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2023年7月06日

【必読】金の本物の見分け方!ポイントと主な金の種類について解説!

豊かさや権力の象徴として古代から現代まで人々に価値を認められてきた「金/GOLD」
装飾品としての美しさだけではなく、ほかの金属にはない唯一無二の特性があります。

その美しさから多くの人を魅了していることから、模倣品や偽物までも多く出回っています。偽物の精度もどんどん進化していると言われている現代では、誤って偽物を手にしないためには、金の見分け方はもちろん、事前知識として金の理解を高めることが重要となっています。

金の性質をしっかりと理解しておくことで、偽物にはどんな特徴があるのか今持っているものは本物の金かどうか調べる方法にもつながっていきます。知識をつけておくことでいざという場面で役立ちます。さて、この記事ではそんな金の見分け方と大きな魅力について深く解説していきたいと思います。

1.金の本物と偽物の見分け方

金は、その多様性と人気の高さから、偽物も多く出回っています。
前述で紹介した内容も本物の金かどうか判断する材料になりますが、ここからは見分け方について深く説明していきたいと思います。

1-1.見分け方の基本

まず、見分ける基本的なポイントとしては大きく分けて4つあります。

・刻印
・色
・質量・大きさ
・音

どれか一つでも基準に当てはまれば、本物と信頼できるのですが、それぞれ複数の方法を組み合わせることによって、確実な判断材料になります。
ここからは確認の方法について、詳しく説明していきたいと思います。

1-2.刻印の見方とその意味

金製品には、純度や製造者の情報を示す刻印がされていることが多くあります。
まずは大きな指標としてご自身の持っている金製品の刻印を見てみましょう。

「K」というアルファベットは、金の純度を示す単位を意味していて、「Karat(カラット)」という言葉の頭文字から付けられています。

ちなみに・・・ダイヤモンドなどの質量を表す単位もカラットと呼ばれるが、「K」ではなく「ct」。

しかし、最近ではこの刻印が偽物にもされていることが多く、本物か偽物かの判断をするには情報が不十分といわれています。

1-3.色と光沢で見分ける方法

本物の金には、独特の輝きを持った色合いがあります。
偽物の金は、本物に比べると明らかに色味に違和感があるケースも多いといわれています。

金の純度が高いほど、オレンジの色調が強くなる性質があります。
それに対して、純度が低い場合はオレンジの深みがなくなり、明るい黄色が強くなっていきます。

表面に金のコーティングを施したGP(メッキ製品)などの偽物も存在します。

1-4.質量と大きさで見分ける方法

金はとても密度の高い金属で、見た目の重厚感はもちろん、ほかの金属と比較しても物理的な重さも感じられます。したがって、独特な重さを感じられるものは金である可能性が高いです。

見た目より軽かったり、異常なほど大きい物体は金メッキ製品の偽物である可能性が高いので注意してください。

1-5.音で聞き分ける方法

本物の金と偽物の金は、音にも違いがあります。
金は特有の「ピン」という音を出すため、これは本物の金と判断するのに役立つことがあります。
ただし、これは主に金貨や金のバーに主に使われる方法で、金のジュエリーやアクセサリーには適していない方法となります。

1-6.匂いを嗅ぐ確認方法

金製品では、多少は金属の臭いがしますが、気にならない程度です。

金属臭は金属自体が匂うのではなくて、皮脂などの汚れが分解されるときに発生するガス(気体)が原因です。皮脂を分解するのは金属イオンですので、イオン化しにくい金が匂うことは滅多にないです。

ベース素材に鉄を使い表面に金メッキを施している製品は、750の刻印があっても鉄特有の臭いがしたら金メッキを施している製品の可能性が高く、簡単に見分けることができます。

汗によって鉄とは違うにおいが発生してしまうこともあるので、普段からこまめなお手入れを心掛けましょう。

2.偽物を見抜くためのテクニック

「本物の金の特徴については理解できたけど、確認の仕方がわからない、、、」
という方のために、偽物の金を見つけ出すためのテクニックをいくつかご紹介させていただきます!
自宅でも簡単にできる方法も多いので、ぜひ試してみてくださいね。

