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ベル&ロスの記事

高級時計は、単なる道具ではありません。その一本が語るのは、ブランドの歴史であり、職人の技術であり、そして持ち主の価値観そのものです。とはいえ、名の知れたブランドが数多くある中で、「どの時計が本当に格が高いのか」を判断するのは、簡単ではありません。価格や人気だけでは見えてこない、ブランドの“本質”がそこにはあります。 そこで本記事では、5つの観点から、世界の高級時計ブランドを完全オリジナル版として総合的に格付けしました。2026年最新版のTOP30として、読み応えのある内容でお届けします。これから時計選びを始める方も、すでに一本お持ちの方も。このランキングを通して、時計ブランドの“格の違い”を感じていただければ幸いです。 1.高級時計の「格付け」を決める5つの要素 出典:ROLEX どのブランドが上で、どのブランドが下か――。 そんな単純な比較では語れないのが、高級時計の世界です。ブランドごとに個性があり、価値観も人それぞれ。だからこそ“格”という視点で見つめ直してみることも大切です。 ブランドが歩んできた歴史や技術的な裏付け、世間での認知度や資産としての安定性、そして身につけたときに感じるステータス性など、さまざまな観点から総合的に判断する必要があります。ここでは、ランキングを構成する基準として設定した5つの評価要素について、それぞれの意味と重要性を詳しく解説していきます。 ①:歴史 時計ブランドの格を語るうえで、“いつから存在しているか”は欠かせない視点です。創業から100年以上の歴史を持ち、王侯貴族や著名人に愛されてきたブランドには、時代を超えて受け継がれてきた物語と風格があります。 歴史が長いブランドほど、独自の哲学や技術を守り続けており、それ自体が信頼の証でもあります。時計づくりにおける真摯な姿勢と伝統が、ブランドの“格”を確かなものにしているのです。 ②:知名度 知名度は、ブランドの“社会的認知度”を測る指標です。街中や雑誌、映画などで自然と目にすることが多いブランドは、それだけ多くの人に支持され、浸透している証といえます。 ただ有名なだけでなく、“憧れ”として語られる存在であるかどうかも重要なポイント。高級時計の知名度は、時にブランドのステータスや信頼性にも直結するため、格付けにおいても無視できない要素です。 ③:技術力 どれだけ優れたムーブメントを自社で開発し、どれほど精緻な仕上げを施しているかも格付け要素のひとつ。技術力は、時計の内側に宿る“真価”を示すものです。トゥールビヨンや永久カレンダーなどの複雑機構を手がけるブランドはもちろん、シンプルながら精度にこだわるブランドも高く評価されます。 見た目の美しさと並び、内部の設計や製造にどれだけの手間と技術が注がれているかは、時計ブランドの本質的な“格”に直結します。 ④:資産価値 高級時計は単なる趣味の品ではなく、資産としての側面も持ちます。特に人気モデルは市場で価値が安定しており、時には購入価格以上で取引されることも。中古市場やオークションでの相場、ブランド全体のリセール力などを踏まえると、その時計が“持っていて安心できる価値”を備えているかが見えてきます。 価格変動の少ないブランドほど、信頼され、資産価値の高い存在として格付けにおいても優位となるのです。 ⑤:ステータス性 最後に重要なのが“ステータス性”。これは、身に着けた際に自然とにじみ出る“格の高さ”そのものです。社会的地位や感性をさりげなく示し、「この時計を選んでいる人ならきっと…」と周囲に印象を与える力を持つブランドは、単なる高級品以上の価値を持ちます。 控えめながら確かな存在感。誰もが振り返る派手さではなく、“わかる人にはわかる”という信頼と誇りが、真のステータス性を生み出しているのです。 それぞれのブランドがどのような強みを持ち、どの要素で高く評価されているのか。次章では、これら5つの指標をもとに、2026年最新版の高級時計ブランドの格付けランキングTOP30をご紹介していきます。 2.高級腕時計ハイブランドの格付けランキングTOP30【2026年最新版】 本ランキングでは、「歴史・知名度・技術力・資産価値・ステータス性」の5つの評価軸をもとに、ブランドを総合的に格付けしました。各ブランドの個性と背景にも触れながら、時計選びの参考としてもお楽しみいただける内容になっています。 それでは、2026年最新版の高級時計格付けランキングを見ていきましょう。 ※本ランキングは、歴史や技術力、ステータス性など5つの観点をもとにオリジナル版として独自に評価したものであり、一般的な市場ランキングとは異なる視点で構成しています。 1位:パテックフィリップ 出典:patek philippe 🏆格付け1位: 総合評価:5.0 / 5.0 本記事にてご紹介する高級時計の格付けランキング1位は言わずと知れた“時計界の頂点”。創業1839年、スイス・ジュネーブに本拠を構えるパテック フィリップ。歴史、技術、知名度、資産価値のどれをとっても世界最高峰の存在です。永久カレンダーやミニッツリピーターなど複雑機構の分野で圧倒的な地位を築き、愛好家からも絶大な信頼を得ています。中古市場でも資産価値は極めて高く、“一生モノ”として名実ともにトップに君臨するブランドです。 2位:オーデマピゲ 出典:Audemars Piguet 🏆格付け2位: 総合評価:5.0 / 5.0 格付け2位に選ばせていただいたの高級時計ブランドはスイスのジュラ山脈に拠点を置くオーデマピゲ。 1875年の創業以来、自社一貫製造を守り続けてきた名門です。特に1972年に発表された「ロイヤルオーク」は、ラグジュアリースポーツウォッチの原点として時計史に名を刻みました。大胆で力強いデザインと、比類なき技術力が融合したモデルは、富裕層を中心に高い支持を獲得。ステータス性、芸術性、独自性のすべてにおいて、他を圧倒する存在感を放っています。 3位:ヴァシュロン・コンスタンタン 出典:Vacheron Constantin 🏆 格付け3位:総合評価:4.9 / 5.0 格付けランキング第3位は、1755年創業という長い歴史を持ち、世界最古の時計ブランドとして知られるヴァシュロン・コンスタンタン。