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2023年7月11日

【LVMHグループの中核】ルイヴィトンとは?歴史や魅力を徹底解説

世界で名が知られている有名ラグジュアリーブランドのルイヴィトン。
既に持っている方、いつかは買おうと思っている方も多いのではないでしょうか?

ルイヴィトンは長い歴史の中で紆余曲折しながら世界的に評価されてきました。
現在ではデザイナーの選定にも力を入れてストリートブランドとのコラボレーションを実現しており、大手コングロマリットのLVMHグループの中核を担う存在までに成長しました。

この記事ではLVMHグループの中核であるルイヴィトンとはどんなブランドなのかを解説していきたいと思います。ヴィトンの世界観を深く楽しんでいただけるよう、これまでの歴史と魅力、人気のラインナップとデザイナー、愛用している芸能人についてまで書いています。ぜひ最後までご覧ください。

目次

1.ここまで有名になった理由とは?ルイヴィトンが歩んだ長い歴史。

ルイヴィトンが有名になるまでには長い歴史が関係しています。

ルイヴィトンと言われたら、バッグや財布などのファッションアイテムを想像する方が多いとおもいますが、元々は旅行鞄(トランク)専門のメーカーでした。
数年前にストリートブランドSupremeとのコラボトランクが展開されていましたが、ブランドのルーツに関わるアイテムだったんです。

時代の変化に合わせて変化し拡大するにつれて今ではトータルラグジュアリーブランドとして、世界を代表するコングロマリットの中核を担う存在となりました。この章ではルイヴィトンの歴史についてまとめます。

1-1.世界初の旅行用トランクメーカーとして創業

ルイヴィトンはフランスでスーツケース職人だった”Louis Vuitton/ルイヴィトン”が1845年に旅行鞄専門メーカーとして創業しました。当時は鞄に雨水が溜まらず流れ落ちるように丸い蓋でデザインされるのが主流でした。しかし移動手段が馬車から自動車へ変化していったことで、防水性を高めつつ積み上げることが簡単なトランクケースを提案したルイヴィトンの鞄は高く評価されました。

当時ルイヴィトンが採用したのは豚革で、防水性が高く水に浮くほど軽量でした。しかも他のメーカーが採用していなかったため、一躍人気ブランドへとなりました。

1-2.息子ジョルジュによる錠前の開発により世界的な人気へ

1857年に誕生した息子ジョルジュは後にブランドをさらに拡大していくキーマンとなります。

1860年にはパリの万国博覧会で銅メダルを獲得したことで世界的な評価が高まります。エジプト総督やロシアの皇太子、スペイン国王など多くの貴族に重宝されました。

1886年、ルイヴィトンの鞄は評価が高まる中で軽量だったため盗難が相次ぎました。そこで取った対策がルイとジョルジュによる錠前システムの開発です。2ケのスプリング式バックルを用いた錠前は数年間の開発を経て特許を取得。さらに当時脱出王として名を馳せていたハリー・フーディニへルイヴィトンの施錠された箱からの脱出を新聞の紙面上で申し入れたところ、フーディニは受け入れず。挑戦を受けなかったことで錠前の効果は疑う余地がないと評判となりました。この錠前は現在でも使用されています。

1-3.コピー品への対策で生まれた『ダミエ』と『モノグラム』

1870年頃からルイヴィトンの作品はコピー品が多く見られるようになりました。布地を変えるなどもしましたが効果はなかったため苦心していました。

1888年にそんな中生まれたのがベージュと茶褐色の格子模様にルイヴィトンの銘が入った『ダミエライン』です。ダミエラインは複雑さと美しさが特徴で、現在でも人気のラインです。ダミエラインは繊細な美しさが評価され1889年にはパリ万国博覧会で金賞を受賞しましたが、商標登録もされていたのにも関わらずコピー品が出回っていました。

1892年、創業者のルイヴィトンが息を引き取り、ジョルジュが全権を握ることになりました。翌年1893年にはシカゴ万国博覧会へ出展、『Le Voyage』という本を出版するなど多方面での活躍を見せました。

1896年、ダミエラインのコピー品が出回ってきた事に対し新たに開発されたのが『モノグラム・ライン』。今でもおなじみの「LV」のマークが描かれています。モノグラムは万国博覧会で見た日本の家紋にインスピレーションを得たと言われており、現在でもルイヴィトンを象徴するデザインの一つです。

