2025年8月25日
デルヴォーのブリヨンは使いにくい?使い勝手や後悔しない選び方を解説
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デルヴォーのアイコンバッグ「ブリヨン」。頑張る自分へのご褒美や、これからの人生を共にする一生もののバッグとして、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、「ブリヨンは使いにくい」という噂が気になりませんか?特に特徴的なバックルは「開け閉めがしにくいのでは?」と、実際の使い勝手に不安を感じてしまいますよね。
この記事では、ブリヨンが「使いにくい」と言われる理由と、それを解決するスマートなコツを徹底解説。さらに、後悔しないためのサイズ比較や価格、同じくデルヴォーの人気バッグ「タンペート」や「ヴァレクストラ」との違いまで、購入前に知っておきたい情報をまとめました。
最後までお読みいただければ、ブリヨンの本当の魅力と価値がわかり、自分にぴったりのモデルが明確になるでしょう。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
目次
1.デルヴォーのブリヨンは使いにくい?

ベルギー王室御用達の称号を持つ老舗メゾン、デルヴォーが生んだ不朽の名作「ブリヨン」。しかし、購入を考える際に「もしかしたら使いにくいのかもしれない」という懸念の声が聞かれるのも事実です。
ここでは、ブリヨンが使いにくいと言われる理由と、スマートに使いこなすための秘訣を紹介したいと思います。
1-1.使いにくいと言われる理由は「開閉部分」
ブリヨンの使い心地を語るときにまず注目されるのは、馬蹄を思わせるバックルとレザーストラップを組み合わせた独創的なクラスプ(バッグの留め具)の構造です。この唯一無二のデザインこそがブリヨンの象徴であり、同時に一部で「扱いにくい」と感じられる要因ともなっているのです。
具体的には、フラップ(バッグの蓋部分)に取り付けられたレザーストラップを、「D」の形を模したアイコニックなバックルの下に通して固定する仕組みになっています。この動作が一般的なバッグの開閉方法と異なるため、初めて手にする人を戸惑わせてしまうかもしれません。
この構造が不便と感じられる理由の一つは、開閉に両手が必要になるところです。フラップを片手で支えながら、もう一方の手でストラップを操作しなければならないため、荷物を持っている時や急いでいる場面では煩わしさを覚えることがあるでしょう。
さらに新品の状態では革に張りがあり、ストラップが硬く感じられることも少なくありません。しなやかに操作できるようになるには、バッグと持ち主の双方が馴染む時間が必要です。
1-2.片手でスムーズに開け閉めするコツ
両手を使うのが基本とされるブリヨンの開閉ですが、実はいくつかのポイントを意識すれば、片手でもスムーズに行うことが可能です。最初は少し練習が必要かもしれませんが、すぐに指が感覚を覚えて、無意識のうちにできるようになるはずです。
以下は、片手でスムーズに開けるための手順です。
1.親指を馬蹄型バックルの上部に置く
2.人差し指または中指をバックル下からレザーストラップの先端部分に添える
3.親指でバックルを自分側に少し引き寄せる
4.同時に、人差し指でストラップを内側から外側へ押し出すようにしならせる
5.ストラップがバックルから外れ、そのままフラップを自然に持ち上げられる
閉める時は、ストラップを滑り込ませる角度が重要です。フラップを元の位置に戻し、ストラップの先端を少し下に押し込むようなイメージでバックルの上部に引っ掛け、そのまま下方向へスッと滑らせます。使い込むほどに革が持ち主の手に馴染み、さらに滑らかになっていくでしょう。
2.デルヴォーのブリヨンが一生ものと称される理由

ブリヨンは誕生から数十年を経た今もなお、時代を超えて愛され続けています。ここでは、ブリヨンがなぜ一生物と称されるのか、その魅力を紹介したいと思います。
2-1.ベルギー王室御用達の歴史と品格
ブリヨンが持つ絶対的な価値の根幹には、メゾンが歩んできた比類なき歴史があります。デルヴォーは1829年にブリュッセルで創業した、世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンです。ベルギーという国が独立を果たすより先に誕生した事実は、ブランドの持つ格式を物語るうえで欠かせない要素でしょう。
創業から間もなくして、その卓越した品質がベルギー王室に認められ、1883年には「ベルギー王室御用達」の称号を授かります。王室御用達とは、単なる栄誉ある肩書きではありません。品質、デザイン、そしてブランドの姿勢すべてにおいて最高水準であることの証であり、国家が認めた信頼の象徴なのです。
