永遠の美しさを湛えています。歴史を受け継ぎながら進化を遂げたデザインは、どんなスタイルも格上げし、世代を超えて受け継ぐ価値のある、まさにタイムレスな名品と言えるでしょう。 3-2.名前の由来は「ふっくら」したキルティング マトラッセという名前は、フランス語で「詰め物をする、ふっくらとさせる」という意味を持つ動詞 "matelasser" に由来します。まさに、布と布の間に綿などを入れて刺し縫いを施す、伝統的なキルトの技法そのものを指す言葉です。 このデザインの着想源は、ガブリエル・シャネルがこよなく愛した乗馬の世界にあると言われています。彼女がボーイ・カペルと共に訪れた競馬場で目にした、ジョッキーがまとうジャケットや馬の鞍(くら)の機能的なステッチ。その力強くも美しい幾何学模様に、彼女は新たなエレガンスの可能性を見出しました。 ただ装飾的なだけでなく、素材の耐久性を高め、型崩れを防ぐという実用的な目的を持つキルティングは、機能性を重視した彼女のクリエイション哲学と完璧に合致したのです。 このステッチが生み出す効果は、単に美しいだけではありません。光を受けると、ふっくらとした革の部分は優しく輝き、ステッチの溝は深い影を生み出します。この光と影のコントラストが、バッグに豊かな表情と生命感あふれる立体感を与えてくれるでしょう。 3-3.フォーマルもカジュアルも対応可能 マトラッセの順応性の高さは、多くの女性を虜にする理由の一つです。結婚式やパーティーといった華やかな場では、その気品ある佇まいが装いを完璧なものにしてくれます。上質なツイードジャケットやシルクのブラウスと合わせれば、ビジネスシーンでの信頼感を高めてくれるでしょう。 一方で、週末のリラックスした時間にもマトラッセは自然に馴染みます。シンプルなTシャツとデニムにさらりと斜めがけするだけで、コーディネート全体が洗練され、こなれた大人のカジュアルスタイルが完成します。 チェーンの長さを二重にしてショルダーバッグにしたり、一重でクロスボディにしたりと、持ち方一つで印象を変えられるのも魅力。どんな場面でも品格を保ち、スタイルを格上げしてくれるからこそ、マトラッセが一生のパートナーと呼ばれる所以なのです。 4.現代的な辛口テイスト「ボーイシャネル」の魅力 マトラッセが持つクラシックな世界観とは一線を画し、モダンで力強い魅力を放つのがボーイシャネルです。ここでは、2011年の登場以来、瞬く間に新たなアイコンとなったボーイシャネルの背景と魅力を見ていきましょう。 4-1.恋人「ボーイ・カペル」へのオマージュ 2011年から2012年にかけて発表された「ボーイシャネル」は、それまでのシャネルが持つフェミニンなイメージを覆す、クールでマニッシュなデザインが特徴のコレクションです。この印象的な名前は、ココ・シャネルの生涯の恋人であり、彼女の才能をいち早く見出して帽子店の開業資金を援助した実業家、アーサー・“ボーイ”・カペルに由来します。 カペル自身の紳士的なスタイルは、男性的な要素を自身のファッションに取り入れたシャネルのデザイン哲学に大きな影響を与えました。 アーティスティック ディレクターであったカール・ラガーフェルドは、シャネルが持つボーイッシュな精神性に敬意を表しており、ボーイシャネルは、創業者の革新的なスピリットを現代に蘇らせたコレクションとして位置づけられています。 4-2.弾薬用バッグが着想のクールなデザイン ボーイシャネルのデザインは、かつて男性が狩猟の際に使用していた弾薬用のバッグからインスピレーションを得ています。そのルーツは、直線的なフォルムや、重厚感のあるクラスプ、そして武骨でヴィンテージライクなチェーンストラップといったディテールに色濃く反映されています。 フェミニンな要素を削ぎ落としたシャープなデザインは、身につける人にクールで自立した印象を与えてくれます。キルティングのステッチも、マトラッセの菱形とは異なり、縁を囲むような直線的なデザインが特徴です。 4-3.サイズと素材で楽しむ個性 ボーイシャネルも、サイズや素材のバリエーションによって異なる表情を見せます。定番のグレインドカーフスキンに加え、シーズンごとに発表される限定素材やカラーは、コレクターズアイテムとしても人気です。メタリックカラーや鮮やかなネオンカラー、異素材を組み合わせたものなど、遊び心あふれるデザインは、ファッションの楽しみを広げてくれます。 サイズ展開は主に3種類です。 【スモール】 コンパクトなサイズ感で、パーティシーンやミニバッグとして活躍します。アクセサリーとしての側面が強く、コーディネートにエッジを効かせます。 【ミディアム】 最もバランスの取れた人気のサイズ。長財布も収納可能で、デイリーユースに最適です。 【ラージ】 A5サイズの手帳やタブレットも入る収納力。お仕事用としても使え、マニッシュなスタイルをより一層引き立てます。 自分の持ち物やライフスタイルに合わせてサイズを選び、時には大胆なカラーに挑戦してみるのも、ボーイシャネルならではの楽しみ方と言えるでしょう。 5.ボーイシャネルとマトラッセのおすすめアイテム 理想のバッグを選ぶには、実際に展開されているモデルを知ることがとても大切です。ここでは、公式サイトに掲載されているコレクションの中から、おすすめのアイテムを紹介したいと思います。 5-1.【ボーイシャネル】 ボーイシャネルの魅力を味わえる、特におすすめのバッグと小物を見ていきましょう。 5-1-1.BOY CHANEL ハンドバッグ 出典:CHANEL 定番のマトラッセキルティングを取り入れつつも、より構築的な姿に仕上げられています。チェーンストラップは長さを調整できる仕様となっており、クロスボディで軽快に持つことも、ショルダーにかけて上品に仕上げることも可能です。 素材にはグレインドカーフスキンが用いられ、使い込むほどに風合いが深まり、エレガントな印象が増していきます。容量面は、長財布やスマートフォンに加えて小物類も収納できるため、華やかな場だけでなく日常使いにも役立ちます。 バッグを通じて日常の着こなしに大人の余裕を宿したい方にふさわしい名品です。 5-1-2.BOY CHANEL スモール フラップ ウォレット 出典:CHANEL 持ち歩きやすいサイズ感に洗練された美意識が凝縮されています。カードスロットが複数備わり、コインや紙幣も整理しやすいため、スマートに使える点が魅力です。小さな財布ながらもボーイシャネル特有の直線的なラインとメタルパーツが存在感を放ち、バッグから取り出した瞬間にスタイル全体がワンランク引き締まります。 大きなアイテムを持ち歩かず、必要なものだけをスマートに管理したい方に寄り添うアイテムです。携帯するごとに高揚感をもたらし、日常生活にも上品な緊張感を添えてくれます。 5-2.【マトラッセ】 普遍的なエレガンスを湛えたマトラッセから、特におすすめのアイテムを紹介したいと思います。 5-2-1.11.12 クラシック ハンドバッグ 出典:CHANEL ガブリエル・シャネルが生み出したアイコンバッグ「2.55」を、1980年代にカール・ラガーフェルドが現代的に再解釈して誕生させた物語を持ちます。バッグの中央で輝くCCマークの留め具は、一目でシャネルとわかる気品を湛えており、持つ人の心を満たしてくれるでしょう。 上質なラムスキンを用いたモデルは、吸い付くような滑らかな手触りで、思わず何度も撫でてしまうほどの心地よさです。レザーを編み込んだチェーンストラップは、肩にかけるとジュエリーのような輝きを放ち、装い全体を華やかに演出します。 5-2-2.クラシック ジップ コインパース 出典:CHANEL コンパクトな大きさでありながら、ふっくらとしたマトラッセのステッチとゴールドまたはシルバーのCCマークは、確かな存在感を放ちます。素材には主に、傷が付きにくく丈夫なグレインドカーフスキンが採用されており、毎日使う小物に求められる耐久性も兼ね備えている点は、長く愛用したい人にとって嬉しい配慮です。 ファスナーは開口部が広く、中身の確認やコインの出し入れがとてもスムーズに行えます。内部には間仕切りが設けられており、小銭はもちろん、折り畳んだ紙幣や数枚のクレジットカードなどを整理して収納することが可能です。 自分への特別なご褒美や、大切な人への心に残る贈り物にもふさわしい、タイムレスな魅力に満ちた逸品です。 6.【FAQ】ボーイシャネルとマトラッセに関するよくある質問 以下では、購入前に解消しておきたいボーイシャネルとマトラッセに関する疑問について、まとめました。 6-1.ボーイシャネルを持っている人のファッションの特徴は? ボーイシャネルを愛用する人々は、甘さの中に少しだけ辛口な要素を取り入れた「甘辛ミックス」や、都会的で洗練された「モード系」のファッションを好む傾向にあります。ボーイシャネルが持つ、直線的でエッジの効いたデザインと、重厚感のあるアンティーク調の金具が、コーディネート全体を引き締めてくれます。 たとえば、柔らかなシフォン素材のブラウスや、フェミニンな雰囲気のプリーツスカートにボーイシャネルを合わせると、甘さが抑えられ、ぐっと垢抜けた大人の装いが完成します。まさに、ファッション上級者の風格を漂わせることができるでしょう。 反対にカジュアルなスタイルに一点投入するだけで、一気にラグジュアリーな雰囲気が加わり、周囲と差がつく着こなしが叶います。合わせる服を選ばず、持つだけで独自のスタイルを確立してくれるバッグなのです。 6-2.ボーイシャネルとマトラッセ、それぞれどんな人が似合う? ボーイシャネルは自立した精神とハンサムなかっこよさを求める人に、マトラッセは時代に流されない普遍的なエレガンスを愛する人に、それぞれしっくりと馴染むでしょう。ボーイシャネルは、その名の由来となったココ・シャネルの恋人「ボーイ・カペル」の自由な精神を反映した、力強く現代的なデザインが特徴です。 トレンドを意識しつつも、自分らしい着こなしを確立している、アクティブで意志の強い人物像を想起させます。既存の価値観にとらわれず、自分だけの個性を表現したい人に最適なパートナーとなってくれるでしょう。 一方、マトラッセは、シャネルの伝統と品格を象徴する、永遠のアイコンバッグです。ふっくらとしたキルティングと優美なチェーンショルダーは、持つ人の仕草まで美しく見せてくれるような気品をまとっています。 流行を追いかけるよりも、上質なものを長く大切に使い続けることを好む、穏やかでクラシカルな佇まいの人にぴったりです。