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2025年7月05日

翡翠(ヒスイ)の色はランクで決まる?翡翠の価値・石言葉・偽物の見分け方を解説!

さまざまな色があり、石の状態や透明度でランクが変わる翡翠。品質による価値や本物の翡翠の見分け方、値段、石言葉もご紹介。翡翠の色が変わるの?一番高い翡翠ってどんな石?という質問にもお答えします。

翡翠と聞くと、どんな物を思い浮かべますか?教科書で見たような、グリーンの勾玉を思い出す人も多いでしょう。日本に昔からあったなじみの深い石だと親近感を抱いている人も少なくないと思います。ですが翡翠の存在は知っていても、詳しく知っている人はそう多くありません。実は翡翠はグリーン以外にもさまざまな色があります。色や状態などの条件によって翡翠のランクは決まり、石の価値・値段が決まるのです。

一口に翡翠と言っても、ろうかんという価値の高い物もあれば、翡翠によく似た偽物が「〇〇翡翠」という名前で売られていることもあります。翡翠の見分け方・確認方法や「翡翠の色が濃くなる・薄くなる、色が変わるって本当?」「一番高い翡翠ってどんな石?」という疑問にもお答えしますので、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。

1.翡翠(ヒスイ)のランクは何で決まるの?

出典:GIA

翡翠は日本では縄文時代から使用されている宝石です。「子供の頃に教科書で見た事がある」「お土産として売られている翡翠の勾玉を見たことがある」など、何らかの形で目にしたことがある人も多いでしょう。

そんな身近な存在である翡翠ですが、実は品質によって3段階にランク分けされます。私たちがよく目にする身近な翡翠はランクが低くて安価な物か、あるいは厳密に言うと翡翠ですらない物であることがほとんどです。

翡翠のランクは色や透明度、産地や加工の度合いなどの要素を評価し、A貨(か)、B貨、C貨の3段階に分けられます。

それぞれのランクを簡単に分けると、以下の通りです。

A貨…Aジェイドとも呼ばれる翡翠です。美しい天然の翡翠で、ほとんど加工されていないものか、されていてもわずかな研磨やワックス加工をしただけの物のこと。

B貨…Bジェイドとも呼ばれる翡翠です。発色を良くするために樹脂を染み込ませたり、透明感を出すために漂白されている天然の翡翠のことを言います。

C貨…Cジェイドとも呼ばれる翡翠です。かなり加工を加えられたもので、美しい色にするために着色をされていたり、翡翠の粉末を固めたりした物もあります。

そしてそれぞれのランクの中でも、石の品質で翡翠の価値・値段は異なります。色、透明度、加工の度合いなど、翡翠のランクを決定する項目をひとつずつ見ていきましょう。

1-1.翡翠の色

出典:GIA

翡翠といえばグリーンの石というイメージが強いですよね。ですが実は、翡翠の色はグリーンだけではありません。

ランクで言えば、一番ランクの高い色はやはりグリーンの翡翠。そしてその次はパープルです。パープルの翡翠はラベンダー翡翠と呼ばれています。日本や中国などアジアではグリーンの翡翠の人気が圧倒的に高いのですが、欧米ではラベンダー翡翠がグリーンの翡翠よりも人気です。人気は値段にも大きく関わりますので、ラベンダー翡翠がこのまま人気になればグリーンの翡翠より高価になる日が来るかもしれませんね。

その他にも翡翠には赤や白・黒などさまざまな色があります。真っ白な翡翠は価値が高いですが、とても希少です。赤や黒の翡翠は、ジュエリーとしてはあまり価値が高くはありません。

また、それぞれの色で色が薄い物と濃い物であれば、濃い物のほうがランクが高いとされます。翡翠は色ムラがあるものも多いですが、ランクが高い翡翠は色ムラがない物です。

1-2.翡翠の透明度

翡翠は透明度が高いほうがランクが高いとされます。通常、翡翠の透明度はそう高くありません。不透明の物が多く、良くても半透明です。半透明でも十分ランクの高い翡翠といえるでしょう。

