2024年8月13日
エルサ・ペレッティとは?ティファニーの伝説的デザイナーについて解説
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ティファニーといえば、シンプルで可愛いオープンハートや豆のフォルムがユニークなビーン、大人っぽく上品なひと粒ダイヤのバイ・ザ・ヤードなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。これらは全て1970年代にティファニーのデザイナーとして活躍したエルサ・ペレッティのコレクションです。
エルサ・ペレッティは、いくつもの名作を生み出し、ティファニーで多大なる功績を残した人物です。もはやティファニーを語るうえでは欠かせない存在と言えるでしょう。エルサ・ペレッティの名前は聞いたことがあるけど、彼女の経歴や実際にどのような人物なのかを知っている人は少ないかもしれませんね。
そこで今回は、ティファニーを代表する歴代デザイナーのひとり、エルサ・ペレッティについて解説していきます。エルサペレッティの人気コレクションやデザインの特徴についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
1 エルサ・ペレッティとは?
エルサ・ペレッティはティファニーの伝説的デザイナーともいえる人物です。
60年代ではモデル活動、70年代にはティファニーでジュエリーデザイナーとして活躍、2000年代に入った60歳以降は慈善活動にも積極的に取り組みました。
ここから、エルサ・ペレッティの生涯について解説していきます。
1-1 【生い立ち】イタリアのフィレンツェの名家で誕生
エルサ・ペレッティは、1940年にイタリアのフィレンツェでイタリア人の両親のもと、誕生しました。
父は1933年にイタリアの大きな石油会社アノニマ ペトロリ・イタリアーナ(現Gruppo api)を創業した人物です。裕福な家庭で生まれ育ちましたが、両親は厳しく、ペレッティはそれに反発し、1961年に家を離れました。
以降、生涯の大半を、父親が亡くなる直前まで伝統的な家庭というものから遠ざかって過ごすことになります。ローマとスイスで教育を受け、当初はドイツ語圏にあるスイスの山村でフランス語を教えたり、スキーのインストラクターをするなどして生計を立てていました。
その後、インテリアデザインの学位を取得するため、ローマに戻って、ミラノの芸術家ダド・トリジーアニのもとで働きました。
1-2 モデルからジュエリーデザイナーへ
エルサ・ペレッティは、1964年にスペインのバルセロナでモデル活動を始め、注目を浴びるようになります。
この頃、芸術家サルバドール・ダリ主催のアートグループにモデルとして参加したことで、アートや建築、彫刻への造詣を深めます。1968年にはモデル事務所に勧められ、拠点をニューヨークに移しました。モデル活動をしながら、マンハッタンにいるファッションデザイナーたちのために新たなジュエリーのデザインを始めます。
最初のデザインは、シルバー製の2インチの一輪挿しの形をした革ひものペンダントで、スペインの銀細工師とつくったもの。このペンダントは、当時アバンギャルドな手法で人気だったファッション・デザイナー、ジョルジョ・ディ・サンタンジェロのショーで採用され、大ヒットとなりました。
1970年代初頭には、アメリカのファッションデザイナー、ホルストンのお気に入りのモデルのひとりとなります。ホルストン専属のモデルたちは「ホルストネッテ(Halstonettes)」と呼ばれていました。
1971年からはホルストン向けのジュエリーをデザインするようになります。今まで高級ジュエリーにはあまり使われていなかったシルバーを使い、ありふれた金属素材を人気あるものへと押し上げることに貢献しました。
同年の1971年に、ジュエリーデザインのコティ賞を受賞し、雑誌ヴォーグにも初めて登場。翌年1972年にはニューヨークを代表するデパート、ブルーミングデールズでエルサ・ペレッティ専用のブティックが開店します。
1-3 ティファニーとの専属契約
1974年、ホルストンの仲人でティファニーの社長ウォルター・ホーヴィングと会い、シルバージュエリーのデザインをする契約を結びました。
最初のコレクションは発売当日に完売してしまうほどの人気ぶりで、シルバーをラグジュアリーなジュエリーへと昇格させ、ジュエリー界に衝撃を与えました。それから1979年まで、ペレッティはティファニーの主力デザイナーとして活躍。世界中の人々を魅了しました。