クラシカルで上品なデザインと、超複雑機構の製造において高い評価を得ており、世界中の時計愛好家から支持されています。とくに、芸術性と精度を兼ね備えた「パトリモニー」や「オーヴァーシーズ」などのコレクションは、一度は手にしてみたいと憧れる人も多いはず。希少性や格式を重視する層に根強い人気があり、資産性やブランド力においてもトップクラスです。 4位:ロレックス 出典:ROLEX 🏆 格付け4位:総合評価:4.9 / 5.0 世界中で圧倒的な知名度と信頼を誇るロレックス。今回は「資産価値」が圧倒的に高いという点から格付け4位に選ばせていただきました。1905年創業以来、耐久性と実用性を追求したモデルを展開し、「腕時計の完成形」とも評されるブランドです。デイトナやサブマリーナといった人気モデルは、正規販売店での入手すら困難なほどの需要を誇り、中古市場でも高額で取引されています。資産価値の高さはもちろん、装着したときの満足感や安心感も別格。ステータスシンボルとしても名高く、まさに“万能型”の高級時計ブランドといえるでしょう。 5位:ブレゲ 出典:BREGUET 🏆格付け5位: 総合評価:4.9 / 5.0 アブラアン=ルイ・ブレゲによって18世紀後半に設立され、時計史に数々の革新をもたらしたブレゲ。トゥールビヨン、ブレゲ針、ギョーシェ彫りなど、現代の機械式時計にも通じる技術の多くが彼の手によるものです。その革新性と伝統を融合させたデザインは、他のブランドにはない気品と個性を放っています。現在はスウォッチグループに属しつつも、独自の哲学を守り続けており、知識層や伝統を重んじるユーザーに強く支持されています。クラシカルな時計を探している方には見逃せないブランドです。 6位:ランゲ&ゾーネ 出典:A.Lange & Söhne 🏆格付け6位: 総合評価:4.9 / 5.0 ドイツ・グラスヒュッテ発の名門ブランドとして、ランゲ&ゾーネはスイスのトップブランドと肩を並べる存在です。戦後に一度途絶えた歴史を、1990年代に再興。その後は精巧なムーブメントと丁寧な仕上げで世界中の時計愛好家を唸らせてきました。特にケースバックから見えるムーブメントの美しさは圧巻で、審美性を求めるユーザーから高く評価されています。実用性に加えて高い芸術性も兼ね備えており、真に“わかる人”に選ばれるブランドと言えるでしょう。 7位:リシャール・ミル 出典:Richard Mille 🏆 格付け7位:総合評価:4.8 / 5.0 2001年に誕生した比較的新しいブランドながら、ラグジュアリースポーツの王者として一気にその名を世界へ広げたリシャール・ミル。超軽量素材やF1技術を応用した革新性に加え、桁違いの価格帯で唯一無二の存在感を放っています。数千万クラスのモデルが多く、着用者には富と地位があることを如実に示す“動く資産”と呼ぶにふさわしいブランドです。 8位:オメガ 🏆 格付け8位:総合評価:4.7 / 5.0 NASA公式のムーンウォッチとして知られる「スピードマスター」や、ダイバーズの名機「シーマスター」など、オメガは長年にわたり高精度と耐久性を追求してきた実力派ブランドです。洗練されたデザインと実用性を兼ね備え、比較的手が届きやすい価格帯ながら資産価値も高め。初めての高級時計としても、次の一本としてもおすすめできる存在です。 9位:カルティエ 出典:Cartier 🏆 格付け9位:総合評価:4.7 / 5.0 ジュエリーブランドの印象が強いカルティエですが、時計においても確かな技術と美意識で一目置かれる存在です。「タンク」や「サントス」などの代表モデルは、時代を超えて愛され続けています。装飾性と品格を兼ね備えたデザインは、ビジネスシーンからフォーマルまで対応可能。時計初心者から上級者まで、幅広い層に人気です。 10位:ジャガー・ルクルト 出典:Jaeger-LeCoultre 🏆 格付け10位:総合評価:4.7 / 5.0 「時計界の技術屋」として知られるジャガー・ルクルトは、自社一貫製造にこだわり、多くの名門ブランドにムーブメントを供給してきた実力派。レベルソやマスターシリーズなど、芸術性と実用性を両立したモデルが揃っています。技術力は最高峰でありながら、控えめなブランドイメージにより“通好み”として愛される存在です。 11位:ブランパン 出典:BLANCPAIN 🏆 格付け11位:総合評価:4.6 / 5.0 創業1735年と、現存する最古の時計ブランドとされるブランパン。ダイバーズの名機「フィフティ ファゾムス」は、軍用モデルとしても有名です。古典的な美しさと革新技術の融合で、時計通から高い支持を集めています。あまり派手な宣伝を行わないため、知る人ぞ知るブランドという位置づけですが、そのぶん深い満足感を味わえる一本です。 12位:ピアジェ 出典:PIAGET 🏆 格付け12位:総合評価:4.6 / 5.0 超薄型ムーブメントの名手として知られるピアジェ。ジュエリー分野でも高い評価を得ており、ラグジュアリーと技術力を高いレベルで両立したブランドです。ドレスウォッチとしての上品さと精密な機構を併せ持ち、特に女性からの人気も高いのが特徴。エレガンスを重視する大人にぴったりのブランドといえるでしょう。 13位:グランドセイコー 出典:Grand Seiko 🏆 格付け13位:総合評価:4.6 / 5.0 日本が誇る高級時計ブランド、グランドセイコー。1960年の誕生以来、「正確さ」「美しさ」「見やすさ」を追求し続け、スプリングドライブや高振動ムーブメントなどの技術革新で世界からも高く評価されており、国内ブランドの中では資産価値が高いです。近年では国際的な存在感も増しており、実用性と品質の高さは折り紙付き。海外ブランドに劣らぬクオリティで、日本人の美意識を体現した一本です。 14位:ウブロ 出典:HUBLOT 🏆 格付け14位:総合評価:4.5 / 5.0 斬新な素材使いやビッグバンなどの力強いデザインで、一大トレンドを築いたウブロ。比較的新しいブランドながらも、ファッション感度の高いセレブやアスリートの支持を集めてきました。