2025年6月06日
【完全保存版】エルメスの刻印一覧!年代・素材・見方を徹底解説|2025年最新

エルメス製品に刻まれた小さな刻印。この控えめな刻印は、製造年代や素材、真贋を語る重要な印です。本記事では、エルメスの刻印一覧を2025年最新情報も含めて徹底解説します。
エルメスの刻印には、製造年を示すアルファベットや、職人・アトリエを表す記号が込められています。この知識は購入時の判断材料になるだけでなく、所有品の価値を正確に把握するのにも役立ちます。
本記事では、1964年から2025年最新の年代別刻印、特殊刻印(スターマーク・馬蹄マーク)の意味、素材別の刻印、バッグ・財布別の刻印位置まで網羅的に紹介しています。これらを理解することで、エルメス製品の歴史と価値をより深く楽しめるようになるでしょう。
目次
1.エルメスの刻印について
エルメス製品に見られる刻印とは、職人の手によって革製品に打ち込まれた特別な記号やアルファベットのことです。一見何気ない小さな印ですが、製品の貴重な情報を含んでいます。
1-1.刻印から分かる3つの要素(製造年、アトリエ、職人)
エルメスの刻印から読み取れる3つの重要な情報を詳しく見てみましょう。
・製造年
製造年を表す刻印は最も注目される情報です。エルメスでは、1964年からアルファベットを使用した製造年の刻印システムを導入しました。年ごとにアルファベットが変わり、○(丸)や□(四角)などの囲みの有無や形状によって、年代を特定できるようになっています。
・アトリエ(工房)
製品がどのアトリエで作られたかを示す刻印もあります。エルメスには複数のアトリエがあり、例えば数字や特定の記号でこれを表現しています。ただし、この情報は公式には公開されておらず、完全に解明されているわけではありません。
・職人
エルメスの製品は、一人の職人が最初から最後まで責任を持って製作します。職人のイニシャルや記号が刻印されることがあり、これは品質管理の証でもあります。例えば「FL」「AP」などのアルファベット組み合わせが見られることがあります。
1-2.刻印の変遷の歴史
エルメスの製造年を示す刻印は、時代と共にその表記方法を変えてきました。初期にはアルファベットのみが使用されていましたが、その後、アルファベットを丸で囲んだり、四角で囲んだりする時代が続きました。そして近年では、再び囲みのないアルファベットが使用されるようになっています。
このような刻印の変遷は、エルメスが偽造品対策や生産管理の効率化を図ってきた歴史とも深く関わっています。時代ごとの刻印ルールを知ることで、お手持ちのエルメス製品がどの時代に生み出されたものなのか、より正確に理解することができます。
2.【2025年最新版】エルメスの刻印一覧
エルメス製品の魅力の一つは、その長い歴史と伝統です。刻印を読み解くことで、お手持ちの製品がいつ作られたものなのかを特定できます。ここでは、1964年から2025年最新情報までの刻印一覧表を示します。
2-1.【1964年~1970年】:アルファベット囲みなし表記
1964年 | 1965年 | 1966年 | 1967年 | 1968年 | 1969年 | 1970年 |
T | U | V | W | X | Y | Z |
公式に確認されている最初の体系的な刻印システムでは、囲みのないシンプルなアルファベットが使用されました。この時期の特徴は、アルファベットがTから始まり、順にZ(1970年)まで進んだことです。刻印はまだ比較的シンプルで、職人による手打ちの特徴が強く出ています。
2-2.【1971年~1996年】:○(丸)で囲まれたアルファベット
1971年 | 1972年 | 1973年 | 1974年 | 1975年 | 1976年 | 1977年 |
Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | Ⓓ | Ⓔ | Ⓕ | Ⓖ |
1978年 | 1979年 | 1980年 | 1981年 | 1982年 | 1983年 | 1984年 |
Ⓗ | Ⓘ | Ⓙ | Ⓚ | Ⓛ | Ⓜ | Ⓝ |
1985年 | 1986年 | 1987年 | 1988年 | 1989年 | 1990年 | 1991年 |
Ⓞ | Ⓟ | Ⓠ | Ⓡ | Ⓢ | Ⓣ | Ⓤ |
1992年 | 1993年 | 1994年 | 1995年 | 1996年 | ||
Ⓥ | Ⓦ | Ⓧ | Ⓨ | Ⓩ |
この時期には、○(丸)で囲まれたアルファベットが使用されるようになりました。Aからスタートし、アルファベット順に進んだことが特徴です。
2-3.【1997年~2014年】:□(四角)で囲まれたアルファベット
1997年 | 1998年 | 1999年 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 |
🄰 | 🄱 | 🄲 | 🄳 | 🄴 | 🄵 | 🄶 |
2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 |
🄷 | 🄸 | 🄹 | 🄺 | 🄻 | 🄼 | 🄽 |
