2025年7月30日
エメラルドと翡翠の違い&見分け方|どちらが高い?色やそれぞれの価値も解説
宝石

翡翠とエメラルドの違いをご存じですか?どちらも美しい緑色の宝石で、見た目が似ていることから区別がつきにくいと感じる方も多いかもしれません。
エメラルドは、ダイヤモンド・ルビー・サファイアと並ぶ「世界四大宝石」のひとつ。キラキラと輝く鮮やかなグリーンが特徴で、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。一方、翡翠は縄文時代から日本で親しまれてきた宝石で、2016年には「国石」にも指定されています。
今回は、そんな翡翠とエメラルドの違いや見分け方をわかりやすく解説します。色・価値・石言葉などの基本情報をはじめ、石同士の相性や「どっちが高いのか」といった疑問にもお答えします。エメラルドグリーンと翡翠色の違いについても触れますので、宝石に詳しくない方でもぜひ最後までご覧ください。
目次
1.エメラルドと翡翠の違い&見分け方

エメラルドと翡翠はどちらもグリーンの宝石です。ですが一言でグリーンと言っても、どちらも自然の中でできる物なので、ひとつとして同じ色の物はありません。濃いグリーンもあれば薄いグリーンもありますし、イエローに近いグリーンもブルーに近いグリーンもあります。私たちが普段ショップなどで宝石を見かける時に、石から得られる情報はわずかです。もちろん成分を分析すれば、どんな色でも、形でも、その石がエメラルドか翡翠かははっきりとわかります。ですが見た目でその石がどんな成分なのかは当然わかりませんから、エメラルドと翡翠を混同してしまう人も多いようです。
そこでまず、エメラルドと翡翠の違い・見分け方をご紹介します。
ただし、この見分け方は確実なものではありません。ある程度の目安にはなりますが、本当に石を見分けたいと思ったら、専門の鑑別機関に依頼してください。宝石の見分けはプロでも難しく、決して簡単なことではないことを覚えておきましょう。
1-1.透明度
エメラルドと翡翠のもっとも違う点は透明度です。
簡単に言うと、透明な石はエメラルド、不透明か半透明だと翡翠であることが多いですが、これも一筋縄ではいきません。
宝石は、ひとつずつ個性があり、それぞれ品質が異なります。品質の悪いエメラルドの透明度は、あまり高くありません。そして、品質の良い翡翠の透明度は非常に高いのです。つまり、品質の悪いエメラルドと品質の良い翡翠はとても似ているのです。
「では、エメラルドと翡翠を見分けるなんて不可能では?」と思うかもしれませんね。ですが実際には、エメラルドほどの透明感を持つ翡翠はとても希少で、滅多にありません。もしあったとしてもとても高価な品物になりますので、品質の悪いエメラルドとは比べ物にならないほどの値段になるでしょう。
もうひとつ、エメラルドの特徴として「内部の異物や傷が多い」というものがあります。「傷のないエメラルドはない」と言われるほどです。透明なグリーンの石をよく見てみると、内部に線や点のように見える物があれば、それはエメラルドの可能性が高いでしょう。
1-2.カット
エメラルドと翡翠は、施されるカットにも大きな違いがあります。
宝石はその石が一番美しく見えるように、人の手によってさまざまな加工が施されます。例えば、ダイヤモンドの場合はラウンドブリリアントカット。ダイヤモンドのたくさんの光を反射するという性質を利用し、一番輝くように形はラウンド(円形)、周囲を三角形あるいはひし形の58面にカットされた形です。いろんなカットが試されて、この方法が確立しました。
エメラルドに施されることが多いのは、エメラルドカットというエメラルドのために開発されたカット方法です。エメラルドカットは面が四角で構成されたステップカットの派生で、真上から見ると四角形の角の部分が直線的に落とされた八角形な形をしています。これはエメラルドの「欠けやすい・割れやすい」という特徴に配慮したもので、角をなくすことでできるだけ石が破損しないようにと工夫されたものです。また真上から見た時の一面が広いので、エメラルドの透明度を引き立てることができます。