当時のモノグラムは職人ひとりひとり手作業で描かれており、コピー品をつくることが難しく、以降コピー品が出回ることを大きく減らすことに成功したと言われています。

1-4.世界を代表するコングロマリット「LVMHグループ」の誕生

ジョルジュはアメリカへ渡りニューヨークやシカゴなどを旅行しながらルイヴィトンの鞄を売っていました。1900年にはパリの万国博覧会で旅行アイテムおよび革製品部門を担当する栄誉を得ました。1914年にはパリ シャンゼリゼ通りに世界最大のトラベルグッズ専門店がオープンしました。

フランスで大きな成功収めたルイヴィトンは世界進出を果たします。
1978年にルイヴィトン市場初の海外店を日本に出店。その後しばらくして東京、大阪に計6店舗がオープンしました。

1981年には日本初の直営店、1989年には台湾に直営店をオープンするなど次々と拡大し、1985年には新たなデザインのエピラインを発表。麦の穂のように見えるラインの美しさが際立つ現在でも人気のデザインです。

1987年シャンパンメーカーのヘネシーと合併し、LVMH(ルイヴィトン モエヘネシー)が誕生しました。以降、旅行バッグ専門店ではなくアパレルや靴など幅広い商品展開を進めるコングロマリットとなりました。

LVMHグループは今や60社を超えるブランドが傘下となっており、代表例をいうとなどの誰もが知るビッグブランドを有するグループ企業です。

LVMH傘下の代表ブランド
DIOR (ディオール)
GIVENCHY (ジバンシー)
CELINE (セリーヌ)
FENDI (フェンディ)
Dior(ディオール)
TAG HEUER (タグ・ホイヤー)
Chaumet (ショーメ)
HUBLOT(ウブロ)
ZENITH (ゼニス)
BVLGARI(ブルガリ)

 

1-5.デザイナーと共にトータルラグジュアリーブランドへ展開

LVMHグループ誕生後、1998にファッション全体へ大きく舵を取ります。
デザイナーに”マーク・ジェイコブス”を迎え、アパレル商品や靴の展開をスタート。
2001年には時計の展開を始め、バーゼルワールドへ出展しました。

2011年には”キム・ジョーンズ”がメンズラインのアーティスティックディレクターに就任し、ストリートスタイルとうまく融合したルイヴィトンの世界を表現。これまでとは違う若い層へルイヴィトンを届けることに成功しました。

以降、マークジェイコブスの後任にニコラ・ジェスキエール、キム・ジョーンズの後任に”ヴァージル・アブロー”など世界的なデザイナーと世界観を融合し、進化を続けています。

2.ブランドイメージにつながるルイヴィトンの魅力

創業者ルイヴィトンの手によって旅行鞄の製作工房から始まった歴史があるルイヴィトンですが、ここまで有名になった理由は歴史だけでなく、ブランドとして多くの魅力を持っているためです。

この章では、ルイヴィトンのブランドイメージにつながる魅力について解説していきたいと思います。

2-1.「旅」をコンセプトに鞄、アパレルまで一貫されている

ルイヴィトンのアイテムは創業当初から大事にしてきた「旅」をコンセプトとして生まれています。旅行バッグはもちろん、例えば時計では世界の都市の時刻が人目でわかるワールドタイム機能搭載モデルに注力するなど、様々なシーンで旅を想起させる要素が散りばめられています。

また、ルイヴィトンは独自で世界の都市を個性的に紹介するシティガイドと、写真から紙、レイアウトや印刷工程などにいたるまでをオーダーメイドしたフォトブックのファッションアイを定期的に発行するなど、旅を楽しむためのエッセンスが様々な視点から掘り下げられています。

2-2.一目でルイヴィトンだとわかるオリジナリティ

ルイヴィトンのアイテムはどれも一目でルイヴィトンのものだとわかるものばかりです。オリジナリティ溢れるデザインというだけでなく、モノグラムやダミエなど世界的なアイコニックデザインとなるほど知名度が高いことが理由です。

誰にでも伝わるアイコニックデザインとなると、派手だったり風変わりなものが多いですがルイヴィトンはあくまでラインがアイコン的デザインであるため、ラグジュアリーな雰囲気と同居させることが可能です。誰が見てもそのブランドのアイテムとわかることと、誰もが憧れるラグジュアリーアイテムであることの両立ができているブランドは決して多くありません。卓越したデザインセンスの為せる技です。

