2025年8月04日
【不安解消】ルイヴィトンの並行輸入品は偽物?リスクや本物と偽物の見分け方を解説
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誰もが一度は手にしたいと願う、世界的なラグジュアリーブランド、ルイヴィトン。その洗練されたデザインと確かな品質は、多くの人々を魅了し続けています。
そんな憧れのルイヴィトンアイテムを少しでもお得に手に入れたいと考えるとき、気になるのが「並行輸入品」の存在ではないでしょうか。「正規品より安く買えるのはなぜ?」「これって本物なの?」「偽物を掴まされるリスクはないの?」そんな疑問や不安を感じる方も多いでしょう。
本記事では、ルイヴィトンの並行輸入品について、その基本的な仕組みから、なぜ価格が異なるのか、偽物と本物の見分け方まで、徹底的に解説しています。また、メルカリでの購入リスクや注意すべき点、さらには安心してルイヴィトン製品を手に入れるための対策もお伝えします。憧れのルイヴィトンを後悔なく手に入れ、賢い選択をするための参考にしていただければ幸いです。
目次
1.ルイヴィトンの並行輸入品とは
「並行輸入品」という言葉を聞いても、具体的にどのような商品で、なぜ価格が違うのかなど、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ルイヴィトンの並行輸入品の価格の仕組みや、正規品や中古品との違いについて解説します。
1-1.並行輸入品とは
並行輸入品とは、正規の輸入代理店ルートを通さずに、海外の正規店や免税店、卸売業者などから直接仕入れて輸入された商品のことを指します。正規ルートで輸入される「正規品」とは異なる流通経路をたどりますが、本物のブランド品であることに変わりはありません。日本国内の法律でも、この並行輸入は合法的な取引として認められています。
1-2.並行輸入品はなぜ安い?
並行輸入品が正規品よりも安価に販売される主な理由はいくつかあります。まず、正規の輸入代理店ルートを通さないことで、中間業者にかかるマージンやブランドが投入する広告費などのコストを削減できるためです。
また、商品を仕入れる時点での為替レートも価格に大きく影響します。例えば、円高の時期に海外から商品を買い付けられれば、日本国内の定価よりも安く仕入れることが可能になり、それが販売価格に反映されることがあります。
さらに、並行輸入業者が独自の販売戦略として、大量仕入れによるコスト削減や、利益率を抑えた薄利多売の形式を取ることで、低価格での販売を実現している場合もあります。
1-3.並行輸入品と正規品の違いは?
並行輸入品と正規品は、どちらも本物のルイヴィトン製品であるという点では同じです。しかし、その流通経路が異なるために、いくつか違いが生じます。
まず、流通経路に違いがあります。正規品は、ブランドが認めた日本の正規代理店を通じて輸入・販売されるのに対し、並行輸入品は、海外の正規店や免税店、卸売業者などから正規代理店以外のルートで直接仕入れられ、日本国内に輸入されます。この流通経路の違いから、価格にも差が出ることが一般的です。
また、購入後の保証や修理対応も異なります。正規品であれば、国内のルイヴィトン直営店で保証や修理サービスを受けられるのが一般的ですが、並行輸入品の場合、正規店での修理が断られたり、海外への修理依頼が必要になったりするケースがあります。ルイヴィトンは基本的に保証書を発行していませんが、この修理対応の差は購入者にとって大きなポイントとなるでしょう。
1-4.並行輸入品と中古品の違いは?
並行輸入品と中古品は、どちらも正規店以外で購入できるという共通点がありますが、その商品の状態と性質において明確な違いがあります。並行輸入品は、海外の正規ルートから仕入れられた新品・未使用品を指します。つまり、一度も使用されていない、新品の状態の商品が、正規代理店以外の流通経路を経て日本に輸入されたものです。
これに対し、中古品は、その名の通り一度でも人の手に渡り、使用された履歴がある商品を指します。そのため、中古品は新品同様の非常に良い状態のものから、傷や汚れ、使用感が明確にあるものまで、そのコンディションは多岐にわたります。中古品は並行輸入品よりもさらに安価になる傾向がありますが、購入の際には商品の状態を詳細に確認することが不可欠です。
要するに、「新品を少しでも安く手に入れたい」なら並行輸入品が、「価格を重視し、掘り出し物を見つけたい」なら中古品が、それぞれのニーズに応える選択肢と言えるでしょう。
2.ルイヴィトンの並行輸入品は本物?偽物?

