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2023年12月26日

ロレックスの資産価値って正直どうなの?価値の高いモデルを紹介!

近年話題となっている時計投資。そのアイテムのひとつとして有名なのは『ROLEX/ロレックス』ではないでしょうか?

ですが実際に「値段が高いのは分かるけど、この時計の資産価値はどれくらいあるのだろう?」ということを感じる人も少なくないと思います。ロレックスの腕時計は本当に資産価値のある投資アイテムとして成り立つのでしょうか?

この記事では、ロレックスの資産価値について深掘りしていきたいと思います。ロレックスに資産価値がある理由や、価値の高いと言われるモデルまで紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.ロレックスが資産価値のあるアイテムとして扱われる理由

現在でも時間を超えて価値を保ち続ける存在のロレックス。展開している腕時計は時刻を確認するための道具ではなく、長期的な資産価値を秘めた投資アイテムとしての側面も持っています。

近年、時計の投資価値が注目される世の中で、ロレックスがどのような価値を持ち、どのように価値を高めているのか気になりますよね。

この章では、ロレックスがなぜ資産価値を持つのか、その背景と具体的な理由を深掘りしていきます。

1-1.高すぎる需要

ロレックスの時計が資産価値を持つ最大の理由の一つは『高すぎる需要』にあります。

需要が高いことによって供給が追い付かなくなり、その結果希少性が生まれるのは自然な話です。そもそもロレックスにはランナーと呼ばれているほど根強いファンが多いため、世界の腕時計コレクター達にとってロレックスは単なる時刻を確認する道具という立ち位置を超えて、憧れの腕時計ブランドもしくは社会的なステータスを分からせるものとして需要が高いです。

このように高い需要を誇るロレックスは、近年では資産価値のある投資アイテムとして投資家からも注目されています。特に人気のモデルは新品で手に入れることが困難になり、中古市場で高値で取引される傾向が顕著に表れています。近年の時計投資ブームを受けてロレックス側も限定生産や購入制限を行い、市場に流通する数を厳しくコントロールしています。

これによって人気モデルであれば、多少古くても時代遅れの価値がないアイテムにならず、むしろ年月を経るごとにその価値が高まることがあります。ロレックスの時計は高い需要と限定された供給によって、その価値を維持し続けているのです。

1-2.圧倒的なブランド力

ロレックスの資産価値を支えるもう一つの重要な要素は『圧倒的なブランド力』です。

時計業界において、最高の認知度と尊敬されるブランドのひとつとして確固たる地位を築いています。この強固なブランドイメージは長年にわたり培った高品質のイメージ、革新的なデザインなどによって構築されました。

ロレックスの時計は単なる時間を計る道具を超え、『高級感』『信頼性』『優れた技術』を象徴するアイテムと見なされています。これらの3つの要素は消費者がロレックスの時計に対して高い価値を認める理由となっており、結果として中古市場でも価値が下がりにくいという現象を生み出しています。

また、ロレックスは多くの著名人がSNSに載せたり、有名なスポーツイベントとの提携などの行事を通してブランド価値を高めてきました。ロレックスがただの時計ブランドではなく、特定のライフスタイルや成功の象徴としての地位を確立するのに役立っています。

長い歴史を通じて多くの革新的な技術を時計業界に残しているロレックスは、単に伝統に固執するのではなく、常に進化し続ける姿勢も示しています。同じモデルでもマイナーチェンジを行うことがその証明です。このような革新と伝統のバランスがロレックスの時計が長期にわたって価値を保ち続ける理由の一つとなっています。

ロレックスの圧倒的なブランド力は 資産価値を持つ投資アイテム として見なされる大きな理由の一つです。このブランド力は時計の品質、デザイン、そして市場での地位を通じて、ブランドとしての価値を長期にわたって支えています。

1-3.そもそも定価が上がっている

ロレックスの時計が資産価値を持つもう一つの重要な理由は『現在まで定価が上昇している』ということです。そもそも新品の値段が高くなれば価値が上がるのは、なんとなくイメージできますよね。