2-3.長い歴史と複合企業まで成長した知名度

ルイヴィトンは1845年創業以来、世界的な不況も乗り越え休眠などもせずに活動し続けており、知名度やブランドとしての品格は世界トップクラスといえます。旅行鞄に始まり現在のトータルファッションブランドになるまでにも、時代の動きに合わせて変化してきたことがルイヴィトンがこれまで生き残ってきた強みといえます。

コンセプトである「旅」やモノグラムやダミエといったブランドを象徴する伝統は守りつつも、ストリートファッションへ注力しこれまでルイヴィトンのアイテムを手に取ることのなかった層へアプローチするなど、ビッグブランドでありながら革新的で挑戦的です。

伝統に重きを置くビッグブランドが多い中、LVMHグループの中核であるルイヴィトンが挑戦的なマインドを持つのはユーザーとしては楽しいもの。伝統あるブランドですが、これからのルイヴィトンも愉しみです。

3.ヴィトンを象徴する人気ラインの種類一覧!

ルイヴィトンが世界的なブランドになるまでの障害として、コピー品との戦いが挙げられます。対策の一つとして考案されたのが、ダミエやモノグラムといったラインでした。今ではブランドのトレードマークとなり、人気を支えるデザインとなりました。

ルイヴィトンがコピー品対策として打ち出したラインは、現在でも多くの人から愛される人気ラインとしてブランドを支えています。

さて、この章では、ルイヴィトンを象徴する人気ラインの種類を一覧形式で紹介していきたいと思います。

3-1.ダミエ

日本の市松模様に発想を得て開発されたのがダミエです。現行で展開されているラインの中でも最古の種類言われているほど、長い歴史を持っています。

ベージュと茶褐色のチェス盤にルイ・ヴィトンの名が入っており、1889年のパリ万国博覧会で金賞を取得するほどの人気でした。コピー品への対策として開発されたものの、コピー品の勢いは止まらずあえなく廃盤に。

しかしモノグラムの誕生100周年となる1996年にダミエは復活し、今では白地のダミエ・アズールやブラックベースのシックなグラフィットなど、ダミエから派生した種類のラインナップが多く出されています。

3-2.モノグラム

1896年、いたちごっこによりダミエですらもコピー品が出回ったことへの対策として発表されたのがモノグラム・ラインでした。ルイヴィトンのLVに星と花のアイコンが施された模様は日本の家紋に影響を受けたとされています。当時のモノグラムは職人一人一人の手作業によって描かれており、コピー品の製作が非常に難しくなりました。

モノグラムのデザインはたちまち人気となり、世界へ進出していきました。ブランドを代表するラインとなりました。現在ではダミエと同じく、ダークブラウン地に明るい茶色文字で描かれるところを反転させ、明るい茶色地にダークブラウン文字のモノグラムリバース、キャンバス生地のイディール、スイート、マカサーなどの種類が展開されています。

3-3.ヴェルニ

ヴェルニと言われたら、一般的に思い浮かべるのはモノグラム・ヴェルニだと思います。(モノグラムだけでなくダミエヴェルニもあります。)モノグラムヴェルニはルイヴィトンの中でも有名なデザイナー:マーク・ジェイコブスが自身のデビューコレクション発表の際にデザインしたラインです。ヴェルニとはエナメルを意味しており、エナメル加工された艶のあるカーフスキン、フェミニンで個性的なデザインが特徴です。

パステルカラーを使ったヴェルニ・フルール、ビビッドカラーを使ったヴェルニフルオなどが展開されています。

3-4.エピ

1985年に発表されたエピ・ラインはフランス語で麦の穂の意味で、線上で流れるような型押し模様が風にたなびく麦の穂のようと名付けられました。グレインレザーという本皮を使用しており耐久性に優れているのも特徴です。マットな質感と光の当て方によって表情を変える豊かさが人気のラインです。

デニム生地のエピデニム、シックなブラックのエクリプスエピなど、カラーバリエーションも豊富に展開されています。

3-5.タイガ

タイガはロシア語で針葉樹の森林地帯を意味しており、エピ同様シックでシンプルなデザインとなっています。エピに比べ線が細く細かい模様は、シャープでスタイリッシュな印象です。1993年にルイヴィトン初のメンズラインとして発表され、バッグなどのビジネスラインで主に使われているラインです。

