2026年3月21日
【2026年最新版】ブシュロンの値上げ情報|過去の価格推移や今後の予想
ジュエリー

パリの五大宝飾店として知られるブシュロン。1858年の創業以来、独創的でタイムレスな輝きを放ち、世界中の人々を魅了し続けています。特に4つのコードが調和する「キャトル」は、自分らしさを表現する一生モノのジュエリーとして絶大な人気を誇ります。
そんなブシュロンは、昨今の世界情勢や原材料の高騰を受け、2026年2月4日に価格改定を実施しました。憧れのアイテムを手に入れるタイミングに、迷いを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、2026年の最新価格や過去の推移、少しでも安く購入する方法などを詳しく解説します。納得のいく買い物のヒントとして、ぜひ参考にしてください。
目次
1.ブシュロンは2026年2月4日に値上げを実施!

今回の改定では、ブランドを象徴する定番アイテムを中心に、平均して約8%の値上げが行われました。昨今のハイブランドにおける値上げラッシュは、購入を検討している方にとって非常に大きな関心事ですが、今回の価格改定もまた、憧れのアイテムをいつ手に入れるべきかを判断する重要な節目となりました。
ここでは、具体的にどのアイテムがいくら上がったのか、主要なコレクションごとに新旧価格を比較しながら詳しく見ていきましょう。
1-1.キャトルの値上げ

ブシュロンの代名詞ともいえる「キャトル」は、異なる4つの彫金が織りなす唯一無二のデザインが魅力です。今回の価格改定では、比較的手に取りやすい単色モデルから、贅沢にダイヤモンドをあしらったハイエンドモデルまで、約5%〜10%の幅で値上げが行われました。
特に注目したいのは、キャトルのなかでも入門編として人気の高い「クルドパリ」や「グログラン」です。これらは地金の高騰がダイレクトに反映され、10%近い上昇率となっています。
| 商品名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額(値上げ率) |
| キャトル クルドパリ リング スモール イエローゴールド |
188,100円 | 204,600円 | 16,500円 (約8.8%) |
| キャトル グログラン リング スモール | 266,200円 | 292,600円 | 26,400円 (約9.9%) |
| キャトル ラディアント ダイヤモンド リング ハーフ | 869,000円 | 913,000円 | 44,000円(約5.1%) |
| キャトル ラディアント ダイヤモンド リング ラージ | 1,887,600円 | 2,059,200円 | 171,600円(約9.1%) |
| キャトル クラシック ペンダントスモール | 583,000円 | 616,000円 | 33,000円(約5.7%) |
1-2.ファセットの値上げ

ファセットは、ダイヤモンドのファセット面を模した幾何学的なカッティングが特徴で、マリッジリングとして絶大な支持を得ています。プラチナの重厚感と光の反射が美しいこのシリーズも、今回の改定で約6%〜8%の価格引き上げとなりました。
マリッジリングはペアで購入することが多いため、1本あたりの値上げはわずかに感じられても、2人分合わせると5万円以上の予算増になるケースが珍しくありません。検討中の方にとっては、この数パーセントの差が大きな影響を与える結果となっています。
| 商品名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額(値上げ率) |
| ファセット リング ミディアム プラチナ | 338,800円 | 358,600円 | 19,800円(約5.8%) |
| ファセット 3ダイヤモンド プラチナリング | 407,000円 | 440,000円 | 33,000円(約8.1%) |
1-3.その他アイテムの値上げ

