2023年11月08日
【ダイヤモンドの王】ハリーウィンストンのネックレスが人気の理由!
ジュエリー
「宝石がついているジュエリー」という言葉を聞いたときに多くの人々の心に浮かぶのは「ダイヤモンド」ではないでしょうか?美しいデザインで作られたジュエリーを身につけることで得られる特別な気分は多くの女性を魅了しています。
ダイヤモンドを扱うブランドの中でも「ハリーウィンストン」は「世界五大ジュエラー」として知られており、卓越した品質とデザイン性の高さでジュエリーを愛している世界中の人から絶大な支持を受けています。
ハリーウィンストンと言われれば婚約指輪のイメージが強いかと思いますが、今回紹介させていただくのはハリーウィンストンのネックレスです。ネックレスにも強いこだわりを持って製造していることから、多くの女性から憧れのアイテムとして人気を博しています。
さて、この記事では、そんなハリーウィンストンのネックレスがなぜ人気なのかを解説していきたいと思います。普段使いできそうなデザインのアイテムを重点的に紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
1.ハリーウィンストンのネックレスが人気の理由
ハリーウィンストンはジュエリー業界での実績を遺していることから名声を博しており、現在に於いても多くの人々の心を魅了しています。そんなハリーウィンストンのアイテムの中でも、ネックレスは世界中のセレブやジュエリーが好きな方から特に注目を集めています。
さて、この章では、ハリーウィンストンのネックレスが人気を博している理由について深く解説していきたいと思います。
1-1.ダイヤモンドの品質が高いから
ハリーウィンストンが展開しているアイテムでは、ダイヤモンドの選定において非常に厳格な基準を持っています。ハリーウィンストンが使用するダイヤモンドは世界中から選び抜かれた高品質なもので、この品質の高さは業界でもトップクラスと言われているほどです。特にダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための独自のカット技術は、他のブランドとは一線を画しています。
そもそもダイヤモンドには「4C(Cut、Clarity、Carat、Color)」という評価基準が設けられており、ハリーウィンストンではその中でも特に高品質なものを選んでいます。それぞれの評価の中には品質を示すためのグレードが細かく分けられています。ハリーウィンストンでは、最高グレードの評価を受けたダイヤモンドしか扱わないことが人気の理由のひとつとなっています。
例えば、ダイヤモンドのカットと言われればラウンドブリリアントカットをイメージする方も多いと思いますが、ハリーウィンストンが最も得意とするカットはエメラルドカットです。宝石の色や輝きを最大限に活かすためのカットとなっています。
ブランドの創業者である「Harry Winston/ハリー・ウィンストン」は、幼少の頃から天才的な審美眼を持っており、宝石への才能は目に留まるものでした。ハリーが12歳の時に訪れた質屋にあったガラスの色石を瞬時に「エメラルドである」と見抜いた唯一の人間でした。ブランドの始まりはエメラルドと言っても過言ではありません。
ちなみに、ハリーウィンストンのブランドロゴにはエメラルドカットのデザインが採用されています。エメラルドカットはブランドを語る上では欠かせない物となっています。
このように「ダイヤモンドの品質が高い」と一言で表現しても様々な理由があります。ハリーウィンストンのダイヤモンドの品質の高さを語るには、評価基準や歴史が関係しています。
1-2.普段使い出来る程に汎用性が高いから
ハリーウィンストンのネックレスは、ダイヤモンドを使用しているデザインが特徴的です。ダイヤモンドのネックレスと言われたら、パーティやゴージャスなイベントでの使用を想像する方が多いと思います。
実は日常生活にも最適なんです。
ハリーウィンストンのネックレスは、シンプルなデザインから豪華なデザインまで幅広くラインナップを取り揃えています。普段使いにも使用できるほどの汎用性が高いのが魅力のひとつです。
例えば、リリークラスターやサンフラワーコレクションなどのアイテムは繊細ながらも存在感と女性らしさを前面に出したデザインです。マンネリ化しがちなデイリーウェアに華やかさを加えてくれます。
※人気のコレクションについては3章でも後述させていただきます。
また、シンプルながらも洗練されたデザインの「ソリティアネックレス」も普段のコーディネートにアクセントを加えてくれます。ワンポイントのダイヤモンドがあしらわれたデザインのネックレスはどんな服装にも合わせやすく、誰でも自然に身に着けることができるアイテムです。
