2025年10月17日
10金(K10)は金属アレルギーでも大丈夫?特徴・注意点・アレルギーになりにくい素材も解説!
金・貴金属について

アクセサリーやジュエリーに使われる「金」の中でも、10金(K10)は人気が高まっている素材のひとつです。比較的価格が手頃で、デザインの幅も広く、普段使いのアイテムとして多くのブランドが取り入れています。
しかし、毎日つけたいアイテムだからこそ「金属アレルギー」のリスクを心配する方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、10金のアレルギーのリスクをはじめ、素材の特徴や金属アレルギーになりやすい素材、なりにくい素材をまとめてみました!不要になった10金アイテムを高く売るコツや買取相場も解説していきますので、是非最後までご覧ください!
目次
1.10金(K10)とはどんな素材?

10金(K10、10K)は、金の純度が24分の10、つまり約42%の純金を含む合金のことをいいます。残りの約58%には、銀や銅、パラジウムなどの金属が混ぜられています。これらを「割金(わりがね)」と呼び、金に強度や色の変化を与えるために使われています。金はとても柔らかい素材のため、そのままでは傷がつきやすく、ジュエリーとして使うには不向きです。そのため、割金を加えることで耐久性を高め、普段使いしやすい素材に仕上げています。
K10の「K(カラット)」は金の純度を示す単位で、ドイツ語の「Karat」が由来です。ダイヤモンドなどの重さを表す英語の“carat”とは意味が異なります。金の純度は24分率で表され、純金を24Kとしたとき、10Kは金が10/24含まれているという意味になります。海外では1000分率で表記されることもあり、「416」や「417」と刻印されている場合もありますが、いずれもK10(10金)と同じ純度です。
かつてはK18やK24のジュエリーが主流でしたが、金の価格が高騰したことで、より手頃な10金が注目されるようになりました。半分以下の純度だからといって価値が低いわけではなく、最近では多くのブランドがK10ジュエリーを展開しています。上品な輝きを持ちながら、日常でも気軽に楽しめる――そんなバランスの良さこそ、10金が近年注目されている理由の1つです。
2.10金(K10)の特徴
10金(K10)は、強度や色味、価格のバランスが取れた素材として多くのジュエリーに採用されています。K18やK24に比べて金の純度は低いものの、日常生活で使いやすい実用性が魅力です。
ここでは、K10が持つ3つの代表的な特徴を紹介します。
2-1.硬くて傷がつきにくい
10金は金以外の金属を多く含むため、純金や18金に比べて硬く丈夫です。純金は非常に柔らかく、少しの衝撃でも変形してしまうことがありますが、K10は割金の割合が多いことで耐久性が高まり、日常的に使用しても傷や凹みが起こりにくいのが特徴です。
リングやネックレスなど、肌に直接触れるアイテムは特に摩耗しやすいですが、K10なら安心して使えます。硬さがあることで細かいデザインや繊細な彫刻加工にも向いており、長くきれいな状態を保ちやすい素材です。毎日身につけるアクセサリーとしても扱いやすく、実用性と美しさを両立できる点が大きな魅力です。
2-2.K18より淡くて落ち着いた色合い
金の含有量が少ないK10は、K18よりも色味が淡く、やや落ち着いた印象になります。派手すぎず上品な輝きで、肌なじみが良いのが特徴です。
強すぎないゴールドカラーは、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、どんな装いにも自然に溶け込みます。K18の華やかさと比べると控えめですが、その穏やかな色合いがかえって上品さを引き立ててくれるでしょう。普段使いはもちろん、オフィスシーンでも違和感なく着用できる点が、多くの人に支持される理由です。
2-3.価格が手頃で普段使いしやすい
10金は金の含有量が少ないため、K18やK24よりも価格を抑えやすい素材です。高価すぎない価格帯でありながら、見た目はしっかりと金の輝きを感じられるため、コストパフォーマンスに優れています。
ジュエリー初心者の方や、日常使いのアクセサリーを探している方に人気が高いのも納得です。また、価格が抑えられていることで複数のアイテムを揃えやすく、デザインの選択肢が広がります。シンプルなピアスから華奢なリングまで、幅広いスタイルに対応できる点も魅力です。手に取りやすい価格と上品な見た目を兼ね備えたK10は、日常に取り入れやすい素材として多くの人に選ばれています。
