2024年9月05日
【大人女子必見!】パールのアクセサリーが人気のブランドを大公開!
白く上品な輝きのパールは、奥ゆかしい日本人に似合う宝石だと言われています。フォーマルなイメージがあるパールですが、最近ではカジュアルな装いと組み合わせたりパールを使ったデザイン性の高いおしゃれなアクセサリーが人気です。
そこでこの記事では、人気のあるパールアクセサリーを展開しているおすすめのブランドをご紹介していきたいと思います。
お手頃な価格帯から真珠ブランドの本格的なジュエリーまで幅広くご紹介していきます。パールのアクセサリーの日常への取り入れ方やおススメのコーデもご紹介してきますので、是非最後までご覧になってみてください!
目次
1.アクセサリーに使用されるパールの種類4選!
「パール=真珠」は、海や淡水に生息する真珠貝の中から生まれます。異物を取り込んだ貝がその周りに真珠層を形成することで美しい珠が生み出される、まさに自然の贈り物です!
パールは天然素材のものなので、品質はピンからキリまで様々です。一般的に、真珠層の巻きが厚く、大きく丸く照りが美しいもの、キズやえくぼと呼ばれる凹凸が少ないことが良質な真珠の条件だと言われています。
パールにはいろいろな種類があるのをご存じでしょうか?ここでは人気のパールブランドにはどのようなパールが使われているのかを簡単にご紹介していきたいとおもいます。
1-1.アコヤ真珠
パールと聞くと、冠婚葬祭で身に着けるパールのネックレスやイヤリングを想像される方が多いのではないでしょうか?フォーマルな場で身に着けるパールののネックレスには、あこや真珠が使われていることが多いです。
アコヤ真珠はアジアを中心に生息するアコヤ貝から生まれます。日本の三重県や愛媛県、長崎県でとれる真珠は特に品質が良いことで有名で、世界的に見ても高い評価を得ています。
しっとりとした美しい照りが特徴のあこや真珠は、日本人にはピッタリのパールだと言われています。
1-2.南洋真珠
主にタヒチなどでとれるシロチョウガイやクロチョウガイ、マベ貝など大きいから生まれる真珠は南洋真珠(タヒチ黒蝶真珠・白蝶真珠)と呼ばれています。
ブラックやゴールドなど様々な色があり、珠が大きくて華やかなことが特徴です。丸い形だけでなく、イタリア語でいびつな真珠を意味する大粒のバロックパールなど、その存在感からファッション性の高いアイテムとして好まれています。
1-3.淡水パール
アコヤ真珠や南洋真珠が海に生息する貝から取れるのに対して、淡水パールは湖など淡水に生息するイケチョウガイなどから生まれます。
あこや真珠に比べると、照りが弱かったり丸いものが形成されにくいといわれています。湖など穏やかな環境で養殖できるため、あこや真珠と比べると低価格で手に入れることができます。
また、フォーマル感が薄れるので本物の真珠をよりカジュアルに楽しむことができるのも魅力です。
1-4.フェイクパール
上記の3つのパールは、貝が真珠層を形成することで生み出されるため本真珠と呼ばれています。それに対してレジンやガラスなど様々な素材によって、本物のパールのような見た目に仕上げたものはフェイクパールと呼ばれています。
一見本物のパールにみえますが、よくよく比べてみると重さの違いや真珠特有の深い照りの有無、キズ一つない表面などの特徴から見分けることが可能です。
高価で希少なパールをカジュアルに楽しみたいという夢を叶えてくれるのがフェイクパールです!
2.世界的人気を誇る日本の2大パールブランド
暖かくて穏やかな海や豊富なプランクトンなど、良質な真珠の育成条件が揃った日本の海域で生まれるパールは世界一美しいともいわれています。
そんな日本を代表する2大パールブランド「ミキモト」と「タサキ」について紹介していきます。
2-1.MIKIMOTO(ミキモト)
「MIKIMOTO/ミキモト」は1893年に、世界で初めて真珠の養殖に成功した日本のブランドとして有名です。
パールの美しさに魅せられた創業者 御木本幸吉の「世界中の女性を真珠で飾りたい」という思いは、今日のミキモトの作品にも引き継がれています。ミキモトの連のパールネックレスには、リボンの留め具とMIKIMOTOのMのチャームが飾られており、シンプルながらもキラッと光るMがチャームポイントとされています。
ミキモトには王道のネックレス以外にもデザイン性の高いネックレスがたくさんあります。シャープなラインのV CODE ネックレスも、シルバーのチェーンやランダムなボールとの組み合わせが珍しく、ミキモトらしい上品ながらエッジが効いたデザインが魅力です。
全体のわずか1割ほどにまで厳しく厳選されるミキモトのパールは、美しい珠と艶やかな光沢が特徴です。高品質なミキモトのパールネックレスは、Tシャツやハイネックのシンプルな装いを格上げしてくれるので、フォーマルから日常使いまで長く大切に使うことができそうです!
