2023年12月15日
【上品な大人のブランド】ロエベとは?歴史や特徴について徹底解説!
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ロエベは、スペインが誇る世界的にトップクラスのラグジュアリーブランドです。170年以上の長い歴史を持ち、スペインの王室御用達ブランドとしても知られています。上品でシンプルなデザインと高品質な素材が人気で、世界中のセレブや著名人から長い間に渡って高い支持を得ています。
しかし、ロエベという名前は知っていても、実際にどんなブランドなのかはよく知らないという方は多いのではないでしょうか。確かにロエベはルイ・ヴィトンやシャネルなどの高級ブランドと比べると、知名度は低いと言えるでしょう。
ただ、ロエベの人気はここ数年で若い世代にも浸透していて、幅広い年齢層に知られるようになっています。
今回の記事では、ロエベの歴史から特徴、愛用する人の年齢層やイメージ、人気の理由について詳しく解説していきます。また、ロエベのおすすめのバッグと財布についても紹介するので、ぜひご覧になってください。
1.ロエベの歴史
出典:LOEWE
ロエベとは、どのようなブランドなのか詳しく知っているという人はそう多くはないでしょう。まずはロエベの始まりから現在に至るまでの歴史を見ていきましょう。
1-1.1846年小さな皮革工房からの始まり
ロエベの歴史は、1846年に数人の皮革職人たちがスペイン・マドリードに小さな皮革工房を立ち上げたことが原点になります。当初は、レザーケースやバッグ、財布、葉巻入れ、煙草入れなどのレザー製品のみを扱っていました。
この小さな工房の大きな転機は、その後の1872年、ドイツの職人だったエンリケ・ロエベ・ロスバーグがマドリードを訪れて工房を見学した際のことです。エンリケ・ロエベは、職人たちの技術、素材や品質の高さに強い感銘を受け、パートナーとして働くことになります。
そして、自身の名の入った「ラグジュアリー・レザーハウス・ロエベ」の名でハウスを立ち上げ、正式にブランドとして設立。技術の高いロエベの職人が作る製品は、マドリードの貴族たちの間で次第に評判となり、それに伴って工房の規模も徐々に広がりを見せます。
1892年には、マドリード市内の流行の発信地でもあるプリンシペ通りに、店舗併設の工房「E.ロエベ・ブティック」を開設。当時、スペインで商品を陳列するスタイルの店舗はまだ珍しく、大きな話題となりました。この頃から、全ての製品に「Leather Goods Factory(レザーグッズファクトリー)」というエンブレムが刻印され、婦人用のハンドバッグの製作も始まります。
1905年、当時の有力な顧客であったコンキスタ公爵夫人によって、スペイン王室に紹介されたことが次の大きな転機と言えるでしょう。
品質が高くオリジナリティのあるロエベの製品は評価され、アルフォンソ13世から王室御用達の称号を授かります。こうしてロエベは、スペインを代表するトップブランドとなり、さらなる飛躍を遂げていくのです。
1-2.国内での事業拡大、ラグジュアリーブランドとしての確立
王室から認められたロエベは、国内での事業拡大を一気に進めます。
1910年、バルセロナに2号店をオープンして以降、スペイン国内の主要都市に続々と店舗を展開。店舗デザインについても、ロエベの歴史を語る上で欠かせない話題です。
1939年にマドリードのビジネス中心街、グラン・ビア8番地に、高名な建築家フランシスコ・フェレ・パルトロメが建設に携わり、新たなブティックをオープンします。半円形のショーウインドウは、エレガントで高級感に溢れていて、ロエベのイメージをラグジュアリーで洗練されたものとして一層強めることになりました。
1945年から1978年までは、デザイナー兼アートディレクターのホセ・ぺレス・デ・ロサスがショーウィンドウの設計に携わり、エレガントで洗練された豪華なショーウィンドウが話題に。1949年には自社工場を建設し、トラベル用品やインテリア小物、靴など、製品の領域も拡大していきます。
また、海外ブランドの販売権を獲得し、シャルル・ジョルダン、クロエ、クリスチャン・ディオールなどのハイブランドの販売も手掛けていました。この頃のロエベの店舗には、ロエベ以外にも一流の海外ブランドが並んでいたのです。
1950年代には、ヨーロッパを中心とした各国の貴族がロエベの店舗を訪れるようになり、当時のモナコ王妃、グレース・ケリーも顧客リストに名が記載されていました。