2-1.簡単にできる自宅での検証方法

磁石に当ててみる

金は、磁石にくっつかない性質を持つ素材となっています。
この特性を利用して、誰でも簡単に調べられるのが磁石を当ててみる方法です。

もしも磁石にくっついてしまうのなら、金ではない可能性が非常に高いです。
しかし、銀なども同じ性質を持っているので、銀に金メッキコーティングを施せば、金製品の見た目をした偽物が出来上がってしまいますので注意が必要です。

水に沈めての確認方法

金は密度が高い素材になるので、簡単に説明すると、水中で急速に沈みます。
偽物の金は密度が低いため、水中での沈む速度が遅くなります。

詳しく調べたいときは以下の手順を行ってみてください。

<手順>
1.金製品の重さをあらかじめ測定しておきます。
2.目盛りつきの計量カップやビーカーなどを用意し、ある程度水を入れます。
3.金製品を水に沈めたら、元の目盛りからどれだけ水が増えたかを確認。
4.増えた分が品物の体積です。
5.「あらかじめ測定していた重さ÷増えた水の体積」で比重を割り出す。

例えば純金であれば、比重は「19.13〜19.51」の範囲内になります。
宝石や真珠等のほかの素材がついているものに関しては、正確に算出ができないので注意しましょう。

試金石を使った確認

金や銀などの貴金属の鉱石や、その合金の質を調べるために用いる石を使った確かめ方です。

方法としては、硬い石にこすりつけるだけ。
インターネットなどで簡単に購入することもできますが、特に那智黒石という三重県熊野市で採掘される石が最も品質の高い試金石と言われています。

貴金属の中でも、柔らかい性質を持ち硬度の低い金は簡単に削れてしまいます。
削れる量が多い場合は本物の金である可能性が高いです。

しかし、この方法は「傷つける」ということを前提にしていますので、大事にしているジュエリーが本物かどうか確かめるだけの場合には、キズをつけてしまうとその時点で価値が下がってしまうため、あまりオススメはできません。。

剥がれがないか見る

K18などの表記がついているにも関わらず、金製品に剥がれが見つかったら要注意です。
通常、メッキ製品には「GP」などの加工を示す刻印が施されています。
「K18GP」などメッキ加工に関する表記がないのに剥がれが見つかった場合は、金ではない可能性が高いので注意が必要です。

2-2.専門家やプロに頼らずに見分けるコツ

金の偽物を見分けるためには、しっかりと知識を身につけることが重要となってきます。
プロに頼らず見分けるコツとして、おさらいしていきましょう。

価格

金は非常に希少性があり、価値のあるものなっています。
購入するときに価格が安すぎる場合は、偽物の可能性が高いです。

品質

高品質の金は一貫して鮮やかな色と美しい光沢が表現されています。
偽物の多くは、不自然な色合いや表面に変色、明らかな損傷などが見受けられます。

刻印

基本的に本物の金のジュエリーには純度を示す刻印があります。
刻印がなかったり、不明瞭で読み取りづらい場合は、信頼性に欠けているかもしれません。

2-3.【番外編】王水について

金は金属の中でも、特に腐食しにくい性質を持っています。

水をかけてもさびることがありませんし、強い酸をかけてもほとんど溶けませんが、「王水」という特殊な酸をかけることで、ようやく溶かすことができます。

「王水」とは
・普通の手段では溶かすことのできない金属を、簡単に溶かすことができる液体。
・プラチナなども溶かすことが可能
・酸性が強く非常に危険な液体


注意!!