また、ミキモトのイヤーカフは女性のみならず男性からも支持されています。貝殻を思わせる二重のラインにパールが一粒施されたデザインは、シンプルながらもどこか中性的でひとつで個性が際立ちます。ピアスホールがない方も耳に引っ掛けるだけで身に着けることができます。
パールのネックレスは40万円台からと勇気がいる価格帯ですが、イヤカフならお値段3万円~と手が届きやすいのも魅力です。ミキモトのブローチ「幸福の木」は、伸びゆく木枝に真珠の珠があしらわれたデザインで半世紀以上も前から愛され続けています。最近ブローチを使ったコーデが流行りつつあることもあり、幅広い年代層から認知されているアイテムです。
入学式や卒業式などセレモニースーツの襟元にはもちろん、無地のニットの胸元につけたりと普段使いのシンプルなコーデがオシャレに早変わりします!
2-2.TASAKI(タサキ)
タサキは1954年に創業した日本を代表する真珠ブランドの一つです。
養殖が難しく絶滅の危機にあるとされていたマベ貝の養殖を研究・成功し、今日の真珠界に光をもたらした企業としても有名です。真珠の養殖からデザインまですべて自社一貫にこだわり続けているブランドです。
真珠層の”巻き”を何よりも重要視するタサキの真珠は、厳選された艶やかな光沢が特徴です。真珠の美しさに加え、革新的なデザインが印象的なタサキのパールジュエリーには、ひと目見て忘れられないデザインが豊富に揃っています。
出典:TASAKI
balance(バランス)はフラットなラインの上に、大きなパールが並んだアイコニックなコレクションです。中指に着けると両脇の指にかかるほどの存在感で、体の曲線に対して直線の均衡をもたらす不思議な浮遊感あるデザインです。ネックレスのラインナップもあり、シンプルな色のトップスに一本で身に着けるのがおすすめです!
出典:TASAKI
食虫植物からインスピレーションを得たdainger(デインジャー)も、ひと目見たら忘れられないアイコニックな作品です。艶やかに光るパールにトゲのデザインを掛け合わせ、ポップさと危うさを秘めた今までにないフォルムは、世界中の人の心を掴みました。ジュエリーを身に着けることで纏うことができるのは繊細な美しさだけではなく、強さや反逆心でもあるというジュエリーの常識を覆した前衛的な作品です。
リング・ネックレス・ピアスなど様々な商品が展開されています。人差し指と薬指にそれぞれデインジャーと他のリングを組み合わせて楽しんだり、ピアスとネックレス、リングなどデインジャーで揃えるコーディネートも素敵です。
もちろん「タサキ」ではシンプルな連のパールのアクセサリーも豊富に揃っていて、珠のサイズや価格も様々です。タサキのパールにも連のネックレスは50万円台から、シンプルなパールのネックレスやピアスは10万円前後から。まずはお手頃なアイテムからそろえてみるのもおススメです。
一般的にパールの連のネックレスの留め具にはシルバーを使ったものと18金やプラチナを使ったものがあります。パールの留め具に使われているシルバーはロジウムコーティングされているため比較的黒ずみづらいですが、18金やプラチナに比べて絶対に酸化しないという保証はありません。(私事ですが、母から譲り受けた30年以上前のシルバーのパールネックレスの留め具は未だに黒ずむことなくきれいな状態を保っています!)一方で18金やプラチナは通常のジュエリーと同様に変色することはまずないので、絶対に変色を避けたいという方は18金やプラチナを選ぶと良いでしょう。
ミキモトのパールは7mm以下の小さめのサイズから用意されているため、小柄な方や小さめがお好みの方にもおすすめです。一方タサキのパールは7㎜以上からの用意のためお値段も一回り高い傾向があります。7㎜以下のサイズに関してはプチパールという商品でアコヤ真珠と淡水真珠を組み合わせた連のネックレスが用意されているようです。
パールは数年をかけて大切に育てられる天然の素材のため、いつも希望の色味や珠の大きさの連に常が店舗やオンラインに用意されているとは限りません。たくさん試着をさせてもらって、色味やサイズの好みを確かめてみるのをおすすめします!
