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2024年3月03日

ルイヴィトンのボロボロの財布は買取可能?買取価格や注意点とは。

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ルイヴィトンの財布やバッグがボロボロの状態のまま、クローゼットに眠っていることはありませんか。高価なアイテムだったため、ボロボロでもなかなか捨てられないと思う方も多いのではないでしょうか。ルイヴィトンのアイテムなら、ボロボロでも買取してくれる買取店はあります。

ボロボロと一口に言っても、コインケースに穴が開いていたり、ジッパーが閉まらなかったりとさまざまな状態があります。ボロボロなのに、なぜ買取してくれるのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、ルイヴィトンの財布はボロボロでも買取してくれる理由や、買取価格と買取相場、どこで買取してもらえるのかなどをご紹介します。また買取査定に出すときの注意点も解説しています。ボロボロのルイヴィトンの財布をどう処分したらよいのか迷っている方や買取相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.ボロボロのルイヴィトンの財布は買取してもらえる!

ルイヴィトンの財布は、ボロボロであっても壊れていても買い取ってもらえます。なぜなら、ルイヴィトンのブランド価値は高く、世界中にファンがおり需要が高いためです。また古い型であっても希少性が高いため、買取価格がつかないというのは稀です。

ルイヴィトンのアイテムは丈夫で長く愛用できるのが特徴となっており、リペアサービスを利用すればボロボロの状態の財布が蘇り、また愛用できるのです。ルイヴィトンの財布はボロボロでも買い取ってもらえる理由をくわしく解説していきます。

1-1.買取してもらえる理由①ブランド価値が高い

ルイヴィトンは1854年、フランスのパリで旅行かばん専門店としてスタートしました。現在までおよそ170年もの長い歴史があり、世界三大ブランドのひとつとして知られています。そのブランド価値の高さから、ルイヴィトンの財布は壊れてボロボロの状態であっても買取価格がつくのです。

近年めざましい経済発展を遂げている中国やインドなどのアジア諸国では、ブランド品の人気が高まっています。そのため、ルイヴィトンの財布がボロボロであっても修理して使用したいと思う人が増えています。またボロボロの状態であれば、定価よりだいぶ安い価格で購入できるため、新品より中古品を求める人も多かれ少なかれいるのです。

たとえば、定番品や製造年にもよりますが、新品未使用品であればルイヴィトンの買取相場はおおよそ60%と言われています。一方、エルメスは定番のキャビアスキンは比較的高い相場ですが、他のアイテムは新品未使用品であっても買取相場がおおよそ50%を切ることも珍しくありません。シャネルの買取相場はさらに低くなり、新品未使用品であっても定番アイテムでなければ買取相場がおおよそ20%ほどとなる場合もあります。

ルイヴィトンは、中古買取市場においても他ブランドと一線を画しており、長い歴史の中でブランド価値を高め続けたことから世界中で需要があります。そのため、ルイヴィトンの財布が壊れていてボロボロの状態であっても、買い取ってもらえるというわけです。

1-2.買取してもらえる理由②古い型でも魅力がある

ボロボロの財布で買取価格がつくのは、製造年が新しいアイテムだけだと思っていらっしゃる方はいませんか。ルイヴィトンは古い型であっても買取価格がつきます。むしろ古い型でも人気アイテムなら、ボロボロでも想像以上の値段で買い取ってもらえるかもしれません。

古い型でボロボロの財布でも買取価格がつく理由は、ルイヴィトンの希少性と近年のヴィンテージブームにあります。ルイヴィトンの希少性とは、ルイヴィトンはアイテムごとに販売目標数を設定しており、目標数が達成されれば、いくら人気があったとしても再販されません。人気アイテムはデザインを少し変えて、限定コレクションとして販売されることはありますが、元の人気アイテムと同じものは制作されないのです。

またルイヴィトンはセールしないことや、アウトレット品を出さないことを決めています。そのため、その時に発表されたアイテムはその時にしか買うことができません。その時に購入できなかった場合は、中古市場で探すしかないのです。たとえボロボロの状態であっても、当時のアイテムが欲しい人は購入したいと思うでしょう。

さらにルイヴィトンの財布の中には、マイナーチェンジが頻繁におこなわれているアイテムもあります。たとえば、ポルトフォイユサラは昔はカードスロットが付いておらず、名前もサラではありませんでした。マイナーチェンジを繰り返し、カードスロットが10枚になったときに「ポルトフォイユサラ」と名づけられています。現行品ではカードスロットは16枚となり、頻繁にマイナーチェンジされているのです。

