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2023年7月14日

18金と24金は結局どう違う??特徴から選び方まで徹底解説

金は古来よりその美しさと希少性から、人々に高く評価されてきました。特に、ジュエリーやアクセサリーとして使用される18金と24金は、その純度と品質により異なる特性と価値を持っています。しかし、これらの違いを具体的に理解している人は少ないかもしれません。

この記事では、「18金と24金の違い」に焦点を当て、それぞれの特性、価値、そして選び方について詳しく解説します。また、「18金と24金、どちらが高いのか?」という疑問にも答えていきます。金の品質を理解することは、ジュエリー選びにおいて非常に重要です。あなたが自分自身のために、または大切な人へのプレゼントとして金製品を選ぶ際の参考になれば幸いです。

1. 18金・24金それぞれの特徴について

そもそも18金、24金とはよく聞くけれど、実際説明出来る方は少ないのではないでしょうか。

大きな違いとしては「金の純度」が関係しています。金の純度は少し聞きなじみのない24分率という割合を用いて表されています。24金は純度99.9パーセント以上の純金で、18金は純度75パーセント。残りの25パーセントはほかの金属を配合して作られる合金として扱われています。

ここでは、18金、24金の詳しい違いを理解するためにそれぞれの特徴を紹介していきたいと思います。

1-1.K18/18金

18金の数字は金の純度を表す単位で、Karat(カラット)の頭文字である「K」を用いて表現されます。前述した24分率という割合で表され、K18は24分の18。つまり75%の純度を持つ金製品のことを指します。残りの25%はその他の金属が含まれていて、この他の金属には銀や銅などが含まれ、金属の比率によって18金製品自体の色合いを変えることができるカラーゴールドを作ることができるのがK18の特徴の1つです。

18金は、その硬度と耐久性からジュエリーやアクセサリーによく用いられます。純金は非常に柔らかいため、形を保つのが難しく細かい加工には向いていなく、日常的に使用するには傷つきやすいという欠点があります。これに対して18金は、他の金属が混ざることで適度な硬さを持ち、ジュエリー・アクセサリーとしての形状を作ることができます。また、色合いも豊かで、黄色のイエローゴールド、白色のホワイトゴールド、ピンク色のピンクゴールドなど、他の金属の配合により様々な色合いの18金が存在します。

18金のジュエリーは、その美しさと耐久性から幅広い年齢層に人気があります。特に結婚指輪やエンゲージリングなど、一生に一度の特別なイベントの日のためのジュエリーとして選ばれることが多いです。また、日本で製造された18金製品は「K18」、海外製造の金製品は「18K」と表記に違いがあります。Kが後についている金製品は通称「あとK」と呼ばれています。

しかし、18金は純度が100%ではないため、価格は24金よりも低くなります。そ日常的に使用するジュエリーとして購入するのであれば18金がオススメです。

1-2.K24/24金

24金は、金の最高純度を示します。金の純度は、金以外の金属の含有量によって決まり、24金は、金以外の金属を一切含まない金製品。つまり99.9~100%の純金を指します。

24金の主な特性として挙げられるのは以下の2点です。

・非常に柔らかく加工がしやすい。
・耐食性があり酸化しにくい。

これらの特性は、24金が工芸品や投資商品として広く利用される理由の1つです。また、その美しい黄色は、古くから多くの文化で美と富を象徴せれています。しかしながら、加工がしやすいという特性は裏を返せば、傷がつきやすく変形しやすいということ。24金の使用例として最も一般的なのは、インゴット(金塊)や金貨などの投資アイテムないしコレクションアイテムです。

24金が人気なのは、純度の高さと美しさ、そして金そのものが持つ価値が大きな理由の1つであると考えられます。24金は最高純度の金であるため、その価値は非常に高いとされています。また、その美しい輝きは高級感と豪華さを象徴し、多くの人々を魅了しています。さらに、金はインフレや経済の不安定さから資産を守るヘッジとしての役割も果たせるものとなっています。金製品を投資目的で購入する場合は、24金がオススメです。

2. 18金と24金の明確な違い

前述させていただいた特徴を踏まえた上で、18金と24金には大きく分けて5つの違いがあるといえます。ここからは、18金と24金は実際どこが違うのか。わかりやすく且つ徹底的に解説していきたいと思います。