ロレックスは品質とブランドイメージの維持のために、定期的に定価を見直しています。(直近だと2023年9月に10%ほど上がりました)

こういった価格改定の戦略は新品のロレックスが市場に出るたびに、既存のモデルの価値を間接的に高める効果を持っています。

新しいモデルが発表されると、それに伴い旧モデルの希少性が増すことで市場での需要が高まることがあります。結果としてこれらのモデルは定価以上で取引されることが珍しくなく、中古市場においても価値が維持される傾向にあります。

ロレックスは素材の品質や製造技術においても常に高い水準を保っており、これが価格上昇の要因となっています。無垢素材の使用や複雑な機構で作られた時計は、耐久性と信頼性を保証して長期的な価値を生み出します。

このように、ロレックスの時計は時間とともに定価が上昇することもあるため、昔に比べても価値が増す傾向にあります。これは、ロレックスが資産価値のあるアイテムとして扱われる大きな理由の一つであり、投資対象のアイテムとしての魅力を高めています。

1-4.時計製造への情熱が熱い

ロレックスの時計が高い資産価値を持つ最後の要因は『ブランドが時計製造に対して深い情熱を持っている』ことです。

ロレックスは自社で一貫して時計製造を行う『マニファクチュールメーカー』で、時計製造の技術と品質の向上に努めてきました。この時計製造に対する情熱は時計の各部品の精密な作り、革新的な機能の採用、そして長期にわたる信頼性の確保に表れています。

防水・防塵性能を持つオイスターケース日付が午前0時ピッタリに切り替わるデイトジャスト機能を発表するなど、時計業界における多くの革新を牽引してきました。これらの技術革新はロレックスの時計が単なる時間を示す道具ではなく、精密機械の傑作としての地位を確立するのに役立っています。

また、ロレックスが情熱を注いで作った腕時計は、設計から組み立て、最終的な品質検査に至るまで厳格な基準を適用しています。この徹底した品質管理はロレックスの時計が長期間にわたって高い性能を維持し、資産価値を保つことに貢献している証です。

このように、ロレックスの時計が高い資産価値を持つ理由は単にブランドの名声やデザインの美しさにあるのではなく、時計製造への深い情熱とその分野での革新的な取り組みに根ざしています。これらの要素はロレックスの時計が単なるファッションアイテムではなく、価値ある投資品として認識される理由を形成しています。

2.資産運用に最適!価値が下がらないモデルランキング+おまけ

ロレックスの時計はただの高級アクセサリーではなく、賢い資産運用の選択肢としても注目されています。

価値が下がりにくいとされるモデルは、時計愛好家や投資家たちの間で高い人気を誇っています。これらのモデルは希少性、歴史的背景、そして優れたクラフトマンシップによって時間が経過しても価値を維持しており、場合によっては価値が上昇することもあります。

この章では、ロレックスの中でも特に価値が下がらないと言われている資産価値の高いモデルをランキング形式で見ていきましょう。

2-1.コスモグラフ デイトナ

ロレックスの中でも特に資産価値が高いとされるモデルの一つが、コスモグラフ デイトナです。

このモデルは1963年にレースドライバーのために開発されて以来、時計愛好家やコレクターから絶大な支持を受けています。デイトナの最大の特徴はその精密なクロノグラフ機能とスポーティーながらも洗練されたデザインです。

レースドライバーのニーズに応えるために設計されたこの時計は、レースシーンでの使用に耐えうる堅牢な構造を持ちながらも、正確な時間計測が可能な丈夫なモデルです。これはデイトナが日常的な使用においても高いパフォーマンスを発揮することを意味しています。

また、デイトナは特別なバリエーションが市場で高い価値を持つことで知られています。例えば、俳優のポール・ニューマンが着用していたことで有名な『ポール・ニューマン デイトナ』 伝説のデイトナ と呼ばれており、オークションで非常に高額で取引されています。このモデルは時計コレクターの間では非常に価値のあるアイテムと見なされています。

