2025年5月26日
【DELVAUX】デルヴォーとは?歴史・魅力・人気アイテムを徹底解説!

高級ブランドのバッグや財布に憧れを抱きつつも、「本当に価値があるものを選びたい」「人と同じではつまらない」「長く愛用したい」と思っている方は多いのではないでしょうか。トレンドの移り変わりが激しい中、周囲と差がつき、“一生モノ”として持てるハイブランドを探すのは意外と難しいものです。
そんな中、ファッション感度の高い人たちから注目を集めているのが、ベルギー発のラグジュアリーブランド「デルヴォー」。「王室御用達」「世界最古のレザーメゾン」という肩書きは知っていても、実際にどんな魅力があり、どんな人に似合うのかを詳しく知る機会は少ないはずです。
本記事では、デルヴォーの歴史や圧倒的な品質、さらには人気アイテムや購入方法までを解説したいと思います。この記事を読むことで、デルヴォーの魅力が分かり、自分にぴったりのアイテムを見つけるための確かな知識が得られるでしょう。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
1.DELVAUX/デルヴォーとは?

デルヴォーはベルギー王室御用達の称号を持ち、世界で最も長い歴史を誇るラグジュアリーレザーブランドです。卓越した職人技と、時代を超えて愛される普遍的なデザインが、人々を魅了し続けています。ここでは、デルヴォーの歴史と卓越した品質について紹介したいと思います。
1-1.世界最古のレザーメゾン
デルヴォーは、1829年にベルギー・ブリュッセルで創業された、現存する中で最も歴史あるラグジュアリーレザーグッズメゾンの一つです。創業者シャルル・デルヴォーが旅行鞄専門のアトリエを開いたことから、その物語が始まりました。ベルギー王国建国(1830年)の前年に創業したという歴史的背景も特徴的です。当時、ヨーロッパでは産業革命の進展により旅行の機会が増え、シャルル・デルヴォーは時代の変化を敏感に捉え、高品質な旅行用品の製作に尽力しました。
その優れた品質と職人技は早くから高い評価を受け、1883年にはベルギー王室御用達の称号を授与されました。この栄誉は現在まで維持されており、デルヴォーは王室をはじめ多くの人々に愛され続けています。
また、デルヴォーはハンドバッグの歴史においても先駆的な役割を果たしています。19世紀末以降、女性の社会進出に伴いハンドバッグの需要が高まる中、デルヴォーは1908年に革製ハンドバッグのデザインで意匠登録を出願しました。これは、ハンドバッグ分野における初期の意匠登録例として知られています。
本社とアトリエに隣接するミュージアムでは、「長い歴史を持つラグジュアリーレザーグッズメゾン」「ベルギー発祥」「ハンドバッグの先駆者」としてのデルヴォーの物語が紹介されています。創業から約200年を経た現在も、伝統を守りながら進化を続け、由緒あるレザーブランドとして確固たる地位を築いています。
1-2.高い技術力が生み出す唯一無二の品質

デルヴォーの製品が世界中で高く評価される背景には、卓越した職人の技術力と、素材への徹底したこだわりがあります。創業以来、デルヴォーは伝統的な手作りの製法を堅守し、最高級の素材を用いて製品を生み出してきました。ひとつひとつの製品は、熟練した職人たちの手によって、細部にまで細心の注意を払いながら丁寧に作られます。たとえば、代表的なバッグである「ブリヨン」は、64もの革のパーツを使用し、8時間以上もの時間をかけて手作業で組み立てられるといいます。
バッグには、ブランドロゴが目立つように施されていません。なぜなら、それぞれのバッグのデザイン自体がデルヴォーの象徴であり、強い個性を持っているためです。このような姿勢も、品質への自信の表れと言えるでしょう。使用されるレザーは厳選された最高品質のものであり、その加工や縫製技術も独自のものです。こうしたこだわりが、製品の上質な風合いと優れた耐久性を実現し、長く愛用できる理由となっています。
また、アフターサービスも充実させており、熟練した専属職人が本国から取り寄せた純正の部材を使用し、丁寧に修理を行います。これにより、大切な製品を長く良好な状態で使い続けることが可能です。このように、高い技術力と独自の美意識によって、他にはない唯一無二の品質を持つレザーグッズを生み出し続けています。
2.デルヴォーの魅力はどこにある?女性たちを惹きつける理由

