2025年10月17日
24金(K24)は変色する?黒ずみ・赤みの原因や戻し方も紹介!
金・貴金属について

「24金は変色しない」と言われますが、実際には「なんだか黒ずんで見える」「少し赤っぽくなった気がする」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
純度の高い金ほど錆びや変色に強いはずなのに、どうしてそんな変化が起こるのか。もしかすると、思わぬ理由が隠れているかもしれません。
本記事では、24金が変色しにくいとされる理由や、黒ずみが起こる原因、お家でできるお手入れ方法までわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.【純金】24金(K24)は変色しにくい素材

24金(純金)は、金の中でもっとも純度が高く、化学的に非常に安定した金属です。純度99.9%以上を誇るため、酸素や湿気と反応しにくく、酸化や錆びがほとんど起こりません。つまり、日常的な環境であれば変色することはほぼなく、いつまでも美しい輝きを保ちやすい素材といえます。これが「24金は変色しない」と言われる理由です。
ただし、どんな金属でも永遠に完全な状態を保つわけではありません。24金そのものは変質しにくいものの、空気中のホコリや皮脂、化粧品、汗などが表面に付着すると、見た目がくすんでしまうことがあります。そのため「変色した」と感じても、実際は汚れや皮膜による一時的な変化であるケースが多いのです。
また、ジュエリーやコインなどの形状によっては、日々の摩擦で細かな傷がつき、光の反射が鈍くなって色がくすんで見えることもあります。24金は変色に強い素材ですが、扱い方次第で印象が変わる繊細な金属なのです。
2.24金の特徴
24金は「変色しにくい」「錆びにくい」ことで知られる貴金属ですが、その魅力はそれだけではありません。ここでは、知られざる24金の3つの特徴を紹介します。
2-1.耐食性が高く変色しない
24金の最大の特徴は、化学的に安定していることです。純度99.9%以上の金は、空気中の酸素や湿気にさらされても反応しにくく、長期間使用しても酸化や錆びが起こりません。
銀や銅を含む18金や14金と違い、合金による変色の心配がほとんどないのも魅力です。そのため、年月を経ても色味がほとんど変わらず、いつまでも鮮やかな黄金色を保つことができます。資産用のインゴットや記念コインなど、永く美しさを保ちたいアイテムに24金が選ばれるのは、この高い耐食性によるものです。
2-2.柔らかく繊細な質感
純金は非常に柔らかい金属で、指で押すとわずかに跡がつくほどの繊細さがあります。そのため、硬度の高い18金や14金に比べると傷がつきやすく、取り扱いに注意が必要です。
ただし、この柔らかさがあるからこそ、なめらかな輝きと独特の重厚感を生み出します。細かな加工がしやすいため、繊細なデザインの装飾品や彫刻にも適しており、クラフトマンシップが活きる素材としても重宝されています。
2-3.資産価値が高い
24金は、資産としての価値も非常に高い金属です。純度99.9%という高い純度は世界共通の基準で評価され、国や通貨が違っても同じ価値で取引される点が大きな魅力です。
経済の不安定化やインフレなどの影響を受けにくく、「現物資産」として長期的に価値を保ちやすい特徴があります。近年では、世界的な需要の高まりや為替の変動を背景に金相場が上昇傾向にあり、24金の注目度もますます高まっています。そのため、将来的な資産として保有する目的で購入する人も増えています。高い純度ゆえに市場価値が安定している24金は、まさに“手元に置ける確かな資産”といえるでしょう。
24金はこのように純度・安定性・資産価値のいずれを取っても非常に優れた金属ですが、「絶対に変色しない」とは言い切れません。次の章では、24金が変色して見える原因や、赤っぽくなったり黒ずんだりする理由について詳しく見ていきましょう。
3.24金が変色や黒ずんだりする原因

「24金なのに色が変わった」「黒っぽく見える気がする」──そんなときは、まず本当に24金なのかを確認することが大切です。見た目が似ていても、金の純度や構造によって変色の起こりやすさは大きく異なります。
ここでは、24金が変色して見える主な3つの原因を紹介します。
3-1.10金や18金の可能性がある