チャコールグレーやダークブラウン、ネイビーなどビジネスユース向きなカラー展開も豊富です。太いストライプを加えたタイガストライプやメンズ アーティスティック・ディレクター ヴァージル・アブローがデザインしたレインボーカラーのクロスが特徴的なタイガレインボーも展開されています。

3-6.パイソン

エキゾチックレザーの中でもクロコダイルに次ぐ高級品といわれるパイソンの革です。独特のカラーとダイヤモンド柄の斑紋が特徴的です。形状や大きさは一品一様で同じものはないと言われる模様の複雑さが人気の素材です。やわらかな質感と独特の美しさがパイソンの魅力です。鞄にも財布にも使われています。

3-7.クロコダイル

皮革の王様といわれる最高級のワニ革を使った素材です。牛革よりも強く耐久性に優れしなやかな質感で、斑の大きさや形状に個性があるため自分だけの革製品として楽しむことができます。

長い経験を積んだ特別な職人がカットから縫製まですべて手作業で行います。さらにワシントン条約によって守られているため生産数が限られており希少性が高く、どうしても高価になるものの他の素材にはない高級感と特別感が愉しめる素材です。

ルイヴィトンでは鞄、財布ともに使われていますが、中でも限定バッグのサハラは色付けをせずナチュラルに仕上げた品物を、サハラ砂漠にインスピレーションを得て名付けられています。店頭に並ぶケースは稀で、VIPや百貨店の外商に頼むなどしてでしか手に入らないとも言われています。

3-8.オーストリッチ

オーストリッチはダチョウの革を使っており、軽さと柔らかな質感、数に限りがある希少性が人気の素材です。最大の特徴はクイルマークと呼ばれるドット柄によう見える羽軸跡で、独特の模様がオーストリッチ素材の革製品を所有する特別感となっています。

鞄や財布、腕時計のベルトなど幅広く使われておりカラーリングも豊富です。クイルマークが目立つ革を全面に使用したフルポイントと、半分はクイルマークが目立たない革を使用するハーフポイントがあり、愉しめる幅が広いのも特徴です。

3-9.デニム

ルイヴィトンのデニムはモノグラムやダミエなどのラインと組み合わせて使う素材で、特にモノグラム・デニムのジャガード織りと呼ばれる模様が立体的に浮き上がって見える織り方が人気のデザインです。ルイヴィトンのLVマークやフラワーが浮き出て見えるのが特徴です。

鞄、財布、靴、アパレルなど幅広く使われており、キズや汚れに強いのも特徴の一つです。モノグラムやダミエラインは通常ポリ塩化ビニルの加工がされたトアル地に採用されますが、キズや汚れに弱く跡になってしまうことがあります。しかしデニム素材の場合はキズや汚れはむしろ味が出るように見えるため、気にせずに使いやすいのです。カジュアルなテイストもあって、デイリーユースに向いた素材です。

3-10.ミンク

ミンクとはイタチ科の動物から採れる革を使った素材です。毛の密度が高く保湿性に優れており、温かみのある質感のため秋冬に主に使用されます。ウールやカシミヤよりも高価ですが、スリッパやマフラーなどの小物も愉しめます。

アパレルやマフラー、鞄に使用されることが多い素材です。2004年にはモノグラムラインが加工されたミンク素材が発表されましたが、動物愛護の観点からファッションアイテムとしての使用頻度は減っており、珍しい素材となっています。

3-11.レオパード

レオパードは豹の革を使っています。短毛、黄色に黒の斑点が美しく目を惹く模様が特徴で、ロゴ部分だけや側面だけなど範囲を限定して使ってもデザインを決定してしまうパワーがある素材です。

人気が高く20世紀に乱獲されてしまい絶滅の危機に瀕しており、ワシントン条約にて許可を得て販売されるのは限られた数量のみ。希少な素材となっています。

3-12.マヒナ

マヒナは仔牛の革を使ったなめらかな質感のソフトレザーです。パーフォレーションと呼ばれるパンチング加工を採用しており、モノグラムをモチーフに高精度の穴あけで描かれている繊細さは優しくフェミニンな印象のデザインとなっています。2007年発表当時はなめらかな質感と高精度の穴あけによるモノグラムの美しさが評判となりました。