「並行輸入品」と聞くと、その安さから「もしかして偽物なのではないか?」と不安に感じる方も少なくないでしょう。この章では、ルイヴィトンの並行輸入品の真贋(偽物か本物か)について、そして偽物と疑われる背景について解説します。
2-1.並行輸入品は合法で本物だが偽物も存在する
結論から言うと、正規のルートで輸入された並行輸入品は、本物のルイヴィトン製品です。前章で解説したように、並行輸入は海外の正規店や免税店などから商品を仕入れる合法的な流通ルートであり、製品自体は正規品と全く同じものです。
しかし、残念ながら並行輸入品と偽って悪質な偽物(模倣品)を販売するケースも後を絶ちません。特に、ルイヴィトンは世界的に人気が高く、偽造品のターゲットになりやすいため、こうした事例が見られるのが現状です。そのため、並行輸入品を購入する際には、その販売元が信頼できるかどうかを慎重に見極める必要があります。
2-2.並行輸入品が偽物と疑われる理由とは?
並行輸入品が本物であるにもかかわらず、なぜ偽物と疑われることが多いのでしょうか。その背景には、主に以下のような理由が考えられます。
2-2-1.安すぎる価格設定
最も分かりやすい理由の一つは、極端に安すぎる価格設定で販売されている場合があることです。並行輸入品は正規品より安価になる傾向があるとはいえ、ルイヴィトン製品にはブランドとしての価値があり、決して原価が安いとは言えません。もし定価の半額以下など、相場からかけ離れた価格で販売されている場合は、偽物である可能性を強く疑うべきです。
消費者の「安く手に入れたい」という心理を悪用し、偽物を販売する業者が存在するため、価格は重要な判断基準となります。
2-2-2.仕入れ先が不透明
信頼できる並行輸入業者は、どこから商品を仕入れているのかを明確に説明できるものです。しかし、質問しても仕入れルートが不明瞭であったり、回答をはぐらかしたりする業者は注意が必要です。
このような不透明な仕入れ先は、偽物を扱っている可能性を否定できません。消費者が商品の出所を確認できない状況は、不信感を抱く大きな要因となります。
2-2-3.素人が見てもわかる「偽物感」
巧妙な偽物も存在しますが、中には素人が見ても「これはおかしい」と気づけるほど、品質が劣る商品も少なくありません。例えば、縫い目がガタガタだったり、金具が安っぽいプラスチックのような質感だったり、ロゴの印字がにじんでいたりと、細部にわたって正規品とは明らかに異なる点が見受けられることがあります。このような商品は、購入者が「これは本物ではない」と直感的に感じ、並行輸入品全体への不信感につながることがあります。
2-2-4.「スーパーコピー品」と謳っている並行輸入品販売店が存在
悪質な業者の中には、堂々と「スーパーコピー品」や「S級品」などと称して偽物を販売しているケースがあります。これらは「本物と見分けがつかないほどの精巧な偽物」という意味合いで使われる言葉であり、違法な模倣品であることを自ら認めているに等しい行為です。このような表示をしている店舗は、並行輸入品を装って偽物を販売しているため、絶対に利用してはいけません。
2-3.ルイヴィトンの並行輸入品が偽物の確率はどれくらい?
ルイヴィトンの並行輸入品が偽物である具体的な確率を数値で示すことは困難です。なぜなら、市場に流通している並行輸入品の総数や、その中に紛れている偽物の正確な数を把握することはできないからです。
しかし、上記で述べたような「安すぎる価格設定」「仕入れ先の不透明さ」「明らかに劣る品質」といった特徴を持つ商品に出会った場合、偽物である確率は極めて高いと言えます。特に、フリマアプリや個人間取引、信頼性の低いECサイトなど、販売元が不明瞭な場所では、偽物が紛れ込むリスクは格段に高まります。
重要なのは、「並行輸入品だから偽物」というわけではなく、「信頼できない販売元から購入すると、偽物を掴まされるリスクがある」という認識を持つことです。
3.メルカリのルイヴィトン並行輸入品は偽物?本物?