2-1.18金と24金の違い:純度の割合

前述させていただいた内容と重複してしまいますが、18金と24金の大きな違いは純度にあります。24金は純度100%の金で、金以外の金属を一切含まない最も純粋な形の金です。そのため、24金はその美しい黄色と独特の輝きで知られています。

一方、18金は75%の金と25%の他の金属からなるため、その色合いは混ぜられた金属の種類と比率により異なります。例えば、銅が多く含まれると18金はより赤みがかった色合いのカラーゴールドを作ることができます。

2-2.18金と24金の違い:光沢と色

24金と18金は変色のしやすさでも違いがあり、24金は酸化が起きにくい物質でもあります。純金なので、その他の金属の影響を受けることはなく、錆びや腐食が起きる可能性も極めて低い金属です。酸化や錆びの心配がないことは、変色のしにくさに大きく関わっています。物質としての希少性が高いだけでなく、長期的な保存に耐えることができ、美しく輝き続けられる点も24金の特徴の1つとなっています。

18金は純度75パーセントという多くの金を使っているといえど、24金ほどの耐腐食性や耐錆性はありませんので、空気に触れると徐々に酸化が始まります。動画配合されている割合が多い場合などは変色の可能性が高くなってしまいます。

また、24金はその純度からくる独特の黄色で、その色は他のどの金属とも比べ物にならないほど鮮やかな色合いです。実際の色味を言葉で表すとオレンジがかった黄色。山吹の花のような色合いになっています。一方、18金の色は混ぜられた金属の種類と比率により、様々な色調のカラーゴールドを作り上げることができます。

ちなみに、代表的なK18カラーゴールドとしては以下の通りです。

YG/イエローゴールド

刻印 割り金 割材割合
K18YG 銀、銅 25%

黄色の主張が強い金となります。18金は黄金色に近いものの、イエローゴールドはより落ち着いた色味で、文字通り黄色に見えるのが特徴的です。純金に最も近い色合いを持ちながらも、合金ならではの耐久性も持ち合わせている両方のメリットを兼ね備えています。

WG/ホワイトゴールド

刻印 割り金 割材割合
K18WG 銀、銅、パラジウム 25%

金の純度がやや低く、シルバーやプラチナと似た色合いが特徴的な白っぽい見た目。アクセサリー・ジュエリーの定番素材であり、その美しい風合いと着用する人を選ばない色味から高い人気があります。アクセサリーの作り方によっては合金にロジウムコーティングを施し、通常のホワイトゴールドよりも白く見せているものもあります。

PG/ピンクゴールド

刻印 割り金 割材割合
K18PG 銀、銅、パラジウム 25%

薄いピンク色を帯びた合金です。イエローゴールドよりピンクがかった色味で、その可愛らしい色味からジュエリー・アクセサリーに多用されます。

特に女性からの人気が高く、かわいらしい印象を与えつつもロマンティックな雰囲気を演出できます。イエローゴールドやホワイトゴールドと比較すると銅の割合が多くなっているので、変色を起こしやすいことから、使用後はアクセサリーケースに入れたり、皮脂を優しく拭き取ったりと、保管方法やメンテナンスに気を使っての使用をオススメします。

2-3.18金と24金の違い:硬さ

金の硬度は、前述した純度にもかかわっていて、純度の高いものほど金特有の柔らかさがあり、傷や変形がしやすくなります。その特性ゆえに、24金そのものは耐久性を重要視されるような金属部品、金属製品(ジュエリー、アクセサリーなど)に使用することにあまり適しているとは言えません。金を含む、工業物質の硬度はビッカース硬度(ビッカース硬さ)という数字で、「HV」という単位で表されています。一例として世界でもっとも硬い物質といわれるダイヤモンドは7,140~15,300HV程度。

24金はわずか22HVと言われていますが、24金よりも混合物が多い18金の場合は、全体の25%に金以外の金属が含まれていますので、硬さは約40HV〜170HVと、24金よりも安定的な硬度が確保できるものとなっています。24金は熱による耐久度を高くする処理を行っても、約50HVまでしか高めることができません。上記のことから、24金と18金の耐久度には加工の仕方にもよりますが2~7倍程度の差があります。

2-4.18金と24金の違い:価格

金の価格は社会情勢やほかの市場とのバランスによって常に変動しているものとなっています。需要が上がれば価格は上がりますし、需要が減ると価格は落ち込んでいきます。24金はそのほとんどが金でできている純金のため、1グラムあたりの価格をそのまま参考にすることができます。一方、金の純度が99%以下の金に関しては、合金の配合の割合によって価格が決まります。

