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ラピスラズリは和名を「瑠璃(るり)」という宝石です。日本でも昔から装飾品やお守りとして使用されてきました。パワーストーンとしても強いパワーを持っていて、身につける人を成長させたり、恋愛運をアップさせる石とも言われています。 ところがその一方で、「石言葉が怖いらしい」「持つ人を選ぶ石だ」という噂もあり、気軽に身につけていいのかな?と悩んでいる人もいるようです。そこで今回は、ラピスラズリがどんな石なのか、その伝説や歴史から石言葉の意味、効果などを解説します。 結論から言うと、ラピスラズリは決して怖い石ではありません。ただし身につける時には少しだけ注意したほうがいい石でもあります。ラピスラズリについて、なんとなく怖いイメージを持っている人はぜひ最後まで読んでくださいね。 1.ラピスラズリとは ラピスラズリは、濃いブルーが印象的な天然石です。宝石に詳しくない人でも、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。夜空のような深いブルーに、金色の粒が散りばめられた姿が特徴で、その色合いは他の宝石とは異なる成分に由来します。 ラピスラズリは一種類の鉱物ではなく、複数の鉱物が混ざり合ってできた石です。主に含まれるのはラズライト、カルサイト、パイライトなどで、このうちラズライトがラピスラズリの濃いブルーを生み出しています。ラズライトの量によってブルーの濃さが変わるのも特徴です。 カルサイトは白い筋や斑点として見え、パイライトは金色に輝く粒として現れます。これらが多すぎると評価が下がることもありますが、ラピスラズリらしい表情を感じさせる要素でもあります。複数の鉱物が偶然のバランスで共存することで、ラピスラズリならではの美しさが生まれています。 1-1.ラピスラズリの伝説と歴史 ラピスラズリの歴史は古く、メソポタミアでは紀元前4000年頃、古代エジプトでも紀元前3100年頃から使用されていたと言われています。濃いブルーには魔除けの力があると信じられ、王族や貴族、神職に就く人々が身につける特別な石でした。パイライトを含むラピスラズリは金色に輝くことから、金運にまつわる石として扱われることもあったようです。 古代エジプトでは、ツタンカーメン王の黄金のマスクの装飾にもラピスラズリが使われています。これは美しさだけでなく、神秘的な力を信じられていたためだとされています。 またラピスラズリは絵の具としても利用され、砕いて作られた「ウルトラマリン」は中世ヨーロッパからルネサンス期にかけて最も高価な青色顔料でした。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に描かれた鮮やかなブルーも、ラピスラズリ由来の色とされています。 1-2.ラピスラズリの和名 ラピスラズリの和名は「瑠璃(るり)」です。もしかしたら和名の方がなじみ深いという人もいるかもしれません。 瑠璃とは仏教の「七宝(しっぽう)」という7つの宝物のひとつです。ラピスラズリはもともと日本で産出される宝石ではありませんでした。つまり日本では、ラピスラズリそのものも、瑠璃という名前も中国から伝わったのです。 1-3.ラピスラズリの産地 ラピスラズリの産地として有名なのは、アフガニスタンです。アフガニスタンでは紀元前から現在まで、実に6000年にもわたって多くのラピスラズリが産出されています。 アフガニスタンは古くから続くというだけでなく、とても品質の高いラピスラズリの産地としても知られています。ツタンカーメンの黄金のマスクに使用された品質の高いラピスラズリもアフガニスタン産です。特にアフガニスタンのバダクシャン州ヒンドゥークシュ山脈のサリ・サング鉱山は、ラズライトの含有量が多く濃いブルーが美しい最高品質のラピスラズリが採れる鉱山として知られています。 また、チリもラピスラズリの有名な産地です。特にアフガニスタンとの国境にあるコキンボ地方には大きな鉱脈があり、ラピスラズリが多く産出されます。ところがチリ産のラピスラズリは色合いが淡く、アフガニスタン産のラピスラズリほどの品質ではありません。パイライトが多く含まれるのもチリ産のラピスラズリの特徴で、キラキラと輝くので人によってはかえってチリ産のラピスラズリが好きだという人もいます。どちらが好きかは自分の目で見て確かめてくださいね。 2.ラピスラズリの石言葉 ラピスラズリの石言葉は「幸運」「真実」「健康」などです。 これらの石言葉は、ラピスラズリが古来から身につける人に幸運を授けるお守りとして使用されていたことに由来します。 また、ラピスラズリは持ち主を守る他にさまざまなパワーを与えると信じられてきました。その結果直感力が上がり、持ち主の能力が研ぎ澄まされると言われています。そのため、今まで気づかなかった真実に気づいたり体力が増強されて健康につながることが、「真実」「健康」という石言葉の由来です。 2-1.ラピスラズリの石言葉は怖い? ラピスラズリについて調べていて、ラピスラズリの石言葉が怖いという噂を知った人もいるでしょう。なぜそんな噂があるのか、怖いと言われるからにはなにか理由があるに違いないと思って、ラピスラズリを持つのが少し怖くなったという人がいても不思議ではありません。 ですが結論から言うと、ラピスラズリの石言葉は怖くありません。さきほどご紹介したように、ラピスラズリの石言葉は「幸運」「真実」「健康」。どれも持ち主にメリットがある、良い言葉ばかりですね。 なぜラピスラズリの石言葉が怖いと言われるようになったのか、はっきりした理由はわかりません。「ラピスラズリは古来から使用されていたこと」「キラキラしたジュエリーではないこと」「濃いブルーが神秘的に見えること」などがなんとなく怖いイメージにつながっているのではないかと推測できます。ですが実際には、ラピスラズリには良い石言葉ばかりです。なんとなくのイメージで、怖いと思って避けるのはもったいないですよ。ぜひラピスラズリを身につけて、怖いというイメージを払拭してくださいね。 3.ラピスラズリを身につける効果 ラピスラズリは、古くからお守りや護符として身につけられてきた天然石です。そのため「身につけるとどんな効果があるの?」と気になる人も多いでしょう。ただし、宝石や天然石の効果は薬のように誰にでも同じ結果が出るものではありません。ラピスラズリも例外ではなく、身につけたからといって必ず何かが起こるわけではないのです。 それでもラピスラズリが長い歴史の中で大切にされてきたのは、人々がこの石に特別な意味を見いだしてきたから。古代では災いから身を守る存在と考えられ、「世界最古のパワーストーン」と呼ばれることもあります。 現代では、精神面に穏やかに働きかけ、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる石だと言われています。持ち主を甘やかすのではなく、試練を通して気づきを与える存在とされているのも特徴です。石に込められてきた意味を知ることで、自分にとってラピスラズリがどんな存在になりそうか、考えるヒントにしてみてくださいね。 3-1.厄除け・魔除けのお守り ラピスラズリのもっともよく知られた効果は「厄除けや魔除けのお守り」です。 古くから厄除けや魔除けのお守りとして身につけられてきたラピスラズリは、現代でも「なんとなく嫌なことが続いている」「人間関係がつらい」という人を助けてくれるパワーストーンです。 といってもラピスラズリは、持ち主を優しく包み込んで悪いものから守ってくれるというタイプのパワーストーンではありません。ラピスラズリは持ち主の判断力をアップさせる効果があります。そのため「身近な危険や違和感に気づきやすくなる」「危険なものから離れる判断ができるようになる」と言われているのです。 学校や職場、家庭でストレスがあり、気持ちが落ちこんでいる時にはラピスラズリを身につけてみてください。自分を守ることにつながるかもしれません。 3-2.持ち主を成長させる ラピスラズリは、「持ち主を成長させる石」と言われます。 「今の自分を変えたい」「より良い自分になりたい」というのは、誰もが持つ望みですよね。ですが実際に成長するのは、簡単なことではありません。何かにチャレンジしたいと思っても失敗したらどうしようと考えてしまいますし、一歩踏み出す勇気が出せないという人も多いでしょう。そんな時に背中を押してくれるのが、ラピスラズリです。 ラピスラズリは、問題をなかったことにする石ではなく、向き合う必要のある課題を浮かび上がらせる石だと言われています。ラピスラズリを身につけると、自分の成長に必要なものをしっかりと自覚することができるでしょう。課題を突き付けられると、くじけそうになるかもしれません。気持ちが揺れたり、迷いが増えたように感じることもあるでしょう。 ですがそれは、成長の途中で起こる自然な変化です。自分を変えたい、次の段階へ進みたいと感じている人にとって、ラピスラズリは背中を押してくれる存在になりますよ。 ただし気をつけてほしいのは、ラピスラズリは決して優しくサポートしてくれる石ではないということです。ラピスラズリは持ち主の課題をはっきりさせる効果があります。その課題は、人によっては直視したくないものである可能性もあるのです。自分の弱点を見つめる準備が整っていない人には、ラピスラズリは厳しすぎる石になる可能性があります。 自分の状態を見極めて、ラピスラズリを身につけるかどうか判断してくださいね。 3-3.恋愛運アップ ラピスラズリは恋愛運アップの石としても知られていますが、単に「恋愛がうまくいく」「好きな人と付き合えるようになる」といった分かりやすい効果をもたらす石ではありません。 ラピスラズリには「真実」という石言葉があり、持ち主の判断力を高めるパワーストーンだとされています。恋愛面でもその力は同じで、自分自身の恋愛傾向や課題に気づかせてくれる存在です。恋愛がうまくいかない理由は人それぞれですが、同じ失敗を繰り返してしまう人も少なくありません。ラピスラズリは、理想にこだわりすぎていたことや、無理をして相手に合わせすぎていたことなど、見過ごしてきた原因を浮き彫りにすると言われています。 縁を増やすというより、必要のない縁を整理する石とも考えられており、その先で誠実で対等な関係を築ける相手と出会いやすくなるとされています。 4.「ラピスラズリは怖い」ってどういう意味? ラピスラズリについて調べていると、「石言葉が怖い」「持つ人を選ぶ」「頭痛や体のだるさが出る」など、不安になる言葉を目にすることがあります。 結論から言うと、「ラピスラズリは怖い」というのは誤解です。 歴史や性質のイメージから、少し強い石だと受け取られてきた面があるのでしょう。それでも「噂があるのは理由があるのでは?」と不安になる気持ちも自然なものです。この章では、なぜそんな印象が広まったのかを整理しながら、ラピスラズリの本来の意味と、どんな人に向いている石なのかを詳しく見ていきます。 4-1.「ラピスラズリは怖い」イメージはどこから? ラピスラズリが「怖い石」と思われる理由のひとつに、古代の埋葬や儀式で使われていた歴史があります。たとえば古代エジプトでは、ラピスラズリは王族や貴族などの墓に副葬品として納められていました。少年王ツタンカーメンの黄金のマスクが有名ですね。またラピスラズリは神々への祈りや再生を願う儀式にも用いられており、死や霊的な世界と結びついたイメージがあります。 しかし、これはラピスラズリが不吉な石だったからではありません。むしろ逆で、死後の世界でも魂を守り、正しい道へ導くための神聖な石として扱われていたのです。墓に埋葬されていたのは、恐れられていたからではなく、それだけ価値が高く、信頼されていた証と言えるでしょう。 こういった歴史から「儀式」「埋葬」といった言葉だけが強調され、現代では不安や恐怖のイメージが独り歩きしてしまったのかもしれません。 本来のラピスラズリは、死を象徴する石ではなく、守護や再生、真実への導きを意味する石だったということを知れば、「怖い」という印象は自然と薄れていくでしょう。 4-2.ラピスラズリの石言葉は怖いという誤解 ラピスラズリの石言葉には、「幸運」「真実」「健康」など前向きな意味が多く含まれています。それでも「石言葉が怖い」と言われるのは、ラピスラズリが持つイメージと言葉の受け取り方が結びつき、少し極端に伝わってしまったためだと考えられます。 たとえば「真実」という石言葉は、「持ち主に真実を見せる石」とも表現されますが、真実は必ずしも心地よいものばかりではありません。見たくない現実に気づかされることで、厳しい石だと感じる人もいるでしょう。 しかし本来の意味は、曖昧な状態をはっきりさせ、より良い方向へ進むための気づきを与えるというものです。実際に「自分の本音がわかった」「迷いに区切りをつけられた」と感じる人もいます。ラピスラズリの石言葉は、不吉なのではなく、前向きな変化を促す力が強く伝わった結果なのです。 4-2.ラピスラズリは持つ人を選ぶ石 ラピスラズリは「持つ人を選ぶ石」と言われます。「特別な人しか持てないなら、私には無理かも…」と不安になることもあるでしょう。ですがこれは悪い意味ではなく、身につける前に“いまの自分の状態”を確かめよう、というサインに近いものです。 ラピスラズリは強いパワーで持ち主をサポートしてくれる一方で、その力を受け止める気力や体力も必要だと言われています。成長を促す石だからこそ、試練のように感じる出来事が起きることもあり、疲れている時は負担になりやすいかもしれません。反対に、前向きな気持ちで変わりたいと思っている時なら、チャレンジする力を後押ししてくれるでしょう。 また「真実」を見せる石ともされ、心の準備ができていないとつらく感じる一方、自分を見つめ直したい人には心強い存在になります。「持つ人を選ぶ」とは、向き合う姿勢によって印象が変わる石、と言い換えられるでしょう。 4-3.ラピスラズリは好転反応が強い 「ラピスラズリが怖い」と言われる理由のひとつに、好転反応が強いと言われていることがあげられます。好転反応とはパワーストーンを身につけた時に起こる反応のひとつです。パワーストーンの良い効果が出る前や途中で一時的に持ち主の心身に良くない効果がでることがあります。その良くない効果のことを好転反応というのです。 ラピスラズリの好転反応としてよく知られているのは、頭痛や身体のだるさです。身につけ始めた直後に「頭が重く感じる」「いつもより疲れやすい気がする」といった体調の変化を感じる人がいます。こうした体験談を聞くと、「自分もそうなってしまうのでは?」「体調が悪くなったら身につける意味がない」と感じるでしょう。ラピスラズリのことを怖い石だ、不安だと思う人もいても不思議ではありません。 もしラピスラズリを身につけて頭痛やだるさを感じたら、まずは自分の身体を優先させてください。その不調がパワーストーンの好転反応とは限りませんから、必要であれば薬を飲んだり医療機関を受診することも必要です。まずは体調の回復に努めてください。体調が回復してまたラピスラズリを身につける気になったら、まずは短時間から試してみてください。 大切なのは、違和感を無視しないことです。ラピスラズリは持ち主を追い込む石ではなく、必要な変化に気づかせる石です。不調をきっかけに生活や心身の状態を見直せたなら、それもひとつの前向きな作用と言えるでしょう。 5.まとめ ラピスラズリは、深い青色と長い歴史をもつ、特別な意味を重ねられてきた石です。宝石としての美しさだけでなく、絵の具として絵画に使われたり、お守りや儀式に用いられたりと、人の暮らしや信仰の中で重要な役割を果たしてきました。ラピスラズリが単なる装飾品ではなく、人の心や価値観と深く結びついた存在であることがわかりますね。 一方で、「怖い」「持つ人を選ぶ」といったイメージが広まっているのも事実です。しかしそれらは、ラピスラズリが死や儀式と関わってきた歴史や、変化を促す性質が強調されすぎた結果、生まれてしまった誤解だと言えるでしょう。ラピスラズリは不安を煽る石ではなく、真実に目を向け、自分にとって必要なものを見極める手助けをしてくれる石です。 ラピスラズリの意味や背景を理解したうえで向き合えば、「怖い石」ではなく、「持ち主を成長させる石」と思えるでしょう。大切なのは、ラピスラズリに期待しすぎたり必要以上に怖がることではなく、自分自身の状態や気持ちと照らし合わせながら付き合っていくことなのかもしれませんね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/blue-gems/ https://estime.co.jp/column/malachite-stone-meaning/ https://estime.co.jp/column/black-jewels-list/
白く上品な輝きのパールは、奥ゆかしい日本人に似合う宝石だと言われています。フォーマルなイメージがあるパールですが、最近ではカジュアルな装いと組み合わせたりパールを使ったデザイン性の高いおしゃれなアクセサリーが人気です。 そこでこの記事では、人気のあるパールアクセサリーを展開しているおすすめのブランドをご紹介していきたいと思います。 お手頃な価格帯から真珠ブランドの本格的なジュエリーまで幅広くご紹介していきます。パールのアクセサリーの日常への取り入れ方やおススメのコーデもご紹介してきますので、是非最後までご覧になってみてください! 1.アクセサリーに使用されるパール4選! 「パール=真珠」は、海や淡水に生息する真珠貝の中から生まれます。異物を取り込んだ貝がその周りに真珠層を形成することで美しい珠が生み出される、まさに自然の贈り物です! パールは天然素材のものなので、品質はピンからキリまで様々です。一般的に、真珠層の巻きが厚く、大きく丸く照りが美しいもの、キズやえくぼと呼ばれる凹凸が少ないことが良質な真珠の条件だと言われています。 パールにはいろいろな種類があるのをご存じでしょうか?ここでは人気のパールブランドにはどのようなパールが使われているのかを簡単にご紹介していきたいとおもいます。 1-1.アコヤ真珠 パールと聞くと、冠婚葬祭で身に着けるパールのネックレスやイヤリングを想像される方が多いのではないでしょうか?フォーマルな場で身に着けるパールののネックレスには、あこや真珠が使われていることが多いです。 アコヤ真珠はアジアを中心に生息するアコヤ貝から生まれます。日本の三重県や愛媛県、長崎県でとれる真珠は特に品質が良いことで有名で、世界的に見ても高い評価を得ています。 しっとりとした美しい照りが特徴のあこや真珠は、日本人にはピッタリのパールだと言われています。 1-2.南洋真珠 主にタヒチなどでとれるシロチョウガイやクロチョウガイ、マベ貝など大きいから生まれる真珠は南洋真珠(タヒチ黒蝶真珠・白蝶真珠)と呼ばれています。 ブラックやゴールドなど様々な色があり、珠が大きくて華やかなことが特徴です。丸い形だけでなく、イタリア語でいびつな真珠を意味する大粒のバロックパールなど、その存在感からファッション性の高いアイテムとして好まれています。 1-3.淡水パール アコヤ真珠や南洋真珠が海に生息する貝から取れるのに対して、淡水パールは湖など淡水に生息するイケチョウガイなどから生まれます。 あこや真珠に比べると、照りが弱かったり丸いものが形成されにくいといわれています。湖など穏やかな環境で養殖できるため、あこや真珠と比べると低価格で手に入れることができます。 また、フォーマル感が薄れるので本物の真珠をよりカジュアルに楽しむことができるのも魅力です。 1-4.フェイクパール 上記の3つのパールは、貝が真珠層を形成することで生み出されるため本真珠と呼ばれています。それに対してレジンやガラスなど様々な素材によって、本物のパールのような見た目に仕上げたものはフェイクパールと呼ばれています。 一見本物のパールにみえますが、よくよく比べてみると重さの違いや真珠特有の深い照りの有無、キズ一つない表面などの特徴から見分けることが可能です。 高価で希少なパールをカジュアルに楽しみたいという夢を叶えてくれるのがフェイクパールです! 2.【世界的人気】日本の2大パールアクセサリーブランド 暖かくて穏やかな海や豊富なプランクトンなど、良質な真珠の育成条件が揃った日本の海域で生まれるパールは世界一美しいともいわれています。 そんな日本を代表する2大パールブランド「ミキモト」と「タサキ」について紹介していきます。 2-1.MIKIMOTO(ミキモト) 「MIKIMOTO/ミキモト」は1893年に、世界で初めて真珠の養殖に成功した日本のブランドとして有名です。 パールの美しさに魅せられた創業者 御木本幸吉の「世界中の女性を真珠で飾りたい」という思いは、今日のミキモトの作品にも引き継がれています。ミキモトの連のパールネックレスには、リボンの留め具とMIKIMOTOのMのチャームが飾られており、シンプルながらもキラッと光るMがチャームポイントとされています。 ミキモトには王道のネックレス以外にもデザイン性の高いネックレスがたくさんあります。シャープなラインのV CODE ネックレスも、シルバーのチェーンやランダムなボールとの組み合わせが珍しく、ミキモトらしい上品ながらエッジが効いたデザインが魅力です。 全体のわずか1割ほどにまで厳しく厳選されるミキモトのパールは、美しい珠と艶やかな光沢が特徴です。高品質なミキモトのパールネックレスは、Tシャツやハイネックのシンプルな装いを格上げしてくれるので、フォーマルから日常使いまで長く大切に使うことができそうです! また、ミキモトのイヤーカフは女性のみならず男性からも支持されています。貝殻を思わせる二重のラインにパールが一粒施されたデザインは、シンプルながらもどこか中性的でひとつで個性が際立ちます。ピアスホールがない方も耳に引っ掛けるだけで身に着けることができます。 パールのネックレスは40万円台からと勇気がいる価格帯ですが、イヤカフならお値段3万円~と手が届きやすいのも魅力です。ミキモトのブローチ「幸福の木」は、伸びゆく木枝に真珠の珠があしらわれたデザインで半世紀以上も前から愛され続けています。最近ブローチを使ったコーデが流行りつつあることもあり、幅広い年代層から認知されているアイテムです。 入学式や卒業式などセレモニースーツの襟元にはもちろん、無地のニットの胸元につけたりと普段使いのシンプルなコーデがオシャレに早変わりします! 2-2.TASAKI(タサキ) タサキは1954年に創業した日本を代表する真珠ブランドの一つです。 養殖が難しく絶滅の危機にあるとされていたマベ貝の養殖を研究・成功し、今日の真珠界に光をもたらした企業としても有名です。真珠の養殖からデザインまですべて自社一貫にこだわり続けているブランドです。 真珠層の”巻き”を何よりも重要視するタサキの真珠は、厳選された艶やかな光沢が特徴です。真珠の美しさに加え、革新的なデザインが印象的なタサキのパールジュエリーには、ひと目見て忘れられないデザインが豊富に揃っています。 出典:TASAKI balance(バランス)はフラットなラインの上に、大きなパールが並んだアイコニックなコレクションです。中指に着けると両脇の指にかかるほどの存在感で、体の曲線に対して直線の均衡をもたらす不思議な浮遊感あるデザインです。ネックレスのラインナップもあり、シンプルな色のトップスに一本で身に着けるのがおすすめです! 出典:TASAKI 食虫植物からインスピレーションを得たdainger(デインジャー)も、ひと目見たら忘れられないアイコニックな作品です。艶やかに光るパールにトゲのデザインを掛け合わせ、ポップさと危うさを秘めた今までにないフォルムは、世界中の人の心を掴みました。ジュエリーを身に着けることで纏うことができるのは繊細な美しさだけではなく、強さや反逆心でもあるというジュエリーの常識を覆した前衛的な作品です。 リング・ネックレス・ピアスなど様々な商品が展開されています。人差し指と薬指にそれぞれデインジャーと他のリングを組み合わせて楽しんだり、ピアスとネックレス、リングなどデインジャーで揃えるコーディネートも素敵です。 もちろん「タサキ」ではシンプルな連のパールのアクセサリーも豊富に揃っていて、珠のサイズや価格も様々です。タサキのパールにも連のネックレスは50万円台から、シンプルなパールのネックレスやピアスは10万円前後から。まずはお手頃なアイテムからそろえてみるのもおススメです。 一般的にパールの連のネックレスの留め具にはシルバーを使ったものと18金やプラチナを使ったものがあります。パールの留め具に使われているシルバーはロジウムコーティングされているため比較的黒ずみづらいですが、18金やプラチナに比べて絶対に酸化しないという保証はありません。(私事ですが、母から譲り受けた30年以上前のシルバーのパールネックレスの留め具は未だに黒ずむことなくきれいな状態を保っています!)一方で18金やプラチナは通常のジュエリーと同様に変色することはまずないので、絶対に変色を避けたいという方は18金やプラチナを選ぶと良いでしょう。 ミキモトのパールは7mm以下の小さめのサイズから用意されているため、小柄な方や小さめがお好みの方にもおすすめです。一方タサキのパールは7㎜以上からの用意のためお値段も一回り高い傾向があります。7㎜以下のサイズに関してはプチパールという商品でアコヤ真珠と淡水真珠を組み合わせた連のネックレスが用意されているようです。 パールは数年をかけて大切に育てられる天然の素材のため、いつも希望の色味や珠の大きさの連に常が店舗やオンラインに用意されているとは限りません。たくさん試着をさせてもらって、色味やサイズの好みを確かめてみるのをおすすめします! 3.【海外編】パールアクセサリーのおすすめ人気ブランド 日本だけでなく海外にも素敵なパールのブランドがあります。海外のブランドも日本のアコヤ真珠を取り入れたりと、日本の真珠は世界中のブランドから愛されています。 3-1.YOKO LONDON(ヨーコ ロンドン) 出典:YOKO LONDON 1973年創業のヨーコロンドンは、創業50年を迎えたロンドンのパールブランドです。「Redefining Perls」をモットーに、パールのクラシカルなジュエリーとしての側面と、モダンで新しいパールジュエリーを再定義した作品を生み出しているブランドです。 主にオーストラリア近辺の南洋真珠を使って作るパールのアクセサリーは、9~16㎜と珠の径が大きく華やかなパールが得意なブランドです。しかし南洋真珠以外にも、連のパールなどには日本のアコヤ真珠が使われているため、決して日本人に大きすぎるということはありません。 様々なパールを使用したヨーコロンドンのパールアクセサリーは、クラシカルとモダンを融合した目にも楽しくデザインが豊富です。大粒の南洋真珠とバケットカットのダイヤモンドを重ね付けしているように見えるStarlightは、1本でロングとショートのネックレス2本を楽しめるデザインで、ボタンダウンしたシャツからヘルシーに覗かせるのがおすすめです。 ピンクのベビーパールをつかったsleekシリーズの指輪は、カラーパールならではの色味がなんとも言えない可愛さです。浅めのⅤとダイヤモンドの組み合わせが指をすっきりと長く美しく見せてくれます。しかし、ヨーコロンドンは国内に店舗がなく、国内で購入となると公式ホームページか海外の通販サイト経由、またはセレクトショップをあたるなどする必要がありそうです。 