このようにハリーウィンストンのネックレスは、ダイヤモンドの美しさを最大限に生かしたアイテムとして日常のコーディネートに簡単に取り入れることができます。多くの女性にとっては魅力的なアクセサリーのひとつとなっています。
普段使いから特別な日まで、幅広いシーンで輝きを放つハリーウィンストンのネックレスは、汎用性の高いアイテムとして最適です。
1-3.身に着けているとステータスが上がるから
ハリーウィンストンのネックレスが高い人気を誇る理由のひとつとして、身に着けているだけで人としてのステータスを格上げしてくれることも大きいところと言えるでしょう。
そもそもダイヤモンドのアクセサリーを身に着けているだけで、なんとなく高貴なイメージを与えることができますが、ハリーウィンストンは「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されるほどの圧倒的なブランド力を持っています。ハリーウィンストンのジュエリーを身に着けることは「贅沢品を買える経済力があること」や「上質な生活を送っている証」と捉えられます。
また、ハリーウィンストンのネックレスは高いデザイン性も持っています。これにより、ファッションに対しても常にアンテナを張り巡らせていることや、高い品質へのこだわりを持つ人物であるというメッセージを発信することができます。実際に多くの世界的セレブや芸能人に愛用されることも多く、ハリーウィンストンを身に着けること自体がステータスとなっています。
ハリーウィンストンのネックレスは絶妙なデザインと卓越した職人技によって生み出されるため、身に着けることで洗練された美意識の高さと富裕層のライフスタイルを体現することができます。
値段だけ見たら高価なアクセサリーであることに間違いはありませんが、1つ買えば人としてのステータスを上げることができるハリーウィンストンのネックレスは世界中の人々から人気を集めています。
1-4.アイテムラインナップの豊富さ
ハリーウィンストンのネックレスは、圧倒的なアイテムラインナップの豊富さが魅力のひとつとなっています。他のブランドとは一線を画したデザイン性の高さを誇るハリーウィンストンのネックレスは、様々なユーザーのニーズに応えるため多岐にわたるアイテムを提供しています。
ハリーウィンストンのラインナップには、シンプルで洗練されたワンポイントのダイヤモンドがあしらわれた「ソリティアネックレス」やブランド名のイニシャルを冠した「HWロゴネックレス」、精巧なデザインが見て取れる「ウィンストンクラスター」まで、あらゆるシーンに適した種類のジュエリーが展開されています。
例えば、クラシックでエレガントな見た目を好む方にはシンプルなデザインのネックレスを。都会的でモダンなデザインを求める方には、ハリーウィンストンならではのものを選ぶと良いでしょう。皆さんの好みに合わせたデザインからダイヤモンドのアイテムを選べるのは「キング・オブ・ダイヤモンド」と称される理由のひとつと捉えることができます。
また、ハリーウィンストンはダイヤモンドのカラット数やカットの種類でも幅広く展開しているので、自分の予算や好みに応じて最も適したネックレスを見つけることができます。
ひとりひとりの個性や、ライフスタイルに合わせたアイテムを展開することで幅広い層からの支持を集めています。皆さんにとっての「運命のネックレス」を見つける手助けとなってくれるでしょう。
ジュエリーブランドの中でもダイヤモンドアクセサリーのラインナップが豊富なのは、間違いなくハリーウィンストンの魅力のひとつであるといえます。
2.キング・オブ・ダイヤモンドの名に恥じないダイヤへの情熱
先述の通り、ハリーウィンストンはダイヤモンドに対する情熱と多数のアイテムラインナップなどから「キング・オブ・ダイヤモンド」という称号を獲得しています。最高級のダイヤモンドしか使わないというポリシーや緻密に計算されたカット技術、そして独自のセッティング技術に至るまで他のブランドに追随を許さないレベルを誇っています。
さて、この章では、ハリーウィンストンがどのくらいの情熱をダイヤモンドに注いでいるのかを具体的に解説していきたいと思います。
2-1.最高級のダイヤモンドしか扱わない
ハリーウィンストンは年間600〜700万カラットのダイヤモンドを採掘している鉱山である「ダイアヴィック鉱山」を運営しています。こちらの鉱山で産出されるダイヤモンドは結晶構造が整った高品質なダイヤモンドが多く産出されるといわれています。
しかし、ハリーウィンストンは採掘する鉱山だけにこだわっているワケではありません。