そんな中でも特に透明度が高く、つややかな翡翠が「ろうかん」です。ろうかんは他の翡翠とは明らかに違う透明感とツヤがあり、驚くほどの美しさですが、同時に驚くほどの値段でもあります。

そこまでの予算は出せなくても品質の良い翡翠がほしいなら、できるだけ透明度が高いものを選びましょう。

1-3.翡翠の加工

産出された翡翠にどのような加工を施すかは、翡翠のランクに大きく関わってきます。

基本的にはあまり加工されていない、産出されたままの状態に近い物が価値の高い翡翠だと覚えておきましょう。

宝石は見た目を良くしたり、耐久性を上げるためにさまざまな加工を施されます。翡翠に施される主な処理は、研磨やワックス加工、樹脂含浸、漂白、着色などです。

研磨は翡翠の表面を磨くこと、ワックス加工は翡翠の表面の細かな傷や溝を滑らかにするために蜜ろうやパラフィンで処理されることです。研磨やワックス加工はほとんどの翡翠に施されます。軽微な研磨やワックス加工は、翡翠の価値にほとんど影響を与えません。

含浸とは、宝石の内部に樹脂やワックスなどを染み込ませることです。宝石には、目に見えない細かい穴が空いている物があります。翡翠もそのひとつです。その小さな穴を人工的にふさぐことで、見た目を整え耐久性を上げることができます。

翡翠は石の色合いを整えるために、酸によって漂白されることもあります。漂白すると透明度が上がるので、品質の良くない翡翠によく施される処理です。

翡翠は任意の色に着色もされます。翡翠の場合は、人気のあるグリーンやパープルに着色されることが多いです。

1-4.翡翠の価値・値段

翡翠の価値は上記の翡翠の色・透明度・加工を評価されて決まります。ランク分けされ、そのランクごとにある程度の値段が決定されるのです。

翡翠のランクはA貨・B貨・C貨に分けられます。

ジュエリーとして価値があるとされるのは、A貨です。A貨は産出された時から美しく、ほとんど加工もされません。そういった美しい翡翠は産出される量が少ないので、当然値段も上がります。翡翠の大きさにもよりますが、小さくて安い物でも数万円、高いものだと数百万円の物も珍しくありません。とても高価ですが、その分美しく価値がある物なので、満足感も高いでしょう。

B貨・C貨の翡翠は、A貨と比べるとジュエリーとしての価値は大幅に下がります。ただし天然石であることが重要なパワーストーンやカジュアルなアクセサリーとしての需要があり、市場にも多く流通しています。値段も数千円程度から売られているので、お手軽に購入できるできるのが特徴です。

本当に価値の高い翡翠が欲しいのか、それとも普段から気軽に身につけられるような翡翠が欲しいのかで、どんな翡翠を購入するかを決めてください。

2.翡翠の基本情報

翡翠は輝石(きせき)と呼ばれる鉱物グループのひとつで、地中の奥で生まれた結晶が約5億年もの間、圧力をかけ続けられてできました。純粋な翡翠そのものは無色透明ですが、その間に地殻変動などで環境の変化があり、チタンや鉄などの成分が入り込むと色や透明度が変化します。翡翠にさまざまな色があるのは、翡翠の中に入り込んだ成分の種類や量が違うからです。

異物が入り込んだり傷ができたりする物が多いですが、奇跡的にほとんど異物が入らなかったり色ムラがなかったりすると、品質の良い翡翠になります。自然の中で長い時間をかけてできるのが宝石です。人の思い通りにはならないので、最高品質の物はとても少ないですが、その分価値があります。

翡翠と人類の歴史や、名前の由来について詳しくご紹介します。翡翠のことを知れば、もっと翡翠を好きになるかもしれませんよ!

2-1.翡翠の歴史

翡翠は、少なくとも約7000年前には人々に使用されていました。世界最古の翡翠利用は、日本であったと言われています。現在の新潟県糸魚川市にある縄文時代の遺跡から、翡翠の装飾品が発見されており、それが現在見つかっている世界最古の翡翠利用の痕跡です。翡翠はその後数千年にわたって、日本で使用されていました。装飾品や彫刻、ハンマーとして使われることもあったそうです。翡翠には謎が多く、当時の技術でどのように加工されたのか、その方法が分かっていない物がたくさんあります。

ところが奈良時代頃になると、日本での翡翠利用の痕跡がぱったりと途切れてしまいます。その後現在の中国から翡翠がもたらされるまで、翡翠が使用された形跡が見つけられないのです。そのため長い間、翡翠は中国からもたらされた輸入品で、日本では産出されないと思われていました。何千年も前にどのような技術で加工されていたのか?また、なぜ急に翡翠が使用されなくなったのか?

