2025年3月02日
婚約指輪は売れる?高く売れるブランド・高価買取のコツ・買取相場をご紹介!
ジュエリー
金・貴金属について
結婚の節目に贈られた婚約指輪は、箱を開けた瞬間のきらめきや、指に通されたときの温もりまで思い出させてくれる特別な存在です。けれど、時の流れとともに身に着ける機会が減ったり、生活の中で保管したままになっている人も少なくありません。そんなとき「この指輪、手放したらいくらになるんだろう」とふと考えることはありませんか。
実は婚約指輪は、素材や宝石、ブランドによっては驚くほどしっかりと評価されます。もちろん、購入時の価格そのままというわけにはいきませんが、ちょっとした知識があれば納得できる金額で売却できる可能性は十分にあります。
この記事では婚約指輪の売却の参考となる情報をまとめてみましたので、皆様のご参考となれれば幸いです。
目次
1.【結論】婚約指輪は買取可能!
婚約指輪は問題なく売ることができます。プラチナや金といった貴金属は地金としての価値があり、さらにダイヤモンドなどの宝石部分も評価の対象となります。ブランド品であれば、その名前自体が査定額を押し上げる要因になることもあります。
また、イニシャルや記念日等の刻印が入っている場合でも問題ありません。買取価格は新品購入時と比べて下がるのが一般的ですが、素材や宝石の品質、デザインの需要によっては高額査定につながるケースも少なくありません。特に人気ブランドや状態の良いものは、市場でも安定した需要があるため、思った以上の価格が提示される可能性があります。
2.婚約指輪の買取価格は素材と宝石で決まる
婚約指輪の査定額は、見た目の美しさだけで判断されるわけではありません。使われている金属の種類や純度、そして中央にあしらわれたダイヤモンドや宝石の品質が大きく関わってきます。
どんなにデザインが素敵でも、素材の価値や評価基準を知らなければ、本来の価格を見落とすことにもなりかねません。ここからは、買取の現場で実際にチェックされるポイントを素材ごとに見ていきましょう。
2-1.プラチナ
落ち着いた白色の輝きと、酸化や変色に強い性質を持つプラチナは、婚約指輪で特に好まれる素材です。産出量が少なく希少なため、買取市場でも安定した需要があります。リング内側に「Pt900」や「Pt950」といった刻印があれば、それが純度を示す目安となり、純度が高いほど評価も高くなる傾向です。
2-2.金(K18・K14など)
金(ゴールド)は、歴史を通じて価値保存の手段としても用いられてきた貴金属です。婚約指輪に使用される金は、純金(24K)では柔らかすぎるため、通常は18K(含有率75%)や14K(含有率58.5%)といった合金が用いられます。金の色は、合金に使われる金属の種類によって、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ローズゴールドなど様々です。金製の婚約指輪の価値は、金の純度、重量、そして金の市場価格によって決まります。金価格は市場で日々変動するため、売却を考える際には現在の市場価格を確認することが重要です。
2-3.シルバー
シルバー(銀)は、プラチナや金に比べて手頃な価格でありながら、高い輝きと美しさを持つ素材です。シルバー製の婚約指輪は、比較的低価格でありながらも、独特の温かみと輝きを提供します。しかし、シルバーは他の貴金属に比べて柔らかく、変色しやすい性質があります。シルバー製の婚約指輪の買取価格は、プラチナや金に比べて低めですが、デザインやブランド、アンティーク価値などによっては、価値が高まることもあります。シルバーの価値は、純度(一般的には925スターリングシルバーが多用されます)と市場価格、そして製品の状態によって決定されます。
2-4.ダイヤモンドの評価基準(4C)
ダイヤモンドの価値は、国際的に認められた「4C」という基準で測られます。
・カラット(重さ)
・カラー(色の無色度)
・クラリティ(内部の傷や内包物の少なさ)
・カット(光の反射を最大限に生かす形や仕上げ)
これら4つのバランスが良いほど評価が高くなります。鑑定書があれば品質の裏付けとなり、査定がスムーズに進むだけでなく、金額面でも有利になる可能性があります。
3.婚約指輪が高く売れる人気ブランド5選
婚約指輪の価値は素材や宝石だけでなく、ブランドの知名度や信頼度によっても大きく左右されます。特に世界的に名を馳せるハイジュエラーは、中古市場でも安定した需要があり、買取額が高くなりやすい傾向があります。
ここでは、査定で有利になりやすい5つのブランドを紹介します。
3-1.カルティエ
「王の宝石商」と呼ばれるカルティエは、1847年にフランス・パリで創業しました。婚約指輪の定番として知られる「ソリテール 1895」や「トリニティ」などは、時代を超えて愛され続けています。