最終的には自分が「こうなりたい」と思う理想像を思い浮かべ、イメージに合うバッグを選ぶのがベストです。 6-3.マトラッセとボーイシャネル、どちらが扱いやすいの? 日常的な使いやすさや傷への耐性を重視するなら、ボーイシャネルの方がより気軽に使える場面が多いかもしれません。対照的に、マトラッセは繊細な素材が使われることが多く、より丁寧な配慮が求められるバッグです。 ボーイシャネルは、縁がしっかりと補強された直線的なデザインのため、型崩れに対して比較的強い構造をしています。素材に関しても、グレインドカーフスキンのように、傷や汚れが目立ちにくい丈夫なレザーで展開されることが多い点が大きな利点です。日々の生活の中で、多少の衝撃や摩擦を過度に気にすることなく、気兼ねなく持ち歩きたいと考える方にとっては、心強い存在となるでしょう。 一方で、マトラッセの代表的な素材であるラムスキンは、滑らかで柔らかな質感が魅力です。しかし、その繊細さゆえに、爪やアクセサリーなどに触れると傷がつきやすいという側面も持ち合わせています。 ふっくらとした美しいキルティングの形状を保つためにも、バッグの中に物を詰め込みすぎず、保管する際には中に詰め物を入れて形を整えるといった配慮が必要です。 毎日アクティブに活用したいならボーイシャネル、特別な日のために大切に使い続けたいならマトラッセ、というように、自分のライフスタイルやバッグとどう付き合っていきたいかを想像することが、後悔のない選択につながるはずです。 7.【まとめ】自分らしいスタイルで、最高のシャネルバッグを選ぼう! シャネルを代表する「マトラッセ」と「ボーイシャネル」は、どちらも名品でありながら個性は大きく異なります。普遍的なエレガンスを体現し、フォーマルからカジュアルまで幅広く対応できるのがマトラッセ。一方で、直線的で力強いデザインを備え、自分らしさや都会的な感性を演出したい方に寄り添うのがボーイシャネルです。 価格帯や資産価値を見ても、マトラッセは特にリセール市場で強く、一生のパートナーとして選ぶ安心感があります。対してボーイシャネルは、やや手に取りやすい価格でありながら、遊び心やモダンな雰囲気を楽しめる点が魅力です。 年齢層を問わず長く使えるため、どちらを選んでも「大人の女性らしさ」を高めてくれるでしょう。大切なのは、単なる流行ではなく、自分が理想とするスタイルにどちらがより響くかを考えることです。ぜひ、クローゼットの服やライフスタイルに合わせて、自分にふさわしい一品をイメージしてみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/what-chanel-matelasse/ https://estime.co.jp/column/what-boychanel/ https://estime.co.jp/column/matelasse-20yearsago-listprice/

高級ブランドの代表格として世界中の人々を魅了するエルメス。その製品は単なるファッションアイテムにとどまらず、「資産」としての価値を持つことで知られています。 特にバーキンやケリーといったアイコンバッグは、需要に対して供給が極端に少ないことから、中古市場でも定価を大幅に上回る価格で取引されることも珍しくありません。なぜエルメスのアイテムは、時間の経過とともに価値が落ちないのでしょうか。 この記事では、エルメス製品が資産価値を持つ理由を深く掘り下げるとともに、価値の下がりにくいアイテムをランキング形式でご紹介します。さらに、お手持ちのエルメス製品をより高価に売却するためのポイントも解説します。エルメスの魅力を再確認し、賢く資産として活用するための一助となれば幸いです。 1.エルメスの資産価値が落ちない理由 エルメス製品が資産価値を保ち続けている理由は、単に高価だからというだけではありません。そこには、エルメスというブランドが長年にわたって築き上げてきた揺るぎない地位と、独自のビジネス戦略が存在します。 1-1.歴史とブランド力 エルメスの歴史は、1837年に馬具工房として始まりました。創業者のティエリー・エルメスは、最高の素材と熟練した職人技を追求し、馬具職人としてナポレオン3世をはじめとする貴族たちから高い評価を得ました。この「最高品質」へのこだわりは、馬具からバッグ、アクセサリーへと製品の幅を広げた現代に至るまで、エルメスの哲学として受け継がれています。 19世紀から続く長い歴史の中で、エルメスは常に最高級の素材と卓越した職人技を駆使し、時代を超えて愛される製品を生み出してきました。このような揺るぎないブランドイメージは、単なる流行に左右されない普遍的な価値を確立し、エルメス製品に対する信頼と憧れを世界中の人々に根付かせています。この強固なブランド力こそが、エルメス製品の価値を支える要因の一つです。 1-2.高い希少性 エルメス製品の中で、特にバッグや特定のアクセサリーが市場で高い価値を持つ理由の一つは、その「極めて高い希少性」にあります。エルメスは大量生産を一切おこないません。 一つのバーキンやケリーバッグが完成するまでには、一人の職人が最初から最後まで手作業で丹念に仕上げます。この製造スタイルが、年間で生産できる数を非常に限定的なものにしている理由の一つです。さらに、エルメスは熟練した職人の育成にも時間をかけるため、需要に対して供給が追い付かない状況が常態化しています。 1-3.宣伝をおこなわない経営戦略 エルメスが他のラグジュアリーブランドと一線を画す大きな特徴の一つに、「大規模な広告宣伝をおこなわない」という経営戦略があります。多くのブランドがテレビCMや雑誌広告、有名人を起用したキャンペーンに巨額の費用を投じる中、エルメスはそれに頼らず、製品そのものの品質と職人の技術力、そして顧客からの口コミや信頼によってブランド価値を高めてきました。これは、創業当初から受け継がれる「モノづくりの本質」に忠実でありたいという強い信念の表れです。 広告に頼らないことで、エルメスは「自らの手で生み出した最高のモノを、最高の顧客に直接届ける」という姿勢を貫いています。この戦略は、消費者に対して「宣伝しなくても売れる、本物の価値があるブランド」という認識を強く印象づけます。その結果、エルメス製品は単なる消費財ではなく、本物を知る人だけが手にできる特別な存在として、その希少性と価値をさらに高めているのです。 1-4.特別なブランド感 エルメス製品が持つ特別なブランド感は、前述の宣伝戦略だけでなく、「リセールをおこなわず、アウトレットを持たない」という徹底した方針からも生まれています。多くのブランドが、シーズン落ちした製品をアウトレットで販売したり、セールをおこなったりすることで在庫を調整します。しかし、エルメスはこのような方法を一切おこないません。 アウトレットが存在しないことは、エルメス製品が常に「正規の価格」で取引されることを意味し、ブランドイメージを安売りすることなく保つことができます。これにより、製品の価値が希薄化することなく、新品でも中古でも、その価値を高く維持しているのです。 1-5.顧客制度 エルメスには、他のブランドでは見られない独自の「顧客制度」が存在します。これは、特にバーキンやケリーといった特別な人気バッグを、誰でも簡単に購入しにくいことを意味します。これまでの購入実績や店員との関係性に基づいて、特定の顧客のみに購入の機会が与えられるというものです。 この制度は、エルメス製品に対する需要と供給のバランスを意図的に崩し、希少性をさらに高める役割を担っています。この顧客制度によって、「お金があっても買えない」「特別な顧客だけが手にできる」という、エルメスならではの独自のステータスが生まれます。こうしたシステムが、エルメスの製品を単なるファッションアイテムではなく、「特別な出会い」と「努力の証」が詰まった、唯一無二の存在へと昇華させているのです。 2.【エルメス】資産価値が高いアクセサリー エルメスの資産価値は、バッグだけでなく、ジュエリーにも見出すことができます。特に希少性が高く、普遍的なデザインを持つモデルは、安定したリセールバリューを誇ります。 2-1.シェーヌダンクル ブレスレット 出典:Hermès エルメスジュエリーの象徴であり、最も高い資産価値を誇るのが「シェーヌダンクル ブレスレット」です。錨の鎖をモチーフにしたこの普遍的なデザインは、1938年の誕生以来、時代や流行に左右されることなく愛され続けています。 その高い資産価値の背景には、エルメスならではの極めて高い希少性が存在します。バッグと同様に店頭での入手は非常に困難であり、熟練職人の手仕事によって丁寧に作られるため、生産数が限られています。この圧倒的な入手難易度が、中古市場での需要を加熱させ、価格を押し上げる最大の要因となっているのです。 また、スターリングシルバー(SV925)やゴールドといった高価な素材自体に価値があることに加え、そのタイムレスなデザインゆえに安定した需要が常に存在します。そのため、状態が良い個体であれば、定価に近い、あるいはそれ以上のプレミアム価格で取引されることも珍しくありません。シェーヌダンクル ブレスレットは、単なる装飾品ではなく、エルメスのクラフトマンシップと希少性が生み出す、まさに「身につける資産」と言えるでしょう。 2-2.シェーヌダンクル ファランドール ブレスレット 出典:Hermès 「シェーヌダンクル ファランドール ブレスレット」は、異なる大きさのシェーヌダンクルのコマが連なっているモデルで、繊細でエレガントな印象を持ちます。フランスの伝統的な踊り「ファランドール」をイメージしたデザインは、手首に沿って優雅な動きを生み出します。 このモデルも、シェーヌダンクル同様に資産価値を持っています。普遍的なデザインでありながら、現代のファッションにも自然に溶け込む柔軟性を持つファランドールは、装飾品としてだけでなく、将来的な売却も視野に入れた賢い選択肢となるでしょう。 2-3.シェーヌダンクル アンシェネ 出典:Hermès シェーヌダンクル アンシェネは、エルメスの定番であるシェーヌダンクルの精神を受け継ぎながら、よりモダンで洗練されたデザインが特徴です。フランス語で「繋がれた鎖」を意味する名の通り、コマ同士がくっついているデザインは、手元にさりげなく個性を加えます。 このモデルが資産価値を保っているのは、その洗練されたデザインが幅広い世代に支持されているためです。オリジナルのシェーヌダンクルが持つ力強さとはまた異なる、エレガントで都会的な雰囲気が、新たなファン層を獲得しています。 