3-2.ALESSANDRA DONA(アレッサンドラ・ドナ) 出典:ALESSANDRA DONA イタリアのパールブランド アレッサンドラ・ドナは、デザイナー自身の名を冠した比較的新しいジュエリーブランドです。運河と歴史的な建物の美しいイタリア・ヴェネツィア近郊で生まれ育ち、ヨーロッパやアジアを旅した彼女が手がけるジュエリーは、日本のパールブランドにも引けをとらない高いデザイン性が魅力です。 TIMELESSシリーズのMONO EARRINGは、チェーンを耳の上から下へひっかける斬新なデザインです。大きな南洋真珠が揺れる、シンプルながらも洗練されたデザインが印象的です。トゲのようなスタッズが生えたFRIDAY NIGHTシリーズは、TASAKIのデインジャーのようなエッジの効いたデザインが好きな方には間違いなく響くシリーズです。 南洋真珠の大きなグレーパールを使ったリングやピアスは、個性を演出できる特別なアイテムです。白のTシャツにセットアップのスーツなど、マニッシュな雰囲気にぜひとも取り入れたいアクセサリーです。 この他のシリーズ名にも「AROUND MIDNIGHT」「LOVE AFFAIR」「SECRET DATE」など愛着を持てそうな名前がつけられているのも魅力です。こちらのブランドも日本では販売しているところが少ないため、公式ホームページなどから見つける必要がありそうです。 4.【お手頃価格!】パールアクセサリーの人気ブランド ここまでパール界のハイブランドをご紹介してきましたが、ここからはお手頃な価格から手に入る国内のデザイナーズパールブランドをご紹介していきたいと思います。 4-1.Perlish(パーリッシュ) 出典:Perlish 1976年から神戸で高品質のパールを作り続けているブランドPerlish。淡水パールを使った、デザイン性のあるおしゃれなパールアクセサリーがお手頃な価格帯から見つかります。 スパイラルコレクションは、ワイヤーが入った連のパールを首や手首に巻きつけて身に着けるシリーズです。パールの珠のサイズのグラデーションや、左右非対称なデザインが存在感を放ちます結婚式のお呼ばれドレスにこのスパイラルコレクションのネックレスを身に着ければ、シンプルな衣装が一気にスタイリッシュに華やぎます。こんなにおしゃれなのになんと10万円以下!シンプルなパールのネックレスとも差をつけられるとっておきアイテムです。 この他にも、前後でデザインの異なるフープコレクションのピアスは5万円以下などなど、セットで身に着けたくなるデザインが豊富に用意されています。 スタイリッシュでおしゃれな雰囲気に格上げしてくれるPerlishのアクセサリー。スーツや仕事着に合わせて日常使いにもおすすめです。 4-2.HIROTAKA(ヒロタカ) 出典:HIROTAKA 2010年にニューヨークで始まったHIROTAKAのジュエリーは、編集者やスタイリストなどファッション感度の高い人々の間で広まっていきました。自然や街で見つけた興味をインスピレーションの源に、都会的で洗練されたフォルムに落とし込んだシックな雰囲気が魅力のジュエリーブランドです。 HIROTAKAのの中でも人気が高いパールを大粒のキャビアに見立てたというBeluga(ベルーガ)コレクション。ゴールドの枠に一粒のパールとダイヤモンドが施されたイヤーカフはほんのり辛口な印象です。オニキスやマラカイトとの組み合わせなど、可愛いというよりはスタイリッシュでかっこいいデザインが魅力のブランドです。 デザイン性がありながらもシンプルなHIROTAKAのパールアクセサリーは、仕事ができそうなカッコいい大人なイメージから、オフィスカジュアルなどお仕事スタイルにはもちろん、夏にTシャツデニムスタイルにさらっとひっかけるように身に着けるのも素敵です。 スタイリッシュなデザインとパールにダイヤモンドと希少な素材を使いながら、ゴールドにK10を用いることで10万円以下と手の届きやすい価格帯を叶えています! 4-3.HASUNA(ハスナ) 出典:HASUNA エシカルジュエリー HASUNA(ハスナ)は、ハスナのジュエリーに関わる全ての人や工程が幸福で、環境を乱すことなく手に届くまで美しいストーリーを語れるジュエリーを目指しています。質の良い淡水パールやアコヤ真珠を中心に選ばれたハスナのパールは、繊細で心の琴線に触れるような美しい作品を作り出しています。 HASUNAと聞いて思い浮かぶデザインといえば、優雅な曲線がおりなすluxe(リュクス)。ドレスの刺繍やレースや外国のタイルの柄を彷彿とさせる、透かしのなかに淡水ベビーパールが揺れるデザインです。大きくてデザイン性が高いのでお値段も高そうですが、実は大部分が18金コーティングのシルバーで出来ているので、なんと5万円以下とお手頃に手に入れることができます。マットな地金にしっとりとしたパールが美しく映えるデザインは、ドレッシーな装いや白いブラウスになどクリーンなスタイルに合わせたくなります。 また、あこや真珠を使ったアクセサリーも展開しています。bless(ブレス)は、愛媛県産のあこや真珠を使ったシリーズで、青空に浮かぶ雲がパールで表現されています。自然からの贈り物であるパールに敬意をこめた作品は、繊細な曲線を描くマットなゴールドとあこや真珠のしっとりとした美しさを楽しむことができます。このコレクションはK10ではなくK18で製作されているため10万円前後の価格帯です。 5.【ハイブランド】パールアクセサリーの人気ブランド ここからはラグジュアリーブランドのパールアクセサリーについてご紹介していきたいと思います。 5-1.Tiffany(ティファニー) 出典:Tiffany & co. ティファニーにはパールのアクセサリーが豊富に用意されています。ティファニーのアクセサリーにはフレッシュウォーターパール(淡水パール)が使われており、ハイブランドで贅沢なデザインにも関わらず、(決して安くはありませんが)リアルバイな価格帯なのも魅力です! 個人的にすごくいい!と思ったのが、1920年代のティファニーの作品から着想を得たコレクション「ジーグフェルドコレクション」のパールラップネックレス。長さおよそ203センチのスーパーロングのパールネックレスを2重3重と贅沢に巻いて多彩なスタイリングを楽しむことができます。こんなに長いのにお値段は30万円台!(ミキモトやタサキでこの長さにしたらそれはもう大変な金額に)パールの形は真円ではなく、ひとつひとつ形が異なるところにも愛着が湧いてきそうです。 「ティファニーハードウェア」のパールフープピアスもおススメです。K18のハードウェアコレクションは平気で数百万円してきますが、スターリングシルバーとフレッシュウォーターパールの組み合わせなら20万円以下から手に入れることができます。 華麗に立ち向かうニューヨークの女性の精神を表現したというというハードウェアコレクションは、力強く美しいエレガンスを身にまとうことができます。パールが取り入れられることで、ハード過ぎることはなく、日常から素敵なディナータイムまでどんな場面でも身に着けることが可能になります。 5-2.CHANEL(シャネル) 出典:CHANEL シャネルにはK18や本物の宝石を使ったファインジュエリーと、コスチュームジュエリーと呼ばれるイミテーション(偽物)の宝石やパールなどを使ったラインナップが存在します。パールを含めシャネルのアクセサリーは、コスチュームジュエリーの歴史とともにあるといえます。 21世紀当初、宝石といえば富と権力の象徴として富裕層のみが身に着けることができましたが、自由なファッションを楽しむことを重要視したココ・シャネルは、既成の概念に縛られることなくイミテーションのアクセサリーを積極的にファッションに取り入れました。黒の洋服にイミテーションのパールを幾重にも重ねるスタイルは、今もシャネルを象徴するスタイルとなっています。 シャネルのコスチュームジュエリーにはパールを取り入れたものがたくさんあります。ココマークが入ったコスチュームパールを使ったチョーカーをはじめ、ロングネックレスやペンダントなど、遊び心ある可愛らしいものばかり。今日のシャネルのランウェイでもパールのネックレスの重ね付けは定番であり続け、毎年新しいコスチュームジュエリーが登場しています。ファンシーカラーのツイードのジャケットを羽織り、長さの違うパールのネックレスを重ねて着けて歩けば注目の的です。 K18や本物のパールをつかったアクセサリーと比較すると、イミテーションにもかかわらずシャネルのアクセサリーはかなり割高な印象です。しかしシャネルのアイテムは二次流通や古いものでも高値で取引されるため、一般的なアクセサリーに比べて価値が下がりにくいと考えられます。 また時代を超えるデザイン性から、流行に関わらず長く愛用できるのもポイントです。さらにイミテーションパールは本真珠のように変色等の劣化がおきにくいため管理も楽です。ファッション性のあるデザインでパールのアイテムを探している方には、シャネルは意外な狙い目といえるかもしれません。 5-3.CHAUMET(ショーメ) 出典:CHAUMET ショーメのパールアイテムには、安価なものはなく本格的な貴金属や宝石を使ったジュエリーです。 世界中のジュエラーの中でも指折りの歴史の長さを誇るショーメは、ナポレオンの時代から宝石商を続けています。ナポレオンの妻に敬意をこめた「ジョゼフィーヌ」は、ティアラやエングレット(ヘッドアクセサリー)をモチーフにしたVのラインが美しいコレクションです。 ダイヤモンドパヴェにあこや真珠を並べてセットしたジョゼフィーヌのリングは、ショーメのなかでも最も人気なコレクションの一つです。最高品質のダイヤモンドとあこや真珠に、プリンセスのティアラを彷彿とさせる、うっとりするほど上品なデザインが魅力です。 お値段はリングで70~80万円台からと決して安くはありませんが、一度は身に着けてみたいと思わせる素敵なデザインです。ジョゼフィーヌにはネックレスやブレスレット、ピアスやティアラなど様々な商品が展開されているので、将来の候補にぜひとも挙げてほしいパールジュエリーとしてご紹介させていただきました。 6.まとめ 日本のブランドから海外ブランドまで、幅広い価格帯でおすすめのパールのアクセサリーをご紹介してきました。日本のあこや真珠は海外のハイブランドでも最高のジュエリーをしつらえるのに選ばれるほど高い品質を誇ります。 MIKIMOTOとTASAKIは、日本の誇る2大真珠ブランドです。ここの真珠を選んでおけば間違いないと言えるでしょう。デザイン性が高くお手頃なアクセサリーも用意されているので、パールのアクセサリーを探すならまずはここから検討してみるのがよさそうです。 海外ブランド YOKO LONDONとALESSANDRA DONAは、淡水パールやあこや真珠にはできない大粒のパールや高いデザイン性が魅力です。しかし現物を見たり店舗に足を運ぶことが難しいところがネックになりそうです。 日本のデザイナーズブランドは、淡水パールを中心に比較的手が届きやすい価格帯ながらもデザイン性が高く、オンとオフ、日常からオケージョンまで気軽に本物のパールが身に着けられるのが魅力です。 ハイブランドのパールアクセサリーは、ティファニーではシルバーとウォーターパールの組み合わせによって、ハイブランドながらも価格とデザイン性が理想的なバランスを叶えるアイテムも少なくありません。シャネルはコスチュームジュエリーとして、ショーメは本格的なジュエリーとしてそれぞれ異なる魅力がありました。 シンプルな連のネックレスは、普段のニットやTシャツに取り入れるだけで、ガラッと品のあるきれいめな印象に変化します。良いパールを選んだら、フォーマルな場面だけでなくぜひ日常にも取り入れてみてください。 使ったあとには、柔らかい布で汗や汚れを拭きとることで美しさが長持ちします。 お気に入りのブランドは見つかりましたでしょうか?パールのアクセサリーを選ぶうえで少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/what-mikimoto/ https://estime.co.jp/column/pearl-lifespan/ https://estime.co.jp/column/how-to-identify-pearls/
天然石は、その美しさや希少性から古くから人々を魅了してきました。本記事では、価値のある天然石を紹介していきます。宝石の選び方や価値の判断基準についても詳しく解説しますので、天然石に興味を持っている方や、自身のジュエリーコレクションの価値を知りたい方にとって、貴重な情報となることでしょう。さらに、天然石のランクや価値に影響を与える要素や、価値を高める方法についても取り上げます。これらの知識を活用することで、より賢い宝石の選択と鑑定が可能となります。 天然石の魅力に触れながら、宝石の種類と価値のある天然石をじっくりと紹介していきたいと思います。 1.天然石の魅力と重要性 天然石は、その美しさや独特な輝き、そして希少性から世界中で愛されています。宝石の種類によって異なる色合いや透明度、模様があり、その多様性と美しさは多くの人々を魅了しています。たとえば、ダイヤモンドのクリアな輝きやエメラルドの深い緑色、ルビーの鮮やかな赤色など、それぞれの宝石が持つ独自の魅力があります。 特に女性にとっては、宝石はエレガントさや華やかさを演出する重要な要素となっています。ジュエリーとして身につけることで、ファッションやスタイルに個性を加えることができます。また、特別な場のアクセントとしても重宝され、華やかな輝きで周囲の視線を引きつけることもあります。 一方で、天然石はただ美しいだけでなく、その持つ意味やパワーが注目されています。古代から伝わる伝説や文化的な背景があり、宝石が持つエネルギーが人々の心や身体に影響を与えるとされています。たとえば、ルビーは情熱や愛の象徴とされ、アメジストは心の安定や直感力を高めるといわれています。天然石を身につけることで、そのパワーを受け取り、自身の心身のバランスやポジティブなエネルギーを促進することが期待されます。 さらに、天然石は投資対象としても注目を浴びています。価値が高まる傾向があり、賢く選ぶことで将来的な資産価値の向上が期待されます。特に希少な品質を持つ宝石は、需要が高まり、市場価値が上昇することがあります。適切な管理と鑑定によって、天然石は投資としても魅力的な選択肢となり得ます。 そのため、天然石には多くの人々が注目し、鑑定や評価が重要な役割を果たします。 2.天然石の価値は様々な要素から決まる 天然石の価値は、さまざまな要素によって決まります。これらの要素を考慮することで、天然石の価値をより正確に評価することができます。ただし、天然石の価値は個々の要素だけでなく、それらの要素の組み合わせや市場の需要などにも影響されます。 2-1.色と透明度 天然石の色合いや透明度は、その価値に大きな影響を与えます。鮮やかで深みのある色や、透明度が高い石は一般に高い評価を受けます。ダイヤモンドの場合、無色で透明度が高いものほど価値が高まります。同様に、エメラルドやサファイアなどの色石でも、鮮やかな色合いや透明度の高さが価値を左右します。 2-2.クラリティ(透明度の傷や内包物) クラリティは、天然石の透明度に影響を与える傷や内包物の有無や状態を指します。内包物やクラックが少なく、透明度が高い石ほど評価が高くなります。一方で、内包物やクラックが多い場合や目立つものがある場合は、価値が低くなる傾向があります。ただし、希少な内包物やクラックが存在する場合でも、その特異性によって一部で人気があります。 2-3.カット(形状とカットの質) 天然石のカットは、石の形状とカットの質によって価値が変わります。適切な比率やシンメトリーなカットは、石の美しさと輝きを最大限に引き出し、価値を高めます。カットの精度や仕上げの質も重要です。ダイヤモンドの場合、ブリリアントカットやハートカットなどの一流のカットが高く評価されます。 2-4.カラット数(重量) カラット数は、天然石の重量を表す指標です。一般的に、同じ種類の石であれば、カラット数が大きいほど価値が高くなります。ただし、他の要素とのバランスも重要であり、カラット数だけで価値を判断するわけではありません。品質の高い小さい石の方が、品質の低い大きな石よりも価値が高い場合もあります。 2-5.産地 天然石の産地は、その品質や希少性にも影響を与えます。特定の地域でのみ採れる希少な石や、特定の産地でのみ見られる美しい色合いを持つ石は、一般に高い価値を持ちます。 たとえば、コロンビア産のエメラルドやビルマ産のルビーは、その品質の高さから高い評価を受けています。ただし、価値は常に変動するため、将来的なトレンドや市場の需要の変化によって価値が変わることがあります。天然石を選ぶ際は、自身の好みや予算と合わせて、価値や魅力を考慮しましょう。 3.【2026年最新版】価値のある天然石10選! 2023年現在、価値のある天然石を10種類をご紹介します。宝石の価値は、品質、稀少性、人気、トレンドなどさまざまな要素によって決まります。ここでは、各宝石の詳細な価値と順位について解説します。 3-1.【不動の人気】ダイヤモンド 名前 ダイヤモンド 英語表記 Diamond 和名 金剛石 宝石言葉 永遠の絆、不屈 ダイヤモンドは、その美しさと希少性から最も価値の高い宝石です。価値は、色のグレード、クラリティ(透明度の傷や内包物)、カットの質によって決まります。特に無色で透明度が高く、カットが優れたダイヤモンドが最も評価が高いとされます。2023年のダイヤモンド市場では、品質の高いダイヤモンドが引き続き高い需要と価値を持つことが予測されます。 3-2.【新たな始まり】エメラルド 名前 エメラルド 英語表記 Emerald 和名 翠玉、緑玉 宝石言葉 幸運、幸福 エメラルドは、美しい緑色が特徴の宝石です。価値は、色の鮮やかさ、透明度、内包物の少なさによって決まります。特にコロンビア産のエメラルドが最も評価が高く、その鮮やかな色合いと透明度の高さから人気を集めています。2023年も高い人気と需要が予測されます。 3-3.【情熱的な愛】ルビー 名前 ルビー 英語表記 Ruby 和名 紅玉 宝石言葉 情熱、熱情 ルビーは、鮮やかな赤色が特徴の宝石です。エメラルドと同様に、その価値は、色合いの深さ、透明度、内包物の少なさによって決まります。特にビルマ産のルビーが最も評価が高く、その美しい色合いと透明度の高さから人気を博しています。2023年も高い人気が予測されます。 3-4.【揺るぎない心】サファイア 名前 サファイア 英語表記 Sapphire 和名 蒼玉(青玉) 宝石言葉 慈愛、誠実 サファイアは、青色を中心にさまざまな色合いを持つ宝石です。価値は、青色の濃さ、透明度、内包物の少なさによって決まります。特にコーンフラワーブルーと呼ばれる鮮やかな青色のものが高く評価されます。カシミール産のサファイアは最も有名で希少なものとされています。 3-5.【20世紀の宝石】タンザナイト 名前 タンザナイト 英語表記 Tanzanite 和名 灰簾石、黝簾石 宝石言葉 希望、神秘 タンザナイトは、青紫色が特徴の宝石で、比較的新しい宝石です。価値は、色の鮮やかさ、透明度、カットの美しさによって決まります。タンザニア産のタンザナイトが最も評価が高いとされています。2023年も注目度が高まり、需要が増加することが予測されます。 3-6.【母なる海の水】アクアマリン 名前 アクアマリン 英語表記 Aquamarine 和名 藍玉 宝石言葉 幸福、富 アクアマリンは、淡い青色を持つ宝石です。価値は、色合いの鮮やかさ、透明度、内包物の少なさによって決まります。特にブラジル産のアクアマリンが高く評価されています。2023年もその美しい色合いと透明度から人気が続くことが予測されます。 3-7.【収穫の喜び】オパール 名前 オパール 英語表記 Opal 和名 蛋白石 宝石言葉 歓喜、希望 オパールは、多彩な色合いを持つ宝石です。価値は、色の鮮やかさやパターンの美しさ、鮮度、透明度によって決まります。特に「ブラックオパール」と呼ばれる黒い背景に鮮やかな色が現れるものが最も評価が高くなります。オーストラリア産のオパールが有名です。 3-8.【邪悪との決別】ペリドット 名前 ペリドット 英語表記 Peridot 和名 橄欖石 宝石言葉 夫婦愛、幸福 ペリドットは、鮮やかな緑色を持つ宝石です。価値は、色合い、透明度、内包物の少なさによって決まります。特にミャンマー産のペリドットが高く評価されています。2023年もその美しい緑色から需要が続くことが予測されます。 3-9.【心地よい眠り】アメジスト 名前 アメジスト 英語表記 Amethyst 和名 紫水晶 宝石言葉 高貴、誠実 アメジストは、紫色が特徴の宝石です。価値は、色の鮮やかさ、透明度によって決まります。深い紫色のものが高く評価されます。特にブラジル産のアメジストが有名です。2023年も美しい紫色から人気が続くことが予測されます。 3-10.【治癒力向上】トパーズ 名前 トパーズ 英語表記 Topaz 和名 黄玉 宝石言葉 成功、希望 トパーズは、さまざまな色合いを持つ宝石です。価値は、色の鮮やかさ、透明度によって決まります。特にピンクやオレンジ、ブルーなどの鮮やかな色合いが人気があります。ブラジルやメキシコなどで採れるトパーズが有名です。2023年もその多彩な色合いから注目されることが予測されます。 4.価値のある石の選び方 天然石を選ぶ際には、価値のある石を選ぶことが重要です。ここでは、価値のある石を選ぶための詳細なポイントをご紹介します。 4-1.宝石の品質を確認する 宝石の品質を確認することは、価値のある石を選ぶ上で不可欠です。以下のポイントに注意しながら、品質の高い石を選びましょう。 色合い 宝石の色合いは、その美しさと魅力を決定する重要な要素です。色合いの美しさは、宝石の価値に直結します。例えば、エメラルドの場合、深く鮮やかな緑色が最も価値が高く、均一な色合いが求められます。逆に、色合いに不均一性や不明瞭な色の変化がある石は、価値が低くなります。鮮やかで均一な色合いを持つ石を選ぶことが重要です。 透明度 宝石の透明度も価値に大きく影響します。透明で内包物やクラックが少ない石は、光を通しやすく美しい輝きを放ちます。一方で、内包物やクラックが多い石は、輝きや透明度が損なわれるため、品質が低下します。価値のある石を選ぶ際には、内包物の少ない透明な石を選びましょう。特に、大きな内包物やクラックがなく、透明度の高い石は評価が高くなります。 カット 宝石のカットは、その美しさと輝きに大きな影響を与えます。適切なカットが施された石は、光の反射や屈折を最大限に活かし、美しい輝きを放ちます。カットの質が高いほど、宝石の価値も高まります。また、カットによって石の形状や輪郭も決まります。例えば、ダイヤモンドの場合、ブリリアントカットやプリンセスカットなどの優れたカットは、石の輝きと輪郭の美しさを引き立てます。適切なカットが施された石を選ぶことで、価値のある宝石を手に入れることができます。 4-2.産地を考慮する 宝石の産地は、その石の特性や品質に大きな影響を与えます。一部の産地で採れる宝石は、その土地特有の環境や地質条件により、品質が高くなる傾向があります。また、特定の産地で採れる宝石は希少性が高く、需要があります。そのため、産地を考慮することで、品質の高い宝石を選ぶことができます。 例えば、コロンビアやザンビア、ブラジルなどの産地で採れるエメラルドは、鮮やかな緑色と高い透明度が特徴であり、その品質の高さから高い評価を受けています。同様に、ビルマ(ミャンマー)で採れるルビーは、深い赤色と高い透明度が求められ、その品質の高さから人気があります。 4-3.人気と需要を考える 宝石の人気と需要は、価値のある石を選ぶ上で重要な要素です。一部の宝石は長い間にわたって人気があり、需要が安定しています。このような宝石は市場で高い評価を受け、価値が保たれる傾向があります。 例えば、ダイヤモンドは永遠の人気を誇ります。その無色透明で美しい輝きや硬度の高さから、結婚指輪などのジュエリーに広く使用されています。また、エメラルドやルビーなどもその美しい色合いと独特な魅力から人気を集めています。 価値のある宝石を選ぶ際には、人気や需要がある宝石を選ぶことが重要です。人気がある宝石は、市場での需要が高くなるため、価値が安定しやすくなります。 4-4.トレンドを把握する 宝石のトレンドを把握することも重要です。時代やファッショントレンドは常に変化しており、それに伴って宝石の需要や価値も変動します。最新のトレンドに合わせて宝石を選ぶことで、より時代感を感じさせるジュエリーや、注目を集める宝石を手に入れることができます。 トレンドを把握するためには、ジュエリー業界の情報や専門家のアドバイスを積極的に参考にすることが重要です。ファッションショー、宝石展示会、有名ブランドのコレクションなどをチェックすることで、最新の宝石のトレンドを把握し、自身のセンスやスタイルに合った宝石を選ぶことができます。 5. 天然石の保管と管理方法 天然石を長く美しく保つためには、適切な保管と管理が必要です。以下に、天然石を保護し、その輝きを最大限に活かすための詳細な方法をご紹介します。 5-1.温度と湿度の管理 天然石は温度と湿度の変化に敏感です。温度が極端に高い場所では、石の脆さが増し、結晶の破壊や色合いの劣化が起こる可能性があります。一方、低温では石の結晶が収縮し、割れや欠けが生じることがあります。また、湿度の変化によって石の表面に結露が生じると、水ダメージやくもりの原因になる可能性があります。 天然石を保管する場所は、室温(20〜25度)を保ち、直射日光や暖房器具の近くなど、急激な温度変化が生じない場所を選びましょう。さらに、湿度調整機能のある宝石ケースや保管袋を使用することで、適切な湿度(40〜60%)を維持することができます。 5-2.宝石の保護と清潔さ 天然石は傷つきやすい素材であるため、保護と清潔さを保つことが重要です。 保護については、宝石専用のケースやジュエリーボックスを使用しましょう。個々の宝石を仕切りや袋で分けて保管することで、石同士の接触やぶつかり合いを防げます。また、宝石が外れないように留め金やクリップで固定することもおすすめです。 清潔さを保つためには、定期的な清掃が必要です。柔らかい布や専用の宝石クロスを使用して、汚れや指紋を優しく拭き取りましょう。ただし、宝石によっては特定のクリーニング方法が必要な場合もあります。適切な洗浄方法については、ジュエラーや宝石専門家に相談することをおすすめします。 5-3.定期的な点検とメンテナンス 天然石は時間と共に劣化や傷が生じる場合があります。そのため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。 定期的な点検では、宝石を詳細に観察し、傷やひび割れ、緩んだ留め具などの異常がないかを確認しましょう。異常を見つけた場合は、ジュエラーや宝石専門家に相談し、修理や調整を行ってもらいましょう。 メンテナンスには、適切な方法と頻度があります。例えば、ダイヤモンドの場合、専用のクリーニングソリューションや超音波洗浄が効果的です。