1959年にスペインで最も権威のある建築家、ハビエル・カルバハルが建設に携わり、マドリードのセラーノ通りに床面積900㎡のブティックをオープン。当時は、まだ馴染みのない北欧スタイルの建築が斬新で、時代を一歩先行くブランドとしてロエベの評価をより高めることになりました。
ロエベは王族御用達の称号を得て約50年、さまざまな視点からスペイン国内での圧倒的な地位を築き上げてきたのです。
1-3.海外への進出とLVMHグループへの傘下入り
1965年に、婦人向けのウィメンズ・プレタポルテをスタート。
プレタポルテには、4代目のオーナー、エンリケ・ロエベ・リンチが事業を立ち上げ、最初のデザイナーにはカール・ラガーフェルドやラウラ・ビアジョッティなどを迎え入れます。
しかし、この頃のロエベのプレタポルテ事業は、まだ本格化しておらず、作品に関する記録はほとんど残っていません。1970年に、ロエベのブランドの象徴となる「アナグラム」の発表。1975年、現在でも人気の高い定番バッグ「アマソナ」のリリース。
1970年代に発表されたこの2つの象徴的アイコンの確立によって、ロエベの名が世界に知られるようになります。1985年にはルイ・ヴィトンと提携し、販売権を獲得。ロエベの店舗にルイ・ヴィトンの商品が並べられるようになりました。
1989年にフランス・パリのアヴェニュー・モンテーニュに海外初となるブティックをオープン。その後も、世界の主要都市でブティックを展開していきます。
1996年、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループの傘下に入ったことが、さらなる大きな転機となるのです。LVMHにグループ入りしたことで、使える資金が増え、これまで大きな発展を見せてこなかったプレタポルテ事業に力を入れるため、実力あるデザイナーを迎え入れます。
1998年にはナルシソ・ロドリゲス、2002年からはホセ・エンリケ・オナ・セルファがデザイナーに就任し、プレタポルテ事業の売上も上昇。レザー製品とプレタポルテの2分野で事業を展開していきます。
2007年には、ルイ・ヴィトン、ジバンシィ、マルベリーで活躍した実績のあるスチュアート・ヴィヴァースがクリエイティブディレクターに就任。そして2013年、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブディレクターに就任したことで、ロエベは新たな発展へと進むことになります。
2.ロエベの特徴
出典:LOEWE
第1章では、ロエベの歴史について紹介しました。170年以上も前に、ロエベがどのような経緯で立ち上がり、どのようにラグジュアリーブランドとして現在まで成長してきたのかが分かったと思います。
ここからは、ロエベとはどんなブランドで、どのような特徴があるかを解説していきます。
2-1.レザーへのこだわり
出典:LOEWE
ロエベの特徴といえば、質の高い革へのこだわりです。
特にロエベの革製品の素材には、ナパラムスキンと呼ばれる羊革を使用しています。軽くて弾力のあるラムスキンを独自の製法でなめし、滑らかな手触りをつくりあげます。
さらにその中から厳選し、実際に使用するのは数%しかないという徹底ぶり。技術の高い職人によってつくり出されたレザーの手触りは、まるでシルクのようだと高く評価されて「ロエベナッパ」とも呼ばれています。
このロエベのレザーへのこだわりと品質の高さは、他のブランドにも引けを取らない随一のものと言えるでしょう。
2-2.伝統的な職人技とモダンなデザインの融合
最高の品質を活かすには、最高の技術力を持った職人が求められます。
ロエベは、小さな皮革工房から始まってから現在に至るまで、「クラフトマンシップ」を重視してきました。また、伝統を重んじながら、現代のニーズに合わせることも常に大切にしています。製品のデザイン・形は、時代に合わせてその都度、進化しています。
職人たちは、最上級の素材を使い、長年にわたって培われた知識と新しい技術を合わせ、モダンなロエベ製品をつくり出しているのです。
2-3.ロエベのロゴ『アナグラム』の意味
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1970年に、ロエベの象徴となるロゴ「アナグラム」が正式に発表されました。
ロエベの頭文字の「L」を上下左右に反転させるように配置したアナグラムは、スペインの画家ヴィンセント・ヴェラによってデザインされたものです。このロエベのアナグラムは、最高級レザーの品質を保証するクオリティーマークとしての意味合いもあり、このロゴが入っているだけで最高品質のものだと見て分かります。