2-4.コリエ・ド・シアン ブレスレット 出典:Hermès エルメスのジュエリーの中でも、特にエッジの効いたデザインで知られるのが「コリエ・ド・シアン ブレスレット」です。フランス語で「犬の首輪」を意味するこのブレスレットは、ピラミッド型のスタッズとプレートが特徴的で、力強くアバンギャルドな雰囲気を醸し出しています。 そのユニークなデザインは、流行に左右されない唯一無二の存在感を放ち、根強いファン層を持っています。特にレザー製のモデルは、エルメスが誇る最高級の革素材と卓越した職人技が凝縮されており、その品質自体が価値となります。コリエ・ド・シアンは、ファッションのアクセントとしてだけでなく、コレクターズアイテムとしても人気が高く、中古市場でも希少なモデルは高値で取引されています。 2-5.ケリードゥブルトゥール 出典:Hermès エルメスのアイコンバッグ「ケリー」のバックルをモチーフにした「ケリードゥブルトゥール」は、エレガントでありながら程よい存在感を放つブレスレットです。二重に巻くデザインが手首を華奢に見せ、カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイルに合わせやすい汎用性の高さが魅力です。 このブレスレットの資産価値が高いのは、やはりそのデザインのルーツがエルメスの代表作であるケリーにあるからです。アイコンバッグのモチーフは、常に高い人気と安定した需要を誇ります。 また、エルメスが誇る上質なレザーと、丁寧に磨き上げられたメタルパーツの組み合わせは、年月を経ても美しさを損なわず、中古市場でも高い評価を受けます。特に定番のブラックやエトゥープといった人気カラーは、高値で取引される傾向にあります。 2-6.シェーヌダンクル アンシェネリング 出典:Hermès シェーヌダンクルシリーズの中でも、特に指先にモダンな存在感を与えるのが「シェーヌダンクル アンシェネリング」です。アンカーチェーンのコマが指を包み込むようなデザインは、他のリングとは一線を画す独創的な魅力を持っています。 このリングが資産価値を保つ理由は、シェーヌダンクルシリーズ全体の高い人気と希少性にあります。ブレスレットと同様に、このリングも店頭で簡単に見つけることはできず、入手困難なアイテムとして知られています。 2-7.オスモズ エルメスのジュエリーの中でも、近年特に注目を集めているのが「オスモズ」です。滑らかで有機的な曲線を描くこのリングは、シェーヌダンクルのような力強さとは異なる、ミニマルで洗練された美しさを持ち、ジェンダーレスに愛されています。 オスモズが高い資産価値を持つ背景には、ブランドとしての人気上昇に伴う需要の高まりがあります。そのシンプルながらもエルメスらしい存在感は、日常的に身につけやすく、多くのファッション愛好家を魅了しています。特にサイズ感の異なるモデルを重ね付けするスタイルも人気で、その汎用性の高さも市場価値を押し上げています。 2-8.Hウォッチ 出典:Hermès エルメスの時計の中でも、その高い資産価値で知られるのが「Hウォッチ」です。1996年に発表されたこのモデルは、ケースに大胆にデザインされたエルメスの頭文字「H」が特徴で、一目でエルメスとわかるアイコニックな存在感を放っています。 Hウォッチの資産価値を支えているのは、この比類ないデザインと、エルメスが培ってきたブランド力です。時計としての機能性はもちろんのこと、アクセサリーとしても優れたデザイン性を持つことから、幅広い層に支持されています。また、エルメスは時計のベルトに最高級のレザーを使用しており、その素材の価値もリセールバリューに大きく貢献しています。 3.【エルメス】資産価値が高いバッグ エルメス製品の中でも、特に突出して高い資産価値を持つのが「バーキン」と「ケリー」です。この2つのバッグは、単なる高級バッグという枠を超え、投資対象としても世界的に認知されています。 3-1.バーキン・ケリーが突出して資産価値が高い理由 エルメスのバーキンとケリーが他の高級バッグと一線を画すほど高い資産価値を誇る最大の理由は、その根底にある「物語性」と「圧倒的な希少性」にあります。単なる製品の品質を超えた、特別な存在感が突出した資産価値を生み出しているのです。 バーキンは、伝説的な女優ジェーン・バーキンが飛行機内で当時のエルメス社長と偶然隣り合ったことがきっかけで誕生しました。彼女のライフスタイルから生まれたこのバッグは、機能性とエレガンスを両立させたことで、世界的なアイコンのスタイルを象徴する存在となりました。 一方、ケリーは、女優グレース・ケリーが妊娠中のお腹を隠すために使った写真がきっかけで広く知られるようになり、彼女が体現した気品とロイヤリティの象徴となりました。この、著名人をめぐる唯一無二の物語性が、両バッグを単なるバッグではなく、時代を超えた特別な存在へと昇華させています。 また、これらのバッグは職人の手作業による一点物の生産体制が厳格に守られており、膨大な時間と手間をかけて作られるため、市場への供給量が極端に少なく、常に需要が供給をはるかに上回る状況が生まれています。さらに、店頭に並ぶことがほとんどなく、特定の顧客にのみ購入の機会が与えられやすいという独自の販売戦略も特別感を助長しています。この「お金があっても買えない」という特別なステータスが、所有すること自体を一種の成功の証とし、コレクターや富裕層の間で価値をさらに高めているのです。 3-2.バーキン25 バーキンの中でも特に高い人気を誇るのが「バーキン25」です。横幅25cmというコンパクトなサイズは、現代のライフスタイルにマッチし、普段使いからちょっとした外出まで幅広く活躍します。この使い勝手の良さから世界中で需要が急増しており、二次流通市場では新品未使用品であれば、定価の2倍以上の価格で売買されることも珍しくありません。 バーキン25は、その圧倒的な需要に対して供給が非常に少ないため、希少価値が突出しています。特に、トゴやエプソンといった定番の素材や、ブラックやエトゥープといった人気色、そしてゴールド金具の組み合わせは、市場において高いプレミア価格で取引される傾向にあります。まさに「身につける資産」として、多くのコレクターや投資家から熱い視線を浴びています。 3-3.バーキン30 バーキンの最も代表的なサイズとして知られる「バーキン30」は、横幅が30cmで、収納力とバランスの良さを兼ね備えたモデルです。A4サイズの書類は入らないものの、日常で持ち歩く荷物は十分に収納できるため、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンで活躍します。この汎用性の高さが、世界中の人々に長年愛され続けている理由です。 バーキン30もまた、非常に高い資産価値を誇ります。その価値は、定番サイズとして常に安定した需要があることに起因します。トゴやエプソンといった人気の素材、ブラックやゴールドといった定番カラーのモデルは、中古市場でも常に高値で取引されており、長期間にわたり価値が下がりにくい、賢い投資対象と言えるでしょう。 3-4.ケリー25 ケリーの中でも、高い資産価値を持つモデルの一つが「ケリー25」です。横幅25cmという小ぶりなサイズは、現代のミニマリズムの流れに乗り、フォーマルな場からカジュアルな装いまで幅広くマッチします。その愛らしい見た目と、アクセサリー感覚で持てる使い勝手の良さから、世界的に需要が爆発的に高まっています。 このモデルの資産価値の高さは、その圧倒的な希少性にあります。バーキン25と同様に供給が極端に少なく、店頭で出会うことは非常に困難です。そのため、二次流通市場では定価を大幅に上回るプレミア価格で取引されることが常態化しています。 特に、人気のトゴやエプソン素材、ブラックやエトゥープといった定番色、そして内縫いや外縫いといった縫製方法の違いによっても価格が変動します。資産として考えるなら、入手できれば高いリターンが期待できる、まさに注目のモデルと言えるでしょう。 3-5.ケリー28 「ケリー28」は、ケリーの中でも最もバランスの取れたサイズとして長年愛されてきたモデルです。横幅28cmというサイズは、財布やスマートフォン、化粧ポーチなど、日常的に必要なアイテムが無理なく収まり、実用性に優れています。エレガントな見た目と高い収納力を兼ね備えているため、特にビジネスシーンやパーティなど、様々なオケージョンで活躍します。 ケリー28は、二次流通市場でも高い需要があり、安定したリセールバリューが期待できます。実用性と資産性を両立させたいと考える方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。 4.【エルメス】バッグの資産価値ランキング エルメスの資産価値を語る上で、当然1位バーキン2位ケリーの2大アイコンバッグが突出していることは揺るぎない事実です。しかし、それらに次いで高い資産価値を誇るバッグも存在します。ここでは、特にリセールバリューが高い傾向にある3位~5位のモデルをランキング形式でご紹介します。 3位:コンスタンスミニ 出典:Hermès バーキン、ケリーと並び、「エルメスの3大バッグ」の一つに数えられるのが、コンスタンスです。特に、その中でもコンパクトで可愛らしいサイズ感が人気のコンスタンスミニは、近年資産価値が急上昇しています。バッグの中央に配されたアイコニックな「H」の金具は、一目でエルメスとわかる存在感を放ち、エレガンスと実用性を兼ね備えたショルダーバッグとして世界中のセレブやファッション愛好家を魅了しています。 コンスタンスミニが高い資産価値を持つ理由は、バーキンやケリーと同様に生産数が極端に少なく、店頭での入手が極めて困難であるためです。エルメスの職人が一つひとつ丁寧に手作業で仕上げるため、需要に対して供給が全く追いついておらず、その希少性がプレミア価格を生み出しています。その結果、コンスタンスミニは二次流通市場で定価を大幅に上回る価格で取引されるのが一般的です。 特に、人気カラーやレア素材のものは、高額なプレミア価格が付くことも珍しくありません。この安定した需要と供給のバランスが崩れた状況が、コンスタンスミニを、実用性だけでなく投資対象としても魅力的なアイテムに押し上げています。 4位:ピコタンロックPM 出典:Hermès バーキンやケリーとは一味違う、カジュアルな魅力で高い人気を誇るのが「ピコタンロックPM」です。