ただし、宝石の種類や特性によって適切なメンテナンス方法が異なる場合があるため、専門家のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。 5-4.保管場所の選択 最後に、天然石を保管する場所の選択も重要です。以下のポイントに留意して、適切な保管場所を選ぶことが大切です。太陽光や強い照明は宝石の色合いや透明度に悪影響を与えることがあります。直射日光の当たらない場所を選びましょう。 また、 宝石を保管する場所は安全であることが重要です。盗難や紛失を防ぐために、施錠できるジュエリーボックスや金庫を使用するなど、適切な保護策を講じましょう。 6. 天然石の購入のポイント 天然石を購入する際には、注意深く選ぶことが重要です。ここでは、天然石を購入する際のポイントをご紹介します。 6-1.信頼性のある販売業者を選ぶ 天然石を購入する際には、信頼性のある販売業者を選ぶことが重要です。以下のポイントに留意しましょう。 正規の宝石店やジュエリーブランド 正規の宝石店やジュエリーブランドは、品質の高い天然石を提供することが期待できます。宝石の正確な情報や証明書の提供、アフターサービスの充実など、信頼性のある販売業者はこれらの要素に力を入れています。 評判と口コミ インターネットや口コミサイトなどを活用して、販売業者の評判や顧客のレビューを確認しましょう。多くのポジティブな評価や満足した顧客の声がある業者を選ぶことが安心です。 6-2.宝石の品質を確認する 天然石の品質を確認することも重要です。以下のポイントに留意しましょう。 カラットやカラット重量 天然石の大きさはカラットで表されます。購入前にカラット重量を確認し、予算や好みに合った大きさを選びましょう。 色合いと透明度 宝石の美しさや価値は、色合いと透明度によって決まります。鮮やかな色合いや高い透明度を持つ石を選ぶことが重要です。 カットと輝き 宝石のカットが優れていると、美しい輝きが生まれます。カットの質が高い石を選びましょう。 6-3.証明書と鑑定書の重要性 天然石を購入する際には、証明書や鑑定書の有無を確認しましょう。以下のポイントに留意しましょう。 証明書 主要な宝石鑑定機関によって発行される証明書は、宝石の品質や特徴を明確に示しています。購入前に証明書の存在と信頼性を確認しましょう。 鑑定書 大切な宝石を購入する場合は、独立した鑑定機関による鑑定書があると安心です。鑑定書には宝石の詳細な情報や評価が含まれており、価値や正当性を証明する役割を果たします。 6-4.予算とコストパフォーマンスの考慮 天然石を購入する際には、予算とコストパフォーマンスを考慮することも重要です。以下のポイントに留意しましょう。 購入前に予算を設定しましょう。予算に合わせた天然石を選ぶことで、無理のない買い物ができます。また、品質と価格のバランスを考えることが重要です。高品質な天然石を適正な価格で手に入れるために、複数の販売業者を比較検討しましょう。 7. 天然石の価値を引き出すためには2つの方法がある 天然石を所有する際には、その価値を最大限に引き出すための方法を知っておくことが重要です。以下では、天然石の価値を高めるための具体的な方法をご紹介します。 7-1.鑑定書の取得 天然石を購入した際には、鑑定書の取得を検討しましょう。鑑定書は独立した宝石鑑定機関によって発行されるもので、天然石の品質や特徴を詳細に記載しています。鑑定書には石の種類、重量、色合い、透明度、カットの品質などが明記されており、正確な情報を提供することで石の価値を証明します。 鑑定書を持つことで、天然石の品質や希少性が明確になり、信頼性のある評価を受けることができます。将来的に天然石を売却する際には、鑑定書があることで買い手の信頼を得やすくなるでしょう。 7-2.メンテナンスとクリーニング 天然石の価値を高めるためには、定期的なメンテナンスとクリーニングが重要です。以下のポイントに留意しましょう。 定期的な点検とクリーニング 天然石は使用するうちに汚れやくすみが生じることがあります。定期的に専門の宝石店やジュエラーに石を点検してもらい、クリーニングを行ってもらいましょう。専用の洗浄方法や装置を使用して、石の輝きを復元し、汚れやくすみを取り除きます。 適切な保管と保護 天然石を保管する際には、適切な方法と環境を整えましょう。宝石専用のケースやジュエリーボックスを使用し、石同士のぶつかりや傷つきを防ぎます。また、直射日光や急激な温度変化から守ることも重要です。 7-3.ジュエリーをコレクションとして管理する場合のポイント 天然石ジュエリーをコレクションとして所有している場合は、適切な管理を行うことで価値を高めることができます。以下のポイントに留意しましょう。 バラエティとバランス ジュエリーコレクションを形成する際には、バラエティとバランスを考えましょう。異なる種類やカラーの天然石を組み合わせ、多様性と美しさを追求します。 トレンドと時代性の把握 ジュエリーコレクションの価値を高めるためには、トレンドや時代性に敏感であることが重要です。市場の動向やファッションのトレンドを把握し、コレクションに新たな価値を取り入れましょう。 正しい保管とディスプレイ ジュエリーコレクションを美しく保つためには、適切な保管とディスプレイが必要です。宝石専用のケースやディスプレイボックスを使用し、石の輝きや美しさを引き立てましょう。 天然石の価値を高めるためには、鑑定書の取得、メンテナンスとクリーニング、ジュエリーコレクションの管理が重要です。これらの方法を実践することで、天然石の魅力と価値を最大限に引き出すことができます。 8.天然石の価値は変動する 天然石の価値は多くの要素によって左右されます。ここでは、天然石の価値の変動要因について詳しく見ていきましょう。 8-1.市場のトレンドと需要 市場のトレンドと需要は天然石の価値に大きな影響を与えます。ファッション業界や有名人の影響により、一部の天然石が注目を浴びることがあります。たとえば、映画やテレビドラマでの使用や、セレブリティの装飾品としての採用などが挙げられます。これにより、その天然石への需要が急増し、希少性が高まることで価値が上昇します。逆に、需要が低下すると価値も下がる傾向があります。 8-2.稀少性と入手難易度 天然石の価値はその稀少性にも大きく依存しています。希少な天然石は入手が困難であり、需要が高まることがあります。稀少性は、天然石の産地やその種類によって異なります。例えば、限られた地域でしか産出されない希少な天然石や、絶滅した鉱山から産出される天然石は非常に高い価値を持つことがあります。入手が難しいほど需要が高まり、価格と価値も上昇する傾向があります。 8-3.産地の経済的情勢 天然石の産地の政治的な安定や経済的な状況は、価値の変動に大きく関与します。産地での紛争や政治的な不安定、天候や自然災害による生産への影響は、天然石の供給に直接的な影響を与えることがあります。産地が安定している場合は需要と供給のバランスが保たれ、価値の安定性が期待できます。一方、産地の情勢が不安定な場合は供給が減少し、希少性が高まるため価格と価値が上昇することがあります。 天然石の価値ランキングはこれらの要因によって大きく変動します。市場のトレンドや需要、稀少性や入手難易度、産地の情勢を把握することで、天然石の価値の変動に敏感に対応できるでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、天然石の価値の決まり方うやおすすめの天然石まで紹介させていただきました。 天然石はその美しさや意味深さから、多くの人々に愛されています。本記事を参考にして、天然石の世界をより深く探求し、自分に合った素晴らしい天然石を見つけることをお勧めします。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/white-gem-list/ https://estime.co.jp/column/black-jewels-list/ https://estime.co.jp/column/pink-gemstone-list/

ダイヤモンドは有名で人気がある、誰もが憧れる宝石ですよね。婚約指輪や結婚指輪として選ばれることも多い宝石です。また無色透明な輝きはどんなコーディネートにも合わせられるので、普段使いのジュエリーとしても人気があります。 ダイヤモンドを毎日使っていると気付きにくいかもしれませんが、じつはダイヤモンドはくすむことがあります。そのくすみをそのままにしておけば、ダイヤモンドの輝きは失われていくばかりです。そこで今回の記事では、ダイヤモンドのくすみの取り方をご紹介します。自宅で手軽にできる洗浄方法から、専門店に超音波洗浄を依頼する方法まで汚れ具合やダイヤモンドの状態に合わせた対処法などをぜひ参考にしてください。 ダイヤモンドは水に弱い?ダイヤモンドがキラキラしない・白く濁ることはある?など、ダイヤモンドをきれいに保つための質問にもお答えします! 1.ダイヤモンドがくすむことはある? 無色透明でどんなコーディネートにも合わせられるので、毎日お気にいりのダイヤモンドジュエリーを身につけている人もいるでしょう。毎日身につけていると、小さな変化には気付きにくいですよね。ダイヤモンドが傷ついたり汚れたりしないように気を付けているという人は特に、ダイヤモンドがくすむはずはないと思うかもしれません。 実際、ダイヤモンドはくすんだり汚れたりしてしまうのでしょうか。 1-1.ダイヤモンドが白く濁る?くすみは気のせいじゃない! 結論から先に言うと、ダイヤモンドはくすみます。「以前よりも輝きが減った」「ダイヤモンドが白く濁っている気がする」と感じたら、大抵は気のせいではありません。気のせいだと思いたい気持ちもあるでしょうが、ダイヤモンドがくすんでいるかもと思ったら少しでも早い洗浄をおすすめします。 ダイヤモンドのくすみは自宅、もしくは専門店でのクリーニングできれいにすることができます。次項からはダイヤモンドのくすみの取り方を具体的にご紹介しますので、参考にしてください。 2.ダイヤモンドのくすみの取り方 ダイヤモンドはくすんでしまったからと言って、もう使えなくなってしまうわけではありません。ダイヤモンドのくすみは自宅、もしくは専門店での洗浄できれいにすることができます。少し手間はかかりますが、どうせ身につけるなら少しでもきれいなジュエリーを身に付けたいですよね。ダイヤモンドは特に輝きが命です。ダイヤモンドはお手入れがしやすい宝石なので、「ジュエリーのお手入れなんて、難しくてできそうにない」という心配もいりませんよ。まずは自宅での日常的なお手入れを習慣づけましょう。 また、毎日見ていると小さな変化には気付きにくいと思いますが、汚れているようには見えなくてもジュエリーは定期的なメンテナンスをしたほうが美しさを保てます。 自宅での洗浄は週に1回か2回、専門店でのクリーニングは半年から1年に1回行うことで、より良い状態のダイヤモンドジュエリーを身につけることができますよ。 2-1.少しの汚れなら自宅で洗浄できる ダイヤモンドのくすみは、日常の何気ない使用でついてしまいます。そういった少しの汚れなら、自宅で洗浄するだけで元の輝きを取り戻すことが可能です。専用の道具もありますが、今回は多くのご家庭にあるものを使ってダイヤモンドを洗浄する方法をご紹介します。やり方も難しくはないので、ぜひ試してみてください。 2-1-1.中性洗剤 ダイヤモンドがくすんでいると感じたら、まずは中性洗剤で洗ってみましょう。ご家庭にある住宅用洗剤や食器用洗剤などには中性のものが多いので、確認して使ってください。 洗剤が中性かどうか確認したら、40℃くらいのぬるま湯を用意します。温度が高すぎても汚れが落ちにくいので、少しぬるめのお風呂のお湯くらいの温度で大丈夫です。ぬるま湯に中性洗剤を溶かして泡立て、その泡で優しくダイヤモンドを洗いましょう。ちょっとした汚れならそれだけで十分です。 汚れが落ちたら真水で十分に洗剤を洗い流し、やわらかい布でしっかりと水分を拭き取って完成です。タオルで水分を拭き取ると、ジュエリーの細かい金具がタオルの繊維に引っかかることがあるので気を付けてください。眼鏡拭きやジュエリー用のクロスがおすすめです。 2-1-2.重曹 お掃除用品として売られていることがある重曹も、ダイヤモンドの洗浄に使用することができます。使い方は中性洗剤と一緒で、ぬるま湯に溶かしてダイヤモンドを洗浄します。粉末の重曹もよく売られていますが、粉末を使用する時は粉がジュエリーの金具の隙間などに残らないよう、重曹の量に気を付けてください。洗浄後にはより念入りにすすぐようにしましょう。 2-1-3.やわらかいブラシや布を使う 優しく手指で洗うだけで汚れ・くすみが採れない時は、やわらかいブラシや布を使用しましょう。歯ブラシなどを使用する人も多いですが、ブラシの硬すぎるとジュエリーを傷付けてしまうかもしれませんので十分注意してください。ダイヤモンドはとても硬い物質なので簡単に傷つくことはありませんが、ダイヤモンドの脇石や土台を傷付けてしまうことがあります。 汚れが取れにくい時は表面をやわらかい布で拭くのも良いですが、布の種類には気を付けてください。一番良いのはジュエリー用の布です。ただし研磨剤が含まれる布は避けましょう。ご家庭に眼鏡拭きがあればそれでもかまいません。また、ティッシュは意外とかたいのでジュエリーには適しません。 2-2.専門店にクリーニングを依頼する ご家庭で週1、2回のお手入れをしていても落ちないような汚れがある時やイベントに合わせて特別きれいにしたい時などには、専門店でのクリーニングがおすすめです。 自宅にはない専用の機械を使ったり、よりダイヤモンドを細かく見ながらクリーニングをしてくれます。ジュエリーショップには、購入したジュエリーのアフターケアをしてくれる店も多いです。またショップによっては他の店で購入したジュエリーでもクリーニングしてくれる店もあります。いざという時に慌てないように、ジュエリーのクリーニングをしてくれるショップをあらかじめ見つけておきましょう。 また、ショップによってクリーニングにかかる料金も違いますので、確認しておいてください。 2-2-1.超音波洗浄なら無料の店も ジュエリーショップには、ジュエリーを洗浄するための超音波洗浄機がある店も少なくありません。超音波洗浄機は文字通り微細な超音波をジュエリーに当てて汚れを取る機械で、自宅の洗浄では取れないような細かい汚れを取ることができます。 超音波洗浄だけなら時間もかかりませんし、ショップによっては無料のところもありますので、確認してみましょう。ずっと洗浄していなかったジュエリーが、超音波洗浄機に数分かけるだけで見違えるほどきれいになることがありますよ。 ただし超音波洗浄には欠点もあります。それは傷つきやすい宝石には向かないということです。ジュエリーには複数の宝石がセットされていることがありますよね。超音波洗浄でダイヤモンドだけをピンポイントに洗浄することはむずかしいので、いろんな宝石が使用されているジュエリーを超音波洗浄する時は気を付けなければなりません。また、ダイヤモンドだけのジュエリーでも石に傷やひびが入っているとそこからダイヤモンドが欠けたり割れたりしてしまうことがあります。超音波洗浄を依頼する時は、しっかりとジュエリーを確認してからにしましょう。 2-2-2.必要ならしっかりとクリーニング 超音波洗浄でもくすみ・汚れが取れないときには、専門店に有料のクリーニングを依頼しましょう。 表面のくすみであれば超音波洗浄で取れることがほとんどですが、超音波洗浄で取れない時はダイヤモンドや周囲の地金に小さな傷がついているかもしれません。店頭ですぐに解決せず、預かりになる場合もありますので、しっかりとクリーニングをしてもらいたい時には日数に余裕を持って依頼してください。 クリーニングで輝きを取り戻せる場合はいいですが、場合によっては割れや欠けなどの理由でダイヤモンド自体が交換になることも考えられます。どの程度のメンテナンスになるかによって、数千円~数万円程度の料金がかかるかもしれません。場合によっては新しいジュエリーを購入したほうが安く済むこともあります。大事なジュエリーを預けることになりますしお金もかかりますから、信頼できるショップを見つけておきましょう。 そんなことにならないためにも、できるだけこまめに自宅で洗浄し、定期的にショップでのメンテナンスを行うようにしてくださいね。 3.ダイヤモンドがくすむ原因とその対処法 お気に入りのジュエリーは毎日身に付けたいですよね。ですが残念なことに、身につける回数が多ければ多いほどジュエリーはくすんでいきます。ジュエリーを身につける時には、ダイヤモンドが汚れたり割れたりしないように気を付けている人もいるでしょう。 それなのに、「気付いたらいつのまにか白く濁っていた」「ダイヤモンドが以前ほどキラキラしていない」という経験をしたことがある人も少なくないと思います。気を付けていたのに、ダイヤモンドが汚れてしまったら残念ですよね。ですがそれは、ある意味しょうがないことです。ダイヤモンドをまったく汚さずに身につけるのは、ほとんど不可能と言えるでしょう。なぜダイヤモンドはくすんでしまうのでしょうか。 この項ではダイヤモンドがくすむ原因と、その対処法を詳しく見ていきます。 3-1.ダイヤモンドがキラキラしない原因は? ダイヤモンドがくすむ原因はいくつかあります。くすみの原因は大きく分けると「傷」と「汚れ」のふたつです。 ダイヤモンドのくすみの原因のひとつは傷です。ジュエリーに傷が入ってしまった場合は、自宅で対処することはできません。専門店に持ち込んで、メンテナンスを依頼しましょう。 もうひとつのくすみの原因は汚れです。傷は気を付けていればある程度は防げますが、汚れはどうしてもついてしまいます。もちろん注意していれば汚れの度合いは少なくなりますが、ゼロにすることはほとんど不可能です。 なぜ気を付けていても、ダイヤモンドは汚れてしまうのでしょうか。ダイヤモンドがキラキラしない原因である汚れの種類とその対処法をご紹介します。 3-2.汗・皮脂が付着 ダイヤモンドがキラキラしない、くすんでしまう原因のひとつは身につける人自身の汗や皮脂などです。毎日身につけていると、どうしても汗や皮脂がジュエリーに付着してしまいます。ダイヤモンドには「親油性」という性質があり、油分が付着するとべったりと表面に広がり、なじんでしまいます。皮脂が膜のようになって、ダイヤモンドから輝きを奪ってしまうのです。 ジュエリーを身に付けたら汗や皮脂がついてしまうのは避けられません。そのため、外出から帰ったら必ず身に付けたジュエリーの油分を拭くようにしましょう。毎日のお手入れは、ジュエリー用のクロスや眼鏡拭きなどのやわらかい布でジュエリーの表面を拭くだけでもかまいません。特に汚れが付いた時には、先の項でご紹介した自宅での洗浄を行いましょう。 3-3.化粧品が付着 化粧品が付着するのもくすみ・汚れの原因になります。特に気を付けてほしいのは、メイクをする順番です。メイクをする前にジュエリーを付けると、化粧品がすべてジュエリーについてしまいます。メイクを終えてからジュエリーを身につけるだけでも化粧品の付着を減らせるので、メイクをする順番には気を付けてくださいね。 また、見落としがちなのはヘアスプレーです。身だしなみを整えて、最後の仕上げにヘアスプレーをするとジュエリーにべったりとスプレーがついてしまいます。ロングヘアにネックレスが絡むのが嫌で先にネックレスをつけてからヘアセットをする人もいると思いますが、ジュエリーにはあまり好ましくありません。どうしてもその順番を変えたくないのであれば、ネックレスを外した後の洗浄を忘れないようにしましょう。 さらにメイク直しの時に、化粧品がついてしまうこともよくあります。特にミストタイプの日焼け止めなどは、ジュエリーに付着しやすいです。ウォータープルーフのものはジュエリーにしっかりついて自然には落ちないので、念入りに洗浄するようにしてください。 4.【FAQ】ダイヤモンドのくすみに関する疑問 ジュエリーは、気に入って身に付ければ身につけるほどどうしてもくすんでしまいます。ですがそのくすみ方は同じではありません。使用されている宝石の種類やメンテナンスの仕方によって、ジュエリーがきれいなままか、それともどんどんくすんでいくかが決まってしまうのです。宝石の性質はどうにもできませんが、その宝石に合わせたお手入れをすることできれいなままのジュエリーを身につけることができます。反対に言えば、正しい知識がなければせっかくのジュエリーが本来の輝きを保つことができなくなってしまうのです。そんなことになったら、とてももったいないですよね。ジュエリーをきれいに保つためにはどんなことに気を付けて、何をすればいいのでしょうか。 4-1.ダイヤモンドがキラキラしないことはある? 無色透明でいつでもキラキラと光っているイメージのあるダイヤモンド。ダイヤモンドがキラキラしない、輝かないなんてことがあるの?と思う人もいるでしょう。 ですが実は、ダイヤモンドがキラキラしない、白く濁ってくすんでしまうことはよくあります。理由はいくつかありますが、よくある原因のひとつは使用中についた汚れです。毎日大事に使っている人は気づきにくいかもしれませんが、実は使用するごとにダイヤモンドは少しずつ汚れていきます。それはダイヤモンドが「親油性」という油と馴染みやすい性質を持っているからです。油なんてジュエリーにつくわけがないと思うかもしれませんね。ですがこの場合の油とは料理に使う油のようなわかりやすいものではありません。私たち自身から知らず知らずのうちに出ている汗や皮脂が、ダイヤモンドジュエリーから輝きを奪っているのです。また、化粧品などがジュエリーについて汚れてしまうこともあります。皮脂や化粧品の油が膜となり、ダイヤモンドを白く濁らせるのです。 もし「ダイヤモンドが前よりもキラキラしていないかも…」と思ったら、まずは自宅で洗浄してください。週に1、2回の洗浄でかなり輝きを取り戻せますよ。 4-2.ダイヤモンドは水に弱い? 宝石は種類によって性質が違います。正しい取り扱い方法も宝石の種類ごとに異なるので、少しでも長く美しい姿を保ちたいならその宝石がどんな性質を持っているか、どんな環境がその宝石に合っているのかを知っておかなければなりません。では、ダイヤモンドはどんな環境が適しているのでしょうか。 宝石の弱点としてよく言われるのが水です。 宝石には、水に弱い種類のものもあります。真珠(パール)やオパールなどは水に弱く変色したり輝きが失われてしまったりするので、水に濡れないように気を付けなければなりません。ですがダイヤモンドは水に強く、きちんと拭きとれば水を使った洗浄もできます。中性洗剤にも強いので、白く濁ってくすんでいるように見える時は洗剤で洗ってしっかりすすいでください。 水だけでなく、ダイヤモンドは大抵のことには耐えます。ダイヤモンドは「地球上でもっとも硬い物質」と言われていて他の物質に擦れても傷つきませんし、紫外線を当てても変色しません。超音波洗浄機にも、傷がなければかけられます。 日々のメンテナンスもさほど難しくありませんので、ぜひ手をかけて、長く使用してくださいね。 4-3.他の宝石もあるジュエリーの場合はどうすればいい? ジュエリーショップに行くと、いろんな種類のジュエリーを見ることができます。 多くの宝石の中でも特に有名で人気のあるダイヤモンドを使ったジュエリーは、たくさんありますよね。ダイヤモンドは無色透明のものがほとんどで輝きが強く、ジュエリーの主役としても十分な存在感があります。ですが小粒でも強く輝くダイヤモンドは、他の宝石がメインのジュエリーの脇石として使用されることも珍しくありません。無色のダイヤモンドはどんな色の宝石でもその美しさを引き立てる存在になります。メインが大きなルビーやサファイアなどで、その周りに小さなダイヤモンドがたくさん配置されているようなジュエリーを見たことがある人も多いでしょう。小さなダイヤモンドがあることで、華やかなジュエリーがより華やかになるのです。 小粒のダイヤモンドが配置されたジュエリーは華やかになりますが、注意しなければならないのはお手入れ方法です。ダイヤモンドは丈夫な石ですが、ほとんどの宝石はダイヤモンドほど丈夫ではありません。そのため複数の宝石が使用されている場合には、一番繊細な宝石に合わせた取り扱い方をする必要があります。 たとえば超音波洗浄機にかけてはならない宝石として有名なのが、エメラルドです。エメラルドは「傷がないものはない」と言われるほど、内部に細かい異物や傷があります。エメラルドを超音波洗浄機にかけるとその異物や傷から、石が割れてしまうのです。ダイヤモンドをきれいにしたいと思っても、もしジュエリーの一部にエメラルドが含まれていれば超音波洗浄機は避けてください。 また、オパールは水に弱く、中性洗剤を使ってはいけない宝石です。オパールとダイヤモンドのジュエリーなら、中性洗剤を使った洗浄を避け、自宅でのお手入れはクロスで優しく拭く程度にしましょう。 5.まとめ 今回はダイヤモンドのくすみについてまとめました。 キラキラと輝くダイヤモンドが、ただ使っているだけでくすむなんて信じられませんよね。ですがジュエリーを身につけていると、知らないうちに少しずつ輝きは失われていきます。毎日見ていると気付きにくいですが汗や皮脂、化粧品などが付着してしまうのです。 ダイヤモンドがくすまないためにまずは週に1回か2回、自宅での洗浄を行いましょう。ご自宅にある中性洗剤で簡単に洗浄できますので、そう難しくはありません。もし自宅での洗浄できれいにならない場合は、専門店にクリーニングを依頼してください。ジュエリーショップには家庭にはない超音波洗浄機などがあり、手強い汚れにも対応可能です。また、くすんで見える原因が汚れだった場合には、有償でダイヤモンド自体を交換することもできます。いざという時のために、信頼できるジュエリーショップを見つけておいてくださいね。 また、最初から付着するくすみを減らすためには汗や皮脂、化粧品が付かないように気を付けることも有効です。ジュエリーを付ける前にメイクを済ませておく・外した後にクロスで拭くだけでもくすみは減らせます。普段から少しだけ気にかけるようにしましょう。 ダイヤモンドは何もしなければくすんでしまいますが、お手入れが難しい宝石ではありません。少しのお手入れで輝きを長く保つことができるので、ぜひやってみてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/diamond-fluorescence/ https://estime.co.jp/column/diamond-cut/ https://estime.co.jp/column/diamond-breakage/