鞄や財布、アパレルまで幅広く使われる素材で、人気素材の一つです。

4.創業者の想いを引き継いだルイヴィトンのデザイナー達。

LVMHグループ設立以降旅行バッグだけでなくアパレルや靴などへの展開を進めるにあたって、ルイヴィトンはデザイナーを招き入れています。それぞれのデザイナーごとに得意な分野が異なり、展開するテイストが変わるのも楽しみの一つです。ここではルイヴィトンのデザイナーについてまとめます。

4-1.マークジェイコブス

最初にルイヴィトンのアーティスティックディレクターとなったのはマークジェイコブスです。ユダヤ系アメリカ人のマークジェイコブスはアルバイトがきっかけでデザイナーのペリー・エリスに見出され、パーソンズ美術大学に進学しました。卒業後にペリー・エリスに入社し、レディース部門の責任者となりグランジ系のデザインを開始。アメリカのロックバンド「パール・ジャム」や「ニルヴァーナ」にインスピレーションを得たアイテムを発表し話題になりました。1986年に自身のブランド「マークジェイコブス」を創業、1996年にルイヴィトンのアーティスティックディレクターへ就任しました。

マークジェイコブスはそれまでのルイヴィトンにはなかったエナメル、デニム、ファー素材を採用し、草間彌生や村上隆とのコラボアイテムを発表したことで知られています。また、自身のデビューコレクションとして、エナメル加工されたカーフ素材を使いモノグラムラインを描いたモノグラム・ヴェルニを発表。モノグラムやダミエにはなかった豊富なカラーリングとアクティブな印象のアイテムは現在でも定番の一つとなっています。

4-2.ポール・エルバース

ポール・エルバースはオランダ系のデザイナーで、メゾン・マルタン・マルジェラでメンズのデザインを監修していたデザイナーです。メゾンマルジェラは有名なデザイナーの登竜門で、エルメスのアーティスティックデザイナーやフェラガモのデザイナーなどの出身として知られています。

ポール・エルバースはルイヴィトンにメンズの定番ラインモノグラム・マカサーを発表したことが功績として残っています。モノグラムにヌメ革のブラックレザーを組み合わせたビジネスシーンでも使えるデザインは、当時ウィメンズラインの印象が強かったルイヴィトンのメンズラインの強化として、現在でも人気のラインとなっています。

4-3.キム・ジョーンズ

キム・ジョーンズはロンドン出身のデザイナーで、幼少期を南米やアフリカで過ごしたと言われています。ロンドン芸術大学で勉強後、ギミーファイブのデザイナーとして従事、創設者のマイケル・コペルマンに一目置かれる人物でした。自身のブランド「キム・ジョーンズ」の設立後ダンヒルのクリエイティブディレクターを務めた後で、ルイヴィトンのアーティスティックディレクターへ就任しました。

キム・ジョーンズがルイヴィトンへもたらした功績はメンズプレタポルテラインをメジャーにしたことです。ポール・エルバースの功績でメンズラインの印象は強まっていたものの、まだまだウィメンズラインの印象が強かったことへのアプローチとして、ストリートファッション系のブランドとのコラボアイテムの発表に力を入れました。

フラグメントデザインやシュプリームとのコラボレーションはそれまでのルイヴィトンでは届けられなかった層へアプローチすることができました。特にシュプリームとのコラボは斬新でいて外しすぎないさじ加減が現在でも高い人気となっています。

4-4.ニコラ・ジェスキエール

ニコラ・ジェスキエールはフランス出身のデザイナーでファッション専門学校等での勉強は行わず、ジャンポール・ゴルチエの元で働くことで腕を磨いていきました。バレンシアガのクリエイティブディレクターとして務めた後でルイヴィトンのウィメンズラインのアーティスティックディレクターに就任しました。

4-5.ヴァージル・アブロー

ヴァージル・アブローはシカゴ出身で、大学では建築を専攻していましたがファッションに興味をもったことがきっかけでカニエ・ウェストが設立したDONDAのクリエイティブディレクターに就任しました。自身のブランド「オフホワイト」を立ち上げ、ナイキやIKEAとのコラボもあり世界的に知られるようになりました。