馬のエサ入れから着想を得たというユニークなキューブ型に、南京錠(カデナ)がアクセントとなったシンプルなデザインが特徴です。中でもPMサイズは、日常のちょっとした外出に最適なサイズ感で、最も高い人気を集めています。 ピコタンロックPMが資産価値を保つ理由は、その定価の割に入手が極めて困難であることです。カジュアルなバッグでありながら、店頭に並ぶことは非常に少なく、運が良くなければ購入できません。この極端な供給不足が、二次流通市場での価格を押し上げています。実用性と資産性を兼ね備えた、賢い選択肢と言えるでしょう。 5位:エブリンTPM 出典:Hermès ミニバッグブームを背景に、近年その価値が急上昇しているのが「エブリンTPM」です。正面のパンチングされた「H」のロゴが特徴的なショルダーバッグで、TPMは最も小ぶりなサイズです。ポシェット感覚で持てる可愛らしいサイズ感と、斜め掛けができる利便性の高さが、特に若い世代からの支持を集めています。 このモデルが高い資産価値を持つのは、その圧倒的な希少性ゆえです。TPMサイズは生産数が非常に限られており、バーキンやケリーと同様に、店頭で出会うことは奇跡に近いと言われています。 5.【エルメス】入手困難なアイテムランキング エルメスのアイテムは、その卓越した品質と職人技ゆえに、多くの製品が入手困難とされています。特にその中でも、群を抜いて入手が難しいとされるアイテムがいくつか存在します。ここでは、エルメスの圧倒的な希少性を象徴するアイテムをランキング形式でご紹介します。 1位:バーキン エルメス製品の中で、最も入手困難なアイテムとして揺るぎないトップに君臨するのがバーキンです。「世界一入手困難なバッグ」と称されるこのバッグは、店頭に並んでいるのをほとんど見かけることがありません。 その希少性は、職人の手作業による生産数の少なさに加え、特定の顧客にのみ購入の機会が与えられるという独自の販売戦略によって意図的に作り出されています。誰もが簡単に購入できないという特別なステータスが、バーキンを単なるバッグではなく、一種の「成功の証」としてその価値をさらに高めています。この圧倒的な入手難易度こそが、バーキンを別格の資産へと押し上げているのです。 2位:ケリー エルメスの入手困難なアイテムランキングで、バーキンに次ぐ2位に位置するのがケリーです。バーキンと同様、店頭に並んでいるのを見ることはほとんどなく、限られた顧客にのみ購入の機会が与えられやすいのが特徴です。 バーキンと比べると、ケリーはよりクラシカルでフォーマルな印象が強いため、バーキンほど日常的な用途では使われにくいとされてきましたが、近年ミニサイズの人気が高まるにつれて、その入手難易度はバーキンに匹敵するほどになっています。 3位:シェーヌダンクル エルメスのアクセサリーで、近年特に入手困難なアイテムとして注目されているのが、シェーヌダンクルです。フランス語で「錨の鎖」を意味するシェーヌダンクルは、エルメスのアイコニックなモチーフであり、シンプルでありながら洗練されたデザインが人気の理由です。 シェーヌダンクルが入手困難となっている要因の一つに、近年のヴィンテージブームがあります。新品が安定して供給されない中で、ヴィンテージの市場が活発になっており、シェーヌダンクルの人気を高めているのです。特に、ヴィンテージ品ではコマのサイズや素材、年代によって価格が大きく異なり、状態の良いものは驚くほど高値で取引されています。 6.【エルメス】高く売れる&定価以上で売れる物の特徴 エルメスのアイテムを売却する際、定価以上の高値で売れるかどうかは、いくつかの特定の要因に左右されます。ここでは、高く売れるアイテムに共通する6つの特徴を詳しくご紹介します。 6-1.①モデル エルメスのアイテムを売却する際、最も重要となるのが「どのモデルか」です。特にバッグやアクセサリーには、定価を大きく超えるプレミア価格で取引されるモデルが多数存在します。 6-1-1.バッグ バッグに関しては、やはりバーキン、ケリー、コンスタンスの「3大バッグ」が圧倒的な価値を持ちます。特に、バーキン25やケリー25といったコンパクトなサイズは、現代のトレンドと希少性から定価の数倍のプレミア価格が付くことも珍しくありません。また、ピコタンロックPMやエブリンTPMのようなカジュアルなモデルも、その入手難易度の高さから、新品同様のものは定価以上で売買される傾向にあります。 6-1-2.アクセサリー エルメスのアクセサリーにおいても、高く売れるモデルには明確な特徴があります。その代表格が、シェーヌダンクルです。このシリーズは、新品が正規店での入手が非常に困難であることから、常に高い需要があり、定価を上回るプレミア価格で取引されています 加えて、近年世界的に高まっているヴィンテージブームも、シェーヌダンクルの価値をさらに押し上げています。過去に生産された希少なデザインや、ヴィンテージ特有の風合いを持つアイテムに高い人気が集まり、高値で売買されることが増えています。このように、新品の入手困難さとヴィンテージ品への高い需要が相乗効果を生み出し、シェーヌダンクル全体の資産価値を押し上げているのです。 他にも、レザーブレスレットの「コリエ・ド・シアン」や、エルメスの代表的なモチーフがあしらわれたアイテムは、需要が高く定価以上で売れる傾向にあります。特に、限定品や、希少な素材を用いたモデルは、その希少性から高い価値を持つことが多いです。 6-2.②素材 エルメス製品の価値を大きく左右するのが、使用されている素材です。特にバッグでは、定番である牛革から、希少なエキゾチックレザーまで、素材によって価値が大きく異なります。 6-2-1.バッグ バッグに関しては、定番である牛革のトゴやエプソン、トリヨンクレマンスなどが高い需要を誇ります。これらの素材は、傷がつきにくく、扱いやすいことから、中古市場でも人気が安定しており、高値で売買されることが一般的です。 さらに、クロコダイルやアリゲーター、オーストリッチ、リザードといったエキゾチックレザーは、希少性が非常に高いため、状態にもよりますが定価を上回る高値で取引されることがあります。中でも、ヒマラヤ山脈の雪解けをイメージしたカラーリングの「ヒマラヤ」は、その希少性から世界で最も価値のあるバッグの一つとされています。 6-2-2.アクセサリー アクセサリーにおいては、シルバーよりもK18ゴールドやプラチナなどの貴金属素材が使われたモデルの方が、素材自体の価値も加わり、高く売れる傾向にあります。特に、シェーヌダンクルやコリエ・ド・シアンなどの人気モデルで貴金属素材が使われている場合、その価値はさらに高まります。 また、ヴィンテージブームによって、古い年代のシルバー製品にも価値が見出されています。独特の風合いを持つヴィンテージシルバーは、現行品とは異なる魅力を持ち、コレクターの間で高値で取引されることもあります。 6-3.③製造年 エルメスのバッグは、製造年によっても買取価格が変動します。一般的に、製造年が新しいほど、使用感が少なく状態が良いと見なされるため、高価買取が期待できます。エルメスのバッグには、製造年を示すアルファベットや記号の刻印が施されており、査定時には必ず確認されるポイントです。 しかし、バーキンやケリーのようなモデルは、製造年が古くてもその希少性から高値で査定されることもあります。特に、現在では生産されていない素材や、現行品にはない珍しい仕様のものは、ヴィンテージとしての価値が加わり、高い金額で取引されるケースも存在します。 6-4.④カラー エルメスのバッグは、カラーによっても買取価格が大きく変動します。定番として安定した人気を誇るのが、ブラック、ゴールド、エトゥープ、クレといったベーシックカラーです。これらの色は流行に左右されず、常に高い需要があるため、安定した査定額が期待できます。 一方、エルメスが毎年発表する限定カラーや、ローズサクラ、ブルーインディゴといった鮮やかな人気色も、コレクターの間で需要が高く、中古市場で定価以上のプレミア価格が付くことが少なくありません。 6-5.⑤サイズ バッグのサイズも、資産価値を大きく左右する重要な要素です。近年は、スマートフォンの普及などにより荷物をコンパクトにまとめるスタイルが主流となったことで、小型のバッグがトレンドとなっています。 そのため、バーキン25やケリー25、エブリンTPMといったミニサイズのモデルが最も高く売れる傾向にあります。これらのサイズは生産数が少ないことも相まって、極めて入手困難であり、定価の数倍で取引されることも珍しくありません。 6-6.⑥状態 当然のことながら、製品の状態は買取価格を大きく左右します。新品同様の状態であるほど、高価買取が期待できます。特に、バッグやアクセサリーの付属品が全て揃っていると、査定額は大幅にアップします。 また、金具の傷、角スレ、色あせ、内部の汚れ、匂いなど、細部まで丁寧に確認されるため、日頃からのお手入れや保管方法が非常に重要となります。購入時の状態をできるだけ維持することが、高く売るための最も基本的なポイントです。 7.資産価値の高いエルメスを高く売るコツ せっかくのエルメス製品を売却するなら、少しでも高く買い取ってもらいたいものです。ここでは、お手持ちのアイテムを最大限に評価してもらうための、効果的なコツをご紹介します。 7-1.いくつかの買取専門店で査定してもらう エルメスのアイテムを高く売るための最も基本的なステップは、複数の買取専門店で査定を依頼することです。買取店によって、エルメスの評価基準や在庫状況、得意なアイテムが異なるため、査定額に大きな差が出ることは珍しくありません。 特に、エルメスのようなハイブランドを専門に扱っている店舗は、最新の市場価格を正確に把握しているため、適正な価格で評価してくれる可能性が高いです。また、オンラインで査定を受けられるサービスも増えており、自宅にいながら複数の店舗の査定額を比較できます。面倒に感じられるかもしれませんが、たった数店舗の比較で数万円、場合によっては数十万円の差が出ることもあるため、この手間を惜しまないことが重要です。 7-2.できる範囲で汚れやほこりを取り除く アイテムの状態は、査定額を大きく左右します。高価なアイテムだからこそ、査定員は細部まで入念にチェックします。そのため、売却前にできる範囲で汚れやほこりを取り除いておくことが大切です。 バッグの場合、表面についたほこりを柔らかい布で優しく拭き取ったり、内部のゴミを取り除いたりするだけでも、査定員の印象は大きく変わります。