2025年9月21日
エルメスのドーヴィルとは?定価やフールトゥとの違い・中古価格も紹介
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エルメスといえば、バーキンやケリーといった格式高いバッグを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、エルメスには、もっと気軽に普段使いできるバッグも存在します。その代表格ともいえるのが、今回ご紹介する「ドーヴィル」です。
ドーヴィルは、軽量で耐久性の高いキャンバス素材に、エルメスならではの美しいステッチが施されたトートバッグです。残念ながら現在は廃盤となっていますが、中古市場では今でも高い人気を誇り、手頃な価格で手に入れることができます。
この記事では、エルメスのドーヴィルの魅力や、フールトゥなどの似たバッグとの違い、中古価格の相場など、ドーヴィルに関するあらゆる情報を詳しく解説していきます。エルメス初心者の方から、昔のモデルに興味がある方まで、ぜひ参考にしてください。
目次
1.エルメスのドーヴィルとは

エルメスのドーヴィルは、2000年代初頭に登場したキャンバス地のトートバッグです。フランスの高級リゾート地「ドーヴィル」からその名前がつけられました。バーキンやケリーといったレザーバッグが持つ格式高いイメージとは異なり、軽量でカジュアルなスタイルが特徴で、エルメスをより身近に感じさせてくれる存在として、多くの人々に愛されました。
ドーヴィルの最大の特徴は、耐久性の高いコットンキャンバス素材と、本体と同じカラーで統一されたハンドル、そしてアクセントとなる白いステッチです。また、機能性にも優れており、バッグの開口部はスナップボタンで簡単に開閉できます。内部にはファスナー付きのポケットが一つ備えられており、鍵やスマートフォンなどの貴重品を収納するのに便利です。
残念ながら、ドーヴィルは現在では廃盤となっており、正規店で新品を手に入れることはできません。しかし、その使い勝手の良さや、シンプルで飽きのこないデザインから、中古市場では今もなお高い人気を維持しています。中古品ならではの手頃な価格で、エルメスの品質とデザインを気軽に楽しめることも、ドーヴィルが支持される理由の一つです。
2.エルメスのドーヴィルの魅力・使い勝手はどう?
エルメスのドーヴィルは、一見するとシンプルなキャンバスバッグですが、細部にまでエルメスらしいこだわりと工夫が凝らされており、使い勝手の良さも兼ね備えています。その魅力について、具体的なポイントを掘り下げていきましょう。
2-1.魅力①キャンバス素材の耐久性が高く重い荷物も収納可能
ドーヴィルは、バーキンやケリーのような高級レザーではなく、厚手で丈夫なコットンキャンバス素材が使用されています。このキャンバス素材は、一般的な布地と比較して非常に密度が高く、ハリがあるのが特徴です。そのため、書類や教科書、ノートパソコンなど、重さのある荷物を入れても型崩れしにくく、バッグのシルエットを美しく保つことができます。
また、コットンは摩擦に強く、日常的な使用による擦れや傷にも比較的強いというメリットがあります。これは、通勤や通学など、毎日持ち歩くバッグとして重要な要素です。さらに、汚れがついても目立ちにくい色合いのものが多く、汚れた際には柔らかいブラシなどで軽く叩くようにして汚れを落とすといったお手入れも比較的容易に行えます。
重さに耐える耐久性だけでなく、軽量であることもドーヴィルの大きな魅力です。バッグ本体が軽いので、荷物をたくさん入れても肩への負担が少なく、長時間持ち歩いても疲れにくいのが嬉しい点です。日常のあらゆるシーンで気兼ねなく使える、実用性の高さがドーヴィルの最大の特長と言えるでしょう。
2-2.魅力②エルメスを主張しすぎないデザインで普段使いに最適
エルメスのバッグは一目でそれと分かるデザインが多い中、ドーヴィルはブランドロゴが前面に大きく表示されているわけではありません。エルメスブランドを過度に主張しない、洗練されたシンプルなデザインが魅力です。このさりげないデザインは、Tシャツとデニムのようなカジュアルなスタイルから、少しきれいめなオフィスカジュアルまで、幅広いコーディネートに自然と溶け込みます。