長い歳月を経ても色褪せることのないデルヴォーの魅力は、単に高品質な製品であるという言葉だけでは語り尽くせません。ここでは、デルヴォーの魅力と、なぜ多くの女性たちがデルヴォーに心を奪われるのか、その理由を詳しく紹介したいと思います。
2-1.一生モノを叶えるタイムレスなデザイン
デルヴォーの製品が「一生モノ」と称されるのは、一過性の流行に左右されない普遍的な美しさを備えているからです。そのデザインは、何十年経っても古さを感じさせず、世代を超えて受け継がれる魅力を持っています。
デザイン哲学の根幹には、1908年から続く「Le Livre d’Or(リブル ドール)」と呼ばれるデザイン記録帳が存在します。ここには3000点を超えるバッグのデッサンが収められており、新たなデザインを生み出す際の指針であると同時に、デルヴォーの豊かな歴史そのものです。
1958年発表の「ブリヨン」、1960年代に登場した「タンペート」、1972年の「パン」といった象徴的なバッグは、このリブル ドールに記された普遍的なデザインを基盤としながらも、時代に合わせて進化を遂げてきました。上質なレザーと熟練した職人の手仕事による丈夫な作りは、長く使い込むほどに味わいを増し、持ち主にとってかけがえのない存在へと育っていきます
2-2.実用性と美しさを兼ね備えたアイテム展開
デルヴォーは、美しさと日常での使い勝手を兼ね備えたバッグとして、多くの支持を集めています。エレガントな佇まいと機能性の両立は、活動的な現代女性にとって大きな魅力です。たとえば、バッグ内部の構造には、見た目の優雅さを損なわずに軽量化を図る工夫が施されています。
ウィメンズコレクションでは、メゾンを代表する「ブリヨン」、嵐の海から着想を得た「タンペート」、馬の干し草入れに由来する独特のフォルムが特徴の「パン」、構築的なラインが魅力の「クールボックス」など、長く愛されるアイコンバッグが揃います。
また、遊び心を象徴するアイテムとして注目されているのが、「ブリヨン」を手のひらサイズに仕立てたチャームコレクション。ウィットに富んだデザインは、装いにアクセントを加え、思わず会話が弾むような楽しさも演出してくれます。
2-3.流行り廃りに左右されない価値
デルヴォーの製品は、目まぐるしく変わるファッショントレンドとは一線を画し、時を経ても色褪せない真の価値を宿しています。デルヴォーは流行に左右されにくいブランドとして広く認知されており、定番バッグは、何十年にもわたり愛され続けている事実がそれを物語っています。一時の流行に流されることなく、長く愛用できる魅力こそ、選ばれる理由の一つと言えるでしょう。
3.【バッグ】デルヴォーの人気アイテム
デルヴォーは長い歴史の中で、数々の名品バッグを生み出してきました。ここでは、代表する5つの人気バッグの魅力を紹介したいと思います。
3-1.ブリヨン

アイコンバッグの一つである「ブリヨン」は、1958年のブリュッセル万国博覧会を機に誕生しました。建築的なラインと、馬蹄形の美しいD型バックルが特徴で、まるで宝石のような輝きを放ちます。トップハンドルと取り外し可能なショルダーストラップを備え、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても活躍。
バッグの製作には、熟練した職人が時間をかけて一つひとつ手作業で丁寧に組み立てています。素材のバリエーションも豊かで、定番のボックスカーフのほか、希少なプレシャススキンなどが用いられ、シーズンごとに異なる表情を見せます。
3-2.タンペート