デイトナの資産価値は歴史的背景や希少性、そして優れた機能性によって支えられています。これらの要素が組み合わさることでデイトナは、ロレックスの中でも特に高い投資価値を持つモデルとなっています。

2-2.サブマリーナー

ロレックスの中でも特に価値が下がらないモデルと言われているのはサブマリーナーです。時計に詳しくない方でも知っていることが多く、着けているだけでロレックスと分かる見た目が資産価値を挙げている要因のひとつとも考えられます。

このモデルは1953年に発表されたダイバーズウォッチの先駆けであり、高い耐水性能と堅牢なデザインで知られています。サブマリーナーはプロのダイバーだけでなく、時計愛好家やファッションに敏感な人々からも広く支持されています。

サブマリーナーの資産価値は普遍的なデザインと実用性によって支えられています。シンプルで洗練された外観は時代を超えて愛され続けており、多くのモデルが発表されてから数十年経過しても人気がなくなることはありません。また、ロレックスの中でも特に高い耐久性を誇るサブマリーナーは長期間にわたってその性能を維持することができます。

例えば、グリーンサブや青サブと呼ばれるモデルは人気がありますが、最も人気と言われているのは黒文字盤のモデルで、中古市場でも高価で取引されることがあります。サブマリーナーの基本的な特性に加えて希少性を持っているため投資としての価値が高まっています。

サブマリーナーは実用性と美しいデザイン、そしてロレックスの時計としての信頼性により、資産価値を持つモデルとして広く認識されています。これらの要素が組み合わさることでサブマリーナーは時計愛好家や投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

2-3.GMTマスター

ロレックスのモデルの中でも、価値が下がらないモデルとして注目されているのはGMTアスターです。この時計は1954年にパンアメリカン航空のパイロットのために開発されました。その最大の特徴は異なるタイムゾーンを同時に表示できるGMT機能です。この機能は海外旅行をする人や国外を渡り歩くビジネスマンにとっては非常に便利な機能です。

実用的なデザインと堅牢な構造によって日常的な使用においても高いパフォーマンスを発揮します。これにより、GMTマスターは単なるファッションアイテムではなく実用的な時計としても価値を持っています。

また、GMTマスターはデザインも特徴的で、『ペプシ』と呼ばれる赤と青のベゼルを持つモデルは鮮やかな色合いと希少性からコレクターの間で高い評価を受けています。また『コーク』や『バットマン』といった他のカラーバリエーションもそれぞれ独自の魅力を持ち、高い人気を誇っています。

さらに、GMTマスターは時代を超えてデザインが進化してきましたが、基本的な機能とスタイルは長い間維持されています。古いモデルでもぱっと見の見た目は大きく変わらないことから時代遅れや古臭いデザインと言われることはなく、長期間にわたって価値を保持することができます。

GMTマスターは独特の機能性や歴史的背景、そして時代に左右されないデザインにより、ロレックスの中でも特に資産価値の高いモデルとなっています。

2-4.エクスプローラー

ロレックスの中でも特に堅牢性とシンプルなデザインで知られるエクスプローラーは、資産価値の観点からも注目すべきモデルのひとつです。1953年に登場したエクスプローラーは、エベレスト登山の成功を記念して製作されました。この時計は極限の環境下での使用を想定して設計されており、その耐久性と信頼性は非常に高く評価されています。

エクスプローラーに関しては資産価値が高い!というよりも、安定した価格を長い間保っているというイメージです。シンプルで時代を超越したデザインと高い機能性によって支えられていると考えます。このモデルは他のスポーツモデルと比べて特筆できるデザインがあるわけではありませんが、洗練された外観と実用性が高いことで時計愛好家に愛されています。また、エクスプローラーは比較的手に入れやすい価格帯であることも人気を支える要因の一つです。

