2024年12月13日
エルメスの人気レディースベルト14選!選び方のコツや仕様などをご紹介!
エルメスは1837年に馬具工房として創業した老舗ブランドであり、その歴史は180年以上に及びます。時代の変化とともに、馬具製品からレザーバッグやベルトなどのラグジュアリーアイテムへと展開を広げていきました。現在のラグジュアリーアイテムには、創業当初から受け継がれてきた高品質なレザー素材と熟練の職人技術が息づいています。
エルメスの多彩な商品ラインナップの中で、レディースベルトは特に注目を集めています。バリエーション豊富なことで知られるエルメスのレディースベルトには、メゾンを象徴する「H」をモチーフにしたモデルや、リバーシブル仕様のアイテムなど、魅力的な製品が並んでいます。さらに、ベルト幅の選択肢や豊富なカラーバリエーションにより、一人ひとりの好みに合わせた一本との出会いが叶うでしょう。
本記事では、エルメスの多彩なベルトコレクションの中から、特に人気の高いレディースベルト14点をご紹介します。エルメスのベルト選びのコツや、各製品の仕様についても詳しく解説していますので、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
1.エルメスのベルトの魅力とは
出典:Hermès
エルメスのベルトは、その卓越した品質と洗練されたデザインで、同ブランドの中でも人気の高いアイテムとして知られています。熟練の職人たちが最高級のレザーを丹念に加工し、一つひとつのベルトを丁寧に仕上げています。
製品の特徴として、表裏で異なる色を楽しめるリバーシブルタイプや、エルメスならではのモチーフをあしらったデザインなど、豊富なバリエーションを展開しているのも大きな魅力です。以下では、このエルメスのベルトが持つ魅力的なポイントを4つに絞って解説します。
1-1.最高品質のレザーを使用
エルメスのベルト制作に使用されているレザーは、フランスの老舗タンナーとして名高いデュプイ社から調達されています。1948年に創立されたデュプイ社は、フランス国内では知らない人がいないほどの著名な企業です。
エルメスは、素材の品質に強いこだわりを持っているため、長年にわたってデュプイ社のレザーを使用してきました。そして2015年、より徹底した品質管理を実現するため、デュプイ社を傘下に収めています。これにより、安定的に最高品質のレザーを確保することが可能となり、その恩恵は現在のアイテムにも引き継がれています。
このように厳選された最高品質のレザーを使用したエルメスのベルトは、上質な質感やツヤなどを感じられ、使い込むほどに味わい深い経年変化を楽しむことができるのです。
1-2.熟練した職人技術を感じられる
エルメスでは、ほぼすべての製品を熟練職人による手作業で制作することにこだわっています。一つひとつのベルトも丁寧に手作業で仕上げられており、その完成度の高さは見る者を魅了してやみません。
特筆すべきは、エルメスの従業員構成において職人が約3分の1を占めているという点です。一般的なラグジュアリーブランドでは販売員が従業員の大半を占める中、これほど多くの職人を抱えているブランドは他に例を見ないでしょう。
さらにエルメスは、伝統的な職人技術を確実に次世代へ継承するため、フランスに職人養成施設を設けています。このように、卓越した職人技術を守り育てながら、品質の維持向上に努める姿勢は、ベルトをはじめとするすべての製品に息づいているのです。
1-3.リバーシブルで使えるアイテムが多彩
エルメスのベルトには、リバーシブルで楽しめる商品が数多く展開されており、その色の組み合わせも豊富です。ブラックとゴールドを組み合わせた落ち着いた雰囲気のもの、ナタとジョーヌ・ミルトンのような同系色で統一されたもの、さらにジョーヌ・ドゥ・ナープルとブルー・フラシエといった鮮やかな色使いのものまで、様々なバリエーションが揃っています。
特に、2つの明るい色を組み合わせたリバーシブルベルトは、その日の装いやバッグの色に合わせて使い分けができるため、コーディネートの幅が広がります。一方、落ち着いた色合いのリバーシブルベルトは、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活躍するでしょう。このように、エルメスのリバーシブルベルトは、多彩な場面やファッションに対応できる実用性の高さも魅力となっているのです。
1-4.メゾンの代表的なモチーフを採用
エルメスのベルトには、メゾンを象徴する代表的なモチーフを取り入れた多様なモデルが展開されています。その中でも特に高い人気を誇るのが、コンスタンスとケリーの2つのモデルです。コンスタンスには、エルメスの頭文字「H」をモチーフにしたバックルが施されており、一方のケリーには、同社の代表作であるケリーバッグと同じデザインのターンロック型バックルが採用されています。
このように、エルメスの伝統とアイデンティティが凝縮されたモチーフを用いることで、メゾンならではの格式の高さと品格を感じられることが、これらのベルトの大きな魅力となっているのです。
2.エルメスのベルトの基本仕様
エルメスのベルトは、そのデザインの美しさだけでなく、細部にまで行き届いた基本仕様にも定評があります。サイズ展開や穴の数、ベルトの幅など、実用的な要素にも独自の基準が設けられているため、購入を検討する際にはこれらの仕様をよく理解しておくことが重要です。以下では、エルメスのベルトに定められた基本的な仕様について解説します。
2-1.ベルトのサイズ展開は?