1960年代、ベルギーの北海沿岸でのセーリングが盛んになった時代に、帆船のトラペーズから着想を得てデザインされたのが「タンペート」です。フランス語で「嵐」を意味するこのバッグは、大胆かつシックな雰囲気を持ち合わせています。洗練されたラインとユニークなクラスプのデザインで、多くの人々を魅了し続けています。
トップハンドルでの手持ちに加え、取り外し可能なショルダーストラップを使えば肩掛けや斜め掛けも可能で、様々なシーンに対応できる汎用性の高さも魅力です。
3-3.パン

「パン」は、1970年代前半の自由で開放的な時代背景を反映して生まれた、軽やかで機能的なデザインが特徴のバッグです。フロントにあしらわれたD型のモチーフはポケットとしても機能し、デザイン性と実用性を兼ね備えています。
「パン」シリーズは、軽さと柔らかさが魅力です。素材には、主にトリヨンソフトレザーが使用され、リラックスした雰囲気を醸し出しています。コンパクトなサイズから、日常使いに便利な収納力のある大きめサイズまで、多彩なラインナップが揃います。調節可能なストラップで、ショルダーバッグやクロスボディバッグとしても楽しめます。
3-4.クールボックス

「クールボックス」は2018年に発表されて以来、デルヴォーの新しい顔として人気を集めています。箱型の端正なシルエットが特徴で、カジュアルさと洗練された雰囲気を両立しています。最大の特徴は、独自の開閉機構です。D型のメタルクラスプを操作すると、ハンドルの間にあるレザーバンドが持ち上がり、隠れていたファスナーが現れる仕組みになっています。見た目の美しさと使いやすさを両立させた設計です。
おしゃれと実用性を両立したクールボックスは、忙しい毎日を過ごす現代女性の頼れる存在として活躍するでしょう。
3-5.ランゴー

洗練と革新が息づく「ランゴー」は、2022年春夏コレクションで登場したバッグです。デルヴォーが1970年代に発表したアーカイブ作品をもとに、現代的な感性で再構築されたデザインが印象的。前面にあしらわれた横長のD型バックルは真鍮の棒から作られ、ゴールドとシルバーのツートーンカラーがジュエリーのような存在感を放ちます。上質なレザーが描くグラフィカルなラインと、艶やかな質感とのコントラストが、持つ人にダイナミックな印象を与えます。
昼夜を問わずあらゆる場面で洗練された装いを引き立てるよう設計され、時代を超えて愛されるバッグを目指して誕生しました。豊かな歴史と革新性が息づくこのバッグは、現代女性の個性を引き立て、日常を美しく彩ります。
4.【財布】デルヴォーの人気アイテム
デルヴォーの財布は、上質な素材と卓越した職人技が生み出す、洗練された魅力を持つアイテムが揃っています。持つ人の個性を引き立て、長く愛用できる逸品ばかりです。ここでは、特に人気のある5つの財布を見ていきましょう。
4-1.ブリヨン コンパクト ウォレット

デルヴォーを代表する「ブリヨン」コレクションから生まれた、エレガントな二つ折り財布です。ひと目でデルヴォー製品と認識できる、馬蹄のような形をした「D」モチーフのバックルが、洗練された印象を与えます。主要な素材には、ロデオカーフを採用しており、内装にも高品質なカーフスキンライニングを使用しています。見た目の美しさだけでなく、使い勝手の良さも追求された逸品です。
収納機能は充実しており、紙幣を収納するコンパートメントが1つ、クレジットカードなどを収めるスロットが6つあります。小銭は、取り外しが可能なファスナー付きの専用ポケットにしまうことができます。さらに、内側には2つのフラットポケット、外側にも1つの差込みポケットを備え、レシートやメモなどを整理するのに便利です。デルヴォーの伝統と革新が見事に融合したアイテムと言えるでしょう。
4-2.プレッセ トライフォールド ウォレット