アクセサリーであれば、柔らかい布で磨き、皮脂や指紋を落とすだけでも輝きが蘇ります。ただし、専門的なクリーニングや修復は、かえって状態を悪化させるリスクがあるため、あくまで「できる範囲」に留めましょう。ちょっとした手間で、査定額アップが期待できます。 7-3.付属品があれば持参する 購入時に付属していた箱、保存袋、カデナ(南京錠)、鍵、クロシェット(鍵ケース)などの付属品は、保管してあれば一緒に持参しましょう。これらの付属品が揃っているかどうかは、査定額を左右するポイントです。特に、バーキンやケリーのようなバッグの場合、カデナと鍵が揃っていることが「完全な状態」と見なされます。 これらの付属品は、アイテムの真正性を証明する役割も果たし、再販時の需要も高まるため、査定額が大幅にアップします。購入時のレシートや、保証書などもあれば一緒に持っていくと良いでしょう。 7-4.フリマアプリやオークションの利用は控える 近年、手軽に個人間で取引ができるフリマアプリやオークションサイトが普及していますが、エルメスのようなハイブランドを売却する際には、利用を控えることを強く推奨します。その理由は、エルメス製品の価値を正確に判断することが難しいためです。フリマアプリなどでは、偽物の出品も多く、購入者からの信頼を得にくいのが現状です。 また、高額な商品のため、出品から取引完了までトラブルに発展するリスクも高まります。一方で、ブランド品の買取専門店であれば、専門の鑑定士が市場価値を正確に判断し、安全かつ適正な価格で買い取ってくれます。安心してスムーズに取引を完了させるためにも、プロに任せるのが賢明な選択と言えるでしょう。 7-5.高価買取なら「ESTIME/エステメ」にお任せください! エルメスの売却をお考えなら、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にお任せください。エステメでは、エルメスをはじめとする高級ブランドの買取に力を入れており、相場と市場価値を正確に見極めたうえで適切な査定額をご提示しています。 エルメスのように人気・希少性の高いブランドは、買取店の知識と実績によって査定額に大きな差が出ます。エステメには、買取経験豊富な査定士が多数在籍しており、エルメスのバーキンやケリーといった希少モデルの買取実績も全国トップクラス。過去の取引データや現在の市場動向をふまえ、高額での買取が可能です。 また、店舗にご来店いただかなくても、「宅配買取」「出張買取」24時間受付の「LINE査定」など、ご都合に合わせた査定方法をお選びいただけます。査定だけでも歓迎ですので、「今の価値を知っておきたい」という方もぜひお気軽にご相談ください。 ※査定にかかる費用は完全無料となっております。 エルメスのアイテムをはじめ、ご自宅に眠っているブランド品やジュエリー、高級時計、バッグ、貴金属、宝石、アパレルの売却をお考えの際は、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にお気軽にお問い合わせください。誠心誠意お客様のお品物を査定いたします。 8.資産価値の高いエルメスは将来性も享受できる エルメスが資産価値の下がりにくいブランドと言われるのは、その独自の経営戦略にあります。創業以来の職人技と最高品質へのこだわりを貫く姿勢が、流行に左右されない普遍的なブランド価値を確立しているのです。また、需要に対して供給を意図的に抑えることで、常に高い希少性を維持していることも、その価値が揺らがない大きな理由でしょう。 エルメス製品の中でも、特に資産価値の高いアイテムにはいくつかの共通した特徴があることもご紹介しました。アイコニックなモデルや人気の定番素材を採用したもの、人気カラーやサイズのアイテムは価値を高める重要な要素です。 これらの資産価値の高いアイテムを選ぶことで、あなたは単に最高の品質とデザインを所有する喜びを得られるだけでなく、将来的な資産としてのメリットも享受できます。エルメスの資産価値の高いアイテムは、まさに「所持する喜び」と「将来への賢い投資」を両立できる、魅力的な選択肢と言えるでしょう。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/hermes-age-group/ https://estime.co.jp/column/chainedancre-listprice/ https://estime.co.jp/column/hermes-popular-ring/

「せっかく高級ブランドのベルトを買ったのに、“ダサい”と思われたらどうしよう…」エルメスのベルトに憧れつつも、こんな不安を感じたことがありませんか?SNSやファッションサイトでは「エルメスのベルトは主張が強すぎる」といった声もあり、人気ブランドならではの悩みが尽きません。では、なぜエルメスのベルトが「ダサい」と言われてしまうのでしょうか? この記事では、エルメスのベルトが「ダサい」と言われてしまう4つの理由を分析し、解説したいと思います。さらに、メンズ・レディース別に、自分の体型やファッションに合わせた失敗しない選び方のコツ、人気モデルの特徴、購入前に解消しておきたい疑問まで、網羅的に紹介したいと思います。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 1.エルメスのベルトが「ダサい」と言われる理由 出典:Hermès エルメスのベルトに対して、一部で否定的な意見が聞かれるのはなぜでしょうか。多くの場合、製品そのものの問題ではなく、身につけ方やイメージの固定化に原因があります。ここでは、エルメスのベルトが「ダサい」と誤解されてしまう主な理由を4つの観点から紹介したいと思います。 1-1.①Hバックルの主張が強すぎると誤解されているため エルメスのベルトと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは象徴的な「H」の形をしたバックルでしょう。重厚感のあるバックルは、確かに強い存在感を放ちます。一部で「これ見よがしで品がない」と感じられてしまうのは、過去の流行の影響も否定できません。 一昔前の日本では、ブランドロゴを前面に押し出したスタイルが流行し、その象徴がHバックルであった時期がありました。その頃のイメージが強く残り、自己主張が過剰なアイテムだと認識されている節があるのです。 しかし、現在のファッショントレンドはより洗練され、さりげない上質さが求められるようになっています。エルメスも、Hバックルのデザインを時代に合わせてアップデートしており、マットな質感のものや、より繊細でモダンなデザインのバックルも数多く展開しています。 1-2.②自分の体型に合わないサイズを選んでいるため どれほど上質なベルトであっても、サイズが合っていなければその魅力は半減してしまいます。特にベルトは、ファッションアイテムであると同時に、スラックスやパンツを正しい位置で固定するための実用的な道具です。 長すぎるベルトは、先端がだらしなく垂れ下がり、非常に野暮ったい印象を与えてしまうでしょう。逆に短すぎるベルトは、バックルとベルトループの間が窮屈になり、全体のシルエットを崩す原因になります。 自分の体に完璧にフィットした一本を選ぶ意識の欠如が、せっかくのエルメスのベルトを「ダサく」見せてしまう残念な結果を招くのです。 1-3.③服装とのコーディネートがちぐはぐになっているため エルメスのベルトが持つ高級感と存在感は、時として諸刃の剣にもなります。合わせる服装とのバランスが取れていないと、ベルトだけが浮いてしまい、全体のコーディネートを台無しにしてしまうからです。 たとえば、カジュアルなダメージジーンズやスウェットパンツに、光沢の強いドレッシーなHバックルを合わせたとしましょう。アイテム単体はどれも魅力的でも、組み合わせることで互いの良さを打ち消し合い、ちぐはぐでセンスのない印象を与えかねません。 ビジネスシーンとプライベート、フォーマルな場とカジュアルな場といったTPO(時、場所、場合)をわきまえず、どんな服装にも同じベルトを使い回してしまうと、周囲に「ファッションに無頓着な人」という印象を抱かせてしまう可能性があります。 1-4.④偽物の存在がブランドイメージを下げているため エルメスのような世界的に有名なブランドには、残念ながら常に偽物の問題がつきまといます。近年、偽造品の製造技術は非常に巧妙になっており、一見しただけでは本物と見分けがつかない「スーパーコピー」と呼ばれるものまで出回っているのが現状です。こうした品質の低い偽物が安価に流通することで、エルメスのブランドイメージ全体が損なわれる一因となっています。 信頼できる正規販売店や実績のある中古専門店以外での購入は、こうしたリスクを伴うだけでなく、結果的にブランドの価値を貶める行為に加担することにもなりかねません。 2.【ダサくない】エルメスのベルトが人気の魅力 出典:Hermès エルメスのベルトが、なぜこれほどまでに時代を超えて世界中の人々を魅了し続けるのか。それは、一過性のトレンドとは無縁の、普遍的な価値を備えているからです。ここでは、エルメスのベルトが長く愛される魅力を紹介したいと思います。 2-1.熟練の職人技が光る最高品質の素材と仕立て エルメスの原点は、1837年にパリで創業した高級馬具工房です。創業以来、エルメスは常に最高品質の素材を厳選し、それを扱う熟練の職人(アルチザン)の技術を何よりも大切にしてきました。ベルト作りにおいても、その哲学は一切揺らぎません。 使用される素材には、美しい光沢と硬質な質感が魅力の「ボックスカーフ」や、繊細な型押しで傷がつきにくい「ヴォーエプソン」、柔らかく自然な革目が特徴の「トリヨンクレマンス」などがあります。 これらの素材に、職人が一針一針手作業で施す「クウジュ・セリエ」と呼ばれるステッチは、まるで芸術品のような美しさです。ミシン縫いとは比較にならない強度としなやかさを両立しており、長年の使用にも耐えうる堅牢さを実現しています。 ベルトの縁の部分である「コバ」の処理も完璧で、何度もやすりをかけてニスを塗り重ねることで、滑らかで美しい仕上がりになっています。触れた瞬間にわかる圧倒的な品質の高さ、使い込むほどに味わいを増す経年変化の楽しみは、本物だけが持つ特権と言えるでしょう。 2-2.