見た目が金色でも、実際には10金(K10)や18金(K18)といった合金であるケースは少なくありません。これらは金に銀や銅、パラジウムなどを混ぜて強度を高めているため、空気中の酸素や汗の成分と反応しやすく、徐々に赤みを帯びたり黒ずんだりすることがあります。とくに銅を多く含む18金ピンクゴールドなどは、赤茶色の変色が起こりやすい傾向があります。
見た目は24金とほとんど変わらなくても、純度の違いによって耐食性には大きな差が生じます。「24金」と信じていても、刻印を確認すると18金であることに気づくこともあるので、一度チェックしてみるとよいでしょう。
3-2.「GP」や「GF」の刻印がある
金メッキや金張り製品の場合、表面は金色でも中身は別の金属です。たとえば「GP(Gold Plated)」は金メッキ、「GF(Gold Filled)」は金張りを意味し、どちらもベースとなる金属の上に薄い金の層をコーティングしています。この金層が摩耗したり剥がれたりすると、下地の金属が空気や湿気と反応して酸化し、黒ずみやくすみの原因になります。特に汗や化粧品などが付着しやすい環境では劣化が早まることもあります。刻印を確認して「GP」や「GF」と表記がある製品は24金ではなく、あくまで“金色に仕上げた金属”と考えてよいでしょう。表面加工が施された製品であり、純金ではありません。
3-3.そもそも「金」が使われていない
見た目が金色でも、実際にはまったく金を含まない製品も少なくありません。真鍮やステンレスなどに金色のメッキを施したものや、安価な素材を使ったアクセサリーなどがその代表例です。これらは金のように見えても、汗や湿気、空気中の硫黄成分に反応してすぐに黒ずんだり、緑っぽく変色したりします。
また、海外製品ではK(カラット)の表記が日本と異なる場合もあり、注意が必要です。たとえば一部の海外では「24K」や「18K」の刻印があっても、日本の基準ほど厳密な純度を満たしていない可能性もあります。中には金メッキでも「24K」と表記されている悪質な場合もあり、見た目だけでは本物かどうか判断できないこともあるので購入する際は慎重な選択が大切です。
4.【お家で簡単】変色した24金や18金を元に戻す方法
24金や18金は本来変色しにくい金属ですが、皮脂や汚れが表面に付着するとくすんで見えることがあります。そんなときは、無理に強く磨かずに、自宅でできる簡単なケアを試してみましょう。ここでは、金の輝きを取り戻すための3つの方法を紹介します。どれも特別な道具を使わずに行える手軽な方法です。
4-1.金製品専用のクロスで磨く
軽いくすみや黒ずみであれば、金専用のクロスでやさしく磨くだけでも十分効果があります。金は非常に柔らかい金属なので、力を入れすぎると細かい傷がついてしまうことも。できるだけ軽いタッチで、表面を滑らせるように拭き取るのがポイントです。
汚れを落としながら同時に艶も出るため、見た目の印象がぐっと明るくなります。専用クロスがない場合は、柔らかい眼鏡拭きなどでも代用可能です。定期的に軽く磨いておくことで、汚れの蓄積を防ぎ、変色しにくい状態を保つことができます。
4-2.中性洗剤を使って洗浄する
くすみが目立つ場合は、中性洗剤を使った洗浄が効果的です。ぬるま湯に数滴の中性洗剤を垂らし、金製品を数分ほど浸けておきます。その後、柔らかいブラシや綿棒で汚れを優しくこすり落とし、水でしっかりすすぎましょう。
最後に柔らかい布で水分を拭き取り、完全に乾燥させます。これだけで表面に付いた皮脂や油分が落ち、金本来の輝きが戻ります。漂白剤やアルコールなど刺激の強い洗剤は、変色やダメージの原因になるため避けたほうが安心です。
4-3.酢やレモン汁を使ってつけ置きする
軽い酸性成分を持つ酢やレモン汁には、酸化した汚れを落とす働きがあります。小皿に酢やレモン汁を入れ、金製品を5〜10分ほど浸けておくだけでOKです。
つけすぎると金属を痛める可能性があるため、短時間で取り出し、水でしっかりすすいでから柔らかい布で水分を拭き取ります。もし酸が強すぎると感じる場合は、少量の水で薄めて使うのがおすすめです。ご家庭にあるもので簡単に試せる方法なので、黒ずみが気になったときに活用してみてください。
5.24金や18金の変色を防ぐお手入れ方法
24金や18金は日々の扱い方次第で変色や汚れを防ぎ、輝きを保てる期間は大きく変わります。特に汗や皮脂、化粧品などが付着したまま放置すると、表面にくすみが生じやすくなることも。
ここでは、金製品を長く美しく保つための基本的なお手入れ方法を紹介します。