守護や永遠の愛を象徴する「セルパンボエム」や、パリの広場を冠した「ヴァンドーム リズレ」など、ブシュロンが誇る他の名品たちも大幅に値上がりしています。なかでも「セルパンボエム ペンダント スモール」は、今回10.3%という高い値上げ率を記録し、ついに100万円の大台を超えました。
| 商品名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額(値上げ率) |
| セルパンボエム リング スモール | 360,800円 | 385,000円 | 24,200円(約6.7%) |
| セルパンボエム ペンダント スモール | 957,000円 | 1,056,000円 | 99,000円(約10.3%) |
| ヴァンドーム リズレ ソリテール リング | 1,227,600円 | 1,333,200円 | 105,600円(約8.6%) |
2.ブシュロンの過去の値上げ推移
憧れのジュエリーを手に入れる計画を立てる際、過去にどのようなタイミングで価格改定が行われてきたかを知ることは、今後の買い時を見極めるための重要な手がかりとなります。ブシュロンの近年の価格推移を振り返ると、世界情勢や経済環境の変化に合わせ、戦略的な調整が行われてきたことが見て取れます。
ここでは、価格上昇の勢いが加速し始めた2022年からの動向を解説します。
2-1.2022年の値上げ:2月・7月
2022年は、ブシュロンを含む多くのハイブランドにとって、価格設定が大きく動いた転換期といえます。この年、ブシュロンは2月と7月の計2回、大規模な価格改定を実施しました。
特に7月の改定は、急速に進行した円安の影響を強く受けたものでした。フランス・パリの本店と日本国内の価格差を是正するため、数パーセントから、アイテムによっては10%近い大幅な引き上げが行われたのです。「いつかは」と考えていたファンの方々にとって、この「年に2回」というハイペースな値上げは、大きな衝撃を与えることとなりました。
2-2.2023年の値上げ:2月・7月
前年の勢いは衰えることなく、2023年も同様に2月と7月に価格改定が行われました。この年を経て、ブシュロンにおける「年に2回の価格見直し」というサイクルは、ユーザーの間でも一つの定石として認識されるようになります。
改定の背景には、依然として不安定な為替相場に加え、物流コストやエネルギー価格の上昇といった世界的なインフレの影響がありました。単なる一時的な値上げではなく、ブランドの品質とサービスを維持するための必然的な措置として、定番の「キャトル」や「セルパンボエム」といった主要コレクションの価格が段階的に押し上げられた年でした。
2-3.2024年の値上げ:2月・7月
2024年も、前年に引き続き「年に2回の価格改定」というサイクルが維持されました。この年は、世界的なインフレの進行に加え、金(ゴールド)の市場価格が過去最高値を次々と塗り替えた時期でもあります。
2月の改定は、年度の切り替わりを前に主要アイテムの価格が数パーセント引き上げられ、7月の改定は、平均約5%、アイテムによっては10%を超える大幅な上昇が見られました。
特に、ゴールドを贅沢に使用する「キャトル」や「ジャック ドゥ ブシュロン」のボリューム感があるモデルにおいて、素材価格の上昇がダイレクトに反映される形となりました。この2年間の連続した値上げにより、ブシュロンのジュエリーは「手に入れるなら一日でも早い方がいい」という認識が、ファンの間でより一層強まった年といえます。
2-4.2025年の値上げ:2月
2025年は、過去数年の激しい上昇傾向と比較すると、やや落ち着きを見せた年でした。2月6日に実施された価格改定では、平均約3%という緩やかな引き上げに留まりました。
また、この時期の特徴として、ブランド全体の価格バランスを整えるための地域間価格調整が行われ、一部のアイテムでは価格が据え置かれたり、ごく僅かに値下がりしたりする例外的な動きも見られました。しかし、ブランド全体の価値を維持するための上昇基調は変わらず、安定した「資産価値」としての側面がより強調される結果となっています。
3.過去のブシュロン値下げアイテムと今後の値上げ予測
ハイブランドといえば「値上げ」が当たり前というイメージがありますが、ブシュロンの歴史を振り返ると、非常に珍しい「値下げ」が行われたケースも存在します。価格改定の波に翻弄されないためには、こうした例外的な動きがあることも知っておくことが大切です。ここでは、過去の値下げ事例と、気になる2026年後半の展望について解説します。
3-1.2025年には値下げしたアイテムも!
2025年2月の価格改定は、ファンにとって非常に驚きの多いものとなりました。ブランド全体では平均約3%の微増傾向にありましたが、実は一部のアイテムにおいて数パーセントの値下げが実施されたのです。
具体的な値下げ商品は、ビヴォワンヌ ソリテール リング 0.2カラット、ダイヤモンド スタッドピアス 0.3カラットなどがあります。値下げ対象のアイテムに総じた特徴的なポイントは、ダイヤモンドの大きさです。カラットが小さいものが値下げ対象となっており、0.5カラット以上のアイテムは軒並み値上げ対象となりました。
この値下げの理由は、ブシュロンによる「ビヴォワンヌ」シリーズの知名度を上げる狙いや、原材料の相場変動への対応、世界各国の価格差を是正するためなどが考えられます。
3-2.2026年、ブシュロンがもう1回値上げする可能性は?
2026年2月4日に平均約8%という大幅な値上げが行われ、過去の推移(2022年〜2024年)をみると、ブシュロンは「2月と7月」の年2回ペースで価格を改定する傾向が強いことが分かります。2025年こそ年1回の改定に留まりましたが、2026年に入り再び金相場が史上最高値を更新し続けている現状をみると、夏から秋にかけてもう一度、3〜5%程度の価格調整が入る可能性は高いと予測されます。
4.2026年もブシュロンが値上げする理由