時代を超えて受け継がれる普遍的なデザイン性 エルメスのデザイン哲学は、華美な装飾を排し、素材の良さとフォルムの美しさを最大限に活かすことにあります。ベルトのデザインも極めてシンプルでミニマルです。Hバックルでさえ、その造形は幾何学的で、過度な装飾はありません。こうした普遍的なデザインは、流行の浮き沈みに左右されることがないため、何十年先も古びることがないのです。 2-3.所有する喜びを満たす圧倒的なブランド価値 エルメスのベルトを身につけることは、単なるファッションアクセサリーを持つこと以上の意味を持ちます。それは、エルメスというブランドの創業から180年以上にわたって築き上げてきた歴史、哲学、そして世界観を共に纏うということです。馬具作りを起源とする妥協なき品質へのこだわり、職人技術の尊重、そして常に本物を追求する姿勢。そうしたブランドの物語が、一本のベルトに凝縮されています。 エルメスの製品は、決して安価ではありません。だからこそ、手に入れた時の高揚感や、大切に使い続けようという愛着は格別なものになります。自分への投資、あるいは仕事で達成した目標へのご褒美として選ぶ人も少なくないでしょう。 エルメスのベルトを所有することは、日々の生活に自信と豊かさをもたらし、持ち主の品格を静かに語るステートメントになるのです。 3.【メンズ向け】エルメスのベルトの選び方 出典:Hermès 数ある選択肢の中から、自分にとって最高の一本を見つけるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、特に男性がエルメスのベルトを選ぶ際に後悔しないための方法を紹介したいと思います。 3-1.バックルデザインはTPOや好みで選ぶ エルメスのベルトを選ぶとき、まず注目すべきなのはバックルです。バックルはベルト全体の印象を決める“顔”ともいえる存在で、身につける人の個性やセンスを最もよく表します。定番のHバックルはもちろん人気ですが、それ以外にもさまざまなデザインが揃っているので、自分らしさに合ったものを選ぶ楽しみがあります。 光沢のあるポリッシュ仕上げは華やかな印象を、ツヤを抑えたブラッシュド仕上げは落ち着いた印象を与えます。自分がどんなシーンでベルトを使いたいか、どんな印象に見られたいかを具体的にイメージすることが、最適なバックル選びのコツです。 3-2.カラー選びはワードローブとの相性がポイント バックルが決まったら、次はレザーバンドの色を選びます。ここで重要なのは、自分のワードローブ、特に靴や鞄、時計のストラップといった革小物との相性を考えることです。 最初の1本として選ぶなら、やはり王道の「ブラック」や「ゴールド(ブラウン系)」が最も汎用性が高いでしょう。ブラックはビジネススーツから冠婚葬祭まで対応でき、ゴールドはビジネスカジュアルや休日の装いを格上げしてくれます。 3-3.サイズはジャストフィットを意識する エルメスのベルトサイズは、センチメートル(cm)で表記されています。この数字は「バックルのピンから、最も使用頻度の高い穴までの長さ」を示しています。たとえば「サイズ85」と表記されているベルトは、この長さが85cmであることを意味します。 最適なサイズを選ぶ方法は、実際に店舗で試着することです。その際は、普段ベルトを合わせたいパンツを履いていくのが理想です。衣類を身につけた状態で、ベルトを締める位置の胴囲を測ることも公式サイトで推奨されています。 もし試着が難しい場合は、現在お持ちのベルトの中で最もフィット感の良いものを参考にしましょう。そのベルトの「バックルのピンから、普段最もよく使っている穴までの長さ」をメジャーで正確に計測してください。その計測値に最も近いサイズのベルトを選べば、大きな失敗はありません。 4.【レディース向け】エルメスのベルトの選び方 出典:Hermès エルメスのベルトは、男性だけでなく女性のファッションにおいても、コーディネートを格上げする重要なアイテムです。ここでは、女性がエルメスのベルトを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。 4-1.ウエストサイズに合った長さを選ぶ 男性と同様に、女性にとってもサイズ選びは重要です。特に女性の場合は、パンツのベルトループに通すだけでなく、ワンピースやジャケットの上からウエストマークで使うことも多いため、どこで巻くかを想定して長さを選ぶ必要があります。 ハイウエストで使うのか、腰骨の位置で使うのかによって、必要な長さは変わってきます。購入前に、メジャーで実際に巻きたい位置の周囲を測っておくとスムーズです。 4-2.細ベルト・太ベルトでシルエットを変える ベルトの幅は、全体のスタイリングの印象を変化させる力を持っています。自分のなりたいイメージに合わせて幅を選ぶことで、ファッションの表現力は豊かになるでしょう。たとえば、ケリーバッグのクラスプがモチーフの「ケリー 18 ベルト」のような細めのタイプは、繊細で非常にエレガントな雰囲気を醸し出します。 主張しすぎない上品なデザインは、フィット感のあるワンピースや柔らかなカーディガンの上にそっと添えるだけで、洗練された女性らしさを演出します。コーディネートに自然に溶け込みながら、さりげない高級感をプラスしてくれるため、奥ゆかしい華やかさを求める日に最適です。 一方、「コンスタンス」や「コリエ・ド・シアン」に代表されるような太めのベルトは、それ自体がコーディネートの主役となりうる圧倒的な存在感を放ちます。シンプルなシャツとパンツといったミニマルな装いに合わせるだけで、一瞬にしてモードでスタイリッシュな装いに昇華させてくれるのです。 4-3.カラー選びでアクセントを加える ベーシックなカラーも素敵ですが、女性の場合は、ベルトをコーディネートの「差し色」として活用するのもおすすめです。エルメスが得意とする、ローズ・サクラ(淡いピンク)やヴェール・クリケ(淡いグリーン)といった美しいカラーパレットは、シンプルな装いに華やかさと遊び心を加えてくれます。 バッグやスカーフなど、他のエルメスアイテムと色をリンクさせると、より洗練された上級者の着こなしが完成します。 5.エルメスのおすすめ人気ベルト 数あるエルメスのベルトの中から、特に人気が高く、最初の1本としてもおすすめできる代表的なモデルを3つ厳選しました。それぞれの特徴を知り、自分のスタイルに合う一本を見つける参考にしてください。 5-1.コンスタンス 出典:Hermès エルメスのベルトといえば、多くの人が象徴的な「H」バックルの「コンスタンス」を思い浮かべるでしょう。長年にわたって愛され続ける、まさにブランドの顔と言える存在です。中央に鎮座する「H」のバックルは、一目でエルメスとわかるデザインで、その力強い存在感が身につける人の自信と品格を物語ります。 上質なレザーは、ビジネスシーンからカジュアルな装いまで、あらゆる場面でコーディネートの主役として活躍してくれるでしょう。 5-2.ケリー 出典:Hermès エルメスの伝説的なバッグ「ケリー」のクロージャー(留め具)をモチーフにした「ケリー」ベルト。そのデザインは、エレガントという言葉がふさわしい、洗練された美しさを湛えています。Hバックルのような直接的なロゴ表現ではなく、バッグの象徴的なパーツをデザインに落とし込むという、エルメスならではの奥ゆかしい表現方法が魅力です。 「わかる人にはわかる」さりげない高級感は、これ見よがしなスタイルを好まない、本質を理解する大人の男女から絶大な支持を集めています。ベルトの着脱は、トゥレ・クラスプをプレートに通して回転させるという、ケリーバッグと同じ動作で行います。この一連の所作までもが優雅で、ベルトを締めるたびに特別な高揚感を味わえるでしょう。 主に細めの幅で展開されており、ドレッシーなスーツスタイルや、柔らかな素材のパンツに合わせると、その繊細な魅力が一層引き立ちます。 5-3.H・オ・カレ 出典:Hermès ブランドのイニシャル「H」を、フランス語で正方形を意味する「カレ」の名の通り、四角いフレームの中に幾何学的にデザインしたバックルです。定番のコンスタンスに比べて、よりモダンで建築的な印象を与えます。Hロゴがフレームと一体化しているため、主張が強すぎず、非常に知的でスタイリッシュな雰囲気を演出できます。 コンスタンスの力強さは少し気恥ずかしいけれど、エルメスらしさは感じさせたい、という絶妙なバランス感覚を求める方に最適なモデルと言えるでしょう。スーツやジャケパンといった、きれいめなビジネススタイルとの相性は抜群です。 シンプルながらも計算され尽くしたデザインは、コンスタンスに次ぐ、新たなスタンダードとして注目を集めているモデルです。 6.【FAQ】購入前に解消!エルメスのベルトに関するよくある質問 ここでは、ベルトに関するよくある質問とその答えをまとめています。購入前に感じる不安や疑問を解消し、安心して次のステップへ進むための参考になれば幸いです。 6-1.エルメスのベルトをつけている人は本当にダサい? 結論から言うと、エルメスのベルトが「ダサい」ということは決してありません。正しくは、選び方やコーディネートへの取り入れ方次第で、持ち主の品格を際立たせることも、逆にちぐはぐな印象を与えてしまうこともある、非常に繊細なアイテムなのです。 重要なのは、自分のスタイルを理解して、それに合う一本を選ぶセンスです。たとえば、輝きの強い大きなHバックルだけでなく、控えめな印象を与えるつや消し加工のバックルや、より小ぶりでミニマルなデザインを選ぶのも一つの洗練された選択となります。 6-2.バックルのみの購入はできる? バックル単体での販売は行っていません。一方で、レザーバンドは個別に購入できるため、手持ちのバックルと組み合わせて使い回すことが可能です。バックルの追加を前提にするのではなく、「手持ちのバックル × 追加バンド」でバリエーションを広げると良いでしょう。 組み合わせの際、必ず意識したい大切なルールが「幅(サイズ)の適合」です。エルメスのベルトは、32mm など定められた幅の体系で設計されており、ストラップとバックルは同じ幅で組み合わせることを前提としています。購入前に、手持ちのストラップの幅を確認しておくと、スムーズに選べます。 6-3.他のハイブランドのベルトとの違いは? エルメスのベルトが他のブランド製品と決定的に異なる点は、そのルーツに根差した「ものづくり」の哲学です。エルメスは1837年に馬具工房として歴史を始めました。