一方で、翡翠に施されることが多いのはオーバルカボションカット。形はオーバル(楕円形)でドーム状にカーブしたカット方法です。カボションカットは半透明や不透明の石に適しているとされていて、キラキラと輝く石よりも滑らかな色合いの美しさ・つやを美しく見せてくれます。エメラルドのようなステップカットは、翡翠の中でも透明度が高いしろっぽい物にごくまれに施されることがありますが、グリーンの翡翠ではほとんどみられません。
このように、それぞれ最適なカット方法が石にはあります。カット方法で、ある程度予想を立ててみるのもひとつの方法です。
2.エメラルドと翡翠の共通点

次に、エメラルドと翡翠の共通点について見ていきましょう。
エメラルドと翡翠は多くの人が混同してしまうような共通点がふたつあります。ひとつは色、もうひとつは誕生石です。ですがこのふたつの点には、微妙に異なる部分もあります。似ているけれど、微妙に異なる点を知っていれば、エメラルドと翡翠を見分けたい時に役に立つのではないでしょうか。
この項ではエメラルドと翡翠の共通点とその中でもわずかに異なる部分について、深掘りしていきます。
2-1.同じ色
エメラルドと翡翠が「似ている」と言われる最大の理由は、どちらも美しいグリーンの宝石であることです。一見すると色合いが似ており、区別がつきにくいと感じる方も多いかもしれません。
しかし、ひとくちに“グリーン”といっても、実は両者の色味は大きく異なります。エメラルドの色は「エメラルドグリーン」とも呼ばれる鮮やかな緑で、わずかに青みを帯びていることが特徴です。透明度が高く、内部にインクルージョン(傷や内包物)が多いのも特徴のひとつです。
エメラルドは「ベリル」という鉱物に分類され、色によってアクアマリン(淡いブルー)やモルガナイト(ピンク)などに分かれます。そのため、エメラルドと認められる色の幅は意外と狭く、色味に厳しい基準があるといえます。一方、翡翠は白っぽくやさしいパステルグリーンが多く、透明感というよりは「とろみのある艶」が特徴です。高品質なものは半透明で、特に「ろうかん」と呼ばれる翡翠は、奥行きのある光沢が魅力です。
このように、同じグリーンでもエメラルドと翡翠では色のトーンや質感が大きく異なります。
2-2.誕生石
エメラルドと翡翠の共通点のふたつ目は、どちらも5月の誕生石であることです。
誕生石とは1月から12月まで、それぞれの月を象徴する宝石のことで、1種類~4種類の宝石が各月に制定されています。
5月の誕生石はエメラルドと翡翠の2種類です。どちらも美しいグリーンの宝石なので、さわやかな新緑の季節である5月にぴったりですよね。2種類とも5月の誕生石ということで、混同してしまう人も多いのではないでしょうか。誕生石はその月になるとジュエリーショップなどでよくフェアが催されることがありますので、同じ時期によく目にする宝石として、似たような印象を受けるのでしょう。ですがエメラルドと翡翠には、誕生石として制定されるまでの経緯に大きな違いがありました。
そもそも誕生石の始まりは18世紀頃のポーランドと言われています。宝石商人が各地を巡る中で、いろんな国に誕生石を広めていったそうです。その時に誕生石と定められたのは、聖書に由来する12種類の宝石でした。ですが各地を巡るうちに、その土地で人気のある宝石やなじみのある宝石が、新たに加えられたそうです。
初めて正式な誕生石を決めたのはアメリカで、1912年のこと。その後、アメリカの誕生石を参考に、1958年には日本でも誕生石が正式に定められました。その時に日本独自の誕生石として加えられたのが、翡翠だったのです。
翡翠は日本でも古くから使用されてきた石で、知名度もあります。そのことが考慮され、アメリカでは誕生石とされなかった翡翠が加えられたのでしょう。
3.エメラルドはどんな石?