ブシュロンの値上げが近年続いているのは、単一の要因ではなく、複数の複雑な背景が絡み合っているためです。2026年に入ってもなお上昇が止まらない主な原因は、世界的な経済情勢の変化や、ブランドが守り続けている卓越した品質の維持にあります。
4-1.原材料の高騰
ジュエリーの主軸となる「金(ゴールド)」の市場価格が、2026年に入り歴史的な最高値を更新し続けています。世界的なインフレの進行に加え、地政学的リスクの高まりを背景に、実物資産である金の需要がかつてないほど高まっているためです。ニューヨークの金先物相場では、ついに1トロイオンスあたり5,000ドルの大台を突破する局面も見られました。
ブシュロンのジュエリーは、その贅沢な地金使いと精巧な彫金が特徴であるため、原材料価格の上昇はダイレクトに製造コストへと反映されます。妥協のない品質を維持するためには、製品価格の見直しが避けられない状況となっているのです。
4-2.為替相場の影響
日本国内における価格設定には、為替相場の変動も大きな影響を及ぼしています。2026年現在も、主要通貨に対する円安基調が続いており、特にユーロ建てで取引されるフランスブランドにとっては、日本での販売価格を押し上げる直接的な要因となっています。
また、ブシュロンのようなトップメゾンは、世界中のどの国で購入しても極端な価格差が生じないよう、定期的に価格の均一化を行っています。円安によって日本の価格が海外より割安になりすぎると、ブランド価値を一定に保つための調整(値上げ)が入る仕組みになっているのです。
4-3.人件費や輸送費の高騰
ブシュロンのジュエリーが放つ唯一無二の輝きは、フランスにあるアトリエの職人たちの手によって丁寧に生み出されています。しかし、近年、こうした卓越した技術を持つ職人の確保や、次世代への技術継承にかかるコスト(人件費)が世界的に上昇しています。
また、製品をフランスから日本へと届けるための物流コストも無視できません。世界的な燃料費の高騰や、不安定な国際情勢に伴う輸送ルートの制限などにより、安全かつ迅速な国際輸送を維持するための費用が以前よりも膨らんでいます。妥協のないクオリティを維持しながら、世界中へ確実に製品を届けるための運営コストの上昇が、値上げという形で反映されているのです。
4-4.ブランドの価値を維持するため
ハイブランドにとって、価格の設定は「品質」や「格式」の象徴でもあります。定期的に価格を引き上げることは、単に利益を追及するだけでなく、ブランドの希少性とステータスを意図的に高める戦略的な意味合いも含まれています。価格を維持または向上させることで、「限られた人だけが手にできる」という特別感が生まれ、結果としてブランド力がより強固なものになるのです。
また、世界規模での価格差を是正し、ブランドの「資産価値」を守ることも重要です。購入したジュエリーが、時を経てもなお価値を保ち続けることは、手にするユーザーにとって大きな安心感となります。このように、ブシュロンとしての品格を保ち、将来にわたって価値が落ちにくい「一生モノ」としての地位を確立することが、値上げの背景にある大きな理由の一つなのです。
5.ブシュロンのアイテムはどの時期に買うべき?
「いつかはブシュロンを」と考えながらも、度重なる値上げを前に「今は高すぎるのではないか」「もう少し待てば安くなる時期があるのでは?」と悩まれる方は少なくありません。しかし、近年の価格推移と世界情勢を照らし合わせると、一つの明確な答えが見えてきます。
結論から申し上げれば、ブシュロンのジュエリーは「欲しいと思った今この瞬間」が、常に最安値であるといえます。特に2026年に入り、金(ゴールド)の市場価格が歴史的な高騰を続けている現在、購入を先延ばしにすることのリスクはかつてないほど高まっています。ここでは、いつ購入するのが最適な時期なのか、具体的に解説します。
5-1.次回の改定が発表される前に動く
過去の傾向(2022年〜2024年)から、ブシュロンは年に2回(主に2月と7月)の価格改定を行うサイクルが定着しています。2月の改定が行われた直後の現在は、次の値上げが予想される夏までの「中だるみ」の時期であり、じっくりと比較検討できる貴重なタイミングといえます。
5-2.在庫が確保されているうちに決断する
値上げの公式発表が出ると、全国のブティックには駆け込み需要が殺到します。そうなると、人気のサイズやモデルは瞬く間に完売し、再入荷を待つ間に新価格へ切り替わってしまうというケースも珍しくありません。「旧価格で買いたかったのに、在庫がなくて買えなかった」という後悔を避けるためにも、在庫が安定している時期に動くのが賢明です。
5-3.「一生モノ」としての時間を長く楽しむ
ハイジュエリーは、手に取ったその日から持ち主と共に時を刻むパートナーです。1年後に10%高い価格で購入するよりも、今手に入れて1年分長く愛用する方が、心の満足度や資産価値としての側面からも合理的といえるでしょう。
6.ブシュロンの値上げ傾向を見て賢い買い物を
2026年2月の価格改定を経て、ブシュロンはさらにその価値を高めました。近年の推移を振り返ると、年2回のペースで値上げが続いており、今後もこの上昇傾向がすぐに収まる気配はありません。金相場の高騰や為替の影響は、ブランドが誇る最高品質と職人技を守り抜くための、必然的な結果ともいえます。
「いつかは」と憧れる気持ちがあるのなら、さらなる価格改定が行われる前の今こそが、あなたにとっての最良のタイミングです。後悔のない形で運命の一品を迎え入れてください。あなたにとって一生モノのブシュロン商品が見つかることを願っています。