2026年4月12日
シャネルのマトラッセとダイアナの違いとは?|特徴や選び方も紹介!
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いつかは欲しい憧れのシャネル。SNSなどで素敵なコーディネートを見かけるたびに、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
シャネルの中でも人気の高いモデルといえば、「マトラッセ」と「ダイアナ」。しかし、似たようなデザインなので、違いが気なる方も多いと思います。
この記事では、ブランド買取店を運営しており、シャネルの買取実績豊富な弊社が、王道である「マトラッセ」と、希少価値の高い「ダイアナ」の5つの違いを徹底解説。それぞれの特徴をわかりやすく整理していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
1.ダイアナとマトラッセの5つの違い

シャネルのバッグを手に入れたいと思ったとき、ダイアナとマトラッセのどちらを選ぶかは多くの方が迷うポイントです。同じキルティングデザインを持ちながらも、実はフラップの縁取りやチェーンの仕様など、よく見ると違いがいくつもあります。
ここでは、購入前に押さえておきたい5つの違いを詳しく紹介します。
1-1.①【デザイン】:フラップ(蓋)の縁取りの有無
ダイアナとマトラッセを並べると一見よく似ていますが、フラップ部分のデザインに違いがあります。ダイアナの特徴は、フラップとバッグ本体の両端を囲むように施された太めの丸みを帯びた縁取りです。縁取りによってフラップの輪郭がくっきりと際立ち、全体がすっきりとした印象にまとまっています。
ダイアナ妃が1988年にフランスを訪問した際に持っていたことから名前がついたモデルだけに、かっちりとした佇まいがフォーマルなシーンにもよく映えます。
一方のマトラッセは、フラップを含めたバッグ全面にダイヤ型のキルティング加工が施されています。縁取りがないため、ふっくらとした柔らかい印象が強く、カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイリングに馴染む万能さが持ち味です。
1-2.②【仕様】:収納力に関わるフラップの構造
「使いやすさ」に直結するのがフラップの構造です。ダイアナはシングルフラップ、マトラッセはダブルフラップという点が大きな違いになっています。
ダイアナのシングルフラップは、蓋を1枚開けるだけで中身にアクセスできる仕組みです。荷物の出し入れが片手でもスムーズにでき、ストレスを感じにくい設計になっています。チェーンもシングル仕様のため軽く、斜め掛けスタイルとの相性が抜群で、体へのフィット感が良いのもうれしいポイントです。
マトラッセの場合は、外蓋の下にもう1枚内蓋がついたダブルフラップ構造になっています。二重の蓋があるため、中身が外から見えにくく、貴重品をしっかり守ってくれる安心感があります。チェーンはダブルでレザーが織り込まれており、ワンショルダーと斜め掛けの2WAYで使えるため、コーディネートに合わせてアレンジができる柔軟さも魅力です。
実用性の面でいえば、サッと取り出したい派にはダイアナ、防犯面や使い方のバリエーションを重視するならマトラッセが合いやすいでしょう。
※マトラッセにはダブルフラップ、ダブルチェーンだけでなく、シングルフラップやシングルチェーンのモデルも展開されています。
1-3.③【サイズ】:展開されている大きさの比較
バッグ選びで見落としがちなのがサイズ展開の幅です。ダイアナとマトラッセでは、選べるサイズの種類に差があります。
ダイアナは22cmモデルと25cmモデルの2サイズ展開です。すでに廃盤となっているため、中古市場で見つけられるサイズもこの2種類に限られます。
22cmはスマートフォンとミニ財布、リップが入る程度のコンパクトさで、25cmなら長財布も収まるサイズ感です。
マトラッセは、マトラッセ20(20cm)・マトラッセ23(23cm)・マトラッセ25(25.5cm)・マトラッセ30(30cm)・マトラッセ33(33cm)まで、幅広いサイズが揃っています。
アクセサリー感覚で持てるコンパクトなモデルから、荷物多めの日常使いにも対応できるサイズまで、用途に合わせて選べるのは現行モデルならではの強みです。
1-4.④【現在の価格】:新品価格と中古市場の相場
ダイアナとマトラッセでは購入できるルートが異なるため、価格の比較も性質が違ってきます。
マトラッセは直営店で購入でき、2026年4月時点の定価はマトラッセ25(11.12 クラシック ハンドバッグ)で192万5,000円です。10年前は40〜50万円ほどだったことを考えると、約4倍に上昇しています。原材料費の高騰や為替の影響、ブランド戦略による段階的な値上げが重なった結果で、今後も上昇傾向が続くと見られています。
ダイアナは1994年頃に製造が終了しており、手に入れるには中古市場を利用するしかありません。ラムスキン素材のダイアナは50万円前後が中心的な相場で、状態の良い場合70万円を超えるケースもあります。
資産価値という視点では、マトラッセは定価に連動して中古相場も安定しやすく、ダイアナは廃盤による希少性が年々価値を押し上げている状況です。
1-5.⑤【素材】:それぞれの代表的な素材と特徴
ダイアナが製造されていた1985年〜1994年頃は、柔らかく上品な光沢を持つラムスキンが主流でした。ラムスキンはきめ細かく、手に吸いつくようなしっとりとした質感が持ち味です。ただ繊細な素材のため、爪や硬いものにぶつけると傷がつきやすいという面もあります。
ダイアナにはキャビアスキンのモデルも存在しますが、流通数が少なく、見つけたらかなりの希少品です。
マトラッセでは、耐久性に優れたキャビアスキンが人気です。表面の凹凸が傷を目立ちにくくするため、日常的にたくさん使いたい方に向いています。ラムスキンのマトラッセも健在で、フォーマルなシーンにふさわしい上質な艶感を求める方に選ばれ続けています。
ラムスキンの品の良い光沢を味わいたいならダイアナ、日常使いの耐久性と豊富な選択肢を求めるならマトラッセがおすすめです。
2.ダイアナとマトラッセ、どっちを選ぶべき?