5-1.使用後は柔らかい布で拭く
1日の終わりに、使用した金製品を柔らかい布で軽く拭くだけでも、変色防止に大きな効果があります。表面についた汗や皮脂、化粧品の成分は、時間が経つと汚れとなって輝きを鈍らせる原因になります。強くこすらず、やさしく撫でるように汚れを取るのがポイントです。習慣として取り入れることで、金の美しい色味を長く保つことができます。
5-2.汗や化粧品がつかないように気をつける
金そのものは錆びにくい金属ですが、汗や化粧品に含まれる成分が付着すると、表面に汚れが残り、くすみの原因になります。特に夏場や運動時など、汗をかきやすい環境では注意が必要です。皮膚に直接触れる製品は、使用前に肌の水分や油分を軽く拭き取っておくのもおすすめです。また、香水や整髪料などの化学成分が金に触れると変色を引き起こす場合もあるため、使用後に軽く拭き取るだけでも予防になります。
5-3.他の金属と分けて乾燥した場所で保管
保管環境も、金の状態を綺麗に保つうえで大切なポイントです。ほかの金属と一緒に保管すると、接触によって細かい傷がついたり、異なる金属の成分が反応してくすみが出たりすることがあります。保存する際は、個別に柔らかい布や袋に包み、湿気の少ない場所に置くのがおすすめです。乾燥剤を入れておくと、湿度による酸化や汚れの付着を防げます。長期間保管する場合も、時々取り出して状態を確認することで、変色を未然に防ぐことができます。
6.【FAQ】24金の変色に関するよくある質問
最後に、24金についてよくある質問をQ&A形式でお答えしていきます!
6-1.24金が赤く変色する原因は?
24金は純度99.9%以上の金で構成されており、化学的に非常に安定しているため、本来は赤く変色することはありません。それでも赤みを帯びて見える場合は、表面に汚れや皮脂、化粧品の成分などが付着している可能性があります。
また、実際には24金ではなく、22金や18金などの合金であるケースも多く見られます。これらには銅や銀などの金属が含まれており、時間の経過とともに酸化して赤茶色に変わることがあります。さらに、金メッキ製品の場合は、表面のコーティングが摩耗して下地の金属が露出することで赤っぽく見えることもあります。見た目に変化を感じた場合は、柔らかい布で軽く拭き取り、それでも改善しない場合は純度を確認してみるとよいでしょう。
6-2.24金のネックレスは錆びますか?
結論から言うと、24金が錆びることはほぼありません。金は酸素や水分と反応しないため、鉄や銅のように錆が発生することはない金属です。もしネックレスが“錆びたように見える”場合は、実際には錆ではなく汚れやくすみが原因であることがほとんどです。
皮脂・汗・化粧品などの成分が長期間付着して酸化すると、表面に薄い膜ができ、黒っぽく見えることがあります。また、金メッキ製品の場合は、表面の金層が剥がれて下地の金属が酸化し、錆びたような色味になるケースもあります。純度の高い24金であれば、そうした心配はほとんどありません。汚れをこまめに拭き取り、湿気を避けて保管すれば、24金の美しい色味を長く保つことができます。
6-3.金は変色しても買取してもらえる?
変色していても、金は基本的にその純度と重量によって価値が決まるため、買取可能です。表面のくすみや黒ずみは査定に大きな影響を与えるものではなく、あくまで「見た目の印象」にとどまります。特に24金のように純度の高い金属は、表面が多少変色していても素材としての価値は変わりません。
7.まとめ
今回は24金(K24)の変色についてご紹介させていただきました。24金は不純物がほとんどゼロに近く、貴金属の中でも化学的に非常に安定した素材です。そのため、変色することはほとんどありません。
しかし、18金や10金といった金の純度が24金に比べて低い金は、割金が酸化や硫化といった反応を起こして変色、黒ずみ、赤みなどが起こる可能性もあります。もしも、お持ちの金が変色していると感じるのであれば、本記事にてご紹介した「元に戻す方法」を是非試してみてください。きっと元の輝きを取り戻せると思います。
この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。
8.24金(K24)を売るなら買取店「ESTIME/エステメ」

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