フリマアプリのメルカリは、手軽に個人間で商品の売買ができる便利なプラットフォームです。ルイヴィトン製品も多数出品されており、「並行輸入品」と記載された商品を見かけることも珍しくありません。しかし、メルカリのような個人間取引の場では、並行輸入品と偽って偽物が販売されてしまうリスクが、他のECサイトよりも格段に高まります。
3-1.メルカリのルイヴィトンの並行輸入品は安すぎる?
メルカリに出品されているルイヴィトンの並行輸入品の中には、驚くほど安価な価格設定がされているものがあります。これは、出品者が個人であるため、店舗運営費や人件費などのコストがかからず、自由に価格を設定できるためです。また、早く売り切りたいという出品者の意向から、相場よりも低い価格で出品されている可能性も否定できません。
しかし、中には偽物を本物と偽って販売するために、相場よりも極端に安い価格を設定している悪質なケースも存在します。安さだけで飛びつくのではなく、出品者のこれまでの評価やコメントを通してコミュニケーションをとることで信頼性を確認することが大切です。
3-2.安すぎるルイヴィトンの並行輸入品は要注意!
前述の通り、メルカリでルイヴィトンの並行輸入品が極端に安く販売されている場合は、細心の注意を払う必要があります。ルイヴィトン製品は、たとえ並行輸入品であっても、ある程度の価値と価格帯を保っています。定価からかけ離れた価格、例えば新品同様の品が半額以下で出品されているような場合は、偽物である可能性を疑うべきです。
安すぎる価格設定で出品されているルイヴィトンの並行輸入品は、なんらかの理由があると考えられるため、しっかり検討することをおすすめします。
3-3.メルカリは個人間取引のためリスクが高い
メルカリは個人間の取引が基本となるため、店舗を介した購入と比較してリスクが格段に高いことを認識しておく必要があります。出品者の中には、ブランド品の知識が乏しい一般の利用者もいれば、意図的に偽物を販売しようとする悪質な業者も紛れています。商品の真贋に関する専門知識がないまま出品されているケースや、偽物であることを隠して販売しているケースもゼロではありません。
そのため、ご自身で真贋判定できる知識がない方は、メルカリでの購入は避けたほうが無難でしょう。
3-4.メルカリも偽物に対して対応しているがいたちごっこの現状
メルカリは偽造品の出品を禁止しており、違反行為に対してはアカウント停止や商品削除などの対応を行っています。また、購入者が偽物と疑われる商品を受け取った場合、メルカリ事務局に報告することで、取引のキャンセルや返金対応が検討されることもあります。
しかし、巧妙な偽物が次々と登場する現状では、メルカリ側の対策も「いたちごっこ」の状態であり、完全に偽物を排除することは困難です。さらに、万が一偽物を購入してしまったとしても、必ずしも全額返金が保証されるわけではありません。事務局の判断によっては返金が認められないケースや、解決までに時間がかかることもあり、最終的には購入者が泣き寝入りするリスクが潜んでいることを理解しておくべきでしょう。
4.ルイヴィトンの並行輸入品を購入するリスク・メリット&デメリット
ルイヴィトンの並行輸入品には、魅力的なメリットがある一方で、無視できないデメリットやリスクも存在します。憧れのルイヴィトンを後悔なく手に入れるために、まずはメリットとデメリットを総合的に理解しておきましょう。
4-1.メリット
並行輸入品を選ぶことには、主に以下の3つのメリットが挙げられます。
4-1-1.定価より安く購入できる可能性が高い
並行輸入品の最大の魅力は、やはりその価格です。正規店で販売されている正規品と比較して、定価よりも安価にルイヴィトン製品を購入できる可能性が高いという点が挙げられます。これは、中間マージンの削減や為替レートの変動などが価格に影響するためで、憧れのルイヴィトンをより手頃な価格で手に入れたいと考える方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
4-1-2.海外限定品を販売している店舗もある
並行輸入を行う店舗の中には、日本国内の正規店では取り扱いのない、海外限定のモデルやデザインのルイヴィトン製品を販売している場合があります。これにより、他の人とは違う、特別なアイテムを見つけることができるかもしれません。限定品やレアなアイテムを探しているコレクターにとっては、魅力的な選択肢となるでしょう。
