2025年9月04日
14金ネックレス・指輪は錆びる?原因や純度による違いも解説!
金・貴金属について

「14金のネックレスや指輪って錆びるの?」そんな疑問を持つ方は少なくありません。純金は錆びないといわれていますが、合金である14金は成分に銅や銀が含まれるため、使用環境によっては変色やくすみが起こることがあります。
本記事では、14金の基本知識から錆びや変色の原因、元に戻す方法、防ぐためのポイント、さらに高く売るコツまで詳しく解説します。日常的に14金を身につけている方も、これから購入を検討している方も、ぜひ最後まで参考にしてください。
目次
【基礎知識】14金(K14)とは?

14金(K14)は、ジュエリーに広く使われる素材のひとつです。純金の美しさと、日常使いに耐えられる丈夫さを兼ね備えているため、ネックレスや指輪などの定番として人気があります。まずは、その純度や特徴、そしてK14GFやK14GPとの違いを整理していきましょう。
14金(K14)=純度約58.5%の金
「K14」とは、24分割したうちの14が金であることを示しており、純度に換算すると約58.5%が金でできています。残りの約41.5%は、銅や銀、パラジウムなどの割金(わりがね)と呼ばれる金属が混ぜられています。この割金の配合によって、色味がイエロー寄りになったり、赤みや白っぽさが強くなったりするのが特徴です。純金(24金)よりも硬く加工しやすいため、アクセサリーとして日常的に使いやすい素材といえます。
14金(K14)の特徴
14金は、純金の美しい輝きを残しつつ、耐久性を高めた実用的な素材です。18金に比べると金の含有量が少ないため色合いはやや控えめですが、その分丈夫で傷や変形に強く、普段使いのネックレスや指輪に向いています。また、割金に銅や銀を含むため、使用環境によっては経年変化が起こる点も特徴のひとつです。純金のように「絶対に変色しない」わけではありませんが、その分価格が抑えられ、気軽に楽しめる点が人気を支えています。
K14GFや他の金との違い
14金とよく混同されやすいのが、K14GF(ゴールドフィルド)やK14GP(金メッキ)です。また、18金や24金など、ほかの金との違いを知っておくことも大切です。下記の表に簡単にまとめてみましたので参考程度にご覧ください。
| 種類 | 純度 | 特徴 | 耐久性 | 資産価値 |
| 14金(K14) | 約58.5% | 純金と割金のバランスが良く、色合いはやや落ち着きめ | 傷に強く日常使い向き | 中程度 |
| 18金(K18) | 約75% | 金の含有量が多く、色味が濃く華やか | 14金より柔らかく傷がつきやすい | 高め |
| 24金(K24) | 99.9%以上 | 純金に最も近く、化学的に安定 | 非常に柔らかく変形しやすい | 最高 |
| K14GF | 表面に14金(厚い層) | 真鍮などに14金を圧着、見た目は14金に近い | K14GPより強いが中身は別金属 | ほぼなし |
| K14GP | 表面に14金(ごく薄い層) | 金メッキ加工、安価 | 摩擦や水分で剥がれやすい | ほぼなし |
14金のネックレスや指輪は錆びる?
純金は錆びないと言われますが、14金のアクセサリーを長く使っていると「色がくすんできた」「黒ずみが出た」と感じることがあります。
これは本当に“錆び”なのでしょうか?ここでは、14金が変化する理由と、K14GPやK14GFとの違いについて解説します。
14金のネックレスや指輪が錆びる原因
14金は純金に比べて金の含有量が少なく、残りを銅や銀などの金属で補った合金です。この割金は空気中の酸素や湿気、汗に含まれる成分、化粧品や香水の化学物質と反応しやすく、酸化や硫化によって色が変わることがあります。そのため「錆びる」と表現されることもありますが、実際には鉄のように赤く腐食するのではなく、表面が黒っぽくなったり黄ばみや赤みが出たりする“変色”が起きているのです。
上記のことから、厳密には「錆びる」というより「変色」と捉えたほうが適切でしょう。
K14GPやK14GFは錆びやすい
14金そのものは比較的安定した素材ですが、K14GP(金メッキ)やK14GF(ゴールドフィルド)は性質が異なり、錆びやすいので注意が必要です。K14GPは表面にごく薄く14金をコーティングしているだけなので、汗や摩擦で簡単に剥がれてしまい、下地の金属がむき出しになった途端に変色や錆びが起こります。K14GFはGPよりも金の層が厚いため少しは丈夫ですが、内部は真鍮などの金属なので、長く使ったりケアを怠ったりするとやはり錆びやすくなります。見た目は14金に似ていても、耐久性の差は大きいため、長期間使うなら注意して扱うことが大切です。
錆びた(変色した)14金のネックレスや指輪を元に戻す方法