そのため、ルイヴィトンのファンであれば、マイナーチェンジされる前の当時のアイテムが欲しいと思う人もいます。ルイヴィトンのアイテムはその時に発売されているものしか買えないという希少性が、ボロボロの財布でも買い取ってもらえる理由となっています。

古い型でボロボロの財布でも買取価格がつくもう一つの理由として、近年のヴィンテージブームがあります。日本でもヴィンテージブームは起こっていますが、海外でもヴィンテージ品を愛する人は多くいます。そのため、古い型が日本で売れなくても海外に輸出すれば需要があるため、買取価格がつくのです。

1-3.買取してもらえる理由③長く愛用できる

ルイヴィトンのアイテムはもともと長く愛用できるように高級で丈夫な素材を使用し、選ばれし職人が限定されたアトリエでハンドメイドしています。ダミエやモノグラムのデザインの財布の素材には、トアル地という繊維が細かくて丈夫なエジプト綿が使用されているため寿命が長いです。またエピの革は生後6か月程度の子牛の革を採用しているため、寿命は40年とも言われています。

ルイヴィトンはリペアサービス専門のアトリエを構えており、定期的に修理すれば長く愛用できることがわかります。そのため、修理前提でボロボロの財布を買う人もおり、需要が途絶えないため買取してもらえるというわけです。

2.ヴィトンの財布でボロボロの状態って?

そもそもボロボロや壊れた財布とはどのような状態を指すのでしょうか。自分の持っている財布がボロボロだと感じている人にとって、どのような状態まで買取査定が可能なのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ボロボロや壊れた財布とはどのような状態なのか、査定はしてもらえるのかについて解説していきます。

2-1.財布の内部にベタつきがある

ベタつきは、ルイヴィトンの財布やバッグによく見られる状態です。ルイヴィトンのアイテムはフランスや欧州の国で制作されており、日本のように高温多湿ではないため、日本の気候で使用しているとどうしても素材が劣化しやすいという特徴があります。

またベタつきの原因は、生地の特性にもあります。ルイヴィトンのモノグラムやダミエ、エピラインの財布の内部生地には、合成皮革を採用しているアイテムがほとんどです。合成皮革とは、天然の布地をもとに、ポリ塩化ビニルやポリウレタンなどの合成樹脂で表面をコーティングした素材を言います。

合成皮革は長く使用していたり湿気の多い場所に保管していたりすると、成分が湿気により剥がれてしまい、加水分解がおきてベタつきが発生します。除湿剤をいれて保管したり風通しの良い場所に保管したりして劣化を遅らせることはできますが、長く愛用しているとどうしてもベタつきはでてしまうのです。

財布の内部のベタつきはルイヴィトン商品であればよく見られる状態のため、それほど神経質になる必要はありません。内部のベタつきがあっても、ルイヴィトンの財布であれば買取価格がつくため、査定してもらう価値はあります。

2-2.カビが付着している

カビが付着してしまう原因は、やはり日本の高温多湿な気候にあると言えます。財布を普段から愛用している以上、常に風通しのよい場所に保管したり除湿剤を入れておいたりすることは難しいからです。またクローゼットに長い間眠っているアイテムであれば、なおのことでしょう。

ボロボロの財布とは、長い間愛用されていたり長期保管されていたりするアイテムが多いです。そのため、多少のカビがあっても買取査定してもらうことは可能です。しかし、査定をお願いする前にできる範囲でカビを取り除いておくことも大切です。

2-3.革にスレや傷みがある

長く愛用していると、バッグから財布を出し入れする回数が多くなるため、革にスレや傷みがでてきてしまいます。特に、財布の端の部分に傷みがでやすいでしょう。また普段、財布をポケットに収納して愛用していれば、衣類の布と財布の素材に摩擦が起きるため、より傷みが早くスレが多くなります。

ルイヴィトンの財布であればボロボロの状態でも買取価格はつきますが、他のブランドでは痛みやスレによって買取価格が大幅に下がる可能性もあるため、注意して使用するのが賢明です。ルイヴィトンの財布の場合も、スレや傷みが少ない方が高い買取価格がつくため、愛用時から丁寧に扱うことが重要です。

2-4.ファスナーが閉まらない

ルイヴィトンの財布の中で、ラウンドファスナーを採用しているアイテムは人気が高いものが多いです。長財布であれば、ジッピーウォレットやポルトフォイユ・クレマンス、小銭入れであればジッピー・コインパースなどがあります。ラウンドファスナーの財布は使用する度にジッパーに触れなければならないため、ボロボロの財布の中にはファスナーが閉まらないアイテムもあります。

ファスナーが閉まらない原因は、ファスナー付近の生地が破れてきたりファスナーが錆びて動かなくなってしまったりなどがあります。ファスナーが閉まらない財布もボロボロの状態であるため、買取査定は可能です。

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3.ヴィトンのボロボロの財布の買取価格や買取相場はどれくらい?