4-1-3.品揃えが豊富(廃盤品が手に入る可能性も)
並行輸入業者は、様々なルートから商品を仕入れるため、正規店ではすでに完売している商品や、生産が終了した廃盤品など、幅広い品揃えを持っていることがあります。これにより、正規店では手に入らない貴重なアイテムに出会える可能性があり、特定のモデルを探している方にとっては大きな利点となります。
4-2.デメリット・リスク
一方で、並行輸入品の購入には、以下のようなデメリットやリスクが伴います。
4-2-1.絶対に本物であるとは限らない
最も大きなリスクは、購入した商品が絶対に本物であるとは限らないという点です。並行輸入品は合法的な本物であると前述しましたが、残念ながら、その流通経路に紛れて悪質な偽物(模倣品)が流通しているケースも存在します。特に、価格が極端に安かったり、販売元の信頼性が不明瞭であったりする場合は、偽物を掴まされるリスクが高まります。
4-2-2.説明書が日本語ではない場合が多い
並行輸入品は海外から直接輸入されるため、製品に付属する説明書が日本語ではなく、現地の言語で書かれている場合がほとんどです。使用方法やお手入れ方法などを確認する際に、不便を感じることがあるかもしれません。
4-2-3.正規店の修理に出せない場合がある
ルイヴィトン製品の購入後、万が一故障や破損があった際に、国内のルイヴィトン正規店での修理サービスを受けられない可能性があります。ルイヴィトンは製品に保証書を発行していませんが、並行輸入品の場合、購入経路が正規店ではないことを理由に、修理を断られたり、海外の修理拠点への送付が必要になったりすることがあります。この点は、長期的な使用を考える上でデメリットと言えるでしょう。
なお、ルイヴィトンは保証書を発行していません。そのため、もし「保証書付き」と謳って販売している並行輸入店舗があれば、その商品は偽物である可能性が高いと言えます。
4-2-4.中古買取してもらえない可能性がある
将来的にルイヴィトン製品の売却を検討している場合、並行輸入品であるという理由で、ブランド品買取専門店での査定額が低くなったり、最悪の場合、買取自体を拒否されたりする可能性もあります。これは、買取業者が商品の真贋を厳しく判断する際、並行輸入品の仕入れルートの不透明さをリスクと見なすためです。
4-3.リスクを避けるための対策は?
並行輸入品の購入に伴うリスクを最小限に抑えるためには、購入前にどのような対策をしておけばよいのか知っておくことが大切です。まず、返品や交換ができる条件が明確に定められているかを確認しましょう。万が一、届いた商品が偽物であったり、期待と異なる状態であったりした場合に、適切に対応してもらえるかどうかは重要です。
信頼できる販売店であれば、返品・交換ポリシーを明確に提示しているはずです。また、購入を検討している店舗の評判や口コミを事前に調べることも有効な対策となります。
5.【ルイヴィトン】並行輸入品の偽物と本物の見分け方9選
「並行輸入品」という言葉は合法的な本物を指しますが、残念ながら市場には偽物も多く流通しており、その巧妙さは年々進化しています。安さに惹かれて偽物を購入してしまわないよう、本物と偽物を見分けるための具体的なポイントをしっかりと押さえておきましょう。
5-1.①販売価格
ルイヴィトン製品の価格は、偽物と本物を区別する最も分かりやすい判断基準の一つです。並行輸入品は正規店より安価になる傾向があるものの、ルイヴィトン製品の品質とブランド価値を考えると、定価からかけ離れた安すぎる価格設定の商品は偽物の可能性が高いと考えましょう。
5-2.②シリアルナンバー
ルイヴィトンの製品には、製造された国や年月を示すシリアルナンバー(製造番号)が刻印されています。近年では、2020年頃から順次ICチップの導入が進んでおり、一部の現行品にはシリアルナンバーの刻印がないものもあります。シリアルナンバーとICチップ、それぞれの偽物と本物の見分け方を見ていきましょう。
・シリアルナンバーの有無と位置
シリアルナンバーの有無は年代によって異なりますが、刻印がある場合は、財布やバッグの奥まった部分など、見つけにくい箇所にあります。偽物には刻印がなかったり、不自然な位置に刻印されていたりするのが特徴です。
