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2024年2月16日

ボッテガヴェネタとは?歴史や魅力について徹底解説!

イタリアを代表するラグジュアリーブランド、ボッテガヴェネタ。ボッテガヴェネタといえば、上質なレザーが丁寧に編み込まれたデザインが特徴的で、ブランドの象徴として広く知られています。しかし同じイタリア発祥のブランド、プラダやグッチ、フェンディなどに比べたら知名度はそこまで高くないかもしれません。

ボッテガヴェネタの名前は知っていてもブランドの歴史やコンセプトまで詳しく知る人は、そう多くはいないのではないでしょうか。

さて、今回の記事では、ボッテガヴェネタとはどんなブランドなのかを歴史から特徴、魅力について深く掘り下げて解説していきます。また、ブランドを支えてきた歴代のデザイナーから、人気のバッグ、その他のアイテムまでを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.ボッテガヴェネタの歴史

出典:BOTTEGA VENETA

ボッテガヴェネタは創業から50年余りと、他のよく知られるラグジュアリーブランドに比べて歴史はまだ浅いブランドです。

ボッテガヴェネタは今や世界的によく知られ多くの人に愛されるブランドですが、50年の年月で、どのような経緯をたどって現在の地位まで昇り詰めてきたのでしょうか。

第1章では、ボッテガヴェネタの設立から現在に至るまでの歴史について解説していきたいと思います。

1-1.ボッテガヴェネタの始まり

 ボッテガヴェネタは、1966年にイタリアのヴェネト州ヴィチェンツァでミケーレ・タッディとレンツォ・ゼンジアーロの夫妻によって革工房として設立されました。ヴェネト地方には革職人が多く、ヴィチェンツァは北イタリアの中でも美しい町並みで知られています。

「Bottega(ボッテガ)」はイタリア語の「工房」の意味で、ブランド名は「ヴェネタの工房」という意味になります。

ヴェネト地方の熟練した腕を持つ職人を集めて、伝統的な手作業で最高品質のレザー製品をつくることを目的に立ち上げられました。ボッテガヴェネタの高い品質と確かな技術は、イタリア上流階級の間ですぐに認められ、厚い信頼と実績をつくり上げていきます。

1-2.人気ブランドから一変、経営難へ

1970年代には「When your own initials are enough(自分のイニシャルだけで十分)」と書かれた広告キャンペーンを開始。そのキャッチフレーズどおり、ボッテガヴェネタの製品にはブランドのロゴを入れないスタイルが特徴となっています。

1980年代には、ジャクリーン・ケネディやファラ・パーレビ元イラン王妃など、世界の著名人が顧客の名を連ねるようになりました。1980年の映画「アメリカン・ジゴロ」では、ローラ・ハットンがボッテガのバッグを持つ場面が見られます。

1985年には芸術家アンディ・ウォーホルの短編映画「ボッテガ・ヴェネタ インダストリアル ビデオテープ」が発表されるなど、幅広い分野から注目されました。

ところが、1990年代に入って今までの勢いに陰りが見え始めます。

経営陣がブランドイメージをさらに高めようと、当初掲げたブランドコンセプトを覆し、製品にBVロゴを飾りました。するとそれがきっかけでボッテガの人気は徐々に落ちていき、経営難にまで陥ってしまったのです。

1-3.グッチグループの傘下へ

2001年、経営が悪化していたボッテガヴェネタに、転機が訪れます。グッチグループにボッテガヴェネタが買収されることになったのです。

※グッチグループは現在ケリンググループとして名が知られるコングロマリット(複合企業)で、グッチを始め、サンローラン、バレンシアガ、ステラ・マッカートニーなどを傘下に持ちます。

それによって、エルメスやソニア・リキエルなどで活躍したトーマス・マイヤーがボッテガヴェネタのクリエイティブディレクターに就任。トーマス・マイヤーはボッテガヴェネタを本来の姿に戻すべく、BVロゴを撤廃し、ボッテガを象徴する技法「イントレチャート」の編み込みのデザインを強調させました。