また、エルメスのバッグでありながら、良い意味で気取らない雰囲気を醸し出しているため、普段の買い物や子供とのお出かけ、ちょっとしたランチなど、日常のあらゆるシーンで気後れすることなく活躍してくれます。ブランドのステータスをアピールするのではなく、質の良いものをさりげなく持ちたいと考える現代のライフスタイルにもマッチしており、時代に左右されない普遍的な魅力を放っています。
エルメスというブランドの持つ上質さは感じさせつつも、日常に寄り添う親しみやすさを持ち合わせている点が、ドーヴィルが多くの人々に愛され続ける理由です。
2-3.魅力③エルメスの伝統であるステッチの美しさを感じられる
ドーヴィルはキャンバス素材のカジュアルなバッグでありながらも、細部にエルメスならではの職人技が光っています。その最たるものが、バッグ全体に施された美しいステッチです。
エルメスは元々、馬具工房として創業した歴史を持ち、その伝統的な技術は今もバッグ作りに引き継がれています。ドーヴィルも例外ではありません。一針一針丁寧に手縫いされたステッチは、まるで芸術品のように均一で、非常に美しく仕上がっています。
このステッチは単なる装飾ではなく、バッグの強度を高めるための重要な役割も果たしています。特に、ハンドルと本体の接合部分や、ポケットの縁など、負荷がかかりやすい箇所には、より堅牢な縫製が施されており、耐久性を高めているのです。この点こそが、ドーヴィルが単なるキャンバストートバッグとは一線を画す、エルメスならではの魅力と言えるでしょう。
2-4.魅力④開口部が広いためスムーズな荷物の出し入れが可能
ドーヴィルのもう一つの大きな魅力は、その優れた機能性です。バッグの開口部は、スナップボタンで簡単に留められるようになっており、間口が非常に広いのが特徴です。そのため、荷物の出し入れが非常にスムーズに行えます。
また、マチが広くとられているので、かさばるポーチやペットボトルなども余裕をもって収納できます。この広い開口部は、荷物が多い方や、子育て中の方、旅行好きの方にとっても非常に使い勝手が良いポイントです。機能性を追求したシンプルなデザインは、日常生活におけるストレスを軽減し、快適な使い心地を提供してくれます。
2-5.魅力⑤手の届きやすい中古価格帯
エルメスのバッグと聞くと、バーキンやケリーのように数百万円する高級品をイメージする人がほとんどでしょう。しかし、ドーヴィルは中古市場において、比較的手の届きやすい価格帯で取引されています。すでに廃盤となっているため、新品での入手は不可能ですが、中古であれば数万円から十数万円程度で購入できるモデルも多く存在します。
この価格帯は、エルメスというハイブランドのバッグとしては非常に手頃であり、初めてエルメスの製品を購入する人や、セカンドバッグとして気軽に使えるものを探している人にとって、大きな魅力となっています。また、耐久性の高いキャンバス素材であるため、中古であっても状態が良いものが多く、長く愛用できる個体を見つけやすいのもポイントです。
このように、この手頃な価格帯でありながら、エルメスの上質な作りとデザインを堪能できるドーヴィルは、コストパフォーマンスに優れたバッグと言えるでしょう。
3.エルメスのドーヴィルのサイズ展開
エルメスのドーヴィルは、使用シーンや荷物の量に合わせて選べるように、主に2つのサイズ展開がありました。PMとMM、それぞれのサイズについて詳しく見ていきましょう。
3-1.ドーヴィルPM
ドーヴィルPMのサイズは、横幅約30cm×高さ約21cm×マチ約8cmです。小ぶりなサイズ感ながらも、エルメスらしいしっかりとしたマチがあるため、長財布やスマートフォン、化粧ポーチ、ペットボトルなど、日常的に持ち歩く荷物は十分に収納できます。このサイズは、ちょっとした外出や買い物、ランチなど、必要最低限の荷物で身軽に出かけたいときに最適です。
また、日本のファッションにも馴染みやすいサイズ感で、コーディネートの邪魔をしません。ブランドを主張しすぎないデザインと相まって、上品かつさりげないおしゃれを楽しめます。日常使いはもちろんのこと、旅行先でのサブバッグとしても活躍するでしょう。カジュアルなシーンだけでなく、きれいめなスタイルにも合わせやすい万能なサイズです。
3-2.ドーヴィルMM
ドーヴィルMMはPMよりも一回り大きく、サイズは横幅約42cm×高さ約30cm×マチ約10cmです。このサイズは、PMに比べてより多くの荷物を収納できるため、通勤や通学、一泊程度の小旅行など、幅広いシーンで活躍します。A4サイズの書類や雑誌、ノートパソコンも楽々収納できるため、ビジネスシーンでも役立ちます。