2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | |||
🄾 | 🄿 | 🅀 | 🅁 |
この時期には、□(四角)で囲まれたアルファベットが使用されました。アルファベットを○(丸)で囲んだ時期と同様に、Aから始まり、2014年のRまで展開されました。
2-4.【2015年~2024年】:アルファベット囲みなし表記
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
T | X | A | C | D | Y | Z |
2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||
U | B | W |
2015年以降は、囲みのないアルファベットに戻りましたが、かつてのような単純なアルファベット順ではなくなりました。この時期の大きな特徴は、アルファベットの選択に明確な規則性がなくなったことです。また、Sの刻印はソルド品(セール品)の刻印との混同を避けるために使われなくなりました。
2-5.【最新】2025年の刻印
2025年 |
K |
2025年の刻印は「K」です。この刻印は囲みがなく、1981年の丸囲みK(Ⓚ)や2007年の四角囲みK(🄺)とは明確に区別できます。エルメスは近年、偽造品対策として製造年刻印のアルファベット順をランダム化しており、この「K」もその傾向に沿ったものです。これにより、製品の年代特定がより専門的な知識を要するようになりました。
3.エルメスの特殊な刻印一覧&意味
エルメス製品には製造年を示す刻印の他に、特別な意味を持つ刻印が存在します。これらの特殊刻印は、製品の希少性や特別な背景を物語るものであり、コレクターの間では特に価値が高いとされています。ここでは、主要な特殊刻印とその意味について詳しく解説します。
3-1.スターマーク
スターマークは、エルメスの関係者向け製品の証です。スターマークが押された製品の多くは、エルメスの従業員や関係者のために特別に製作されたものです。一般の顧客には販売されず、従業員や関係者のみが購入できる特別なアイテムの刻印として知られています。
3-2.馬蹄の刻印
馬蹄形の刻印は、「蹄」(U字型)のマークで示され、「スペシャルオーダー」または「パーソナルオーダー」と呼ばれる特別注文品であることを示します。エルメスのスペシャルオーダーは、素材、カラー、金具の種類、ステッチの色などを顧客が自由に組み合わせて注文できる、極めて限られた顧客にのみ許可される特権です。このサービスは、ブランドとの長期にわたる取引や強い信頼関係を築いている顧客に提供されます。
3-3.S刻印
S刻印は「Solde(ソルド)」の頭文字で、エルメスが開催する招待制のイベント(ソルド)で販売される製品に押される特別な刻印です。ソルドイベントは、一部の上顧客や関係者のみが招待され、展示品や試作品、または通常は店頭に出回らない製品などが割引価格で販売されます。製品の品質は通常のブティック品と全く同じですが、ソルド品であるという履歴を示すため、このS刻印が打たれます。
3-4.クローバー刻印
スペシャルオーダーに追加できるオプションとして、一時期のみ提供されていた特殊な刻印です。その存在は極めて希少であり、市場ではほとんど見かけることはありません。
3-5.リペアマーク(R)
エルメス製品が正規店で大規模な修理や部品交換など、リペア(修繕)が行われたことを示す刻印です。一般的に、「R」の文字が元の刻印の近くに追加されることがあります。このマークは、エルメスが製品の修理履歴を厳格に管理している証であり、正規の修理を受けた高品質な製品であることを示します。
4.エルメスの素材の刻印一覧
エルメス製品には使用される素材によって、特別な刻印が施されているものもあります。特にエキゾチックレザーには独自の刻印があり、製品の真正性と価値を証明する重要な要素です。ここでは、主要なエキゾチックレザーの刻印を紹介します。
4-1.クロコダイル ポロサス
ポロサスは、エルメスが使用する最高級のクロコダイル素材です。刻印は「Λ」となっており、一般的にHERMESロゴの右側または近くに配置されています。
4-2.クロコダイル ニロティカス
ニロティカスは、アフリカのナイルワニの皮革で、ボロサスよりやや大き目のウロコをもっています。刻印は「●●」となっており、比較的見つけやすいのが特徴です。
4-3.クロコダイル アリゲーター
アリゲーターは、北米産のワニ皮革で、クロコダイル素材の中で唯一、穿孔(点状の模様)がない素材です。刻印は「□」となっています。
4-4.リザード
リザードはトカゲ革の総称で、細かく繊細な斑と独特な光沢が魅力です。刻印は「-」が採用されています。
5.エルメス製品の刻印の見方は?
エルメスの刻印の要素は主に製造年、アトリエ、職人をあらわしていることを解説しました。その構成はどのようになっているのでしょうか。また、同じアルファベットの刻印の見分け方、製造工房や職人を示す刻印についても紹介します。
5-1.刻印の構成はどうなっている?