カルティエはプラチナをジュエリーに本格的に採用した先駆けとしても有名で、当時は革新的な試みでした。ブランド名だけでも市場価値を押し上げる力があり、デザインや宝石の質に加えて、その歴史と信頼感が査定額を高めます。購入時の箱や保証書が揃っていれば、より良い条件での売却が期待できます。
3-2.ティファニー
アメリカ・ニューヨークで1837年に創業したティファニーは、世界的に有名なジュエラーのひとつです。特に「ティファニー セッティング」は、ダイヤモンドを6本の爪で高く留め、光を最大限に取り込むことで輝きを強調する画期的なデザインでした。20世紀初頭から変わらないこの製法は、今も婚約指輪の代名詞となっています。
ティファニーは独自のダイヤモンド基準を持ち、厳しい品質チェックを通過した石のみを使用。0.3カラット以上のモデルは特に人気が高く、付属品が残っていれば査定で有利に働きます。
3-3.ハリーウィンストン
1932年にニューヨークで創業したハリーウィンストンは、世界中の王室やセレブリティから絶大な支持を受けてきました。「キング・オブ・ダイヤモンド」の異名通り、選び抜かれた最高品質の石だけを使用する姿勢は創業以来変わりません。
ダイヤの研磨やセッティングはすべて職人の手作業で行われ、宝石の美しさを最大限引き出します。映画のアカデミー賞授賞式でもジュエリーを提供しており、その華やかなイメージがブランド価値を高めています。希少性の高さから、買取市場でも安定して高額査定が狙えるブランドです。
3-4.ヴァンクリーフ&アーペル
1906年、フランス・パリのヴァンドーム広場で誕生したヴァンクリーフ&アーペルは、自然や花をモチーフにした詩的なデザインで知られます。代表作「アルハンブラ」はクローバーを象った幸運のモチーフで有名ですが、婚約指輪も優美な曲線と繊細な細工が特徴。職人技を駆使したセッティングは、日常でも着けやすい軽やかさを持ちつつ、気品を漂わせます。
世界五大宝飾店「グランサンク」に名を連ねることからも、その地位の高さは明らか。希少性と芸術性の両面で評価されるブランドです。
3-5.ブルガリ
1884年にイタリア・ローマで創業したブルガリは、大胆なデザインと色彩豊かな宝石使いで知られています。婚約指輪では、独自のカットやセッティングで石の存在感を際立たせるモデルが多く、他ブランドとは一線を画す個性があります。
ブルガリは古代ローマ建築やモザイクアートから着想を得たデザインが多く、そのストーリー性も魅力のひとつ。買取市場では、ジュエリーとしての完成度とブランド力が相まって高い評価を受けます。
4.婚約指輪を高く売るための3つのコツ
同じ婚約指輪でも、売却額には大きな差が出ることがあります。その差を生むのは、売りに出すタイミングや準備の有無、そして日々の扱い方です。ほんの少し意識を変えるだけで、査定額が数千円から数万円単位で変わることも珍しくありません。
ここでは、買取価格を引き上げるために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
4-1.金・プラチナ相場を見て売るタイミングを選ぶ
金やプラチナは国際相場によって価格が日々変動します。例えば金価格は世界情勢や為替レートの影響を受けやすく、短期間で大きく動くこともあります。
相場が高い時期に売却できれば、それだけで査定額が上乗せされる可能性が高まります。最近ではスマートフォンでリアルタイム相場を確認できるサービスも増えているため、売却前には必ずチェックしておきたいところです。
4-2.鑑定書や保証書など付属品を揃える
ダイヤモンドの鑑定書やブランドの保証書は、指輪の品質や真贋を証明する大切な書類です。これらが揃っていると査定がスムーズになるだけでなく、信頼性が高まり買取額の上昇につながります。
購入時のケースや外箱も、ブランド品であれば付加価値として評価されることがあります。もし手元に残っていない場合でも、探せば意外と見つかることもあるため、売却前に確認しておくと安心です。
4-3.日頃のお手入れで美しさを保つ
普段からリングをきれいに保っておくことは、高く売るための重要な準備です。皮脂やホコリが付着したままだと宝石の輝きが鈍り、査定時の印象も下がってしまいます。柔らかい布でこまめに拭くほか、可能であれば購入したブランドや専門店でのクリーニングを利用するのも効果的です。保管の際は他のジュエリーと接触しないよう個別にしまうことで、小傷を防げます。
5.婚約指輪の売却は買取業者選びが重要
婚約指輪を納得のいく価格で売るためには、査定額の高さだけでなく「信頼できる業者かどうか」も重要なポイントです。同じ指輪でも、店舗によって提示額や対応の丁寧さに大きな差が出ることがあります。安心して取引するために、チェックしておきたい3つの基準を見ていきましょう。