キラキラと美しく輝く宝石に、憧れを持っている人は多いでしょう。 宝石が他の石とは違う、宝石と呼ばれるための3つの条件を知っていますか?その条件とは「美しさ」「希少性」そして「硬さ」です。宝石は美しく、珍しく、そして硬い物のことなのです。 今回は宝石の条件のひとつである「硬さ」に注目したいと思います。宝石の硬さをあらわす時によく用いられる硬さの尺度が「モース硬度」です。モース硬度は誰もがよく使う尺度ではないので、詳しくない人がほとんどでしょう。ですがモース硬度を知っていると、宝石を選ぶ時や身につける時に役に立つことがたくさんありますよ! 宝石を選ぶ時のポイントやおすすめの宝石の種類もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね! 1.宝石の硬度 宝石の硬さについて、普段意識することは少ないですよね。ただなんとなく、「宝石って硬そう」と思っているくらいではないでしょうか。ですが実は、宝石はモース硬度という硬さの尺度でランク分けされています。 モース硬度を知っていると、宝石を選ぶ時や身につける時に役立ちますよ!まずはモース硬度について、詳しく見ていきましょう。 1-1.モース硬度とは モース硬度とは、1822年にドイツの鉱物学者であるフリードリヒ・モース氏が提唱した硬さの尺度です。モース氏はふたつの物質を擦りあわせ、どちらが傷つくかで硬さを判断する方法を提案しました。もっとも硬い物質はモース硬度10、もっともやわらかい物質はモース硬度1とし、硬さのランク付けをしたのです。これがモース硬度で、モース硬度10の物質とモース硬度9の物質と擦り合わせれば、モース硬度9の物質が傷付きます。 モース硬度が異なる宝石同士を、ジュエリーボックスでとなりに置いておくのはおすすめできません。何かの拍子で擦れた時に傷ついてしまうので、気を付けてくださいね。 1-2.靭性・へき開などにも注意! 「それならモース硬度10の宝石を買えば絶対に傷つかないの?」と思うかもしれませんが、実は宝石の硬さというのは単純ではありません。モース硬度はあくまでも「擦りあった時の傷つきにくさ」です。物質の硬さには「靭性」も重要です。靭性とは外から与えられる力にどれほど耐えることができるかという性質です。また、宝石は「へき開」という性質も持っています。へき開とは、どんなに硬い物質でもある特定の方向に衝撃が加わると割れてしまうという性質のことです。 モース硬度で見るととても硬い宝石でも、靭性が低いとぶつかった時に簡単に割れたり、欠けたりしてしまいます。さらにへき開があると、特定の方向から加わった衝撃で簡単に割れてしまうのです。モース硬度が高いからと安心して乱暴に扱うと意外なほど簡単にジュエリーを傷付けてしまうので、くれぐれも注意してくださいね。 2.宝石のモース硬度ランキング 靭性やへき開にも気を付ける必要はありますが、宝石の硬さといえばやはりモース硬度です。この項では宝石のモース硬度ごとに、主な宝石の種類をご紹介します。 自分の好きな宝石がどれくらいのモース硬度なのか、ぜひ探してみてくださいね。 2-1.【モース硬度10】ダイヤモンド ※画像はイメージ モース硬度10の宝石はダイヤモンドです。ダイヤモンドは炭素というただひとつの元素でできています。 ダイヤモンドはキラキラと強く輝く宝石です。婚約指輪や結婚指輪としても多く用いられているので、実際に持っているという人も多いでしょう。ダイヤモンドが婚約・結婚指輪として人気になるきっかけになったのが、ダイヤモンドの老舗デビアス社が世の中に広めたキャッチコピー『ダイヤモンドは永遠の輝き』。 モース硬度が高く「地球上でもっとも硬い宝石」と呼ばれることもあるダイヤモンドは、永遠に壊れない愛や絆を連想させます。実際、ダイヤモンドは大切に使えば数年・数十年、それ以上に長い間使用することができる宝石です。永遠の愛を誓う婚約・結婚指輪を飾るのに、ダイヤモンドはぴったりですね。 2-2.【モース硬度9】コランダム ※画像はイメージ ダイヤモンドに続いてモース硬度の高いモース硬度9の石はコランダムです。 コランダムと言っても、多くの人はピンと来ないでしょう。実はコランダムは宝石の名前ではありません。コランダムとは元は透明の鉱物です。コランダムにはさまざまな元素が入り込んでいろんな色になります。その色によって宝石としての名前が変わるのです。 赤いコランダムはルビー。そして赤以外の色になったコランダムがサファイアです。 ルビーとサファイアは、実はもとは同じ鉱物だというのは、驚きですよね。ですが実はルビーとサファイアはほんの少し成分が違うだけで、もとは同じ石なのです。また、サファイアはブルーというイメージが強い宝石ですが、ブルー以外にもピンクやイエローなどさまざまな色があります。ルビーはクロムを含むコランダムです。ブルーサファイアは鉄やチタン、ピンクサファイアはクロムとチタン、イエローサファイアはニッケルなど、色によって含有する成分は異なりますが、コランダムであることはかわりません。 ルビーもサファイアもモース硬度9のコランダムなので、ほとんどの宝石よりも傷つきにくいと言えるでしょう。 2-3.【モース硬度8】トパーズ・ベリル ※画像はイメージ モース硬度8の宝石で有名なのは、トパーズとベリルです。 イエローが有名なトパーズ。最近はブルートパーズも有名で、人気が上昇しています。モーズ硬度は8なので、比較的傷つきにくい宝石と言えるでしょう。価格もお手頃なほうですし、色もたくさんあるので購入しやすい宝石です。 ベリルにはさまざまなカラーバリエーションがあり、色ごとに違った名前で呼ばれます。例えば濃いグリーンが美しいエメラルド。エメラルドも実はベリルの仲間です。その他にも薄い水色のアクアマリンやピンク色のモルガナイトなどはすべてベリルの仲間。すべてモース硬度は8~8.5程度です。 ですが気を付けてほしいことがあります。エメラルドは、モース硬度は高いのに割れやすい宝石だということです。宝石の硬さはモース硬度だけでなく靭性なども関係してくるということはご説明しましたよね。ですがそれ以外にも、エメラルドには割れやすい理由があります。エメラルドを割れやすくしているのは、石内部の傷や異物です。エメラルドは「傷のないものはない」というほど傷や異物を多く含む宝石で、高価なジュエリーでも傷や異物がまったくないものはほとんどありません。石の内部から傷が広がり、割れたり、欠けたりしてしまうのです。 超音波洗浄機で宝石を洗浄することがありますが、モース硬度8以下の宝石は避けたほうがいいでしょう。特にエメラルドは超音波の振動が内部に影響を与えて割れや欠けの原因になってしまうことがありますので、超音波洗浄機での洗浄は避けてください。ただしモース硬度に関わらず、石の状態によって超音波洗浄機での洗浄は宝石が割れたり・欠けたりすることがあるので気を付けましょう。 2-4.【モース硬度7】アメジスト・翡翠 ※画像はイメージ モース硬度7の宝石はアメジストなどの水晶や翡翠などです。 水晶は、ベリルと同じようにさまざまな色があります。アメジスト以外にもイエローの水晶であるシトリンやピンク色のローズクォーツ、無色透明のロッククリスタルなども同じくモース硬度7です。 また、翡翠もモース硬度7ですが、この場合の翡翠とはジェダイトという宝石に限ります。現在日本では翡翠というとジェダイトのことを指しますが、実はジェダイトとよく似たネフライトというグリーンの石があり、かつてはどちらも翡翠と呼ばれていた歴史があります。現在でも中国ではジェダイトもネフライトも翡翠と呼ばれていますし、翡翠という意味の英単語「Jade(ジェイド)」はジェダイトとネフライトの両方を含みますが、実際にはジェダイトとネフライトはまったく別の石です。モース硬度も、ジェダイトは7でネフライトは6と異なります。とはいっても、見た目はとても似ているので、私たち消費者がジェダイトかネフライトかを見分けることはできません。購入する時、特に海外の旅行先などでの買い物には気をつけてくださいね。 2-5.【モース硬度6】オパール・ムーンストーン ※画像はイメージ オパールやムーンストーンは、モース硬度6の宝石です。 モース硬度6ほどの硬さだと、一般的に「あまり丈夫ではない宝石」と考えられます。傷ついたり、欠けたりしやすい宝石だということを理解して、取り扱い方、保存方法などに十分気を付けてください。 「いちいち気を付けるなんて面倒くさい…」と思うかもしれませんが、オパールもムーンストーンもとても美しい宝石です。特にこの2種類の宝石は、どちらもきれいに光が揺らめくという共通点があります。 オパールはたくさんの種類があり、その中でもプレシャスオパールという種類のものが虹色に輝くという特徴があります。内部の結晶構造でその色・輝き方はひとつずつ異なり、自分の好みのオパールを探すのも楽しいですよ。特に価値があるのは赤く輝くオパールで、また石自体の地の色は黒いブラックパールが希少とされています。 ムーンストーンは透明、または半透明の石で、青白く輝きます。シラー効果と呼ばれる輝きで、まるで月の光のような神秘的な雰囲気の宝石です。ジュエリーとしても人気ですが、月のパワーを持つパワーストーンとしても人気がありますよ。 2-6.【モース硬度5】アパタイト・黒曜石 ※画像はイメージ アパタイトと黒曜石は、モース硬度5の宝石です。 アパタイトは透明度が高いブルーの宝石です。他の色のものもありますが非常に数が少なく、アパタイトといえばブルーのものを差すことがほとんどです。 アパタイトというと、「歯磨き粉の成分?」と思う人も多いでしょう。それは正解で、実は歯のエナメル成分の95%はアパタイトです。ところがアパタイトというのはリンとカルシウムを含む鉱物の総称で、いくつもの種類があります。歯磨き粉のアパタイトと宝石のアパタイトは、同じアパタイトでも種類が違うということですね。細かい種類は違いますが、どちらもアパタイトであることに変わりはありません。歯も磨きすぎると欠けることがあるというのを聞いたことがありませんか?それと同じで、アパタイトも決して強い宝石ではありません。しかもアパタイトは衝撃を吸収する性質「靭性」も低いので、取り扱い方には気を付けてくださいね。 黒曜石は世界中で古くからさまざまなことに使用されてきた、なじみ深い宝石です。世界中の火山でできる石で、実はガラスの一種なので、割れやすく加工しやすいという特徴があります。断面が鋭くなるので、石器時代から矢じりなどとして、狩りに用いられていました。黒曜石はオブシディアンという名前でパワーストーンとして使用されることもあります。カットの技術がほとんどないような石器時代から人々が使用していたことからも、その割れやすさがわかりますね。使用する時には十分に気を付けましょう。 2-7.【モース硬度4】フローライト・マラカイト ※画像はイメージ モース硬度4の宝石には、フローライトやマラカイトがあげられます。 フローライトは「蛍石」という名前で呼ばれることもある宝石で、パワーストーンとしても人気があります。透明度が高く、色合いは無色透明やグリーン、ブルーなどさまざまです。「蛍光性」という性質があり、紫外線を当てるとぼんやりと光ります。石が蛍光する性質を持つのはフローライトで初めて発見されたので、蛍光を意味する「フルオレッセンス」はフローライトに由来するそうです。 神秘的な雰囲気で、持ち主にクリエイティブな発想を促す「天才の石」と呼ばれるフローライトはパワーストーンとしても人気があります。ジュエリーとしても売られていますが、原石のまま売られていることが多いのは、その割れやすさ・傷つきやすさのためです。フローライトはモース硬度4と、他の石と擦れあった時に傷つきやすいということに加え、4方向に割れやすいへき開があり、加工しやすい石ではないのです。原石のままでも神秘的な魅力は十分に引き出せるので、フローライトが欲しい人はジュエリーにこだわらず探してみてもいいでしょう。 マラカイトは不透明の宝石で、濃いグリーンに黒い波紋のような模様が入った、とても個性的な石です。和名を「孔雀石(くじゃくいし)」といい、その模様はまるで孔雀の羽のように見えます。マラカイトのモース硬度は3.5~4.5程度で傷つきやすい石ですが、その性質を利用して粉末として利用されていました。黒い模様が目のように見えることから、マラカイトの粉末は眼病に聞くと言われていたり、粉末にしても濃いグリーンは美しいままだったのでアイシャドウや絵具としても使用されていたそうです。 モース硬度が低いことを逆手にとった利用法ですね。 2-8.【モース硬度3】フォスフォフィライト ※画像はイメージ フォスフォフィライトはモース硬度が低いことで知られている宝石です。そのモース硬度は3しかなく、簡単に傷ついてしまいます。10円玉でも傷がついてしまうくらいと言えば、その傷つきやすさがイメージできるでしょう。 フォスフォフィライトは『宝石の国』という漫画・アニメで有名になった、透明度の高い淡いブルー、もしくはグリーンの宝石です。モース硬度の低さに加え、3方向にへき開があり衝撃を与えると葉が落ちるように簡単に割れてしまうことから、加工が難しくジュエリーに仕立てるのは非常に困難です。 また、フォスフォフィライトは非常に産出量が少ない宝石でもあります。1920年頃に初めて発見されたフォスフォフィライトはかつては良質なものがボリビアで産出されていました。大規模な鉱山もありましたが、1960年頃には枯渇してしまいました。現在はアメリカやドイツで細々と採掘されているだけで、産出量はごく限られています。 加工の難しさ、産出量の少なさから、フォスフォフィライトはとても希少な宝石です。 2-9.【モース硬度2】ジプサム(石膏) ※画像はイメージ モース硬度2に分類される代表的な鉱物がジプサム(石膏)です。硬度2は指の爪でも傷つけられるほど柔らかく、宝石として身につけることにはあまり向いていません。ジプサムは白色や無色透明のものが多く、光沢はガラス光沢〜真珠光沢で、やわらかく優しい印象を持つ鉱物です。 私たちの生活にも身近な存在で、建材として使用される石膏ボードや、美術の石膏像、ギプスなどにも使われます。ジュエリー用途ではほとんど見かけませんが、原石やカービング(彫刻)作品として販売されることがあります。とくに細長い結晶が集まった「セレナイト」や、砂漠でバラの花のように形成される「デザートローズ」は、観賞用として人気があります。 ただし非常に傷つきやすく、水分にも弱い性質があります。湿気によって劣化したり、欠けたりする場合があるため、取り扱いには注意が必要です。ジュエリーとして日常使いするには不向きですが、結晶の美しさや形の珍しさから観賞用として楽しむことができます。 2-10.【モース硬度1】滑石 ※画像はイメージ モース硬度1で知られている鉱物が滑石(かっせき)です。モース硬度の中で最も柔らかく、爪でも簡単に傷がつくほどのやわらかさがあります。そのためジュエリーとして身につけることにはまったく向いていませんが、日用品としては非常に身近な鉱物です。 滑石と聞くと「ベビーパウダー?」と思う人がいるかもしれません。それは正解で、タルクとして粉末状に加工され、滑りを良くしたり吸収性を高めたりする目的で利用されています。陶器や化粧品などにも使われていて、生活に深く関わる鉱物と言えるでしょう。 鉱物自体は白色から薄いグリーンなどの淡い色合いが多く、手触りは非常に滑らかです。加工は容易ですが、衝撃に弱いので原石のまま観賞用にすることはあまりありません。モース硬度1という極端に低い硬さを持つ代表例として、硬度比較などの教材で見かけることもあります。 3.モース硬度が高くない宝石の注意点 宝石は硬い物というイメージがあるかもしれませんが、乱暴に扱っていると意外なほど簡単に傷ついてしまいます。それはモース硬度に関わらず、すべての宝石に言えることです。なぜなら宝石はモース硬度が高くても靭性やへき開によっては傷つきやすかったり、割れやすかったりしてしまうからです。モース硬度が低ければなおさら。ですが気を付けると言っても、具体的にどうしたらいいかわからないという人もいるでしょう。 そこでこの項では、モース硬度が高くない宝石の注意点を、購入時・使用時・保管時の3種類に分けてご紹介します。すぐに実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。 3-1.購入時の注意 宝石を購入する時にまず考えてほしいことは、そのジュエリーをどういう時に使用したいかです。もし普段使い用として気兼ねなく使いたいなら、モース硬度が高くない石を選ばないというのもひとつの方法です。特に何かにぶつかったり擦れたりすることが多いようなら、最初からダイヤモンドやルビー、サファイアなどを選ぶのも良いでしょう。モース硬度が高い宝石なら、アウトドアレジャーにもつけていけますよ。 お目当ての宝石があり、その石がモース硬度が低いなら購入時にはその宝石をよく観察するようにしましょう。ほとんどないとは思いますが、店舗での保管状態が良くないと購入前から傷ついたりしていることもあります。可能ならばショップに許可をもらって、ルーペを使用するのも良いでしょう。気になることがあるならためらわず、購入する前に確認するようにしてくださいね。 3-2.使用時の注意 気に入ったジュエリーを購入したら、それで安心ではありません。宝石が一番傷つくのは使用している時、身につけている時です。どんなジュエリーでも気を付けるに越したことはないのですが、そんな中でもモース硬度が高くない宝石は特に気を付けてください。何気ない普段の動作でも、ジュエリーを傷付けてしまうことがあります。 例えば身近な物だと、ガラスのモース硬度は5です。長めのネックレスが窓ガラスに当たってしまっただけで、モース硬度が5より低い宝石は傷ついてしまいます。 また、複数のジュエリーを身に付ける時にはジュエリー同士が擦れないようにも気を付けなければなりません。ネックレスやブレスレットを重ね付けすることもありますよね。モース硬度に差がある宝石のジュエリー同士を重ね付けすると、擦れて傷付けてしまうことがあるので気を付けてください。 絶対に守ってほしいのが、ジュエリーは外出から帰ったらすぐに外すということです。中にはお気に入りのジュエリーを一日中つけっぱなしにするという人もいますが、それは宝石が傷つく原因を増やすことにつながります。特にモース硬度が高くない宝石は、入浴中や就寝中などどうしても注意できないタイミングで傷ついてしまいかねません。悲しい事故を避けるためにも、ジュエリーは帰ってきたらすぐ外すようにしてくださいね。 3-3.保管時の注意 外出から帰ってきて、ジュエリーを外したらそれで安心というわけではありません。保管の時も、特にモース硬度の高くない宝石には注意が必要です。 ジュエリーが好きという人はジュエリーボックスがあって、その中に自分のお気に入りのジュエリーをまとめて保管している人もいるでしょう。いろんなジュエリーが並んでいるのはそれだけで目を楽しませてくれます。ですが、それが思わぬ事故になってしまうことがあります。例えば隣同士にモース硬度が違うジュエリーが並んでいると、ふと擦れあって違うこともあるでしょう。モース硬度が高くない宝石は、それだけのことでも傷ついてしまうのです。一番良いのはジュエリーを購入した時のボックスに入れて保管することですが、スペースの問題や身につける時にお目当てのジュエリーを探すのが大変ですよね。ジュエリーボックスの中で隣同士に配置しないようにするだけでも、宝石が傷つく確率は低くなりますから、少しだけ工夫してみてください。 4.良い宝石を選ぶには? ここまで、それぞれの宝石モース硬度とモース硬度が高くない宝石の注意点をご紹介しました。それで結局、どんな宝石を選んだらいいの?と思った人もいるでしょう。 そこで最後に良い宝石を選ぶためのふたつの質問にお答えします。ぜひジュエリーを選ぶ時に役立ててください。 4-1.硬い宝石を選んだほうがいいの? モース硬度が高い傷つきにくい宝石と、モース硬度が低い傷つきやすい宝石があるのはわかっていただけたと思います。その上で、結局モース硬度が高い宝石を選んだほうが良いの?と思ったかもしれません。 結論から言うと、それは時と場合、あるいは使用する人によります。硬い宝石を選んだほうがいいのは、次のような場合です。 ・日常的に使いたい ・アウトドアレジャーに付けていきたい ・ジュエリーを付けるのは好きだけど、あまり気を遣いたくない このような場合には、多少乱暴に扱っても傷つくことの少ないモース硬度の高い宝石のほうがいいでしょう。反対に、次のような場合はモース硬度を気にする必要はあまりありません。 ・特別な時にだけ身に付けたい ・ジュエリーを身につける時は、傷ついたりしないように十分気を付けるつもりだ ・普段から身の回りのものが傷つかないように気を付けている モース硬度が高くない宝石にも、とても美しく魅力的なものはたくさんあります。あえてモース硬度が高くない宝石を選んで気を付けるようにしてみるのもいいかもしれません。 4-2.丈夫な宝石を選びたい人におすすめの宝石は? それでも丈夫な宝石を選びたいという人におすすめなのは、やはりダイヤモンドです。ダイヤモンドはモース硬度10で、他の宝石やゴールド・プラチナで傷つくこともありません。ダイヤモンドはもっとも人気があると言っても過言ではないほど需要があり商品数も多いので、いろんなジュエリーを選ぶことができるでしょう。 また、モース硬度9のルビー・サファイアも丈夫な宝石です。ルビー・サファイアはモース硬度が高いだけでなく、靭性も高くへき開もないので総合的に見るとダイヤモンドよりも丈夫と言えるでしょう。普段使いのジュエリーにぴったりです。また、サファイアには代表的なブルー以外にもピンク・イエロー・オレンジなどさまざまな色があり好きなものが選べるのも嬉しいですね。 5.まとめ 今回は、宝石をモース硬度ごとにご紹介しました。モース硬度とは、ふたつの物質を擦り合わせたときにどちらが傷つくかで決まる硬さの尺度です。もっとも硬い物質はモース硬度10のダイヤモンドで、「地球上でもっとも硬い」と呼ばれています。一方で、モース硬度3のフォスフォフィライトは10円玉で擦るだけで傷がつくほどで、ジュエリー加工が難しいほど繊細です。 モース硬度が高くない宝石は、購入時や使用時、保管時に気を付けたい部分があります。他の宝石と擦れないように保管する、衝撃を避けるなど、ほんの少しの配慮で寿命を延ばすことができます。 硬度が低い宝石だからといって敬遠する必要はありません。見た目に美しく、魅力ある宝石はたくさんありますし、扱い方を理解すれば長く使うこともできます。大切なのは硬度を知り、適切に扱うことです。お気に入りのジュエリーを少しでも長く楽しむために、知識として覚えておいてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/diamond-breakage/ https://estime.co.jp/column/color-change-jewelry/ https://estime.co.jp/column/worlds-most-expensive-jewel/

ジュエリーを選ぶ時、どのような基準で選んでいますか?ブランド・デザイン・価格など、どの基準を優先するかは人それぞれだと思います。宝石の種類にこだわらず、見た目の雰囲気でジュエリーを選ぶという人も多いでしょう。その雰囲気の大きな部分を占めるのが、宝石の色です。 今回は特に水色の宝石をご紹介します。 淡いパステルブルーの宝石は、かわいらしい雰囲気はありながらも幼すぎない落ち着いた印象を見る人に与えます。水色の宝石と言われてもすぐに思いつくものは少ないかもしれませんが、実は意外なほどたくさんの種類がありますよ。値段も高価なものからお手頃価格で購入しやすいものまでさまざまです。20種類の水色の宝石、それぞれの石言葉やスピリチュアル的な意味や身につけると得られる効果、知ると納得の和名などをご紹介しますので、ジュエリー選びの参考にしてくださいね。 1.水色の宝石の魅力 宝石は色が濃ければ濃いほど品質が良いとされるのが一般的です。そんな中で水色の宝石は、場合によっては「濃いブルーになれなかった宝石」とされてしまうことがあります。そのため宝石によっては必ずしも良いとされるわけではないのが、水色の宝石です。 ですが、水色の宝石が人気がないかというとそんなことはありません。水色の宝石の魅力はどんなところにあるのでしょうか。 1-1.大人っぽくもかわいらしい色合い 原色に近いはっきりしたブルーの宝石は、鮮やかではっきりとしていて目が覚めるような美しさがあります。確かにそれも魅力的ですが、淡い水色は優しく、やわらかい雰囲気をまとっています。ブルー系の持つ大人っぽいイメージを保ちつつも、クールすぎないのが水色の宝石の魅力です。パステルカラーなのでかわいらしい雰囲気もありますが、甘すぎないので、「大人だけどかわいい雰囲気もなくしたくない」という人や、逆に「いつも子供っぽいと言われるけど少し背伸びしたい」という人にもぴったりですよ。 1-2.透明度や色の濃さなど、個性的が光る 水色の宝石にはさまざまな種類があり、ひとつひとつが違った個性を持っています。 たとえば、石の透明度ひとつとっても、透明度が高くてキラキラと光る宝石もあれば、不透明でつるりとした質感の宝石もあります。 色の濃さもほとんど白やクリアカラーに近いブルーの宝石もあれば、ブルーやブルーグリーンにほんの少しだけ白を混ぜたような色合いの濃い水色のものなど、実にさまざまです。 「何か水色の宝石を買おう!」と思ってショップに行っても、あまりの幅の広さに決めきれないかもしれません。 この記事では20種類の水色の宝石をご紹介しますので、自分が一番好きな「水色」はどれか探してみてくださいね。 1-3.気持ちを落ち着かせ、癒しを与える 宝石はほとんどのものが長い時間をかけて、自然の中で育ちます。その中で周囲の環境や自然の影響を受け、持ち主にさまざまな効果を与えるいわゆるパワーストーンになると言われています。 パワーストーンには石ごとにさまざまな効果があるので、次の項からそれぞれご紹介しますが、水色のパワーストーンの多くが持っているのが「持ち主の気持ちを落ち着かせる効果」「癒しを与えるヒーリングの効果」です。 水色の宝石は、あるものはすべてを包み込む海のように、あるものは自由を象徴する空のようにも見えますよね。そして多くの人は自然を感じると癒しを得るものです。水色のパワーストーンの持つ大いなる自然のパワーを感じて、人は落ち着くことができるのです。 パワーストーンの効果は科学的に証明されたものではありませんが、美しい宝石を見て心身の変化を感じる人は確かにいます。 2.水色の宝石一覧 ここからは水色の宝石を具体的に20種類ご紹介します。 前の項でも触れましたが、水色の宝石はとても個性的なものばかりです。中には似た種類の宝石もありますが、それでも同じものはひとつとしてありません。 水色の宝石の特徴や和名、石言葉やパワーストーンとしての意味・効果を解説していきます。 2-1.ブルーダイヤモンド ダイヤモンドというと無色透明でキラキラと輝くイメージが強いですが、実はダイヤモンドにはピンクやイエロー、そしてブルーなどさまざまな色合いがあります。無色透明のダイヤモンドは炭素という元素だけでできていますが、そこにホウ素という元素が混ざったものがブルーダイヤモンドです。 ダイヤモンドの透明感・輝きを放つブルーダイヤモンドは、華やかなジュエリーが欲しい人にぴったりです。色合いが鮮やかで濃いものが品質が良いとされますが、実際に濃いブルーのダイヤモンドは滅多にありません。また品質の良いブルーダイヤモンドは小さな物でも数千万円・数億円はする桁違いに高価な宝石なので、とても購入できるようなものではないのです。ブルーダイヤモンドが流通すること自体ほぼありませんが、まれにショップに並ぶ時は良くても淡い水色に近いブルーのものがほとんど。それでもとても珍しく、価値のあるものなので身につけるだけでも満足感を得られるでしょう。 