また、マザーズバッグとして使用する方も多く、オムツやおしりふき、着替えなど、かさばる荷物もすっきりとまとめることができます。マチが広いため、荷物を立てて収納することも可能で、バッグの中がごちゃごちゃになりにくいのも嬉しいポイントです。
PMと比べるとサイズは大きいですが、キャンバス素材なのでレザーバッグのように重くなる心配がありません。荷物が重くなりがちな人にとって、軽量なドーヴィルMMは非常に実用的な選択肢と言えるでしょう。カジュアルでありながらも、エルメスならではの上質さを感じさせるデザインは、持っているだけで気分を高めてくれます。
4.エルメスのドーヴィルの定価
エルメスのドーヴィルは現在、エルメスの公式オンラインストアや直営店では販売されておらず、新品を手に入れることはできません。そのため、具体的な定価を知る機会はほとんどありませんが、当時の販売価格を振り返ると、ドーヴィルPMが約84,700円(税込)、ドーヴィルMMが約99,000円(税込)でした。
現在、ドーヴィルは中古市場でのみで流通しており、その価格は個体の状態やサイズ、カラー、そして市場の需要によって大きく変動します。特に、保存状態が非常に良いものや、希少なカラー、人気サイズなどは、発売当時の定価を上回る価格で取引されることも珍しくありません。
これは、ドーヴィルが廃盤となってからも、その普遍的なデザインと高い実用性から根強い人気を保っていることを示しています。エルメスのバッグとしては比較的安価な価格帯で、憧れのブランドのアイテムを手に入れられることが、多くの人々にとって魅力となっているのです。
5.エルメスのドーヴィルの人気色
エルメスのドーヴィルは、そのシンプルなデザインゆえに、カラーバリエーションが豊富に展開されました。どの色も魅力的ですが、特に中古市場で人気が高く、需要のあるカラーがいくつか存在します。ここでは、代表的な人気色とその魅力についてご紹介します。
5-1.ブラック
ブラックは、どんなコーディネートにも合わせやすい王道カラーとして、非常に高い人気を誇ります。キャンバス素材のカジュアルさに、ブラックが持つシックで上品な雰囲気が加わることで、ビジネスシーンや少しフォーマルな場にも違和感なく溶け込みます。
また、汚れが目立ちにくく、日常使いに最適であることも人気の理由の一つです。白いステッチとのコントラストが美しく、モノトーンのシンプルなデザインでありながら、エルメスらしい洗練された印象を与えます。初めてドーヴィルを購入する人や、飽きのこない定番色を求めている方におすすめのカラーです。
5-2.オレンジ
エルメスのブランドカラーとしても知られるオレンジは、ドーヴィルにおいても特別な存在です。鮮やかで明るいオレンジは、シンプルなコーディネートに一点投入するだけで、華やかさをプラスしてくれます。バッグが主役となるような、ファッションのアクセントとして活躍するでしょう。
このカラーは、持つ人の個性を引き立て、周りの視線を集めること間違いなしです。エルメスらしさを存分に楽しみたい方におすすめです。
5-3.レッド
レッドは、情熱的でエレガントな印象を与えるカラーです。エルメスらしい深みのあるレッドは、カジュアルなキャンバス素材を大人っぽく格上げしてくれます。ブラックやネイビーといったベーシックカラーのコーディネートにはもちろん、ホワイトやベージュなどの明るい色とも相性が良く、幅広いスタイルにマッチします。
上品な華やかさがあるので、女性らしい雰囲気を演出したいときにぴったりです。また、レッドは年齢を問わず長く愛用できる色であり、時代を超えた魅力を放っています。
5-4.ネイビー
ネイビーは、ブラックと同様に汎用性が高い人気のカラーです。ブラックよりも柔らかな印象を与えつつ、きちんと感も演出できるため、オフィスカジュアルにも最適です。デニムやチノパンなどのカジュアルなスタイルから、ジャケットスタイルまで、幅広いコーディネートに対応します。
落ち着いた知的な雰囲気を持ち、持つ人の品格を高めてくれるでしょう。白いステッチとのコントラストが際立ち、爽やかで清潔感のある印象を与えます。流行に左右されず、長く愛用できる万能なカラーとして、根強い人気を誇っています。
6.ドーヴィルと似ているバッグ(フールトゥ)との違いは?