ここからは、エメラルドがどんな石なのか、その基本情報や歴史、価値、石言葉などについて見ていきます。
エメラルドはベリルという鉱物の一種です。ベリルは何が含まれるかで色が変化し、異なる宝石の種類になります。鉄を含むベリルはアクアマリン、マンガンを含む物はモルガナイト、そしてクロムやバナジウムを含む物がエメラルドです。
エメラルドは古い歴史があり、多くの人に特別な存在だと思われていました。また、スピリチュアル的な意味も持っています。
3-1.エメラルドの歴史
エメラルドの歴史は古く、紀元前4000年頃の遺跡からエメラルドの記載があるパピルス(当時の紙のような物)が発見されています。エメラルドは古代から権力者に愛され、装飾に用いられていました。
エメラルドを愛した権力者として有名なのは、古代エジプトの女王クレオパトラ。クレオパトラは、彼女専用のエメラルド鉱山を持っていたそうです。エメラルドを砕いて、アイシャドウとして使っていたとも言われています。現代では考えられないような、贅沢な使い方ですね。クレオパトラは大事な使者にエメラルドの贈り物を渡すこともあったそうです。それほどエメラルドを価値がある物と考えていたのでしょう。
その後、エメラルドはエジプトからローマに伝わりました。古代ローマの学者プリニウスが、その著書『博物誌』にエメラルドのことを記しています。エメラルドは当時は古代ローマの言葉で「緑の石」という意味の「スマラグドゥス」という名前で呼ばれていました。『博物誌』の中で「スマラグドゥスはアマダス(今のダイヤモンド)と真珠の次に価値がある」と記されています。また当時は、エメラルドを眺めていると目が良くなると信じられていたそうです。当時の人々はエメラルドの美しさに、そんな効能があると感じていたんですね。
古代ローマの遺跡からも、エメラルドの装飾品が多く見つかっています。ローマの皇帝ネロも、エメラルドのモノクル(片眼鏡)を使用していたそうです。
3-2.エメラルドの価値
エメラルドはダイヤモンド・ルビー・サファイアと並んで世界四大宝石と呼ばれています。その価値は、もはや疑う人はいないでしょう。
エメラルドの価値は、色・透明感・大きさなど、さまざまな要素で決まります。
色は濃いグリーンで、明るい物。また色ムラがなく均一なグリーンの石が良いとされます。
透明感というのは内部や外部の異物の大きさや数です。エメラルドは「傷がない物はない」と言われるほど傷付きやすく、インクルージョンと呼ばれる内部の異物も多い石です。それが少なければ少ないほど、価値の高いエメラルドとされます。
また石の大きさも重要な要素です。大きければ大きいほど、エメラルドの価値はあがります。
他にもさまざまな要素でエメラルドの価値は変化します。品質があまり良くないエメラルドであれば、数万円、あるいはそれ以下で購入することもできるでしょう。ですが、品質が良く価値の高いエメラルドであれば、その値段はまさしく天井知らずです。そういった意味ではエメラルドは幅が広い宝石と言えます。ご自分の予算に合わせたエメラルドを選ぶことができるのは嬉しいですね。
3-3.エメラルドの石言葉
花に花言葉があるように、宝石には石言葉、または宝石言葉と呼ばれる、その宝石を象徴する言葉があります。