ハリーウィンストンが扱うダイヤモンドは「4C(Carat、Cut、Clarity、Color)」の中でも極めて高い基準を満たしている物しかアイテムに採用しません。
ダイヤモンドが持つ本来の美しさを最大限に引き出すため、GIA(米国宝石学会)などの権威ある機関による厳しい基準を満たした物のみを使用しています。
4Cについての概要は以下の通りです。
<Carat(カラット)>
・ダイヤモンドの重さを表す単位
・1カラット=0.2グラム
・カラット数が大きいほど、価値は基本的に高くなる
<カット(Cut)>
・ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すための技術を指す
・光の反射と屈折を計算することでダイヤモンドは真の美しさを発揮する。
・カット技術が高いほど内部からの光を多く反射する。
・Excellent〜Poorまでのグレードに分かれる。
<クラリティ(Clarity)>
・ダイヤモンド内部の透明度を指す
・内包物(インクルージョン)や表面の傷や欠けの有無
・内包物が少ないほど価値が高まる。
・FL(無欠点)~I3(肉眼で内包物が確認できる)までのグレードに分かれる
<カラー(Color)>
・ダイヤモンドの色の濃淡を指す
・完全に無色透明なダイヤモンドが最も価値が高い
・評価はD(無色)からZ(淡い黄色または茶色)のグレードに分かれる
上記の4Cにおいて、ハリーウィンストンは最高水準のダイヤモンドのみを選び出してジュエリーに使用しています。
例えばカットにおいては、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すために熟練の職人が手がけています。クラリティでは内包物が最小限に抑えられた非常にクリアな「FL」から「VS2」、カラーにおいては色のない「D」から「F」グレードのダイヤモンドを使用しています。
ハリーウィンストンは4Cにおいて妥協することなく、最高品質のダイヤモンドを追求し続けています。単なる装飾品を超えた存在として、世界中のジュエリー愛好家から絶大な支持を受けています。
2-2.輝きを最大限に活かすセッティング方法
ハリーウィンストンのジュエリーは、ただ高品質なダイヤモンドを使用しているだけではありません。ダイヤモンドが持つ輝きを最大限に引き出すためのセッティング技術にも、同じくらいの情熱が注がれています。セッティングとはダイヤモンドをジュエリー本体に固定する工程のことで、この方法によってもダイヤモンドの見え方や輝きが大きく左右されます。
ハリーウィンストンのセッティング技術の中でも特に有名なのは「クラスターセッティング」と呼ばれる技法です。形の異なる小粒のダイヤモンドを多くセッティングし、まるでひとつのダイヤモンドが浮き出ているかの様に魅せる方法です。このセッティングが施されているアイテムは、カットの美しさと相まって最大限の輝きを表現することができます。
ハリーウィンストンのジュエリーに使用されるダイヤモンドは、それぞれが最も輝くセッティング方法で固定されており、ダイヤモンド本来の美しさが完璧に引き出されています。このような細部にもこだわりをもってジュエリー製作に勤しんでいるハリーウィンストンのジュエリーは、世界の多くの人々を魅了しています。
2-3.カッティングへのこだわり
ハリーウィンストンのダイヤモンドにおけるカッティング技術は、卓越した品質と美しさを象徴しています。様々なカッティング方法がある中でも、ハリーウィンストンが得意とするのは「エメラルドカット」です。
このカットは直線的なフォルムと階段状に配されたファセットが特徴的で、ダイヤモンド内部のクリアな美しさを更に際立たせることができます。ハリーウィンストンのエメラルドカットはダイヤモンドの透明度を最大限に活かし、光の反射を計算し尽くされた輝きを放つように施されています。
ちなみに、ハリーウィンストンのブランドロゴにも採用されています。このブランドロゴのデザインからは、歴史や得意分野を象徴する役割を果たし、タイムレスな魅力とエレガントなスタイルを表現しています。
ハリーウィンストンのエメラルドカットのダイヤモンドは、計算され尽くしたカットと透明度の高さにより深い輝きを放ちます。シンプルでありながらも力強さが感じられるデザインは、ブランドロゴを通じても私たち顧客に伝えられています。
ハリーウィンストンを語るのであれば、カッティング技術を理解することも欠かせないものとなっています。
2-4.独自の評価基準「キャラクター(個性)」