3.パールのアクセサリーが人気の海外ブランド
日本だけでなく海外にも素敵なパールのブランドがあります。海外のブランドも日本のアコヤ真珠を取り入れたりと、日本の真珠は世界中のブランドから愛されています。
3-1.YOKO LONDON(ヨーコ ロンドン)
出典:YOKO LONDON
1973年創業のヨーコロンドンは、創業50年を迎えたロンドンのパールブランドです。「Redefining Perls」をモットーに、パールのクラシカルなジュエリーとしての側面と、モダンで新しいパールジュエリーを再定義した作品を生み出しているブランドです。
主にオーストラリア近辺の南洋真珠を使って作るパールのアクセサリーは、9~16㎜と珠の径が大きく華やかなパールが得意なブランドです。しかし南洋真珠以外にも、連のパールなどには日本のアコヤ真珠が使われているため、決して日本人に大きすぎるということはありません。
様々なパールを使用したヨーコロンドンのパールアクセサリーは、クラシカルとモダンを融合した目にも楽しくデザインが豊富です。大粒の南洋真珠とバケットカットのダイヤモンドを重ね付けしているように見えるStarlightは、1本でロングとショートのネックレス2本を楽しめるデザインで、ボタンダウンしたシャツからヘルシーに覗かせるのがおすすめです。
ピンクのベビーパールをつかったsleekシリーズの指輪は、カラーパールならではの色味がなんとも言えない可愛さです。浅めのⅤとダイヤモンドの組み合わせが指をすっきりと長く美しく見せてくれます。しかし、ヨーコロンドンは国内に店舗がなく、国内で購入となると公式ホームページか海外の通販サイト経由、またはセレクトショップをあたるなどする必要がありそうです。
3-2.ALESSANDRA DONA(アレッサンドラ・ドナ)
出典:ALESSANDRA DONA
イタリアのパールブランド アレッサンドラ・ドナは、デザイナー自身の名を冠した比較的新しいジュエリーブランドです。運河と歴史的な建物の美しいイタリア・ヴェネツィア近郊で生まれ育ち、ヨーロッパやアジアを旅した彼女が手がけるジュエリーは、日本のパールブランドにも引けをとらない高いデザイン性が魅力です。
TIMELESSシリーズのMONO EARRINGは、チェーンを耳の上から下へひっかける斬新なデザインです。大きな南洋真珠が揺れる、シンプルながらも洗練されたデザインが印象的です。トゲのようなスタッズが生えたFRIDAY NIGHTシリーズは、TASAKIのデインジャーのようなエッジの効いたデザインが好きな方には間違いなく響くシリーズです。
南洋真珠の大きなグレーパールを使ったリングやピアスは、個性を演出できる特別なアイテムです。白のTシャツにセットアップのスーツなど、マニッシュな雰囲気にぜひとも取り入れたいアクセサリーです。
この他のシリーズ名にも「AROUND MIDNIGHT」「LOVE AFFAIR」「SECRET DATE」など愛着を持てそうな名前がつけられているのも魅力です。こちらのブランドも日本では販売しているところが少ないため、公式ホームページなどから見つける必要がありそうです。
4.お手頃価格が魅力的なパールアクセサリーブランド3選!
ここまでパール界のハイブランドをご紹介してきましたが、ここからはお手頃な価格から手に入る国内のデザイナーズパールブランドをご紹介していきたいと思います。
4-1.Perlish(パーリッシュ)
出典:Perlish
1976年から神戸で高品質のパールを作り続けているブランドPerlish。淡水パールを使った、デザイン性のあるおしゃれなパールアクセサリーがお手頃な価格帯から見つかります。
スパイラルコレクションは、ワイヤーが入った連のパールを首や手首に巻きつけて身に着けるシリーズです。パールの珠のサイズのグラデーションや、左右非対称なデザインが存在感を放ちます結婚式のお呼ばれドレスにこのスパイラルコレクションのネックレスを身に着ければ、シンプルな衣装が一気にスタイリッシュに華やぎます。こんなにおしゃれなのになんと10万円以下!シンプルなパールのネックレスとも差をつけられるとっておきアイテムです。
この他にも、前後でデザインの異なるフープコレクションのピアスは5万円以下などなど、セットで身に着けたくなるデザインが豊富に用意されています。
スタイリッシュでおしゃれな雰囲気に格上げしてくれるPerlishのアクセサリー。スーツや仕事着に合わせて日常使いにもおすすめです。
4-2.HIROTAKA(ヒロタカ)
出典:HIROTAKA
2010年にニューヨークで始まったHIROTAKAのジュエリーは、編集者やスタイリストなどファッション感度の高い人々の間で広まっていきました。自然や街で見つけた興味をインスピレーションの源に、都会的で洗練されたフォルムに落とし込んだシックな雰囲気が魅力のジュエリーブランドです。
HIROTAKAのの中でも人気が高いパールを大粒のキャビアに見立てたというBeluga(ベルーガ)コレクション。ゴールドの枠に一粒のパールとダイヤモンドが施されたイヤーカフはほんのり辛口な印象です。オニキスやマラカイトとの組み合わせなど、可愛いというよりはスタイリッシュでかっこいいデザインが魅力のブランドです。
デザイン性がありながらもシンプルなHIROTAKAのパールアクセサリーは、仕事ができそうなカッコいい大人なイメージから、オフィスカジュアルなどお仕事スタイルにはもちろん、夏にTシャツデニムスタイルにさらっとひっかけるように身に着けるのも素敵です。
スタイリッシュなデザインとパールにダイヤモンドと希少な素材を使いながら、ゴールドにK10を用いることで10万円以下と手の届きやすい価格帯を叶えています!
