2025年7月13日
MCMとはどんなブランド?年齢層・ブランドイメージ・人気アイテムを徹底解説

街で見かけるアイコニックなロゴ、MCM。街中ではもちろん、芸能人やインフルエンサーの方々が愛用していることで気になってる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、MCMについて誕生の歴史やブランドイメージ、さらに、ネガティブなイメージが生まれた背景と、韓流・ヴィンテージブームを追い風に「ダサい」を覆した進化の過程も深掘り。人気アイテムや、芸能人の愛用例まで、MCMの知りたい情報をまとめました!
現在、「MCM」というブランドに少しでも興味をお持ちの方は、是非最後まで読んでいただければと思います!
目次
1.MCMとはどんなブランド?

MCMは世界中のファッショニスタや著名人からも愛されており、独自の歴史やデザイン哲学が多くの方を魅了しています。ここでは、MCMの成り立ちや特徴について詳しく紹介したいと思います。
1-1.ドイツ発祥で韓国企業が買収した独特の経緯とは
MCMはドイツの伝統的な職人技と韓国の現代的な感性が融合した、類まれな背景を持つラグジュアリーブランドです。始まりは1976年のドイツ・ミュンヘンでした。当時、俳優として活躍していたマイケル・クローマー氏が、自分の理想とするレトロなデザインの旅行鞄を探し求めたことがブランド誕生のきっかけです。彼は理想の鞄が見つからないなら自分で作ろうと決意し、オリジナルブランドを立ち上げたのです。
当初は旅行者向けの高品質なレザーアイテムを中心に展開し、品質の高さからドイツを代表するレザーブランドへと成長を遂げました。1990年代に入ると、MCMの人気はアジアにも広がり、特に韓国で大きなブームを巻き起こします。そして2005年、韓国のソンジュグループがMCMを買収するという大きな転換点を迎えました。
ソンジュグループを率いるキム・ソンジュ氏は、大胆な改革を実行し、ブランドイメージを刷新します。ドイツのクラフツマンシップという伝統は大切にしながらも、韓国のトレンドを取り入れたデザインで、ブランドは活気を増し、韓国から世界へ向けてその魅力を発信し続けています。
1-2.ブランド名の意味と読み方
MCMの読み方は「エムシーエム」です。ブランド名の意味は、その歴史の中で変化してきました。設立当初、MCMは創業者である「Michael Cromer Munich(マイケル・クローマー・ミュンヘン)」の頭文字から名付けられました。その後、ブランドが韓国企業に買収された際、一時的に「Mode Creation Munich(モード・クリエイション・ミュンヘン)」という意味で再定義されたこともありました。
現在では、公式に「Modern Creation München(モダン・クリエイション・ミュンヘン)」という名称が使われています。これは、ブランドが常に現代的で新しいものを創造し続けるという意志を表しています。MCMは、創業者の名前から始まり、時代の変化とともにブランド名の意味を進化させてきた、前進し続けるブランドです。
1-3.MCMのロゴやプレートに込められたこだわり
MCMの製品を象徴するのは、印象的なロゴとバッグにあしらわれた真鍮製のプレートです。ブランドのアイコンである「ヴィセトス」柄は、MCMのロゴとバイエルンダイヤモンド(ひし形模様)を組み合わせたパターンで構成されています。
ロゴの中央には「MCM」の文字が配され、その周囲を月桂樹の葉が囲んでいます。月桂樹は古くから勝利や名誉の象徴とされており、ブランドの高い志を表現しています。
2.MCMが日本でも人気を集める理由