この章にてご紹介したように、K10は強度・色味・価格のバランスに優れた非常に実用的な素材です。ただし、金以外の金属を多く含むため、肌質によっては金属アレルギーを起こす場合もあります。次の章では、10金と金属アレルギーの関係について詳しく見ていきましょう。
3.10金(K10)は金属アレルギーでも大丈夫?敏感肌は知っておきたい注意点

10金(K10)は丈夫で扱いやすく、デザイン性の高いジュエリーに多く使われていますが、肌が弱い人や金属アレルギー体質の方にとっては少し注意が必要です。K10は金以外の金属を多く含むため、人によってはアレルギー反応が出てしまう場合もあります。
ここでは、なぜアレルギーが起こるのか、そして安心して身につけるためのポイントを紹介します。
3-1.割金によっては起こる可能性がある
金属アレルギーは、汗や皮脂などによって金属が溶け出し、イオン化した成分が体に触れることで引き起こされます。10金(K10)は金の含有量が約42%で、残りの約58%は銅や銀、パラジウムなどの金属で構成されています。これらの「割金」に含まれる金属の種類が、アレルギーの原因となることがあります。特に銅やニッケル、パラジウムなどは人によって反応が出やすい金属です。10金は金の割合が低いぶん割金の影響を受けやすく、肌が敏感な人は注意が必要です。
アレルギー体質の方や、過去に金属製アクセサリーでかゆみや赤みが出たことがある方は、直接肌に長時間触れる使用を避けるか、素材表記をしっかり確認して選ぶことをおすすめします。
3-2.体質やコーティング次第で出ない場合もある
金属アレルギーの症状が出るかどうかは、素材だけでなく体質にも大きく左右されます。同じ10金のジュエリーでも、問題なく身につけられる人もいれば、わずかな刺激で反応が出る人もいます。
また、最近ではアレルギーの原因となる金属が肌に直接触れにくいように、表面にコーティングを施したK10ジュエリーも増えています。ロジウムメッキやゴールドコーティングがされている場合は、金属イオンが溶け出しにくく、肌への刺激を抑えられるのが特徴です。ただし、コーティングは長期間使用するうちに摩耗してくることもあるため、定期的なメンテナンスや専門店での再加工を行うと安心です。
体質や使い方を理解し、適切にケアすれば、10金でも快適にジュエリーを楽しむことができます。
K10はデザイン性や価格のバランスに優れた人気素材ですが、金属アレルギーの感じ方は人それぞれです。肌に合えば毎日心地よく使える一方で、少しの違いでトラブルにつながることもあります。どんな素材なら安心して身につけられるのか…次の章では、アレルギーを起こしやすい金属となりにくい金属を比較しながら詳しく見ていきましょう!
4.金属アレルギーになりやすい素材・なりにくい素材

金属アレルギーは、使われている素材によって反応の出やすさが大きく異なります。普段何気なく身につけているアクセサリーにも、実は肌に刺激を与えやすい金属が含まれていることがあります。ここでは、アレルギーを起こしやすい素材となりにくい素材をそれぞれ紹介していきます。
4-1.金属アレルギーになりやすい素材一覧
金属アレルギーを引き起こす原因は、人によって異なりますが、特に反応が出やすい金属はいくつか知られています。ここでは、注意したい代表的な金属を5つ紹介します。
4-1-1.ニッケル
金属アレルギーの原因として最も多く報告されているのがニッケルです。硬さと光沢を出すために多くのアクセサリーに使用されていますが、汗や皮脂に触れるとイオン化しやすく、肌に刺激を与えることがあります。ピアスやネックレスでかゆみ・赤みが出た経験がある方は、ニッケルフリーのアイテムを選ぶと安心です。
4-1-2.コバルト
コバルトは青みを帯びた金属で、ニッケルと同様にアレルギーを起こしやすい素材として知られています。硬度を高めるために合金に使われることが多く、医療用器具や時計の裏蓋などにも含まれている場合があります。皮膚に触れると炎症を起こすことがあるため、敏感肌の方は注意が必要です。
4-1-3.銅
銅はK10やK18などの割金としてよく使われる金属ですが、体質によってはアレルギー反応を起こす場合があります。長時間肌に触れると緑色に変色しやすく、これが刺激になることもあります。特に汗をかきやすい季節やスポーツ時は、銅を多く含むアクセサリーの着用を避けた方が安心です。
4-1-4.クロム
クロムはステンレスやメッキ加工に使われることが多く、耐久性と光沢を高める金属です。ただし、酸化や摩耗によって表面から溶け出すことがあり、皮膚炎を引き起こすケースがあります。特に汗や水分が多い環境ではアレルギーを起こしやすくなるため、長時間の着用は避けた方が良いでしょう。