ブルーダイヤモンドの石言葉は「包容力」「自由」です。気持ちが落ち着き冷静になることができるパワーストーンなので、身に付けると仕事がうまくいくと言われています。 2-2.アクアマリン 3月の誕生石としても有名なアクアマリンは、透明度が高く淡い水色が美しい宝石です。アクアマリンは、ラテン語で水を意味する「aqua(アクア)」と海を意味する「marine(マリン)」を語源としています。海を思わせる透き通った水色が特徴的です。その色合いから、アクアマリンは古くは海の精霊セイレーンの持ち物と思われていました。美しいだけでなく、神秘的な雰囲気も漂わせていますね。 アクアマリンの和名は「藍柱石(らんちゅうせき)」あるいは「藍玉(らんぎょく)」です。アクアマリンはもともとベリルという鉱物なのですが、ベリルは和名で「緑柱石(りょくちゅうせき)」と呼ばれています。これは昔はベリルといえば緑と思われていたからなのですが、アクアマリンもベリルの仲間であり、かつ水色であることからこの和名になりました。 アクアマリンの石言葉は「幸福」「富」などです。海の精霊の持ち物だったと言われるアクアマリンは持つ人を水難から守るとも言われています。そのため、船旅に出かける人がお守りとして身につけることもあるそうです。 2-3.ターコイズ 出典:GIA 不透明な水色、あるいはブルーグリーンのターコイズは12月の誕生石です。キラキラと輝くような美しさではないですが、マットな質感とツヤが美しく、「トルコ石」という和名でも親しまれています。ターコイズという名前自体が「トルコの石」という言葉に由来していますが、実は産地はイランやアメリカなど。トルコではターコイズは産出されません。ターコイズは14世紀頃、トルコを経由してヨーロッパにもたらされました。そのためトルコの石、ターコイズという名前になったようです。 ターコイズの石言葉は「繁栄」「安全」など。遠方からもたらされる美しい水色の石は、繁栄の象徴のように思えたのでしょう。また、ターコイズは旅のお守りとしても使用されていました。ターコイズを馬やラクダの首にターコイズを欠けることで、旅の安全に役立つと信じられていたそうですよ。 2-4.オパール オパールというと、乳白色で虹色に輝く宝石をイメージする人が多いでしょう。オパールと聞いても、水色の宝石とは思わないかもしれませんね。ですが実はオパールにはいろんな種類があります。よくショップなどで見かける虹色に輝くオパールは、プレシャスオパールという種類です。虹色の輝きは遊色効果と呼ばれるオパール特有の輝きで、あの輝きこそがオパールの証だと思っている人も少なくありません。ですが実はオパールには遊色効果がないコモンオパールと呼ばれる種類もあります。遊色効果がなく全体がかわいらしいパステルブルーのものを、ブルーオパールと言います。 また、プレシャスオパールにもさまざまな種類があります。石自体の地色と遊色効果のパターンのかけあわせで見た目が変わりますが、中にはプレシャスオパールの中にも水色に輝いて見えるものもあるのです。遊色効果のパターンはさまざまな形・色があります。まったく同じものはひとつとしてない、個性的な石ですので、ぜひたくさんのオパールを見てみてくださいね。 オパールの石言葉は「さわやかな愛情」。「幸運の石」とも呼ばれるオパールには、持ち主を幸せにする効果があると言われています。 2-5.パライバトルマリン 「電気石」とも呼ばれ電気を発することから健康効果があるとされ、一時ブームにもなったトルマリン。飲用の「トルマリン水」やトルマリンを浴槽に入れた「トルマリン風呂」などを覚えている人も多いでしょう。トルマリンは透明のものやピンク、グリーンなどさまざまな色があります。 その中でもパライバトルマリンと呼ばれる種類は、淡い水色やブルーグリーンのネオンカラーが美しいトルマリンです。パライバトルマリンはブラジルのパライバ州で発見されました。透明度が高い宝石で見た目が美しく、さらにその希少性からとても価値の高いトルマリンです。現在はパライバ州以外で産出されたものもパライバトルマリンと呼ばれるようになりましたが、それでも量は多くなくトルマリンの中でも高価です。 パライバトルマリンの石言葉は「ルーツ」です。また、トルマリンの健康効果は科学的には証明されていませんが、持っていると持ち主を健康にする効果があると信じられています。やる気アップの効果もあると言われているので、心身ともに健康になりたい人におすすめですよ。 2-6.ブルートパーズ トパーズはジュエリーとしてもパワーストーンとしても人気がある宝石です。イエローのイメージが強いかもしれませんが実はさまざまな色があり、近年は特に水色のブルートパーズの人気が高まっています。 トパーズはもともとは無色透明の宝石です。無色透明のトパーズはさまざまな要因によって色を変えるのですが、実は天然のブルートパーズはほとんどありません。流通しているブルートパーズの多くは、人の手によって加工が施されたものです。加工されたものでも間違いなくブルートパーズなので価値が下がるというわけではないのですが、ごくまれにある天然のブルートパーズは高値で取引されます。 ブルートパーズの石言葉は「教養」「学問」です。冴えわたるような透明度の高い水色が、博識さをイメージさせるのでしょう。特にブルートパーズは「知性の石」とも言われ、持ち主の集中力をアップさせる効果があると言われています。特に勉強に打ち込みたい時にぴったりの石ですよ。 2-7.ブルージルコン ジルコンはダイヤモンドの代用品として使用されることもあるほど透明度が高く、輝きの強い石です。色合いも無色透明のものから、ピンク、イエロー、オレンジ、グリーンなど実にさまざま。ダイヤモンドが非常に高価で手が出ないのでその代わりにとジルコンを購入する人も多く、また人工的に作られたキュービックジルコニアに名前が似ていることから「偽物」「作り物」という間違ったイメージが付いてしまっている石でもありますが、ジルコンは間違いなく天然石の一種です。「華やかに輝く宝石がほしい」「天然石にこだわりたい」という人には、ブルージルコンがおすすめですよ。 ブルージルコンの石言葉は「夢想」「やすらぎ」です。特に淡い水色のブルージルコンは夢のような美しさで、見ているだけで安らぎを感じます。また、輝きの強いブルージルコンは、持ち主の周囲を照らし悪いものを追い払ってくれる魔除けのパワーストーンでもあります。なんとなくついていないと感じている時に、あなたをサポートしてくれるでしょう。 2-8.ムーンストーン 「月の輝きを集めた石」とも言われる、神秘的な輝きのムーンストーン。透明または半透明で、色合いは無色透明のものやピンク、グリーン、灰色に近いブラックなどがありますが、中でも一番人気なのは水色の輝きを放つムーンストーンです。 水色のムーンストーンは淡い色合いのブルームーンと、よりはっきりした濃い水色のロイヤルブルームーンストーンと呼ばれる2種類があります。ムーンストーンの特徴のひとつは、シラー効果と呼ばれる青白い光の輝きです。特に水色のムーンストーンはシラー効果が美しく見える魅力的な石ですよ。 ムーンストーンの石言葉は「幸運」「健康」などです。古くは月は女性性を持つと言われていたことから、ムーンストーンは特に女性を助けてくれるパワーストーンだと言われていました。女性の健康を守ってくれると信じられていて、特に体調不良の時に身につける人も多かったようです。 2-9.フローライト フローライトは「蛍石」とも呼ばれる石で、ジュエリーとしてだけではなくパワーストーンとしても人気があります。フローライトには他の宝石にはない特徴がいくつかあることでも有名です。そのひとつは「蛍光性」。熱や紫外線を当てると蛍のように光るという特徴があるのです。フローライトを火の中に入れると光りながら弾けますし、ブラックライトに当てると神秘的にぼんやり光ります。また、フローライトはあまり丈夫な宝石ではありません。他の宝石など硬い物と擦りあわせると簡単に傷ついてしまいますし、衝撃にも弱く何かにぶつかると割れたり欠けたりしてしまいます。ジュエリーに加工して身につける時には、十分注意が必要です。身につけるためではなく、最初から原石のままの姿でインテリアとして楽しむ人も少なくありません。 フローライトの石言葉は「芸術」「思考力」などです。身近に置いておくことで思考力が高められると言われているので、勉強部屋・仕事部屋に置いておく人もいます。また、自由で新しい発想を助ける石でもあるので、クリエイティブな仕事や趣味を持っている人にも人気があります。 2-10.ブルーアゲート アゲートはジュエリーとしてよりも、パワーストーンとして有名な石です。「瑪瑙(めのう)」という和名のほうが、もしかしたら有名かもしれませんね。瑪瑙という名前は、馬の脳みそに由来します。馬の脳みそのような模様がある不透明の石が、アゲートです。アゲートは複雑な模様が美しく、また強度が高いことから細かい加工にも耐えるという特徴があります。そのため石の表面に彫刻を施すカメオの材料としても使用されてきました。 水色のアゲートには、縞の幅が広いため加工すると縞模様が目立たなくなるブルーアゲートと、縞の幅がせまく美しい縞模様が見えるブルーレースアゲートがあります。白い模様がまるでレースのようで美しいブルーレースアゲートには、特にアゲートらしい美しさがありますよ。 ブルーアゲートの石言葉は「芸術性」、ブルーレースアゲートの石言葉は「豊かな人間関係」です。ブルーアゲートは持ち主に新たな発想を助け、ブルーレースアゲートは人間関係を助けてより良い関係を築けるようにするパワーストーンなので、自分の求める効果を選んで身につけてくださいね。 2-11.ラリマー(ペクトライト) ラリマーは「世界三大ヒーリングストーン」と呼ばれる、持ち主を癒すヒーリングのパワーストーンです。ペクトライトという鉱物の中でも特に水色のものをラリマーと呼びます。そのためラリマーは、ブルーペクトライトと呼ばれることもあります。 ラリマーは優しいパステルブルーに、波のようにも雲のようにも見える白い模様が入っているのが特徴で、見ているだけで癒される不思議な雰囲気を持っています。パワーストーンが好きな人にはとても人気が高い石です。 現状美しく品質の良いラリマーは、ドミニカでしか産出されていません。人気も希少性も高いラリマーは、今後さらに価格が上がる可能性があります。もしラリマーが欲しいなら、早めに購入したほうがいいかもしれません。 ラリマーの石言葉は「安らぎ」「無償の愛」などです。ヒーリングのパワーが強く、人々を癒すラリマーにぴったりの石言葉ですね。自信を無くしている人や、つい物事をネガティブに捉えてしまう人におすすめのパワーストーンです。 2-12.グランディディエライト グランディディエライトは、ブルーもしくはブルーグリーンの宝石です。初めて名前を聞くという人も多いでしょうが、それもそのはず。産出量がとても少なく、一般に流通することはほとんどありません。特に大きな結晶は数が少なく、1カラットを越える高品質な石は世界に10個もないと言われているほど。一般の消費者が目にする機会があるのはとても小さな石になるでしょうが、小さくても存在感がある美しい石です。 グランディディエライトは角度を変えると色が変わる多色性を持っています。しかも、無色または淡いイエローから淡い水色、濃い水色と3色に色を変えます。その様子はずっと眺めていたくなるような、不思議な魅力を持った宝石です。 グランディディエライトの石言葉は「冒険」「旅立ち」など。持ち主にチャレンジするパワーを与える石です。持ち主を正しい方向に導き、後押しをしてくれると言われています。叶えたい夢がある、目標がある人におすすめのパワーストーンです。 2-13.ブルークォーツ 水晶にはたくさんの種類があります。紫色のアメジストやイエローのシトリン、ピンク色のローズクォーツなどは、すべて水晶の仲間です。水晶の中で、水色のものをブルークォーツと呼びます。 ブルークォーツは主にジュエリーよりもパワーストーンとしての呼び名です。実はブルークォーツと呼ばれる石の正体はさまざま。細かく見ると違う種類の宝石でも、水色の水晶であればまとめてブルークォーツと呼ばれています。 たくさんの種類があるため、ブルークォーツは見た目も個性的です。全体に細かい金属の粉を散りばめたようなブルーアベンチュリンや、透明の水晶の中にブルートルマリンを含むインディゴライトクォーツなど、色合いや特徴もさまざまなので、「ブルークォーツだから」とよく見ずに購入するとイメージと違ったと後悔してしまうかもしれません。 ただ、その分自分の好みにぴったりの石を見つけられる可能性もありますので、じっくりと探す楽しみがありますよ。 2-14.ユークレース ユークレースは透明や淡い水色の宝石です。特に美しくカットされたものはキラキラと美しく輝きます。 ところが私たちがユークレースのジュエリーに巡りあうことはごくまれです。その理由はいくつかあります。ひとつはユークレースが割れやすくカットが難しいという理由。加工が難しいため、ジュエリーとしての流通量は多くありません。そしてもうひとつの理由は、大きな結晶が滅多に産出されないという理由のためです。ユークレースは割れやすいので、大きな塊のまま産出するのがとても難しい宝石なのです。特に全体がムラのない水色の石は珍しいので、見かけるだけでもとてもラッキーと言えるでしょう。 ユークレースの石言葉は「奇跡」「希望」などです。とても希少な宝石であるユークレースとの出会いは、まさに奇跡ともいえるものでしょう。また、ユークレースは引き寄せのパワーがあると言われています。奇跡のような出会いをもたらすパワーストーンなのです。 2-15.アパタイト アパタイトは透明から不透明なものまである、水色の宝石です。不透明で濃い水色のものと透明で淡い水色のものは同じアパタイトとは思えないほど見た目が違います。実はアパタイトと呼ばれるものの中には、成分が少しずつ異なる石が複数含まれています。 歯磨き粉の成分にアパタイトが含まれているのを聞いたことがある人もいるでしょう。実は歯のエナメル成分の95%はアパタイトなんですよ。もちろん宝石のアパタイトと同じ物ではありませんが、それほどアパタイトが多種多様であることがわかりますね。そのためアパタイトの色はグリーンやピンクなどさまざまですが、一番人気なのはやはり水色のアパタイトです。アパタイト=水色と思っているひとも少なくありません。 アパタイトの石言葉は「調和」です。細かく分けると複数の種類があるアパタイトは、どんなものともなじむイメージが強いのでしょう。周囲との人間関係がうまくいっていない時に、コミュニケーション能力を向上させるのがアパタイトのパワーです。 2-16.ブルーカルセドニー ブルーカルセドニーは半透明から不透明の石英という水晶の仲間です。パープルがかった水色の石で、アゲートにも似ていますが縞模様はありません。割れにくい性質から表面に彫刻するカメオなどとしてよく用いられていました。ブルーカルセドニーのアンティークのカメオは、上品なジュエリーとして人気がありますよ。 また2002年には、透き通った淡い水色の「シーブルーカルセドニー」が流通するようになりました。これは天然のブルーカルセドニーではなく、ホワイトカルセドニーを人の手で水色に染めた物です。ブルーカルセドニーのパープルがかった水色とは色合いが違うので、見た目ではっきりとわかるでしょう。シーブルーカルセドニーは明るい海のような水色で、今やカルセドニーの中でも一番人気となりました。 ブルーカルセドニーの石言葉は「良縁」「安心」、シーブルーカルセドニーの石言葉は「平和」です。どちらもリラックス効果があり、緊張をなくして持ち主が本来のパワーを発揮するのをサポートしてくれます。 2-17.カイヤナイト カイヤナイトは強いパワーを持っていると言われています。様々な色がありますが、なかでも有名なのはブルーのカイヤナイトです。衝撃に弱く、ほとんどの石で内部に傷やひび割れが見えます。透明度が高い石もありますが、その分内部のひびがよく見えてしまうというデメリットもあります。また、加工が非常に難しいので、カイヤナイトのジュエリーはとても希少です。ですがそのひびも個性ですし、自分だけのジュエリーだと思うと愛着がわきますよね。 カイヤナイトの石言葉は「成功」「独立心」などです。ネガティブな人間関係を断ち切り独立を促すパワーを持っていて、悪縁やしがらみを断ち切るパワーストーンと言われています。「縁切り」と合わせて、その後に良い縁を運んでくれる「恋愛成就」の効果も持つパワーストーンです。 2-18.シャッタカイト パワーストーンとして人気があるシャッタカイトは、水色のマーブル模様が特徴的な石です。シャッタカイトの正体は、銅が風化などによって変化してできた二次鉱物と呼ばれるもので、多くはシャッタカイト単体ではなくクリソコラやマラカイトと混ざり合った姿で発見されます。他の鉱物と混ざり合っているので、複雑なマーブル模様の石が出来上がるのです。水色やブルーの濃淡だけでなく、白や黒・灰色など、その模様は実に個性的で、計算してできるものではありません。奇跡のような偶然を楽しむことができるパワーストーンです。 シャッタカイトの石言葉は「保護」「洞察力」など。スピリチュアル的なパワーを強く持っているシャッタカイトは持ち主の能力を引き上げると言われています。洞察力をアップし、かつ悪いものや困りごとから持ち主を守ってくれるパワーストーンです。 2-19.ヘミモルファイト ヘミモルファイトはレアストーンと呼ばれる希少な宝石です。ヘミモルファイトで一番多いのは無色透明や白ですが、人気があって品質が良いとされるのは水色のもの。鮮やかなスカイブルーで一見するとターコイズによく似ていますが、透明度の高いものは透け感がありターコイズとは違った雰囲気が楽しめますよ。加工が難しく、ドーム状のカボションカットが施されることが多いヘミモルファイトは、つややかで美しい宝石です。また、ヘミモルファイトは結晶の両端が異なる形になるので、和名では「異極鉱(いきょくこう)」と呼ばれています。 ヘミモルファイトの石言葉は「解放」「慈しみ」です。持ち主をストレスから解放し、成長させるパワーがあるヘミモルファイト。ついイライラしたり、人に八つ当たりしてしまうと悩んでいる人におすすめですよ。 2-20.ジェレメジェビテ ジェレメジェビテはジェレメジェバイト、エレメージェバイト、エレメエファイト、イェレメイェフィットなどといった別名で呼ばれることもある宝石です。名前の複雑さに加え、石自体の希少さから知名度は高くありません。まだあまり知られてはいませんが、透明度が高く、無色透明やイエロー、パープルがかった水色などの色がある美しい宝石です。透明の水に数滴だけ色を落としたような、さわやかな色合いのジェレメジェビテはついうっとりと眺めてしまうような美しさです。 ジェレメジェビテの石言葉は「静寂」「浄化」です。確かにジェレメジェビテは華やかで目立つ美しさではなく、静けさを感じさせます。暗い気持ちや邪念を払ってくれるようなパワーストーンです。 3.まとめ 今回は水色の宝石を20種類ご紹介しました。 ブルーダイヤモンドやアクアマリンのような、誕生石でもある有名な石から名前も聞いたこともないような石まで、水色の宝石はたくさんあります。色合いもはっきりとした濃い水色からほとんど透明に近いものまでさまざまで、水色の宝石とひとまとめにするにはもったいないほど個性的です。たくさんの種類の中から自分が一番好きな水色の宝石はどれか、探してみるのも楽しそうですね。 落ち着いた雰囲気がありながらもクールすぎない、魅力的な水色の宝石。見ているだけで明るい気持ちになったり、人に優しくできたりする不思議なパワーもあります。ぜひ水色の宝石を身に付けて、毎日をより楽しく過ごしてくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/pink-gemstone-list/ https://estime.co.jp/column/white-gem-list/ https://estime.co.jp/column/black-jewels-list/

ダイヤモンドと聞くと、多くの人が無色透明でキラキラと輝く宝石を思い浮かべるでしょう。実際に流通しているダイヤモンドの多くも、無色またはそれに近い色合いのものです。しかしダイヤモンドには、無色透明以外にもさまざまなカラーが存在します。それらは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれ、希少価値の高いダイヤモンドです。中でもブルーダイヤモンドは、美しい青色が印象的なファンシーカラーダイヤモンドのひとつ。 ただ美しいだけでなく、「呪いのダイヤモンド」と呼ばれる存在があったり、怖い石言葉がささやかれたりと、少しミステリアスな一面も持っています。この記事では、ブルーダイヤモンドの特徴や価値、意味や効果についてご紹介します。 ぜひ最後まで読んで、ブルーダイヤモンドの魅力を知ってくださいね! 1.ブルーダイヤモンドとは ジュエリーショップに行って陳列してあるダイヤモンドを見ると、ほとんどは無色透明のものです。ダイヤモンドといえば透き通った透明の輝きの宝石で、それ以外があるなんて思ってもいない人がほとんどでしょう。 実はダイヤモンドにはピンクやイエロー、ブルーなど色の付いたものもあります。ですが実際には、色のついたダイヤモンドなんて見たことがないという人がほとんどではないでしょうか。そんなダイヤモンド、本当にあるの?と疑わしく思う人もいるでしょう。実は色のついたダイヤモンドはほとんどが産出量が少なくとても希少で、値段も高いものばかりです。そのため、ショップで見かけることはほとんどありません。 ブルーダイヤモンドはそんな色の付いたダイヤモンドの中でも、特に量の少ないダイヤモンドのひとつ。そんなブルーダイヤモンドについて、詳しく見ていきます。 1-1.ブルーダイヤモンドはダイヤモンドのひとつ ブルーダイヤモンドはダイヤモンドの一種です。ダイヤモンド自体は「世界四大宝石」とも呼ばれるほど有名で、デビアス社の「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチコピーもよく知られています。 婚約指輪や結婚指輪としてもっとも選ばれている宝石と言っても過言ではなく、実際に見たことがある人や購入したことがある人も多いでしょう。ダイヤモンドは炭素というひとつの元素だけでできた宝石で、本来は無色透明です。ただ、自然の中で数百年、数千年という長い時間をかけて成長する過程で、周囲の物質を取り込んだり、環境の影響を受けたりすることで色味を帯びます。 ブルーダイヤモンドは、無色のダイヤモンドがホウ素という元素を取り込むことで青く発色したもの。たくさんの偶然が重なって生まれる、とても希少なダイヤモンドなのです。 1-2.ブルーダイヤモンドの性質・硬度 ブルーダイヤモンドはダイヤモンドの一種なので、性質や硬度も無色透明のダイヤモンドとほとんど同じです。ダイヤモンドといえば、やはり最大の特徴はその「硬さ」。宝石の硬度は「モース硬度」という尺度で表され、ダイヤモンドはその最高値である10にあたります。 そのため、地球上でもっとも硬い物質といわれているのです。ブルーダイヤモンドも同じくモース硬度10なので、他の宝石と擦れ合っても傷つくことはありません。ただし、硬いからといって何をしても安心というわけではありません。ダイヤモンドには「へき開」と呼ばれる性質があり、ある特定の方向から強い衝撃を受けると、意外と簡単に割れてしまうことがあります。 丈夫なイメージのあるダイヤモンドですが、日常使いの際は、ぶつけないよう注意したいところですね。 1-3.ブルーダイヤモンドは4月の誕生石 宝石を身につける時に、誕生石かどうかを気にする人も多いでしょう。「誕生石はその月に生まれた人のお守りになる」とよく言われているので、「身につけるなら誕生石」と決めている人も少なくありません。 誕生石は18世紀頃のポーランド発祥とされ、フランス革命以降、宝石をより身近な存在として広めるために商人たちによって広められました。土地ごとにバラバラだった誕生石を、1912年にアメリカで初めて正式に制定し、日本では1958年に19種類の宝石が誕生石として定められました。 2021年にはさらに10種類が加わり、現在は29種類の誕生石があります。ダイヤモンドは制定当初から4月の誕生石として親しまれていて、もちろんブルーダイヤモンドも4月の誕生石です。4月生まれの人を守るだけでなく、4月に身につけるすべての人を守ってくれるお守りのような存在といえるでしょう。 2.ブルーダイヤモンドの意味や効果 長い時間をかけて自然の中で出来上がる天然石は、地球の大きなパワーを受けていると言われています。地球のパワーを受けながら成長した宝石は、身につけることで人にさまざまな影響を与えると信じられています。天然石がパワーストーンと呼ばれるのはそのためです。ブルーダイヤモンドも、そんなパワーストーンのひとつ。ブルーダイヤモンドがどんなパワーを持つ宝石なのか、どんな意味や効果があるのかを見ていきましょう。 2-1.ブルーダイヤモンドの石言葉 宝石には石言葉と呼ばれる、その石を象徴する言葉があります。石言葉と言ってもピンと来ないひとは、花言葉をイメージしてください。バラは「愛情」、ユリは「純粋」など、花にはそれぞれ花言葉がありますよね。さらにピンクのバラの花言葉は「上品」、白いバラの花言葉は「尊敬」など色によって花言葉は変わります。それと同じで、宝石も色によって石言葉は異なります。 ダイヤモンドの石言葉は「純粋無垢」「永遠の愛」などです。透明な石から感じる汚れのないイメージが「純粋無垢」という石言葉にぴったりですね。またモース硬度が高く地球上でもっとも硬い鉱物と言われているダイヤモンドは、丈夫で何年も何十年も使用し続けることができます。その丈夫さから永遠に変わらない「永遠の愛」という石言葉になったのでしょう。 そしてブルーダイヤモンド特有の石言葉は「包容力」「自由」です。海を思わせるようなブルーダイヤモンドの色が、あらゆるものを包み込む「包容力」を、空のようなさわやかなブルーが「自由」をイメージさせるぴったりな石言葉ですね。 2-2.ブルーダイヤモンドの効果 天然石にはそれぞれさまざまなパワーがあるといわれ、身につけたり身近に置いたりすることで、その影響を受けると考えられています。パワーストーンとしての効果を目的に、宝石を選ぶ人も少なくありません。 ブルーダイヤモンドはとても希少で高価な石なので、そう気軽に手に入るものではありませんが、その効果を知ることで「いつかは欲しい」と思う人も多いでしょう。ブルーダイヤモンドの効果は主にふたつあり、ひとつは「持ち主を幸せにする」効果、もうひとつは「学業や仕事がうまくいく」効果です。 幸せをもたらすといわれるのは、西洋に伝わる「サムシングフォー」の言い伝えが由来で、「何か青いもの」としてブルーダイヤモンドが使われることがあるためです。またブルーは冷静さや知性を象徴する色でもあり、身につけることで気持ちが落ち着き、勉強や仕事に集中しやすくなるともいわれています。 2-3.ブルーダイヤモンドと相性の良いパワーストーン パワーストーンは1種類でも力を発揮しますが、複数を組み合わせることで相乗効果が期待できると言われています。ただし、組み合わせには注意が必要です。