マイヤーの指揮によって急成長したボッテガは、店舗を世界中に拡大しラグジュアリーブランドとしての地位を確立していきます。2005年にはブランド初となるプレタポルテコレクションを発表。2011年には香水の販売を始め、その他にもアクセサリー、インテリアなど、幅広いカテゴリーを展開させていきます。

グッチグループの持つ巨大なマーケティング力もあって、マイヤー就任後の2001年から2011年の10年間で、800%も売り上げを伸ばすことに成功しました。

1-4.革職人のための養成学校を設立

ブランドを支える職人の技術を次世代へと受け継がせ、伝統を廃れさせないため、2006年に革職人を養成・支援する学校「スクオーラ・デッラ・ペレッテリア」を開校します。

クラスではノウハウや根本的な価値観を伝え、高級レザー製品における裁断や加工、パターンメイキング、そしてレザーの編み込みといったボッテガでの実務で役立つ技術を身に着けることができます。

また、2013年にはボッテガのルーツでもあるヴェネト地方のモンテベッロ・ヴィチェンティーノに新しいアトリエをオープン。修復・建造にはトーマス・マイヤーが監督となり指揮しました。

アトリエには、これまでの作品を集めたアーカイブ、美術館の他、2006年に開校された職人たちのための養成学校が併設されています。ボッテガヴェネタの職人は、この学校で3年間のコースを修了して初めてアトリエで働くことが認められるのです。

1-5.トーマス・マイヤーの退任と新たなデザイナーの就任

17年間ボッテガのクリエイティブディレクターとして率いてきたトーマス・マイヤーは2018年に退任。後任として当時32歳の ダニエル・リー が抜擢されます。引き続き、ブランドロゴを全面に出さないスタイルで、3年間にわたって数多くのヒット作を生み出しました。

2021年には、ダニエル・リーのチームでデザイン・ディレクターを務めていたマチュー・ブレイジーが新たなクリエイティブ・ディレクターに就任し、現在も中心となってボッテガを支えています。

※ボッテガヴェネタの歴代デザイナーについては第3章でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧になってください。

2.ボッテガヴェネタの特徴

出典:BOTTEGA VENETA

ボッテガヴェネタは今や世界を誇るトップブランドのひとつで、幅広い世代から支持されています。ボッテガが多くの人たちの心を掴むものは一体何なのでしょう。

第2章では、ボッテガの魅力や人気の理由などについて深く迫っていきたいと思います。

2-1.ボッテガヴェネタの象徴「イントレチャート」

ボッテガヴェネタとは?と聞かれたら「イントレチャート」と答える人がほとんどです。革を編み込んだデザインが有名で、間違いなくブランドの象徴とも言えます。

ボッテガの伝統技法「イントレチャート(intrecciato)」は、イタリア語で「編み込み」を意味する言葉で、職人の高い技術と手間を要する技法です。

丁寧になめされた革に1枚ごと短冊に切れ込みを入れ、1枚1枚を手作業で編み込んで製品をつくり上げていきます。イントレチャートはイタリアのトスカーナ地方の伝統的な編み込み技法になります。

ボッテガのレザーアイテムのほとんどにイントレチャートが採用され、このデザインを見ればすぐにボッテガだと分かるほど有名です。

他にもイントレチャートの技法を使っているブランドはありますが、その中でもボッテガのクオリティが圧倒的に高いため「イントレチャート=ボッテガヴェネタ」という式が成り立っているのです。

2-2.ロゴ無しアイテムだけを作るコンセプトが最大の魅力

ボッテガヴェネタのコンセプトとして、第1章でも触れたように「When your own initials are enough(自分のイニシャルだけで十分)」というスローガンを掲げていて、バッグや財布などのレザーグッズにロゴは入っていません。

短冊切りの上質なレザーを丁寧に編み込んだアイテムは、ロゴがなくてもひと目でボッテガのものと分かるものの、いやらしさは全くなく、逆に優雅な気品を漂わせます。ボッテガの最大の魅力は、イントレチャートのシンプルながらも高級感のある洗練されたデザインにあると言えるでしょう。