直接金を取引する場合は基本的に1グラム単位での重さの取引となりますが、金でできたジュエリーなどは金以外の素材や宝石、デザイン性なども加味して価格を決定しますので、一概に金自体の値段が下がったからと言って18金アクセサリーなどの価格が比例して下がるとは言い切れません。

素材として汎用性の高い18金のアイテムには有名ブランドの製品も数多く、ブランド物としての価値や市場での流通の状況、需要があるかどうかなども考えなくてはなりません。

2-5.18金と24金の違い:比重

18金と24金は、一定体積を占める量を表す「比重」にも大きな違いがあります。18金における比重は14.84~16.12g/c㎥(グラム米立方メートル)に対し、24金19.13~19.51g/c㎥。つまり、同じ大きさのアクセサリーでも、24金の方が重いことがわかります。この24金の値を最大値として、比重の数値は小さくなっていきます。実際に金のインゴット(金塊)を持ってみると、見た目以上にずっしりとした重量感を体でも感じ取ることができ、その重さに驚く人も多いといわれてるほどです。

ちなみに、別の金属を一例として挙げると、鉄の比重は約8g/c㎥とされます。24金は約19g/c㎥なので、24金は鉄よりも2倍以上重いことがわかります。一方で、18金はパラジウムなどの金属を25%含んでいて、金の割合が少なくなるため、24金に比べて軽く感じられるのです。

3. 18金と24金を購入する場合の選び方

ここまでは、18金と24金の違いについて書かせていただきました。
では結局、18金と24金はどっちがいいのか?と疑問を持っていいる方のために購入する場合の選び方についてご紹介させていただきたいと思います!

3-1.使用目的で判断する

24金は金そのものの高い価値をもっていますが、加工するのに適していない特性からジュエリーやアクセサリーとして購入するのはお勧めできません。耐久性を要求される金属製品にも不向きなことから、観賞用の食器・置物・金貨・インゴッドなどの投資用アイテムとして使用することをオススメします。

一方で18金の用途はとても広く、アクセサリー・ジュエリーはもちろん、貴金属や宝飾品の部品に使用したり、チェーンやフレームに使ったりと、24金よりも難しい加工を必要とする自由な使い方が可能です。このことから、アクセサリーやジュエリーなどのファッションアイテムとして使うのであれば、18金をオススメします。

ちなみに少し話はそれてしまいますが、18金は歯科治療にも適していて、クラウン(かぶせ物)やインレーなどに使用されます。ちなみに、耐久性が高いといえど強い力で嚙み合わせるとすり減りが出てくる可能性も高いというのが少しネックな点だと考えられます。

3-2.予算に見合った選び方

2つ目は価格を考慮し予算に合った選び方。前述の通り、24金は純度が99.9~100%の純金であるため価格は18金よりも高くなります。18金は純度が75%で残りの25%は他の金属と混合されています。これにより、18金の金製品は24金のものに比べて価格が抑えられています。

資産価値のある24金は市場でも高額で取引されることが多くあります。安定資産として価値が高い24金は金貨やインゴットなどの「投資アイテム」と呼ばれているほど資産としての立ち位置を確立しています。現金とは違った信頼できる資産として持つ投資家の方も多くいます。インゴットは世界のどこに行っても現金に交換できるのが魅力です。

18金は24金に比べると資産価値は24金よりは低くなりますが、18金は比較的安価なため市場に出回りやすく手に入れやすいのが特徴になります。ブランド物としての価値や市場での流通の状況、需要があるかどうかなども考慮に入れ、価格が決まっていきます。合金であるため24金と比較すると金の含有率が低いので資産価値としては少し低くなります。

したがって、予算に応じて自分に合った金を選ぶことができます。

3-3.金製品の見た目を考慮して選ぶ

スタイルも重要な要素です。24金はその独特の深い黄色が特徴で、豪華な印象を与えます。金本来の輝きを求める方は24金を選ぶといいでしょう。一方、18金は前述の通り他の金属と混合されている合金のため、色調が多様で、ローズゴールドやホワイトゴールドなど、さまざまなスタイルのジュエリーに適しています。

金本来の輝きを求めるも良し。様々な色合いを楽しむのも良し。どちらにせよ、金製品の楽しみ方には人それぞれ好み違いがありますので、自分に合った楽しみ方を考慮して選んでみるのをオススメします。