エルメスには、ドーヴィル以外にもキャンバス素材を使用したカジュアルなトートバッグがいくつか存在します。その中でも特に似ていると言われるのが、「フールトゥ」シリーズです。一見すると区別がつきにくいこれらのバッグですが、デザインや機能性などに違いがあります。
ここでは、ドーヴィルとフールトゥ、そしてその他の似ているバッグとの具体的な違いについて、詳しく解説します。
6-1.ドーヴィルとフールトゥの違い
| 特徴 | ドーヴィル | フールトゥ |
| ライン(ハンドル)の布地 | 本体と同じ布地 | 本体と異なる色の布地 |
| ライン(ハンドル)のデザイン | 柄はなし | ストライプ(1〜3本) |
| 外ポケットの数 | PMサイズはなし MMサイズは6つ |
全サイズ6つ |
| 素材 | コットンキャンバス | コットンキャンバス、レザー |
| サイズ展開 | PM、MM | PM、MM、GM |
ドーヴィルとフールトゥは、どちらもキャンバス素材のトートバッグですが、ハンドルのデザインやポケットに明確な違いがあります。ハンドルのデザインは、最も分かりやすい違いの一つです。ドーヴィルのハンドルはバッグ本体と同じ色の布地ですが、フールトゥは本体と異なる色の布地で構成されています。(フールトゥはレザーも展開)
外ポケットの有無も重要な違いです。フールトゥはPM、MM、GMのすべてのサイズに前面と背面に合計6つの外ポケットが付いています。しかし、ドーヴィルはサイズによって仕様が異なり、PMサイズには外ポケットがありませんが、MMサイズにはフールトゥと同様に6つの外ポケットが備わっています。
これらの違いから、ドーヴィルはよりシンプルで都会的な印象、フールトゥはよりカジュアルで機能的な印象が強いと言えるでしょう。
6-2.ドーヴィルとニューフールトゥの違い
| 特徴 | ドーヴィル | ニューフールトゥ |
| ライン(ハンドル)のデザイン | 白いステッチがアクセント 柄はなし |
フールトゥより細い
ストライプ |
| 素材 | コットンキャンバス | トワルアッシュ |
| ポケットの数 | PMサイズはなし MMサイズは6つ |
全サイズ6つ |
ドーヴィルとニューフールトゥは、どちらもエルメスのカジュアルラインを代表するバッグですが、細部に違いが見られます。最も大きな違いは、やはりハンドルのデザインです。ドーヴィルのハンドルは本体と同色の布地ですが、ニューフールトゥはフールトゥ同様、ハンドルにストライプが入っています。ただし、ストライプの幅はフールトゥよりも細く、より洗練された印象となっています。
また、ニューフールトゥは、フールトゥの後継モデルとして、より現代的な素材やデザインにアップデートされています。2色の糸を平織りしたトワルアッシュという素材が使われ、耐久性が向上しているのも特徴です。(フールトゥにもトワルアッシュを採用しているモデルが存在します)
6-3.ドーヴィルとエールラインの違い
| 特徴 | ドーヴィル | エールライン |
| 素材 | コットンキャンバス | ナイロン |
| 開口部 | スナップボタン | ファスナーと南京錠 |
| カラー | シックで落ち着いた色彩 | グレーとダークブラウンのみ |
| ライン(ハンドル)のデザイン | 白いステッチがアクセント | Hの文字が規則的に織り込まれている |
ドーヴィルとエールラインは、どちらもカジュアルなトートバッグですが、使用されている素材と開口部の構造が大きく異なります。ドーヴィルが厚手で丈夫なコットンキャンバス素材を使用しているのに対し、エールラインは軽くて耐久性の高いナイロンキャンバスで作られています。この素材の違いは、バッグの見た目だけでなく、使い勝手にも影響します。エールラインは水に強く、汚れも付きにくいことがメリットです。
また、ドーヴィルがスナップボタンで開閉するのに対し、エールラインは上部にファスナーと、南京錠が付属しています。これにより、中の荷物を安全に持ち運ぶことができ、防犯面でも優れています。これらの機能性の違いから、エールラインは特にビジネスシーンや旅行用として人気がありました。
6-4.ドーヴィルとボラボラの違い
| 特徴 | ドーヴィル | ボラボラ |
| 内部構造 | ファスナー付きポケット | 内ポケット2つ |
| カラー展開 | シックで落ち着いた色彩 | 鮮やかでカラフルな色が豊富 |
| 派生アイテム | なし | 多い |
| マチ幅 | 比較的控えめ | ドーヴィルよりも広い |
ボラボラは、ドーヴィルと同じくカジュアルなキャンバス素材のトートバッグですが、両者は内部構造に違いがあり、ボラボラの方が派生バッグが充実しているのが特徴です。ボラボラの内部には、側面に内ポケットが2つ配置されている一方、ドーヴィルはファスナー付きのポケットが1つです。
また、ボラボラはリゾート地をイメージして作られたため、鮮やかでカラフルな色が豊富に展開されました。さらに、派生バッグやポーチを展開していることもドーヴィルとの違いです。ドーヴィルがシンプルで直線的なシルエットを持っているのに対し、ボラボラも直線的なシルエットですが、マチ幅が広い分、よりカジュアルでリラックスした雰囲気を持ちます。
7.エルメスのドーヴィルに関するQ&A
ここでは、エルメスのドーヴィルに関してよく寄せられる質問に、Q&A形式でお答えします。
7-1.エルメスのドーヴィルを今更持つのはダサい?