デザインや価格の違いがわかっても、「結局どちらが自分に合うの?」と悩む方は少なくありません。大切なのは、バッグを使うシーンや自分がどんなスタイルにしたいのかを考えることです。ここでは、タイプ別にどちらが向いているかを紹介します。
2-1.きちんと感と上品さを求めるなら「ダイアナ」
結婚式やパーティー、目上の方との食事など、装いに品格を求められるシーンが多いなら、ダイアナは心強い味方になってくれます。
フラップの縁取りが生み出すすっきりとしたフォルムは、スーツやワンピースなどのきれいめスタイルとの相性が抜群です。シングルチェーンの繊細なラインが肩にすっと沿い、全体のシルエットを上品にまとめてくれます。
1988年のフランス公式訪問時にシャネルから贈られ、ダイアナ妃が実際に着用したバッグというストーリーも、持つ人の気持ちをそっと引き上げてくれるような特別感があります。
ダイアナの魅力は「かしこまった場面専用」に留まりません。デニムにヒールを合わせた大人カジュアルに添えるだけで、コーディネートが一段格上げされます。主張しすぎない控えめなデザインだからこそ、バッグが浮かず、自然と全体を品よく見せてくれるのです。
2-2.日常使いから長く愛用するなら「マトラッセ」
毎日の通勤やお出かけ、休日のランチからちょっとしたイベントまで、ひとつのバッグをたくさんのシーンで活躍させたいなら、マトラッセがおすすめ。
素材にキャビアスキンを選べば、多少の傷や水濡れに強く、日常使いの頼もしいパートナーになります。ラムスキンで特別感を演出する選択ももちろんありますが、「とにかく気負わず使い倒したい」という方にはキャビアスキンのマトラッセが間違いのない選択です。
3.一生モノのシャネルを後悔せずに選ぶコツは?

ダイアナもマトラッセも、決して安い買い物ではありません。だからこそ、「あのとき確認しておけばよかった」という後悔は避けたいものです。購入前にチェックしておきたいポイントを押さえておけば、自信を持って自分だけのバッグを迎え入れることができます。
3-1.身長に合うチェーンの長さを試着で確認
シャネルのチェーンバッグは、実際に肩にかけてみるとイメージと違うことが意外と多いアイテムです。身長や体型によってバッグの位置が変わるため、できるだけ購入前に実物を手に取ることをおすすめします。
3-2.普段の荷物量に適したサイズ感を見極める
「見た目がかわいいから」「定番サイズだから」という理由だけでサイズを決めてしまうと、実際に使い始めてから不便さを感じてしまうケースがあります。日頃バッグに入れている持ち物を一度並べてみると、必要なサイズが明確になります。
しかし、気をつけたいのは、サイズが大きくなるほどバッグ自体の重さも増す点です。マトラッセの30cm以上はバッグだけで約1kgほどになるため、荷物を入れた状態で長時間持ち歩くと肩や腕に負担がかかることがあります。
普段はコンパクトに持ちたいけれど、旅行やイベントでは荷物が増えるという方は、小さめのシャネルをひとつ目に選び、シーンに合わせてサブバッグと組み合わせるスタイルもおすすめです。
3-3.ヴィンテージの状態をチェックする
ダイアナをはじめとするヴィンテージシャネルは、製造から30年以上が経過しているものがほとんどです。同じモデルでも、前のオーナーの使い方や保管環境によってコンディションに大きな差が出ます。中古品を購入するときは、いくつかのチェックポイントを把握しておくと失敗を防げます。
【角の擦れ・革の割れ】
まず確認したいのは、バッグの角部分の擦れや革の割れです。ショルダーバッグは使ううちに角が擦れやすく、特にラムスキンは傷が目立ちやすい素材です。写真では光の加減で見えにくいこともあるため、可能であれば実物を手に取って確認するのが理想です。
【内側のベタつき】
内側のベタつきも要注意ポイントです。ヴィンテージシャネルでは、保管状況によって内ポケットや内張りがベタついてしまう「加水分解」が起きていることがあります。外見がきれいでも内側が劣化しているケースは少なくないため、内部の状態を写真や説明文でしっかり確認しましょう。
【金具の劣化・付属品の有無】
チェーンのメッキ剥がれやターンロック金具のぐらつきは、修理費用がかかるだけでなく、使用感を大きく左右します。シリアルシールやギャランティカードなどの付属品が揃っていると、真贋の証明になるだけでなく、将来売却する際にも査定額が高くなりやすいです。
4.【まとめ】違いを知って自分に合った選択を
シャネルのマトラッセとダイアナは似たデザインながら、フラップの縁取りや構造、サイズ展開、価格帯、素材といった点で大きく異なります。
迷いを解消するには、「使う場面」と「自分のスタイル」を基準に選ぶことが重要です。さらに、購入前にはチェーンの長さや重さ、荷物量に合ったサイズ感、ヴィンテージの場合は状態確認を徹底することで後悔を防げます。
購入を検討している方は、実際に試着や比較を行いながら、納得できる一生モノを選んでくださいね。
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