4-3.HASUNA(ハスナ)
出典:HASUNA
エシカルジュエリー HASUNA(ハスナ)は、ハスナのジュエリーに関わる全ての人や工程が幸福で、環境を乱すことなく手に届くまで美しいストーリーを語れるジュエリーを目指しています。質の良い淡水パールやアコヤ真珠を中心に選ばれたハスナのパールは、繊細で心の琴線に触れるような美しい作品を作り出しています。
HASUNAと聞いて思い浮かぶデザインといえば、優雅な曲線がおりなすluxe(リュクス)。ドレスの刺繍やレースや外国のタイルの柄を彷彿とさせる、透かしのなかに淡水ベビーパールが揺れるデザインです。大きくてデザイン性が高いのでお値段も高そうですが、実は大部分が18金コーティングのシルバーで出来ているので、なんと5万円以下とお手頃に手に入れることができます。マットな地金にしっとりとしたパールが美しく映えるデザインは、ドレッシーな装いや白いブラウスになどクリーンなスタイルに合わせたくなります。
また、あこや真珠を使ったアクセサリーも展開しています。bless(ブレス)は、愛媛県産のあこや真珠を使ったシリーズで、青空に浮かぶ雲がパールで表現されています。自然からの贈り物であるパールに敬意をこめた作品は、繊細な曲線を描くマットなゴールドとあこや真珠のしっとりとした美しさを楽しむことができます。このコレクションはK10ではなくK18で製作されているため10万円前後の価格帯です。
5.パールでも支持されるハイブランド3選!
ここからはラグジュアリーブランドのパールアクセサリーについてご紹介していきたいと思います。
5-1.Tiffany(ティファニー)
ティファニーにはパールのアクセサリーが豊富に用意されています。ティファニーのアクセサリーにはフレッシュウォーターパール(淡水パール)が使われており、ハイブランドで贅沢なデザインにも関わらず、(決して安くはありませんが)リアルバイな価格帯なのも魅力です!
個人的にすごくいい!と思ったのが、1920年代のティファニーの作品から着想を得たコレクション「ジーグフェルドコレクション」のパールラップネックレス。長さおよそ203センチのスーパーロングのパールネックレスを2重3重と贅沢に巻いて多彩なスタイリングを楽しむことができます。こんなに長いのにお値段は30万円台!(ミキモトやタサキでこの長さにしたらそれはもう大変な金額に)パールの形は真円ではなく、ひとつひとつ形が異なるところにも愛着が湧いてきそうです。
「ティファニーハードウェア」のパールフープピアスもおススメです。K18のハードウェアコレクションは平気で数百万円してきますが、スターリングシルバーとフレッシュウォーターパールの組み合わせなら20万円以下から手に入れることができます。
華麗に立ち向かうニューヨークの女性の精神を表現したというというハードウェアコレクションは、力強く美しいエレガンスを身にまとうことができます。パールが取り入れられることで、ハード過ぎることはなく、日常から素敵なディナータイムまでどんな場面でも身に着けることが可能になります。
5-2.CHANEL(シャネル)
出典:CHANEL
シャネルにはK18や本物の宝石を使ったファインジュエリーと、コスチュームジュエリーと呼ばれるイミテーション(偽物)の宝石やパールなどを使ったラインナップが存在します。パールを含めシャネルのアクセサリーは、コスチュームジュエリーの歴史とともにあるといえます。
21世紀当初、宝石といえば富と権力の象徴として富裕層のみが身に着けることができましたが、自由なファッションを楽しむことを重要視したココ・シャネルは、既成の概念に縛られることなくイミテーションのアクセサリーを積極的にファッションに取り入れました。黒の洋服にイミテーションのパールを幾重にも重ねるスタイルは、今もシャネルを象徴するスタイルとなっています。