機能性とエレガンスを巧みに融合させた三つ折りタイプの財布です。コンパクトなフォルムは、ミニバッグやポケットにもすっきりと収まり、現代のライフスタイルにマッチします。素材には、自然なシボと柔らかさが特徴のトリヨンソフトレザーが使用され、そのしなやかな手触りと耐久性で長く愛用できるでしょう。
内側には3つのカード用スロット、1つの紙幣用コンパートメント、コインコンパートメントが配置されており、必需品を整理して持ち運ぶことが可能です。シンプルながらも洗練されたデザインは、デルヴォーならではのクラフツマンシップを感じさせます。コンパクトさと使いやすさから、日常使いはもちろんのこと、旅行時のセカンドウォレットとしても重宝するでしょう。
4-3.リヴレ ウォレット ミニ

ミニマルでありながら洗練された雰囲気を放つ「リヴレ ウォレット ミニ」は、性別を問わず使いやすいコンパクトな財布として人気を集めています。素材には、高品質な雄ロデオカーフを使用し、内側もカーフスキンライニングの革で丁寧に仕上げられています。
収納面では、紙幣を収めるためのコンパートメントが1つ、カード類を整理して収納できるスロットが6つ設けられています。日常的に持ち歩く紙幣やカード類を、過不足なくスマートに携帯することが可能です。デルヴォーが誇る卓越した職人技と、選び抜かれた上質な素材の魅力を、日々の生活の中で気軽に感じられる一品です。
4-4.レオンス コンパクトウォレット

デルヴォーのコレクションの中でも特別な存在感を放つアイテムが「レオンス コンパクトウォレット」です。素材にはオペラカーフレザーが使われており、滑らかで上品な質感は、持つ人の手元を美しく演出するでしょう。
「レオンス」の物語は、あるアーティストから孫娘へと受け継がれたセンチメンタルな贈り物から始まります。孫娘が祖母の絵筆を持ち運ぶために使っていた、絵具の染みが付いたデルヴォーのバッグ。世界中を一緒に旅したお気に入りのバッグから着想を得て、デルヴォーのデザインチームが現代のアイコンとして新たな歴史を刻みました。
特徴的なのは、デルヴォーのアーカイブの中でも類を見ないスレンダーなフォルムです。過去のクラッチバッグからヒントを得て生まれた新しいシルエットには、D型の真鍮バックルがアクセントとして輝きます。芸術的な背景を持つ、ストーリー豊かな財布を求める方におすすめです。
4-5.ヴァガボンド コンパクト ウォレット

エレガントさと実用性を兼ね備えたコンパクトな財布です。艶のあるアルピナグレインカーフレザーを使用。一般的に耐久性と美しい経年変化が特徴の高級素材として知られています。内側には札入れが1つ、小銭入れが1つ、カード入れが4つ、メインポケットが2つ設けられています。
ゴールドの金具が上品なアクセントとなり、洗練された印象を与えます。スナップボタンで開閉する仕様で、内側にはデルヴォーの箔押しロゴが施されています。また、一部にはバイカラーのデザインや便利なリング付きのタイプも展開されており、細部にまでこだわりが感じられるでしょう。日常使いしやすく、上質な財布を求める方に適したアイテムです。
5.デルヴォーはなぜ“買えない”と言われるの?