エメラルドの石言葉は「幸福」「幸運」「夫婦愛」などです。石言葉はその石の持つ歴史や色から受けるイメージでつけられることが多いようですが、エメラルドの石言葉はどれも良いイメージの言葉ばかりですね。
特に「夫婦愛」という石言葉があるので、夫婦間での贈り物にも適している宝石です。
3-4.エメラルドのスピリチュアル的な効果
宝石や鉱石には、スピリチュアル的な効果があるとされています。自然の中で長い時間をかけて成長する天然石は地球のパワーを強く受けていて、身につける人にさまざまな影響を及ぼすと言われているのです。そのため天然石はパワーを持っている石、パワーストーンと呼ばれることもあります。
エメラルドもスピリチュアル的な効果があると言われてるパワーストーンです。その効果は主に「魔除け・厄除け」、「ヒーリング」、「恋愛運アップ」の3つ。この項では、3つの効果についてそれぞれ詳しく見ていきます。
3-4-1.魔除け・厄除け
エメラルドには持ち主を悪いことから守ってくれる魔除けや厄除けの効果があります。魔除けや厄除けの効果を持つパワーストーンは数多くありますが、その効果の発揮の仕方は石によって微妙に異なります。悪いものを打ち負かすような強いパワーの石もあれば、悪いことが近付いてきたら避けるようなさりげないパワーの石もあるのです。
エメラルドは持ち主を強力なパワーで守ることで魔除け・厄除けのパワーを発揮します。また、持ち主のインスピレーションを高めることで、悪いものが近寄ってきた時に気付きやすくなるというパワーも持っています。
エメラルドは悪い物が近寄ってきた時に、色が薄くなったりヒビが入ったりすることで、持ち主に知らせてくれる石だと信じられていました。
また愛情のパワーを持つ石でもあるので、持ち主に取って良くないパートナーを選んだ時には知らせてくれるとも言われています。
3-4-2.ヒーリング
エメラルドはヒーリングのパワーを持っているパワーストーンです。エメラルド自身の持つ愛情のパワーで持ち主を優しく包み、癒してくれます。特にヒーリングのパワーが強いのは、エメラルドの原石です。地球のパワーを十分に受けたそのままの姿であるエメラルドの原石はヒーリングのパワーも十分で、より持ち主を癒してくれます。
自信を失っている時やネガティブな気持ちになっている時に、エメラルドを身につけたり、近くに置いておくといいでしょう。また、エメラルドは現在だけでなく、過去のトラウマも癒してくれると言われています。忘れたい過去の出来事ごと、持ち主をヒーリングのパワーで包んでくれるそうです。
エメラルドの持つ大きな愛があなたを癒してくれますよ。
3-4-3.恋愛運アップ
エメラルドは「愛の石」とも呼ばれるパワーストーンです。愛情の強いパワーを持っていて、特にその愛情を持続させるサポートをしてくれます。「夫婦愛」という石言葉もあるように、パートナーとの絆を深めたり、関係を持続させたい人に良いパワーストーンです。
もちろんエメラルドは、まだパートナーという関係になっていない、片思いの人にも効果を発揮します。エメラルドは、持ち主の魅力をアップさせる効果があるとも言われているので、より素敵になって片思いの相手を振り向かせたい人にも、エメラルドは効果的です。
4.翡翠はどんな石?

