2025年12月04日
14KTとは?刻印の意味・使用される製品・高く売る方法を解説!
金・貴金属について

「14KT」という刻印。金製品を調べていると時々目に入る文字ですが、知っているようで意外と知られていないのがこの刻印です。K14や14金と数字が違うだけなのか、それとも全く別物なのか──最初はちょっと混乱してしまいますよね。
この記事では、14KTの意味や他の金の純度との違い、本物かどうかの見分け方、そして売却するときに役立つポイントまでをまとめて解説します。わかりやすく解説していきますので気軽に読み進めてみてください。
目次
1.「14KT」刻印の意味とは?

「14KT」という刻印は、金製品の中で見かける表記のひとつです。でも、K14や14金という似た言葉もあるので、違いがあるのか気になってしまいますよね。実は14KTは難しい意味ではなく、金の純度を示すシンプルな表示です。まずは、この表記がどんな数値を表しているのか、基本から整理していきましょう。
1-1.14KT=K14や14金と同じ意味
14KTは、金の含有率が約58.5%であることを示す刻印で、K14や14金と同じ純度を表しています。ただし、表記の仕方にはいくつか種類があります。
・K14 … 日本国内の金製品で多い表記
・14K … 海外のジュエリーでよく見られる
・585(AU585)… 1000分率で表した場合の“58.5%が金”という意味
・14KT … 海外表記の一種で、14Kと同じ意味
どれも示している純度は同じですが、国やメーカーによって使われる刻印に違いがあります。慣れないと別物に見えてしまいますが、「14KT=K14=14金」と理解しておけば問題ありません。
1-2.KTは「Karat/カラット」の略
KTは、金の純度を示すときに使われる「karat」の略です。ダイヤモンドの重さを表すct(carat)とは綴りが似ていますが、意味は全く別物。金の場合のkaratは“純度”を示す単位で、24を最大値として24分率で表されます。たとえば18KTなら24分の18が金、14KTなら24分の14が金という計算です。金の世界では一般的な表記ですが、読み慣れないと少し戸惑うかもしれません。
1-3.14KT以外の主な金の純度
金には14KT以外にもさまざまな純度があり、それぞれ特徴が異なります。代表的なものを一覧で整理すると次のとおりです。
・24金 … 純度がきわめて高く、ほぼ純金とされるランク(含有率約99.99%)
・22金 … 金の割合が9割前後の高純度タイプ(含有率約91.7%)
・20金 … 8割ほどが金で構成されるもの(含有率約81.3%)
・18金 … 日常のジュエリーで最も見かける純度(含有率約75%)
・10金 … 金の含有量が4割ほどで、強度が高いのが特徴(含有率約42%)
・9金 … アクセサリーに使われることもある低めの純度(含有率約37.5%)
・8金 … 金の割合が約3割強の素材(含有率約33.3%)
数字が大きいほど金の割合が多く、色味も濃くなります。一方、数字が下がるほど割金の割合が増えるため、硬さが増して日常使いしやすい側面もあります。どの純度が適しているかは、用途やデザイン、価格帯によって自然と選び方が変わってきます。
2.14KTの特徴

14KTは“ちょうどいい”バランスが魅力の素材です。純金ほど柔らかすぎず、かといって安っぽくもない。そのほどよい性質から、ジュエリーや小物の素材として広く選ばれています。ここでは、14KTが実際にどんな特性を持ち、どんな場面でその魅力が活きるのかを整理していきます。
2-1.適度な硬さで耐久性が高い
14KTは金の含有率が約58.5%で、残りは銀や銅などの金属を合わせた合金です。この“割金”のおかげで純金よりも硬さが増し、日常使いに強いというメリットがあります。指輪やネックレスのように毎日身につけるアイテムは、どうしても細かな衝撃を受けやすいものですが、14KTなら硬く耐久性も高いので、過度な気遣いをせずに使いやすいのが特徴です。扱いやすさと金の上品さを両立できる点が、多くの人に選ばれている理由といえます。
2-2.色味が落ち着いていて普段使いに最適
14KTは18金や24金と比べると、やや控えめで落ち着いたゴールドカラーになります。派手すぎず、かといって地味でもない、程よい存在感が魅力です。ビジネスシーンから日常のコーディネートまで馴染みやすく、シンプルなデザインでも自然と品よく仕上がるのが14KTの良いところ。普段の装いにさらっと取り入れたい人には、特に相性の良い素材です。
2-3.24金や18金よりもリーズナブルで手に取りやすい
近年ニュースでも金相場の高騰を見る機会が増えてきました。金の価格は純度が高いほど上がるため、24金や18金はどうしても購入時は高額になりがちです。その点、14KTは金の割合が少ない分、価格帯が少し抑えめ。初めて金製品を選ぶ人でも手に取りやすく、デザインの選択肢も豊富です。「本物の金が欲しいけれど予算も大事」という場面では、14KTがちょうどいい落としどころになるケースが多いです。
こうした特徴があるからこそ、14KTはジュエリーに限らず、さまざまなアイテムの素材として選ばれています。次章では、実際にどんな製品に使われているのかを見ていきましょう。
3.14KTが使用される主な製品