翡翠は謎の多い宝石なのです。

2-2.翡翠の名前の由来

翡翠はもともとは「玉(ぎょく)」と呼ばれていました。

玉と呼ばれていた石に「翡翠」という名前が付けられたのは、中国だったと言われています。その呼び名が日本に伝わり、ひろく定着したようです。

翡翠は、カワセミとも読みます。カワセミとは鳥の名前で、美しいグリーンの羽根を持っています。美しいグリーンの宝石に、美しいグリーンの羽根を持つ鳥の名前が付けられたというわけです。

2-3.翡翠の産地

翡翠はミャンマー、アメリカ、ロシアなど、世界の多くの場所で産出されます。日本でも産出される宝石で、宝石コレクターは「翡翠海岸」と呼ばれる新潟県糸魚川市の海岸に、翡翠を探しに行ったりもするそうです。その中でも特に良質な翡翠が産出されると言われているのが、ミャンマーです。ミャンマー産の翡翠は色も鮮やかで透明度が高く、とても上質でジュエリーにもよく用いられます。翡翠の最高級品、ろうかんがよく産出されるのもミャンマーです。

グアテマラも翡翠の有名な産地です。グアテマラで採れる翡翠は色が様々で、グリーン、パープル、水色の翡翠も採れるそうです。

日本でも翡翠は産出されます。有名なのは、翡翠が発見された縄文時代の遺跡のある、新潟県の糸魚川市周辺です。実際に翡翠が採れるのは山の中で、それらの場所の多くは私有地であったり、立ち入り禁止になっています。ですが時折、翡翠が川の流れに乗って海岸にまで流れ着くこともあり、そういった石を求めるコレクターも多いそうです。もし偶然美しい翡翠を見つけることができたらラッキーですね。

2-4.5月の誕生石

翡翠は5月の誕生石でもあります。

誕生石とは1月から12月まで、それぞれの月に割り振られた1~4種類のその月を象徴する宝石です。誕生石は国によって異なります。日本で誕生石が定められたのは1958年に、すでに制定されていたアメリカの誕生石を参考に制定されました。その時に日本では、3月の珊瑚と5月の翡翠が独自に加えられたのです。翡翠は日本で古来から使用されていた宝石として、5月の誕生石のひとつになりました。

5月の誕生石である翡翠は、5月生まれの人が身につけるとお守りになると言われています。また5月生まれ以外の人でも、翡翠を5月に身につければお守りの効果を発揮します。誕生石を身につける人の中には、見た目の美しさだけでなくお守りとしての効果を期待する人もいるようです。

3.翡翠の種類

翡翠は人々の使用されていた歴史が長く、経歴が複雑な石でもあります。

現代ほど科学技術が発達していなかった時代は、見た目だけで何の宝石かを判断していました。そのため現代の基準では翡翠ではない物が翡翠と呼ばれていたこともあります。その時代はそれが当たり前のことだったのでしょうがないことではありますが、少し混乱してしまいますね。

そのような歴史的な混乱だけではなく、現代では翡翠ではない物に翡翠という名前をつけ、翡翠の知名度を利用して高く売ろうとする悪質な業者もいます。それらはただ色合いが似ているだけの、翡翠とはまったく異なる宝石であることもあるのです。

購入してから後悔しないために、翡翠にはどんな種類があるのかを知っておきましょう。また、翡翠と翡翠ではない石の見分け方もご紹介します。100%見分けられるわけではありませんが、購入する時に参考にしてください。翡翠を購入する前にその商品をよく観察し、気になることがあれば店員に聞くのもいいと思います。納得していないのにモヤモヤしたまま購入するのだけは避けましょう。