エクスプローラーは堅牢性とシンプルな美しさ、そしてロレックスの時計としての信頼性により、資産価値を安定的に保っているおすすめモデルとして広く認識されています。これらの要素が組み合わさることで、エクスプローラーは時計愛好家や投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

ということで、ランキング第4位はシンプルながらも長い間ロレックスを支えるエクスプローラーです。

2-5.ヨットマスター

価値が下がらないモデルとして次におすすめしたいのは、ヨットレースや海を愛するセレブをターゲットにして作られたラグジュアリースポーツモデルのヨットマスターです。

ゴツめに作られた両方向回転式ベゼルと堅牢に作られたケースからくる高い耐水性能が特徴的です。また、このモデルはプラチナやゴールドなどの高級素材を使用しており、豪華な外観は多くの時計愛好家から高い評価を受けています。ヨットマスターはスポーティーながらも洗練されたデザインでどんなシーンでもマッチする汎用性の高さを持っている腕時計です。

ヨットマスターの資産価値は限定された生産数と特別なデザインによって支えられています。SS×WGのコンビで作られたロレジウムや、ラバーブレスレットが特徴的なオイスターフレックスなどの特別な素材を使用したモデルは、市場での需要が高いことから価値が上昇する傾向にあります。基本的な特性に加えて希少性や独特の美しさを持っているため、コレクターの間で特に価値あるアイテムと見なされています。

高級感と実用性、そしてロレックスの時計としての信頼性から資産価値を持つ価値の下がらないモデルとして広く認識されているヨットマスター。これらの要素が組み合わさることで時計愛好家や投資家にとっては魅力的な腕時計となっています。

2-6.【おまけ】アンティークロレックス

アンティークロレックスはロレックスの時計コレクションの中でも特にユニークな存在です。価値が下がらないモデルというタイトルですが、30万円台で買えるモデルもあります。昔の定価からは考えられない程の値段が付いているモデルもあるので、おまけ的な内容として読んでいただけると幸いです。

アンティークロレックスの中には特に珍しいモデルや歴史的な出来事に関連するモデルが含まれています。例えば、初期モデルのサブマリーナーや先述したポールニューマンデイトナなどは高い価値を持っています。これらの時計は製造年代や背景ストーリー、そして時代を超えた味わい深さによって一般的な中古市場よりもはるかに高い価格で取引されます。

また、社外品ではなくオリジナルの部品で状態維持をしているモデルや、良好な状態で保存されているモデルは特に価値が高くなる傾向にあるとされています。また、元の箱や保証書などの付属品が完備されている場合、価値は落ちづらい傾向にあります。よくフリマアプリでも【完品】などを売り文句にしている出品者を見かけますよね。そのくらい付属品は重要ですし、昔欲しかったアイテムが発売時のまま手に入るのはテンション上がります。

アンティークロレックスを購入する際には『コピー品ではないか』『状態は悪くないか』を慎重に評価することがかなり重要です。偽物や粗悪に改造されたモデルが市場に出回っていることもあるため、信頼できる販売者から購入することが推奨されます。

正しい知識と注意をもって選ばれたアンティークロレックスは単なる時計を超えた価値を持ち、長期的な投資としての魅力を持つことでしょう。

3.ロレックス投資で失敗しない5つのポイント

ロレックスの時計を投資目的で購入する際には、成功の鍵となるいくつかの重要なポイントがあります。ロレックスはその名声と品質により、多くの場合、資産価値を維持または増加させる可能性がありますが、賢い選択と戦略が必要です。

ロレックスの時計投資で失敗しないポイントは以下の通りです。

・根強い人気のモデルを狙う
・流通量の少ないレアなモデルを狙う
・付属品は無くさずに綺麗に保管しておく
・定価割れしてもショックを受けないように気に入ったモデルを買う
・偽物は絶対買わないようにする

この章では、ロレックスの時計を投資として考える際に留意すべきポイントを紹介していきたいと思います。これらのポイントを理解することでロレックス投資で失敗するリスクを最小限に抑えることにつながります。