これまでの高級ジュエリーより手頃な価格となり、自分自身のためにジュエリーを購入する女性が増えたことも特徴です。ペレッティは日本、中国、ヨーロッパなどの各国をまわり、現地で職人の仕事を見て数々の名作コレクションを生み出す際の参考にしていました。ティファニーのために30作品以上のジュエリーをデザインし、エルサ・ペレッティの作品は「革命的」「時代を超え、独特で現代的」と高く評価されました。
現在、エルサ・ペレッティがティファニー在籍中にデザインした作品は、大英博物館、ボストン博物館、ヒューストン博物館の20世紀コレクションに所蔵されています。
1-4 大都会ニューヨークからスペインのカタルーニャ地方へ
エルサ・ペレッティは1968年にスペイン、カタルーニャ州の荒廃した村サン・マルティ・ベルにひとつの家を買っています。10年かけて家を修復し、その間は荒れた環境の中に住むこともあったそう。
1980年代には、このサン・マルティのマスタードイエローの家がペレッティのお気に入りとなりました。大都会の喧騒から離れた静かな環境での生活が彼女の性格に合っていて、創造性も沸き立たせました。
サソリのネックレスなどは、この土地の植物や動物がインスピレーションの基となったものです。
さらに建物を購入し修復することで、村の一部の修復に取り組み、2017年にはサン・マルティ・ベル教会を含む村の約半分が建て直されたのです。ペレッティはこの土地にワイン用のぶどう園を立ち上げ、2008年にワイナリーが完成するとEccociviラベルをつけて販売。
その他にも、カタルーニャの視覚芸術と、歴史的・芸術的・建築的遺産を振興し、さらに音楽家や芸術家たちにサン・マルティ・ベルを利用するように促しました。2013年に、ペレッティはカタルーニャ人以外として初めて、国家文化芸術評議会(CoNCA)から国民文化賞を与えられました。
1-6 慈善活動と晩年
おおらかで心の広い性格としても知られていたエルサ・ペレッティは、晩年は慈善活動にも力を入れるようになりました。
2000年にエルサ・ペレッティは父親の遺産から、父親に敬意を表し「ナンド・ペレッティ基金(NPF)」という名の基金を設立。(2015年に「ナンド・アンド・エルサ・ペレッティ基金(NaEPF)」と改名)
この基金は、15年間で852ものプロジェクトに約4200万ユーロを支出したことが報告されています。最初は「環境と野生生物の保護」と「貧困を対象とした人道支援」に重点を置いていましたが、徐々に対象は広がり、「教育を受ける権利」「子どもの権利」「女性の権利」など、幅広いプロジェクトを支援するようになりました。
また、病院や施設を建てるだけでなく、医療や科学調査のプロジェクトの支援も行っています。
長きに渡る活躍を経て、2021年3月18日、エルサ・ペレッティはスペインの自宅で永眠しました。享年80歳でした。
2 エルサ・ペレッティが手掛けたジュエリーコレクション
エルサ・ペレッティが手掛けたジュエリーは、発売から現在に至るまで多くの人々から愛されています。
ここでは、エルサ・ペレッティの代表的なジュエリーコレクションを紹介します。
2-1 オープンハート
オープンハートは1974年に発表されたエルサ・ペレッティ初期のコレクションです。日本でも80年代に大ブームを巻き起こし、ティファニーの中で最も知名度の高いアイコン的ジュエリーと言えるでしょう。
オープンハートには「愛することへの祝福」や、名前のとおり「心を開いて」というメッセージが込められていて、男性が女性へ送るプレゼントの定番アイテムとなりました。クリスマス時期には、ティファニーの前に並ぶ男性の長蛇の列ができたほど。好きな人からオープンハートを贈られたいと憧れる女性も多かったです。
ハートという可愛らしいモチーフを優雅な曲線で表したデザインは、フェミニンでありながら上品でエレガントな雰囲気があります。80年代のバブル期に大流行したオープンハートですが、実はここ最近ではドラマで使用されたり、有名人が愛用していることなどから、10代後半から20代の若い世代を中心に再びブームになっているのです。
オープンハートの中でも特に人気を博し、定番として長く愛されたのがペンダントです。細身のチェーンにシンプルで優雅なハートモチーフは、いつの時代も愛される永遠の定番アイテムです。その他にもリング、ピアス、ブレスレット、ブローチなどのラインナップがさまざまなデザインで豊富に揃っています。
2-2 バイザヤード