あらゆる金属を溶解してしまうほど強い酸化力を有する液体なので,必ずゴム手袋等を使用し直接手に触れないようにしてください。人体に有毒なガスが発生するので、使用する場合は必ず換気の良い場所を選んでください。

3.金鑑定のプロによる見分け方

自宅で簡単に金か確認できる方法をいくつか紹介しました。
ここからは鑑定士が金を買い取る際に見るポイントと、鑑定に必要な道具と方法について紹介していきたいと思います。

3-1.鑑定士が見るポイント

専門の鑑定士は、金の真偽を判定するためにいくつかの重要なポイントを見ます。

重さと大きさ

金は特有の密度を持っており、その大きさと重さは一定の比率を保っています。
プロの鑑定士はこれをしっかり測定し、アイテムがその比率をちゃんと満たしているかを確認します。

色と光沢

金は特有の色合いと美しい輝きを持っており、鑑定士はこれを見た目に違和感がないか評価します。
また、金は時間が経っても変色しづらいため、変色や酸化が見つかった場合は、金ではない可能性があると判断しています。

金は特有の音色を持っています。
アイテムを軽く打つことで、その音に違和感がないかを確認します。

3-2.鑑定に必要な道具と方法

金の鑑定には、専門的な道具が必要です。
よく使用されるアイテムを紹介していきたいと思います。

スケール(はかり)

金の重さを正確に測定するための道具です。
料理などでよく使うものでも代用することができますが、専用のジュエリーはかりまたはゴールドはかりのスケールも利用しているケースも少なくありません。

ノギス(キャリパー)

基本的には工業用の部品の厚さや幅、円形の物体の外径、ネジ穴やパイプなど穴の大きさなどを測るときに利用されますが、金の大きさや宝石の大きさを正確に測定するために鑑定士がよく使用する道具の一つです。

ルーペ

見たいものを拡大するための道具です。
金の表面を拡大して、刻印の有無や作り(構造)、仕上げ具合(研磨)を詳しく観察しています。

4.金の本物を見分けるために覚えておきたいこと

金が本物かどうか見分けるためのポイントをここまでいくつか紹介してきましたが、主要なポイントを簡単にまとめてみました。ぜひご覧ください!

4-1.主要なポイントのまとめ

金の特性

金は特定の物理的および化学的性質を多く持っています。

・特徴的な鮮やかな色
・美しい光沢
・どっしりとした見た目通りの重量感
・音および反応

刻印の確認

金製品には通常、その純度を示す刻印があります。
この刻印を確認することで、本物の金であるかどうかの初期的な判断の大きな指標の一つとなります。

専門家の助け

金の鑑定士は、専用の道具と経験・テクニックを駆使して本物か偽物の判断をします。
個人で判断がつかないときは、プロの鑑定士に相談してみましょう。

4-2.常に注意するべきこと

金製品を購入、また売却するときは以下のポイントに注意しておきましょう。
まずは基本的な知識を身に着け、偽物による被害に遭わないように気をつけることが大きなポイントです。

価格

もし金を購入する際、価格が本来の価値よりも大幅に安い場合、偽物である可能性が高いです。適正な価格で購入をしましょう。

購入場所

値段だけでなく購入元も、宝石店や貴金属店といった自分が信頼できるところから購入しましょう。宝石店や貴金属店で購入する場合は、「日本金地金流協会」に登録されている店舗で購入するようにしましょう。

近年では、フリマアプリやオークションサイトからも金アイテムが購入できます。
基本的に偽物の出品は禁止されていますが、運営している会社もすべての商品を逐一確認できるわけではありません。インターネットでは、写真のみの確認になるので、実物が見れず本物と確証が持てないといったリスクもあります。

購入する際は、慎重に注意深く検討しましょう。

自己検証

自分自身で金の本物・偽物を確認する方法を学ぶことは、偽物を避けるためにとても大事な知識になります。
確実に本物という結果を得るためには、専門の鑑定が必要な場合もあります。
まずは、信頼できるショップや、経験豊富な鑑定士に相談することをオススメします。