4-1-5.パラジウム
パラジウムは白金族に分類され、ホワイトゴールドやプラチナの割金として使われる金属です。見た目は美しく高級感がありますが、敏感肌の人にとってはアレルギーを起こす原因のひとつになることがあります。とくにホワイトゴールドのジュエリーを着けてかゆみを感じた場合は、パラジウムが原因の可能性があります。
4-2.金属アレルギーになりにくい素材一覧
すべての人に完全に安全な金属はありませんが、一般的にアレルギー反応を起こしにくいとされる素材もあります。
ここでは、肌が敏感な方でも比較的安心して使いやすい代表的な金属を紹介します。
4-2-1.プラチナ
プラチナは化学的に非常に安定しており、汗や皮脂で溶け出しにくい金属です。そのため金属アレルギーを起こしにくく、高級ジュエリーにも多く使われています。変色や錆びにも強く、長期間使用しても清潔感を保てるのが特徴です。敏感肌の方や、一生ものの結婚指輪を選ぶ際にも人気の高い素材です。
4-2-2.K18(18金)・K24(純金)
K18やK24は金の純度が高く、アレルギーを起こしにくい素材として知られています。K24はほぼ100%の純金で構成され、金属反応を起こす可能性が非常に低いです。K18も約75%が金でできており、強度と安全性のバランスが取れています。肌に優しいだけでなく、上品な輝きも魅力。敏感肌の方にとって安心感のある素材といえるでしょう。
4-2-3.チタン
チタンは軽量で耐久性があり、医療用にも使用されるほど安全性の高い金属です。酸化や汗に強く、長時間身につけてもイオン化しにくいため、金属アレルギーを起こしにくい素材として注目されています。軽やかなつけ心地で、ピアスや腕時計などのアクセサリーにも広く利用されています。
4-2-4.ステンレス
ステンレスは錆びにくく変色しにくい特性を持ち、金属アレルギーのリスクが低い素材です。中でも医療用の「サージカルステンレス(316L)」は特に安全性が高く、ピアスやボディアクセサリーにも多く採用されています。お手入れが簡単で、コストも抑えられるため、普段使いのアクセサリーとして人気があります。
4-2-5.銀
銀(シルバー)は古くから装飾品に使われてきた金属で、比較的アレルギーを起こしにくい素材のひとつです。ただし、銅を混ぜた純度の低いシルバーは人によって反応が出る場合もあるため注意が必要です。純度の高いシルバーほど肌に優しく、定期的にお手入れをすれば長く美しい輝きを保てます。
5.10金(K10)のアイテムを高く売る方法
金相場が過去最高値を更新している今、10金(K10)アイテムの買取需要も高まっています。いずれ売るなら、少しでも良い条件で手放したいものですよね。同じK10ジュエリーでも、状態や売却のタイミングによって査定額には大きな差が生まれます。ちょっとした工夫で数千円以上アップすることも珍しくありません。ここでは、K10アイテムをより高く売るために今のうちに覚えておきたい3つのポイントを紹介します。
5-1.付属品を揃える
K10のジュエリーを売る際、購入時に付いていた箱や保証書、ギャランティカードなどの付属品が揃っていると、査定額が上がる傾向があります。これらは正規品であることを示す重要な証拠であり、再販時の信頼性にもつながります。特にブランドジュエリーの場合、付属品の有無で買取価格が数千円以上変わるケースも少なくありません。自宅で保管している場合は、必ず一緒に持ち込むようにしましょう。購入時の状態に近いほど評価が高くなるため、外箱や保存袋、取扱説明書などもできる限り揃えておくことをおすすめします。
5-2.汚れやくすみを落とす
見た目は査定時の印象を大きく左右します。K10は比較的変色しにくい金属ですが、皮脂や汗、ホコリなどの汚れが付着すると輝きが鈍く見えることがあります。柔らかい布で優しく拭くだけでも印象が大きく変わりますし、水洗いをする場合は中性洗剤を薄めて軽く洗うのがおすすめです。研磨剤入りのクリーナーは表面を傷つける可能性があるため避けましょう。見た目がきれいな状態であれば、印象も良くなり、買取価格アップにつながることがあります。
5-3.金相場をこまめに確認する
金の価格は世界的な情勢や為替の影響で日々変動しており、数日違うだけで買取額が変わることもあります。特に2025年現在、金相場は過去最高水準にあり、10金(K10)の買取価格も上昇傾向です。売却を検討する際は、最新の金相場を確認しておくことが大切です。また、1店舗だけでなく複数の買取店に査定を依頼して比較することで、より高い金額で売れる可能性が高まります。相場のタイミングを見極めて行動すれば、納得のいく買取が期待できるでしょう!