伝統にとらわれない“フュージョン”の精神で、現代的な高級感を演出。スポーティーでラグジュアリーなデザインは、若い世代のステータスアイコンとしても注目を浴びています。 15位:ゼニス 出典:ZENITH 🏆 格付け15位:総合評価:4.5 / 5.0 エル・プリメロで名高いゼニスは、自社製クロノグラフムーブメントの先駆者として高い技術力を誇ります。1969年に世界初の自動巻きクロノグラフとして誕生したエル・プリメロは、現在でもその完成度の高さで愛されています。派手さは控えめながら、機械式時計の本質を極めた一本を求める人にとって、ゼニスは極めて堅実な選択肢といえるでしょう。 16位:IWC 出典:IWC Schaffhausen 🏆格付け16位: 総合評価:4.4/ 5.0 1868年創業のスイスブランドながら、創業者がアメリカ人という異色のルーツを持つIWC。パイロットウォッチやポルトギーゼといった象徴的なモデルが知られており、クラシカルかつ堅実なデザインが魅力です。高い技術力と品質管理、実直なブランド哲学が評価され、特に男性からの人気が根強い存在。派手さよりも機能美を重視する方に適したブランドです。 17位:ショパール 出典:Chopard 🏆 格付け17位:総合評価:4.3 / 5.0 ジュエリーブランドとしても有名なショパールは、時計分野でも独自の世界観を築いてきました。「ハッピーダイヤモンド」や「L.U.C」などのコレクションは、上品さと華やかさを兼ね備え、特に女性層から高い支持を集めています。時計製造にも力を入れており、近年では本格的な自社ムーブメント開発も推進。エレガントでありながら実力派な一面も見逃せません。 18位:パネライ 出典:PANERAI 🏆格付け18位: 総合評価:4.3 / 5.0 イタリア海軍のための軍用時計をルーツに持つパネライは、存在感のあるクッションケースとシンプルなダイヤルがトレードマーク。力強く、視認性に優れたデザインは一目でそれとわかる個性を持ち、ファッション性も抜群です。ムーブメントの開発にも力を入れており、近年では自社製キャリバーも多数ラインナップ。カジュアルにもビジネスにも映える万能な一本です。 19位:パルミジャーニ・フルリエ 出典:Parmigiani Fleurier 🏆 格付け19位:総合評価:4.2 / 5.0 スイスの独立系高級時計ブランド、パルミジャーニ・フルリエ。1996年創業と歴史は浅いものの、自社ムーブメントの開発力と高い仕上げ技術が際立ちます。ブランドの哲学は「伝統と革新の融合」。トノー型の「カルパ」やシンプルで美しい「トンダ」など、芸術性の高いコレクションも魅力。知名度はまだ控えめですが、通好みの一本として高評価です。 20位:ロジェ・デュブイ 出典:Roger Dubuis 🏆 格付け20位:総合評価:4.1 / 5.0 アヴァンギャルドなデザインと高度な機械技術で知られるロジェ・デュブイ。1995年に創業し、比較的新しいブランドながらも全モデルでジュネーブ・シールを取得するなど、品質へのこだわりは折り紙付き。スケルトン構造やトゥールビヨンを取り入れたダイナミックなデザインは、独創性に富み強いインパクトを放ちます。華やかでテクニカルな時計を求める方におすすめです。 21位:チューダー 出典:TUDOR 🏆格付け21位: 総合評価:4.1 / 5.0 ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したチューダーは、近年では独自路線を強化し、高いコストパフォーマンスと堅牢なつくりで人気を集めています。自社ムーブメントの開発も進み、技術面でも着実に成長。代表作「ブラックベイ」シリーズはデザイン・性能ともに優れており、初心者から時計愛好家まで幅広い層から支持を得ています。 22位:タグホイヤー 出典:TAG Heuer 🏆 格付け22位:総合評価:4.1 / 5.0 モータースポーツとの深い関わりから、多くのレーシングファンに愛されるタグホイヤー。特に「カレラ」や「モナコ」などのアイコニックなモデルは高い人気を誇ります。歴史も古く、精度や耐久性にも定評がありますが、比較的手の届きやすい価格帯のため、資産価値はやや控えめ。ただし実用性重視のユーザーには非常に満足度の高いブランドです。 23位:ベル&ロス 出典:Bell & Ross 🏆格付け23位: 総合評価:4.0 / 5.0 航空機のコックピット計器をモチーフにしたデザインで知られるベル&ロス。1992年に設立された比較的新しいブランドながらも、ミリタリーやパイロットウォッチの分野で個性を発揮しています。スクエア型ケースが印象的で、ミリタリー×ラグジュアリーの融合がコンセプト。市場ではニッチな存在ですが、他人と被らない時計を探している方に好まれるブランドです。 24位:ジラール・ペルゴ 出典:Girard-Perregaux 🏆 格付け24位:総合評価:3.9/ 5.0 1791年創業という長い歴史を持つ老舗ブランド、ジラール・ペルゴ。トゥールビヨン・スリーゴールドブリッジなどで技術的な評価も高く、クラシックなデザインと伝統的な製法が特徴です。近年はやや知名度が落ち着いており、ブランドとしての存在感は控えめになりつつあるものの、時計通には根強いファンがいます。伝統を重んじる層に支持される玄人好みのブランドです。 25位:フランクミュラー 出典:Franck Muller 🏆 格付け25位:総合評価:3.8/ 5.0 個性的なトノー型ケースとアラビア数字で一躍有名になったフランク ミュラー。1992年に創業し、比較的若いブランドながらも天才時計師としての名声と独特の世界観でファンを獲得してきました。独創的なデザインと複雑機構を組み合わせたモデルが特徴で、ファッション性も抜群。ただし市場での評価はやや波があり、資産性よりデザイン重視の方に向いています。 26位:ブライトリング 出典:Breitling 🏆 格付け26位:総合評価:3.7 / 5.0 航空時計の代名詞として知られるブライトリングは、1884年創業の老舗ブランド。パイロットウォッチに特化した設計と、クロノグラフ機能の信頼性の高さでプロフェッショナルにも愛用されています。