4-3.後K(あとケー)には要注意

日本のジュエリー業界では国産か海外産かどうかが一見してわかるように、純金が使われている製品の刻印を分けています。

日本製では、Kを数字より前に出して表記しますが、海外製ではKを数字より後に出して表記する「後K(あとケー)」が用いられることがあります。
例:K24=日本製、24K=海外製

後K刻印の品は、全てではありませんが、純度を詐称していたり金性が無い偽物の場合が比較的多い傾向があります。

5.主に流通している金の種類と刻印の見方

多くの人々から価値があるものとして認知を得ている金。本物か偽物か見極める重要なものとして刻印があげられます。

金のアクセサリーなどにされている刻印は、「金の純度」というものを表しています。
ここでは、種類と刻印の見方について簡単に紹介していきたいと思います。

5-1.K24(24金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
24金 K24、<916>、Au916 999.9 インゴット

純金の大きな特徴は金以外の物質が入っておらず、とても柔らかいところにあります。
昔のアクセサリーでは純金を使うことがありましたが、今では純金のアクセサリーを見る機会は少なくなりました。柔らかく傷がつきやすいため、アクセサリーに使われるよりも、インゴットや金貨などに加工して保存されることが多いです。

また、他の物質を混ぜていないので腐敗や変色に強く、金独自の色・輝き・美しさを長い間保つことができます。

5-2.K22(22金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
22金 K22、<916>、Au916 916
金貨、クロムハーツのアクセサリー

22金の特徴は、合金でありながら高い純度を誇っているのでカラーや輝きが純金に最も近いところです。その美しさは純金にも負けないのが魅力で、金貨やクロムハーツのアクセサリーなどにも起用されています。

純金と比べると、耐久性や加工のしやすさなども強化され、デザインや目的に合わせて選ばれる汎用性の高い素材として使われることが多いです。

5-3.K21.6

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
21.6金 K21.6、<916>、Au916 900 金貨

21.6金と言われても、あまり聞きなじみのない素材かとおもいますが、主に金貨に使われることが多くコレクター界隈ではとてもメジャーな素材となっています。コレクション性のある金貨にはいろいろな種類があって、中にはプレミア価格のついているものも存在します。

割り金の量を増やすことにより、強度が上がり、傷や熱などに強い金となっています。

5-4.K20(20金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
20金 K20 835
リング、ネックレス

21.6金と同じく、あまり聞きなじみのない素材ですが、20金からはリングやネックレスなどのアクセサリーで使われることが多い素材となっています。

金の含有量が9割を切ってしまいますが、それでも投資の対象になるほど価値のある素材として人気です。腐食や変色に対する耐久性も高く、金の輝きと美しさを長く保てることが特徴的です。

5-4.K18(18金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
18金 K18 750
リング、ネックレス、ピアス

18金は、私たちの生活でもとても身近に感じられるのではないでしょうか。

純金の美しい輝きはそのまま表現されていながらも、割り金の量も約3割になっているので、耐久性の高さと加工のしやすさが特徴的です。バランスがいい万能な素材として、細かい加工が必要なジュエリーやピアスなどの複雑な加工が必要なアクセサリーの製造に多く使われている素材となっています。

5-5.K14(14金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
14金 K14 585
リング、ネックレス、ピアス

14金は、前述した素材よりもさらに高い耐久性が必要な物にも使われているのが特徴的です。
フルートなどの金管楽器や、万年筆などの文房具といったアクセサリー以外のものにも使われています。金の含有量が約半分になるので、比較的お手ごろな価格で購入できるところも魅力の1つ。

K18やK24と比較すると色合いや物理的特性に微妙な変化が生じ、金特有の輝きは薄れてしまい、変色や色落ちのリスクが高くなってしまいます。

5-6.K10(10金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
10金 K10 416
リング、ネックレス、ピアス

K10は、強度があり変形しにくいというところが特徴的です。
予算重視で結婚指輪を探しているカップルに選ばれることが多いといわれています。

しかし、衝撃には弱い素材になるので、強い衝撃を与えてしまうと割れるリスクがあり、酸にも弱いので汗や皮脂などが付着した場合は、こまめにお手入れしないと変色しやすいです。