長い間、ロエベの象徴として定着していたデザインは、2014年に新たなクリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンのもと、リニューアルされました。以前のものよりも線を細くして、よりシンプルですっきりとモダンな印象に。ロエベは、ロゴ変更をきっかけにターゲット層を広げることに成功。40年以上にわたって親しまれてきたロゴの変更は、ロエベにとって新たな幕開けの第一歩と言えるでしょう。
2-4.ロエベの読み方
ロエベはローマ字で書くと「LOEWE」となります。
カタカナでは「ロエベ」と書きますが、実際の正しい発音は「ロエヴェ」のように読みます。
ロエベのブランドがスペインで創業されたことはよく知られているので、スペイン語からきていると考える人も多いのですが、ブランド名はドイツ語が起源です。
1846年、スペイン・マドリードに数人の革職人がつくった皮革工房の誕生から約30年後、ドイツ出身の革職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが加わり事業を拡大。この人物の名前がそのまま企業名となったため、ドイツ語の名を持つスペインのブランドとなったのです。
3.ロエベを持っている人の年齢層とイメージは?
出典:LOEWE
ロエベは、スペイン王室御用達の称号と170年以上の歴史を持つハイブランドですが、一体どのような人が持つのでしょう。
この章では、ロエベを持っている人の年齢層や持っている人のイメージについて解説します。
3-1.ロエベを持っている人の年齢層
ロエベは創業して以来、貴族や王族に愛されてきたブランドで、ミドルエイジ以上の比較的、高い年齢層をターゲットとしてきました。
実際に、高級感があり落ち着いた印象のデザインのものが多く、主に30〜50代の大人の女性に人気があるブランドです。ロエべがLVMHの傘下に入った頃から注目度が上がり、年齢層の幅を広げるようになります。
さらに2013年に若手デザイナー、ジョナサン・アンダーソンの就任により、デザインの幅が広がり、若者にも受け入れられやすいブランドへと進化しました。
特に最近は若い世代からも注目されるようになり、20代後半のロエベ愛用者が増えてきています。
3-2.セリーヌとロエベの年齢層の比較
セリーヌは、1945年フランス・パリに生まれたファッションブランドで、ロエベとよく比較される対象となります。セリーヌは「シンプルで上品な大人の女性」というイメージがあり、特に20代後半〜40代の女性に人気です。
以前はもっと年齢層が高めなイメージがありましたが、1996年にLVMHグループの傘下に入りデザイナーが変わってからは、エレガントさにカジュアルさも加わり、より幅広い世代から注目されるようになりました。
「女性らしくありつつも自立していてアクティブな女性像」のブランドコンセプト通り、セリーヌのブランドが似合う年齢層は、しっかり自立してくる頃の20代後半以降と言えるでしょう。
セリーヌとロエベは、時代とともに変化してきたブランドで、それに伴ってターゲットとなる年齢層も広げてきました。
どちらも今後の活躍に目が離せないブランドです。
3-3.ロエベを持つ女性のイメージ
ロエベを持つ女性のイメージは、「大人の女性が持つブランド」というイメージが強いです。さりげなくハイブランドが持てる女性であることも好感が高いでしょう。品質が高くラグジュアリーな雰囲気を持っていて、ひとつ持つだけで格が上がります。
それでいて、主張しすぎないシンプルなデザインなためコーディネートしやすく、エレガントで落ち着いた印象を与えられます。特に最近のロエベは、トレンドを取り入れつつ、上質な素材と高級感を残したラインナップで、流行やおしゃれに敏感な女性たちからの人気が高いです。
3-4.ロエベを持つ男性のイメージ
ロエベは、女性向けのブランドというイメージが強いですが、男性向けの商品も充実しています。女性向けのアイテムと同じく、ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気があり、「大人の男性が持つブランド」というイメージが強いです。
女性と比べると、男性のロエベ愛用者はまだ少ないですが、メンズ商品の注目度は高まっています。高級感があり主張しすぎないシンプルなデザインは、落ち着きのある大人の男性によくマッチします。
メンズアイテムは、女性ものよりもまだ持っている人は少ないため、人と被る確率は低く、周りと差のつくおしゃれを楽しめるでしょう。
4.ロエベは今なぜ人気に?