代表作「ナビタイマー」や「クロノマット」はデザイン・機能ともに高評価。一方で流通量が多いため、資産価値の面ではやや控えめとなっています。 27位:ロンジン 出典:LONGINES 🏆 格付け27位:総合評価:3.6/ 5.0 1832年創業という長い歴史を持つロンジンは、スイス時計業界でも指折りの老舗ブランド。エレガントなデザインと安定した品質で、幅広い層に親しまれています。価格帯が比較的手ごろなため、入門ブランドとしても人気。一方で、流通数の多さから資産性はあまり期待できない面も。歴史あるブランドに親しみやすく触れたい方にはおすすめです。 28位:コルム 出典:CORUM 🏆 格付け28位:総合評価:3.6 / 5.0 独創的なデザインとコンセプトで知られるコルムは、1955年創業の比較的新しいブランド。「コインウォッチ」や「アドミラルズカップ」など、ユニークなアイデアで個性を発揮しています。伝統的なスイス時計とは一線を画したスタイルは好みが分かれますが、その分熱狂的なファンも存在。投資目的よりも、自分らしさを表現したい方に向いています。 29位:ボーム&メルシエ 出典:BAUME & MERCIER 🏆 格付け29位:総合評価:3.5/ 5.0 1830年創業という長い歴史を持つボーム&メルシエは、クラシックで落ち着いたデザインが特徴のブランド。リシュモングループ傘下として安定した品質管理がされていますが、全体的に控えめな印象が強く、知名度やステータス性では他ブランドに劣る面も。資産価値も限定的で、あくまで「普段使いできる上品な時計」としての位置づけです。 30位:ハリー・ウィンストン 出典:HARRY WINSTON 🏆 格付け30位:総合評価:3.5/ 5.0 ジュエリーブランドとして圧倒的な知名度を誇るハリー・ウィンストンですが、時計分野ではやや後発組にあたります。ラグジュアリー感のある華やかなデザインと、宝石との融合が最大の魅力。技術面や資産性ではやや控えめな評価にとどまりますが、ジュエリーと合わせて楽しめるファッション性の高いタイムピースを求める方に支持されています。 以上、高級時計ブランドの格付けランキングTOP30をご紹介しました。時計選びの参考にしていただくと同時に、ブランドそれぞれの魅力を再発見するきっかけとなれば幸いです。 3.【FAQ】高級時計の格付けに関するよくある質問 高級時計ブランドの格付けについて、読者の方から特によく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。はじめて腕時計の高級ブランドに触れる方はもちろん、買い替えや資産価値を重視している方も参考にしてみてください。 3-1.買ってはいけない高級時計ブランドはありますか? 一般的に「買ってはいけない」とまで言われる高級時計ブランドは存在しません。しかし、購入目的によっては注意が必要です。たとえば資産価値やリセールを重視する方にとっては、流通量が少なく再販価格が不安定なブランドや、限定モデルばかりを展開するブランドは避けたほうがよい場合があります。 新品定価1000万円を超える時計であっても、売却時に半額以下になってしまうモデルも数多くあります。資産価値やリセールを重視したい方は、参考までに中古市場での需要や実際の二次流通での販売価格等も購入前にチェックしておきましょう。 3-2.高級時計の“格付け”はどうやって決まるのですか? 本記事の格付けは、「歴史」「知名度」「技術力」「資産価値」「ステータス性」の5つの指標をもとに、独自の視点で総合評価を行っています。一般的な価格の高さや人気だけでなく、製造背景や職人技、ブランドの一貫性なども加味しています。そのため、格付け順位が異なることがあります。 3-3.世界三大時計ブランドはどのブランドのことですか? 「世界三大時計ブランド」とは、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの3ブランドを指します。いずれもスイス発祥で、長い歴史と比類なき技術力を誇る老舗ブランドです。複雑機構を極めた芸術的な時計を数多く手がけており、時計愛好家の間では“雲上ブランド”とも称されています。 3-4.初めての高級時計でおすすめのブランドはありますか? はじめて高級時計を購入する方には、ロレックスやオメガといった信頼性の高いブランドがおすすめです。これらのブランドは品質・デザイン・リセール価値のバランスがよく、初心者にも安心して選ばれています。また、ビジネスシーンやプライベートでも活用しやすい定番モデルが豊富に揃っているのも魅力です。 3-5.若い世代に人気の高級時計ブランドはどこですか? 20代〜30代の若い世代には、オメガやタグホイヤー、ウブロといったスポーティかつ個性を演出できるブランドが人気です。見た目のインパクトやファッション性を重視する層に支持されており、SNSやストリートカルチャーとの親和性も高い点が特徴です。価格帯も比較的選びやすいモデルが多く、初めての一本としても選ばれています。 4.まとめ|格付けから見る、憧れの高級時計の世界 高級時計の格付けは、単なる“値段の序列”ではありません。歴史、技術、ステータス性など、ブランドごとに築き上げてきた背景や哲学が反映されたものです。今回ご紹介したTOP30は、そうした多面的な魅力をもとに総合評価した結果であり、それぞれのブランドが持つ個性と価値を再発見できる内容となりました。 “いつかは手に入れたい”と思わせる時計は、時間を刻む道具以上の存在です。人生の節目や想いとともに寄り添い、自分だけのストーリーを描いていく存在になり得ます。ぜひこの格付けを参考に、あなたにとっての一生ものの相棒にもなり得る「憧れの一本」と出会ってみてください。 この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。 高級時計を売るなら買取実績豊富な「ESTIME/エステメ」 高級時計の売却を検討されている方は、信頼と実績のある買取店を選ぶことが重要です。ブランド買取店「ESTIME/エステメ」では、パテック フィリップやロレックスをはじめ、オーデマピゲやリシャールミルなど、高級時計の買取実績が多数ございます。 