シャネルのコスチュームジュエリーにはパールを取り入れたものがたくさんあります。ココマークが入ったコスチュームパールを使ったチョーカーをはじめ、ロングネックレスやペンダントなど、遊び心ある可愛らしいものばかり。今日のシャネルのランウェイでもパールのネックレスの重ね付けは定番であり続け、毎年新しいコスチュームジュエリーが登場しています。ファンシーカラーのツイードのジャケットを羽織り、長さの違うパールのネックレスを重ねて着けて歩けば注目の的です。
K18や本物のパールをつかったアクセサリーと比較すると、イミテーションにもかかわらずシャネルのアクセサリーはかなり割高な印象です。しかしシャネルのアイテムは二次流通や古いものでも高値で取引されるため、一般的なアクセサリーに比べて価値が下がりにくいと考えられます。
また時代を超えるデザイン性から、流行に関わらず長く愛用できるのもポイントです。さらにイミテーションパールは本真珠のように変色等の劣化がおきにくいため管理も楽です。ファッション性のあるデザインでパールのアイテムを探している方には、シャネルは意外な狙い目といえるかもしれません。
5-3.CHAUMET(ショーメ)
出典:CHAUMET
ショーメのパールアイテムには、安価なものはなく本格的な貴金属や宝石を使ったジュエリーです。
世界中のジュエラーの中でも指折りの歴史の長さを誇るショーメは、ナポレオンの時代から宝石商を続けています。ナポレオンの妻に敬意をこめた「ジョゼフィーヌ」は、ティアラやエングレット(ヘッドアクセサリー)をモチーフにしたVのラインが美しいコレクションです。
ダイヤモンドパヴェにあこや真珠を並べてセットしたジョゼフィーヌのリングは、ショーメのなかでも最も人気なコレクションの一つです。最高品質のダイヤモンドとあこや真珠に、プリンセスのティアラを彷彿とさせる、うっとりするほど上品なデザインが魅力です。
お値段はリングで70~80万円台からと決して安くはありませんが、一度は身に着けてみたいと思わせる素敵なデザインです。ジョゼフィーヌにはネックレスやブレスレット、ピアスやティアラなど様々な商品が展開されているので、将来の候補にぜひとも挙げてほしいパールジュエリーとしてご紹介させていただきました。
6.まとめ
日本のブランドから海外ブランドまで、幅広い価格帯でおすすめのパールのアクセサリーをご紹介してきました。日本のあこや真珠は海外のハイブランドでも最高のジュエリーをしつらえるのに選ばれるほど高い品質を誇ります。
MIKIMOTOとTASAKIは、日本の誇る2大真珠ブランドです。ここの真珠を選んでおけば間違いないと言えるでしょう。デザイン性が高くお手頃なアクセサリーも用意されているので、パールのアクセサリーを探すならまずはここから検討してみるのがよさそうです。
海外ブランド YOKO LONDONとALESSANDRA DONAは、淡水パールやあこや真珠にはできない大粒のパールや高いデザイン性が魅力です。しかし現物を見たり店舗に足を運ぶことが難しいところがネックになりそうです。
日本のデザイナーズブランドは、淡水パールを中心に比較的手が届きやすい価格帯ながらもデザイン性が高く、オンとオフ、日常からオケージョンまで気軽に本物のパールが身に着けられるのが魅力です。
ハイブランドのパールアクセサリーは、ティファニーではシルバーとウォーターパールの組み合わせによって、ハイブランドながらも価格とデザイン性が理想的なバランスを叶えるアイテムも少なくありません。シャネルはコスチュームジュエリーとして、ショーメは本格的なジュエリーとしてそれぞれ異なる魅力がありました。
シンプルな連のネックレスは、普段のニットやTシャツに取り入れるだけで、ガラッと品のあるきれいめな印象に変化します。良いパールを選んだら、フォーマルな場面だけでなくぜひ日常にも取り入れてみてください。
使ったあとには、柔らかい布で汗や汚れを拭きとることで美しさが長持ちします。
お気に入りのブランドは見つかりましたでしょうか?パールのアクセサリーを選ぶうえで少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。