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2024年6月29日

24KGPは売れる?価値の付くアイテムや純金との違いについて解説

金・貴金属について

金製品で「K24GP」という刻印を目にしたことがある方も多いと思います。

純金(K24)や貴金属(K18、K22など)とは違う刻印であることから、本当に価値があるのか疑問に思っているのではないでしょうか?

この記事では、K24GPの意味や特徴、価値について詳しく解説していきたいと思います。K24GPを良い状態で保つためのお手入れ方法もご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

1.24KGPとは『金メッキ』であることを示している。

24KGPとは金メッキが施された製品のことを指します。
見た目は純金と似ていますが、素材が異なるため耐久性や価値が純金とは異なります。

この章では、24KGPの基本的な特徴と純金との違いについて詳しく解説していきたいと思います。

1-1.GPの意味

「GP」とは「Gold Plated」を意味しており、製品の表面に金の薄い層を施した金メッキのモノであるということを示しています。

この加工により、金メッキで作られた製品は純金のような輝きをもつことができますが、内部の素材は真鍮などの貴金属とは異なるため、耐久性や価値が変わります。

金メッキの厚さはそれぞれの製品によって異なりますが、通常は非常に薄い層を張っている事が多いです。メッキの厚さが増すと見た目の美しさが増すとともに耐久性も向上しますが、製造するときのコストも上がるため、製品の価格に影響します。

金メッキのメリットは純金の高価な特性を持ちながら手頃な価格で購入できることが挙げられます。ジュエリーなどの製品に高級感を与えつつ、コストを抑えるために広く使用されています。ただし、メッキは摩耗や擦れに弱い素材のため、日常的な使用での注意が必要です。

GPと刻印されたメッキ製品を選ぶ際には刻印を確認し、メッキの品質についても理解しておくことが大切です。

1-2.純金(24K)との違い

純金(24K)は99.9%以上の金を含む金属で、その美しい輝きと耐腐食性が特徴です。非常に柔らかく加工が難しいため、ブランドジュエリーには18金や22金などの合金を使用されることが多いです。純金の価値は金の純度に基づいており、市場での需要や価格変動にも影響されます。

一方、24KGPは、表面に24金の薄い層をコーティングした製品です。
見た目は純金に似ていますが、内部の素材が違うことから耐久性や価値も純金とは大きく異なります。金メッキ製品は手頃な価格で純金のような外観を楽しめるため人気がありますが、メッキが剥がれやすいという欠点もあります。

また、24KGPは純金のような投資価値はなく、ジュエリーとしての魅力に重きを置いています。例えば、有名なハイブランドのルイヴィトンやシャネルなどのジュエリーは、メッキで作られていることも多いです。

金メッキの購入の際は、製品の目的や予算に応じて、純金と金メッキ製品の違いを理解し、適切に選ぶことが大切です。

2.24KGPは売れるの?価値が付きやすいアイテムの3つの特徴。

24KGPのアイテムを持っている方なら、その価値や売却の可能性について気になるかもしれません。

金メッキ製品は純金と比べて市場価値が低いことが多いですが、特定の特徴を持つアイテムは高値で取引されることがあります。

ここでは、24KGP製品の中でも特に価値が付きやすい3つの特徴について解説していきたいと思います。これらのポイントを知っておくことで、売却時に有利になる可能性があります。

2-1.ブランドネームの高いジュエリー

ブランドネームの高いジュエリーは、24KGP製品でも特に価値が高く評価されることがあります。有名ハイブランドが製造したアイテムはデザインや品質の信頼性に加え、そのブランドの歴史や存在感、そして信頼感がプラスに働く傾向にあります。こうしたブランドのジュエリーはコレクターズアイテムとしても人気があり、中古市場でも高値がつきやすいです。

ブランドの知名度や評判が高いほど、そのジュエリーには独自の価値が生まれます。限定モデルや特別な舐めの付いたコレクションで展開された金メッキのアイテムは特に高い需要があります。

デザインの美しさだけでなく、ブランドの象徴としての価値も持っているのです。特に人気ブランドのジュエリーは、年月が経ってもその価値が衰えず、むしろプレミアム価格で取引される可能性もあります。

ブランドジュエリーを保有している場合、売却の際はブランドの価値をしっかりと伝えることで、より良い条件で取引できる可能性が高まります。正規の付属品や保証書が揃っていると、さらに買取価格が上がることがありますので、大切に保管しておくことをおすすめします。

2-2.デザイン性が高い

24KGPで作られたモノの中でも、デザイン性が高いジュエリーは特に魅力的です。

洗練された独自性のあるデザインで作られた金メッキの製品は、購入する人の目を惹きやすく中古市場でも高い人気を誇る可能性が高いです。トレンドを意識したデザインであったりクラシックで普遍的なスタイルで作られたアクセサリーなどであれば、幅広い層に支持され二次柳津でも高値がつく傾向があります。