カットされた一粒のダイヤモンドをそのままの形で枠にはめ込んだデザインが特徴のバイザヤード。ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出せるように設計されたデザインで、1974年に発表されて以来、時代を超えて幅広い年代の人々から支持されています。
バイザヤードは、英語にすると「by the yard」で、どんな女性も予算に応じてダイヤモンドの大きさやチェーンの長さをヤード単位で選べるようにという想いを込めて生まれました「ダイヤモンドをもう少しカジュアルなものにしたかったのです。」というエルサ・ペレッティの言葉どおり、誰でもダイヤモンドを気軽に楽しめるコレクションです。
チェーンとダイヤモンドパーツだけという無駄のないシンプルなデザインは、フォーマルな場面はもちろん、普段使いにも大袈裟すぎることがなく日常的に活躍してくれます。
さらに、自分で購入したバイザヤードを身に着けると「恋が叶う」「幸せになる」などといったジンクスが広まり、「幸運を呼ぶジュエリー」としても知られるようになりました。あくまでもジンクスではありますが、美しいバイザヤードを身に着けることでその人の魅力を最大限に引き出してくれるのかもしれませんね。
バイザヤードはネックレス、ピアス、ブレスレット、リングなどのラインナップが揃っています。ダイヤモンドのサイズやチェーンの素材などを好みで選ぶことができ、自分へのご褒美としてもおすすめのジュエリーです。
2-3 ボーンカフ
ボーンカフは、その名のとおり「人間の骨」がモチーフの斬新なデザイン。人間工学に基づいて生まれたフォルムは、手首にしっかりフィットし、まるで体の一部のように馴染みます。
エルサ・ペレッティが子供の頃、ナニーと一緒によく訪れた納骨堂に飾られていた骨にインスパイアされて生まれたそう。硬質なメタルでつくられたボーンカフは、大胆で力強さがありますが、一方で有機的な流れるような曲線には繊細な女性らしさも感じられます。手首をしなやかに優美に引き立たせてくれる無駄のないミニマムなデザインは、時代が変わっても人々を魅了し続け、50年経った今も変わらず受け継がれている名品です。
2020年には映画「ワンダーウーマン1984」で女優のガル・ガドットが、2008年の映画「セックス・アンド・ザ・シティ」ではサラ・ジェシカ・パーカーがボーンカフを身に着けていますサイズ展開が豊富でエクストラスモール、スモール、ミディアム、ラージ、さらに右腕用、左腕用のデザインがそれぞれ揃っているので、きっと自分にぴったりのボーンカフを見つけられるはず。
ティファニーは、エルサ・ペレッティのデザイナー就任50周年を記念し、2024年にボーンカフにインスパイアされたリング「ボーンリング」と「スプリットリング」を発表。指元や指の関節に着けて楽しめます。
2-4 ビーン
豆をモチーフにしたというユニークなアイディアのビーン。1974年に誕生し、ふっくらとした丸みのある曲線が可愛いらしく人気となり、ティファニーを代表するコレクションのひとつとなりました。ビーンの滑らかで美しい曲線は、エルサ・ペレッティが女性らしさをイメージしてデザインしたものと言われています。
また、豆は「生命の源」の象徴であり、命の始まりや成長を連想することもできます。女性らしさの中にどこか力強さを感じられるのは、そのような意味も含まれているからでしょう。シンプルなデザインなので、どんな服装にも合わせやすく幅広い年齢層から支持されています。20代に購入したビーンを、40代50代になっても変わらず大事に愛用しているという人も多いです。
ビーンコレクションは、ペンダント、ピアス、ブレスレット、リングなどのアイテムに展開されています。素材もさまざまで、スターリングシルバー、18金イエローゴールド、ローズゴールド、翡翠、またパヴェダイヤが全体にあしらわれたものもあります。
ジュエリー以外ではマネークリップやキーリング、カフリンクスなどの取り扱いがあり、プレゼントとしても人気です。
2-5 ティアドロップ
ティアドロップは、涙の雫をモチーフにしたコレクションです。洗練されたなだらかな曲線が美しく、上品な印象を与えます。ティアドロップは、「涙をジュエリーの姿に変えることで悲しみも輝きに変わって乗り越えられる」というエルサ・ペレッティの想いが込められたジュエリーです。
現在、販売されているティアドロップは、ペンダントとピアスになります。