出典:LOEWE
もともとロエベは、富裕層向けの知る人ぞ知るといったブランドで、一般的な知名度はそれほど高くはありませんでした。しかし、ここ数年で雑誌や街中でもロエベを見る機会が増え、一気に人気が出て認知度が高まりました。
ここでは、今なぜこんなにもロエベが人気になっているのか、理由を解説します。
4-1.新しいクリエイティブ・ディレクターの就任
ロエベの急激な変化の理由は、2013年にジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターに就任したことが大きいと言えます。ジョナサン・アンダーソンは、北アイルランド出身の1984年生まれ、今最も勢いと才能のある若手デザイナーと期待されるホープです。
2008年には自身の名を冠としたブランド、J.W.アンダーソンを設立。ロエベのクリエイティブ・ディレクターに就任してからは、40年以上続いたブランドロゴをアップデートすることで若い世代にも親しみやすい印象になり、ブランドイメージの若返りを図ることに成功しました。また、スタジオジブリとのコラボでも話題になりました。この改革は、今までのロエベのお堅いイメージを一気に取っ払ったのです。
アンダーソンは、ロエベの長年受け継がれてきた伝統「クラフトマンシップ」も大切にしています。トレンドをただ取り入れるだけでなく、伝統を重んじながらも現代的で斬新なスタイルをミックスし、新たな作品を生み出しているのです。
ブランドはデザイナーによって変化するもの。ジョナサン・アンダーソンは間違いなくここ最近のロエベ人気の火付け役と言えます。今後もロエベの魅力と人気は、さらに高まることが期待できるでしょう。
4-2.芸能人やインフルエンサーの影響
ロエベの人気が急上昇したもうひとつの理由は、プロモーションの対象を上流階級から、芸能人やインフルエンサーに変更したことです。ファッションにおいて、有名人の影響力は非常に大きいです。
2019年春夏コレクションルックブックのモデルには、ラッパーのエイサップ・ロッキーを起用。ファッションに敏感な若者たちは、すぐに反応。ロエベは瞬く間にストリートで時代の最先端をゆくブランドとなったのです。
エイサップ・ロッキーだけでなく歌手のリアーナやジャスティン・ビーバー、ビヨンセなど、有名セレブたちがロエベのアイテムを身につければ、若者たちは真似してロエベを手にします。
日本では、2020年にロエベカルチャーアンバサダーとして女優の吉高由里子さんが選ばれ、ロエベの魅力を発信。2023年には、メンズキャンペーンアンバサダーにアーティストの米津玄師が起用され、ロエベの最新コレクションを身につけた豪華な広告が話題となりました。
また、ファッション雑誌に取り上げられたり、テレビドラマで使われるなど、メディアでの露出が増えることで認知度は一気に上がります。王室御用達の高級ブランドとしてのイメージが強かったロエベを、王室よりも身近な有名人が持つことで、手に取りやすくなり愛用者の幅が広がり人気が上昇したのです。
5.ロエベのおすすめのバッグシリーズ
ロエベのバッグはどれもデザインに多様性があり、とても魅力的です。
最高品質のレザーを厳選してつくられているので、質感はもちろん素晴らしく、耐久性にも優れていて長く愛用できます。
また、取り外しが可能なストラップや収納ポケットなどの機能性にも配慮されています。デザインや色、フォルムが豊富なため、自分の好みのアイテムにきっと出会えるでしょう。
ここから、ロエベのおすすめのバッグシリーズを5つ紹介します。
5-1.アマソナ
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アマソナは1975年に発表されて以来、ロエベのアイコニックバッグとして定番の人気です。発表された当初の丸みを帯びたフォルムは、現在はスクエアフォルムとなって展開されています。型崩れしにくい美しいシルエットは、普段使いからフォーマルにも使えるでしょう。