2-3.素材はカーフレザーとラムレザー

ボッテガの素材として主に使われているレザーは、カーフレザーとラムレザーです。

カーフレザーは 生後6ヶ月以内の子牛の革。 丈夫で耐久性に優れていて、使うほどに馴染みが出てくることが特徴です。程よい光沢があり、上品で優雅な印象を与えます。

一方、ラムレザーは 生後1年未満の子羊の革。 しなやかで使い始めから滑らかで柔らかい肌触りが楽しめるのが特徴です。カーフレザーに比べて耐久性は低く、水に弱いため、取り扱いには十分注意する必要があります。光沢は控えめで、大人っぽい落ち着いた印象を与えます。

2-4.幅広い年齢層に愛される

ボッテガヴェネタは20代〜40代を中心とした幅広い年齢層に愛用されています。

価格が高く、10代の若い世代には手が届きにくいということもあって、金銭的に余裕のある20代以上の方たちに多くなっているのでしょう。以前は高級で大人っぽいブランドイメージがありましたが、近年では、モダンで都会的なデザインが増え、ファッションに敏感な若い世代からの人気が高まっています。

また、高品質でシンプルなデザインが流行に関係なく使えるため、若い頃に購入したものをずっと使い続けているという50代以上の人も多く、年齢層の幅を広げています。

2-5.トーマス監修の戦艦店が日本に?!

日本国内では、1974年にインポーターのアオイによってボッテガが紹介され展開されていました。

さらに日本で知られるようになったのは、グッチグループ(現ケンリググループ)の傘下に入った2001年以降のこと。世界中に店舗の拡大を進めるべく、2002年にミラノ、パリ、ロンドンに次いで4店舗目として東京の青山にトーマス・マイヤーが監修を務める旗搬店をオープンしました。(現在、青山店は2006年に表参道ヒルズ内に移転しています。)

2007年には、世界最大規模となる旗搬店の銀座店がオープン。1〜3階は店舗スペース、4、5階は日本法人の本社機能とショールームが置かれています。

2018年12月に銀座店は銀座2丁目から銀座5丁目の晴海通りに面した場所に移転。6階建ての売り場面積が約800平方メートルとなるスペースを贅沢に活用し、レザー製品を始め、メンズ及びウィメンズのウェア、シューズ、アクセサリーなどのさまざまなファッションアイテムが取り揃っています。

さらにフレグランスや家具・インテリアを中心とするホーム&ファニチャーまでの幅広いコレクションが楽しめます。1階エントランスの床には、江戸時代後期の建築で用いられていた鉄平石が敷き詰められ、和の雰囲気を感じられる空間に。シルバーのスクエアパネルを900枚以上合わせて作られたファサードは、「イントレチャート」がモチーフとなったもので一見の価値ありです。

2-6.「まるでシルクのよう」なレザーの質感が人気

多くの高級ブランドがロゴを全面に出している中、ロゴを入れずブランド名を主張しないというモットーが多くの人から受け入れられ、長く愛されている理由のひとつとなっています。

アイコニックであるイントレチャートを見ればロゴがなくてもボッテガと分かるという、製品への自信の表れとも言えるでしょう。目立ったロゴがない代わりに、上質な素材と洗練されたデザイン、そして職人の高い技術力が引き立てられています。

近年でボッテガにオマージュされたデザインが増えていますが、実際に見て触れてみれば、本物との技術の高さの違いが分かるでしょう。製品に使用されているレザーは非常に滑らかで、その質感は「まるでシルクのようだ」と言われるほどです。

最高品質のレザーと確かな技術を持った職人が手掛けたアイテムは、目の肥えた大人から支持され選ばれているのです。また、余計な装飾のないシンプルなデザインは、どんなファッションやシーンにもマッチし、男女問わず人気があります。

3.ボッテガヴェネタの歴代デザイナー

デザイナーの交代によってブランドの持つイメージや方向性は大きく変わります。ボッテガヴェネタは、ケリンググループの傘下となった2001年から現在まで、3人のデザイナーの就任がありました。