金製品は、ジュエリーのイメージが強いかもしれませんが、実はそれ以外の分野でも昔から幅広く使われてきた素材です。耐久性や加工のしやすさ、そして見た目の美しさ──こうした特性が生かされ、意外なアイテムにも採用されています。ここでは、14KTがどんな製品の中で活躍しているのかを順番に見ていきます。
3-1.楽器
フルートや一部の管楽器では、14KTを素材に使用した物が存在します。金の含有率が高い楽器は、独特の音色を好む奏者から選ばれることがあり、柔らかさと響きのバランスを求めるプロモデルに採用されることもあります。すべての楽器に一般的というわけではありませんが、音色づくりのひとつの選択肢として用いられるケースがある素材です。
3-3.万年筆
万年筆のペン先には、14KTが使われることがよくあります。これは、金はサビや腐食に強く、インクに触れる部分でも長く安定した状態を保ちやすいためです。14KTのペン先は、書き味が適度にしなり、ステンレス素材より優しいタッチになることが特徴です。高級筆記具の世界では定番の素材として知られています。
3-2.ジュエリー
14KTは国内外のジュエリーブランドで広く使われる素材です。耐久性が高く、日常的に身につけやすい点から、指輪・ネックレス・ピアスなど、幅広いデザインに採用されています。特に海外では14KTが主流の地域もあり、カジュアルなアクセサリーからブライダルジュエリーまで幅広いカテゴリで利用されています。普段使いしやすい“ちょうど良さ”が魅力の純度です。
3-4.アンティーク時計
アンティークやヴィンテージの腕時計では、ケースやベゼル、ラグ部分などに14KTが使われているモデルが見られます。特に海外製の古い時計では14KTケースが一般的だった時代もあり、裏蓋に14KTや14Kの刻印が残っているものもあります。現代の時計では珍しくなっていますが、クラシックな佇まいと素材の価値を楽しめるのが魅力で、コレクションとして人気のあるジャンルでもあります。
4.14KTの本物と偽物の見分け方
14KTと刻印されていても、本物の14金なのか、表面だけ金を施したものなのか……判断に迷う場面は少なくありません。とくにジュエリーの場合は、見た目だけでは判断しにくいことも多く、刻印の読み違いや思い込みで誤解してしまうこともあります。
ここでは、一般的に知られている見分け方の中から、実用的で分かりやすいポイントを紹介します。
4-1.磁石を近づけてみる
磁石を使うと、本物かどうかを“ざっくり”推測することができます。金そのものには磁性がないため、基本的には磁石に引き寄せられません。にもかかわらず、製品全体が強くくっつく場合は、内部にコバルトやニッケルなど、磁性を持つ金属が使われた金メッキの可能性が高くなります。
反対に、磁石に反応しない場合は、本物の14KTである可能性がグッと上がります。ただし注意したいのは、金の割金として使われる銀やスズなども磁性を持たないため、“反応しない=絶対に本物”と断定はできないという点です。あくまで磁石は、簡易的に傾向を見るためのチェック方法として覚えておきましょう。
4-2.刻印の種類を確認する
14KTかどうかを判断するとき、最も大きな手がかりになるのが刻印です。本物の14金であれば、「14KT」「K14」「14K」「585」 などの表記が使われます。どれも金の含有率が約58.5%であることを示しています。
注意したいのは、似たような見た目でも意味がまったく違う刻印があること。特に次の2つは間違えやすい代表です。
- 14KT GF(ゴールドフィルド=金張り)
- 14KT GE(電気メッキ=金メッキ)
ここで “金張り(ゴールドフィルド)” を少し詳しく説明しておくと——
金張りとは、真鍮などの土台に金の層を圧着させた素材のこと。表面に比較的厚い金の層が付いているので見た目は本物の金に近く、耐久性もメッキより高めですが、あくまで“芯まで金”ではありません。
そのため、刻印に GF が付いている場合は、金の層が厚い加工品であることを意味し、GE(電気メッキ) はさらに薄い金の膜を施しただけの素材です。
つまり、刻印の「GF」「GE」の有無で、中身が本物か加工品かが大きく変わる ということ。14KTの表記だけでは判断できないので、必ず後ろのアルファベットまで丁寧に見ることが大切です。
4-3.重さや比重を確認する
本物の14KTは、メッキ製品に比べると一定の重みがあります。手に持ったときに極端に軽く感じる場合は、別の金属である可能性も。ただし、デザインや構造によって重さは変わるため、この方法も“傾向をつかむ”程度の判断材料になります。確実に見極めたい場合は、買取店などで比重計や専用機器を使ってもらうと、より正確な純度が判断できます。
5.14KTのアイテムを買取店で高く売る方法