次は翡翠について見ていきましょう。翡翠は日本の古墳からも出土した石なので、教科書に載っていたり、観光地の土産物として売られていたりすることもよくあります。翡翠を見たことがある、実際に持っているという人も多いのではないでしょうか。
翡翠は輝石という種類の石で、地球内部が動く時にその圧力や温度の影響を受けてできます。主成分はナトリウム、アルミニウム、ケイ素、酸素です。主成分だけの純粋な翡翠は無色透明ですが、地殻変動などによりさまざまな物質が入り込み、透明度や色が変化します。翡翠というとグリーンのイメージが強いですよね。ですが実は、翡翠の色はグリーンだけではありません。白や赤、黒、青や紫色などのカラーバリエーションがあります。グリーンの翡翠には、クロムと鉄が含まれています。また西洋では、紫色の翡翠が「ラベンダー翡翠」と呼ばれて人気です。成分が複雑に混ざり合い、2色になる翡翠もありますよ。
4-1.翡翠の歴史
翡翠は日本で古くから使用されてきた石です。約5000年前の縄文時代の遺跡から翡翠が発見されていて、これが世界最古の翡翠利用の証拠だと言われています。
美しく珍しい翡翠は権力や財力の象徴として、当時の権力者が身につける特別な石でした。また、神聖なパワーを持っているとも考えられており、呪術や宗教上の儀式などで用いられることもあったそうです。ですがその後、奈良時代に日本での翡翠利用の痕跡が途絶えます。なぜ突然翡翠を利用しなくなったのか、その理由は今でもわかっていません。
一方中国では、長い間翡翠が利用され続けました。権力者に愛された翡翠は、歴代の皇帝に使用される特別な石でした。「翡翠」という名前がついたのも中国です。もともと翡翠は「玉(ぎょく)」と呼ばれていました。翡翠の名前は、美しい緑色の羽根を持つカワセミという鳥に由来します。カワセミを漢字で書くと「翡翠」なのです。玉と呼ばれていた石は、カワセミの名前から翡翠と名付けられました。
4-2.翡翠の価値
翡翠の価値は石の特徴によって異なります。
よく観光地の土産物として数百円程度で売られているので、「翡翠って安い宝石なのかも?」と思っている人も多いかもしれませんね。ですがそれは、一部正解で一部誤解です。翡翠には高い石もあれば安い石もあります。安く売られているのは、品質の良くない翡翠か、もしくは「翡翠風」の石やガラスなどで作られたイミテーションです。翡翠はエメラルドに似ていますが、それ以外にも似ている石が何種類かあります。あまりにも安く売られている翡翠があれば、本物の翡翠ではない可能性もありますよ。
翡翠の最高級品は「ろうかん」と呼ばれます。翡翠は通常不透明の石ですが、ロウカンは透明度が高く、向こうが透けて見えるほどです。「テリ」と呼ばれる独特のツヤ感があり、とろりとしたグリーンをしています。ろうかんは驚くほど美しいですが、とても希少でショップに並ぶことはほとんどありません。また売られているとしてもとても高価で、通常の翡翠の10倍以上の値段がつけられますので気軽には購入はできないでしょう。もし偶然ろうかんを見ることができたらラッキーですよ!
4-3.翡翠の石言葉
翡翠の石言葉は「繁栄」「長寿」「幸福」「徳」などです。
古くから翡翠はお守りとして使用されてきました。「長寿」「幸福」といった石言葉は、それに由来しているのでしょう。
また中国では、翡翠は五徳と呼ばれる5つの良い行い「仁・義・礼・知・信」の性質を持っている石とされています。良い性質の翡翠を持っていると、その人も人間的に成長できると信じられていたのです。「徳」という石言葉は、そのような歴史に由来する石言葉なのだと考えられます。
4-4.翡翠のスピリチュアル的な効果
翡翠は古くからスピリチュアルなパワーが強い石として儀式に用いられたり、お守りとして使用されてきました。現在でもそのパワーは変わらず、翡翠の効果を期待して身につけたり、置物を身近に置いておく人はたくさんいます。
翡翠の主な効果は「魔除け・厄除け」「ヒーリング」「仕事運アップ」です。それぞれの効果を詳しく見ていきましょう。
4-4-1.魔除け・厄除け
エメラルドと同様、翡翠には魔除け・厄除けの効果があります。特に翡翠は古くから魔除け・厄除けのパワーが強いパワーストーンとされていて、翡翠を身につけると、持ち主だけでなくその家族や周囲まで守ってくれると信じられてきました。自分ひとりではなく周囲の人にも良い効果を与えられるほど、強いパワーを持つ石なのです。翡翠の「繁栄」という石言葉は、その効果からつけられたのでしょう。