それでは、ロレックス投資で失敗しないための戦略を見ていきましょう。

3-1.根強い人気のモデルを狙う

ロレックス投資の最初のポイントは『根強い人気を誇るモデルを選ぶこと』です。

ロレックスの中には時代を超えて愛され続けるモデルがいくつかあり、これらは一般的に安定した需要と価値を保ちます。例えば、サブマリーナーやデイトナ、GMTマスターなどは長年にわたり高い人気を維持しているモデルです。

これらのモデルは『機能性』『デザイン』『信頼性』によって、常に高い需要があります。また、これらの時計は新品市場だけでなく中古市場でも価値が下がりにくい傾向にあります。根強い人気のモデルを選ぶことは、投資としてのリスクを低減し、長期的な価値の維持につながります。

投資目的でロレックスを選ぶ際には、流行に左右されず時間を経てもその魅力を保ち続けるモデルを選ぶことが重要です。これらのモデルは将来的にも安定した需要が見込まれ、投資としての価値を長期にわたって保つ可能性が高いです。

3-2.流通量の少ないレアなモデルを狙う

ロレックス投資の第二のポイントは『流通量が少ないレアなモデルに注目すること』です。限定版や特別なモデル、または生産数が少なかったモデルは希少性が生まれることから高い価値を持つことが多いです。これらの時計は一般的なモデルよりも市場での需要が高く、価格が上昇する傾向にあります。

レアなモデルは特定の歴史的イベントや有名な人物との関連、または特別なデザイン要素を持つことがあります。これらの特徴は時計に独特のストーリー性を与え、コレクターたちの間で高い関心を引きます。例えば、特定の映画に登場したモデルや有名な探検家が着用していたモデルなどは、そのストーリーによって価値が高まります。

レアなモデルを投資対象とする際には、正規品であるかどうかと状態を慎重に評価することが重要です。また、市場での流通状況を把握し、適切なタイミングで購入や売却を行うことが投資成功のカギとなります。流通量が少ないレアなモデルはロレックス投資において高いリターンをもたらす可能性がありますが、同時に市場の動向を正確に理解する必要があります。

3-3. 付属品は無くさずに綺麗に保管しておく

ロレックスの投資価値を最大化するための重要なポイントの一つが『付属品を無くさずに綺麗に保管すること』です。正規の箱や保証書、ギャランティカードなど時計に付随するすべてのアイテムは価値を高める重要なアイテムです。

付属品が完備されていることは時計の真正性と歴史を証明する証となります。

特に、ギャランティカードは時計が正規のルートで販売されたことを示す重要な付属品であり、コレクターや投資家にとっては大きな安心材料となります。完全に属品が揃っていることは時計の再販価値を大きく向上させることができます。

また、時計と付属品を綺麗に保管することも重要です。

時計本体はもちろん、箱や保証書も状態が良いほど時計の価値は高く評価されます。適切な保管方法としては、直射日光や湿気を避けて温度変化が少ない環境で保管することが推奨されます。

ロレックスの時計を投資として考える場合は、時計本体だけでなく付属品にも同じくらいの注意と配慮を払うことが価値を最大限に引き出す鍵となります。付属品が完璧に揃っていると時計の完全性を示し、将来的な売却時に大きなアドバンテージとなるでしょう。

3-4.定価割れしてもショックを受けないように気に入ったモデルを買う

ロレックスの時計を投資目的で購入する際には、必ずしもすべてのモデルが価値を増すわけではないという現実を受け入れることが重要です。市場の変動や特定のモデルの人気の変化により、一部の時計は定価を下回る価格で取引されることもあります。投資としての側面だけでなく、個人的に気に入ったモデルを選ぶことが結構重要なポイントです。

自分が本当に気に入っているモデルを選ぶことには複数の利点があります。

まず、もし市場価値が下がったとしてもその時計自体を楽しむことができます。自分のスタイルや趣味に合った時計は愛着も湧くので長期間愛用することが可能であり、その間に時計の価値が回復する可能性もあります。