ハリーウィンストンはダイヤモンドに対して、他のブランドとは一線を画すほどの情熱を注いでいます。通常のジュエリーブランドでは、基本的に4Cを基準にダイヤモンドの選定を行っていますが、ハリーウィンストンは5つ目のCである「Character/キャラクター」という独自の評価基準を持っています。
キャラクターの評価ではダイヤモンドが放つ独特の輝きや微細な形状など、ひとつひとつの特徴が考慮されます。同じカラットのダイヤモンドであっても、石が放つ光の質や輝きのパターンなどがハリーウィンストンのジュエリーに選ばれるかどうかの決め手になります。ただ単に外観が美しいだけでなく、それぞれが独自の美を持つ作品として選ばれます。
このようにエメラルドカットへのこだわりとブランドロゴのデザインは、ハリーウィンストンのアイデンティティを形作る重要な要素であり、卓越したクラフトマンシップと品質への約束を世界中の顧客に伝え続けています。
3.ハリーウィンストンの人気ネックレス
ハリーウィンストンは卓越したクラフトマンシップと独自のデザイン性の高さで、世界中のジュエリー愛好家から絶大な支持を受けています。その中でも、ネックレスは特に人気があります。
以下、ハリーウィンストンの中でも特に人気のあるネックレスを紹介します。
3-1.リリークラスター
自然の生み出す美しさから常にインスピレーションを受けてきたハリーウィンストンが展開しているコレクションの「リリークラスター」。ブランドの中でも代表的なコレクションのひとつです。
リリークラスターはユリの花が開いた様子をモチーフにしたデザインが特徴的です。繊細に配置されたダイヤモンドが、まるで本物のような美しさを放っています。伝統的な技術と現代のエレガンスが融合したもので、多くのセレブやジュエリー愛好家から愛されています。
3-2.サンフラワー
太陽のような明るさと輝きを表現している「サンフラワー」は、その名の通りひまわりの花をモチーフにしたコレクションです。中心の大きなダイヤモンドが周りの小さなダイヤモンドに囲まれているデザインが特徴的で、日常使いから特別な場面まで幅広く活躍するアイテムです。
あらゆるシーンで活躍するハリーウィンストンのサンフラワーは、美しさや明るさを求める人々の首元を優しく彩ってくれます。
3-3.フォーゲット・ミー・ノット
「花柄」と言われたらこちらのデザインをイメージする方も多いのではないでしょうか?ハリーウィンストンの「フォーゲット・ミー・ノット」は、春~初夏に咲く勿忘草をモチーフにデザインされたコレクションです。勿忘と言えば「Awesome City Club」の曲が近年大ヒットしましたよね。曲の歌詞にも「春の風を待つ あの花のように」という言葉がありました。
フォーゲット・ミー・ノットは、様々なカッティングされたダイヤモンドを組み合わせて作られています。勿忘草の優美な見た目をしっかり彷彿とさせます。サンフラワーと同じようにシンプルなデザインなので、どんなファッションスタイルにも合う汎用性の高いコレクションです。
3-4.ペアシェイプ・ソリティア
シンプルながらもエレガントな印象を与えてくれる「ペアシェイプ・ソリティア」は首元に透明感をもたらしてくれます。ジュエリーデザインの中でも定番のソリティアは、たったひとつの宝石がセットされているデザインです。
定番デザインとはなっていますが、ハリーウィンストンが扱うダイヤモンドはジュエリーブランドのなかでも他に追随を許さないほど高品質。ブランドが得意とする分野で勝負しているコレクションと言えます。時代に左右されない汎用性の高いデザインを求めているなら、こちらをオススメします。
3-5.HWロゴ
ブランドのイニシャルをそのままデザインに採用した「HWロゴ」は、ネックレスのみならずリングやブレスレットも展開しているコレクションのひとつです。HWは「H=Husband(夫)、W=Wife(妻)」の意味も持っており、ウエディングアクセサリーとしても最適なコレクションです。
シンプルなデザインながらも、ブランドのイニシャルを施すことによってアクセントとなってくれます。個性を出したい方には特にオススメしたいコレクションです。
3-6.オープンクラスター ハート
先ほど書かせていただいたクラスターセッティングが採用されているコレクションの「オープンクラスター ハート」です。様々なカッティングで作られたダイヤモンドがハートを描いているデザインが特徴的です。
可愛らしいデザインを好む方には、オープンハートクラスターのネックレスをオススメします。
3-7.ウィンストンクラスター
1940年代に生まれてからの長い間、ブランドの代表的なアイコンとして知られる「ウィンストンクラスター」は、あらゆる角度から光を取り込むことのできるデザインが特徴的です。