ボロボロの状態によって買取価格に変動はありますが、おおよそ100円〜3,000円となっています。もちろん一口にボロボロの状態と言っても、コインケースに穴が開いている状態やファスナーが閉まらない状態、カビや汚れが目立つなどさまざまです。

そのため、最も状態の悪いボロボロ具合だと、10円などの低価格での買取もあり得ます。一方で、自分がボロボロだと感じていても、買取査定してみたら3,000円以上の買取価格がつき、思ったより高かったと感じる方もいるでしょう。買取価格や買取相場は店によって異なるため、比較することが重要です。

3-1.買取相場が極端に下がるワケではない。

古い型だからと言って、買取相場が極端に下がるわけではありません。ヴィンテージブームによってまだまだ需要があるためです。また新作の財布は短期間でボロボロの状態になることは考えにくいため、ボロボロの財布は古い型を買取に出すのが主流です。

古い型でボロボロだから買取してもらえそうにないと思っても、ルイヴィトンのアイテムは買取価格がつくため、査定をお願いしてみるとよいでしょう。またルイヴィトンのバッグも財布と同じように価値があるため、ボロボロの古い型であっても買取価格がつきます。

3-2.オーダーメイド品よりも既製品のほうが高い

オーダーメイドしてイニシャルを入れたり、内部のカラーを変更したりしたボロボロの財布でも、ルイヴィトンのアイテムであれば買取価格がつきます。非常に高価なことで知られているエルメスのバーキンでもオーダーメイド品は買取価格がつきにくいですが、ルイヴィトンの財布であれば買取価格がつきます。ただし、オーダーメイド品よりレディメイド品の方が高値の買取価格がつく傾向にあるでしょう。

4.ボロボロの財布はどこで売るのが良い?売却場所3選!

ルイヴィトンのボロボロの財布を売る場所として、中古買取販売店を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ボロボロでも買取可能だと謳っている買取店は、100%に近い確率で買取価格がつくと言っていいでしょう。他の販売経路として、ネットショップもあります。

最近では、LINE査定やネット査定を無料で実施している買取販売店もあります。自身の経験や買取相場を確認して、最適な販売方法を検討してみてください。

4-1.対象アイテムにヴィトンがある買取店

発信している買取店を選ぶと、ルイヴィトンのボロボロの財布でもほぼ100%の確率で買取価格がつくと言えます。また多くのブランドアイテムの買取実績のある買取店や、日本だけでなく海外へのルートも確保しているような買取店は、ボロボロの財布でも高値で買い取ってくれる可能性が高いでしょう。買取店に行く前にインターネット検索して、目星をつけて訪れるのもありです。

一方で、中古品買取店を謳っている店舗でも財布やバッグではなく、骨董品や衣類を専門としている買取店もあります。財布やバッグなどの買取実績があまりない店舗では、ルイヴィトンであってもボロボロの財布だと買取価格が付かないこともあるので、下調べが必要です。

4-2.ネットオークション

ボロボロのルイヴィトンの財布を売る方法は、なにも買取販売店だけではありません。近年では、ネットオークションでジャンク品として販売されているのをよく目にします。ネットオークションは全国、全世界の人々が閲覧可能なため、買取専門店より閲覧する人数が多い可能性があります。

そのため、うまくいけば買取専門店よりネットオークションの方が高値がつくかもしれません。しかし、ネットオークションは個人間の取引であり、トラブルになる可能性もあります。たとえば、コピー商品であったりボロボロの部分をあえて画像にアップしないことで悪い状態を隠していたりといったトラブルが起こりえます。

コピー品と正規品を見分けられる力がある方や、ネットオークション取引に慣れている人であればプラスに働くかもしれませんが、いかんせん実物を見られないため注意が必要です。また、個人間での取引のため、ネットオークションの手数料や送料を支払わなければなりません。販売価格から手数料や送料を差し引いたら、手元に残ったお金がマイナスになってしまったという事態になることも十分に考えられます。