5-7.K9(9金)

種類 刻印 1000分率表記 主な商品
9金 K9 375
リング、ネックレス、ピアス

9金は、日本ではあまり目にすることはありません。
イギリスでよく使われる金の種類で、ジュエリーだけでなく食器類にも用いられていることが特徴的です。

イギリス王室の宝飾品は古くからデザイン性を重視して作られており「ブリティッシュゴールド」「ロイヤルゴールド」と呼ばれるほど、今でも国中で広く親しまれています。

6.カラーゴールドの種類と特徴ついて

金にほかの金属を一緒に混ぜることによって、様々な色を表現することのできる「カラーゴールド」
その名の通り、色のついている金です。

純金は鮮やかな黄金色ですが、白い色合いのホワイトゴールドや、赤みを加えたローズゴールドなどそのカラーバリエーションは様々。とても需要のある素材となっています。

ここからはそんなカラーゴールドのよく知られている色をいくつか紹介していきたいと思います!

6-1.YG(イエローゴールド)

刻印 割り金 割材割合
YG 銀、銅 25%

イエローゴールドは名前の通り黄色に輝く金を指します。金色と聞いてこの色をイメージされる方が多いかもしれません。イエローゴールドは主に銀と銅を合わせて作られることが多く、パラジウムと亜鉛を混ぜた物をシャンパンゴールドと呼ぶこともあります。

似たような色合いではありますが、シャンパンゴールドの方が黄色味を抑え黄金色が強い印象があります。

イエローゴールドの割り金の銀と銅の割合で銅の方が多ければオレンジ色になり、少なくなれば黄緑色になります。

6-2.WG(ホワイトゴールド)

刻印 割り金 割材割合
WG 銀、パラジウム 25%

純金の自然な黄色を抑え、シルバーやプラチナと見た目がほぼ変わらない見た目の白い色を実現しています。

謙虚な性格の割合が多い日本人は、派手なデザインを避けていることから性別に左右されない人気素材となっています。光沢の強い白みがかったシルバーカラーが特徴的ですが、微妙なカラーバリエーションも演出することができるので、光の反射によってはクリーム色に見えるのもあります。

プラチナよりも硬く、実用性にたけていることで、アクセサリーの素材として選ぶ方も多いです。

6-3.PG(ピンクゴールド)

刻印 割り金 割材割合
PG 銀、銅、パラジウム 25%

ピンクゴールドは、温かさと柔らかい雰囲気が特徴のピンクカラーで、ゴールドの中でも、日本人の肌の色合いと相性がいいといわれています。
銅を多く加えることによって赤みを帯びた色合いを表現することができます。

かわいらしくロマンティックな印象付けられるので、女性からの人気も高いですが、銅の性質上、変色しやすいという特徴も存在することは気に留めておきたい点です。

6-4.RG(ローズゴールド)

刻印 割り金 割材割合
RG 銀、銅 25%

ピンクゴールドより赤みが強い、濃いピンク色が特徴です。
銅が多く配合されていることで、より鮮やかな発色につながっています。

ローズゴールドとピンクゴールドは同じ意味合いで使われることが多いですが、本当に微妙なレベルの色味の違いがあります。いずれにせよ、どちらの色も温かみのある優雅な色合いが特徴的で、装飾品や時計のデザインに多く用いられます。

6-5.GG/GRG(グリーンゴールド)

刻印 割り金 割材割合
GG/GRG 銀、亜鉛 25%

亜鉛を混ぜていることで他のカラーゴールドとは違った配合をしているため、ほんのりと緑が感じられるさわやかで独特な色合いが特徴的です。

日本国内ではあまり見ることがなく、主にハワイアンジュエリーや宝飾品や装飾品としてとして使用されることが多いです。

7.GP、GFの刻印とその種類

金属の刻印に「K18GP」や「K10GF」と書かれているものが存在します。

「これは18金なのかな?」と誤解してしまいそうになりますが、実はこれらのアルファベットは「K18による金メッキ」と「K18による金張り」ということを意味するものです。