さらに、細部にこだわった装飾や独自の技術を用いたデザインは、ジュエリーの魅力をさらに引き立てます。こうしたデザイン性の高さは、個性を求めるコレクターやジュエリーファンの間で人気があり、希少性も相まって市場価値が高まる要因となります。

金メッキで作られたジュエリーのデザインは背景にある物語や歴史も含めて価値を高めます。例えば、有名なデザイナーとのコラボレーションや限定版のデザインは、特別な魅力を持つことから多くのファンを惹きつけます。

このようなジュエリーを所有している場合、売却時にそのデザインの特徴をしっかりと説明することで、より高い評価を受けることができるでしょう。デザインの価値を最大限に活用し、製品を魅力的に見せることが大切です。

2-3.ダイヤや宝石が付いている

ダイヤや宝石が付いている24KGPのジュエリーは、特に高い価値を持つことがあります。

これらの宝石が付いていることによって、金メッキで作られていてもジュエリーの美しさと輝きが引き立てられ、全体の印象を華やかにします。ダイヤや色石はカットの美しさ、カラーの濃淡、内部の綺麗さによって評価がことなるので、高品質の宝石が使用されている場合は買取価格にも大きな影響を与えます。

さらに、宝石の配置や組み合わせが独創的であると、ジュエリー自体のデザイン性が高まり、購入者にとって特別な魅力となります。希少な宝石や独特なデザインが施されたものは、コレクターや宝石愛好家の間で人気が高くプレミア価格で取引されることがあります。

また、宝石付きのジュエリーは、身に着ける人の個性を表現するアイテムとしても評価されることも多いです。宝石の品質が高いものであれば、買取業者に対して製品の価値をアピールできるので、より高い値段で売ることが期待できます。

宝石の魅力を最大限に活用し、金メッキで作られたジュエリーの価値を引き出しましょう。

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3.24KGPは純金の可能性がある?見分けるポイント4選

24KGPのジュエリーを手にしたとき、その見た目に惑わされて純金と勘違いすることもあるかもしれません。

しかし、24KGPは金メッキであるため、純金とは異なる特性を持っています。

ここでは、純金かどうかを見極めるための4つのポイントをご紹介します。これらの方法を使えば、確実に製品の価値を見分ける手助けになるでしょう。

3-1.刻印をチェックする

金製品に施されている刻印は、24KGP製品を識別するための重要な手がかりとなっています。

一般的に、金メッキ製品には「GP」や「24KGP」といった刻印が施されており、これがメッキ加工であることを示しています。一方、純金製品には「24K」や「999」といった刻印が見られ、金の純度がどのくらいなのかを確認することができます。

金製品の刻印を確認する際は、製品の内側や留め具の部分をしっかりとチェックしましょう。小さな刻印が施されていることが多いため、ルーペや拡大鏡を使うと確認しやすくなります。

特に高価なジュエリーの場合、刻印が不明瞭だったり、そもそも嘘の刻印がされていることもあります。信頼できる買取店に相談することで正確な評価を受けることができますので、不安な方は買取店に持ち込んで正確な判断をもらうようにしましょう。

刻印のチェックは購入時と売却時の両方で非常に重要なステップであり、製品の価値を見極めるために欠かせないモノとなっています。

3-2.重さを測る

重さを測ることは、24KGP製品と純金を見分ける重要な方法です。

純金は非常に密度が高く、同じサイズの金メッキ製品と比較してかなり重く感じられます。一方、24KGP製品は内部に別の素材が使われているため、見た目の割に軽いことが多いです。手で持っただけで判別がつく事もあります。

もし軽すぎると感じる場合は金メッキ製品である可能性が高いです。
特に指輪やネックレスのようなジュエリーでは、この方法が非常に効果的です。

重さの違いを確認することで24KGPと純金の違いを見極める手助けになりますが、正確な判断には他のポイントも活用してみることをおすすめします。製品の形状やデザインによっても重さは変わるため、他の見分け方も合わせて使うことが大切です。

3-3.磁石を近づける

磁石を使って24KGP製品を確認する方法は簡単で効果的です。

純金は磁石にくっつかない性質を持っていますので近づけても反応しませんが、24KGP製品は内部の素材に磁性を持つ金属が含まれている場合があるので、近づけると磁石にくっつく可能性が高いです。

磁石に近づけて反応があれば、鉄やニッケルなどの磁性金属が内部に使用されている可能性が高いです。ただし、真鍮や銅、銀などの素材だと磁石に付かないので、注意が必要です。

この方法は手軽に試せるのでK24KGPと純金の違いを判断する際に便利です。しかし、磁石に反応しない場合でも、非磁性の合金が使われている可能性があるため、必ずしも純金であるとは限りませんので、他の見分け方も活用して判断するようにしましょう。

磁石テストは、家庭でも手軽に行える方法の一つとして覚えておくと役立ちます。特に、初めて購入したジュエリーや買取を考えている製品の真贋を確認する際に有用です。

3-4.判断が付かない場合は買取店(エステメ)で査定!