ネットオークションで売る際は、まず自分の持っているボロボロの財布がどのくらいの価値があるのかを知り、ネットオークションの手数料と送料・手間を天秤にかけて、得する見込みがあるとすれば利用する価値はあります。

4-3.LINE査定やネット査定を利用しよう

近年では、買取専門店でLINE査定やネット査定を実施している店舗があります。LINE査定やネット査定であれば、買取専門店に足を運ばずとも買取相場を確認できます。店舗によっては無料で査定してくれるため、利用しない手はありません。

また、LINE査定やネット査定してもらう場合は、1店舗だけでなく複数の買取店で査定してもらいましょう。複数の買取店で査定してもらうと、大体の買取価格や相場がわかってきます。一番高く査定してくれた買取専門店を訪れるのもいいですし、ネットショップで売った方か利益がでそうなどの判断がつきやすいため、おすすめです。

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5.ボロボロの財布は買取してもらう前に修理に出した方がいい?

ボロボロの財布は修理に出さず、買取してもらった方がお得です。なぜなら、修理代金が買取価格を上回ってしまったり、正規品でなくなってしまったりする可能性があるためです。ボロボロの財布をルイヴィトンの正規店でリペアしてもらう場合と、日本の革製品を取り扱う店で修理をお願いしてもらった場合にわけて、どのような理由でリペアしないほうがよいのか解説します。

5-1.修理に出す場所①:ルイヴィトンの直営店

ルイヴィトンは創業してまもなく、リペアサービスをはじめました。現在では年間60万点以上の製品をリペアしています。ルイヴィトンの商品をリペアする際は、世界に12拠点構えている専門アトリエで修理され、リペアの98%を現地で完了させています。そのため、リペアにかかる納期の目安は作業から3週間ほどかかるのです。

ルイヴィトンの直営店で財布を修理する際の代金は、たとえばファスナーやファスナー金具の交換は〜30,800円、部分または全体の縫い直しは〜20,900円、スナップボタンの交換は〜10,340円かかります。ボロボロの状態の財布をリペアするには、かなりの金額がかかるため、おすすめできません。ちなみにバッグのリペア代金は、ハンドルの交換(1本)20,900円、ショルダーストラップの交換41,800円、ビスの交換〜10,340円などとなっています。

ルイヴィトンの直営店でリペアをお願いする場合、ルイヴィトンの店舗を訪れて修理可能か相談に行かなければなりません。配送による依頼も受け付けていますが、店舗を訪れるよりさらに時間を要します。ルイヴィトンの直営店でリペアすると時間がかかる上に、買取金額を上回るであろう金額がかかるため、ボロボロの財布はリペアに出さずに査定してもらうことをおすすめします。

5-2.修理に出す場所②革製品を扱う日本の修理店

それでは、日本の革製品を扱う修理店にリペアしてもらうのはどうでしょうか。ルイヴィトンの直営店で修理を依頼すれば納期が3週間ほどかかるため、日本の修理店に依頼する方が納期が早い可能性は高いでしょう。修理代についても、ルイヴィトンのリペアサービスの料金より安いかもしれません。

しかし、ルイヴィトンのアイテムをルイヴィトンのリペア専門店以外で修理すると、正規品と見なされなくなるというルールがあります。なぜなら、日本の修理店とルイヴィトンの正規店のリペア工房で取り扱う修理素材が違うためです。ルイヴィトンのリペア工房では、本来使用されている糸や革などの修理素材を使ってリペアします。

日本の修理店がリペアに使う糸や革は独自のものであり、ルイヴィトン製品ではありません。そのため、買取店に査定を出すと正規品として認められず、買取価格がつかないのです。日本の修理店であれば、ルイヴィトンの直営店より安くて早く修理してもらえるため、リペアしようと思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、日本の修理店でリペアしてしまうとルイヴィトンの正規品ではなくなり、価値もなくなってしまうため、リペアするのは避けましょう。

6.ボロボロのヴィトンを買取査定に出すときの3つの注意点

ボロボロの財布であっても、ルイヴィトンのアイテムであれば買取価格がつくことを紹介しました。どうせ買取してもらうのなら、少しでも高い買取価格で査定してもらいたいものです。少しの手間で買取価格が高くなるポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

6-1.注意点①:できる範囲で汚れを落とす

できる範囲で、汚れやカビを落としておきましょう。査定する際の印象が少しでもよくなれば、買取価格が上がるかもしれないからです。ルイヴィトンはアイテムによってさまざまな素材を使用しているため、財布のラインによって汚れの落とし方が違います。ライン別に汚れの落とし方を解説します。