エルメスの刻印は、主に製造年を示すアルファベットと、職人や製造工房を示すコードから構成されています。しかし、これらの配置には厳格な決まりがなく、製品や職人のスタイル、あるいは刻印を打つ場所によって多様なパターンが存在します。
例えば、横並びのスタイルでは、製造年刻印と職人・アトリエ刻印が横一列に並んで配置されます。具体的な例としては、「🄽 S」や「T 23L」などが見られますが、製造年刻印が先にくるか、職人・アトリエ刻印が先にくるか、という順序に明確な規則性はありません。
この他にも、製造年刻印と職人・アトリエ刻印が上下に並んで配置される縦並びのスタイルもあります。これは2行になることもあれば、3行になることもあり、そのバリエーションはさまざまです。エルメス製品の刻印は、職人のスタイルや刻印する場所によって大きく変化することが特徴です。
5-2.製造年を特定するコツは?
エルメスの製造年をあらわすアルファベット刻印は、循環使用していた年代もあるため、重複したアルファベットが使用されることがあります。そのため、アルファベットだけを見ると製造年がいつなのか困惑する方もいらっしゃるかもしれません。その際に、正しく製造年を特定するコツを解説します。
そのコツとは、アルファベットを「囲っている形」で判断することです。たとえば、本記事で既にご紹介した2025年の最新アルファベット刻印は「K」です。しかし、過去に開示されている刻印の中には、1981年と2007年にも「K」が採用されています。
これらの違いを見分けるには、刻印をよく見てください。1981年の「K」は「Ⓚ」のように丸で囲まれています。一方、2007年の「K」は「🄺」のように四角で囲まれているのです。そして、2025年の「K」は囲みがありません。
このように、同じアルファベットであっても、それを囲む記号の有無や形状によって、製造年を明確に区別することが可能なのです。
5-3.刻印で製造された工房や職人は教えてもらえる?
エルメスの製品には、製造年を示すアルファベット刻印とは別に、製品が製造された工房や職人を示すとされる刻印が存在します。しかし、エルメスは、製造された工房や職人の情報は一切公開していません。そのため、正規店でスタッフに尋ねても、教えてもらえることはないのです。
これは、エルメスがその独自の製造プロセスと技術の秘密を守るため、また職人一人ひとりのプライバシー保護を徹底するためだと考えられています。エルメスファンの間では、特定の刻印パターンがどの工房や地域で見られるかについて、非公式な情報が共有されることもあります。しかし、これらはあくまで非公式な見解であり、公式な情報ではないことを心にとめておいてください。
6.刻印で偽物の見分け方がわかる?
エルメス製品の真贋(本物か偽物か)を判断する際、刻印は重要な手がかりとなります。精巧な偽物にも刻印が打たれていることが多いですが、細部を注意深く観察することで、本物との違いを見つけることが可能です。しかし、刻印だけで最終的な真贋を判断することはできないという点も、同時に理解しておく必要があります。
6-1.偽物の刻印の特徴
偽物の刻印には、本物と比較していくつかの典型的な特徴が見られます。まず、最も顕著なのは「打刻の品質」です。
本物のエルメスの刻印は職人の手作業によるもので、深くて均一、かつ鮮明に打たれています。文字や記号の線がはっきりと、にじみなく読み取れるのが特徴です。一方で、偽物の刻印は、打刻が浅くぼやけていたり、文字の線が均一でなかったり、全体的に粗雑な印象を受けることが多いです。
次に、「フォント(字体)の正確性」も重要なポイントです。エルメスは特定のフォントを使用しており、その特徴は年代によって多少の違いがあっても、常に一貫した美しさを持っています。偽物では、このフォントが微妙に異なっていたり、文字間隔が不自然だったりするケースが見られます。
また、素材刻印も同様に、本物のようなシャープさがなく、形が不自然な場合があります。
6-2.刻印がなくても本物の場合もある?