身につけると不幸を避けることができると信じられている翡翠を、我が子に贈る人もいるそうです。翡翠のパワーが子供の成長を促し、幸せにしてくれると信じられているんですね。
翡翠はスピリチュアル的な物だけでなく、人間関係によってもたらされる悪いことからも守ってくれます。なんとなく運が悪くてうまくいかない時や、周囲の人間に足を引っ張られていると感じている時には、翡翠がおすすめですよ。翡翠を身につけて、運気のアップをはかりましょう。
4-4-2.ヒーリング
翡翠は世界中で癒しの効果があるパワーストーンとして使用されてきました。持ち主を癒し、精神を落ち着かせてくれるパワーストーンです。
翡翠は精神面だけでなく、身体面でも持ち主の健康を保ってくれます。パワーストーンのヒーリング効果というと、精神的なストレスや不安を癒してくれる効果だけだと思っている人も多いようですが、翡翠の効果は精神的なものだけではありません。病気を寄せつけない効果があるので、持ち主を心身両面で支えてくれるでしょう。翡翠に「長寿」という石言葉があるのも納得ですね。
身体が元気でない時は、精神的にもつい暗いことを考えてしまったりしますよね。翡翠を身につけることで精神も落ち着き、身体も健康になると言われています。ぜひ試してみてくださいね。
4-4-3.仕事運アップ
翡翠は持ち主の持っている隠れた能力・才能を開花させるパワーがあると言われています。自分でも気付いていなかった才能を目覚めさせ、その才能をうまく活かすことで仕事がうまくいくようになる、仕事運の石なのです。
翡翠には、持ち主が目標を達成するのをサポートする効果があります。会社の成長を願って、翡翠の置物を置いていることもあるそうです。直感力や洞察力を高める効果があるので、大切な決断をする時にもいいでしょう。
翡翠は持ち主だけではなく周囲の人にも影響を及ぼすので、会社一丸となって大きな目標を達成したい時にパワーを発揮してくれますよ。
5.エメラルドと翡翠の相性
エメラルドと翡翠がどんな石かをご紹介し、2種類の石がもっと好きになったという人もいるでしょう。エメラルドと翡翠の両方が欲しい、ふたつとも購入しようかなと思う人もいるかもしれません。
ですが、石には相性があります。石としての相性とスピリチュアル的な相性というふたつの面から、エメラルドと翡翠の関係性を見ていきます。
どちらもほしいと思った人は、ぜひ参考にしてくださいね。
5-1.石としての相性
2種類の石を同時に身につける時に気を付けなければならないのは、それぞれの石の硬さです。宝石の硬さはモース硬度という硬さの単位であらわされます。ふたつの物質を擦り合わせてどちらに傷がつくかを比べ、1~10でランク付けしたのがモース硬度です。地球上で最も硬いと言われるダイヤモンドがモース硬度10。そしてエメラルドはモース硬度7.5~8程度です。一方の翡翠のモース硬度は6.5~7。エメラルドと翡翠を擦り合わせると、翡翠に傷がついてしまいます。
そのためエメラルドと翡翠を両方身につける時には、石同士がぶつかったりしないように気を付けなければなりません。また、保管の時にも隣り合わないようにするなど、注意が必要です。
5-2.スピリチュアル的な相性
石にはスピリチュアル的な相性の良し悪しもあります。パワーストーンはそれぞれ持っているパワーが違うので、組み合わせによってそのパワーを増幅させることもできればその逆もあるのです。たとえば情熱的なパワーを持つ石と精神を落ち着かせる効果のある石を同時に身につけると、それぞれの効果を打ち消しあってしまいます。パワーストーンを身につける時は、石同士の相性を気にしなければなりません。
スピリチュアル的な面から考えると、エメラルドと翡翠の相性は悪くないと言えます。
両方とも優しい癒しのパワーを持っているので、ゆっくりと休みたい、癒されたいという人にぴったりです。エメラルドは恋愛、翡翠は仕事でパワーを発揮するので、同時に身につけることで幅広く持ち主をサポートしてくれるでしょう。
6.【FAQ】エメラルドと翡翠に関するよくある質問
最後にエメラルドと翡翠についてのよくある質問にお答えします。
どちらも同じグリーンで、同じ5月の誕生石であるエメラルドと翡翠。それぞれに魅力的で、どちらも欲しくなってしまうような石です。
購入前にエメラルドと翡翠について詳しくなっておくことで、より満足できる買い物ができるでしょう。エメラルドと翡翠についての疑問があれば、解決しておくに越したことはありません。購入後の後悔を防ぐためにも、気になる事はきちんと解決しておいてくださいね。
6-1.エメラルドと翡翠はどっちが高い?