エルメスのメインラインのベルトは、60cmから100cmまでを5cm刻みでサイズ展開しています。ベルトの選び方は、タイプによって異なり、スライド式であれば比較的融通が利くため、厳密なウエストサイズの計測は不要です。一方、穴式のベルトを選ぶ際は、正確なウエストサイズを把握しておく必要があるでしょう。
エルメスの公式サイトには、適切なサイズの測り方が詳しく掲載されています。まず、ベルトを実際に使用する位置でメジャーを一周させて、ウエストサイズを測ります。より正確なサイズを知るために、普段使用しているベルトの長さを参考にするのも効果的な方法です。なお、二つのサイズで迷った場合は、着用時の快適さを考慮して、大きい方を選ぶことをエルメスでは推奨しています。
2-2.ベルトの穴の数は?
エルメスのベルトには標準で3つの穴が開けられており、各穴の間隔は1.5cmに設定されています。例えば、70cmのサイズを選んだ場合、中心となる70cmの位置に加えて、その前後に68.5cmと71.5cmの位置にも穴が配置されているのです。
エルメスでは、顧客の要望に応じて穴を2つ追加し、合計5つまで増やすことができるサービスも提供しています。ただし、このサービスは全店舗で対応しているわけではないため、購入の際は店舗スタッフに確認することをおすすめします。
2-3.ベルトの幅展開は?
エルメスのベルトは、13cmから38cmほどまでの多彩な幅が展開されており、様々なファッションやシーンに対応できるようになっています。具体的には、13cm、15cm、18cm、24cm、32cm、38cmなどがあり、それぞれの幅に合わせてモチーフのサイズも調整されているため、幅が広くなるほど存在感のある仕上がりとなっています。
各幅を代表する人気モデルとしては、13cmにはコリエ・ド・シアン、15cmにはポップH、18cmにはケリーベルト、24cmにはミニコンスタンス、そして38cmにはコンスタンスなどがあります。これらの個々のベルトについては、以降で詳しく解説していきます。
3.エルメスのベルトの選び方
出典:Hermès
エルメスのベルトには、豊富なカラーバリエーションと多彩なモチーフを採用したアイテムが数多く揃っています。こうした豊富な選択肢の中から、長く愛用できるベルトを見つけるためには、自分に合った選び方を知ることが大切です。以下では、エルメスのベルトを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきますので、ご自身に最適なベルトを見つける参考にしていただければ幸いです。
3-1.モチーフで選ぶ
エルメスのベルトを選ぶ際は、モチーフが重要な選択基準となります。エルメスは創業時は馬具工房を営んでおり、その伝統を受け継いだ馬具にちなんだモチーフのベルトを数多く展開しているのが特徴です。また、ブランド名「Hermès」の頭文字「H」をあしらったシグニチャーデザインのベルトも、多くの人々から支持を集めています。
さらに、エルメスではブランドの主張を控えめに抑えたモデルも取り揃えており、着用するシーンやコーディネートに応じて幅広い選択が可能となっています。以降では、人気の高いベルトを紹介しますので、さまざまなモチーフを参考にしながら、ご自身のスタイルに合ったアイテムを探してみてください。
3-2.カラーで選ぶ(リバーシブル)
エルメスのベルトは、熟練の職人が一つひとつ丁寧に仕上げた洗練された色彩を楽しむことができ、豊富なカラーバリエーションが特徴となっています。高品質なレザー素材それぞれの特性を活かした多彩な色使いは、多くの愛用者を魅了してやみません。
特筆すべきは、リバーシブルで使用できるベルトの展開です。カラーの組み合わせは実に多様で、ブラックとゴールドを組み合わせた落ち着いた印象のモデルから、明るい色を組み合わせてファッションに彩りを添えるモデルまで、選択肢の豊富さに目を奪われることでしょう。ご自身の普段のファッションカラーに合わせたり、フォーマルなシーンでの着用を考慮したりと、カラー選びはベルトを選ぶ際の重要なポイントとなっています。
3-3.素材で選ぶ
エルメスのベルトには、主にヴォー・エプソンとヴォー・スイフトという2つの素材が採用されています。いずれも雄仔牛の皮を使用しており、柔らかな風合いと美しい経年変化を楽しめるという共通の特徴を持っています。