人の命を預かる馬具づくりで培われた、革の選定眼、そして何よりも堅牢性を追求する職人技が、現代の製品づくりにも脈々と受け継がれています。 ベルトは単なる装飾品ではなく、長年の使用に耐えうる「信頼性の高い道具」であるという思想が根底にあるのです。多くのブランドが最新のトレンドを色濃く反映したデザインを発表する一方で、エルメスは流行に左右されない普遍的な美しさを追求し続けています。 また、バックルとレザーバンドを自由に組み合わせて選べる仕組みは、自分だけの特別な一本を育てたい人にとって大きな魅力です。レザーバンドが傷んでも交換できるため、思い入れのあるバックルを長く使い続けられます。 7.【まとめ】エルメスのベルトは一生モノのパートナー エルメスのベルトが「ダサい」と言われる理由の多くは、アイテム自体の問題ではなく、身につけ方や選び方にあります。Hバックルが派手に見えるという誤解や、体型に合わないサイズ選び、服装との不調和、さらには偽物の存在がその印象を助長してきました。 しかし本来のエルメスのベルトは、最高級の素材を熟練の職人が仕立て、流行に左右されない普遍的なデザイン性を持つ、一生もののアイテムです。リバーシブル仕様やバンド交換の自由度により、一つのバックルで幅広いコーディネートを楽しめる点も魅力でしょう。 購入を検討している方は、手持ちの服や小物を思い浮かべながら、店舗や信頼できるショップで試着・相談し、自分にふさわしい一本を見つけてみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/hermes-age-group/ https://estime.co.jp/column/hermes-asset-value/ https://estime.co.jp/column/hermes-patrol/

デルヴォーのアイコンバッグ「ブリヨン」。頑張る自分へのご褒美や、これからの人生を共にする一生もののバッグとして、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、「ブリヨンは使いにくい」という噂が気になりませんか?特に特徴的なバックルは「開け閉めがしにくいのでは?」と、実際の使い勝手に不安を感じてしまいますよね。 この記事では、ブリヨンが「使いにくい」と言われる理由と、それを解決するスマートなコツを徹底解説。さらに、後悔しないためのサイズ比較や価格、同じくデルヴォーの人気バッグ「タンペート」や「ヴァレクストラ」との違いまで、購入前に知っておきたい情報をまとめました。 最後までお読みいただければ、ブリヨンの本当の魅力と価値がわかり、自分にぴったりのモデルが明確になるでしょう。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 1.デルヴォーのブリヨンは使いにくい? 出典:DELVAUX ベルギー王室御用達の称号を持つ老舗メゾン、デルヴォーが生んだ不朽の名作「ブリヨン」。しかし、購入を考える際に「もしかしたら使いにくいのかもしれない」という懸念の声が聞かれるのも事実です。 ここでは、ブリヨンが使いにくいと言われる理由と、スマートに使いこなすための秘訣を紹介したいと思います。 1-1.使いにくいと言われる理由は「開閉部分」 ブリヨンの使い心地を語るときにまず注目されるのは、馬蹄を思わせるバックルとレザーストラップを組み合わせた独創的なクラスプ(バッグの留め具)の構造です。この唯一無二のデザインこそがブリヨンの象徴であり、同時に一部で「扱いにくい」と感じられる要因ともなっているのです。 具体的には、フラップ(バッグの蓋部分)に取り付けられたレザーストラップを、「D」の形を模したアイコニックなバックルの下に通して固定する仕組みになっています。この動作が一般的なバッグの開閉方法と異なるため、初めて手にする人を戸惑わせてしまうかもしれません。 この構造が不便と感じられる理由の一つは、開閉に両手が必要になるところです。フラップを片手で支えながら、もう一方の手でストラップを操作しなければならないため、荷物を持っている時や急いでいる場面では煩わしさを覚えることがあるでしょう。 さらに新品の状態では革に張りがあり、ストラップが硬く感じられることも少なくありません。しなやかに操作できるようになるには、バッグと持ち主の双方が馴染む時間が必要です。 1-2.片手でスムーズに開け閉めするコツ 両手を使うのが基本とされるブリヨンの開閉ですが、実はいくつかのポイントを意識すれば、片手でもスムーズに行うことが可能です。最初は少し練習が必要かもしれませんが、すぐに指が感覚を覚えて、無意識のうちにできるようになるはずです。 以下は、片手でスムーズに開けるための手順です。 1.親指を馬蹄型バックルの上部に置く 2.人差し指または中指をバックル下からレザーストラップの先端部分に添える 3.親指でバックルを自分側に少し引き寄せる 4.同時に、人差し指でストラップを内側から外側へ押し出すようにしならせる 5.ストラップがバックルから外れ、そのままフラップを自然に持ち上げられる 閉める時は、ストラップを滑り込ませる角度が重要です。フラップを元の位置に戻し、ストラップの先端を少し下に押し込むようなイメージでバックルの上部に引っ掛け、そのまま下方向へスッと滑らせます。使い込むほどに革が持ち主の手に馴染み、さらに滑らかになっていくでしょう。 2.デルヴォーのブリヨンが一生ものと称される理由 出典:DELVAUX ブリヨンは誕生から数十年を経た今もなお、時代を超えて愛され続けています。ここでは、ブリヨンがなぜ一生物と称されるのか、その魅力を紹介したいと思います。 2-1.ベルギー王室御用達の歴史と品格 ブリヨンが持つ絶対的な価値の根幹には、メゾンが歩んできた比類なき歴史があります。デルヴォーは1829年にブリュッセルで創業した、世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンです。ベルギーという国が独立を果たすより先に誕生した事実は、ブランドの持つ格式を物語るうえで欠かせない要素でしょう。 創業から間もなくして、その卓越した品質がベルギー王室に認められ、1883年には「ベルギー王室御用達」の称号を授かります。王室御用達とは、単なる栄誉ある肩書きではありません。品質、デザイン、そしてブランドの姿勢すべてにおいて最高水準であることの証であり、国家が認めた信頼の象徴なのです。 ブリヨンを手にすることは、単に美しいバッグを持つということ以上の意味を持ちます。それは、何世代にもわたり磨き上げられてきた品格と、王室が認めた確かなクオリティを自身のスタイルに取り入れることに他なりません。脈々と受け継がれてきた歴史の重みが、バッグひとつひとつに静かに息づいているのです。 2-2.職人技が生む芸術品のようなフォルム 一見するとシンプルでありながら、どこから見ても完璧な均衡を保つフォルムは、熟練職人の神業的な手仕事によって生み出されます。ブリヨン一つを製作するには、実に64ものレザーパーツと金属パーツが用いられ、経験豊富な一人の職人が数時間以上をかけて丹念に組み立てていくのです。 デルヴォーが「アトリエ」と呼ぶ工房では、最高級レザーを見極める目利きから、寸分の狂いもなく行う裁断、そして一針一針魂を込める縫製まで、すべての工程が芸術作品を創り上げるように進められます。 特に、馬蹄から着想を得たアイコニックな「D」型のバックルは、デザインのアクセントであると同時に、バッグの美しい構造を支える機能美を体現しました。手にした瞬間に伝わる革のなめらかさ、凜とした佇まい、そして完璧なステッチワーク。それらすべてが融合し、大量生産品では決して味わえない、持ち主だけの特別な満足感をもたらしてくれるでしょう。 2-3.流行に左右されないタイムレスなデザイン ブリヨンが世代を超えて愛され続ける理由は、その流行に左右されない普遍的なデザインにあります。ブリヨンが誕生したのは、1958年に開催されたブリュッセル万国博覧会の年でした。このバッグは、当時の革新的な建築のムーブメントや、万博のパビリオン建築から着想を得てデザインされました。 その計算され尽くしたフォルムは、どんな時代のファッションにも自然に溶け込み、持ち主の個性を引き立てます。フォーマルな装いには格調高さを加え、カジュアルなスタイルに合わせれば、洗練された大人の余裕を演出できるでしょう。 このバッグが持つ本質的な美しさは、購入から数十年が経過し、ライフスタイルや好みが変化したとしても色褪せることはありません。むしろ、時を重ねるごとに持ち主の歴史が刻まれ、味わいを増していく「一生もの」として評価されています。 3.後悔しないために!ブリヨンのサイズ展開と選び方 ブリヨンは持つ人の品格を物語る特別なバッグですが、サイズ選びで後悔する方も少なくありません。ここでは、ブリヨンのサイズ展開と選び方を紹介したいと思います。 3-1.【GM】大容量でフォーマルシーン向き GMサイズは、一泊二日の小旅行にも対応できるほどの収納力を誇り、特別な場面で格の違いを見せつけるのにふさわしいモデルです。その佇まいはまさに壮麗で、上質なレザーの面積が広いため、デルヴォーが誇る素材の良さを存分に味わうことができるでしょう。 単に大きいというだけでなく、どのような場面でも品位を失わない設計は、デルヴォーならではの哲学を感じさせます。 3-2.【PM】普段使いに最適な万能サイズ 多くの人がブリヨンの購入を検討する際、最初に候補に挙がるのがPMサイズではないでしょうか。PMサイズは、毎日の通勤から休日のお出かけまで幅広く活躍する、最もバランスの取れた実用的な大きさです。長財布やスマートフォン、メイクポーチといった必需品がきちんと収まる収納力です。 オフィススタイルに合わせれば知的で洗練された雰囲気を醸し出し、休日のカジュアルな装いに合わせればコーディネート全体を格上げしてくれます。PMサイズは定番であるからこそ、素材やカラー選びで自分らしさを表現する楽しみがあります。 取り外し可能なショルダーストラップを使えば、アクティブに動きたい日はクロスボディで軽快に、きちんと見せたい日はハンドル持ちで優雅にと、表情を変えられるのも嬉しい点です。 3-3.【MM】荷物が多い日も安心の収納力 PMサイズでは容量が少し心もとない、けれどGMサイズほど大きくなくてもよい。そう感じる方に最適なのがMMサイズです。MMサイズはPMサイズよりも一回り大きく、長財布や化粧ポーチなど日常の必需品は余裕をもって収納できます。 