相性の良い石同士なら2倍、3倍の効果が得られることもありますが、逆に相性が悪いとパワーを打ち消してしまうこともあります。ダイヤモンドはモース硬度10の非常に硬い石なので、他の石と擦れないよう身に付け方にも気を配りましょう。 ブルーダイヤモンドと特に相性が良いのはアメジストです。「真実の愛を見つける石」とされるアメジストと、「永遠の愛」を象徴するブルーダイヤモンドの組み合わせは、今だけでなく未来の幸せも支えてくれます。また、金運や仕事運を象徴するシトリンとの組み合わせもおすすめです。今の自分が何を求めているのかを考えながら、組み合わせを選んでみてくださいね。 3.ブルーダイヤモンドの価値基準 宝石の価値は、人によってさまざまです。「大切な人からのプレゼント」「思い出のあるジュエリー」など、持ち主だけの特別な価値を持つ宝石もあります。そういったジュエリーは、自分にとって唯一無二の存在ですので、大切にしてくださいね。ですが宝石には、誰が見ても変わらない「市場価値」もあります。宝石が価値あるものと認められる条件は「美しさ」「希少性」「耐久性」の3つ。この3つがそろって初めて宝石と呼ばれます。 さらに価格には、石の品質だけでなくブランドの価値やゴールド・プラチナなど地金の価値も加わります。価格だけに惑わされず、本当に価値のある宝石かを見極める目も大切です。この項では、ダイヤモンドの基本的な価値基準「4C」と、ブルーダイヤモンドの色の評価についてご紹介します。 3-1.ダイヤモンドの価値基準「4C」 ダイヤモンドの価値は、GIAというアメリカの鑑別機関が定めた「4C」という基準で判断されます。これは国際的に使われている、信頼性の高い評価基準です。4Cとは、Carat(カラット=重さ)、Cut(カット=輝き)、Color(カラー=色)、Clarity(クラリティ=透明度)の4つのこと。 カラットは宝石の重さを表す単位で、1カラットは0.2グラム。数値が大きいほど価値は高くなります。カットはダイヤモンドの輝きを左右する重要な要素で、美しく輝かせるためには職人の高い技術が必要です。 カラーは色の評価で、無色のダイヤモンドとファンシーカラーでは基準が異なります。クラリティは透明度のことで、内部の傷や異物が少ないほど高評価です。これらは鑑定書で確認できるので、高価なダイヤモンドを購入する際は必ずチェックしておきましょう。 3-2.ブルーダイヤモンドの「色」の評価 ダイヤモンドの4Cのひとつである「カラー」は、その名の通り石の色に対する評価です。多くのダイヤモンドは無色透明で、通常のカラー評価も「どれだけ無色に近いか」が基準になります。一見透明に見えても、よく見るとイエローがかっていたり、ブラウンが混ざっていたりする石も少なくありません。 そうした色味がなく、完全に無色透明なものほど高く評価されます。ところが、ブルーダイヤモンドのようなファンシーカラーダイヤモンドは、まったく違う基準で評価されます。重要なのは色の「明るさ」と「鮮やかさ」です。ブルーダイヤモンドはホウ素によって青く発色し、鮮やかで明るいブルーほど価値が高いとされます。ただし濃すぎて暗く見えるものは評価が下がります。多くは灰色がかったブルーのため、高評価の石は非常に希少です。 同じブルーダイヤモンドでも色合いは一つひとつ違います。だからこそ、お気に入りの一石に出会えた時、その価値は価格以上のものになるでしょう。 4.有名なブルーダイヤモンド ブルーダイヤモンドはその存在自体がとても希少で、高価なダイヤモンドです。そのため私たち消費者が普段ショップなどで目にすることはごくまれですし、幸運にもブルーダイヤモンドを見つけたとしてもとても小さなものだったり、「本当にブルーダイヤモンド?」というほど淡い色合いのものだったりします。 本当に品質の良い、色が濃く大きなブルーダイヤモンドの多くは、数億円、数十億円というレベルでオークションで取引されることがほとんどです。それらのブルーダイヤモンドはとても手が届くようなものではありませんが、見るだけでも幸せな気持ちになれますよ。 この項では価値が高いブルーダイヤモンドの中でも、特に世界的に有名なジュエリーをご紹介します。中には博物館で、誰もが見れるブルーダイヤモンドもありますよ!機会があれば、ぜひ見に行ってみてください。 4-1.呪いのブルーダイヤモンド「ホープダイヤモンド」 「ホープダイヤモンド」はとても有名なブルーダイヤモンドで、「呪いのダイヤモンド」とも呼ばれています。現在はアメリカのスミソニアン博物館に展示され、誰でも見ることができますが、そこに収まるまでには波乱万丈な歴史がありました。9世紀頃にインドで発見され、寺院で大切に保管されていたとされるホープダイヤモンドは、戦争の混乱の中で姿を消し、17世紀にフランスへ渡ります。 ルイ14世の時代に国は財政破綻し、その後もルイ15世の死、フランス革命など不幸が続きました。さらに19世紀にはヘンリー・ホープ氏、その孫フランシス・ホープ氏の人生にも不幸が重なります。20世紀にアメリカへ渡ってからも持ち主に悲劇が続きましたが、1949年にハリー・ウィンストンが博物館へ寄贈し、ようやく呪いは収まったと言われています。 4-2.史上最高価格「オッペンハイマ―・ブルー」 オッペンハイマー・ブルーは史上最高価格の5683万7千スイスフラン、日本円にして約63億円で落札されたことから有名になったブルーダイヤモンドです。 大きさは14.62カラットで、一般消費者からすると信じられないほどの大きさですが、数億円、数十億円が取引されるオークションでは取り立てて大きい宝石というわけではありません。実際、ホープダイヤモンドの最終的な大きさは45.52カラットとオッペンハイマー・ブルーの倍以上ですし、過去のオークションでもオッペンハイマー・ブルーよりも大きなブルーダイヤモンドは取引されています。オッペンハイマー・ブルーが話題になったのは、その美しい色合いと珍しいカット方法のためです。 オッペンハイマー・ブルーのカラーグレードは「FANCY VIVID BLUE」。もっとも美しいとされるカラーで、灰色がかった色になりがちなブルーダイヤモンドには珍しい明るくさわやかな濃いブルーです。カットは、ダイヤモンドには珍しいエメラルドカット。エメラルドカットはエメラルドのグリーンがよく見えるように開発された長方形の四隅を落としたカット方法で、オッペンハイマー・ブルーの色合いがよく映えます。 まるで嘘のように美しいオッペンハイマー・ブルー。信じられないような値段も納得の品質ですね。 4-3.7歳の少女に贈られた「ブルー・ムーン」 2015年に4860万スイスフランで落札されたブルーダイヤモンド「ブルー・ムーン」も、大きな話題になった宝石です。 ブルー・ムーンは12.06カラットで前述の「オッペンハイマー・ブルー」が落札されるまでは、オークション史上最高額、日本円にして約59億円のブルーダイヤモンドでした。 ブルームーンが高額な理由は、高いクラリティです。クラリティとは透明度のことで、内部のインクルージョンや内外部のクラックなどの大きさ、数などで判断されます。ブルー・ムーンのクラリティの評価は最高ランクの「フローレス」。内部にも外部にもまったく傷がなく、異物もない最高の透明度と評価されたのです。 ブルー・ムーンを落札したのは香港の資産家ジョセフ・ラウ氏で、「ブルームーン・オブ・ジョセフィン」という名前をこの宝石に付けました。ジョセフィンとはラウ氏のたった7歳の娘です。ラウ氏は過去にもブルーダイヤモンドやレッドダイヤモンドを、ジョセフィンともうひとりの娘ゾーイのためにいくつも購入しているとか。 なんだか夢のような話ですね。 5.【FAQ】ブルーダイヤモンドに関するよくある質問 最後に、ブルーダイヤモンドのよくある質問をまとめました。 ブルーダイヤモンドはあまり身近な存在ではありません。それだけにわからないことも多いでしょう。ですがわからないまま購入すると、せっかく買ったのに後悔してしまうことにもなりかねません。 気になることやわからないことはきちんと解決してから、納得いくお買い物をしてくださいね。 5-1.ブルーダイヤモンドの石言葉は怖い? 宝石にはそれぞれ石言葉があり、ジュエリーを選ぶ時の参考にする人も多いですよね。どうせ身につけるなら、良い意味を持つ宝石を選びたいと思うのは自然なことです。ところが「ブルーダイヤモンドの石言葉は怖いらしい…」と不安に思う人も少なくないようで、検索すると「ブルーダイヤモンド 石言葉 怖い」という言葉を目にすることもあります。 ですが結論から言うと、ブルーダイヤモンドの石言葉は怖くありません。石言葉は「包容力」「自由」。海のようなやさしさや、どこまでも続く空のような解放感を意味する、とても前向きな言葉です。噂の原因は、呪いのダイヤモンドとして知られるホープダイヤモンドの影響が大きいと考えられますが、根拠のないものなので安心してくださいね。美しいブルーダイヤモンドに出会えること自体、とても幸運なことなのです。 5-2.どんなブルーダイヤモンドを選べばいい? 幸運にもブルーダイヤモンドをショップで見かけたとしても、すぐに購入を決めるのは難しいでしょう。その大きな理由が、やはり価格です。ブルーダイヤモンドはとても高価なので、軽い気持ちで買えるものではありません。 ごくまれに比較的安価なものもありますが、ブルーが薄かったり石が小さかったりして、「本当に買う価値があるのだろうか?」と悩んでしまう人も多いと思います。もし複数の石を見比べられるなら、「4C」を参考にしながら、できるだけ品質の良いものを選ぶのがおすすめです。また、ショップに行く前に予算やデザインのイメージを決めておくのも大切なポイント。 ブルーダイヤモンドは何度も買えるジュエリーではないからこそ、後悔しないように、じっくり計画を立てて選びたいですね。 5-3.ブルーダイヤモンドの偽物はある? ブルーダイヤモンドはとても高価な宝石なので、残念ながら偽物も存在します。他の宝石をブルーダイヤモンドと偽って販売したり、ガラスやプラスチックを加工したものが出回っていたりすることもあるので注意が必要です。 色が鮮やかすぎるものや、あまりにも値段が安いものを見かけた時は、すぐに購入を決めず「本当にブルーダイヤモンドだろうか?」と一度立ち止まって考えてみてください。鑑定書が付いていても、まれにそれ自体が偽造されているケースもあります。一番確実なのは、信頼できるショップを見つけることです。宝石の真贋は私たち消費者が見抜くのは難しいからこそ、安心して相談できるお店を選ぶことが何より大切ですね。 6.まとめ 今回はブルーダイヤモンドの性質や、怖いと言われる石言葉についてご紹介しました。ブルーダイヤモンドはダイヤモンドの中でも特に美しく希少なブルーのダイヤモンドで、4月の誕生石でもあります。持ち主の幸せや、勉強・仕事での成功を後押ししてくれるパワーストーンとしても人気です。 石言葉は「包容力」「自由」。さわやかなブルーにぴったりの、前向きでやさしい意味を持っています。「石言葉が怖い」という噂もありますが、これはホープダイヤモンドの影響などから生まれた誤解ですので、安心してくださいね。ブルーダイヤモンドはとても希少で、出会える機会も多くはありません。だからこそ、いつかその時が来た時のために、理想のブルーダイヤモンドを思い描いておくのも素敵なことですね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/diamond-breakage/ https://estime.co.jp/column/diamond-cut/ https://estime.co.jp/column/what-is-red-diamond/

誰もが知っている有名な宝石、ダイヤモンド。無色透明でキラキラと輝く、とてもきれいな宝石ですよね。ですがダイヤモンドが実は太陽光や紫外線ライトなどで照らすと蛍光することはあまり知られていません。一言で蛍光ダイヤモンドと言っても、石ごとにfaint、mediumなど蛍光の強さ、ピンク、イエローなど蛍光の色はそれぞれ異なり、とても個性的です。 そこで今回は、ダイヤモンドの蛍光性についてまとめました。ダイヤモンドの蛍光性とは?蛍光する理由や、蛍光ダイヤモンドの価値や評価方法の解説。蛍光性ありとなし、どっちを選べばいいの?などの疑問にもお答えします。 ぜひ最後まで読んで、自分が一番きれいだと思えるダイヤモンドを探しましょう! 1.ダイヤモンドの持つ性質「蛍光性」 多くの人がジュエリーを選ぶ時、重要視することが多いのは価格やデザインでしょう。確かにどんなに気に入っても予算以上のものは購入できませんし、逆にどんなに安くてもデザインが好きでなければ、その人にとって良い買い物とは言えません。せっかく買ってもあまり使わなかったりすると、もったいないことになってしまいます。価格とデザインはジュエリーを選ぶうえでとても重要です。 逆に意識する人が少ないのが、ダイヤモンドの蛍光性です。多くの人がダイヤモンドの蛍光性と聞いてもピンと来ないのではないでしょうか。「ダイヤモンドに蛍光性なんてあるの?」「というか、そもそも蛍光性ってなに?」という人も多いでしょう。ですが実はダイヤモンドには蛍光性があり、石の見た目に影響することもあるのです。 ダイヤモンドの蛍光性とはどんなものなのか、詳しく見ていきましょう。 1-1.蛍光性とは? 「蛍光」という言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。「蛍光ペン」や「蛍光塗料」と同じ、暗いところでぼんやりと光る性質のことを蛍光といいます。 蛍光とは、ルミネッセンスという性質の一種です。ルミネッセンスとは広くさまざまな要因で物資が光る現象のことをいいます。ルミネッセンスには蛍光の他にも燐光(りんこう)という現象もあります。蛍光と燐光の違いは、光り続ける時間です。燐光する物質は、光源の明りを消しても光り続けますが、蛍光する物質は光源がなくなると短い時間で光らなくなります。 フローライトやクンツァイトは燐光性を示す宝石です。そして数はとても少ないですが、この燐光性を持つダイヤモンドもあります。アメリカのスミソニアン博物館に所蔵されているとても大きなブルーダイヤモンド、「ホープダイヤモンド」は燐光性を持っていて、赤く光るそうです。ホープダイヤモンドは持ち主を不幸にする「呪いのダイヤモンド」と呼ばれています。呪いのダイヤモンドが暗い中ぼんやりと赤く光っているのを想像すると、なんだか不気味ですね。 とはいえ、燐光性を示すダイヤモンドはほとんどありません。ですが今回のテーマである蛍光性を持つダイヤモンドの数は、ダイヤモンド全体の約25~35%ほどです。珍しいことに変わりはありませんが、時々は見られるくらいの珍しさですので探しみてもいいでしょう。 1-2.ダイヤモンドが蛍光する理由 石が光ると聞くと、「なぜ光るんだろう?」「石が光るなんて不思議だなぁ」と思うかもしれませんね。 ダイヤモンドが光るのは、その結晶構造に由来します。ダイヤモンドは炭素という元素でできた物質です。炭素の周りの電子は蛍光の原因となる物質、つまりダイヤモンドの場合は紫外線に当たることで、通常とは違う動きをします。その電子が元に戻ろうとする時に生み出すエネルギーが発光して見えるのです。 といっても電子の動き自体が目に見えるわけではありませんし、理屈を知っても正直よくわからない人がほとんどだと思います。とにかくダイヤモンドは、まれに蛍光する石がある宝石だと思っておけばいいでしょう。 1-3.蛍光を見る方法 蛍光を示す宝石が何に反応するかはそれぞれですが、ダイヤモンドの場合は紫外線に反応して蛍光します。つまり紫外線を含む太陽光や紫外線ライトなどを当てると、ダイヤモンドが蛍光するのを見ることができます。とはいえ、屋外の明るいところでは蛍光しているのかどうかわかりにくいですよね。おすすめは暗い室内で、紫外線ライトの光をダイヤモンドに当てることです。 本当に珍しい燐光性を持つダイヤモンドは別ですが、ダイヤモンドの持つ蛍光という性質は光を当てなくなるとすぐに光らなくなってしまいます。そのため、室内をあらかじめ暗くしておいて、紫外線ライトを当てるとダイヤモンドが蛍光するのがわかりやすく見えますよ。 紫外線ライトは長波紫外線ライトと短波紫外線ライトという2種類があります。多くの蛍光ダイヤモンドは長波紫外線ライトで蛍光性を見せますが、一部のものは短波でのみ蛍光するものもありますので、価格などを見てどちらを購入するか決めてください。 また、紫外線ライトに多いのが、色のついた光を照射するライトです。光自体に色がついていると、ダイヤモンドの本来の蛍光のようすがわかりにくくなるのであまりおすすめしません。 蛍光性を持つ宝石はダイヤモンド以外にもたくさんあります。蛍光するかどうかで偽物の宝石を見分けられる種類のものもありますので、もしこれから宝石を集めたい、いろんな宝石を見てみたいと思っているなら、紫外線ライトを購入しても損にはならないと思います。 2.蛍光性のあるダイヤモンドの価値 実はジュエリーに使用される宝石そのものは、あまり資産価値が高いものではありません。その理由はさまざまですが、例えば安定的な需要が見込めないことや、宝石が本物か偽物かの見極めが難しいことなどが挙げられます。ですがそんな宝石の中でも、ダイヤモンドは唯一資産価値がある宝石と言っても過言ではありません。ダイヤモンドは世界的に有名で常に需要がありますし、鑑定書があればその価値は誰でもわかります。将来の資産としての価値を考えた時に、唯一おすすめできる宝石がダイヤモンドなのです。 ではそれが、蛍光するダイヤモンドの場合はどうなるのかを、この項では見ていきます。 結論から先に言うと、ダイヤモンドが蛍光するかどうかは、ダイヤモンドの価値には直接的には影響しません。ただし場合によっては注意しなければならないこともあります。その理由を詳しく見ていきましょう。 2-1.蛍光性はダイヤモンドの価値にほぼ影響しない 結論から言いますと、蛍光性はダイヤモンドの価値にほとんど影響しません。その理由は簡単で、蛍光するかどうかで、ダイヤモンドの見た目が変わることはほとんどないからです。 前の項で解説した通り、ダイヤモンドが蛍光する原因は目に見えない分子・電子レベルの結晶構造です。目には見えないので見た目にも影響しません。 ダイヤモンドの価値は「4C」という基準で決まります。4Cとは、Carat(カラット・重さ)、Cut(カット・輝き)、Color(カラー・色)、Clarity(クラリティ・透明度)の頭文字を取ったダイヤモンドの価値を決める国際的な基準です。その4つのCはどれも見た目の美しさを基準にしています。つまりダイヤモンドにおいては、美しさこそが価値なのです。もちろん歴史的背景などがその石自体の価値を上げることはありますが、それはごく一部のダイヤモンドに限られます。ほとんどの場合において、ダイヤモンドの美しさに影響を与えない蛍光性はダイヤモンドそのものの価値には影響しません。 2-1-1.【例外】ストロングブルーの蛍光に注意 蛍光性がダイヤモンドの価値に影響しないというのはGIA(アメリカ宝石学会)という4Cを提案したアメリカの権威ある宝石の鑑別機関の見解です。ところが一部のコレクターやショップなどは、蛍光がダイヤモンドの価値に影響を与えるという見解を示してます。 特によく言われるのが、強いブルーの蛍光を示すダイヤモンドです。蛍光性が「Very Strong Blue」、もしくは「Strong Blue」と記載されているダイヤモンドは、紫外線の影響ではっきりと強いブルーに蛍光します。この色に蛍光するダイヤモンドの中には「Oily(オイリー)」と呼ばれるものがあります。まるで油がかかったような、白く薄い膜があるように見えることがあるのです。これではダイヤモンドの美しさが損なわれてしまいますよね。4Cの評価でも、クラリティに影響すし、価値の低いダイヤモンドになってしまうと思われているのです。 また、逆に蛍光性がダイヤモンドの価値を上げるとされることもあります。ダイヤモンドは無色透明の石ですが、まったく無色透明のダイヤモンドは実は多くありません。多くのダイヤモンドはイエローやブラウンがかって見え、その程度によってカラーグレードが評価されるのです。最近はカラーグレードが高いダイヤモンドの産出量が減っていて、比較的手に入れやすいような価格帯のダイヤモンドの多くが、そういったカラーグレードの低いダイヤモンドです。ところがダイヤモンドの蛍光性は石自体の黄色みを隠すと言われて、かえって蛍光するダイヤモンドの方がよいとされることもあります。 これらの評価は、ただ単に「蛍光性があるから」「この色に蛍光するから」とダイヤモンドの価値自体に直結するものではありません。いくつかの要素が複雑に絡み合って、総合的に評価されるものです。そのため蛍光性自体がダイヤモンドの価値自体に影響を与えるとは言えないでしょう。 ですが、美しく感じるかどうかで価格が上下するのがジュエリーです。最終的には予算内で自分が良いと思ったものを購入するしかありませんが、ダイヤモンドの蛍光については、「そのように評価されることもある」ということは一応知っておいたほうがいいでしょう。 2-2.鑑定書に記載される蛍光性 宝石は、一目見ただけで誰もがその価値を判別できるというものではありません。そこで役に立つのが、ダイヤモンドの鑑定書です。 鑑定書とは、ダイヤモンドがどのように評価されるのか、どれほどの価値があるのかを客観的に、国際基準に基づいてきちんと調べた証明書です。ちなみに宝石に関する書類には「鑑定書」と「鑑別書」があります。鑑別書は宝石の種類を示したものですべての宝石につけることができますが、鑑定書はダイヤモンドのみに発行されるダイヤモンドの価値を記したものです。 鑑定書には4Cの評価の他にもさまざまなことが記載されています。そのうちのひとつが蛍光性についてです。蛍光性には強さと色がそれぞれあり、鑑定書にはそのどちらも書いてあります。 ダイヤモンドを購入する時には、まず自分の目で確かめてみるのが一番です。自分の気に入るダイヤモンドかどうか、じっくり観察してみてください。もしそのジュエリーを気に入ったら、ショップの人に鑑定書があるかどうか聞いてみましょう。鑑定書を見ることができれば、自分が見ただけではわからなかったいろんなことが書いてあります。その時に蛍光の欄も確認し、可能なら実際に蛍光するかどうか紫外線ライトで見せてもらうのが一番です。実物をじっくり見て、鑑定書を確認してから購入するようにしましょう。 3.ダイヤモンドの蛍光性の強さと色 ダイヤモンドの蛍光性と一言で言っても、どのダイヤモンドも同じように蛍光するわけではありません。蛍光性の強さと色はそれぞれ異なり、それがダイヤモンドの個性にもなるのです。この項ではダイヤモンドの蛍光性の強さと色について見ていきます。鑑定書の見方も解説しますので、参考にしてください。 3-1.蛍光性の強さ|None、Faintなど 蛍光性の評価基準には、4Cのように国際的な基準があるわけではありません。 たとえばGIAや日本国内で最大の宝石鑑別機関であるCGL(中央宝石研究所)では、蛍光性は5段階に分かれて評価されます。 ・None(ノン):まったく蛍光しない。 ・Faint(フェイント):わずかに蛍光する。 ・Medium(ミディアム):中程度に蛍光する。 ・Strong(ストロング):強く蛍光する。 ・Very Strong(ベリーストロング):とても強く蛍光する。 ダイヤモンドの取り扱いで有名なデビアス社によって設立されたダイヤモンド専門の研究機関であるIIDGRは蛍光性を4段階で評価します。 ・Negligible(ネグリジブル):無視しても良い程度の蛍光。 ・Slight(スライト):わずかに蛍光する。 ・Medium(ミディアム):中程度に蛍光する。 ・Strong(ストロング):強く蛍光する。 鑑別機関によって表記の仕方が異なるので違和感を覚えるかもしれませんが、実はこれは通常のことです。ダイヤモンドの4Cのように評価基準が定まっていることの方が珍しいことなんですよ。 ショップによっては、ダイヤモンドは蛍光しないほうが良いと考えてこだわって仕入れているところもありますし、逆に個性的な蛍光性を好んで使用してあるジュエリーもあります。どちらが良い、悪いというわけではなく好みの問題なので、自分の好きな方を選んでください。 3-2.蛍光性の色|ピンク、イエローなど ダイヤモンドの蛍光は、強さもですが色もさまざまです。濃いブルーや淡いブルー、イエロー、オレンジ、ピンク、グリーン、ブルーグリーンなど、表記もそれぞれ違います。その中でも現在もっとも多いのは、ブルーに蛍光するダイヤモンドです。色の違いは窒素分子の数や構造の差により生じます。 ダイヤモンドが何色に蛍光するかは、必ず鑑定書に記載されるというわけではありません。例えばGIAでは蛍光の強さがMedium以上の時に、蛍光の色も合わせて記載されます。前述の「Strong Blue」とは、蛍光の強さが強く、色はブルーに蛍光するダイヤモンドという意味です。もし蛍光の強さがNoneの時はもちろん、わずかに蛍光するFaintの時でもその色は鑑定書には書かれませんので、知りたければ自分で紫外線ライトを当てて確認するしかありませんね。 4.【FAQ】蛍光ダイヤモンドのよくある質問 最後に、蛍光ダイヤモンドのよくある質問にお答えします。 蛍光ダイヤモンドは全体の25~35%程度です。普段ダイヤモンドを購入する時にも、蛍光性に注目する人は少ないでしょう。ですが逆に考えれば、蛍光性に注目したダイヤモンド選びをすることで、他の人とは違うワンランク上のダイヤモンドを選ぶことができるかもしれません。 心から納得できるダイヤモンドを選ぶためにも、蛍光ダイヤモンドの疑問を解決しておいてください。 4-1.蛍光ダイヤモンドは太陽光で光る? 蛍光物質にはさまざまな種類があり、蛍光する条件もそれぞれ異なります。その中でダイヤモンドが蛍光するのは、紫外線が当たっている時です。つまり、紫外線を含む太陽光でも蛍光ダイヤモンドを光らせることはできます。 ただし、太陽光が当たる場所は明るいため、蛍光していてもはっきり確認するのは簡単ではありません。蛍光の強さがStrongやVery Strongと評価された石であれば、屋外でも見える可能性はありますが、確実とは言えないでしょう。また室内で太陽光を当てる場合、窓ガラスがUVカット仕様だと紫外線が弱まり、蛍光が見えにくくなります。蛍光をしっかり観察したいなら、紫外線ライトを使い、暗い部屋で照らすのがおすすめです。 4-2.蛍光ダイヤモンドは評価が低いの? ダイヤモンドを探していると、ショップによっては「蛍光ダイヤモンドは取り扱っていません」と案内していることがあります。そうした表示を見ると、「蛍光ダイヤモンドは良くないものなの?」と不安に感じてしまいますよね。結論から言うと、蛍光ダイヤモンドだからといって、必ずしも品質が悪いわけではありません。ただし、蛍光の強さがVery Strong BlueやStrong Blueと評価されている場合、まれに白い膜がかかったように見える「オイリー」と呼ばれる状態になることがあります。 この状態では透明感が損なわれ、評価が下がることがあるのです。一方で、蛍光によって個性的に見えると感じる人や、カラーの弱点が目立ちにくくなると考える人もいます。最終的には、自分の目で見て納得できるかどうかが大切ですね。 4-3.蛍光性ありと蛍光性なしのダイヤモンド、どっちを選んだらいい? ダイヤモンドは人気の高い宝石なので、ショップには同じデザインの商品が複数並ぶこともあります。そうなると重要になるのが、石そのものの品質です。まずは可能であれば鑑定書を確認し、国際的な基準である4Cを比べてみましょう。 それでも大きな差がない場合は、蛍光性に注目してみてください。鑑定書の「蛍光性(Fluorescence)」の欄を確認し、蛍光する石であれば実際にどんな光り方をするのか見せてもらうのがおすすめです。蛍光性に良し悪しの基準はなく、最終的には自分がきれいだと感じるかどうかが大切です。たくさんのダイヤモンドを見比べて、自分に合った一石を選んでくださいね。 5.まとめ 今回は、ダイヤモンドの蛍光性についてご紹介しました。無色透明でキラキラと強く輝くダイヤモンドは、多くの人にとって憧れの宝石ですよね。同時に、ショップで見かけたり実際に購入したりする機会も多い、身近な宝石でもあります。そんなダイヤモンドですが、紫外線に反応して蛍光する性質を持つことは、あまり知られていません。太陽光や紫外線ライトによって、ダイヤモンドが光るようすを見ることができます。 ダイヤモンドの蛍光性は、石の価値に直接影響するものではありません。蛍光するからといって、必ずしも見た目が悪くなるわけではなく、石によっては魅力が増すと感じる人もいます。最終的にそのダイヤモンドに価値があるかどうかは、自分が好きかどうかという点に行き着くでしょう。高価なダイヤモンドが、必ずしも自分にとって価値のある一本になるとは限りません。長く使い続けられるかどうか、自分が本当に気に入るかどうかを大切にして選んでくださいね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/bluediamond-stonemeaning/ https://estime.co.jp/column/diamond-cut/ https://estime.co.jp/column/diamond-difference/