ペンダントは、涙の雫が真ん中にひとつついていて、控えめな小さいサイズなので、きれいめやカジュアルなど、どんな服装にも合わせやすいです。ピアスはドロップピアスとフープピアスがあり、ドロップピアスはスターリングシルバーで、耳元でさりげなく輝きを放ちます。
フープピアスの素材は18金で、大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズ感で、耳元のアクセントとなります。リングとブレスレットは廃盤となっているので、中古ショップなどで手に入るでしょう。ジュエリーの他に、キーリングの展開もあり、現在も販売がされています。涙の雫のフォルムをそのままキーリングにしたもので、穴の開いた部分に鍵がかけられるようになっています。
ロマンチックな意味があるティアドロップは、時代に関わらず多くの人々がメッセージに共感し、愛され続けているコレクションです。
2-6 メッシュ
エルサ・ペレッティがインドのジャイパールを旅した時に、街のきらめく光に影響されて生まれた作品、メッシュ。エキゾチックな雰囲気を漂わす、まさにアート作品のようなコレクションとなっています。
1975年のホルストン秋冬コレクションでゴールドメッシュのスカーフとブラが発表されると注文の電話が殺到。何年もかけてメッシュコレクションを増やしていき、1977年に生まれたのがゴールドのメッシュネックレスです。メッシュ素材はティファニーのために開発された特別な技法で製作されています。メッシュネックレスにはスカーフを模したもの、エメラルドの石が施されたものなどがあります。
まるで柔らかい布のように体に沿って水のように流れるフォルム。特別なシーンやリゾートにもぴったりのジュエリーです。
2-7 ボトル
ボトルは、エルサ・ペレッティがティファニーで最初に手掛けたジュエリーデザインのひとつ。デザイナーになる前のモデル時代、ある蚤の市に行った時に花瓶を見てネックレスにしてみようと思い立ったそう。
「花を持ち歩き、生かしておけるように」という意味が込められています。まさに自然や植物を愛するエルサ・ペレッティらしい作品ですね。丸みを帯びたボトルがなんとも美しく、まるで彫刻のようなジュエリーです。ターコイズのストッパーは取り外しができ、ボトル部分にはなんと実際に水を入れて花を1輪さすこともできるというから驚き。
チェーンの長さがスモールで約61cm、ターコイズストッパーは約71cmで長めのチェーンです。シンプルな服装にひとつボトルモチーフの繊細なロングネックレスを合わせるだけで一気に洗練された雰囲気になります。
2-8 スネーク
スネークは、その名のとおり蛇がモチーフのコレクションです。
蛇は古代ギリシャ、ローマの時代からの古典的なモチーフであり、「幸運」「吉兆」「永遠」の象徴として用いられてきました。
また、蛇が脱皮をすることから「復活と再生」を連想し、不老長寿や強い生命力を表す縁起のいい動物として考えられています。日本においても、蛇は弁財天の使いと言われ、特に金運に関する運気が高まりやすくなることで知られています。エルサ・ペレッティのスネークコレクションは、ガラガラヘビのお守りからインスパイアされて生まれたもので、力強く妖艶な魅力を持ち併せています。
いつか本当に動き出してしまいそうなほどの滑らかな曲線で体にフィット。
現在、販売されているものはスネークネックレスのみで、リングとブレスレット、ピアスは廃盤となっています。
3 エルサ・ペレッティの手掛けたジュエリーデザインの特徴
エルサ・ペレッティのジュエリーは、特別な瞬間だけでなく、日常的に楽しんでほしいという想いからデザインされました。
「シンプルであること。それがスタイル(Style is to be simple.)」の名言どおり、ペレッティの作品はどれも無駄がなく本当にシンプル。そこに彼女の独自の感性が加わり、唯一無二の魅力を放っているのです。
彼女のデザインしたジュエリーは、どんなシーンにもマッチし、幅広い世代から長く愛されています。ここからは、エルサ・ペレッティの手掛けたジュエリーデザインの特徴について解説します。
3-1 自然からの影響
エルサ・ペレッティのジュエリーデザインは、人智を超えた自然からのインスピレーションを色濃く受けています。身近な植物、動物のフォルムなどがエルサ・ペレッティの作品に反映され、自然の美しさと見事に調和され、人々を魅了します。
そのため、いつの時代も古くさくなることはなく、タイムレスな魅力を放つのです。
3-2 美しい曲線と立体感
エルサ・ペレッティのデザインはどれも、ユニークなフォルムと優雅な曲線が特徴です。