ベルギー王室御用達の格式と、洗練されたデザインで世界中のファッショニスタを魅了するデルヴォー。美しいバッグや革小物は多くの人の憧れですが、「なかなか手に入らない」「買えない」と言われる理由をご存じでしょうか。
ここでは、デルヴォーが“買えない”とされる理由について見ていきましょう。
5-1.生産数や販売スタイルの特徴
デルヴォー製品の入手を難しくしている要因の一つに、生産体制と販売方法の特性があります。デルヴォーのバッグや革小物は、ベルギーとフランスに構えるアトリエで、熟練した職人たちの手によって一つひとつ丁寧に作られています。職人技を駆使した製造工程は、必然的に大量生産を難しくしています。
また、デルヴォーは1950年代以降、オートクチュールに倣い、シーズンごとに新しいコレクションを発表しています。限定カラーや新作モデルは特に人気が高く、発売後すぐに完売してしまうことも少なくありません。
5-2.高級素材と職人技による価格の高さ
デルヴォー製品の価格が高い背景には、最高級の素材へのこだわりと、それを扱う卓越した職人技が存在します。創業以来、品質に対する妥協のない姿勢を貫いており、使用するレザーは厳しい基準で選定されています。なめらかで美しいカーフスキンや、希少価値の高いレザーなどが用いられ、製品に気品と耐久性をもたらしています。
バッグ作りの全工程は、長年の経験を積んだ職人が一貫して手作業で行います。1829年の創業から190年以上経過した現在でも、伝統的な製造方法は変わっていません。1908年にはデザインとモデルの初の特許を登録し、数々の革新的なデザインや技術は「Le Livre d’Or(リブル ドール)」と呼ばれる記録簿に大切に保管されています。このような伝統と技術の継承には、相応のコストがかかります。
近年では、世界的な原材料費の高騰も製品価格に影響を与えています。高品質なレザーやバッグを構成する金具などの素材費が上昇しており、製造コストの増加は避けられません。実際に、デルヴォーは2025年2月にも価格改定を実施し、多くの人気アイテムが2%から8%程度の値上げとなりました。
代表的なモデルの価格帯を見ると、「ブリヨン」は約90万円から250万円、「タンペート」は約90万円から140万円、「クールボックス」は約44万円から70万円と、いずれも高価格帯に位置しています。デルヴォーは、「ベルギー王室御用達」の称号を授与されており、その格式の高さも価格に反映されていると言えるでしょう。
6.デルヴォーの購入方法は?