1月の誕生石として有名なガーネット。ガーネットを知っている人や見たことがある人、購入したことがあるという人は少なくないでしょう。ですが、ロードライトガーネットという宝石についてはいかがですか?もしかしたら名前すら聞いたことがないかもしれません。 ロードライトガーネットは、ガーネットの一種です。19世紀の終わり頃に見つかったばかりの、歴史の浅い宝石なのでまだ知名度はありませんが、とても美しい宝石です。 今回はまだあまり有名ではない美しいガーネット、ロードライトガーネットをご紹介します。ロードライトガーネットについて詳しく知れば、ガーネットのイメージが変わるかもしれませんよ。 1.ロードライトガーネットとは ロードライトガーネットはガーネットの一種です。……といっても「ガーネットはガーネットでしょ?」と思う人もいるかもしれません。ガーネットといえば、濃い赤色の宝石とだけ思っている人も多いと思います。ところが実は、ガーネットには赤以外にもオレンジやイエロー、グリーンなど、さまざまなカラーバリエーションがあるのです。 ガーネットはケイ酸塩鉱物という種類の鉱物です。同じケイ酸塩鉱物でありながら、科学的な成分が少しずつ違うものがガーネットの仲間とされます。その仲間の数は、なんと16種類。ですがそのすべてが美しい宝石というわけではありません。 16種類あるガーネットのうち、宝石質のガーネットの仲間は6種類。そしてその6種類のガーネットは大きくふたつに分けられます。赤色系のガーネットであるパイラルスパイトグループとグリーン系のガーネットであるウグランダイトグループです。 赤色系のパイラルスパイトグループは、パイロープガーネット、アルマンディンガーネット、スペサルティンガーネットの3種類。紫がかった赤色のロードライトガーネットは、パイロープガーネットとアルマンディンガーネットのちょうど中間の成分のガーネットです。 ロードライトガーネットの魅力を知るために、まずはロードライトガーネットがどんな石なのか、基本情報や産地などといった情報を詳しく見ていきましょう。 1-1.ロードライトガーネットの基本情報 気品ある薔薇のような、熟したブドウのような紫がかった赤色が魅力のロードライトガーネットは、知名度の高いガーネットの中でも、実はあまり知られていない存在です。 ロードライトガーネットは、パイロープガーネットとアルマンディンガーネットの中間にあたる石で、成分の違いによって深紅に近い赤や紫がかった赤など、幅広い表情を見せます。世界各地で産出され供給も安定しているため、価格は比較的手頃で、ジュエリーでも数万円ほどで購入できることが多い宝石です。 それでも知名度が低い理由には、1880〜90年代に発見された比較的新しい宝石であることや、「ガーネット=濃い赤」というイメージが長く定着していた背景があります。 1-2.ロードライトガーネットの産地 ロードライトガーネットの産地はなどです。 最初にロードライトガーネットが見つかったのはアメリカのノースカロライナ州。この時に見つかった紫がかった赤色のガーネットは、見た目の美しさから当時一気に注目を浴びました。ところが、最初にロードライトガーネットが見つかったアメリカの鉱山は、20年ほどで枯渇。ロードライトガーネットは一時的に供給不足に陥ってしまいます。アメリカの他の鉱山では現在もロードライトガーネットが産出されていますが、この時ほどの産出量はありません。 しかしその60年ほど後、ロシアやタンザニアなどの国でロードライトガーネットの大規模鉱山が発見されました。それ以来、ロードライトガーネットは再び市場に供給されるようになったのです。現在ではアメリカやロシア、タンザニアだけでなく、ブラジル、スリランカ、インド、マダガスカルなど世界各地でロードライトガーネットが産出されています。特にスリランカやタンザニアでは美しく品質の良いロードライトガーネットの産地として有名ですよ。 1-3.ロードライトガーネットは1月の誕生石 ガーネットは1月の誕生石として有名ですよね。では、ロードライトガーネットも1月の誕生石なのかな?と気になる人も多いでしょう。結論から言うと、ロードライトガーネットもガーネットと同じく、1月の誕生石にあたります。 誕生石とは1月から12月まで、それぞれの月を象徴する宝石のこと。日本では1958年に19種類の宝石が誕生石として定められ、ガーネットはその時からずっと1月の誕生石です。2021年には誕生石の種類が追加されましたが、1月だけは増えることなく、50年以上にわたってガーネットが唯一の誕生石となっています。 誕生石はその月のお守りのような存在で、1月生まれの人だけでなく、1月に身につけるすべての人を守ってくれる石といわれています。 2.ロードライトガーネットの効果と石言葉 美しい宝石を身につけると、それだけで華やかな印象になりますよね。パーティーや式典などの場所にはジュエリーが欠かせません。もちろん普段何気ない日でも、お気に入りのジュエリーを身につけるとそれだけでなんとなく楽しい気持ちになります。朝出かける時の憂鬱な気持ちをちょっとだけ軽くしてくれるので、そのためにジュエリーを身につける人もいるでしょう。 ですがジュエリーを身につける理由は、それ以外にもあります。 宝石や鉱物などの天然石と呼ばれる石は、その多くが長い時間をかけて地球上で作られます。そのため地球の大きなエネルギーを受けていて、身につけたり近くに置くことでそのパワーを受け取ることができると信じられているのです。天然石はスピリチュアル的なパワーを持っていて、「パワーストーン」とも呼ばれます。石自体がパワーを持っていると信じられているからです。 石の持つ効果を得るために、パワーストーンとして天然石を身につけているという人も少なくありません。この項ではロードライトガーネットのパワーストーンとしての効果と石言葉についてご紹介します。 2-1.ロードライトガーネットの石言葉 宝石や鉱石にはそれぞれ石言葉または宝石言葉と呼ばれる、その石を象徴する言葉があります。花には花言葉があるように、石には石言葉があるのです。石言葉の多くはその石の歴史や伝説、色から受けるイメージなどで決まります。 ガーネットの石言葉は「情熱」「勝利」など。そしてガーネットの中でも特にロードライトガーネットだけの石言葉は「不変の愛」です。 ガーネットの赤い色合いは、燃える炎を連想させますよね。燃え上がる情熱の炎のイメージから、「情熱」という石言葉になったのかもしれませんね。また赤色は、血の色でもあります。古くは戦場に行く戦士がガーネットを身につけていると、血を流さずにすむとも言われていました。そのことから勝利という石言葉になったのでしょう。 ロードライトガーネットの濃い紫がかった赤色の色合いは、強い意志を感じさせます。ふわふわした気持ちではない、揺らがない「不変の愛」という言葉は、ロードライトガーネットにぴったりです。 2-2.ロードライトガーネットの効果 ロードライトガーネットは、身につける人にさまざまな影響を与えると言われています。 特に持ち主の内面に効果があると言われていて、ストレスを軽減するパワーストーンです。 上品な色合いのロードライトガーネットは、見る人の気持ちを落ち着かせます。小さなことでイライラしたり落ち込んでしまう人は、ロードライトガーネットがおすすめです。 またロードライトガーネットは、持ち主の内面を強くしてくれる石でもあります。自分の意志を曲げず、周囲からの圧力に負けない強さを与えてくれるパワーストーンです。持ち主に自信を与え、目標に向かって突き進むための勇気を与えてくれます。周囲の意見を聞き入れることも時には必要ですが、流されてばかりで後悔してしまうこともありますよね。優柔不断で他人に影響を受けすぎてしまう人は、ロードライトガーネットを身につけてみてください。特に大事な決定をする時、自分の意見を相手に伝えたい時に、ロードライトガーネットがあなたを支えてくれるでしょう。 また、ロードライトガーネットは持ち主にインスピレーションを与えるパワーストーンでもあります。持ち主の感受性を高め、さまざまなことを感じ取れるようになれるので、クリエイティブになりたい人におすすめです。今までになかったようなアイデアが浮かぶかもしれませんよ! 2-3.ロードライトガーネットと相性の良いパワーストーン パワーストーンは1種類だけで身につけても問題ありませんが、組み合わせることで見た目が華やかになり、効果の相乗も期待できます。ただし、どんな石でも合うわけではなく、相性を考えることが大切です。 恋愛や結婚運を高めたいなら、ロードライトガーネットとアメジストの組み合わせがおすすめです。アメジストは「真実の愛」を象徴し、運命の出会いを引き寄せるといわれる石。その出会いを「不変の愛」へと育ててくれるのがロードライトガーネットです。 また、仕事や学業で結果を出したい人には、ルビーとの組み合わせが向いています。情熱と行動力を与えるルビーに、心を整えて本来の力を引き出すロードライトガーネットが加わることで、目標達成を力強く後押ししてくれるでしょう。 3.ロードライトガーネットの価値基準 ジュエリーショップに行くと、同じ種類の宝石でも高いものと安いものがありますよね。同じ石なのに、ジュエリーショップで売られているものもあれば、ストーンショップで安く並んでいるものもあります。その違いを決めているのが、宝石の「品質」です。 ジュエリーとして使われるのは、産出された石の中でもごく一部の高品質なものだけ。ジュエリーには向かなくても、十分に美しい石はパワーストーンとして加工されます。宝石の価値を判断する基準は「重さ」「色合い」「透明度」「カット方法」の4つ。この基準をロードライトガーネットに当てはめながら、価値の見方を見ていきましょう。 3-1.重さ 石の重さは、もっともわかりやすい価値の基準です。他の価値基準が同じ石がある時、重いほうと軽いほうを比べると重いほうが価値があります。 宝石の重さは「カラット」という宝石の重さを表す専用の単位であらわされます。1カラットは0.2グラムです。広告などでよく「〇カラットのダイヤモンド!」などと書いてあることがありますよね。そのイメージからカラット数=大きさと思われていることが多いですが、厳密に言うとカラット数は大きさでなく重さです。ほとんど同じように感じるかもしれませんが、宝石は同じ重さでもカットの仕方で形が変わります。形が違うと見た目の大きさも違うので、カラット数だけを鵜呑みにするのではなく、宝石自体を自分で見てどのようなジュエリーか確認してください。 3-2.色合い 色合いは宝石の価値を語る上で欠かせない基準です。多くの宝石は色が濃く、鮮やかなものが希少で価値が高いとされます。さらに、その時代ごとに供給量の違いや流行などが異なり、その時々でも価値が変わります。ロードライトガーネットも例外ではありません。ロードライトガーネットは薔薇のような鮮やかな赤色が基本ですが、その色合いは石ごとに微妙に異なります。明るいピンクや赤色の石もあれば、紫に近い色もあり、同じロードライトガーネットなのに、と驚くかもしれません。 以前は明るいパステルカラーの物が流行していましたが、近年は濃い紫色を帯びたロードライトガーネットが人気で、高値で取引されます。色合いの好みは人によるところも多いので、一番良いのは自分が気に入る色味の石を選ぶことです。ジュエリーは一度購入すれば数年、数十年もの長い間使用することができます。流行りに流されて購入してしまうと、購入後に後悔することになりかねません。そのようなことを避けるためにも、宝石を購入する前にはできるだけたくさんの石を見て選ぶことをおすすめします。 3-3.透明度 宝石の種類にもよりますが、透明度は石の価値に直結する大切な基準です。透明度とは、石そのものがどれだけ澄んでいるかに加え、内部や表面にクラック(傷)やインクルージョン(内包物)があるかどうかで判断されます。これらがあると、石の中にゴミが入っているように見え、美しさが損なわれてしまいます。 宝石は自然の中で成長するため、異物を取り込んだり、採掘の際に傷がついたりすることもあります。ロードライトガーネットは透明度の高い石として知られ、ジュエリーを選ぶ際はインクルージョンの有無をよく確認することが大切です。まれに針状の内包物を含む石もあり、淡く白っぽい印象になりますが、価値は低く評価されます。ただし、内包物が交差して「スター」と呼ばれる光を描くスターガーネットは希少性が高く、別格の価値を持ちます。 3-4.カット方法 宝石は、ジュエリーに使用されるような状態で産出されるわけではありません。石の種類やそれぞれの石の個性に合わせたカット方法を施されることで、美しくなるのです。石が美しくなるためにはどのようにカットするのがいいのか、長い歴史の中で人類は試行錯誤を重ねてきました。現代では石の特徴に合わせたさまざまなカット方法が開発されています。 ロードライトガーネットにもっともよく施されるのは、ファセットカットというカット方法です。ロードライトガーネットは透明度が高く、光を取り込んでキラキラと輝く性質があります。ファセットカットはその性質をもっとも活かせるカット方法です。たくさんの光を取り込み、石の中でたくさん反射させることで、ロードライトガーネットはより美しく輝きます。 ロードライトガーネットには、カボションカットが施されることもあります。カボションカットは丸みのあるドーム状のカット方法で、美しいインクルージョン「スター」を見るのに適したカット方法です。ファセットカットほどキラキラと輝くわけではありませんが、表面がつるりとしていて石の色が良く楽しめますよ。 4.【FAQ】ロードライトガーネットのよくある質問 最後に、ロードライトガーネットのよくある質問にお答えします。 ガーネットはとても奥深い石です。その中でもロードライトガーネットはまだその魅力をあまり知られていない石と言えるでしょう。とても良い石ですが、どのような特徴があるのかしっかりと知らないうちに購入すると後悔してしまうことがあります。 ロードライトガーネットのよくある質問を読んで、気になることは解消しておいてください。 4-1.ガーネットとロードライトガーネットの違いは何? ロードライトガーネットはあまり知名度も高くないので、名前を聞いてもピンと来ないという人も多いでしょう。ロードライトガーネットとガーネットの違いは何?と思う人もいるかもしれませんね。ロードライトガーネットはたくさんあるガーネットの中のひとつです。 つまり「ガーネット」はたくさんの種類を含む広い呼び名で、「ロードライトガーネット」はガーネットの仲間を細かく分けた内のひとつと言えます。 ショップなどでガーネットが並べられている時には、ただ単に「ガーネット」とだけ書かれていることがよくあります。もし漠然と「ガーネットがほしい」と思うなら気にすることはありませんが、「ロードライトガーネットが欲しい」と思うなら購入前に詳しい種類を確認した方が良いでしょう。 4-2.身につけているとお守りなどの効果はある? ロードライトガーネットはガーネットの一種なので、1月の誕生石です。1月生まれの人がガーネットを身に付けると、1年中お守りになってくれると言われています。また1月生まれ以外の人でも1月にガーネットを身につけることでお守りの効果があるそうです。 それ以外にもガーネットにはパワーストーンとしての効果があります。 ガーネットの効果は特に持ち主の精神面に影響します。持ち主の気持ちを落ち着かせ、ストレスをなくしてくれるのです。ガーネットを身に付けるとネガティブな感情がなくなるので自信が持てるようになり、自分の意志を貫いて新しいことにチャレンジできるようになるとも言われます。 さまざまな効果を持つロードライトガーネットを、うまく活用してくださいね。 4-3.ロードライトガーネットのおすすめの身に付け方は? 宝石にはさまざまな身に付け方があります。 指輪やネックレス、ブレスレットやイヤーアクセサリー。パワーストーンとしてはお守りとして持ち歩くこともあります。さまざまな種類があると、逆にどんなふうに身に付けたらいいか迷ってしまいますよね。 ロードライトガーネットのおすすめの身に付け方は、指輪です。パワーストーンの指輪は、つける指によっても効果が変わります。自分が今求めている効果によって、つける指を変えてみましょう。 達成したい目標がある時におすすめなのは、左手の親指です。左手の親指につける指輪は、信念を貫くサポートをしてくれると言われています。まさにロードライトガーネットの効果にぴったりです。 また、「不変の愛」という石言葉を持つロードライトガーネットは、左手の薬指につけるのもおすすめです。左手の薬指というと、婚約指輪や結婚指輪を付ける指。この指につける指輪は、愛や絆を強めてくれます。大切なパートナーに贈るプレゼントとしても、ロードライトガーネットはおすすめですよ。 5.まとめ 今回はロードライトガーネットについてご紹介しました。ロードライトガーネットはガーネットの一種で、薔薇や熟したブドウのような紫がかった赤色が美しい宝石です。供給が安定しているため価格も手頃で、数千円から数万円ほどでジュエリーを楽しむことができます。 また、気持ちを落ち着かせストレスを和らげるパワーストーンでもあり、「不変の愛」という石言葉の通り、愛情や絆を深める力も持っています。恋愛運を高めたい時や、目標に向かって頑張りたい時にもおすすめです。まだ知名度は高くありませんが、これから注目される存在になるかもしれません。ぜひ、その美しさを自分の目で確かめてみてください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/red-gems-best10/ https://estime.co.jp/column/what-garnet/ https://estime.co.jp/column/january-birthstone/
緑の宝石といえば、皆さんはなにを思い出しますか? エメラルドは、誰もが知る有名な宝石ですよね。どんなに宝石に興味がない人でも、エメラルドなら知っているという人も多いと思います。翡翠は日本でもなじみ深い宝石で、とても有名です。すぐには思い出せなくても、翡翠を知らないという人はあまりいないでしょう。 翡翠というと、「あぁ、あの緑色の石だね」とすぐに思うのではないでしょうか。 では、他にはなにがありますか? もう思いつかない!という人も多いかもしれません。宝石に詳しい人でなければ、あまりぱっとは思いつきませんよね。ですが緑色の宝石は、実はたくさんあります。例えば、サファイアやガーネットと言った有名な宝石にも、緑色のものがあります。その他にもジュエリーやパワーストーンとして、さまざまな種類の緑色の石があるのです。 今回は10種類の緑色の宝石をご紹介します。 同じ緑の宝石と言っても、たくさんの種類があり、見た目も効果もさまざまです。 この記事を読んで、自分の好みにぴったりな緑色の宝石を見つけてくださいね。 1.エメラルド エメラルドはダイヤモンド、ルビー、サファイアとともに「世界四大宝石」とも呼ばれる、世界で最も有名で、高価な宝石のひとつです。 緑の宝石の代表とも言えるエメラルドについて、まずは詳しく見ていきます。 1-1.エメラルドはこんな宝石 エメラルドはベリルという鉱物の一種です。ベリルは含有する物質によってさまざまな色になりますが、その中でも特に緑色のものをエメラルドと呼びます。 余談ですが、同じベリルの仲間には水色のアクアマリンや、ピンク色のモルガナイトも含まれます。エメラルドはアクアマリンやモルガナイトの兄弟とも言える石なのです。 ベリルにクロムやバナジウムが加わることで、私たちの知る美しいエメラルド・グリーンの宝石が誕生するのですが、これにはさまざまな奇跡のような偶然が重なる必要があります。 ベリルの元であるベリリウムは、通常地球の比較的浅い部分に存在します。それに対し、エメラルドになるためのクロムは地球の深いところにしかありません。両者が出会うのは大規模な地殻変動など、なんらかの偶然が起きた時です。もちろん、そう頻繁に起きるようなことではありません。 あるいは、地球の内部で長い時間をかけて堆積した岩石に、強い熱や圧力が加わった物の中に、ベリリウムやクロムが含まれていることがあります。その岩石のそばを偶然温かい水脈が通るとベリリウムやクロムが放出されて、エメラルドになることがあります。 エメラルドはそんな奇跡的な出会いから生まれた宝石なのです。 エメラルドはもともと、サンスクリット語で「緑の石」という意味の言葉、「marakata(スマラカタ)」と呼ばれていたそうです。 その後ギリシャでは「smaragdos(スマラグドス)」、フランスでは「esmeraude(エスメラルド)」と呼ばれ、今の「Emerald(エメラルド)」という名前になりました。和名では「翠玉(すいぎょく)」と呼ばれています。 エメラルドは歴史も長く、それぞれの時代や国で、いろんな呼ばれ方をしていたんですね。 1-2.今も昔も愛される緑の宝石 エメラルドは長い歴史の中で、さまざまな人に愛されてきました。 現在の南アフリカ、ペルーやボリビアのあたりにあったインカ帝国でも、エメラルドは特別な宝石として愛されていました。 エメラルドは不死や若さのシンボルとして、太陽神のへの供物になる特別な宝石でした。インカ帝国最後の王様が所有していた王冠は、24カラットの大きなエメラルドがメインに据えられ、442個のエメラルドで装飾された黄金の冠です。現在はアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されています。機会があったら見てみたいですね! もうひとり、エメラルドをとても愛用していたとして有名な人物が、エジプトの女王クレオパトラです。彼女は自分の瞳と同じ色だったエメラルドをこよなく愛していました。 クレオパトラは、自分専用のエメラルド鉱山を持っていたそうです。またエメラルドをアクセサリーとして身に付けるだけでなく、石をくだいてアイシャドウにしたとも言われています。この上なく贅沢な使い方ですね。 1-3.パワーストーンとしてのエメラルドの石言葉と効果 エメラルドはジュエリーとして身に付けるだけでなく、パワーストーンとしても人気の宝石です。 特に、5月の誕生石であるエメラルドは、5月生まれの人に人気があります。誕生石は、その月に生まれた人が身に付けるとお守りになると言われています。エメラルドは5月生まれの人が自分用にお守りとして購入したり、家族や親しい人からの贈り物としても人気です。 また石にはそれぞれ、その石をあらわす「石言葉」があります。花に花言葉があるように、石にも石言葉があるというわけです。 エメラルドの石言葉は「幸運」「幸福」「夫婦愛」などです。エメラルドは「愛の石」とも呼ばれるパワーストーンで、持ち主だけでなくその周辺にも愛情をもたらすとされています。「夫婦愛」という石言葉があるように、その愛情を長続きさせる効果があるとも言われていますので、夫婦間での贈り物にもぴったりです。 2.グリーンサファイア 多くの人が、サファイアというと青い宝石をイメージすると思います。ですが実はサファイアには、グリーンのものもあるというのをご存知ですか? ここでは珍しいグリーンサファイアについてご紹介していきます。 2-1.グリーンサファイアはこんな宝石 サファイアはコランダムという鉱物が元になっています。コランダム自体は無色の石ですが、そこにさまざまな物質が加わることによって、異なる種類の宝石に変わるのです。 例えば、コランダムにクロムが加われば、赤くなります。この赤い宝石が、ルビーです。 エメラルドにとってのアクアマリンと同じように、サファイアにとって、ルビーは兄弟のようなものなのです。 コランダムはクロム以外にも、さまざまな物質を含むことで色を変えます。その色は青だったり、ピンクだったり、グリーンだったりとさまざまです。赤以外のさまざまな色のコランダムはすべて、サファイアと呼ばれます。 サファイアと言えばブルーというイメージが定着してはいますが、実はサファイアはピンク、オレンジ、グリーン、イエローなど多くの色のバリエーションを持つ石なのです。 その中でもグリーンサファイアは、一般での流通量が少ないと言われています。 グリーンサファイアはコバルトを含んだコランダムです。瓶のボトルのように深い色の「ボトルグリーン」や淡い黄色がかった「ライムグリーン」など、同じグリーンサファイアでも違った色合いを楽しめるのが特徴です。 2-2.色合いによって価値が変わる サファイアは色合いによって価値が大きく変化します。 一番高価なサファイアは、最も有名で人気も高いブルーサファイアです。特に鮮やかな、コーンフラワーブルーと呼ばれる色合いは、ブルーサファイアの中でも最上級で、希少性も高く、なかなか入手できません。 次に価値が高いとされるのは、世界三大希少石のひとつであるパパラチアサファイアです。パパラチアサファイアはオレンジとピンクのちょうど中間の、美しいニュアンスカラーをしています。蓮の花の色とも、夕暮れの色とも言われる絶妙な色合いがとても人気のサファイアです。 グリーンサファイアはというと、あまり一般的な宝石でもないので、人気はそこまで高くありません。ジュエリーショップで偶然目にするという機会も少ないと思います。 ですが流通量が少ないだけに、いざ購入しようとすると少し苦労するかもしれません。 特に石全体に色ムラがなく、均一なグリーンの石は高価です。