MCMが愛され続ける背景には、見た目の美しさだけではない、実用的な魅力が隠されています。ここでは、MCMが多くの人に選ばれる具体的な理由を2つの側面から紹介したいと思います。
2-1.デザイン・機能・価格のバランスがちょうどいい
MCMの魅力は、洗練されたデザイン、考え抜かれた機能性、納得感のある価格設定という3つの要素が見事に調和している点にあります。定番のコニャックカラーは時代を超えて愛される気品を放ち、シーズンごとに登場する鮮やかなカラーやスタッズをあしらったデザインは、個性を表現する楽しさを与えてくれます。
本体には軽量で耐久性に優れた素材が使われており、耐水性や耐汚性にも優れているため、天候を気にせずアクティブに使用できます。バッグの内部には、ノートPC収納や複数のポケットなど、現代のライフスタイルに合わせた機能性が備わっています。
これほど高い品質と優れたデザイン性を持ちながら、他のラグジュアリーブランドと比較して手に取りやすい価格帯であることも、MCMが評価される理由の一つです。MCMは、優れたファッション性と日常生活での実用性を兼ね備えた唯一無二のブランドです。
2-2.通学・旅行にも使える実用性の高さ
MCMの中でも特にバックパックは、優れた収納力と丈夫さから、日々の通学から特別な旅行まで、幅広いシーンで活躍する実用性の高さが評価されています。毎日の通学では、かさばる教科書やA4ファイル、ノートPCなどをまとめて収納できる大容量が頼りになります。ただ大きいだけでなく、考え抜かれたポケット配置によって、荷物を効率良く整理できるため、必要なものをスマートに取り出すことが可能です。
また、クッション性の高いショルダーストラップが肩への負担を和らげてくれるので、荷物が重い日でも快適に過ごせるでしょう。丈夫な素材で作られているため、数年間と続く学生生活を最後までしっかりと支えてくれる、まさに相棒のような存在になるはずです。
3.MCMが「時代遅れ」や「ダサい」と言われるのはなぜ?

かつて一世を風靡したMCMのロゴ入りバッグ、街で見かける機会も増えましたが、「少し前の流行では?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、ブランドは時代と共に大きく変化を遂げ、再びファッションシーンの注目を集めているのです。
ここでは、MCMが「ダサい」と言われる理由から、現在の魅力までを詳しく紹介したいと思います。
3-1.バブル期に大人気→低迷→復活までの流れ
MCMが日本で広く知られるようになったのは、1980年代のバブル景気が大きなきっかけでした。一目で高級品とわかる華やかなアイテムが好まれた時代、MCMのバッグは多くの人々の心を掴み、大流行しました。
しかし、バブル経済の終焉とともに、その熱狂的な人気は徐々に落ち着きを見せ始めます。ブランドイメージが固定化されたこともあり、MCMは一度ファッションシーンの中心から遠ざかることになりました。
転機が訪れたのは、韓国のソンジュ・グループがブランドを買収したことです。この出来事を境に、MCMはドイツ生まれ韓国育ちというユニークな背景を持つブランドとなり、新たな復活の物語を歩み始めるのでした。
3-2.韓流ブームとヴィンテージブームで再注目
MCMが再び脚光を浴びる背景には、韓流スターたちの影響と、巡りくるヴィンテージブームという二つの大きな流れがありました。韓国企業傘下となった後、BIGBANGや東方神起といった世界的に活躍するK-POPアーティストたちが、こぞってMCMのリュックやバッグを愛用し始めます。
彼らがステージやプライベートで身につける姿はSNSやメディアを通じて瞬く間に広まり、「憧れのスターと同じものを持ちたい」と願う若い世代の心に火をつけました。これにより、MCMはかつてのイメージを刷新し、「韓国のアイドルが愛用する、おしゃれでカジュアルなブランド」という新しい評価も確立したのです。
時を同じくして、ファッションの世界では1980年代から90年代のスタイルに再び光が当たるリバイバルブームが到来しました。かつてバブル期に流行したMCMのクラシカルなデザインが、現代のファッションに合わせることで逆に新鮮に映り、「親から子へ受け継いで使う」というスタイルも生まれ、世代を超えて注目を集めることになったのです。
3-3.「ダサい」イメージを覆すMCMの進化とは
現在のMCMは、過去のイメージから脱却し、現代の価値観に寄り添うラグジュアリーブランドへと進化を遂げています。ブランドの象徴であるヴィセトスモノグラムは継承しつつも、その表現方法は格段に洗練されました。
進化はデザインだけに留まりません。「MCM Vision 2030」という目標を掲げ、サステナビリティへの取り組みを本格化させている点も特筆すべきでしょう。過去のコレクションで残った素材を再利用するアップサイクルプロジェクトの推進など、地球環境保護へ積極的に貢献する姿勢を示しています。
さらに、AI技術を駆使したバーチャル空間「カリバース」を立ち上げるなど、デジタル領域での先進的な試みにも着手しており、常に時代の一歩先を見据えているのです。MCMはもはや、かつてのブランドイメージに縛られることなく、デザイン、品質、そして哲学のすべてにおいて進化を続ける、現代的なブランドへと生まれ変わっています。
4.MCMの年齢層は?何歳までOK?年齢別の人気傾向