経験豊富な鑑定士が多数在籍しており、最新の相場や市場動向をもとに正確な査定を行っております。査定にかかる費用や手数料は完全無料で、「宅配買取」「出張買取」24時間受付の「LINE査定」など、ご都合に合わせた査定方法をお選びいただけます。査定だけでも大歓迎ですので、「今の価値を知っておきたい」という方もぜひお気軽にご相談ください。 高級時計をはじめ、ご自宅に眠っているブランド時計やジュエリー、バッグ、貴金属、宝石、アパレルの売却をお考えの際は、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にぜひお問い合わせください。 関連記事はコチラ https://estime.co.jp/column/worlds-five-major-watch/ https://estime.co.jp/column/jewelrybrand-evaluation/ https://estime.co.jp/column/high-price-watches/
パイロットウォッチを展開する時計ブランドは数多くありますが、ベル&ロスは一風変わったブランドです。時計に関わりのなかった2人が創業し、それまでにないパイロットウォッチの概念をつくりだしながらも、本格的で世界的に信頼の置かれているブランドです。デザイン面でも高い評価を受けており、独立系ブランドとして活動しています。この記事ではベル&ロスの歴史、魅力、代表的なシリーズ、着用している有名人、人気モデルについて解説します。 1.ベル&ロスとは 出典:Bell & Ross ベル&ロス(Bell & Ross)は、フランス発の高級時計ブランドで、航空機のコックピット計器にインスパイアされたデザインが特徴です。1992年に設立された比較的新しいブランドながら、その独自性と高い機能性で時計愛好家やプロフェッショナルから絶大な支持を集めています。スクエアケースのモデルが特に有名で、シンプルかつインダストリアルな美学を追求したデザインが、他の時計ブランドにはないユニークな魅力を放っています。 ベル&ロスの時計は、ただ見た目が美しいだけではなく、過酷な条件での使用を想定した堅牢性と信頼性を兼ね備えており、パイロットや潜水士、さらには冒険家たちにとって頼れるツールの1つにもなっています。時計の中には、特殊な技術や素材を採用しているモデルも多く、機能性とデザイン性が高次元で融合したブランドといえます。 次章では、そんなベル&ロスがどのように誕生し、現在に至るのか、その軌跡を詳しくご紹介します。 2.ベル&ロスの歴史 出典:Bell & Ross 2-1.1992年に銀行マンと工業デザイナーの2人によりパリで創業 ベル&ロスは1992年にブルーノ・ベラミッシュとカルロス・ロシロによって創業しました。2人は高校時代の友人で、ブルーノは工業デザイナー、カルロスはパリの大手投資銀行で働いていましたが1990年に再会、時計への情熱を語り合い意気投合。自宅の一角をオフィスにしてブランドを立ち上げました。 とはいえ2人とも時計業界にいなかったため、ブルーノによるデザインやアイデアはあったものの時計作りのノウハウを持っていませんでした。ブルーノは大学時代のインターン先がパイロットウォッチの先駆者であるジン(SINN)だったこともあり、ジンの堅牢性や高いスペックに憧れていました。そこで2人はジンへ趣き、情熱やプランを熱く語ったことがジン創業者のヘルムート・ジンの心を動かしました。 2-2.ジン、シャネルのバックアップを受ける ジンは2人の思いに賛同し、共同での時計制作を行うこととなりベル&ロスとして最初の500本の時計製造はジンで行うこととなりました。このときに生まれたのが「Bell&Ross by SINN」で、3針とクロノグラフを中心に様々な時計を発表していきました。ジンのパイロットウォッチ製造の高い品質管理や技術によって生まれたシリーズは今でも中古市場で高い人気となっています。 何一つ実績のない新興ブランドとジンのような一流メーカーが手を組むといった前代未聞のコラボレーション、さらにそれによって生まれたモデルは注目を集め、世界中から一目置かれる存在となりました。2社の協力関係はヘルムート・ジンが経営を退いた1994年以降も、2002年に独立を果たすまで続きました。 1997年にベル&ロスとして初のシリーズ「ヴィンテージ123」を発表。資金繰りに苦しんでいた時期ですが、新興ブランドながら時計業界に真っ向から勝負を挑むような王道といえるモデルがシャネルの目に留まりパートナーシップを結ぶことに。ブルーノが工業デザイナーとして学んできた『形状は機能に従う』といった端正な美しさをもつモデルを次々と発表しました。 2-3.2000年スイスラ・ショー・ド・フォンに自社工場を設立 シャネルに評価されたことで注目を集めたヴィンテージ123のヒット、シャネルの資本協力もあり、2000年にスイスのラ・ショー・ド・フォンに製造工場を設立。本社をパリに移しました。 2005年、ベル&ロスをスターダムへと押し上げたBRシリーズを発表します。最初にスクエア型のパイロットウォッチとしてBR-01とBR-03を、2007年にはトノー型ダイバーズウォッチのBR-02とサイズダウンさせたBR-Sを発表。BR-01はラルフローレンの広告ビジュアルに採用され、世界的に大ヒット。新進気鋭のブランドが一流ブランドに肩を並べるようになりました。 2011年には世界大戦で使われたパイロットウォッチにインスピレーションを得て制作されたWW1、WW2を発表。2014年に新素材によるBRX、2017年にBR123のDNAを継承するBRV、2019年にラグジュアリースポーツのBR-05と次々と発表。 創業して30年とは思えないほどのヒットを生んだベル&ロスですが、今でも独立系として運営されており、他のブランドにはないパイロットウォッチを次々と発表しています。 3.ベル&ロスの魅力 出典:Bell & Ross 3-1.ジン(SINN)との技術提携による本格パイロットウォッチ ベル&ロスの魅力の一つにジンとの技術提携により本格パイロットウォッチであることがあります。