6-1-1.モノグラム・ダミエ・エピライン

モノグラム・ダミエ・エピラインの表面の汚れを落とす方法は、中性せっけん水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いたり、レザーソープを布につけて軽く拭き取ったりです。財布の内側の汚れを落とす際は、表面と生地が違うため、せっけんやレザーソープを使わず乾いた布で汚れを拭き取る程度にしてください。水分を含ませてしまうと加水分解が起きて、状態がより悪くなる可能性があるためです。

また汚れを落とす際にレザーローションやクリーナー、アルコールを使用すると、生地に悪影響となり劣化を速めてしまいます。自宅にあるものを使って正しい方法で、できる範囲で汚れやカビを落としてみてください。

モノグラムのバッグに多く使われている、ヌメ革の汚れの落とし方も紹介します。ヌメ革についた汚れを落とすには、ソフトガミという消しゴムのようなもので汚れを削り落とす方法があります。ヌメ革は非常にデリケートな素材として知られており、ボロボロの状態であれば剥がれてしまう可能性があるため、触らない方が無難かもしれません。

6-1-2.ヴェルニライン

ヴェルニラインはモノグラムやダミエ・エピラインと違い、表面にエナメル加工が施されています。そのためレザーソープや中性せっけんの使用は避け、ソフトガミで優しくこすったり、楊枝を使って汚れを取り除いたりする方法が最適です。財布の内側は、モノグラムやダミエ・エピラインと同じように乾いた布で汚れを拭き取るようにしてください。

6-1-3.プリントを施したキャンバス

プリントを施したキャンバスとは、草間彌生さんとのコラボ商品であるカラフルなドットや、村上隆さんとのコラボ商品であるモノグラム・チェリーなどのプリントを印刷したキャンバスを指します。プリントを施したキャンバスの表面の汚れは、中性せっけんを少量だけ水に溶かした水分を柔らかい布に湿らせて、プリント部分を避けて汚れを取り除いてください。財布の内部は、乾いた布で汚れを拭き取りましょう。

6-1-4.エキゾチックレザーなどの特別なクリエーション

エキゾチックレザーとは、クロコダイルやパイソン・リザードが採用されている革のことです。エキゾチックレザーは水や湿気、熱に敏感な素材のため、慎重に取り扱わなければなりません。汚れを取り除く場合は、柔らかく毛羽立ちのない白色系の布で拭くだけにとどめてください。クレンジングクリームなどの油分が多い物を使うとシミの原因になるため、注意が必要です。

6-3.注意点②:付属品があれば一緒に持っていく

ルイヴィトンのボロボロの財布を査定に出す際に、付属品を一緒に持っていくと買取価格が高くなるかもしれません。ルイヴィトンは世界的に人気の高いブランドであるため、付属品を欲しいと思う人もいます。付属品には外箱やリボン・ギャランティカードなどがあり、どれかひとつでも持っているのであれば、買取査定してもらう際に一緒に持っていくとよいでしょう。

6-4.注意点③:まとめて買取してもらう

もし、ルイヴィトンのボロボロの財布以外にもブランド品がクローゼットに眠っていたり、売りたいと思うアイテムがあったりすれば、まとめて買取してもらいましょう。買取店によってはまとめて売ることで、買取価格が上がると謳っている店舗もあります。買取してもらいたい商品を多く持っている方は、まとめ売りに強い買取店を利用すると得するかもしれません。

まとめ

ルイヴィトンの財布はボロボロの状態であっても、買取してもらえることをご紹介しました。ルイヴィトンは世界的に有名なブランドであり、人気が衰えず需要があるため、低価格であっても買取価格がつきます。たとえファスナーが閉まらない状態であったり、カビが付着していたりしても買い取ってくれる可能性はあるため、査定してもらうとよいでしょう。

買取査定してもらう前や買取専門店に訪れる前に、リペアするのはおすすめしません。なぜなら、買取金額より修理代の方が高くつく可能性が高いからです。また、できる範囲で汚れを落としておくと、印象がよくなり買取価格が上がるかもしれないため、メンテナンスして査定に出しましょう。

ボロボロで売れそうにないと思っていても、ルイヴィトンのアイテムであれば買取価格がつくため、まずはLINE査定やネット査定を使って買取相場を確認してみることをおすすめします。

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