第3章では、ボッテガヴェネタを支えた3人のデザイナーについて解説していきたいと思います。

3-1 トーマス・マイヤー

トーマス・マイヤーはドイツ出身のデザイナー。

パリの学校でファッションを学んだ後は、イタリア、フランス、ドイツなどの高級ブランドでデザイナーとしての経験を積みました。

エルメスでは、ウィメンズプレタポルテやアクセサリー、レザーグッズのデザイナーとして9年間活躍。1998年には自身のブランド、「トーマス・マイヤー(Tomas Maier)」 を立ち上げます。

そして2001年6月にボッテガヴェネタのクリエイティブ・ディレクターに抜擢。マイヤーは、「卓越した職人技」「現代的な機能性」「最高の素材」「時代を超えたデザイン」を4つの磁石と名付け基本原則とし、ブランドの生まれ変わりを図ります。

ボッテガの持つ本来の魅力を取り戻すため、BVロゴをなくし、設立当初の「自分のイニシャルだけで十分」というコンセプトに原点回帰します。そしてマイヤーの豊富な経験と高い能力で、ボッテガヴェネタを世界的なラグジュアリーブランドへと見事に復活させました。

プレタポルテ以外にも、アクセサリーやフレグランスまで幅広く展開し、世界中に次々と新店舗をオープン。2012年までに売上は10億ドルを上回り、ケリング社が保有するブランドの中で最も成長力の高いブランドとなったのです。

マイヤーは2018年に退任。17年間務めてきたボッテガから去ることになりました。

3-2.ダニエル・リー

2018年、トーマス・マイヤーの後任に、当時32歳という若さでダニエル・リーが抜擢されました。イギリス出身のリーは、美術大学を卒業し、メゾンマルジェラやバレンシアガなどのトップブランドで経験を積んできました。

セリーヌではウェア部門のディレクターを務め、フィービー・ファイロの右腕と呼ばれる存在でした。ボッテガヴェネタに就任してからは今までの伝統を維持しつつも、新たな風を吹き込み、新生ボッテガをつくりあげました。

リーは、従来のイントレチャートよりも編み込みの幅を広くした「マキシイントレチャート」を誕生させます。モダンでポップなデザインとなったイントレチャートは、特に20代の若い世代から高い支持を受けています。

また、2021年に力強く明るい緑色のアイテムを発表し、ブランドの象徴カラーとなる「ボッテガグリーン」を確立します。ヒット作をどんどん生み出し、新生ボッテガヴェネタを築いてきましたが、2021年に突然リーの退任が発表され、ファンの間で大きなニュースとなりました。

3-3.マチュー・ブレイジー

2021年、ダニエル・リーの退任の発表後すぐに、マチュー・ブレイジーが内部昇格という形で新たなクリエイティブディレクターに就任します。

ブレイジーは1984年パリ生まれ。ベルギーにある学校でファッションを学び、卒業後はラフシモンズのメンズコレクションのデザイナーとしてキャリアをスタート。メゾンマルジェラ、セリーヌ、カルバンクラインなどで経験を積み、2020年にボッテガヴェネタに加入。ダニエル・リーのもとでプレタポルテのデザインディレクターを務めていました。

リーが作り上げた世界観とボッテガヴェネタの伝統を受け継ぎながらも、斬新でクールなスタイルが高い評価を得ていて、今後の活躍とボッテガの更なる進化が期待されています。

4.ボッテガヴェネタの人気バッグ

ボッテガヴェネタと言えば、やはりイントレチャートのバッグが人気で代表的なアイテムです。

ただ最近は、レザーやイントレチャート以外のさまざまなスタイルのバッグも見られるようになっています。

こちらの第4章では、定番から新作までボッテガヴェネタのバッグ7つの人気ラインをご紹介します。

4-1.カバ(Cabat)

トーマス・マイヤーが就任後に初めて手掛けて大ヒットしたのが、現在もボッテガヴェネタを代表する名作「カバ」。マイヤーの母親が愛用していた手編みのトートバッグからインスピレーションを得て生まれたものです。

2人の革職人が2日間かけてレザーを編み込んで仕上げるカバは、まさにマイヤーが打ち出した4つの磁石を反映した作品と言えます。シンプルで洗練された無駄のない美しいデザインと機能性の高さで、幅広い年齢層から人気が高いです。