創業者の一人、ブルーノがジンでインターンシップとして働いた経験から、ジンへ協力を仰いだのは前述の通りで、このとき生産された500本はジンの工房でつくられました。 元々デザイナーと金融マンで興されたブランドのため、アイデアはあっても時計作りのノウハウを持たなかった彼らはジンの協力の下、時計作りのノウハウを学んでいきました。特殊部隊やレスキューにも採用されているジンの時計作りは、「視認性」「機能性」「高精度」「信頼性」の原理を基とする彼らのモットーにピッタリでした。 特殊部隊や潜水士、パイロットといった特殊な環境のスペシャリストがベル&ロスの時計を採用しているのは、ジンのノウハウが息づいている証拠といえるでしょう。最新ではダイバーズウォッチとしてスイス規格の技術仕様と国際規格ISO 6425に準拠したモデルを発表するなど、技術と管理力が大きくレベルアップしています。 3-2.実用性を重視した高い堅牢性 ベル&ロスは前述の通り、「視認性」「機能性」「高精度」「信頼性」の原理を基としており、時計の実用性を非常に大事にしていることがわかります。それはパイロットウォッチに強く魅力を感じていたこともそうですが、ジンの考え方に影響を受けていることが原因の一つです。 ドイツ時計は質実剛健で時計を道具として捉えるブランドが多く、スイス時計のような装飾性よりも実用性を重視していました。ドイツ時計発祥の地グラスヒュッテは元々銀山のため、地域で発展した時計産業においても、鉱夫などの屈強な男たちによる製造、あるいは需要は道具としての時計でした。 ドイツ時計はスイスとは違った独特の進歩をしたため、主に装飾を目的としたスイス時計に対しドイツ時計はムーブメントを頑丈にしつつメンテしやすくした3/4プレートや高い精度での歩度調整が可能となるスワンネック緩急針など、実用的な機能に優れています。ジンもドイツ時計のDNAをしっかり継承しています。 ベル&ロスは工業デザイナーのブルーノによるデザインで時計がつくられますが、その思想は「形状は機能に従う」といった実用性重視のもの。ジンと気があったのもそうした考えがマッチしたからといえます。結果、ジンと同様にベル&ロスもレスキューや特殊部隊といった厳しい環境下でも使える時計を生み出していきました。 3-3.幅広いデザインのパイロットウォッチが楽しめる稀なブランド ベル&ロスの魅力は本格派パイロットウォッチであることと、それを幅広いデザインで楽しめることです。多くのブランドで展開されているパイロットウォッチは大体1〜2種類、多くても3〜4種類ですが、ベル&ロスのパイロットウォッチはディスコンも含めて10種類以上となっています。 最もポピュラーなラウンド型の黒文字盤はもちろん、ワイヤーラグなどクラシックなテイストにまとめたシリーズ、ベル&ロスのアイコン的存在となるスクエア型、ラグジュアリースポーツやダイバーズウォッチのデザインとうまく融合させたシリーズなど、パイロットウォッチを軸としながらも様々な切り口で展開されています。 ケースサイズを落としパステルカラーを採用することで女性向けに展開されたシリーズもあり、パイロットウォッチへの固定概念を崩すようなアプローチは新進気鋭なブランドならではといえるかもしれません。現在ではトゥールビヨンを搭載したハイグレードモデルやカジノのルーレットを文字盤に描いたモデルなど、様々な機能・デザインで展開されており、今後どんなパイロットウォッチが見られるのか楽しみです。 4.ベル&ロスの代表的な人気コレクション 4-1.BR-01 出典:Bell & Ross BR-01はベル&ロスのアイコン的存在といえるシリーズで、スクエア型ケースのパイロットウォッチです。コックピットの計器を取り出したようなデザインは、実際のコックピットに使われるのと同じ46mmのサイズとなっており、ミリタリーな雰囲気と高級感をうまく両立させています。 ラ・ショー・ド・フォンに工場を建ててから初のシリーズとして発表されました。工業デザイナーとしての経験やジンとのコラボレーションで研ぎ澄まされたブルーノによるデザインは類まれなる美しさを生み出し、ラルフローレンの目に留まったことで自社の広告ビジュアルに採用され注目を浴びたことで知られています。 ステンレスを中心にブラックカーボンケースなどの素材が採用されており、ベル&ロスの中で最も王道に近いシリーズです。BR-01をベースにサイズダウンやラグジュアリースポーツ寄りにするなど、ベル&ロスにとって軸となる存在となっています。 4-2.BR-02 出典:Bell & Ross BR-02はトノー型のケースが特徴的な本格ダイバーズウォッチシリーズです。3針、クロノグラフと展開されていますが、いずれのモデルも最低でも防水性は300m、中には1000mのモデルも存在します。逆回転防止機能付きの回転ベゼル、ねじこみリューズといったダイバーズウォッチらしい機能もしっかりおさえてあります。 デザインはダイバーズウォッチとしながらも、ベル&ロスらしくパイロットウォッチテイストに仕上がっています。暗がりで見るための夜光処理や太めの針など共通する機能とベゼルの四つ留めベゼルも健在なので、ベル&ロスらしさがしっかり楽しめるダイバーズウォッチに仕上がっています。 4-3.BR-03 出典:Bell & Ross 好評だったBR-01をベースにサイズダウンして展開されたBR-03。BR-01が計器に忠実な46mmケースだったのに対し、BR-03は42mmへサイズダウン。他ブランドと比較しても決して大きいと感じさせないサイズへ調整されました。 オーソドックスな3針やクロノグラフに加え、GMTやパワーリザーブ表示といった一味違う機能を楽しめるのもBR-03ならでは。王道パイロットウォッチだったBR-01を市場を拡大するため、機能やデザインの幅を拡げるねらいがありました。 フライトジャケットで有名なMA-1の雰囲気を再現したモデルや、ベゼルの24時間計を赤と黒でゾーニングしたコークスタイルなど、伝統的なパイロットウォッチとしてだけでなく楽しむパイロットウォッチとしての世界を見せてくれるシリーズとなっています。 