2018年にルイヴィトンのアーティスティックデザイナーに就任。オフホワイトで見せたストリート系をルイヴィトンへ融合させることに成功しました。ルイヴィトン初のメンズジュエリーを発表したことが彼の功績として知られています。それまでウィメンズラインでのみ展開されていたジュエリーをメンズでも展開し、ストリートでラグジュアリーな雰囲気が人気です。バッグにチェーンを付けたアイテムも発表され、ヴァージル・アブローの世界観をルイヴィトンで楽しむことができます。しかしヴァージル・アブローは2021年11月に病気でこの世を去っています。後任は時間をかけて探すとのことです。

5.ルイヴィトンを愛用する芸能人・有名人

世界的なブランドとなったルイヴィトンは世界観やデザイン、ブランドの知名度から世界中の芸能人・有名人が好んで使っています。ここではルイヴィトンの鞄やアパレルなどを使っている芸能人・有名人をピックアップしてまとめます。

5-1.Youtuber Hikakin(ヒカキン)

Youtuberのヒカキンさんはこれまで多くのルイヴィトンのアイテムを購入しており、中には数千万するほど高額なアイテムも。購入したルイヴィトンのアイテムを紹介したり、店舗で買い物をする場面を公開するなど、昔からルイヴィトンが好きと公言するルイヴィトンフリークです。

例えばルイヴィトンとFIFA W杯のコラボアイテムで、W杯の歴代の公式ボールとブランド特製のボールが格納されたルイヴィトンのトランクは1,965万円でした。ルイヴィトン史上最大のトランクで、世界限定20ケのみの希少さが魅力で購入されたようです。

5-2.元プロサッカー選手 デビッド・ベッカム

元プロサッカー選手のデビッド・ベッカムさんはルイヴィトンの愛好家で知られており、ファッションショーにも顔を出すほどです。奥様からお子様までルイヴィトンフリークで、2017年のルイヴィトン☓シュプリームのコラボアイテムを着ている写真がSNSへアップされています。鞄よりもアパレル製品を愛用している写真をよく見かけることができます。

デザイナーのキム・ジョーンズと交流があり、未発表のアイテムを所有するなど、特別顧客以上の関係性のようです。

5-3.アーティスト カニエ・ウェスト(Ye)

アメリカを代表するヒップホップアーティストのカニエ・ウェストさんはファッションアイコンとしても注目を集めてきており、ルイヴィトンフリークとして知られています。2009年にはコラボスニーカーを発表していますが、腹心ともいえる方の名前を取ったモデルやアルバムでフィーチャーされたアーティスト名をつけたモデルなど、こだわりを見せたアイテムです。

それもそのはず、ディオールとフェンディを率いるキム・ジョーンズやジバンシイのマシュー・ウィリアムズなどファッションシーンの最前線で戦う人たちと交流があり、その審美眼が非常に高いレベルなのは間違い有りません。また、直近でアーティスティックディレクターの盟友ヴァージル・アブローの死後、後任となるのではとの噂があるほどです。

5-4.アーティスト ジャスティン・ビーバー

世界的アーティストのジャスティン・ビーバーさんは自分でファッションブランド ドリューハウスを設立するなど、ファッション感度が高いアーティストです。ルイヴィトンとシュプリームのコラボアイテムと自身のツアーコレクションのアイテムと組み合わせて着ることも多いようです。

鞄よりもジャケットやシャツなどのアパレルアイテムと組合わせるケースが多く、コンサートで着るほど愛用しています。

5-5.タレント 辻希美

タレントの辻希美さんは夫の杉浦太陽さんと夫婦でルイヴィトンフリークとして知られています。夫婦で誕生日プレゼントを送り合っており、ネーム入のルイヴィトンの財布や時計などお互いがもらったアイテムをSNSへアップされているのを見ることができます。

また、革小物から香水まで幅広く愛用しているようで、公開している情報だけでも少なくとも5年以上はルイヴィトンを愛用しているのがわかります。

まとめ

ルイヴィトンの歴史や魅力、ラインやデザイナーについてまとめました。旅行鞄に始まった世界を代表するビッグブランドとなったルイヴィトンはアパレルや時計、文房具などまで手掛けるトータルファッションブランドとなっています。店頭でルイヴィトンのアイテムを見た際にはぜひ一度手にとってみてください。

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