ブリヨンを手にすることは、単に美しいバッグを持つということ以上の意味を持ちます。それは、何世代にもわたり磨き上げられてきた品格と、王室が認めた確かなクオリティを自身のスタイルに取り入れることに他なりません。脈々と受け継がれてきた歴史の重みが、バッグひとつひとつに静かに息づいているのです。
2-2.職人技が生む芸術品のようなフォルム
一見するとシンプルでありながら、どこから見ても完璧な均衡を保つフォルムは、熟練職人の神業的な手仕事によって生み出されます。ブリヨン一つを製作するには、実に64ものレザーパーツと金属パーツが用いられ、経験豊富な一人の職人が数時間以上をかけて丹念に組み立てていくのです。
デルヴォーが「アトリエ」と呼ぶ工房では、最高級レザーを見極める目利きから、寸分の狂いもなく行う裁断、そして一針一針魂を込める縫製まで、すべての工程が芸術作品を創り上げるように進められます。
特に、馬蹄から着想を得たアイコニックな「D」型のバックルは、デザインのアクセントであると同時に、バッグの美しい構造を支える機能美を体現しました。手にした瞬間に伝わる革のなめらかさ、凜とした佇まい、そして完璧なステッチワーク。それらすべてが融合し、大量生産品では決して味わえない、持ち主だけの特別な満足感をもたらしてくれるでしょう。
2-3.流行に左右されないタイムレスなデザイン
ブリヨンが世代を超えて愛され続ける理由は、その流行に左右されない普遍的なデザインにあります。ブリヨンが誕生したのは、1958年に開催されたブリュッセル万国博覧会の年でした。このバッグは、当時の革新的な建築のムーブメントや、万博のパビリオン建築から着想を得てデザインされました。
その計算され尽くしたフォルムは、どんな時代のファッションにも自然に溶け込み、持ち主の個性を引き立てます。フォーマルな装いには格調高さを加え、カジュアルなスタイルに合わせれば、洗練された大人の余裕を演出できるでしょう。
このバッグが持つ本質的な美しさは、購入から数十年が経過し、ライフスタイルや好みが変化したとしても色褪せることはありません。むしろ、時を重ねるごとに持ち主の歴史が刻まれ、味わいを増していく「一生もの」として評価されています。
3.後悔しないために!ブリヨンのサイズ展開と選び方

ブリヨンは持つ人の品格を物語る特別なバッグですが、サイズ選びで後悔する方も少なくありません。ここでは、ブリヨンのサイズ展開と選び方を紹介したいと思います。
3-1.【GM】大容量でフォーマルシーン向き
GMサイズは、一泊二日の小旅行にも対応できるほどの収納力を誇り、特別な場面で格の違いを見せつけるのにふさわしいモデルです。その佇まいはまさに壮麗で、上質なレザーの面積が広いため、デルヴォーが誇る素材の良さを存分に味わうことができるでしょう。
単に大きいというだけでなく、どのような場面でも品位を失わない設計は、デルヴォーならではの哲学を感じさせます。
3-2.【PM】普段使いに最適な万能サイズ
多くの人がブリヨンの購入を検討する際、最初に候補に挙がるのがPMサイズではないでしょうか。PMサイズは、毎日の通勤から休日のお出かけまで幅広く活躍する、最もバランスの取れた実用的な大きさです。長財布やスマートフォン、メイクポーチといった必需品がきちんと収まる収納力です。
オフィススタイルに合わせれば知的で洗練された雰囲気を醸し出し、休日のカジュアルな装いに合わせればコーディネート全体を格上げしてくれます。PMサイズは定番であるからこそ、素材やカラー選びで自分らしさを表現する楽しみがあります。
取り外し可能なショルダーストラップを使えば、アクティブに動きたい日はクロスボディで軽快に、きちんと見せたい日はハンドル持ちで優雅にと、表情を変えられるのも嬉しい点です。
3-3.【MM】荷物が多い日も安心の収納力
PMサイズでは容量が少し心もとない、けれどGMサイズほど大きくなくてもよい。そう感じる方に最適なのがMMサイズです。MMサイズはPMサイズよりも一回り大きく、長財布や化粧ポーチなど日常の必需品は余裕をもって収納できます。
日々の通勤はもちろん、観劇やお子様の学校行事といった少し荷物が増える場面でも活躍してくれるでしょう。十分な収納力がありながらも大きすぎず、エレガントな印象を保てるのは、計算され尽くしたデルヴォーならではのフォルムのおかげです。腕にかけた際のバランスも美しく、動きを邪魔せずにすっきりと持つことができます。
PMとGMの間に位置する「ちょうどいい」サイズ感は、機能性と美しさの両立を願う現代女性のライフスタイルにぴったりです。
3-4.【ミニ】アクセサリー感覚で身軽に
ミニサイズは、必要最小限の荷物で身軽にお出かけしたい日や、装いに華やかさを添えたい特別な場面で輝きを放ちます。そのコンパクトなフォルムは、ブリヨンのデザインを寸分違わず受け継いでおり、職人の卓越した技術力を感じさせます。