創業者のハリー・ウィンストンが持っていた「ダイヤモンドが持つ自然の輝きが、デザインを決定づける」という信念をストレートに表現しているコレクションだといえます。現在に於いても人気のコレクションとなっており、ブランドにとってのアイデンティティや伝統を永遠に継承し続けています。
3-8.ウィンストンゲート
「ロゼット(花形装飾)」をモチーフにデザインしたのが特徴的な「ウィンストンゲート」は、私たちを輝きに満ちた世界へ導いてくれるコレクションです。ロゼットは「好機」「幸運」「新たな始まり」を象徴していることから、夢に向かって走り出したい方には特にオススメしたいコレクションです。
創始者が構えたサロンのゲートにロゼットデザインをあしらったことから、この名がつけられました。ハリーウィンストンの歴史や伝統を感じさせるウィンストンゲートは多くのジュエリーファンから愛されています。
3-9.スパークリングクラスター
その名の通り、弾けたようなデザインが特徴的な「スパークリングクラスター」は、小ぶりなネックレスでも圧倒的な存在感を出すことができます。ゴージャスな印象が強いので、特別な日やパーティーなどの華やかな場面での使用には特にオススメです。
不規則にダイヤモンドが連なっているスパークリングクラスターは、どんな角度からでもダイヤモンドの輝きを最大限に活かせるコレクションとなっています。
3-10.ループ
ハリーウィンストンが購入した数々の歴史的なダイヤモンドを彷彿とさせる「ループ」は、しずく型のペアシェイプダイヤモンドが特徴的なコレクションです。ブランドが獲得した「テイラー・バートンダイヤモンド」や「インドーレ・ダイヤモンド」もペアシェイプカットです。
ブランドの歴史を現代的に再解釈したコレクションとなっていますので、ハリーウィンストンファンの方には特にオススメです。
4.ジュエリー史に残る!ハリーと深い関係を持つダイヤモンド
ハリーウィンストンはただのジュエリーブランドを超えて「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されるほど、ダイヤモンドへ情熱を注ぎ込んでいるブランドです。この名の通り、ジュエリー史に残る歴史的なダイヤモンドと深い関係を持っています。
世界のジュエリー史を語る上で欠かせないダイヤモンドたちは、ハリーウィンストンの手によってさらなる名声を得ることになりました。さて、この章では、ハリーウィンストンが獲得した歴史あるダイヤモンドについて深く解説していきたいと思います。
4-1.ヨンカー
ハリーウィンストンが取り扱った中でも非常に特徴的なダイヤモンドのひとつの「ヨンカー」は、ブランドが初めて獲得した巨大なものでした。
ヨンカーを手にした後の研磨作業は「ラザール・キャプラン」という人物に依頼されました。ラザールは世界最高峰のグリービング技術(裁断技術)を持っており、天性の才能と評されるほどの実力でした。
しかし、ヨンカーは通常のダイヤモンドとは違う特性を持っており、叩くと思わぬ方向へ割れてしまいます。今までの技術だとヨンカーの加工は出来ないと判断したラザールは、自己流のグリービングを編み出します。これによって、ハリーウィンストンからの信頼を勝ち取ることになりました。
ヨンカーはハリーウィンストンとラザールの手によって、真の美しさを世界に示すための作品へと生まれ変わりました。ジュエリー史を語る上では欠かせないダイヤモンドとなっています。
4-2.ホープダイヤモンド
別名「呪いのダイヤモンド」と呼ばれる「ホープダイヤモンド」は、世界的にも有名なブルーダイヤモンドです。ホープは直訳すると希望という意味を持っていますが、このような正反対の名前で呼ばれているのには理由があります。
数々の王族や貴族に関係する人間の手に渡りましたが、所有した者に死や行方不明などの不幸をもたらすダイヤモンドとして、この別名がつけられることになります。正直なところインターネットを見ていても情報が錯綜しすぎているため、信憑性に欠ける内容も多くあります。これも呪いが関係しているのでしょうか。。
ハリーウィンストンがホープダイヤモンドを購入したのは1949年ですが、約9年後にはアメリカの「スミソニアン自然史博物館」に寄贈されました。現在でも展示されているので、一度は見てみたいですね。
4-3.テイラー・バートン
ハリーウィンストンが生み出した完璧なペアシェイプダイヤモンドの「テイラー・バートン」は、ブランドの名をハリウッドに広めるキッカケとなったものです。最近では、キングコングの西野亮廣さんが脚本を務めた舞台の名前にもなったことから、知っている方も多いのではないでしょうか?