ただし品質にそこまでこだわらなければ、比較的安価で購入することもできるので、気になる方はぜひ探してみてください。 2-3.パワーストーンとしてのグリーンサファイアの石言葉と効果 サファイアは9月の誕生石ですので、グリーンサファイアももちろん9月生まれの人のお守りになってくれるでしょう。サファイアの石言葉として有名なのは「誠実」ですが、グリーンサファイアの石言葉は「清廉」「慈愛」です。同じサファイアなのに、石言葉が違うのはなんだか面白いですね。 グリーンサファイアは心を落ち着かせてくれるパワーストーンです。ストレスが溜まっていると感じている人や、今の環境に不満があって周囲にイライラしている人の心を、グリーンサファイアは穏やかにしてくれるでしょう。 悪縁を絶つ効果もあるので、現在の良くない人間関係を整理するのにも役立ちます。持ち主にとって良い影響を与える人間関係や環境が、自然とできていくでしょう。過去のトラウマを癒してくれる石でもあるので、どうしても忘れられずにつらい出来事がある人は、グリーンサファイアに頼ってみてもいいかもしれません。 3.グリーンガーネット サファイアといえばブルーというイメージがあるのと同じように、ガーネットと言えば赤い宝石だと思っていませんか?ですが実は、ガーネットにもグリーンの種類があります。しかもグリーンガーネットは一種類ではありません!奥深いグリーンガーネットについて、解説していきます。 3-1.グリーンガーネットはこんな宝石 ガーネットはとても仲間の多い宝石です。 ガーネットはケイ酸塩鉱物という鉱物なのですが、ケイ酸塩鉱物の実に16種類もの仲間がまとめて「ガーネット」と呼ばれています。先ほど、エメラルドとアクアマリン、サファイアとルビーは兄弟のようなものと言いましたが、ガーネットはその16種類が「ガーネットファミリー」「ガーネット一族」と呼ばれることもあります。 その一族の中にも色々な特徴を持つガーネットがあり、宝石と呼ばれるのは6種類のみです。6種類のガーネットはさらに、赤系のパイラルスパイトグループと、グリーン系のウグランダイトグループに分けられます。グリーンガーネットはこのウグランダイトグループのものというわけです。 ガーネットの語源は、ラテン語で種子という意味の「granatus(グラナタス)」か、果物のザクロという意味の「granatum(グラナトゥム)」だと言われています。母岩に小さな結晶がびっしりとついている姿が果物のザクロに似ていることが由来だと言われています。ザクロといえば赤色の果物ですし、やっぱり赤い石というイメージが強いです。 古来からガーネットが用いられてきた記録はあるのですが、やはりどれも赤い色のガーネットのことで、グリーンガーネットが知られてきたのはごく最近のことです。 特にグリーンガーネットの一種であるグロッシュラーガーネットは、1973年にティファニー社が「ツァボライト」という別名を付けて売り出したことで、一気に知名度を高めました。ツァボライトという名前があまりにも有名になったので、今では鑑別書に別名として記載されることもあるそうですよ。 3-2.グリーンのガーネットは2種類! 前述のように、ガーネットの中でもグリーンを発色するのはウグランダイトグループのものです。このウグランダイトグループには、グロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネットの2種類があります。 一般にグリーンガーネットと呼ばれ、流通量が多いのは、ツァボライトとも呼ばれるグリーングロッシュラーガーネットです。そもそものグロッシュラーガーネットはカラーレスの石なのですが、成長途中にバナジウムを取り込むことでグリーンに発色し、美しいグリーンガーネットになります。やはりこれも含有する物質で色を変える宝石で、鉄を含むとイエローやオレンジになることもあります。 もう一方のアンドラダイトガーネットは、鉄を含むガーネットです。グロッシュラーガーネットよりも希少で、あまり見かけることはないかもしれません。黒っぽいイエローやオレンジ色のものが多いのも特徴で、かつては「黒いザクロ石」と呼ばれていたこともあったそうです。 アンドラダイトガーネットの中でも特に美しいグリーンを見せるのが、デマントイドガーネット。「デマントイド」は「ダイアモンドに似た」という意味の言葉で、輝きの強いダイヤモンドに似ていると言われるくらい、美しく輝きの強いガーネットです。デマントイドガーネットは、取り込んだ光を分散して輝く「ファイア」と呼ばれる七色の光を見せます。機会があればぜひ見てみてくださいね。 3-3.パワーストーンとしてのグリーンガーネットの石言葉と効果 ガーネットは1月の誕生石として有名ですね。もちろんグリーンガーネットも、1月の誕生石です。 石言葉は「決断力」「導き」などです。ガーネットはもともと忍耐強さを持つパワーストーンと言われています。グリーンガーネットはさらに冷静な判断力を与える石なので、しっかりとタイミングを見極め、最適な決断をする手助けをしてくれるでしょう。 グリーンガーネットは「指導者の石」とも呼ばれています。人を指導するのはとても難しいですよね。そのような立場になると、悩んだり迷ったりすることも増えるでしょう。そんな時に力を貸してくれるのが、グリーンガーネットです。グリーンガーネットは持ち主の悩みに寄り添い、良い方向へと導いてくれます。 4.イエローグリーンのペリドット さわやかな黄緑色が特徴的なペリドットは、明るくかわいらしい黄緑色の石です。今ほど科学技術が発達していなかった時代には、エメラルドと間違われることもあったというペリドットについて、詳しく見ていきましょう。 4-1.ペリドットはこんな宝石 ペリドットはケイ酸塩鉱物の一種で、橄欖石(かんらんせき)とも呼ばれます。この橄欖石というのは、地球でもっとも多い鉱物と言われているほど、よくある石です。中学や高校の授業で習ったという人も多いのではないでしょうか。 地球の表面は絶えず動いています。その動きに乗った橄欖石が地上に来るまでのあいだに冷やされてできるのがペリドットです。ただしその大部分は、私たちが目にする前に砕けてしまいます。そのせいで、ペリドットは小粒のものが多いそうです。 マスカットのようなさわやかな色合いのペリドットは、長い間エメラルドと間違われてきました。というより、科学技術で成分などを細かく判別できない時代においては、緑色の石はなんでもエメラルドだったのです。エメラルド好きで知られるクレオパトラのコレクションにもペリドットは混ざっていましたし、フランスの皇帝ナポレオンが妻であるジョセフィーヌに渡したエメラルドのネックレスも、のちにペリドットだったことが判明しています。 古代ギリシャやローマの人々はペリドットをトパーズと呼んでいたという話もありますし、ややこしいですね。 ペリドットの名付けに関してははっきりしたことはわかっていません。宝石という意味のアラビア語「Faridat(ファリダット)」や、ペルシア語で美しい妖精という意味の「Peri(ペリ)」、フランス語で不透明という意味の「peritot(ペリトット)」など、多くの語がペリドットの由来ではないかと言われています。和名は「貴橄欖石(きかんらんせき)」です。 4-2.「太陽の石」「夜のエメラルド」とも呼ばれるペリドット エメラルドに間違われたり、トパーズと呼ばれたりと色々あったペリドットですが、多くの人に愛されていたことは間違いありません。 ペリドットは古くは「太陽の石」と呼ばれていました。 宝石にはインクルージョンと呼ばれる内包物が含まれることがあります。インクルージョン通常は少ないほうが良いとされますが、ペリドットに含まれるインクルージョンには、その美しさゆえに、かえって石の価値を高める種類のものもあります。 そのひとつが、丸い蓮の葉のように見えるインクルージョンです。これを含むペリドットは「リリーパッドペリドット」と呼ばれます。「サンスパングル(太陽のきらめき)」とも呼ばれるこのインクルージョンを含んだペリドットは、太陽神が人間にもたらした特別な宝石だと考えられていました。 またペリドットは少ない光源でもキラキラと輝くことから、中世の貴族の間では「夜のエメラルド」と呼ばれていました。現在のように明るい光源がたくさんあるわけではない時代には、輝きの強いペリドットは夜会につけていくのにぴったりな宝石だとありがたがられていたそうです。 4-3.パワーストーンとしてのペリドットの石言葉と効果 ペリドットは8月の誕生石で、石言葉は「平和」「豊穣」などです。ペリドットの明るいグリーンは穏やかさの象徴と言われています。また豊かな緑が豊穣を意味するとも言われている、持ち主に恵みをもたらす石です。 古くから「太陽の石」と呼ばれていたペリドットは、マイナスをプラスに変えるパワーを持っています。持ち主を明るく照らしてくれる石なので、どうしてもネガティブに物事を考えてしまう人や、積極的になりたいと願っている人にぴったりです。 「平和」という石言葉もあるように、周囲の人間関係を整えてくれる石でもあるので、友人や知人、家族、職場の人間関係に悩む人にも、ペリドットは力を貸してくれるでしょう。ポジティブな気持ちで相手に向き合うことができるようになるので、お互いに信頼や愛情を深めることができます。 5.翡翠(ヒスイ) 翡翠は奈良時代から装飾品として用いられていた石で、日本の国石にも定められています。翡翠に関して詳しくなくても、なんとなく身近に感じているという人も多いのではないでしょうか。 5-1.翡翠はこんな宝石 英語で「Jade(ジェイド)」、中国語で「玉(ぎょく)」と呼ばれる翡翠には2種類あります。硬玉(こうぎょく)とも呼ばれる「ジェダイド」と、軟玉(なんぎょく)とも呼ばれる「ネフライト」です。この2種類はどちらもJade、つまり翡翠なのですが、日本で現在翡翠とよばれているのは硬玉、ジェダイドの方だけです。 ジェダイドとネフライトはもともとは同じ石だと思われていましたが、18世紀に入ると科学時技術の発展により、まったく違う石であることが判明しました。見た目にはそっくりで、一見見分けることは難しいですが、石そのものの性質や、硬さもまったく違います。 翡翠は緑色のイメージが強いですが、実際には白・黒・青・オレンジなどさまざまな色があります。その中でも最近人気なのが、薄紫色のラベンダー翡翠です。特に欧米では人気の翡翠になりつつあります。 とはいえやはり価値が高いとされるのは、美しい緑色の翡翠です。 そのなかでも特に「琅玕(ろうかん)」と呼ばれる透明度が高くとろみのある質感の翡翠が、最高級品とされます。琅玕は鮮やかで濃いグリーンでありながら、透明度が高くインクルージョンも少ないごく一部の限られた翡翠のことです。 身分の高い人が特に愛したと言われる琅玕は、「インペリアルジェイド」「翡翠の王様」とも呼ばれます。 5-2.日本でも身近な宝石 キラキラ輝く宝石は、なんとなく外国のイメージが強いかもしれませんが、翡翠は古くから日本人の生活にも深くかかわってきた宝石です。 翡翠の産地として有名な新潟県の糸魚川周辺では、縄文時代の遺跡から勾玉に加工された翡翠が見つかっています。日本は世界最古の翡翠加工の発祥地と言われており、その後も古事記に翡翠の描写があったり、交易品されたりしていました。ところがなぜか奈良時代を最後に、日本人の翡翠使用の記録はぱったりとなくなってしまいます。 そのため長い間、日本では翡翠は取れない、以前の翡翠使用は中国からの交易品として手に入れたものだろうと考えられていました。 ところが1900年代に入り、新潟県で翡翠の再調査が行われ、翡翠が再発見されたのです。 2016年に翡翠は日本鉱物科学会によって日本の国石に指定されました。翡翠は現在でも新潟県糸魚川市など、複数の場所でまれに見つけることができます。そしてその一部は保護区であったり、私有地として翡翠が取りつくされることがないようにきちんと保護されています。 5-3.パワーストーンとしての翡翠の石言葉と効果 翡翠はエメラルドと同じく5月の誕生石です。ちょうど新芽が芽吹く頃なので、緑色の宝石は誕生石にぴったりですね。 石言葉は「財福」「長寿」です。翡翠は古来から日本だけでなく多くの国で長寿のお守りとして使用されてきました。縁起の良い石として健康を祈る人に用いられてきた石です。 翡翠は古来から中国で「五徳」をもたらす石とされてきました。 五徳とは立派な人間の持つ5つの長所のことで、人を思いやること、欲深くならないこと、礼儀を重んじること、知識と道義を持つこと、人を信じることです。 翡翠はこの5つの長所を高め、持ち主に人徳を与えるパワーストーンだと言われています。 人間的に成長したいと思っている前向きな人を、翡翠は助けてくれるでしょう。 6.アベンチュリン アベンチュリンは、石の中にキラキラと光る粒があるように見える、個性的な宝石です。他の宝石とは違う独特なきらめきはどのように作られているのか見ていきましょう。 6-1.アベンチュリンはこんな宝石 アベンチュリンはおおざっぱにいうと水晶の仲間で、アベンチュリンクォーツとも呼ばれます。水晶というと、透き通って向こう側を見通せる石をイメージするかもしれませんが、アベンチュリンは石の中にさまざまなものを含んでいますので、向こうが透けて見えるものはほとんどありません。 アベンチュリンの一番の特徴は、名前の由来にもなった「アベンチュレッセンス」とよばれるキラキラした内包物です。アベンチュリンはその成長過程で、鉄鉱石などさまざまな物質を内部に取り込みます。ごくちいさなそれらのインクルージョンが独特の輝きを見せるのが、アベンチュリンの特徴です。 アベンチュリンの和名は「砂金水晶(さきんすいしょう)」と言います。アベンチュレッセンスがまるで砂金のように見えることがわかる、良い名前ですね。見たことがない人もアベンチュリンをイメージしやすいのではないでしょうか。 6-2.アベンチュリン=インド翡翠 キラキラと輝くアベンチュレッセンスが特徴のアベンチュリンですが、中にはアベンチュレッセンスを持たないアベンチュリンもあります。そういったアベンチュリンは翡翠によく似ており、高価な翡翠の代用品として扱われることもありました。現在でもアベンチュリンには「インド翡翠」という別名があるほどです。 インド翡翠という別名はよく知られていますが、アベンチュリンは翡翠に比べると有名ではないので、インド翡翠という名前にしておいたほうが売れるという思惑のある業者もあるようです。 インド翡翠という名前で売られているアベンチュリンを本物の翡翠と勘違いして購入してしまったという話は、決して珍しくありません。「〇〇翡翠」という名前で売られている宝石には、充分注意してくださいね。 6-3.パワーストーンとしてのアベンチュリンの石言葉と効果 アベンチュリンの石言葉は「安眠」「精神安定」です。石言葉からもわかるように、強い癒しのパワーを持つとされ、持ち主を心身共に癒してくれます。アベンチュリンのきらめきが森林浴で浴びる木漏れ日のように感じられるからかもしれません。 どうしてもネガティブになってしまうのに、なかなかうまくストレス発散ができないという人には、アベンチュリンがおすすめです。眠る前にアベンチュリンを眺めて、気持ちを落ち着かせるようにしましょう。 7.グリーンアゲート(瑪瑙) グリーンアゲートは、多くの色を持つアゲートの中のひとつです。緑色の石に、美しく黒い縞模様が入っています。ジュエリーとしてよりは、天然石やパワーストーンとして目にすることの方が多いかもしれません。 7-1.グリーンアゲートはこんな宝石 アゲートは二酸化ケイ素鉱物という石で、石英の仲間です。この石には多くの色や特徴を持つ仲間がたくさんあります。有名なものだと、オニキスもアゲートと同じ二酸化ケイ素鉱物です。色もさまざまで、グリーン以外にも青や赤、紫、白い縞模様の入ったブルーレースアゲートなどもあります。 グリーンアゲートは、その多くが人の手により加熱されています。採掘されたときは赤や褐色のアゲートを加熱すると、緑色のグリーンアゲートになるのです。アゲートは日本でもわずかに産出されますが、日本では天然のグリーンアゲートはほとんどありません。グリーンアゲートがほしいと思ったら加熱する必要がありますが、加熱加工が加えられたからといって悪いアゲートかというとそんなことはありません。 グリーンアゲートを選ぶときは、加熱しているかどうかではなく、あくまで自分の好みかどうかで選ぶことをおすすめします。アゲートの名前は、アゲートが発見されたイタリアのシチリア島にある「achates(アカーテ)」という川の名前に由来していると言われています。和名は「瑪瑙(めのう)」です。もともとは馬の脳みそに似ているということから「馬脳」という字があてられていたそうです。 7-2.ジャスパーやカルセドニーとどう違う? パワーストーンに詳しい人は、ジャスパーやカルセドニーという石をご存知かもしれません。それらはアゲートととてもよく似ていて、どう違うのか、どうやって見分ければいいのかと疑問に思ったことも、もしかしたらあるかもしれませんね。 実際、アゲート、ジャスパー、カルセドニーは同じ石英の仲間で、とてもよく似ています。 見分け方は単純で、ずばり「見た目」です。 縞模様が入っていればアゲート、石が半透明ならカルセドニー、不透明ならジャスパーです。 とはいっても、実際はアゲートでも縞模様が薄くて見えづらかったり、あるいは小さくカットされたことで縞模様がまったくないアゲートもあります。 また、店によって分類の仕方が違ったりする場合もあるので、気になるようならお店に直接尋ねてみてください。 7-3.パワーストーンとしてのグリーンアゲートの石言葉と効果 グリーンアゲートの石言葉は「健康」「長寿」です。緑の宝石には多いですが、グリーンアゲートもヒーリングの効果を持っています。特にグリーンアゲートは外部から受けたダメージを癒す効果があるとされていますので、つらい別れを経験した時や、周囲の人からひどいことを言われた時などに使うと良いでしょう。孤独からの解放という意味も持っていますので、環境が変わったばかりで不安な時や、周囲の人と馴染めていないと感じる時にも効果的です。 また過去の体験がトラウマになってしまっている時にも、グリーンアゲートは持ち主を助けてくれます。 リラックス効果のある石なので、身に付けたり眺めたりすることでゆったりとした気持ちになり、時間をかけて持ち主を癒してくれるでしょう。 8.マラカイト マラカイトもグリーンアゲートと同じく縞模様の入ったグリーンの石ですが、グリーンアゲートとは違ういろんな特徴を持っています。その違いにも注目しながら見ていきたいと思います。 8-1.マラカイトはこんな宝石 マラカイトは一見するとグリーンアゲートとよく似ていますが、よく見るとその違いに気付くでしょう。 それは、縞模様の色です。グリーンアゲートは緑のアゲートに、黒い縞模様が入っています。ぱきっとした縞模様が特徴的なのがグリーンアゲートです。 マラカイトには、グリーンアゲートとは違って黒い線が入っていません。マラカイトは波のような緑色の濃淡が、縞模様に見えるのです。不思議な色合いの濃淡が美しく、じっと見ているとなんだか目が回るような感覚になる石です。 マラカイトの名前はギリシャ語で植物のゼニアオイを意味する「Mallow(マロウ)」だとも、やわらかいという意味の「Marakos(マラコス)」だとも言われており、はっきりしません。和名は「孔雀石(くじゃくいし)」です。マラカイトの美しい緑と、羽根を広げた時のように見える縞模様は、孔雀にそっくりですね。 8-2.マラカイトはお守りや虫よけにもなる? マラカイトは宝石として装飾具に加工される以外にも、さまざまな使われ方をされてきました。 宝石をお守りとして使うのは、よくありますよね。マラカイトも例外ではなく、特に目を守るお守りとして使われていたそうです。不思議なマーブル模様が目のように見えることもあったのかもしれません。 またマラカイトは柔らかいので、砕いて粉末にしたものを利用することもよくありました。絵具として用いられたり、珍しいところでは花火の着色剤としても利用されたそうです。 マラカイトは虫よけにも使われていました。 よくある昔ながらの言い伝えや迷信によるものではなく、マラカイトは銅を含むので、実際に虫よけとしての効果があったそうですよ。 8-3.パワーストーンとしてのマラカイトの石言葉と効果 マラカイトの石言葉は「病気治癒」「保護」「危険な愛」です。石言葉として「愛」はよくありますが、「危険な愛」は珍しいですよね。不思議なマーブル模様が、一筋縄ではいかない大人の危険な愛を連想させたのでしょうか。 マラカイトは洞察力をアップさせる石だと言われています。自分のこと、周囲のことによく気が付くようになり、その結果人間関係が良くなったり、仕事がうまくいったりする効果があります。また危険をうまく避けられるようにもなるので、トラブル回避にも役立つパワーストーンです。 9.クリソプレーズ クリソプレーズを初めて見た時、そのかわいらしい色合いとぷるんとしていてグミのようなおいしそうな見た目にとても驚きました。そんなクリソプレーズは、実はこれまでに紹介したある石の仲間なのです。 9-1.クリソプレーズはこんな宝石 クリソプレーズは半透明の緑色をしたかわいらしい宝石です。アップルグリーンと呼ばれることもあるその色合いは、まるでグミやゼリーのような不思議な魅力があります。 半透明のグリーンであるクリソプレーズは翡翠によく似ているので「オーストラリア翡翠」という別名があります。アベンチュリンも「インド翡翠」と呼ばれていましたね。緑で半透明や不透明の石は「〇〇翡翠」という別名を付けられがちです。ですがそのほとんどは翡翠とは何の関係もない、まったく別の石です。 クリソプレーズはオーストラリア翡翠という名前を付けられて、翡翠の代用品のように扱われたこともありますが、決して価値の低いものではありません。 18世紀にポーランドでクリソプレーズの鉱山が発見された時には、クリソプレーズが大流行しました。ですがすぐにその鉱山が枯渇してしまい、一時期クリソプレーズはとても高値で取引されていたそうです。 現在はオーストラリアで鉱山が発見され供給も安定したので、クリソプレーズは比較的安価で購入できる宝石です。ですがインクルージョンを含むものも多く、品質が良いものは変わらず高価で取引されています。 9-2.クリソプレーズはカルセドニーの仲間 クリソプレーズは石英の仲間です。さらに詳しく言うと、石英の中でもカルセドニー、グリーンのカルセドニーがクリソプレーズと呼ばれています。 カルセドニーはアゲートの項でも出てきましたよね。つまりアゲートとクリソプレーズは広く言えば仲間同士であると言えます。 クリソプレーズはさまざまな色があるカルセドニーの中でも特に少なく、さらにインクルージョンが少ない美しいものとなるとさらに希少です。 品質の良いクリソプレーズを見かけたら、ラッキーかもしれませんね。 9-3.パワーストーンとしてのクリソプレーズの石言葉と効果 クリソプレーズの石言葉は「豊穣」「自己実現」です。アップルグリーンの色合いが、豊かな実りを連想させたのかもしれません。クリソプレーズは自分を見つめなおすことができるパワーストーンとも言われています。現状を把握し、なりたい自分に近づくための手助けをしてくれる石です。 また、クリソプレーズはポジティブに一歩踏み出す勇気をくれるパワーストーンでもあります。ただがむしゃらに頑張るというよりは、ストレスをなくして自分や周囲の環境を整えてから、目標のために正しい道を歩くサポートをしてくれる石です。クリソプレーズのパワーを借りて、少しでも理想に近づけたらいいですね。 10.グリーントルマリン 最後にご紹介するのは、グリーントルマリンです。 トルマリンにはたくさんの色が存在しますが、その中でも一番有名なのがグリーントルマリンではないでしょうか。 10-1.グリーントルマリンはこんな宝石 トルマリンには「ない色はない」と言われるほど多くの色があります。多くの色を持つトルマリンは、さまざまな他の宝石に間違われてきました。赤はルビー、青はサファイア、そしてグリーントルマリンはエメラルド。科学技術で判別ができなかったのでしょうがないことですが、なんだか少し残念ですね。 トルマリンには他の石にはない特徴がひとつあります。 それは、石自体が電気を帯びているということです。その性質を利用して、トルマリンは昔掃除に使われていました。静電気でほこりが集まってくるのと同じ要領で、使用されていたのです。 とはいっても、トルマリンを持っているだけでしびれるとか、電気を感じるということはありません。ですが、トルマリンは電気を帯びた石なので「肩こりに効く」「健康に良い」という効能がうたわれ、多くの商品が販売されました。トルマリンを浴槽にいれる「トルマリン風呂」というのが流行したこともあったそうです。 トルマリンが電気を発しているというのは、確かなことです。ですがそれが人体に何らかの影響を与えるかどうかということに関しては、科学的には証明されていません。 10-2.バイカラートルマリンが人気! トルマリンはバイカラーの石も多く、その珍しい見た目で人気があります。 ひとつの石で2色が楽しめるのは、なんだかお得な気もしますね。 成長過程に周囲の環境や含有物が変化したりすることで、その不思議な石は誕生します。 よく見かけるのはグリーンとピンクのバイカラートルマリンです。 特に丸い石の中心部がピンク、外側が緑色のトルマリンはウォーターメロントルマリンと呼ばれます。スイカのような色合いがかわいらしく、インテリアにも良いですね。 10-3.パワーストーンとしてのグリーントルマリンの石言葉と効果 グリーントルマリンは10月の誕生石です。石言葉は「雄大」「平和」などです。大地のようなグリーンから、「雄大」という石言葉になったのかもしれません。 グリーントルマリンは取り繕ったり飾ったりしない、自然な自分を出せるようになるという効果があります。普段は遠慮したり、周囲に気を遣ったりしてありのままの自分を出せていないということはありませんか? グリーントルマリンは、どんな場面でも心を落ち着かせてくれる効果があります。心配しすぎな人や、つい自分を良く見せようとしてしまうひとにおすすめのパワーストーンです。 11.【まとめ】グリーンの宝石で心を癒そう 今回はグリーンの宝石10種類をご紹介しました。 誰もが知っている有名な宝石や、あまり名前を聞いたことのないような宝石までさまざまな宝石がありましたが、気になる宝石はありましたか? グリーンの宝石に共通しているのは、ヒーリングの効果です。 緑色を見ていると、何となく森や植物を連想して、心がほっとしますよね。森林浴をしようと思うと、普段の生活ではなかなか難しいかもしれませんが、お気に入りのグリーンの宝石があれば、いつでも石を眺めることができます。 ぜひ自分の気に入るグリーンの宝石を探してください。疲れた時、頑張りたい時、その宝石を見ると元気が出るような素敵な石が見つかるといいですね。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/emerald/ https://estime.co.jp/column/nephrite-gems/ https://estime.co.jp/column/what-is-jade/
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