さらに、自分が本当に気に入った時計は、より大切に扱う傾向があります。

時計の状態を良好に保ち、将来的に再販する際の価値を高めることにつながります。ロレックスの時計は単なる投資対象以上の価値を持つことを忘れず、個人的な喜びと満足をもたらすアイテムとして選ぶことが重要です。

投資としての側面を考慮しつつも、自分自身が本当に愛着を持てるモデルを選ぶことで市場価値の変動に左右されず、長期的な満足感を得ることができます。

3-5.偽物は絶対買わないようにする

ロレックス投資で失敗しないための最終ポイントは『偽物を絶対に購入しないこと』です。

ロレックスの時計は非常に人気が高いため市場には多くの偽物が出回っています。偽物を購入してしまうと投資価値はゼロに等しくなるのと同時に、金銭的損失だけでなく法的な問題に巻き込まれるリスクもあります。

偽物を避けるためには信頼できる販売者から購入することが重要です。正規の販売店、評判の良い中古時計店、または信頼性の高いオンラインサイトを利用することをお勧めします。また、購入前には時計の真正性を確認するために専門家による鑑定を受けることも有効です。

ロレックスの時計は製造番号や細部の仕上がり、重量感、ムーブメントの動きなど多くの特徴によってコピー品かどうかを判断することができます。これらの特徴を理解して、時計を購入する際には細心の注意を払うことが重要です。

偽物を購入しないためには、時計の知識を深めることも役立ちます。ロレックスの各モデルの特徴や歴史を学び、本物と偽物の違いを見分ける能力を養うことが賢い投資を行う上でのカギとなります。正しい知識と注意をもって行動することで、ロレックス投資におけるリスクを最小限に抑えることができます。

4.ロレックスの価値は10年後どうなる?

ロレックスの時計は耐久性と時代を超越したデザインで知られ、多くの場合購入時よりも価値が増すと言われています。しかし、投資アイテムとして時計を購入する場合には常に未来の市場を見据える必要があります。今後10年間でロレックスの価値がどのように変化するのかを考えることは投資家にとって結構重要な問題ですよね。

この章では、ロレックスの時計が将来にわたってその価値をどのように維持し、場合によっては増加させる可能性があるのかを探っていきたいと思います。

それでは、ロレックスの時計が10年後、どのような位置にいるのか予想を立てていきましょう!

4-1.人気や需要が全くなくなることはなさそう

ロレックスの時計は長い歴史と一貫した品質、ブランドの名声により世界中で高い評価を受けています。このため、今後10年間でロレックスの人気や需要が完全になくなるということは実際のところ考えにくいです。ロレックスは時計愛好家やコレクター、さらには一般消費者にとっても社会的なステータスを象徴するシンボルとしての地位を確立しています。

ロレックスの時計は耐久性とクラシックなデザインで知られており、これらの特徴は時代を超えて愛され続ける要因となっています。また、ロレックスは新しい技術やデザインを導入しながらもブランドの伝統を大切にしています。このバランスの取れたアプローチは新しい顧客を魅了しつつ、長年で掴んだファンの心を離しません。

さらに、ロレックスは限定モデルや特別なモデルを発表することで市場での話題を常に維持しています。これらのモデルはコレクターたちの間で高い関心を集め、ブランドの魅力を高めるのに一役買っています。

経済的な変動や市場のトレンドに左右されることはありますが、ロレックスの時計はその品質とブランドの強さにより長期的な需要が保証されていると言えるでしょう。したがって、今後10年間でロレックスの人気が完全に消えるということは考えにくく、引き続き資産価値の高い投資としての地位を保つ可能性が高いです。

4-2.新作発表によって旧モデルの価値が下がる可能性あり

正直なところどんなブランドにも言えることではありますが、ロレックスの時計の価値に影響を与える要因の一つとして『新作の発表』が挙げられます。定期的に新しいモデルを市場に投入していることから既存モデルの価値に影響を与えることがあります。新しいモデルが登場すると一部の消費者の関心が新しいモデルに移行するため、一時的に旧モデルの需要が減少することがあります。