「刻印がない=偽物」と安易に判断するのは、決して正しいとは言えません。エルメスの正規品であっても、刻印が見つからない、あるいは元々存在しないケースが実際に存在します。
例えば、1945年以前のような初期に製造されたヴィンテージ品や、1960年代以前の製品などは、現在の体系的な刻印システムが確立される前のものです。そのため、これらの製品には刻印がなかったり、今とは全く異なる形式の刻印が使われていたりすることもあるのです。
また、長年愛用された中古品の場合、革の表面の摩耗や度重なるクリーニングによって、刻印が薄れて読めなくなったり、完全に消え去ってしまったりすることも決して珍しいことではありません。特に黒や濃紺などの暗色の革では、元々刻印が見えにくいうえに、使用によってさらに不明瞭になる傾向があります。
加えて、正規のエルメス修理サービスを受けた製品にも、刻印に変化が生じることがあります。大規模な修理や部品交換が行われた際には、刻印のあった部分が新しい革や部品に交換され、元の刻印が失われることがあるのです。このような場合、リペアを示す「R」の刻印が追加で打たれることもありますが、修理箇所や状況によっては、やはり刻印がない状態になる可能性も十分に考えられます。
6-3.刻印だけで真贋は判断できない
偽物の刻印の特徴や、本物であっても刻印がない製品が存在するケースを解説しましたが、エルメス製品の真贋を判定する上で、刻印だけに頼るのは危険です。偽物は年々精巧になり、刻印も模倣されている可能性があるためです。
そこで重要となるのが、刻印以外の他の要素を総合的に判断する視点です。エルメス製品の真贋を見極める上で重要なのは、革そのものの質感や匂い、熟練の職人による美しい手縫いの縫製、細部までこだわり抜かれた高品質な金具のディテール、そしてブランドロゴの正確性など、多岐にわたります。
たとえ刻印があったとしても、その製品全体の品質や特徴がエルメスの基準と一致しなければ、偽物の可能性が高いと言えるでしょう。もし、お手持ちのアイテムの真贋について少しでも疑問や不安を感じた場合は、信頼できるブランド専門の買取店や鑑定士に相談し、プロの目で確認してもらうことをおすすめします。
7.バッグ・財布別の刻印の位置
エルメス製品に施された刻印は、そのモデルや製造された年代によって打刻される場所が異なります。製造年や素材を示す重要な情報が隠されているため、お手持ちのアイテムの刻印がどこにあるかを知っておくことは重要です。ここでは、エルメスの人気バッグや財布を中心に、それぞれの刻印がどこに打たれているのかを具体的に解説します。
7-1.バーキン
バーキンの刻印の位置は、製造年代によって主に2箇所に分かれます。まず、比較的古い年代のバーキン、特に2014年頃までのものでは、バッグ内部のメインベルトの裏側に刻印されています。フラップを開けて、内側中央にあるベルトをめくった部分をよく確認すると、刻印が見つかるでしょう。
一方、比較的新しい年代のバーキン、2015年頃から現在までの製品では、バッグ内側の側面にあるポケットの裏、特に内縫いのポケットの裏側に刻印が打たれているのが一般的です。
7-2.ケリー
ケリーの刻印位置も、バーキンと同様に製造年代によって変化が見られます。2014年頃までのケリーでは、バッグの持ち手(ハンドル)を固定する金具である「クロア」の裏側に刻印されていました。
2015年頃から現在までの新しい年代のケリーでは、バッグ内側の側面にあるポケットの裏、特に内縫いのポケットの裏側に刻印が打たれています。これはバーキンと同じく、ポケットの開口部付近や奥に刻印が見られるのが一般的です。
7-3.ボリード
ボリードの刻印位置は、モデルや製造年代によっていくつかのパターンがあります。従来のボリードでは、バッグ内側の底部分、もしくはファスナーの端にある革製のタブの裏側に刻印されていました。
アップデートされた「ボリード1923」では、バッグ内側のポケットの裏側に刻印が見られます。
7-4.ピコタン
ピコタンの刻印は、主にカデナ(南京錠)が装着されるベルトストラップの裏側にあります。カデナを外し、ベルトを裏返すと確認できるでしょう。ただし、モデルや製造時期によっては、このベルト裏ではなく、バッグ内側の目立たない革部分に直接刻印されていることもあります。
7-5.ベアン
エルメスの代表的な財布であるベアンの刻印は、内側の見えにくい部分にあります。札入れ部分の内側(奥の方の革の繋ぎ目付近)または、カードスロットの内側の革をめくった部分に刻印されています。
7-6.アザップ
ラウンドファスナー式の財布であるアザップの刻印も、内側の目立たない場所にあります。ファスナーを開いた中央部分の革の裏側や、札入れ部分の内側(奥の革)に見られます。
8.エルメスの刻印を知ることは「価値」と「真贋」を見極める鍵
エルメスの刻印は、一見小さく控えめな存在でありながら、その製品の歴史と価値を語る重要な要素です。製造年を示すアルファベットや職人の証である記号から、製品がいつ、誰の手によって作られたかを読み解くことができます。刻印を理解することは、単にコレクションの年代を特定するだけでなく、エルメスが長年守り続けてきた職人技への敬意と情熱を感じ取ることでもあります。
また、刻印の特徴は真贋判定における重要なポイントです。本物の刻印が持つ均一な深さや鮮明な輪郭、そして年代に応じた正確な形式は、エルメスの品質へのこだわりを象徴しています。ただし刻印だけで判断するのではなく、革の質感や縫製、金具など全体の調和も重視すべきでしょう。エルメス刻印の知識を深めることは、この伝統あるメゾンが築いてきた美学と哲学への理解を深めるきっかけとなり、所有する喜びをさらに豊かなものにしてくれるでしょう。