長く愛用している14金のアクセサリーは、汗や皮脂、湿気の影響でどうしても表面にくすみや黒ずみが出てしまいます。しかし、完全に諦める必要はありません。日常的にできるケアから、専門店に依頼する方法まで、元の輝きを取り戻す手段をご紹介します。
重曹や中性洗剤を使った家でのケア方法
軽いくすみや変色であれば、家庭での簡単なケアで改善できる場合があります。中性洗剤をぬるま湯に溶かし、柔らかい布や歯ブラシで優しく汚れを落とす方法は効果的です。また、重曹を少量の水でペースト状にして布で軽くこすり、その後しっかりすすいで乾燥させるのも有効です。
いずれも力を入れすぎず、表面を傷つけないようにするのがポイントです。家庭でのお手入れは、あくまで軽度の変色を改善するための方法と考えましょう。
専門のクリーニング店に依頼する
変色が進んでしまった場合や、自分でのケアに不安がある場合は、ジュエリー専門のクリーニング店に依頼するのが安心です。専門店では超音波洗浄や専用の研磨剤を使ったクリーニングなど、家庭ではできない方法で元の輝きを取り戻してくれます。特にダイヤや宝石がついた指輪、繊細なデザインのネックレスなどは、自己流のケアで傷をつけるリスクもあるため、プロに任せるのがおすすめです。費用はかかりますが、安全かつ確実に美しさを取り戻せる方法といえるでしょう。
14金のネックレスや指輪が錆びるのを防ぐには?
せっかくのお気に入りの14金アクセサリーも、正しい扱いをしなければ変色やくすみが進んでしまいます。錆びを防ぐためには、日常のちょっとした習慣や保管方法が大切です。ここでは、今日からできる簡単な対策を紹介します。
使用後はクロスで拭き取る
もっとも基本的なケアは、使った後に柔らかい布で軽く拭くことです。汗や皮脂、化粧品などが付着したまま放置すると、酸化や硫化が進みやすくなります。専用のジュエリークロスを使うのが理想ですが、柔らかい眼鏡拭きなどでも代用可能です。毎日の習慣にするだけで、変色のスピードを大幅に抑えられます。
湿気を避けた保管方法
保管時に注意したいのは、湿気をできるだけ避けることです。湿気の多い場所は変色の大きな原因となるため、ジュエリーボックスに乾燥剤を入れたり、ジップ付きの袋に個別で保管したりするのがおすすめです。複数のアクセサリーを一緒に入れると擦れて傷がつくため、必ず1点ずつ分けて保管しましょう。
お風呂や温泉では外す習慣をつける
入浴や温泉、プールなどでは必ず外すようにしましょう。シャンプーやボディソープ、温泉に含まれる硫黄成分、プールの塩素などは変色を引き起こす大きな要因になります。短時間であっても影響を受ける可能性があるため、「水に入るときは外す」という習慣をつけることが、14金を長持ちさせる秘訣です。
14金のネックレスや指輪を高く売るためのポイント

使わなくなった14金のネックレスや指輪は、正しく準備すれば高く売れる可能性があります。ここでは、売却前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
刻印を確認する
まずはアクセサリーの刻印をチェックしましょう。14金には「K14」や「585」といった刻印が入っているのが一般的です。この刻印は金の純度を示すもので、査定時の重要な判断材料となります。刻印がはっきり確認できれば、本物であることの証明になり、査定額がスムーズに決まりやすくなります。
14金の相場を把握してタイミングを見極める
金は日々価格が変動しているため、相場を把握して売却のタイミングを選ぶことが大切です。世界情勢や為替の影響を受けやすいため、価格が上昇しているときに売るのが理想です。最近の相場をチェックしてから査定に出せば、より高い金額で手放せる可能性が高まります。
信頼できる店舗に査定を依頼する。
最後に重要なのが、査定を依頼する店舗選びです。金の取り扱いに慣れていない店舗では、正しい価値を見極めてもらえないこともあります。金やブランド品の買取実績が豊富な専門店であれば、適切な基準で査定してもらえるため安心です。複数の店舗で比較してみるのも、高価買取につなげるポイントです。
【FAQ】14金(K14)に関するよくある質問
ここでは、14金に関して特によく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。日常の使い方や18金との違い、相場の動きについてチェックしていきましょう。
Q2:14金はお風呂でつけっぱなしにしても大丈夫?
お風呂や温泉、プールでは外すのが基本です。シャンプーや入浴剤に含まれる成分、温泉の硫黄やプールの塩素は変色を引き起こす原因になります。短時間ならすぐに目立つ変化は起こりませんが、繰り返すとくすみや黒ずみにつながるため、入浴時は外す習慣をつけたほうが安心です。
Q2:18金と14金はどっちがいいの?
一概にどちらが優れているとは言えません。18金は金の含有率が高く変色に強いため、長期的に使いたい方や資産性を重視する方に向いています。14金は硬さがあり傷に強いので、日常的に使うアクセサリーには適しています。見た目の色味や予算、用途に合わせて選ぶと満足度が高まります。
Q3:14金の相場はいつ変わりますか?
14金の相場は、金の国際価格や為替の影響を受けて毎日のように変動しています。世界情勢や需要によっても上下するため、売却を考える際には最新の価格をチェックすることが大切です。下記リンクにて弊社の 「金・貴金属 買取価格相場」 をご覧いただければ、現在の相場を確認できますので、売却のタイミングを判断する際の参考にしてください。
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※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
まとめ
今回は14金(K14)は錆びるのか?という疑問について解説させていただきました。
14金は純度約58.5%の金を含む合金で、純金に比べて硬さがあり日常使いに適した素材です。丈夫で扱いやすい一方で、割金が含まれるため汗や湿気の影響で変色しやすく、「錆びる」と表現されることもあります。ただし正しいお手入れと保管を行えば、長く美しい輝きを楽しむことができます。
金だけではなくプラチナやステンレスなど素材には様々な特徴があります、それぞれの素材について詳しく理解してお持ちのアイテムを楽しみましょう。
この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。
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