日々の通勤はもちろん、観劇やお子様の学校行事といった少し荷物が増える場面でも活躍してくれるでしょう。十分な収納力がありながらも大きすぎず、エレガントな印象を保てるのは、計算され尽くしたデルヴォーならではのフォルムのおかげです。腕にかけた際のバランスも美しく、動きを邪魔せずにすっきりと持つことができます。 PMとGMの間に位置する「ちょうどいい」サイズ感は、機能性と美しさの両立を願う現代女性のライフスタイルにぴったりです。 3-4.【ミニ】アクセサリー感覚で身軽に ミニサイズは、必要最小限の荷物で身軽にお出かけしたい日や、装いに華やかさを添えたい特別な場面で輝きを放ちます。そのコンパクトなフォルムは、ブリヨンのデザインを寸分違わず受け継いでおり、職人の卓越した技術力を感じさせます。 収納できるのは、カードケースやリップスティック、鍵といった本当に必要なものだけ。スマートフォンは機種によって入らない場合もありますが、バッグという役割を超えて、持ち主を美しく飾るジュエリーのような存在です。 ディナーやパーティー、結婚式といった華やかな席では、トップハンドルでクラシカルに持てば、優雅で気品のあるオーラをまとえるでしょう。一方で、付属のロングストラップで斜めがけにすれば、一気にモダンで愛らしい雰囲気に変わります。 4.ブリヨンの価格と値上げ傾向 出典:DELVAUX ブリヨンは高級品であるがゆえに、その価格や価値について気になる方も少なくないでしょう。ここでは、ブリヨンの価格と将来的な価値について詳しく紹介したいと思います。 4-1.現行モデルの定価 ブリヨンは選び抜かれた素材と職人技の結晶であり、その価値は価格にも反映されています。購入を考えるうえでまず知っておきたいのが、現在の定価です。たとえば、コンパクトなサイズ感が魅力の「ブリヨン ミニ」は、999,900円で販売されています。 サイズや素材、デザインによって価格帯は異なりますが、ブランドのアイコンを手に入れるには、おおよそ100万円近い予算が必要です。ブリヨンは、単なるバッグではなく、デルヴォーが1829年の創業以来培ってきた歴史と卓越した技術の集大成です。その価格には、最高級のレザー、熟練職人による手仕事、そして流行に左右されない普遍的なデザインの価値が含まれているのです。 4-2.価格改定の傾向と今後の見通し デルヴォーのようなラグジュアリーブランドでは、製品の価格が定期的に見直されます。購入を検討しているのであれば、価格改定の動向を把握しておくことが賢明です。実際に、2025年の初頭には価格改定が実施され、主要なアイテムが約2%から8%値上げされました。 特にブリヨンのような定番モデルは、値上げの対象となりやすい傾向が見られます。価格が上がる背景には、高品質なレザーをはじめとする原材料費の世界的な高騰があります。デルヴォーは、製品の品質を維持するために妥協を許さないため、こうしたコストの上昇が製品価格に反映されるのは避けられない側面があるのです。 今後も最高の品質を守り続ける限り、定期的な価格の見直しは行われると予想されます。そのため、購入の意思が固まっている場合は、次の価格改定前に手に入れることが、結果的に賢い選択となるかもしれません。 4-3.高額でも資産価値として選ばれる理由 ブリヨンが100万円近い価格でありながら、多くの人々から選ばれ続けるのはなぜでしょうか。その答えは、単なるステータスシンボルに留まらない、確かな「資産価値」にあります。ブリヨンが資産と見なされる理由は、その流行に左右されない普遍的なデザインと、世代を超えて受け継ぐことのできる卓越した耐久性です。 1958年の誕生以来、そのエレガントなフォルムはほとんど変わることがなく、いつの時代も色褪せない魅力を放ちます。熟練の職人が64ものパーツを手作業で組み上げて作るブリヨンは、まさに工芸品と呼ぶにふさわしい逸品なのです。 また、専門の職人による修理体制が整っている点も、長期的な価値を支える重要な要素です。万が一傷んでしまっても、適切なケアを施すことで、美しい状態を長く保つことができます。こうした背景から、ブリヨンは目先のトレンドを追うためのアイテムではなく、人生に寄り添い、共に時を重ねていける特別な存在として、その価値が認められているのです。 5.ブリヨンと他の人気バッグ、どっちを選ぶ?違いを解説 ブリヨンに憧れを抱く一方で、同じくトップメゾンが手がける他の名品バッグも魅力的で、どちらを選ぶべきか迷う方も少なくないでしょう。一生もののバッグ選びで後悔しないためには、それぞれの持つ個性や背景を理解することが重要です。 ここでは、ブリヨンと他のバッグを比較し、それぞれの魅力や個性について詳しく紹介したいと思います。 5-1.デルヴォーのタンペートはシンプルな開閉構造で使い勝手◎ デルヴォーのもう一つのアイコンバッグ「タンペート」は、ブリヨンに比べて開閉が軽快で、より日常に寄り添う構造が魅力です。ブリヨンの象徴である馬蹄形のバックルは、バッグの品格を決定づけるジュエリーのようなパーツといえるでしょう。ただ、その構造上、片手でさっと開け閉めするには少し慣れが必要です。 一方、タンペートのクラスプ(留め具)は、帆船から着想を得たモダンなデザインであり、二つのスタッズで固定する仕様は、片手でもスムーズに扱える実用性を備えています。フォーマルなシーンで優雅な所作を大切にしたいならブリヨンを、アクティブな毎日の中でスマートに使いこなしたいと考えるならタンペートが、ライフスタイルに寄り添ってくれるはずです。 どちらもデルヴォーが誇る卓越した職人技から生まれる芸術品ですが、開閉の仕組みという実用面から、使い方を想像して選ぶのも一つの方法です。 5-2.デルヴォーとヴァレクストラ選ぶならどっち? イタリアの至宝と称されるヴァレクストラのバッグは、モダンで洗練されたミニマルなデザインが最大の特徴と言えるでしょう。ブランドロゴを一切表に出さず、完璧に計算されたフォルムと最高級のレザー、そして精緻なディテールだけでその価値を物語る姿勢は、真の品質を求める人々から支持を集めています。 一方、ブリヨンの魅力は、彫刻的で柔らかな曲線美と、メゾンの歴史が醸し出すクラシカルな気品です。どちらも最高峰の品質を誇りますが、見せ方のアプローチが異なります。どっちを選ぶかは使う人によって変わりますが、華やかでタイムレスなエレガンスを求めるならブリヨン、知的なラグジュアリーを体現したいならヴァレクストラのバッグが、あなたの個性をより一層輝かせてくれるでしょう。 6.【FAQ】デルヴォーのブリヨンに関するよくある質問 ここでは、ブリヨンの購入を検討する際に多くの方が抱く3つの質問と回答をまとめました。 6-1.ブリヨンはバッグは重い? ブリヨンは、重厚で端正な佇まいから重いという印象を持たれがちです。しかし、実際の重量は見た目よりも抑えられており、たとえば主要モデルの一つである「ブリヨンPM」の重量はストラップを含めて約800g程度とされています。 「一日持ち歩いても疲れない」といった感覚は個人差が大きいものの、計算された構造と素材の特性が、長年にわたり愛される理由の一つと言えるでしょう。デザインの美しさだけでなく、こうした職人技に裏打ちされた品質が、デルヴォーのバッグを特別なものにしています。 6-2.ブリヨンの使い勝手はどうなの? ブリヨンは、誰もが目を奪われる芸術的なデザインと、日常での実用性を兼ね備えています。「D」をかたどった馬蹄形のバックルはデザインの象徴ですが、開閉は片手でスムーズに行えるほど簡単ではなく慣れが必要です。しかし、その一手間が大切な持ち物をしっかり守れる丈夫さが生まれているのです。 バッグの内部は、見た目以上に収納力があります。たとえば、日常使いに適したPMサイズには、長財布やスマートフォン、小さめの化粧ポーチといった女性の必需品を収納可能です。さらに、内部にはジッパー付きポケットやフラットポケットが備えられており、鍵やカード類など小物の整理もしやすいよう配慮されています。 格式高い場はもちろん、上質なニットやデニムといったカジュアルな装いに合わせるだけで、普段のスタイルを品格あるものへと高めてくれます。 6-3.ブリヨンはどんな年齢層に人気? ブリヨンは完成されたデザインをほとんど変えることなく、世代を超えて愛され続けているレザーバッグです。その普遍的な美しさは、特定の年齢層に限定されることなく、幅広い層から支持されています。最高品質の素材と卓越した職人技により、適切に手入れをすれば長年にわたり愛用することが可能です。また、中古市場でもその価値が認められており、資産としての側面も持ち合わせています。 流行に左右されないタイムレスな魅力と確かな品質が、人生の様々なシーンに寄り添うパートナーとして選ばれる理由です。 7.【まとめ】ブリヨンは使いにくさを越える価値ある名品バッグ デルヴォーのブリヨンは、格式ある老舗メゾンが生み出した不朽の名作ですが、独自のクラスプ構造から「使いにくいのでは?」と感じる人も少なくありません。しかし、コツを押さえれば片手でも開閉でき、使うほどに革が馴染んで扱いやすくなります。 デルヴォーが長年にわたり「一生もの」と称されるのは、王室御用達の歴史、熟練職人の手仕事、そして流行に左右されないタイムレスなデザインに裏打ちされています。サイズ展開も豊富で、ライフスタイルに応じた選び方が可能です。さらに近年は値上げ傾向が続いており、検討しているなら早めの決断が賢明と言えます。 もし購入を迷っているなら、まずは実際に店舗で手に取って確かめ、自分のライフスタイルに合うサイズを選んでみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/delvaux-age-group/ https://estime.co.jp/column/what-delvaux/ https://estime.co.jp/column/high-brand-list/
人気のコラム
世界の高級ハイブランドランキングTOP50|ランク分けや定義も解説【2026年最新格付け】
【永久保存版】世界のハイブランド一覧|全73ブランドをカテゴリ別に紹介!
【2026年最新版】モテたいメンズ必見!一生モノのハイブランドバッグまとめ
【買うならコレ☆】一粒ダイヤネックレスおすすめブランド10選♪2026年最新版
モンクレールはダサい?時代遅れ?評判や人気の理由を徹底解説!
コラムカテゴリー
ブランド