6.10金(K10)の買取価格相場

2025年現時点で金相場は大台ともいえる1gあたり20,000円を超え、それに比例して10金の相場も上昇しています。ジュエリーのデザイン性やブランド価値、付属品の有無などによっても査定額は変わるため、一概には言えませんが、数年前と比べても明らかに高値傾向にあります。特に、人気ブランドのK10ジュエリーや状態の良いアイテムは、買取店によって高額査定が期待できるでしょう。
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※買取相場価格に手数料は含まれておりません。
金相場がここまで上昇している今は、まさに売却の大チャンスといえます。金製品をはじめ、ご自宅に眠っている時計やジュエリー、バッグ、宝石、アパレルの売却をお考えの際は、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にぜひお問い合わせください。
7.【FAQ】10金(K10)に関するよくある質問
最後に、10金について寄せられる様々な疑問にお答えしていきます!
7-1.金属アレルギーの人はK10とK18どっちを選ぶべき?
金属アレルギーが心配な方には、K18のほうが比較的安心といえます。K10は銅や銀などの金属が多く含まれるため、体質によってはアレルギー反応が出る可能性があります。一方のK18は金の含有率が約75%と高く、割金の割合が少ないぶん肌への刺激が少ないのが特徴です。とはいえ、K18でも割金の内容によって反応が出る人もいます。最終的には体質との相性が重要なので、初めて金属ジュエリーを試す方は肌の様子を見ながら使用するのが安心です。
7-2.18金と10金ではどちらがアレルギーのリスクが高い?
アレルギーのリスクが高いのは、10金(K10)です。理由は単純で、金の純度が低い分だけ、他の金属(割金)の割合が多くなるためです。特にニッケルや銅、パラジウムなどが多く含まれている場合は、敏感肌の方に刺激を与える可能性があります。
7-3.K10ホワイトゴールドは金属アレルギーでも大丈夫?
K10ホワイトゴールドは、一見シルバーのような上品な色合いが特徴ですが、製造の際にパラジウムやニッケルなどを加えて白く仕上げているため、体質によってはアレルギーを起こす可能性があります。特にニッケルに反応しやすい人は注意が必要です。ただし、最近のホワイトゴールド製品は、表面にロジウムコーティングを施しているものが多く、金属が直接肌に触れにくくなっています。このコーティングがあることで、金属アレルギーのリスクを抑えられるケースもありますが、長く使ううちに摩耗してしまうことも。定期的なメンテナンスを行い、コーティングの状態を保つことで安心して使い続けられます。
7-4.10金のジュエリーをプレゼントされたら嬉しくない?
「K10=安っぽい」というイメージを持つ人もいますが、それは誤解です。確かに金の純度はK18より低いものの、K10にはK10ならではの魅力があります。淡いゴールドの色味は肌なじみが良く、落ち着いた上品さを演出してくれるため、日常使いのジュエリーとして非常に人気があります。贈り物としてK10ジュエリーをもらって「嬉しくない」なんてことは決してありません。大切なのは素材の純度よりも、デザインや相手に似合うかどうか。その人のことを想って選んだその気持ちがきっと何より嬉しいはずです。
8.まとめ
10金(K10)は、上品な輝きと扱いやすさを兼ね備えた魅力的な素材です。デザインの幅も広く、普段使いから特別なシーンまで活躍してくれます。ただし、金以外の金属を多く含むため、体質によっては金属アレルギーの症状が出ることもあります。素材の特徴を理解し、自分の肌に合ったジュエリーを選ぶことが大切です。
見た目の美しさだけでなく、安心して長く身につけられることもジュエリーの価値のひとつ。K10の魅力を知り、自分に合った付き合い方を見つけてみてください。
この記事が皆さんのご参考となれれば幸いです。
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