収納できるのは、カードケースやリップスティック、鍵といった本当に必要なものだけ。スマートフォンは機種によって入らない場合もありますが、バッグという役割を超えて、持ち主を美しく飾るジュエリーのような存在です。
ディナーやパーティー、結婚式といった華やかな席では、トップハンドルでクラシカルに持てば、優雅で気品のあるオーラをまとえるでしょう。一方で、付属のロングストラップで斜めがけにすれば、一気にモダンで愛らしい雰囲気に変わります。
4.ブリヨンの価格と値上げ傾向

ブリヨンは高級品であるがゆえに、その価格や価値について気になる方も少なくないでしょう。ここでは、ブリヨンの価格と将来的な価値について詳しく紹介したいと思います。
4-1.現行モデルの定価
ブリヨンは選び抜かれた素材と職人技の結晶であり、その価値は価格にも反映されています。購入を考えるうえでまず知っておきたいのが、現在の定価です。たとえば、コンパクトなサイズ感が魅力の「ブリヨン ミニ」は、999,900円で販売されています。
サイズや素材、デザインによって価格帯は異なりますが、ブランドのアイコンを手に入れるには、おおよそ100万円近い予算が必要です。ブリヨンは、単なるバッグではなく、デルヴォーが1829年の創業以来培ってきた歴史と卓越した技術の集大成です。その価格には、最高級のレザー、熟練職人による手仕事、そして流行に左右されない普遍的なデザインの価値が含まれているのです。
4-2.価格改定の傾向と今後の見通し
デルヴォーのようなラグジュアリーブランドでは、製品の価格が定期的に見直されます。購入を検討しているのであれば、価格改定の動向を把握しておくことが賢明です。実際に、2025年の初頭には価格改定が実施され、主要なアイテムが約2%から8%値上げされました。
特にブリヨンのような定番モデルは、値上げの対象となりやすい傾向が見られます。価格が上がる背景には、高品質なレザーをはじめとする原材料費の世界的な高騰があります。デルヴォーは、製品の品質を維持するために妥協を許さないため、こうしたコストの上昇が製品価格に反映されるのは避けられない側面があるのです。
今後も最高の品質を守り続ける限り、定期的な価格の見直しは行われると予想されます。そのため、購入の意思が固まっている場合は、次の価格改定前に手に入れることが、結果的に賢い選択となるかもしれません。
4-3.高額でも資産価値として選ばれる理由
ブリヨンが100万円近い価格でありながら、多くの人々から選ばれ続けるのはなぜでしょうか。その答えは、単なるステータスシンボルに留まらない、確かな「資産価値」にあります。ブリヨンが資産と見なされる理由は、その流行に左右されない普遍的なデザインと、世代を超えて受け継ぐことのできる卓越した耐久性です。
1958年の誕生以来、そのエレガントなフォルムはほとんど変わることがなく、いつの時代も色褪せない魅力を放ちます。熟練の職人が64ものパーツを手作業で組み上げて作るブリヨンは、まさに工芸品と呼ぶにふさわしい逸品なのです。
また、専門の職人による修理体制が整っている点も、長期的な価値を支える重要な要素です。万が一傷んでしまっても、適切なケアを施すことで、美しい状態を長く保つことができます。こうした背景から、ブリヨンは目先のトレンドを追うためのアイテムではなく、人生に寄り添い、共に時を重ねていける特別な存在として、その価値が認められているのです。
5.ブリヨンと他の人気バッグ、どっちを選ぶ?違いを解説
ブリヨンに憧れを抱く一方で、同じくトップメゾンが手がける他の名品バッグも魅力的で、どちらを選ぶべきか迷う方も少なくないでしょう。一生もののバッグ選びで後悔しないためには、それぞれの持つ個性や背景を理解することが重要です。
ここでは、ブリヨンと他のバッグを比較し、それぞれの魅力や個性について詳しく紹介したいと思います。
5-1.デルヴォーのタンペートはシンプルな開閉構造で使い勝手◎
デルヴォーのもう一つのアイコンバッグ「タンペート」は、ブリヨンに比べて開閉が軽快で、より日常に寄り添う構造が魅力です。ブリヨンの象徴である馬蹄形のバックルは、バッグの品格を決定づけるジュエリーのようなパーツといえるでしょう。ただ、その構造上、片手でさっと開け閉めするには少し慣れが必要です。
一方、タンペートのクラスプ(留め具)は、帆船から着想を得たモダンなデザインであり、二つのスタッズで固定する仕様は、片手でもスムーズに扱える実用性を備えています。フォーマルなシーンで優雅な所作を大切にしたいならブリヨンを、アクティブな毎日の中でスマートに使いこなしたいと考えるならタンペートが、ライフスタイルに寄り添ってくれるはずです。
どちらもデルヴォーが誇る卓越した職人技から生まれる芸術品ですが、開閉の仕組みという実用面から、使い方を想像して選ぶのも一つの方法です。
5-2.デルヴォーとヴァレクストラ選ぶならどっち?