金の使用量を抑えながらも、いいところを活かした製品が作れることが特徴的です。

ここからは、GPとGFについて説明していきたいと思います。

7-1.GP、GEP、HGE(金メッキ)

刻印 種類
GP Gold Plated
GEP
Gold Electro Plated
HGE
Hard Goled Electro Plated

基となる素材の表面に、電気分解もしくは化学反応を利用して薄い金の膜を塗ったコーティング加工で、美しい色合いだけでなく、腐食への耐久性が格段にUPすることが特徴的です。

しかし、衝撃などで表面の金が剥がれてしまう可能性も高く、長期的な利用にはあまり向いていません。経年劣化で剥がれる可能性もあるため、長期的な耐久性を求める場合には注意が必要です。金は純度によって種類が異なります。

7-2.GF、GR、GS、RGP(金張り)

刻印 種類
GF Gold Filled
GR Gold Rolled
GS Gole Shelled
RGP
Rolled Gold Plated

板状の金を基の素材に熱を利用して厚く接合させる製造方法で、見た目が豪華で本物の金ジュエリーに非常に近いことが特徴的です。GFはGPよりも100倍ほど金の層が厚いため、金メッキよりも格段に高価なものとなっています。

薄い膜を塗っているGPに比べて剥がれにくかったり、摩耗に対して耐久性があります。

8.金についてのよくある質問

ここまで、金についての知識や、本物かどうか見分けるポイントについて語らせていただきました。
では実際私たちの生活や身近なものの金は、本当に金なのでしょうか?
よくある疑問点について回答していきたいと思います。

金閣寺は本当に金?

金閣寺の外観には、実に20㎏程の本物の金箔が使用されています。
この金箔は、昭和期におこなわれた改修の際に貼られたものです。

1950年に焼失してしまった際には、2kgの金箔を使用して1955年に再建されました。

ドンキに売ってる喜平ネックレスは本物?

K18やK24は値段が高いので、「実際買うならどこが良いんだろう?」と悩む方も多いと思います。私たちの生活にも身近で、多くの人が足を運びやすい店舗としてドン・キホーテ。ブランド品のフロアにはK18のネックレスなどが置いてありますよね!

ドン・キホーテは「日本流通自主管理協会(略称:AACD)」という並行輸入品市場での「偽造品」や「不正商品」の流通防止と排除を目指している一般社団法人に加盟しているので、安心して本物の金を使用した喜平ネックレスを購入できます。

パチンコの景品の金は本物?

パチンコは、得点に応じて相応の景品と交換をすることができますが、一般景品と特殊景品の2種類あるのをご存じでしょうか?

一般景品:お菓子、自転車、家電製品など
特殊景品:金地金のチップ、ボールペン、コーヒー豆など

特殊景品で渡される金チップは基本的には本物です。
「換金性の高いもの」を景品として取り扱うことによって、獲得した出玉を「簡単に現金に変える為の工夫」をしています。

東京ではよく見かける黄色い看板の「TUCショップ」で買取しています。

ハワイアンジュエリーは金??

ハワイアンジュエリーとは、繊細な彫刻を特徴とするハワイの伝統的なアクセサリーで、基本的には14Kが使用されています。

ハワイの大自然を感じられる花・波模様・ヤシの木といったムード満点の繊細な彫刻デザインが中心となっています。リング、ブレスレット、ネックレスなどラインナップも豊富で、地元の人はもちろん、観光客にも人気があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

多くの魅力や歴史のある金。
昨今では偽物なども多く、自宅でのオススメ確認方法や、プロが使うアイテムまで紹介させていただきました。

いずれにしてもそれほど難しい方法ではありませんが、状況によっては個人の判断がつかず、イマイチ分からないという場合も多くあると思います。

迷ったときはプロの鑑定士や、専門的な知識を持っている人にまずは必ず相談してみてください!

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