着脱が可能なショルダーストラップがついていて万能。収納力も高く重宝することは間違いありません。サイズ展開が4つあり、小さいサイズはパーティーやちょっとした外出に活躍。一番大きいサイズなら、小旅行にも対応できます。
どんなコーディネートとも合わせやすく、流行に左右されることもないので、長く愛用できる本命バッグです。
5-2.パズル
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パズルは、2013年にクリエイティブ・ディレクターに就任したジョナサン・アンダーソンが就任して初めてデザインを手掛けたバッグです。日本の折り紙からインスピレーションを受けて生まれ、三角形を組み合わせたようなデザインになっています。
立体的なパズルの構造は、60以上のパーツを10時間以上かけて組み合わせてできたもの。ショルダーバッグ、ハンドバッグ、クラッチバッグなど5つの使い方ができ、機能性に大変優れています。
アナグラムのエンボス加工もさりげなくておしゃれです。
5-3.ハンモック
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ハンモックは2016年に発売されたもので、まだ新しいスタイルですが、人気商品でロエベの新定番となっています。
名前のとおり、ゆったりリラックスできるハンモックからのイメージで生まれたバッグです。中央部分に折り込みを入れることで、サイドを大きく広げることができるユニークなつくり。
取り外しが可能なストラップがついていてハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディなど、なんと6通りの形に変化します。大きさはミディアム、スモール、ミニの3サイズ展開です。サイズ・素材・カラーのバリエーションが多く、自分の好みや使い方に合ったアイテムがきっと見つかるでしょう。
5-4.ゲート
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ゲートは2018年に登場した、乗馬の道具である鞍から着想を得た人気のシリーズ。名前は、サイドから中央に向かって絡まるベルトリボンで開け閉めすることがゲートのようであることからの由来です。
ショルダーバッグ、ハンドバッグ、ミニサイズのバムバッグなどのフォルム展開が豊富で、用途によってさまざまな持ち方ができます。大きさは、ミディアム・スモール・ミニの3つのサイズ展開があるので、持ち方や使用シーンをイメージして選ぶといいでしょう。
カジュアルでもクラシカルな印象のあるゲート。日常的に使えるため、どの年齢層にもおすすめです。
5-5.フラメンコ
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1984年に誕生したフラメンコ。スペインの民俗舞踊フラメンコで使うカスタネットのインスピレーションから誕生しました。無駄がなくシンプルなデザインが素材の良さを引き立たせます。
ナッパレザーの柔らかさと質感を活かしたフォルムが、美しくシックで人気が高いです。ドローストリングを絞ればクシュッとした巾着型、緩めればスクエア型に変化します。2018年にはトート型も登場し、時代とともに進化し愛され続ける定番バッグです。
サイズは5つの種類があり、仕事やプライベートなどの用途によって使い分けられます。
6.ロエベのおすすめの財布5選
ロエベの財布は、シンプルで洗練されたデザインで、落ち着いた大人の女性によく似合います。最高級の素材と職人技術により、上品さと耐久性の両方を兼ね備えていることも特徴です。