デルヴォーのアイテムを手に入れる方法は、いくつかの選択肢があり、自分の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。正規店での購入は安心感を重視する方に、価格を抑えたい場合は中古ショップが視野に入ってくるでしょう。以下では、デルヴォーの購入方法について見ていきましょう。
6-1.正規店と公式サイト、どっちで買う?
デルヴォー製品の購入を検討する際、まず選択肢に挙がるのが正規店と公式サイトです。どちらも安心して本物の製品を手に入れられる方法ですが、それぞれに異なる魅力があります。
【正規店での購入】
正規店では、デルヴォーの世界観を存分に味わいながら、実際に製品を手に取って確かめることができます。革の質感や色合い、バッグのサイズ感などを直接確認できるのは大きなメリットです。また、経験豊富なスタッフから製品に関する詳しい説明やコーディネートのアドバイスを受けることもでき、納得のいくお買い物ができるでしょう。
【公式サイトでの購入】
公式サイトでは、時間や場所を選ばずに、豊富なラインナップを閲覧し、購入することができます。ほとんどのデルヴォー製品が公式サイトで購入可能で、もしお探しの商品が見つからない場合でも、最寄りのブティックやカスタマーサービスに問い合わせることで購入のサポートを受けられます。
時にはオンライン限定のアイテムや、先行販売が行われることもあり、新作をいち早く手に入れたい方や、希少なアイテムを探している方には魅力的な選択肢と言えるでしょう。日本国内への配送は無料で行われ、一部のブティックでは店頭受け取りも可能です。
どちらの方法を選ぶかは、何を重視するかによって変わってきます。実際に製品を見て、触れて、専門的なアドバイスを受けながら購入したい方は正規店がおすすめです。一方、時間や場所にとらわれず手軽に購入したい方や、オンライン限定の特典に魅力を感じる方は公式サイトが便利です。
6-2.中古ショップでの購入
デルヴォー製品を手に入れるもう一つの方法として、中古ショップの利用があります。中古ショップの最大の魅力は、正規店よりも手頃な価格で購入できる可能性がある点です。状態の良いものであれば、新品に近いクオリティのアイテムをお得な価格で見つけることも夢ではありません。
また、過去のコレクションや限定品など、現在は正規店では手に入らない希少なアイテムに出会えるチャンスもあります。「ブリヨン」や「タンペート」といった人気シリーズも、中古市場では比較的多く流通しています。
購入前には、製品の状態を細かく確認することが大切です。キズや汚れ、使用感の程度などを写真や説明文でしっかりと把握し、不明な点があればショップに問い合わせましょう。高価な買い物ですので、納得のいくまで情報を集めることが後悔しないためのポイントです。
中古ショップは、予算を抑えたい方や、人と違ったアイテムを探している方にとって魅力的な選択肢です。ただし、安心して購入するためには、信頼できるショップ選びと、製品の状態をしっかりと確認することが不可欠です。
7.デルヴォーを愛用する芸能人
多くの著名人に愛されるデルヴォーの魅力的なアイテムは、ファッションに敏感な日本の芸能人の間でも支持を集めています。ここでは、デルヴォーを愛用する3名の芸能人を紹介したいと思います。
7-1.桐谷美玲
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モデルや女優として幅広く活躍する桐谷美玲さんは、デルヴォーのアイテムを愛用する一人です。雑誌「SEVENTEEN」や「non-no」でモデルを務めた経験を持つ桐谷美玲さんは、洗練されたファッションセンスで知られています。
自身のインスタグラムでは、伊勢丹新宿店で開催されたデルヴォーのポップアップストア「マグリット コレクション BY デルヴォー」を訪れた様子を発信していました。ルネ・マグリットの幻想的な世界観が広がる空間で、個性的なバッグや小物を楽しんだようです。
7-2.滝沢カレン
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ファッションモデルやタレントとして独自の存在感を放つ滝沢カレンさんも、デルヴォーのアイテムを愛用しています。ユニークなキャラクターとファッションセンスで人気を集める滝沢カレンさんは、様々なブランドを着こなしています。
デルヴォーも、滝沢カレンさんが選ぶブランドの一つであり、その着こなしからは彼女のファッションへのこだわりがうかがえるでしょう。どのようなアイテムをどのようにコーディネートに取り入れているのか、今後のファッションにも注目が集まっています。
7-3.大政絢
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モデルや女優として活躍する大政絢さんは、ファッション誌「Precious」でデルヴォーのバッグを持つ姿が紹介されました。大政絢さんは、存在感のあるバッグを無造作に持つことで、洗練された大人のスタイリングを披露しました。
8.【まとめ】デルヴォーで上質な毎日を
約200年の歴史を誇るデルヴォーは、単なる高級レザーブランドではなく、「本物」を追求する女性たちにとって心を動かす存在です。ベルギー王室御用達という格式、熟練職人による手仕事、そして流行に左右されないタイムレスなデザイン──これらすべてが、デルヴォーを“一生モノ”と呼ぶにふさわしいブランドへと押し上げています。代表作「ブリヨン」や「タンペート」は、美しさと実用性を兼ね備えた名品として、多くの女性たちに支持されてきました。
感動的なのは、ブランドロゴに頼らずデザインそのもので個性を語る姿勢。そこには、ブランドの哲学や美意識が息づいており、大量生産では決して生まれない独自性があります。時代に迎合せず、けれど進化を止めないデルヴォーの姿勢は、「本物を持つことの意味」を改めて教えてくれます。
上質なバッグを手にしたいと考えている方は、ぜひデルヴォーの公式サイトや店舗で実際にアイテムに触れてみてくださいね。自分のライフスタイルや価値観に寄り添う、運命のバッグと出会えるでしょう。