・シリアルナンバーの規則性と品質
シリアルナンバーには製造国と製造年月を示す規則性があり、不自然な羅列や規則に則っていない場合は偽物の可能性が高いです。また、本物の刻印は、淵のラインに文字が収まり、深さが均一で文字が潰れていないなど、非常に丁寧な仕上がりです。偽物では、文字がはみ出ていたり、雑に打刻されて潰れていたり、溝の深さがバラバラであったりすることが見られます。
・ICチップ
最新のルイヴィトン製品にはICチップが内蔵されており、専用の読み取り機やスマートフォンアプリで情報を確認できます。シリアルナンバーがない製品でも、このICチップで真贋を判断できる場合があります。
5-3.③縫製方法とコバ処理
ルイヴィトン製品の品質の高さは、縫製と革の断面(コバ)の処理にも現れます。
・縫製方法・使われている糸と縫い目
本物のルイヴィトン製品には、少しふっくらとした丈夫な糸が使われています。縫い目は均一で、一部のモデル(スピーディやキーポルのヌメ革部分など)ではわずかに右肩上がりに縫われているのが特徴です。
偽物では糸が細すぎたり、縫い目がガタガタと歪んでいたり、安価なミシンで縫ったかのようにまっすぐであったりする場合があります。特に、複数の革や布を重ねて縫う箇所で、縫い方の調節ができておらず縫い目が粗いものは要注意です。
・コバ処理
革の切り口に施されるロウ塗りのコバ処理は、耐久性を高めるための重要な工程です。本物のコバは、ムラなく真っ直ぐに塗られており、非常に美しい仕上がりです。
本物のヌメ革のコバはきれいな赤色ですが、偽物では色が不自然に濃すぎたり、ロウがはみ出していたり、フチが凸凹していたりすることがよく見られます。財布などの小物では黒っぽいロウが塗られていることが多いですが、ここも均一性がポイントです。
5-4.④ビス
ルイヴィトン製品に使われるビス(鋲)一つにも、形状や取付位置など、ブランドのこだわりが詰まっており、偽物と本物を区別するヒントとなります。
・形状と光沢
本物のビスは、横から見るとぷっくりと丸みを帯びたドーム型が特徴です。新品の場合、光沢は白味を帯びた金色で、ピカピカしすぎない、若干くすんだような色合いです。一方、偽物では、丸みが弱く平たかったり、不自然にギラギラと光る安っぽい質感のものが見られます。
・刻印の品質と取り付け位置
本物のビスに施された刻印は、深さが均一で、文字が潰れておらず非常に丁寧です。偽物では、雑に打刻されて文字が潰れていたり、溝の深さがバラバラであったりすることが多いです。
また、本物はビスがパーツの中央に正確に打ち込まれますが、偽物では取り付け位置がずれていたり、縫い目の上にかぶるような不自然な位置に留められていたりする場合があります。注意深く確認してみてください。
5-5.⑤スナップボタン
バッグや財布に多用されるスナップボタンにも、細部をよく確認すると偽物と本物を区別できることがあります。
・突起部分の形状
正規品のスナップボタンの突起部分は、多くの場合キノコのように先端が尖った形状をしています。丸い形状のものは偽物の可能性が高いですが、一部の正規品モデルには丸い先端のボタンも存在するため、あくまで参考の一つとしてください。
5-6.⑥金具
ファスナーやショルダーベルトの留め具など、ルイヴィトン製品に使われる金具の品質も真贋を見極める鍵です。
・バリの処理と手触り
本物の金具は、加工時に生じるバリ(突起)が綺麗に研磨されており、触るとツルンとした滑らかな手触りです。偽物では、バリが残っていてザラザラしたり、安っぽくトゲトゲしたりする場合があります。ルイヴィトンは顧客の安全を重視するため、使用時に怪我をするような金具は使いません。
・メッキの質と歪み
本物の金具のメッキはムラなく均一に塗られており、表面に映り込む風景が歪むことはありません。偽物では、メッキの塗りが甘く表面が波打っていたり、不自然なほど光沢が強すぎたりすることがあります。
・LVマークと刻印の精度
金具に刻印された「LVマーク」の文字の太さにも注目です。本物の「L」と「V」は、明朝体のように左側の線が太く、右側の線が細くなっているはずです。偽物では文字の太さにメリハリがなかったり、刻印の溝が荒く削られていたりする場合があるため注意しましょう。
5-7.⑦ブランドロゴ
製品内部やタグに刻印・印字されたブランドロゴも、偽物と本物を見分ける判断材料です。
・文字の形状と配置