ボッテガの定番であり名品のバッグ「カバ」は、ダニエル・リーを経てマチュー・ブレイジーによってアップデートし続け、時代を超え愛され続けています。

4-2.ザ・ポーチ(The Pouch)

丸みのあるぽてっとしたユニークなフォルムの「ポーチ」は、2019年春夏コレクションでデビューしたダニエル・リーによるクラッチバッグです。チャンキーなチェーンを肩に掛けたり、腕に抱えるように持ってスクラッチとしても使え、上品でクラシカルな印象を与えます。

ミニサイズは、ショルダーバッグとして使えるようになっていてカジュアルなスタイルにも合わせられます。スムースレザーとイントレチャートレザーの2タイプあり、カラーバリエーションも豊富です。

4-3.カセット(Cassette)

ダニエル・リーが初めて手掛けたコレクション、2019年プレフォールコレクションで登場したバッグが「カセット」です。カセットの近未来的なデザインは、クラシックカーの内装からインスピレーションを受けて誕生しました。

ボッテガの代名詞であるイントレチャートを幅広くしたマキシイントレチャートの発表は、ボッテガの新たな時代の幕開けとなったのです。長方形のフォルムに直角に大きく編み込まれたデザインが新鮮でとても印象的。カセットにはフォルム、素材、カラーのそれぞれにさまざまなバリエーションがあります。

チャンキーなゴールドのチェーンストラップから、シンプルなバケットバッグ、カジュアルなナイロン素材まで、あらゆるタイプのバッグが揃っています。

4-4.ザ・アルコ (The Arco)

イタリア、ミラノの中心に建てられた凱旋門「アルコ・デッラ・パーチェ(平和の門)」をイメージして生まれた「ザ・アルコ」。2019年のプレフォールコレクションの展開に先駆けて販売されたバッグです。

マキシイントレチャートのものとイントレチャートではないカーフスキン(子牛革)の素材の2タイプがあります。安定感のある長方形の底部と長いチューブ状のハンドルが特徴で、建築的なシルエットとなっています。

同じくアルコシリーズでアルコトートも展開されていてこちらも大変人気があります。アルコトートはA4サイズの書類やパソコンもすっぽり収まる大きさで、収納力が高く仕事用バッグとして人気が高いです。

サイズやカラー展開が豊富で、ミニサイズは、荷物が少なめな方やちょっとしたお出掛け、プライベートで活躍するでしょう。

4-5.ザ・ジョディ(BV Jodie)

ハリウッド女優のジョディ・フォスターがパパラッチから身を隠すためにこの大きなバッグが使われていたことで「ホーボーバッグ」から名前を変え、「ジョディ」に。ダニエル・リーによって、ハンドルにノット(結び目)があしらわれてアップデートされました。

2020年のリゾートコレクションで登場した、全面がイントレチャートのボッテガらしいデザインのバッグです。サイズはミニ、スモール、ティーン、ラージと豊富に取り扱いがあります。

4-6.アンディアーモ(Andiamo)

アンディアーモは、マチュー・ブレイジーが手掛け、2023年の春夏コレクションのショーで初登場しました。イタリア語で「さぁ、行こう」を意味するアンディアーモは、さまざまな場所へ行くことを想定した実用的なトートバッグです。

メタルのノットが編み込みのスライディングストラップに留め具としてあしらわれ、ショルダーバッグやクロスボディバッグとして使うことができます。スモール、ミディアム、ラージの3つのサイズ展開があり、カラーはエンジ色のバローロやダークブラウンのフォンデンテなど、大人っぽいシックなカラーが揃っています。

4-7.クリッカー(Clicker)

クリッカーは2023年リゾートコレクションで登場。マチュー・ブレイジーの手掛けた新たなラインです。

イントレチャートのレザーに、丸みの帯びたフォルムとブラス製の留め具がエレガントさを強調。サイズはミディアムとスモール。ミディアムはA4サイズの書類が楽々入る収納力で、ビジネスシーンにも活躍します。