ハリーウィンストンがペアシェイプ型にカットした後にカルティエの手に渡ったダイヤモンドは、やがて映画界のスター「エリザベス・テイラー」への贈り物として、夫の「リチャード・バートン」が購入しました。エリザベスとリチャードのラストネームから、この名前が付けられました。
テイラー・バートンを通じて、世界中の注目を集めることに成功しました。
4-4.レソト
南アフリカのレソトから発掘されたダイヤモンドの「レソト」は、601カラットという驚異の大きさを持っており、ハリーウィンストンの手によっていくつかに分割されました。
この中でも特に有名なのは「レソト・Ⅰ」と呼ばれる71.73カラットのエメラルドカットが施されたダイヤモンドリングです。エメラルドカットを得意とするハリーウィンストンには、とてもマッチしているダイヤモンドといえます。また、「レソト・Ⅲ」と呼ばれるダイヤモンドは、海運王のオナシスがジャクリーン・ケネディに婚約の証として送った歴史もあります。
このような歴史からレソトは、ハリーウィンストンがダイヤモンド業界に与えた影響を物語る永遠の遺産として、現在までその名を刻んでいます。
4-5.ウィンストン・レガシー
「ウィンストン・レガシー」は「完璧なダイヤモンド」と称されているほど、当時の宝石業界を震撼させたダイヤモンドです。101.73カラットの重さを持ちながらも、カラーはDグレード。クラリティはフローレス。まさにダイヤモンド本来の輝きを持っているといえます。
そんなウィンストン・レガシーをハリーウィンストンが手に入れたのは2013年のことです。キング・オブ・ダイヤモンドの名に恥じないように、希少な宝石を現代でも追い求め続けるブランドの姿勢が見て取れます。
ウィンストンレガシーは1カラットあたり約25万ドルで取引され、無色のダイヤモンドでは世界最高の金額を記録しています。
5.【番外編】今からおねだり!普段使いしやすいダイヤリング5選
ここまではハリーウィンストンのネックレスについて詳しく書かせていただきましたが、皆さんが想像するのは婚約指輪や結婚指輪ではないでしょうか?こういわれてしまうとペア用の指輪と思われがちですが、実は普段使いにも最適なんです。
さて、この章では、今からプレゼントでおねだりするのにオススメなダイヤリングを5つ紹介させていただきます!
5-1.HWロゴ・バンドリング
ネックレスでも高い人気を誇るコレクションのHWロゴはリングも展開されています。その中でも今回オススメしたいのは、ハリーウィンストンのブランドロゴが全体にデザインされている1Pダイヤのリングです。
ファッションリングとしてはもちろん、マリッジリングにもオススメ出来るアイテムです。
5-2.トリスト・ワンロウ・バンドリング
圧倒的な女性らしさが見て取れる「トリスト・ワンロウ・リング」は少しウエディング感がありますが、落ち着きのあるファッションリングとしても使うことができます。パヴェダイヤをふんだんに使ったデザインが特徴的です。
更に女性らしさを出したい方には、「トリスト・ツーロウ・リング」もオススメします。
5-3.スリーストーン・バンドリング
小さなダイヤモンドが縦一列に3つ着けられた「スリーストーン・バンドリング」は、シンプルで落ち着きのあるデザインが特徴的です。かなり汎用性の高いデザインなので、女性だけでなく男性にもオススメしたいリングです。
日常に少しだけ輝きを入れたい方にオススメしたいリングのひとつです。
5-4.ワンバゲット・ダイヤモンド・リング
「ワンバゲット・ダイヤモンド・リング」は、先ほど紹介させていただいたスリーストーン・バンドリングと同様に男性へもオススメできるユニセックスのリングです。一粒のバゲットカットのダイヤモンドが輝くこのリングは、シンプルながらも洗練されたデザインが魅力的です。
どんなファッションにも合わせやすいので、毎日のコーディネートのアクセントとして活躍します。
5-5.シグネチャー・バンドリング
創始者のサインが刻印されている「シグネチャー・バンドリング」は、文字が書かれていることによるカジュアルさが特徴的なリングです。サインの上にはさりげなく0.002カラットの小さなダイヤモンドもあしらわれています。
カジュアルと高級感を求める方には特にオススメのリングです。
6.【番外編】ハリーウィンストン以外の世界五大ジュエラーを紹介!