本物の「LOUIS VUITTON」のロゴは、革タグなどに型押しされている場合、タグからはみ出すことはなく、文字の高さや位置、刻印の深さが均一で視認性が高いのが特徴です。特に、アルファベットの「O」は楕円形ではなく、真ん丸に近い形で刻印されています。
・ロゴタグの縫製
ロゴが刻印された革タグが縫い付けられている場合、その縫い目にも偽物と本物の違いが表れることがあります。正規品のロゴタグは非常に丁寧に取り付けられていますが、偽物では縫い方が雑であったり、歪んでいたり、ステッチが二重になっていたりすることがあるのです。ロゴが本物と酷似していても、縫製が粗ければ偽物の可能性が高いと言えます。
5-8.⑧モノグラム柄の配置
ルイヴィトンの象徴的なモノグラム柄は、厳密なデザインルールに基づいて配置されています。
・柄のズレとシンメトリー
本物のモノグラム柄は、基本的に左右対称になるように配置され、柄のズレがほとんどありません。特にバッグの前面など、目立つ部分では、中央に「LV」マークが来るようにデザインされており、これが縫い目に重なることはありません。偽物では、柄が微妙にずれていたり、不自然にカットされていたりすることがよく見られます。
・プリントの品質とCマーク
本物のモノグラムキャンバスは、プリントの色ムラがなく均一です。偽物では、プリントがぼんやりしていたり、逆にわざとらしいほどハッキリしすぎて不自然であったりする場合があります。また、モノグラムには「Cマーク」と呼ばれる細かな隠しマークが等間隔で配置されており、本物であれば光の加減で見つけることが可能です。
5-9.⑨付属品の品質
製品本体だけでなく、購入時に付属する布袋や臭いでも、偽物と本物の違和感を感じることがあるかもしれません。
・布袋のロゴ
本物のルイヴィトンの布袋にプリントされたロゴは、文字の大きさが適切で、インクのにじみやかすれがなく、非常にクリアです。偽物では、ロゴの大きさが不自然であったり、プリントが粗く滲んでいたりする場合があります。
・臭い
本物のルイヴィトン製品は、上質な革や素材本来の香りがします。しかし、偽物では、安価な接着剤や合成皮革特有のツンとするような不快な化学物質のニオイが強く感じられることがあります。
6.ルイヴィトンはセールを行わない・アウトレットを持たないブランド
ルイヴィトンは、そのブランド価値と希少性を維持するため、セールを一切行わず、アウトレット店舗も持ちません。これは、ブランドの高級感を損なわず、常に最高品質のアイテムを顧客に提供するという、ルイヴィトンの一貫した理念です。
そのような中で、並行輸入品は定価よりも安くルイヴィトン製品を手に入れられる可能性があるため、金額面において魅力的に映ることでしょう。そのため、ルイヴィトンの並行輸入品の購入を検討する際は、価格の安さだけに惑わされず、偽物と本物を見分ける力が必要となります。
並行輸入品以外の購入方法として、偽物を掴むリスクをさらに低くするためには、ブランド専門の中古販売店や、明確な鑑定基準を持つ販売実績のあるオンラインストアなど、信用できる場所から購入することもひとつの賢明な選択です。
7.ルイヴィトンの並行輸入品購入の検討は慎重に!安すぎるものは避けよう
合法的なルートで販売されているルイヴィトンの並行輸入品は本物であり、定価よりもお得に手に入れられる可能性があるため、金額面において非常に魅力的です。一方で、独自のルートを使用していることから正規品とは同じ扱いを受けられない場合があることをお伝えしました。例えば、偽物が混入しているリスクや、購入後の正規サービスが受けられないなどです。
また、ルイヴィトンの並行輸入品における偽物と本物の見分け方についても解説しました。ルイヴィトンの並行輸入品を購入するにあたって一番大切なことは、偽物を購入しないことです。そのためには、大前提として安すぎる価格設定のアイテムを購入するのは避けましょう。せっかく購入したのに偽物であれば気持ちも沈み、時間も無駄になってしまうという大きなリスクが伴います。
本記事を通して、ルイヴィトンの並行輸入品のリスクからメリット・デメリットまでご理解いただき、あなたが安心して本物のルイヴィトンアイテムを購入できることを心から願っています。
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