ヴォー・エプソンは細かい型押しが施されているため、型崩れしにくく耐水性に優れた素材として知られています。一方のヴォー・スイフトは、優れた発色性とマットな質感が特徴的な素材となっています。このように、素材によって色の表情や質感が異なることから、素材の特性を考慮してベルトを選ぶことも重要な選択基準の一つです。
3-4.スライド式か穴式で選ぶ
エルメスのベルトには、スライド式と穴式という2つの留め具タイプが展開されています。スライド式は、レザーを金具に通すだけで長さを自由に調整できる利便性があり、体型の変化にも柔軟に対応できる特徴を持っています。一方、穴式は伝統的なデザインで、レザーに開けられた穴にバックルのピンを差し込んで留めるタイプとなっており、確実な固定感と上質なレザーの風合いを存分に味わえる特徴があります。
それぞれのタイプには独自の魅力があり、日常的な使い勝手や、レザーの質感を楽しみたいといった個人の好みに応じて選択することが可能です。
3-5.装いで選ぶ
エルメスのベルトは、日常の装いに調和するアイテムを選ぶことで、より長く愛用することができます。ご自身のスタイルに合ったベルトを選ぶことで、様々なシーンで活用できる、末永く大切にしたくなるアイテムとなるでしょう。
たとえば、ビジネスシーンでの着用を考えている場合には、ブラック、ゴールド、エトゥープといった落ち着いたカラーの選択がふさわしい印象です。一方、普段の私服がシンプルな方には、明るい色使いのリバーシブルベルトを選んで、装いのアクセントとして取り入れることも選択肢として挙げられます。このように、自身の装いのスタイルや着用シーンに合わせてベルトを選ぶ方法もあります。
4.エルメスの人気レディースベルト14選!
エルメスでは、多彩なデザインと機能性を兼ね備えたレディースベルトを幅広く展開しています。長年の伝統と革新性が融合した数々のコレクションの中から、特に人気の高いレディースベルト14点を厳選してご紹介します。
4-1.コンスタンス
出典:Hermès
コンスタンスは、エルメスのレディースベルトの中でも高い支持を得ているアイテムで、Hermèsの頭文字「H」をバックルにあしらったデザインが特徴となっています。同じ「H」モチーフを使用したコンスタンスのハンドバッグも人気を博しており、ベルトとバッグを組み合わせたコーディネートを楽しむ愛用者も少なくありません。
幅38mmの存在感あるデザインに加え、リバーシブル仕様となっているのも特徴です。2024年12月現在、エルメス公式サイトでは21種類ものカラーバリエーションが展開されており、バックルもシルバー、ゴールド、ピンクゴールド、ソー・ブラックと豊富な選択肢が用意されています。主にヴォー・エプソンを採用したレザー素材は、型崩れしにくい特性を持ち、経年変化を楽しめるのも魅力です。
4-2.ミニコンスタンス
出典:Hermès
コンスタンスには、ベルト幅が24mmのミニコンスタンスも展開されています。通常のコンスタンスと同じデザインながら、バックルサイズが小ぶりになることで、より繊細で上品な印象を演出することができます。
レザーには、ヴォー・エプソンとヴォー・スイフトという2つの素材を主に採用しており、バックルはシルバーやピンクゴールドなど、洗練された色味が揃っています。さらに、リバーシブル仕様で豊富なカラーバリエーションを取り揃えているため、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍する一本です。
4-3.ケリー
出典:Hermès
エルメスのアイコンバッグとして世界的に知られるケリーバッグのターンロック型バックルを採用したケリーベルトは、洗練された美しさを誇るアイテムです。このターンロックは、シルバー、ゴールド、ピンクゴールドの3種類のカラーバリエーションで展開されています。
幅18mmの繊細なデザインに加え、スライド式を採用することで60cmから100cmまでの自在なサイズ調整が可能です。素材には主にヴォー・エプソンを使用していますが、カジュアルな印象のデニム製モデルも用意されています。さらに、ベルトに施された精緻なステッチワークからは、エルメスの卓越した職人技術を感じ取ることができます。
このように、メゾンを代表するモチーフと上品な佇まいを併せ持つケリーベルトは、多くの女性たちから揺るぎない支持を集めています。
4-3-1.ケリーベルトは買えない?