まるで彫刻のような美しい曲線のデザインは、シンプルながらも芸術性に満ち溢れています。ペレッティの独自の美学が作品に吹き込まれていて、洗練されたエレガンスさを持ち合わせています。
3-3 シンボルに込められたメッセージ
エルサ・ペレッティのデザインには、シンボルや象徴が込められていて、作品に何らかのメッセージが含まれています。
そのメッセージが着用する人々の心に寄り添い、ひとりひとりの特別なジュエリーとなるのです。
デザインの奥深さと込められたメッセージを理解することで、エルサ・ペレッティのつくったジュエリーの魅力がより一層際立って輝くことでしょう。
3-4 「PERETTI 925」の刻印
1851年にティファニーは米国企業として初めてシルバーの基準を925/1000と定め、米国の公式基準として採用されました。
「925」はシルバーの含有率が92.5%であることを表した数字です。
エルサ・ペレッティのスターリングシルバーの作品には「PERETTI925」と刻印がされていて、エルサ・ペレッティの作品と証明するものでもあります。
ちなみにプラチナの作品の場合は、「PERETTI」と「PT950」の刻印がされています。
950は、純度が950/1000のプラチナ製であることを意味します。
4 エルサ・ペレッティのコレクションを愛用する有名人
エルサ・ペレッティのコレクションを愛用する芸能人は数多くいて、幅広い世代から愛されていることが分かります。
今回はその中から6人の有名人をご紹介するので、誰がどのコレクションを愛用しているのかチェックしてみましょう。
4-1 松島花さん
女優でモデルの松島花さんは、バイザヤードの一粒ピアスを愛用しています。
デニムやフレンチスタイルと相性が良く、普段からよく身に着けているそうです。
また、ボーンカフも愛用していて、自身のInstagramにシルバーのボーンカフを「お気に入りのBone Caff」のコメントと実際に身に着けている写真を投稿しています。
4-2 蛯原友里さん
モデルの蛯原友里さんは、20代の時に撮影で訪れたパリでメッシュピアスに一目惚れして購入。
実は片方を失くしてしまったことがあり、あちこち探し回って、入荷を待って再購入したほど思い入れがあり、お気に入りのアイテムだそうです。
4-3 藤田ニコルさん
モデルでタレントの藤田ニコルさんは、ティファニーがお気に入りのブランドで、オープンハートやボーンカフを愛用しています。
結婚指輪もティファニーのリングと決めていて、実際に結婚した時は自分で選んだそうです。
4-4 千秋さん
歌手でタレントの千秋さんは、ティファニーのシルバージュエリーが大のお気に入りで、数多くのコレクションをお持ちです。ニューヨークに行ったらティファニーを買うと決めていたというほど。
初めて手にしたティファニーのアイテムは母親からプレゼントされたビーンズだったそうです。
他にも、現在は廃盤になっているヒトデモチーフのスターフィッシュやメッシュコレクションなどを今も大切にしていて、ティファニーの店舗で磨いてもらうこともあるそうです。
4-5 大草直子さん
ファッションエディターでスタイリストの大草直子さんもティファニー愛好家のひとり。
初めてのティファニーはオープンハートで、当時、ニューヨークに出張へ行く父親に買ってきてもらった思い出のジュエリーだそうです。
今では娘さんの誕生日や記念日にティファニーを贈っているそう。大草さん自身もボーンカフやバイザヤードなど、エルサ・ペレッティのコレクションを愛用しています。
4-6 萬田久子さん
女優の萬田久子さんは、ティファニーのボーンカフを30年以上も愛用しています。
シルバーとゴールドの2つを持っていて、シルバーは長男を出産した時にパートナーからプレゼントされたもの。ゴールドはパートナーが亡くなる前にもらった最後のクリスマスプレゼントだったそうです。
今でも萬田さんが着ける頻度の一番高いアイテムで、実際に着用している姿を度々見ることがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。エルサ・ペレッティはラグジュアリーなジュエリーを日常のものへと変え、数々の名作を生み出しました。彼女の手にかかれば、豆、涙、花瓶、骨までもが、アートのような美しいジュエリーへと変わってしまうのです。
ジュエリーデザイナーとして偉大な功績を残したペレッティの作品は、時代・世代・地域を超えて半世紀以上にもわたって愛されてきました。そして今後も色褪せることなく永遠に輝き続けることでしょう。