もし、24KGPか純金か判断が難しい場合は、専門の買取店で査定を受けるのが最も確実です。買取店では専門的な機器や知識を持つスタッフが、製品の材質や価値を正確に評価してくれます。自分での判断が難しい場合や、より詳しい情報を得たいときはプロの意見を仰ぐことが賢明です。

また、査定を受けることで製品の真贋や市場価値を知ることができますので、売却を検討する際の参考になります。

弊社エステメでは、金製品の買取を強化しております。もしお手持ちの金製品が何かわからなかった場合や、ブランドジュエリーなどをお持ちの場合は弊社エステメに査定申し込みをお願いいたします!知識豊富な鑑定士が金製品や時計、ブランド品までご案内させていただきます!

ご不要なお時計、ブランドバッグ等ございましたらぜひ一度お問い合わせください!

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4.金メッキ製品を売る時には状態が命!お手入れポイント3選

金メッキ製品をより高値で売るためには、状態が非常に重要です。

しっかりとお手入れをすることで、商品の見た目や輝きを保ち、その価値を最大限に引き出すことができます。

・強くこすらないようにする
・汚れはこまめに拭き取る
・ガンコな汚れは中性洗剤を使用する

ここでは、金メッキ製品を良好な状態に保つための簡単なお手入れポイントを3つご紹介していきたいと思います。これらの方法を実践して、製品の魅力をキープしましょう!

4-1.強く擦らないようにする

金メッキ製品のお手入れで特に大切なのは、表面を強く擦らないことです。

金メッキは非常に薄く摩擦に弱いため、強く擦るとメッキが剥がれたり傷がついたりする可能性があります。こうしたダメージは金メッキ製品の外観や価値を大きく損なうことになります。

お手入れを行う時には柔らかい布や眼鏡拭きなどの摩擦が少ないものを使用し、優しく拭くことを心掛けましょう。また、研磨剤や硬いブラシの使用は避けてください。細かい装飾やデザインが施された部分は非常にデリケートです。こうした箇所に汚れが溜まった場合でも、軽く押さえるように拭くと良いでしょう。

汚れを見つけたときだけでなく、日常的に優しく拭いてあげることで金メッキの輝きを保ち、製品を長持ちさせることができます。このように、丁寧に扱うことでメッキ製品の価値を維持し、見た目の美しさを保つことができるのです。

4-2.汚れはこまめに拭き取る

金メッキ製品の美しさを保つためには、汚れをこまめに拭き取ることが重要です。

日常的な使用で皮脂や汗、化粧品の成分が付着することによってメッキが変色したりくすんだりすることがあります。こうした汚れは放置するとみるみるうちに蓄積され、見た目の美しさが損なわれる原因になります。。。

アクセサリーを外した後は、その日の汚れをしっかり拭き取る習慣をつけると良いです。また、拭く際には細かい部分まで丁寧にケアすることが大切です。しつこい汚れがある場合は少量の水を含ませた布で優しく拭き、乾燥させることをおすすめします。

定期的にお手入れを行うことでメッキの輝きを保ち、製品の寿命を延ばすことができます。このような細やかなケアが製品の見た目を維持し、買取時に高く売るためのポイントにもなります。

大切なジュエリーを美しく保つために、ぜひこまめなお手入れを心掛けてください!

4-3.ガンコな汚れは中性洗剤を使用する

金メッキ製品にガンコな汚れがついてしまった場合は、中性洗剤を使用すると効果的です。

少量の中性洗剤をぬるま湯に溶かし、柔らかい布やスポンジに含ませて、優しく汚れを拭き取ります。強く擦らず、丁寧に作業することが大切です。

この方法は、ガンコな皮脂汚れやメイクの残留物を取り除くのに適しています。ぬるま湯でしっかりと洗剤を洗い流し、柔らかい布で水分をしっかりと拭き取って乾燥させます。特に、装飾の細かい部分は水分が残りやすいため注意が必要です。

中性洗剤を使用することで製品の輝きを取り戻し、見た目を良好に保つことができます。
ただし、頻繁に使用するのではなく、あくまで必要なときに限定して行うことでメッキ層を傷めるリスクを最小限に抑えましょう。

この方法を適切に活用し、大切なジュエリーを長持ちさせてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、24KGPは売れるのか。高く売れる製品は一体何なのかについて解説していきました。

24KGPは金メッキという純金とはまた違った素材ではありますが、ブランド価値やデザインで値段が大幅に変わってくるモノとなっています。

大切なジュエリーをより長く、美しく楽しむために、ぜひ今回紹介したお手入れの内容や高く売るコツなどを活用して頂けたら幸いです。適切なケアと知識を持つことで、24KGP製品の魅力を最大限に引き出すことができますので、大切に扱って素敵なジュエリーライフをお楽しみください。

皆さんにとっての参考になっていれば幸いです。

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