既存のモデルと大きく異なるデザインや革新的な機能を持つ新作が発表された場合、時計コレクターたちの注目は当然のこと新作に集中しやすくなります。これにより、旧モデルの価値が一時的に下がる可能性があります。ただし、これは一般的に短期的な現象であることも多く、ロレックスのモデルは時間が経つにつれて再び価値を回復する傾向にあります。

また、反対に旧モデルの価値を高める場合もあります。

新作が旧モデルのデザインや機能を引き継いでいる場合、旧モデルへの関心が再燃することがあります。新作でリメイク品が出ると、なんとなくオリジナルモデルが欲しいと思う気持ちは筆者もとても分かります。特に生産終了となったモデルや特定の歴史的背景を持つモデルは、新作の発表を機にその価値が再評価されることがあります。

ロレックスの時計は長期的な視点で見ると価値を維持しやすい傾向にありますが、新作の発表による市場の変動は投資家が注意すべきポイントです。新作の発表による影響を理解し、市場の動向を注視することが、ロレックス投資において重要な戦略となります。

5.ロレックス以外に資産価値が高い時計ブランド5選

ロレックスは間違いなく高い資産価値を持つ時計ブランドの一つですが、他にも投資価値のある多くの時計ブランドが存在します。

ロレックスの他に資産価値があるといわれている腕時計ブランドは以下の通りです。

・リシャールミル
・パテックフィリップ
・オーデマピゲ
・ウブロ
・ロジェデュブイ

これらのブランドは独自のデザイン、卓越した技術、そして限定生産など様々な要素によって時計愛好家やコレクターから高い評価を受けています。特に高級時計市場においては、ロレックス以外にも多くのブランドがその価値を時間とともに高めています。

この章では、ロレックスと並ぶ資産価値が高いとされる時計ブランドの独特の魅力について探っていきたいと思います。

それでは、ロレックス以外で注目すべき高い資産価値を持つ時計ブランドを見ていきましょう。

5-1.リシャール・ミル

リシャール・ミルは高級時計市場において比較的新しいブランドながら、その革新的なデザインと先進的な技術で急速に名声を築き上げました。2001年に設立され、高性能スポーツカーにインスパイアされたデザインと航空宇宙技術に匹敵するTPT素材などの使用で知られています。

リシャール・ミルの時計は複雑な機構と独特の外観で高級時計コレクターの間で非常に高い評価を受けています。ブランドは多品種少量生産をモットーとしていることから時計の希少性と価値を高めています。新品の市場価格が非常に高いだけでなく中古市場でも価値を維持し、時には購入価格を上回ることもあります。

このブランドの時計は革新的なデザインと先進的な技術により、元々世界で0.9%の超富裕層をターゲットにしておりましたが、最近では若い世代の富裕層にも人気があります。特に若い世代の富裕層に人気があります。

時計製造の伝統的な枠を超え、現代のラグジュアリーウォッチの新たな基準を築いています。そのため投資としての魅力も非常に高く、将来的な価値の増加が期待されるブランドの一つです。

5-2.パテック・フィリップ

パテック・フィリップは高級時計ブランドの中でも特に高い評価を受けているメーカーの一つです。1839年に創業されたスイスの時計メーカーは180年以上の長い歴史と伝統、卓越した職人技で知られています。パテック・フィリップの時計は精密な手作業による製造プロセスと厳格な品質基準によって、世界中の時計愛好家から高く評価されています。

このブランドの時計は複雑な機構と洗練されたデザインが特徴で特に永続的な価値を持つとされています。パテック・フィリップは限定生産モデルや特別なモデルを発表することで、希少性とコレクター価値を高めています。これらの時計は新品時の価格が非常に高いだけでなく、中古市場でも価値を維持しているので時には購入価格を上回ることも珍しくありません。