ケリーベルトは、エルメスのベルトコレクションの中でも特に高い人気を誇るアイテムのため、直営店での購入が困難な状況が続いています。特にブラックレザーにゴールド金具を組み合わせた定番カラーなどの人気モデルは、店舗を問わず品薄となることが多く、エルメス公式サイトでの取り扱いも限られています。
お目当てのカラーが見つからない場合、エルメスの他店舗を訪問したり、正規取扱いの専門店で探したりすることになりますが、それでも入手が難しい場合があります。このような状況下で、インターネット上の格安販売や、出所の不明確な海外通販サイトの利用には十分な注意が必要です。これらのサイトでは偽造品が取り扱われているリスクが高く、たとえ早期入手が可能でも、偽物を購入してしまっては本来の価値が失われてしまいます。
そのため、急いで手に入れたい気持ちは理解できますが、確実に正規品を取り扱う店舗での購入をおすすめします。
4-4.コリエ・ド・シアン
出典:Hermès
フランス語で「犬の首輪」を意味するコリエ・ド・シアンは、ピラミッド型のスタッズをモチーフにしたレザーベルトです。エルメスが馬具工房として創業した後、犬の首輪製作も手掛けていた歴史からインスピレーションを得たこのデザインは、ブレスレットシリーズとしても展開されています。
ヴォー・エプソンやヴォー・スイフトという上質なレザーを採用し、リバーシブル仕様となっているのも特徴です。幅13mmという繊細な作りながら、スタッズデザインが織りなすスタイリッシュな雰囲気は、エルメスならではの上品さを感じさせる逸品となっています。
4-5.リヴァル
出典:Hermès
リヴァルは、コリエ・ド・シアンのピラミッド型スタッズと、メドールをモチーフにしたセンターリングを組み合わせたデザインが特徴のベルトです。このユニークなデザインは、ブレスレットコレクションでも展開されており、多くの愛好家から支持を集めています。
素材には上質なヴォー・エプソンを基調としながら、カジュアルなデニム素材も取り揃えており、スライド式の採用により60cmから100cmまでの幅広いサイズ調整が可能となっています。さらに、ベルトとブレスレットをメドールモチーフで統一することで、エルメスならではの洗練されたコーディネートを楽しむこともできるでしょう。
4-6.アンディ
出典:Hermès
アンディは、ヴォー・スイフトのブラックレザーとメタル金具を組み合わせた、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴のベルトとなっています。一見してエルメスのアイテムとは気づきにくいため、控えめにブランドを主張したい方に適したアイテムです。
このベルトにはポリッシュ仕上げが施されており、エルメスならではの確かな品質と細部へのこだわりが感じられます。ポリッシュ仕上げとは、職人が丁寧に表面を磨き上げ、レザーの傷や汚れを取り除く技法を指します。洗練された佇まいのため、フォーマルな場面でも違和感なく使用できる一本です。
4-7.リヴァージュ
出典:Hermès
エルメスを代表するシルバーアクセサリーとして知られるシェーヌダンクルのリンクデザインを、現代的に再解釈してバックルに採用したのがリヴァージュです。ブレスレットやピアスなど、シェーヌダンクルの他のアクセサリーと組み合わせることで、統一感のあるコーディネートを楽しむことができます。
レザー部分には上質なヴォー・スイフトやヴォー・エプソンを採用し、リバーシブルで使用できる実用性を備えています。豊富なカラーバリエーションに加え、バックルもシルバー、ゴールド、ピンクゴールドから選べることで、様々なスタイリングに対応することができるでしょう。洗練された存在感と、女性らしい柔らかさを兼ね備えた魅力的なモデルとなっています。
4-8.ポップH
出典:Hermès
エルメスの頭文字「H」をベルトループにあしらったメタルシグニチャーが特徴的なポップHは、幅15mmの細めのベルトです。同じく「H」モチーフを使用したコンスタンスのバックルと比べると、より控えめな印象を与えます。そのため、さりげなくエルメスらしさを演出したい方に適したモデルとなっています。
デザインは、ベルトと同色のメタルシグニチャーを採用したモノカラータイプと、異なる色を組み合わせたバイカラータイプの2種類が展開されており、それぞれが異なる表情を見せてくれます。この2つの異なるデザインから選べる楽しみも、このモデルの魅力となっているのです。
4-9.セリエ
セリエは、丸いモチーフに「HERMES PARIS」の刻印が施されたモチーフが特徴のレディースベルトです。このモチーフは指輪や時計などのジュエリーコレクションにも採用されており、エルメスを象徴するデザインとして長年愛されてきました。シンプルな中にも品格が漂うデザインに加え、豊富なカラーバリエーションを取り揃えることで、様々なスタイリングに対応することができます。