「MCMのバッグは若い世代向け?」そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、MCMは特定の年齢層に限定されることなく、幅広い世代から愛され続けるブランドです。
ここでは、年齢層ごとのMCMの魅力や人気の傾向について見ていきましょう。
4-1.10代・20代に人気の理由は「可愛くてSNS映え」
10代や20代の若者たちがMCMに惹かれる理由は、一目でわかる存在感とSNSでの見栄えの良さにあります。ブランドの象徴であるヴィセトスは、コーディネートの主役になりうる華やかさを持ち、自己表現を大切にする世代の感性に響くのです。定番のコニャックカラーはもちろん、パステルピンクやクリーンなホワイトといった明るいカラーバリエーションも豊富で、ファッションのアクセントになります。
4-2.30〜40代にも支持が広がる“大人カジュアル”な魅力
30代から40代のファッション感度の高い大人たちにMCMが選ばれるのは、上質な素材と洗練されたフォルムが、普段の装いを品良く格上げしてくれるからです。若い世代に人気というイメージがあるヴィセトス柄も、ブラックやグレーといった落ち着いたモノトーンカラーを選んだり、レザー部分の面積が広いデザインを選んだりすることで、シックで上品な印象に変わります。派手になりすぎず、程よいアクセントとして機能してくれるでしょう。
4-3.ユニセックスで年齢・性別を問わず使えるデザイン
MCMが持つ大きな特徴の一つに、性別や年齢の垣根を越えて愛用できるユニセックスなデザインの豊富さが挙げられます。ブランドの代表作であるバックパックをはじめ、クロスボディバッグや財布、カードケースといった小物類は、男性が持っても女性が持っても自然に馴染む、ニュートラルで普遍的な魅力を持っています。このようなデザインは、パートナーや家族とアイテムを共有する楽しみ方も可能にします。
5.MCMで特に人気のバッグ&リュック5選!
機能性とファッション性を兼ね備えたMCMのコレクションは、流行に左右されることなく長く愛用できる逸品ばかりです。ここでは、特に人気の高いバッグとリュックを厳選して5つ紹介したいと思います。
5-1.Toni トップジップ ショッパー – ヴィセトス

MCMのアイコンであるヴィセトスモノグラムが全面にあしらわれたコーテッドキャンバスは、傷や汚れに強く、日々の使用にも気兼ねなく対応できる耐久性を誇ります。素材には高品質で柔らかなナッパレザーをトリミングに用いることで、カジュアルな中にも高級感が漂う仕上がりです。
バッグの上部はファスナーでしっかりと閉じることができるため、中身が見えたり、物が落ちたりする心配がありません。通勤や通学はもちろん、少し荷物が多くなるお出かけの日にも安心感をもたらします。内側には鮮やかなプリントが施されており、バッグを開けるたびに心躍るような楽しみも隠されています。
外側にもスリップポケットがあり、スマートフォンやパスケースなど、すぐに取り出したい小物の収納に便利です。
5-2.Liz リバーシブル ショッパーバッグ – ヴィセトス

ヴィセトスとナッパレザーを使用したミディアムサイズのLiz ショッパーバッグです。幅広く活躍する取り外し可能なジップポーチが付属し、短い旅行では単独でパースとして使用することもできます。軽量な仕立てでありながら収納力は抜群で、日常のあらゆるシーンで活躍します。
また、バッグのサイドにあるレザー製のドローストリングを絞ることで、シルエットをコンパクトに変えることも可能です。
5-3.Himmel トートバッグ – ローレトス