ちなみに、2021年に発表されたティファニーコラボのノーチラス 5711/1A-018は定価が約598円だったのに対し、約7億3500万円で落札されるほどの価値を持っていました。

パテック・フィリップの時計は長期的な投資として非常に魅力的です。

その高い品質とデザインは時代を超えて評価され、多くのモデルが将来的な価値の増加が期待されるコレクターアイテムとなっています。パテック・フィリップは卓越した技術と美的センスにより、高級時計市場において常に特別な地位を保持しています。

5-3.オーデマ・ピゲ

オーデマ・ピゲは1875年に創業されたスイスの高級時計ブランドで、その卓越した技術と革新的なデザインで世界的に知られています。このブランドは高級時計製造の伝統を重んじつつも、常に業界に新しい風を吹き込むことで評価されています。

オーデマピゲの時計の中で特に有名なのは『ロイヤルオーク』シリーズです。

1972年に発表されたこのシリーズは、世界で初めて高級時計にステンレススチールを使用した功績があります。ユニークな八角形のベゼルと一体化されたブレスレットデザインで革命を起こしたロイヤルオークは、スポーティーながらも洗練されたデザインが特徴的であるとして時計愛好家やコレクターから絶大な支持を受けています。

オーデマ・ピゲの時計は精巧な手作業による製造プロセスと厳格な品質管理によって、高い評価を得ています。新品時の価格が非常に高いだけでなく中古市場でも価値を維持し、時には購入価格を上回ることもあります。

革新的なデザインと卓越した技術により、オーデマ・ピゲは高級時計市場において独特の地位を確立しています。長期的な投資価値を持つブランドとして時計愛好家や投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

5-4.ウブロ

ウブロは1980年に設立された比較的新しい時計ブランドですが、短い歴史の中で高級時計市場において顕著な地位を築いています。『The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)』というコンセプトのもと、伝統的な時計製造技術と現代的な素材やデザインを融合させることで知られています。

このブランドの特徴はゴールドやチタン、セラミック、さらにはレアな素材を使用した大胆なデザインです。ウブロの時計は革新的な素材使いと独特のスタイルで富裕層から支持を受けています。また、井上尚弥さんや城田優さんなどとコラボイベントを積極的に行うことでブランドの知名度と魅力を高めています。

ウブロの時計は新品市場での価格が高いだけでなく、特定のモデルや限定版は中古市場でも価値を維持していた過去があります。特に限定生産モデルや特別なコラボレーションモデルは、その希少性から高い投資価値を持つことが多いです。

ウブロは斬新なデザインと革新的な素材使いにより、高級時計市場において独自の地位を確立しています。これらの特徴はウブロの時計が長期的な投資価値を持つ理由となっており、特に新しい世代のコレクターや投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

5-5.ロジェ・デュブイ

1995年に設立された比較的新しい時計ブランドのロジェ・デュブイですが、短い歴史の中でも高級時計業界において目覚ましい成長を遂げています。ブランド名には創設者であるロジェ・デュブイ氏の名を冠しており、独創的なデザインと精密な機械技術で知られています。

ロジェ・デュブイの時計は大胆かつ革新的なデザインが特徴的で、伝統的な時計製造の枠を超えたアプローチを取っています。複雑なスケルトンダイヤルや大胆なケースデザインは、時計愛好家の間で高い評価を受けています。

ロジェ・デュブイの時計はジュネーブシールの認証を受けているものが多く、これは最高水準の品質と職人技を証明するものです。この高い品質基準はブランドの時計が長期的な投資価値を持つ重要な要因となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、ロレックスの資産価値について解説させていただきました。

数々の高級時計ブランドの中でも、圧倒的な資産価値を誇るロレックス。近年の投資や副業ブームには最適のブランドと言ってもよいでしょう。しかし、時計投資が確実に成功するとは限りません。このリスクを踏まえた上で、自分が本当に欲しいモデルを購入することも大切です。

この記事が、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。

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