4-10.エブリン
エルメスの代表的なレザーバッグであるエブリンのデザインを受け継いだベルトは、存在感のある大きめのバックルが印象的です。Hの文字とそれを囲む丸いフォルムにパンチング加工を施したデザインは、バッグの特徴を忠実に表現しています。エブリンバッグ自体の希少性と人気の高さから、このベルトも多くの支持を集めています。
コンスタンスやポップHと同じく、「H」のモチーフを採用していますが、個性的な印象を与えるモデルとなっています。
4-11.エリタージュ
出典:Hermès
乗馬用具の「あぶみ」をモチーフにしたバックルデザインを特徴とするエリタージュは、馬具工房としての歴史を持つエルメスの伝統を今に伝えるベルトです。シンプルながらも繊細な曲線を活かしたデザインにより、優美な雰囲気を演出することができます。上質なレザーを使用したベルト本体はリバーシブル仕様となっており、豊富なカラーバリエーションと相まって、様々なスタイリングに対応できる実用性の高いアイテムとなっています。
4-12.カヴァリエール
出典:Hermès
カヴァリエールは、乗馬用具の「あぶみ」のフォルムを表現したバックルを特徴とするレディースベルトです。バックルの縁に刻まれたエルメスの刻印が、さりげない高級感を演出しているのも特徴的です。
13mmと24mmの2種類のベルト幅で展開されており、レザーとバックルのカラーバリエーションも豊富に取り揃えられています。また、リバーシブルで使用できる実用性を備えているため、日常使いからフォーマルなシーンまで、幅広いスタイリングに対応することができるでしょう。
4-13.ミニ・クルー
出典:Hermès
ミニ・クルーは、犬の首輪から着想を得たクルー・メドールのデザインを、細いメタリックでベルトループに仕上げたレディースベルトです。幅20mmのヴォー・スイフトレザーを使用しており、繊細かつ上品さを特徴としています。ブランドのシグニチャーを取り入れながらも、一見してエルメス製とは気づきにくいデザインのため、ブランド色を控え目にしたモデルを探している方におすすめです。
4-14.ルリ
出典:Hermès
ルリは、エルメスの代表的なデザインであるシェーヌダンクルのコマを横長にアレンジしたバックルが特徴のレディースベルトです。幅13mmの細身のベルト、豊富なカラーバリエーションに加え、リバーシブルで使用できる実用性を兼ね備えており、様々なスタイリングに対応することができます。このデザインはブレスレットやバレッタなどのアクセサリーラインでも展開されており、安定した需要があります。
5.エルメスのベルトはダサい?
出典:Hermès
エルメスのレディースベルトは、世界的に高い人気を誇るブランドアイテムです。定番カラーや人気モデルでは入手困難なものも多く、希少価値の高さがうかがえます。一方で「エルメスのベルトはダサい」という声も聞かれることがあり、その背景について考察します。
このような評価が生まれる要因のひとつに、エルメスを象徴する「H」のバックルに対する印象があります。ハイブランドであるエルメスの大きな「H」バックルが、過度な富のアピールに映る場合があり、そのような見栄を感じさせる印象がマイナスの評価につながっているようです。
また、エルメスのベルトと他のアイテムとのコーディネートにおける違和感を指摘する声もあります。高級ブランドのベルトに対して、全体的なスタイリングのバランスが取れていない場合、そのギャップが違和感を生む原因となっているといえるでしょう。
このように、エルメスのベルトに対する評価はさまざまですが、ハイブランドのアイテムを身につける際には、全体的なコーディネートとの調和が重要だと考えられます。ただし、ファッションは個人の自由な表現方法であり、他者の評価にとらわれすぎる必要はありません。自分らしさを大切にしながら、エルメスのアイテムを心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。
6.伝統あるエルメスのベルトはバリエーション豊富で魅力的
エルエスが展開する数多くのベルトの中から、特に人気の高いレディースベルトを14点厳選して解説しました。エルメスのベルトは、カラーバリエーション豊かで、リバーシブルタイプも充実しており、幅広い選択肢があります。また、最高品質のレザーを使用し、ブランドの伝統が感じられるシグニチャーデザインを取り入れたモデルの展開も、エルメスならではの大きな魅力です。
伝統と熟練の職人技術が継承されたエルメスのベルトは、これからも多くの方々から支持され続けることでしょう。本記事では、エルメスのベルトの仕様や、選び方についても詳しくご紹介しました。これらを参考にしていただき、あなたの理想のベルト選びにお役立ていただければ幸いです。