イタリアの至宝と称されるヴァレクストラのバッグは、モダンで洗練されたミニマルなデザインが最大の特徴と言えるでしょう。ブランドロゴを一切表に出さず、完璧に計算されたフォルムと最高級のレザー、そして精緻なディテールだけでその価値を物語る姿勢は、真の品質を求める人々から支持を集めています。
一方、ブリヨンの魅力は、彫刻的で柔らかな曲線美と、メゾンの歴史が醸し出すクラシカルな気品です。どちらも最高峰の品質を誇りますが、見せ方のアプローチが異なります。どっちを選ぶかは使う人によって変わりますが、華やかでタイムレスなエレガンスを求めるならブリヨン、知的なラグジュアリーを体現したいならヴァレクストラのバッグが、あなたの個性をより一層輝かせてくれるでしょう。
6.【FAQ】デルヴォーのブリヨンに関するよくある質問
ここでは、ブリヨンの購入を検討する際に多くの方が抱く3つの質問と回答をまとめました。
6-1.ブリヨンはバッグは重い?
ブリヨンは、重厚で端正な佇まいから重いという印象を持たれがちです。しかし、実際の重量は見た目よりも抑えられており、たとえば主要モデルの一つである「ブリヨンPM」の重量はストラップを含めて約800g程度とされています。
「一日持ち歩いても疲れない」といった感覚は個人差が大きいものの、計算された構造と素材の特性が、長年にわたり愛される理由の一つと言えるでしょう。デザインの美しさだけでなく、こうした職人技に裏打ちされた品質が、デルヴォーのバッグを特別なものにしています。
6-2.ブリヨンの使い勝手はどうなの?
ブリヨンは、誰もが目を奪われる芸術的なデザインと、日常での実用性を兼ね備えています。「D」をかたどった馬蹄形のバックルはデザインの象徴ですが、開閉は片手でスムーズに行えるほど簡単ではなく慣れが必要です。しかし、その一手間が大切な持ち物をしっかり守れる丈夫さが生まれているのです。
バッグの内部は、見た目以上に収納力があります。たとえば、日常使いに適したPMサイズには、長財布やスマートフォン、小さめの化粧ポーチといった女性の必需品を収納可能です。さらに、内部にはジッパー付きポケットやフラットポケットが備えられており、鍵やカード類など小物の整理もしやすいよう配慮されています。
格式高い場はもちろん、上質なニットやデニムといったカジュアルな装いに合わせるだけで、普段のスタイルを品格あるものへと高めてくれます。
6-3.ブリヨンはどんな年齢層に人気?
ブリヨンは完成されたデザインをほとんど変えることなく、世代を超えて愛され続けているレザーバッグです。その普遍的な美しさは、特定の年齢層に限定されることなく、幅広い層から支持されています。最高品質の素材と卓越した職人技により、適切に手入れをすれば長年にわたり愛用することが可能です。また、中古市場でもその価値が認められており、資産としての側面も持ち合わせています。
流行に左右されないタイムレスな魅力と確かな品質が、人生の様々なシーンに寄り添うパートナーとして選ばれる理由です。
7.【まとめ】ブリヨンは使いにくさを越える価値ある名品バッグ
デルヴォーのブリヨンは、格式ある老舗メゾンが生み出した不朽の名作ですが、独自のクラスプ構造から「使いにくいのでは?」と感じる人も少なくありません。しかし、コツを押さえれば片手でも開閉でき、使うほどに革が馴染んで扱いやすくなります。
デルヴォーが長年にわたり「一生もの」と称されるのは、王室御用達の歴史、熟練職人の手仕事、そして流行に左右されないタイムレスなデザインに裏打ちされています。サイズ展開も豊富で、ライフスタイルに応じた選び方が可能です。さらに近年は値上げ傾向が続いており、検討しているなら早めの決断が賢明と言えます。
もし購入を迷っているなら、まずは実際に店舗で手に取って確かめ、自分のライフスタイルに合うサイズを選んでみてくださいね。
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