ベル&ロスの中でもBR-01に続く第二の軸足のような立ち位置で、最新では氷海でのダイビングに向けて開発された氷海をイメージしたデザインで300m防水を備えたモデルが発表されるなど、新たな取り組みが採用されることも多いシリーズです。 4-4.BR-X1 出典:Bell & Ross BR-01誕生10周年を目前にした2014年に発表されたBRXは、BR-01をハイエンドモデルにアップグレードしたシリーズです。元々ブラックカーボンなど新素材へのチャレンジを続けてきたベル&ロスですが、鍛造カーボンやPVDコーティングなど最新の素材など、さらなるレベルアップを意識したシリーズです。 チャレンジは素材に留まらず、スケルトン文字盤やトゥールビヨンの搭載など、これまでの常識に囚われない新たなパイロットウォッチ、ベル&ロスへのチャレンジ精神を感じさせるシリーズです。 4-5.BR-S 出典:Bell & Ross BR-Sは2008年に発表されたシリーズです。「S」は、Smart(賢い)Slim(スリムな)Special(特別な)を意味しており、ケースサイズは39mmとコンパクトで薄めなデザインとなっています。 BRシリーズの特徴であるコクピットの計器を思わせるデザインは維持しながら女性にも着けやすいように小型化に成功しています。 女性向けを明確に意識しており、ダイヤモンドのインデックスやピンク文字盤といった、これまでのパイロットウォッチの概念を覆すデザインも特徴的です。また、クオーツモデルと機械式モデルの両方が展開されているため、ベル&ロスの世界観を多くの女性に届けることが可能となったシリーズです。 4-6.BR-05 出典:Bell & Ross パイロットウォッチとしてベル&ロスのアイコニックな存在となっているBR-01をラグジュアリースポーツモデルに昇華させたのがBR-05です。四角と丸の組み合わせによるベゼルとケースからラグへのシームレスなシェイプは幾何学的で都会的です。ラグジュアリースポーツの草分け的存在として知られるオーデマ・ピゲのロイヤルオークを思わせつつ、ベゼルの四つ留めビスや12・6・9の立体的なインデックスはパイロットウォッチのDNAが色濃いベル&ロスらしいデザインとなっています。 金無垢モデルやクロノグラフ、マットな黒文字盤の3針といった展開により、パイロットウォッチとも一般的なラグジュアリースポーツともいえない独特な世界観をもつシリーズとなっています。ムーブメントの動きを文字盤側から見ることのできるスケルトンも発表されており、これまでのベル&ロスのテイストに囚われない新しいデザインのシリーズです。 4-7.BR123 出典:Bell & Ross BR123は1997年にジンとの提携が切れてから初めて発表したシリーズです。それまでクッションケースのパイロットウォッチだけを展開してきたベル&ロスにとって初のラウンド型の発表となりました。 デザインはパイロットウォッチをベースしつつ古き良き時代の雰囲気を纏っています。ベル&ロスとしてもヴィンテージラインとして発表しており、ミリタリー感もあって伝統的なパイロットウォッチの世界観を楽しめます。 大きく分けて3針モデルのBR123 とクロノグラフ搭載のBR126に分かれています。中にはフランス海軍の航空隊アエロナバルを由来としたモデルで、青と金のカラーリングの組み合わせがヴィンテージテイストな一本もあります。 4-8.WW 出典:Bell & Ross WWはWorld-War(世界大戦)を想起させるヴィンテージなデザインが特徴のシリーズです。第一次世界大戦のあった1920年代の腕時計や懐中時計をベースにしており、リューズやワイヤーラグ、大型ケースなどいわゆる伝統的なパイロットウォッチらしいデザインとなっています。 WW2 レギュレーター ヘリテージが特徴的なので紹介します。第二次世界大戦で使われた爆撃機の計器を基にしたデザインとなっているモデルで、レギュレーター(時、分、秒をそれぞれ別に表示するデザインで、針同士が被りにくいため時刻が見やすく、教会の時計をモチーフにするようなクラシックなモデルや視認性の高さからダイバーズウォッチに採用されています)を採用しています。波打つようなベゼルや左リューズ、独特なワイヤーラグなど本格派パイロットウォッチメーカーのベル&ロスらしい世界観のモデルです。 5.ベル&ロスを着けている芸能人・有名人5選 5-1.徳井義実 お笑い芸人の徳井義実さんが着けているのはBR03セラミック Ref.BR0392-BLU-ST/SCA.です。徳井さんは時計愛好家として知られており、IWCやパネライなど男性的なパイロットウォッチを中心に多くの時計を所有しています。 Ref.BR0392-BLU-ST/SCAは2011年に発表された500本限定生産モデルです。3針+日付表示のシンプルな機能のモデルですが、ブルーセラミックをケース素材に採用しており、独特なマットなカラーリングは他の時計にはないポイントです。針とインデックスもブルーセラミックの同系色となるブルーを採用しており、航空計器のマットブラックのデザインをキープしつつ、マットブルーの独自の世界観が楽しめる一本です。 5-2.安田章大 アイドル 安田章大(関ジャニ ∞)さんが着けているのはBR123 Ref.V-BR123 SPORT HERITAGE-Rです。安田さんはGショック、ロレックスサブマリーナ、ウブロクラシックフュージョンといったスポーツウォッチに絞り込んで着けているのが見られています。スポーツウォッチ愛好家なのかもしれません。 そんな安田さんが選んだベル&ロスの時計はRef.V-BR123 SPORT HERITAGE-Rはベル&ロスのラウンド型シリーズのBR123から選んだスポーツウォッチのテイストもありつつ、ヴィンテージ感が楽しめる一本です。針やインデックスやヴィンテージな日焼けした風合いが楽しめるカラーリングです。ミネラルガラス風防を採用しているため風防はドーム形状になっており、横から見ると丸みを帯びています。いずれも1960年代のテイストとなっており、古き良き時代の機械式時計への郷愁を楽しめるモデルです。 5-3.中村蒼 俳優 中村蒼さんが着けているのはWW1 Ref.V-WW1-97B-ALです。