3-4.耐久性を比較して選ぶ

耐久性も重要な選択基準となります。24金は非常に柔らかく、傷がつきやすいという特性があります。これは、24金が純金であるため、他の金属と混合されて硬度を上げることがないからです。18金は他の金属と混合されているため、24金よりも硬く、傷がつきにくいです。したがって、頻繁に身に着けるジュエリーを選ぶ際は、18金の方が適していると言えます。

保管方法なども後述させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

3-5. アレルギーなどの自分の体に合った選び方

金属アレルギーは、人間の肌に金属が触れたときに汗や水滴で金属イオンと呼ばれる物質が溶け出してアレルギー反応を起こしてしまうというものです。

24金はイオン化傾向が非常に低い金属のため、純金であればすぐに金属アレルギーを引き起こす可能性は極めて低いです。18金のように、混合物が入っている合金はイオン化傾向の小さい金属が含まれている場合があります。たとえば銀・銅・ニッケルは代表的な合金ですが、このうちもっともイオン化する可能性が高い物質はニッケルと言われています。

合金素材のなかでも白い色に光る「ホワイトゴールド」はその特徴的な色を表現するためにニッケルが含まれており、このニッケルの割合が多いものほどイオン化する可能性が高くなるため、金属アレルギーの可能性が高くなると考えられます。

4.18金と24金のケア方法と保管方法

18金と24金のジュエリーは、その美しさと耐久性から非常に人気があります。しかし、これらの貴重な金属を最高の状態で保つためには、適切なケアが必要です。

18金は、他の金属と混合されているため、比較的硬く、日常的な使用に耐えることができますが、それでも適切なケアが必要です。24金は純金であり、最も柔らかい金属の1つです。そのため、18金とは違った特別な注意が必要です。

18金と24金のジュエリーのケア方法や保管の仕方についてのヒントとアドバイスを紹介させていただきます。

クリーニングの仕方

18金のジュエリーは、温かい水と中性の石鹸で優しく洗うことができます。洗った後は、柔らかい布で拭き取るなどして乾かします。24金のジュエリーは、非常に柔らかいため、優しく洗う必要があります。硬いブラシや強い洗剤は避け、代わりに柔らかい布と温かい水を使用し、優しくクリーニングをします。

保管方法

18金のジュエリーは、他のジュエリーから分けて保管することがオススメです。これは、スクラッチや摩擦を防ぐためです。

24金のジュエリーは、他のジュエリーから分けて、柔らかい布で包んで保管することをオススメします。これは、24金が非常に柔らかいため、他のジュエリーによって傷つけられる可能性があるからです。

これらのケア方法を守ることで、18金と24金のジュエリーは長持ちし、その美しさを保つことができます。

5.18金と24金の価格比較

金の価格は、その純度によって大きく変動します。純度が高いほど価格も高くなります。ここでは、18金と24金の価格の違いについて詳しく見ていきましょう。

24金の方が18金よりも価格が高くなるのは自然なことです。しかし、それだけではなく、他の要素も価格に影響を与えます。

18金と24金の価格差は、主に金の純度と製造コストによって基本的に決まります。金の純度は、その金が含む金の量を示します。24金は純金であり、金の含有量が100%です。一方、18金は75%の金と25%の他の金属(銀や銅など)から成り立っています。金の純度が高いほど、その価値も高くなります。したがって、24金は18金よりも価値が高いと言えます。しかし、純度だけが価格を決定するわけではありません。製造コストも大きな要素です。

18金は他の金属と混ぜることで硬度が増し、ジュエリー・アクセサリーとしての耐久性が向上します。このため、18金の製造過程は24金よりも複雑で製造コストの増加につながっています。また、18金のジュエリーはデザインや加工が施されやすいため、その分のコストも価格に反映されます。

市場価格も価格差に影響を与えます。金の価格は世界的な金市場で決まり、経済状況や需給バランスによって変動します。24金はその価格変動に直接影響を受けますが、18金は製造コストやデザイン価値など他の要素が価格に影響を与えるため、24金とは異なる価格動向を示すことがあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、18金と24金の違いについて語らせていただきました。

18金は汎用性の高さから、あらゆるジュエリーや製品に幅広く使われています。素材によってはアレルギーの心配がありますが、資産としての価値は十分に高いです。24金は純金ならではの価値と美しさを保持できる素材で、汎用性は18金に劣るものの、現金以外に保有しておきたい投資資産のひとつです。

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