3-1.ジェダイトとネフライト

かつて翡翠と呼ばれていた石は、2種類ありました。それがジェダイトとネフライトです。ジェダイトは硬玉(こうぎょく)、ネフライトは軟玉(なんぎょく)とも呼ばれる石で、どちらもグリーンの石です。見た目がとてもよく似ているこの2種類の石は、かつては同じ種類の石だと思われていました。実際に今でも、中国では翡翠というとジェダイトとネフライトの両方を指しますし、どちらも英語で「Jade(ジェイド)」と呼ばれています。

ですが現在、日本で翡翠といえばジェダイトのことです。ネフライトはジェダイトと似てはいますがまったく別の石ですので、購入する時は気を付けてください。

3-2.琅玕(ろうかん)

翡翠の中でもっとも品質が良く高価なのが「ろうかん」です。翡翠は色や加工によってランク分けされます。その中でもっとも良い翡翠とされるのがA貨の翡翠です。そしてA貨の翡翠の中でもほんの一握り、もっとも良質なものだけがろうかんとよばれます。

ろうかんは濃いグリーンが鮮やかで、色ムラがありません。透明度も高く独特のテリがあります。さらにろうかんはとろみのある質感が特徴です。派手なキラキラした輝きというよりは、上等な布のようなしっとりとしたツヤ感があります。最上級のろうかんには、表面の傷や内部の異物がほとんどありません。宝石は自然の中でできるので、どうしても傷が入ったり、成長途中で他の物質を取り込んでしまったりします。それらがほとんどないのも、ろうかんの特徴です。

ろうかんは「インペリアルジェイド(皇帝の翡翠)」とも呼ばれます。高貴な雰囲気でとても希少なろうかんにぴったりな呼び名ですね。

3-3.翡翠の見分け方

翡翠にはネフライトのように、似た石がいくつかあります。しかも翡翠に似た石に「〇〇翡翠」という名前を付けて売られていることも珍しくありません。たとえばネフライトは、「台湾翡翠」という名前で売られていることがあります。これはネフライトという名前で売るよりもたくさん売れたり、高く売れたりするからです。

なじみのショップや有名なブランドであれば、信用して購入できるでしょう。ですがなんとなくふらっと入ったようなショップで買い物をする時は、売られているその商品が本物かどうかを自分で見極める必要があります。

まず簡単に出来る方法は、石自体をよく見ることです。翡翠はごく一部の最高級品をのぞけば、色ムラや内部に異物があります。光に透かして見てみるのもいいでしょう。色ムラや異物が全くない物は、本物ではない可能性がとても高いです。

もし翡翠に触れることができるなら、質感も確かめてみてください。不自然なほどツルツルしているものは、天然の翡翠ではないかもしれません。また、しばらく握っていると石自体があたたまるような場合は、翡翠ではなく偽物の場合があります。

少しでも怪しいと思ったら、すぐには購入せずによく考えてみてください。たとえばとても安くてデザインが気に入ったなど、翡翠自体が偽物でもいいと思うなら購入してもいいかもしれません。ただし翡翠としての価値はほとんどないということを、念頭に置いておく必要があります。

4.翡翠の石言葉と色ごとの意味

宝石・鉱石には石言葉と呼ばれる、その石を象徴する言葉があります。石言葉は石の色のイメージや石の持つ歴史からつけられることが多く、宝石を購入する時の参考にする人も少なくありません。花に花言葉があるのと同じようなものですね。そして同じ花でも色によって花言葉が異なるように、石も色ごとに異なる意味を持っています。

翡翠の石言葉と、色ごとの意味をご紹介しますので、購入する時や身につける時の参考にしてください。

4-1.翡翠の石言葉

翡翠の石言葉は「長寿」「安定」「幸福」などです。

翡翠は古来から、良い効果をもたらす石だと信じられていました。

アステカ文明やマヤ文明では、翡翠は神聖な儀式に用いられる特別な石で、不老不死の妙薬としても使用されていた歴史があります。また、翡翠は亡くなった人のための副葬品として、お墓に入れられることもあったそうです。翡翠は再生のパワーを持っていると言われれいます。「長寿」の石言葉は、おそらくそういった歴史に由来しているのでしょう。