14KTのジュエリーや小物は、金としての価値がしっかりあるため、売却する際のポイントを押さえておくと買取価格が変わることがあります。「せっかく売るなら少しでも高く」というのは誰しも同じ気持ち。ここでは、無理なくできて、しかも効果が出やすい“売却前のコツ”を紹介します。
5-1.金相場が高い時に売却する
金の価格は、市場の動きによって日々変動しています。特に近年は、世界情勢や需要の変化によって金相場が上がるタイミングも増えています。14KTのアイテムも金の重さを基準に査定されるため、相場が高い時期に売却すると買取額が伸びやすくなります。常にチェックする必要はありませんが、「少し高めだな」と感じる時期を選ぶだけでも差が出ることがあります。
5-2.綺麗な状態を保つ
傷や汚れは、査定時の印象に直接影響します。金は比較的扱いやすい素材ですが、細かいくすみや指紋、埃があるだけでも“丁寧に扱われてきたか”が分かりやすくなるもの。専用クリーナーまでは必要ありませんが、柔らかい布で軽く拭き取っておくと、見た目が整い査定時の印象アップに繫がります。
5-3.複数の買取店で相見積もりをとる
買取価格はお店によって意外と幅があります。金相場そのものは同じでも、店舗の方針や手数料などによって査定額が変わるため、一ヶ所だけで決めてしまうのは少しもったいないかもしれません。2〜3店舗で見積もりを比べるだけでも、相場の傾向がつかみやすくなり、納得感のある売却がしやすくなります。時間がかかるイメージがあるかもしれませんが、数万単位で変わる可能性もあるので積極的に複数の店舗で比較しましょう。
6.【FAQ】14KTに関するよくある質問
最後に14KTをはじめ、金に関するよくある質問をまとめました。
6-1.14KTのジュエリーは変色しますか?
14KTは純金よりも割金の割合が多いため、状況によっては色が少し落ち着いたり、表面がくすんで見えることがあります。ただ、「黒ずみ=劣化」ではなく、皮脂や汚れが付着しているだけのことも多いです。柔らかい布で軽く拭くだけで印象が変わる場合もあり、普段使いしやすい素材と言えます。汗や湿気に長時間触れると変色が進むこともあるため、使用後に軽くケアするだけで見た目を保ちやすくなります。
6-2.刻印の「14KT GE」や「14KT GF」の意味は?
刻印に GE がつく場合は「電気メッキ」を意味し、表面だけを金で覆った素材です。見た目は金そのものでも、中身は別の金属になります。
また、GF(ゴールドフィルド=金張り) は、芯材の金属に“比較的厚い金の層”を圧着した加工で、メッキより耐久性があるのが特徴です。ただしどちらも「14金(14KT)」とは別物で、素材としての価値や買取価格も異なります。刻印のアルファベット部分は小さくても重要なので、売却前には必ずチェックしましょう。
6-3.14KTの買取価格はどれくらい?
14KTの買取価格は 金相場 × 重量 を基準に算出されます。そのため、「相場が高いタイミング」や「重量がしっかりあるアイテム」は、買取額が上がりやすくなります。ジュエリーのデザイン性やブランド性がプラス評価につながるケースもありますが、基本的には重さと純度が中心です。また、店舗によって査定の基準や得意分野が異なるため、同じ14KTでも数千円〜数万円単位で差が出ることも珍しくありません。より納得感のある売却をしたい場合は、複数の買取店で見積もりをとって比べてみるのがおすすめです。
7.まとめ|14KTを売るなら買取店「ESTIME/エステメ」

金製品のご売却をお考えなら、ブランド買取店「ESTIME/エステメ」にお任せください。エステメでは、貴金属の買取に力を入れており、相場と市場価値を正確に見極めたうえで適切な査定額をご提示しています。
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