結論から言うと、ドーヴィルを今さら持つことは全くダサくありません。それどころか、ファッションの知識がある人からは「ヴィンテージアイテムを上手に取り入れている」と評価される可能性が高いでしょう。
ドーヴィルは2000年代に流行したバッグですが、そのデザインは極めてシンプルで普遍的です。ブランドを主張しすぎないミニマルなデザイン、そしてキャンバスというカジュアルな素材は、流行に左右されにくいタイムレスな魅力を備えています。
近年、ハイブランドの過去のモデルやヴィンテージアイテムをファッションに取り入れることが流行しています。ドーヴィルもその流れに乗っており、むしろ「周りと差をつけられるおしゃれな選択肢」と言えます。
大切なのは、バッグの状態が良いことと、自分のスタイルに合っているかどうかです。古いからといって敬遠せず、時代を超えて愛されるエルメスの良さを、ぜひドーヴィルを通して感じてみてください。
7-2.ドーヴィルの適切なお手入れと保管方法
ドーヴィルは丈夫なキャンバス素材ですが、適切なお手入れと保管をすることで、より長く美しい状態を保つことができます。
【日常的なお手入れ】
使用後は、柔らかいブラシで表面のホコリを優しく払うようにしましょう。汚れが付着した場合は、固く絞った布で軽く叩くようにして拭き取ります。ゴシゴシ擦ると生地を傷める原因になりますので注意が必要です。
また、水濡れに弱いため、雨の日などに使用した場合は、すぐに乾いたタオルで水気を拭き取り、風通しの良い場所で陰干ししてください。
【長期保管の方法】
長期間使用しない場合は、型崩れを防ぐためにバッグの中に新聞紙や型崩れ防止用のクッション材を詰めます。その際、新聞紙はインクが色移りする可能性があるため、白い紙や柔らかい布で包んでから詰めることをおすすめします。その後、通気性の良い不織布の袋に入れ、直射日光が当たらない、湿気の少ない場所に保管しましょう。
これらの簡単なステップを守るだけで、大切なドーヴィルを何年にもわたって良い状態で使い続けることができます。もし汚れがひどい場合は、無理に自分で落とそうとせず、専門のクリーニング店に相談することをおすすめします。
7-3.ドーヴィルを高く売るコツは?
ドーヴィルは廃盤になったヴィンテージアイテムですが、状態が良ければ高価買取が期待できます。少しでも高く売るためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
・専門の買取業者を選ぶ
エルメス製品の買取実績が豊富な専門業者に査定を依頼することが、高く売るための最も確実な方法です。専門の鑑定士は、ドーヴィルの価値を正確に評価できます。複数の業者に査定を依頼し、最も高い査定額を提示してくれた業者を選ぶことも有効です。
・良い状態を保つ
日頃からのお手入れを怠らず、ホコリや汚れをこまめに拭き取り、直射日光や湿気を避けて保管しましょう。特にキャンバス素材は、角擦れや色褪せ、日焼けなどが起こりやすいため、注意が必要です。
・付属品を揃える
購入時に付属していた保存袋やギャランティカード、箱などがある場合は、一緒に査定に出しましょう。特に、真贋(本物か偽物か)を判断する上で重要なギャランティカードや箱は、バッグ本体の価値をさらに高めてくれます。
8.ドーヴィルはエルメスならではの気品高さを保ちながら普段使いに最適なバッグ
エルメスと聞くと、多くの人が格式高いバーキンやケリーを思い浮かべますが、今回ご紹介したドーヴィルは、そのイメージを覆す、日常に寄り添うバッグです。軽量で丈夫なキャンバス素材、そしてブランドを主張しすぎないシンプルなデザインは、どんなスタイルにも合わせやすく、まさに普段使いに最適です。
ドーヴィルの魅力は、カジュアルでありながらも、エルメスならではの上質さと職人技を感じられる点にあります。丁寧に縫われた美しいステッチや、細部まで計算された機能性は、他にはない気品を醸し出しています。
現在、ドーヴィルは廃盤となっていますが、中古市場では比較的安価に手に入れることができます。ヴィンテージアイテムとして、またエルメス入門バッグとして、その魅力は今もなお多くの人々を惹きつけています。時代を超えて愛されるドーヴィルは、あなたの日常にさりげない上質さをもたらしてくれる、特別な存在となるでしょう。
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