ブランドの新たな歴史を刻む「ローレトス」モノグラムをまとった「Himmel トートバッグ」は、持つ人に気品と洗練された印象を与えます。ローレトスは、MCMの象徴である月桂樹の葉をモチーフに、伝統的なヴィセトス柄を現代的に再解釈して生まれた新しいアイコンです。
上質なコーテッドキャンバス素材は、見た目の美しさだけでなく、耐久性にも優れています。A4サイズの書類やノートパソコンも収まる収納力を備えながら、すっきりとしたフォルムを保つ設計は、ビジネスシーンでもプライベートでも頼りになる存在です。
5-4.Stark サイドスタッズ バックパック – ヴィセトス

MCMの代名詞とも言える存在が、Stark バックパックです。中でもサイドスタッズモデルは、ブランドの持つ反骨精神とラグジュアリーな雰囲気が最も色濃く表現された、アイコニックなアイテムに違いありません。バッグの両サイドに打ち込まれた輝くピラミッドスタッズは、力強くも洗練された印象を放ち、コーディネートにエッジの効いたアクセントを加えます。
広々としたメインコンパートメントには、タブレットや13インチのノートパソコンを安全に収納できる保護スリーブを装備。フロントのジップポケットやサイドのオープンポケットも、小物の整理に役立ちます。調節可能なショルダーストラップは肩への負担を軽減し、長時間の使用でも快適さを損ないません。
5-5.Ella ボストンバッグ – ローレトス

MCMが誕生したドイツ・ミュンヘンの華やかな黄金時代からインスピレーションを得てデザインされており、その佇まいには時代を超えた普遍的な美しさが宿っています。勝利を象徴する月桂樹の葉をモチーフにしたパターンが、バッグ全体に気品あふれる表情を与えています。
コンパクトなサイズ感ながら、マチが広く収納力は見た目以上です。ダブルファスナーで開口部が大きく開くため、荷物の出し入れもスムーズに行えます。フォーマルな装いから、少しカジュアルな週末のお出かけまで、幅広い場面で活躍する汎用性の高さも嬉しいポイントです。
6.MCMを愛用している芸能人
音楽シーンのトップスターから、ファッション誌を飾るモデルまで、影響力のある人々が自身のスタイルにMCMを取り入れています。ここでは、MCMを着こなす3名の芸能人を紹介したいと思います。
6-1.BTS V
Vが愛用するMCMアイテムは、主にバッグです。BTSのメンバーであるVは、MCMのアイテムを着用する姿が目撃されており、ファンの間でも話題となっています。彼のファッションセンスは世界中で注目されており、多くの若者に影響を与えています。
6-2.藤田ニコル
藤田ニコルさんは「最近MCMが気になるし、使ってる」と公言しており、MCMのアイテムを積極的に取り入れています。彼女のMCM愛用歴は長く、特にPHENOMENONとのコラボレーションアイテムであるパーカーを着用している姿が確認されています。
彼女が選ぶMCMアイテムの特徴は、実用性とファッション性を兼ね備えた点にあります。「普段フィルムカメラを持ち歩いていることが多くて、カメラを入れるのにぴったり」と語るように、機能面を重視したアイテム選びをしています。
7.【まとめ】MCMを自分らしく楽しもう!
MCMはドイツで誕生し、韓国企業による買収を経て進化を遂げたラグジュアリーブランドであり、その独特な歴史と革新性によって今なお世界中のファッションシーンで存在感を放っています。バブル期に日本で爆発的な人気を誇った後、一時的に「時代遅れ」「ダサい」とも言われましたが、韓流ブームやヴィンテージブームの影響、そして大胆なブランド改革によって再び注目を集めるようになりました。
MCMはもはや懐かしいブランドではなく、進化し続ける現代的な選択肢。気になる方は、まず自分のライフスタイルに合ったアイテムをチェックして、現代MCMの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。