また、翡翠はお守りとしてもよく用いられています。翡翠のお守りを小さな子供に与える地域もあるそうです。「安定」「幸福」という石言葉はそんなイメージから来ているのかもしれません。

4-2.グリーンの翡翠

グリーンは翡翠の中でももっとも有名で、人気がある色です。ショップなどで見かける機会も多いのではないでしょうか。

もともとの翡翠は無色透明の鉱石で、さまざまな成分が入ることによって色が変化します。無色透明な翡翠にクロムと鉄が入り込んでできるのが、グリーンの翡翠です。

グリーンの翡翠は「ヒーリング」「知識」という意味を持っています。グリーン系の天然石はよくヒーリングのパワーを持っていると言われますが、翡翠もそのうちのひとつです。おだやかなグリーンは見ているだけで癒されますよね。疲れている時や冷静になりたい時は、グリーンの翡翠がおすすめです。

4-3.ラベンダー翡翠

パープル系の翡翠はラベンダー翡翠と呼ばれます。日本ではそこまで有名ではありませんが、欧米ではグリーンの翡翠よりも人気があるので、今後日本でも人気が上昇するかもしれません。

ラベンダー翡翠は、チタンやマンガンなどを含んでいます。産地によって色の由来になる元素が異なるので、同じパープルといえど色合いはまったく同じではありません。ラベンダー翡翠は、産地に注目して見るのも楽しいかもしれませんね。

ラベンダー翡翠は「ストレス解消」という意味を持っています。つらい環境にある人や、過去の出来事を引きずってしまう人に、ラベンダー翡翠はおすすめです。

4-4.コバルト翡翠

ブルーの翡翠のことを、コバルト翡翠と呼びます。コバルトと言う名前が付いてはいますが、コバルト翡翠にコバルトは含まれていません。成分に関わらず、ブルー系の翡翠がコバルト翡翠と呼ばれるのです。

無色透明な翡翠に、チタンと鉄が含まれるとブルーになります。チタンと鉄の量によっては水色のような淡い色になることもありますので、好きな色合いを探してみましょう。

コバルト翡翠は「ヒーリング」「守護」の意味がある翡翠です。グリーンの翡翠と同じ「ヒーリング」の効果があるので、お好みで好きな色を選んでください。「守護」という意味もあるので、お守りとして持ち歩いたり部屋に置いておくのもおすすめです。

4-5.赤翡翠

ピンクや濃い赤、赤褐色などの翡翠は酸化鉄を含んでいます。赤い翡翠は、ジュエリーに用いられることはあまりありません。赤翡翠の多くは、パワーストーンとして使用されます。さまざまな色合いの赤がありますので、お好みの色を選んでください。

赤やピンクの翡翠は「問題解決」「怒りを鎮める」という意味があります。難問にぶつかっている人や、将来が見えずに迷走していると感じている人は、赤翡翠を身につけてみてはいかがでしょうか。

4-6.黒翡翠

黒い翡翠はグラファイトと呼ばれる炭が含まれています。黒曜石のような真っ黒な石ではなく、灰色がかった見た目をしているのが特徴です。他の色と混ざる事も多く、ひとつの石でグリーンと黒が混ざり合ったような石もありますよ。とても面白い見た目をしているので、機会があったらぜひ見てみてくださいね。

黒翡翠は「魔除け」の意味を持っています。悪い物をはねのけ、中に入り込ませません。最近なんだか運が悪いという人は、黒翡翠を着けてみてください。きっとあなたを守ってくれるでしょう。

5.翡翠に関するよくある質問

最後に、翡翠に関するよくある質問にお答えします。

翡翠は日本人にとって身近な石ですが、実際に持っていて普段から使用している人はそう多くはありません。そのためいざ購入を考えると、いろんな疑問が出てくるのではないでしょうか。翡翠に関するよくある質問に、ここでは3つお答えします。翡翠の変色について、翡翠の偽物について、そして1番価値のある翡翠についての質問です。

翡翠に関する疑問を少しでも解消してから、翡翠を購入してくださいね。

5-1.色が薄くなる?濃くなる?翡翠の色が変わることってあるの?