スモールサイズは財布や携帯などの最低限の荷物を持って出掛けたい時にぴったりです。

5.バッグ以外の人気ラインナップ

ボッテガというとイントレチャートのイメージが強いですが、グッチグループの傘下となった2001年以降は、総合ファッションブランドとしての展開を進めています。

レザーグッズ以外にも、プレタポルテ、アクセサリー、フレグランス、インテリアの領域にまで広がりました。

そこで第5章では、バッグ以外のボッテガ人気ラインナップを5点ご紹介します。

5-1.財布

定番の長財布は、特にラウンドファスナータイプが人気で、カードや現金をたっぷり収納したい方におすすめ。見た目の高級感だけでなく、開いた時に中身がすぐに取り出しやすく使い勝手も抜群です。

コンパクトな2つ折り財布は、従来のイントレチャートから新たなアイコンとなっているマキシイントレチャートなど、さまざまなデザインから選べます。また、カラーバリエーションが豊富なので、コンパクトな財布で個性的な色に挑戦してみるのもいいでしょう。

5-2.スマホケース

ひと目見てすぐにボッテガと分かるイントレチャートのスマホケース。シリコン製のスマホケースは、熱や衝撃に強く手に馴染みやすいという特徴があります。

また、取り外しが可能なラバーストラップがついていたり、背面にAir Pods Proを収納できるようになっているものもあり、おしゃれなだけでなく実用性にも優れています。

カラーバリエーションも豊富なので、普段は取り入れにくいビビットなカラーを選ぶのもおすすめです。

5-3.ジュエリー

ボッテガヴェネタのジュエリーは、どれもシンプルでスタイリッシュ、そして力強く存在感があります。レディース、メンズ、ウィメンズとラインナップが豊富で、男女問わず人気です。

ボッテガのジュエリーをひとつ取り入れるだけで、おしゃれ度がアップしコーディネートを格上げしてくれるでしょう。しずく型ドロップピアスは、ヘイリー・ビーバーも愛用していることで話題となり人気が急上昇。丸みのある柔らかいフォルムと輝きのあるゴールドが、顔まわりを華やかに演出します。

ボッテガヴェネタの定番「トレインチャート」のレザーブレスレットは、シックで高級感があり、タイムレスなデザインなのでプレゼントとしても喜ばれるアイテムです。

5-4.香水

ボッテガヴェネタの香水はトーマス・マイヤーにより「最も控えめで記憶に残るラグジュアリーグッズ」として2011年から販売が開始されました。

ブランド初の香水「オードパルファム」やパッラーディオ様式の庭園からインスパイアされた15種類の「パルコパッラーディアーノシリーズ」など、多くのフレグランスが取り揃っています。

ブランド初の香水、「オードパルファム」は深みのあるレザーの香りが溶け込んだフローラルシプレーの香りです。フローラルサイプレスにベルガモット、ジャスミン、プラム、パチョリ、オークモスを組み合わせ、ヴェネチアの自然を表現。ボッテガヴェネタらしい上品で柔らかい香りに仕上がっています。

5-5.ホームコレクション

ボッテガヴェネタのホームコレクションは2006年から始まりました。

ソファやテーブル、本棚など、どれもボッテガらしいモダンさとクラシックが融合されたラグジュアリーな家具が注目を集めています。

2023年の新作は、メリノウールとカシミヤをミックスした素材のブランケットやイントレチャートのレザークッション、レザー素材のトレーなど。また、イタリアの老舗カード工房とのコラボレーションしたトランプや木製のドミノセットまで、家具類だけでなく多種多様なアイテムが揃っています。

日本では旗搬店である「ボッテガヴェネタ銀座」でホームコレクションを見ることができるのでぜひ足を運んでみてください。

6.卓越したクラフトマンシップとモダンなデザインの融合

小さな工房から始まり、現在ではヨーロッパから北米、アジアと、世界中に店舗を展開し、世界最高峰のブランドとしての地位を確立したボッテガヴェネタ。

ボッテガは1966年創業のラグジュアリーブランドとしてまだ新しいブランドですが、他の長い歴史を持つラグジュアリーブランドにも引けを取らない伝統と技術を持ち合わせています。

ブランドの持つ精神をそのままに、上質な素材と卓越した職人技、そして才能に溢れるデザインが融合し、今後も新たな美しい製品をたくさん見せてくれることでしょう。

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