5-1.査定基準や説明が明確な店舗を選ぶ
査定方法の透明性は業者選定時に重視すべきポイントです。
査定方法、価格決定の基準、買取にかかる手数料や条件など、すべてのプロセスが明確にされているかを確認しましょう。信頼できる業者は、顧客が納得できるまで丁寧に説明を行い、不明点に対して適切に回答してくれます。
5-2.宝石やブランドに詳しいスタッフがいるか確認
婚約指輪のような貴金属や宝石を取り扱う場合、専門的な知識を持つスタッフがいるかどうかも重要なポイントです。宝石の鑑定には専門的な知識が必要であり、経験豊富なスタッフであれば、指輪の真の価値を的確に評価することができます。
5-3.個人情報の管理体制もチェック
取引の安全性にも注目しましょう。個人情報の取り扱いや、取引時のセキュリティ対策が適切に行われているかを確認することが大切です。また、万が一のトラブルに備えて、業者がどのような対応を取るかも事前に確認しておくと安心です。
6.【FAQ】婚約指輪の売却に関するよくある質問
婚約指輪を手放そうと思ったとき、多くの人が同じような疑問を抱きます。刻印があっても売れるのか、ブランド名がないと価値はつかないのか、そもそも売ることは失礼にあたらないのか——。ここでは、特に相談が多い3つの質問にお答えします。
6-1.イニシャル刻印があっても売れる?
はい、イニシャルや日付などの刻印が入っていても、多くの場合は買取可能です。地金や宝石の価値は刻印の有無に左右されないため、査定額への影響は限定的です。刻印を気にする場合は、業者によっては削ってから再販することもあります。ただし、特殊なデザインで刻印が目立つ場合は、査定額がやや下がることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
6-2.ノーブランドでも値段は付く?
ブランド物ではない場合でも、素材や宝石の価値に応じて査定額は提示されます。プラチナや金は地金としての価格があり、ダイヤモンドやその他の宝石も品質次第で評価されます。ブランド品に比べると買取額は低めになりがちですが、状態が良ければ十分な価格になるケースもあります。素材や石の価値をきちんと見極めてくれる業者を選ぶことが大切です。
6-3.婚約指輪を売ることは非常識?
婚約指輪を売却することは、決して非常識ではありません。ライフスタイルの変化や資金の必要性など、売る理由は人それぞれです。むしろ、使わずに眠らせておくよりも、必要としている人の手に渡ることで新たな価値が生まれます。大切なのは、自分が納得できる形で手放すこと。後悔しないためにも、しっかりと情報を集めて判断しましょう。
6-4.婚約指輪の買取相場はいくらですか?
婚約指輪の買取相場は重量やデザイン、ブランドによって異なります。金やプラチナの買取相場は日々変動しているので、明確に断言することはできませんが、昨今では金相場の価格高騰に伴い、K18やK14が使用された婚約指輪は高価買取が期待できます。加えてダイヤモンドにもしっかりと価値があるので、4Cが高評価のダイヤモンドが使われている場合、更に高く売ることができます。
7.婚約指輪の買取ならブランド買取店「ESTIME/エステメ」がおすすめ

婚約指輪や結婚指輪の売却をお考えなら、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にお任せください。エステメでは、婚約指輪をはじめとする貴金属やジュエリー、宝石の買取に力を入れており、相場と市場価値を正確に見極めたうえで適切な査定額をご提示しています。
エステメには、貴金属やジュエリーの取り扱い経験豊富な査定士が多数在籍しており、買取実績も全国トップクラス。過去の取引データや現在の市場動向をふまえ、高額での買取が可能です。
また、店舗にご来店いただかなくても、「宅配買取」「出張買取」24時間受付の「LINE査定」など、ご都合に合わせた査定方法をお選びいただけます。査定だけでも歓迎ですので、「今の価値を知っておきたい」という方もぜひお気軽にご相談ください。
※査定にかかる費用は完全無料となっております。
8.まとめ
婚約指輪は、素材や宝石の価値、そしてブランドの力によってしっかりと評価されます。プラチナや金のような貴金属は相場次第で価格が変わり、ダイヤモンドは4Cの基準によって査定額が左右されます。さらに、カルティエやティファニーなどの人気ブランドであれば、市場での需要が高く、高値での売却が期待できます。
売却を考える際は、相場を見極める、付属品を揃える、日頃からお手入れをするなど、ちょっとした工夫が査定額アップにつながります。そして、信頼できる買取業者を選ぶことが何より大切です。
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