「翡翠の色が薄くなった気がする」「翡翠の色が変わった気がする」という声を聞くことがあります。宝石や鉱石などの石は耐久性があり、数十年・数百年変わらない姿を保っているというイメージを持っている人も多いでしょう。ですが実際にはいろんな要素で石の色は変化します。色が変化する度合いや原因は、石によってさまざまです。

結論からいうと、翡翠の色は変化することがあります。その主な原因のひとつは乾燥です。翡翠には、目に見えない小さな穴がたくさん空いています。そこから水分が蒸発し、乾燥してしまうのです。翡翠は長い間放置しておくと乾燥が進んで白っぽくなり、透明度が低くなってしまいます。

反対に翡翠は身につけることによって人の油脂が染み込み、色が良くなるということもあるそうです。翡翠はしまいこむのが一番よくありません。購入したらできるだけたくさん使用しましょう。

5-2.翡翠には本物と偽物があるの?

世の中には「翡翠」という名前で売られている商品がたくさんあります。ですが残念なことに、そのすべてが本物の翡翠というわけではありません。

実は「〇〇翡翠」という名前で売られている石は、日本で本物の翡翠と認められているジェダイト以外にもたくさんあります。

その一部は、以下の通りです。

ネフライト…台湾翡翠
グロッシュラーガーネット…アフリカ翡翠
クリソプレーズ…オーストラリア翡翠
アベンチュリン…インド翡翠
アマゾナイト…コロラド翡翠

これらの宝石はグリーンで、翡翠と同じように不透明か半透明です。見た目はとても似ているので、本物か偽物かを見分けるのはとても困難でしょう。まずは単に「翡翠」ではなく「〇〇翡翠」という名前で売られている時には、本物の翡翠なのか?この石の正体は何か?を確認するようにしましょう。

「翡翠の見分け方」の項でもご紹介した、光に透かして見たりぎゅっと握ってみたりという方法を試してみても良いですね。本物の翡翠かどうかを確認し、その品質と値段に納得してから購入してください。

5-3.一番価値がある・高い翡翠はどんな石?

翡翠のランクは色や加工の程度などによって、品質の良い方から、A貨、B貨、C貨の3段階に分けられます。その中でジュエリーとして価値があるのはA貨の翡翠のみ。A貨の翡翠は、色鮮やかでムラがなく、ほとんど加工されていないか加工されていてもわずかです。A貨の中でも特に品質が良い翡翠が「ろうかん」です。ろうかんは色ムラがなく透明度の高い翡翠で、一般にイメージする翡翠とはまったく違うとても美しさがあります。独特のツヤがあり、上品で見とれてしまうような宝石です。もちろん値段もとても高価で、購入しようと思うと数百万円の予算が必要になるでしょう。簡単に購入できる物ではありませんが、もしショップで見かけるようなことがあれば、目の保養になりますよ。

6.まとめ

今回は翡翠のランクについてご紹介しました。

翡翠は色や加工の度合いなどが評価され、A貨、B貨、C貨の3段階にランク分けされます。ジュエリーとしての価値があるのはA貨だけですが、B貨やC貨の翡翠もパワーストーンやカジュアルなアクセサリーとして需要があります。

A貨の翡翠の中でも、特に品質が良い翡翠が「ろうかん」です。ろうかんは特に透明度が高く、独特のテリがあるのが特徴です。またほとんどの翡翠が多かれ少なかれ内部に異物が含まれていたり、傷がついていたりするのに対し、ろうかんはほとんど異物も傷もありません。ろうかんを見たら、その美しさにきっと驚くでしょう。

翡翠は日本ではグリーンの石というイメージが強く、ショップで売られているのもほとんどがグリーンですよね。ですが実際にはラベンダー翡翠と呼ばれるパープルの翡翠は青色のコバルト翡翠など多くの色があります。ジュエリーとしてだけではなくパワーストーンやお守りなどいろんな商品がありますし、値段も幅広く、自分の予算と好みに合ったものがきっと見つかるでしょう。

自分だけが気に入る、オンリーワンの翡翠を探してみてください!

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