機能性や使い勝手にも優れていて、カードや小銭、お札などの収納から、取り出しやすさまで考慮されてつくられています。スタイルやサイズ、カラーのバリエーションも豊富なので、自分に合った財布を選んでくださいね。
ここから、ロエベのおすすめの財布を5つ紹介します。
6‐1.トライフォールドウォレット
素材 | ソフトグレインカーフ(牛革) |
サイズ | 縦9.5×横8×マチ3cm |
収納 | 小銭入れ1 / 札入れ1 / カード入れ3 |
トライフォールドウォレットは、コインケースとお札入れを備えたコンパクトな3つ折り財布です。
ミニマムに財布を持ちたい方や、小さめのバッグで荷物を減らしたい時にも活躍するでしょう。小銭入れは小さめでもマチがついていて入れやすくなっています。
お札入れの中にカード収納ができるようになっていて、広く開くようになっているので取り出しやすいです。
6‐2.バーティカルウォレット ミディアム
素材 | ソフトグレインカーフ(牛革) |
サイズ | 縦13.9×横10.3×マチ2.4cm |
収納 | 小銭入れ1 / 札入れ1 / カード入れ8 |
バーティカルウォレットミディアムは、収納力が高く使いやすい2つ折り財布です。
お札入れには深さがたっぷりあるので、お札以外にもレシートや領収書などを十分に収納できます。シンプルなデザインで、さりげなくアナグラムの入ったベルトが上品な印象に。
収納をたくさんしたいけど、長財布よりは小さいものを探している人におすすめです。
6‐3.アナグラム バーティカル ウォレット スモール
素材 | ペブルグレインカーフ(牛革) |
サイズ | 縦8.2×横11.8×マチ3cm |
収納 | 小銭入れ1 / 札入れ1 / カード入れ6 |
アナグラムシリーズは、上品でクラシカルな雰囲気を出したい方にぴったりです。
全体は丈夫で張りのある硬めの革になっていますが、中側は柔らかめになっているためカード類を収納しやすくなっています。カード入れの他にスモールポケットが2つあり、コンパクトでも収納力があります。
アナグラムの裏側はボタン式になっているので、開け閉めも簡単です。
6‐4. コンパクト ジップウォレット
素材 | クラシックカーフ(牛革) |
サイズ | 縦11×横9.5×マチ2.5cm |
収納 | 小銭入れ1 / 札入れ1 / カード入れ8 |
特大なエンボス加工のアナグラムが印象に残るコンパクトな財布です。触るとふんわりとした優しい弾力のあるクラシックカーフというレザーを使っています。
小銭入れはジップタイプで、広げやすくたくさん入ります。小さめでも収納力があるので、小銭が増えがちな方にもおすすめです。
6‐5.パズル ジップアラウンドウォレット
素材 | クラシックカーフ(牛革) |
サイズ | 縦10×横19×マチ2cm |
収納 | 小銭入れ1 / 札入れ2 / カード入れ8 |
パズルの幾何学的なデザインのジップアラウンドウォレット長財布です。
さりげないアナグラムのエンボス加工に気品が溢れています。革は柔らかい手触りのクラシックカーフを使用。十分な収納力で、開けたときに大きく開くので取り出しやすく抜群の使いやすさです。
人と被らないおしゃれなお財布を持ちたい方におすすめです。
まとめ
ロエベの歴史や特徴、持っている人のイメージ、おすすめのアイテムなどについて詳しく解説させていただきました。今まではブランドの名前くらいしか知らなかった方も、ロエベのことをよく知ってもらえたと思います。
上質な素材と技術の高い職人、そして才能あふれるデザイナーが織りなすロエベの製品は、最高のアートと言えるでしょう。ロエベは、170年以上の長い歴史の中で、伝統を守りながらも時代に合わせて進化してきたブランドです。そして今でも成長し続けています。
今後はどんな展開を見せてくれるのか、これからもロエベの活躍には目が離せません。