宝石はどれも高価な品物なので、どちらかだけを選ばなければならないこともあるでしょう。エメラルドと翡翠のどちらが高いのかは、避けては通れない問題です。
結論から言うと、値段は石の品質によるので、一概には言えない、ということになります。ですが、ある程度の傾向はあるので目安として言うと、全体的にはエメラルドのほうが翡翠よりも高いです。石の品質によって値段が決まるのでもちろん例外は多いですが、だいたいの感覚としてそんなふうに思っておいてください。
もちろん品質の良い翡翠はとても高価なので、この限りではありません。
6-2.エメラルドグリーンと翡翠色の違いは?
エメラルドグリーンも翡翠色も、どちらも宝石を元にした色の名前です。
どちらもグリーンですが、エメラルドグリーンはやや青みがかったグリーンで、明るい色をしています。翡翠色はエメラルドグリーンよりも暗めの色なので、どちらか迷ったら明るい方がエメラルドグリーンと覚えておきましょう。じっさいの翡翠がエメラルドよりも暗い色合いかというと必ずしもそうではないので、疑問に感じる人もいるかもしれませんね。ですが少なくとも、色の名前ではそのようになっています。
6-3.エメラルドや翡翠には偽物がある?
本物の宝石は、どれも希少で高価な物です。そのため偽物はたくさんあります。
エメラルドは人の手で作られた合成エメラルドや他のグリーンの天然石、ガラスなどで作られたイミテーションなどが、偽物として売られています。同じように翡翠も、他の天然石が翡翠という名前で売られていることがよくあるのです。
本物か偽物かを見分けるには道具を使ったり、専門の鑑別機関に依頼したりすることもできますが、お金や時間がかかってしまいます。そこで一番現実的で有効なのは、信頼できるショップを見つけることです。有名なブランドは本物の宝石をしっかりと見極めて商品にしますし、老舗のジュエリーショップなどで信頼できる店もあるでしょう。
偽物を購入したくなければ、宝石を購入する前に下見や下調べをしっかりしておくことをおすすめします。
7.まとめ
今回はエメラルドと翡翠の違いを解説しました。エメラルドと翡翠の違いは透明度とカットです。石の品質によって違いはありますが、エメラルドは透明度が高く、翡翠は不透明の物が多いです。またエメラルドはエメラルドカットという四角くて直線的なカット、翡翠はカボションカットというドーム状の曲線的なカットを施されることが多く、カットの違いでも見分けることができます。
反対に共通点はグリーンであることと5月の誕生石であることです。グリーンといっても色合いの違いはありますが、同じ色なので混同してしまう人もいます。また、同じ5月の誕生石なので同じ時期に見かけることも多いのも、似ていると思われる理由のひとつかもしれません。
エメラルドも翡翠も古い歴史があり、長い間人々に使用されてきました。またスピリチュアル的なパワーでも共通点があり、どちらも魔除け・厄除けの効果、ヒーリングの効果を持っています。それに加えてエメラルドには恋愛、翡翠には仕事の効果があるので、欲しい効果によって使い分けてもいいですね。
エメラルドと翡翠は硬度の違いがあるので使う時にぶつからないように注意が必要ですが、相性はいい組み合わせです。スピリチュアル的にも同じ効果を持った石なので、癒されたい人にぴったりですよ。エメラルドも翡翠もどちらもグリーンで似ているところもありますが違ったところもある、美しい宝石です。見た目やスピリチュアル的な効果など、自分にぴったりなほうを選んでくださいね。
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