中村さんが時計を着けているのが見られているのは、ブライトリングプレミエとベル&ロスだけでした。普段からあまり時計をつける習慣がないのかもしれません。 V-WW1-97B-ALはWW1の通り、第一次世界大戦(World War 1)を思わせるWW1の内の一本です。パイロットウォッチのデザインは残しつつ、ワイヤーラグやリーフ針といったクラシカルなデザインパーツも採用されています。7時位置のインダイヤルはパワーリザーブ表示なので、自動巻きのぜんまい巻き上げが管理しやすくなっています。 5-4.チャン・グンソク 俳優 チャン・グンソクさんが着けているのはBR-01 Ref.BR-01-92-sです。チャンさんはロレックスやウブロなど、キャッチーな高級時計ブランドを好んでいるようで、ロレックスコスモグラフデイトナやウブロビッグバンなどを着けているのが見られています。 そんなチャンさんが着けているベル&ロスの時計はRef.BR-01-92-sと、上で挙げた時計とは異なり、地味で正統派なBR01をプライベートでは選んでいるようです。ブラックセラミックのスクエア型ケース、黒文字盤に夜光処理された太めの針など、ベル&ロスの王道モデルといえる一本です。 5-5.水嶋ヒロ 俳優 水嶋ヒロさんが着けているのはBR-03 Ref.BR03-92です。水嶋さんは特徴的な時計を着けているようで、ルミノックスやティソのバナナウォッチなど変わった時計を中心に着けているようです。 Ref.BR03-92はステンレスケース・黒文字盤の最もベーシックなモデルです。キャッチーなBR-01をサイズダウンすることで使いやすくしています。水嶋さんも複数の番組で使うお気に入りの一本のようで、奥様の綾香さんも同じモデルを使っているようです。 6.ベル&ロスのおすすめモデル5選 6-1.BR03-92 出典:Bell & Ross ベル&ロスのRef.BR0392-GH-ST/SCAは2021年発表のモデルです。ゴールデンヘリテージの名の通り、ヴィンテージな雰囲気が特徴で、ブラックの文字盤にゴールドの針の組み合わせです。ブラック文字盤は年代によってはつや消し仕様ですが、2021年モデルはつや有りとなっています。 機能は3針と日付表示とシンプルで、針への夜光処理や高い防水性などスペックは変わらず搭載されています。42mmケースなので取り回しもよく、幅広いユーザーが使いやすいデザイン・サイズ感となっています。 6-2.BR03-93 GMT 出典:Bell & Ross Ref.BR0393-BL-ST/SCAは2021年モデルのBR-03です。BR-01をベースにサイズダウンしたBR-03ならではのGMT機能付きモデルです。夜を示すブラックと朝・昼を示すレッドのコークスタイルのベゼルは両回転式になっており、GMT針が示す時刻を24時間表示しています。 BR-03らしさとなるスクエアケースのパイロットウォッチのデザインはそのままに、ジェットセッターのパイロットウォッチのテイストに調整されています。サンレイのブラック文字盤に白のインデックス、赤のGMT針といったスポーティーな組み合わせは多くのブランドで見られるデザインで、王道のパイロットウォッチの雰囲気です。 6-3.BR-05クロノグラフ 出典:Bell & Ross Ref.BR05C-BU-ST/SSTは2020年新作のBR-05です。ベル&ロスのアイコン的存在となるBR-01をベースに丸と四角を組み合わせたケースが特徴のラグジュアリースポーツウォッチです。ツーカウンターのクロノグラフで、角がとれた四角のインダイヤルが幾何学的な印象です。 BR-01はヴィンテージなデザインですが、BR-05はラグジュアリースポーツウォッチが流行した1970年代を思わせる雰囲気です。全体的に直線的で、ベゼルとケース、ラグ、リューズガードに一体感があるデザインです。表面はマットなサテン磨き、エッジは光るポリッシュ磨きとコンビネーションすることで立体感が増す仕上げとなっています。 6-4.BRV2-93 GMT 出典:Bell & Ross Ref.BRV293-BLU-ST/SSTは2020年発表のBRV2です。ラウンドタイプのクラシカルなデザインが特徴のBRVで、サンレイ仕上げのブルー文字盤は磨かれた美しさが魅力的です。根本がブルー、先がレッドのGMT針でローカルタイムを知ることが可能です。 見る角度によって輝きを増すサンレイ文字盤は時計をじっくり眺めたくなるデザインです。昼のブルーと夜のグレーでゾーン分けされた24時間計ベゼルは珍しい組み合わせです。ステンレスカラーのケースと文字盤のブルーとGMT針のレッドの組み合わせはスポーティーなトリコロールカラーとなっています。 6-5.BR 03-92 出典:Bell & Ross Ref.BR0392-D-WH-ST/SRBは2022年新作のBR-03です。氷海や氷結湖に着想を得てデザインされたオパールシルバー文字盤が特徴で、シンプルな白よりも艶がある白寄りのシルバーといった印象です。ベースのデザインはBR-03ですが、カラーリングによって世代やシーンを問わずに使いやすいモデルです。 ケースは文字盤に親和性の高いサテン仕上げのステンレス製、ブラックのベゼルですがインデックスと針の夜光処理がほのかに黄色みを帯びているため、地味なモノクロではなく緩やかなグラデーションのような雰囲気をもった一本です。 実際に氷海での使用を想定しており、300m防水を備えています。また、ダイバーズウォッチとしてスイス規格の技術仕様と国際規格ISO 6425に準拠しており、防水性と堅牢性に優れた本格ダイバーズウォッチといえます。 6.まとめ ベル&ロスは新興ブランドながら、ジンやシャネルの協力を得て世界的なブランドとなりました。パイロットウォッチにこだわった時計作りは、クラシカルなものからラグジュアリースポーツまで幅広く対応したことでパイロットウォッチの概念を大きく拡げたといえるでしょう。トゥールビヨンモデルまで発表されており、今後の活躍が楽しみなブランドとなっています。
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