ハリーウィンストンは世界的に有名なジュエリーブランドですが、それと同じくらいの魅力を持つブランドは他にもたくさんあります。
この章では、特にオススメしたいジュエリーブランドを紹介していきたいと思います。
6-1.BVLGARI (ブルガリ)
1884年にソティリオ・ブルガリによって設立された「BVLGARI/ブルガリ」は、モダンで大胆なデザインと鮮やかなカラーストーンの組み合わせが特徴的です。古代ローマや古代ギリシャの建造物からインスピレーションを受けたデザインは、現代のファッショントレンドにもとてもマッチするものとして人気を集めています。
中でも代表的なのは、コロッセオをモチーフとしたデザインの「B.zero1/ビーゼロワン」です。コイル状に作られたデザインはクラシカルな印象を与えてくれます。また、蛇をモチーフにして作られた「セルペンティ」も、長い間ブランドを支えているジュエリーコレクションです。リングや腕時計などが有名です。
長い歴史を持つブルガリは、色石の使い方が逸脱しているブランドとして現在に於いても高い人気を誇っています。
※ブルガリについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
6-2.Cartier (カルティエ)
1847年にルイ=フランソワ・カルティエによって設立された「Cartier/カルティエ」は「王の宝石商、宝石商の王」と称されるほど、宝石を使ったデザインが特徴的です。エレガントで洗練されたデザインのアイテムが多く展開されていることから、王室の人間や世界のセレブからも愛されています。
カルティエは現代の若者から人気を集めており、中でも「ラブ」や「ジュストアンクル」などのエッジが効いたデザインのコレクションは有名です。また、カルティエはジュエリーだけでなく高級時計にもこだわりを持つブランドです。「タンク」や「サントス」シリーズは年齢や性別に左右されることなく高い評価を受けています。
6-3.Van Cleef & Arpels (ヴァンクリーフ&アーペルズ)
1906年にアルフレッド・ヴァンクリーフとエステル・アーペルによって設立された「Van Cleef & Arpels/ヴァンクリーフ&アーペル」は、緻密なハンドワークと独自のデザインが特徴的です。中でも、四葉のクローバーをモチーフにしたデザインの「アルハンブラ」は、女性へ贈るプレゼントとして人気が高いです。
また、ヴァンクリーフ&アーペルもダイヤモンドに情熱を注いでいるブランドとして知られており、独自のセッティング法である「ミステリーセット」は、高度な専門技術が必要とされています。
6-4.Tiffany&Co (ティファニー)
1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーによってアメリカで設立された「Tiffany&Co/ティファニー」は、特徴的な水色の「ティファニーブルー」が有名です。ダイヤモンドが使われているコレクションはシンプルで上品なデザインが多いことから、多くの人々を魅了しています。
「アトラス」や「バイザヤード」「ティファニーT」など、数々のコレクションを生み出しているので、好みのデザインから選べるのもティファニーの魅力のひとつです。シルバー素材で作られたアクセサリーであればそこまで値段も高くないので、多くの人々にとって初めての高級ジュエリーとして選ばれています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ハリーウィンストンのネックレスについて詳しく解説させていただきました。
ハリーウィンストンのネックレスは、選び抜かれた高品質なダイヤモンドを使用していることから多くの人々に愛されています。「キング・オブ・ダイヤモンド」の名に恥じないくらい、ダイヤモンドへの情熱を注いでいるハリーウィンストンは、今後も私たちの生活に輝きを与えてくれることでしょう。
この記事が、皆さんにとっての知識になっていれば幸いです。